サモンナイト1 | Summon Night 1
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scn000
| せんぱぁい! ちょっと、ちょーっと 待ってくださいよぉ! |
| おお、エミ どうかしたのか? |
| えへへ、べつに用事っ てわけじゃないんです けど・・・ |
| 駅までですけど、 よかったらいっしょに 帰りません? |
| ああ、別にいいぜ |
| お? |
| ・・・はあぁ~っ |
| どうした? ため息なんかついて |
| わっ、センパイ!? な、何でもないです |
| ・・・? |
| せんぱい、おそーい ・・・って、あれ? カツヤじゃない なにやってんの? |
| ほっとけっ! ・・・って、あっ! 今のはエミへの発言 ですからねっ!! |
| ・・・はあぁ~っ |
| カツヤのやつ・・・ 何か悩みでも あるのかな? |
| どうしよう? そっとしておく 心配だな |
| せんぱぁい! ちょっと、ちょーっと 待ってくださいよぉ! |
| やあ、日比野さん どうかしたのかい? |
| えへへ、べつに用事っ てわけじゃないんです けど・・・ |
| 駅までですけど、 よかったらいっしょに 帰りません? |
| ああ、かまわないよ |
| あれ? |
| ・・・はあぁ~っ |
| カツヤ君じゃないか どうかしたのかい |
| わっ、センパイ!? な、何でもないです |
| 否定するのは、図星っ てことか・・・ |
| せんぱい、おそーい ・・・って、あれ? カツヤじゃない なにやってんの? |
| ほっとけっ! ・・・って、あっ! 今のはエミへの発言 ですからねっ!! |
| ・・・はあぁ~っ |
| カツヤ君・・・ 何か悩みでも あるのかな? |
| どうしよう? そっとしておく 心配だな |
| センパーイっ! ちょっと、ちょーっと 待ってくださいよぉ! |
| あら、カツヤくん これから帰るとこ? |
| ええ 駅までですけど、 よかったらいっしょに 帰りませんか |
| ええ、いいわよ |
| あれ? |
| ・・・はあぁ~っ |
| どうしたの? ため息なんかついて |
| あっ、せんぱい |
| いつも元気なエミちゃ んがめずらしいなあ いったい何をそんなに 悩んでるの? |
| あ、いえっ! ななっ、なんでもない ですぅっ!! |
| ・・・なんで 赤くなるんだろ? |
| どうしたッスか、先輩 ・・・って、あれ? エミじゃないか なにやってんだよ |
| なんでもないって! ・・・いいから先輩も カツヤも、私のことは 気にしないで |
| どうしよう? そっとしておく 心配だな |
| なに怒ってるんだよ? ・・・ま、いいや センパイ、こんな凶暴 女ほっときましょう |
| あっ ちょっとカツヤ君! |
| 先輩、本当にたいした ことじゃないですから あんまり気にしないで くださいね |
| ・・・ ならいいんだけど |
| センパーイ! 早く帰りましょうよぉ |
| ほら、呼んでますよ |
| うん じゃあ、また明日ね |
| さよなら、せんぱい |
| うーん・・・ そうは言われても 気になるなぁ |
| ああ、またセンパイの お人好しがはじまっち まったよ |
| あ、あの・・・ せんぱい? |
| ごめん、カツヤくん やっぱあたし今日は 一緒に帰るの やめとくわ |
| へいへい 予想してましたよ |
| 俺はいいですからガラ にもなくたそがれてる コイツをよろしく面倒 見てやって下さいな |
| ちょっ・・・ それってどういう 意味よっ!? |
| ひゃあ! そんじゃセンパイっ さいならぁ~っ! |
| んもうっ! |
| センパーイっ! ちょっと、ちょーっと 待ってくださいよぉ! |
| あら、カツヤくん これから帰るところ? |
| ええ 駅までですけど、 よかったらいっしょに 帰りませんか |
| ええ、いいわよ |
| あれ? |
| ・・・はあぁ~っ |
| どうしたの? ため息なんかついて |
| あっ、せんぱい |
| いつも元気なエミちゃ んがめずらしいなあ いったい何をそんなに 悩んでるの? |
| あ、いえっ! ななっ、なんでもない ですぅっ!! |
| ・・・なんで 赤くなるんだろ? |
| どうしたッスか、先輩 ・・・って、あれ? エミじゃないか なにやってんだよ |
| なんでもないって! ・・・いいから先輩も カツヤも、私のことは 気にしないで |
| どうしよう? そっとしておく 心配だな |
| なに怒ってるんだよ? ・・・ま、いいや センパイ、こんな凶暴 女ほっときましょう |
| あっ ちょっとカツヤ君! |
| 先輩、本当にたいした ことじゃないですから あんまり気にしないで くださいね |
| ・・・ ならいいんだけど |
| センパーイ! 早く帰りましょうよぉ |
| ほら、呼んでますよ |
| うん じゃあ、また明日ね |
| さよなら、せんぱい |
| うーん・・・ そうは言われても 気になるなぁ |
| ああ、またセンパイの お人好しがはじまっち まったよ |
| あ、あの・・・ せんぱい? |
| ごめん、カツヤくん やっぱわたし今日は 一緒に帰るの やめとくわ |
| へいへい 予想してましたよ |
| 俺はいいですからガラ にもなくたそがれてる コイツをよろしく面倒 見てやって下さいな |
| ちょっ・・・ それってどういう 意味よっ!? |
| ひゃあ! そんじゃセンパイっ さいならぁ~っ! |
| んもうっ! |
| なんかカツヤのバカが めずらしくおとなし かったけど・・・ どうかしたのかなぁ |
| 気になるか? |
| そ、そんなことないで すよ!ただ、いつも うるさいアイツが 珍しいなって |
| ・・・変なモノひろい 食いでもしたかな? |
| なんだ、やっぱり心配 なんじゃないか |
| う・・・まあ、そりゃ 「おさななじみ」って ヤツですし あんなのでも |
| 「恋人」のまちがい なんじゃないのか? |
| ひどいなぁ 私にだって相手を 選ぶ権利ぐらい ありますってばぁ |
| そういうセンパイこそ 誰かイイひとがいるん じゃないですか? |
| いや、フリーだよ |
| ホントですかぁ? |
| ウソをついても 仕方がないだろう 誰ともつきあって なんかないさ |
| へえ・・・ なんか意外だなぁ |
| ちなみにセンパイは、 どんなタイプが好み なんですか? |
| なんだよ、いきなり 別の話題にしないか? |
| えへへ、ダーメ |
| ・・・なんか、ハメ られた気がするぞ? |
| どうしよう? 活発な子かな 落ち着いた子がいいな |
| ふむふむ、活発な人が タイプですか なるほどー |
| センパイの行動力につ いていくには、相手も タフじゃないとダメっ てことかぁ・・・ |
| ふむふむ、おちついた 人がタイプですか なるほどー |
| それにはまずセンパイ が、もうちょっとおち つきをもつほうが先だ と私は思うなぁ |
| じゃあ、 そういうお前は どんなタイプが いいんだ? |
| ・・・ |
| いっけなーい! 電車が来ちゃう!? |
| え・・・って、おい? |
| エミ |
| じゃあセンパイ、 つづきはまた今度ねっ |
| 逃げやがったな・・・ |
| なんかカツヤのバカが めずらしくおとなし かったけど・・・ どうかしたのかなぁ |
| 気になるかい? |
| そ、そんなことないで すよ!ただ、いつも うるさいアイツが 珍しいなって |
| ・・・変なモノひろい 食いでもしたかな? |
| ははは、やっぱり心配 なんじゃないか |
| う・・・まあ、そりゃ 「おさななじみ」って ヤツですし あんなのでも |
| 「恋人」のまちがいな んじゃないのかな? |
| ひどいなぁ 私にだって相手を 選ぶ権利ぐらい ありますってばぁ |
| そういうセンパイこそ 誰かイイひとがいるん じゃないですか? |
| そんな相手はいないよ |
| ホントですかぁ? |
| 嘘をついたって仕方が ないだろう 誰ともつきあってなん かいないよ |
| へえ・・・ なんか意外だなぁ |
| ちなみにセンパイは、 どんなタイプが好み なんですか? |
| なんだよ、いきなり 別の話題にしないかい |
| えへへ、ダーメ |
| ・・・なんか、うまく のせられた気がする |
| どうしよう? 活発な子かな 落ち着いた子がいいな |
| ふむふむ、活発な人が タイプですか なるほどー |
| センパイ、どっちかっ ていったら「つくす」 タイプだもんね うん、お似合いかも |
| ふむふむ、おちついた 人がタイプですか なるほどー |
| なんだか「オトナ」の おつきあいってカンジ がしちゃいますね カッコイイなぁ |
| それじゃ、 そういう君の タイプっていうのは どんな人なんだい? |
| ・・・ |
| いっけなーい! 電車が来ちゃう!? |
| おい、ちょっと・・・ |
| エミ |
| じゃあセンパイ、 つづきはまた今度ねっ |
| 逃げられた・・・ |
| エミのやつ、いつもと ちょっと様子が違った けど・・・どうしたん ですかね? |
| 気になる? |
| そ、そんなことないで すよ!ただ、いつも うるさいアイツが 珍しいなあと |
| ・・・なんか天変地異 でもおこったりして |
| なんだ、やっぱり 心配なんじゃない |
| う・・・まあ、そりゃ 「おさななじみ」って ヤツですし あんなのでも |
| 「恋人」のまちがい なんじゃないの? |
| ひどいなぁ 俺にだって相手を 選ぶ権利ぐらい ありますって! |
| そういうセンパイこそ 誰かとつきあってるん じゃないですか? |
| え・・・つきあって なんかないよ |
| ホントですかぁ? |
| ウソをついても仕方が ないもの 誰ともつきあって なんかいないよ |
| へえ・・・ なんか意外だなぁ |
| ちなみにセンパイは、 どんなタイプが好み なんですか? |
| なによ、いきなり |
| いいじゃないですか 教えてくださいよ |
| なんか、はめられた 気がするなぁ |
| どうしよう? 活発な人かな おちついた人かな |
| ふむふむ、活発な人が タイプですか なるほどー |
| 先輩の行動力に付い ていくには相手もタフ じゃないと駄目って ことですかー |
| ふむふむ 落ち着いた人が タイプですか なるほどー |
| それにはまず 先輩がもうちょっと 落ち着きを持つほうが 先だと思うなー |
| さあ、今度はあなたの タイプを教えてくれる 番よ? |
| ・・・ あ、ヤバっ!? 電車が来る時間だ! |
| あ、ちょっと・・・ |
| カツヤ |
| それじゃセンパイっ、 まった明日~っ!! |
| ・・・行っちゃった |
| エミのやつ、いつもと ちょっと様子が違った けど・・・どうしたん ですかね? |
| 気になる? |
| そ、そんなことないで すよ!ただ、いつも うるさいアイツが 珍しいなあと |
| ・・・なんか天変地異 でもおこったりして |
| なんだ、やっぱり 心配なんじゃない |
| う・・・まあ、そりゃ 「おさななじみ」って ヤツですし あんなのでも |
| 「恋人」のまちがい なんじゃないの? |
| ひどいなぁ 俺にだって相手を 選ぶ権利ぐらい ありますって! |
| そういうセンパイこそ 誰かとつきあってるん じゃないですか? |
| え・・・つきあって なんかないよ |
| ホントですかぁ? |
| ウソをついても仕方が ないもの 誰ともつきあって なんかいないよ |
| へえ・・・ なんか意外だなぁ |
| ちなみにセンパイは、 どんなタイプが好み なんですか? |
| なによ、いきなり |
| いいじゃないですか 教えてくださいよ |
| なんか、はめられた 気がするなぁ |
| どうしよう? 活発な人かな おちついた人かな |
| ふむふむ、活発な人が タイプですか なるほどー |
| センパイどっちかって いったら「つくす」 タイプですもんね うん、お似合いかも |
| ふむふむ、落ち着いた 人がタイプですか なるほどー |
| なんだか「オトナ」の おつきあいって感じが しちゃいますね カッコイイなぁ |
| さあ、今度はあなたの タイプを教えてくれる 番よ? |
| ・・・ あ、ヤバっ!? 電車が来る時間だ! |
| あ、ちょっと・・・ |
| カツヤ |
| それじゃセンパイっ、 まった明日~っ!! |
| ・・・行っちゃった |
| すいません エミと帰るところ だったのに |
| 気にしなくていいぜ とくに大事な用がある わけでもなかったし |
| それよりどうした? 悩みでもあるのか |
| お金のこと以外なら 相談にのるぜ!! |
| ・・・ センパイがいつも貧乏 なのは知ってますよ |
| ははは・・・ |
| せんぱいの クラスに、図書委員の ヒグチさんって いましたよね? |
| ああ、しってるよ ヒグチ・・・アヤ・・ だっけ? |
| はい・・・ その・・・じつは俺、 アヤ先輩に告白しよう って思ってるんです |
| ええ~っ!? |
| そんなにおどろかなく たっていいじゃない ですかぁ! |
| あ、わりぃ・・・ |
| そりゃ、たしかに俺が お嬢様のアヤ先輩と つり合わないことは わかってますよ |
| ライバルがいーっぱい いるのも知ってます |
| でも、あきらめるのは アタックしてからでも いいって思いません? |
| ああ、 カツヤにしては前向き でいいんじゃないか? 見直したよ |
| でも、いざ告白しよう とすると、どうしても 勇気がでなくて |
| なるほど、それで 悩んでたってわけか |
| ねえ、センパイ あの人が誰かとつきあ ってる話とか、聞いて ません!? |
| 悪いな 俺、あんまりアイツと 親しいわけじゃ ないんだよ |
| ほら、性格なんかモロ に正反対っぽいだろ? |
| ・・・たしかに |
| でも、ウワサにもなっ てないし、チャンスは まだあると思うぜ |
| せっかく勇気を出した んだからさ、とにかく アタックしてみろよ |
| 俺も応援してやっから |
| うーん・・・ よし、やるだけ やってみるか! |
| がんばれよ |
| それじゃ、センパイ 相談にのってくれて ありがとう ございましたっ! |
| すいません エミと帰るところ だったのに |
| 気にしなくていいよ 大した用事があったわ けじゃないんだ |
| それよりどうしたんだ 僕でよかったら相談に のるけど? |
| ・・・すいません いつもセンパイには 甘えてばかりで・・・ |
| 気にしなくていいよ |
| せんぱいの クラスに、バレー部の ナツミさんって いますよね? |
| 彼女がどうかした のかい? |
| その・・・じつは俺、 ナツミ先輩のことが 好きなんです |
| え!? |
| そりゃ、たしかに俺が ナツミ先輩にアタック するなんて無茶だって わかってますよ |
| ライバルがいーっぱい いるのも知ってます |
| でも、好きに なっちまったものは どうしようも ないでしょう? |
| ・・・ |
| でも、いざ告白しよう とすると、どうしても 勇気がでなくて |
| それで、いつも元気な キミが悩んでいたわけ だ |
| ねえ、センパイ あの人が誰かとつきあ ってる話とか、聞いて ませんよね!? |
| すまない 僕は、あんまり彼女と は親しいわけじゃない んだよ |
| そうですか・・・ |
| あ、でも、恋人が いるって話はまだ 聞いた事はないよ |
| え、ホントですか!? |
| いや、保証はできない けど・・・ |
| よーし、がんばるぞ! |
| それじゃ、センパイ 相談にのってくれて ありがとう ございましたっ! |
| あ・・・ これで本当に よかったのかな・・・ |
| すいません カツヤと帰るところ だったのに |
| 気にしなくていいよ とくに大事な用がある わけでもなかったし |
| それよりどうしたの? |
| あたしでよかったら 力になるよ |
| ・・・ 誰にも言わないって 約束してくれます? |
| うん、信用してよ |
| センパイのクラスに、 生徒会の副会長さんが いましたよね? |
| ああ、トウヤ君 彼がどうかしたの? |
| はい・・・ そのトウヤ先輩に 私、告白したいなって 思ってるんです |
| ええ~っ!? |
| そんなにおどろかなく たっていいじゃないで すかぁ! |
| あ、ゴメン |
| そりゃ、たしかに私が トウヤ先輩にアタック するなんて無茶だとは わかってますよ |
| ライバルがいーっぱい いるのも知ってます |
| でも、好きになって しまったんだもの・・ しかたないじゃない ですか |
| ・・・ でも、いざ告白しよう とすると、どうしても 勇気がでなくて |
| なるほど、それで 悩んでたって訳ね |
| ねえ、センパイ あの人が誰かとつき あってる話とか、聞い てませんよねっ!? |
| うーん あたし、とくに彼と 親しいわけじゃ ないからなぁ |
| ほら、性格とか正反対 みたいなもんでしょ |
| そうですね・・・ |
| でも、ウワサにもなっ てないし、チャンスは まだあると思うよ |
| せっかく勇気を出した んだからさ、ダメもと で告白してみたら? |
| 意外と、OKかもよ? |
| えへへ せんぱいにそう言って もらえたら、なんだか 勇気がでてきました |
| その意気、その意気! |
| はいっ! |
| それじゃ先輩 相談にのってくれて 本当にありがとう ございました!! |
| すいません カツヤと帰るところ だったのに |
| 気にしなくていいよ とくに大事な用がある わけでもなかったし |
| それよりどうしたの? |
| わたしでよかったら 力になるよ |
| ・・・ 誰にも言わないって 約束してくれます? |
| うん、信用してよ |
| センパイのクラスに、 バスケ部の部長さんが いましたよね? |
| ああ、ハヤト君 彼がどうかしたの? |
| はい・・・ そのハヤト先輩に 私、告白したいなって 思ってるんです |
| ええ~っ!? |
| そんなにおどろかなく たっていいじゃないで すかぁ! |
| あ、ゴメン |
| そりゃ、たしかに私が ハヤト先輩にアタック するなんて無茶だとは わかってますよ |
| ライバルがいーっぱい いるのも知ってます |
| でも、好きになって しまったんだもの・・ しかたないじゃない ですか |
| ・・・ でも、いざ告白しよう とすると、どうしても 勇気がでなくて |
| なるほど、それで 悩んでたって訳ね |
| ねえ、センパイ あの人が誰かとつき あってる話とか、聞い てませんよねっ!? |
| うーん あたし、とくに彼と 親しいわけじゃ ないからなぁ |
| ほら、性格とか正反対 みたいなもんでしょ |
| そうですね・・・ |
| でも、ウワサにもなっ てないし、チャンスは まだあると思うよ |
| せっかく勇気を出した んだからさ、ダメもと で告白してみたら? |
| 意外と、OKかもよ? |
| えへへ せんぱいにそう言って もらえたら、なんだか 勇気がでてきました |
| その意気、その意気! |
| はいっ! |
| それじゃ、先輩 相談にのってくだ さって本当にありが とうございました! |
| 後輩と別れた俺は まっすぐ家には帰らなかった 小高い丘の上にある公園 ここで考えごとをするように なったのは、高校に入って しばらく経ってからだった |
| 後輩と別れた僕は まっすぐ家には帰らなかった 小高い丘の上にある公園 ここで考えごとをするように なったのは、高校に入って しばらく経ってからだった |
いつからだろう? |
| 俺はなんとなくものたりない |
| 僕はなんとなくものたりない |
| 気持ちを感じていた 決して毎日がつまらない わけじゃない |
学校は楽しいし、 友達や後輩とのつきあいも うまくいっている だけど・・・ |
本当にこれでいいのか? |
| このまま大学に入って、 就職をして、結婚をして・・・ みんなと同じように 生きていけば、それなりに 幸せになれるのだろう だけど・・・ |
それじゃ、なんかイヤだ |
| それが本当に幸せだって 言えるんだろうか? |
決められた道を進んでいく だけじゃ、その横にある 大切なものに気づくことは できない |
けれども、そんなものが あるという保証だって ないのだろう |
可能性にかけてみることも、 あきらめることもできず、 |
| 俺はただこうして |
| 僕はただこうして |
| 迷いつづけている |
| 俺がここに存在する意味 俺がここに存在する価値 |
| 僕がここに存在する意味 僕がここに存在する価値 |
それを知りたい 今すぐに |
無茶苦茶だよな・・・ |
| 情けないな・・・考えるだけで 確かめようともしないくせに |
そうつぶやいて、苦笑する そんなことが簡単にわかれば、 誰だって自分の生き方に 迷ったりしないのだから |
| 後輩と別れたあたしは まっすぐ家には帰らなかった 小高い丘の上にある公園 ここで考えごとをするように なったのは、高校に入って しばらく経ってからだった |
いつからだっけ |
あたしはなんとなくもの たりない気持ちを感じていた 決して毎日がつまらない わけじゃない |
学校は楽しいし、 友達や後輩とのつきあいも うまくいっている だけど・・・ |
本当にこれでいいのかな? |
| このまま大学に入って、 就職をして、結婚をして・・・ みんなと同じように 生きていけば、それなりに 幸せになれるのだろう だけど・・・ |
それ以上のしあわせは 絶対に手に入らない |
決められた道を進んでいく だけじゃ、その横にある 大切なものに気づくことは できない |
けれども、そんなものが あるという保証だって ありはしない |
可能性にかけてみることも、 あきらめることもできず、 あたしはただこうして 迷いつづけている |
あたしにしかできないことって どっかにないのかなぁ? |
| 後輩と別れた私は まっすぐ家には帰らなかった 小高い丘の上にある公園 ここで考えごとをするように なったのは、高校に入って しばらく経ってからだった |
いつからだろう |
私はなんとなくものたりない 気持ちを感じていた 決して毎日がつまらない わけじゃない |
学校は楽しいし、 友達や後輩とのつきあいも うまくいっている だけど・・・ |
| 本当にこれでいいのかしら? |
| このまま大学に入って、 就職をして、結婚をして・・・ みんなと同じように 生きていけば、それなりに 幸せになれるのだろう だけど・・・ |
それ以上のしあわせは 絶対に手に入らない |
決められた道を進んでいく だけじゃ、その横にある 大切なものに気づくことは できない |
けれども、そんなものが あるという保証だって ありはしない |
可能性にかけてみることも、 あきらめることもできず、 私はただこうして 迷いつづけている |
子供っぽいのかしら 夢みたいなことばかり 考えてて・・・ |
| 助けて・・・ |
| え? |
| 誰か、助けて・・・ |
| 頭の中で、誰かの声が 聞こえる・・・ |
| なんだよ、この声!? |
| 幻聴か・・・? |
| このままだと・・・ 壊れてしまう・・・ 何もかも・・・ 消えてしまう・・・ |
| おい、 あんたは誰だ!? |
| おい、君は誰だ!? |
| 助けてくれ・・・ |
| 助けてくれ・・・ |
| 助けて・・・ |
| 助けて・・・ |
| くそっ、 頭がいてぇ・・・ |
| どうなってんだっ!? |
| ううっ、頭が痛む・・ |
| 何が起こってるんだ? |
| 運命をとめて・・ この世界を 助けてくれ!! |
| 運命をとめて・・ この世界を 助けてくれ!! |
| 運命をとめて・・・ この世界を助けて!! |
| 運命をとめて・・・ この世界を助けて!! |
| うっ、うわああっ!? |
| 助けて・・・ |
| え? |
| 誰か、助けて・・・ |
| 頭の中で、誰かの声が 聞こえる・・・ |
| このままだと・・・ 壊れてしまう・・・ 何もかも・・・ 消えてしまう・・・ |
| ねえ、誰なの!? |
| 助けてくれ・・・ |
| 助けてくれ・・・ |
| 助けて・・・ |
| 助けて・・・ |
| どうすればいいの!? |
| 運命をとめて・・ この世界を 助けてくれ!! |
| 運命をとめて・・ この世界を 助けてくれ!! |
| 運命をとめて・・・ この世界を助けて!! |
| 運命をとめて・・・ この世界を助けて!! |
| きゃああっ!? |
| サモナイト石を手に入れた! |
| うーん・・・ |
| 今のはいったい? |
| げっ! なんだこりゃ!? |
| なにかの穴の底みたい だけど・・・なんで、 こんなとこに? |
| どうしよう? とにかくここから出よう これは夢にちがいない! |
| ・・・!? なんだここは!? |
| なにかの穴の底みたい だけど・・・どうして 僕はここに? |
| うーん、きっとこれは 夢なんだな だからほら、こうして ほほをつねれば・・ |
| いてっ!! ・・・夢じゃねえ!? |
| ここにいてもしかたが ないよなぁ とりあえずは、上まで 登ってみるか |
| ん? なんだこりゃ |
| キレイな石だな なんか、いろんな 色のがあちこちに飛び ちってるけど・・・ |
| ・・・ともかく、上に 登ることが先決だな |
| あれ・・・ これはなんだろう? |
| ずいぶんとキレイな 石がちらばってる・・ |
| どうしよう? なんだろう、この石? そんな場合じゃないぞ |
| 宝石みたいな気もする けど、それにしちゃあ 無造作に捨ててあるの が変だよな |
| ・・・まぁ、いいや |
| せっかくだから 拾っておこう 何かの役にたつかも しれないしな |
| 宝石のような気もする けど、だったら無造作 に捨ててあるはずがな いな |
| ・・・まぁ、いいか |
| せっかくだから拾って おこう 何かの役にたつかもし れない |
| おっと、見とれている 場合じゃない まずはここから 出ないと・・・ |
| とりあえずポケットに しまっておいて、まず はとっとと上に登ろう |
| 考えるのは後にしよう まずはここから出ない と・・・ |
| とりあえずポケットに しまっておいて、まず はこの穴の外へ出よう |
| ん? あそこにも何か落ちて いるぞ |
| 途中でひん曲がってる けど、これってもしか して・・・ |
| 剣、じゃないのか? |
| なんで、こんなとこに 剣が刺さってんだ!? |
| この上に・・・ いったい何があるって いうんだ!? |
| ん? あそこにも何か 刺さっているようだが |
| これは・・・ 剣じゃないか!? |
| どうして、こんな物が こんな場所に・・・ |
| いや、それ以前にどう すればこんな金属の塊 がひしゃげるんだ? |
| 普通じゃないことだけ はたしかだ・・・ |
| !? |
| ・・・なんなんだよ まるで爆弾が爆発した みたいじゃないか |
| この人たち、 大丈夫なのか? |
| もしもし! 返事できますか? |
| ・・・・・・ |
| 死んじまってる・・・ |
| みんな、死んじまって るよ・・・ |
| なんなんだよッ!? |
| うっ・・・ |
| うわあぁぁ~~っ!! |
| この人たち、みんな死 んでしまってる・・・ |
| いったい、 何が起きたって いうんだ? |
| ・・・・・・ |
| 僕のせい、なのか? |
| ・・・・・・ |
| とにかく、急いでここ から立ち去ろう! |
| うーん・・・ |
| 今のはいったい・・・ |
| えっ!? ここはどこなの!? |
| なにかの穴の底みたい だけど・・・なんで、 こんなとこに・・・? |
| どうしよう? とにかくここから出よう これはそう、夢なのよ! |
| うーん、きっとこれは 夢なんだわ だからほら、こうして ほほをつねれば・・ |
| いたいっ! ・・・夢じゃない!? |
| ここにいても しかたがないわ まずは穴の上まで 登ってみよう |
| ん? なんだろう、これ |
| すごくキレイな石 なんか、いろんな色の があちこちに飛びちっ ているみたいね |
| どうしよう? 全部拾っておこうかな そんな場合じゃないわ |
| 宝石かもしれないし、 とりあえず何種類ずつ かは拾っていこう |
| 何かの役にたつかも しれないしね |
| ううん、そんな 場合じゃないわ・・・ まずはここを出ないと |
| とりあえず、目につい たものだけ拾っておく ことにしよう |
| !? |
| ・・・なによ なんでみんな 倒れてるのよ!? |
| ねえ、 誰か返事をしてよ? |
| ねえってば! |
| ・・・ウソでしょ? |
| こんなのって、 無責任じゃない・・・ |
| 誰か説明してよ!? |
| ・・・やだよぅ |
| こんなのやだようっ! |
| ・・・!? |
| あのっ・・・ |
| ・・・・・・ 死んで・・・るの? |
| ひどい・・・ |
| どうして、こんなこと になってしまったの |
| ・・・ |
| 私のせいなの? |
| ・・・イヤっ! |
| イヤあぁぁっ!! |
| はあ、はあ・・・ |
| なんだったんだ、 あのひどいありさまは |
| それに、いったい ここはどこだ? |
| どこかの街には違いな いんだろうけど |
| とにかく必死で走って きたから、どうやって ここまで来たのかすら おぼえてないぞ |
| ちょっとはおちついて 考えをまとめないと、 まずいよなあ |
| とりあえず、ここまで 来れば大丈夫だろう |
| しかし、いったいここ はどこなんだ? |
| どこかの街には違いな いんだろうけど・・・ |
| 必死に走ってきたのは いいけど、どうやって ここに来たのかもよく わからないし |
| ちょっとはおちついて 考えをまとめないと |
| どうしよう? 今までのことをふりかえる さっきの光景を思い出す あたりの様子を見る |
| どうしよう? 今までのことをふりかえる あたりの様子を見る |
| そもそも、何が原因で こんなことになっち まったんだろう? |
| ・・・やっぱり、あの 【不思議な声】のせい なんだろうな |
| そもそも、何が原因で こんなことになってし まったんだろう? |
| ・・・やっぱり、あの 【不思議な声】のせい なんだろうか |
| 目の前が急にまぶしく なったかと思ったら、 身体がすうっと 軽くなって・・・ |
| ・・・ダメだ ここから先はどうして も思いだせない |
| しかし、あの声・・・ |
| 「助けて」って言って たけど、誰の声 だったんだろう? |
| あの声が誰のもの だったのかわかりゃ もしかして元の世界に 帰れるかもな |
| あの声が誰のもの だったのかわかれば 元の世界に帰れるの かもしれないな |
| 悩んでたって しかたがない とりあえず誰かここの 人と話をしてみるか |
| なにがどうなってるの か、もうすこし状況を 知っとかなくちゃ先の ことも決められない |
| とりあえず、誰かここ の人に話を聞こう |
| これからどうするのか 決めるにも、情報不足 だし・・・ |
| 誰か、話を聞けそうな 人はいないかな? |
| 誰か、話を聞けそうな 人はいないだろうか? |
| どうしてあんなに人が 死んでたんだ・・・? |
| 何かが爆発したみたい だったけど、それなら どうして俺だけ平気 だったんだろう? |
| あんまり思い出したく ないよな ああいう光景は・・・ |
| 建物のつくりを見ても ここが俺のいた世界と 違うのは確実だよな |
| 建物のつくりを見ても ここが僕のいた世界と 違うのは確実だな |
| しかし・・・ |
| なんていうか、あまり いい雰囲気じゃないな うす暗いし、ゴミとか 散らかってるし |
| なんというか、あまり いい雰囲気ではないな まるで、スラムみたい だ |
| 人の姿が見あたらない のは、なぜだろう? |
| ・・・なんだかイヤな 予感がするぞ |
| ・・・なんだかイヤな 予感がするな |
| ・・・!! |
| 誰だっ!? |
| はあ、はあ・・・ |
| とりあえず、ここまで 来れば大丈夫かな? |
| でも、いったいここは どこなんだろう? |
| 必死に走ってきたのは いいけど、どうやって ここまで来たのかも、 よくわからないし |
| ちょっとはおちついて 考えをまとめないと |
| どうしよう? 今までのことをふりかえる さっきの光景を思い出す あたりの様子を見る |
| そもそも、何が原因で こんなことになって しまったのかしら? |
| ・・・やっぱり、あの 【不思議な声】のせい なのかな |
| 目の前がまぶしくなっ たと思ったら、からだ がすうっと軽くなって ・・・ |
| ・・・ダメ ここから先はどうして も思いだせないよ |
| 「助けて」って言って いたけど、誰の声だっ たんだろう? |
| あの声が誰のもの だったのかわかれば、 もしかして元の世界に 帰れるかも・・・ |
| うん、きっとそうよ! 悩んでたって他に アテがあるわけじゃ ないんだし |
| だけど、それならどう して、私を呼んだ人は あの場所にいなかった んだろう・・・? |
| まずは、誰かに話を 聞いてみよう |
| どうしてあんなひどい ことに・・・ |
| ・・・ひょっとしたら あたしも、あんなふう になっちゃってたのか もしれないな |
| 命が助かっただけでも めっけもんだよね |
| でもこの世界では、 あんなことがあたりま えなのかもしれないわ |
| どうしよう・・・ |
| あまり深く考えすぎる のはよそう・・・ |
| ここは街なのかな 見たことのないつくり の建物ばかりだけど |
| ・・・なんていうか、 あまりいい雰囲気じゃ ないな。うす暗くて ゴミも散らかってる |
| スラムかな? 新聞で見た写真とかに よく似てるしね |
| スラム、なのかな? 新聞で見た写真とかに よく似てるわ |
| 人の姿が見あたらない のは、なぜかしら? |
| ・・・なんだかイヤな 予感がするわ |
| ・・・!! |
| そこにいるのは誰!? |
| へえ、いいカンしてる じゃねえか、あんた? |
| ついでにワシらの目的 もわかってくれると、 手間がはぶけて いいんだがなあ |
| これって・・・ |
| これは・・・ |
| ・・・ |
| ・・・ |
| あり金全部、 俺たちに渡すんだ そうすりゃあ命だけは 助けてやる |
| やっぱ、そういう 目的なわけかよ |
| なるほど そういうことなのか |
| どうしよう・・・ |
| どうしよう・・・ |
| どうしよう? お金をわたす さっきの石をわたす |
| ここはおとなしく相手 の言うことを聞くか |
| ここはおとなしく相手 の言うことを聞こう |
| ここはおとなしく 言うことを聞こう |
| ここはおとなしく 言うことを聞こう |
| ・・・なんだこりゃ? おい、俺たちは紙きれ や鉄クズをよこせなん て言ってねえぞ!! |
| って言われてもなぁ 悪いけど、この世界の お金なんて俺は 持ってないし・・・ |
| 悪いが、僕はこの世界 のお金を持っていない 僕の世界では、それが お金なんだ |
| そんなこと言ったって この世界のお金なんか 持ってないし・・・ |
| そんなこと言ったって この世界のお金なんか 持ってないし・・・ |
| なにをわけのわからん ことを言ってるんだ? |
| どうも俺たちのことを なめてるらしいな おい、かまわねえから ちょっと遊んでやれ |
| ちょ、ちょっと! かよわい女の子に暴力 をふるうワケ!? |
| そっちがその気なら、 あたしだって・・・ |
| ・・・!? |
| ペ、ペーパーナイフ だって立派な刃物 なんだからねっ! |
| ち、近づいたら痛い目 にあわせてやるから! |
| ち・・・ 近づかないでっ!! |
| ・・・!? |
| ペ、ペーパーナイフ だって、 切られたら痛いし 血が出ますよっ! |
| わ、私・・・ 本気ですからっ!! |
| そう言われても、この 世界のお金なんて、俺 は持ってないし・・・ |
| とりあえず、さっきの 石でも渡すか |
| そう言われても、この 世界のお金なんて、僕 は持ってないし・・・ |
| とりあえず、さっきの 石でも渡してみるか |
| そうだ! さっきの石をわたそう |
| そうだ! さっきの石をわたそう |
| おい、そいつは!? |
| へ? |
| え? |
| え? |
| え? |
| お前さん・・・ もしかして【召喚師】 なのか? |
| し、召喚師? |
| 召喚師? |
| し、召喚師? |
| 召喚師? |
| とぼけるんじゃねぇ! その【サモナイト石】 は、お前らが化け物を 呼ぶ道具だろうが! |
| はぁ? |
| ・・・化け物だって? |
| ・・・化け物? |
| ・・・化け・・物? |
| お前さん、運が悪いぜ こいつは召喚師っての が大嫌いなんだよ |
| ち、ちょっと待てよ! そりゃ誤解・・・ |
| 待ってくれ! 何のことだか・・・ |
| ま、待ってよ! それは誤解・・・ |
| 待って! 何のことだか・・・ |
| うるせぇ!! 日頃のうらみ、たっぷ り返させてもらうぜ! |
| ・・・!? |
| ペ、ペーパーナイフ だって立派な刃物 なんだからねっ! |
| ち、近づいたら痛い目 にあわせてやるから! |
| ち・・・ 近づかないでっ!! |
| ・・・!? |
| ペ、ペーパーナイフ だって、 切られたら痛いし 血が出ますよっ! |
| わ、私・・・ 本気ですからっ!! |
| なんだよ、こいつら 悪ぶってるわりには、 そんなに強くないぞ? |
| なんだよ、こいつら 悪ぶってるわりには、 そんなに強くない? |
| この人たち・・・口で は悪ぶってるけれど、 ぜんぜん強くない? |
| この人たち・・・口で は悪ぶってるけれど、 ぜんぜん強くない? |
| くそっ! どいつもこいつも、 だらしがねえ |
| さがってな 俺がカタをつける!! |
| うわっ!? |
| うっ!? |
| な、ナイフ・・・!? |
| な、ナイフ・・・!? |
| おいおい、ガゼル 殺すのはマズイぞ |
| そこまではしねえよ ・・・半殺しぐらいで まけておいてやる |
| こいつ、本気だ・・・ |
| じ、冗談じゃない! |
| 理由もわかんねえまま こんな目にあわされて たまるかぁっ!! |
| 本気で言ってる・・・ |
| じ、冗談じゃない! |
| 理由もわからないまま こんな目にあわされて たまるかぁっ!! |
| この人、本気だ! |
| ・・・いっ |
| イヤあぁっ!! |
| この人、本気だ! |
| ・・・いっ |
| イヤあぁっ!! |
| な・・っ!? |
| まずいっ!! |
| ぐわああァッ!! |
| い、今のは・・・ |
| 俺が、やったのか? |
| 僕が、やったのか? |
| あたしが、やったの? |
| 私が、やったの? |
| てめぇ・・・ よくもやってくれたな 絶対にゆるさねえ!! |
| ・・・! |
| ・・・! |
| ・・・きゃっ! |
| ・・・きゃっ! |
| そこまでだ、ガゼル |
| レ、レイド・・・ |
| なんでだよ!? こいつのせいでエドス はやられたんだぞ!! |
| こっちが先に 手を出したんだ 身を守ろうとした 彼は悪くない |
| こっちが先に 手を出したんだ 身を守ろうとした 彼女は悪くない |
| ぐっ・・・ ずっと、見てたのかよ |
| まあ、な |
| それにエドスだったら 気絶してるだけだ ちゃんと息もある |
| ・・・わかったよ |
| とんだ言いがかりをつ けてすまなかった ゆるしてくれないか |
| えっ? あ、はあ |
| いえ、こちらこそ |
| えっ? あ、はい |
| えっ? あ、はい |
| ところで・・・ 見かけない顔だが、君 はどこから来たんだ? |
| どうしよう? 素直に答える 黙っている |
| じつは・・・ 俺もわかんないんです |
| じつは・・・ 僕にもわかりません |
| じつは・・・ わかんないんです |
| じつは・・・ わかんないんです |
| はぁ? |
| すくなくとも、 こことは違う世界 だとは思うんですが |
| すくなくとも、 こことは違う世界 だとは思うんですが |
| すくなくとも、 こことは違う世界 だとは思うんですけど |
| すくなくとも、 こことは違う世界 だとは思うんですけど |
| ・・・なるほどな |
| ??? |
| ついてきなさい 君の知りたいことは、 少しぐらいなら説明し てあげられると思う |
| ・・・ |
| おい、なんとか 言ったらどうだ!? |
| ガゼル、少しだまって いるんだ |
| どうやら、いろいろと 事情があるようだな もしよかったら、 話してくれないか? |
| ひょっとすると、力に なれるかもしれない |
| ここが私たちがねぐら に借りている場所だ もとは孤児院だったん だがな・・・ |
| 潰れてほったらかしに なっていたのを、まあ 無断で使っているって わけだ |
| しょうがねえだろう 院長たちがとっ捕まっ て行方不明なんだから |
| えっ? |
| ケッ お前にゃ関係ねえよ! |
| まあ、 とにかく座ってくれ |
| は、はい |
| 返せよ、オイラんだぞ |
| べーだ! はやいもん勝ちよお! |
| ま、まってぇ・・・ |
| なんで、こんな小さい 子たちがこんなとこに いるんだ・・・? |
| なんで、こんな小さい 子たちがこんなとこに いるんだ・・・? |
| こんな小さい子たちが こんなところに どうして・・・? |
| こんな小さい子たちが こんなところに どうして・・・? |
| おい、チビどもっ! あっちへいってろ!! |
| ・・・ううっ |
| うわあぁん!! |
| わわっ こら、泣くな 泣くんじゃねえっ! |
| うわああぁぁん!!! |
| どうしたの、ラミ? |
| ひっく、ひっく・・・ |
| ガゼルっ! またあんたが 泣かしたんでしょ!? |
| な、なんでそうなるん だよ・・・オレはただ こいつらがうるさかっ たから・・・ |
| ふーん 生意気にも口ごたえ なんかしちゃうんだ? |
| それはつまり、今晩の ゴハンはいらないって ことね |
| ち、ちょっと待てっ! |
| 「ごめんなさい」は? |
| ・・・ちくしょー |
| 「ごめんなさい」は? |
| ・・・ごめんなさい |
| よろしい |
| あー、リプレ とりこみ中のところ、 もうしわけないが |
| ここにお客さんがいる ことに、そろそろ 気づいてほしいんだが |
| ど、どうも・・・ |
| ・・・こんにちは |
| ど、どうも・・・ |
| ・・・こんにちは |
| え? ・・・って、きゃあ! ごめんなさいっ!! |
| みっともないところを お見せしちゃって すぐにお茶をいれて きますから! |
| ほら、あんたも 手伝うのよっ |
| な、なんで俺が? |
| いいから来るのっ! |
| 気を悪くしないでくれ ないか。なにしろお客 が来るなんてことは、 めったにないんでね |
| さて 君はまず、ここがどこ だか知りたいだろう? |
| ええ |
| ええ、教えてください |
| はい |
| はい |
| 【リィンバウム】 この世界はそういう 名前で呼ばれている |
| そしてここは、リィン バウムの中央北にある 【サイジェント】 という街だ |
| 聞き覚えはあるかい? |
| ・・・いいえ |
| そう、だろうな |
| おいレイド どうもワシには、話が よくわからんのだが? |
| ああ、すまない きちんと説明しよう |
| 君はたぶん、別の世界 から【召喚術】で呼び よせられたんだ |
| 召喚術・・・? |
| 君がいた世界ではどう なのかは知らないが、 リィンバウムにはそう いう魔法があるんだ |
| 【召喚師】と呼ばれて いる人間だけが、それ を使うことができる |
| 怪しげな格好をしてる えらそうな連中さ |
| この世界に来た時、 君の近くにそういった 人はいなかったのか? |
| じつは・・・ |
| そいつはひどい ひとり残らず死んでた とはなあ |
| そこにいた者たちが、 きっと君を呼ぼうと した召喚師だろうな |
| おそらく儀式の途中で なにか起きて、 そんなことになって しまったんだろう |
| あの人たちが死んでし まったのは、俺のせい なんでしょうか? |
| あの人たちが死んでし まったのは、僕のせい なんでしょうか? |
| あの人たちが死んでし まったのは、あたしの せいなんでしょうか? |
| あの人たちが死んでし まったのは、私のせい なんでしょうか? |
| いや、それはちょっと 考えすぎだと思うぞ |
| お前さんが目をさまし た時には、そいつらは もう死んじまってたん だろう? |
| そうだけど・・・ |
| そうですが・・・ |
| でも・・・ |
| はい、でも・・・ |
| エドスの言うとおりだ と私も思う あまり気にしない ほうがいい |
| 今夜はここに泊まって いくといい。これから どうするかは、休んで から考えなさい |
| ・・・はい |
| ・・・すいません |
| ・・・はい |
| ・・・すいません |
| どうやら俺は召喚術って魔法で この世界に呼び出されたらしい こういうのはマンガの世界の話 だと思っていたんだけど・・・ |
| どうやら僕は召喚術って魔法で この世界に呼ばれたらしい こういうのは物語の世界の話 だと思っていたんだけど・・・ |
だけど、現実は現実なんだ これからどうすれば いいのかを考えながら、 |
| 俺はリィンバウムでの |
| 僕はリィンバウムでの |
| 最初の朝を迎えたんだ・・・ |
あたしは召喚術って魔法で この世界に呼び出されたみたい こういうのはマンガの世界の話 だと思っていたんだけど・・・ |
だけど、現実は現実なんだ これからどうすれば いいのかを考えながら、 あたしはリィンバウムでの 最初の朝を迎えた・・・ |
私は召喚術って魔法で この世界に呼び出されたみたい こういうのは物語の世界の話 だと思っていたんだけど・・・ |
だけど、現実は現実 これからどうすれば いいのかを考えながら、 私はリィンバウムでの 最初の朝を迎えた・・・ |
scn001
| 朝ご飯、どうだった? たいしたもの作れなく て、ごめんね |
| いやいや おいしかったぜ |
| そんなことないさ とてもおいしかった |
| あ、うん おいしかったよ とっても |
| いえ、とても おいしかったです |
| そりゃあ、タダで食う メシだもんなぁ 味の文句なんか、 言えるわけねえぜ |
| う・・・ |
| ・・・ |
| う・・・ |
| ・・・ |
| ガゼルっ! 憎まれ口をたたいてる ひまがあるなら、まき 割りでもしなさいよ |
| へいへい そうさせていただきま すよ・・・ケッ! |
| ごめんなさいね あとで叱っておくわ |
| いや、気にしてない から別にいいよ |
| いや、いいんだ 気にしないでくれ |
| あ、ううん 気にしてないから ホント |
| いえ、気にして いませんから |
| アイツ、多分すねてる のね。まったく、いつ までたっても子供なん だから・・・ |
| それより、俺もなにか 手伝おうか? |
| それより、僕にも何か 手伝えることはあるか |
| あ、あのさ、なんか 手伝うこと・・・ ないかな? |
| でも、事実、お世話に なっていますし・・・ あ、なにか お手伝いします |
| あ、いいのいいの! あなたはお客さん なんだから |
| それにこれからのこと とかを、考える時間も 必要でしょ? |
| ・・・そうだな じゃあ、そうするよ |
| ・・・そうだな じゃあ、悪いけどそう させてもらうよ |
| うん、そっか そうだよね・・・ |
| ・・・ですね そのほうが いいみたいです |
| なにかわからないこと があったら、遠慮 しないで聞けばいいよ |
| 私は台所で洗い物とか やってるし、レイドや エドスもまだ出かけて はいないはずだから |
| あ、でもガゼルのやつ には近づかないほうが いいかもね |
| あはは・・・ |
| たしかに・・・ |
| そう? |
| はぁ・・・ |
| それから、絶対に一人 で外に出たらダメよ 迷子になったら、大変 だからね |
| さて、どうしようか? |
| さて、どうしようか? |
| さあ、どうしよ? |
| さて どうしようかな? |
| リプレはほっておけっ て言ってたけど・・・ |
| 身におぼえのないこと でイヤミとか言われる のは、やっぱり気分が いいもんじゃないぜ |
| きちっと誤解を解いて おこう |
| リプレはほっておけば いいと言っていたけど |
| 誤解はきちんと解いて おかないと、あとあと 面倒なことになるかも 知れない |
| 勘違いで恨まれるのは いい気分じゃないしな |
| リプレさんは ほっとけって 言ってたけど |
| なんか、身に覚えの ないことで、馬鹿に されるのって、めちゃ 気分悪いんだよね! |
| 誤解だけはきっちり といておかなきゃ! |
| リプレさんは ほっておけばいいって 言ってたけれど・・・ |
| 身におぼえのないこと で、嫌味を言われるの は、気分良くないもの ね・・・ |
| 誤解はきちんと解いて おかないと、後味が良 くないし・・・ |
| ・・・!? |
| あのさ・・・ どうも勘違いしている みたいだから弁解して おくけど |
| 俺はその、召喚師とか いう連中の仲間なんか じゃないぜ |
| 君は勘違いをしてるよ うだから、改めて説明 しておくけど |
| 僕は召喚師なんてもの じゃない そもそも、この世界の 人間ですらないんだ |
| あのさ・・・ どうも勘違いしている みたいだから弁解して おくけど |
| その・・・えっと、 そうそう、あたし 召喚師とかいうのじゃ ないから |
| あの・・・ どうも勘違いしている みたいだから、弁解さ せてほしいのですが |
| わたしは、 あなたの言う召喚師の 仲間なんかじゃ ありません |
| ・・・ |
| レイドさんに聞いた話 だけど、どうもそいつ らに呼びつけられた だけらしいんだ |
| レイドさんの説明だと 僕はその召喚師に呼び 出されたみたいなんだ |
| あたしは、その召喚師 に呼ばれてこっちの 世界に来ちゃっただけ ・・・いい? |
| レイドさんに 聞いた話では・・・ わたしは、彼らに呼ば れたみたいなんです |
| ・・・ |
| えっと・・・つまりさ 俺も召喚師って奴らの 被害にあって困ってる 立場なんだよ |
| つまり・・・僕もまた 召喚師の被害にあって 困っている立場なんだ |
| えっと・・・あのさ、 あたしも召喚師って 人たちの被害に あってるってわけ |
| 端的に言います わたしも 彼らの被害者なんです |
| ・・・ |
| あの・・・ 聞いてる? |
| だから・・・ |
| あのさ・・・ 聞いてる? |
| あの・・・ 聞いて・・・ますか? |
| あーっ! うるせえなぁっ!! |
| お前の事情なんか、 俺には興味ねえよ!! |
| 邪魔だからさ、 どっか行けよっ!! |
| どうしよう? |
| ここは退散しよう あきらめないぞ |
| ここは退散しよう 話を続けよう |
| ここは退散しよう あきらめないぞ |
| あきらめよう あきらめない |
| ケッ また来たのかよ・・・ |
| こっちは薪割りで 忙しいってのに・・・ |
| とりつくしまもない ってのはこのことだな |
| ここはいったん、 退散しておくか・・・ |
| とりつくしまもない ってのはこのことだな |
| ここはいったん、 退散しておくか・・・ |
| ・・・あ~もう! とりつくしまも ないじゃない! |
| ここは、一度ひいて、 出直した方がよさそう |
| ・・・とりあって くれそうもないみたい |
| 一度、退散しておいた 方がいいのかも・・・ |
| うわ、こりゃあ完全に 敵視されてるなぁ |
| けど、ここで引き下が るのもなぁ・・・ |
| もうちょっとだけ、 話を続けてみるか |
| やれやれ、完全に敵視 されているな |
| しかし、このまま引き 下がっても意味がない |
| ここは腰をすえて、話 を続けるしかないな |
| まいったなぁ 完全に敵視だもんなぁ |
| けど、ここで引き下が るのも、ムカツクし |
| もうちょっとだけ 話を続けてみよっと |
| ・・・完全に嫌われて いるみたい・・・ |
| けど、ここで 引き下がったら、 嫌われたままに なっちゃうし・・・ |
| もう少しだけ がんばってみよう |
| どうしよう? |
| 落ち着いて話す 強気に出る |
| 落ち着いて話す 強気に出る |
| 落ち着いて話す 強気に出ちゃえ |
| 落ち着いて話す 強気に出る |
| ともかく、俺は召喚師 なんかじゃないんだ それだけはわかって くれよ |
| 勘違いでつらく当たら れるなんて、正直いい 気分じゃないぜ |
| ともかく、僕は召喚師 なんかじゃない 君がどう思ってようと それだけは確かだ |
| あたしは 召喚師じゃないから それだけわかって くれればいいの! |
| 勘違いでそんな態度 取られたら、いい気分 するわけないでしょ! |
| あの・・・ わかってください わたしが召喚師じゃ ないことだけでも |
| 勘違いで つらく当たられるのは 正直、つらいです |
| ・・・わかったよ |
| え? |
| え? |
| はえ? |
| え? |
| とりあえず、あんたが 召喚師じゃないっての は信じてやってもいい |
| ・・・けどよ そうじゃなくたって、 俺はあんたに早いとこ 出てって欲しいんだ |
| え・・・? |
| どういうことだ? |
| はぁ・・・? |
| え・・・? |
| 昨日、俺たちがあんた を襲ったのはおふざけ なんかじゃねえ |
| 食べてくための金が、 欲しかったからさ |
| 今朝のメシだってな、 リプレが無理して用意 したもんなんだぞ |
| お客様が来ているから ・・・ってな |
| そう、なのか・・・ |
| ・・・ |
| そう、なの・・・ しらなかった・・・ |
| そう、だったんですか |
| 恩に着せるつもりじゃ ねえよ |
| だが、あんたの面倒を いつまでも見ていられ る余裕なんて、俺たち にはないんだよ |
| 消えろって言われて、 おとなしく立ち去る と思ってんのか? |
| 一方的な思いこみだけ で、人を非難するのは やめてほしいな |
| あのさ! 人がおとなしくしてる からって、あんまりつ けあがらないでよね |
| 消えろ なんて言われて、 このまま立ち去るのは いやです! |
| なんだと・・・ |
| 一方的に悪者扱いを されるのはたまらない って言ってんだよ |
| あんたが俺のことを 目の敵にする理由を 説明しろよ |
| そうしたら、今すぐに だってあんたの前から 消えてやるさ |
| 君の個人的な感情だけ で、八つ当たりをする のはやめろと言うんだ |
| どうしても僕のことを 疑うのなら、その理由 を説明してくれ |
| それが納得のいくもの だったら、僕はすぐに ここから出ていく |
| 一方的に悪者扱いを されるのは、イヤって 言ってるの! |
| あんたがあたしを 目の敵にする理由、 力づくでも 教えてもらうから! |
| さあ、男だったら 堂々とかかって きたらどうなの! |
| 一方的に悪者 扱いをされるのは いやなんです |
| 聞かせてくれるまで 何度でも聞きます |
| なんで、わたしを そんなにも、目の敵 にするんですか? |
| ほお、言ってくれる じゃねえか 召喚師さんよ? |
| 何度も言うように、 俺は召喚師なんての じゃない! |
| 何度も言うように、 僕は召喚師じゃない! |
| 何度も言ってるけど あたしは召喚師なんて 知らない! |
| 違います わたしはただの 高校生です |
| ケッ! 俺をダマそうったって 無駄だぜ |
| 俺は知ってんだ |
| 召喚術を使えるのは 召喚師だけってこと をな・・・ |
| そしてあんたが俺に 使って見せたのは、 間違いなく召喚術 だってこともな!! |
| あれは・・・ |
| あれは・・・ |
| あれは・・・ |
| ・・・ |
| それみろ、言い逃れ できねえだろうが |
| 俺だって・・・ なんであんなことが できたのか・・・ |
| ・・・・・・ |
| 言い逃れって・・・ それでも知らないって 言ってるじゃん! |
| わたしにも・・・ なんであんなことが できたのか・・・ |
| ケッ! |
| 自分のことも説明が できねえ奴が、他人に 信用されようなんて ムシがよすぎるぜ |
| そっちの言いぶんは よくわかったよ |
| ここの人たちの親切に 甘えすぎてるのは 確かだしな・・・ |
| そっちの言いぶんは わかった |
| ここの人たちの親切に 甘えすぎてるのは 確かだしな・・・ |
| なにそれ・・・ いいよ。あんたの 言いたいことは よくわかった・・・ |
| ここの人たちの親切に 甘えすぎてるのは 確かだしね・・・ |
| わかりました・・・ |
| わたしがここの人 たちに甘えてるのは 事実ですから・・・ |
| ・・・ |
| 迷惑かけて悪かった すぐに出ていくよ |
| 迷惑かけて悪かった すぐに出ていくよ |
| ごめんね 迷惑かけちゃったね すぐに出ていく・・・ |
| 申し訳ありません でした・・・ 今すぐ、出ていきます |
| ・・・待てよ |
| ? |
| それであんた、ここを 出てどうする気だ |
| 元いた世界に帰ろうと 思ってるけど |
| 元の世界に帰るよ |
| 元いた世界に帰ろう と思ってるけど |
| 元いた世界に・・・ 地球に、日本に 帰ります |
| アテはあんのかよ? |
| ・・・ |
| ねえんだろ? |
| ・・・ああ |
| ・・・ああ |
| ・・・うん |
| ・・・はい |
| 要するに、だ |
| 俺が言いたかったのは 恩知らずな奴は 許せねえってことだ |
| あんたが何者だろうと リプレやレイドに 感謝する気持ちが あるっていうんなら |
| 別に、今すぐ出てけ とまでは言わねえよ |
| 勘違いするなよ! 俺はあんたのことを これっぽっちだって 信用してねえんだ |
| 仲間の親切を裏切る ようなことをしたら ただじゃおかねえ からなっ!! |
| ・・・ ありがとう、ガゼル |
| ・・・ すまない、ガゼル |
| ・・・ ありがとう、ガゼル |
| ・・・ガゼルさん ありがとうございます |
| ケッ・・・ 礼よりも、恩返しの 方法でも考えな! |
| あら、どうしたの? |
| いや、たくさんあるか ら大変そうだなーって |
| これだけの洗い物を、 一人で片づけるのか? |
| いや、たくさんあるか ら大変そうだなーって |
| いえ、大変そうですね |
| いつものことだもの 気にしないで |
| 話をしたかったんだけ ど、忙しいかな? |
| 話をしたかったんだが 邪魔かな? |
| 話をしたかったんだけ ど、忙しい? |
| お話をしたかったの だけれど・・・ |
| 洗いながらになっちゃ うけど、いい? |
| かまわないよ |
| 僕はかまわない |
| あ、おっけ! |
| あ、はい |
| じゃ、問題なしね |
| あのさ ガゼルだけど・・・ |
| まず、ガゼルのことな んだけど・・・ |
| んとね ガゼルのこと・・・ |
| お手伝いします その方が話しやすいと 思うんですけど |
| 気にしなくていいわよ |
| ・・・って そんな簡単に・・・ |
| ・・・って そんな簡単に・・・ |
| ・・・って あ~ そんな簡単に・・・ |
| そうですか・・・ じゃあ、手短に話し ますが・・・ガゼル さんのことで・・・ |
| ずうっとアイツを見て きた私が保証するわ あれはすねてるだけね |
| 昔っからそうなのよ 困ったもんだわ |
| はぁ・・・ |
| そうなのか・・・ |
| そ、そうなの? |
| ・・・そうなんですか |
| 素直になれないだけで 本気で貴方を嫌ってる わけじゃないの |
| おもしろくないだろう けど、許してあげてね |
| 君はどうして ここにいるの? |
| 君はどうして ここにいるんだ? |
| ねぇ、リプレは なんでここにいるの? |
| リプレさんは・・・ なぜ、ここで暮らして いるんですか? |
| え? |
| そっか・・・ そう言えばまだ話して なかったね |
| 私はね、この孤児院で 暮らしてたのよ |
| え? |
| え? |
| あ・・・ |
| え? |
| ガゼルもおんなじ 私たち、同じ年に 拾われた捨て子なんだ |
| ・・・悪い 変なこと聞いちまった |
| ・・・すまない 無神経なことを 聞いてしまって |
| ・・・ごめん 変なこと聞いちゃった |
| ・・・ごめんなさい 変なこと聞いちゃった みたいですね |
| いいのよ 別に気にしてないもの |
| 生まれたての頃だった から記憶も全然ないし |
| 孤児院の先生たちが、 本当の両親だって 思ってるしね |
| そうなんだ |
| そうなんだ |
| そうなんだ |
| ・・・ |
| まあ、色々あってね 孤児院も なくなっちゃったん だけど・・・ |
| まだ一人では暮らせな い年の子供もいて、 私とガゼルで面倒を 見ることにしたの |
| それがあの子たちって ことか・・・ |
| それがあの子たちって ことなんだな |
| それがあの子たちって ことなんだ・・・ |
| それがあの子たち なんですね・・・ |
| やだな なんか暗いお話になっ ちゃったね |
| 面倒かけてゴメンな いきなり押しかけて |
| 面倒かけてすまないな 見ず知らずの人間が、 いきなり押しかけて |
| 面倒かけてゴメン いきなり おしかけちゃって |
| 面倒かけて すみません いきなり押しかける 形になっちゃって |
| やあねぇ 私は別に迷惑だなんて 思ってないわよ |
| むしろ、お客さまが来 てくれたことのほうが 嬉しいかな? |
| え? |
| え? |
| はえ? |
| え? |
| ここでみんなと暮らし はじめてから、貴方が 初めてのお客様なの |
| ここの家事を仕切る私 としては、これはもう 張り切るしかないって 感じでね・・・ |
| ふふっ とにかく楽しんでるの |
| ・・・ |
| ・・・ |
| そ、そう・・・? |
| ・・・ |
| そういうわけだから、 水くさいことはこの先 言いっこなし! |
| ・・・ね? |
| 忙しそうだな・・・ |
| 今は遠慮しとこう |
| 忙しそうだな・・・ |
| 今は遠慮しておこう |
| ありゃ、まだ働いてる |
| 忙しそうだし 今は遠慮しとこ |
| 忙しそう・・・ |
| 今は遠慮しておこう |
| あっ、@n0 ちょっといいかな? |
| どうしたの? |
| どうかしたのかい? |
| ん? どうしたの? |
| ・・・なにか? |
| これから買い物に 行くんだけど・・・ |
| 街の案内がてら、 一緒にいかない? |
| どうしよう・・・ |
| ちょっと待ってて いいよ |
| ちょっと待って ああ、行くよ |
| ちょっと待って いいよ |
| 待ってください はい |
| どう、出かけられる? |
| どうしよう・・・ |
| ちょっと待ってて いいよ |
| ちょっと待って いいよ |
| ちょっと待って いいよ |
| 待ってください はい、行きます |
| ごめん もう少し色々と考えた いことがあるんだ |
| 悪いけど、もうすこし 考えたいことが あるんだ |
| ごめんね いろいろ考えだけ まとめたくって・・・ |
| すいません いろいろと、まだ頭が 混乱していて・・・ |
| そうなの? |
| でもせっかくだから、 待ってるわ |
| それじゃ悪いよ |
| それじゃ悪いよ |
| あ、それじゃ悪いよ |
| それは、悪いですよ |
| いいの、いいの まだここ掃除してない から、ちょうどいいし |
| 出かけられそうなら、 声をかけてね |
| ああ、行くよ 気晴らしにもなりそう だし |
| 本当にいいの 荷物持たせちゃうぞ? |
| それぐらい当然だろ |
| ふふふっ そんなことしないわよ 荷物持ちは別にいるし |
| ・・・もしかして |
| ああ、行くよ 気分転換にもなるかも しれないしね |
| 本当にいいの 荷物持たせちゃうぞ? |
| それぐらいは させてもらうよ |
| ふふふっ そんなことしないわよ 荷物持ちは別にいるし |
| ・・・もしかして |
| あ、行く行く 気晴らしにもなりそう だしね! |
| 本当にいいの 荷物持たせちゃうぞ? |
| ま、まあ 仕方ないかな・・・? |
| ふふふっ そんなことしないわよ 荷物持ちは別にいるし |
| え? ・・・まさか? |
| はい、じゃあ いっしょに行かせて もらいます |
| 本当にいいの 荷物持たせちゃうぞ? |
| え、重いものは、自信 ないですけど・・・ |
| ふふふっ そんなことしないわよ 荷物持ちは別にいるし |
| ・・・もしかして |
| ガゼルーっ ちょっと来てーっ! |
| うわ、やっぱり・・・ |
| やっぱり・・・ |
| うわ・・・やっぱり |
| ・・・ |
| おはよう すこしは落ちつくこと ができたかい |
| ええ、おかげさまで |
| ええ、おかげさまで |
| はい、おかげさまで |
| はい、おかげさまで |
| それはよかった |
| ところで、これから先 君はどうするんだ? |
| どうしよう・・・ |
| 元の世界へ帰りたい まだ決めていない |
| 元の世界に帰りたいです まだ決めていません |
| 元の世界に帰りたいな まだ決めてないんです |
| 元の世界に帰りたいです まだ決めていません |
| すいません まだ、そこまでは |
| すいません まだ、そこまでは |
| いえ、あの・・・ まだちょっと こんらんしてて・・・ |
| すいません まだ、そこまでは |
| いや、別にせかしてる わけじゃないんだ じっくり考えればいい |
| すいません なんか、すっかり面倒 かけちゃって・・・ |
| ですが、いつまでも 貴方たちに迷惑をかけ るわけにもいきません |
| ごめんなさい なんだか、面倒ばかり かけちゃってて・・・ |
| すいません なんか、すっかり迷惑 かけてしまって・・・ |
| 気にしなくていいさ 困った時はお互いさま なのだからね |
| さて、私としては本当 ならゆっくりと相談に のりたいんだが・・・ |
| すまないが、そろそろ 仕事に行かないといけ ないんだよ |
| 仕事って・・・ まさか、昨日みたいに 誰かを!? |
| 仕事って・・・ まさか、昨日みたいに 誰かを!? |
| 仕事って・・・? 昨日みたいに 誰かを!? |
| 仕事って・・・ まさか、昨日みたいに 誰かを!? |
| ははは、まさか 近くの剣術の道場で、 子供相手に剣を教えて いるんだよ |
| そ、そうなんですか |
| ああ、すいません 失礼なことを言って |
| あ、な~んだ てっきりあたしは また・・・ |
| そ、そうなんですか |
| 剣術ぐらいしか私には とりえがなくてね |
| もっと稼げるのなら、 ガゼルたちにもあんな ことはやめるように言 えるんだが・・・ |
| ・・・ |
| ・・・・・・ |
| ん~、あんまり気に してても・・・ |
| ・・・・・・ |
| じゃあ、またあとで |
| あ・・・はい! いってらっしゃい |
| ええ、お疲れさまです |
| あ・・・はい! いってらっしゃ~い |
| あ・・・はい! いってらっしゃい |
| やっぱり、元の世界へ 帰りたいです |
| なんとか、元の世界へ 帰りたいですね |
| やっぱり、元の世界へ 帰りたいですよ |
| やっぱり、元の世界へ 帰りたいです |
| まあ、そうだろうな |
| どうすれば いいんでしょうか? |
| しかし、どうすれば いいんでしょうか? |
| なんか方法は ないんですか? |
| どうすれば いいんでしょうか? |
| 召喚術のことは、 やはり召喚師に聞く しかないだろうな |
| もっとも、そう簡単に はいかないだろうが |
| どういうことですか? |
| どういうことです? |
| ??? |
| どういうことですか? |
| 召喚師のほとんどは、 自己中心的な 連中ばかりでね |
| 彼らに物を頼むには、 何かしらの代償が必要 になる・・・お金なら とてつもない金額さ |
| お金、ですか |
| お金、ですか |
| あ~、やっぱり |
| お金、ですか |
| それに・・・ |
| かりにお金が集まった としても、この街にい る召喚師たちはあてに しないほうがいい |
| えっ? |
| えっ? |
| は? どうしてなんですか? |
| えっ? |
| 詳しいことは いずれ説明するよ |
| よお、調子はどうだ? |
| はあ、おかげさまで |
| ええ、おかげさまで |
| あ、もう、元気です! |
| はい、おかげさまで |
| あやまっとくのが遅れ ちまったが、昨日は すまなかったなあ |
| いえ、俺のほうこそ あの・・・ケガとか しませんでした? |
| いえ、僕のほうこそ あんなことになるとは 思ってなくて・・・ |
| そんな、あたしこそ! それで・・・ケガとか しませんでした? |
| いえ・・・それより あの・・・ケガとか しませんでした? |
| 心配は無用さ このとおり、身体の つくりだけは 頑丈なんでな |
| あの・・・ 昨日みたいなこと、 いつもやってるんで すか? |
| 失礼ですが、いつも 昨日みたいなことを してるんですか? |
| よかったぁ・・・ |
| ところで・・・ いっつも 昨日みたいなこと してるんですか? |
| あの・・・ 昨日みたいなこと、 いつもやってるん ですか? |
| たまに、な |
| この街は税金が高く てな、ワシらのような 若造の稼ぎでは、 とても暮らせん |
| 俺には想像もつかな いけど、大変なんだ ろうな・・・ |
| そうなんだろうな 街の様子を見れば、 なんとなくわかる |
| ・・・なんか 想像つかないけど 大変そう・・・ |
| そうなんだ・・・ 想像つかないけど 大変なのね・・・ |
| だからって、 悪さをしていいとは 思っとらんよ |
| レイドの言うとおり いつか報いを受けち まうのかもな・・・ |
| えぇと・・・ここに いるみんなは、どう いう仲間なんです? |
| ここにいる人たちは どういう仲間なんで すか? |
| ところで、ソボクな ギモンなんですけど |
| みなさんって、 どういう仲間 なんですか? |
| えっと・・・ここに いるみなさんは どういった 仲間なんですか? |
| うーん ここにいる連中はな ガゼルを中心にして 集まってきたんだよ |
| ワシとあいつは近所 の遊び仲間でな ガキの頃からずっと つるんどるわけさ |
| リプレも、あいつの おさななじみだよ |
| レイドさんは? |
| レイドさんは? |
| じゃあ レイドさんは? |
| レイドさんは? |
| ふふふ レイドはな、以前は 領主に仕える騎士様 だったのさ |
| え!? |
| 騎士ですか!? |
| ええっ騎士さま!? |
| え!? |
| まあ辞めちまったん だが、ガゼルが以前に 世話になったことが あってな・・・ |
| それが縁で、ここに いるわけさ |
| じゃあ、あの小さな 子供たちは? |
| じゃあ、あの小さな 子供たちは? |
| そうなんだ・・・ じゃあ、 あの子たちは? |
| じゃあ、あの小さな 子供たちは? |
| ここの孤児院で暮らし ていた子たちだよ |
| リプレや、ガゼルらと 一緒にな |
| 年上のガゼルたちが 面倒を見ようと決心 して、ワシらはそれを 手伝っとるんだ |
| ・・・そういうこと だったのか |
| ・・・なるほど |
| ・・・そういうこと だったんですか |
| ・・・そういうこと だったんですか |
| 【フラット】なんて 名乗っちゃいるが、 実際はそんなもんさ |
| あ、お兄ちゃんだ |
| あ、お姉ちゃんだ |
| ・・・ |
| なあ、オイラたちと 遊ぼうぜ! |
| おう、いいぜ 何して遊ぶ? |
| そうだね 何をして遊ぶんだい? |
| うん じゃあ、 なにしてあそぼっか? |
| いいわよ 何をして遊ぼうか? |
| 海賊ごっこ! |
| おままごと! |
| お話・・・して・・・ |
| おいおい いっぺんには無理だぞ |
| ははは いっぺんには無理だよ |
| ちょ、ちょっとぉ いっぺんにぜんぶは 無理だってば |
| ちょっと、 いっぺんには無理よ |
| 海賊ごっこだよ!! |
| イヤよ、つまんない |
| 海賊のどこがつまんな いんだよっ!? |
| 何から何までぜーんぶ つまんないわよっ!! |
| ままごとのほうが、 ずっとずーっとつまん ないじゃないかよ!! |
| すくなくとも、将来の 役には立つわよ |
| なんだよっ! |
| なによっ! |
| 二人とも、ケンカした らダメぇ・・・ |
| わわっ、マズイっ! |
| おいおい、ケンカして ちゃ遊べないぞ? |
| きちんと決めてから、 もう一度誘ってくれよ ・・・な? |
| こら、仲良くしないと ダメだろう? |
| 何をするか決めたら、 もう一度誘ってくれな いかな? |
| ああっ まずいっ! |
| ちょっとちょっと けんかしてたら 遊べないよ! |
| なにして遊ぶか 決まったら、もう一度 呼んでね! ・・・いい? |
| あ・・・これは ちょっとまずいかも |
| ちょっと ケンカをしてたら 遊べないでしょ |
| 何で遊ぶか決めてから もう一度誘って ちょうだいね |
| ああ、どうして女には 海賊のかっこよさって ものがわからないのか なあ? |
| アルバは海賊に なりたいのか? |
| アルバは海賊に なりたいのかい? |
| アルバは海賊に なりたいの? |
| アルバくんは海賊に なりたいの? |
| ううん、違うよ |
| オイラは騎士になる! |
| 騎士か・・・ |
| この世界には、そんな 仕事もあるんだよなあ |
| 騎士か・・・ |
| 騎士がいるってことは この世界は王政で支配 されているわけか |
| 騎士? |
| あ、そっか こっちの世界には 騎士がいるんだっけ |
| 騎士・・・ですか |
| この世界には、そんな 仕事もあるんですね |
| 騎士は強くて、偉くて かっこいいもん |
| そいつはいいな |
| そうなのか |
| そうだね |
| へえ、すごいわね |
| 早く大きくなって、オ イラは騎士になるんだ |
| そんでもって、リプレ 母さんに楽させて あげるんだ! |
| そっか・・・ |
| きっとリプレも喜ぶと 思うぜ |
| そうか・・・ |
| だったら、がんばって 強くならなくちゃな |
| あ・・・ |
| そうだね きっとリプレも喜んで くれるね |
| そっか・・・ |
| きっとリプレさんも 喜ぶわね |
| うんっ! |
| リプレ母さんに 楽をさせる、か・・・ |
| あの子はあの子なりに 考えてるんだなぁ |
| リプレ母さんに 楽をさせる、か・・・ |
| 小さいのに、きちんと 考えているんだな |
| そっか、リプレ母さん に楽をさせたい、か |
| 小さいのに、みんな ちゃんと 考えてるんだ・・・ |
| リプレ母さんに 楽をさせる、か・・・ |
| あの子はあの子なりに 考えてるのね |
| おにーちゃん |
| ん、どうした? |
| お兄ちゃんに聞きたい ことがあるんだけど、 いい? |
| 何が聞きたいんだい |
| お兄ちゃんの好みの女 の人って、どんなの? |
| へ!? |
| おにーちゃん |
| どうしたんだい? |
| お兄ちゃんに聞きたい ことがあるんだけど、 いい? |
| 何かな |
| お兄ちゃんの好みの女 の人って、どんなの? |
| え!? |
| おねーちゃん |
| ん、どうしたの? |
| お姉ちゃんに聞きたい ことがあるんだけど、 いい? |
| なに? |
| お姉ちゃんの好みの 人って、どんなの? |
| え!? |
| おねーちゃん |
| え? どうしたの? |
| お姉ちゃんに聞きたい ことがあるんだけど、 いい? |
| 何が聞きたいの? |
| お姉ちゃんの好みの 人って、どんなの? |
| え!? |
| どうしよう? |
| え~と・・・ 君みたいな女の子 |
| え~と・・・ 君みたいな女の子 |
| え、えーっと・・・ その、なんていうか ・・・まいったなぁ |
| え、えーっと・・・ そんなことをいきなり 聞かれても・・・ |
| あの、えっと・・・ う~ん ・・・まいったなぁ |
| え、えーっと・・・ その、なんていうか ・・・困りましたね |
| ・・・ぷっ |
| あはははははっ! |
| やだなぁ お兄ちゃん本気で悩み だすんだもん |
| やだなぁ お姉ちゃん本気で悩み だすんだもん |
| ??? |
| 冗談だよっ あははははっ! |
| ・・・ひょっとして、 俺、からかわれちまっ たのか? |
| やれやれ・・・ からかわれたわけか |
| ・・・え??? もしかしてあたし、 からかわれたの? |
| ・・・ひょっとして、 からかわれたんですか ・・・わたし |
| 君みたいなかわいい子 がいいな |
| 君みたいなかわいい子 がいいな |
| ・・・ |
| ・・・? |
| お兄ちゃん 本気で言ってるの? |
| う・・・ |
| ・・・え |
| 本気だったら、あたし お兄ちゃんをアブナイ 人だって思うわよ? |
| 冗談だっていうなら、 それはそれで不真面目 だよね? |
| あ、う・・・ |
| 愛想だけじゃモテる男 にはなれないよ |
| トホホ・・・ 叱られちまったよ |
| あ、いや・・・ |
| 愛想だけじゃモテる男 にはなれないよ |
| やれやれ、手厳しい 言葉だな・・・ |
| あれ、ラミちゃん? |
| ・・・!! |
| ずいぶんと恥ずかし がりなんだな・・・ |
| 俺も隣に座っていい? |
| ずいぶんと人見知りす る子だな・・・ |
| 隣に座っていいかい? |
| なんだか、ずいぶん 恥ずかしがりなんだね |
| ねぇ、 横に座っても いいかな? |
| ずいぶんと恥ずかしが りなんですね・・・ |
| となり、座っていい? |
| ・・・(こくん) |
| やれやれ 嫌われてるわけでは なさそうだな |
| とはいえ・・・ |
| ・・・・・・ |
| 何を話したらいいやら |
| やれやれ 嫌われてるわけではな いみたいだが |
| とはいえ・・・ |
| ・・・・・・ |
| 何を話せばいいやら |
| 嫌われてるわけじゃ ないみたい・・・ |
| とはいってもなぁ |
| 何を話したもんだか |
| ・・・ 嫌われてるわけでは なさそう・・・ |
| とはいえ・・・ |
| ・・・・・・ |
| 何を話せばいいのか |
| ・・・・・・・・ねぇ |
| ・・・え? |
| ・・・え? |
| ・・・え、あ、なに? |
| ・・・え? |
| お兄ちゃん・・・ おうち、ある・・・? |
| お姉ちゃん・・・ おうち、ある・・・? |
| ラミとおなじで・・・ おうち、ないの? |
| どうしよう? |
| あるよ あるけど帰れないんだ |
| あるよ あるけど帰れないんだ |
| あるよ あるけど帰れないの |
| ありますよ あるけど帰れないの |
| あるよ |
| あるよ |
| あるよ |
| ありますよ |
| ラミちゃんの知らない ずうっと遠い場所にね |
| ・・・いいね |
| いつか遊びにおいでよ 歓迎するからさ! |
| いつか遊びにおいで きっと歓迎するから |
| じゃあ、いつか遊びに 来ない? 歓迎するよ |
| いつか遊びにおいで 歓迎するから |
| ・・・(こくん) |
| あるよ |
| あるよ |
| あるよ |
| ありますよ |
| ・・・・・・ |
| けどね、どうやら 帰れなくなっちゃった みたいなんだよ |
| けどね、どうやら帰れ なくなっちゃったみた いなんだ |
| けどね、どうやら 帰れなくなっちゃった みたいなんだ |
| けどね、どうやら 帰れなくなっちゃった みたいなの |
| ・・・? |
| だから今は、おうちが ないってのが正しいね |
| だから今は、おうちが ないってのが正しいね |
| だから今は、 おうちがないってのが 正しいかな |
| だから今は、おうちが ないってのが正しいね |
| ・・・さみしい? |
| うん 男のくせに恥ずかしい けど、さみしいな |
| どうかな・・・ 自分でもまだ、 よくわからないんだ |
| うん そりゃね |
| うん・・・ ちょっとさみしいな |
| ・・・ |
| ・・・ここ |
| ここ・・・おうちに、 すればいいよ・・・ |
| え? |
| リプレママの、子供に なればいいよ・・・ |
| ひとりぼっちは ダメだよ・・・ |
| ダメかな? |
| ダメかな? |
| ダメ? |
| ダメ・・・かな? |
| ・・・(こくん) |
| うん ラミちゃんの言う とおりかもな・・・ |
| ありがとう |
| そう、かもな・・・ |
| ありがとう |
| うん、そうだね ラミちゃんの言うとお りかもしんない・・・ |
| ありがとね |
| うん ラミちゃんの言うとお りだね・・・ |
| ありがとう |
| ・・・ |
| ったく・・・ なんで俺がつきあわな きゃならないんだよ |
| いいじゃない どうせ特に用事がある わけじゃないんでしょ |
| ボディガードのかわり ぐらいしてくれたって バチはあたらないわよ |
| へいへい で、どこへ行くんだ? |
| まずは用事を先にすま せちゃわないとね 商店街に行きましょ? |
| はい、ここが商店街 色々なお店が並んでる からたいていの品物は ここで買えちゃうよ |
| へぇ・・・ 思ったより、にぎやか なところだなぁ |
| このあたりは 思ったよりも にぎやかなんだ |
| へぇ・・・ なんか、思ったよりも にぎやかなんだな・・ |
| ・・・ 思ったより、にぎやか なところですね・・・ |
| さ、何から買う? |
| え? |
| おい、リプレ もしかして買い物って のは・・・ |
| そうよ @n0の |
| 身の回りの品を買うの |
| ええっ!? |
| えっ!? |
| ええっ!? |
| え・・・でも |
| だって必要でしょ? |
| お金のことなら心配し なくたっていいよ レイドからあずかって るから |
| さ、遠慮しないで |
| でも・・・ |
| いや、しかし・・・ |
| でも・・・ |
| あの・・・ |
| 遠慮できる立場じゃあ ねえだろうがよ? |
| え・・・? |
| 着るものひとつ持たず に、この先どうやって 生活ができるって いうんだよ |
| いいから、そいつらの 親切に甘えとけ!! |
| ガゼルっ! |
| ケッ!! |
| 確かにガゼルの 言うとおりだよな・・ |
| ごめん 素直に甘えさせて もらうことにするよ |
| 確かにガゼルの 言うとおりだな・・ |
| すまない 素直に君たちの好意に 甘えさせてもらうよ |
| 確かにガゼルの 言うとおりだよね |
| ありがと じゃあ、素直に甘えさ せてもらうね |
| 確かにガゼルさんの 言うとおりですね |
| ごめんなさい 素直に甘えさせてもら うことにします |
| 買い忘れはない? |
| どうしよう? |
| ちょっと待って ああ |
| ちょっと待って ああ |
| ちょっと待って うん、ないよ |
| ちょっと待って はい |
| なんだよ・・・ ほれ、さっさとすませ てきちまいな! |
| さて、と 買い物も終わったこと だし、今度は街を案内 するわね |
| 行きたい場所、ある? |
| ここはサイジェントの 市民公園 お祭りなんかはここで 行われるのよ |
| へえ、お祭りかぁ これだけ大きい場所 だと、さぞかし賑やか なんだろ |
| お祭りか・・・ これだけ大きい場所で やるんだから、かなり 賑やかなんだろうな |
| へえ、お祭りかぁ これだけ広い場所だと にぎやかなんだろうね |
| お祭りですか これだけ大きい場所だ と、さぞかし賑やかな んでしょうね |
| そうよ 特に秋の収穫祭なんか は、みんなで仮装して 大騒ぎしちゃうの |
| 私もちっちゃい頃は、 すごく楽しみにしてた なぁ・・・ |
| 最近は行ってないの? |
| 今は行かないのかい? |
| 最近は行ってないの? |
| 最近は行ってない んですか? |
| 行ってないんじゃなく て、やらなくなっち まったんだよ |
| 2、3年前からかな 領主が祭りを開かなく なっちまったんだ |
| そうなのか・・・ |
| そうなのか・・・ |
| そうなの・・・ |
| そうなんですか・・・ |
| まあ、祭りをやったと しても、今の状態じゃ 誰も楽しめやしねえさ |
| ゆとりのない生活しか できないありさま だからな |
| ここはサイジェントの 市民公園 お祭りなんかはここで 行われるのよ |
| うーん・・・ なんかいかにも雰囲気 がオトナな場所だな |
| 酒場や食べ物屋の看板 が並んでるってことは 盛り場だな・・・ |
| うわぁ・・・ なんだか、オトナな 雰囲気のトコロだね |
| なんかいかにも雰囲気 がオトナな場所ね |
| あんまりこういった ところは好きじゃ ないな・・・ |
| 説明するまでもねえと は思うが、繁華街って やつだ |
| 夜になると、街で一番 活気がある場所さ そのぶんトラブルにも 出くわしやすいがな |
| ずいぶんと詳しいな |
| ずいぶんと詳しいな |
| へぇ、くわしぃんだ |
| 詳しいんですね |
| へっ、俺は盗賊だぜ? このあたりは 庭みたいなもんさ |
| ・・・ねぇ、ガゼル? |
| あ・・・ |
| あんたひょっとして まだ、悪さしてるん じゃないでしょうね? |
| あ、いや・・・ |
| どうなのっ!? |
| これって、思いっきり 墓穴を掘ったってやつ だよなぁ・・・ |
| やれやれ、語るに落ち るとはこのことだな |
| ・・・ガゼルったら 思いっきり墓穴 掘ってるんだから |
| ガゼルさん・・・ 墓穴を掘ってますね |
| どうしよう? |
| 様子を見ている 助けてやるか |
| 様子を見ている 助けてやるか |
| 様子を見ている 助けてあげよっかな |
| 様子を見ている 助けよう |
| な、なあ、リプレ そんなことより今は こいつに街を案内する のが先だろっ? |
| ・・・そうね |
| とりあえず その件については、 帰ってからきっちり 説明してもらうわよ |
| とほほ・・・ |
| まあ、どうやらここは 近づかないほうが よさそうな場所って ことらしいな |
| そうとわかったら、 長居は無用だ 次を案内してくれよ、 リプレ? |
| どうやらここは僕に は無縁の場所だって ことか |
| ここはもういいから 次の場所を案内して くれないか、リプレ |
| ねぇねぇ、 やっぱりここ ちょっといづらいな |
| ねぇリプレ こんなところより、 次を案内してくれ ないかな? |
| どうやらここは 近づかないほうが よさそうな場所 なんですね・・・ |
| そうとわかったら、 長居は無用です 次を案内してください リプレさん |
| あ、うん・・・ |
| 説明するまでもねえと は思うが、繁華街って やつだ |
| 夜になると、街で一番 活気がある場所さ そのぶんトラブルにも 出くわしやすいがな |
| 街のすぐ側に こんな大きな川が あったんだな |
| 街のすぐ側に こんな大きな川が あったとはね |
| わぁ 大きな川だね 街の側に、こんな川が あるなんて・・・ |
| 街のすぐ側にこんな 大きな川があったん ですね・・・ |
| アルク川っていう 名前でね ずっと北の山脈から 流れてきてるの |
| この川があるおかげで サイジェントは 水に困らないのよ |
| そうなのか |
| そうなんだぁ |
| ここらの水はきれい だがな、下流のほうに いくほど、この川は 汚れていくのさ |
| 工場や民家から出た 下水を流してる せいでな |
| アルク川っていう 名前でね ずっと北の山脈から 流れてきてるの |
| この川があるおかげで サイジェントは 水に困らないのよ |
| なんか、ジメジメ してないか? |
| ここの空気はすこし よくないな |
| なんか、空気が じめっとしてて、 やな感じ・・・ |
| なんか、ジメジメ してませんか? |
| ああ 工場から出る蒸気の せいだ |
| 工場? |
| 織物を作ってるのよ |
| 【キルカ虫】ってのが 吐き出す糸を紡いだ ものでよ、ここらの 特産品ってやつだ |
| そいつを使った交易が サイジェントの大きな 収入源なのさ |
| もっとも、そのせいで すっかりここらの 自然はダメに なっちまったがな |
| 昔はね、このあたりも 畑だったのよ |
| 今みたいに、よその 街から食料を買わな くたって暮らしてい けてたのにね・・・ |
| 昔はね、このあたりも 畑だったのよ |
| 今みたいに、よその 街から食料を買わな くたって暮らしてい けてたのにね・・・ |
| サイジェントの領主 さまが暮らすお城よ |
| うわぁ・・・ さすがに立派な建物 だよなぁ |
| なるほど・・・ たしかに立派な建物 だな |
| すごい・・・ こんなに立派な建物 があるんだ・・・ |
| うわぁ・・・ さすがに立派な建物 ですね・・・ |
| うん、そうだよね ちょっと前に改修さ れたばかりだし |
| でも、私はあまり 好きじゃないな |
| ? |
| ? |
| ・・・? なんで? |
| ? |
| この城を造った金を 誰が払ったか、って ことさ |
| あ・・・ |
| なるほど・・・ |
| あ・・・ |
| あ・・・ |
| さすがに立派な建物 だよなぁ |
| たしかに立派な建物 だな |
| こんなに立派な建物 があるんだ・・・ |
| さすがに立派な建物 ですね・・・ |
| ちょっと待った! |
| え? |
| ? |
| え? |
| え? |
| ここから先に行くのは やめといたほうが いいぜ |
| どうしてだ? |
| どうしてだ? |
| どうして?? |
| どうしてですか |
| このあたりもスラム なんだが、俺たちの 暮らす南側の場所とは ぜんぜん違う |
| 【オプテュス】って 物騒なゴロツキたちが いるのさ |
| 関わりあいになる前に さっさと引き返そうぜ |
| ここから先に行くのは やめといたほうが いいぜ |
| どう 少しはこの街のことが わかった? |
| ああ 二人のおかげだよ |
| ああ 二人のおかげでね |
| うん ガゼルとリプレの おかげで、ね! |
| ええ 二人のおかげです |
| おい、おまえら ちょっと待ちな! |
| おう そこのお前、ここら じゃ見かけねえツラ だなぁ? |
| なんのつもりだ コイツ? |
| 何者だ、こいつら? |
| なに? コイツら? |
| なんなんでしょう この人たち・・・ |
| ・・・無視しろっ! |
| こいつらがさっき 話した【オプテュス】 の連中なんだよっ! |
| 関わるとロクなこと にはならねえ 無視するんだ |
| なに黙ってんだよ、 オラ! 口がきけねえのか? |
| おまえらと関わってる ヒマはねえんだ わかったら、とっとと そこをどけよ |
| おお、誰かと思えば コソ泥のガゼルじゃ ねえか? |
| 女と子分をはべらせて いいご身分じゃ ねえか・・・ |
| 女を二人もはべらせて いいご身分じゃ ねえか・・・ |
| こいつらは、そんなん じゃねえッ!! |
| いいからいいから 照れんなよ、チビ? |
| そうだぜ? |
| つれなくすんなよ? |
| ひっひっひ いくら乳臭くっても 女は女じゃねえか ひひひ・・・ |
| 関係ねえって 言ってんのが 聞こえねえのか!? このうすらバカが! |
| お・・・なんだよ やるっていうのか? |
| うひひっ 望むところだぜ!! |
| おい、@n0! |
| ぼけっとしてないで リプレを連れて ここから逃げろッ!! |
| え!? |
| 乗せられちまったのは 俺だ・・・ お前らには関係ねえ |
| さっさと行けっ!! |
| どうしよう? |
| わかった 俺も残るぞ |
| わかった 俺も残るぞ |
| うん、わかった あたしも残る! |
| はい! いやです! |
| リプレ、行くぞっ! |
| リプレ、走るんだ! |
| リプレ、行こう! |
| リプレさん! |
| でも、ガゼルが! |
| 俺や君が残っても、 足手まといになるだけ だろう!? |
| 僕や君が残っても、 足手まといになるだ けだ・・・違うか? |
| あたしたちが残っ たって、足手まとい になるだけだよ! |
| わたしたちは 足手まといになる だけです! |
| ・・・ |
| 逃げて、助けを 呼んでくるんだ |
| 逃げて、助けを呼ん でくるんだ |
| 逃げて、助けを呼ん でこなきゃ! |
| 逃げて、助けを 呼んできましょう! |
| ・・・うんっ! |
| リプレ・・・ 君は逃げてくれ |
| リプレ・・・ 君は逃げてくれ |
| リプレ・・・ あなたは逃げて! |
| リプレさん 逃げて! |
| えっ!? |
| 俺はガゼルと一緒に ここに残る |
| 僕はガゼルと一緒に ここに残る |
| ガゼルといっしょに あたしは残るから! |
| わたしはガゼルさんと ここに残ります! |
| 馬鹿野郎ッ! 武器の扱いも知らない くせに、どうする気 だッ!? |
| さあな・・・ でも、なんかの役に 立つかもしれねえぜ |
| さあ、リプレ!! |
| これだけの人数を、 一人で相手にしよう というのは無理だ |
| さあ、リプレ!! |
| いいじゃないの あたしだって役に 立つかもしれない でしょ! |
| リプレはやく! |
| わかりません・・・ でも、なにかの役に 立つかもしれない ですよ・・・ |
| さあ、リプレさん! |
| ・・・わかった |
| レイドたちを呼んで くるから、二人とも 絶対に無事でいてよ 絶対よっ!! |
| ひっひっひ 逃がしゃしねえぜ! |
| どけえぇッ!! |
| させるか!! |
| ジャマっ!! |
| どいてください! |
| うぎゃあっ!? |
| あ・・・ |
| 急げっ!! |
| う、うんっ! |
| 同じだ・・・ |
| よくわからないけど 昨日と同じだ・・・ |
| 身体の中から、力が わいてくる |
| 同じだ・・・ |
| この感覚は・・・ 昨日と同じだ・・・ |
| 身体の中から、力が わいてくる |
| おんなじ・・・ |
| 昨日と・・・ 全くおんなじだ・・・ |
| 身体の中から、 力がわいてくるよ |
| 同じ・・・ |
| よくわからないけど 昨日と同じ・・・ |
| 身体の中から、力が わいてくる |
| わかるぜ・・・ |
| 今の俺なら、こいつ らに負けない・・・ |
| わかる・・・ |
| 今の僕なら、こいつ らに負けない・・・ |
| イける・・・! |
| これなら こんなやつらになんか 負けっこない・・・ |
| わかる・・・ |
| 今なら・・・この人 たちにも勝てる! |
| 絶対に、負けない! |
| ・・・猫? |
| この世界にも 猫がいるんだな・・・ |
| どうしよう? 放っておく 近づいてみる |
| お、覚えてやがれ!! |
| ケッ! 負け犬が吠えてやがる |
| それにしても・・・ 意外にやるな、おまえ |
| いや 正直言って、自分でも 不思議なくらいだよ |
| よくわからないけど、 身体が勝手に戦い方を 覚えてるみたいで |
| 正直に言えば、あまり 喧嘩は得意じゃないが |
| どういうわけか、身体 が勝手に動いてくれた みたいなんだ |
| うん・・・なんか よくわかんない んだけど・・・ |
| なんか 身体が勝手に戦い方を 覚えてるみたいで |
| 正直言うと、自分でも 不思議なんです |
| よくわからないけど、 身体が勝手に戦い方を 覚えてるみたいで |
| へへっ まあ何にせよ、おかげ で楽させてもらえたぜ |
| へへっ、ありがとよ |
| さあ、帰ろうぜ リプレのやつが心配 してるだろうからな |
| 二人とも、大丈夫!? ケガはない!? |
| へへっ ピンピンしてるぜ なあ? |
| ああ、平気だよ |
| ああ、平気だ |
| うん、平気平気! |
| はい平気です |
| ・・・良かったぁ |
| 本当にもう、 心配したんだからね! |
| レイドとエドスにも、 あとでちゃんとお礼を 言っておくのよ? |
| って、あいつらは? |
| え、一緒じゃないの? |
| すれ違っちまったのか しゃあねぇな・・・ |
| 俺とお前で手分けして 呼びにいくか |
| 誰を捜そう? レイドを捜す エドスを捜す |
| よし、そんじゃ レイドの方は頼んだぜ |
| よし、そんじゃ エドスの方は頼んだぜ |
| ここにはいないな |
| 別の場所を探そう |
| ここにはいないな |
| 別の場所を探そう |
| ここにはいないみたい |
| 別の場所かな? |
| ここにはいませんね |
| 別の場所を探した方が いいみたいですね |
| 以前はここで お祭りが行われて いたんですよね |
| 祭りか・・・ そういえば、そんなの もあったんだな |
| どうしてやらなくなっ たんですか? |
| どうしてやらなくなっ てしまったんですか? |
| どうしてやらなく なっちゃったんです? |
| どうしてやらなく なったんですか? |
| 領主さまに、祭りを やめるように進言した 者たちがいたのさ |
| 無意味なことは省いて いくべきだ・・・とね |
| 無意味だなんて! |
| 無意味だなんて、 僕は思いませんけど |
| 無意味ぃ??? そんなわけ ないじゃない! |
| 無意味だなんて! そんなことありません |
| ああ 君の言うとおりだよ 無意味なはずがない |
| だけど、彼らの決めた ことは絶対なんだよ |
| そんな・・・ |
| ・・・ |
| ひどい・・・ |
| そんな・・・ |
| レイドさんは、お城に 勤めてたんでしたね |
| レイドさんは、お城に 勤めていたんですね |
| レイドさんは、お城に おつとめしてた んでしょ? |
| レイドさんは、お城に 勤めてたんでしたね |
| ああ・・・ |
| そんなに長いことでは ないんだけれどね |
| どうして辞めたのか、 聞きたいけど・・・ |
| 今はまだ 聞かないほうが よさそうだな・・・ |
| でも、どうして辞めて しまったんだろうか |
| 機会を見つけて、話を 聞いてみよう・・・ |
| どうして辞めたのか、 聞きたいけど・・・ |
| なんか、今はまだ 聞かないほうが いいかも・・・ |
| どうして辞めたのか、 聞きたいけど・・・ |
| 今はまだ 聞かないほうがよさそ そうですね・・・ |
| そろそろ帰ろう リプレたちが 心配するといけない |
| あ・・・いた! |
| レイドさーん!! |
| あそこだな・・・ |
| レイドさーん! |
| あ・・・発見! |
| レイドさーん!! |
| あ、あの人・・・ |
| レイドさーん!! |
| ああ 無事だったようだね |
| リプレが飛びこんで きた時は、あせったよ |
| すいません 迷惑かけちゃって |
| どうもすいません 迷惑をかけてしまって |
| すいません 迷惑かけちゃって |
| ごめんなさい ご迷惑おかけして |
| ははは 無事ならそれでいいさ |
| どうしよう? 寄り道していく さっさと帰る |
| 少しだけ寄り道しても いいですか? |
| 別にかまわないよ あまり遅く ならなければね |
| ここにはいないな |
| 別の場所を探そう |
| ここにはいないな |
| 別の場所を探そう |
| いないなぁ |
| 別の場所かな? |
| ここにはいませんね |
| 別の場所を探した方が いいみたいですね |
| 川が汚れちまったのは つい最近だよ |
| あっちに大きな工場が 並んでるだろう? |
| あそこで染め物に使っ た汚水が、どんどん 川に捨てられてる |
| 川の水が毒になって、 下流はほとんど荒野に なっちまった |
| 前は一面の草原だった のにな・・・ |
| そろそろ夕暮れだけど 工場はまだ動いてる みたいだな |
| ずいぶんと遅くまで、 どの工場も動いている んですね |
| そろそろ夕暮れなのに 工場ってば、まだ うごいてるんだ |
| そろそろ夕暮れなのに 工場はまだ動いてる みたい・・・ |
| 決められた量の仕事を 終わらせるまで、 工場で働くやつらは 帰れないのさ |
| ひどいときには、徹夜 で作業をさせられる |
| そんな・・・ それって無茶苦茶だ! |
| それは・・・ ちょっとひどいな |
| そんな・・・ そんなの労働基準法 違反じゃない |
| そんな・・・ それって無茶苦茶じゃ ないですか |
| お前さんのいた世界と ここは、ずいぶん違う らしいなぁ |
| けどな、ここではそれ が当たり前なんだよ |
| そろそろ戻らんか? ワシは腹が減って きちまったよ |
| あ・・・いた! |
| ああ、見つけた |
| あ・・・発見! |
| あ・・・エドスさん! |
| おお、無事だったか |
| ええ ガゼルのおかげで |
| ええ ガゼルのおかげで |
| ええ ガゼルのおかげで |
| はい、ガゼルさんの おかげで・・・ |
| やれやれ・・・ 先に挑発に乗ったの もあいつだろう? 仕方がないやつだ |
| まあ、無事にすんだ のならいいがな |
| どうしよう? 寄り道していく さっさと帰る |
| 少しだけ寄り道しても いいかな? |
| 少しだけ寄り道しても いいかな? |
| 少しだけ寄り道しても いい? |
| 少しだけ寄り道しても いいですか? |
| 別にかまわんよ |
| ・・・猫? |
| この世界にも 猫がいるんだな・・・ |
| どうしよう? 放っておく 近づいてみる |
| しかし、まずいことに なっちまったな |
| ああ、そうだな |
| ケッ! |
| あいつらが俺らを 目の敵にしているのは 今に始まったこと じゃねえだろ? |
| だが、今までは それだけですんでいた |
| おそらく連中は、今日 のことを口実にして、 直接手を出してくる気 だろう |
| ワシらだけが狙われる のならまだいいが |
| ・・・まさか!? |
| ・・・まさか!? |
| え・・・まさか? |
| ・・・まさか!? |
| ああ 奴らは女子供であろう と、容赦はせん |
| そういう連中なのさ |
| くそっ!! |
| そういえば・・・ 俺は【オプテュス】に ついて、何も知らない んだっけ |
| くわしく聞いておいた ほうが良さそうだな |
| そういえば・・・ 僕は【オプテュス】に ついて、何も知らない ・・・ |
| くわしく聞いておいた ほうが良さそうだな |
| そういえば・・・ 【オプテュス】のこと あたしは何も知らない んだ・・・ |
| 聞いておかなきゃ ダメだよね・・・ |
| そういえば・・・ わたし【オプテュス】 のこと、何も知らない ・・・ |
| くわしく聞いておいた ほうが良さそうですね |
| どうしよう? レイドに聞く ガゼルに聞く エドスに聞く |
| 【オプテュス】って、 どんな連中なんです? |
| 【オプテュス】って、 どんな連中なんです? |
| あの・・・ 【オプテュス】って どんな人たち なんですか? |
| 【オプテュス】って、 どんな人たちですか? |
| バノッサという頭目が 率いている犯罪集団の ことさ |
| 繁華街に集まってくる ならず者のグループで 北スラムではそれなり の力を持っている |
| 正直、関わり合いたく なかった相手だよ |
| そんな物騒な連中 だったのか・・・!? |
| そんな物騒な連中だっ たのか・・・ |
| うそ、めちゃめちゃ アブないひとたち だったんだ・・・ |
| そんな危険な人たち だったんですか・・・ |
| 連中はスラムの支配者 をきどってやがる |
| この南スラムも縄張り に欲しがっていて、前 から色々とちょっかい を出してきてた |
| 今日のことは、 連中に絶好の口実を 与えちまったのかも しれねえ |
| ・・・クソッ! |
| とにかく相手は徒党を 組んどるからな つけ狙われると面倒な ことになる |
| 奴らのずる賢さと執念 深さはハンパじゃない からな |
| 街の軍隊に助けを求め たりとか、できないん ですか? |
| この街の軍隊とかは、 彼らを取り締まらない んですか? |
| 街の軍隊とかには 助けてもらえないの? |
| 街の軍隊に助けを 求めたりとか、 できないんですか? |
| 兵士たちが守る相手は きちんと税金を納めて いる善良な市民さ |
| ワシらのようなスラム に隠れ住んでいる奴ら など眼中にありゃせん |
| そんな・・・ |
| 自分の身は自分で守る それがスラムで暮らす 者の常識ってやつさ |
| リプレ |
| ち、ちょっと!? あんたたち、いったい 何のつもりよっ!! |
| ・・・来やがった!! |
| よォ 昼間のことで挨拶しに 来てやったぜ? |
| バノッサ・・・ |
| 聞けば俺様の子分ども を、ずいぶんとかわい がってくれたそうじゃ ねェか |
| いったいどういうこと なのか、きっちり説明 してもらわねェとな? |
| 説明も何も、先に俺ら にちょっかい出して きたのはお前らのほう だろうが! |
| きっかけなんざ、関係 ねェんだよ |
| ただ問題なのは、俺様 のメンツにお前らが泥 を塗ったってことよ! |
| ・・・何が望みだ? |
| ことの張本人を、 俺様に引き渡しな 今ならそいつの始末だ けで勘弁してやる |
| 断る、と言ったら? |
| クククッ 言わなくても、手前ェ ならわかるだろう? |
| それなりの覚悟はして もらうことになるぜェ |
| どうしよう? 黙っている 自ら名乗り出る |
| さあ、どうする!? |
| ・・・お前の言うこと には従えん! |
| クククッ 予想どおりの展開だな |
| いいだろう それなら予定どおり、 貴様ら全員ブチのめし てやるぜェッ!! |
| ・・・俺がそうだよ |
| ・・・僕だよ |
| ・・・あたしだよ |
| ・・・わたしです! |
| @n0! |
| あんたの子分に最初に 手を出したのは俺だ |
| おまえの子分に最初に 手を出したのは僕だ |
| あなたの手下に最初に 手を出したのはあたし ・・・これで満足? |
| あなたの仲間に 手を出したのは・・・ わたしなんです! |
| ん?見かけん顔だな |
| この街には来たばかり なんだよ だから、あんたたちの ことも知らなかった |
| この街には来たばかり だからな だから、おまえたちの ことも知らなかった |
| この街には来たばかり だもの・・・だから あなたたちのこと だって知らなかった |
| この街には 来たばかりなんです |
| だから、あなたたちの ことも知りません でした |
| ほォ・・・ |
| たまたまここに泊めて もらっていただけで、 彼らと俺とは無関係だ |
| だから、あんたが始末 をつけるのは俺だけで いい |
| つまり、これはおまえ たちと僕の問題なんだ 彼らには関係ない |
| あたしはここに泊めて もらっていただけで、 この人たちとあたしは 無関係なの! |
| だから、 恨みを晴らすなら この人たちじゃなくて あたしでしょ! |
| たまたまここに泊めて もらっていただけで、 わたしと彼らは 無関係なんです! |
| だから、狙うなら わたしだけに してください! |
| クククッ 震えてるわりにカッコ イイこと言うなァ? |
| ・・・っ |
| いいだろう 手前ェがそう言うなら そういうことにするさ |
| さあ、来てもらうぜ! |
| ・・・待てよっ! |
| 何を二人で勝手に話を 進めてんだよ!! |
| ガゼル!? |
| ガゼル!? |
| ガゼル!? |
| ガゼルさん!? |
| そいつはな、ワシらの 大事な客人なのさ 無断で連れて行かれる わけにはいかんな |
| エドス・・・? |
| エドス・・・? |
| エドス・・・? |
| エドスさん・・・? |
| 私たちはまだ、お前の 要求に従うとは言って いない |
| つけ加えるなら、 従うつもりもない! |
| レイド・・・さん |
| 手前ェら・・・ 俺様たちと本気でやり あうつもりかよッ!? |
| ケッ! どうせ最初から、お前 らは俺らを叩きのめす 気なんだろうが・・ |
| 小細工せずに、ケンカ ぐらい正々堂々と売れ ねえのかよっ!! |
| 吠えやがったな・・・ いいぜ、やってやろう じゃねェかッ!! |
| 勝負、ありだな? |
| ちくしょうッ! 俺様が、俺様が手前ェ らごときにッ・・・ |
| 認めねェッ! 絶対に認めねェッ!! |
| ケッ 負け惜しみだぜ |
| 忘れねえぞ 俺様にたてついたこと 絶対に後悔させてやる からなァ・・・!! |
| 好きにするがいいさ こうなったら、ワシら は逃げも隠れもせん |
| ただし、お前が私たち の仲間に危害を加える というのなら、容赦は せんぞ! |
| くそォ~ッ!! |
| しかし、 なりゆきだったとは いえ・・・ |
| ちぃとばかし、軽率な 行動をしてしまった 気もするな |
| 気にすんなって! どうせいつかは こんなことになるはず だったんだし、さ |
| 簡単に言ってくれるが な、私たちはともかく リプレや子供たちまで 巻きこんだんだぞ? |
| ・・・すいません |
| ・・・すいません |
| ・・・ごめんなさい |
| ・・・すみません |
| そんな、 気にしなくたって いいのよ! |
| 私も子供たちも、 迷惑だなんて思って ないんだから・・・ |
| しかし、問題は これから先のことだな |
| いざ何かあった時に、 ここにいるのがガゼル 一人じゃ心細い |
| おいおい、エドス 一人じゃねえだろ? |
| ここにもう一人、 いるじゃねえか |
| ・・・・・・俺!? |
| ・・・僕ですか!? |
| ・・・・・ほへ!? あたし?? |
| わたしですか? |
| 他に誰がいるんだよ |
| むう 確かにさっきの戦いっ ぷりなら、留守を任せ ても大丈夫だろうな |
| だろ!? |
| おいおい、みんな彼を 困らせるんじゃない 彼には元の世界に戻る という目的が・・・ |
| おいおい、みんな彼女 を困らせるんじゃない 彼女には元の世界に帰 るという目的が・・ |
| 何のアテもなしにか? |
| うっ、それは・・・ |
| 帰る方法が見つかる まででいいんだよ |
| なあ、@n0 |
| それじゃダメか? |
| どうしよう? |
| かまわないよ そう言われても |
| かまわないよ そう言われても |
| かまわないケド そう言われても |
| かまいません そう言われても |
| みんなさえよければ、 俺はかまわないよ |
| でも、本当に 俺なんかでいいのか? |
| みんながそう言うのな ら、僕はかまわない |
| でも、本当に僕なんか でいいのかい? |
| いいのかな・・・ あたしなんかで・・・ |
| あたしはかまわない けど・・・ |
| みなさんがいいのなら わたしはかまいません |
| でも、本当にわたし でいいんですか? |
| ああ、問題ない ワシは歓迎するぞ |
| ふふっ 子供たちに話したら、 きっと喜ぶわね |
| よし、そうと決まれば お前も今日から俺たち の仲間だ・・・遠慮は なしでいこうぜ? |
| やれやれ・・・ そういうことならば、 改めて挨拶をしないと いかんな |
| チーム【フラット】へ ようこそ! |
| ああ、よろしく! |
| こちらこそ、よろしく |
| あ・・・よろしく! |
| はい、よろしく! |
| そう言われても・・・ |
| いや、しかし・・・ |
| そう言われても・・・ |
| そう言われても・・・ |
| あのなぁ ちょっと来い・・・! |
| 悩む余地なんて ねえだろうが!? |
| え? |
| お・ん・が・え・し! ったく、忘れたのか? |
| あ・・・!? |
| みんながお前のことを 必要としてるんだよ それに応えてやるのが 礼儀ってもんだろ |
| それとも何か? |
| 見ず知らずの世界で、 お前一人で暮らしてい ける自信があるのか? |
| うっ・・・ |
| それは・・・ |
| うっ・・・ |
| えっと・・・ |
| ・・・決まりだな |
| おーい、みんな! それでいいってさ!! |
| おお ワシは歓迎するぞ! |
| ふふっ 子供たちに話したら、 きっと喜ぶわね |
| ・・・ でも、まあ・・・ |
| 確かに帰るアテがない 以上、これが一番いい 方法なのかもしれない |
| みんな、こんなに喜ん でくれてるしな |
| やれやれ とはいえ・・・ |
| 帰る方法がわからない 以上、これしか選択の 余地はなさそうだな |
| でも、まあ・・・ |
| 確かに帰るコトも できないし・・・ これが一番いいのかも |
| みんな、こんなに喜ん でくれてるし・・・ |
| ・・・ でも・・・ |
| 確かにいつ帰れるか わからないし・・・ これが一番の選択なの かもしれませんね |
| みんな、こんなに喜ん でくれていますし・・ |
| やれやれ・・・ 身勝手な要求をして、 すまないな |
| いえ、いいんですよ |
| それより、これからも よろしくお願いします |
| いえ、いいんですよ |
| それより、これからも よろしくお願いします |
| いえ・・・ |
| それより これからもよろしく お願いしますね! |
| いえ、いいんですよ |
| これからも よろしくお願いします |
| ああ・・・ こちらこそ頼むよ |
こういった経緯があって、 俺は【フラット】の仲間たちと 暮らすことになったわけだ |
そんな目まぐるしい 一日の最後に待っていたのは、 月明かりの下でのおだやかな ひとときだった |
眠れずにいた俺は、 屋根の上に座って、ぼんやりと 考え事をしていたんだ・・・ |
こういった経緯があって、 僕は【フラット】の仲間たちと 暮らすことになったわけだ |
そんな目まぐるしい 一日の最後に待っていたのは、 月明かりの下でのおだやかな ひとときだった |
眠れずにいた僕は、 屋根の上に座って、ぼんやりと 考え事をしていたんだ・・・ |
こうしてあたしと【フラット】の 仲間たちの生活がはじまった |
なかば成り行きみたいに なっちゃったけど これはこれでいいのかなって 思ってる |
そんな目まぐるしい 一日も終わって・・・ 眠れなかったあたしは 屋根の上でぼんやりと考え事に ふけっていたんだけど・・・ |
こうしてわたしは 【フラット】の方たちと 一緒に暮らすことになりました |
つかれたわたしを 一日の最後に待っていたのは、 月明かりの下の おだやかなひととき・・・ |
眠れずにいたわたしは、 屋根の上に腰掛けて 考え事をしていたんです・・・ |
| うわ・・・ すごく大きな月ですね |
| ああ・・・ すごく大きな月ですね |
| わぁ・・・ おっきな月・・・ |
| うわ・・・ すごく大きな月ですね |
| 君の世界の月は、 これとは違うのかい? |
| 俺の世界の空はすごく 汚れてて、あまり月の 光が届かないんですよ |
| 僕の世界の空はすごく 汚れてて、あまり月の 光が届かないんです |
| え・・・あたしの 世界の月って、もっと 光が弱くて・・・ |
| わたしのいた世界では すごく空が汚れてて |
| 月の光がこんなに キレイじゃないんです |
| 月の光は、魔法の力の 源だって話がある |
| 降り注ぐ月光を浴びる ことで、世界の全ては 活力を得ているそうだ |
| ある召喚師の言葉の 受け売りだがね |
| 召喚師、か・・・ 確か、この街にも いるんですよね? |
| 召喚師、か・・・ 確か、この街にも いるんですよね? |
| 召喚師・・・ですか 確か、この街にもいる んですよね? |
| 召喚師、ですか・・・ 確か、この街にもいる んですよね? |
| ああ 領主様の相談役として 三人の召喚師がいるよ |
| この街が今の姿になっ たのは、彼らの力によ るところが大きい |
| ・・・いい意味でも、 悪い意味でもね |
| どうだ 結構いい眺めだろ? |
| ああ ここからだと街全体が 見渡せるんだなぁ |
| ああ ここからだと街全体が 見渡せるんだな |
| へぇ ここからだと街全体が 見渡せるんだぁ |
| はい ここからだと街全体が 見渡せるんですね |
| もう一度だけ聞いとき たいんだけどよ・・・ |
| お前、本当に 召喚師じゃないのか? |
| 違うよ |
| あの不思議な光だって 自分の意志で使ってる わけじゃないんだ |
| 信じてくれるか? |
| 違うよ |
| あの不思議な光だって 自分の意志で使ってる わけじゃないんだ |
| 信じてくれるか? |
| もう、違うってば! |
| あの不思議な光だって 自分の意志で使ってる わけじゃないのよ |
| 信じてくれる? |
| 違います |
| あの不思議な光だって 自分の意志で使ってる わけじゃないんです |
| 信じてくださいますか |
| ケッ、当たり前だろが |
| 仲間の言葉を信じられ ないほど、俺はせこく ねえよ・・・ |
| 眠れんのか? |
| ええ・・・ |
| ええ・・・ |
| うん・・・ |
| ええ・・・ |
| ひょっとしてお前さん さっきの戦いのことを 考えてないか? |
| !? |
| 奴らに怪我を させちまったことを 悔やんでるんだろう? |
| ・・・俺、 甘いんですかね? |
| 甘いのかな、僕は? |
| ・・・あたし、向いて ないのかなぁ・・・ これって甘いってこと ですよね・・・ |
| はい・・・わたし 甘いんでしょうか? |
| そんなことはない そういう気持ちを持ち 続けるってのは、大切 だとワシは思う |
| ただな・・・ 気持ちに負けちまった らいかんぞ |
| 気持ちに、負ける? |
| 気持ちに、負ける? |
| 気持ちに・・・ 負けちゃう・・・? |
| 気持ちに、負ける? |
| 罪悪感に押しつぶされ て、殺されちまうのは 本末転倒だからな |
| すまないという気持ち を忘れず、勝負に妥協 はしないってことだ |
| ・・・難しいな |
| ・・・難しいな |
| ・・・う~ん ちょっと難しいかも |
| ・・・難しいですね |
| お前さんならできる ワシはそう信じとるよ |
| あら、眠れないの? |
| うん |
| ああ |
| うん |
| はい・・・ |
| 無理もないわね 今日はすごくいろんな ことがいっぺんに 起きたんだもの |
| ・・・ごめんね |
| え? |
| え? |
| え、なに? |
| え? |
| なんだか、貴方に無理 言った気がして |
| 早く、元の世界に帰り たいはずなのに・・・ |
| でも、正直言って方法 がわからないからな |
| あてもなく一人で それを探すのは、 怖くて不安だったよ |
| だから、リプレたちが ここにいて欲しいって 言ってくれて、すごく ありがたかったんだ |
| でも、方法が見つかる までは仕方がないさ |
| あてもなく一人で それを探すのは、 正直言って 怖くて不安だった |
| だから、リプレたちが 僕を迎えてくれたこと には感謝してるよ |
| でも、方法が わからなきゃ、ね |
| あてもないまんまで ひとりなんて、正直 怖くて不安だったし |
| だから、リプレたちが ここにいて欲しいって 言ってくれたとき あたし、うれしくて |
| でも、正直言って 方法がわからない ですから・・・ |
| あてもなく一人でそれ を探すのかと思うと 寒気がします |
| だから、みなさんが ここにいて欲しいって 言ってくれて、すごく 救われました・・・ |
| ほんとに? |
| ああ、本当さ |
| ああ、本当さ |
| うん、ほんと・・・ |
| 本当です・・・ |
| ・・・よかったぁ! |
| そんなわけだからさ、 面倒かけちゃうだろう けど、よろしく頼むよ |
| これからもいろいろと 面倒をかけるだろうけ ど、よろしく頼むよ |
| で、そんなわけだから このさい 面倒かけちゃうけど よろしくね! |
| そんなわけだから 面倒かけますけど よろしくお願いします |
| ふふっ、こちらこそ |
| 兄ちゃん、強いんだね 部屋の窓から、オイラ 見てたんだぜ! |
| 姉ちゃん、強いんだね 部屋の窓から、オイラ 見てたんだぜ! |
| え・・・ |
| ああ・・・ |
| あ・・・ |
| え・・・ |
| 兄ちゃんの剣、 なんかキラキラ光って カッコよかったぞ |
| 姉ちゃんの剣、 なんかキラキラ光って カッコよかったぞ |
| 今度、オイラにも やり方を教えてくれよ なあ、いいだろ!? |
| やれやれ・・・ どう説明したら納得し てくれるかなぁ? |
| やれやれ そう言われても 困るんだがな・・・ |
| う~ん・・・ どう説明したら納得し てくれるかなぁ? |
| う~ん・・・ どう説明したら納得し てもらえるかしら? |
| お兄ちゃん、強いのね 部屋の窓から、あたし 見てたのよ |
| お姉ちゃん、強いのね 部屋の窓から、あたし 見てたのよ |
| え・・・ |
| ああ・・・ |
| え・・・ |
| え・・・ |
| 強い男って、あたしの 好みだわ 頼りがいがあるもの |
| 強い人って、あたしの あこがれだわ 頼りがいがあるもの |
| あはは・・・ そ、そうかい |
| ははは・・・ たいしたことはないよ |
| あはは・・・ そ、そう・・・ |
| あの・・・えっと |
| ラミちゃん 俺に何か用事かい? |
| ラミちゃん 僕に何か用事かい? |
| あ、ラミちゃん 何か用? |
| ラミちゃん 会いに来てくれたの? |
| ・・・(こくん) |
| おにいちゃん・・・ |
| おねえちゃん・・・ |
| ん? |
| よかったね |
| もう・・・ ひとりぼっちじゃ、 ないね・・・・・ |
| 心配してくれてたの? |
| 心配してくれたの? |
| え? なに・・・ 心配してくれてたんだ |
| 心配してくれてたの? |
| ・・・(こくん) |
| ありがとう |
| ありがとう |
| ありがと、ね |
| ありがとう |
| ・・・おやすみ |
| 三人の召喚師か・・・ レイドさん、なんだか複雑な 顔してたよなぁ |
| 三人の召喚師か・・・ なんだか複雑な事情が あるようだな |
| 三人の召喚師か・・・ レイドさん、なんだか複雑な 顔してたなぁ |
| 三人の召喚師・・・ レイドさん、なんだか 複雑な顔しましたけど |
| ガゼルって、 やっぱり根はいいやつなんだな |
| ガゼルって、 やっぱり根はいいやつなんだな |
| ガゼルってば、あんなだけど 根はいいやつだよね |
| ガゼルさん、やっぱり 根はいい人なんですね |
| まいったよな 俺が思ってたことを、 見抜かれてたなんてね |
| 驚いたな 僕が思ってたことを、 見抜かれてたなんて |
| まいったなぁ なんかエドスってなんでも お見通しなんだよね・・・ |
| 鋭いんですね すっかり考えを 見抜かれていました |
| あんなに喜んでくれるなんて、 なんか照れちまうよなぁ |
| あんなに喜んでくれるなんて、 ちょっとだけ照れくさいな |
| あんなに喜んでもらうと、 照れちゃうなぁ・・・ |
| あんなに喜んでくれるなんて 照れてしまいます・・・ |
| ほめられたのは嬉しいけど ・・・ねぇ |
| ほめられたのはいいんだが ・・・なぁ |
| ほめてくれたのは 嬉しいけど・・・ |
| ほめられたのは 嬉しいけど・・・ |
| ほめられたのは嬉しいけど ・・・ねぇ |
| ほめられたのはいいんだが ・・・なぁ |
| ほめてくれたのは 嬉しかったけど・・・ |
| ほめられたのは 嬉しいけど・・・ |
| あの子なりに俺のことを 心配しててくれたんだなぁ |
| あの子なりに僕のことを 心配しててくれたんだな |
| あたしのこと、あの子なりに 心配してくれてたんだね・・・ |
| あの子なりにわたしを 心配しててくれたんですね・・ |
scn002
| うんうん よく似合っとるぞ |
| これならお前も、立派 にこの街の住人だぜ |
| 寸法とかはどう? きつくない? |
| ああ、あつらえたみた いにピッタリだぜ |
| ああ、大丈夫だよ ありがとう |
| うん、信じられない くらいぴったり |
| ええ・・・ 本当にぴったりです |
| しかし なんだよな・・・ |
| みんなは気にしなくて もいいって言ってるけ ど、俺もここの一員に なったんだから |
| 何かの役に立たないと いけない気がするなぁ |
| とはいっても、今の俺 じゃ仕事につくことも 難しいだろうし・・・ |
| どうしたもんかねぇ |
| さて、問題はこれから のことだが・・・ |
| みんなは気にするなと 言うけれど、僕もここ の一員になったんだ |
| 何か、役に立てること を探さないとな |
| う~ん でもなぁ・・・ |
| みんなは気にしなくて もいいって言ってくれ てるけど・・・ |
| いつまでも役立たず なんてわけには いかないよね |
| ・・・ |
| みんなは気にしなくて もいいって言ってくれ ているけれど・・・ お世話になる以上は |
| 何かの役に立たないと 気がひけちゃうなぁ |
| あ、剣の手入れをして たんですか? |
| あ、剣の手入れをして たんですか? |
| あれ、剣のお手入れの 途中ですか? |
| あ、剣の手入れをして たんですか? |
| ああ 習慣みたいなものさ |
| 自分の命をあずける物 だからね |
| どうしよう? |
| 貴重な剣なんですか? レイドさんて強いですよね |
| 貴重な剣なんですか? レイドさんは強いですよね |
| 貴重な剣なんですか? レイドさんって強いですよね |
| 貴重な剣なんですか? レイドさんって強いですよね |
| 貴重な剣なんですか? |
| どうしてだい? |
| 俺はシロウトだから、 善し悪しはわかんない ですけど・・・ |
| なんか、レイドさんが とても大切にしてる気 がして |
| いや、なんとなくなん ですけど・・・ |
| なんか、レイドさんが とても大切にしてる気 がして |
| あたしはよく わかんないんですけど |
| なんか、レイドさんが とても大切にしてる気 がして |
| わたし、剣とかの 善し悪しはわかんない ですけど・・・ |
| なんか、レイドさんが とても大切にしてる気 がして |
| ・・・こいつは、私が 騎士見習いだった時に 先輩からもらったもの なんだよ |
| だいぶ古くなって しまったけれど、 愛着だけはあってね |
| 今も使っているのさ |
| レイドさんってすごく 強いですよね |
| この前の戦いなんかを 見てても、あきらかに レベルが違っていたし |
| レイドさんはやっぱり 強いですよね |
| この前の戦いでも、僕 たちとは、あきらかに レベルが違っていたし |
| レイドさんってすごく 強いですよね |
| この前の戦いだって、 明らかにみんなとは レベルが違っていたし |
| レイドさんってすごく 強いですよね |
| この前の戦いなんかを 見てても、あきらかに みなさんとはレベルが 違うっていうか・・ |
| ははは 正式な剣術を学んでる かどうかの違いだけさ |
| それに・・・ 私の腕では及びもつか ない人が、騎士団には いたんだよ |
| そうなんですか? |
| あまりの剣撃の重さに 【断頭台】と呼ばれて いたんだ・・・ |
| レイドさんにそこまで 言わせるなんて 相当、すごい人だった んだろうなぁ |
| この人にそこまで言わ せるなんて 相当、すごい人なんだ ろうな・・・ |
| レイドさんにそこまで 言わせるなんて 相当、すごい人だった んだろうなぁ |
| すごいひともいる ものなんですね・・・ レイドさんにそこまで 言わせるなんて |
| バノッサたち・・・ あれから 姿を見せませんね |
| バノッサたち・・・ あれから 姿を見せませんね |
| バノッサたち・・・ あれから姿を 見せませんよね |
| バノッサさんたち あれから 姿を見せませんね |
| おいおい、それじゃ まるで彼らが襲って くるのを期待している ように聞こえるぞ |
| 平和なのに こしたことはないよ |
| 剣の手入れをしていた んだっけ・・・ |
| 邪魔しちゃ悪いな |
| 剣の手入れをしている んだったな |
| 邪魔するのはよそう |
| あ、レイドさん、剣の お手入れ中だよね |
| 邪魔しちゃ悪いね |
| 剣の手入れをしていた んだっけ・・・ |
| 邪魔しちゃ 悪いですよね |
| よぉ、どうした? |
| 俺にでもできる仕事っ て、何かないかな? |
| 僕にでもできる仕事は ないかな? |
| なんか、あたしにも できることない? |
| わたしにもできる ことって、なにか ないでしょうか? |
| わかってねえなぁ |
| え? |
| お前の仕事は、ここで 留守を守るってことだ ろうが!? |
| そうだけど・・・ |
| そうだけど・・・ |
| でもさ・・・ |
| でも・・・ |
| 言いたいことはわかる 俺だって、仕事につけ なくてブラブラしてる 身分だしな・・・ |
| どうしても気まずいと 思うんなら、リプレの 仕事を手伝ってやるの はどうだ? |
| チビどもと遊んでやる とかよ・・・ |
| レイドさんが 騎士だったって、 前に話をして くれましたよね |
| ああ、しかも普通の 騎士じゃないぞ 騎士団長の候補にも あがっていた |
| それって・・・ ひょっとしてめちゃ くちゃすごいんじゃ ないんですか!? |
| 騎士団長・・・! そう簡単に、 なれるものでは ないんでしょう? |
| それって・・・ ひょっとしてめちゃ くちゃすごいんじゃ ないんですか!? |
| それって・・・ ひょっとしてすごい ことなんじゃ ないんですか? |
| ま、そうだわな |
| でも、それならどう して辞めたりなんか したんだろう? |
| でも、それならどう して辞めたりなんか したんです? |
| でも、なんで やめちゃったのかな |
| でも、それならどう して辞めたりなんか したんでしょう? |
| さあな・・・ そのへんの事情は、 一度も聞いたことが ないからなぁ |
| 本人が黙っているの をみると、あんまり 思い出したくない訳が あるのかもしれんな |
| ラミちゃん |
| あ・・・ |
| 本、読んでたんだ? |
| 本を読んでたのかい |
| 本、読んでたんだ? |
| 本、読んでたんだ? |
| ・・・(こくん) |
| どれどれ? ・・・童話だな |
| あ・・・ 今、気づいたけど |
| 俺、この世界の言葉を 平然と理解してるよな |
| どれどれ? ・・・童話だな |
| ああ、そう言えば 今まで気づかなかった けれど・・・ |
| 僕はこの世界の言葉を 平然と理解している |
| なになに? ・・・へぇ 童話なんだ |
| あれ・・・ 今、気づいたけど |
| あたし、この世界の 言葉がわかってる |
| これは・・・ ・・・童話ですね |
| あ・・・ 今、気づいたけど |
| わたし、この世界の 言葉をいつの間にか 理解できてる・・・ |
| ・・・? |
| なんでだろ? |
| どうしてだろう? |
| なんでだろ? |
| なんでだろ? |
| どうしたの・・・? |
| あ、何でもないよ! |
| 魔法の力ってやつかも しれないなぁ・・・ |
| いや、何でもないよ |
| これも召喚術とやらの 力なのかもな |
| あ、何でもないない! |
| これって魔法の力 なのかな・・・ |
| あ、何でもないの |
| ・・・これは、魔法の 力なのかも・・・ |
| よお、@n0 |
| お前、さっき何か仕事 がしたいっていってた よなぁ? |
| あ、ああ |
| あ、ああ |
| う、うん |
| え、はい |
| ふっふっふ だったら、俺に つきあってもらうぜ! |
| 薪が切れちまったんで 取りにいくんだ つきあうよなっ? |
| どうしよう? |
| 悪いけどパスだ いいぜ |
| 遠慮させてもらう つきあうよ |
| 悪いけどパス! うん、おっけー |
| お断りします はい |
| ああ、いいぜ |
| ああ、つきあうよ |
| うん、つき合う |
| はい、つき合います |
| よっしゃ! |
| うーん 悪いけどパスだな |
| 悪いけれど、 遠慮させてもらうよ |
| うーん 悪いけどパス! |
| ・・・ お断りします |
| 何でだよっ! |
| 人に物を頼むときは、 もうちょっと言い方っ てもんがあるだろう? |
| 人に物を頼むときには それなりの言い方が あるだろう? |
| それって、全然人に、 モノを頼む言い方じゃ ないよ! |
| 人に物を頼むときは、 礼儀をまもって ください! |
| ぐっ・・・ |
| そこんとこを考えてか ら誘ってくれよ |
| 親しい仲にも礼儀あり ってことだよ |
| ひとを誘いたいなら その辺、考えなきゃ! |
| きちんと頭を下げて くれれば、おつきあい しますよ |
| なあ・・・ 薪拾いにつきあえよ |
| うーん・・・ それなりの改善はみら れるけどなぁ |
| ふむ・・・ それなりの改善は みられるかな |
| うーん・・・ いっしょけんめい たのんでるつもり なんだろうけど・・ |
| ふふ・・・ かなり、むりしている みたい |
| どうしよう? |
| まだダメだな いいぜ |
| やっぱりダメ つきあうよ |
| まだダメー! いいよ |
| まだダメです はい、行きましょう |
| 頼むからさぁ・・・ つきあってくれよぉ |
| さすがに、そろそろ 許してやるかな? |
| さすがに、そろそろ 許してやるかな? |
| さすがに、そろそろ 許してあげようかな? |
| そろそろ 許してあげましょう |
| どうしよう? |
| やっぱりダメ いいぜ |
| やっぱりダメ つきあうよ |
| やっぱりヤダ いいよ |
| やっぱりダメ 行きましょうか |
| どこかへ出かける んですか? |
| どこかへ出かける んですか? |
| どこかへ出かける んですか? |
| どこかへお出かけ ですか? |
| おお、仕事だよ 建物用の石材の切り出 しを、たまに手伝って いるのさ |
| 稼ぎはしれとるがな |
| 石の切り出しって、 かなり大変な仕事な んじゃないですか? |
| 石の切り出しって、 かなり大変な仕事な んじゃないですか? |
| 石の切り出しって、 大変なんですよね |
| 石の切り出しって、 かなり大変な仕事な んじゃないですか? |
| まあ、そうかもな |
| しかし、どんな仕事 にしても、それなり に苦労はあるさ |
| まあ、確かに |
| たしかにそうですね |
| 確かにそうですけど |
| そうですけど |
| リィンバウムでは、 専門の技術をもって いる人間が重宝がら れていてな・・・ |
| ほんの少しだが、 給金も高くなるのさ |
| ワシは石工の見習い だったことがあるん で、それを活用して るってわけだ |
| なるほど・・・ |
| なるほど・・・ |
| なるほど・・・ |
| あれぇ!? お兄ちゃん、どうした のその服? |
| あれぇ!? お姉ちゃん、どうした のその服? |
| リプレが作って くれたんだよ |
| リプレに作って もらったんだよ |
| リプレが作って くれたんだよ いいでしょ! |
| リプレさんが作って くれたんだよ |
| へえ・・・ かっこいいじゃない |
| へえ・・・ すてきねぇ |
| ははは、そうかい? ありがとな |
| ははは、ありがとう |
| え、そう? 照れちゃうなぁ、もう |
| そう? うれしいな |
| 何してるんだい? |
| 何してるんだい? |
| 何してるの、リプレ |
| 何してるんですか? |
| あ、うん・・・ パンを・・・ね・・・ |
| 見るからに大変そうだ なあ・・・ |
| 女の子には大変そうな 仕事だな・・・ |
| うわぁ 見るからに大変そうだ なあ・・・ |
| ・・・大変そうな 作業・・・・ |
| どうしよう? |
| 手伝うよ 手作りだったのか!? |
| 手伝うよ 手作りだったのか!? |
| 手伝わせて! 手作りだったんだ!? |
| 手伝います 手作りだったの!? |
| 女の子にはきついだろ 手伝うよ |
| こういう力仕事なら、 僕がやるよ |
| ねえ、ちょっと あたしにも手伝わせて |
| わたしにも 手伝わせてください |
| いいのよ、そんな |
| いいから、いいから 手伝わせてくれよ |
| 遠慮しないで ほら、貸してごらん |
| いいから、いいから ね! |
| すこしだけ・・・ 役に立たせて ほしいんです! |
| う、うん・・・ |
| って、これ・・・ |
| 見た目より、けっこう 力がいるぞ!? |
| う、これは・・・? |
| 見た目より、 けっこう大変だぞ!? |
| って、これ・・・ |
| 見た目より、けっこう 力がいるんじゃ ないの! |
| ・・・あら? ・・・うそ!? |
| 見た目より、けっこう 力がいるみたい・・・ |
| ああっ! それじゃダメだよっ |
| えっ? |
| えっ? |
| へ? |
| えっ? |
| 生地に空気をよく混ぜ ないと、膨らみにくく なっちゃうんだから |
| ほら ちょっと貸して・・・ |
| よいしょっ! |
| うおっ!! いとも簡単にっ!? |
| 僕がやるよりも 手際がいい・・・ |
| ううっ! そんな簡単に・・・ |
| すごい・・・ いとも簡単に・・・ |
| どう? 感心してくれた? |
| まいりました |
| ああ、いらぬ心配 だったみたいだね |
| 女として敗北って カンジ・・・ |
| ほんと すごいんですね・・・ |
| うふふっ 手伝おうとしてくれた 気持ちだけ受け取って おくね |
| ひょっとして、 今までのパンって 手作りだったのか!? |
| もしかして、 今までのパンは、君の 手作りだったのかい? |
| ひょっとして、 今までのパンって 手作りだったの!? |
| ひょっとして、 今までのパンって 手作りだったの・・・ |
| へへへ・・・ じつは、そうなの |
| ちょっと形がいびつ だったでしょ? |
| うん |
| ・・・ |
| そんなことないよぉ |
| あ、たしかに・・・ |
| お店で買ったほうがい いのはわかってるんだ けどね |
| お財布と相談すると、 手作りが一番いい方法 なもんで・・・ |
| ・・・ |
| ごめんね 変な物食べさせて |
| ・・・うまかった |
| いや、そうじゃない |
| ・・・ううん! おいしかった! とっても! |
| おいしかった とっても・・・ |
| えっ? |
| めちゃめちゃに! それこそ今までで一番 うまいパンだった!! |
| あんなに美味しいパン が、手作りだったこと に驚いてるんだ |
| ホント! それこそ今までで一番 おいしかったよ! |
| わたしのいた世界の どんなにおいしい お店のパンよりも おいしかったと思う |
| や、やだっ からかわないでよっ |
| 嘘じゃないって! |
| すごいぜ、リプレ 尊敬しちゃうよ |
| いや、本当さ |
| すごいな、リプレ 感心するよ・・・ |
| 嘘じゃないよ! |
| リプレ 尊敬しちゃう! |
| 嘘じゃないです |
| ちょっと 尊敬するな・・・ |
| ああっ、もぉっ! |
| あ・・・? |
| 行っちゃったよ |
| あ・・・ |
| 照れなくてもいいのに |
| あ・・・? |
| 行っちゃった・・・ |
| え・・・? あ、リプレさん! どこへ!? |
| パンを作ってる 途中なのに・・・ |
| えいっ! やあぁっ!! |
| お、騎士ごっこか? |
| 騎士ごっこかい? |
| ありゃ、騎士ごっこ? |
| アルバ、騎士ごっこ? |
| ごっこじゃないぞ! 訓練だ!! |
| こんど悪いヤツが来た ら、オイラも兄ちゃん たちと一緒に戦う!! |
| こんど悪いヤツが来た ら、オイラも姉ちゃん たちと一緒に戦う!! |
| そのための訓練だい! |
| ははは、がんばれよ |
| それは頼もしいな |
| がんばれ! |
| うん、がんばってね |
| おう!! |
| アルバ、夢中になって やってるなぁ・・・ |
| 邪魔しちゃ悪いな |
| アルバ、夢中でやって るな・・・ |
| 邪魔しちゃ悪いな |
| アルバ、夢中になって やってるなぁ・・・ |
| 邪魔しちゃ悪いよね |
| アルバ、夢中になって やってる・・・ |
| 邪魔はよくないよね |
| あいかわらず、ここは 賑やかだなあ |
| お? |
| あいかわらず、ここは 賑やかだな |
| あれ? |
| ほんと、ここは いっつもにぎやかだね |
| あれ? |
| あいかわらず、ここは 賑やかですね・・・ |
| あ? |
| よっ、とととっ・・・ |
| あんないっぱい荷物を 抱えて・・・ 大丈夫か? |
| 危ないな・・・ あれじゃ抱えた荷物で 前が見えてないぞ |
| あんないっぱい荷物を 抱えて・・・ 大丈夫かな? |
| あんなに荷物を 抱えて・・・ 大丈夫でしょうか? |
| うわっ、あわわっ! |
| うひゃあ!! |
| って・・・ うわああっ!! |
| ちょっ・・・ うわああっ!! |
| って・・・ うわああっ!! |
| ・・・うそ!? きゃぁっ! |
| ああっ! 大事な荷物がぁっ!! |
| いってぇ・・・ |
| ううっ・・・ |
| いったぁ・・・ |
| いたたた・・・ |
| ・・・良かったぁ とりあえず無事だよぉ |
| さ、急げ急げ!! お師匠に叱られるぅ! |
| あ、おいっ! ちょっと待てっ!! |
| あ、ちょっと! |
| あ、ねぇっ! ちょっと待って! |
| あ・・・ ちょっと待って! |
| しっからっれるぅ~! |
| ・・・行っちまった なんなんだ、まったく |
| せめて一言ぐらい、 謝るのが普通だろうに まったく・・・ |
| ・・・いったぁぁ いったいなんなの~? |
| ・・・なんだった んでしょうか・・・? |
| さて、と 今夜のメニューは 何にしようかしら? |
| 魚料理なんて どうだい |
| 魚料理なんて どうだい |
| 魚料理 なんてどう? |
| 魚料理なんて どうですか? |
| うーん、お魚か・・・ でも、新鮮なものって なかなか手に入らない のよねえ・・・ |
| だったら 俺が釣ってくるよ 道具もあることだしさ |
| だったら 僕が釣ってくるよ 道具もあることだしね |
| だったら あたしが釣ってくるよ 道具もあるしね |
| でしたら 私が釣ってきます 道具もあることですし |
| 本当? じゃあ、お願いしても いいかな |
| ああ、任せといてくれ |
| 努力してみるよ |
| 釣れなかったら ゴメンね |
| ええ、なんとか がんばってみます |
| ・・・猫? |
| どうしよう? 放っておく 近づいてみる |
| また、魚でも釣って リプレを喜ばせて やろうかな? |
| また、魚でも釣って みるかな? |
| うーん 魚釣りねぇ・・・ |
| また、魚を 釣って帰ったら リプレさん 喜ぶかしら・・・ |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| どうしよう? やめておく 魚釣りをする |
| 気にしなくていいって こういう時もあるわ |
| うん、これだけあれば 充分だよ |
| わぁ、ずいぶん たくさん釣れたのね |
| こんな大物 どう料理したらいいか 迷っちゃいそう |
| すごいじゃない! これならきっと、おい しいお料理ができるわ |
| これって・・・ 食べられるのかしら? |
| ごくろうさま きっとみんなも喜んで 食べてくれるよ |
| また何か釣れた時は 私のところに もってきてね |
| 腕によりをかけて おいしい料理を作って あげるから、ね? |
| あれ? 街の外へ出るんなら、 門はこっちだろ? |
| 街の外に出るのなら、 門はこっちだろう? |
| あれ? 街の外へ出るんなら、 門はこっちでしょ? |
| あら? 街の外へ出るんなら、 門はこっちじゃ? |
| ちっちっ・・・ アレを見ろよ |
| あ・・・ 街の壁が壊れてる |
| 街の外壁に大きな穴が あいてる・・・ |
| あれ・・・! 街の壁が壊れてる |
| あ・・・ 街の壁が壊れてる |
| あそこから出たほうが 楽だろ? |
| ・・・ってわけでな 戦争の時に壊された 壁がほったらかしに なってるのさ |
| そこを勝手に出入り してるわけか |
| そこを勝手に出入り してるわけか |
| で、そっから出入り してるわけね |
| そこから出入り してるわけですね |
| まあな この街にあるスラム は、みんな壊れた壁 の側にあるんだぜ |
| 外敵が襲ってきた時 に一番ヤバイ場所だ から、誰も住みたい と思わねえんだよな |
| そっか・・・ |
| 俺もたぶん、あそこ から街に入ってきた んだろうな・・・ |
| なるほど・・・ |
| おそらく僕も、あの 穴から街に入ってき たようだな・・・ |
| そっか・・・ |
| あたしもたぶん、 この穴から街に入って きたんだ・・・ |
| そっか・・・ |
| わたしが入ってきた のも、きっとこの 辺りなんでしょうか |
| 間違いねえだろうな ・・・ほれ、こっち に来てみな? |
| どうだ? 見覚えあるか? |
| ・・・なんとなく |
| ・・・なんとなく |
| なんとなく・・・ だけど・・・ |
| なんとなく ・・・ですけど |
| ここから南は全部、 こういう荒野さ 街の工場が流してる 毒の水のせいでな |
| この荒野のどこかに 俺が最初に呼ばれた 場所があるのか・・・ |
| この荒野のどこかに 僕が最初に呼ばれた 場所があるのか・・・ |
| この荒野のどこかに あたしが最初に 呼ばれた場所が あるんだ・・・ |
| この荒野のどこかに 私が最初に呼ばれた 場所が・・・ |
| ・・・なぁ 行ってみっか? |
| え!? |
| 明日にでも みんなに声かけてよ 何か手がかりがある かもしれねえだろ? |
| ・・・ああ |
| ・・・ああ |
| ・・・う~ん |
| ・・・はい |
| 手作りパンを手に入れた! |
| キャンディを手に入れた! |
| リプレたちだけに留守 を任せて大丈夫かな |
| 心配ねえよ あいつなら何かあって もうまくやれるさ |
| まあ、確かにお前さん よりは何倍もしっかり しとるがな |
| ・・・なんだよ、それ |
| あははは |
| ははは |
| あははは |
| ふふふ |
| まあ、一緒に連れてい くほうが、間違いなく 危険だからな |
| ああ・・・ 外にゃあ【はぐれ】も 出るしなぁ |
| 【はぐれ】? |
| ま、化け物ってヤツだ |
| ええっ!? |
| 化け物!? |
| ええっ!? |
| ええっ!? |
| ははは、滅多なことで は出くわさんよ 心配せんでいい |
| だが、用心するに越し たことはない それなりの準備をして から行くとしよう |
| 支度がすんだら、また 【玄関】に集合だ |
| ん、どうかしたのか? |
| あの・・・さっきの 【はぐれ】って・・・ どんなヤツなんです? |
| いえ・・・さっきの 【はぐれ】って・・・ どんなものなんです? |
| あの・・・さっきの 【はぐれ】って・・・ どんなヤツなんです? |
| あの・・・さっきの 【はぐれ】って・・・ どんなのなんですか? |
| 【はぐれ】というのは 【はぐれ召喚獣】を略 した言葉だよ |
| 召喚師の手から逃げた 召喚獣が、野生化して な・・・人を襲ったり することがあるのさ |
| ・・・ |
| まあ、出かける場所が 場所だからな 山奥とかにでも行かん かぎり大丈夫だろう |
| 男だけで集まって、何 をするつもりなの!? |
| お姉ちゃんたちだけで 集まって、何を するつもりなの!? |
| へ? |
| え? |
| へ? |
| へ? |
| あーっ!きっと 女の子が絶対にいけ ない楽しい場所にいく んでしょおっ!? |
| あー、 あたしたちに内緒で 楽しい場所に 行くんでしょ |
| おいおい・・・ 俺たちは荒野に行くん だって言ったろ? |
| それはフィズの 考えすぎだよ 僕らは荒野に行くだけ なんだから |
| え~とねぇ・・・ あたしたちは荒野に 行くだけなの |
| あのね、フィズちゃん わたしたちは、 荒野に行くの |
| ふーんだ! 信用できるもんですか |
| 身の潔白をしょーめい したかったら、あたし も連れてくことね! |
| ・・・ |
| ・・・ |
| ・・・だーめ! |
| その手にはのらないよ |
| ・・・だーめ! |
| ・・・だめ |
| ・・・ケチっ!! |
| 準備はできたかい? |
| どうしよう? |
| まだです できました |
| まだです できました |
| まだです は~い! |
| まだです はい |
| それじゃ 行くとしようか |
| すいません まだちょっと・・・ |
| すいません まだちょっと・・・ |
| ごめんなさい! まだちょっと・・・ |
| すいません まだちょっと・・・ |
| そうか |
| 留守番なんて 頼んじゃって悪いな |
| 留守番なんて 頼んじゃって悪いな |
| 留守番頼んじゃって ごめんね! |
| 留守番なんて 頼んじゃって、 ごめんなさいね |
| いいのよ それより気をつけてね |
| あ、そうだ! |
| これ、朝の残りのパン なんだけど・・・ |
| いいの? |
| いいのかい? |
| いいの? |
| いいの? |
| うん ホントはお弁当ぐらい もたせてあげたかった んだけど・・・ |
| 1個しか余らなかった から、ないしょね? |
| 留守のことは任せて いってらっしゃい |
| 兄ちゃん達が 出かけてる間は、 おいらがここを守る! |
| 姉ちゃん達が 出かけてる間は、 おいらがここを守る! |
| 留守は任せてよ!! |
| ああ、頼んだぞ? |
| ああ、頼んだよ |
| うん、おねがいね~! |
| ええ、お願いね |
| あ・・・ |
| ラミちゃん 留守番お願いするね? |
| ・・・(こくん) |
| ・・・これ |
| このキャンディ ・・・くれるの? |
| このキャンディ ・・・くれるのかい? |
| ああ、キャンディね ・・・くれるの? |
| このキャンディ ・・・くれるの? |
| ・・・(こくん) |
| ありがとう |
| きをつけて、ね |
| ・・・ |
| どうかしたのか? |
| どうかしたのか? |
| どうしたの? |
| どうかしました? |
| あ、あぁ・・・ やたらと鼻がむずむず するんだよ |
| カゼじゃないのか? |
| カゼじゃないのか? |
| カゼ? それとも乾いてる? |
| カゼ? |
| そんならいいけどよ |
| 虫の知らせってのか? 俺はあれが、鼻にくる んだよ |
| ほんとにカゼだったら いいんだがな |
| ・・・気のせいかな? |
| いつもと比べて、 今日は静かな気がする |
| 朝だから、なのかな? |
| ・・・気のせいかな? |
| いつもと比べて、今日 は静かな気がする |
| まあ、朝だからかな |
| ・・・気のせいかな? |
| なんか、いつもよりも 静か・・・ |
| 朝だから、なのかな? |
| ・・・気のせい? |
| いつもと比べて、今日 は静かな気がする |
| 朝だから、なの? |
| また、魚でも釣って リプレを喜ばせて やろうかな? |
| また、魚でも釣って みるかな? |
| うーん 魚釣りねぇ・・・ |
| また、魚を 釣って帰ったら リプレさん 喜ぶかしら・・・ |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| どうしよう? やめておく 魚釣りをする |
| 気にしなくていいって こういう時もあるわ |
| うん、これだけあれば 充分だよ |
| わぁ、ずいぶん たくさん釣れたのね |
| こんな大物 どう料理したらいいか 迷っちゃいそう |
| すごいじゃない! これならきっと、おい しいお料理ができるわ |
| これって・・・ 食べられるのかしら? |
| ごくろうさま きっとみんなも喜んで 食べてくれるよ |
| また何か釣れた時は 私のところに もってきてね |
| 腕によりをかけて おいしい料理を作って あげるから、ね? |
| ん、どうした? さっきから思いつめた 顔をしとるが |
| ははぁ お前、【はぐれ】に 襲われないかって 心配してんだろぉ? |
| どうしよう? |
| そうじゃないよ ・・・悪いかよ? |
| そうじゃないさ ・・・悪いかい? |
| んなわけないじゃん ・・・悪いぃ? |
| そうじゃないんです ・・・だめですか? |
| そうじゃないよ 呼ばれた場所のことを 考えていたんだ |
| あの時は逃げ出すのに 夢中で、どうやって 街に来たのかわからな かったし・・・ |
| もう一度あの時の場所 にたどり着けるかが、 ちょっと不安なんだ |
| そうじゃないさ 呼ばれた場所のことを 考えていたんだ |
| あの時は逃げ出すのに 夢中で、どうやって 街に来たのかわからな かったし・・・ |
| もう一度あの時の場所 にたどり着けるかが、 ちょっと不安なんだ |
| んなわけないじゃん 呼ばれた場所のことを 考えていただけ |
| あの時は逃げ出すのに 夢中だったから・・・ どうやって街に来たか も覚えてないし・・ |
| もう一度あの時の場所 にたどり着けるかも、 わかんないからね |
| そうじゃないんです 呼ばれた場所のことを ちょっと考えていて |
| あの時は逃げ出すのに 夢中で、どうやって 街に来たのかわからな かったし・・・ |
| もう一度あの時の場所 にたどり着けるかが、 ちょっと不安で・・・ |
| そっか・・・ しかしまあ、なんだ 心配すんなよ! |
| お前さんがここにいる 以上、その場所は夢や 幻の世界じゃない。根 気よく探せばいいさ |
| エドスの言うとおりだ あきらめずに行こう |
| ・・・ええ |
| ・・・ええ |
| ・・・うん |
| ・・・ええ |
| ・・・悪いかよ |
| ・・・悪いかい |
| ・・・悪いぃ? |
| ・・・だめですか? |
| はははは 意外と臆病だな |
| そんなこと言っても、 さっきから誰かに見ら れてる気がするんだよ |
| そんなこといっても、 さっきから誰かに見ら れてる気がするんだ |
| そんなこと言っても、 さっきから誰かに見ら れてる気もするし |
| でも・・・ さっきから誰かに見ら れてる気がして・・・ |
| ・・・お前もかよ |
| ・・・実はよ 俺もさっきからイヤな 感じがしてんのさ |
| おいおい そりゃ本当か!? |
| はっきりしたことまで はわからねぇ 色んな気配がごっちゃ になった感じがする |
| それが本当だとしても 相手の出方を見るしか ないな・・・みんな、 用心は忘れるな |
| ここだよ! 間違いない!! |
| ここだよ! 間違いない!! |
| ここです! 間違いないよ! |
| ここです 間違いなく |
| ひゃあ~・・・ でっかい穴ぼこだなぁ |
| これだけ地面を大きく えぐりとるなんて、人 の力じゃ絶対無理だぜ |
| どうやら君は、間違い なく召喚師に呼ばれた ようだね |
| わかるんですか!? |
| ああ、地面に描かれて いる図形・・・召喚師 が儀式をする時に見た おぼえがあるんだ |
| もっとよく 調べてみようぜ? |
| どうしよう? レイドと図形を調べる エドスと周囲を調べる ガゼルと穴へ降りる |
| 儀式を行ったのは、城 の召喚師でしょうか? |
| 儀式を行ったのは、城 の召喚師でしょうか? |
| 儀式を行ったのは、城 の召喚師なんですか? |
| 儀式を行ったのは、城 の召喚師でしょうか? |
| いや、もしそうだとし たなら、街で噂になら ないはずがない。奴ら の仕業じゃないな |
| そしてもし彼らでない のだとしたら、もっと 気になることがある |
| え? |
| これだけの大がかりな 儀式を秘密裏に行える 召喚師が、この近くに いるということだ |
| おーい! ちょっと来てくれ!! |
| ガゼルの声だ・・・ |
| ガゼルの声だ・・・ |
| ガゼルの声だ・・・ |
| ガゼルさんの声・・・ |
| 行ってみよう |
| なぁ、@n0 |
| 変だとは思わんか |
| え? |
| え? |
| なにがです? |
| え? |
| お前さんの話によれば たくさんの人間がここ で死んでおるはずだが |
| そいつらの姿が見あた らないのはなぜだ? |
| あ!? |
| !? |
| あれ、本当ですね? |
| あ!? |
| 誰かが後始末をしたと 考えるのが 自然だろうな・・・ |
| おーい! ちょっと来てくれ!! |
| ガゼルの声だ・・・ |
| ガゼルの声だ・・・ |
| ガゼルの声だ・・・ |
| ガゼルさんの声・・・ |
| さすがは本職 何か見つけたらしいぞ |
| こんな穴ができる爆発 が起きたわりに、街の 連中が気がつかなかっ たのは妙だよな |
| 振動とか音とか、聞こ えてきてもいいのによ |
| ああ・・・ |
| ああ・・・ |
| うん、そうだね |
| ええ・・・ |
| まあ、そういう化け物 じみたことをやらかす のが召喚師ってヤツら なんだが・・・ん? |
| どうしたんだ? |
| どうしたんだ? |
| どうしたの? |
| なにか・・・? |
| おーい! ちょっと来てくれ!! |
| どうした? |
| これ、何だと思う? |
| 動物の爪みたいだな |
| ああ、だがそれにして は大きすぎないか? |
| 確かに・・・ |
| 確かに・・・ |
| 確かに・・・ |
| 確かに・・・ そうですね |
| どうするよ、これ? |
| どうしよう? |
| 持って帰ろう 捨てちまおう |
| 持って帰ろう 捨ててしまおう |
| 持って帰ろう 捨てちゃえ! |
| 持って帰ろう 捨ててしまいましょう |
| ケッ、好きにしな |
| 今日のところは 引きあげましょう ここの場所がわかった だけでも充分だし |
| 今日のところは 引きあげましょう ここの場所がわかった だけでも充分だし |
| 今日はもう終わりに しませんか? ここの場所がわかった だけでも充分だし |
| 今日はもう 帰りませんか? ここの場所がわかった だけでも充分ですし |
| そうだな |
| 私たちだけでこれ以上 のことを調べるのは、 正直言って難しいかも しれん・・・ |
| すまないな |
| いいんですよ 俺、あせってませんし |
| さあ、帰りましょう! |
| 気にしないでください あせっても仕方がない ことですしね |
| さあ、帰りましょう! |
| 平気です! 別にあせってないし! |
| さあ、帰りましょう! |
| いいんですよ あんまり、あせっても いませんし |
| さあ、帰りましょう |
| ・・・っていうがな どうも、タダじゃ帰れ そうにないぜ? |
| 今さら気づいたところ で手遅れなんだよ! このアホどもがッ!! |
| バノッサ!? |
| バノッサ!? |
| バノッサ~!? |
| バノッサさん! |
| わざわざ逃げ場のない ところにやって来ると はありがたい話だ |
| まとめてぶっ潰す!! |
| へへっ 得意満面のわりにゃあ あっさり負けたな? |
| ククク・・・ |
| 何を笑ってやがる!? |
| お前ら これを見ても、俺様に へらず口を叩けるか? |
| ・・・カノン! |
| あ、出番ですか? バノッサさん |
| 誰だ、この人・・・? |
| 誰だ? |
| そこのお兄さんには、 はじめましてかな? ボクはカノンって いいます |
| そこのお姉さんには、 はじめましてかな? ボクはカノンって いいます |
| 一応バノッサさんとは 義兄弟なんですよ |
| はぁ・・・ |
| はぁ・・・ |
| ども、はじめまして |
| そう・・・なんですか |
| なにしてる、カノン! さっき捕まえたあいつ を見せてやれ!! |
| はいはい・・・ ほら、いい子にしてね |
| いやあぁっ! 離してえぇっ!! |
| フィズ!? どうしてここに・・・ |
| どうしたもこうしたも ねェよ お前らの後ろをつけて いたのさ、コイツは |
| !! |
| !! |
| ありゃりゃ・・・ |
| え・・・ |
| 親切に俺様たちが保護 してやったってわけだ お礼の言葉ひとつも ねェのか? |
| 子供を人質にするとは ・・・恥を知れ! |
| おいおい なんだその態度は? |
| カノンはああ見えて 力はめっぽう強いんだ ちょいと加減を間違え りゃ・・・クククッ |
| そうして欲しくねェの なら、さっさと武器を 捨てやがれ!! |
| おらっ! |
| ぐあっ!! |
| ・・・くっ! |
| 剣がなきゃ、騎士様も ただのオッサンだぜ! |
| ねえ、バノッサさん もうここらで やめときません? |
| あァ? |
| ボク、こういうのって 好きじゃないですよ 気分悪いです・・・ |
| 何を言ってやがる これからじゃねェか? |
| でも・・・ |
| レイド・・・ううっ、 ガゼルぅ・・・っ! |
| あたしが言うことを 聞かなかったせいだ ・・・・・ ぐすっ、ぐすっ・・ |
| ボク、もうイヤですよ 先に帰りますからね |
| ・・・まあいい、 好きにしやがれ |
| さて、と 手前ェには少しばかり 聞きたいことがある |
| 手前ェ、ひょっとして 召喚師なのか? |
| どうしよう? |
| 関係ないだろ! 召喚師じゃない |
| 関係ないだろう! 召喚師じゃない |
| 関係ないじゃん! 召喚師なんかじゃない |
| 関係ないことです 召喚師なんかじゃない |
| 関係ないだろ! |
| 関係ないだろう! |
| 関係ないじゃん! |
| 関係ないことです |
| 大ありだぜェ? もしそうなら、手前ェ には助かる道があるっ てことになるんだ |
| !? |
| !? |
| !? |
| え・・・ |
| 俺様に召喚術を教えろ そうすりゃ、今までの ことは水に流してやる |
| さァ! どうなんだッ!? |
| 召喚師じゃない |
| 俺はただの人間だよ 別の世界から来ただけ の、人間なんだ・・・ |
| 召喚師じゃない |
| 僕はただの人間だ 別の世界から来ただけ の、人間なんだ・・・ |
| 召喚師なんかじゃない |
| ただの人間なの! 別の世界から 来ただけの、人間! |
| 召喚師なんかじゃない ただの人間です |
| 別の世界から来はしま したけど・・・ただの 人間なんです・・・ |
| 人間だとォ? 何を勘違いしてんだよ 手前ェは! |
| 人間ってのはな、この 世界に生まれたヤツの ことを言うんだよ!! |
| 手前ェはな 【はぐれ】なのさ!! |
| ・・・!? |
| ・・・!? |
| なにそれ! すっごい差別じゃん! |
| ・・・!? |
| ひゃははッ! 仕えるはずの召喚師に 捨てられた、役立たず の【はぐれ】さァ! |
| 【はぐれ】・・・ |
| 俺は・・・ 捨てられた・・・? |
| 【はぐれ】・・・ |
| 僕は・・・ 捨てられたのか? |
| 【はぐれ】って・・・ |
| つまり・・・ 捨てられたの・・・? |
| 【はぐれ】・・・ |
| 捨てられた・・・? わたしが? |
| 信じろよ・・・ |
| え!? |
| あの時の声!? |
| え!? |
| あの時の声!? |
| え!? |
| あの時の声・・・? |
| 自分の力をさ・・・ |
| どこだ・・・ どこにいるんだ!? |
| どこにいるの! 出てきなさい! |
| どこに・・・ どこにいるんですか! |
| お前の中の力を 解き放つんだ・・・ |
| さあ!@n0! |
| 信じろ・・・ |
| え!? |
| あの時の声!? |
| え!? |
| あの時の声だ!? |
| え!? |
| あの時の声!? |
| 自分の力を・・・ |
| どこだ・・・ どこにいるんだ!? |
| どこにいるの! 出てきなさい! |
| いったいどこから? あなたは・・・? |
| お前の中の力を 解き放つんだ・・・ |
| さあ!@n0! |
| 信じて・・・ |
| え!? |
| あの時の声!? |
| え!? |
| あの時の声!? |
| え!? |
| あの時の声!? |
| 自分の力を・・・ |
| どこだ・・・ どこにいるんだ!? |
| どこだ・・・ どこにいるんだ!? |
| 誰なの・・・? どこにいるんですか? |
| 君にならできる 絶対できるよ・・・ |
| さあ!@n0! |
| 信じて・・・ |
| え!? |
| あの時の声!? |
| え!? |
| あの時の声!? |
| え!? |
| あの時の声じゃん? |
| 自分の力を・・・ |
| どこだ・・・ どこにいるんだ!? |
| どこだ・・・ どこにいるんだ!? |
| どこにいるの! 出てきなさい! |
| 貴方の中の力を 解き放つのです・・・ |
| さあ!@n0! |
| うおおぉぉ~っ!! |
| うおおぉぉ~っ!! |
| このおぉぉぉっ!! |
| たああぁぁ~っ!! |
| ぎゃあァッ!? |
| この光・・・ |
| これが 俺の、ちから・・・? |
| この光・・・ |
| これが 僕の、ちから・・・? |
| この光・・・ |
| すごいよ! あたしの・・・力? |
| この光・・・ |
| これ・・・ わたしの・・・ わたしのちから!? |
| ・・・エドス! |
| おうっ! お前ら・・・フィズを 返せええぇぇ~っ!! |
| ひいぃぃっ! |
| 大丈夫か? @n0 |
| あ、ああ・・・ |
| あ、ああ・・・ |
| 当然! |
| あ、はい! |
| ずらかるぜ!! |
| ・・・みんな無事か? |
| ああ フィズもこのとおり |
| ひっく、ひっく・・・ |
| 泣くんじゃねぇ! 怒らねえから、な? |
| う、うん・・・ぐすっ |
| しかし、助かったよ @n0 |
| あれは偶然なのか? |
| いや、あれは・・・ |
| いや、あれは・・・ |
| う~ん、なんていうか |
| いや、あれは・・・ |
| 無事だったみたいだな |
| なんだ てめぇは!? |
| 待ってくれ、ガゼル! この人なんだ!! |
| この人が僕に、あの光 を使うよう教えてくれ たんだよ |
| 待ってガゼル! この人なの! |
| この人が あの光を使えって、 教えてくれたの |
| 待って、ガゼルさん! この人です・・・ |
| この人がわたしに 光の使い方を 教えてくれたの・・・ |
| なんだって・・・!? |
| いや、俺はきっかけを 与えただけさ |
| あれはお前の力だよ |
| あんたは、いったい? |
| 俺の名前はソル |
| @n0が この世界に何で呼ばれ たかを知ってるって 言ったらどうする |
| えっ!? |
| だとすれば・・・ 君は召喚師なのか? |
| ああ |
| 召喚師だあっ!? |
| ・・・ @n0、まずは |
| 俺の話を聞いてくれ |
| ええ・・・ |
| え、あ、うん・・・ |
| はは・・・他人事じゃ ないんだった・・・ |
| はい・・・ |
| お前が呼ばれたのは、 事故だ。端的に言えば だけどな |
| え!? |
| え!? |
| え・・・? |
| ある召喚の儀式が失敗 してその結果としてお 前がこの世界に呼ばれ ることになったんだ |
| それじゃ・・・ つまり、僕はただ偶然 ここに来てしまったと いうのか・・・? |
| なにそれ・・・ じゃ、あたしってば 偶然ここに・・・ |
| つまり、わたしは 偶然この世界に来た だけなの・・・? |
| そういうことだ |
| おい! なんだよ、それは!? |
| 事故でした、で済む話 じゃないだろうが!! |
| んなこと言っても 事実は事実だ |
| 落ち着け、ガゼル! |
| 事故だということなら すぐに彼を元の世界に 戻してくれんか? |
| 事故だということなら すぐに元の世界 に戻してくれんか? |
| ダメだよ、できない |
| なんだと!? |
| 儀式をしてた召喚師は みんな死んじまった 生き残ったのは 俺一人ってわけだ |
| 帰れない、のか・・・ |
| 帰れないんだ・・・ |
| 帰れないんですか? |
| これでも責任 感じてるんだぜ・・・ そこで相談なんだが |
| こいつを帰す方法が 見つかるまで、俺も やっかいになるぜ |
| どういうことかな |
| しばらくやっかいに ならせてくれって ことだよ |
| なぁんだとぉぉっ!? |
| @n0 お前はどうなんだよ? |
| いや、しかし・・・ |
| あたしは・・・ |
| わたしは・・・ |
| 無事だったようだね? |
| なんだ てめぇは!? |
| 待ってくれ、ガゼル! この人なんだ!! |
| この人が俺に、あの光 を使うよう教えてくれ たんだ! |
| 待ってよ! ガゼル! この人なの! |
| この人が あの光を使えって、 教えてくれたの |
| 待ってガゼルさん・・ この方が・・・ |
| この方が、わたしに 光を使うことを 教えてくれたんです |
| なんだって・・・!? |
| いや 僕はただ、きっかけを 与えただけにすぎない |
| あれは君の力だ |
| あんたは、いったい? |
| 僕の名前はキール |
| @n0が この世界に呼ばれた いきさつを知る者だよ |
| えっ!? |
| だとすれば・・・ 君は召喚師なのか? |
| そうです |
| 召喚師だあっ!? |
| ・・・ @n0 |
| 僕の話を聞いてくれ |
| はい・・・ |
| あ、うん・・・ |
| はい・・・ |
| 結論から先に言えば、 君が呼ばれたのは事故 なんだよ |
| え!? |
| え!? |
| え・・・? |
| ある召喚の儀式が失敗 して、その結果として 君はこの世界に呼ばれ てしまったんだ |
| そんな・・・ つまり、俺はただ偶然 ここに来てしまったっ てだけなのか・・? |
| えっと・・・ つまり、あたしは偶然 ここに来てしまったっ てだけ・・・? |
| そんな・・・ わたしは、偶然 ここに来てしまった そういうことですか |
| そういうことだ |
| おい! なんだよ、それは!? |
| 事故でした、で済む話 じゃないだろうが!! |
| 事実だから仕方がない だろう? |
| 落ち着け、ガゼル! |
| 事故だということなら すぐに彼を元の世界に 戻してくれんか? |
| 事故だということなら すぐに元の世界 に戻してくれんか? |
| 残念ながら、不可能だ |
| なんだと!? |
| 儀式をしていた召喚師 は、みな死んでいる 見習いの僕だけが唯一 の生き残りなんだ |
| 帰れない、のか・・・ |
| 帰れないんだ・・・ |
| 帰れない そういうことですか? |
| 責任は感じている そこで提案があるんだ |
| 彼を帰す方法が見つか るまで、僕に行動を共 にさせてほしい |
| 彼女を帰す方法が見つ かるまで、僕に行動を 共にさせてほしい |
| どういうことかな |
| 君たちと一緒に、しば らく生活させてほしい ということだ |
| なぁんだとぉぉっ!? |
| @n0 君の返事が聞きたい |
| お、俺は・・・ |
| う~ん・・・ |
| わたしは・・・ |
| やっほー、無事かな? |
| な、なんだ てめぇは!? |
| 待ってくれ、ガゼル! この人なんだ!! |
| この人が俺に、あの光 を使うよう教えてくれ たんだ! |
| 待ってくれ、ガゼル! この人なんだ!! |
| この人が僕に、あの光 を使うよう教えてくれ たんだよ |
| 待って、ガゼルさん! この人なんです! |
| この人がわたしに 光を使うように 指示してくれたんです |
| なんだって・・・!? |
| へへへ ま、そーゆーこと |
| あんたは、いったい? |
| あたし? あたしはカシス |
| @n0が |
| この世界に来た理由 を知ってる女の子だよ |
| えっ!? |
| だとすれば・・・ 君は召喚師なのか? |
| うん、そうよ |
| 召喚師だあっ!? |
| なによぉ その露骨な敵意は? |
| ・・・ま、いいわ @n0 |
| 詳しい話、聞きたい? |
| う、うん・・・ |
| ええ・・・ |
| あ、はい・・・ |
| 結論から先に言えば、 事故なのよ |
| え!? |
| え!? |
| え!? |
| ある召喚の儀式が失敗 して、その結果として 彼はこの世界に呼ばれ ちゃったのね |
| ある召喚の儀式が失敗 して、その結果として 彼女はこの世界に呼ば れちゃったのね |
| そんな・・・ つまり、俺はただ偶然 ここに来てしまったっ てだけなのか・・・ |
| それじゃ・・・ つまり、僕はただ偶然 ここに来てしまったと いうのか・・・? |
| そんな・・・ つまり偶然なんですね ・・・わたしがここに 来たのは・・・? |
| うーん、ゴメンねぇ |
| おい! なんだよ、それは!? |
| ゴメンねぇ、で済む話 じゃないだろうが!! |
| 事実だもん 仕方ないじゃない |
| 落ち着け、ガゼル! |
| 事故だということなら すぐに彼を元の世界に 戻してくれんか? |
| 事故だということなら すぐに元の世界 に戻してくれんか? |
| 残念ながら、無理ね |
| なんだと!? |
| 儀式をしていた召喚師 は、みんな死んでるの あたしは見習いだった から生き残れたけど |
| 帰れない、のか・・・ |
| 帰れない、のか・・・ |
| 帰れない そういうことですか? |
| そう暗くなんないで あたしがついてるわ! |
| キミが帰れるように、 責任をもって最後まで 面倒みちゃうから! |
| というわけで、あたし もあなたたちのおうち にお世話になるね? |
| なぁんだとぉぉっ!? |
| ねえねえ |
| @n0 いいでしょ? |
| お、俺は・・・ |
| いや、しかし・・・ |
| わ、わたしは・・・ |
| あの・・・ お怪我はないですか? |
| なんだ てめぇは!? |
| 待ってくれ、ガゼル! この人なんだ!! |
| この人が俺に、あの光 を使うよう教えてくれ たんだ! |
| 待ってくれ、ガゼル! この人なんだ!! |
| この人が僕に、あの光 を使うよう教えてくれ たんだよ |
| 待って、ガゼル! この人なの |
| この人があたしに、 光を使うよう教えて くれたんだよ・・・ |
| なんだって・・・!? |
| いえ・・・ 私はただ、きっかけを 与えただけです |
| あれは貴方の力です |
| あんたは、いったい? |
| 私の名前はクラレット |
| @n0が この世界に呼ばれた いきさつを知る者です |
| えっ!? |
| だとすれば・・・ 君は召喚師なのか? |
| はい |
| 召喚師だあっ!? |
| あっ、あの・・・っ |
| ガゼルっ!! ごめん、おどかしたり して・・・ |
| おちつけよ、ガゼル! すまない、おどかした りして・・・ |
| ガゼルっ!! ごめん、おどかしたり して・・・ |
| @n0 私のお話、聞いてくれ ますか? |
| ええ・・・ |
| ええ・・・ |
| あ、うん・・・ |
| 結論から先に言えば、 彼が呼ばれたのは事故 なんです・・・ |
| 結論から先に言えば、 彼女が呼ばれたのは 事故なんです・・・ |
| え!? |
| え!? |
| はぁ? |
| ある召喚の儀式が失敗 して、その結果として 彼はこの世界に呼ばれ てしまったんです |
| ある召喚の儀式が失敗 して、その結果として 彼女はこの世界に呼ば れてしまったんです |
| そんな・・・ つまり、俺はただ偶然 ここに来てしまったっ てだけなのか・・? |
| それじゃ・・・ つまり、僕はただ偶然 ここに来てしまったと いうのか・・・? |
| なにそれ・・・ つまり、あたし、偶然 ここに来ちゃったって だけ・・・? |
| そう、なります・・・ |
| おい! なんだよ、それは!? |
| 事故でした、で済む話 じゃないだろうが!! |
| それぐらい、私だって わかってますっ! だから・・・っ |
| 事故だということなら すぐに彼を元の世界に 戻してくれんか? |
| 事故だということなら すぐに元の世界 に戻してくれんか? |
| ・・・無理なんです |
| なんだと!? |
| 儀式をしていた召喚師 は、みな死んでいます 見習いの私だけが唯一 の生き残りなんです |
| 帰れない、のか・・・ |
| 帰れない、のか・・・ |
| 帰れないんだ・・・ |
| 方法はあるはずです あきらめないで! |
| あなたが帰れるように 私もお手伝いします |
| そのためにも・・・ 私が貴方たちと一緒に 暮らすことを、許して いただけませんか? |
| なぁんだとぉぉっ!? |
| 無理を承知で頼みます |
| @n0 お願いします・・・ |
| お、俺は・・・ |
| いや、しかし・・・ |
| あたしはさぁ・・・ |
| むぅ!? |
| おやおや こんなところでお喋り とは余裕だなァ? |
| まだ、やる気なのか? |
| 当たり前ェだろうが! 覚悟しやがれ!! |
| おい、チビ! とっとと逃げろ!! |
| うんっ! |
| さあ、君も! |
| ほら! あんたも! |
| さあ、貴方も! |
| 心配ご無用! 自分の身くらい守れる |
| それに俺は、お前の力 を見届けるっていう 役回りがあるんだぜ 負けはしない |
| さあ、君も! |
| ほら、はやく! |
| さあ、貴方も! |
| 心配は無用 自分の身は自分で守る |
| それに僕は、君の力を 見届けなくてはならな いんだ・・・逃げたり はしない!! |
| さあ、君も! |
| さあ、君も! |
| さあ、あなたも! |
| じょーだん! さっき言ったでしょ? |
| あたしはキミが帰れる まで、責任もって面倒 みるの・・・逃げたり はしないよ!! |
| さあ、君も! |
| さあ、君も! |
| あなたもにげて! |
| いいえ 私も戦います |
| 私の覚悟が口先だけで はないことをお見せし ますから・・・逃げた りはしません!! |
| どうして連れて きちまったんだよ!? |
| だって・・・ あのまま放っておける わけがないだろ!? |
| そう言われても・・・ あのまま放っておける わけがないだろ!? |
| だって・・・ あのまま放っておける わけないじゃん!? |
| あのまま 放っておけるわけが ないじゃないですか! |
| うーん 助けてもらったことは 事実だしなぁ |
| ・・・リプレには事情 を説明してきたよ |
| なんて言ってた? |
| 特には、な |
| 女同士のことは、よく わからんからなぁ 面倒なことにならない といいが・・・ |
| ううっ・・・なんだか 罪の意識が・・・ |
| 大丈夫さ・・・ 多分・・・ |
| ううっ・・・なんだか 罪の意識が・・・ |
| なんか・・・悪いこと してしまったので しょうか・・・ |
| こうしていても 始まらない @n0の |
| 考えを教えてほしい |
| 俺が決めるんですか? |
| 僕が決めるんですか? |
| あたしが決めるの!? |
| わたしに、決めろと いうんですか? |
| そうじゃない 決めるのは全員で、だ |
| ただ、君にとって一番 大切な問題だからね 考えは尊重したい |
| 難しく考えるな 要はお前さんが、あの 人を信じるかどうかさ |
| 俺は・・・ |
| 僕は・・・ |
| そうですね・・・ |
| わたし・・・ わたしは・・・ |
| どうしよう? 信じたい・・・ 正直、信じられません |
| 信じたい・・・ あの人のことを・・・ |
| 信じたい・・・ あの人のことを・・・ |
| 信じたいな あの人のこと・・・ |
| 信じたい・・・ あの人のことを・・・ |
| 私も、信じてもいいと 思うよ |
| 同感だ |
| ・・・ガゼルは? |
| ・・・ガゼルは? |
| ・・・ガゼルは? |
| ・・・ガゼルさんは? |
| ケッ! この時点で、多数決で 負けてるだろうが! |
| 信じてやるよ お前の決断を、な? |
| ・・・ありがとう |
| ・・・ありがとう |
| ・・・ありがと |
| ありがとう ございます・・・ |
| 正直に言えば・・・ 信じられません |
| そうだろ! アイツはまだ、俺たち に何か隠し事をしてる 気がするんだよ! |
| ガゼルの言うとおりだ と思う、けど・・・ |
| ガゼルの言うとおりだ と思う、けど・・・ |
| ガゼルの言うとおりだ と思う、けど・・・ |
| ガゼルさんの 言うとおりです・・・ でも・・・ |
| けど? |
| それはひょっとしたら 警戒してるだけなのか もしれない・・・ そうも思うんです |
| 俺も、ついこの前まで はそうだったし・・・ |
| それはひょっとしたら 警戒してるだけなのか もしれない・・・ そうも思うんです |
| 僕も、ついこの前まで はそうだったし・・・ |
| もしかしたら、 向こうもまだ、警戒 してるだけなのかな とも思うし・・・ |
| ほら、あたしもこの前 までそうだったじゃ ないですか・・・ |
| それはひょっとしたら 警戒してるだけなのか もしれない・・・そう も思うんです |
| わたしも、この前まで はそうでした・・・ |
| ・・・・・・ |
| 今は無理でも、ひょっ としたら信じることが できるかもしれない |
| それじゃダメですか? |
| 今は無理でも、ひょっ としたら信じることが できるかもしれない |
| それじゃダメですか? |
| 今は無理でも、ひょっ としたら信じることが できるかもって・・・ |
| それじゃダメっかな? |
| 今は無理でも、ひょっ としたら信じることが できるかもしれない |
| それじゃ駄目ですか? |
| ・・・いや それでいいと私は思う |
| ワシもそう思うよ |
| ・・・ガゼルは? |
| ・・・ガゼルは? |
| ・・・ガゼルは? |
| ・・・ガゼルさん? |
| ケッ! この時点で、多数決で 負けてるだろうが! |
| 信じてやるよ お前の決断を、な? |
| ・・・ありがとう |
| ・・・ありがとう |
| ・・・ありがと |
| ありがとう ございます・・・ |
| 荒野で出会ったソルの |
| 荒野で出会ったキールの |
| 荒野で出会ったカシスの |
| 荒野で出会ったクラレットの |
| 言葉を信じるのなら、俺は 事故によって間違って 呼ばれてしまったらしい |
迷惑な話だとは思うが、 事故だっていうんだから 仕方がない |
まあ、いきさつはわかった あとはどうやって元の世界へと 帰るかってことだよな・・・ |
| 荒野で出会ったソルの |
| 荒野で出会ったキールの |
| 荒野で出会ったカシスの |
| 荒野で出会ったクラレットの |
| 言葉を信じるのなら、僕は 事故によって間違って 呼ばれてしまったらしい |
迷惑な話だとは思うが、 事故だっていうんだから 仕方がない |
ともかく、いきさつはわかった あとはなんとかして元の世界へ 帰る方法を探すだけだ・・・ |
| 荒野で出会ったソルの |
| 荒野で出会ったキールの |
| 荒野で出会ったカシスの |
| 荒野で出会ったクラレットの |
| 言葉を信じるのなら、 あたしは事故によって間違って 呼ばれてしまったらしい |
迷惑な話だとは思うが、 事故だっていうんだから 仕方がない |
ともかく、いきさつはわかった あとはなんとかして元の世界へ 帰る方法を探すだけ・・・ |
| 荒野で出会ったソルさんの |
| 荒野で出会ったキールさんの |
| 荒野で出会ったカシスさんの |
| 荒野で出会ったクラレットの |
| 言葉を信じるのなら・・・ わたしは間違って、こちらの 世界へ呼ばれたことになる・・・ |
事故・・・ 正直、心の整理がつかない今は どうすればいいかもわからない |
ただ、いきさつの理解は できたから・・・ 悩んでいるよりも、一刻も早く 帰る方法をさがそうと思う・・・ |
| すまないな 俺をここに置いてくれ るように、ずいぶん骨 折ってくれて・・・ |
| いや、別にたいした ことはしていないよ ここの人たちは、 みんな親切だからね |
| ううん、別にあたしは なんにもしてないよ ここの人たちは、 みんな優しいからね |
| べつに、わたしは なにもしてません ここの人たちが、みん な優しいだけですよ |
| どうしてだ? |
| え? |
| お前、簡単に人を信用 しすぎるんじゃないか それに・・・ 親切に過ぎるぜ |
| 俺は、お前を事故に 巻きこんだ召喚師の 一員なんだぞ・・・ 憎くないのかよ!? |
| ・・・憎んだところで どうにもなるもんじゃ ないからな |
| それに君は、僕の前に 名乗り出てきてくれた |
| 黙って逃げたっていい のに、自分から僕の前 に出てきてくれた |
| だから、僕は君を 信じようと思ったんだ みんなもきっと同じさ |
| ・・・憎んでもさ、 なんにも はじまんないし・・・ |
| それにあなた、あたし たちの前に出てきて くれたじゃない? |
| 黙って逃げたって いいのに、自分から 出てきてくれたもの |
| それで充分・・・ 信じられるよ みんなもきっと同じ |
| ・・・憎んでも なにもはじまらない そう学びました |
| それにあなたは わたしの前に出てきて くれました |
| 黙って逃げても よかったはず・・・ 違いますか? |
| わたしは、だから あなたを信じます きっと、みんなも そう言うはずですよ |
| それなら いいんだけどな・・・ |
| 僕がここにいられるよ うにするために、君は ずいぶんと苦労して くれたみたいだな |
| ううん、別にたいした ことはしてないさ ここの人たちは、 みんな優しいからね |
| あたし、なんにも してないよ・・・ |
| ここの人たちは、 みんな優しいからね |
| わたしはなにも していません・・・ |
| ここの人たちが、 みんな優しかった だけです |
| どうしてだ? |
| え? |
| なぜ、見ず知らずの僕 をそんなに簡単に信用 できるんだい? 親切にできるんだい |
| それに、僕は君を事故 に巻きこんだ召喚師の 一員なんだぞ・・・ 憎くは、ないのか? |
| ・・・憎んだってさ、 どうにもなるもんじゃ ないだろ? |
| それに君は、俺の前に 名乗り出てきてくれた じゃないか |
| 黙って逃げたっていい のに、自分から俺の前 に出てきてくれた |
| だから、俺は君を 信じようと思ってる みんなもきっと同じさ |
| 自分で信じてくれって 言ったのに、変なこと 言うんだね? |
| あなた、あたしの前に 名乗り出てきてくれた じゃない? |
| 黙って逃げたって いいのに、自分から 出てきてくれた |
| それで充分に、信じる 理由だから・・・ みんなもきっと同じ |
| ・・・憎んでも もとの世界に戻れる わけじゃないですし |
| それにあなたは わたしの前に 姿を現してくれました |
| 黙って逃げても、 よかったはずなのに 違いますか? |
| だから、わたしは あなたを信じます みんなもきっと、同じ ことを言いますよ |
| だと、いいがね・・・ |
| 面倒かけちゃったわね あたしをここに置いて くれるために、かなり 無理したんでしょ? |
| ううん、別にたいした ことはしてないさ ここの人たちは、 みんな優しいからね |
| いや、別にたいした ことはしていないよ ここの人たちは、 みんな親切だからね |
| あたしはなにも・・・ ここのひとたちが、 みんな優しかっただけ ですよ・・・ |
| そうね・・・ 人が良すぎるくらい |
| あたしが言ったことを 頭から信じてくれた 証拠なんかどこにも ないのに・・・ |
| ねえ・・・ キミはあたしのことを 本当に信じてくれる? 憎んだりしてない? |
| ・・・憎んだってさ、 どうにもなるもんじゃ ないだろ? |
| それに君は、俺の前に 名乗り出てきてくれた じゃないか |
| 黙って逃げたっていい のに、自分から俺の前 に出てきてくれた |
| だから、俺は君を 信じようと思ってる みんなもきっと同じさ |
| ・・・憎んだところで どうにもなるもんじゃ ないからな |
| それに君は、僕の前に 名乗り出てきてくれた |
| 黙って逃げたっていい のに、自分から僕の前 に出てきてくれた |
| だから、僕は君を 信じようと思ったんだ みんなもきっと同じさ |
| ・・・憎んだって それで、帰れるもので もないでしょう? |
| それにあなたは わたしの目の前に 出てきてくれました |
| 黙って逃げたって よかったはずなのに そうじゃないですか? |
| だから、わたしは あなたを信じます みんなもきっと、同じ ことを言うはずです |
| うん・・・ |
| 本当にもうしわけあり ません。私のわがまま で、貴方にご迷惑をか けてしまって・・・ |
| ううん、別にたいした ことはしてないさ ここの人たちは、 みんな優しいからね |
| いや、別にたいした ことはしていないよ ここの人たちは、 みんな親切だからね |
| あたしは、 なんにもしてないよ ここの人たちは、 みんな優しいからね |
| ・・・そうですね |
| 正直言って、本当に私 が迎えてもらえるとは 思ってませんでした |
| 私は召喚師の一員です もの・・・憎まれても 仕方がないって思って いたんです・・・ |
| ・・・憎んだってさ、 どうにもなるもんじゃ ないだろ? |
| それに君は、俺の前に 名乗り出てきてくれた じゃないか |
| 黙って逃げたっていい のに、自分から俺の前 に出てきてくれた |
| だから、俺は君を 信じようと思ってる みんなもきっと同じさ |
| ・・・憎んだところで どうにもなるもんじゃ ないからな |
| それに君は、僕の前に 名乗り出てきてくれた |
| 黙って逃げたっていい のに、自分から僕の前 に出てきてくれた |
| だから、僕は君を 信じようと思ったんだ みんなもきっと同じさ |
| う~ん・・・ 憎むかぁ、あんまり そういう感じでも ないなぁ・・・ |
| それにさ あたしたちの前に 出てきてくれたでしょ |
| 黙って逃げたって いいのに、自分から 出てきてくれたじゃん |
| これで、信じようと 思うには、充分だよ みんなもきっと同じ |
| ・・・はい |
| 君にとっては、あまり 嬉しくない結果に なってしまったな |
| 何もわからないよりは ましですよ それに、俺はあきらめ てないですし |
| キールも |
| カシスも |
| クラレットも |
| 一緒に、帰る方法を 探してくれますしね |
| 何もわからないよりは ましですよ それにまだ、僕はあき らめていませんし |
| ソルも |
| カシスも |
| クラレットも |
| 一緒に、帰る方法を 探してくれるそうです |
| 何もわからないよりは ましですってば・・・ それに、まだあきらめ てません、あたし! |
| ソルも |
| キールも |
| クラレットも |
| 一緒に、帰る方法を 探してくれますし |
| 何もわからないよりは ましです・・・ それに、わたしまだ 諦めていませんし |
| ソルさんも |
| キールさんも |
| カシスさんも |
| 一緒に、帰る方法を 探してくれますしね |
| あの人は私の知ってい る召喚師たちとは違う みたいだな |
| どう違うんですか? |
| どう違うんですか? |
| どうですか? |
| どう違うんですか? |
| 城にいる召喚師たちは 自分たちの利益のため だけに動いている最低 な連中だったよ |
| 私はずっと、召喚師は そんな利己主義者ばか りだと思いこんでいた んだが・・・ |
| 考えを改めておく必要 があるのかもしれんな |
| なあ、ガゼル 前から聞きたかったん だけど・・・ |
| ガゼル 君に聞きたかったこと があるんだが・・・ |
| ねえ、ガゼル 前から聞きたかったん だけどさ・・・ |
| ねえ、ガゼルさん 前から聞きたかったん ですけど・・・ |
| あん? |
| どうして召喚師のこと をそんなに嫌うんだ? |
| どうして召喚師のこと をそんなに嫌うんだ? |
| どうして召喚師のこと をそんなに嫌うの? |
| どうして召喚師のこと を、そんなに嫌うんで すか・・・ |
| ・・・この建物がよ、 孤児院だったってのは 覚えてるか? |
| 街の援助金を受けて、 孤児院は運営されてた んだがよ・・・ある日 それが打ち切られた |
| 召喚師のせいでな |
| え? |
| 領主の相談役をして いる召喚師が、無駄な 出費だと言い切り やがったんだとさ |
| 院長のおっさんは抗議 に出かけたが、それっ きり今も帰ってこねえ |
| そんで、このザマさ |
| そんな・・・ |
| ま、だからって召喚師 全員に恨みをもつのは 筋違いってもんさ |
| わかっちゃ・・・ いるんだがよ・・・ |
| しかしまあ、これだけ 短い間に同居人が2人 も増えるとはなあ |
| ・・・すいません |
| ん? お前さんが謝る必要は ないだろうに |
| むしろワシは楽しいぞ 働きがいも出てくるっ てもんだ |
| はあ・・・ |
| そう言ってもらえると 助かるよ |
| はあ・・・ |
| はあ・・・ |
| 今日は大変だったろ? |
| 今日は大変だった ようだね |
| 今日は大変だったね? |
| 今日は大変でしたね |
| うん でも、それは お互いさまでしょ? |
| レイドから聞いたわよ バノッサのこととか、 あの召喚師さんの 話だとか・・・ |
| また、迷惑かけるな |
| 迷惑かけてばかりで、 すまないな |
| うう~、ごめん! まぁた迷惑 かけちゃうかも! |
| また、迷惑をかけて しまいますね |
| それもお互いさまだわ |
| 留守は任せて、なんて 偉そうに言ったくせに フィズの面倒も見られ なかったもの・・・ |
| ・・・なーんて、過ぎ たことクヨクヨしてて も仕方がないわね |
| できること、一生懸命 やっていきましょ! |
| ああ、お互いにね |
| ああ、そうしよう |
| うん、そうだね! |
| ええ、お互いに |
| 一日中、庭で見張りを してたんだって? |
| 一日中、庭で見張りを してたんだって? |
| 一日中、庭で見張りを してたんだって? |
| 一日中、庭で見張りを しててくれたの? |
| ・・・うん |
| 大変だったろ? |
| 大変だったろう? |
| 大変だったでしょ? |
| ご苦労さま・・・ |
| う・・・ん・・・ |
| (スゥ・・・) |
| ・・・お疲れさま |
| ・・・お疲れさま |
| ・・・お疲れさま |
| お疲れさま アルバくん・・・ |
| どうした? |
| どうしたんだ? |
| どうしたの? |
| どうかした? |
| 昼間はごめんなさい |
| リプレ母さん すごく怒ってたわ お尻、ぶたれちゃった |
| ・・・あたし 嫌われちゃったかな |
| フィズは自分が悪かっ たって、今は思ってる んだろう |
| フィズは自分が悪かっ たこと、今はわかって いるんだろう |
| フィズは自分が悪かっ たって、今は思ってる んでしょ? |
| フィズは自分が悪かっ たって、今は思ってる んでしょ? |
| うん・・・ |
| それなら、リプレにも その気持ちはちゃんと 伝わってるはずさ |
| 心配しなくていいから 部屋に戻ってみな きっと、リプレはもう 怒ってないよ |
| それなら、リプレにも その気持ちはちゃんと 伝わってるはずさ |
| 心配しなくていいから 部屋に戻ってごらん きっと、リプレはもう 怒ってないよ |
| それなら、リプレにも その気持ちはちゃんと 伝わってるって |
| 心配しなくていいから 部屋に戻ろうよ |
| きっと、リプレはもう 怒ってないから、ね? |
| それなら、リプレさん にも、その気持ちは 伝わってるはずだから |
| 心配しなくていいから 部屋に戻ろうね きっと、リプレさんは 怒ってないよ |
| ・・・うんっ! |
| ずっと、俺たちの帰り を待ってたんだって? |
| ずっと、僕たちの帰り を待ってたんだって? |
| ずっと、あたしたちが 帰るのを待ってたの? |
| ずっと、わたしたちが 帰ってくるのを 待っててくれたんだ |
| ・・・(こくん) |
| (スゥ・・・) |
| ありゃ? |
| あれ? |
| ありゃ? |
| あれ? |
| (スゥ、スゥ・・・) |
| ・・・待たせちまって 悪いことしちゃったな |
| 待たせてしまって 悪いことしたな・・・ |
| ・・・待たせちゃって ごめんね・・・ラミ |
| ・・・お待たせ・・・ 悪いことしちゃったね |
| まずは僕が、彼のことを 信じないとな・・・ 全てはそれからだ |
| まずはあたしが、 彼を信じないと! 全てはそれからだね! |
| わたしが彼を信じる ・・・まずはそれから はじめないと・・・ |
| まずは俺が、彼のことを 信じないとな・・・ 全てはそれからだ |
| まずはあたしが、 彼を信じないと! 全てはそれからだね! |
| わたしが彼を信じる ・・・まずはそれから はじめないと・・・ |
| まずは俺が、あの子を 信じないとな・・・ 全てはそれからだ |
| まずは僕が、彼女を 信じないとな・・・ 全てはそれからだ |
| わたしが彼女を信じる ・・・まずはそれから はじめないと・・・ |
| まずは俺が、あの子を 信じないとな・・・ 全てはそれからだ |
| まずは僕が、彼女を 信じないとな・・・ 全てはそれからだ |
| まずはあたしが、 彼女を信じないと! 全てはそれからだね! |
| 召喚師にも、 いろいろいるらしいな・・・ |
| 召喚師にも、 いろいろいるようだな・・・ |
| 召喚師にも、 いろいろいるんだ・・・ |
| 召喚師にも、 いろいろいるのですね・・・ |
| ガゼルが召喚師を嫌う気持ち 確かにわかる気がする・・・ |
| ガゼルが召喚師を嫌うのも 当然のことなのかも知れないな |
| ガゼルが召喚師を嫌う気持ち 確かにわかる気がする・・・ |
| ガゼルさんが 召喚師を嫌う気持ち 確かにわかる気がする・・・ |
| エドスって 身体だけじゃなくて 気持ちも大きいんだな・・・ |
| エドスって 身体だけじゃなくて 気持ちも大きいんだな・・・ |
| エドスって 身体だけじゃなくて 気持ちも大きいんだねぇ・・・ |
| エドスさん 身体だけじゃなくて 気持ちも大きいんですね・・・ |
| なんのかんのいってもリプレに 迷惑ばっかりかけてるなあ・・・ |
| 今回もまた、リプレに迷惑を かけてしまったようだな・・・ |
| なんのかんのいっても リプレに迷惑ばっかり かけてるしなぁ・・・ |
| なんのかんのいっても リプレさんには迷惑ばっかり かけてるなあ・・・ |
| よっぽどがんばったんだろうなあ 眠そうだったし・・・ |
| ずいぶんとがんばったみたいだな 眠そうだったし・・・ |
| よっぽどがんばったんだろうね 眠そうだったし・・・ |
| よっぽどがんばったのでしょうね 眠そうだったし・・・ |
| 生意気だって思ってたけど、 素直なところもあるんだな・・・ |
| 生意気だって思ってたけど、 素直なところもあるんだな・・・ |
| 生意気だって思ってたけど、 素直なところもあるんだね・・・ |
| 生意気だって思ってたけど、 素直なところもあるのね・・・ |
| よっぽど退屈だったんだろうなぁ 眠そうだったし・・・ |
| よっぽど退屈だったんだろうな 眠そうだったし・・・ |
| よっぽど退屈だったんだね 眠そうだったし・・・ |
| よっぽど退屈だったのかな? 眠そうだったし・・・ |
scn003
| お前の持ってる力 説明しとかなけりゃ ならないだろ? |
| あの不思議な光の ことか? |
| 使っておいて言うのも なんだが、あれは一体 どういう力なんだ? |
| もしかして あの光のこと? |
| 自分でやっといて 言うのもなんだけど なにあれ? |
| ええ、あの不思議な 光のことですね |
| 自分で使っておいて、 こういうのも なんなんですが・・・ あれはなんですか? |
| 俺にもはっきりとした ことはわからないが、 たぶん【召喚術】の 一種に間違いない |
| ちょっと待ってくれ 召喚術ってのは召喚師 しか使えないものなん じゃないのか? |
| ・・・ それってさ わかんないも 同然じゃん・・・ |
| だいたい召喚術って 召喚師しか 使えないって 言ってなかった? |
| え・・・ 召喚術というのは 召喚師しか使えないと 聞きましたけど |
| 普通の奴等はそう思っ ているようだけど、 それは違ってる |
| 方法さえ知っていれば 召喚術は誰でも使える |
| !? |
| そうなの!? |
| そうなんですか? でも、わたし召喚術 の使い方なんて・・・ |
| ま・・・ 詳しくはあとで説明 するとして・・・ |
| ただ、お前の力は、 どうも違うみたいだ 呪文も儀式も必要とし ないんだからな |
| あんなことは熟達した 召喚師でも できっこない |
| そんなに、すごいこと だったのか・・・ |
| あたしって もしかしてすごいかな |
| ・・・そんなにも すごいこと ・・・なんですか? |
| ただし、問題もある |
| お前の召喚術はまだ 未熟なんだ。きっちり 制御しないと、暴発を 起こす危険がある |
| それは困るな・・・ |
| ・・・あ、やっぱり? |
| そんな!? |
| そこで、だ これから俺が、初歩の 召喚術の手順を教えよ うと思うんだが・・ |
| 覚えたか? |
| ああ、まず 【サモナイト石】に 精神を集中して・・・ |
| 次に何かの行動を起こ せば【召喚術】が発動 するんだな? |
| 簡単だよ まず【サモナイト石】 に精神を集中して、と |
| で、なにか行動を起こ せば【召喚術】が発動 する、と |
| え、はいなんとか まず【サモナイト石】 に精神を集中して・・ |
| 次に何かの行動を 起こせば【召喚術】が 発動する ・・・ですよね? |
| なんだけどな・・・ 実はこの方法は あまり確実じゃない のさ |
| いちいちサモナイト石 を消耗するし、望んだ 召喚術が確実に使える わけじゃないからな |
| たしかに・・・ |
| ・・・だめじゃん |
| そうですね・・・ |
| だから召喚師たちは、 【誓約】という儀式を 一緒に行うのさ |
| 誓約? |
| 誓約? |
| 誓・・・約? |
| そう 呼び出された召喚獣に 名前をつける儀式さ |
| 名前をつけた召喚獣は 魔力を消費するだけで いつでも自由に呼べる ようになる |
| たとえ名づけた本人で なくても、だけどな |
| それが、さっき言って た特別な方法か・・・ |
| これが もうひとつの方法ね |
| それが、さっき言って た特別な方法ですか? |
| ああ、ご名答、だ |
| 本当なら、こんなこと 普通の奴に教えちゃ いけないんだが・・・ |
| 今回は特別だ 俺はお前を信じる ことにする |
| ソル・・・ |
| ソル・・・ |
| ありがとう・・・ |
| 君の持っている力に ついて、説明して おこうと思ってな |
| あの不思議な光の ことか? |
| 使っておいてなんだけ ど、あれはいったい 何なんだ? |
| もしかして あの光のこと? |
| 自分でやっといて 言うのもなんだけど なにあれ? |
| あの不思議な光のこと ですか? |
| 使った自分で言うのも なんなんですが・・・ あれはなんですか? |
| 僕にもはっきりした ことはわからないが、 おそらく【召喚術】の 一種だと思う |
| おいおい、待ってくれ 召喚術ってのは召喚師 しか使えないものなん じゃないのか? |
| ・・・ それってさ わかんないも 同然じゃん・・・ |
| だいたい召喚術って 召喚師しか使えないっ て言ってなかった? |
| 待ってください・・・ 召喚術ってのは召喚師 しか使えないものなん じゃないんですか? |
| 普通の人々はそう思っ ているようだが、 それは間違いだ |
| 方法さえ知っていれば 召喚術は誰でも使える |
| !? |
| そうなの!? |
| え・・・? |
| 詳しくはあとで説明を するとして・・・ |
| まあ、君の力はそんな ものとは根本的に違う 呪文も儀式も必要とし ないんだからな |
| あんなことは熟達した 召喚師でも不可能だよ |
| そんなに、すごいこと だったのか・・・ |
| あたしって もしかしてすごいかな |
| そんなに、すごいこと だったんですか |
| ただし、問題もある |
| 君の召喚術は我流だ きちんとした制御法を 学ばなくては、暴発を 起こす危険がある |
| ええっ!? |
| ・・・あ、やっぱり? |
| ええっ!? |
| そうならないためにも これから僕が、 初歩の召喚術の手順を 教えようと思う |
| 覚えたか? |
| ああ まず【サモナイト石】 に精神を集中して・・ |
| 次に何かの行動を 起こせば【召喚術】が 発動するんだろ? |
| 簡単だよ まず【サモナイト石】 に精神を集中して、と |
| で、なにか行動を起こ せば【召喚術】が発動 する、と |
| はい、まず 【サモナイト石】に 精神を集中して・・・ |
| 次に何かの行動を 起こせば【召喚術】が 発動するんですね? |
| だがこの方法は不確実 すぎて実戦的じゃない |
| いちいちサモナイト石 を消耗するし、望んだ 召喚術が確実に使える わけじゃないからな |
| たしかに・・・ |
| ・・・だめじゃん |
| そうですよね・・・ 不確実だとは 思いましたけど・・・ |
| だから召喚師たちは、 【誓約】という儀式を 一緒に行うんだ |
| 誓約? |
| 誓約? 契約みたいなもん? |
| 誓約ですか? |
| ああ 呼び出された召喚獣に 名前をつける儀式さ |
| 名前をつけた召喚獣は 魔力を消費するだけで いつでも自由に呼べる ようになる |
| たとえ名づけた本人で なくてもね |
| それが、さっき言って た特別な方法!? |
| これが もうひとつの方法ね |
| それが、さっき言って た特別な方法・・・? |
| そういうことだ |
| 本来なら、こんなこと を普通の人に教えては いけないんだが・・・ |
| 場合が場合だから、僕 は君たちを信じること に決めたんだ |
| キール・・・ |
| キール・・・ |
| キールさん・・・ |
| キミのあの不思議な力 の使い方を、教えたげ ようと思ってね |
| あの不思議な光の ことか? |
| 使っておいてなんだけ ど、あれはいったい 何なんだ? |
| あの不思議な光の ことか? |
| 使っておいて言うのも なんだが、あれは一体 どういう力なんだ? |
| あの、わたしたちを 包んだ光ですね? |
| あれは・・・いったい なんなんですか? |
| んー、あたしも断言は できないんだけどね、 おそらく【召喚術】の 一種じゃないかな |
| おいおい、待ってくれ 召喚術ってのは召喚師 しか使えないものなん じゃないのか? |
| ちょっと待ってくれ 召喚術ってのは召喚師 しか使えないものなん じゃないのか? |
| え・・・ 召喚術というのは 召喚師しか使えないと 聞きましたけど |
| あ、それは思いこみ |
| 方法さえ知ってれば、 召喚術は誰でも 使えるもんなのよ |
| !? |
| まあ、それはともかく キミの場合は呪文すら いらないし、まったく 別次元の力だね |
| あんなことは召喚師 だってできないもん |
| そんなに、すごいこと だったのか・・・ |
| そんなに、すごいこと だったのか・・・ |
| そんなに、すごいこと だったんですか? |
| ただし、問題もあるわ |
| キミの召喚術は我流よ きちんとした制御法を 学んでないから下手す ると暴発しちゃうわ |
| ええっ!? |
| それは困るな・・・ |
| ええっ!? |
| そうならないためにも これからあたしが召喚 術の初歩を教えたげる よーく聞きなさいよ |
| 覚えたかな? |
| ああ まず【サモナイト石】 に精神を集中して・・ |
| 次に何かの行動を 起こせば【召喚術】が 発動するんだろ? |
| ああ、まず 【サモナイト石】に 精神を集中して・・・ |
| 次に何かの行動を起こ せば【召喚術】が発動 するんだな? |
| ええと・・・ まず【サモナイト石】 に精神を集中して・・ |
| 次に何かの行動を 起こせば【召喚術】が 発動するんですね? |
| でも、 この方法だけじゃ いまいち役に 立たないのよねえ |
| いちいちサモナイト石 を消耗するし、望んだ 召喚術が確実に使える わけじゃないし |
| たしかに・・・ |
| たしかに・・・ |
| ですよね・・・ |
| だからあたしたちは、 【誓約】という儀式を 一緒に行うの |
| 誓約? |
| うん 呼び出された召喚獣に 名前をつける儀式よ |
| 名前をつけた召喚獣は 魔力を消費するだけで いつでも自由に呼べる ようになるのよ |
| たとえ名づけた本人で なくてもね |
| それが、さっき言って た特別な方法!? |
| それが、さっき言って た特別な方法か・・・ |
| それが、さっき言って た特別な方法ですか? |
| そーゆーこと |
| 本当なら、こんなこと をぺらぺらと喋っちゃ ダメなんだけど・・・ |
| 場合が場合だしね キミたちを信じて特別 に教えたげるわ |
| カシス・・・ |
| カシス・・・ |
| カシスさん・・・ |
| 貴方の持っている力に ついて、お話ししたい と思って |
| あの不思議な光の ことか? |
| 使っておいてなんだけ ど、あれはいったい 何なんだ? |
| あの不思議な光の ことか? |
| 使っておいて言うのも なんだが、あれは一体 どういう力なんだ? |
| 光・・・? あの不思議な光ね |
| 自分で使っといて なんだけど・・・ あれ、なに? |
| 私もよくはわからない のですけど、おそらく 【召喚術】の一種では ないかと思います |
| おいおい、待ってくれ 召喚術ってのは召喚師 しか使えないものなん じゃないのか? |
| ちょっと待ってくれ 召喚術ってのは召喚師 しか使えないものなん じゃないのか? |
| え? 召喚術ってのは召喚師 しか使えないんじゃな かったっけ? |
| いえ、それは違います |
| 方法さえ知っていれば 召喚術は誰でも使える ものなんです |
| !? |
| !? |
| そうなの!? |
| あ・・・それより貴方 の場合ですが、呪文を 必要としない時点で、 普通とは違いますね |
| あんなことは熟達した 召喚師でも無理ですし |
| そんなに、すごいこと だったのか・・・ |
| そんなに、すごいこと だったのか・・・ |
| あたしって、そんな すごいことが できちゃったんだ |
| ただ・・・ |
| 貴方の召喚術はいわば 我流です。正式な技法 を学んでおかないと暴 発の危険があります |
| ええっ!? |
| それは困るな・・・ |
| ええ~っ |
| ですから、これから私 が召喚術の初歩を貴方 にお教えします。よく 聞いてくださいね |
| 覚えましたか? |
| ああ まず【サモナイト石】 に精神を集中して・・ |
| 次に何かの行動を 起こせば【召喚術】が 発動するんだろ? |
| ああ、まず 【サモナイト石】に 精神を集中して・・・ |
| 次に何かの行動を起こ せば【召喚術】が発動 するんだな? |
| 簡単ね・・・ まず【サモナイト石】 に精神を集中して・・ |
| 次に何か行動すれば 【召喚術】が発動! でしょ? |
| ええ・・・ですがこの 方法は基礎だけあって 不都合も多いんです |
| いちいちサモナイト石 を消耗しますし望んだ 召喚術を確実に使える わけじゃないですし |
| たしかに・・・ |
| たしかに・・・ |
| だめじゃん・・・ |
| ですから召喚師は普通 【誓約】という儀式を 一緒に行うんです |
| 誓約? |
| ええ 呼び出された召喚獣に 名前をつける儀式です |
| 名前をつけた召喚獣は 魔力を消費するだけで いつでも自由に呼べる ようになるんです |
| たとえ名づけた本人で なくても |
| それが、さっき言って た特別な方法!? |
| それが、さっき言って た特別な方法か・・・ |
| 今のがさっき言ってた 特別な方法? |
| そういうことです |
| 本来なら、普通の人に 教えるべきことではな いのですが・・・ |
| 貴方たちのことを信じ て、私、特別にお教え しようと思います |
| クラレット・・・ |
| ・・・というわけでさ 理由はわからないけど 俺は【召喚術】が使え るみたいなんだ |
| ・・・というわけだ 理由はわからないが、 僕は【召喚術】が使え るらしい |
| ・・・でさ 理由はわからないけど 【召喚術】が使える みたい、あたし |
| ・・というわけで、 理由はわからないけど わたしは【召喚術】が 使えるみたいなの |
| にわかには信じがたい 話だが・・・ |
| で、なんだ |
| お前さんが【誓約】 とやらをすれば、 ワシらにも召喚術が 使えるってことか? |
| 俺がきちんと【誓約】 ができればね まだ、試してないから |
| 僕がきちんと【誓約】 ができるのならね 試してみないとわから ないけれど |
| できれば、だけどね あたし、まだ【誓約】 って、試してないから |
| わたしがきちんと 【誓約】ができれば ですけど・・・ まだ試してないので |
| 心配なんかいらねえと 俺は思うぜ 今までだって、無意識 で使えてたんだしよ |
| ・・・・・・ |
| ん、どうしたレイド? |
| あ、いや ちょっと、な・・・ |
| ・・・・・・ |
| レイドさん? |
| ・・・あ、ああ! |
| どうしたんだ? |
| どうかしちゃってるの はレイドさんでしょ |
| 昨日から、変ですよ? |
| どうかしちゃってるの はレイドさんですよ |
| 昨日から、 何だか変ですよ |
| もう、それはレイド さんのほうでしょ? |
| 昨日から、なんか変 |
| どうかしちゃってるの はレイドさんじゃ ないですか? |
| 昨日から、変ですよ? |
| なあ、@n0 |
| 君は自分が召喚術を使 えることを知ったとき どう思った? |
| え・・・? |
| え・・・? |
| え・・・? |
| え・・・? |
| どうしよう? |
| うれしかったです なんだかこわいです |
| うれしかったです なんだかこわいです |
| ちょっと嬉しいかな 正直こわいかな |
| うれしかったです なんだかこわいです |
| うれしかったですよ |
| この世界に来てから、 俺はみんなに迷惑 ばかりかけていたけど |
| この力があれば、 俺もみんなの役に立つ ことができるって 思ったんです |
| うれしかったですよ |
| この世界に来てから、 僕はみんなに迷惑ばか りかけていたけど |
| この力があれば、 僕もみんなの役に 立つことができそうな 気がするんです |
| ちょっと嬉しいかな |
| なんか特別っぽいし、 それに なによりも・・・ |
| この力でみんなの 役に立てるかもって 思うと、ドキドキする |
| うれしかったですよ |
| この世界に来てから、 みなさんに、迷惑ばか りかけていたけど |
| この力があれば 少しは、役に立つこと ができるかもって 思うんです・・・ |
| そうか・・・ |
| 私はね、心配なんだよ |
| 心配? |
| 心配? |
| 心配・・・ですか? |
| 心配・・・ですか? |
| 召喚術というものは、 強大な力だ |
| そして、人は強大な力 を手にしたせいで 変わってしまうことが ある |
| ・・・ |
| だけど、どうやら君は 違うようだな 今の言葉を聞いて 安心したよ |
| 疑ったりして、 すまなかった |
| 恥ずかしい話ですが、 なんだかこわいですよ |
| あの光が召喚術だった とわかっただけで、 どうしてそれができる のかは不明なんだし |
| 恥ずかしい話ですが、 なんだかこわいですよ |
| あの光が召喚術だった とわかっただけで、 どうしてそれができる のかは不明ですし |
| 恥ずかしいん だけど・・・ |
| 正直、まだ召喚術 なんて想像つかないし ちょっと怖いかな ・・・なんて |
| 恥ずかしい話ですけど ・・・正直こわいです |
| わかったのはあの光が 召喚術だということだ けで、使い方はまだわ かりませんし・・・ |
| ・・・ |
| でもだからこそ、 俺は自分の力について 知る必要があると 思ってるんです |
| たとえそれが望んで手 にしたものじゃなくて も、自分の力にかわり ないんですから |
| でもだからこそ、 僕は自分の力について 知る必要があると 思ってるんです |
| たとえそれが望んで手 にしたものじゃなくて も、自分の力にかわり ないんですから |
| でも・・・ 自分の力だし 背中を向けちゃだめ だ、とも思ってる |
| 望んで手に入れて なくたって、責任って いうやつよね・・・ きっと |
| でも・・・わたしには 自分の力について知る 必要があると思います |
| 望んで手に入れた 力でなくても・・・ 今は自分の力にかわり ないんですから |
| それは、自分の力には 責任をもつということ なのかな? |
| はははっ そうするつもりなんで すけどね・・・ |
| そういうことに なるんでしょうね きっと・・・ |
| ナマイキなこと 言っちゃいましたね |
| できたらいいなって 思ってるだけです |
| できれば・・・ そうするべきだと 考えています |
| ・・・フフッ どうやら私の心配は、 無用だったようだね |
| え? |
| え? |
| え? |
| え? |
| 気にしないでくれ 君の今の言葉で、もう 心配事は消えたから |
| ??? |
| 君ならその力を正しい 方向で使えると思うよ |
| あのさ、ガゼル |
| あのさ、ガゼル |
| あのさぁガゼル |
| ガゼルさん? |
| あぁ、なんだ? |
| キールのこと、 |
| カシスのこと、 |
| クラレットのこと、 |
| どう思う |
| ソルについて |
| カシスについて |
| クラレットについて |
| どう思う? |
| ソルのこと |
| キールのこと |
| クラレットのこと |
| どう思う? |
| ソルさんのこと |
| キールさんのこと |
| カシスさんのこと |
| どう思いますか? |
| どうって・・・ |
| ろくに部屋から出てこ ねえヤツのことなんか わかんねえよ |
| そっか・・・ そういや、キールって ほとんど部屋に閉じこ もりきりだもんな |
| そうか・・・ たしかに、ソルは 部屋に閉じこもって ばかりだからな |
| そっか・・・ |
| そういや、キールって |
| そういや、ソルって |
| ほとんど部屋に閉じこ もりきりだもんね |
| そうですね・・・ |
| キールさん |
| ソルさん |
| 部屋にこもりきり ですし・・・ |
| どういうつもりだかは 知らねえが、あれじゃ いい感情をもつこと なんか無理だぜ |
| よし、 俺からもちょっと 話をしてみるよ |
| 一度、 僕からもちょっと 話をしてみるよ |
| そうだよね・・・ よし、あたしからも ちょっと話をしてみ るよ |
| わかりました・・・ わたしからも話して みます・・・ |
| ケッ 素直にいうことを聞く とは思えねえけどな |
| ろくに部屋から出てこ ねえヤツのことなんか わかんねえよ |
| そっか・・・ |
| たしかに・・・ |
| う~ん、そっか・・・ |
| そうですか・・・ |
| なんのかんのいっても 女には違いないからな 周りが男ばかりで警戒 してんのかもな |
| でもよ、このまま孤立 してちゃ、一緒に生活 していくのは難しいぜ |
| よし、 俺からもちょっと 話をしてみるよ |
| 一度、 僕からもちょっと 話をしてみるよ |
| あたしも女・・・ まあいいや・・・ |
| でも、やっぱあたしが 話相手しなきゃダメか |
| そうですね わたしからも、話して みます・・・ |
| ああ、そうしてやんな |
| へへへ、まさかとは 思ってたけどよ、 お前が召喚術を 使えるとはね |
| か、隠してたわけじゃ ないぞ? |
| 別に隠してたわけじゃ ないからな? |
| え? か、隠してた わけじゃないんだって |
| か、隠してたわけじゃ ないんです・・・ |
| あぁ バーカ、そんなことは わかってるって |
| それより俺は、愉快で たまらないのさ |
| どうして? |
| どうしてだ? |
| どして?? |
| なぜですか? |
| この街の召喚師たちは 召喚術が使えることを 理由にして 威張りちらしてる |
| そいつらがお前を見た ら、どんなにマヌケな 顔をすることか・・・ |
| クククッ 考えるだけで笑えるぜ |
| あのさ、リプレ |
| あのさ、リプレ |
| あのさ、リプレ |
| あの、リプレさん? |
| んー、なぁに? |
| キールのこと、 |
| カシスのこと、 |
| クラレットのこと、 |
| どう思う |
| ソルについて |
| カシスについて |
| クラレットについて |
| どう思う? |
| ソルのこと |
| キールのこと |
| クラレットについて |
| どう思う? |
| ソルさんのこと |
| キールさんのこと |
| カシスさんについて |
| どう思う? |
| どうって・・・ |
| まだゆっくり話をした ことがないもの なんとも言えないよ |
| そっか・・・ そういや、キールって ほとんど部屋に閉じこ もりきりだもんな |
| そうか・・・ たしかに、ソルは 部屋に閉じこもって ばかりだからな |
| そっか・・・ |
| そういや、キールって |
| そういや、ソルって |
| ほとんど部屋に閉じこ もりきりだもんね |
| そうですね・・・ |
| たしかに、キールさん |
| たしかに、ソルさん |
| 部屋にこもったまま ですものね・・・ |
| せっかくここで暮らす ことになったんだもの 早くみんなと仲良く なってほしいわね |
| よし、 俺からもちょっと 話をしてみるよ |
| 一度、 僕からもちょっと 話をしてみるよ |
| よし、あたしからも ちょっと話を してみるよ |
| じゃあ、わたしからも 話をしてみます |
| うん、お願いね |
| まだゆっくり話をした ことがないもの なんとも言えないよ |
| そっか・・・ |
| 女の子同士だったらさ 会話のひとつでもある かと思ったんだけど |
| たしかに・・・ |
| 女の子同士だったら、 会話のひとつでもある かと思ったんだけどね |
| そっか・・・ |
| あたしたち、数少ない 女の子でしょ? 仲良くなれないかな? |
| そうですね・・・ |
| 女の子同士なら 会話のひとつでもある かと思ったのですが |
| うーん 私はいつも バタバタしてるし、 彼女は彼女で部屋に閉 じこもってるしねえ |
| せっかくここで暮らす ことになったんだもの 私もできれば仲良くし たいんだけど・・・ |
| よし、 俺からもちょっと 話をしてみるよ |
| 一度、 僕からもちょっと 話をしてみるよ |
| じゃあ、あたしからも 話をしてみるね! |
| そうですね わたしからも 話してみますね・・・ |
| うん、お願いね |
| ソル |
| キール |
| カシス |
| クラレット |
| はやくみんなと仲良く なれるといいなぁ |
| ラミちゃん なにしてるんだい? |
| ラミちゃん なにしてるんだい? |
| ラミちゃん なにしてんの? |
| ラミちゃん なにしてるの? |
| おそら・・・ 見てたの・・・ |
| そっか よく晴れてるもんなあ |
| ああ、今日は よく晴れてるからな |
| そっか よく晴れてるもんね |
| そうね よく晴れてるし・・・ |
| おそら・・・ 行きたいな・・・ |
| え? |
| え? |
| え? |
| え? |
| リプレママがね 言ってたの |
| ラミの本当のママは、 おそらにいるって |
| !! |
| !! |
| ちょ、ちょっと!? |
| !! |
| どうしよう? |
| ママに会いたい? 何も言わずに側にいる |
| ママに会いたい? 何も言わずに側にいる |
| ママに・・・会いたい? なんにも言えないよ・・・ |
| ママに会いたい? 何も言わずに側にいる |
| ラミちゃんはさ、 ママに会いたいの? |
| ラミちゃんは、ママに 会いたいのかい? |
| ねえ、ラミちゃんは ママに会いたい? |
| ラミちゃんは、 ママに会いたいの? |
| ・・・わかんない |
| ちっちゃかったから、 ママのこと・・・ よくおぼえてないの |
| そっか・・・ |
| そうか・・・ |
| あ、そっか・・・ |
| そうなの・・・ |
| それに、ラミは・・・ リプレママがいるから ・・・いいの |
| ・・・ |
| ・・・おにいちゃん |
| ・・・おねぇちゃん |
| ん? |
| ん? |
| なぁに? |
| なぁに?ラミちゃん |
| おそら、きれいだね |
| ああ、そうだね |
| ああ、そうだね |
| きれいだね、ホント |
| 本当、きれいね |
| ママ・・・おそらで 見てくれてるよね? |
| ああ・・・ 見てるはずだよ |
| ああ・・・ 見てるはずだよ |
| うん・・・ あったりまえじゃん |
| もちろん・・・ 見てますよ・・・ |
| ・・・(こくん) |
| キール |
| カシス |
| クラレット |
| ちょっといいかな |
| ソル |
| カシス |
| クラレット |
| ちょっといいかい |
| ソル |
| キール |
| クラレット |
| ちょっといい? |
| ソルさん |
| キールさん |
| カシスさん |
| ちょっといいですか? |
| 何だ? 何か用かい? |
| いや、別に特別な用事 があるわけじゃないが |
| ここに来てからずっと 部屋に閉じこもりきり みたいだし、どこかへ 行かないか? |
| べっつに~、特に 用ってわけじゃないん だけどね |
| ここに来てからずっと 部屋に閉じこもりきり でしょ? どっか行かない? |
| いえ、別に 特別な用事では ないんですけれど |
| ここに来てからずっと 部屋に閉じこもりきり みたいですし、お出か けでもしませんか? |
| いやな、俺なりに 考えることも あるのさ |
| 悪いけど、また今度な |
| そ、そうかい・・・ |
| なんか、露骨に迷惑な 顔をされたような 気がする・・・ |
| ・・・そんな迷惑な 顔しなくても いいのにな・・・ |
| そうですか・・・ 残念です・・・ |
| なんか、露骨に迷惑な 顔をされたような気が ・・・ |
| 何か用事かい? |
| いや、別に特別な用事 はないんだけどさ |
| ここに来てからずっと 部屋に閉じこもりきり みたいだし、どこかへ 行かないか? |
| べっつに~、特に 用ってわけじゃないん だけどね |
| ここに来てからずっと 部屋に閉じこもりきり でしょ? どっか行かない? |
| はい・・・ |
| ここに来てからずっと 部屋に閉じこもりきり みたいですし、一緒に 出かけませんか |
| 目的なしに歩き回る のは、あまり好きじゃ ないんだ |
| 悪いが、遠慮するよ |
| そ、そうかい・・・ |
| なんか、露骨に迷惑な 顔をされたような 気がする・・・ |
| ・・・そんな迷惑な 顔しなくても いいのにな・・・ |
| ざんねんです・・・ |
| なんか、露骨に迷惑な 顔をされたような気が します・・・ |
| あれ、なんか用? |
| いや、別に特別な用事 はないんだけどさ |
| ここに来てからずっと 部屋に閉じこもりきり みたいだし、どこかへ 行かないか? |
| いや、別に特別な用事 があるわけじゃないが |
| ここに来てからずっと 部屋に閉じこもりきり みたいだし、どこかへ 行かないか? |
| ええ |
| ここに来てからずっと 部屋に閉じこもりきり みたいですし、お出か けしませんか? |
| えっ、それって もしかしてデートの お誘いってこと? |
| え!? いや、そんな つもりは・・・ |
| え!? いや、そんな つもりは・・・ |
| ・・・あの、 わたしたち、女の子 同士ですけど・・・ |
| えーっ、違うの!? ・・・つまんないなぁ |
| だったら行かなーい |
| そ、そうかい・・・ |
| なんか、うまくはぐら かされてしまった 気がする・・・ |
| そ、そうかい・・・ |
| なんか、うまくはぐら かされてしまった 気がする・・・ |
| あ、そうですか・・・ |
| なんか、うまくはぐら かされてしまった気が するのですが・・・ |
| 何かご用ですか? |
| いや、別に特別な用事 はないんだけどさ |
| ここに来てからずっと 部屋に閉じこもりきり みたいだし、どこかへ 行かないか? |
| いや、別に特別な用事 があるわけじゃないが |
| ここに来てからずっと 部屋に閉じこもりきり みたいだし、どこかへ 行かないか? |
| うん どっかいかない? |
| ほら、ずっとこもりき りじゃさ、脳味噌に カビ生えちゃうよ どう、散歩くらい |
| あの・・・私、ちょっ と調べなくちゃいけな いことがあるんです |
| ですから、またの機会 ということで・・・ |
| そ、そうかい・・・ |
| なんか、露骨に迷惑な 顔をされたような 気がする・・・ |
| そ、そうかい・・・ |
| なんか、露骨に迷惑な 顔をされたような 気がする・・・ |
| あ、そ、そう・・・? |
| なんか、露骨に迷惑な 顔をされたような気が するよぉ・・・ |
| キール |
| カシス |
| クラレット |
| ちょっといいかな |
| ソル |
| カシス |
| クラレット |
| ちょっといいかい |
| ソル |
| キール |
| クラレット |
| ちょっといいかな? |
| ソルさん |
| キールさん |
| カシスさん |
| ちょっといいですか? |
| やっぱりさ、部屋の中 に閉じこもりきりって のはよくないよ |
| ねえねえ、部屋の中に 閉じこもりきりって やっぱりよくないよ |
| やっぱり、部屋の中に 閉じこもりきりは よくないと思います |
| 別に身体を壊すような 無茶はしてないぞ |
| いや、そうじゃなくて ね・・・ |
| そうじゃなくってぇ |
| いえ、そういうわけ ではなく・・・ |
| どうしよう? |
| みんなと話をしようよ 心配なんだよ |
| もっと話そうよ! なんか心配なの |
| みんなと話しましょう なんか心配なんです |
| もっと、みんなと話を しようよ? |
| ねえ、もっと話を しようよ |
| もっと、みんなと話を しませんか? |
| 何を話すって? |
| いや、だからさ・・・ ひとりでいたって つまらないだろう? |
| あ~もう! ひとりでいたって つまんないじゃない! |
| あの・・・ひとりで ずっといても、 面白くないんじゃ ないですか? |
| 別につまらなくなんて ないぜ・・・ |
| まあ、とにかく・・・ みんなは君ともっと 話がしたいって思って いるんだから |
| たまにでいいからさ、 みんなと会話する時間 も作るべきだよ |
| ・・・あちゃ 根本的にズレてるよ |
| と、とにかくさ! みんなもっとあなたと 話をしたいって 思ってるの |
| たまにでいいから、 みんなと話をしてみて ほしいなぁ~って 思うわけ |
| ・・・手強いですね |
| あの・・・とにかく みんなもあなたとお話 がしたいって思ってる んです・・・ |
| 少しずつでいいから みなさんと話を してくださいますか |
| しょうがないな わかったよ |
| なんか心配なんだよ 君がひとりっきりだと |
| 心配なんだよね あなたがひとりだと |
| なにか心配なんです あなたがひとりだと |
| ほっとくと何するか わかんないって? |
| いや、そうじゃなくて |
| ほら、君にしてみれば ここは見知らぬ場所で あるわけだし、不安も あるだろうし・・・ |
| 僕もそうだったから、 なんとなくわかるんだ |
| あーっ、そうじゃなく てさぁ! |
| ほら、見知らぬ人や 見知らぬ場所で暮らす のって、心細いでしょ |
| あたしもそうだった から、気になって |
| いえ、そういうわけ では・・・ |
| あの・・・あなたに とっても、ここは不慣 れな場所ですし・・・ |
| わたしもそうでした から・・・ |
| へぇ・・・ |
| そんな時、みんなと話 をしていると、なんと なく不安が軽くなった から・・・ |
| でもさ、みんなと話を してるだけで、 結構、気分がやわらぐ もんなの・・・ね? |
| でも・・・みんなと話 をしていると、なんと なく不安が軽くなった 気がして・・・ |
| なあ、まさか、俺が ここで孤立しないか 心配してくれてる? |
| まあ、そうなんだけど |
| ・・・うん |
| はい、平たく言えば |
| そうか・・・ 悪い・・・ 余計な気、使わせた |
| 俺さ、あんまり こういう場所 いたことなくてさ |
| だから、正直に言うと ちょっと戸惑ってる |
| ・・・そうだったのか |
| ・・・そうだったんだ |
| ・・・そうだったん ですか・・・ |
| まあね でも、これじゃ確かに いけないんだろうな |
| 少しずつ、みんなとも 話をしてみよう |
| ああ、それがいいよ |
| そうしてよ、ね! |
| はい そうしてください |
| やっぱりさ、部屋の中 に閉じこもりきりって のはよくないよ |
| ねえねえ、部屋の中に 閉じこもりきりって やっぱりよくないよ |
| あの・・・お部屋に 閉じこもりきり なのはよくないと 思います・・・ |
| 別に身体を壊すような 無茶はしていないぞ |
| いや、そうじゃなくて さ・・・ |
| そうじゃなくってぇ |
| いえ、そうではなくて ですね・・・ |
| どうしよう? |
| みんなと話そうぜ なんか心配なんだよ |
| もっと話そうよ! なんか心配なの |
| みんなと話しましょう なんか心配なんです |
| もっと、みんなと話を しようぜ? |
| ねえ、もっと話を しようよ |
| みなさんとお話を してください・・・ |
| 話すって、何をだ? |
| あーっ、だからさぁ ひとりでいたって つまんないだろ? |
| あ~もう! ひとりでいたって つまんないじゃない! |
| あの・・・ ひとりでいるの・・・ つまらなくは ないですか? |
| 別につまらなくは ないんだがな・・・ |
| こりゃダメだ 根本的にズレてるよ |
| と、とにかくさ! みんなは君ともっと 話がしたいって 思ってるんだよ |
| たまにでいいからさ、 みんなと会話する時間 を作ってくれよ |
| と、とにかくさ! みんなもっとあなたと 話をしたいって 思ってるの |
| たまにでいいから みんなと話をしてみて ほしいなぁ~って 思うわけ |
| ・・・これは 手強いですね・・・ |
| あの、ですね・・・ みなさんも、あなたと 話をしたいって、 思っているんです |
| たまにでいいですから みなさんとお話を してみてください |
| ・・・わかった |
| なんか心配なんだよ 君がひとりっきりだと |
| 心配なんだよね あなたがひとりだと |
| なんか心配なんです あなたが一人でいると |
| ・・・何をしでかすか 不安なのか? |
| あーっ、 そうじゃなくてさぁ! |
| ほら、君にしてみれば ここは見知らぬ場所で あるわけだし、不安も あるだろうし・・・ |
| 俺もそうだったから、 なんとなくわかるんだ |
| あーっ、そうじゃなく てさぁ! |
| ほら、見知らぬ人や 見知らぬ場所で暮らす のって、心細いでしょ |
| あたしもそうだった から、気になって |
| あの・・・そういう わけではなく・・・ |
| あなたにとっても ここは慣れない場所 だと思うんです |
| わたしも、はじめは そうでしたから・・・ |
| ・・・ |
| そんな時、みんなと話 をしていると、なんと なく不安が軽くなった 気がしてさ・・・ |
| でもさ、みんなと話を してるだけで、 結構、気分がやわらぐ もんなの・・・ね? |
| でも・・・そんな気持 ちは、みなさんと話し ていると、軽くなって くるんです・・・ |
| ひょっとして、君は僕 が孤立していないか 心配してくれている のか? |
| まあ、そうなんだけど |
| ・・・うん |
| ええ、平たく言えば |
| すまないな 余計な気を使わせて |
| 僕は今まで、こういう 雰囲気に接したことが ないんだ |
| だから、正直に言うと ちょっと戸惑っている |
| ・・・そうだったんだ |
| ・・・そうだったんだ |
| ・・・そうでしたか |
| うん でも、これじゃ確かに いけないんだろうな |
| 少しずつ、他の人たち とも話をしてみるよ |
| ああ、それがいいよ |
| そうしてよ、ね! |
| ええ、ぜひ そうしてください |
| やっぱりさ、部屋の中 に閉じこもりきりって のはよくないよ |
| やっぱりさ、部屋の中 に閉じこもりきりって のはよくないよ |
| あの・・・部屋の中に 閉じこもりきりは よくありません |
| えー、ちゃんと運動は してるよ? |
| いや、そうじゃなくて さ・・・ |
| いや、そうじゃなくて ね・・・ |
| あの、そういうわけ では・・・ |
| どうしよう? |
| みんなと話そうぜ なんか心配なんだよ |
| みんなと話をしようよ 心配なんだよ |
| みんなと話しましょう なんか心配で・・・ |
| もっと、みんなと話を しようぜ? |
| もっと、みんなと話を しようよ? |
| あの・・・もうすこし みなさんと お話しませんか? |
| 話すって、何を? |
| あーっ、だからさぁ ひとりでいたって つまんないだろ? |
| いや、だからさ・・・ ひとりでいたってつま らないだろう? |
| いえ・・・あの・・・ ひとりでいても つまらないですし |
| ・・・まあ、ね |
| だろ? |
| だろう? |
| あの、そうですよね |
| でも、あたしなんかと 話をしたがる人なんて いないと思うけど |
| と、とにかくさ! みんなは君ともっと 話がしたいって 思ってるんだよ |
| たまにでいいからさ、 みんなと会話する時間 を作ってくれよ |
| そんなことはないさ みんなは君ともっと 話がしたいって 思ってるんだから |
| たまにでいいからさ、 みんなと会話する時間 も作るべきだよ |
| そんなことありません みなさん、もっとお話 がしたいって思ってる んです・・・ |
| たまにでいいですから みなさんと、お話する 時間を持ってください |
| ・・・うん、わかった |
| なんか心配なんだよ 君がひとりっきりだと |
| なんか心配なんだよ 君がひとりっきりだと |
| なんか心配で・・・ あなたが一人でいると |
| ・・・何をしでかすか 不安ってコト? |
| あーっ、そうじゃなく てさぁ! |
| ほら、君にしてみれば ここは見知らぬ場所で あるわけだし、不安も あるだろうし・・・ |
| 俺もそうだったから、 なんとなくわかるんだ |
| いや、そうじゃなくて |
| ほら、君にしてみれば ここは見知らぬ場所で あるわけだし、不安も あるだろうし・・・ |
| 僕もそうだったから、 なんとなくわかるんだ |
| あの・・・違うんです |
| あなたにとって、 ここは慣れない場所 だと思うんです・・・ |
| わたしもそうでした から・・・ わかるんです |
| ・・・ |
| そんな時、みんなと話 をしていると、なんと なく不安が軽くなった 気がしてさ・・・ |
| そんな時、みんなと話 をしていると、なんと なく不安が軽くなった から・・・ |
| でも、みなさんと話を している間に、なんと なく不安が軽くなって きた気がして・・・ |
| キミ、 心配してくれてるの? |
| まあ、そうなんだけど |
| まあ、そうなんだけど |
| まあ、平たく言えば そうなります・・・ |
| ありがとう あのさ・・・ |
| あたしって強引だから さ、せっかくみんなが 作ってるいい雰囲気を 壊しちゃいそうで |
| ちょっとだけ、引い ちゃってたんだよね |
| ・・・そうだったんだ |
| ・・・そうだったのか |
| ・・・そうだったん ですか・・・ |
| うん でも、それじゃ本当は いけないんだよね |
| うん、少しずつ積極的 になってみるかな |
| ああ、それがいいよ |
| ああ、それがいいよ |
| ええ、そうして くださると嬉しいです |
| やっぱりさ、部屋の中 に閉じこもりきりって のはよくないよ |
| やっぱりさ、部屋の中 に閉じこもりきりって のはよくないよ |
| やっぱりさ、部屋の中 に閉じこもりきりって のはよくないよ、ね |
| 別に身体を壊すような 無茶はしてませんけど |
| いや、そうじゃなくて さ・・・ |
| いや、そうじゃなくて ね・・・ |
| あ~もう! そうじゃなくて |
| どうしよう? |
| みんなと話そうぜ なんか心配なんだよ |
| みんなと話をしようよ 心配なんだよ |
| みんなと話そうよ なんか心配なんだ |
| もっと、みんなと話を しようぜ? |
| もっと、みんなと話を しようよ? |
| もっと、みんなと話を しようよ |
| 話、ですか? |
| あーっ、だからさぁ ひとりでいたって つまんないだろ? |
| いや、だからさ・・・ ひとりでいたってつま らないだろう? |
| あーっ、だからさぁ ひとりでいたってつま んないじゃん! |
| はあ・・・ |
| こりゃダメだ 根本的にズレてるよ |
| と、とにかくさ! みんなは君ともっと 話がしたいって 思ってるんだよ |
| たまにでいいからさ、 みんなと会話する時間 を作ってくれよ |
| まあ、とにかく・・・ みんなは君ともっと話 がしたいって思ってい るんだから |
| たまにでいいからさ、 みんなと会話する時間 も作るべきだよ |
| こりゃダメだ 根本的にズレてるよぉ |
| と、とにかくさ! みんなは君ともっと話 がしたいって思ってる んだってば! |
| たまにでいいからさ、 みんなと会話する時間 を作ってみれば、ね! |
| はあ、わかりました |
| なんか心配なんだよ 君がひとりっきりだと |
| なんか心配なんだよ 君がひとりっきりだと |
| なんか心配なの あなたがひとりで そうしていると |
| ・・・何をしでかすか 不安なのですか? |
| あーっ、 そうじゃなくてさぁ! |
| ほら、君にしてみれば ここは見知らぬ場所で あるわけだし、不安も あるだろうし・・・ |
| 俺もそうだったから、 なんとなくわかるんだ |
| いや、そうじゃなくて |
| ほら、君にしてみれば ここは見知らぬ場所で あるわけだし、不安も あるだろうし・・・ |
| 僕もそうだったから、 なんとなくわかるんだ |
| あーっ、そうじゃなく てさぁ! |
| ほら、あなたにとって ここは知らないところ でしょ? |
| 不安だとも 思うしさ・・・ |
| あたしもそうだったの だから、ね! |
| ・・・ |
| そんな時、みんなと話 をしていると、なんと なく不安が軽くなった 気がしてさ・・・ |
| そんな時、みんなと話 をしていると、なんと なく不安が軽くなった から・・・ |
| そんな時、みんなが話 をしてくれて・・・ それで、楽になれた かなって・・・ |
| ひょっとして・・・ 私のことを心配してく ださってるんですか? |
| まあ、そうなんだけど |
| まあ、そうなんだけど |
| あ、う、うん・・・ |
| す、すみません! 余計な気を使わせて |
| あの・・・じつは私、 あんまり同世代の友達 がいなくて・・・ |
| どうしたらいいのか、 ちょっと戸惑ってたん です |
| ・・・そうだったんだ |
| ・・・そうだったのか |
| ・・・あ、そうなんだ |
| はい・・・ でも、これじゃ確かに いけませんよね? |
| 少しずつ、他の人たち とも話ができるように がんばってみます |
| ああ、それがいいよ |
| ああ、それがいいよ |
| うん! |
| あ、兄ちゃん |
| あ、姉ちゃん |
| よう、アルバ どこへ行くんだ? |
| やあ、アルバ どこへ行くんだい? |
| あ、アルバ! どこへ行くの? |
| あ、アルバくん どこへ行くんですか? |
| チョウチョを捕まえに いくんだ |
| 今はちょうど川原の花 が咲いててさ、そこに チョウチョが集まって くるんだよ |
| へえ・・・ |
| へえ・・・ |
| へえ! |
| へえ・・・ |
| 兄ちゃんはさ、 チョウチョ 捕まえるの得意? |
| 姉ちゃんはさ、 チョウチョ 捕まえるの得意? |
| どうしよう? |
| ああ、得意だぜ チョウチョか・・・ |
| ああ、得意だよ チョウチョか・・・ |
| まかせてよ! チョウチョ・・・ |
| ええ得意ですよ チョウチョ・・・ |
| ああ、得意だぜ |
| ああ、得意だよ |
| まかせて! |
| ええ、得意ですよ |
| じゃあじゃあ 一緒に行こうよ! |
| ふふふ、それはダメだ |
| いいや、それはダメだ |
| ダメダメ! |
| それはちょっと・・・ |
| えー、どうして-!? |
| ああ見えて チョウチョってのは、 意外と勘が鋭いんだ |
| 二人で近づいて いったら、すぐに 逃げられちまう |
| ああ見えて チョウチョってのは、 意外と勘が鋭いんだ |
| 二人で近づいて いったら、すぐに 逃げられてしまう |
| ああ見えて チョウチョってのは、 意外と勘が鋭いんだよ |
| 二人で行ったら すぐに逃げられちゃう でしょ! |
| ああ見えて チョウチョというのは 意外と勘が鋭いんです |
| 二人で近づいていった ら、すぐに逃げられ ちゃうんですよ |
| そうなんだ |
| チョウチョに限らず、 虫捕りってのは孤独な 男の戦いなのさ |
| チョウチョに限らず、 虫捕りってのは孤独な 男の戦いなんだよ |
| チョウチョだけじゃ ないよ。 どんな虫だって同じな んだから |
| チョウチョに限らず、 虫捕りはひとりの方が うまくいくの |
| ・・・よくわかんない けど、なんかすごいや |
| うーん チョウチョの姿を見る ことのほうが、 珍しかったからな |
| チョウチョの姿を見る ことのほうが、珍しか ったからな・・・ |
| 実は チョウチョって、 ナマで見たこと ないんだよなぁ |
| そうですね チョウチョの姿を見る ことのほうが、 珍しかったから・・ |
| 兄ちゃんのいた街って チョウチョいなかった のか? |
| 姉ちゃんのいた街って チョウチョいなかった のか? |
| ああ、ここよりもっと 自然が少ないんだ |
| ああ、ここよりもっと 自然が少ないんだ |
| うん、ここよりもっと 都会だったから・・・ |
| ええ、あまり自然の 多い場所でもなくて |
| ・・・じゃ、おいらが チョウチョ捕まえて、 見せてやるよ! |
| 楽しみにしててくれよ |
| あれ? なんか今日は出入りを する人が多いな |
| あんなに荷物を運んで るけど、何か城の中で あるのかな? |
| おや? なんか今日は出入りを する人が多くないか |
| あんなに荷物を 運んでるけど、 何か城の中であるの かもしれないな |
| あれ? なんか今日は出入りが はげしいような・・・ |
| あんなに荷物を運んで るけど、何か城の中で あるのかなぁ? |
| あれ? なんか今日は出入りを する人が多いですね |
| あんなに荷物を運んで るけど、何か城の中で あるのでしょうか? |
| おーい! @n0 |
| あれ、エドス こんなところで 何してるんだ? |
| やあ、エドス こんなところで どうしたんだ? |
| あれ、エドス こんなところで 何してるの? |
| あ、エドスさん こんなところで何して るんですか? |
| すごくいい天気だった から、のんびり昼寝を 楽しみに来てるのさ |
| 昼寝って・・・まだ、 朝なんだけど・・・ |
| 昼寝って・・・まだ、 朝じゃないか・・・ |
| 昼寝って・・・まだ、 朝じゃん・・・ |
| 昼寝って・・・まだ、 朝ですよ? |
| ははは、そういうな 部屋でごろごろしてる よりは健康的だぞ |
| 日差しもいい具合だし 風だって気持ちいい どうだ?お前さんも つきあわんか? |
| どうしよう? |
| 今は眠くないんだ それもいいかな |
| 今は眠くないんだ それもいいかな |
| まだ眠くないや あ、それいいね |
| 今は眠くないんです それもいいですね |
| それじゃ つきあわせてもらうよ |
| それじゃ つきあわせてもらうか |
| それじゃ・・・ つきあっちゃおうかな |
| いいですね つきあわせてください |
| おお、それがいい |
| エドス 起きてるか? |
| エドス 起きてるかい? |
| エドス 起きてる? |
| エドスさん 起きてますか? |
| ん、ああ・・・ どうかしたのか? |
| どうしよう? |
| またあとで 俺もつきあうよ |
| またあとで 僕もつきあうよ |
| またあとでね! あたしも昼寝! |
| いえ、特に・・・ ご一緒していいですか |
| うーん さすがにまだ起きたば かりだしなぁ 眠くないんだよ |
| 遠慮しておくよ まだ起きたばかりだし |
| いやぁ、さすがに まだ眠くないや・・・ ほら、 起きたばっかだし! |
| いえ・・・ さすがにまだ起きた ばかりなので・・・ |
| そうか 残念だなあ |
| ワシは今日一日ここで 寝とるから、何か用が あったら教えてくれ |
| いや、何でもない |
| いや、何でもないんだ |
| いや、別に・・・ あはは・・・またね! |
| いえ なんでもないんです |
| そうか・・・ なら、悪いが寝かせて おいてくれ・・・ |
| よっぽど疲れている みたいだなあ |
| よっぽど疲れているみ たいだな |
| よっぽど疲れているみ たい・・・ |
| よっぽど疲れている みたいですね・・・ |
| 見渡すかぎり 緑って感じだよなあ 空気もうまいし 静かだし・・・ |
| ん? なんの音だろう? |
| ・・・ひょっとして |
| エドスが前に言ってた はぐれ召喚獣!? |
| うひゃああ~っ!! |
| 一面の緑っていうのは このことだな 空気も澄んでいるし、 とても静かだ・・・ |
| ん? なんの音だ? |
| ・・・もしかして |
| エドスが前に言ってた はぐれ召喚獣か!? |
| だ、誰だっ! |
| 見渡すかぎりの緑! 空気もおいしいし 静かだし! 言うことなし・・? |
| あれ? なんの音かな? |
| ・・・ひょっとして |
| エドスが前に言ってた はぐれ召喚獣!? |
| わっ! うひゃぁぁ! |
| 見渡すかぎり、緑って 感じですね・・・ 空気もおいしいし |
| あら・・・ なんの音でしょうか? |
| ・・・ひょっとして |
| エドスさんが以前に 言っていた はぐれ召喚獣? |
| きゃぁぁ! |
| うわあっ!? |
| いっ、いきなり大声を 出さないでください びっくりするじゃない ですか! |
| あ・・・ゴメン |
| ああ、すまない |
| あ・・・ゴメン |
| あ・・・すみません |
| 失礼ですけど、あなた はこの森になんの用事 で来たんですか? |
| いや、別に特に用事が あるわけじゃないけど |
| いや、別に特に用事が あるわけじゃないが |
| いや、別に特に用事が あるわけじゃなくて |
| あの・・・ お散歩です |
| 悪いことはいわないで すから、今すぐに帰っ たほうがいいですよ |
| どうして? |
| どうして? |
| ・・・なんで? |
| なぜですか? |
| 知らないんですか? この森には最近、人を 襲う獣が出るんですよ |
| 殺されてしまった人も 出ているほど、凶暴な やつです |
| いいっ!? |
| そうなのか・・・ |
| ちょちょちょっと! |
| ホントですか!? |
| 出口まで送りますから ついてきてください |
| あ、ありがとう えっと・・・ |
| わざわざありがとう ええと・・・ |
| あ、ありがとう えっと・・・ |
| あ、ありがとう ございます・・・ あの・・・ |
| スウォンです この近くで狩人をして 暮らしています |
| その、スウォンは平気 なのかい? |
| その、スウォンは平気 なのかい? |
| その、スウォンは平気 なの? |
| その、スウォンくんは 平気なんですか? |
| 狩人が森をこわがって いたら、仕事にならな いでしょう |
| さあ、行きますよ |
| ・・・猫? |
| どうしよう? 放っておく 近づいてみる |
| いい気持ちだなあ |
| いい気持ちだな |
| いい気持ち~ |
| いい気持ちですね |
| ああ・・・ ワシはこの季節が一番 好きなんだよ |
| 風の匂いをかいでみな |
| ・・・あれ? |
| どうだ? ほんのちょっぴりだけ 甘い匂いがするだろう |
| ええ・・・ でも、どうして? |
| ああ・・・ でも、どうして? |
| ええ・・・ でも、どうして? |
| ええ・・・ でも、どうして? |
| ほれ、あそこの土手に 咲いている花の香りさ |
| アルサックって名前で な、今がちょうど 満開の季節になるんだ |
| へえ 桜みたいだな |
| ああ、桜によく似てる 花だな・・・ |
| へえ 桜みたい・・・ |
| ・・・桜に 似てるんですね・・・ |
| サクラ? |
| よく似た花が俺のいた 世界にもあるんだよ 弁当をもって、花見に 行ったりしたっけ |
| よく似た花が僕のいた 世界にもあるのさ 弁当をもって、花見に 行ったりするんだ |
| うん・・・ あたしの世界の花 弁当をもって、花見に 行ったりするんだよ |
| わたしの家の側にも あったんです・・・ |
| お弁当をもって、 花見に行ったり しました |
| 花見か・・・そういえ ば、ここ最近はそんな ことはしとらんなぁ |
| よし・・・ 久しぶりにやるか! |
| ええっ? |
| えっ? |
| ほんとに!? |
| ・・・え? |
| ソルの |
| キールの |
| カシスの |
| クラレットの |
| 歓迎会もかねてな、 たまにはパッと騒ぐ のも悪くなかろう |
| は、はあ |
| は、はあ |
| は、はあ・・・ |
| は、はあ・・・ |
| そうと決まったら、 さっそく準備と行こう |
| @n0 帰るぞ! |
| あ、ちょっと待てよ エドスってば! |
| あ、ちょっと・・・ エドス! |
| あ、ちょっと待って エドスってば! |
| あ、待ってください! エドスさん! |
| よお、なに二人だけで 盛り上がってんだよ 俺も混ぜろって |
| おお、ガゼル お前も花見に行きたい だろう? |
| 花見だぁ・・・? わざわざ見に行かなく てもそこらに咲いてる じゃねえか |
| わざわざ出向くから、 感動があるのさ |
| 満開の花の下で味わう 酒と料理は、格別の味 になるだろうさ |
| あ・・・そういうこと だったら、俺も大いに 賛成するぞ! |
| なんだかなあ・・・ |
| やれやれ・・・ |
| ああもう・・・ |
| あの・・・えっと |
| ソルの |
| キールの |
| カシスの |
| クラレットの |
| 歓迎会もかねてな、 たまにはパッと騒ぐ のも悪くなかろう |
| は、はあ |
| は、はあ |
| はは・・・まぁ・・・ |
| そうですけど・・・ |
| そうと決まったら、 さっそく準備と行こう |
| @n0 帰るぞ! |
| あ、ちょっと待てよ エドスってば! |
| あ、ちょっと・・・ エドス! |
| あ、ちょっと待って エドスってば! |
| あ、待ってください! エドスさん! |
| よし、みんな 忘れ物はないなぁ? |
| これはひとえに、あの エドスの異様な気合い の力なんだろうなぁ |
| しかし、なんだって エドスはこんなにはり きっているんだろう? |
| エドスったらやけに 気合い入ってるし・・ |
| エドスさんの 張り切りようは・・・ はっきりいって 異様ですよぉ・・・ |
| ん、どうした? |
| @n0 |
| いや、あははは すごく楽しそうだなあ と思ってね・・・ |
| いや・・・ あんまりエドスが楽し そうだったからさ |
| いや、あははは すごく楽しそうだなあ と思って・・・ |
| あ、あの・・・いえ すごく楽しそうだなあ と思って・・・ |
| ははは わかっちまうか? |
| 大勢で花見に繰り出す なんて、すごく ひさしぶりなんでな |
| ガラにもなく、はしゃ いじまってるんだよ |
| どうしよう? |
| あ、わかる気がする そんなもんですかね |
| なんとなくわかるな そういうものかな |
| あ、わかる気がする そんなもんかなぁ? |
| あ、わかります そんなものですか? |
| あ、なんかわかる 気がするかも・・・ |
| なんとなく、 わかる気はするよ |
| あ、なんかわかる気が するかも・・・ |
| あ、わかる気がします |
| そうか、そうか! |
| 俺も友達と花見に行っ た時とか、お祭り気分 だったもんなぁ・・・ |
| こういう時は、お祭り 気分ではしゃぐものだ からな・・・ |
| もっとも・・・ どちらかというと僕は それを止める方だった けどね・・・ |
| あたしもみんなで お花見っていうと、 お祭り気分だったし |
| わたしも家族で お花見にいったとき、 すごくはしゃいで いましたし・・・ |
| はぁ そんなもんですかねぇ |
| そういうものかな |
| う~ん そんなもんかなぁ? |
| ・・・ そんなものでしょうか |
| ああ、そうさ ワシにとって花見って のは、ちょいと特別な もんなのさ・・・ |
| え? |
| え? |
| え? |
| ・・・え? |
| ・・・・・・ |
| そういやいつの間にか 決まった花見だけど、 みんなはどう思ってる んだろう? |
| ちょっと聞いてみるか |
| そういやいつの間にか 決まった花見だけど、 みんなはどう思ってる んだろうか? |
| ちょっと聞いてみるか |
| なんか突拍子もなく 決まった花見だけど、 みんな乗り気なの かなぁ?? |
| ちょっと聞いてみよ! |
| あっという間に 決まった花見ですけど みなさんはどう思って いるんでしょうか? |
| 気になります・・・ |
| どうしよう? ガゼルに聞く |
| ソルに聞く |
| キールに聞く |
| カシスに聞く |
| クラレットに聞く |
| エドス、妙に張り きってるみたいだな |
| エドス、妙に張りきっ てるみたいだな |
| エドス、妙に張りきっ てるよねぇ・・・ |
| エドスさん、妙に 張り切ってますね |
| ああ、俺も驚いてるさ |
| 去年までは別にこんな こと言ったりしなかっ たんだけどな・・・ |
| そうなのか? |
| そうなのか? |
| そうなんだ |
| そうなんですか? わたしてっきり、 毎年のことだと・・・ |
| ま、いいじゃねえか こういう機会を つくるってことはよ |
| キールは |
| カシスは |
| クラレットは |
| 花見には行ったこと あるよね? |
| ソルは |
| カシスは |
| クラレットは |
| 花見には行ったこと あるのか? |
| ソルは |
| キールは |
| クラレットは |
| 花見には行ったこと あるよね? |
| ソルさんは |
| キールさんは |
| カシスさんは |
| 花見には行ったこと ありますよね? |
| いや、ない |
| そうなのか・・・ それじゃ、思いっきり 楽しむといいよ |
| そうなんだ・・・ それじゃ、思いっきり 楽しまなくちゃね? |
| そうですか・・・ それじゃ、思いっきり 楽しまないと |
| え? 俺はもう 楽しんでるぜ |
| ・・・あ、ああ |
| わかってるのかな? |
| あ、そ、そう? |
| なんか、不安かも |
| ・・・え、はい |
| わかっているの でしょうか? |
| いや、未経験だよ |
| そうなのか・・・ それじゃ、思いっきり 楽しまなくちゃな? |
| そっか! じゃあ、絶対 楽しまなくちゃ、ね! |
| あの・・・ それなら、思いっきり 楽しみましょう |
| ああ、努力するよ |
| ・・・う、うん |
| わかってるのかな? |
| ・・・う、うん |
| 努力するもんでも ないんだけどなぁ |
| ・・・あ、はい |
| わかっているの でしょうか? |
| ううん、これが最初 |
| そうなのか・・・ それじゃ、思いっきり 楽しまなくちゃな? |
| そうなのか・・・ それじゃ、思いっきり 楽しむといいよ |
| そうなんですか それなら、思いっきり 楽しみましょう |
| 言われるまでもなく、 それはもう存分に楽し むわよ・・・フフフ |
| ・・・う、うん |
| なんか、不安かも |
| ・・・あ、ああ |
| ちょっと不安だ |
| ・・・え、はい |
| 心配ない・・・ みたいですね・・・ |
| いいえ、初めてですよ |
| そうなのか・・・ それじゃ、思いっきり 楽しまなくちゃな? |
| そうなのか・・・ それじゃ、思いっきり 楽しむといいよ |
| そっか それじゃ、思いっきり 楽しもうね! |
| ええ、一生懸命に お花を見るつもりです |
| ・・・う、うん |
| わかってるのかな? |
| ・・・あ、ああ |
| わかってるのかな? |
| ・・・え、うん |
| 一生懸命って・・・? |
| あれ? |
| アルサックの木を囲む ようにして、テントが 張られてるぞ |
| 昨日までは、あんなの なかったのに・・・ |
| あれ? |
| アルサックの木を囲む ようにして、テントが 張られてる |
| 昨日までは、あんなの なかったのに・・・ |
| あれれ? |
| テントがいっぱい? あれってば、 アルサックの木を 囲んでるんだ |
| 昨日までは、あんなの なかったのに・・・ |
| あら? |
| アルサックの木を囲む ようにして、テントが 張られています・・・ |
| せっかくのお花見なの に、あれでは・・・ |
| おいおい、これじゃあ ろくに花が見れねえぜ |
| むう・・・ 場所を空けてもらう ように頼んでくるかな |
| いや、エドス それは無理だろう |
| どうしてですか? |
| どうしてですか? |
| なんでです? |
| なぜですか? |
| テントの周りに 警備の兵士がいる あそこにいるのは、 城の貴族たちだよ |
| ・・・! |
| これは、日を改めて 出直すしかないだろう |
| せっかく準備してきた のにかよ!? 俺は納得できねえぞ |
| そうだろ、エドス? |
| ・・・・・・ |
| 私だって納得した わけじゃない しかし、どうしようも ないだろう? |
| ・・・そうだな |
| エドス!? |
| そんな、あんなに楽し みにしてたのに・・・ |
| そんな、あんなに楽し みにしてたのに・・・ |
| エドス・・・ あんなに楽しみに してたのに・・・ |
| そんな、あんなに楽し みにしてたのに・・・ |
| なに、単なる思いつき で決めたことだ こういう事情ならば、 あきらめもつくよ |
| 色々と準備をしてくれ たリプレやガゼルには すまんがな |
| くそっ! ここの花はあいつらの 持ち物じゃねえだろう がよ!! |
| なんで、貴族の連中の 都合で俺たちが遠慮を しなくちゃなんねえん だよ・・・ |
| ガゼル・・・ |
| どうしよう? |
| 仕方がないさ ちょっと待ってくれよ |
| 仕方がないさ ちょっと待ってくれ |
| 仕方がないよ ちょっと待ってよ |
| 仕方がないですよ まってください |
| 仕方がないさ、ガゼル |
| それに一番悔しいのは エドスだぜ その彼があきらめよう と決めてるんだ |
| 悔しいけど、俺たちも 聞きわけよう? |
| 仕方がないさ、ガゼル |
| それに一番悔しいのは エドスなんだ その彼があきらめよう と言ってるんだ |
| ここはおとなしく 聞きわけよう? |
| 仕方がないよ、ガゼル |
| 一番くやしいはずの エドスだって我慢して るんだよ |
| あたしたちも、我慢 しなくちゃ・・・ |
| 仕方がないですよ ガゼルさん・・・ |
| それに一番悔しいのは エドスさんのはずです 彼が諦めると言って いるんですから |
| 悔しいですけど・・・ わたしたちも・・・ |
| @n0の |
| 言うとおりだよ |
| ケッ・・・わかったよ |
| ちょっと待った! みんな、なにか大事な こと忘れてない!? |
| ? |
| 今日ここに来たのは、 |
| ソルの |
| キールの |
| カシスの |
| クラレットの |
| 歓迎会のためじゃ なかったの? |
| あ! |
| あ! |
| ? |
| そういえば・・・ |
| お花見ができないのは 残念だけど、だからっ てさっさと帰る必要は ないじゃない |
| せっかくだもの ここでお弁当食べて、 のんびりしていこうよ |
| ・・・そうだな 俺もそれなら賛成だ! |
| そうでしょうね あんたは最初からお花 よりお弁当が目当てだ ったんだから・・・ |
| な・・・っ お前なぁ!! |
| ・・・ははは リプレのおかげで、場 の雰囲気が変わったな |
| ・・・ははは リプレのおかげで、場 の雰囲気が変わったな |
| ・・・ありがとリプレ |
| リプレのおかげで、場 の雰囲気が変わったよ |
| リプレさんのおかげで 場の雰囲気が 変わって来たみたい |
| ちょっと待ってくれよ みんな、大事なことを 忘れてないか? |
| ちょっと待ってくれ みんな、大事なことを 忘れてないか? |
| ちょっと待ってよ! みんな、大事なことを 忘れてるんじゃない? |
| 待ってください! みんな、大事なことを 忘れてませんか? |
| 大事なこと? |
| 今日ここに来たのは、 |
| キールの歓迎会を |
| カシスの歓迎会を |
| クラレットの歓迎会を |
| するためでもあった じゃないか |
| 今日ここに来たのは、 |
| ソルの歓迎会を |
| カシスの歓迎会を |
| クラレットの歓迎会を |
| するためでもあった じゃないか |
| 今日ここに来たのは、 |
| ソルの歓迎会を |
| キールの歓迎会を |
| クラレットの歓迎会を |
| するため そうじゃなかった? |
| 今日ここに来たのは、 |
| ソルさんの歓迎会を |
| キールさんの歓迎会を |
| カシスさんの歓迎会を |
| するためでもあった じゃないですか |
| ・・・! |
| ・・・そうね |
| @n0の 言うとおりだわ |
| お花見ができないのは 残念だけど、だからっ てさっさと帰る必要は ないじゃない |
| せっかくだもの ここでお弁当食べて、 のんびりしていこうよ |
| ・・・そうだな 俺もそれなら賛成だ! |
| へへっ、正直に言うと 俺は、花よりリプレの 弁当のほうが楽しみ だったんだよな |
| 正直に言うと 僕は、花よりリプレの 弁当のほうが 楽しみだったんだよ |
| えへへ・・・正直 言うと、あたし花より リプレのお弁当が楽し みだったんだ |
| あの・・・正直言うと わたし・・・ リプレさんのお弁当が 楽しみで・・・ |
| すみません、これで 結構食いしん坊 なんです |
| え・・・!? べ、別にいつもどおり のものしか用意できて ないんだけど・・・ |
| それで充分だよ いつもおいしいからさ |
| それで充分だよ いつもおいしいからね |
| いいじゃん、だって リプレの料理、 おいしいし、ね! |
| それで充分ですよ わたし、リプレさんの 作るご飯、大好き なんです |
| そ、そうかな・・・ |
| いつもと変わらないっ て言ってたわりには、 いつもより凝った料理 だったよなあ |
| あとは、もう少し量が あれば申し分ないんだ けどなあ・・・ |
| いつもと変わらないっ て言ってたわりには、 ずいぶんと凝った料理 だったな |
| ただ、欲を言うのなら ちょっと量が足りない かもな・・・ |
| リプレってば、いつも と同じだなんて・・・ すごく凝った料理 だったのになぁ |
| ホントに、 リプレったら・・・ 変なところで照れ屋 さんなんだから |
| いつもと変わらない どころか・・・いつも より凝った料理ばかり じゃないですか |
| あとは、もう少し量が あればみなさんも満足 なんでしょうけど |
| おい、@n0 |
| ん? どうしたんだ、ガゼル |
| どうした、ガゼル? |
| ん? なになに? ガゼル |
| はい? どうしたんですか? |
| へへへ ちょいと俺に つきあわねえか? |
| なにを企んでるんだ? ニヤニヤして |
| ・・何か企んでるな? |
| や~らしい笑い~ 女の子を連れ出して なにするつもり~? |
| え・・・なんですか いったい・・・ |
| ひと聞きの悪い言い方 すんなよ へへへ、そういうお前 だってニヤけてるぜ |
| へへへへへ・・・ |
| え、そ、そう?? |
| え・・・そんなこと |
| 花見をだいなしにして くれた連中に、ちょっ とお礼をしてやろうと 思ってるのさ |
| おいおい、本気か? |
| おいおい、本気か? |
| ちょっと、本気? |
| あの、それは 見つかったら大変・・ |
| 大したことじゃねえよ 貴族のみなさんの 豊かな食生活を 拝見するだけさ |
| それって、つまみ食い に行くってことか? |
| まさか、つまみ食いに 行くつもりなのか? |
| まさか、あそこに つまみ食いに行くの? |
| それ・・・ つまみ食いに行くって いうことですか・・・ |
| ま、そういうこった |
| どうしよう? |
| そいつはいいねえ ちょっと待てよ |
| 止めても無駄か・・・ 話をそらそう |
| それ、いいね ちょっと待ってよ! |
| 豪華でしょうね・・・ 待ってください・・・ |
| そいつはいいねえ うん、楽しそうだ |
| これは、止めたところ で無駄かもしれないな |
| まあ、そう簡単には中 に入れないだろうし よし・・・ |
| 僕も行くよ 君だけを行かせるのは 心配だからな |
| あ、それ、いいね ちょっと楽しそうかな |
| きっと、豪華なんで しょうね・・・ |
| だろ? へへへ、そういうこと ついて来いよ! |
| ちょっと待てよ |
| ちょっと待てよ |
| ちょっと待ってよ! |
| 待ってください |
| なんだよ レイドみたいな説教は ごめんだぜ? |
| そんなことしないさ ただ、ちょっと |
| キールが |
| カシスが |
| クラレットが |
| 気になってさ |
| そうじゃないよ ただ、ちょっと |
| ソルが |
| カシスが |
| クラレットが |
| 気になって |
| 違うよ・・・ やっぱり |
| ソルを |
| キールを |
| クラレットを |
| 置いてはいけないよ |
| あの・・・でも |
| ソルさんを置いて |
| キールさんを置いて |
| カシスさんを置いて |
| ここからいなくなる のは・・・ |
| あいつなら、ほれ |
| 君は私よりも、物事を 深く見ているのだな |
| 別に、見てるモノが 違うだけさ |
| ああいう調子でさっき から盛り上がってんだ 心配いらねえって |
| さ、行くぜ!! |
| あ、おい!? 僕はついて行くなんて 言って・・・ |
| ああ、もう! 仕方のない奴だ・・・ |
| あ、ちょ、ちょっと! |
| あの、ちょっと・・・ |
| 君は私よりも、物事を 深く見ているのだな |
| ええ、まあ・・・ |
| ああいう調子でさっき から盛り上がってんだ 心配いらねえって |
| さ、行くぜ!! |
| あ、お、おい!? |
| あれ、盛り上がってる のかなぁ?? |
| あ、待ってください! |
| やだ、もう そんなことないってば |
| ホントにそーだって! リプレちゃんは・・・ |
| ああいう調子でさっき から盛り上がってんだ 心配いらねえって |
| さ、行くぜ!! |
| あ、お、おい!? |
| あ、おい!? 僕はついて行くなんて 言って・・・ |
| ああ、もう! 仕方のない奴だ・・・ |
| あの、でも・・・ |
| えっ、と・・・ あれ? あれれ!? |
| ちがうよ・・・ そこは、こう・・・ |
| もお・・・花の首飾り ひとつ作れないなんて お姉ちゃん不器用すぎ だよー? |
| ああいう調子でさっき から盛り上がってんだ 心配いらねえって |
| さ、行くぜ!! |
| あ、お、おい!? |
| あ、おい!? 僕はついて行くなんて 言って・・・ |
| ああ、もう! 仕方のない奴だ・・・ |
| あ、ちょっと!? |
| うーん、思ったよりも 簡単に忍びこめたな |
| まさか、こんな簡単に 入れてしまうなんて |
| ・・・なにこれ、 警備アマアマじゃん |
| なんか、簡単に 忍び込めちゃい ましたね・・・ |
| ああ、場所が場所だけ に兵士たちものんきな もんだ。酔ってるヤツ もいたしな |
| ついて来た手前、止め るわけにもいかないし まいったな・・・ |
| さて、と どうやらあそこで料理 を作ってるみたいだな |
| どうするんだ? |
| どうする気なんだ |
| どうする気? |
| どうする気ですか? |
| へへへ まあ、黙って俺に ついてこいよ |
| すいませーん! 料理を取りに きたんですがー!! |
| そこにあるだろ? さっさと持ってきな! |
| わかりました! |
| ほれっ、お前は そっちの皿を持てよ! |
| うまくいっただろ |
| なんで!? |
| そんな・・・ |
| なんで!? |
| なぜでしょうか? |
| これだけいっぱい貴族 が来てるってことは、 当然その召使いたちも すげえ数になるだろ |
| そこにつけこんだって わけだよ |
| な、なるほど・・・ |
| やれやれ・・・ こういう時の君の知恵 には感心するな |
| あ~なんていうか あんたこういう知恵 ばっか働くんだね |
| あ、なるほど・・・ |
| 感心するのはあとにし て、とりあえず獲物を いただくとしようぜ |
| うーん さすがは貴族だぜ いいもの食ってやがる |
| うん・・・ |
| ああ・・・ |
| うん・・・ |
| ですねぇ・・・ |
| なんだ、不満でも あんのか? |
| そうじゃないけど なんか、みんなに 悪い気がしてさ |
| こういうことをしたの は初めてだからさ なんだか落ち着かない んだよ |
| それに、なんだか他の みんなに悪い気がする |
| う~ん、 あたしたちだけで 食べてもね~ |
| いえ・・・ みんなも食べたい だろうなって・・・ |
| ・・・ じつはよ、俺もなんだ |
| いくら豪華なメシでも こそこそと食べてちゃ うまくねえ |
| よし! みやげに菓子でもくす ねてから、引き上げる ことにすっか |
| イムラン |
| 自分の不手際をそんな 理由でごまかすつもり か、貴様は! |
| な、なんだ? |
| イムラン |
| いいわけはいい! 現にお客様方のところ に料理が届いていない のが問題なのだ!! |
| これって・・・ もしかして・・・ |
| これは・・・ もしかして・・・ |
| あちゃ~ これって・・・ |
| これって・・・ もしかして・・・ |
| イムラン |
| この私に恥をかかせる つもりか? だいたい、そんなガキ など・・・ |
| この会場のどこにいる と・・・!? |
| あ・・・ |
| あ・・・ |
| あ、ども~・・・ |
| あ・・・ |
| 貴様らかあぁぁっ!? |
| 薄汚い平民どもめっ、 どこから入ってきた! |
| おっさんには関係ねえ だろ |
| おっさんではないっ! イムラン様と呼べ!! |
| このサイジェントの街 の政務をとりしきる、 イムラン・マーン様と は私のことだ! |
| ・・・ |
| フンッ、どうだ? 恐れ入って声も出まい |
| いや、全然それっぽく 見えないなって・・・ |
| いや・・・ とてもそうは見えない んだが・・・ |
| ・・・だれ? |
| いえ・・・本当の イムランさんは どちらに・・・? |
| なぁんだとぉ~っ!? |
| おいっ、@n0 |
| 余計なこと言うな! |
| だいたいそんなこと 口に出さなくても、 見ればわかるだろっ |
| え・・・えっ・・・? |
| ど・・・どうやら私を 本気で怒らせたいよう だな、平民どもっ! |
| ケッ! だったらどうしたって んだよ、おっさん? |
| マーン三兄弟・長兄の イムランが【誓約】の もとに命じる・・・ |
| ガゼルっ こいつ召喚師だぞ!! |
| まずいぞ、ガゼル こいつは召喚師だ! |
| ええ!? うそっ召喚師!? |
| え・・・まさか 召喚師さんですか!? |
| おいおい、そりゃ冗談 だろっ!? |
| フハハハハッ! 今さら後悔しようと 遅いわ! |
| 金の派閥の召喚師 イムラン・マーン様に たてついた報いを 思い知れぇ!! |
| まったく、お前たちは 何をしとるかと思えば 無茶しおって! |
| わ、わりぃ・・・ |
| ソルが |
| キールが |
| カシスが |
| クラレットが |
| 騒ぎに気づいてくれ たんだ。ちゃんとお礼 を言っておくんだぞ |
| はい・・・ |
| すいません・・・ |
| あ、はい・・・ |
| はい・・・ |
| 貴様らぁ かさねがさね私に恥を かかせおって・・・ |
| しかも平民の分際で、 生意気に召喚術などを 使いおって・・・ |
| 憎い、憎い、憎いっ! あーっ憎らしいっ!! |
| まだ言ってるよ・・・ |
| まだ言ってる・・・ |
| ・・・大人げないなぁ |
| あの・・・ |
| 我々にかまうよりも、 お客様に弁解するほう が先なのではないかな イムラン殿? |
| ・・・レイド!? そうか、これは貴様の しくんだことか!! |
| 否定したところで貴方 は信じないでしょう? だったら無駄ですな |
| ぐぎぎぎぎ・・・ |
| 帰るぞ、みんな |
| でも・・・ |
| でも・・・ |
| でも・・・ |
| ですが・・・ |
| 心配はいらん あの男はああ見えても 頭がまわる人間だ |
| これ以上の 恥の上塗りはしない はずさ |
| さて、二人ともなにか いいわけはあるか? |
| ・・・ねえよ |
| 反省はしているか? |
| はい・・・ |
| はい・・・ |
| うん・・・ |
| はい・・・ |
| それならいいんだ 次からは、あんな 無茶はしないようにな |
| はい・・・って もう許して くれるんですか!? |
| あの・・・ それだけですか? |
| はい・・・って もう許してくれるんで すか!? |
| あの・・・ それだけですか? |
| ああ、本人が反省して いるのなら余計な説教 は必要ないからな |
| レイドさん・・・ |
| 私からは、以上だ |
| が、お前たちの行動に 対して、私よりも腹を 立てている人物がいる |
| え・・・ |
| え・・・ |
| あ、まさか・・・ |
| え・・・ |
| 彼女は私みたいに 甘くはないぞ? |
| あーなーたーたーち? |
| リ、リプレっ!? |
| わざわざ貴族の宴会に つまみ食いにお出かけ になるなんて・・・ |
| そんなに私のお弁当、 お気に召さなかったの かしら・・・? |
| ち、違うんだ! 俺はガゼルに無理矢理 つきあわされて・・・ |
| ち、違うんだ! 僕はガゼルに無理矢理 つきあわされて・・・ |
| ち、ちがうの! ガゼルが、もっと 食べたいって・・・ |
| あ、あの・・・ わたし、気が付いたら なんか一緒に・・・ |
| あっ、てめぇ!? きたねえぞっ! |
| いいわけしないっ!! |
| 二人とも、つまみぐい でお腹いっぱいになっ てるだろうから・・・ |
| 今夜のご飯、 いらないわよね? |
| いっ!? |
| えっ!? |
| ちょっ・・・待って! |
| え、そんな・・・ |
| ひ、ひでぇ・・・ |
| いらないわよねぇ? |
| は、はいぃ・・・ |
| とほほ・・・ |
| ・・・ |
| あ~ん、もう~! |
| はぁ・・・ |
| あれ? そういえばさっきから エドスの姿が見えない けど・・・ |
| ・・・あ! ひょっとしたら!? |
| あれ? そういえばさっきから エドスの姿が見えない な・・・ |
| ・・・もしかしたら? |
| あれ? そういえばさっきから エドスがいない・・・ |
| ・・・あ! ひょっとしたら!? |
| あら? そういえばさっきから エドスさんの姿が ありませんけど・・ |
| ・・・あ! ひょっとしたら!? |
| エドス? |
| エドス? |
| エドス? |
| エドスさん |
| ああ、 @n0か・・・ |
| せっかくの花見が 俺やガゼルのせいで 大騒ぎになって、 ゴメン |
| せっかくの花見だった のに、迷惑をかけてし まってすまない |
| ごめんね・・・ せっかくの花見を 大騒ぎにしちゃって |
| せっかくの花見が 大騒ぎになって ごめんなさい・・・ |
| ははは、気にするなよ あれはあれで 楽しかったしな |
| ・・・・・・ |
| エドスは、よほどこの 花のことが気に入って るみたいだな |
| エドスは、よほどこの 花のことが気に入って るんだな |
| エドスは この花が 大好きなんだね |
| エドスさんは、よほど この花のことが 気に入ってるみたい ですね |
| ああ・・・ アルサックの花には、 ちょっとした思い出が あるんだ |
| ここに来る前、ワシは 石工の見習いを していたんだがな |
| そこの親方が酒好きで な、この季節には弟子 を引き連れて、花見で 大騒ぎしたもんだ |
| 仕事には厳しかったが 情には厚い親方でな、 ワシらは本当に優しく してもらったよ |
| いい人だった・・・ |
| だった、って? |
| だった、って? |
| だった? |
| だった、ですか? |
| つまらん話だよ 酔っぱらいに絡まれた 弟子をかばってな |
| 逆上した相手の刃物で 腹を刺されて・・・ それっきり、さ |
| ・・・・・・ |
| あれからずいぶんたっ ちまって、昔の仲間は ばらばらになっちまっ たんだが |
| 今のワシにはお前さん たちがいる 新しい仲間たちがいる |
| それを親方に見せたく なっちまって、強引に 花見に連れ出したのさ |
| ははは、そんなつまら ん理由でお前さんらを 引っ張り回したって わけだ |
| ・・・すまんな |
| どうしよう? |
| つまんなくないぜ 気にすんなよ |
| つまらなくはないよ 気にしてないさ |
| つまらなくなんかない 気に・・・しないで |
| つまらなくないです 気にしないでください |
| つまりエドスは、 親方に俺たちのことを 紹介してくれようと したんだろ? |
| それって、つまんない 理由なんかじゃないぜ |
| つまりエドスは、親方 に僕たちのことを紹介 してくれようとしたん だろう? |
| だったら、それはつま らない理由なんかじゃ ないさ |
| ねぇエドス つまらなくないよ |
| あたしたちを、エドス の親方さんに、紹介 してくれるつもりだっ たってことだよね |
| エドスさん・・・親方 さんに、わたしたちを 紹介してくれようとし てたんですね? |
| つまらない理由じゃ ありません・・・ とっても・・・ 嬉しいと思います |
| @n0・・・ |
| 貴族を相手に大暴れす る俺たちを、親方さん がどう思ったのかは、 問題だけどさ |
| もっとも、あんな騒ぎ を起こした僕らだから 親方さんも呆れただろ うけどね |
| でも、親方さんに、 暴れん坊だって 思われちゃったかな? |
| 貴族を相手につまみ食 いするわたしたちが 親方さんに、どんな評 価をうけたかは・・ |
| あっ・・・あははは! なぁに、大丈夫さ |
| さすがはワシの 仲間だって、きっと 大笑いしとるだろうよ |
| 気にすんなよ |
| 気にしてないさ |
| 気に・・・しないで |
| 気にしないでください |
| @n0・・・ |
| ま、今日はこんなこと になっちゃったけどさ 日を改めて、また挨拶 に来ようぜ? |
| 今日はこんな騒ぎにな ってしまったけれど、 日を改めて、また挨拶 に来よう? |
| 今回はごめんなさい また、日を改めて、 親方さんには挨拶に 来ればいい思うし |
| また・・・改めて 親方さんに挨拶に 来させてもらえますか |
| ああ・・・ |
そんなこんなで、 大騒ぎのうちに 花見は終了となった |
ごちそうは確かに うまかったんだけど、 リプレの作るご飯のほうが 俺にはありがたい メシを抜かれて、痛感してる |
ちっとも鳴りやまない 腹の虫をなだめようと、 俺はいつものように 月を眺めに出たんだ・・・ |
そんなこんなで、 大騒ぎのうちに 花見は終了となった |
ガゼルに振り回された一日 だったけど、終わってみれば それなりに自分も楽しんでいた ような気がするのが不思議だ |
でも、その見返りに食事を 抜かれてしまったのは辛かった |
空腹をまぎらわすために 僕はいつものように 月を眺めに外へと出たんだ・・・ |
そんなこんなで、 大騒ぎのうちに花見は終了! |
ごちそうはおいしかったけど ホント言うと、リプレの ご飯ヌキの方がこたえてるんだ ほんと、ご飯ヌキはつらい・・・ |
おなかはぐ~ぐ~鳴るし・・・ 仕方ないから、あたしは 屋根の上に月を眺めに出た・・・ |
大騒ぎのうちに終わった お花見の一日・・・ |
ごちそうはおいしかった のだけれど、リプレさんに ご飯をヌキにされるとは 思いませんでした |
| 正直、おなかが鳴ります おなかがすくと、 眠れなくなるもので・・・ わたしは月を眺めにそとに 出ることにしました・・・ |
| ・・・ |
| どうかしたのか ため息をついて |
| どうしたの? 黙りこくって? |
| どうしたんですか? 黙ってしまわれて? |
| あきれたやつだよな お前もさ・・・ |
| ・・・すまない |
| ・・・うっ |
| ・・・えっと |
| あのなぁ、俺は お前を元の世界に 戻そうって、 必死なんだぜ・・・ |
| まったく、お気楽にも ほどがあるぜ・・・ |
| ・・・ |
| どうしたんだ、 黙りこくって? |
| どしたの? 怖い顔して? |
| あの・・・黙り込んで どうしたんですか? |
| 正直、今日の一件には 呆れたよ |
| ・・・うっ |
| ・・・うっ |
| ・・・あの、えっと |
| 君を無事に元の世界へ 帰そうとしている僕の 立場がわかっているの なら・・・ |
| 君はもう少し、自分の 立場を自覚してくれ |
| あたしもかなりお気楽 なほうだなって思って たけど・・・ |
| キミはそれに輪をかけ て、お気楽ねえ |
| ・・・悪かったな |
| 余計なお世話だよ |
| ・・・そうですか? カシスさんほどでは ないと・・・ |
| なによぉ、 その生意気な態度は? |
| ふーん・・・ かわいそうだからって せっかく夕ご飯のパン とっといたげたのに |
| えっ!? |
| やっぱ食べちゃおっと |
| ちょ、ちょっと待て! |
| あっ、ちょっと! |
| あ、あの・・・ 待ってください |
| もぐもぐ・・・ あー、おいしかった |
| ああ・・・っ!? |
| ああ・・・っ!? |
| ああ・・・ |
| ふふーん、だ これに懲りたら すこしは立場を考えて 行動しなさいよ? |
| はあ・・・ |
| どうしたの、 ため息なんかついて? |
| どうかしたのか ため息をついて |
| どうしたの、 ため息なんかついて? |
| 貴方に 呆れてるんですっ! もうっ・・・ |
| ・・・ゴメン |
| ・・・すまない |
| ・・・ゴメン |
| 貴方に万が一のことが あったら、私が困るっ てわかってますか? |
| 本当に、お願いですか ら心配させないで くださいね |
| あのイムランって人が レイドさんが今まで話 してくれていたお城の 召喚師なんですよね |
| ああ、金の派閥に 属する召喚師・・・ マーン三兄弟の長男だ |
| 彼の知恵と召喚術の力 で、サイジェントの街 はここまで大きくなっ たと言ってもいい |
| うーん、そんなすごい 人には見えなかった けどなぁ・・・ |
| あまり、そうは見えま せんでしたけどね |
| うーん、そんなすごい 人には見えなかったけ どなぁ・・・ |
| うーん、そんなすごい 人には見えませんでし たけど・・・ |
| ははは、見た目と能力 とは別物だよ |
| 能力と人間性も、 別物だしね・・・ |
| あの人、レイドさんの ことを露骨に敵視して ませんでした? |
| あの人、レイドさんを 露骨に敵視していた ように見えましたけど |
| あの人、レイドさんの ことを露骨に敵視して ませんでした? |
| そういえば・・・ あの人、レイドさんの ことを露骨に敵視して ませんでしたか? |
| それはきっと、 私が彼らのことを 嫌っているせいだろう |
| 彼らとは、いろいろと あったからね・・・ |
| あーあ メシ抜きってのは、 あんまりだよなぁ |
| やれやれ・・・ こんなことなら意地 でも君を止めるべき だったよ |
| あーあ ご飯ヌキはひどい よねぇ・・・ |
| ・・・ご飯抜きは あんまりですよね |
| なんだよ、 後悔してんのか? 情けねえなぁ |
| そ、そういうガゼル だって、お腹が減っ て眠れないんだろ? |
| そう言うガゼルも、 お腹がすいて眠れな いんじゃないのか? |
| べーだ! ガゼルだっておなか へってるくせに! |
| そ、そういうガゼル さんも、お腹が減って 眠れないんでしょ? |
| チッチッ、甘いな ・・・ほれ |
| クッキー!? |
| こういう展開は 予想してたからな、 準備に怠りはねえのさ |
| 計画的だあ・・・ |
| 計画的だ・・・ |
| 計画的だあ・・・ |
| 計画的犯行だったん ですね・・・ |
| お前だけにひもじい 思いをさせとくのも なんだしな、食えよ |
| う、うん |
| あ、ああ |
| う、うん |
| あ、ありがとう・・・ |
| 言っとくが、リプレ にゃあ黙っとけよ? |
| ところで、貴族の料理 の味はどうだった? |
| うーん よくわかんないけど、 豪華ではあったかなあ |
| 味わってる余裕なんか なかったよ |
| うーん よくわかんないけど、 豪華だったのはたしか |
| うーん よくわかりませんが、 豪華ではあったと 思いますよ? |
| むう・・・ ワシも食いたかった |
| へ? |
| え? |
| はへ? |
| え? |
| そういう楽しそうな話 には、これからはワシ も誘ってくれよ |
| う、うん・・・ |
| あ、うん・・・ |
| ・・・うん |
| あ、は、はい・・・ |
| あ・・・ |
| あ・・・ |
| あ・・・ |
| あ・・・ |
| ・・・ぷっ |
| あ、あはははっ |
| ま、まいったな |
| あ、あはははっ |
| すみません・・ |
| ふふっ きちんと反省してる みたいね? |
| 身に染みて反省してる よ、ホントに |
| ああ もうこりごりだよ |
| 身に染みて反省して ます・・・ホント |
| 身に染みて反省してる んですよ、これでも |
| なら、許してあげる ・・・はい |
| クッキーだ!? |
| クッキー? |
| クッキーだ!? |
| クッキー・・・? |
| お腹がすいて 眠れないんでしょ? |
| 明日の朝までは、 それで我慢しなさいね |
| う、うん ありがとう、リプレ! |
| う、うん ありがとう、リプレ! |
| う、うん ありがとう、リプレ! |
| あ・・・ ありがとうリプレさん |
| ガゼルと兄ちゃんだけ つまみ食いするなんて ずるいぞー! |
| ガゼルと姉ちゃんだけ つまみ食いするなんて ずるいぞー! |
| オイラだって連れてっ てほしかったのに |
| でもなあ、そうしたら アルバも夕ご飯抜きに なってたんだぞ? |
| でも、おかげで僕らは 夕ご飯をなしにされて しまったんだよ? |
| でもねえ、そしたら アルバも夕ご飯抜きに なってたんだよ? |
| でも・・・そうしたら アルバも夕ご飯抜きに なってたんだよ? |
| でもでもっ! やっぱりずるいぞ!! |
| つまみ食いだなんて、 お行儀悪いわよ? |
| リプレママが怒るのも 無理ないわねぇ 朝早くから一生懸命、 お弁当作ってたのに |
| きちんと謝っとかな きゃダメよ。 お兄ちゃん |
| きちんと謝っとかな きゃダメよ。 お姉ちゃん |
| はい・・・ |
| ああ・・・ |
| う、あ、は~い |
| あ、はい・・・ |
| ・・・たのしかったね |
| ははは、そうだね |
| ああ、そうだね |
| うん、楽しかったね |
| そうだね・・・ |
| ラミ・・・おそとって すきじゃなかったけど |
| みんないっしょなら、 また、おでかけしたい っておもったよ・・・ |
| うん、また行こうな? |
| また、どこかへ 行けるといいね |
| うん、また行こうね! |
| うん、また行こう? |
| ・・・(コクン) |
| やれやれ、叱られてしまったよ |
| ちょっとやりすぎちゃったな~ |
| 叱られてしまいました・・・ |
| あーあ・・・叱られちまったよ |
| あーあ・・・叱られちゃった |
| 叱られてしまいました・・・ |
| あいつ、最初から俺をからかう つもりだったんじゃないか? |
| 最初から僕をからかうつもり だったんじゃないか? |
| ・・・カシスさんの いじわる・・・ |
| あーあ・・・叱られちまったよ |
| やれやれ、叱られてしまったよ |
| あーあ・・・叱られちゃった |
| レイドさんが そこまで嫌うなんて よほどの事情だよな・・・ |
| レイドさんが そこまで嫌うなんて よほどの事情なんだろうな |
| レイドさんがそこまで 嫌うなんて、よほどの 事情だねぇ・・・ |
| レイドさんが そこまで嫌うなんて よほどの事情なんですね・・・ |
| ふっふっふ、さすがはガゼル 手回しがいいよなぁ |
| まったく・・・やっぱり ガゼルは抜け目がないな |
| ふっふっふ、さすがはガゼル 頼りになるねぇ! |
| ガゼルさん・・・こんな 手回しだけはいいんですね |
| エドスも誘ってやれば よかったかな? |
| うらやましがられても 困るんだが・・・ |
| エドスも誘えば よかったかなぁ |
| エドスさんも誘えば よかったみたい・・・ |
| ううっ・・・ あのクッキーの味は、 胃袋に染みたぜ |
| 最初からこうなることも お見通しだったのか まいったな・・・ |
| あのクッキーの味は、 胃袋に染みたねぇ |
| ありがとう、リプレさん・・・ |
| たしかにずるかったかも しれないなあ |
| ずるいって言われてもなあ |
| たしかにずるかったかも しれないなあ |
| たしかにずるかったかも しれないですね |
| リプレには ちゃんと謝っとこう・・・ |
| リプレには、 ちゃんと謝っておこう・・・ |
| リプレには ちゃんと謝っとこう・・・ |
| リプレさんには きちんと謝るべきですね |
| ラミちゃん、なんだか 今日はいつもより元気だったな |
| ラミちゃん、なんだか 今日はいつもより元気だったな |
| ラミちゃん、なんだか今日は いつもより元気だったみたい |
| ラミちゃん、なんだか今日は いつもより元気だったみたい |
scn004
| ああ、それは召喚師の グループのことだよ |
| 【金の派閥】は雇い主 と契約して、召喚術や 知識を提供する人々の 集まりと聞く |
| 召喚術を商品にしてる わけか・・・ |
| 召喚術を商品にしてる ということですか? |
| 召喚術で商売してる ひとたちなんですね |
| 召喚術が彼らの商品 というわけですね? |
| そう思っても間違いは ないだろうな |
| 君はともかくとして、 まさか私たちも召喚術 を使う事になるとは 思わなかったよ |
| 召喚術というものは、 召喚師の家系に生まれ た者にしか使えないと 聞いていたからね |
| そうなんですか!? |
| そうなんですか? |
| そうなんですか? |
| そうなんですか? |
| ああ、普通の人々には それが常識だよ |
| ソルが |
| キールが |
| カシスが |
| クラレットが |
| 君に教えてくれた話は かなり重大な秘密じゃ ないのかな |
| どうだ? そろそろここの生活に も慣れてきたか? |
| ええ、おかげさまで |
| ええ、なんとか |
| はい、おかげさまで |
| はい、すこしずつ ですけれど |
| あれっきりバノッサも おとなしいし、おかげ でワシも安心して仕事 に出かけられる |
| 石切りでしたっけ? |
| 石切りでしたよね? |
| 石切りでしたっけ? |
| 石切りでしたよね? |
| ああ・・・退屈なら、 お前さんも手伝って みるか? |
| えっ!? |
| えっ!? |
| えっ!? |
| わたしが、ですか? |
| ハハハ、冗談さ 退屈しのぎでする仕事 にしては荷が重すぎる からな |
| それじゃ、 行って来るよ |
| 兄ちゃん、兄ちゃん! |
| 姉ちゃん! |
| お、なんだか ご機嫌だな? |
| あれ、なんだか 嬉しそうだな |
| どうしたの ご機嫌じゃない! |
| どうしたの 今日は、ご機嫌ね? |
| へへへ・・・ じゃあ~ん!! |
| うわ、すっごく大きな チョウチョだな・・・ |
| へえ、ずいぶん大きな チョウチョだね |
| うわ、すっごく大きな チョウチョだね・・・ |
| あ、チョウチョですね ・・・大きい |
| 川原で捕まえたんだ すごいだろ!? |
| ああ、すごいきれいな 羽してるな |
| ああ、すごくきれいな 羽をしてるな |
| うん、こんなに きれいな模様の 見たことないよ! |
| ええ、きれいな羽根 してますね |
| 兄ちゃんにやるよ |
| 姉ちゃんにやるよ |
| どうしよう? |
| ありがとう 逃がしてやろうよ |
| ありがとう 逃がしてやろうよ |
| ありがとう 逃がしてあげよう? |
| ありがとう 逃がしてあげましょう |
| ありがとう、アルバ |
| ありがとう、アルバ |
| ありがとう、アルバ |
| ありがとう アルバくん |
| へへへ・・・ |
| ありがとう けど、こいつは 逃がしてやろうよ |
| ありがとう けど、こいつは 逃がしてやろう |
| ありがと でも、逃がしてあげよ ・・・ね? |
| ありがとう でも・・・ 逃がしてあげましょう |
| えー!? |
| 捕まってるより、空を 気持ちよさそうに飛ん でるチョウチョのほう が絶対にきれいだぜ |
| 捕まってるより、空を 気持ちよさそうに飛ん でるチョウチョの方が きれいだと思うんだ |
| ほら、チョウチョが 一番きれいなのは、 自由に空を飛んでる ときだって |
| そう思わない? |
| 飛んでいるチョウチョ の方がきっと、ずっと きれいだと思わない? |
| ・・・そうかも |
| よし、じゃあ逃がして やろうな |
| よし、じゃあ逃がして やろう |
| うん、じゃあ逃がして あげようね |
| じゃあ、逃がして あげましょう? |
| うん、そうしよう! |
| あれ? あそこでフィズと話を してるのって・・・ |
| キール!? |
| カシス!? |
| クラレット!? |
| あれ? あそこでフィズと話を してるのは・・・ |
| ソル!? |
| カシス!? |
| クラレット!? |
| あれ? あそこでフィズと話を してるのって・・・ |
| ソル!? |
| キール!? |
| クラレット!? |
| あ・・・ あそこでフィズと話を してるのは・・・ |
| ソルさん? |
| キールさん? |
| カシスさん? |
| ねえねえ、いいでしょ お兄ちゃんの好みの女 の人って、どんな感じ か教えてよー |
| おい、待てって・・・ |
| あはは 僕と同じ質問されてる |
| ともあれ、 これで安心だな |
| あはは 困ってる困ってる |
| フィズちゃんって みんなに同じ質問する のかな・・・ |
| ねえねえ、いいでしょ お兄ちゃんの好みの女 の人って、どんな感じ か教えてよー |
| う・・・ |
| あはは 俺と同じ質問されてら |
| ともあれ、これで ひと安心ってとこだな |
| あはは、困ってる |
| キールは まじめだからね~ |
| フィズちゃんの 質問責めですね・・・ |
| あはははっ お姉ちゃんもそう思う よねえ |
| でしょ、でしょー? |
| ありゃりゃ すっかり和んでるよ |
| ともあれ、これで ひと安心ってとこだな |
| ああ、すっかり仲良く なったみたいだな |
| すっかり和んでいる みたいですね・・・ |
| お姉ちゃん、 そんなんじゃダメだよ 男なんてのは・・・ |
| は、はあ・・・ |
| うわ なんだかすごいことに なってる・・・? |
| ともあれ、これで ひと安心ってとこだな |
| うーん、ある意味では すごい光景のような 気もする・・・ |
| クラレットったら 相当困ってるなぁ 巻き込まれないうちに ・・・ |
| いつも見てて思うんだ けど・・・ |
| それだけ働いてると、 肩こったりしない? |
| いつも見てて 思うんだが・・・ |
| それだけ働きづめでは 肩がこるんじゃないか |
| いつも見ててさ、 思うんだけど・・・ |
| そんなに働いてさ、 肩こったりしない? |
| いつも見てて思うん ですけれど・・・ |
| そんなに働いていて、 肩こりませんか? |
| あのねぇ・・・ 私はそんな年じゃない んですけどぉ!? |
| あわわっ! |
| あ、いや・・・ |
| わっ、び、びっくり |
| あ、そうですよね |
| ・・・って言いたいけ ど本当はそのとおりよ あーあ、まだ17歳だ っていうのに・・・ |
| え・・・ってことは、 同い年なんだ? |
| ああ・・・それじゃ、 同い年だったんだ |
| は・・・同い歳なの? あたしも17なんだ |
| え・・・ 同い年なんですね |
| あ、そうなんだ!? 私はてっきり・・・ |
| てっきり? |
| てっきり? |
| てっきり? |
| てっきり ・・・なんですか? |
| えーっと 年下かと思ってました |
| ・・・ |
| ・・・ |
| やっぱり・・・ |
| ・・・ |
| あはは、ごめんね? |
| リプレが 洗濯物を干してる |
| 邪魔したら悪いな |
| リプレが 洗濯物を干してる |
| 邪魔したら悪いな |
| リプレが 洗濯物を干してる |
| 邪魔しないように しなくちゃ・・・ |
| リプレさんが 洗濯物を干してる |
| 邪魔したら悪いですね |
| あれ、なんだろう? なんか人だかりが できてるけど・・・ |
| なんだろう? あの人だかりは・・・ |
| ありゃ、なんか 人だかり・・・ なんだろ、あれ? |
| あら? なにか人だかりが できてるけど・・・ |
| どうしよう? |
| 気にしない 見に行ってみよう |
| 気にしない 見に行ってみよう |
| 近づくのはよそう 見に行ってみよう |
| 近づくのはよそう 見に行ってみよう |
| なんだか知らないけど あの人だかりじゃなぁ ・・・やめとこう |
| さすがにあの中に入る のはきつそうだ やめておこう・・・ |
| う~ん、気になるけど 近寄れそうにないや ・・・やめとこう |
| ・・・気にはなるけれ ど・・・人だかりには 近寄りたくないですし ・・・やめですね |
| あれは・・・ オプテュスの連中だ! |
| あれは・・・ オプテュスの連中だ! |
| あれ・・・ オプテュスの ひとたちじゃん! |
| あれは・・・ オプテュスの人たち? |
| ぐふっ、げふっ・・・ |
| ん? なんだろう、この音 |
| ん? なんの音だ? |
| ん? へんな音がする・・・ |
| ・・・ なんの音でしょうか? |
| どうしよう? |
| 音のでどころを探す イヤな予感がするぞ |
| 音のでどころを探す 気のせいか |
| 音のでどころを探す イヤな予感がするなぁ |
| 音のでどころを探す イヤな予感がする |
| どこから聞こえるんだ ろう・・・あっ!? |
| いったいどこから? ・・・あっ!? |
| なんの音だろ? ん? あっ!? |
| この音は、いったい どこから・・・あ!? |
| げふっ・・・がはっ! |
| だ、大丈夫ですか!? |
| 大丈夫ですか おじいさん!? |
| だ、大丈夫ですか!? |
| だ、大丈夫ですか!? |
| く、薬を・・・ カバンの中・・・っ |
| カバンの中ですね!? |
| ふう・・・っ すまんかったのう お若い人・・・ |
| よかった もう大丈夫そうだ |
| よかった もう大丈夫そうだ |
| よかった もう大丈夫みたい |
| よかった もう大丈夫ですね |
| わしゃ肺が悪くてな 時々こんなふうに発作 が起きてしまうんじゃ |
| ここの空気は工場の煙 で汚れてますからね 気をつけないと |
| ここの空気は工場の煙 で汚れてますからね 気をつけないと |
| ここの空気は工場の煙 で汚れてますから 気をつけないとだめで すよ・・・ |
| ここの空気は工場の煙 で汚れてますから 気をつけてください |
| ああ、身にしみたわい |
| この街も、こんな工場 が建つようになって しまったんじゃなあ |
| ・・・お若い人 あんたの名前は? |
| あ、@n0 |
| っていいますけど |
| ああ、@n0 |
| といいます |
| あ、@n0 |
| っていいます |
| え・・・はい |
| @n0と いいます |
| @n0 本当にありがとうよ |
| それじゃあな |
| ええ、おじいさんも お元気で |
| ええ、おじいさんも お元気で |
| ええ、おじいさんも 元気で、ね! |
| ええ、おじいさんも お元気で |
| なんだかイヤな予感が するな・・・早いとこ 立ち去ろう |
| 気のせいか・・・ |
| なんだかイヤな予感が するなぁ・・・ さっさと帰ろう・・・ |
| なんだかイヤな予感が します・・・ 早く帰った方が いいみたい・・・ |
| この城の中の領主に、 レイドさんは騎士とし て仕えていた・・・ |
| でも、どうして辞めて しまったんだろう? |
| あのイムランっていう 召喚師が、関係してる んだろうか? |
| この城の中の領主に、 レイドさんは騎士とし て仕えていた・・・ |
| でも、どうして辞めて しまったんだろう? |
| あのイムランっていう 召喚師が、関係してる んだろうか? |
| この城の中の領主に、 レイドさんは騎士とし て仕えていたんだ |
| でも、どうして辞め ちゃったのかな? |
| あのイムランっていう 召喚師となんか関係が あるのかな? |
| この城の中の領主に、 レイドさんは騎士とし て仕えていた・・・ |
| でも、どうして辞めて しまったのでしょうか |
| あのイムランさん とかいう召喚師の人と なにか関係が・・・? |
| おい、そこの少年 |
| おい |
| え? |
| さっきから城のほうを じっと見つめて、 なにか用なのか? |
| あ、いえ・・・ |
| 用がなければ、あまり こういう場所をうろつ くものではない |
| 見ろ、門番がさっき からお前をにらんでる |
| うわ、ほんとだ・・・ |
| 本当だ・・・ |
| あ、ホントだ・・・ |
| あ、本当に・・・ |
| さあ、わかったら よそへ行きなさい |
| はい どうもすいません |
| はい どうもすいません |
| はい どうもすいません |
| はい どうもすいません |
| 次からは気をつける ようにな |
| ・・・猫? |
| どうしよう? 放っておく 近づいてみる |
| また、魚でも釣って リプレを喜ばせて やろうかな? |
| また、魚でも釣って みるかな? |
| うーん 魚釣りねぇ・・・ |
| また、魚を 釣って帰ったら リプレさん 喜ぶかしら・・・ |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| どうしよう? やめておく 魚釣りをする |
| 気にしなくていいって こういう時もあるわ |
| うん、これだけあれば 充分だよ |
| わぁ、ずいぶん たくさん釣れたのね |
| こんな大物 どう料理したらいいか 迷っちゃいそう |
| すごいじゃない! これならきっと、おい しいお料理ができるわ |
| これって・・・ 食べられるのかしら? |
| ごくろうさま きっとみんなも喜んで 食べてくれるよ |
| また何か釣れた時は 私のところに もってきてね |
| 腕によりをかけて おいしい料理を作って あげるから、ね? |
| いてててっ・・・! このガキ、手を離しや がれっ!! |
| アンタが謝るほうが先 だろ? |
| てめぇ、俺たちが何者 だかわかってて言って んのかっ!? |
| そんなこと関係ねえよ |
| 人を突き飛ばしといて 謝りもせずに行こうっ てほうが悪い! |
| ほら、そこのジイさん に謝れよ? |
| ぼ、坊や・・・ もういい、やめとくれ |
| あァ? 良くないだろ、悪いの はこいつらなんだぜ |
| あーあ、あの子供 黙ってりゃいいのに |
| 余計なことしちまって タダじゃすまないよ |
| さあ、謝れッ!! |
| このガキ・・・ みんな、やっちまえ! |
| どうしよう? 助けに入る 呆然と見ている |
| 待てよっ、お前ら! |
| やめるんだ! |
| ちょっと待ちなさい! |
| 待ってください! |
| お前は・・・ また俺たちの邪魔を する気かっ!? |
| 子供相手に よってたかって、 恥ずかしいとは 思わ・・・ |
| 子供相手に よってたかって、 恥ずかしいとは 思わ・・・ |
| 子供相手に よってたかって、 恥ずかしいとは 思わないのっ・・・ |
| 子供相手に大勢で 恥ずかしくは ありませんか・・・? |
| ぎゃあっ! |
| え・・・? |
| な、なんだ!? なにが起きたんだ |
| え・・・? |
| な、なんだ!? なにが起きたんだ |
| え・・・? |
| あ、あれ!? あたしなにもしてない んだけど・・・ |
| え・・・? |
| いったいなにが? わたしはなにもして いないのに・・・ |
| なーんだ 大口叩いたわりには、 弱いじゃんか |
| この子が やったのか!? |
| この子が やったのか!? |
| ええ!? この子がやったの!? |
| この子が やったの・・・? |
| さあ、あとはお前だけ だぜ? |
| 柄の悪い男A |
| お、お、お・・・ おぼえてやがれえぇ! |
| あ、コラっ! ちゃんと謝れえッ!! |
| ぎゃあっ! |
| え・・・? |
| なーんだ 大口叩いたわりには、 弱いじゃんか |
| この子、めちゃくちゃ 強い・・・ |
| この子、めちゃくちゃ 強い・・・ |
| うわ、この子めっちゃ 強いじゃん・・・ |
| この子、すごく 強い・・・ |
| さあ、あとはお前だけ だぜ? |
| ぐぐぐ・・・ ちくしょおっ!! |
| ひいっ! |
| あっ、オマエ 人質とるなんて きたねーぞっ!? |
| うるせえっ! ちょっとでも動いたら こいつの・・・ |
| ぎゃっ! |
| さすがにここまでされ たら、黙って見てられ ないぜ・・・ |
| さすがにここまでされ たら、黙ってはいられ ないな・・・ |
| ちょっと! こんなの卑怯じゃん! |
| 黙っているのが 無理ってもの じゃない・・・ |
| ・・・だめです いくらなんでも ほうっておけません! |
| 大丈夫ですか? |
| ひいいいっ!! |
| あ・・・ まあ、あれだけ走れる なら大丈夫かな? |
| あ・・・ まあ、あれだけ走れる なら大丈夫だろう |
| あ・・・ まあ、あれだけ走れる なら大丈夫かな? |
| あ・・・ まあ、あれだけ走れる なら大丈夫ですよね |
| へへへ、助けてもらっ ちまったみたいだな |
| 助ける必要はなかった みたいだけどね |
| 余計なお世話だった 気もするけどね |
| 助ける必要はなかった みたいだけど、ね |
| でも・・・ 助ける必要はなかった みたいですね |
| まあな でも、アンタの心意気 は嬉しかったぜ! |
| けど、こいつらを敵に 回したのはまずいよ 早いとこ、立ち去った ほうがいい |
| けど、こいつらを敵に 回したのはまずい 早いとこ、立ち去った ほうがいいな |
| でもさ、この人たちを 敵に回したのは、 ちょっとばかり、まず かったと思う・・・ |
| はやいとこ 逃げた方がいいよ |
| それはいいのですけど 彼らを敵に回したのは よくないですよ・・・ 早く立ち去らないと |
| なんでだ? 俺っち、これから宿を 探さなくちゃならねえ んだけど・・・ |
| 説明はあとでするから とりあえず、俺の言う とおりにしてくれよ |
| 説明はあとでするから とりあえず、ここから 離れよう |
| 説明はあとでするから 今はとりあえず あたしの言うとおりに して、ね |
| 説明は後回しです 今は、わたしについて きてください |
| ・・・わかった |
| で・・・ ほいほいとあのガキを 連れて来ちまったって ワケかよ? |
| 仕方ないだろう ほっとくわけにもいか なかったし・・・ |
| 仕方ないだろう ほっとくわけにもいか なかったし・・・ |
| 仕方ないでしょ ほっとくわけにもいか なかったし・・・ |
| ごめんなさい ほっとくわけにもいか なかったし・・・ |
| まあな ワシが同じ立場だった ら、そうするわな |
| あーのーなー! |
| すっ、少しだけだよ! 事情を説明したら 帰ってもらうからさ |
| ・・・で、彼は? |
| ・・・で、彼は? |
| すっ、少しだけ! 事情を説明したら 帰ってもらうからさ |
| ・・・で、彼は? |
| あの、少しだけです その間は、わたしの ごはん、半分で いいですから・・・ |
| あの、ところで リプレさん、彼は? |
| 今、ご飯を食べてるよ |
| よっぽどお腹がすいて たのねぇ・・・ すごい食べっぷり |
| ちゃんとメシの代金、 もらっとけよ |
| うう・・・ |
| あ、ああ・・・ |
| あう・・・はい |
| はい・・・ |
| えへへ、悪いな メシまでごちそうに なっちゃってさ |
| そう言えば、自己紹介 がまだだったよな |
| 俺っちの名前はジンガ 武者修行の旅をして、 東から来たんだ |
| アンタの名前は? |
| あ、俺は@n0 |
| あ、僕は@n0 |
| あたし? あたしは@n0 |
| わたしは @n0です |
| @n0か・・・ なあ、迷惑ついでって いったらなんだけどよ |
| ここに泊めてくれねえ かな? |
| ええっ!? |
| えっ!? |
| ちょっと、マジ? |
| ・・・え? |
| えへへ、本当言うとさ 俺っちあんまり、金を 持ってなくて |
| なあ、頼むよ 掃除でもなんでもする からさぁ |
| よ、弱ったなぁ・・・ |
| いや、しかし・・・ |
| あ~あのね・・・ |
| ・・・困ったなぁ |
| ちょ~っと待ったァ! |
| おいチビ お前にゃ遠慮ってもの がないのかよ |
| 金がないのは、こっち だって同じなんだ 見りゃわかるだろ!? |
| おいおいガゼル・・・ それって、威張ること じゃないって |
| ガゼル・・・ 言ってて 空しくならないか? |
| ちょっとガゼル? それって、威張ること じゃないって・・・ |
| あの、ガゼルさん ・・・それはあんまり 自慢できないと 思いますけど・・・ |
| ・・・と、とにかくっ そういうことだから、 さっさと出てけっ!! |
| ちょ、ちょっと なにもそこまで言わな くたって・・・ |
| ・・・・・ |
| ねえちゃん、ちょっと そこに座ってくれよ |
| え? |
| おいっ、人の話を聞い てんのかっ!? |
| わかってるって! だから、ちょっとだけ 待ってろよ |
| こ、これでいいの? |
| 目を閉じて、息を楽に して・・・ |
| ハアァァァァ・・・! |
| !? |
| ・・・あれ? あれっ、あれれっ!? |
| 肩こりが・・・ 治っちゃった・・・ |
| な、なにしやがった お前っ!? |
| ほう、【ストラ】か |
| 【ストラ】? |
| 身体の治癒力を高める 医術だよ |
| えへへ、うまいメシを 作ってくれたお礼さ |
| 金のかわりにはならな いだろうけど、勘弁し てくれよな |
| そんなことないって! ありがとう、すごく楽 になったよ |
| そんじゃあな! |
| どうしよう? ひきとめる 見送る |
| ちょっと待った! |
| なあ、ガゼル・・・? |
| 待ってくれ、ジンガ |
| なあ、ガゼル・・・? |
| ちょっと待ったぁっ! |
| ねっ、ガゼル・・・? |
| ちょっと待って! |
| ガゼルさん・・・ |
| ダメだダメだっ! 俺は断固、反対だっ! |
| せめて今夜だけ、な? |
| せめて今夜だけ、ね? |
| せめて今夜だけでも、 だめですか・・・? |
| いいじゃない 泊めてあげようよ |
| ぐぎぎぎ・・・ |
| 文句、ある? |
| 勝負あり、みたいだな |
| 勝負あり、だな |
| 勝負あり、みたいだね |
| リプレさん強い・・・ |
| しかし、今から宿探し は大変だろう |
| ねえ、ガゼル・・・? |
| ダメだダメだっ! 俺は断固、反対だっ! |
| いいじゃない 泊めてあげようよ |
| ぐぎぎぎ・・・ |
| 文句、ある? |
| 勝負あり、みたいだな |
| 勝負あり、だな |
| 勝負あり、みたいだね |
| リプレさん強い・・・ |
| おーい、ジンガ どこにいるんだー? |
| ジンガのやつ どこに行ったんだ? |
| おーい、ジンガ どこいったの~!? |
| あら? ジンガさん どこですかー? |
| あいつだったら、外に 出てったぜ |
| まさか・・・ |
| まさか・・・ |
| ガゼル、あんた!? |
| まさか、ガゼルさん? |
| おいおい、言っとくが 俺は無実だぞ!? |
| なんだかしらねえけど 「宿代を作ってくる」 とか言ってたから |
| 仕事でも探しにいった んじゃねえのか? |
| あのハチマキ小僧だっ たら、繁華街にいると 思うわよ |
| ハチマキ小僧・・・ |
| ハチマキ小僧・・・ |
| ハチマキ小僧・・・ |
| ハチマキ小僧ですか たしかにそうですね |
| この街で一番にぎやか な所を教えてくれって 言われたから |
| あたし、 教えてあげたもん |
| ・・・まずいぞ 連れ戻してこなきゃ! |
| ・・・まずいぞ 連れ戻してこないと! |
| ・・・え? 連れ戻してこなきゃ! |
| ・・・え? 連れ戻さないと! また・・・ |
| おいおい、慌てるよう なことかよ? |
| あいつがオプテュスと 喧嘩してたのもあそこ なんだよ! |
| ジンガがオプテュスと 喧嘩してたのは繁華街 なんだよ! |
| ジンガがオプテュスと 喧嘩してたとこなの! 繁華街って! |
| 彼がオプテュスの人 たちと喧嘩していたの が、繁華街なんです! |
| いっ!? |
| 連中のことだ 間違いなく、仕返しに 来るに決まってる! |
| 連中のことだ 間違いなく、仕返しに 来るに決まってる! |
| 間違いないよ! 間違いなく、仕返しに 来るに決まってる! |
| 彼らのことです 間違いなくジンガさん に復讐に来ます! |
| あのガキ・・・ そこまで面倒かけさせ るかぁっ!? |
| ありゃりゃ そんなに慌ててどうか したのかい? |
| どうもこうも・・・ |
| どうもこうも・・・ |
| どうかしたかって あんたねぇ・・・ |
| いえ、それが・・・ |
| な、なんだこりゃ!? |
| へ? |
| !? |
| へ? |
| ・・・ |
| おいガキっ! こんな看板を出して、 どうする気だっ!? |
| どうするって・・・ 書いてあるだろ? |
| 賭試合だよ 俺っちに挑戦して勝て ば、賞金がもらえる |
| 賭試合~~っ!? |
| な・・・ |
| 賭試合~~っ!? |
| 賭試合なんて・・・ |
| てっとり早く稼ぐには これが一番なんだ |
| 修行にもなるし いいことづくめだろ? |
| ううっ・・・ 頭が痛くなってきた |
| 心配すんなよ これでも今まで、 負け知らずなんだから |
| そ、そういう問題じゃ なくて・・・ |
| そ、そういう問題じゃ ないんだが・・・ |
| いや・・・そういう 問題じゃなくて・・・ |
| あの、そういう問題 じゃ、ないんですが? |
| ほォ、賭試合ねェ |
| なかなか楽しい商売を 考えたじゃねェか はぐれ野郎? |
| ああ・・・ 言わんこっちゃない |
| ああ、最悪の展開だ |
| あぁ・・・ |
| よりによって、 一番面倒なのが 来ちゃったよぉ・・・ |
| あ・・・いちばん 会いたくない人・・・ |
| そこの兄ちゃん、挑戦 するかい? |
| えらく強いガキが いるって聞いて来て みればよォ・・・ |
| 手前ェの差し金かッ! |
| ご、誤解だっ! |
| それは誤解だ! |
| ご、誤解だってば! |
| あの・・・誤解です |
| @n0 話の通じる相手じゃあ ねえだろうが! |
| おいおい、戦う相手は そっちじゃねえぞ 俺っちだ |
| うるせェ! まとめてぶちのめして やるッ!! |
| やれやれ また余計な恨みを 買っちゃったな・・・ |
| やれやれ また余計な恨みを 買ってしまった・・・ |
| あーあ、 また余計な恨みを 買っちゃったよ・・・ |
| はぁ・・・ また余計な恨みを 買ってしまったみたい ですね・・・ |
| 待てえぇぇっ! 挑戦料、払え~っ!! |
| 騒ぎの張本人には 自覚がないし・・・ |
| 騒ぎの張本人には 自覚がないし・・・ |
| 騒ぎの張本人は 自覚ゼロ・・・はぁ |
| 騒ぎの本人には 自覚ないみたいですし |
| もう金はいいから どっかへ消えちまえよ |
| そうはいくか 受けた恩はきっちりと 返すのが道理だからな |
| それに・・・ |
| こんなに強いヤツを前 にして、戦わないのは 格闘家の名折れだぜ! |
| ・・・俺!? |
| ・・・僕か!? |
| ・・・あたしぃ!? |
| ・・・わたしですか? |
| ああ、あんたみたいな 不思議な力を使う相手 は初めてだ |
| なんとしてでも 勝負してもらうぜ!! |
| ・・・まいったなぁ |
| ・・・まいったな |
| ・・・ああもうぅ! |
| ・・・ |
| どうしよう? 勝負する 勝負しない |
| どうしても、俺と勝負 をしたいのか? |
| どうしても、僕と勝負 をしたいのか? |
| どうしても、あたしと 勝負するの? |
| どうしても、 勝負するのですか? |
| ああ! 強いやつと戦ってこそ の修行の旅だからな |
| ・・・わかった |
| ・・・わかった |
| ・・・わかった |
| ・・・わかりました |
| おいおい、本気かよ |
| @n0!? |
| 君が期待してるような 戦いができるかわから ないけど |
| それで気が済むなら、 相手になるよ |
| 君が期待してるような 戦いができるかわから ないけど |
| それで気が済むなら、 相手になろう |
| 君が期待してるような 戦いができるかわから ないけど |
| それで気が済むなら、 相手になるよ |
| あなたの期待する 戦いができるかわから ないけど |
| そうしないと 納得してくれないなら でも、一回だけです |
| よぉ~し・・・ そんじゃ、遠慮なしで 行くぜっ!! |
| ハアアァァァッ!!! |
| 悪いけど 俺は戦わないよ |
| 君には悪いけど、 僕は戦わない |
| 悪いけどあたしは いやだかんね! |
| わたし、戦う気は ありません |
| なんでだよッ!? |
| 俺っちがこわいのか! |
| ああ、こわい |
| ああ、こわい |
| うん、こわいよ! |
| こわい・・・です |
| なんだよそれ・・・ わけわかんねぇよッ |
| アンタはそんなに強い じゃねえか! すげえ力が使えるじゃ ねえかッ!? |
| すごい力があったって それが強いことの証明 にはならないんだ |
| うまく言えないけど、 俺にはわかる |
| 望みもしない強い力を 手にした俺には・・・ |
| いくら力があったって それが強いことの証明 にはならないんだ |
| うまく言えないけど、 僕にはわかるんだ |
| 望みもしない強い力を 手にした僕には・・・ |
| すごい力があったって こわいものは こわいの! |
| いい? だれも戦いたいなんて 思わないんだから! |
| こんな力、 望んでなんか いないんだから・・・ |
| ・・・わたし 戦いなんて嫌なんです |
| 望んでもいない力で 争わなければいけない なら・・・ |
| こんな力・・・ 欲しくない・・・ |
| 呆れた・・・ それでこの子をやっつ けちゃったわけ!? |
| ・・・うん |
| ・・・ああ |
| ・・・うん |
| ・・・はい |
| 手加減ぐらい できなかったの!? |
| おい、リプレ そいつは間違いだぜ |
| そのガキはな、 |
| 真剣に@n0と 戦いたかったんだ |
| 手加減するってことは そいつを侮辱するって ことだ・・・違うか? |
| ・・・・・・ |
| それに@n0は |
| まだ、力を使いこな せてるわけじゃない |
| 手加減するのは 無理だったんだろう |
| それに@n0は |
| 自分の力を使いこなせ ているわけじゃない |
| それに@n0は |
| 自分の力を使いこなせ ているわけじゃない |
| 手加減しようとしても 無理だったんだろう |
| それに@n0は |
| 自分の力を使いこな せてないもの |
| それに@n0は |
| 自分の力を使いこな せてないもの |
| 手加減しようとしても 無理だったはずよ |
| それに@n0は |
| 自分の力を使いこな せてるわけじゃない |
| それに@n0は |
| 自分の力を使いこな せてるわけじゃない |
| 手加減しようとしても 無理だったんですよ |
| う~ん・・・ |
| お、目を覚ましたぜ |
| 大丈夫? どこも痛くない? |
| ・・・くっ |
| くくくっ・・・ あははははははっ! |
| ま、まさか頭をぶつけ たんじゃ・・・? |
| あははは・・・ あー、負けた負けた! 俺っちの負けだぁ!! |
| まだまだ修行不足 だってことが よ~くわかった! |
| むう・・・ 格闘家だけあって 頑丈なもんだな |
| @n0の アニキ! |
| @n0の アネゴ! |
| へっ? |
| えっ? |
| はぁ!? |
| え? |
| 俺っちを ここに置いてくれッ! |
| ええっ!? |
| ええっ!? |
| いいっ!? |
| ・・・ええっ!? |
| アニキと互角に戦える まで、側で勉強したい んだ・・・頼むよ!! |
| アネゴと互角に戦える まで、側で勉強したい んだ・・・頼むよ!! |
| いいじゃねぇか そうしてやれよ |
| ガ、ガゼル・・・ |
| ガ、ガゼル・・・ |
| ガ、ガゼル・・・ |
| ガ、ガゼルさん・・・ |
| 言い出したら聞かない ヤツだってのは、お前 もよ~く知ってるだろ |
| 頼むよォ ちゃんと働くし、迷惑 もかけないからさ! |
| ・・・@n0 どうする? |
| ちゃんと 面倒見てやるんだぞ |
| @n0? |
| ちゃんと 面倒見てやるんだぞ |
| @n0? |
| あううっ・・・ |
| やれやれ・・・ |
| あううっ・・・ |
| ・・・エドスさんまで |
| @n0 ちょっといいか? |
| ・・・ジンガ? |
| ・・・ジンガ? |
| ・・・ジンガ? |
| ・・・ジンガさん? |
| さっきは無茶を言って 悪かったよ |
| レイドって人に聞いた アンタの力、望んで 手に入れたものじゃ なかったんだな・・ |
| がっかりしただろ? |
| がっかりしたかい? |
| がっかりした? |
| がっかりしましたか? |
| そんなことないよ むしろ、感心した |
| え? |
| え? |
| はい? |
| え? |
| 俺っちの師匠がさ 同じこと言ってたんだ |
| 「力と強さは違う」 |
| なんのことか、俺っち にはわかんなくてさ ずうっと無視をしてた |
| でも・・・えへへ アンタを見てたらさ |
| なんだかちょっぴり、 気になりだしてね |
| よ~く考えて決めたん だけど・・・ 俺っち、アンタの側で 修行したいんだよ |
| ・・・修行って? |
| ・・・修行って? |
| ・・・修行? |
| ・・・修行って? |
| よくわかんないけど、 とにかくしたいんだ! |
| 他の人の許しは、もう もらってる |
| ・・・ダメかな? |
| 俺を手本に修行をして も、意味がないかもし れないぞ? |
| 僕を手本に修行をして も、意味がないかもし れないよ? |
| あたしを手本にしても あまり意味がないと 思うけど・・・ |
| わたしでは、きっと お手本には なれませんよ? |
| 俺っちが好きで決めた んだ、構わねえよ |
| なら、好きにしなよ |
| なら、構わないよ |
| なら、べつにいいけど |
| それなら・・・ |
| ホントかっ!? |
| ありがとっ! |
| @n0の アニキ!! |
| ありがとっ! |
| @n0の アネゴ!! |
| 純粋に強さを求めるジンガ そのまっすぐな瞳が、 俺にはとてもまぶしく思えた |
迷いも不安もなく、 夢に向かって 走っていけるということ |
俺にも、できるんだろうか? |
| 純粋に強さを求めるジンガ そのまっすぐな瞳が、 僕にはとてもまぶしく思えた |
迷いも不安もなく、 夢に向かって 走っていけるということ |
僕にも、できるんだろうか? |
| ジンガは純粋・・・ その強さを求める姿勢は、 まぶしいくらい |
| 迷いも不安もなく、 夢に向かって走っていける ジンガ・・・ |
・・・あたしにもできるかな? ジンガみたいに・・・ まっすぐに生きること・・・ |
| 純粋に強さを求めるジンガさん そのまっすぐな瞳が わたしには、とてもまぶしい |
| 迷いも不安もなく 夢に向かって走っていける ということ |
わたしも、そうやって 生きられたなら・・・ |
| ジンガの使う 【ストラ】は、召喚術 とは違う力なのか? |
| ジンガの使う 【ストラ】は、召喚術 とは違う力なの? |
| ジンガさんの 【ストラ】は、召喚術 とは違うのですか? |
| 全く別物さ |
| 呪文じゃなくて、 呼吸を使う もちろんサモナイト石 だって必要ない |
| 同じなのは 精神の集中が必要って ところだけさ |
| なるほど |
| へえ・・・ |
| はあ・・・ |
| あとな【ストラ】は 男より女の方が強い 力を出せるらしいぜ |
| 訓練次第では、ひどい ケガですら一瞬で 治してしまうらしい |
| ・・・すごいもんだな |
| ・・・すごいんだなあ |
| ・・・すごいんですね |
| ジンガの使う 【ストラ】は、召喚術 とは違う力なのか? |
| ジンガの使う 【ストラ】は、召喚術 とは違う力なの? |
| ジンガさんの 【ストラ】は、召喚術 とは違うのですか? |
| ああ、違うよ |
| 呪文のかわりに呼吸を 使うし、サモナイト石 も必要ないしね |
| 精神集中が必要なのが 同じなだけかな |
| へえ・・・ |
| へえ・・・ |
| なるほど・・・ |
| 【ストラ】は男性より 女性が使うほうが強い 効果を発揮するらしい |
| 訓練次第では、ひどい ケガですら一瞬で治し てしまうということだ |
| ・・・すごいんだなあ |
| ・・・すごいなぁ |
| ・・・すごいんですね |
| ジンガの使う 【ストラ】は、召喚術 とは違う力なのか? |
| ジンガの使う 【ストラ】は、召喚術 とは違う力なのか? |
| ジンガさんの 【ストラ】は、召喚術 とは違うのですか? |
| うん、違うわね |
| 呪文のかわりに呼吸を 使うし、サモナイト石 も必要ないでしょ |
| 精神集中が必要なのが 同じくらいかなぁ |
| へえ・・・ |
| なるほど |
| そうなんですか・・・ |
| 【ストラ】は男性より 女性が使うほうが強い 効果を発揮するみたい |
| 訓練次第では、ひどい ケガですら一瞬で 治しちゃうらしいよ |
| ・・・すごいんだなあ |
| ・・・すごいもんだな |
| ・・・すごいんですね |
| ジンガの使う 【ストラ】は、召喚術 とは違う力なのか? |
| ジンガの使う 【ストラ】は、召喚術 とは違う力なのか? |
| ジンガの使う 【ストラ】って、召喚 術とは違う力なの? |
| ええ、違いますよ |
| 呪文のかわりに呼吸を 使うし、サモナイト石 も必要ないですし |
| 精神集中が必要なのが 同じぐらいですね |
| へえ・・・ |
| なるほど |
| へえ・・・ |
| 【ストラ】は男性より 女性が使うほうが強い 効果を発揮するんです |
| 訓練次第では、ひどい ケガですら一瞬で治し てしまうそうですよ |
| ・・・すごいんだなあ |
| ・・・すごいもんだな |
| ・・・すごいなぁ |
| ジンガを見ていると、 懐かしい気分になるよ |
| 私も見習いだった頃は 彼のようにがむしゃら だったからね |
| レイドさんが!? |
| レイドさんが!? |
| レイドさんがぁ? |
| レイドさんが・・・ |
| おいおい、驚くことは ないだろう |
| でも、なんか 想像できませんよ |
| 今のレイドさんは落ち 着いてて、無茶なんか 絶対しそうにないし |
| でも、なんか 想像できないですよ |
| 今のレイドさんは落ち 着いていて、無茶とは 無縁に見えますから |
| でも、なんか想像でき ませんって・・・ |
| 今のレイドさんは落ち 着いてて、無茶なんか 絶対しそうにないし |
| でも、なんか 想像できなくて・・・ |
| 今のレイドさんは落ち 着いてて、無茶なんか 絶対しそうにない感じ がしますし・・・ |
| 余計に年を重ねている ことが、そう見せてい るだけだよ |
| 心はいつも迷ってるし 感情に振り回されたり もしている |
| 理想に向かって迷わず に進もうとする彼が、 うらやましいくらいさ |
| また一人、増えること になっちまったな |
| ・・・ゴメン |
| ・・・すまない |
| ・・・ゴメン |
| ・・・すみません |
| ケッ、しょうがねえよ あの石頭を説得するの は無理そうだったしな |
| まあ、自分の食いぶち は自分で稼ぐって約束 してたからな |
| タダ飯食いが増えたっ てわけじゃねえぶん、 ましだぜ |
| タダ飯食い・・・ |
| タダ飯食い・・・ |
| あう、タダ飯食い・・ |
| タダ飯食い ・・・ですか |
| ・・・・・・ |
| なんか、耳に痛いかも |
| なんか、耳に痛いな |
| なんか、耳に痛いかも |
| ・・・たしかに タダ飯食いですね わたしたち・・・ |
| 確かに・・・ |
| よう、アニキ! |
| よう、アネゴ! |
| や、やめてくれよ |
| かんべんしてくれよ |
| や、やめてってば |
| や、やめてください |
| ハハハ、照れるなよ ジンガはお前さんから 真剣に学ぼうと 思ってるんだぞ |
| 俺に学んだって、 何の役にも立たないよ |
| 僕から学べること なんてないのに |
| あたしから学ぶこと なんてないって! |
| わたし、なにも 教えてあげること なんか、ありません |
| ワシはそうは思わんぞ |
| 価値観の違う人間の側 にいると、それだけで 自分の考え方に影響を 受けるもんさ |
| 現にお前さんがやって 来て、ワシも他の連中 もずいぶんと 影響されとるしな |
| そんなものかなあ |
| そんなものかな |
| そんなもんかなぁ |
| そんなものですか? |
| 特別なことをしなくて も、そこにいるだけで 人は人を変えられる |
| だからこそ、ワシらは こうやって一緒に生活 しとるのかもしれんな |
| 男の人の考え方って、 時々わかんなくなるわ |
| え? |
| 意地とか誇りとか 男の人ってそういうの 大事にするじゃない? |
| そのせいで傷つくこと もあるのに・・・ |
| そうだね |
| たしかにね |
| そうだね |
| そうですね・・・ |
| ぶつかって、傷ついて そのくせ、一度相手の ことを認めたらすぐに わかりあえちゃう |
| なんで、そんなことが できちゃうの? |
| うーん・・・ それは難しい質問だな |
| それは・・・ すこし難しい質問だな |
| うん・・・ なんで、できちゃうん だろうね? |
| なんででしょうね? やっぱり・・・ |
| 男だから、なのかな? |
| そうだね・・・ |
| でしょうね・・・ |
| ちょっとだけ うらやましいかも |
| ジンガって兄ちゃんの 弟子なの? |
| ジンガって姉ちゃんの 弟子なの? |
| 俺としては弟子にした つもりはないけどね |
| 一応、そうなるのかな |
| あたしは認めて ないもんね |
| 別に弟子にしたつもり は、ありませんけど |
| ふーん・・・でもでも これからジンガもここ で暮らすんだよねっ |
| へへへ、楽しみだな |
| どうして? |
| どうしてだい? |
| どして? |
| どうして? |
| 修行の合間に、遊んで くれるって約束して くれたんだよ |
| フィズもラミも女の子 だから、あんまり外で 遊びたがらないんだよ |
| ああ、そうか ジンガとなら思いきり 暴れ回れるもんな |
| ああ、そうか ジンガとなら思いきり 暴れ回れるわけだ |
| あ、そか ジンガとなら遠慮なし で、暴れられるしね |
| そうですね ジンガとなら思いきり 暴れても大丈夫ね |
| うんっ! |
| あーあ、どうしてここ に住むことになる男は みんなガキなのかしら |
| あーあ、どうしてここ に住むことになる人は みんなガキなのかしら |
| そこまで言うか・・・ |
| おい、フィズ・・・ |
| はは、きついねぇ |
| そうですか? |
| だってそうじゃない? |
| ガゼルにしろ、ジンガ にしろ、考える以前に 行動するタイプでしょ |
| 大人の分別ってものが ない男は、ガキなのよ |
| う・・・ |
| 指摘が指摘だけに かばってやれないな これじゃ・・・ |
| うんうん、あたしも そう思う・・・ |
| ・・・ |
| エドスは年寄りくさい し、レイドは生真面目 すぎるし・・・ |
| お、俺は? |
| 僕は? |
| あ、あたしは関係ない よね、女だし・・・ |
| わたしは女の子だから 関係ないよね・・・? |
| ・・・・・・ |
| そういうことを気にし ている時点で、すでに ガキじゃない? |
| あ゛・・・ |
| ・・・ |
| ・・・きっつ~っ! |
| あ゛・・・ |
| 今日はなにを してたんだい? |
| 今日はなにを していたんだい? |
| 今日は何をしてたの? ラミちゃん? |
| 今日は何をしてたの? ラミちゃん? |
| ソルさんと |
| キールさんと |
| カシスさんと |
| クラレットさんと |
| おはなししたの |
| へえ・・・ どんなことを お話してたんだい? |
| へえ・・・ どんなことを お話してたのかな |
| へえ・・・ どんなこと? |
| へえ・・・ どんなことを お話してたの? |
| ラミのしらないこと いっぱいおしえて もらったんだよ |
| あめがどうしてふるの かとか、にじがどうし てでるのかとか・・・ |
| おにいちゃん しってた? |
| おねえちゃん しってた? |
| ジンガは東から 来たんだよな |
| ジンガは東から 来たんだよね |
| ジンガは東から 来たんだよね |
| ジンガさんは、 東の方から 来たんですよね |
| ああ、そうさ 聖王国の王都、ゼラム の都から来たんだぜ |
| 聖王国? |
| リィンバウムの大半を 治めている国のことさ |
| このサイジェントの街 は、聖王国の西の果て にあるんだぜ |
| あ、そうか! だから街を治めてる人 が領主なんだ・・・ |
| あ、そうか! だから街を治めてる人 が領主なんだ・・・ |
| あ、そっか! だから街を治めてる人 が領主なんだ・・・ |
| あ・・・ だから街を治めてる人 が領主さんなんですね |
| へへへ、そういうこと |
| 俺っちの旅の目的は、 ここから西を支配する 帝国で、強いヤツらを 探して戦うことだ |
| そのためにも、アニキ からいろいろと勉強さ せてもらわなきゃな |
| そのためにも、アネゴ からいろいろと勉強さ せてもらわなきゃな |
| 【ストラ】って 便利なんだなぁ・・・ |
| 【ストラ】って 便利な力なんだな・・・ |
| 【ストラ】って 便利なんだね |
| 【ストラ】って 便利なんですね・・・ |
| レイドさんにも、そういう 時期があったんだなぁ・・・ |
| レイドさんにも、そういう 時期があったのか |
| レイドさんにも、そういう 時期があったんだ 意外だねぇ・・・ |
| レイドさんにも、そういう 時期があったんですね・・・ |
| お互いの傷口を えぐるのは不毛だ・・・ |
| お互いの傷口をえぐるのは 不毛だな・・・ |
| お互いの傷口を えぐるのは不毛だねぇ・・ |
| お互いの痛いところを 突くのは不毛ですよね・・ |
| 買いかぶりすぎだって 思うけど・・・ |
| 買いかぶりすぎだよ きっと・・・ |
| 買いかぶりすぎだって 思うけどなぁ・・・ |
| 買いかぶりすぎですよ エドスさん・・・ |
| うーん、こればかりは 説明できないよなぁ |
| うーん、こればかりは 説明できないよな |
| うーん、こればかりは 説明できないよ |
| うーん、わたしにも わからないから・・・ |
| アルバには、 いい友達ができたって 感じなのかもしれないな |
| アルバには、 いい友達ができたって 感じなのかもしれないな |
| アルバには、 いい友達ができたって 感じなのかなぁ |
| アルバには、 いい友達ができたって 感じなのかもしれない・・・ |
| 容赦ないなぁ・・・ 事実なんだけど |
| 容赦ないなぁ・・・ まあ、事実だけど |
| 容赦ないなぁ・・・ 事実なんだけどさぁ |
| 事実だけど・・・ 容赦なし・・・ね |
| へえ、そんなことが あったのか・・・ |
| へえ、そんなことが あったのか・・・ |
| へえ、そんなことが あったのか・・・ |
| しりませんでした そんなことが・・・ |
| 世界は広いんだなあ |
| 世界は広いんだなあ |
| 世界は広いねぇ・・・ |
| 世界は広いって 実感しますね・・・ |
scn005
| はあ・・・ |
| どうかしたのか ため息なんかついて |
| いや、ちょっと向こう の世界のことを考えて たんですよ |
| みんなどうしてるのか なあ、って |
| いえ、ちょっと向こう の世界のことを考えて いただけですよ |
| みんなはどうしている んだろうか、って |
| え、あの・・・自分の 住んでた世界のことを 考えてて・・・ |
| みんな・・・今なに やってるのかなぁ なんて思ったり |
| いえ、向こうの世界の ことを、考えていたら ぼうっとして・・・ |
| みんな、元気にして いるかなって・・・ |
| 帰る方法は、 見つかりそうか? |
| ははは、さっぱりです |
| 残念ですが、まだ |
| 全然みつかんないです |
| いえ、全く 見つかりません・・・ いまのところ・・・ |
| ソルと、 |
| キールと、 |
| カシスと、 |
| クラレットと、 |
| 一度きちんと相談 したほうがいいのかも しれないな |
| ソルさんとですか・・ |
| ソルとですか・・・ |
| キールさんとですか |
| キールとですか・・・ |
| カシスさんとですか |
| カシスとですか・・・ |
| クラレットと ですか・・・ |
| あれ、 出かけるんですか? |
| あれ、 出かけるんですか? |
| お出かけですか? |
| レイドさん・・・ おでかけですか? |
| ああ、今日は剣術道場 に行く日だからね |
| そういえば、アルバが 前に中庭で剣の練習を してましたよ |
| そういえば、アルバが 前に中庭で剣の練習を してましたよ |
| あ、そうそう 中庭で、アルバが 剣振ってましたよ |
| そういえば、アルバが 前に中庭で剣の練習を してましたけど・・・ |
| ああ、せがまれて基本 の型を教えたんだが |
| そうか、きちんと 続けていたか・・・ |
| 騎士になりたいって、 がんばってるみたい ですよ |
| アルバはずいぶん 騎士に憧れている ようですね |
| がんばってるんですね 夢があるって・・・ うらやましいな |
| 騎士になりたいって、 がんばってるみたい ですよ |
| ・・・・・・ |
| ? |
| いや、そろそろアルバ にも正式に剣を教えて いい時期なのかもな |
| 二人とも真剣な顔して なんの話してるんだ? |
| 二人とも真剣な顔で なにを話してるんだ? |
| どうしたの? ふたりとも、難しい 顔して? |
| どうしたんですか? ふたりとも、真剣な 顔をして・・・? |
| いや、ちょっとな |
| どうやって 金を貯めていくのかを 相談してたのさ |
| そんなに苦しいのか? |
| そんなに苦しいのか? |
| ・・・そんな、ジリ貧 なの・・・ |
| そんなに苦しいの ですか |
| いや、 今すぐどうこうって わけじゃないさ |
| これから先、チビたち が大きくなったときの ための話だよ |
| ・・・いっそ前みたい に、そこらの連中から 脅しとってくるか? |
| いっ!? |
| !? |
| ちょ! ちょっと! |
| え・・・それは・・・ |
| おいおい、ガゼル それはもうやめるって レイドと約束したろう |
| わかってるさ・・・ けどよ、他にいい方法 があんのか? |
| 今のままじゃ、毎日を 食っていくのが精一杯 じゃねえかよ |
| ・・・ |
| 結局のところ、世の中 の仕組みが変わらねえ ことにはどうしようも ねえのさ |
| 二人はまだ相談してる みたいだ |
| 俺がいても邪魔にしか ならない気がするな |
| 二人はまだ相談してる みたいだ |
| 僕がいても邪魔になる だけだろう |
| まだ、ふたりとも お金を貯める相談 してるんだ・・・ |
| あたし、なんにも できそうにないし 邪魔しないようにしよ |
| 二人はまだ相談してる みたいですね |
| わたしがいても 邪魔なだけですね・・ |
| あ、お兄ちゃん |
| あ、お姉ちゃん |
| なにしてるんだ? |
| なにをしてるんだい? |
| なにしてるの? |
| なにしてるの? |
| ラミと勉強してるの 文字のお勉強 |
| ・・・(コクン) |
| お兄ちゃんも、自分の 名前ぐらい書けるよう に勉強したほうが いいんじゃない? |
| お姉ちゃんも、自分の 名前ぐらい書けるよう に勉強したほうが いいんじゃない? |
| うーん・・・ |
| たしかに読めたって、 書けないのは問題かも しれないなぁ |
| ああ・・・ |
| たしかに読むだけじゃ なくて、書けるように なっておく必要もある かもしれないな |
| うーん・・・ |
| 読めるだけで書け ないって、やっぱり 問題あるかなぁ? |
| そうですね・・・ |
| 読めはしますが、 書けないというのも 問題かもしれませんね |
| このお手本あげるから 遊んでばかりいないで 勉強しなさいよね |
| ・・・はい |
| ・・・うん |
| ・・・あ、うん |
| じゃあ、そうするね |
| あれ、フィズは? |
| あれ、フィズは? |
| あれ、フィズは? |
| あれ、フィズちゃんは |
| ・・・おそと |
| あとはひとりでがんば りなさい・・・って |
| しょうがないなぁ |
| しょうがないなぁ |
| しょうがないねぇ |
| 仕方ないですね・・・ |
| ・・・(くいくい) |
| ん? |
| これ、おにいちゃんの なまえ・・・ |
| これ、おねえちゃんの なまえ・・・ |
| へえ、こう書くんだ? |
| おぼえとこ・・・ |
| ああ、こう書くのか |
| おぼえておこう・・・ |
| へえ、こう書くんだ? |
| おぼえとこ・・・ |
| こう、書くんですね? |
| おぼえておかないと いけませんね |
| ねえ、@n0の |
| 世界のお料理って、 どんなのがあるの? |
| どんなのって・・・ どうして? |
| どんなのって・・・ どうして? |
| え? あたしたちの 世界の料理? |
| どんなのって・・・ どうしてですか? |
| うん、私たちの食べて るものと、どう違うの かなー・・・って |
| うーん、名前が違って るだけで、そんなには 変わらないよ |
| 大した違いはないよ 名前が違っているだけ の料理も多いし |
| うーん、名前が違って るだけで、そんなには 変わらないかなぁ |
| そうですね、名前が 違うくらいでしょうか 変わりませんよ |
| そうなんだ・・・ |
| うーん、そう言われて も国ごとにいろいろと あるからなぁ |
| そう言われても、 国ごとにいろいろな 料理があるからね |
| うーん、いっぱい あるからね・・・ 国によって違うし |
| そうですね、ただ 国ごとにいろいろな 料理がありますし |
| あなたの暮らしていた 国だったら? |
| まずパンじゃなくて、 お米っていうのを 食べてて・・・ |
| ・・・だいたい こんなカンジかな? |
| まずパンじゃなくて、 お米というものが 主食で・・・ |
| ・・・だいたい こんなものだけど? |
| まずパンじゃなくて、 お米っていうのを 食べてて・・・ |
| ・・・だいたい こんなカンジかな? |
| まず主食が違うんです パンじゃなくて お米を・・・ |
| ・・・だいたい こんな感じでしょうか |
| お魚を生で 食べちゃうんだ・・・ |
| あ、ショック受けてる |
| おいしいよ |
| 驚きましたか? |
| わ、私にも作れそうな 料理ってない? できれば、貴方が好き なもので・・・ |
| 俺が好きなもの・・・ |
| ラーメン、かな? |
| 僕が好きなもの・・・ |
| ラーメン、かな? |
| あたしの好物は・・・ |
| ラーメン、だね! |
| そうですね・・・ |
| ラーメンはどうですか |
| らーめん? |
| うん 部活の帰りとかに 友達とよく食べたっけ |
| ああ 生徒会で遅くなると、 後輩に連れられて 食べに行くんだ |
| 学校の帰りに、 友達みんなで、 よく食べてたんだ |
| はい、父が好きで よく、食べに連れて いってもらって いました |
| らーめん、ね? うん、それに決めたわ |
| え? |
| え? |
| え? |
| ・・・え? |
| 作り方、教えてっ! |
| うわっ、リプレの目が 燃えてる・・・? |
| ・・・リプレ、 本気だ・・・ |
| リプレさん・・・ 本気なんだ・・・ |
| おっ、アニキじゃん |
| おっ、アネゴじゃん |
| 二人でなんの話を してるんだ |
| 二人でなんの話を してるんだ |
| ねね、なんの話? |
| 二人でなんの話を していたんですか? |
| ジンガから修行の旅の 話を聞かせて もらったんだよ |
| たとえば? |
| たとえば? |
| どんなどんな? |
| たとえば? |
| 酒場で船乗りを相手に 大暴れした話とかね、 山賊退治で大暴れした 話とかだよっ! |
| あはは、たいしたこと ない話でしょ? |
| ・・・ |
| いや、充分にすごいと 思うんだが・・・ |
| ・・・ |
| ・・・ |
| ほんとに、ジンガって 強いんだねぇ |
| へへへへっ |
| アルバがジンガの話を 夢中になって聞いてる |
| 悪い影響を受けなきゃ いいけどなぁ・・・ |
| 悪い影響を受けないと いいけど・・・ |
| 変な影響を受けなきゃ いいけど・・・ |
| 悪い影響を受けないと いいのだけれど・・・ |
| 俺がこの世界に 呼ばれたのは事故 だったんだよな? |
| 僕がこの世界に呼ばれ たのは事故だったって 聞いたけど |
| あたしがここに呼ばれ たのは事故だったんだ よね? |
| 事故で、わたしは この世界に呼ばれた んですよね |
| 前にそう言った はずだろ? |
| まさか、まだ疑って いるのか? |
| いや そういうわけじゃない |
| 事故だったなら、現場 を調べればなにか帰る 手がかりが見つからな いかと思ったんだよ |
| いや そうじゃなくって! |
| 事故だったんならさ、 その現場を調べていけ ば、なにか手がかりが 見つからないかな? |
| いえ、 疑っているわけでは ないのですけれど |
| 事故だったのなら、 その現場を調べていけ ば、なにか手がかりが あるかもと思って |
| ・・・ |
| どうだろう? |
| ははは、無駄かな? |
| 無駄でしょうか? |
| いや、やってみる価値 はあるかもしれないな |
| ただ、調べられるのは 俺がわかる範囲内の ことだけだぜ・・・ |
| それでも、何もやらな いよりはマシだろう |
| よし、そうと決まれば みんなに・・・ |
| それでも、何も知らな いあたしよりはマシだ と思うんだ |
| よし、そうと決まれば みんなに・・・ |
| いえ、心強いです |
| じゃあ、わたし みなさんに伝えて 来ますね・・・ |
| やめたほうがいい 俺たちだけでやろう |
| みんなに無駄足を 踏ませることに なるかもしれないだろ |
| たしかに・・・ |
| うーん・・・ |
| ・・・・・・ |
| どうしよう? |
| ・・・大丈夫かな? そうだな・・・ |
| ・・・大丈夫かな? そうだね・・・ |
| ・・・大丈夫かな? そうですね・・・ |
| そう前に説明をしたと 思ったが・・・ |
| ひょっとして、疑って いるのか? |
| いや そうじゃなくって! |
| 事故だったんならさ、 その現場を調べていけ ば、なにか手がかりが 見つからないかな? |
| いや そうじゃなくって! |
| 事故だったんならさ、 その現場を調べていけ ば、なにか手がかりが 見つからないかな? |
| いえ、 疑っているわけでは ないのですけれど |
| 事故だったのなら その現場を調べていけ ば、なにか手がかりが あるのではないかと |
| ・・・ |
| ははは、無駄かな? |
| ははは、無駄かな? |
| 駄目でしょうか? |
| いや、やってみる価値 はあるかもしれない |
| 僕がわかる範囲でしか 調べることはできない とは思うが・・・ |
| それでも、何も 知らない俺たちよりは マシなはずさ |
| よし、そうと決まれば みんなに・・・ |
| でもさ、なんにもわか んない、あたしたちよ りはマシでしょ? |
| よし、そうと決まれば みんなに・・・ |
| いえ、わたしたちは なにもわかりません から・・・ 心強いです |
| わたし、みなさんに 伝えて・・・ |
| いや、その必要はない 僕と君だけで充分だ |
| 無駄足を踏む可能性も 高いしな |
| うーん・・・ |
| うーん・・・ |
| ・・・・・・ |
| どうしよう? |
| ・・・大丈夫かな? そうだな・・・ |
| ・・・大丈夫かな? そうだね・・・ |
| 大丈夫でしょうか? そうですね・・・ |
| そうよ、説明してあげ たでしょ? |
| あーっ!? もしかして疑ってる? |
| いや そうじゃなくって! |
| 事故だったんならさ、 その現場を調べていけ ば、なにか手がかりが 見つからないかな? |
| いや そういうわけじゃない |
| 事故だったなら、現場 を調べればなにか帰る 手がかりが見つからな いかと思ったんだよ |
| いえ そうじゃなくて・・・ |
| 事故だったのなら その現場を調べていけ ば、なにかわかるん じゃないかと・・・ |
| ・・・ |
| ははは、無駄かな? |
| どうだろう? |
| 無駄でしょうか? |
| いや、それって盲点 だったかもしんない |
| 問題は見習いのあたし がどこまで調べられる かだけど・・・ |
| それでも、何も 知らない俺たちよりは マシなはずさ |
| よし、そうと決まれば みんなに・・・ |
| それでも、何もやらな いよりはマシだろう |
| よし、そうと決まれば みんなに・・・ |
| それでも、何も知らな いわたしよりは、 ましなはずです |
| じゃあ、わたし みなさんに・・・ |
| あ、必要ないない! あたしとキミだけよ |
| あんまり期待されると 困っちゃうし |
| うーん・・・ |
| たしかに・・・ |
| ・・・そうですか? |
| どうしよう? |
| ・・・大丈夫かな? そうだな・・・ |
| ・・・大丈夫かな? そうだな・・・ |
| 大丈夫でしょうか? そうですね・・・ |
| ええ、前に説明 しましたけど・・・ |
| ひょっとして、 疑っているんですか? |
| いや そうじゃなくって! |
| 事故だったんならさ、 その現場を調べていけ ば、なにか手がかりが 見つからないかな? |
| いや そういうわけじゃない |
| 事故だったなら、現場 を調べればなにか帰る 手がかりが見つからな いかと思ったんだよ |
| いや そうじゃなくって! |
| 事故だったんならさ、 その現場を調べていけ ば、なにか手がかりが 見つからないかな? |
| ・・・ |
| ははは、無駄かな? |
| どうだろう? |
| ははは、無駄かな? |
| いえ、たしかにそれは 必要かもしれません |
| 私がわかる範囲でしか 調べることはできない ですけど・・・ |
| それでも、何も 知らない俺たちよりは マシなはずさ |
| よし、そうと決まれば みんなに・・・ |
| それでも、何もやらな いよりはマシだろう |
| よし、そうと決まれば みんなに・・・ |
| いいじゃん、なんにも わかんないあたしより ましってもんでしょ? |
| よし、そうと決まれば みんなに・・・ |
| いえ、私とあなただけ で充分でしょう |
| 無駄足を踏む可能性も ありますし |
| うーん・・・ |
| たしかに・・・ |
| うーん・・・ |
| どうしよう? |
| ・・・大丈夫かな? そうだな・・・ |
| ・・・大丈夫かな? そうだな・・・ |
| ・・・大丈夫かな? そうだね・・・ |
| うーん・・・ |
| で、どうするんだ? |
| どうしよう? |
| ・・・大丈夫かな? 行こう! |
| ・・・大丈夫かな? 行こう! |
| 大丈夫でしょうか? 行きましょう |
| どうするんだ? |
| どうしよう? |
| ・・・大丈夫かな? 行こう! |
| ・・・大丈夫かな? 行こう! |
| 大丈夫でしょうか? 行きましょう |
| どうすんの? |
| どうしよう? |
| ・・・大丈夫かな? 行こう! |
| ・・・大丈夫かな? 行こう! |
| 大丈夫でしょうか? 行きましょう |
| どうしますか? |
| どうしよう? |
| ・・・大丈夫かな? 行こう! |
| ・・・大丈夫かな? 行こう! |
| ・・・大丈夫かな? 行こう! |
| そうだな・・・ まずは二人で行こうか |
| そうだね・・・ じゃあ二人で行こう! |
| そうですね・・・ 話を大きくしても なんですし・・・ |
| 二人で行きましょう! |
| じゃあ 明日の朝出発だ いいな? |
| そうだな・・・ よし、二人で行こう! |
| そうだね・・・ じゃあ二人で行こう! |
| そうですね・・・ 話を大きくしても なんですし・・・ |
| 二人で行きましょう! |
| ああ、それなら明日の 朝になったら出かける ことにしよう |
| そうだな・・・ よし、二人で行こう! |
| そうだな・・・ まずは二人で行こうか |
| そうですね・・・ 話を大きくしても なんですし・・・ |
| 二人で行きましょう! |
| うん、それなら明日の 朝になったら出かける ことにしよっか |
| そうだな・・・ よし、二人で行こう! |
| そうだな・・・ まずは二人で行こうか |
| そうだね・・・ じゃあ二人で行こう! |
| ええ、でしたら明日の 朝になったら出かける ことにしましょう |
| ・・・大丈夫かな? |
| ・・・大丈夫かな? |
| 大丈夫でしょうか? |
| だったらやめるか? まあ、決めるのは お前だからな |
| 決まったら教えてくれ なるべく早めに、な |
| ・・・大丈夫かな? |
| ・・・大丈夫かな? |
| 大丈夫でしょうか? |
| 迷うくらいなら、 やめたって構わない 君が決めればいい |
| どうするか決めたら、 教えてくれ |
| ・・・大丈夫かな? |
| ・・・大丈夫かな? |
| 大丈夫でしょうか? |
| まあ、無理にとは 言わないわよ キミが決めなさい |
| どうするか決めたら、 教えてちょうだい |
| ・・・大丈夫かな? |
| ・・・大丈夫かな? |
| ・・・大丈夫かな? |
| 別に、今すぐ決め なくてもいいですから よく考えて・・・ |
| どうするか決めたら、 教えてくださいね |
| やあ、スウォン |
| やあ、スウォン |
| あ、やぁスウォン! |
| こんにちは・・・ |
| ・・・こういうときは 「やあ」の方が 自然ですか? |
| やあ、じゃないですよ 言ったでしょ!? この森には凶暴な獣が いるんだって |
| ああ、聞いたよ |
| ああ、聞いたよ |
| あ、聞いたけどさ |
| ・・・え? 聞いていますよ |
| だったらどうして!? |
| どうしよう? |
| そいつを見たいんだ 君が心配だったんだ |
| そいつを見たいんだ 君が心配だったんだ |
| それを見たいなって あなたが心配で・・・ |
| 見てみたくて・・・ あなたが心配で・・・ |
| そいつを見たいんだ どれほどすごい獣なの かをね |
| そいつを見たいんだ どれほどすごい 獣なのかをね |
| それを見たいなって 思ったの・・・すごい 獣なんだよね |
| ちょっと、その獣と いうのを見てみたくて ・・・好奇心が・・・ |
| ・・・! |
| 貴方、自分がどれだけ 無謀なことを言ってる のかわかってませんね |
| 僕の言っていることは 冗談なんかじゃないん ですよ! |
| 相手はこの森の主とも 呼ばれてる獣なんです 子分だって、たくさん 連れてるんですよ! |
| 囲まれてしまったら、 腕利きの狩人でも絶対 に助かりません!! |
| だったら、どうして君 は一人でそんな場所に 来てるんだ? |
| だったら、どうして君 は一人でそんな場所に 来てるんだ? |
| だったらさ、なんで スウォンはこんな所に ひとりでいるの? |
| ・・・ごめんなさい |
| でも、スウォンくんも そんなところに、 一人で来て いるんですよ? |
| ・・・っ |
| おかしいじゃないか そんなに危険な相手が いるのに、どうして君 はここにいるんだ? |
| おかしいじゃないか そんなに危険な相手が いるのに、どうして君 はここにいるんだ? |
| おかしいじゃん そんなに危険な相手が いるのに、どうして? |
| おかしいですよ そんなに危険な相手が いるのに・・・ |
| それは・・・ |
| なにか理由があるん じゃないのかい? |
| なにか理由があるん じゃないのかい? |
| なんかワケあり? |
| 理由が・・・ あるんですね? |
| 君が心配だったんだよ |
| 君が心配だったからね |
| スウォンが 心配だったの! |
| スウォンくんが心配で ついて来て しまいました・・・ |
| え? |
| いくら君が森に慣れて いるといっても、 一人じゃ危険すぎるよ |
| さあ、一緒にここから 出ようぜ? |
| いくら君が森に慣れて いるといっても、 一人じゃ危険すぎる |
| もう君も、この森には 近づかないほうがいい |
| スウォンが森に慣れて いるっていっても、 一人じゃ危険でしょ? |
| いっしょに森を出よ? |
| いくらあなたが 森に慣れていても やっぱり、一人じゃ 危険ですよ・・・ |
| さあ、一緒にここから 出ましょう? |
| ・・・駄目なんです |
| どうしてだよ 狩りなら別の場所でも できるじゃないか? |
| どうしてだい 狩りなら別の場所でも できるだろう? |
| なんで? 狩りをするだけなら、 別のところにしようよ |
| どうしてですか? 狩りなら別の場所でも できますよ? |
| ここでなければ、駄目 なんです!! |
| 僕はその獣に復讐する んですから・・・ |
| 復讐!? |
| 復讐!? |
| ふくしゅ~って・・・ |
| え・・・復讐? |
| 僕の父さんが、最初の 犠牲者なんです・・・ |
| この森の主と呼ばれる 【朱のガレフ】に 殺されたんです!! |
| !? |
| 僕たち狩人とガレフは 今まではこの森で共存 してきました |
| 縄張りに入りさえしな ければ、ガレフたちは 僕らを襲わないはず だったんです |
| なのに・・・っ |
| 君の父さんは、襲われ てしまったんだね |
| 君の父さんは、襲われ てしまったんだね |
| お父さんは襲われた? |
| あなたの父さまは 襲われた・・・ |
| 僕は絶対に許さない! 父さんを、僕の大好き な父さんをっ、あんな 姿に・・・!! |
| 絶対に復讐してやる この父さんの弓で 仇をとってやる・・・ |
| 事情はわかったよ |
| でも、一人で仇をとる なんて無茶だ |
| 事情はわかったよ |
| でも、一人で仇をとる なんて無茶だ |
| 事情はわかったけど |
| でも、一人で仇をとる なんて無茶じゃない! |
| そういうこと だったんですか・・・ |
| でも、一人で仇をとる なんて無茶ですよ |
| わかってます |
| でも他の狩人たちは、 ガレフを恐れて森から 逃げてしまいました |
| あいつと戦おうとして いるのは、もう僕だけ なんです・・・ |
| どうしよう? |
| なら、俺が手伝うよ そうか・・・ |
| なら、僕が手伝おう そうか・・・ |
| 手伝うよ そっか・・・ |
| いっしょに戦いましょう そうなんですか・・・ |
| なら、俺が手伝うよ |
| 俺だけじゃない 事情を話せば、きっと 俺の仲間も力を貸して くれると思う |
| なら、僕が手伝おう |
| 僕だけじゃない 事情を話せば、きっと 僕の仲間も力を貸して くれると思う |
| あたしが手伝うよ |
| あたしだけじゃないよ 事情を話せば、きっと みんなも力を貸して くれると思う |
| なら・・・ いっしょに 戦いましょう |
| わたしだけじゃない 事情を話せば、きっと みんなも助けてくれる と思いますよ? |
| でも・・・ |
| ガレフは子分を連れて いるんだろ? |
| たった一人で戦うのは 絶対に無茶だと思うぜ |
| 森に不慣れな俺たちが どれだけ役に立つかは 不安だろうけど・・・ |
| 君の背中を 守るくらいの助けなら できると思うんだ |
| ガレフは子分を連れて いるんだろう? |
| たった一人で戦うのは 命を捨てるようなもの じゃないか |
| 森に不慣れな俺たちが どれだけ役に立つかは 不安だろうけど・・・ |
| 君の背中を守るくらい の助けなら、できると 思う |
| ガレフってさ、 一匹じゃないん でしょ? |
| ひとりじゃ勝てないよ そう思わない? |
| そりゃ、あたしは 役にたたないかも しれないけど・・・ |
| ね、いっしょに 戦おうよ! スウォン! |
| ガレフは一匹だけで いるわけじゃないんで すよね? |
| たった一人で戦うのは 絶対に無理ですよ |
| 森に不慣れなわたし たちが、役に立つかは 不安だと思いますけど ・・・ |
| 背中を守るくらい の助けなら、できると 思いますよ |
| ・・・・・・ |
| 決めるのは今すぐじゃ なくていいから、まず はみんなと会ってみて くれないか? |
| 決めるのは今すぐじゃ なくていいから、まず はみんなと会ってみて くれないか? |
| そうだ! ものはためしで、まず はみんなと会ってみて よ!ね! |
| 決めるのは今すぐじゃ なくていいですから いちど、みなさんと 会ってみてください |
| ・・・はい |
| そうか・・・ |
| そうか・・・ |
| そっか・・・ |
| そうなんですか・・・ |
| 心配しないでください 無茶はしませんから |
| それじゃ、気をつけて 帰ってくださいね |
| ・・・猫? |
| どうしよう? 放っておく 近づいてみる |
| また、魚でも釣って リプレを喜ばせて やろうかな? |
| また、魚でも釣って みるかな? |
| うーん 魚釣りねぇ・・・ |
| また、魚を 釣って帰ったら リプレさん 喜ぶかしら・・・ |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| どうしよう? やめておく 魚釣りをする |
| 気にしなくていいって こういう時もあるわ |
| うん、これだけあれば 充分だよ |
| わぁ、ずいぶん たくさん釣れたのね |
| こんな大物 どう料理したらいいか 迷っちゃいそう |
| すごいじゃない! これならきっと、おい しいお料理ができるわ |
| これって・・・ 食べられるのかしら? |
| ごくろうさま きっとみんなも喜んで 食べてくれるよ |
| また何か釣れた時は 私のところに もってきてね |
| 腕によりをかけて おいしい料理を作って あげるから、ね? |
| それじゃ、行こうか? |
| それじゃ、行こうか? |
| それじゃ、行こっか? |
| 用意できました 出かけましょう |
| そういえば、二人だけ で出かけるのって これが初めてだな |
| ねね、そういえば ふたりだけでおでかけ ってはじめてじゃん? |
| そういえば、二人だけ で出かけるのって、 はじめてですよね? |
| まぁな、俺も あんまり馴染んでる とは言えないしな |
| ここでの生活にはもう 慣れたかい? |
| どう、暮らしやすい? もう慣れた? |
| ここでの生活には 慣れましたか? |
| そこそこ、だよ |
| みんなとはうまく やれてるかい? |
| みんなとは仲良く できてる? |
| みんなとは仲良く できていますか? |
| もうちょいかな 少なくとも、前よりは 話せるようになったよ |
| そうか・・・ |
| ここへ来る前だけど ソルはどんな生活を していたんだい? |
| ふーん・・・そうだ ここに来る前はどんな 生活をしてたの? |
| あの、ここに来る前は どんな生活を してたんですか? |
| え・・・? いや、なにも特別な ことはしてないぜ |
| 友達とか、心配してる んじゃないのか? |
| ほら~! どんな友達がいたのか とか、気になるじゃん |
| いえ・・・ どんなお友達が いたのか・・・ 気になったもので |
| ・・・いない |
| え? |
| はぁ? |
| !? |
| 物心ついたときには 当たり前のように 召喚術のお勉強だ |
| まわりはみんな年上 ばっかりだしな |
| そういえば、二人だけ で出かけるのってこれ が初めてじゃないかな |
| ねぇねぇ・・・ ふたりだけで おでかけってさ はじめてだよね |
| そういえば、二人だけ で出かけるのって これが初めてですよね |
| ああ、そうだね 僕はあまり外に出るの が好きではないから |
| ここでの生活にはもう 慣れたかい? |
| なんだかなぁ・・・ |
| あ、そうそう どう、生活のほうは 慣れた? |
| ここでの生活にはもう 慣れましたか? |
| まあ、それなりにはね |
| みんなとは仲良く できてる? |
| じゃあさ、みんなとは 仲良くなれた? |
| みんなとは仲良く できていますか? |
| 前よりは話はできてる と思うけど、もともと 僕が話し下手だからな |
| そっか・・・ |
| ここへ来る前ってさ キールはどんな生活を してたんだ? |
| ・・・あ、そう・・・ |
| 気をとりなおして! |
| じゃあじゃあ いままでってさ キールはどんな生活 してたの? |
| そうですか でも、努力してくれて いるんですね ・・・嬉しいです |
| ここへ来る前・・・ キールさんは どんな生活を していたんですか? |
| どうって・・・ 別に変わった生活をし ていたわけじゃないが |
| いや、さ どんな友達がいたのか なってね |
| え~! 気になるでしょ? 友達とか、兄弟とか? |
| いえ・・・ お友達のこととか 聞きたいなって・・・ |
| ・・・ひとりだったよ |
| え? |
| は? |
| え? |
| 物心のついた時には、 もう召喚術の勉強を していたからね |
| まわりにいたのは 年上の人間ばかり だったのさ |
| そういえば、二人だけ で出かけるのってこれ が初めてじゃないかな |
| そういえば、二人だけ で出かけるのって これが初めてだな |
| そういえば、二人だけ で出かけるのって これが初めてですよね |
| それにしては、色気の ないデートだけどね |
| はははは |
| ここでの生活にはもう 慣れたかい? |
| はははは |
| ここでの生活にはもう 慣れたかい? |
| 女同士でですか? |
| ・・・あの ここでの生活には 慣れましたか? |
| まあね |
| みんなとは仲良く できてる? |
| みんなとはうまく やれてるかい? |
| みんなとは仲良く できていますか? |
| 前よりは仲良くなれた と思うけど、まだまだ かな |
| そっか・・・ |
| ここへ来る前ってさ カシスはどんな生活を してたんだ? |
| そうか・・・ |
| ここへ来る前だけど カシスはどんな生活を していたんだい? |
| そうですか・・・ |
| ここへ来る前・・・ カシスさんは、どんな 生活をしていたのか 教えてくれませんか |
| どんなって・・・ 別に普通だと思うけど |
| いや、さ どんな友達がいたのか なってね |
| 友達とか、心配してる んじゃないのか? |
| いえ・・・ お友達のこととか 知りたいなと思って |
| ・・・ひとりだったよ |
| え? |
| え? |
| !? |
| 物心のついた時には、 もう召喚術の勉強を してたからねぇ |
| へへへ、意外でしょ? |
| そういえば、二人だけ で出かけるのってこれ が初めてじゃないかな |
| そういえば、二人だけ で出かけるのって これが初めてだな |
| ねぇねぇ、ふたりだけ で出かけるのって はじめてだよね! |
| そうですね 私、あまり外に出るの が好きじゃなくて |
| ここでの生活にはもう 慣れたかい? |
| ここでの生活にはもう 慣れたかい? |
| そっか・・・ じゃあさ、これからは 好きになってよ、ね! |
| はい、それなりには |
| みんなとは仲良く できてる? |
| みんなとはうまく やれてるかい? |
| 努力してみるって いうこと? |
| ・・・・・・ |
| そっか・・・ ほら、でもさ みんなとも話し できてるみたいだし |
| あたし、ちょっと 嬉しいんだよ! クラレットも そう思わない? |
| 前よりは話はできてる と思いますけど、私が 話し下手ですから |
| そっか・・・ |
| ここへ来る前ってさ クラレットはどんな 生活をしてたんだ? |
| そうか・・・ |
| ここへ来る前だけど クラレットはどんな生 活をしてたんだい? |
| 話し下手って・・・ そうでもないけどなぁ |
| ・・・・・・ |
| あ~、そうだ、あのさ クラレットはいままで どんな暮らしだった? |
| どうって・・・ 別に変わった生活をし ていたわけじゃないと 思いますけど |
| いや、さ どんな友達がいたのか なってね |
| 友達とか、心配してる んじゃないのか? |
| そうなんだ・・・ どんな友達がいた のかな~、とか 気になるでしょ? |
| ・・・ひとりでした |
| え? |
| え? |
| はい? |
| 物心のついた時には、 もう召喚術の勉強を していたので |
| まわりにいたのは年上 の人間ばかりでした |
| そういえば僕は ソルのこと ほとんどなにも 知らないな |
| そういえばあたし こいつのこと ほとんどなにも知らな いんじゃない・・・ |
| そういえばわたし この人のこと ほとんどなにも 知らない・・・ |
| どうしよう? |
| いろいろ話をしよう いろいろ考えてみよう |
| いろいろ話をしよう いろいろ考えてみよう |
| いろいろ話をしよう いろいろ考えてみよう |
| そういえば俺って キールのこと ほとんどなにも 知らないんだよな |
| そういえばあたし キールのこと ほとんどなにも 知らない・・・ |
| そういえばわたし キールさんのこと ほとんどなにも 知らない・・・ |
| どうしよう? |
| いろいろ話をしよう いろいろ考えてみよう |
| いろいろ話をしよう いろいろ考えてみよう |
| いろいろ話をしよう いろいろ考えてみよう |
| そういえば俺って カシスのこと ほとんどなにも 知らないんだよな |
| そういえば僕は カシスのこと ほとんどなにも 知らないな |
| そういえばわたし カシスさんのこと ほとんどなにも 知らない・・・ |
| どうしよう? |
| いろいろ話をしよう いろいろ考えてみよう |
| いろいろ話をしよう いろいろ考えてみよう |
| いろいろ話をしよう いろいろ考えてみよう |
| そういえば俺って クラレットのこと ほとんどなにも 知らないんだよな |
| そういえば僕は クラレットのこと ほとんどなにも 知らないな |
| そういえばあたし クラレットのこと な~んにも知らない んだよねぇ・・・ |
| どうしよう? |
| いろいろ話をしよう いろいろ考えてみよう |
| いろいろ話をしよう いろいろ考えてみよう |
| いろいろ話をしよう いろいろ考えてみよう |
| これから行く場所で、 僕たちは初めて 出会ったんだったね |
| あのとき、君が僕の心 に呼びかけてくれなか ったら、きっと大変な ことになってたよ |
| 本当に感謝してる |
| これから行く場所で、 あたしたちって 出会ったんだよね |
| ソルの 呼びかけがなかったら あたし、きっと迷子に なってた・・・ |
| 本当に感謝してる |
| これから行く場所で、 わたしたち 出会ったんですね |
| あのとき、あなたが 呼びかけてくれなかっ たなら、きっと大変な ことになってました |
| 感謝しています・・・ |
| おいおい、俺は 何にもしてないぜ! |
| ははは |
| あははっ 照れてる、照れてる |
| ふふ・・・ 照れてますね? |
| ・・・・・・ |
| 感謝なんか必要ないん だよ、本当は・・・ |
| これから行く場所で、 俺たちは初めて 出会ったんだよなあ |
| あのとき、君が俺の心 に呼びかけてくれな かったら、きっと大変 なことになってたよ |
| 本当に感謝してる |
| これから行く場所で、 あたしたちって 出会ったんだよねぇ~ |
| あのとき、キールが 呼んでくれなかったら あたし、きっと 迷子になってたよ |
| 本当に感謝してる |
| これから行く場所で、 わたしたち、 出会ったんですよね |
| あのとき、あなたが 心に呼びかけて くれなかったら |
| きっと大変なことに なっていました |
| 感謝・・・ しているんですよ? |
| いや、僕は・・・ 大したことは・・・ |
| あははっ 照れてる、照れてる |
| あははっ 照れてる、照れてる |
| ふふ・・・ 照れてますか? |
| ・・・・・・ |
| 感謝なんか 必要ないんだ・・・ 本当は・・・ |
| これから行く場所で、 俺たちは初めて 出会ったんだよなあ |
| あのとき、君が俺の心 に呼びかけてくれな かったら、きっと大変 なことになってたよ |
| 本当に感謝してる |
| これから行く場所で、 僕たちは初めて 出会ったんだったね |
| あのとき、君が僕の心 に呼びかけてくれなか ったら、きっと大変な ことになってたよ |
| 本当に感謝してる |
| これから行く場所で、 わたしたちは、 出会ったんですよね |
| あのとき、あなたが 心に呼びかけて くれなかったら・・・ |
| きっと大変なことに なっていました |
| 感謝、してるんですよ |
| や、やめてよう・・・ 改めて感謝されると、 なんか照れちゃうって |
| あははは |
| ははは |
| ふふ |
| ・・・・・・ |
| ホント・・・感謝する 必要なんて・・・ |
| これから行く場所で、 俺たちは初めて 出会ったんだよなあ |
| あのとき、君が俺の心 に呼びかけてくれな かったら、きっと大変 なことになってたよ |
| 本当に感謝してる |
| これから行く場所で、 僕たちは初めて 出会ったんだったね |
| あのとき、君が僕の心 に呼びかけてくれなか ったら、きっと大変な ことになってたよ |
| 本当に感謝してる |
| これから行く場所 あたしたちの出会いの 場所だね! |
| クラレットが呼んで くれたから、あたし、 あのとき迷子にならな かったって思ってる |
| 本当に感謝してるよ |
| いえ、私は・・・ 大したことは・・・ |
| あははっ 照れてる、照れてる |
| いや、本当のことさ |
| あははっ 照れてる、照れてる |
| ・・・・・・ |
| 感謝なんか・・・ だって、本当は・・・ |
| ソルと最初に出会った のは、これから行く 場所だったよな |
| バノッサたちにやられ ていた僕たちを助けて くれて・・・ |
| 僕を元の世界に帰して くれるために、仲間に 加わってくれた |
| だけど・・・ |
| どうして彼はあそこ にいたんだろう? まるで僕が来ることを 知っていたみたいに |
| これから向かう所で、 あたしとあいつが 出会って・・・ |
| あたしたちが バノッサにやられてる とこを助けてくれたん だっけ・・・ |
| 仲間になってくれたの も、あたしを元の世界 に戻してくれるため なんだよね・・・ |
| 考えてみたら、みんな あたしを助けてくれる ためだ・・・ |
| どうしてあいつは あそこにいたのかな? あたしが来るって 知っていたみたい |
| これから行く場所が ソルさんと 最初に出会った ところですね・・・ |
| バノッサさんに襲われ ていたわたしたちを 助けてくれて・・・ |
| わたしを元の世界に 帰してくれるために 仲間になってくれた |
| だけど・・・ |
| どうして彼はあそこに いたんだろう? まるで全部知っている みたいに・・・ |
| どうかしたのか? |
| ・・・あ、いや なんでもないよ! |
| ・・・あ、いや なんでもないない! |
| ・・・あ、いえ なんでも・・・ |
| そうか・・・ |
| これから行く場所が キールと最初に会った ところだったよな |
| バノッサたちに やられていた俺たちを 助けてくれて・・・ |
| 俺を元の世界に帰して くれるために、仲間に 加わってくれた |
| だけど・・・ |
| どうして彼はあそこに いたんだろう? まるで俺が来ることを 知っていたみたいに |
| キールと最初に出会っ たのは、今行こうとし てるところで・・・ |
| バノッサたちにやられ ていたあたしたちは、 彼に助けられた・・・ |
| 仲間になってくれたの は、あたしを元の世界 に、送り帰すため |
| だけど・・・ |
| どうして彼はあそこに いたんだろう?まるで あたしが来ることが わかってたみたい |
| キールさんと最初に 出会ったのは これから行く 場所だった・・・ |
| バノッサさんにやられ ていたわたしを助けて くれて・・・ |
| わたしを元の世界に 帰してくれるために 仲間に加わってくれた |
| だけど・・・ どうして彼はあそこに いたんだろう? |
| まるでわたしが来るっ て、知っていたように |
| どうかしたのか? |
| ・・・あ、いや なんでもないよ! |
| ・・・あ、いや なんでもないよ! |
| ・・・あ、いえ なんでも・・・ |
| そうか・・・ |
| カシスと最初に出会っ たのは、これから行く 場所だったよな |
| バノッサたちに やられていた俺たちを 助けてくれて・・・ |
| 俺を元の世界に帰して くれるために、仲間に 加わってくれた |
| だけど・・・ |
| どうして彼女はあそこ にいたんだろう? まるで俺が来ることを 知っていたみたいに |
| カシスと最初に出会っ たのは、これから行く 場所だったよな |
| バノッサたちにやられ ていた僕たちを助けて くれて・・・ |
| 僕を元の世界に帰して くれるために、仲間に 加わってくれた |
| だけど・・・ |
| どうして彼女はあそこ にいたんだろう? まるで僕が来ることを 知っていたみたいに |
| カシスさんと最初に 出会ったのは これから行く 場所だった・・・ |
| バノッサさんに襲われ ていたわたしたちを 助けてくれて・・・ |
| わたしを元の世界に もどしてくれるって 仲間になってくれた |
| だけど・・・ |
| どうして彼女はあそこ にいたんだろう? |
| わたしがそこに 来ることを知ってた みたいに |
| ん、どしたの? |
| ・・・あ、いや なんでもないよ! |
| ・・・あ、いや なんでもないよ! |
| ・・・あ、いや なんでも・・・ |
| あ、そう・・・ |
| クラレットと最初に 出会ったのは、これか ら行く場所だったよな |
| バノッサたちに やられていた俺たちを 助けてくれて・・・ |
| 俺を元の世界に帰して くれるために、仲間に 加わってくれた |
| だけど・・・ |
| どうして彼女はあそこ にいたんだろう? まるで俺が来ることを 知っていたみたいに |
| クラレットと最初に 出会ったのは、これか ら行く場所だったよな |
| バノッサたちにやられ ていた僕たちを助けて くれて・・・ |
| 僕を元の世界に帰して くれるために、仲間に 加わってくれた |
| だけど・・・ |
| どうして彼女はあそこ にいたんだろう? まるで僕が来ることを 知っていたみたいに |
| これから行く場所で、 あたしとクラレットが 出会って・・・ |
| バノッサたちにやられ ていたあたしたちは、 彼女に助けられた |
| あたしを元の世界に 帰すんだって、 そう言って、仲間に なってくれて・・・ |
| だけど・・・ |
| どうしてクラレットは あそこにいたのかな? あたしが来るって 知ってたみたい・・ |
| どうかしました? |
| ・・・あ、いや なんでもないよ! |
| ・・・あ、いや なんでもないよ! |
| ・・・あ、いや なんでもないない! |
| あ~、もう! びっくりした~ |
| そう、ですか・・・ |
| あれ? |
| 誰か、向こうから 歩いてくるぞ |
| 剣士、みたいだな すごく大きな剣を 持ってる・・・ |
| あれ? |
| 誰か、向こうから 歩いてくるぞ |
| 剣士、みたいだな すごく大きな剣を 持ってる・・・ |
| あれ |
| 誰だろ? 向こうから 歩いてくるのは |
| 剣士かな? すごく大きな剣を 持ってるし・・・ |
| あら? |
| 誰か、向こうから 歩いて来る・・・ |
| 剣士さんでしょうか? すごく大きな剣を 持ってて・・・ |
| ・・・? |
| あ、こんにちは |
| こんにちは! |
| ふふ |
| お前たち こんなところで なにをしている? |
| 街道なら向こうだぞ |
| いえ、道に迷ったわけ じゃないですよ この先にちょっと用が あるんです |
| いえ、道に迷ったわけ じゃありません この先にちょっと用が あるんです |
| いえ、道に迷ったわけ じゃないんです この先にちょっと 用があって・・・ |
| いえ、道に迷ったわけ じゃないですよ この先にちょっと 用があって・・・ |
| @n0っ! |
| な、なんだよ・・・? |
| え・・・? |
| な、なに・・・? |
| え? なんですか? |
| ・・・そうか いらぬ世話だったか |
| 世話ついでに言って おくが、この先には 少々物騒な大穴がある |
| 気をつけることだ |
| はい、気をつけます |
| はい、気をつけます |
| はい、気をつけます |
| はい ありがとうございます |
| @n0!! |
| どうしたんだい いきなり・・・ |
| なにを怒ってるの? |
| なんでしょうか? |
| あのなぁ! お人好しにも ほどがあるぜ! |
| あの剣士が敵だったら どうするつもり なんだよ! |
| 敵だなんて・・・ まさか・・・? |
| オプテュスの連中たち はともかく、見知らぬ 相手に狙われるような ことはしてないよ |
| 敵? ないない! あの人 悪い人じゃないよ? |
| オプテュスなら別とし てさ、知らない人に 狙われる覚えない でしょ? |
| 敵・・・ですか? きっと違いますよ あの人は |
| オプテュスの方々なら ともかく、知らない 人たちに狙われる 覚えもありませんし |
| 本気で、そう思って いるのか? |
| おいおい・・・ その言い方じゃ、まる で僕が誰かに狙われて るみたいだぞ? |
| なにそれ・・・ じゃあ、あたしってば 誰かに狙われてるって いうわけ? |
| え・・・ もしかして、わたし 誰かに狙われてるんで しょうか? |
| ・・・もういい |
| ちょっと神経質に なりすぎたか・・・ 今のは、なしだ・・・ |
| ソル? |
| ソル? |
| ソルさん? |
| @n0!! |
| なにを怒ってるんだよ |
| なに? 怒ってるの? |
| あの・・・ どうして怒っているん ですか? |
| どこまで君は お人好しなんだ!? |
| あの剣士が敵だったら どうするつもりだ? |
| 敵だなんて・・・ あははは、そんなこと あるはずないだろ? |
| オプテュスの連中たち はともかく、見知らぬ 相手に狙われるような ことはしてないぜ |
| ないない! 悪い人には見えな かったでしょ? |
| オプテュスなら別とし ても、知らない人に 狙われる覚えなんて ないもん! |
| 敵ですか? まさか、それは ありませんよ |
| オプテュスの方たち 以外に狙われるような 覚えもありませんし |
| 本気で、そう思って いるのか? |
| な、なんだよ・・・ それじゃなにか、俺が 誰かに狙われてるって いうのか? |
| う・・・なにそれ もしかして 誰かがあたしを 狙ってるの・・・? |
| え・・・ もしかして、わたし 狙われて・・・ いるんですか? |
| ・・・いや、いい |
| 僕が神経質になって いるだけなんだ 今のは、忘れてくれ |
| キール? |
| キール? |
| キールさん? |
| @n0!! |
| なにを怒ってるんだよ |
| どうしたんだい いきなり・・・ |
| あの・・・ もしかして 怒ってますか? |
| ちょっとは人を疑う ことも覚えなさいよ! |
| あの剣士が敵だったら どうするつもり? |
| 敵だなんて・・・ あははは、そんなこと あるはずないだろ? |
| オプテュスの連中たち はともかく、見知らぬ 相手に狙われるような ことはしてないぜ |
| 敵だなんて・・・ まさか・・・? |
| オプテュスの連中たち はともかく、見知らぬ 相手に狙われるような ことはしてないよ |
| 敵だなんて・・・ そんなこと、ないと 思いますけど |
| オプテュスの方々以外 に、狙われる覚えも ありませんし・・・ |
| 本気で、 そう思ってんの? |
| な、なんだよ・・・ それじゃなにか、俺が 誰かに狙われてるって いうのか? |
| おいおい・・・ その言い方じゃ、まる で僕が誰かに狙われて るみたいだぞ? |
| え・・・ まさか、わたし・・・ 誰かに狙われて いるんですか? |
| ・・・やっぱ、いい |
| あたしが気に しすぎてるだけだわ 今の、ナシね・・・ |
| カシス? |
| カシス? |
| カシスさん? |
| @n0!! |
| なにを怒ってるんだよ |
| どうしたんだい いきなり・・・ |
| なに怒ってるの? |
| 少しは用心をして ください! |
| あの剣士が敵だったら どうするつもりです? |
| 敵だなんて・・・ あははは、そんなこと あるはずないだろ? |
| オプテュスの連中たち はともかく、見知らぬ 相手に狙われるような ことはしてないぜ |
| 敵だなんて・・・ まさか・・・? |
| オプテュスの連中たち はともかく、見知らぬ 相手に狙われるような ことはしてないよ |
| あ、ごめん・・・ でもさ、そんな心配 しなくてもいいって! |
| だってさ、別にあたし オプテュス以外に狙わ れるようなこと、して ないもんね |
| 本気で、そう思って いるんですか? |
| な、なんだよ・・・ それじゃなにか、俺が 誰かに狙われてるって いうのか? |
| おいおい・・・ その言い方じゃ、まる で僕が誰かに狙われて るみたいだぞ? |
| な、なにそれ・・・ もしかして、あたしが 誰かに狙われてるって いうの? |
| ・・・ごめんなさい |
| 私が気にしすぎている だけですよね 忘れてください |
| クラレット? |
| クラレット? |
| クラレット? |
| じゃあ、調べて みるとしますか・・・ |
| なにか手伝えることは あるかな? |
| なんか手伝うこと あるかな? |
| なにか手伝えることは ありますか? |
| ないよ 俺ひとりで充分 |
| そうか・・・ なら、僕は見張りでも してるよ |
| そっか・・・ じゃ、あたしは 見張り役ってことで! |
| そうですか・・・ なら、わたしはここで 待ってますから |
| ああ、さっそく調べて みることにしよう |
| なにか手伝えることは あるかい? |
| なんか手伝えること、 ある? |
| なにか手伝えることは ありますか? |
| いや、とりあえずは僕 ひとりで平気だと思う |
| そっか・・・ なら、俺は見張りでも してるよ |
| そっか・・・ なら、あたしは見張り してるから |
| なんかあったら 呼んでね! |
| そうですか じゃあ、わたしは ここで待ってますから |
| さて、さっそく調べる としますかね |
| なにか手伝えることは あるかい? |
| なにか手伝えることは あるかな? |
| なにか手伝えることは ありますか? |
| あ、とりあえずあたし ひとりでやってみる |
| そっか・・・ なら、俺は見張りでも してるよ |
| そうか・・・ なら、僕は見張りでも してるよ |
| そうですか・・・ なら、わたしは ここで、待っています |
| ええ、さっそく調べて みますね |
| なにか手伝えることは あるかい? |
| なにか手伝えることは あるかな? |
| なにか手伝えること、 あるかな? |
| いえ、とりあえずは私 ひとりで大丈夫です |
| そっか・・・ なら、俺は見張りでも してるよ |
| そうか・・・ なら、僕は見張りでも してるよ |
| そっか・・・ じゃあ、見張りは あたしにまかせてね! |
| あまり考えたくない ことだけど・・・ |
| ソルは |
| キールは |
| カシスは |
| クラレットは |
| やっぱり、なにかを 隠してる気がする |
| だとしたら、さっきの 剣士に見せた警戒ぶり もよくわかる |
| ・・・でも |
| そこまでして隠す必要 があることって、 なんなんだ? |
| あまり考えたくない ことだが・・・ |
| ソルは |
| キールは |
| カシスは |
| クラレットは |
| やっぱり、なにかを 隠してる気がする |
| だとしたら、さっきの 剣士に見せた警戒ぶり もよくわかる |
| ・・・でも |
| そこまでして隠す必要 があることって、 なんなんだろうか? |
| う~ん・・・ 気のせいだとは 思うけど・・・ |
| ソルってば |
| キールってば |
| カシスってば |
| クラレットってば |
| なんか隠しごとしてる ような気がする・・・ |
| じゃないと さっきの剣士の人に 見せた警戒の意味が 理解できないし |
| ・・・でも |
| なにを隠してるんだろ ・・・そこまでして 隠す意味なんて あるのかな? |
| あまり考えたくは ありませんが・・・ |
| ソルさんは |
| キールさんは |
| カシスさんは |
| やっぱり、なにかを 隠してるような・・・ |
| そう考えないと 剣士さんに見せた 強い警戒心の説明が つかない気がします |
| ・・・でも |
| そこまでして隠す 必要があることって あるものでしょうか? |
| 悪い!待たせた! |
| どうだった? |
| どうだった? |
| どうでしたか? |
| ダメだ 俺の知識じゃ限界だ ・・・すまないな |
| いや、いいんだ |
| おっけ! 問題なし! |
| いえ、いいんです |
| これからどうする? |
| 少し休んで、それから 街へ戻ろう |
| 街へ帰ろ・・・ でも、その前に 一休みさせて、ね! |
| 少し休んで、それから 街へ戻りましょう |
| ソル? |
| ねえ |
| あの・・・ |
| ん? なんだ? |
| 今まで忘れていたこと だったんだけど・・・ |
| 僕がこの世界に呼ばれ た時・・・頭の中に声 が聞こえたんだ |
| 今まで忘れてたん だけどさ・・・ |
| あたしがこの世界に 呼ばれたときね・・・ 声が聞こえたの |
| 今まで忘れていたんで すけれど・・・ |
| わたしが、この世界に 来たとき・・・頭の中 に声が聞こえたんです |
| なんの声だ? |
| 誰かが、僕に向かって 「助けてくれ」って、 呼びかけてきたんだ |
| 僕がこの世界に呼ばれ てきたのは事故だって 君は言うけど・・・ |
| 僕はその声の主に関係 があると思うんだ |
| その声の主に呼ばれた から、僕はここに来た んじゃないだろうか |
| あの時の呼び声 あれは、 君だったんじゃ ないのか? |
| 「助けてくれ」って いう声・・・だれの声 だか、わかんないけど |
| あたし、事故でここ に来たってあんたは 言ったけど・・・ |
| なんだか・・・ 違う気がする・・・ |
| その人が、あたしを 呼んだんじゃない かなって・・・ |
| あれってさ・・・ ソルの声に思えて 仕方がないんだ |
| 誰かが、わたしに 「助けてくれ」って、 呼びかけてきたんです |
| わたしがこの世界に 呼ばれてきたのは事故 だと言いましたが |
| わたし、違う気が するんです・・・ |
| その声の主が、わたし を、ここに呼んだんだ と思うんです |
| あの時の呼び声 あれは、あなたじゃ なかったんですか? |
| ・・・なんで そう思う? |
| 証明できるものは なにもないけど・・・ でも、そんな気がして 仕方がないんだ |
| オンナのカンってやつ ・・・かな? |
| 確証はないんです でも・・・ そんな気がして 仕方がないんです |
| ・・・・・・ |
| 待たせたね |
| どうだった? |
| どう? |
| どうでしたか? |
| やっぱり、僕の知識で はどうしようもない ・・・すまないな |
| いや、いいんだよ |
| う~ん、残念だけど 仕方ないね |
| いえ、ありがとう |
| これからどうする? |
| 少し休んで、それから 街へ戻ろう |
| 少し休んでからさ 街へ戻ろうよ、ね |
| 少し休んで、それから 街へ戻りましょう |
| なあ、キール |
| ねぇ、キール |
| キールさん |
| なんだ? |
| 今まで忘れていたこと だったんだけど・・・ |
| 俺がこの世界に呼ばれ た時・・・頭の中に 声が聞こえたんだ |
| 今までさ、すっかり 忘れてたことが あってね・・・ |
| あたしがここに呼ばれ た時・・・頭の中に声 が聞こえたんだけど |
| 今まですっかり 忘れていたんですけど |
| わたしがこの世界に 呼ばれた時、頭に声 が聞こえたんです |
| 声? |
| 誰かが、俺に向かって 「助けてくれ」って、 呼びかけてきたんだ |
| 俺がこの世界に呼ばれ てきたのは事故だって 君は言うけど・・・ |
| なんだか俺、そうじゃ ない気がするんだよ |
| その声の主に呼ばれた から、俺はここに 来たんだと思うんだ |
| あの時の呼び声 あれは、君だったん じゃないのか? |
| そう、「助けてくれ」 っていう声が、ね |
| キールはさ、あたしが この世界にきたのは 事故って言ったけど |
| あたし、違うと 思うんだ・・・ |
| その声が、あたしを 呼んだから、あたしは いま、ここにいるんだ と、思うの |
| あれさ・・・ キールの声じゃない? キールがあたしを 呼んだんじゃない? |
| はい、わたしに向けて 「助けてくれ」って、 呼びかけが・・・ |
| わたしがこの世界に 来たのは、事故だと あなたは言いました |
| でも、わたしは 違う気がするんです |
| その声に呼ばれたから わたしは、ここに来た んだと思うんです |
| あの時の呼び声 あれは、 あなたなんじゃ ないですか? |
| ・・・どうして? |
| 証明できるものは なにもないけど・・・ でも、そんな気がして 仕方がないんだ |
| なんとなく・・・ オンナのカンって やつじゃ、ダメかな? |
| 確証はなにも・・・ だけど・・・・・ そんな気がして 仕方がないんです |
| ・・・・・・ |
| お待たせ |
| どうだった? |
| どうだった? |
| どうでしたか? |
| やっぱ、あたしの知識 じゃダメみたい ・・・ゴメンね |
| いや、いいんだよ |
| いや、いいんだ |
| いいんですよ 気になさらなくて |
| これからどうする? |
| 少し休んで、それから 街へ戻ろう |
| 少し休んで、それから 街へ戻ろう |
| 疲れたでしょうから 少し休んで、それから 街へ戻りましょう |
| なあ、カシス |
| カシス? |
| カシスさん・・・ |
| なぁに? |
| 今まで忘れていたこと だったんだけど・・・ |
| 俺がこの世界に呼ばれ た時・・・頭の中に 声が聞こえたんだよ |
| 今まで忘れていたこと だったんだけど・・・ |
| 僕がこの世界に呼ばれ た時・・・頭の中に声 が聞こえたんだ |
| 今まで・・・ すっかり忘れていたん ですけど・・・ |
| わたし・・・ここに 呼ばれたとき、頭の中 に声が聞こえたんです |
| 声? |
| 誰かが、俺に向かって 「助けてくれ」って、 呼びかけてきたんだ |
| 俺がこの世界に呼ばれ てきたのは事故だって 君は言うけど・・・ |
| なんだか俺、そうじゃ ない気がするんだよ |
| その声の主に呼ばれた から、俺はここに 来たんだと思うんだ |
| あの時の呼び声 あれは、君だったん じゃないのか? |
| 誰かが、僕に向かって 「助けてくれ」って、 呼びかけてきたんだ |
| 僕がこの世界に呼ばれ てきたのは事故だって 君は言うけど・・・ |
| 僕はその声の主に関係 があると思うんだ |
| その声の主に呼ばれた から、僕はここに来た んじゃないだろうか |
| あの時の呼び声 あれは、 君だったんじゃ ないのか? |
| はい 「助けてくれ」って、 いう声が・・・ |
| わたし、本当は事故 じゃなくて・・・ |
| その人に呼ばれて ここに来たんじゃ ないでしょうか? |
| そう・・・ 思うんです・・・ |
| あの時の呼び声 あれは、カシスさん じゃ、ありませんか? |
| ・・・どうして? |
| 証明できるものは なにもないけど・・・ でも、そんな気がして 仕方がないんだ |
| 証明できるものは なにもないけど・・・ でも、そんな気がして 仕方がないんだ |
| 証明できるものは なにもありません でも、そんな気がして 仕方がないんです |
| ・・・・・・ |
| お待たせしました |
| どうだった? |
| どうだった? |
| どうだった? |
| やっぱり、私の知識 では無理のようです ・・・すみません |
| いや、いいんだよ |
| いや、いいんだ |
| む~・・・ まぁ、しょうがないか 今日はこれで 終わりにしよ! |
| これからどうします? |
| 少し休んで、それから 街へ戻ろう |
| 少し休んで、それから 街へ戻ろう |
| 少し休んで、それから 街へ戻ろうよ、ね! |
| なあ、クラレット |
| クラレット? |
| ねね、クラレット |
| はい? |
| 今まで忘れていたこと だったんだけど・・・ |
| 俺がこの世界に呼ばれ た時・・・頭の中に 声が聞こえたんだよ |
| 今まで忘れていたこと だったんだけど・・・ |
| 僕がこの世界に呼ばれ た時・・・頭の中に声 が聞こえたんだ |
| あのさ、すっかり 忘れてたんだけどね |
| あたし、この世界に 呼ばれたとき、声が 聞こえたの |
| 声? |
| 誰かが、俺に向かって 「助けてくれ」って、 呼びかけてきたんだ |
| 俺がこの世界に呼ばれ てきたのは事故だって 君は言うけど・・・ |
| なんだか俺、そうじゃ ない気がするんだよ |
| その声の主に呼ばれた から、俺はここに 来たんだと思うんだ |
| あの時の呼び声 あれは、君だったん じゃないのか? |
| 誰かが、僕に向かって 「助けてくれ」って、 呼びかけてきたんだ |
| 僕がこの世界に呼ばれ てきたのは事故だって 君は言うけど・・・ |
| 僕はその声の主に関係 があると思うんだ |
| その声の主に呼ばれた から、僕はここに来た んじゃないだろうか |
| あの時の呼び声 あれは、 君だったんじゃ ないのか? |
| そう、声 「助けてくれ」って声 がさ、頭に直接ね |
| 誰かな? あたしに向けてなの すっごく切実な 声だったんだ・・・ |
| クラレットはさ あたしがここに来たの は、事故だって 言ったよね・・・ |
| でもさ、それって 違う気がする |
| その声があたしを この世界に呼んだ んだって思うの・・・ |
| ねぇ、あの声さ クラレットの声だった んじゃないの? |
| ・・・どうしてです? |
| 証明できるものは なにもないけど・・・ でも、そんな気がして 仕方がないんだ |
| 証明できるものは なにもないけど・・・ でも、そんな気がして 仕方がないんだ |
| う~んなんとなく なんだけど・・・ でも、そんな気がして 仕方がないの |
| ・・・・・・ |
| あれっきり、 |
| キールは |
| カシスは |
| クラレットは |
| 黙ったままだ |
| ・・・・・・ |
| やっぱり、このまま じゃよくないよ |
| ちょっと不安だけど、 はっきりさせよう! |
| あれっきり、 |
| ソルは |
| カシスは |
| クラレットは |
| 黙ったままだ |
| ・・・・・・ |
| このままじゃいけない 気がする |
| はっきりさせなくちゃ |
| あれっきり、 |
| ソルは |
| キールは |
| クラレットは |
| なんにも話して くれない・・・ |
| ・・・・・・ |
| やっぱり、 このままじゃ よくないよね |
| ちょっと不安だけど、 はっきりさせよう! |
| うん、決めた! |
| あれっきり、 |
| ソルさんは |
| キールさんは |
| カシスさんは |
| 黙ったまま・・・ |
| ・・・・・・ |
| やっぱり、こんなこと 繰り返していては だめです |
| ちょっと不安ですが、 はっきりさせる べきですよね・・・ |
| ソル 本当のことを 教えてくれないか? |
| ソル ねえ、ホントのこと 教えてほしい・・・ |
| ソルさん 本当のことを教えて くださいませんか? |
| ・・・・・ |
| あの時、あの場所に 君がいたことが |
| 僕にはどうしても偶然 だとは思えないんだ |
| あの時さ・・・あなた があそこにいたこと がね・・・ |
| あたしには偶然だ なんて思えないの |
| あの時、あの場所に あなたがいたことも |
| わたしには偶然だと 思えないんです |
| まだ疑ってるのか? 俺のこと・・・! |
| 証拠は!? 証拠はあるのかよ!? |
| ・・・ある |
| 証拠は・・・君が最初 から僕の名前を知って いたってことだ |
| ・・・あるよ |
| だって、はじめっから あたしの名前を知って たじゃない・・・ |
| ・・・はい |
| 証拠は・・・ あなたが、はじめから わたしの名前を 知っていたこと・・ |
| !! |
| それだけじゃない 君は他にも、知らない はずのことをいくつも 知っていた |
| まるで、ずっと見張っ ていたみたいに・・・ |
| 違うかい? |
| あなたが知ってたのは あたしの名前だけじゃ ない。知らないはずの ことをいっぱい・・ |
| まるで、ずっと見張っ ていたみたいに・・・ |
| 違う? |
| しらないはずの ことを・・・あなたは いくつも知って いました・・・ |
| まるで、ずっと見て いたみたいに・・・ |
| 違いますか? |
| ・・・ばれたか |
| あの時、あの場所に俺 がいたのは偶然なんか じゃないんだよ |
| お前たちの後をつけて いたのさ・・・ |
| キール 本当のことを 教えてくれないか? |
| キール 本当のことを 教えてくれないかな? |
| キールさん 本当のことを教えて くださいませんか? |
| ・・・・・ |
| あの時、あの場所に 君がいたことが |
| 俺にはどうしても偶然 だとは思えないんだ |
| あの時、あなたが あの場所にいたのって |
| あたしには偶然じゃ ないように思えるの |
| あなたが、あの時 あの場所にいたこと |
| わたしには、とても 偶然なんて思えません |
| 僕が・・・嘘をついて いるというのか! |
| 証拠はあるのか!? |
| ・・・あるよ |
| 証拠は・・・君が最初 から俺の名前を知って いたってことだよ |
| ・・・うん、あるよ |
| だって、あなた最初 から、あたしの名前を 知ってたでしょ? |
| ・・・はい |
| あなたは・・・ はじめから、わたしの 名前を知っていました |
| !! |
| それだけじゃない 君は他にも、知らない はずのことをいくつも 知っていた |
| まるで、ずっと見張っ ていたみたいに・・・ |
| 違うかい? |
| 他にもさ・・・ 知らないはずのこと、 いくつも知ってたよね |
| まるで、ずっと見張っ ていたみたいに・・・ |
| 違うかな? |
| ほかにも・・・ 知らないはずのことを いくつも・・・ |
| まるで、ずっと見張っ ていたみたいに・・・ |
| 違いますか? |
| ・・・そうさ |
| あの時、あの場所に僕 がいたのは偶然なんか じゃない |
| 君たちの後を、 つけていたんだよ |
| カシス 本当のことを 教えてくれないか? |
| カシス 本当のことを 教えてくれないか? |
| カシスさん 本当のことを教えて くれませんか? |
| ・・・・・ |
| あの時、あの場所に 君がいたことが |
| 俺にはどうしても偶然 だとは思えないんだ |
| あの時、あの場所に 君がいたことが |
| 僕にはどうしても偶然 だとは思えないんだ |
| あの時、あの場所に あなたがいたこと |
| わたしには、偶然とは 思えないんです |
| あたしが、嘘をついて いるっていうのッ? |
| 証拠はあるワケ!? |
| ・・・あるよ |
| 証拠は・・・君が最初 から俺の名前を知って いたってことだよ |
| ・・・ある |
| 証拠は・・・君が最初 から僕の名前を知って いたってことだ |
| ・・・はい |
| あなたが、最初から わたしの名前を知って いたこと・・・ それが証拠です |
| !! |
| それだけじゃない 君は他にも、知らない はずのことをいくつも 知っていた |
| まるで、ずっと見張っ ていたみたいに・・・ |
| 違うかい? |
| それだけじゃない 君は他にも、知らない はずのことをいくつも 知っていた |
| まるで、ずっと見張っ ていたみたいに・・・ |
| 違うかい? |
| ほかにも あなたは、本来なら 知らないはずのことを 知っていました |
| まるで、ずっと見張っ ていたみたいに・・・ |
| 違いますか? |
| ・・・そうよ |
| あたしがあの時、あの 場所にいたのは偶然 なんかじゃないわ |
| キミたちの後をね つけてたんだ・・・ |
| クラレット 本当のことを 教えてくれないか? |
| クラレット 本当のことを 教えてくれないか? |
| クラレット 本当のことを教えて |
| ・・・・・ |
| あの時、あの場所に 君がいたことが |
| 俺にはどうしても偶然 だとは思えないんだ |
| あの時、あの場所に 君がいたことが |
| 僕にはどうしても偶然 だとは思えないんだ |
| あの時、あなたが あの場所にいたのって |
| あたしには、とても 偶然には思えないの |
| 私が・・・嘘をついて いるというんですか? |
| 証拠は、証拠は あるんですかっ!? |
| ・・・あるよ |
| 証拠は・・・君が最初 から俺の名前を知って いたってことだよ |
| ・・・ある |
| 証拠は・・・君が最初 から僕の名前を知って いたってことだよ |
| ・・・あるよ |
| だって・・・ クラレット、はじめ から、あたしのこと 知ってた・・・ |
| !! |
| それだけじゃない 君は他にも、知らない はずのことをいくつも 知っていた |
| まるで、ずっと見張っ ていたみたいに・・・ |
| 違うかい? |
| それだけじゃない 君は他にも、知らない はずのことをいくつも 知っていた |
| まるで、ずっと見張っ ていたみたいに・・・ |
| 違うかい? |
| それだけじゃないよ ほかにもね、知らない はずのことをいくつも 知っていたの |
| まるで、ずっと見張っ ていたみたいに・・・ |
| 違う? |
| ・・・そのとおりです |
| あの時、あの場所に私 がいたのは偶然なんか じゃないんです |
| 貴方たちの後をつけて いたんですから |
| どうして そんなことを!? |
| どうして そんなこと? |
| どうして そんなことを・・・ |
| 確かめる必要があった からさ |
| 予期せぬ事故で呼ばれ たお前が危険な存在で ないかどうかをね |
| あの儀式の生き残りと して、俺にはそうする 義務があった |
| 必要なら、お前を 処分するつもりだった |
| !! |
| 誰に教わることも なく【召喚術】を 使ってみせた |
| お前を・・・ 危険だと判断して 消すには充分な 理由だろ? |
| でもさ・・・ |
| でも? |
| だめだな、 俺にはどうしても お前が危険な存在 だと思えなかった |
| でも・・・ 今じゃ確信してるよ |
| その力は危険だけど、 お前は危険でも なんでもない |
| ソル・・・ |
| ソル・・・ |
| ソルさん・・・ |
| だから俺は決めた 巻きこんでしまった お前を必ず元の世界へ 帰すってね・・・ |
| 信じてくれ これが全てだ |
| どうしよう? |
| 信じるよ そんな・・・ |
| 信じるよ そんな・・・ |
| 信じます そんな・・・ |
| どうして そんなことを!? |
| なんで・・・ そんなことしたの? |
| どうしてですか? |
| 確かめる必要があった からだよ |
| 予期せぬ事故で呼ばれ た君が、危険な存在で ないかどうかを |
| あの儀式の生き残りと して、僕にはそうする 義務があった |
| 必要であるなら、君を 処分するつもりだった |
| !! |
| 君は誰に教わることも なく【召喚術】を 使ってみせた |
| それは僕たちが、君を 危険だと判断する 充分な理由だった |
| でも・・・ |
| でも? |
| ずっと君を見ていて、 僕にはどうしても君が 危険な存在だと 思えなかったんだ |
| そして君の近くで暮ら してみて、確信した |
| 君の力は危険だけど、 君はそうじゃないって ことをね |
| キール・・・ |
| キール・・・ |
| キールさん・・・ |
| だから僕は決めたんだ 巻きこんでしまった君 を、必ず元の世界へ 帰そうって・・・ |
| 信じて、くれるか? |
| どうしよう? |
| ・・・信じるよ ・・・・・・ |
| 信じるよ そんな・・・ |
| 信じます・・・ そんな・・・ |
| どうして そんなことを!? |
| どうして そんなことを!? |
| どうして そんなことを・・・ |
| 確かめる必要があった からよ |
| 予期せぬ事故で呼ばれ たキミが、危険な存在 じゃないかをね |
| あたしには、そうする 義務があったの |
| 必要なら、キミを処分 する覚悟もあったわ |
| !! |
| キミが 【召喚術】を使った ときには、かなり ショックだったよ |
| それって、キミが危険 だって判断する充分な 理由になったもの |
| でもねぇ・・・ |
| でも? |
| ずっとキミを見てて、 あたしにはどうしても キミが危険な存在だと 思えなかったのよ |
| キミのすぐ側で暮らし てみて、よくわかった |
| 危険なのはキミの力で あって、キミが危険な わけじゃないってね |
| カシス・・・ |
| カシス・・・ |
| カシスさん・・・ |
| だからね、あたし決め たんだ!責任もって キミを元の世界へ帰し たげようって・・・ |
| 信じてくれるかな? |
| どうしよう? |
| ・・・信じるよ ・・・・・・ |
| 信じるよ そんな・・・ |
| 信じます そんな・・・ |
| どうして そんなことを!? |
| どうして そんなことを!? |
| どうして そんなことを!? |
| 確かめる必要があった からです |
| 予期せぬ事故で呼ばれ た貴方が、危険な存在 なのかどうかを |
| あの儀式の生き残りと して、私にはそうする 義務がありました |
| 最悪、貴方を処分する という義務も・・・ |
| !! |
| 貴方は誰に教わること なく【召喚術】を 使ってみせました |
| それは、貴方のことを 危険だと判断する充分 な理由でした |
| でも・・・ |
| でも? |
| でも? |
| でも? |
| 私には、貴方がどうし ても危険な存在だとは 思えなかったんです |
| 貴方の近くで暮らして みた今では、はっきり と断言できます |
| 危険なのは貴方の力で あって、貴方なんじゃ ないって・・・ |
| クラレット・・・ |
| 私、決めたんです |
| 絶対に貴方を元の世界 に帰そうって・・・ |
| 信じてくれますか? |
| どうしよう? |
| ・・・信じるよ ・・・・・・ |
| 信じるよ そんな・・・ |
| 信じるよ そんな・・・ |
| 知らなかった 俺がそんな立場に いたなんて・・・ |
| ・・・っ!? |
| 知らなかった 僕がそんな立場にいた なんて・・・ |
| ・・・っ!? |
| 知らなかった・・・ あたし・・・ そんな状況に 置かれてたなんて |
| ・・・っ!? |
| なにも知らなかったん ですね・・・ わたし、自分の立場も なにも・・・ |
| ・・・?? |
| へへへ、待ってたぜ お二人さんよォ |
| お前たち・・・ こりもせず、まだ 俺を狙ってるのか!? |
| お前たち・・・ こりもせず、まだ 僕を狙ってるのか!? |
| あんたたち まぁだ、あたしを 狙ってるの? |
| あなたたち・・・ まだ、わたしを 狙ってるんですか? |
| 当たりめぇだろ!? お前が来てからずっと バノッサの兄貴の機嫌 は悪くなるばかりだ |
| おかげで俺たちは迷惑 しっぱなしさ・・・ どうしてくれんだッ! |
| そんなの、俺の知った ことじゃないだろ!? |
| そんなことは 僕の責任じゃない! |
| 関係ないじゃん! |
| わたしのせいだと 言うんですね・・・? |
| おうおう、そんな口を 聞いてもいいのかよ? |
| たった二人っきりで、 俺たちとやりあえると でも思ってんのか!? |
| いや、三人だ |
| ・・・えっ!? |
| ・・・え? |
| ・・・え? |
| ・・・え? |
| 俺も混ぜてもらおう |
| なっ、なんなんだ てめぇはっ!? |
| さっきの剣士 どうして? |
| さっきの剣士 どうして!? |
| さっきの剣士 どうして!? |
| さっきの剣士さん どうして!? |
| 数に任せたやり方は、 好きじゃない |
| ・・・それだけだ |
| ひっ、一人増えただけ でどうだってんだ! |
| まとめて ぶちのめせえェッ!! |
| これで、終わりか? |
| この人、本当に強い! 俺たちなんかとは 次元が違う・・・ |
| この人、本当に強い! 僕たちなんかとは 次元が違う・・・ |
| この人、本当に強い! もう、あたしたちとは レベルが違う! |
| この人、本当に強い! わたしたちとは、全く レベルが違う・・・ |
| 終わりなら、失せろ 命があるうちにな |
| ち、ちくしょぉっ!! |
| あの・・・ 助けてくださって ありがとうございます |
| ありがとうございます おかげで助かりました |
| あの・・・ 助けてくださって ありがとうございます |
| あの・・・ 助けてくださって ありがとうございます |
| 礼はいい 勝手にしたことだ それに・・・ |
| そこの召喚師は、俺が 助けに入ったことが気 にくわないらしいしな |
| ・・・・・・ |
| ソルさん? |
| キールさん? |
| カシスさん? |
| クラレットさん? |
| ソル? |
| キール? |
| カシス? |
| クラレット? |
| 後をつけるなんて 趣味が悪いじゃないか |
| !? |
| え!? |
| え? |
| ほう、気づいていたか |
| おまえ、 何者なんだ!? |
| そういうお前たちこそ 何者だ |
| あのクレーターの 関係者なのか? |
| ・・・・・・ |
| まあ、いい 俺にはさほど関係ない 話だ |
| 邪魔したな |
| 僕たちのこと つけてましたね? |
| え? |
| ほう、気づいていたか |
| あなたはいったい 何者なんだ!? |
| そういうお前たちこそ 何者だ |
| あのクレーターの 関係者なのか? |
| ・・・・・・ |
| まあ、いい 俺にはさほど関係ない 話だ |
| 邪魔したな |
| あたしたちのこと つけてたでしょ? |
| え!? |
| !? |
| え? |
| ほう、気づいていたか |
| あんた、いったい 何者なのっ!? |
| そういう お前たちこそ何者だ |
| あのクレーターの 関係者なのか? |
| ・・・・・・ |
| まあ、いい 俺にはさほど関係ない 話だ |
| 邪魔したな |
| 私たちのこと つけてましたね? |
| え!? |
| !? |
| え!? |
| ほう、気づいていたか |
| あなたはいったい 何者なんです!? |
| そういう お前たちこそ何者だ |
| あのクレーターの 関係者なのか? |
| ・・・・・・ |
| まあ、いい 俺にはさほど関係ない 話だ |
| 邪魔したな |
| やれやれ 結局、何の手がかりも 見つからなかったか |
| ・・・ 結局、何の手がかりも なかったね・・・ |
| ・・・ 結局、何の手がかりも 見つかりません でしたね・・・ |
| @n0 |
| ん? |
| ん? |
| はい? |
| 俺はここでお別れだ |
| 俺はお前たちに 隠しごとをしていた |
| いっしょにいる資格は ない。今だって、 全部を話したとは 限らないんだ |
| どうしよう? |
| 信じてるから、ね 誰だってそうさ |
| 信じてるからね 誰だってそうじゃん |
| 信じています 誰だってそうです |
| やれやれ 結局、何の手がかりも 見つからなかったか |
| あ~あ 結局、何の手がかりも 見つからなかったね |
| 結局、これといった 手がかりは、 ありませんでしたね |
| なあ、@n0 |
| ん? |
| ん? |
| はい? |
| このまま僕を連れて、 帰ってもいいのか? |
| 僕は君たちに 隠しごとをしていた |
| それに今だって、 まだ知っていることの 全てを話したとは 限らないんだぞ!? |
| どうしよう? |
| 信じてるから、さ 誰だってそうだよ |
| 信じてるから 誰だってそうじゃん |
| 信じていますから 誰だってそうです |
| やれやれ 結局、何の手がかりも 見つからなかったか |
| やれやれ 結局、何の手がかりも 見つからなかったか |
| ・・・ 結局、何の手がかりも 見つかりません でしたね・・・ |
| @n0 |
| ん? |
| ん? |
| はい? |
| あたしを連れてっても いいの? |
| あたしは、キミに嘘を ついてたんだよ・・・ |
| それに今だって、まだ 知っていることの全部 を話したわけじゃない んだよ!? |
| どうしよう? |
| 信じてるから、さ 誰だってそうだよ |
| 信じてるから、ね 誰だってそうさ |
| 信じていますから 誰だってそうです |
| やれやれ 結局、何の手がかりも 見つからなかったか |
| やれやれ 結局、何の手がかりも 見つからなかったか |
| あーあ 結局、何の手がかりも 見つからなかったねぇ |
| @n0 |
| ん? |
| ん? |
| ん? |
| このまま私を連れて、 帰っていいんですか? |
| 私は、貴方たちに隠し ごとをしていました |
| それに今だって、まだ 知っていることの全て を話したとは限らない んですよ!? |
| どうしよう? |
| 信じてるから、さ 誰だってそうだよ |
| 信じてるから、ね 誰だってそうさ |
| 信じてるから 誰だってそうだって |
| 信じてるから、ね |
| 君が僕を、元の世界へ 帰してくれるって約束 してくれたことを |
| 信じてるから |
| だって、あたしを 元の世界へ帰して くれるんでしょ? |
| 信じていますから |
| あなたが、わたしを 元の世界に帰して くれるって、約束 してくれたこと・・ |
| @n0・・・ |
| 信じていいんだろう? |
| 信じていいんだよね |
| 信じていいんですよね |
| あ、ああ! |
| なら、それでいい 僕はそう思っているよ |
| じゃあそれでおっけ~ |
| なら、それでいいじゃ ないですか |
| 信じてるから、さ |
| 君が俺を、元の世界へ 帰してくれるって 約束してくれたことを |
| 信じてるから |
| だって、あたしを 元の世界へ帰して くれるんでしょ? |
| 信じていますから |
| あなたがわたしと 約束してくれたこと |
| @n0・・・ |
| 信じていいんだろ? |
| 信じていいんだよね |
| 信じていいんですよね |
| あ、ああ! |
| なら、 それでいいじゃないか |
| じゃあそれでおっけ~ |
| なら、それでいいじゃ ないですか・・・ |
| 信じてるから、さ |
| 君が俺を、元の世界へ 帰してくれるって 約束してくれたことを |
| 信じてるから、ね |
| 君が僕を、元の世界へ 帰してくれるって約束 してくれたことを |
| 信じていますから |
| あなたはそうやって まだ、何かを隠して いると、言ってくれま すよね・・・ |
| @n0・・・ |
| 信じていいんだろ? |
| 信じていいんだろう? |
| だから、あなたが なにを隠していたと しても・・・ 信じられるんです |
| う、うん・・・ |
| なら、 それでいいじゃないか |
| なら、それでいい 僕はそう思っているよ |
| いっしょに・・・ 帰りましょう? それで、いつか 話してくださいね? |
| 信じてるから、さ |
| 君が俺を、元の世界へ 帰してくれるって 約束してくれたことを |
| 信じてるから、ね |
| 君が僕を、元の世界へ 帰してくれるって約束 してくれたことを |
| 信じてるから |
| クラレットが、あたし を元の世界へ帰して くれるって |
| @n0・・・ |
| 信じていいんだろ? |
| 信じていいんだろう? |
| 信じていいんでしょ? |
| は、はい・・・ |
| なら、 それでいいじゃないか |
| なら、それでいい 僕はそう思っているよ |
| なら、 それでいいじゃない ね! |
| 誰だってそうさ |
| 隠したいことは誰にも あるんだから |
| 誰だってそうじゃん |
| 隠したいことって 誰にだってあるでしょ |
| 誰だってそうです |
| 隠したいこと 誰にだってありますよ |
| @n0・・・ |
| 誰だってそうだよ |
| 隠したいことってさ、 誰にだってあるものさ |
| 誰だってそうじゃん |
| 隠したいことってさ、 誰にだってあるもの |
| 誰だってそうですよ |
| 隠したいこと 誰にでもあります |
| @n0・・・ |
| 誰だってそうだよ |
| 隠したいことってさ、 誰にだってあるものさ |
| 誰だってそうさ |
| 隠したいことは誰にも あるんだから |
| 誰だってそうですよ |
| 隠したいこと 誰にだってあります |
| @n0・・・ |
| 誰だってそうだよ |
| 隠したいことってさ、 誰にだってあるものさ |
| 誰だってそうさ |
| 隠したいことは誰にも あるんだから |
| 誰だってそうだって |
| 隠したいことってさ、 誰にだってあるもの |
| @n0・・・ |
| 君が隠していることが 気にならないって 言ったら嘘になるけど |
| それを無理に聞きたい とは思わない |
| けど、ひとつだけ約束 してほしい |
| なにもかもを、一人で 抱えこまないでくれ |
| あたしに何を隠してる か、気にはなるけど、 |
| それを無理に聞きたい とは思わないケド |
| でも、ひとつだけ約束 してほしいの |
| なんでもひとりで 抱えこまないで |
| わたしに話せないこと ・・・気にはなります けど・・・ |
| 無理に、とは 思いません |
| けど、ひとつだけ約束 してください |
| なにもかもを、一人で 抱えこまないで・・・ |
| ・・・ |
| 君が僕を助けたいよう に、僕も君を助けたい と思ってるんだ |
| レイドも、ガゼルも、 エドスにリプレだって 同じ気持ちのはずだ |
| 僕たちは、そのために 一緒に暮らしているん だから |
| せっかく知り合えたん だもん、お互いに 助けあおうよ |
| レイドも、ガゼルも、 エドスにリプレだって 同じ気持ちだよ きっと・・・ |
| あたしたち、そのため に、一緒に暮らしてる んでしょ? |
| あなたがわたしを 助けてくれるように わたしも・・・ あなたを助けたい |
| 仲間のみなさんも きっと・・・ 同じ気持ちのはずです |
| わたしたち・・・ 一緒に暮らしているの は、そのためじゃ ありませんか |
| 約束する |
| 約束するよ・・・ 絶対に・・・ |
| 君が隠していることが 気にならないって 言ったら嘘になるけど |
| それを無理に聞きたい とは思わない |
| けど、ひとつだけ約束 してくれないか? |
| なにもかもを、一人で 抱えこまないでほしい |
| あたしに隠してること 気にならないって言っ たら嘘になるけど |
| それを無理に聞きたい とは思わないよ |
| けど、ひとつだけ約束 してほしい |
| 全部、ひとりで抱え こんだりしないで? |
| わたしに話せないこと ・・・気にはなります けど・・・ |
| 無理に、 とは思いません |
| けど、ひとつだけ約束 してください |
| なにもかもを、一人で 抱えこまないで・・・ |
| ・・・ |
| 君が俺を助けたいよう に、俺も君を助けたい と思ってるんだ |
| レイドも、ガゼルも、 エドスにリプレだって 同じ気持ちのはずさ |
| 俺たちは、そのために 一緒に暮らしているん だから、さ? |
| キールがあたしを助け てくれるように あたしもキールを 助けたいの |
| レイドも、ガゼルも、 エドスにリプレだって 同じ気持ちのはずだよ |
| あたしたち、だから 一緒に暮らしているん じゃない。ね! |
| あなたがわたしを 助けてくれるように わたしも・・・ あなたを助けたい |
| 仲間のみなさんも きっと・・・ 同じ気持ちのはずです |
| わたしたち・・・ 一緒に暮らしているの は、そのためじゃ ありませんか |
| ああ、約束する |
| 約束するよ・・・ 絶対に・・・ |
| 君が隠していることが 気にならないって 言ったら嘘になるけど |
| それを無理に聞きたい とは思わない |
| けど、ひとつだけ約束 してくれないか? |
| なにもかもを、一人で 抱えこまないでほしい |
| 君が隠していることが 気にならないって 言ったら嘘になるけど |
| それを無理に聞きたい とは思わない |
| けど、ひとつだけ約束 してほしい |
| なにもかもを、一人で 抱えこまないでくれ |
| わたしに話せないこと ・・・気にはなります けど・・・ |
| 無理に、とは 思いません |
| けど、ひとつだけ約束 してください |
| なにもかもを、一人で 抱えこまないで・・・ |
| ・・・ |
| 君が俺を助けたいよう に、俺も君を助けたい と思ってるんだ |
| レイドも、ガゼルも、 エドスにリプレだって 同じ気持ちのはずさ |
| 俺たちは、そのために 一緒に暮らしているん だから、さ? |
| 君が僕を助けたいよう に、僕も君を助けたい と思ってるんだ |
| レイドも、ガゼルも、 エドスにリプレだって 同じ気持ちのはずだ |
| 僕たちは、そのために 一緒に暮らしているん だから |
| あなたがわたしを 助けてくれるように わたしも・・・ あなたを助けたい |
| 仲間のみなさんも きっと・・・ 同じ気持ちのはずです |
| わたしたち・・・ 一緒に暮らしているの は、そのためじゃ ありませんか |
| ・・・約束する |
| 約束するよ・・・ 絶対に・・・ |
| 君が隠していることが 気にならないって 言ったら嘘になるけど |
| それを無理に聞きたい とは思わない |
| けど、ひとつだけ約束 してくれないか? |
| なにもかもを、一人で 抱えこまないでほしい |
| 君が隠していることが 気にならないって 言ったら嘘になるけど |
| それを無理に聞きたい とは思わない |
| けど、ひとつだけ約束 してほしい |
| なにもかもを、一人で 抱えこまないでくれ |
| クラレットが何を隠し てるのか・・・そりゃ あたしも気になるよ |
| でもさ、無理に聞いて もさ・・・ しょうがないじゃん |
| あ、でもね いっこだけ約束して? |
| なにもかもを、一人で 抱えこまないで |
| ・・・ |
| 君が俺を助けたいよう に、俺も君を助けたい と思ってるんだ |
| レイドも、ガゼルも、 エドスにリプレだって 同じ気持ちのはずさ |
| 俺たちは、そのために 一緒に暮らしているん だから、さ? |
| 君が僕を助けたいよう に、僕も君を助けたい と思ってるんだ |
| レイドも、ガゼルも、 エドスにリプレだって 同じ気持ちのはずだ |
| 僕たちは、そのために 一緒に暮らしているん だから |
| クラレットがあたしを 助けてくれるように、 あたしもクラレットを まもりたいの・・・ |
| レイドも、ガゼルも、 エドスにリプレだって 同じ気持ちのはず |
| あたしたち、そのため に、いっしょにいるん だから、ね? |
| ・・・はい |
| 私、約束します・・・ 絶対に・・・ |
夕暮れの荒野で交わした約束 今はそれを信じたいって、 俺は思っている |
| 秘密をもっているということを |
| 自ら認めてくれたキール |
| 自ら認めてくれたカシス |
| 自ら認めてくれたクラレット |
| それだけで、今は充分だから |
夕暮れの荒野で交わした約束 今はそれを信じようと、 僕は思う |
| 秘密をもっているということを |
| 自ら認めてくれたソル |
| 自ら認めてくれたカシス |
| 自ら認めてくれたクラレット |
| それだけで、今は充分だから |
夕暮れの荒野で交わした約束 あたし、この約束だけはなにが あっても守られるって、信じてる |
| 秘密をもっているということを |
| 自ら認めてくれたソル |
| 自ら認めてくれたキール |
| 自ら認めてくれたクラレット |
| それだけで、今は充分 |
夕暮れの荒野で交わした約束 今はそれを信じたいって思う |
| 秘密をもっているということを |
| 自ら認めてくれたソルさん |
| 自ら認めてくれたキールさん |
| 自ら認めてくれたカシスさん |
| それだけで、今は充分だから |
| やれやれ、今日は 大変な一日だったな |
| うーん、今日は つっかれたねぇ |
| 今日は大変な 一日でしたね・・・ |
| 「今日も」だろ? |
| 平穏じゃないのは お前が騒動を呼んでる からじゃないのか? |
| そうかな・・・ |
| うそっ! ひどいなぁ |
| え? |
| おいおい 騒ぎの元凶に自覚が ないってのは無しだぜ |
| ・・・僕のせいか? |
| ・・・あたし悪い? |
| ・・・わたしのせい ですか? |
| 言っただろ、そう |
| ・・・・・・ |
| ・・・・・・ |
| ひどいです・・・ |
| ウソだって、ウソ |
| 少なくとも俺は この生活、楽しんでる ほんと、刺激的だぜ |
| うーん、今日は 大変な一日だったな |
| うーん、今日は大変な 一日だった~! |
| 今日は大変な 一日でしたよね・・・ |
| 「今日も」だろ? |
| 君と一緒に暮らすよう になってから、平穏に 終わった日なんかない じゃないか |
| ええっ!? |
| ええっ!? |
| え・・・? |
| やれやれ 騒ぎの元凶に 自覚がないとはな |
| ・・・俺のせい? |
| あたしのせいかなぁ? |
| わたしのせい ですか・・・? |
| そう 聞こえなかったか? |
| ・・・・・・ |
| ・・・・・・ |
| ひどいです・・・ |
| はははっ、すねるなよ |
| 少なくとも僕は、自分 がこんな日々を過ごせ ているのが、楽しいと 思っているんだ |
| うーん、今日は 大変な一日だったな |
| やれやれ、今日は 大変な一日だったな |
| 今日は大変な 一日でしたよね? |
| 「今日も」でしょ? |
| キミたちと暮らすよう になってから、平穏に 終わった日なんかない じゃない |
| ええっ!? |
| そうかな・・・ |
| え・・・? |
| あーあ 騒ぎの元凶に 自覚がないのは 困りものねぇ |
| ・・・俺のせい? |
| ・・・僕のせいか? |
| ・・・わたしのせい? |
| そう聞こえなかった? |
| ・・・・・・ |
| ウソウソ、冗談よ |
| あたしにしてみれば、 こんなに刺激的な毎日 がすごせて、すっごく 楽しいんだから |
| うーん、今日は 大変な一日だったな |
| やれやれ、今日は 大変な一日だったな |
| うーん、今日は 大変な一日だったね! |
| 「今日も」ですよね? |
| 貴方の側で暮らすよう になってから、平穏に 終わった日なんか ないんですもの |
| ええっ!? |
| そうかな・・・ |
| ええ~、なに? それってあたしのせい なの~? |
| ひょっとして・・・ 騒ぎの元凶だって自覚 してないんですか? |
| ・・・俺のせい? |
| ・・・僕のせいか? |
| ・・・あたしのせい? |
| 違うんですか? |
| ・・・・・・ |
| ふふっ、冗談ですよ |
| 少なくとも私は、自分 がこんな日々を過ごせ ているのが、楽しいと 思っているんですよ |
| そんなことが あったのか・・・ |
| レイドさんだけには、 話しておこうと思って |
| 秘密を作ることで 一番苦しんでいるのは ソルなのかも |
| 秘密を作ることで 一番苦しんでいるのは キールなのかも |
| 秘密を作ることで 一番苦しんでいるのは カシスなのかも |
| 秘密を作ることで 一番苦しんでいるのは クラレットなのかも |
| しれないな |
| ・・・わかった 君がそう決めたなら、 そうするといい |
| 他のみんなには、私が それとなく話しておく ことにするよ |
| あいつと二人っきりで どこへ行ってたんだ? |
| ああ、例の穴を調べに 行ってたんだよ |
| ああ、例の穴を調べに 行ってたんだよ |
| うん、ちょっと 例の穴を調べにね |
| はい、あの穴を調べに 行っていましたけど? |
| ・・・・・・ |
| 声ぐらい かけてくれたって いいだろ・・・ |
| え? |
| ケッ なんでもねえよっ! |
| ??? |
| ソル |
| キール |
| カシス |
| クラレット |
| 変わってきたな |
| え? |
| 角が取れたというか、 無理をしなくなったと いうか・・・ |
| うまく言えんが、 いいことだとは思うぞ |
| そっか・・・ |
| ですね・・・ |
| そっか・・・ |
| そうですね・・・ |
| お前さんのおかげかな |
| 朝から、二人っきりで どこへ行ってたの? |
| ああ、例の穴を調べに 行ってたんだよ |
| ああ、例の穴を調べに 行ってたんだよ |
| うん、例の穴を調べに 行ってたんだ もう、大変だったよ |
| はい、例の穴を調べに 行っていましたけど? |
| ふうん・・・ |
| 声ぐらいかけてくれて もいいじゃない・・・ |
| え? |
| べーつーに! なんでもないです よぉだ |
| ??? |
| 兄ちゃん、兄ちゃん! |
| 姉ちゃん、姉ちゃん! |
| どうしたんだ |
| どうしたんだ |
| どうしたの? |
| どうしたの? |
| レイドがねっ、 おいらを剣術道場に 通わせてくれるって! |
| へえ、良かったなあ |
| 良かったじゃないか |
| やったじゃん! |
| 良かったね |
| うんっ! おいら頑張るよっ!! |
| ・・・辛くても 逃げたりするなよぉ? |
| ・・辛くても逃げたり しちゃダメだぞ? |
| ・・辛くても逃げたり しちゃダメだよ! |
| ・・辛くても逃げたら だめですよ? |
| そんなこと絶対ないや い!兄ちゃんがびっく りするくらい強くなる んだからなっ!! |
| そんなこと絶対ないや い!姉ちゃんがびっく りするくらい強くなる んだからなっ!! |
| ははは、 そりゃ楽しみだ |
| ああ、 楽しみにしてるよ |
| うん、 楽しみにしてるよ |
| 楽しみにしてますよ |
| ふふふ おにーちゃん? |
| ふふふ おねーちゃん? |
| な、なんだよ |
| な、なんだ? |
| な、なになに? |
| え、なんですか? |
| ソルと |
| キールと |
| カシスと |
| クラレットと |
| 二人っきりでお出かけ したんだって? |
| あ、ああ・・・ |
| あ、ああ・・・ |
| う、うん・・・ |
| は、はい・・・ |
| 二人っきり だったんだよねえ? |
| だ、だからなんだよっ |
| そ、そうだけど・・・ |
| だ、だからなにっ!? |
| あの・・・ |
| ふふふ・・・ がんばってねー? |
| ・・・なんなんだ?? |
| ??? |
| ・・・なになに!? |
| ・・・??? |
| ふふふ、ラミちゃん びっくりするなよ? |
| ??? |
| ・・・じゃーん! |
| @n0? |
| ラミちゃんのお手本に してさ、自分の 名前は書けるように なったんだぜ |
| すごいだろー? |
| なんとか僕も、自分の 名前は書けるように なったよ |
| ラミちゃんにもらった お手本のおかげかな |
| ふふふ、ラミちゃん びっくりしないでね! |
| ??? |
| ・・・じゃーん! |
| @n0? |
| ラミちゃんのお手本に してね、自分の名前は 書けるようになったん だよ~! |
| ふふふ、ラミちゃん びっくりしないでね? |
| ??? |
| ・・・ほら |
| @n0? |
| ラミちゃんのお手本 どおり、自分の名前は 書けるようになったん ですよ? |
| すごいでしょ? |
| (ぱちぱちぱち) |
| ・・・がんばったね |
| ああ、この調子で どんどん字を覚えて みせるぜっ! |
| どっちが先にたくさん 字を覚えられるか、 競争だね? |
| ・・・(こくん) |
| うん、ちゃんと 読み書きくらいは できないとねっ! |
| ええ、ラミちゃんに 負けないように わたしも字を覚えます 競争ね? |
| その剣士って、そんな に強かったのか? |
| ああ、そりゃもう強い なんてもんじゃない 剣のひと振りで相手を 吹っ飛ばすんだ |
| あれでも手加減してた みたいだし・・・ |
| ああ、すごかったよ 剣のひと振りで相手を 吹っ飛ばすんだから |
| あれでも手加減してた みたいだし・・・ |
| うん、すごいよ~ 強いの、強くないの 剣のひと振りで相手を どっか~ん!だもん |
| あれでも手加減してた みたいだし・・・ |
| 強かったですよ 剣を振るだけで、 相手が吹き飛ぶくらい でしたし・・・ |
| それでも手加減してた みたい・・・ |
| ちくしょーっ! 戦ってみたかった!! |
| なあ、アニキっ そいつ探しに行こう! |
| なあ、アネゴっ そいつ探しに行こう! |
| ええっ!? |
| えっ!? |
| ええっ!? |
| え? |
| な、いいだろっ!? |
| 無茶言うなよ・・・ |
| だめだめ! |
| ・・・駄目です |
| すっかりお世話に なっちゃいましたね |
| いいよ、気にしなくて |
| 気にしなくていいさ |
| 気にしなくてもいいよ |
| いいの、気にしないで |
| あれから、ガゼルさん に怒られちゃいました |
| え!? |
| ガゼルに? |
| は!? |
| え・・・? |
| 不幸に酔うほど卑怯な ことはない・・・って |
| ここにいる人はみんな それぞれ、いろいろと 辛い目にあってるのに |
| すごく前向きで、 強く生きてますよね |
| ・・・悩んでいても、 何も解決しないからね |
| ・・・悩んでいても、 何も解決しないからね |
| ・・・悩んでいても、 何も解決しないもんね |
| ・・・悩んでいても、 何も解決しないもの |
| 父さんのこと、ガレフ のこと・・・すぐには 気持ちを整理できない ですけど・・・ |
| 僕なりに考えて、前に 進んでいくつもりです |
| ・・・がんばれよ |
| うん、それでいいと 僕は思うよ |
| ・・・がんばって! |
| ・・・がんばってね |
| ・・・はいっ |
| 初めてだよな・・・ あんなふうに笑ったの |
| 初めてだよな・・・ あんなふうに笑ったの |
| はじめてかも・・・ あんなふうに笑ったの |
| 初めてですね・・・ あんなふうに笑ったの |
| レイドさんの言うとおり なのかもな・・・ |
| レイドさんの言うとおり なのかもしれないな |
| レイドさんの言うとおり なのかもしれない・・・ |
| レイドさんの 言うとおりですね・・・ |
| あれはやっぱり、 すねてるのかな? |
| あれはやっぱり、 すねてるのかな? |
| あれはやっぱり、 すねてるのかなぁ? |
| あれはやっぱり、 すねてるんでしょうか? |
| エドス、心配してて くれたんだ・・・ |
| エドス、心配してて くれたんだ・・・ |
| エドス、心配してて くれたんだ・・・ |
| エドスさん、心配して くれてたんですね・・・ |
| あれはやっぱり、 すねてるのかな? |
| あれはやっぱり、 すねてるのかな? |
| あれはやっぱり、 すねてるのかなぁ? |
| あれはやっぱり、 すねてるんでしょうか? |
| そっか、ついにアルバも 剣術修行か・・・ |
| そっか、ついにアルバも 剣術修行か・・・ |
| そっか、ついにアルバも 剣術修行か・・・ |
| ついにアルバも 剣の修行ができるんですね |
| なんだか 勘違いしてないか? |
| なんだか 勘違いしてないか? |
| なんだか 勘違いしてない? |
| なんだか勘違い されてるような・・・ |
| なんか、立場が 逆な気もする・・・ |
| なんか、立場が 逆の気もするな |
| なんか、立場が 逆な気もする・・・ |
| なんか、立場が 逆な気もしますけど・・・ |
| うう、やぶ蛇だったな |
| これは、やぶ蛇だったな |
| うう、やぶ蛇ぃ・・・ |
| ・・・やぶ蛇でしたね |
| スウォン、早く元気に なれるといいな |
| スウォン、早く元気を 出してほしいな |
| スウォン、早く元気に なれるといいなぁ |
| スウォンくん、早く 元気になってください |
scn006
| ほう |
| 大きな剣の使い手で、 すごく鋭い目を してたんですけど |
| 大きな剣の使い手で、 すごく鋭い目をして いたのが印象的でした |
| 大きな剣の使い手で、 すごく鋭い目をしてた んですけど・・・ |
| 大きな剣を持っていて すごく鋭い目をしてた んですけど・・・ |
| !? |
| お礼もろくに言えずに 行ってしまって・・・ |
| お礼もろくに言えずに 行ってしまって・・・ |
| あ・・・しまった! あたしったら お礼言ってない! |
| お礼もろくに言えずに 行ってしまって・・・ |
| レイドさん? |
| いや、すまない ちょっと他の事を 考えてしまって |
| まさか、な・・・ |
| 悪いが、ちょっと今は 遠慮してくれないか |
| すこし、考え事を したいんだ・・・ |
| あのジンガって少年、 ちっちゃい身体にして はかなり鍛えとるなあ |
| 腕相撲をしたんだが、 なかなかいい勝負 だったぞ? |
| エドスと互角!? |
| エドスと互角!? |
| エドスと互角なの!? |
| エドスさんと互角 ・・・ですか? |
| 言葉づかいは乱暴だが 物の道理は知っとる ようだし |
| ただ、まっすぐすぎる のがまだ子供だな |
| あの性格が裏目に出ん ように注意してやった ほうがいいと思うぞ |
| あのジンガって少年、 ちっちゃい身体にして はかなり鍛えとるなあ |
| ただ、まっすぐすぎる のがまだ子供だな |
| あの性格が裏目に出ん ように注意してやった ほうがいいと思うぞ |
| みんなそろって、どこ かへ出かけるのか? |
| みんなそろって、どこ かへ出かけるのかい? |
| みんなそろって どこへお出かけ? |
| みなさんで、どこかへ おでかけですか? |
| うん、ちょっとこの子 たちと服を見にね |
| 見にいくだけで、買う わけじゃないけどね |
| フィズっ よ、余計なことは 言わなくていいのっ! |
| ??? |
| おてほん、なの |
| お手本? |
| そうよ 売ってる服をお手本に にして、リプレママは それを作っちゃうの |
| ラミたちの服、みんな そうなの・・・ |
| へえ・・・ |
| へえ・・・ |
| すごい~・・・尊敬~ |
| お裁縫も、 できるんですか・・・ |
| か、感心することじゃ ないって! 貧乏性なだけよ・・・ |
| じゃ、じゃあね! |
| 充分、すごいと 思うんだけどなあ |
| 充分、すごいと 思うがな・・・ |
| う~ん、ケンソン しなくてもいいのに |
| 充分すごいことですよ それは・・・ |
| あのさ、前から 聞きたかったんだけど |
| この世界の言葉を俺が 自然に理解できるのも 召喚術の力なのか? |
| ひとつ聞きたいことが あるんだけど |
| この世界の言葉を俺が 自然に理解できるのも 召喚術の力なのか? |
| あのね、前から聞きた かったんだけどさぁ |
| 召喚術の力・・・ なんだよね?あたしが こっちの世界の言葉を 理解できるのって |
| あの・・・前から 聞こうとは思って いたのですが・・・ |
| わたしが、言葉を 自然に理解できるのも 召喚術の力でしょうか |
| ご名答、そうだよ |
| 言葉が通じなかったら 呼び出した相手を 使えないだろ? |
| 召喚術の呪文の中には そういった要素も 含まれているのさ |
| なるほど・・・ |
| へえ、便利だねぇ |
| ・・・あの 便利すぎませんか? |
| ああ、そのとおりだ |
| 言葉が通じなかったら 呼び出した相手を使役 できないからな |
| 召喚術の呪文の中には そういった要素も 含まれているのさ |
| へえ、便利なもんだな |
| ・・・便利すぎない? |
| ・・・便利すぎます |
| うん、そうだよ |
| 言葉が通じなかったら 呼び出した相手に命令 できないでしょ |
| 召喚術の呪文の中には そういった要素も 含まれてるってわけ |
| へえ、便利なもんだな |
| なるほど・・・ |
| ・・・便利なんですね |
| ええ、そうですよ |
| 言葉が通じなかったら 呼び出した相手を使役 できないですもの |
| 召喚術の呪文の中には そういった要素も 含まれているわけです |
| へえ、便利なもんだな |
| なるほど・・・ |
| 便利なんだね |
| 言葉が通じなかったら 呼び出した相手を 使えないだろ? |
| 召喚術の呪文の中には そういった要素も 含まれているのさ |
| 言葉が通じなかったら 呼び出した相手を使役 できないからな |
| 召喚術の呪文の中には そういった要素も 含まれているのさ |
| 言葉が通じなかったら 呼び出した相手に命令 できないでしょ |
| 召喚術の呪文の中には そういった要素も 含まれてるってわけ |
| 言葉が通じなかったら 呼び出した相手を使役 できないですもの |
| 召喚術の呪文の中には そういった要素も 含まれているわけです |
| 便利なもんだな |
| なるほど・・・ |
| 便利なんだね |
| 便利なんですね |
| ん? |
| ん? |
| ん? |
| あら? |
| どいて、どいて どいてえぇぇぇっ!! |
| でえっ!? |
| うわっ!? |
| なぁっ!? |
| え・・・えっ・・・? |
| いたたた・・・ ちょっとアンタ、どこ に目ぇつけてんの!? |
| そっちこそ、避けられ ないほど全力で走った りするなよなっ!! |
| 勝手にぶつかってきて その言いぐさは ないだろう!? |
| そっちこそ、避けられ ないほど全力で走った りするなあっ! |
| あの、ぶつかって きたのはわたしじゃ なくって・・・ |
| ・・・って、あれ? こいつ、この前も俺と ぶつからなかったか? |
| ・・・あれ? この子、この前も僕と ぶつからなかったか? |
| ・・・って、あれ? この子、このあいだ ぶつかった子じゃん? |
| ・・・って、あれ? この人・・・この間も ぶつかりましたよね? |
| ああっ!? こんなとこで転んでる 場合じゃな~いっ!! |
| 急がなきゃ、お師匠に 叱られるうぅぅっ! |
| おい、待てよっ! |
| あ、ちょっと! |
| あ、こら待て~っ! |
| あ、ちょっと・・・ |
| しっからっれるうぅ! |
| うう、また逃げられた ・・・って、あれ? |
| お守り袋・・・ あの子のかな? |
| ほっとくのもなんだし 次に見かけたときにで も、渡してやるか |
| また逃げられた・・・ ・・・ん? |
| お守り袋・・・ あの子のかな? |
| 次に見かけたときに でも、渡してやるか |
| いたたぁ・・・ また逃げられた・・・ ・・・あれ? |
| お守り袋・・・ あの子のなのかな? |
| う~ん、ほっとくのも 変だし・・・今度会っ たら、渡してあげよ |
| ・・・あの、ちょっと ・・・って、あれ? |
| お守り袋・・・ あの子のかな? |
| ほっとくのもなんだし 次に見かけたら 渡してあげよう・・・ |
| ガゼルの話だと、情報 を集めるなら繁華街が 一番だってことだけど |
| ははは、さすがに昼間 じゃどうしようもない なあ |
| ガゼルの話だと、情報 を集めるなら繁華街が 一番だってことだけど |
| 具体的にどうするのか 聞いておくべきだった な・・・ |
| ガゼルの話だと、情報 を集めるなら繁華街が 一番だってことだけど |
| う~ん、昼間じゃ そんな情報あるわけ ないか・・・ |
| ガゼルさんの話だと 情報収集なら繁華街が 一番だって・・・ |
| とはいっても、 こういうのは 慣れていませんし・・ |
| そこの貴方? |
| え? |
| え? |
| はい? |
| え? |
| うわ・・・ すごくキレイな人だ |
| うわ・・・ すごくキレイなひと |
| うわ・・・ すごくキレイな人 |
| いくら昼間だからって こういう場所に子供が 入ってきちゃダメよ |
| は、はいっ |
| は、はあ |
| あ、はははい! |
| あ、はい・・・ |
| 面倒なことに巻き込ま れる前に帰ること |
| いいわね? |
| よお、散歩か? |
| ああ なんならつきあうか? |
| まあね なんならつきあうかい |
| うん、 いっしょに行かない? |
| ええ いっしょにどうです? |
| ケッ、今さら街を散歩 してもつまらねえよ パスだ、パス |
| それより、調子にのっ てあんまり物騒な場所 をうろつくなよ |
| 特に北スラムなんか、 まちがってもな |
| ああ、わかってるよ |
| ああ、わかってる |
| うん、おっけ~! |
| はい、わかりました |
| ガゼルがそう言っても 説得力ないけど・・・ |
| ガゼルがそう言っても 説得力ないけど・・・ |
| ガゼルが物騒とか 言っても・・・ねぇ |
| ガゼルさんに言われて も・・・ちょっと 説得力が・・・ |
| 同じスラムでも、ここ はアジトのある南とは 雰囲気が正反対だよな |
| 雑然としてるっていう か、落ち着かないって いうか・・・ |
| ・・・やっぱ、帰ろう |
| 同じスラムでも、ここ はアジトのある南とは 雰囲気が正反対だな |
| 雑然としてるっていう か、落ち着かない感じ がする |
| ・・・帰るか |
| 同じスラムでも、ここ はアジトのある南とは 雰囲気が正反対だね |
| 雑然としてるっていう か、落ち着かないって いうか・・・ |
| ・・・やっぱ、帰ろう |
| 同じスラムでも、ここ はわたしたちの家が ある南とは、全く違う 雰囲気ですね・・・ |
| 雑然としてるっていう か、落ち着かないと いうか・・・ |
| ・・・来るべきじゃ ありませんでしたね |
| おい、そこのてめェ! |
| この声は・・・ |
| この声は・・・ |
| ・・・この声って? |
| この声は・・・ |
| 呼ばれてるのが わかんねェのか? このはぐれ野郎ッ!! |
| バノッサ!? |
| バノッサ!? |
| バノッサ!? |
| バノッサさん? |
| しばらくぶりだなァ おい? |
| あ、ああ・・・ |
| あ、ああ・・・ |
| あ、はは・・・ おひさしぶりぃ~ |
| あ、お久しぶりです |
| で、俺様のナワバリに わざわざ顔を出すたァ どういうつもりだ? |
| なんとなく、じゃ納得 しないだろうし・・・ まいったなぁ |
| やれやれ・・・ よりによって、厄介な 相手に見つかったな |
| あ~もう! しつこいなぁ・・・ |
| なんとなく、じゃ納得 しないでしょうし どうしましょう? |
| この俺様の質問を無視 するとはいい度胸じゃ ねえか・・・あァ!? |
| まあまあ、まあまあ 待ってくださいよ バノッサさん |
| 邪魔すんじゃねェ、 カノン! |
| そうコワイ顔しないで くださいよ |
| そんなに怒ってばかり だと、身体によくない ですよ・・・ねえ? |
| は、はぁ・・・ |
| あ、ああ・・・ |
| ・・・ |
| ・・・・・・ |
| ほら、笑って笑って! |
| ・・・チッ! やめだ、やめだッ!! |
| おい、はぐれ野郎ッ! さっさと俺様の前から 消え失せろッ!! |
| 見逃してくれる、って 言ってるんですよ |
| このへらへら笑ってる バカ野郎に感謝しな クソッ・・・!! |
| へらへらしてるなんて ヒドイなぁ |
| あ・・・ありがとう |
| あ・・・ありがとう |
| あ・・・ありがとね |
| あ・・・ありがとう |
| あ、いえいえ いつものことだから、 気にしないでください |
| でも、お兄さんも気を つけてくださいよ |
| でも、お姉さんも気を つけてくださいよ |
| あんまりバノッサさん を刺激しないようにね |
| カノン、か バノッサと義兄弟なの が信じられないくらい 礼儀正しいよなぁ |
| カノン、か バノッサと義兄弟なの が信じられないくらい 礼儀正しいな |
| う~ん・・・ カノンってあれで バノッサと義兄弟 なんだよね・・・ |
| カノンさん・・・ バノッサさんと義兄弟 だなんて・・・信じ られない人ですね |
| お兄さん なにしてるんですか? |
| お姉さん なにしてるんですか? |
| あ、カノン・・・ |
| ああ、カノン・・・ |
| あ、カノン・・・ |
| あ、カノンさん・・・ |
| 前にも言ったでしょ あんまりバノッサさん を刺激しないでくださ いって |
| たまたま最初に見つけ たのがボクだったから よかったですけど |
| さ、早いところ退散 しちゃってくださいね |
| どうしよう? |
| 素直にしたがう 君に用があったんだ |
| 素直にしたがう 君に用があったんだ |
| 素直にしたがう カノンに話がある |
| 素直にしたがう あなたと話が・・・ |
| ああ、そうするよ |
| ああ、そうするよ |
| うん、ありがと! |
| はい、そうします |
| お気をつけて |
| いや、今日は君に用が あったんだ |
| いや、今日は君に用が あったんだ |
| 実はさ、ちょっと あなたと話を、ね |
| いえ、カノンさんと お話したくて・・・ |
| ボクにですか? |
| 君と話をしてみたいな と思ったんだ |
| 君と話をしてみたいな と思ってね |
| うん |
| 嫌でしょうか? |
| 街の軍隊はオプテュス のことをどう思ってる んだろう・・・ |
| 被害にあってるのは俺 たちだけじゃないんだ し、取り締まったって いいと思うけど・・ |
| 街の軍隊はオプテュス のことをどう思ってる んだろう・・・ |
| 被害にあってるのは俺 たちだけじゃないんだ し、取り締まったって いいと思うけど・・ |
| う~ん、軍隊の人たち って、オプテュスの こと、どう思って いるのかな? |
| 街の人だって被害に あってるんだから 取り締まりくらい したらいいのに・・ |
| 街の軍隊はオプテュス のことをどう思ってる んでしょうか・・・ |
| 被害にあってる人は おおぜいいるわけです し、取り締まっても いいと思うのですが |
| そこの貴方、さっきか らここで何をしている のですか? |
| しまった・・・ また不審人物と思われ ちゃったのか・・・ |
| あちゃ・・・ また不審な人物に 思われたかな? |
| あ・・・ また不審人物と思われ たでしょうか・・・ |
| 一般市民の出入りは、 裏門からですよ 受付をしてきなさい |
| あ、いえっ 別に俺、そんなんじゃ ないんですけど |
| あ、いえ 別に僕は・・・ |
| あ、いえっ あたし、別に用がある わけじゃなくて・・・ |
| あ、いえっ わたし、そんなんじゃ ないんですけど |
| ・・・あやしいですね |
| げっ!? |
| !? |
| しまったぁ・・・ |
| あ・・・ |
| 悪いけど詰め所まで 来てもらいます |
| あわわわっ! こりゃマズイぞっ!? |
| まいったな・・・ |
| えっとあの・・・ どうしよ・・・ |
| 言い方を 間違えました・・・ |
| どうした、 サイサリス? |
| イリアス様・・・ |
| この者が先ほどから、 城の前で不審な行動を とっていまして |
| なるほど・・・ が、わざわざ詰め所で 調べることもあるまい |
| しかし、もしこの者が よからぬことを企んで いたとしたら・・・ |
| サイサリス 騎士団長である自分が 必要ないと判断して いるんだぞ? |
| ・・・・・ |
| 驚かせてしまったな しかし、前にも注意は したはずだぞ? |
| はい、ごめんなさい |
| はい、すいません |
| はい、ごめんなさい |
| はい、ごめんなさい |
| 特に君のような立場の 人間は、捕まると困る んじゃないのか? |
| 君はスラムで 暮らしてるんだろう 雰囲気でわかるぞ |
| あ・・・!? |
| ははは、心配するな 捕まえたりはしないさ |
| どこで暮らしていよう とも、住民は守るべき 存在のはずだからね |
| 自分は騎士として そうありたいと心がけ ているつもりなのさ |
| さあ、行きなさい |
| どうしたんだい こんなところで? |
| どうしたんだい こんなところで? |
| あれ、どうしたの こんなところで? |
| どうしたんです こんなところで? |
| いや、ちょっと休んで いただけですよ |
| 街の賑やかな人混みに 酔っちゃって・・・ |
| 無理もないよな ずっと森で暮らして たんだから |
| ずっと森で暮らしてた んだから、無理もない かもしれないな |
| はは、スウォンは ずっと森で 暮らしてたもんね |
| 無理もないですよね ずっと森で暮らしてた んですから |
| でも、この場所は いいですね |
| 川からの風が、 すごく気持ちいいです |
| そうだね・・・ |
| そうだね・・・ |
| そだね・・・ |
| そうですね・・・ |
| 街の賑やかな人混みに 酔っちゃって・・・ |
| でも、この場所は いいですね |
| 川からの風が、 すごく気持ちいいです |
| そうだね・・・ |
| そうだね・・・ |
| そだね・・・ |
| そうですね・・・ |
| ありゃ、ジンガだ なにしてるんだろう |
| あれはジンガか? なにをしてるんだろう |
| ありゃ、ジンガだ なにしてるんだろう |
| あれ、ジンガさん なにしてるんでしょう |
| ・・・・・・ |
| おーい、ジンガ! |
| やあ、ジンガ |
| おーい、ジンガ! |
| ジンガさん! |
| あ、アニキ |
| あ、アネゴ |
| 何をしてたんだ? |
| 何をしてたんだ? |
| 何をしてたの? |
| 何をしてたんですか? |
| 【ストラ】の修行さ |
| こうやって自然の中で 大きく深呼吸して心を 落ち着けることで |
| より強い【ストラ】を 生み出せるように なるのさ |
| へえ・・・ |
| へえ・・・ |
| へえ・・・ |
| どうしてなんですか? |
| なんでそうなるのかは 俺っちも知らないんだ けどさ |
| な、何だよそりゃ!? |
| ええっ!? |
| な、ナニそれ・・・? |
| え・・・ |
| 別にいいじゃんか きちんと効果が 出るんならさ |
| なんだかなぁ・・・ |
| そんないい加減なこと でいいのか・・・? |
| なんだかなぁ・・・ |
| なんだかなぁ・・・ |
| なりゆきで俺は君たち と対立しちゃっている けどさ |
| 俺としては、これ以上 君たちと争いたくない って思ってるんだ |
| なりゆきで僕は君たち と対立しているけど |
| できれば僕は、君たち と和解したいと思って いるんだ |
| あたしたちさ なんだか対立しちゃっ てるケドさ |
| あたしはね、これ以上 君たちと争いたくない って思ってるんだ |
| わたしたちが対立 してるのはなりゆき ですけど・・・ |
| わたしは、これ以上 争いを続けたくない って思ってるんです |
| ・・・ボクも同じです |
| けど、バノッサさんは そうじゃない |
| バノッサさんは、南の スラムを縄張りにする ために、フラットの人 を狙ってました |
| お兄さんがフラットに 入るまでは・・・ |
| お姉さんがフラットに 入るまでは・・・ |
| えっ? |
| えっ? |
| は? |
| えっ? |
| お兄さんの使ったって いう不思議な力・・・ あれは【召喚術】 なんでしょう? |
| お姉さんの使ったって いう不思議な力・・・ あれは【召喚術】 なんでしょう? |
| 今のバノッサさんは、 それを狙っています |
| お兄さんの使った力を 手に入れたがっている んですよ |
| お姉さんの使った力を 手に入れたがっている んですよ |
| ・・・!? |
| それがかなわない限り あの人はお兄さんたち をつけ狙います |
| それがかなわない限り あの人はお姉さんたち をつけ狙います |
| そういう人なんです |
| そんなこと 言われたって・・・ |
| 俺にだって、どうして あんなことができるか わからないんだぜ? |
| いったい、どうしろっ ていうんだよ・・・? |
| そんな・・・ |
| 僕にだって、どうして あんなことができるか わからないのに・・・ |
| いったい、どうしろっ ていうんだ・・・? |
| でも・・・ この力は・・・ |
| あたしも、修行とか して、手に入れたわけ じゃないから・・・ |
| あーもう! いったい どうすればいいの?? |
| そんなこと 言われたって・・・ |
| わたしにも、どうして あんなことができるか わからないんですよ? |
| わたしは・・・どうす ればいいんでしょうか |
| ・・・猫? |
| どうしよう? 放っておく 近づいてみる |
| また、魚でも釣って リプレを喜ばせて やろうかな? |
| また、魚でも釣って みるかな? |
| うーん 魚釣りねぇ・・・ |
| また、魚を 釣って帰ったら リプレさん 喜ぶかしら・・・ |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| どうしよう? やめておく 魚釣りをする |
| 気にしなくていいって こういう時もあるわ |
| うん、これだけあれば 充分だよ |
| わぁ、ずいぶん たくさん釣れたのね |
| こんな大物 どう料理したらいいか 迷っちゃいそう |
| すごいじゃない! これならきっと、おい しいお料理ができるわ |
| これって・・・ 食べられるのかしら? |
| ごくろうさま きっとみんなも喜んで 食べてくれるよ |
| また何か釣れた時は 私のところに もってきてね |
| 腕によりをかけて おいしい料理を作って あげるから、ね? |
| あれ? リプレがいないぞ |
| あ、そうか! たしか買い物に 行ってるんだっけ・・ |
| あれ? リプレがいないぞ |
| ああ、たしか 子供たちと一緒に 買い物に出かけて いるんだったな |
| あれ? リプレがいない |
| あ、そうか! 子供たちと一緒に 買い物に行くって 言ってたっけ!! |
| あ・・・ リプレさんがいない |
| たしか・・・ 子供たちと買い物に 行ってるんでしたね |
| ・・・ということなん だけど、俺はどうした らいいんだろう |
| ・・・ということなん だけど、僕はどうした らいいんだろう |
| ・・・ということ なんだけどさ・・・ あたしには、もう どうしようもないよ |
| ・・・ということ なんですが・・・ わたしはどうするべき なんでしょうか? |
| どうもこうもあるか そんな無茶な要求 かなえられるかよ!? |
| しかし、このまま永久 に奴らとやりあうのも 困りものだな |
| きちんと説明をしたら バノッサも納得するん じゃないかな? |
| きちんと説明をしたら バノッサも納得しては くれないかな? |
| バノッサにもワケを 説明したら わかってもらえるかな |
| ・・・ムリ? |
| きちんと説明をしたら バノッサさんは納得 してくれませんか? |
| 彼にとって重要なのは 召喚術が自分のものに なるかどうかだ |
| 説明をしたところで、 納得するとは思えない |
| むしろお前さんの力を ねたんで、より敵意を 燃やすかもしれんし |
| ううっ・・・ |
| そうか・・・ |
| あぁもぉ・・・ |
| ・・・ |
| そもそも、バノッサの 野郎はなんで召喚術に こだわるんだ? |
| それはわからないが、 彼が力に対して異常な こだわりを持っている ことは間違いないな |
| ・・・・・・ |
| 今の状態で結論を出す ことは無理だろう 続きは、またにしよう |
| 力へのこだわり、か たしかに召喚術の力は とんでもないものだと は思うけど・・・ |
| こだわってまで欲しい ものなんだろうか |
| 召喚術を手に入れて、 バノッサはどうする気 なんだろう? |
| 力へのこだわり、か たしかに召喚術の力は とんでもないものだと は思うが・・・ |
| こだわってまで欲しい ものなんだろうか |
| 召喚術を手に入れて、 バノッサはどうする気 なんだろう? |
| 力にこだわるバノッサ か・・・召喚術の力は すごいとは思うけど |
| そんなに欲しい ものなのかなぁ? |
| 召喚術なんかで バノッサは何をする気 なんだろう? |
| 力へのこだわり・・・ たしかに召喚術の力は すごいものだと 思いますけど・・・ |
| そんなにまでして、 欲しいものでしょうか |
| 召喚術を手に入れて、 バノッサさんは、 どうする気なんで しょうか? |
| 手にいれること そのものが目的だろ |
| ソル!? |
| ソル!? |
| ソルさん!? |
| ノックはしたよ、 返事がなかったんで 勝手に入った |
| かまわないけど・・・ 今のはどういう意味だ |
| う~ん、ま、いいケド ・・・それよりも 今のどういう意味? |
| それはいいですけど 今のはどういう意味 なんですか? |
| 召喚術ってのは使える だけで武器になる 実際に使わなくてもな |
| 召喚術の絶大な威力は あちこちに知れ渡って いるからな |
| 使えるだけで、おどし になるってことか |
| つまり、使えるだけで 相手が勝手に怖がる? |
| 使えるだけで、 おどしになる・・・? |
| それだけじゃない |
| 召喚術は金にもなる 権力者に力を貸せば、 出世なんてお手のもの なんだよ |
| この街の召喚師たちも そういう奴らだろ |
| あ・・・ |
| あ、そういえば・・・ |
| あ・・・ |
| 異世界から来た お前には難しいかも しれないが |
| お前のその力には それだけの価値がある それをわかって おくことだ |
| おそらく、手に入れる だけでいいんだろうな |
| キール!? |
| キール!? |
| キールさん!? |
| ノックをしたんだが、 返事がなかったんでな |
| それはいいけど・・・ 今のはどういう意味? |
| う~ん・・・ だから入っていいとは 思わないけど・・・ それより、なに? |
| いえ、それは・・・ それより・・・ 今のは・・・ |
| 召喚術は使わずとも、 使えるということだけ で武器になるのさ |
| 召喚術の絶大な威力は あちこちに知れ渡って いるからな |
| 使えるだけで、おどし になるってことか!? |
| 使えるだけで、おどし になるってことじゃん |
| 使えるだけで、おどし になりますよね・・・ |
| それだけじゃない |
| 召喚術は金にもなる 権力者に力を貸せば、 立身出世も思いのまま だろう |
| この街の召喚師たちの ように |
| あ・・・ |
| あ・・・うん、確かに |
| あ・・・ |
| 異世界から来た君には 想像しにくいこと だろうけれど |
| 君が自然に使っている あの力は、それだけの 価値を持っているのさ |
| 手に入れるだけで充分 なんだってば! |
| カシス!? |
| カシス!? |
| カシスさん!? |
| あはは、ノックしても 返事がなかったんで |
| それはいいけど・・・ 今のはどういう意味? |
| かまわないけど・・・ 今のはどういう意味だ |
| それはいいんです それよりも 今の言葉の意味を 教えてください |
| 召喚術は使わずとも、 使えるということだけ で武器になるのよ |
| 召喚術の恐ろしい力は あちこちに知れ渡って いるからねぇ |
| 使えるだけで、おどし になるってことか!? |
| 使えるだけで、おどし になるってことか |
| 使えるだけで、 おどしになりますね |
| それだけじゃないわよ |
| 召喚術はお金になるの 権力者に力を貸せば、 思いっきりぜいたく できる |
| この街の召喚師たちの ようにね |
| あ・・・ |
| あ・・・ |
| あ・・・ |
| 異世界から来たキミは 知らなくて当然 だろうけどね |
| キミが自然に使ってる あの力は、それだけの 価値を持ってるのよ |
| おそらく、手に入れる だけでいいんでしょう |
| クラレット!? |
| ごめんなさい 立ち聞きしちゃって |
| それはいいけど・・・ 今のはどういう意味? |
| かまわないけど・・・ 今のはどういう意味だ |
| いいけど・・・ 今のはどういう意味? |
| 召喚術は使わずとも、 使えるということだけ で武器になるんです |
| 召喚術の絶大な威力は あちこちに知れ渡って いますから |
| 使えるだけで、おどし になるってことか!? |
| 使えるだけで、おどし になるってことか |
| 使えるだけで、相手を 脅すことができる? |
| ええ、それに召喚術は お金にもなります |
| 権力者に力を貸せば、 立身出世も思いのまま でしょうね |
| この街の召喚師たちの ように |
| あ・・・ |
| あ・・・ |
| うん、そうだね・・・ |
| 異世界から来た貴方に は想像しにくいことで しょうけれど |
| 貴方が自然に使ってい るあの力には、それだ けの価値があるんです |
| ・・・復讐だろう |
| エドス!? |
| エドス!? |
| エドス!? |
| エドスさん!? |
| あいつの口癖さ 「復讐してやる」って いつも繰り返しとった |
| なにに復讐したいのか までは知らんがな |
| くだらん理由だよな 本当に・・・ |
| エドス・・・? |
| エドス・・・? |
| エドス・・・? |
| エドスさん・・・ |
| バノッサさんが 召喚術を欲しがる 理由ですか? |
| ああ、それがわからな くては答えの出しよう がないんだ |
| ああ、それがわからな いことには話にならな い気がするんだ |
| うん、それがわかんな いと、なんともならな いんだよね |
| ええ、それがわからな いと、答えの出しよう がないんですよ |
| ・・・・・・ |
| 教えてくれないか? |
| 教えてくれないか? |
| ね、教えて! |
| 教えてください |
| きっと・・・ 自由になりたいから だと思います・・・ |
| 自由になりたい? |
| 自由になりたい? |
| 自由・・・に? |
| 自由・・・ですか? |
| 誰にも負けない力を手 に入れれば、誰からも 邪魔をされることなく 生きていける |
| バノッサさんはきっと そう思ってるんです |
| ちょっと待ってくれ |
| 今だってバノッサは、 好き放題に生きている じゃないか |
| なのに、どうして!? |
| ちょっと待ってくれ |
| 今だってバノッサは、 好き放題に生きている じゃないか? |
| 待ってよ! |
| バノッサって・・・ あたしには好き勝手に 生きてるように 見えるよ・・・? |
| なのに、どうして!? |
| あの・・・ |
| 今でもバノッサさんは 好き放題に生きている ように見えますが? |
| なぜでしょうか・・・ |
| 見かけはそうなのかも しれません |
| だけど、バノッサさん は、本当は・・・ |
| カノンッ!! |
| !? |
| そんな野郎と、なにを 喋ってんだ・・・? |
| バノッサさん・・・ |
| なにを喋ってんだって 言ってるんだよッ!? |
| うあっ! |
| やめろっ、バノッサ! |
| やめろ、バノッサ! |
| やめてっ、バノッサ! |
| バノッサさん! やめてください! |
| すっこんでろッ! はぐれ野郎ッ!! |
| カノン・・・ 手前ェ、俺様を裏切る 気なのか? |
| そんな、こと・・・ |
| 口ではなんとでも 言えるよなァ、 カノン? |
| だがな、それだけじゃ 納得できねェッ!! |
| 証明してくれよ・・・ |
| お前の手で、こいつを ぶちのめせッ!! |
| !? |
| !? |
| !? |
| え・・・ |
| あの時の誓いを忘れて ねェなら、できるはず だよなァ? |
| ・・・・・・ |
| 返事はどうしたんだ カノンッ!? |
| ・・・わかりました |
| お望みのとおり、ボク がこの人をやっつけて みせます |
| あの誓いが嘘ではない と証明します |
| カノン・・・ |
| カノン・・・ |
| カノン・・・ |
| カノンさん・・・ |
| ククククッ! よく言った、カノン! |
| 聞いてのとおりだ はぐれ野郎 |
| さっさとお仲間を 呼んでこいよ? 俺様たちと手前ェらの 決着をつけてやる |
| 手前ェが逃げたなら、 カノンがどうなるかは わかるよなァ? |
| 楽しみに待ってるぜ! |
| すまない、みんな 俺のせいで決闘なんか に巻きこんでしまって |
| すまない、みんな 僕のせいで決闘なんか に巻きこんでしまって |
| ごめんなさい・・・ あたしが勝手に 先走ったから・・・ |
| ごめんなさい・・・ みなさんを決闘なんか に巻きこんでしまって |
| 気にすんなよ もう慣れっこだぜ |
| ・・・来たぞ! |
| 覚悟はついたか? はぐれ野郎 |
| バノッサ・・・ どうしても戦わないと ダメなのか!? |
| バノッサ・・・ どうしても戦わないと ダメなのか? |
| ねぇバノッサ! どうしても戦わないと ダメなの!? |
| バノッサさん・・・ どうしても戦わないと ダメなんですか? |
| そういう風にしちまっ たのは手前ェだろうが |
| 手前ェが現れなければ 良かったんだよ・・・ 手前ェが現れなけりゃ 俺様は・・・ |
| 召喚術へのこだわりを 思い出さなくて 済んだんだッ!! |
| バノッサ・・・ |
| さあ行け、カノン お前の忠誠を、俺様に 見せるんだッ!! |
| @n0さん ボク、本気でいきます |
| カノン!? |
| カノン!? |
| カノン!? |
| カノンさん!? |
| 覚悟してください!! |
| なんでだ・・・ なんでッ、なんで勝て ねェんだよォ!? |
| もうやめておけ バノッサ |
| 召喚術さえ使えりゃ、 召喚術さえ・・・ |
| どうして手前ェなんだ 俺様じゃなくて 手前ェなんだよッ!? |
| 召喚術を使う資格なら この俺様にだってある じゃねェかよォ!! |
| 召喚術を使う資格? |
| 召喚術を使う資格? |
| 召喚術を使う資格? |
| 召喚術を使う資格? |
| な、なにをわけのわか らねえこと言ってんだ コイツは? |
| まだ、です・・・ |
| まだ、終わりじゃ ありません・・・ |
| こ、これは!? |
| みんな、気をつけろ! |
| ぐルっ・・・ ぐルルルルっ・・・! |
| ・・・カノン? |
| やめろ、カノン! 「本気」にならなくて もいいんだッ! |
| ぐルルがアァッ!! |
| カノンの姿が・・・ 化け物に変わった!? |
| カノンの姿が・・・ 化け物に変わった!? |
| うそ!? 化け物に変わった!? |
| カノンさんが・・・ 化け物に変わった!? |
| シルターンの鬼神!? なんで!? |
| え? |
| 奴が使っているのは、 召喚獣の能力だっ!! |
| シルターンの鬼神!? |
| え? |
| 彼が使っているのは、 召喚獣の能力だっ!! |
| シルターンの鬼神!? |
| え? |
| 彼が使っているのは、 召喚獣の能力よっ!! |
| シルターンの鬼神!? |
| え? |
| 彼が使っているのは、 召喚獣の能力です!! |
| がアァァッ!! |
| うわあっ! |
| うわあっ! |
| うわあっ! |
| きゃっ!? |
| なんて力だ・・・ 地面がえぐられちま うなんて!? |
| 逃げろッ! |
| @n0!! |
| ダメだ・・・ 早すぎて追いつかれ ちまう・・・ |
| ダメだ・・・ 早すぎて、 逃げ切れない!? |
| ダメ! カノン、めちゃくちゃ はやいよ! |
| ダメ・・・ 早すぎてふりきれ ない・・・ |
| がアッ!! |
| ぐあっ! |
| あ、足が・・・ |
| ぐあっ! |
| あ、足が・・・ |
| きゃぁっ! |
| いたっ!! 足が・・・ |
| う・・・痛ッ・・・ |
| あ、足が・・・ |
| @n0!? まずいっ!! |
| うルルがアァッ!! |
| うおおぉぉぉっ!! |
| エ、エドス! |
| エ、エドス! |
| エ、エドス! |
| エ、エドスさん!? |
| ぐぐぐっ・・・ ぐおおおっ!? |
| ぐルルルッ・・・ コ、殺ス・・・!! |
| どうしよう? |
| 殺されてたまるか!! もうだめだ・・・ |
| 殺されてたまるか!! もうだめだ・・・ |
| 死んでたまるか! もうだめかも・・・ |
| 殺されたりしません! もうだめ・・・ |
| 殺されて・・・ たまるかあっ!! |
| 殺されて・・・ たまるかあっ!! |
| こんなふうに・・・ 死んで・・・ たまるかっ!! |
| 殺されたり・・・ しません! |
| ギゃアアアッ!! |
| やめろ、カノン!! |
| もういいッ! もういいんだッ!! |
| バノッサ・・・? |
| それ以上、命を無駄に 使うなッ!! |
| ぐッ・・・ ぐガガガッ・・・ |
| カノンが、 元に戻っていく? |
| カノンが、 元に戻っていく? |
| カノンが、 元に戻っていく? |
| カノンさんが、 戻っていく? |
| バノッサ、さん・・・ |
| ボク、頑張りましたよ 勝てなかった・・・ ですけど・・・ |
| 許して・・・ くださいね・・・ |
| ひとつだけ 聞かせてくれ |
| そいつは、 はぐれ召喚獣か? |
| はぐれじゃねェよ |
| こいつは人間だ・・・ 少なくとも半分は人間 のはずなんだッ!! |
| 召喚獣との混血、か? |
| ・・・ああ |
| ひとつだけ 聞かせてくれないか |
| 彼は、 はぐれ召喚獣なのか? |
| はぐれじゃねェよ |
| こいつは人間だ・・・ 少なくとも半分は人間 のはずなんだッ!! |
| 召喚獣との混血、か? |
| ・・・ああ |
| ひとつだけ 聞かせてくれない |
| このコ、はぐれ召喚獣 じゃないの? |
| はぐれじゃねェよ |
| こいつは人間だ・・・ 少なくとも半分は人間 のはずなんだッ!! |
| つまり、召喚獣と人間 のハーフなのね? |
| ・・・ああ |
| ひとつだけ聞かせて くれませんか |
| 彼は、はぐれ召喚獣 なんですか? |
| はぐれじゃねェよ |
| こいつは人間だ・・・ 少なくとも半分は人間 のはずなんだッ!! |
| 召喚獣との混血・・・ なんですね? |
| ・・・ああ |
| カノンは魔物を父親に して生まれたんだ |
| ただそれだけの理由で 母親に捨てられてよ、 スラムにきたのさ |
| 人一倍優しいくせに、 人以上の力を持ってし まったことであいつは 迫害されたんだ |
| おかしな話だとは 思わねェか・・・? |
| 自分より劣った連中に こいつは居場所を 奪われたんだぜ!? |
| だから、俺様は教えて やったのさ |
| 居場所が欲しけりゃ力 ずくで奪え、ってな! |
| !? |
| こいつと俺様は、 同じなのさ・・・ |
| 居場所のもらえない俺 たちには、力しかない んだよッ!! |
| それは違うぞ! |
| お前には居場所が あったじゃないか!? |
| 知った口を聞くなッ! エドスッ!! |
| 手前ェに俺様の気持ち がわかるかよッ! |
| バノッサ・・・ お前は・・・ |
| 俺様は絶対にあきらめ ねェ・・・死ぬまで、 絶対にあきらめねェ! |
| ククククッ 必ず手前ェらを、 ぶっ潰してやるッ!! |
カノンとバノッサ この世界に居場所がないという 彼らには力ずくで居場所を作る 必要があったのかもしれない |
だけど、それは本当に 必要だったことなのだろうか? その答えは、俺には出せない |
| 自分の居場所を 見つめることすら、 まだできていないのだから |
カノンとバノッサ この世界に居場所がないという 彼らには力ずくで居場所を作る 必要があったのかもしれない |
だけど、それは本当に 必要だったことなのだろうか? その答えは、僕には出せない |
| 自分の居場所を 見つめることすら、 まだできていないのだから |
カノンとバノッサ この世界に居場所がないという 彼らには力ずくで居場所を作る 必要があったのかも・・・ |
だけど、それは本当に 必要なことだったのかな・・・? あたしにはわからない |
| 自分の居場所を 見つめることすら、 まだできていないのだから |
カノンさんとバノッサさん この世界に居場所がないという 彼らには力ずくで居場所を作る 必要があったのかもしれない |
だけど、それは本当に 必要だったことなんでしょうか? その答えは、まだわかりません |
| 自分の居場所を 見つめることすら まだできていないわたしには |
| カノンの中に流れてい るのは、シルターンと いう世界の、鬼神の血 だ・・・ |
| シルターン? |
| シルターン? |
| シルターンですか? |
| 召喚術で開かれる 4つの世界のひとつだ |
| そこに住む鬼神たちは きょうじんな肉体と 破壊の力をもっている |
| ああ、だからカノンは 怪力を発揮したのか |
| それで、カノンは あんな怪力を・・・ |
| それで、カノンさんは あんな怪力を・・・ |
| はぐれになった鬼神が カノンの父親らしいが |
| 召喚術を使う者として 改めて考えさせられて しまうな |
| ・・・そうだな |
| ・・・そうだね |
| ・・・そうですね |
| カノンの中に流れてい るのは、シルターンと いう世界の、鬼神の血 だよ・・・ |
| シルターン? |
| シルターン? |
| シルターンですか? |
| 召喚術で開かれる 4つの世界のひとつさ |
| そこに住む鬼神たちは きょうじんな肉体と 破壊の力をもっている |
| ああ、だからカノンは 怪力を発揮したのか |
| そっか、それでカノン ってば、あんなすごい 力を・・・ |
| だから、カノンさんは 怪力を・・・ |
| はぐれになった鬼神が カノンの父親らしいが |
| 召喚術を使う者として 改めて考えさせられて しまうよ |
| ・・・そうだな |
| ・・・うん、そうだね |
| ・・・そうですね |
| カノンの中に流れてい るのは、シルターンと いう世界の、鬼神の血 だね・・・ |
| シルターン? |
| 召喚術で開かれる 4つの世界のひとつよ |
| そこに住む鬼神たちは きょうじんな肉体と 破壊の力をもってるの |
| ああ、だからカノンは 怪力を発揮したのか |
| ああ、だからカノンは 怪力を発揮したのか |
| それで、カノンさんは あんなにすごい力を 出せたんですね |
| はぐれになった鬼神が カノンの父親らしいん だけど |
| 召喚師として、改めて 考えさせられちゃった なあ |
| ・・・そうだな |
| ・・・そうだな |
| ・・・そうですね |
| カノンの中に流れてい るのは、シルターンと いう世界の、鬼神の血 ですね・・・ |
| シルターン? |
| 召喚術で開かれる4つ の世界のひとつです |
| そこに住む鬼神たちは きょうじんな肉体と 破壊の力を もっています |
| ああ、だからカノンは 怪力を発揮したのか |
| ああ、だからカノンは 怪力を発揮したのか |
| それでカノンは 怪力を出したんだね |
| はぐれになった鬼神が カノンの父親らしいの ですが |
| 召喚師として、 改めて考えさせられて しまいました |
| ・・・そうだな |
| ・・・そうだな |
| ・・・うん、あたしも |
| 君は私たちとバノッサ の争いを、自分の責任 だと思っているんじゃ ないのか? |
| ・・・はい |
| だったら、それは君の 勘違いだよ |
| 争うことを避けようと はしてきたが、いずれ 彼らとこうなることは 確実だったんだ |
| むしろ君がいたことで 結果的に最悪の事態は 回避されたんだよ |
| どういうことです? |
| どういうことです? |
| ??? |
| どういうことです? |
| 今のバノッサは縄張り の拡大よりも、召喚術 を手に入れることに 目を奪われている |
| 君が標的になったこと で、子供たちやリプレ が狙われにくくなって きたんだよ |
| ああ、なるほど・・・ |
| ああ、なるほど・・・ |
| ・・・それって・・・ |
| そういう考え方も ありますか・・・ |
| 君にとっては災難かも しれないが、私たちも 全力をつくす |
| もう少しだけ、 耐えてくれないか |
| なあ、召喚術って資格 が必要なもんなのか? |
| さあ・・・ 俺に聞かれてもなぁ |
| さあ・・・ 僕に聞かれても |
| う~ん あたしが知ってるわけ ないでしょ? |
| あの・・・わたしに 聞かれても・・・ |
| お前は自然に使えてる んだし、そのおかげで 俺らも使えてるだろ |
| じゃあバノッサの野郎 は、なんで資格なんて ほざきやがったんだ? |
| そういえば、そうだな |
| そういえば、そうだな |
| そういえば・・・ |
| そういえば・・・ |
| ケッ! さっぱりわかんねぇや |
| 勘違いかもしれないけ ど、エドスはバノッサ について、他のみんな より詳しいよな |
| 勘違いかもしれないけ ど、エドスはバノッサ について、他のみんな より詳しいな |
| 勘違いかもしれないけ ど、エドスはバノッサ について、他のみんな より詳しいよね? |
| あの、エドスさんって バノッサさんについて ・・・ほかのみなさん より詳しいですよね |
| まあ・・・ あいつとは随分と長く つきあってきたからな |
| え? |
| ワシは元々、 北スラムの出身なのさ |
| バノッサとはガキの頃 からのつきあいだ |
| そうだったんだ |
| そうだったのか |
| あ、そうなんだ |
| そうだったんですか |
| もっとも、あいつが家 を飛び出すまでの話さ |
| 次に出会った時には、 アイツはもうゴロツキ を集めてオプテュスを 作っとった・・・ |
| 今のアイツは、 ワシの知っていた バノッサとは違う |
| ははは、月日ってのは 本当に人間を変えちま うもんなんだなぁ |
| エドス・・・ |
| エドス・・・ |
| エドス・・・ |
| エドスさん・・・ |
| いきなり決闘だなんて 聞いた時には、どうし ようかと思ったわよ? |
| みんな無事だったから よかったけど・・・ |
| あーあ、これからは 私もついていこうかな |
| ええっ!? そりゃ無茶だって!! |
| えっ!? それは無茶だよ |
| ちょっと! ダメダメ! |
| ・・・それはやめて おいた方がいいと 思います・・・ |
| 私が女の子だから? |
| それとも役に立たない からなの!? |
| そ、それは・・・ |
| あ、いや・・・ |
| え・・・あの・・・ |
| あの、それは・・・ |
| ・・・いいの |
| 無茶を言ってるって、 わかってるから |
| でもね 私、くやしいんだよ |
| 男の子に生まれてたら 貴方たちを助けて あげられるのに・・・ |
| ソル |
| キール |
| カシス |
| クラレット |
| みたいな力があれば、 貴方たちを助けて あげられるのに・・ |
| それじゃ、困るよ |
| それじゃ、困るよ |
| ダメダメ! |
| それじゃ、困ります |
| どうして!? |
| 俺たちが安心して戦え るのは、リプレが留守 を守っていてくれてる からなんだよ |
| 安心して帰れる場所が あるから、つらい時に も頑張れるんだ |
| 僕たちが安心して戦え るのは、リプレが留守 を守っていてくれてる からなんだ |
| 安心して帰れる場所が あるから、つらい時に も頑張れるんだ |
| リプレが留守を 守ってくれてるから、 みんな安心して 出ていけるんだよ! |
| 安心して帰れる場所が あるから、つらい時に も頑張れるんだから! |
| わたしたちは、 リプレさんが待ってい てくれるから安心して 外に出られるんです |
| 安心して帰れる場所が あるから、つらい時に も頑張れるって |
| ・・・・・・ |
| わかってくれるよね? |
| わかってくれるよね? |
| わかってくれるよね? |
| わかってください |
| ・・・うん |
| 決闘は勝ったんでしょ |
| さあ、どうかな 引き分け、かもな? |
| さあ、どうかな |
| う~ん、単純な 勝ち負けじゃないし、 引き分け、かな? |
| さあ、どうかな 引き分け、かも? |
| あーあ、おいらも早く 強くなって、兄ちゃん たちと戦いたいなぁ |
| あーあ、おいらも早く 強くなって、姉ちゃん たちと戦いたいなぁ |
| そしたら、絶対に 勝てると思うぞ! |
| 決闘には、カノンって 人もいたんでしょ? |
| ああ、フィズはカノン のことを知ってたっけ |
| ああ、フィズはカノン のことを知ってたよね |
| うん、フィズはカノン のことを知ってたっけ |
| ええ、そういえば、 フィズちゃんは カノンさんを知って いましたよね? |
| うん |
| カノンのこと、 どんなやつだと思う? |
| カノンのこと、 どんな人だと思う? |
| カノンのこと、 どんな人だと思う? |
| カノンさんを、どんな 人だと思いますか? |
| そうねぇ・・・ あの下品な連中の中に いるのが不思議よね |
| あたしを捕まえた時も そんなにひどいことは しなかったし・・・ |
| やっぱりな |
| やっぱり |
| やっぱり・・・ |
| やっぱり・・・ |
| あのバノッサとかいう 親玉に脅かされてるの よ、きっと! |
| お兄ちゃん、あいつを やっつけてカノンさん を助けてあげてね |
| お姉ちゃん、あいつを やっつけてカノンさん を助けてあげてね |
| あ、ああ・・・ |
| あ、ああ・・・ |
| え・・・うん・・・ |
| そうね・・・ 助けてあげなくちゃね |
| いつも抱っこしてるけ ど、そのぬいぐるみは ラミちゃんの宝物? |
| いつも抱っこしてるけ ど、そのぬいぐるみは ラミちゃんの宝物? |
| いつも抱っこしてるけ ど、そのぬいぐるみは ラミちゃんの宝物? |
| いつも抱っこしてるけ ど、そのぬいぐるみは ラミちゃんの宝物? |
| ・・・(こくん) |
| リプレママがね くれたんだよ・・・ |
| リプレママが ひろわれたときに、 だいてたクマさん なんだって・・・ |
| そうだったんだ・・・ |
| だからね、だっこ してるとリプレママの においがしてあんしん できるの |
| アニキと出会ってから 毎日が楽しいぜ |
| アネゴと出会ってから 毎日が楽しいぜ |
| 次から次へと強い奴が 出てくるんだもんな |
| ってことは、まさか? |
| ってことは、まさか? |
| ってことは、まさか? |
| え・・・まさか? |
| ああ、俺っちの当面の 目標はカノンさ!! |
| おいおい・・・ |
| ・・・ |
| あ~、ムリムリ |
| あの・・・ |
| 力比べなら 自信があるんだ へへへ、吉報を 待っててくれよ? |
| カノンさんも、ガレフ と同じなんですよね |
| 召喚師のせいで、 運命を変えられて しまったんだから |
| スウォン・・・ |
| スウォン・・・ |
| スウォン・・・ |
| スウォンくん・・・ |
| あの、 |
| @n0さん? |
| 人が生きていくのに、 召喚術は本当に必要な ものなんでしょうか? |
| 災いを運ぶこともある 召喚術が、素晴らしい 力なんでしょうか? |
| ・・・・・・ |
| ごめんなさい 生意気なこと言って |
| いや、いいんだよ |
| いや、いいんだよ |
| ううん、いいよ・・・ |
| いえ、いいんですよ |
| 召喚術を使う者として の責任、か・・・ |
| 召喚術を使う者として の責任、か・・・ |
| 召喚術を使う者として の責任、か・・・ |
| 召喚術を使う者として の責任・・・ |
| なんか、 複雑な気分だよなぁ |
| なんだか、 複雑な気分だな |
| なんか、 複雑な気分だなぁ・・・ |
| なんだか、 複雑な気分ですね・・・ |
| バノッサの言っていた 「資格」って なんのことなんだろう? |
| バノッサの言っていた 「資格」って なんのことなんだろう? |
| バノッサの言っていた 「資格」って なんのことなんだろ? |
| バノッサさんの言う 「資格」って、なんの ことなんでしょうか? |
| エドスとバノッサには そんなつながりが あったのか・・・ |
| エドスとバノッサには そんなつながりが あったのか・・・ |
| エドスとバノッサには そんなつながりが あったのか・・・ |
| エドスさんとバノッサさんは 知り合いだったんですね・・・ |
| リプレがあんなことを 思ってたなんて・・・ |
| リプレがあんなことを 思ってたなんて・・・ |
| リプレがあんなことを 思ってたなんて・・・ |
| リプレさんがあんなことを 思ってたなんて・・・ |
| あの勝負は引き分けだと思うな |
| あの勝負は引き分けだと思う |
| あの勝負は引き分けだよね・・・ |
| あの勝負は引き分けだと思います |
| カノンが優しいのは、 本当なんだな |
| カノンが優しいのは、 本当なんだな |
| カノンが優しいのは、 本当なんだね |
| カノンさんは本当に 優しいんですね・・・ |
| ただのぬいぐるみじゃ なかったんだな |
| ただのぬいぐるみじゃ なかったんだな |
| ただのぬいぐるみじゃ なかったんだ・・・ |
| ただのぬいぐるみじゃ なかったんですね |
| 本当に素手で勝つ気で いるのかなあ? |
| 本当に素手で勝つ気で いるのか? |
| 本当に素手で勝つ気で いるのかなぁ? |
| 本当に素手で勝つ気で いるんでしょうか? |
| 召喚術が災いを運んで くる、か・・・ |
| 召喚術が災いを運んで くる、か・・・ |
| 召喚術が災いを運んで くる、か・・・ |
| 召喚術が災いを運んで くる・・・ |
scn007
| あー・・・ |
| やることがないん だったら外にでも 出かけたらどうだ? |
| やることがないんだっ たら外にでも出かけた らどうだ? |
| 暇なら 外にでも出かけたら? |
| 暇なら 外にでも出かけたら どうですか? |
| ケッ、冗談じゃねえ こんな物騒な日に外で 遊んでられるかよ |
| ・・・物騒? |
| 今日はな、税金を 納める期限の日なのさ |
| 街のあちこちに兵士が 出ているから、ガゼル にとっちゃ物騒すぎる んだろうなぁ |
| フフッ、なるほどね |
| ははは、そうなのか |
| ははぁなるほどぉ |
| あ、 そういうことでしたか |
| 笑いごとじゃねえぞ |
| @n0 |
| お前だって兵士に 捕まったらいいわけ できない立場だろうが |
| 捕まるようなことをし てないだけ、お前さん よりは安全だがな? |
| ・・・ケッ! |
| 私との約束を破る つもりなのか!? |
| な、なんだ・・・? |
| ・・・? |
| え? なに、喧嘩? |
| 喧嘩の声? |
| でも・・・っ |
| 練習が辛いことは 最初に言ったはずだ それでも頑張ると約束 したのはお前だろう |
| ・・・・・・ |
| 辛いことから逃げ出す ようでは、騎士になど なれないぞ! |
| ・・・ちがうっ!! |
| おいら、練習が辛くて やめたいんじゃない! |
| では、どうしてだ? |
| それは・・・ |
| なぜ黙っている!? |
| ・・・っ!! |
| 待ちなさい・・・!? |
| 聞いて、いたのか |
| あ、はい・・・ どうしたんです? |
| あ、はい・・・ どうしたんです? |
| あ、はい・・・ どうしたんですか? |
| あ、はい・・・ すいません・・・ |
| アルバがな、剣術道場 に行きたくないと 言いだしたんだよ |
| ええっ!? あんなに習いたがって たのにですか!? |
| そんな・・・ あんなに習いたがって たのに? |
| ええっ!? あんなに習いたがって たのにですか!? |
| え・・・? あんなに習いたがって たのにですか? |
| 道場での稽古は 厳しいからな、 遊び気分では 続くものじゃない |
| あの子にはまだ早かっ たのかもしれんな |
| どうするんですか? |
| どうするんですか? |
| どうするんですか? |
| 大丈夫でしょうか? |
| しばらく様子を見て、 本人が何も言わない ようならやめさせるよ |
| やる気のない者に 無理をさせても、 無意味だからね |
| ・・・・・・ |
| あの子にはまだ早かっ たのかもしれんな |
| あー、俺は決めたぞ! 今日はもう寝るっ!! |
| 寝るって・・・ こんな時間からか? |
| 夜に寝れなくなって もしらないぞ |
| 寝るって・・・ こんな時間からか? |
| 夜に寝れなくなって もしらないぞ |
| 寝るって・・・ あんた早いよ、それ |
| 夜に寝れなくなるよ 絶対・・・ |
| ・・・それは はやすぎませんか? |
| 夜に目が冴えて 困りますよ、絶対 |
| そんときはそんときに 考えるぜ じゃ、おやすみ・・・ |
| なあ、アニキ ヒマかい? |
| なあ、アネゴ ヒマかい? |
| ああ、思いっきりな |
| まあ、ね |
| うん、思いっきり |
| 比較的暇ですけど・・ 稽古なら断りますよ |
| だったら、俺っちと 一緒に市民広場まで 行かないか? |
| 市民広場? |
| 市民広場? |
| 市民広場って? なんでまた? |
| 市民広場って? なんでですか? |
| なんか知らないけど この街の騎士たちが 集まってるんだ |
| まさか・・・ お前、騎士に勝負を 挑むつもりなんじゃ ないだろうな!? |
| まさかとは思うが、 お前、騎士に勝負を 挑むつもりなんじゃ ないだろうな!? |
| まさか・・・ あんた、騎士と決闘 しようとか 言うんじゃ・・・? |
| まさか・・・ ジンガさん、騎士の 方々に決闘を申し 込むつもりで・・? |
| あはは、まさかぁ! |
| 顔を見るだけだよ 戦ったりしないって |
| 不安だ・・・ |
| 不安だ・・・ |
| 信じられない・・・ |
| 信じられない・・・ |
| どうしよう? やめさせる ついていく |
| 本当に戦わないって 約束できるか? |
| 本当に戦わないって 約束できるか? |
| 本当に戦わないって 約束する? |
| 本当に戦わないって 約束してくれますか |
| あ、バカにしてるな |
| 騎士とケンカしたら どうなるかぐらい、 俺っちでもわかるさ |
| そりゃそうだ・・・ |
| よし、なら行くか? |
| たしかに・・・ |
| よし、なら行こうか |
| そりゃそっか・・・ |
| よし、じゃ、行こう |
| それもそうですね |
| それなら 行きましょうか? |
| そうこなくっちゃ! |
| やめとこう、ジンガ |
| やめとこう、ジンガ |
| やめとこ、ね |
| やめておきましょう |
| なんでだよ? |
| 騎士が集まっている のには理由があると 思うんだよ |
| なんか、嫌な予感が するんだ |
| 騎士が集まっている のには理由があると 思うんだ |
| なんだか嫌な予感が する |
| 騎士が集まっている のにはきっと理由が あると思うの |
| なんか、嫌な予感が するんだ |
| 騎士が集まっている のにはきっと理由が あると思うんです |
| 巻き込まれたら たいへんでしょう? |
| ・・・そうかなぁ? |
| 大丈夫だって なぁ、行こうよ? |
| どうしよう? やめさせる ついていく |
| ちょっとガゼル! 暇なら少しはお手伝い でもしたらどうなの? |
| うるせぇなぁ・・・ やることがあるんなら とっくにやってらあ |
| やることなんて、探せ ばいくらでもあるわよ やる気があるんならね |
| ケッ・・・ だったらやる気がない 俺に余計なこと言うな |
| なんですってぇ!? |
| ああ、やかましいっ! ったく・・・ |
| おい、お前もどやされ る前に他の場所へ 逃げたほうがいいぜ |
| こら、待ちなさいっ! |
| ・・・かもな |
| ・・・たしかに |
| ・・・う、たしかに |
| ・・・ |
| まったく、いい若者が 昼間からゴロゴロして 過ごすなんて・・・ |
| お兄ちゃんもよっ!? |
| お姉ちゃんもよっ!? |
| いや、俺はぶらぶら してるだけで、 ゴロゴロは・・・ |
| ・・・・・・はい |
| え、あたし ぶらぶらしてるだけ で、ゴロゴロしてない |
| え、でも・・・ 今は特にすることも なさそうですし・・・ |
| おんなじっ!! |
| ・・・・・・はい |
| う・・・ |
| ・・・・・・はい |
| ・・・・・・はい |
| ん、なんだ? このにおいは・・・ |
| ん、なんだろう? このにおいは・・・ |
| ・・・ このにおいは・・・ |
| ・・・ このにおいは・・・ |
| けほっ、けほっ! |
| どうしたんだよ このひどい煙は? |
| どうしたんだ このひどい煙は? |
| な、なにこの煙!? |
| なんですか、火事!? |
| あ、新しい料理に 挑戦してみたら・・・ |
| えへへ、大失敗 |
| うわ、真っ黒・・・ |
| うわ、真っ黒・・・ |
| うわ、真っ黒・・・ |
| ・・・真っ黒ですね これは炭の味しか しないと・・・ |
| あーあ、もったいない ことしちゃったなぁ |
| 焦げた部分をはがした ら、中は食べられない かしら・・・? |
| ・・・やめとけって |
| ・・・無理だって |
| ・・・無理だと思う |
| それは無理だ思う |
| @n0 ちょうど良かったわ |
| 前に貴方から教わった らーめんを作ったの! |
| ね、味見してみて? |
| どれ・・・? |
| どれ・・・? |
| うん・・・ |
| ええ、喜んで・・・ |
| ・・・・・・ |
| どう? |
| ・・・全然ダメです |
| これは・・・ ちょっと・・・ |
| ・・・まだまだね |
| すこし、違う みたいですね・・・ |
| ああ、やっぱり? |
| やっぱり・・・って おいっ!? |
| やっぱり・・・って ええっ!? |
| やっぱり・・・って |
| ・・・材料はきちんと そろって、ますか? |
| え、えーっと・・・ 教えてもらった材料で 見つからなかったもの があって・・・ |
| 「おしょうゆ」っての なんだけど |
| それは致命的だぜ |
| 俺の暮らしていた国の 料理は、その調味料を よく使うものなんだ |
| それは致命的だ |
| 僕の暮らしていた国の 料理にはその調味料 は欠かせないんだよ |
| そりゃだめだよ |
| なくても、塩とかで 作ることはできる んだけど・・・ |
| ああ、やっぱり そうですよね・・・ |
| なくても、塩とかで 作ることはできる んだけど・・・ |
| そうなの!? |
| 無いなら仕方ないよ 無理して作らなくても |
| 仕方がないよ 無理しなくていいさ |
| でも、そっちは よく知らないし |
| ただ、それは 全く別の味になります けど・・・ |
| ・・・・・・ |
| リプレ? |
| リプレ? |
| リプレ? |
| リプレさん? |
| おしょうゆの作り方は 知らないよね? |
| そ、それはさすがに |
| そ、それはさすがに |
| そ、それはさすがに |
| さすがに、それは |
| ・・・ごめんなさい |
| リプレが謝ることじゃ ないよ |
| リプレが謝ることじゃ ないよ |
| 謝らなくてもいいのに ・・・ね? |
| あ、あやまらなくても いいんです・・・ リプレさん、わたしが 帰れないから・・・ |
| 気をつかって くれたんですね・・・ |
| でも・・・でも・・・ くやしいよ・・・ |
| なにしてるんだ エドス? |
| なにをしてるんだい エドス? |
| なにしてるの? エドス? |
| エドスさん・・・ 何をしているんですか |
| いや、最近ここにも 人が大勢来るように なっただろう |
| 屋根裏部屋に転がって いた椅子をな、使える ように直しとるのさ |
| へえ・・・ 手慣れたもんだなぁ |
| へえ・・・ 手慣れているなあ |
| へえ・・・ 手慣れてるね |
| なんか・・・ 手慣れてますね |
| 屋根裏にあるものは、 好きに使って 構わんからな |
| お前さんも 欲しい物があったら、 探してみるといい |
| エドスが 壊れた椅子を直してる |
| 俺が手伝うまでもない 手際だよなあ |
| エドスが壊れた椅子を 直してる |
| 手伝うまでもない手際 だな |
| エドスが壊れた椅子を 直してるけど・・・ |
| すごく手際がいいんだ びっくり・・・ |
| エドスさんの作業って まるでプロみたい |
| 椅子がみるみるうちに 直っていく・・・ |
| あ・・・おにいちゃん |
| あ・・・おねえちゃん |
| ラミちゃん ここにいたのか |
| ラミちゃん ここにいたのか |
| ラミちゃん ここにいたんだ! |
| ラミちゃん ここにいたんだ! |
| 本を読んでくれって 頼まれたのさ |
| ラミ、まだむずかしい じ、よめないの・・・ |
| どんな本を読んで もらってるんだい? |
| どんな本を読んで もらってるんだい? |
| ねぇねぇ、どんな本? |
| どんな本を読んで もらってるんですか? |
| 【エルゴの王】という リィンバウムに古くか ら伝わる伝説だよ |
| おにいちゃんも おはなし、きく? |
| おねえちゃんも おはなし、きく? |
| いや、僕はいいよ 読みたくなったら自分 で読むから・・ |
| あたしはパスパス! 読みたくなったら 自分で読むから・・ |
| いえ、わたしは まだ読んでない本が いっぱいあるから |
| へぇ、うまく 逃げるじゃないか |
| あのな・・・ ちゃんと読むって |
| い、いいの! うるさいなぁ! |
| そうですね、今は 気分じゃなくて・・・ |
| 本を読んで欲しいって 頼まれたのさ |
| ラミ、まだむずかしい じ、よめないの・・・ |
| どんな本を読んで もらってるんだい? |
| へぇ、どんな本なの? |
| どんな本ですか? |
| 【エルゴの王】という リィンバウムに古くか ら伝わる伝説だよ |
| おにいちゃんも おはなし、きく? |
| おねえちゃんも おはなし、きく? |
| いや、俺はいいよ 読みたくなったら 自分で読むから・・ |
| あ~いいや 読みたくなったら自分 で読むって・・・ |
| いえ、読んでない本が お部屋にいっぱい あるの・・・ |
| ははは うまく逃げたな? |
| ちゃ、ちゃんと 読むってば!! |
| う・・・ちゃんと 読むってば!! |
| そうですね、でも 今は気分じゃなくて |
| 本を読んで欲しいって 頼まれたのよ |
| ラミ、まだむずかしい じ、よめないの・・・ |
| どんな本を読んで もらってるんだい? |
| どんな本を読んで もらってるんだい? |
| どんな本ですか? |
| 【エルゴの王】という リィンバウムに古くか ら伝わる伝説ね |
| おにいちゃんも おはなし、きく? |
| おねえちゃんも おはなし、きく? |
| いや、俺はいいよ 読みたくなったら 自分で読むから・・ |
| いや、僕はいいよ 読みたくなったら 自分で読むから・・ |
| いえ、今はいいです 読みたくなったら 自分で読みますから |
| そんなこといって 読む気なんかない くせに・・・ねー? |
| ちゃ、ちゃんと 読むってば!! |
| あのな・・・ ちゃんと読むって |
| え、読みますよ ちゃんと |
| 本を読んで欲しいって 頼まれたんです |
| ラミ、まだむずかしい じ、よめないの・・・ |
| どんな本を読んで もらってるんだい? |
| どんな本を読んで もらってるんだい? |
| へぇ、どんな本を 読んでもらってるの? |
| 【エルゴの王】という リィンバウムに古くか ら伝わる伝説ですね |
| おにいちゃんも おはなし、きく? |
| おねえちゃんも おはなし、きく? |
| いや、俺はいいよ 読みたくなったら 自分で読むから・・ |
| いや、僕はいいよ 読みたくなったら 自分で読むから・・ |
| ううん、いいよ 興味が湧いたら自分で 読むことにするよ |
| でしたら、これよりも 細かく書かれた本を、 私が貸してあげますね |
| そ、そう・・・? |
| ああ、頼むよ |
| あ、いやね・・・ ごめんなさい、読むの めんどくさいです |
| 本を読んでもらってる んだっけ・・・ |
| 本を読んでもらってる んだったな・・・ |
| そっか、本を読んで あげてるんだっけか |
| 本を読んであげている んですね・・・ |
| すっ、グスッ・・・ |
| 泣くなよ、アルバ 男の子だろ |
| 泣くなよ、アルバ 男の子だろう |
| 男の子でしょ! 泣かないで、ほら! |
| どうしたの? 泣かないで、ほら |
| 泣いてなんか・・・ ないやいっ・・・!! |
| レイドから聞いたけど 剣術習うの、 やめたいんだって? |
| レイドから聞いたけど 剣術習うの、 やめたいんだって? |
| レイドから聞いたけど 剣術習うの、やめたい んだって? |
| 剣術をやめたいの? そう、レイドさんから 聞いたけど・・・ |
| やめたいんじゃ・・・ ないやい・・・グスッ |
| 道場に・・・行きたく ないだけなのに・・・ |
| どうしよう? |
| どういうことだい? 騎士になるんだろ? |
| どういうことだい? 騎士になるんだろ? |
| どうしたの? 騎士になるんでしょ |
| どうしたの? 騎士になるんでしょ |
| どういうことだい? 道場に行きたくないの なら、理由があるだろ |
| どういうことだい? 道場に行きたくないの なら、理由があるだろ |
| どうしたの? よかったら、理由を 聞かせてくれない? |
| どうしたの? よかったら、理由を 聞かせてくれない? |
| ・・・・・・ |
| 兄ちゃん、誰にも言わ ないって約束する? |
| 姉ちゃん、誰にも言わ ないって約束する? |
| ああ、するよ |
| ああ、するよ |
| うん、約束!! |
| うん、約束 |
| 絶対だよ! 約束だよ!? |
| ああ、約束する だから、理由を教えて くれないか? |
| ああ、約束する だから、理由を教えて くれないか? |
| 絶対! だから、理由を教えて ほしいな |
| ええ、約束するから だから、理由を教えて ほしいな |
| 騎士になるんだろ? アルバは |
| 騎士になるんだろ? アルバは |
| 騎士になるんでしょ? アルバは |
| 騎士になるんでしょ? アルバは |
| ・・・・・・うん |
| だったら、騎士だった レイドの言いたいこと もわからなくちゃな |
| レイドはアルバを 泣かせるために 怒鳴ったんじゃないよ |
| 泣かないように、 強くなって欲しかった んじゃないかな? |
| だったら、騎士だった レイドの言いたいこと もわかるはずだろう? |
| レイドはアルバを泣か せるために怒鳴ったん じゃない |
| 泣かないように、強く なって欲しかったから 怒ったんだよ |
| だったら、騎士だった レイドの言いたいこと もわからなくちゃ |
| レイドはアルバを泣か せるために怒鳴ったん じゃないよ |
| 泣かないように、 強くなって欲しかった んじゃないかな? |
| だったら、騎士だった レイドさんが何を言い たいのか・・・ わかってあげて? |
| レイドさんは、アルバ に強くなってほしいの |
| 泣かないように、 強くなって欲しかった んじゃないかな? |
| 泣かない、ように? |
| ああ、一人前の騎士が 泣き虫だなんて カッコ悪いだろう |
| ああ、泣き虫が騎士に なれるわけがない |
| うん、一人前の騎士は 泣き虫じゃないんだ よって、ね! |
| ええ、一人前の騎士は 泣き虫じゃないんだ よって・・・ |
| ・・・・・・ |
| もう一度、レイドと 話をしたほうが いいんじゃないかな |
| やめるかどうか 決めるのはそれから でもいいだろう? |
| もう一度、レイドと話 をしておいで |
| やめるかどうか 決めるのはそれからで もいいだろう? |
| もう一度、レイドと 話をしようよ |
| それで、本当に やめるかを決めても 遅くないでしょ? |
| もう一度、レイドさん とお話しよう? |
| それで、本当に やめるかを決めても 遅くないでしょ? |
| ・・・うん |
| あれ、なんだろう すごくきれいな音色だ |
| あれ、なんだろう すごくきれいな音色だ |
| あ・・・きれいな音色 |
| あ・・・きれいな音色 |
| あ、スウォン・・・ |
| あ、スウォン・・・ |
| あ、スウォン・・・ |
| え、スウォンくん? |
| ・・・・・・ |
| へえ、スウォンが 演奏してるのか・・・ |
| へえ、スウォンが 演奏してるのか・・・ |
| スウォンが演奏 してるんだ・・・ |
| スウォンくんが演奏 してるんだ・・・ |
| どうしよう? 声をかける そっとしておく |
| すごくきれいな曲だね |
| すごくきれいな曲だね |
| すごくきれいな曲だね |
| きれいな曲ですね |
| あ、@n0さん |
| その楽器は? |
| その楽器は? |
| その楽器は? |
| その楽器は、 どういう名前ですか? |
| ハルモニウスって いうんですよ |
| ハーモニカ、かな? |
| ハーモニカ、かな? |
| ハーモニカといっしょ こんなものもあるんだ |
| ハーモニカといっしょ だ・・・名前もちょっ と似てるし・・・ |
| 初めて獲物をしとめた 時、父さんからお祝い にもらったんです |
| あまり上手には演奏 できないんですけど |
| そんなことないって |
| 子供たちに聞かせたら きっと喜ぶぜ |
| そんなことないさ |
| 子供たちに聞かせたら きっと喜ぶと思う |
| そんなことないって |
| 子供たち、これ聞いた ら喜ぶと思うな |
| 上手ですよ・・・ |
| 子供たち、これ聞いた ら喜ぶと思います |
| そうですか? |
| ああ、よかったら今度 聞かせてやってくれよ |
| ああ、よかったら今度 聞かせてあげてくれ |
| うん、 こんど聞かせてあげて |
| ええ・・・ こんど聞かせてあげて くれますか? |
| せっかくの演奏を邪魔 しちゃ悪いな |
| またあとで来よう |
| せっかくの演奏を邪魔 しちゃ悪いな |
| またあとで来よう |
| せっかくの演奏を邪魔 しちゃ悪いよね |
| またあとで来よう |
| せっかくの演奏を邪魔 しないように・・・ |
| またあとで来ることに したほうがよさそう |
| すごくきれいな音色だ |
| せっかくの演奏を邪魔 しちゃ悪いな |
| またあとで来よう |
| すごくきれいな音色だ |
| せっかくの演奏を邪魔 しちゃ悪いな |
| またあとで来よう |
| きれいな音色・・・ |
| せっかくの演奏を邪魔 しちゃ悪いな |
| またあとで来よう |
| きれいな音色・・・ |
| せっかくの演奏を邪魔 しないように・・・ |
| またあとで来ることに したほうがよさそう |
| 道場のみんなが おいらのことを いじめるんだ |
| 防御の練習の時、 わざと違う場所に剣を 当ててきたり・・・ |
| 稽古をつけてやるって 大勢で殴ってくるんだ |
| それは・・・ |
| おいら、聞いたんだよ どうしておいらのこと をいじめるんだ、って |
| 理由はなんだって? |
| 理由はなんだって? |
| 理由はなんだって? |
| 理由は? |
| おいらだけ、レイドに ひいきされてるから だって・・・ |
| そういうことか・・・ |
| そういうことか・・・ |
| あ、なるほど・・・ |
| そういうことですか |
| おいら、ひいきなんか されてないよっ! |
| 道場ではレイドのこと ちゃんと先生って呼ぶ し、練習だってきちん としてるよっ!? |
| ・・・ねえ、兄ちゃん どうしたらいいの? |
| ・・・ねえ、姉ちゃん どうしたらいいの? |
| おいら、剣術習うのを やめたくない・・・ でも、いじめられるの は、いやだよう・・ |
| どうしよう? |
| レイドに相談しよう? 我慢するしかないな |
| レイドに相談しよう? 我慢するしかないな |
| レイドに相談しよう? 我慢するしかないよ |
| レイドに相談しよう? 我慢するべきです |
| レイドにはそのことを きちんと話したのか? |
| レイドにはそのことを きちんと話したのか? |
| レイドには きちんと話したの? |
| レイドさんには きちんと話したの? |
| ・・・ううん |
| だって、告げ口なんて 卑怯だもん |
| そうかな? 俺はそうは思わないぞ |
| アルバはレイドの生徒 なんだから、困ったら なんだって相談をして いいんだよ |
| そうかな? 僕はそうは思わない |
| アルバはレイドの生徒 なんだから、困ったら なんだって相談をして いいんだ |
| 違うよ それは告げ口じゃない |
| アルバはなんにも 悪いことなんて してないんでしょ? |
| それは違います 卑怯じゃありませんよ |
| 先生は生徒の相談に のるためにいるんです から・・・相談をして いいんですよ |
| でも・・・ |
| アルバは自分が ひいきされてると 思ってないんだろう? |
| アルバは自分がひいき されてると思ってない んだろう? |
| じゃあ、アルバは ひいきされてるの? |
| アルバは自分がひいき されてると思ってない んでしょう? |
| されてないよっ! |
| だったら、まちがって るのはみんなのほう じゃないか |
| だったら、まちがって るのはみんなのほう じゃないか |
| だったら、まちがって るのはみんなのほう そうでしょ? |
| だったら、まちがって るのはみんなのほうで すよね? |
| ・・・・・・ |
| 自分ではどうしようも ないことは誰にだって あるんだ |
| それを相談することは 卑怯なことじゃない わかるだろ? |
| 自分ではどうしようも ないことは誰にだって あるんだ |
| それを相談することは 卑怯なことじゃない わかるだろう? |
| 自分ではどうしようも ないことなのに、 黙ってやられっぱなし |
| 本当は仕返しが 怖いんじゃないの? |
| 大丈夫、相談するのは 卑怯じゃないんだから |
| 自分ではどうしようも ないことは誰にだって あるんですから |
| それを相談することは 卑怯なことじゃない わかるでしょう? |
| ・・・うん |
| おいら、レイドに全部 話してみるよ・・・ |
| 我慢するしかないな |
| 我慢するしかないな |
| 我慢するしかないよ |
| 我慢するべきですね |
| 兄ちゃんは、おいらが いじめられてもしかた ないっていうのか!? |
| 姉ちゃんは、おいらが いじめられてもしかた ないっていうのか!? |
| そうじゃない |
| いじめられるのがいや なら、レイドに話を すればいいだけだ |
| でも、アルバはそれを しなかった・・・ 代わりに道場をやめた いって言った・・・ |
| どうしてだい? |
| そうじゃない |
| いじめられるのがいや なら、レイドに話をす ればいいだけだ |
| でも、アルバはそれを しなかった・・・ 代わりに道場をやめた いって言った・・・ |
| どうしてだ? |
| ち~がうちがう! |
| いじめられるのがいや なら、レイドに話をす ればいいだけなの |
| でも、アルバはそれが イヤなんでしょ? で、代わりに 道場をやめるって |
| どうしてなの? |
| 違いますよ |
| いじめられるのがいや なら、レイドさんに 話をすればいいだけ だもの |
| でも、アルバはそれを しなかったじゃないで すか・・・ |
| どうしてですか? |
| だって・・・ 告げ口なんかしたら、 卑怯だもん・・・ |
| うん そう思ったアルバは、 立派だと思う |
| でも、だからって道場 をやめるのはまちがい じゃないのか? |
| うん そう思ったアルバは、 立派だと思う |
| でも、だからって道場 をやめるのはまちがい じゃないのか? |
| うん そう思ったアルバは、 立派だと思う |
| でも、だからって道場 をやめるのはまちがい じゃない? |
| うん そう思ったアルバは、 立派だと思う |
| でも、だからって道場 をやめるのはまちがい ですよね? |
| でも・・・ |
| アルバは自分が ひいきされてると 思ってないんだろう? |
| アルバは自分がひいき されてると思ってない んだろう? |
| アルバは自分がひいき されてると思ってない んでしょ? |
| アルバは自分がひいき されてると思ってない んでしょう? |
| されてないよっ! |
| だったら、まちがって るのはみんなのほう じゃないか |
| 道場をやめるってこと は、みんなのまちがい をアルバまで認めちゃ うことなんだぞ? |
| だったら、まちがって るのはみんなのほう じゃないか |
| 道場をやめるってこと は、みんなのまちがい をアルバまで認めちゃ うことじゃないかな |
| だったら、まちがって るのはみんなのほう じゃない |
| 道場をやめるってこと は、みんなが悪くない って、アルバが認めた ってことなんだよ |
| だったら、まちがって るのはみんなのほう です・・・ |
| アルバは、まちがった ことをするみんなの ことを正しいと 認めちゃうの? |
| ・・・・・・ |
| まちがいをまちがいだ と言えること それが本当の勇気なん じゃないかな? |
| まちがいをまちがいだ と言えること それが本当の勇気なん だと僕は思う |
| まちがいをまちがいだ と言えること それが本当の勇気 だと思うな |
| まちがいをまちがいだ と言えることが 本当の勇気だと 思うんです・・・ |
| 本当の勇気・・・? |
| ああ、俺はそう思う |
| アルバが真剣に剣術を 習いたいってことを、 みんなに見せてやれよ |
| そうすれば、みんなも きっとわかってくれる はずさ! |
| ああ、そうさ |
| アルバが真剣に剣術を 習いたいってことを、 みんなに見せてやろう |
| そうすれば、みんなも きっとわかってくれる はずだよ |
| うん、あたしは そう思うよ |
| アルバが真剣に剣術を 習いたいってことを、 みんなに見せるの |
| そうすれば、みんなも きっとわかってくれる はず、 ぜったいにね! |
| はい、本当の勇気です |
| アルバが真剣に剣を 習いたいってことを、 みんなに見せてあげ ましょう? |
| そうすれば、みんなも きっとわかってくれる はずです! |
| ・・・うん! |
| おいら、勇気を出して がんばってみるよっ! |
| ・・・猫? |
| どうしよう? 放っておく 近づいてみる |
| また、魚でも釣って リプレを喜ばせて やろうかな? |
| また、魚でも釣って みるかな? |
| うーん 魚釣りねぇ・・・ |
| また、魚を 釣って帰ったら リプレさん 喜ぶかしら・・・ |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| どうしよう? やめておく 魚釣りをする |
| 気にしなくていいって こういう時もあるわ |
| うん、これだけあれば 充分だよ |
| わぁ、ずいぶん たくさん釣れたのね |
| こんな大物 どう料理したらいいか 迷っちゃいそう |
| すごいじゃない! これならきっと、おい しいお料理ができるわ |
| これって・・・ 食べられるのかしら? |
| ごくろうさま きっとみんなも喜んで 食べてくれるよ |
| また何か釣れた時は 私のところに もってきてね |
| 腕によりをかけて おいしい料理を作って あげるから、ね? |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| 本当だ すごい数の警備の兵士 が広場を囲んでる |
| 本当だ すごい数の警備の兵士 が広場を囲んでる |
| 本当だ すごい数の兵隊さんが 広場を囲んでるよ |
| 本当だ すごい数の兵隊さんが 広場を囲んでるよ |
| 罪人たちの点呼は 完了しましたか? |
| はッ、完了しました! |
| 罪人だって・・・? |
| 罪人・・・? |
| 罪人? 事件・・・? |
| 罪人? なにか事件でも 起きたの・・・? |
| なあ、アニキ あの人たち 本当に罪人なのかなぁ |
| なあ、アネゴ あの人たち 本当に罪人なのかなぁ |
| 見るからに よぼよぼの爺さんとか 女子供も並んでるぜ? |
| ・・・罪人ですよ |
| えっ? |
| 彼らは税金を 払えなかった罪で、 捕まった人たち なのです |
| なんだよそりゃ!? |
| あの人たち、 どうなるんですか? |
| あの人たち、どうなる んですか? |
| ・・・あの人たち これからどうなるの? |
| ・・・あの人たち これからどうなるん ですか? |
| この広場で見せしめに された後、足りない分 を労働奉仕で払うこと になります |
| 男は鉱山、女は工場の 一番過酷な場所で 働かされますね |
| そんなのって・・・ |
| そんな・・・ |
| ちょっと! めちゃめちゃじゃない そんなの! |
| そんなことが この世界では、まだ 許されてるんですか? |
| 仕方ないんですよ そう領主が決めたの ですから |
| ふむ、正確には領主を 利用して召喚師たちが 決めたんでしたか |
| なんでみんな、そんな 無茶に従ってんだ!? |
| 落ち着けよ、ジンガ! |
| 落ち着くんだ、ジンガ |
| ジンガ、落ち着いて! |
| ジンガ、落ち着いて! |
| 召喚師の力が怖くて、 泣き寝入りをしている んでしょう |
| ですが・・・ 全員が全員、そうして いるわけでもないよう ですね? |
| もう我慢できん! 俺たちが、一体なにを したって言うんだ!? |
| 働けば働くほどに高く なる税金なんて、払え るわけがあるまい!! |
| ・・・あの者は? |
| はッ、義賊をきどって いた盗人の頭目です |
| 人の富を盗んだこと それが貴方の罪では ありませんか? |
| ハッ、だったら貴様ら の親玉も同罪だろう? |
| 市民からの税金を力で 奪い取ってる、立派な 盗人様だろうが!? |
| こいつッ! 口を慎めッ!! |
| ・・・殺せよ 殺さなきゃ、俺の口は 止まらんぞ!? |
| ほざいたなッ! |
| どうしよう? 止めに入る 呆然と見ている |
| アニキ! |
| アネゴ! |
| ああ・・・ 行くぞ、ジンガ! |
| ああ・・・ 行こう、ジンガ! |
| ・・・あれはないよ ジンガ! 止めに行こう! |
| ・・・見ていられない ジンガ! 止めに行きましょう |
| お待ちなさい! |
| 貴方が行かなくても、 大丈夫です・・・ |
| え? |
| ぎゃあっ! |
| 呆れたものだな 都合の悪いことを力で 消し去ろうとは |
| あの人は・・・ 荒野で俺を助けてくれ た剣士!? |
| あの人は・・・ 荒野で俺を助けてくれ た剣士!? |
| あの人は・・・ このあいだ、あたしを 助けてくれた剣士!? |
| あの人は・・・ このあいだ、わたしを 助けてくれた剣士? |
| それが市民を守るべき 者としての姿か!? |
| ラムダだ! 【アキュート】のボス のラムダだぞっ!! |
| アキュートの・・・ ラムダ・・・ |
| アニキっ あのオッサンが!? |
| アネゴっ あのオッサンが!? |
| 罪なき人々よ! さあ、今こそ 立ち上がるのです!! |
| 貴方たちの生きる権利 は、貴方たち自身の力 で守りなさい!! |
| アキュートは、戦う者 たちの味方だ! 召喚師の手先になった 領主を許すなっ!! |
| 反乱分子・・・ 凝りもせずに・・・ |
| 追い払いなさい!! |
| ひゃー、すっげえ! あのオッサンたちは、 反乱分子だったのかよ |
| 感心してる場合じゃあ ないぞ、ジンガ 逃げないと俺たちまで 巻き込まれちまう |
| 感心してる場合じゃな いぞ、ジンガ 逃げたほうがいい |
| ・・・逃げようジンガ はやくしないと あたしたちも 巻き込まれちゃう! |
| ・・・逃げようジンガ はやくしないと わたしたちも 巻き込まれるから |
| いいじゃんか ついでに暴れてこうぜ |
| バカ言ってないで、 逃げるぞ! |
| バカなことを 言ってるんじゃない さあ、急ぐんだ! |
| バカ言ってないで! ほらはやく! |
| だめ! 馬鹿なこと言わないで |
| いったい何があった? 急に街のほうが騒がし くなったようだが |
| 暴動が起きたんだよ! |
| 暴動!? |
| とにかく、詳しいこと は中で説明するよ |
| とにかく、詳しいこと は中で説明するよ |
| とにかく、詳しいこと は中で説明するよ |
| とにかく、詳しいこと は中で説明します |
| ・・・というわけさ |
| ・・・というわけさ |
| ・・・てなわけ |
| ・・・というわけです |
| その義賊の男の話は、 ワシも知っとるぞ |
| たしかローカスという 名前だったかな |
| 貴族の屋敷から財宝を 強奪しては、人々へと 配っていたって話だ |
| へえ、気前いいなぁ |
| ケッ! 単に善意の押し売りを してるだけじゃねえか |
| そういうのを、 偽善者ってんだよ |
| まあまあ、ガゼル |
| まあまあ、ガゼル |
| まあまあ、ガゼルさん |
| それよりも 暴動を扇動したという 連中が気になる・・・ |
| それよりも 暴動を扇動したという 連中が気になるな |
| それよりも 暴動を扇動したという 連中が気になるわね |
| それよりも 暴動を扇動したという 連中が気になりますね |
| うん・・・ 荒野で会ったあの剣士 がリーダーだったんだ |
| たしかラムダっていう 名前だったと思うけど |
| ああ・・・ 荒野で会ったあの剣士 がリーダーだったんだ |
| たしかラムダっていう 名前だったな |
| うん・・・ 荒野で会ったあの剣士 がリーダーみたい |
| ラムダとかっていう 名前だったと思うけど |
| ええ・・・ 荒野で会ったあの剣士 がリーダーのような 感じでした |
| たしか、ラムダと 呼ばれていました |
| ラムダだって!? |
| レイドさん、 知ってるんですか? |
| レイドさん、知ってる んですか? |
| あ、レイドさん 知ってる人ですか? |
| レイドさん、 お知り合いですか? |
| ああ、よく知っている |
| 私が騎士団にいた 時の先輩だよ・・・ |
| ええっ!? |
| !? |
| ええっ、先輩!? |
| レイドさんの先輩? |
| ・・・いいんですか? レイドさん |
| 騎士団と戦っているの は、貴方の先輩なんで しょう? |
| ・・・いいんですか? レイドさん |
| 騎士団と戦っているの は、貴方の先輩なんで しょう? |
| レイドさん・・・ ラムダさんのこと ほっといても いいんですか? |
| レイドさんの先輩が 戦っているんですよ! |
| レイドさん・・・ ラムダさんのこと ほっといても いいんですか? |
| レイドさんの先輩が 戦っているんですよ |
| ・・・行ったところで どうしろと言うんだ |
| 先輩であるラムダと 共に戦えと言うのか? |
| 後輩である騎士たちを 敵に回して、戦えと 君は言うのか!? |
| おい、レイド 落ち着けよっ! |
| ・・・すまない 君に当たってしまって |
| 正直、私は今、自分が どうしたらいいのか わからないんだよ |
| どうするべきなのか、 わからないんだ |
| レイドさん・・・ |
| ラムダは、お前さんに とって大切な先輩 だったようだな |
| ああ・・・ |
| ラムダという人ほど、 騎士の名がふさわしい 人間はいなかった |
| 剣技に優れ、高潔な心 をもったあの人に、 私は憧れていたんだ |
| そんなすげえヤツが、 どうして騎士を 辞めちまったんだ? |
| 辞めさせられたんだ |
| えっ!? |
| えっ!? |
| えっ!? |
| ・・・? |
| 召喚師たちにとって、 あの人は邪魔な存在 だったからね |
| ある任務の失敗の責任 をとって、退役させら れてしまったんだよ |
| そんな・・・ |
| そんな・・・ |
| そうなんですか・・・ なんか、ひどい・・・ |
| そうなんですか・・・ ひどいことをしますね |
| ラムダがいなくなった ことで、召喚師たちは ますます力を強めた |
| 絶望した騎士は次々と 城を去っていった |
| 私も、その一人さ |
| なるほど、な それがお前さんが騎士 を辞めた理由か・・・ |
| あの人が立ち上がった 理由はよくわかる |
| 召喚師に頼るあまり、 民衆のことを考えなく なった領主と |
| それを止められなかっ た我々のことを、あの 人は許せないんだろう |
| なぁ、このまま暴動は 成功すんのかな? |
| いや、無理だ・・・ |
| 軍隊だけならまだしも 召喚師が出て来れば、 ひとたまりもあるまい |
| ・・・レイドさん |
| ラムダに会いに行こう |
| ラムダに会いに行こう |
| ラムダさんに会いに 行こうよ |
| ラムダさんに会いに 行きましょう |
| @n0? |
| ラムダがどうして 暴動を起こしたのか、 何を望んでいるのかを 確かめるんだ・・・ |
| どうすればいいのかは それから決めれば いいんだよ |
| 手遅れになる前に! |
| ラムダがどうして暴動 を起こしたのか、何を 望んでいるのかを確か めるんだ・・・ |
| どうすればいいのかは それから決めればいい んですよ |
| 手遅れになる前に! |
| なんで暴動なんか 起こしたのか・・・彼 の望みを確かめないと いけないと思う・・ |
| その結果次第で どうするか 決めましょうよ! |
| 手遅れに なってからじゃ・・・ 遅いと思います! |
| なんで暴動なんか 起こしたのか・・・ ラムダさんの考えを 確かめましょう |
| その結果次第で どうするか 決めるんです |
| どんな結果が出ても 手遅れになるよりは いいと思います |
| アキュートは最初から ここを戦いの場にする 気だったようですね |
| こう狭くては、一気に 兵士を突撃させること は不可能です |
| さすがは先輩ですね |
| でも・・・ それだけでは・・・ |
| ええいっ! 何をもたもた しているんだっ!? |
| そうカッカすんなよな 兄貴、胃に悪ぃぜ? |
| 所詮、ただの騎士にゃ この程度が限界だって ことさ・・・あぁん? |
| キムラン殿 今の言葉、無礼ですよ |
| よせ、サイサリス! |
| 召喚術を使って、 工場の一部を破壊する |
| ゴミと一緒に燃やすの は忍びないがな |
| ラムダの首はこの俺が とってやるからよ お前らはせいぜいザコ の始末をがんばんな |
| ・・・わかりました |
| へへっ、思ったとおり 連中はここらの抜け道 には詳しくなかったな |
| とはいえあまり時間は なさそうだぞ |
| ラムダ先輩!! 私です、レイドです! |
| レイドか・・・ |
| イムランたちが騎士団 に合流しました もう、これ以上の抵抗 は無理です!! |
| わかっている |
| え? |
| この暴動が失敗するの は最初から予定どおり だってことさ |
| なんだって!? |
| なんだって!? |
| どういうこと、それ! |
| どういうことですか! |
| 人々を苦しめているの は領主の悪政です |
| では領主をそうさせて いるのは誰でしょう? |
| そんなもん、召喚師の 連中だろうが!? |
| いいえ |
| 本当に悪いのは、 彼らの好き勝手を 許してしまっている、 この街の人々です |
| ・・・!? |
| 私たちはもう、何度も こうして人々を率いて 領主たちと戦ってきた |
| でもね、それだけじゃ 駄目なのよ |
| この街の連中はみんな 戦うことを 諦めちまってんのさ |
| 自分に火の粉が かからないんなら 他人がどうなっても 平気ってな |
| この街の人々が団結し て戦わない限り、何も 変わりはしないのよ |
| ちょっと待てよ!? だったらどうして暴動 なんか起こすんだよ |
| ひとつひとつの火の粉 も集まれば、大きな炎 を起こします |
| 暴動を繰り返すことで 人々の危機感をあおる つもりかよ! |
| 暴動を繰り返すことで 人々の危機感をあおる つもりか・・・ |
| 暴動を繰り返すことで 人々の危機感をあおる つもりね・・・ |
| 暴動を繰り返すことで 人々の危機感をあおる つもりですか・・・ |
| じゃあこの暴動に 参加してる奴らは どうなるんだよ!? |
| 戦うことを決めたのは 連中だからな |
| 死ぬも生きるも、本人 の運と実力ってこった |
| 見殺しにする気か!? |
| 必要ならば、な |
| ラムダ・・・ どうして・・・ |
| 騎士は弱き人々の楯と なるものだと・・・ |
| そう教えてくれたのは 貴方じゃないかっ!? |
| 俺はもう騎士ではない |
| お前もだ、レイド |
| ・・・!? |
| なぜ、騎士を捨てた? |
| 人々の楯であることを やめたお前が、騎士を 語るというのか!? |
| 表の守りが突破された ようね・・・ |
| ええ、潮時のようです |
| 待ちやがれっ! |
| おおっと! あぶねぇ、あぶねぇ |
| なっ・・・? |
| ガゼルが一瞬で、後ろ に回り込まれた・・・ |
| ガゼルが一瞬で、後ろ に回り込まれた・・・ |
| ガゼルが一瞬で、後ろ に回り込まれた・・・ |
| うそ・・・ ガゼルさんが後ろに 回り込まれるなんて |
| 手癖の悪いガキにゃあ おしおきがいるかぁ? |
| よせ、スタウト |
| へいへい |
| ・・・撤退だ! |
| どうしよう? ラムダを呼び止める レイドに声をかける |
| 待ってくれ! |
| 貴方たちの言うことは 正しいのかもしれない |
| だけど・・・ 貴方たちのやっている ことは間違ってる!! |
| 待ってくれ! |
| 貴方たちの言うことは 正しいのかもしれない |
| だけど・・・ 貴方たちのやっている ことは間違ってる!! |
| ちょっと待ってよ! |
| 正しいことを 言っているからって! |
| あなたたちの していることが 正しいなんて限らない でしょ! |
| 待ってください |
| 正しいことを言う人が 正しいことをするとは 限らないはずです |
| あなたたちの していることが 正しいとは・・・ わたしは思いません |
| ならば、止めてみせろ |
| レイドさん? |
| ・・・間違ってる |
| 誰かを犠牲にしてまで 変革を求めるなんて |
| ラムダ! 貴方は間違っている! |
| ならば、止めてみせろ |
| がはははっ! このゴミどもがっ 本気で勝てると思って たのかよ、あぁん? |
| くそぉ・・・ 負けてたまるかっ! |
| たとえ殺されようと、 俺は絶対に貴様らには 負けない!! |
| 俺が見捨てようとして いるあいつらを、 お前は救えるのか? |
| 犠牲なしに全てが変え られるというならば、 証明して見せろ!! |
| それが本当にできるか どうかを・・・ |
| そうかよ・・・ 兄貴の言ってた召喚術 を使うガキってのは、 お前のことかっ!? |
| へへへ、だがよ 俺を倒したところで、 もう手遅れだぜ |
| ・・・!? |
| 騎士団の奴らの突撃だ へへっ、じきにここに もやって来るぜ? |
| やべぇぜ、アニキ!? |
| やべぇぜ、アネゴ!? |
| でも、まだあの中には 他の人たちが・・・ |
| でも、まだあの中には 他の人たちが・・・ |
| でも、まだあの中には 他の人たちが・・・ |
| でも、まだあの中には 他の人たちが・・・ |
| ・・・引き上げよう |
| レイドさん!? |
| 騎士団は無意味に彼ら を殺しはしないはずだ |
| イリアスなら・・・ きっと・・・ |
| 俺は残るぞ! 仲間を見捨てられるか |
| バカ野郎っ! わざわざ捕まりに行く つもりかっ!? |
| くっ、放せっ・・・ |
| さあ、@n0 |
| ・・・ちくしょおっ! |
| ・・・くそっ! |
| ・・・くやしいよ!! |
| ・・・くやしい くやしい・・・です! |
| 思いあがっていた 俺の力なら、彼らを救うことが できると信じていた |
けれど、現実は違っていた 囚われていく人々に背を向けて 逃げる事しかできなかった自分 |
ラムダの言葉が胸に痛い 結局、俺がやったことはただの 自己満足だったんだろうか・・・ |
| 思いあがっていた 僕の力なら、彼らを救うことが できると信じていた |
けれど、現実は違っていた 囚われていく人々に背を向けて 逃げるしかなかった自分 |
ラムダの言葉が胸に痛い 結局、僕がやったことはただの 自己満足だったんだろうか・・・ |
| あたし・・・あたしの力なら みんなを救えるんじゃないか って思ってた |
思い上がりだった 囚われた人々を 助けることもできない |
ラムダの言葉が胸に痛い あたしがやったことはただの 自己満足だったんだろうか・・・ |
| わたしは・・・わたしの力が あればみんなを救えるかもって 思い上がっていた・・・ |
| わたしの力なんて、実際には 役にたたないもの・・・ 囚らわれた人々も、助けられ ないほどの・・・ |
ラムダさんの言葉・・・ 囚われた人々の沈んだ表情が わたしに重くのしかかる・・・ |
| なあ、さっきのことを 考えているのか? |
| ソル? |
| ソル? |
| ソルさん? |
| お前は充分に精一杯 やってたぜ 俺にはそう見えた |
| ただ彼らを 見捨てたんじゃない |
| でも・・・ |
| 過ぎてしまったことを 悔いたって、やり直す ことはできない |
| 大切なのはこれから先 だぜ・・・な |
| ・・・ああ |
| ・・・うん |
| ・・・はい |
| まだ、さっきのことを 考えているのか? |
| キール? |
| キール? |
| キールさん? |
| 君は自分にできること を、精一杯やっていた と僕は思う |
| 何もしないで、彼らを 見捨てたんじゃない |
| でも・・・ |
| 過ぎてしまったことを 悔いたって、やり直す ことはできない |
| 大切なのはこれから先 じゃないのか? |
| ・・・うん |
| ・・・うん |
| ・・・はい |
| まだ、さっきのことを 考えてるんでしょ? |
| カシス? |
| カシス? |
| カシスさん? |
| キミは頑張ってたよ |
| 何もしないで、彼らを 見捨てたんじゃない |
| でも・・・ |
| 過ぎてしまったことを 悔いたって、やり直す ことはできないんだよ |
| 大切なのは これから先じゃない? |
| ・・・うん |
| ・・・ああ |
| ・・・そうですね |
| まだ、さっきのことを 考えているんですね? |
| クラレット? |
| 貴方は頑張りました |
| 何もしないで、彼らを 見捨てたわけじゃない |
| でも・・・ |
| 過ぎてしまったことを 悔いたって、やり直す ことはできません |
| 大切なのはこれから先 ではないですか? |
| ・・・うん |
| ・・・ああ |
| ・・・うん |
| すまないな 私の問題に君たちまで 巻き込んでしまって |
| そんな・・・ 仲間の問題はみんなの 問題じゃ・・・ |
| そんな・・・ 仲間の問題はみんなの 問題じゃ・・・ |
| そんな・・・ 仲間の問題はみんなの 問題でしょ! |
| いえ・・・・ 仲間の問題は、 みんなで解決するもの ですから |
| ラムダ先輩を変えてし まったのは、私の責任 なんだよ |
| え? |
| え? |
| え? |
| そうなんですか? |
| これは私が、ずっと 昔に犯した罪の報いだ |
| 私だけが受けるべき、 報いなんだ! |
| レイドさん・・・ |
| レイドさん・・・ |
| でも・・・ |
| でも・・・ |
| アキュートって連中が 領主を倒そうとしてん のは知ってたさ |
| しかし頭目が、ラムダ だとは知らなかったぜ |
| ガゼルはラムダのこと を知っていたのか? |
| ガゼルはラムダのこと を知っていたのか? |
| ガゼルもラムダのこと を知ってたの? |
| ガゼルさんは、 ラムダさんのこと、 知っていたんですか? |
| かっこ悪い話だがよ ずっと昔、ドジふんで 兵士に捕まりかけた ことがあってな |
| その時に見逃してくれ た二人の騎士の一人が レイドで・・・ |
| もう一人が、ラムダ? |
| もう一人が、ラムダ? |
| もう一人が、ラムダ? |
| あとひとりが、 ラムダさん、ですか? |
| ま、そういうこった |
| あんな風になっちまう とは思わなかったがな |
| ずっと気になっとった んだがな どうしてレイドは騎士 を辞めたんだろう? |
| それは、ラムダが騎士 を辞めさせられたから じゃ・・・ |
| それは、ラムダが騎士 を辞めさせられたから じゃ・・・ |
| ラムダが騎士を やめさせられたから じゃないの・・・? |
| ラムダさんが騎士を やめさせられたからと 聞きましたが? |
| なら、どうしてレイド はここにおるんだ? |
| そこまでラムダのこと を尊敬していたなら、 彼の後を追うのが自然 じゃないか? |
| ・・・!! |
| ・・・!! |
| ・・・!! |
| ・・・言われてみれば そうですね |
| あの二人には、ワシら の知らない事情がある ような気がする |
| それがどんなものなの かは、わからんがな |
| リプレは、今の暮らし をどう思う? |
| リプレは、今の暮らし をどう思う? |
| リプレは、今の暮らし をどう思う? |
| リプレさんは、今の 暮らしをどう思って いるんですか? |
| そうね・・・ 確かに貧乏は辛いし、 不満ならあるけど |
| でも、だからって不幸 だとは思ってないわよ |
| どんな暮らしにだって 幸せは絶対にあるって 私は思うよ |
| それを見つけられない ことが、不幸ってもの なんじゃないのかな |
| おいら、もう少しだけ 道場に通ってみること にしたよ |
| そうか・・・ |
| そうか・・・ |
| そうか・・・ |
| そう、よかった |
| うん、やっぱり剣術は 習いたいもん |
| つらいけど、もう少し だけがんばってみる! |
| あー、これで安心して 外に出られるわね |
| こわくなかった? |
| こわくなかった? |
| こわくなかった? |
| こわかったでしょう? |
| ぜーんぜん |
| 本当に? |
| そりゃ 少しは、ね |
| ほ、本当に少しだけ! ラミみたいに泣いたり はしてないからねっ! |
| ずっと泣いていたって 本当かい? |
| ずっと泣いていたって 本当かい? |
| もう泣かなくていいよ 終わったから |
| もう泣かなくていいよ 終わったから |
| ・・・・・・ |
| かわいそうに こわかったんだよね |
| もう、大丈夫だよ |
| かわいそうに こわかったんだね |
| もう、大丈夫だよ |
| こわかったよね・・・ でも・・・ |
| もう、大丈夫だよ |
| こわかったよね・・・ でも・・・ |
| もう、大丈夫よ |
| ・・・ほんと? |
| ああ、本当だよ だから安心して いいんだよ? |
| ああ、本当だよ だから安心して いいんだよ? |
| ホントに本当! だから安心して いいんだから、ね! |
| ええ、本当に・・・ だから安心してね |
| ・・・(こくん) |
| アキュートって連中は とんでもないな |
| あのラムダって剣士は 別格として、他の三人 だってかなり強いぜ |
| わかるのか? |
| わかるのか? |
| わかるんだ? |
| そんなことまで わかるんですか? |
| ガゼルがスタウトって ハゲのおっさんに背後 をとられたの見たろ? |
| ありゃ剣士や格闘家の 動きじゃなかった |
| アニキも、気をつけた ほうがいいぜ |
| アネゴも、気をつけた ほうがいいぜ |
| 俺に構うなっ! |
| ローカス・・・ |
| ローカス・・・ |
| ローカス・・・ |
| ローカスさん・・・ |
| どうして俺をあそこで 死なせてくれなかった んだ・・・ |
| 生き恥をさらすくらい なら、あそこで死んだ ほうがましだった!! |
| ・・・・・・ |
| 僕はずっと、街で暮ら す人たちは幸せなんだ ろうって思ってました |
| けど、違うんですね |
| 外で暮らしている僕ら が、自然の力と戦って るように・・・ |
| 街の人たちは、人の力 と戦ってるんですね |
| 人の力・・・ |
| でも、自然とは違って 人と人とは話し合える |
| 戦わなくても、方法は あるはずなんです |
| 僕は、そう信じたい |
| わかってはいるんだよ でも・・・ |
| わかってはいるんだ でも・・・ |
| わかってはいる・・・ でも・・・ |
| わかってはいるはず なのに・・・ |
| レイドの罪って 一体なんなんだ・・・? |
| レイドの罪とは なんのことなんだろう? |
| レイドが、どんな罪を 犯したのかわかんないけど・・ |
| レイドさんの罪・・・ わたしにはわからないけど・・・ |
| ガゼルもラムダのことを 知っていたのか |
| ガゼルもラムダのことを 知っていたのか |
| ガゼルもラムダのことを 知っていたんだ |
| ガゼルさんはラムダさんの ことを知っていたんだ・・・ |
| 言われてみれば、 確かに不自然だ・・・ |
| 言われてみれば、 確かに不自然だ・・・ |
| 言われてみれば、 確かに不自然だよね |
| 言われてみれば、 確かに不自然ですね・・・ |
| リプレは強いな・・・ |
| リプレは強いな・・・ |
| リプレは強いね・・・ |
| リプレさんは強いな・・・ |
| どうするのか決めるのは アルバだもんな |
| どうするのか決めるのは アルバだからな |
| うん、アルバが 決めることだよね |
| アルバが自分自身で決めるから 意味があることなんですよね・・ |
| 強がってるけど こわかったみたいだな |
| 強がってるけど こわかったんだろうな |
| 強がってるけど やっぱりこわかったみたい |
| 強がっていても やっぱり子供なんだ |
| かわいそうに こわかったろうな |
| かわいそうに こわかったろうな |
こわかったんだね |
こわかったんだね |
| ただのハゲじゃないって ことか・・・ |
| やっぱり、ただ者 じゃないわけだ・・・ |
| ただのハゲじゃなかった ってことね・・・ |
| ジンガ・・・ 喜んでるような・・・ |
| 俺のしたことは 間違いだったんだろうか? |
| 僕のしたことは 間違いだったんだろうか? |
| あたし・・・ 間違ったことしたのかな? |
| わたしは、 間違えたことをした・・・? |
| 人と人とは話し合えるか・・・ |
| 人と人とは話し合えるか・・・ |
| 人と人とは話し合えるか・・・ |
| 人と人とは話し合える・・・ |
scn008
| @n0? |
| ああ、リプレか |
| ああ、リプレか |
| あ、なに、リプレ |
| え、なんですか? リプレさん |
| ぼんやりしちゃって まだ、この前のこと 気にしているの? |
| うん・・・ |
| うん・・・ |
| うん・・・ |
| あ・・・いえ |
| あー、もうっ! 気にしたらダメだって |
| ソルも |
| キールも |
| カシスも |
| クラレットも |
| 言ってたでしょ? |
| さ、そこどいて! |
| え? |
| 誰かさんがジメジメし てるせいで、カビとか が生えたら困っちゃい ますからね |
| 掃除するから、 どっかよそへ行ってて |
| う・・・ |
| ・・・ |
| う・・・ |
| は、はい・・・ |
| どうせなら外で虫干し でもしてきたら? |
| 気分を変えてみたら、 新しいことに気がつく かもしれないわよ |
| レイドさん? |
| ・・・・・・ |
| 考えてみれば、俺より レイドのほうが辛いに 決まってるじゃないか |
| なのに、俺は・・・ |
| 元気を出してください レイドさん! |
| 考えてみれば、僕より レイドのほうが辛いに 決まってるじゃないか |
| なのに、僕は・・・ |
| 元気を出してください レイドさん! |
| レイドさんの方が辛い はずなんだよね、 考えてみれば、さ |
| なのに あたしったら・・・ |
| レイドさん! 元気だそうよ! |
| レイドさんの方が辛い はずなのに・・・ |
| なのに わたしったら・・・ |
| レイドさん! 元気出してください |
| ああ・・・ わかっているよ |
| 心配かけて、すまんな |
| レイド・・・ |
| レイド・・・ |
| レイドさん・・・ |
| レイドさん・・・ |
| ケッ・・・ どいつもこいつも しょぼくれた顔ばかり しやがって |
| こっちまで 気がめいっちまうぜ |
| ・・・ごめん |
| ・・・すまない |
| ・・・ごめんね |
| ・・・ごめんなさい |
| だーかーらっ それをやめろっての! |
| ったく・・・早いとこ その不景気なツラを なおしちまいな |
| あれ、二人ともどこへ 行くんだ? |
| あれ、二人ともどこへ 行くんだ? |
| あれ、二人ともどこ 行くの? ねぇ |
| あれ、二人とも どこへ行くんですか? |
| へへへ、俺っちさ エドスと同じ仕事場で 働くことになったんだ |
| 力仕事の人手としては 申し分ないからな |
| 修行にもなるしな |
| それじゃ、あとでな |
| どう? すこしは元気が出た? |
| どうしよう? |
| いや・・・ うん、なんとか |
| いや・・・ うん、なんとか |
| いや・・・ うん、なんとかね |
| いや・・・ ええ、なんとか |
| ・・・よろしい |
| それじゃ、元気が出た ところで用事を頼まれ てくれないかな |
| 子供たちを連れてね、 ここに行って欲しいの |
| これって サーカスの券? |
| これって サーカスの券? |
| これって サーカスの券? |
| これって サーカスの券ですよね |
| いつも買い物をしてる お店のおばさんから、 貰ったの |
| 市民広場で、今日から 始まるんだって |
| 私が行けるとよかった んだけど、なかなか 手が空かなくて |
| ・・・わかったよ |
| ・・・わかったよ |
| ・・・あ、それなら おっけ! |
| ・・・あ、それなら 行きます |
| うん、お願いするね |
| あ、リプレ・・・ |
| あ、リプレ・・・ |
| うん、 まかせておいて! |
| はい |
| どうしよう? |
| 子供たちはどこ? ・・・ありがとう |
| 子供たちはどこ? ・・・ありがとう |
| 子供たちはどこに? ・・・ありがとう |
| 子供たちはどこに? ・・・ありがとう |
| 子供たちはどこ? |
| 子供たちはどこ? |
| 子供たちはどこに? |
| 子供たちはどこに いますか? |
| ああ、連れてくるから ちょっと待ってて |
| ・・・ありがとう |
| ・・・ありがとう |
| ・・・ありがとね |
| ・・・ありがとう |
| や、やだなぁ 私は貴方に用事を 頼んだだけじゃない? |
| お礼なんて・・・ |
| はぁ・・・ ほんとにもう・・・ |
| その不景気な顔が なおるまでは、 帰ってきちゃダメっ! |
| この曲は・・・ スウォンだな |
| 子供たちのために 演奏してくれてるのか |
| この曲は・・・ スウォンだな |
| 子供たちのために 演奏してくれてるのか |
| この曲は・・・ スウォンの・・・ |
| 子供たちのための ちっちゃな演奏会って ところかな? |
| この曲は・・・ スウォンくんの・・・ |
| 子供たちのための ちっちゃな演奏会って ところかな? |
| あ、@n0さん |
| おにいちゃんも ききにきたの? |
| おねえちゃんも ききにきたの? |
| ラミね・・・ スウォンのえんそう、 すきになっちゃった |
| どうしよう? |
| だってさ、スウォン? ああ、上手だもんな |
| だってさ、スウォン? ああ、上手だよね |
| だってさ、スウォン? うん、上手だよね~ |
| だって、スウォンくん うん、上手だね |
| だってさ、スウォン? |
| だってさ、スウォン? |
| だってさ、スウォン? |
| だって、 スウォンくん? |
| ラミちゃん どうもありがとう |
| ・・・(こくん) |
| ところで、さっきから ずっとアルバとフィズ が静かだけど・・・ |
| ところで、さっきから ずっとアルバとフィズ が静かだけど・・・ |
| あれ、そういえば ずっとアルバとフィズ が静かだけど・・・ |
| あら、そういえば ずっとアルバとフィズ が静かだけど・・・ |
| すぅすぅ・・・ |
| むにゃ・・・ |
| ・・・寝てたわけね |
| ・・・寝てたのか |
| ・・・寝てたわけね |
| ・・・寝てたわけね |
| ああ、上手だもんな? |
| ああ、上手だよね |
| うん、上手だよね~ |
| うん、上手だね |
| ・・・(こくん) |
| や、やだなぁ 照れるじゃないですか |
| ところで、さっきから ずっとアルバとフィズ が静かだけど・・・ |
| ところで、さっきから ずっとアルバとフィズ が静かだけど・・・ |
| ところでさ、 アルバとフィズが 静かなんだけど |
| ところで・・・ アルバとフィズが 静かなんだけど |
| すぅすぅ・・・ |
| むにゃ・・・ |
| ・・・寝てたわけね |
| ・・・寝てたのか |
| ・・・寝てたわけね |
| ・・・寝てたわけね |
| おにいちゃんも ききにきたの? |
| おねえちゃんも ききにきたの? |
| ラミね・・・ スウォンのえんそう、 すきになっちゃった |
| だってさ、スウォン? |
| だってさ、スウォン? |
| だってさ、スウォン? |
| だって、 スウォンくん? |
| ラミちゃん どうもありがとう |
| ローカスさん |
| なんだ? |
| もし良かったら、話が したいなって思って |
| もし良かったら、話が したいなって思って |
| もし良かったら、お話 したいなって思って |
| もし良かったら お話、いいですか? |
| 遠慮する |
| かくまってもらってる ことに感謝はするが、 お前たちと馴れ合う 気はない |
| そ、そこまできっぱり 言わなくても・・・ |
| やれやれ・・・ 強情だな |
| ・・・な、なんなの この突っ張りかたは ないじゃん・・・ |
| ・・・ここまで 拒絶しなくても・・・ |
| あんなことがあったの に、街の様子はいつも と同じままだ・・・ |
| ラムダの言ったとおり なんだろうか・・・ |
| みんなが無関心でいる 限り、何も変わらない んだろうか・・・ |
| あんなことがあったの に、街の様子はいつも と同じままだ・・・ |
| ラムダの言ったとおり なんだろうか・・・ |
| みんなが無関心でいる 限り、何も変わらない んだろうか・・・ |
| ・・・いつもと 変わらない街・・・ あんなことがあった 直後なのに・・・ |
| ラムダの言ったことが 正しいのかな・・・ |
| みんなの意識が 変わらないと 結局変わらないの かな・・・? |
| ・・・いつもと 変わらない街・・・ あんなことがあった 直後なのに・・・ |
| ラムダさんの 言ったことが 正しいのかしら・・・ |
| みんなの意識が変わら ないと、結局変わらな いの・・・? |
| きゃっ! |
| どこに目をつけて 歩いてんのよっ!? この下等生物っ!! |
| あっ、ごめ・・・? |
| す、すいま・・・? |
| あっ、ごめ・・・? |
| あっ、ごめんなさい |
| なによっ! |
| ツノだ・・・ |
| 頭にツノがあるっ!? |
| その頭のって・・・ |
| ツノじゃないか!? |
| ツノだ・・・ |
| 頭にツノがあるっ!? |
| ツノ・・・? |
| 頭にツノがある・・・ |
| しまった!? |
| どうしよう? 追いかける 追いかけない |
| ど、どう見てもあれは ツノだったよな |
| なんだったんだよ あいつは・・・ |
| あれはどう見てもツノ だと思ったけど |
| なんだったんだろう あの子は・・・ |
| ツノ! ツノのある 人間なんて・・・ |
| あたし・・・ はじめてみた・・・! |
| ・・・ツノのある 人間なんて・・・ |
| いるんですね・・・ はじめて見ました |
| ま、待てよっ! なんで逃げるんだ!? |
| ま、待ってくれ! なんで逃げるんだ!? |
| ま、待ってよ! 逃げなくても!! |
| ま、待ってください! |
| あんたこそっ、なんで 追っかけてくるのよ! |
| さては、エルカのこと 捕まえる気ねっ!! |
| はぁっ? |
| はぁっ? |
| な、なにそれっ! |
| そんなつもりは・・・ |
| 捕まって・・・ たまるもんですかっ! |
| うわっ!? |
| うわっ!? |
| うわっっ! ちょちょちょっと! |
| え・・・ うそ・・・!? |
| 見失っちまった |
| しかし、あの女の子は なんだったんだ? |
| ツノがあるわ、 目から妙な光を放つわ あれじゃ化け物みたい じゃないか |
| おまけに、来たことの ない場所に迷いこんじ まうし・・・ |
| ・・・!? |
| 見失ってしまった |
| しかし、あの女の子は なんだったんだろう |
| ツノがあるうえに、 目から妙な光を放って あれじゃ化け物みたい じゃないか |
| おまけに、来たことの ない場所に迷いこんで しまうし・・・ |
| ・・・!? |
| どこいったんだろ? |
| それにしても・・・ あの女の子・・・ なんだったんだろ? |
| ツノあるし・・・ 目、光るし・・・ |
| おまけに、 来たことのない場所に 迷いこんじゃうし |
| ・・・!? |
| どこへいったのかしら |
| それにしても・・・ あの女の子・・・ なんだったのかな? |
| ツノに・・・・光る目 ・・・人間じゃない のかな・・・? |
| おまけに、来たことの ない場所に迷いこんじ ゃうし・・・ |
| ・・・!? |
| 早くしろ、カムラン! |
| 兄さん、慌てなくても サーカスは 逃げませんよ? |
| ばっ、バカ野郎っ! 俺はサーカスを楽しみ にしてるんじゃ・・・ |
| はいはい、怒鳴らなく てもわかってますよ |
| お前たち、屋敷の前で みっともなく騒ぐなと 言っているだろう!? |
| ここって、あいつらの 屋敷だったんだ・・・ |
| 関わりあいになる前に 立ち去ろう・・・ |
| ここは、三兄弟の屋敷 だったのか |
| 関わりあいになる前に 立ち去ろう・・・ |
| げ、ここ あいつらの屋敷? |
| あ~、へんな因縁 つけられる前に・・・ さっさと退散! |
| あ・・・ここ あの人たちのお屋敷 だったんですね・・・ |
| ・・・あの人たちに 出会う前に・・・ 帰った方がいいみたい |
| 工場はいつものように 動いてる・・・ ここで暴動があったの が嘘みたいに・・・ |
| 工場はいつものように 動いてる・・・ ここで暴動があったの が嘘みたいに・・・ |
| 工場動いてるし・・・ ここで暴動があったの が嘘みたいだね・・・ |
| 工場は動いてますね ここで暴動があったの が嘘みたい・・・ |
| おお、また会ったのう |
| あの時のじいさん? |
| じいさん、ダメだろ こんな空気の悪い所に 来たりして・・・ |
| あの時のおじいさん? |
| ダメですよ こんな空気の悪い所に 来たりして・・・ |
| あの時の・・・ おじいちゃん? |
| おじいちゃん だめじゃない! こんな空気の悪い ところにきちゃ! |
| あの時の・・・ おじいさん? |
| 駄目じゃないですか こんな空気の悪い ところに来たら・・・ |
| ああ、すまんすまん |
| つい、泣き声が 聞こえたものでな |
| ・・・泣き声? |
| ・・・泣き声? |
| ・・・泣き声? |
| ・・・泣き声ですか? |
| ほれ そこらに転がっている 連中の泣き声だよ |
| 転がってるって・・・ この折れた剣のこと? |
| 転がってるって・・・ この折れた剣ですか? |
| 転がってるって・・・ この折れた剣のこと? |
| 転がってる? この折れた剣のこと ですか? |
| ああ、そうだとも |
| 武器はな、口をきいた りはしなくても、 心を持っとるんじゃよ |
| 間違った使い方を すれば怒りもするし 泣きもするのさ |
| はあ・・・ |
| はあ・・・ |
| はあ・・・ |
| ・・・ |
| まあ、年寄りの たわ言だと思っとくれ |
| それじゃあな・・・ |
| そこにいるのは誰です |
| ん? たしか貴方は・・・ |
| おや、また君か? |
| こ、こんにちは |
| たしかイリアスさんと サイサリスさん でしたよね? |
| こ、こんにちは |
| たしかイリアスさんと サイサリスさんでした よね? |
| こ、こんにちは |
| たしかイリアスさんと サイサリスさん でしたよね? |
| こんにちは |
| たしかイリアスさんと サイサリスさんでした よね? |
| イリアス様、です |
| あ・・・ |
| あ・・・ |
| あ・・・ |
| あ・・・すみません |
| ああ、かまわない 名前を覚えてくれて いたことだけで充分だ |
| 様づけで呼ばれるほど の年でもないしな |
| イリアス様! |
| ・・・コホン |
| それはともかく、ここ は暴動があった場所だ 近づかないほうがいい |
| どうしてですか? |
| 暴動を率いていた連中 がまだ、ここに隠れて いるかも知れません |
| そういうことだ さあ、帰りなさい |
| あ、あのっ・・・ |
| ん? |
| どうしよう? 他の人たちは・・・ がんばってください |
| 他の人たちは・・・ 暴動を起こした人たち はどうなってしまった んですか!? |
| 他の人たちは・・・ 暴動を起こした人たち はどうなってしまった んでしょうか!? |
| 他の人たちは・・・ 暴動を起こした人たち はどうなってしまった んですか!? |
| 他の人たちは・・・ 暴動を起こした人たち はどうなってしまった んですか!? |
| 心配するな |
| ほとんど全員が、 武器を捨てて、 おとなしく捕まったよ |
| ・・・よかった |
| 騎士団はむやみに人の 命を奪いはしない 団長の自分が、この剣 にかけて約束するよ |
| がんばってください! |
| ああ、ありがとう |
| ・・・・・・ |
| ・・・猫? |
| どうしよう? 放っておく 近づいてみる |
| また、魚でも釣って リプレを喜ばせて やろうかな? |
| また、魚でも釣って みるかな? |
| うーん 魚釣りねぇ・・・ |
| また、魚を 釣って帰ったら リプレさん 喜ぶかしら・・・ |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| どうしよう? やめておく 魚釣りをする |
| 気にしなくていいって こういう時もあるわ |
| うん、これだけあれば 充分だよ |
| わぁ、ずいぶん たくさん釣れたのね |
| こんな大物 どう料理したらいいか 迷っちゃいそう |
| すごいじゃない! これならきっと、おい しいお料理ができるわ |
| これって・・・ 食べられるのかしら? |
| ごくろうさま きっとみんなも喜んで 食べてくれるよ |
| また何か釣れた時は 私のところに もってきてね |
| 腕によりをかけて おいしい料理を作って あげるから、ね? |
| うわぁ・・・ |
| おいら、サーカス なんて初めてだよっ! |
| ふふっ、始まる前から こんなにはしゃいでる |
| さあ、中に入ろう? |
| ははっ、始まる前から こんなにはしゃいでる |
| さあ、中に入ろう? |
| ふふっ、始まる前から こんなにはしゃいでる |
| さあ、中に入ろ! |
| ふふっ、始まる前から こんなにはしゃいでる |
| さあ、中に入ろう |
| ・・・(こくん) |
| 兄ちゃん 今の空中ブランコって のすごかったね!? |
| 姉ちゃん 今の空中ブランコって のすごかったね!? |
| あんな高いところで、 宙返りしちゃってさ! |
| あら、あんなの練習を すればできて当然よ |
| あたしは断然、 さっきの手品のほうが すごいって思うわ |
| 箱の中から一瞬で 消えちゃったのよ? |
| そんなの、やり方さえ 知ってれば誰にだって できるじゃないか |
| ・・・なによ! |
| ・・・なんだよ! |
| こらこら二人とも、 ケンカはやめるんだ |
| ほらっ、次の出し物が 始まっちゃうぞ? |
| こらこら二人とも、 ケンカはやめるんだ |
| ほら、次の出し物が 始まるぞ? |
| あ~! もう! ケンカはやめやめ! |
| ほらっ、次の出し物 が始まっちゃうぞ? |
| ・・・だめでしょ ケンカしちゃ |
| ほらっ、次の出し物 が始まりますよ |
| さあ、お次はここでし か見られない、不思議 な生き物たちをお目に かけましょう! |
| さあ出番だぞ・・・ モナティ! ガウム! |
| はいですのーっ! |
| きゅーっ! |
| はじめましてぇ モナティですのっ! |
| で、この子はガウム モナティのお友達なの |
| きゅー! |
| モナティたちはねぇ よその世界から呼ばれ て来たんですのー |
| え!? |
| !? |
| え!? |
| え!? |
| 一生懸命がんばります から、応援して くださいですのー! |
| よその世界から呼ばれ たってことは、あの子 たちも召喚獣ってこと だよな・・・ |
| よその世界から呼ばれ たってことは、あの子 たちも召喚獣ってこと か・・・ |
| よその世界から呼ばれ たってことは、あの子 たちも召喚獣ってこと だよねぇ・・・ |
| よその世界から呼ばれ たってことは、あの子 たちも召喚獣・・・? |
| じゃあ次はモナティが ガウムの変身した玉に 乗りますですーっ! |
| すごいわねぇ・・・ |
| よ、よっとと・・・ |
| おにいちゃん? |
| おねえちゃん? |
| あ・・・う、うん |
| あ・・・ああ |
| え、あ、なに |
| え、あ、なに |
| ととっ・・・ とっとっとっとっ!? |
| でも、なんでサーカス なんかに・・・? |
| でも、なんでサーカス なんかに・・・? |
| でも、なんでサーカス なんかに・・・? |
| でも、なんでサーカス なんかに・・・? |
| おにいちゃんっ! |
| おねえちゃんっ! |
| ああ、なんでも・・・ |
| いいっ!? |
| ああ、なんでも・・・ |
| えっ!? |
| え、なになに・・・? |
| いぃっ!? |
| え、なになに・・・? |
| え・・・うそ!? |
| モナティ |
| とととととっ 止まらないのーっ!? |
| うわあぁぁっ!! |
| うわあぁぁっ!! |
| うわあぁぁっ!! |
| きゃあぁぁぁっ! |
| すいませんですのっ! ほんとにごめんなさい ですのっ!! |
| モナティのせいで お客さんに迷惑かけて しまって・・・ |
| おいおい、そんなに 気にしなくていいって こっちはケガもして ないんだからさ |
| ガウム、だっけか? あいつが楯になって くれたおかげだな? |
| そんなに謝らなくても 平気だよ 別にケガをしたわけで もないんだし |
| ガウム、だったかい? あの子が楯になってく れたおかげでね |
| そんなに気にしなく てもいいって! ほら、けがもないしさ ・・・ね! |
| ガウム、だっけ? 彼がかばってくれて 助かったし・・・ |
| そんなに気にしなく てもいいから・・・ けがもしてないし、ね |
| ガウム、だっけ? 彼がかばってくれて 助かったし・・・ |
| あはははっ! |
| きゅっきゅーっ! |
| 子供たちの遊び相手も してもらって、こっち こそ感謝しなくちゃ |
| 子供たちの遊び相手も してもらって、こっち こそ感謝しなくちゃ |
| 子供たちの遊び相手も してもらって、こっち こそ感謝しなくちゃ! |
| 子供たちの遊び相手も してもらって、こっち こそ感謝してるの |
| そんな・・・ |
| それよりさ、 君に聞きたいことが あるんだよ |
| それよりも、君に聞き たいことがあるんだ |
| それより・・・ 聞きたいことがあるの |
| それより・・・ 聞きたいことがあるの |
| は、はいっ・・・ モナティにわかること でしたらっ! |
| どうしよう? |
| 君は召喚獣なの? いつも失敗してるの? |
| 君は召喚獣なのか? いつも失敗してるの? |
| あなた、召喚獣? いつも失敗してるの? |
| あなた、召喚獣? いつも失敗してるの? |
| 君は召喚獣なの? |
| 君は召喚獣なのか? |
| あなた、召喚獣? |
| あなた、召喚獣? |
| はいですの モナティもガウムも、 召喚獣なんですの |
| ご主人様のお役に立つ ために、他の世界から 呼ばれたんですのっ! |
| サーカスに出て、 芸をするために? |
| サーカスに出て、 芸をするために? |
| サーカスに出て、 芸をするために? |
| サーカスに出て、 芸をするために? |
| うにゅ・・・ そ、それは・・・ |
| 何か理由があるみたい だな? |
| 何か理由があるみたい だな? |
| 何か理由があるみたい ね・・・? |
| 何か理由があるみたい ね・・・? |
| いつもあんな調子で、 失敗してるのか? |
| いつもあんな調子で、 失敗してるのか? |
| いつもあんな調子で、 失敗してるの? |
| いつもあんな調子で、 失敗してるの? |
| う、うにゅうぅ・・・ |
| 図星かいっ!? |
| 図星なのか・・・ |
| 当たり~?? |
| はは、やっぱり |
| モナティたちをお呼び になったご主人様は、 もう死んでしまったん ですの・・・ |
| 行く場所がなくなった モナティたちを、 団長さんが拾って くれたんですの |
| それで、サーカスに? |
| はい・・・ |
| モナティたちのような 召喚獣は、はぐれって 呼ばれるらしいですの |
| でも、団長さんのおか げでモナティたちは、 はぐれにならずに 済みました |
| モナティは失敗ばかり で、ちっともご恩返し できてないけど・・・ |
| いつか団長さんの お役にたちたいと 思ってるんですのっ! |
| ・・・そっか |
| ・・・なるほどな |
| ・・・そっか |
| ・・・そうなんだ |
| そいつ・・・ バカじゃねえのか |
| ちょっとガゼル いきなりバカってのは ないんじゃない |
| けどよ、どう考えても サーカスの団長に利用 されてるだけだぜ? |
| まあ、それはそうだと 思うけど・・・ |
| モナティたちは、この 世界の知識をほとんど 知らないみたいだった |
| だとしたら、 だまされていることに 気づかなくても 仕方ないよ |
| 俺だって一歩間違って いたら、きっと同じ だったと思う |
| モナティたちは、この 世界の知識をほとんど 知らないみたいだった |
| だとしたらだまされて いることに気づかなく ても仕方ないさ |
| 僕だって一歩間違って いたら、きっと同じ だったと思う |
| モナティってば、この 世界の知識をほとんど 知らないみたい・・・ |
| だまされてるのに 気付かなくても、 仕方ないのかな・・・ |
| あたしも、一歩間違っ ていたら・・・ 同じことになってた のかも・・・ |
| モナティは、 世界の知識をほとんど 知らないみたいなの |
| だまされてるのに 気付かなくても、仕方 ないんじゃないでしょ うか |
| あたしも、一歩間違っ ていたら・・・同じこ とになってた・・・ きっと・・・ |
| @n0・・・ |
| で、どうすんだよ? そいつらに本当のこと を教えてやんのか? |
| ああ、そのつもりだよ |
| 自分の立場を知らない ままじゃ、モナティが かわいそうだ |
| ああ、そのつもりだよ |
| 自分の立場を知らない ままじゃ、モナティが かわいそうだ |
| うん、そのつもり |
| だまされてるって 知らないままじゃ モナティ、かわいそう だし・・・ |
| そのつもりです・・・ |
| だまされてるって 知らないままじゃ、 モナティが かわいそうで・・・ |
| そうね・・・ |
| とは言ったものの どうやって説明をして やればいいんだろう |
| モナティたちはここで 精一杯にがんばってる |
| 不満ひとつ口にせず、 拾ってもらった恩返し をしたいって・・・ |
| 俺がしようとしてるの は、本当に正しいこと なんだろうか? |
| とは言ったものの どうやって説明をして やればいいんだろう |
| モナティたちはここで 精一杯にがんばってる |
| 不満ひとつ口にせず、 拾ってもらった恩返し をしたいって・・・ |
| 僕がしようとしてるの は、本当に正しいこと なんだろうか? |
| とは言ったものの どうやって説明しよう |
| モナティたちはここで 精一杯にがんばってる |
| 不満ひとつ口にせず、 拾ってもらった恩返し をしたいって・・・ |
| あたし・・・本当に 正しいこと、しようと してるのかな?? |
| とは言ったものの どうやって説明すれば いいのでしょうか |
| モナティたちはここで 精一杯にがんばってる わけですし・・・ |
| 不満ひとつ口にせず、 拾ってもらった恩返し をしたいって・・・ |
| わたし・・・本当に 正しいこと、しようと してるのか・・・ |
| モナティ |
| いやいやいやーっ! いやですのーっ!! |
| 裏口からだ!? |
| 裏口からだ!? |
| 裏口!? |
| 裏口の方から? |
| モナティはここの団員 なんですっ! どこへも行かない ですのーっ!! |
| ハハハ、それはさっき までの話さ。これから は私が新しい君の ご主人様なのだよ |
| うそうそうそーっ! |
| よくお聞き? 団長さんはね、君を 私に売ってくれたんだ |
| 失敗ばかりの君より、 お金を選んだのさ |
| そんな・・・!? |
| だが心配は無用さ 私は君を 気に入っている |
| モナティ・・・ まだ、恩返しもできて ないのに・・・ |
| 何もできずに・・・ また・・・ |
| さあ、おいで! 華麗なる私のペット として、末永く 可愛がってあげよう |
| いやあぁーっ! |
| その手を離せっ!! |
| その手を離すんだ! |
| その手を 離しなさいよっ!! |
| やめてください |
| なんだね、君は? |
| 黙って聞いていれば、 好き勝手なことばかり 言いやがって |
| その子には自分の意志 ってものがあるんだ 他人が好き勝手にして いいもんじゃない! |
| ずいぶんと好き勝手な ことばかり言っていた ようだが |
| その子には自分の意志 ってものがあるんだ 他人が好き勝手にして いいものじゃない! |
| 黙って聞いていれば、 好き勝手なことばかり 言ってさ! |
| あんた! なんの権利があって その子をモノみたいに 扱ってるの! |
| あまり傍若無人なこと ばかり言うのは やめてください |
| 大の大人が女の子を 物みたいに・・・ みっともないですよ |
| ハッ、くだらんな |
| 彼女は召喚獣だよ? はぐれなんだよ? |
| 召喚獣は召喚師に服従 するのが当然ってもの じゃないのかね!? |
| ぎゅおぉぉーっ! |
| うわっ!? |
| ガウムっ! |
| ははっ、 なにが当然だって? |
| ははっ、 なにが当然だって? |
| 当然!? バカも休み休み 言いなさい! |
| 当然・・・ですか? そんなふうだから 志の低い召喚師に なるんですね・・・ |
| は、はぐれが・・・ よくもこの華麗なる 私に不意打ちをっ!? |
| マーン三兄弟の三男! カムランの名に誓って 絶対に許しません!! |
| くっ・・・ 貸しておくぞっ!! |
| 借りておくぞ、 の間違いだろうが |
| さて、と・・・ |
| 借りておくぞ、 の間違いだろう? |
| さて、と・・・ |
| 借りておくぞ、 の間違いでしょ! |
| さて、と・・・ |
| 文法が間違ってます 借りておくぞ の間違いですね・・・ |
| さて・・・ |
| モナティ もう泣くなよ? |
| モナティ もう泣くなよ? |
| モナティ 泣かなくてもいいよ |
| モナティ 泣かないで・・・ |
| えぐっ、えぐっ・・・ |
| 団長さん、モナティの こと、いらないって! 失敗ばかりしてるから いらないって・・・ |
| きゅーん? |
| ごめんね、ガウム |
| モナティのせいで はぐれになっちゃった ですの・・・ |
| も・・・ひっく・・・ どこへも・・・っ 帰れな・・・・・・ |
| どうしよう? |
| 君のせいじゃない! はぐれでなにが悪い! |
| 君のせいじゃない 気にする必要はないよ |
| 君のせいじゃないよ はぐれでなにが悪いの |
| あなたは悪くない はぐれでもいいじゃない |
| モナティの せいじゃない! |
| 君は一生懸命にやって きたんだ、自分に自信 をもってもいいんだ |
| モナティの せいじゃない |
| 君は一生懸命にやって きたんだ、自分に自信 をもってもいいんだ |
| モナティは・・・ 悪くないよ |
| 一生懸命やってきた んでしょ? もっと自信をもって |
| モナティは 悪くないよ・・・ |
| 一生懸命やってきた んでしょ? もっと自信をもって |
| はぐれでなにが悪い! |
| はぐれだって、自分の 意志で生きられる |
| 自分の居場所を見つけ られるんだ!! |
| できるよ、絶対・・・ |
| 俺にできたんだ モナティにも、きっと できるはずだよ |
| 気にする必要はないよ |
| はぐれだって、自分の 意志で生きられる |
| 自分の居場所を見つけ られるはずなんだ |
| できるよ、絶対・・・ |
| 僕にできたんだ モナティにも、きっと できるはずだよ |
| はぐれでなにが悪いの |
| はぐれだって、 意志で生きられるの |
| 自分の居場所を見つけ ること・・できるよ |
| できるよ、絶対・・・ |
| あたしもできた・・・ モナティに、できない わけないじゃない |
| はぐれでも いいじゃない・・・ |
| はぐれだって、 意志で生きられる |
| 自分の居場所を見つけ ることができるはず |
| 大丈夫・・・ |
| わたしもできた・・・ モナティに、できない わけないもの・・・ |
| 俺と一緒に探そうぜ? |
| この世界で一番 モナティたちが幸せに なれる居場所を、さ |
| 僕と一緒に探さないか |
| この世界で一番 モナティたちが幸せに なれる居場所を |
| あたしと探そう |
| この世界で一番 モナティたちが幸せに なれる居場所を、ね |
| わたしと探そ |
| この世界で一番 モナティたちが幸せに なれる居場所を・・・ |
| ううっ・・・ ありがとう・・・ |
| ありがとうですのっ、 ご主人様~~っ!! |
| そ、その呼び方は ちょっと・・・ |
| そ、その呼び方は ちょっと・・・ |
| え? ご主人様?? ちょっと・・・ なにそれ・・・? |
| え? ご主人様?? ちょっと・・・ まってください!? |
| うれしいですの・・・ ご主人様・・・ |
| やれやれ まあ、今は好きに させてやるか・・・ |
| やれやれ まあ、今は好きに させてやろう・・・ |
| やれやれ まあ、今は好きに させてあげよう |
| ・・・でも 今は好きなように させてあげよう |
| きゅーっ! |
| 俺がこうするだろうという ことを、二人は最初から わかっていたのだろうか |
リプレは黙って温かいミルクを 出してくれたし、ガゼルは 一言の文句も口にしなかった |
捨てられることの悲しみ |
| それを知っている二人だから こそ、モナティたちを 優しくいたわって くれたのかもしれない・・・ |
| 僕がこうするだろうという ことを、二人は最初から わかっていたのだろうか |
リプレは黙って温かいミルクを 出してくれたし、ガゼルは 一言の文句も口にしなかった |
捨てられることの悲しみ |
| それを知っている二人だから こそ、モナティたちを 優しくいたわって くれたのかもしれない・・・ |
| あたしがこうするって・・・ ふたりは最初から わかっていたのかな・・・ |
リプレは黙って温かいミルクを 出してくれたし、ガゼルは 一言の文句も口にしなかった |
捨てられることの悲しみ |
| ふたりとも、痛いほど わかってるはずだもんね・・・ だから、あんなにも優しく なれるんだろうな |
| わたしがこうすること・・・ ふたりは最初からわかって いたのかもしれない・・・ |
リプレさんは黙って温かい ミルクを出してくれた・・・ ガゼルさんは 文句も言わなかった・・・ |
捨てられることの悲しみ |
| ふたりとも、痛いほど わかってるはずだから・・・ だからこそ、あんなにも 優しくなれるんだろう |
| モナティは、 メイトルパに生息する レビットらしいな |
| ??? |
| ??? |
| レビットというのは? |
| メイトルパっていうの は幻獣や亜人間の世界 さ。レビットは、亜人 間の一種なんだよ |
| 不思議な力がある以外 は、人間と同じような 暮らしをしてるらしい |
| じゃあ、モナティにも 不思議な力が? |
| じゃあ、モナティにも 不思議な力が!? |
| じゃあ、モナティにも 不思議な力が あるんですか? |
| 今のところはなんとも 言えない |
| 実は俺さ メイトルパから召喚獣 呼ぶの、苦手なんだ |
| そうか・・・ |
| そっか・・・ |
| そうなんですか・・・ |
| どうやらモナティは、 メイトルパに生息する レビットらしいな |
| ??? |
| ??? |
| それはなんですか? |
| メイトルパというのは 幻獣や亜人間の世界さ レビットは、亜人間の 一種なんだよ |
| 不思議な力がある以外 は、人間と同じような 暮らしをしている らしい |
| じゃあ、モナティにも 不思議な力が!? |
| じゃあ、モナティにも 不思議な力が!? |
| じゃあ、モナティにも 不思議な力が あるんですか? |
| 今のところはなんとも 言えないな |
| 僕はメイトルパからの 召喚術は、あまり得意 じゃないんだよ |
| そっか・・・ |
| そっか・・・ |
| そうなんですか・・・ |
| どうやらモナティは、 メイトルパに生息する レビットみたいね |
| ??? |
| ??? |
| ??? |
| レビットですか? |
| メイトルパって世界で 暮らしてる、亜人間っ て人たちのことよ |
| あたしたちと違うのは 不思議な力をもってる ことと、見た目ぐらい かしらねぇ・・・ |
| じゃあ、モナティにも 不思議な力が!? |
| じゃあ、モナティにも 不思議な力が? |
| じゃあ、モナティにも 不思議な力が あるんですか? |
| うーん、どうだろ よくわかんないなぁ |
| あたしはメイトルパの 召喚術は、あまり得意 じゃないのよねー |
| そっか・・・ |
| そうか・・・ |
| そうなんですか? |
| どうやらモナティさん は、メイトルパにいる レビットみたいです |
| ??? |
| メイトルパというのは 幻獣や亜人間の世界で レビットは、亜人間の 一種なんですよ |
| 不思議な力がある以外 は、人間と同じような 暮らしをしている らしいですね |
| じゃあ、モナティにも 不思議な力が!? |
| じゃあ、モナティにも 不思議な力が? |
| じゃあ、モナティにも 不思議な力が!? |
| 今のところはなんとも 言えません |
| メイトルパからの召喚 術は、私、あまり得意 じゃないんです |
| そっか・・・ |
| そうか・・・ |
| そっか・・・ |
| モナティに本当のこと を教えようとした時に 思ったんです・・・ |
| それが正しくても、 相手が望んでないこと を一方的に押しつけて いいものか、って |
| アキュートのやろうと していることは、俺が モナティにしようとし たことと同じです |
| モナティに本当のこと を教えようとした時に 思ったんです・・・ |
| それが正しくても、 相手が望んでないこと を一方的に押しつけて いいものか、って |
| アキュートのやろうと していることは、僕が モナティにしようとし たことと同じです |
| モナティに本当のこと を伝えるか迷って、 思ったんです・・・ |
| それが正しくても、 相手が望んでないこと を一方的に押しつけて いいものか、って |
| アキュートのやろうと していることは、 あたしがモナティに したことと同じ・・ |
| モナティに本当のこと を伝えるか迷って、 思ったんです・・・ |
| それが正しくても、 相手が望んでないこと を一方的に押しつけて いいものか、って |
| ・・・そうだな |
| 私もそう思うよ |
| ・・・迷子、だよな |
| え? |
| あいつらもお前も、 迷子みたいなもんだっ て言ったのさ |
| うん・・・ |
| ああ・・・ |
| うん・・・ |
| はい・・・確かに 迷子・・・ですよね |
| あーあ しょうがねえっ! |
| 泣いてる迷子を 無視できるほど、 俺は冷たくねえからな |
| 面倒みてやるぜ お迎えがくるまでな |
| ガゼル・・・ |
| ガゼル・・・ |
| ガゼル・・・ |
| ガゼルさん・・・ |
| ジンガだがな、正式に ワシらの仕事場で働く ことになったよ |
| 決まったんだ? |
| 決まったんだ? |
| 決まったんだ? |
| 決まったんですね |
| ああ、文句なしさ |
| でっかい石でも平気で 運んじまうからな 大助かりだよ |
| 迷子だよね モナティもガウムも そして貴方も・・・ |
| 知らない世界で 途方に暮れてる迷子 |
| ああ・・・ |
| ああ・・・ |
| うん・・・ |
| ・・・ |
| いいんだよ? |
| 心配しなくても ずっとここにいても いいんだよ? |
| リプレ・・・ |
| リプレ・・・ |
| リプレ・・・ |
| リプレさん・・・ |
| サーカス 面白かったね? |
| ああ |
| ああ |
| うん、面白かったね |
| そうね、面白かったね |
| おいらはやっぱり、 空中ブランコが一番 面白かったよ |
| どうしたら、あんなに すごいことができるの かなぁ・・・ |
| やっぱり努力をしてる からじゃないかな |
| すごいことを支えてる 半分は、その人の努力 だって俺は思うよ |
| やっぱり努力をしてる からじゃないかな |
| すごいことを支えてる 半分は、その人の努力 だと僕は思うよ |
| やろうって思う気持ち あとは努力かな! |
| すごいことする人って 本当は、すごい努力 をしてるんだよ |
| まずはやってみよう という気持ちと・・・ |
| だれにも負けない くらいの、努力じゃ ないかな |
| 努力かぁ・・・ |
| サーカス 面白かったよね? |
| ああ |
| ああ |
| うん |
| そうね、楽しかったね |
| あたしはやっぱり、 手品が一番良かったわ |
| どんな仕掛けがしてあ るのか、すっごく興味 がわいちゃった |
| ・・・ねえ |
| お兄ちゃんの召喚術っ てさ、どんな仕掛けが してあるの? |
| お姉ちゃんの召喚術っ てさ、どんな仕掛けが してあるの? |
| へ? |
| え? |
| へ? |
| え? しかけ? |
| ねえねえ、教えてよぉ いいでしょっ!? |
| ・・・・・・ |
| えへへ・・・ |
| あれ、嬉しそうだな? |
| あれ、嬉しそうだね? |
| あれ、嬉しそうだね? |
| あれ、嬉しそうね? |
| うん・・・ また、ガウムとあそべ るんだもん・・・ |
| はやく、あしたになら ないかなぁ・・・ |
| エドスのおかげでさ、 俺っちあそこで働ける ことになったよ! |
| へえ、良かった じゃないか |
| それは良かった |
| 良かったじゃん! |
| 良かったね |
| へへへ、これでアニキ にも心配かけずに すむってもんさ |
| へへへ、これでアネゴ にも心配かけずに すむってもんさ |
| あ、ああ |
| それとこれとは 話がまた別なんだけど なぁ・・・ |
| あ、ああ |
| それとこれとは 話がまた別な気もする んだが・・・ |
| ・・・ |
| それとこれとは 話がまた別なんだけど なぁ・・・ |
| ・・・ |
| それとこれとは 話がまた別なんだけど なぁ・・・ |
| 俺に聞きたいことが あるんですって? |
| 僕に聞きたいことって なんでしょうか? |
| 聞きたいコトって なに? |
| 聞きたいことがあると 聞いて・・・ |
| ああ・・・ お前は召喚術が使える らしいな |
| おまけにマーン三兄弟 を相手に戦ってもいる |
| なりゆきですよ |
| なりゆきですよ |
| なりゆきですってば |
| なりゆきですけど |
| なぜだ!? どうしてそれだけの力 を持ちながら、領主と 戦おうとしない!? |
| お前が最初から 戦っていたなら、 あの暴動だって・・・ |
| 俺は信念をもって 戦っているんじゃない |
| 僕は信念をもって戦っ ているわけじゃない |
| 別に、なにか信念が あって戦ってる わけじゃないから |
| ・・・わたし、 戦おうと思って 戦っているわけじゃ なくて・・・ |
| !? |
| その時その時の自分の 気持ちを大切にしてる だけです |
| 戦っているのは 結果でしかないんです |
| その時その時の自分の 気持ちを大切にしてる だけです |
| 戦っているのは 結果でしかないんです |
| その時その時の自分の 気持ちを大切にしてる だけなんですよ |
| 戦っているのは 結果であって・・・ 目的があるわけじゃ ないんですよ |
| その時その時の自分の 気持ちを大切にしてる だけなんです・・・ |
| 戦っているのは 結果であって・・・ 目的があるわけじゃ ないんですよ |
| 俺は認めない! そんな言い逃れは!! |
| 認めてもらえなくても 仕方ないと思います |
| でも、俺は自分の考え を正しいと思ってます |
| 貴方が貴方の考えを、 大切にしているように |
| 認めてもらえなくても 仕方ないと思います |
| でも、僕は自分の考え を正しいと思ってます |
| 貴方が貴方の考えを、 大切にしているように |
| 認めてもらえなくても いいんですよ |
| それでも、あたしは そういう生き方を 大切にしていきたい |
| 貴方が貴方の考えを、 大切にしているように |
| 認めてもらえなくても いいです・・・ |
| それでも、わたしは そういう生き方を 大切にしていきたい |
| 貴方が貴方の考えを、 大切にしているように |
| ・・・・・・ |
| なあ、モナティ ご主人様って呼ぶのは かんべんしてくれよ |
| ねえ、モナティ ご主人様って呼ぶのは やめてくれよ |
| ねぇ、モナティ ご主人様って呼ぶのは かんべんしてよぉ |
| ねぇ、モナティ ご主人様って呼ぶのは かんべんしてくれない |
| どうしてですの? ご主人様は、ご主人様 じゃないですか |
| と、とにかくっ・・・ 別の呼び方にしてよ 呼び捨てでもなんでも いいからさっ! |
| と、とにかくっ・・・ 別の呼び方で頼むよ 呼び捨てでもなんでも かまわないから |
| と、とにかくっ・・・ 別の呼び方にしてよ 呼び捨てでもなんでも いいから、ねっ! |
| 呼び捨てでもいいから 別の呼び方にしてくれ ると、嬉しいんだけど |
| ・・・わかったですの |
| それじゃあ・・・ これからはマスターっ て呼ぶですのっ! |
| いいっ!? |
| ええっ!? |
| いいっ!? |
| ま、マスターですか? |
| ・・・言ったのに |
| 他の呼び方だったら、 なんでもいいって 言ったのに・・・ |
| わ、わかった! もうそれでいいからっ 泣くなよ~っ!? |
| わ、わかったよ それでいいから、泣く のはよしてくれっ! |
| わ、わかった! もうそれでいいからっ 泣かないで、ね! |
| あ・・・あの・・・ もうそれでいいからっ 泣かないで、ね |
| はいですのっ マスターっ! |
| とほほ・・・ |
| やれやれ・・・ |
| とほほ・・・ |
| ・・・ |
| モナティたちみたいな はぐれもいるんですね |
| ああ、はぐれ召喚獣が みんな悪さをするわけ じゃないさ |
| ああ、はぐれ召喚獣が みんな悪さをするわけ じゃないってことだ |
| うん、はぐれ召喚獣だ からって、みんなが 悪いことするわけじゃ ないって! |
| そうね、はぐれ召喚獣 だからって、みんなが 悪いことするわけじゃ ないから・・・ |
| ええ、わかってますよ |
| 悪いのは召喚獣じゃな くて、それをはぐれに してしまった召喚師だ ってことは |
| 本当にかわいそうなの は彼らなんですよね |
| モナティも不思議な力を 持ってるのかな? |
| モナティも不思議な力を 持ってるのかな? |
| モナティも不思議な力を 持ってるのかな? |
| モナティも不思議な力を 持ってるのかな? |
| ラムダたちはやっぱり まちがってる・・・ |
| ラムダたちはやっぱり まちがってる・・・ |
| ラムダたちはやっぱり まちがってるよ! |
| ラムダさんたちは まちがってます・・・ |
| 迷子、か・・・ |
| 迷子、か・・・ |
| 迷子、か・・・ |
| 迷子、か・・・ |
| これでジンガのことは 一安心だな |
| これでジンガのことは 一安心かな |
| これでジンガのことは 一安心だね! |
| これでジンガのことは 一安心かな |
| 迷子、か・・・ |
| 迷子、か・・・ |
| 迷子、か・・・ |
| 迷子、か・・・ |
| サーカスは楽しかった みたいだな |
| サーカスは楽しかった みたいだな |
| サーカスは楽しかった みたい・・・良かった |
| サーカスは楽しかった みたい・・・良かった |
| サーカスは楽しかった みたいだな |
| サーカスは楽しかった みたいだな |
| サーカスは楽しかった みたい・・・良かった |
| サーカスは楽しかった みたい・・・良かった |
| ラミちゃんはガウムが お気に入りみたいだな |
| ラミちゃんはガウムが お気に入りみたいだな |
| ラミちゃんはガウムが お気に入りなのか |
| ラミちゃんはガウムが お気に入りなんだ |
| ジンガもついに働く先が 見つかったか |
| ジンガもついに働く先が 見つかったか |
| ジンガもついに働く先が 見つかったんだ |
| ジンガもついに働く先が 見つかったんだ |
| 俺は好きで戦っている わけじゃないんだ |
| 僕は好きで戦っている わけじゃないんだ |
| あたしは好きで戦って いるわけじゃないの |
| ローカスさん、 きっとまじめなんですね |
| マスター、か・・・ なんか照れるよなぁ |
| マスター、か・・・ なんか照れくさいな |
| マスター、か・・・ なんか照れちゃうね |
| マスター、か・・・ ちょっと慣れないな |
| はぐれ召喚獣がみんな 悪さをするわけじゃないんだ |
| はぐれにはなんの罪も ないのかもしれない |
| 結局、はぐれ召喚獣も 被害者・・・か |
| 結局、はぐれ召喚獣も 被害者なのか・・・ |
scn009
| アニキの次はマスター とはねぇ・・・まあ、 随分とお偉くなったも んだよなあ? |
| アネゴの次はマスター とはねぇ・・・まあ、 随分とお偉くなったも んだよなあ? |
| な、なんだよっ そのニヤニヤはっ!? |
| 別に僕がそう呼ぶよう に言ったわけじゃない のに・・・ |
| 何か言いたそうだな |
| う・・・なに そのニヤニヤ笑い!? |
| な、なんなんです? その張り付いた笑顔は |
| べーつーにー |
| ガゼルさんっ マスターをいじめたら ダメですのっ |
| モナティがぜーったい 許しませんのぉーっ! |
| へいへい・・・ |
| いいんじゃないか 召喚獣を従えた召喚師 似合ってるぜ |
| @n0も 本物の召喚師って 感じだよな |
| お気に入りの召喚獣を 従えている召喚師は、 珍しいものじゃない |
| @n0も いよいよ召喚師らしく なってきたかな? |
| そんなこと言ってぇ、 まんざら悪い気分でも ないんじゃないのぉ? |
| 鼻の下、伸びてるわよ |
| そんなことおっしゃっ て、本当はうれしいん じゃないですか? |
| 鼻の下、伸びてますよ |
| か、からかうなよっ! |
| からかわないでくれよ |
| か、からかわないでよ |
| からかわないで ください! |
| はははっ まあ、せいぜいきちん と面倒見てやれよ? |
| まったく・・・ |
| まったく・・・ |
| まったく・・・ |
| もう・・・ |
| ねえ、マスター モナティは何をすれば いいですか? |
| ・・・とりあえず リプレのお手伝いでも しててくれ |
| そうだな・・・ とりあえず、リプレの 手伝いを頼むよ |
| ・・・とりあえず リプレのお手伝いでも してて・・・ |
| ・・・そうね、 リプレさんの 手伝いをしていて? |
| 何かあったら 呼ぶから |
| はいはーい! |
| あれ、エドスが部屋の 掃除だなんて珍しいな |
| あれ、エドスが部屋の 掃除だなんて珍しいな |
| うそ、エドスが部屋の 掃除してる・・・ |
| あら、エドスさん お部屋のお掃除ですか |
| ああ、たまにはな |
| しかし掃除して思った が、ワシはこの部屋を 寝るためにしか使っと らん気がするなあ |
| まあ、エドスは働きに 出てることが多いから |
| まあ、エドスは働きに 出てるからな |
| まあ、エドスは働きに 出てることが多いから |
| まあ、エドスさんは 普段働いてます から・・・ |
| なんか、もったいない 気がするぞ・・・ |
| エドスが 部屋の掃除をしている |
| 邪魔しちゃ悪いな |
| エドスが 部屋の掃除をしている |
| 邪魔しちゃ悪いな |
| エドスが 部屋の掃除をしている |
| 邪魔しちゃ悪いよね |
| エドスさんが 部屋の掃除をしている |
| 邪魔しちゃ悪いですね |
| さて、モナティの様子 はどんなもんかな? |
| さて、モナティの様子 はどうだろう? |
| さて、モナティの様子 は、と? |
| モナティは どうしてるかしら? |
| モナティ |
| う、うにゅうぅ~っ! |
| な、なんだぁ!? |
| うわ・・・ |
| あれ? |
| え? |
| はあ・・・ バケツに注意してね、 って言ったのに・・・ |
| ごめんなさいですの リプレさん・・・ |
| いいから・・・ とりあえず、こぼれた 水を拭いちゃいましょ |
| どうしよう? モナティを叱る 手伝ってやる |
| なにやってんだよ モナティ? |
| しっかりしなきゃだめ だろう、モナティ? |
| モナティ~! なにやってるの!? |
| モナティ! だめでしょ 迷惑かけちゃ・・・ |
| にゅうぅっ・・・ |
| こりゃ、リプレに迷惑 をかけるだけかもなあ |
| これじゃかえって迷惑 をかけるだけかも しれないな |
| こりゃ、リプレに迷惑 をかけるだけかも |
| はは、早いところ 連れていった方が いいかも・・・ |
| あーあ、派手にやった もんだなぁ |
| やれやれ、派手に やったものだな |
| ありゃあ、また派手に やっちゃったね |
| ふふ、モナティ 水だらけじゃない |
| にゅうぅっ・・・ |
| ほら、しょげてないで 手を動かせよ 俺も手伝ってやるから |
| ほら、僕も手伝うから 早くきれいにして しまおう |
| ほら、しょげてないで 片づけよ! あたしも手伝うから! |
| ほら、いっしょに 片づけましょ わたしも手伝うから |
| ローカスさん どうしてまき割りなん かしてるんですか!? |
| ローカスさん どうしてまき割りなん かしてるんです? |
| ローカスさん どうしてまき割りなん かしてるんですか!? |
| ローカスさん どうしてまき割りなん かしてるんですか!? |
| 悪いか? |
| どうしよう? 悪くはないですけど すいません・・・ |
| 悪くはないですけど |
| なら、構うな 俺が勝手に 始めたことだ |
| すいません・・・ |
| 勘違いするな 俺はただ身体が なまるのが嫌なだけだ |
| ローカスさん |
| 勘違いするな 俺はただ身体が なまるのが嫌なだけだ |
| ラミちゃん、またここ にいたのか・・・ |
| ラミちゃん、またここ にいたのか・・・ |
| ラミちゃん、またここ にいたの・・・ |
| ラミちゃん、 またここにいたの? |
| ・・・・・・ |
| なんか、様子が変じゃ ないか? |
| 気のせいかな なんだかいつもと様子 が違うような・・・ |
| なんか、 様子が変じゃない? |
| なんか 様子が変ね・・・ |
| どうしよう? |
| そっとしておく どうかしたのか? |
| そっとしておく どうかしたのか? |
| そっとしておく どうかしたの? |
| そっとしておく どうかしたの? |
| ラミちゃん どうかしたのか? |
| ・・・なっ!? すごい熱じゃないか! |
| ラミちゃん どうしたんだい? |
| ・・・っ!? すごい熱じゃないか! |
| ラミちゃん どうかしたの? |
| わっ! すごい熱!? |
| ラミちゃん どうかしたの? |
| ・・・! すごい熱! |
| はぁ・・・はぁ・・・ |
| ラミちゃん! しっかりするんだ!? |
| ラミちゃん! しっかりするんだ!? |
| ラミちゃん! しっかりして! |
| ラミちゃん! しっかり! |
| そっとしておいたほう がいいかもしれないな |
| そっとしておいたほう がいいかもしれないな |
| ・・・そっとしといて あげよう・・・ |
| そっとしておいたほう がいいかも・・・ |
| あれ、あそこにいるの はひょっとして・・・ |
| あれ、あそこにいるの はひょっとして・・・ |
| あれ、あそこにいるの はひょっとして・・・ |
| あら、あそこにいるの はひょっとして・・・ |
| よお、坊主 こんなとこで会うたぁ 奇遇だなぁ |
| よお、嬢ちゃん こんなとこで会うたぁ 奇遇だなぁ |
| 貴方は確か アキュートの・・・ |
| 貴方は確か アキュートの・・・ |
| 貴方は アキュートの? |
| 貴方は確か アキュートの・・・ |
| おいおい、そう怖い顔 すんなって |
| うわっ・・・ すごいお酒の臭いだ |
| うっ・・・酒臭い かなり酔ってるな |
| うわっ・・・ お酒クサイ~ |
| う・・・ お酒くさい・・・ |
| せっかくいい気分で 酔っぱらってんだ 野暮なことは遠慮させ てもらいたいねぇ |
| どうしよう? |
| 昼間からお酒ですか どうして貴方がここに |
| 昼間からお酒ですか どうして貴方がここに |
| 昼間からお酒ですか どうしてここに? |
| 昼間からお酒ですか どうして貴方がここに |
| 昼間からお酒ですか |
| おうよ 酒は人生の友だぜぇ? 喜びも悲しみもわかち あってくれる親友さ |
| ま、坊主にはわからん かもしれんがな |
| ま、嬢ちゃんにはわか らんかもしれんがな |
| あんまり、わかりたく もないかも・・・ |
| わからなくて結構です |
| あんまり、わかりたく もないかも・・・ |
| あんまり、わかりたく もないかも ・・・しれません |
| うわはははっ! 面白いことを言うなぁ |
| 俺はお前が気に入った ぞ、坊主? |
| 俺はお前が気に入った ぞ、嬢ちゃん? |
| は、はあ・・・ |
| はあ・・・ |
| え? |
| は、はあ・・・ |
| 頼むから、俺たちの前 に立ちふさがるなよ? お前を殺しちまうのは つれえからな・・・ |
| !? |
| わはははっ! じゃあな、坊主っ! |
| わはははっ! じゃあな、嬢ちゃんっ |
| どうして貴方がここに いるんです? |
| どうして貴方がここに いるんです? |
| どうして貴方がここに いるんですか? |
| どうして貴方がここに いるんです? |
| おいおい 野暮なことはなしって 言っただろ? |
| あ・・・すいません |
| ・・・すいません |
| あ・・・ ごめんなさい |
| あ・・・すいません |
| あんまり俺たちのこと は知らないほうがいい と思うぜ |
| ラムダの旦那はお前ら と戦うつもりはないと 言ってるんだ |
| それに俺にしたって、 坊主たちのような子供 を殺すのは後味が悪い |
| それに俺にしたって、 嬢ちゃんたちのような 子供を殺すのは 後味が悪い |
| ・・・!? |
| おっと! つられて俺まで野暮な ことを言っちまった |
| じゃあな・・・ |
| ああっ、マスター! |
| どうしたんだよ こんなところで? |
| どうしたんだ こんなところで? |
| どうしたの こんなところで? |
| どうしたの? こんなところで? |
| リプレさんに買い物を 頼まれたんですの でも・・・ |
| 迷子になったんだろ? |
| まさか、迷子に なったのか・・・? |
| 迷子になったんだ~? |
| 迷子? |
| うにゅうぅ・・・ |
| このあたりはモナティ のような女の子が来る 場所じゃないんだ |
| 気をつけないと、悪い 奴らに連れていかれち まうぜ? |
| このあたりはモナティ のような女の子が来る 場所じゃない |
| ぼうっとしてると悪い 奴らに連れていかれて しまうぞ? |
| このあたりはモナティ のような女の子が来る 場所じゃないよ |
| 気をつけないと、悪い 人たちに連れていかれ ちゃうよ~ |
| このあたりはモナティ みたいな子が ひとりで来ちゃダメ |
| 気をつけないと、悪い 人たちに連れていかれ てしまいますよ? |
| そっ、それは イヤですの~~っ!! |
| ほら、ついてってやる から早くここを出よう |
| やれやれ、早いところ ここから出よう |
| ほら、ついてってあげ るから、早くいこう! |
| ほら、じゃあ一緒に 出ましょう? |
| はいですの・・・ |
| ・・・って、 よく考えたら、 あたしも女の子じゃん |
| 買い忘れはないか? |
| 買い忘れはないか? |
| 買い忘れはない? |
| 買い忘れはない? |
| えっと・・・ 大丈夫だと思いますの |
| それじゃ、帰ろうか |
| それじゃ、帰ろうか |
| じゃ、帰ろう! |
| それじゃ、帰り・・・ |
| ・・・!? |
| どうかしたのか? |
| どうかしたのか? |
| どうかしたの? |
| どうしたの? |
| 懐かしい匂い・・・ モナティと同じ世界の 匂いがしますの・・・ |
| くんくん・・・ こっちですのっ! |
| お、おいっ モナティってば!? |
| そっちは・・・ 三兄弟の館だぞ!? |
| お、おいっ モナティってば!? |
| そっちは・・・ 三兄弟の館だぞ!? |
| モナティ! ちょっと待って!? |
| そっちは・・・ 三兄弟の館だってば! |
| あ、 モナティっ!? |
| そちらには・・・ 三兄弟の館があるのに |
| きゃっ!? |
| い、痛いですの~っ |
| あの時のツノの生えた 女の子・・・ |
| あの時のツノの生えた 女の子・・・ |
| あれ? あのツノは この前の女の子!? |
| あの時のツノの生えた 女の子・・・ |
| 何すんのよっ! エルカに恨みでもある わけっ!? |
| ご、ごめんなさいです |
| でも、この人ですの! この人からメイトルパ の匂いがするですの! |
| ・・・ということは、 君も召喚獣だったのか |
| ・・・ということは、 君も召喚獣だったのか |
| ・・・っていうことは あなたも召喚獣?? |
| ・・・ということは、 あなたも召喚獣? |
| そんなへんてこりんな 呼び方しないでよっ! |
| エルカはこう見えても 誇り高きメトラル族長 の娘なんですからね! |
| 族長の娘さんだったん ですの? |
| ・・・? なんでこんなところに レビットがいるのよ? |
| モナティは、マスター にお仕えしてるですの |
| フンッ! いかにもレビットには ふさわしい理由ね |
| 君は違うのか? |
| 君は違うのか? |
| あなたは? |
| あなたは そうじゃないのね? |
| 誇り高きメトラルはね レビットとは違うのよ |
| エルカを呼びつけた奴 だったら、ずうっと昔 にやっつけてやったわ |
| はぐれ、なのか・・・ |
| はぐれ召喚獣・・・ |
| はぐれ・・・なんだ |
| はぐれ、なの? |
| だからっ! 変な呼び方しないでっ て言ってるでしょ!? |
| エルカを侮辱するのは 絶対に許さない・・・ |
| ま、待てよ! わかったから、そんな に怒るなって!? |
| ま、待ってくれよ 君を侮辱するつもりは なかったんだ |
| 待ってよ! わかったから、そんな 一方的に怒ること ないじゃん! |
| ごめんなさい そんなつもりは なかったのだけれど |
| フン・・・ だったら、エルカの前 から立ち去ってよ |
| エルカはこの屋敷に 用があるんだから レビットや原住民とは 遊んでらんないのよ |
| どうしよう? |
| この屋敷に? ヒステリー女・・・ |
| この屋敷に? まるで子供だ・・・ |
| この屋敷に? ヒステリーだ・・・ |
| この屋敷に? あまり怒るのは・・・ |
| この屋敷に? |
| この屋敷に? |
| この屋敷に? |
| この屋敷に、ですか? |
| いいからっ! さっさとどっかへ消え なさいよ~~っ!! |
| お、おい そんな大声出したら |
| お、おい そんな大声出したら |
| あ・・・ そんな大声出したら |
| あ、エルカさん そんな大声出したら |
| どこの誰だっ! 屋敷の前で騒いでいる 無礼者はっ!? |
| ひゃああぁっ!? |
| に、逃げろ~っ!! |
| に、逃げろ~っ!! |
| ほら! だから言ったのに! |
| あ、逃げましょう! |
| ヒステリー女・・・ |
| まるで子供だな・・・ |
| ヒステリーだ・・・ |
| あまり怒るのは・・・ |
| 今、なんか言った? |
| 気のせいだろ? さあ、行こうぜ モナティ |
| 別に・・・ さあ、モナティ 早く帰ろう |
| ううん、なんにも~ じゃ、モナティ 行こうか! |
| あ、いえなにも・・・ さあ、モナティ 行きましょ? |
| でもぉ・・・ |
| レビットに心配される ほど、エルカは落ちぶ れちゃいないわよっ |
| フンッ!! |
| これは? |
| これは? |
| これは? |
| これは・・・お墓? |
| 父さんとガレフのお墓 なんですよ ただ、石を置いただけ なんですけどね |
| このところ、あまり 来てなかったから |
| どうしよう? |
| お参りしていく そうか・・・ |
| お参りしていく そうか・・・ |
| お参りしていくね そうなんだ・・・ |
| お参りしていく そうなの・・・ |
| 俺もお参りさせて もらっていいかな? |
| 僕もお参りさせて もらうよ |
| お参りして・・・ いいかな? |
| わたしにも、 お祈りをさせて? |
| ええ、お願いします |
| ・・・・・・ |
| すこしだけど、わかっ てきた気がします |
| 父さんや ガレフたちのために 僕がやらなくちゃ いけないのは・・・ |
| 誰にも恥じずに生きる ことだと思うんです |
| 死んでしまった彼らの 分まで、誇りをもって 生きることだ、と |
| スウォン・・・ |
| スウォン・・・ |
| スウォン・・・ |
| スウォンくん・・・ |
| @n0さん これを貰ってください |
| これは? |
| ガレフの牙で作った お守りです |
| 憎しみに負けそうに なった時は、 これを見て思い出して ください |
| ガレフのこと・・・ そして、憎しみは何も 生まないということを |
| わかったよ、スウォン |
| わかったよ、スウォン |
| うん、そうだね・・・ |
| うん、偉いね・・・ |
| そうか・・・ |
| そうか・・・ |
| そうなんだ・・・ |
| そうなの・・・ |
| 僕はまだ、迷ってます 自分がこれからどうし たらいいのか |
| でも、いつかこの迷い が晴れた時には・・・ |
| 必ずここに来て、一番 に報告したいと思って いるんですよ |
| 早く、その日が来ると いいな? |
| 早く、その日が来ると いいな? |
| 早く、その日が来ると いいね・・・ |
| 早く、その日が来ると いいですね |
| ええ・・・ |
| なあ、モナティ ご主人様って呼ぶのは かんべんしてくれよ |
| ねえ、モナティ ご主人様って呼ぶのは やめてくれよ |
| ねぇ、モナティ ご主人様って呼ぶのは かんべんしてよぉ |
| ねぇ、モナティ ご主人様って呼ぶのは かんべんしてくれない |
| どうしてですの? ご主人様は、ご主人様 じゃないですか |
| と、とにかくっ・・・ 別の呼び方にしてよ 呼び捨てでもなんでも いいからさっ! |
| と、とにかくっ・・・ 別の呼び方で頼むよ 呼び捨てでもなんでも かまわないから |
| と、とにかくっ・・・ 別の呼び方にしてよ 呼び捨てでもなんでも いいから、ねっ! |
| 呼び捨てでもいいから 別の呼び方にしてくれ ると、嬉しいんだけど |
| ・・・わかったですの |
| それじゃあ・・・ これからはマスターっ て呼ぶですのっ! |
| いいっ!? |
| ええっ!? |
| いいっ!? |
| ま、マスターですか? |
| ・・・言ったのに |
| 他の呼び方だったら、 なんでもいいって 言ったのに・・・ |
| わ、わかった! もうそれでいいからっ 泣くなよ~っ!? |
| わ、わかったよ それでいいから、泣く のはよしてくれっ! |
| わ、わかった! もうそれでいいからっ 泣かないで、ね! |
| あ・・・あの・・・ もうそれでいいからっ 泣かないで、ね |
| はいですのっ マスターっ! |
| とほほ・・・ |
| やれやれ・・・ |
| とほほ・・・ |
| ・・・ |
| ・・・猫? |
| どうしよう? 放っておく 近づいてみる |
| また、魚でも釣って リプレを喜ばせて やろうかな? |
| また、魚でも釣って みるかな? |
| うーん 魚釣りねぇ・・・ |
| また、魚を 釣って帰ったら リプレさん 喜ぶかしら・・・ |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| どうしよう? やめておく 魚釣りをする |
| 気にしなくていいって こういう時もあるわ |
| うん、これだけあれば 充分だよ |
| わぁ、ずいぶん たくさん釣れたのね |
| こんな大物 どう料理したらいいか 迷っちゃいそう |
| すごいじゃない! これならきっと、おい しいお料理ができるわ |
| これって・・・ 食べられるのかしら? |
| ごくろうさま きっとみんなも喜んで 食べてくれるよ |
| また何か釣れた時は 私のところに もってきてね |
| 腕によりをかけて おいしい料理を作って あげるから、ね? |
| チビが熱を出したって のは本当か!? |
| 声が大きいぞ、ガゼル |
| 今、ようやく眠ったわ これで熱が引くと いいんだけど・・・ |
| そうか・・・ |
| アルバとフィズは? |
| アルバとフィズは? |
| アルバとフィズは? |
| アルバとフィズは、 どうですか? |
| ラミの側にいるって、 きかないの |
| 無理に連れ出すわけに もいかんだろう しばらくは好きに させてやろう |
| なんでだよ どうして、目を覚まさ ないんだよ!? |
| わからないよっ! |
| 熱もちゃんと下がった のに、目を開けていい はずなのに・・・! |
| 落ち着くんだ、リプレ お前が悪いんじゃない |
| レイドさん? |
| みんな、ちょっと広間 まで来てくれないか |
| 話さなくてはならない ことがあるんだ・・・ |
| 【メスクルの眠り】? |
| ああ、死の眠りとも 呼ばれる伝染病だ |
| あの子がかかったのも そいつらしいな 街ではもう、何十人も 死んでいるそうだ |
| ・・・うそでしょ? |
| あの子が、どうして そんな病気にかからな くちゃいけないの!? |
| リプレさん・・・ |
| リプレ・・・ |
| 心当たりのある医者は みんな当たってみた しかし・・・ |
| 肝心の治療に使う薬が ないんだよ |
| ないって・・・ なんでだよっ!? |
| 買い占められたんだよ 城の召喚師たちにな |
| なんだって・・・ |
| なんだって・・・ |
| うそ! なんで!? |
| うそ、どうして? |
| きゅーっ! |
| 大変っ! 大変ですのーっ!! |
| そんな・・・ アルバたちまで・・・ |
| そんな・・・ アルバたちまで・・・ |
| そんな・・・ アルバたちまで・・・ |
| そんな・・・ アルバたちまで・・・ |
| あきらめるな! |
| @n0 何ができるか探すんだ |
| 俺は、治療する方法を 調べてみる! |
| あきらめるんじゃない |
| @n0 できることを探すんだ |
| 僕は、治療する方法を 調べてみよう |
| あきらめちゃダメっ! |
| @n0 できることを探すのよ |
| あたし、治療する方法 調べてみるわ |
| あきらめないで! |
| @n0 できることを探しま しょう |
| 私も、治療する方法を 調べてみますから |
| ソルの |
| キールの |
| カシスの |
| クラレットの |
| 言うとおりだ あきらめてはいけない |
| エドスは私と一緒に、 医者をもう一度探しに 行ってくれ |
| @n0と ガゼルは薬を頼む |
| 行こう、ガゼル |
| 行こう、ガゼル |
| 行こう、ガゼル |
| ガゼルさん 行きましょう |
| 待っててくれよ・・・ チビども・・・ |
| くそっ! ヤツら、本当に町中の 薬を買い占めやがった のかよっ!? |
| これだけ探したのに、 ひとつも見つからない なんて・・・ |
| これだけ探したのに、 ひとつも見つからない とはな・・・ |
| なんで、こんだけ 探してるのに! ひとつも みつかんないの! |
| これだけ探したのに、 ひとつも見つからない なんて・・・ |
| こうなりゃ・・・ 盗むしかねえ!! |
| 無茶だ、ガゼル 相手は城の中にいるん だぞ!? |
| 無茶だ、ガゼル 相手は城の中にいるん だぞ!? |
| 無茶だよガゼル! 相手は城の中にいるん だよ!? |
| だめです! それに、相手は城の中 なんですよ! |
| 無茶でもなんでも チビどもを助けるため にはやるしかねえだろ うが!? |
| ガゼルっ! |
| ガゼルっ! |
| ガゼルっ! |
| ガゼルさん! |
| うわあぁぁっ!? |
| ・・・っ 馬鹿野郎、どこに目 つけて歩いてやがる! |
| そっちからぶつかって おいて、そーいうこと 言うわけっ!? |
| 君はたしか・・・ アカネさん? |
| 君はたしか・・・ アカネさん? |
| あなた・・・ アカネさん? |
| あなたは・・・ アカネさん? |
| へ? なんでアタシの名前を 貴方が知ってんの? |
| ぶつかったのは謝るよ 俺たち、ちょっと急い でいたから・・・ |
| ぶつかったのは謝るよ 僕たち、ちょっと急い でいたから・・・ |
| ごめんね、ぶつかって ・・・あたしたち、 ちょっと急いでて |
| ごめんなさい わたしたち、いま 急いでいたから・・・ |
| 急いでるのは、アタシ も同じだよっ |
| お師匠の言いつけで、 これから薬草を採って こなくちゃならないっ ていうのに・・・ |
| 薬草だって? |
| 薬草だって? |
| 薬草?? |
| 薬草ですか? |
| お前、医者かっ!? |
| いえいえ アタシはただの可愛い 店員さん |
| そこの角に建ってる 「あかなべ」って薬屋 に勤めてる店員だよ |
| 薬屋だって!? |
| まさかこの店が、薬屋 だったなんて・・・ |
| 失礼ねぇ まあ、確かにお店の中 の趣味は悪いけどさ |
| 趣味が悪いというのは 誰のことですかね? アカネさん・・・ |
| おっ、お師匠っ!? |
| あなたには、お使いを 頼んだと思っていたの ですがね・・・ |
| あ、あのっ・・・ こここ、この人たちが シオン師匠に用事があ るって・・・ |
| ここに、死の眠りって 病気に効く薬はありま せんか? |
| ここに、死の眠りとい う病気に効く薬はない でしょうか? |
| ここに、死の眠りって 病気に効く薬は ありませんか? |
| ここに、死の眠りとい う病気に効く薬は ありませんか? |
| 残念ですが 今はありません |
| ただし、作ることなら できますよ |
| えっ!? |
| 本当ですか!? |
| ホントに!? |
| 本当ですか? |
| そのために必要な材料 を、そこの不肖の弟子 に取りに行かせようと していたんですから |
| その薬を、俺たちにも 売ってくれっ! |
| それは構いませんが、 お金はあるんですか? |
| これだけなら・・・ |
| これだけですが・・・ |
| これで・・・ |
| これだけしか・・・ |
| ふむ・・・ 残念ですが、これでは 足りませんね |
| どういう値段のつけ方 してんだよっ!? |
| お師匠の作る薬は 特別な物だからねえ |
| 本当はしの・・・ |
| アカネさん? |
| あわわっ! な、なんでもないです |
| 金は絶対に払う だから、頼むから薬を 俺たちに分けてくれ! |
| そうしねえと チビたちが・・・ |
| お願いします! |
| お願いします! |
| お願いします! |
| なんとかして、 お願いできませんか? |
| ふむ・・・ なら、こうしましょう |
| アカネさんと一緒に、 薬草を採ってきてくれ ませんか? |
| 足りない分は、それで まけてさしあげます |
| あーあ、アタシ一人で もこんな用事は朝飯前 だってのに |
| お師匠ってば、そんな にアタシのことが信用 できないかなー? |
| どうしよう? |
| そうじゃないよ 本当にそうなのか? |
| そうじゃない 本当にそうなのか? |
| そうじゃないよ そうかもね~? |
| それは違います 本当にそうなのかな? |
| そうじゃないよ |
| シオンさんは俺たちに 薬を渡してくれるため に、わざとこんな用事 を頼んだのさ |
| そうじゃない |
| シオンさんは僕たちに 薬を渡してくれるため に、わざとこんな用事 を頼んだんだよ |
| そうじゃないよ |
| シオンさんは あたしたちに薬を くれるために、こんな ことをしたんだよ |
| それは違います |
| お金のないわたしたち に薬をくれるために、 シオンさんはこんな ことをしたんです |
| ああ、多分な |
| ・・・そっか |
| 本当にそうなのか? |
| 本当にそうなのか? |
| そうかもね~? |
| 本当にそうなのかな? |
| あーっ、疑ってる |
| でもよ、女が一人で街 の外を出歩くってのは かなりヤバイぜ |
| フフン、それが素人の 浅はかさってものよ |
| こう見えてもアタシは くの・・・ |
| くの・・・? |
| あっ、あはははっ なんでもありませ~ん |
| さあ、もうすぐだよ |
| 【トキツバタ】という 名前だったな? |
| そうそう 紫色の花だからね |
| それはいいけど・・・ あそこに立っているの って、騎士団の人たち じゃないか? |
| 待ってくれ あそこに立っているの って、騎士団の人たち じゃないか? |
| わかった・・・ ところでさ、あそこに いるの、騎士団の人た ちじゃないのかな? |
| それはいいけど・・・ あそこに立っているの って、騎士団の人たち じゃないですか? |
| ええっ? なんで、なんで~っ? |
| 貴方たち、ここから先 は立入禁止ですよ |
| なんでだよ!? |
| この先の草原にある花 が、伝染病の特効薬だ とわかったのでな |
| 領主様の命令で採取を しているのだ |
| だからって、まるまる 独り占めにしちゃうの はないんじゃない |
| 俺たちも、その薬草が 必要なんです |
| 僕たちも、その薬草が 必要なんです |
| あたしたちも、その 薬草がいるんです! |
| わたしたちも、 薬草が必要なんです |
| なんと言われようと、 例外を認めるわけには いきません |
| 集めた薬草は薬にして 平等に配布される それまで待つことだ |
| ケッ! 平等ったって どうせ貴族や金持ちが 優先に決まってるん だろうが |
| はいそうですか、って 帰れるかよ!! |
| イリアス どうしてもダメなのか |
| レイド先輩・・・ |
| 騎士だった貴方ならば わかるはずです 規律を守るには例外は 許されないことを |
| ・・・・・・ |
| どうしてもここを通り たいのならば、自分を 倒していってください |
| それが、自分にできる 最大限の譲歩です |
| ・・・すまない |
| そうさせてもらうぞ イリアス! |
| ははっ・・・ やっぱり先輩は強いな 自分よりずっと・・・ |
| 退却だ、サイサリス |
| ですが・・・ |
| 隊長である自分が負傷 をしてしまったんだ 撤退も仕方あるまい |
| ・・・はい |
| あの人、ひょっとして わざと・・・? |
| あの人、ひょっとして わざと・・・? |
| あの人、わざとやって るんだ・・・ やっぱりレイドさんの 後輩・・騎士なんだ |
| あの人、ひょっとして わざと・・・? |
| ほらあっ! ぼーっとしてないで、 さっさと薬草を集めな さいってば!? |
| あ、うん・・・ |
| あ、ああ・・・ |
| あ、うん・・・ |
| あ、ええ・・・ |
| どうだった!? |
| どうだった? |
| どうだった!? |
| どうでしたか? |
| ああ、あの薬のおかげ で何とかなりそうだ |
| へへーんだ あんたたち、お師匠と アタシに感謝してよ? |
| 結局、薬もタダで貰っ てしまったしな |
| けど、びっくりしたよ まさか君があんなに強 かっただなんて・・・ |
| けど、びっくりしたよ まさか君があんなに強 かっただなんて・・・ |
| でも、強いんだね すごい体術だったしね |
| でも、アカネさんが あんなに強いとは 思いませんでした |
| まーねー なんてったってアタシ はくのいちですから |
| くのいちだって!? |
| くのいちだって!? |
| くのいち!? |
| くのいち・・・ ですか? |
| あ・・・ |
| なんだよ、そりゃ? |
| シルターンという 世界の暗殺者だ |
| 忍術っていう力 を使うことができて、 男は忍者、女はくの いちって呼ばれてる |
| シルターンという世界 の暗殺者のことだよ |
| 忍術という不思議な力 を使うことができて、 男は忍者、女はくの いちと呼ばれている |
| シルターンという世界 の暗殺者のことよ |
| 忍術という不思議な力 を使うことができて、 男は忍者、女はくのい ちと呼ばれてるんだ |
| シルターンという世界 の暗殺者のことです |
| 忍術という不思議な力 を使うことができて、 男は忍者、女はくのい ちと呼ばれています |
| まさかこの世界で 本物の忍者と出くわす とは思わなかった |
| まさかこの世界で 本物の忍者と出くわす とはな・・・ |
| ひゃあ、こっちの 世界で、忍者に出会う とは思わなかった |
| まさかこの世界で 本物の忍者と出会う とは思いませんでした |
| てことは・・・ お前もはぐれ召喚獣か |
| ひ、人を化け物みたい に言わないでよね~! |
| たしかにアタシたちは この世界の人間じゃあ ないけどさ・・・ |
| どうしよう? |
| 俺もそうなんだよ 関係ないさ |
| 僕もそうさ 関係ないさ |
| あたしもなんだ 関係ないって! |
| 実はわたしも・・・ 関係ないですよ |
| 俺もそうなんだよ 別の世界から来た人間 なんだ |
| 僕もそうさ よその世界から呼ばれ た人間なんだ |
| じつはあたしも・・・ 別の世界から来た人間 なんだ |
| わたしもなんです わたしも、別の世界 から呼ばれて・・・ |
| そうなの!? |
| じゃあさ、帰る方法と か知ってる!? |
| いや、それは・・・ |
| いや、それは・・・ |
| 知らない! |
| まだ、ちょっと・・・ |
| やっぱり・・・ |
| 関係ないさ そんなことは |
| 関係ないさ そんなことは |
| 関係ないってば そんなこと! |
| 関係ないですよ そんなことは・・・ |
| ああ、お前さんがいな けりゃ、あの子たちの 命はなかったんだ |
| えへへ・・・ なんか照れるなぁ |
| ねえ、もし良かったら なんだけど・・・ |
| たまにでいいからさ、 ここに遊びに来ていい かな? |
| え? |
| ほら、アタシがくの いちだってのは秘密に してることでしょ |
| そのせいでアタシ 友達がいないんだよね |
| でも、ここの人たちは ほらっ、アタシみたい な変な連中に慣れてる みたいだし・・・ |
| ダメかな? |
| どうしよう? |
| かまわないよ 変な連中で悪かったな |
| かまわないよ 失礼だな・・・ |
| かまわない、OK! 変な連中で悪かったね |
| かまいませんよ 変な連中ですか? |
| かまわないよ |
| かまわないよ |
| かまわないよ、OK! |
| かまいませんよ というよりは 歓迎です |
| なんたって 子供たちの、 命の恩人ですし |
| ほんとにっ!? |
| やったーっ! |
| 変な連中で悪かったな |
| その変な連中の仲間に なりたいお前だって、 やっぱり変じゃないか |
| 変な連中って・・・ 失礼なこと言うなよ |
| まあ・・・ 否定はできないけど |
| 変な連中で悪かったね ふ~んだ! |
| その変な連中の仲間に なりたいあんたも やっぱり変じゃん! |
| 変な連中ですか? |
| でも、その仲間に なりたいのなら アカネさんも変な人 なわけですね? |
| じゃあ・・・ |
| ああ、今さら変な連中 の仲間になんかなりた くないって言っても、 手遅れだからな? |
| 変な連中の仲間になり たいって言うのなら、 僕はかまわないよ |
| ま、変なのは 変なの同士だし、 仲良くやろうね! |
| ええ、よろしく |
| うんっ! |
こうして俺たちは、子供たちを 死の眠りから呼び戻した みんながひとつに力を合わせた から、そして多くの人が助けて くれたからできたことだ |
薬草を取りに 連れていってくれたアカネと、 それを薬にしてくれた シオンさん |
そして、結果的には俺たちを のがしてくれたイリアスさん 彼らが見せてくれた優しさを 俺はきっと忘れないだろう |
こうして僕たちは、子供たちを 死の眠りから呼び戻した みんながひとつに力を合わせた から、そして多くの人が助けて くれたからできたことだ |
薬草を取りに 連れていってくれたアカネと、 それを薬にしてくれた シオンさん |
そして、結果的には僕たちを のがしてくれたイリアスさん 彼らが見せてくれた優しさを 僕はきっと忘れないだろう |
こうしてあたしたちは、 子供たちを死の眠りから 解放できたんだ・・・ みんなの協力があったからこそ できたんだと思う |
薬草を取りに 連れていってくれたアカネと、 それを薬にしてくれた シオンさん |
それから、イリアスさんが 見せてくれた、騎士としての 最高の勇気も・・・ 彼らが見せてくれた優しさを あたしはきっと忘れないだろう |
わたしたちは、なんとか 子供たちを死の眠りから解放した みんながひとつに力を 合わせたから、そして多くの人が 助けてくれたからできたこと |
薬草を取りに連れて いってくれたアカネさんや、 薬を作ってくれた シオンさん |
そして、 わたしたちを見逃してくれた イリアスさんも・・・ 彼らが見せてくれた優しさを 忘れないようにしたいと思う |
| @n0は 俺が説明する前から、 忍者について知ってた みたいだな |
| 僕のいた世界にも、 昔は忍者がいたからね 昔の話だけれど |
| うん、あたしの世界 ・・・あたしの国にも 忍者がいたの・・・ よく知らないけど |
| わたしのいた世界にも 忍者がいたんです 有名な話ですよ |
| サプレス、シルターン ロレイラルに、そして メイトルパ・・・ |
| お前のいた世界は 4つの世界のどれでも ないようだな |
| ああ・・・ |
| うん・・・ |
| ええ・・・ |
| 俺を信じてくれ 絶対にお前を元の 世界に帰してやる |
| ああ、信じてるよ |
| うん、信じてる |
| はい、信じています |
| @n0は 僕が説明する前から、 忍者について知ってた ようだな? |
| 俺のいた世界にも、 昔は忍者がいたからね よくは、知らないけど |
| うん、あたしの世界 ・・・あたしの国にも 忍者がいたの・・・ よく知らないけど |
| ええ、わたしのいた 世界にも、忍者がいた んです・・・ よくは知りませんが |
| サプレス、シルターン ロレイラルに、そして メイトルパ・・・ |
| 君のいた世界はこれら 4つのうちのどれでも ないようだね |
| うん・・・ |
| うん・・・ |
| そうですね・・・ |
| 君がどこから来たのか まだわからないけど、 きっと僕が元の世界へ 帰してみせるから |
| うん、信じてるさ |
| うん、信じてるよ! |
| はい、信じています |
| @n0は あたしが説明しなくて も、忍者のことを 知ってたね? |
| 俺のいた世界にも、 昔は忍者がいたからね よくは、知らないけど |
| 僕のいた世界にも、 昔は忍者がいたからね 昔の話だけれど |
| ええ、昔ですけど わたしの生まれた世界 にも、忍者がいた そうです・・・ |
| サプレス、シルターン ロレイラルに、そして メイトルパ・・・ |
| キミのいた世界はこの 4つのうちのどれでも ないみたいだね |
| うん・・・ |
| ああ・・・ |
| ええ・・・ |
| キミがいた世界がどこ なのか、まだわかんな いけど、きっと帰れる 方法は見つけるから |
| うん、信じてるさ |
| ああ、信じてるよ |
| はい、信じています |
| @n0は 私が説明する前から 忍者について知って いたみたいですね? |
| 俺のいた世界にも、 昔は忍者がいたからね よくは、知らないけど |
| 僕のいた世界にも、 昔は忍者がいたからね 昔の話だけれど |
| 忍者っていうか くのいちがね、あたし の世界にもいたんだ だからね・・・ |
| サプレス、シルターン ロレイラルに、そして メイトルパ・・・ |
| 貴方のいた世界はこの 4つのうちのどれでも ないみたいですね |
| うん・・・ |
| ああ・・・ |
| うん・・・ |
| 心配しないでください 貴方がいた世界を見つ けてきっと私が帰して さしあげますから |
| うん、信じてるさ |
| ああ、信じてるよ |
| うん、信じてる・・・ |
| イリアスさん、わざと 俺たちに負けたような 気がするんです |
| イリアスさんはわざと 僕たちに負けてくれた 気がするんです |
| イリアスさん、わざと あたしたちに負けてく れたんですよね |
| イリアスさん、わざと 負けてくれたような 気がするんです |
| ああ あいつなりに、考えて くれたんだろうな |
| だがこれで、騎士団は また召喚師たちに失敗 を責められるだろう |
| そんな・・・ |
| 私は、何をしているん だろうか? |
| ラムダの跡も継げず、 必死に踏みとどまって いるイリアスにすら、 何もしてやれない |
| 私は、私は・・・!! |
| みんな、元気になって 良かったよな |
| みんな、元気になって 良かったよ |
| みんな、元気になって 良かったよね |
| みんな、元気になって 良かったですね |
| ああ、もうあんな思い は二度とごめんだぜ |
| 今日は疲れちまったか らな、もう寝ちまうこ とにするわ |
| お前もきちんと 休んでおけよ |
| ああ、おやすみ ガゼル |
| ああ、おやすみ ガゼル |
| うん、おやすみ ガゼル・・・ |
| ええ、おやすみなさい ガゼルさん |
| いくら強い力を持った 召喚師でも、病気には 勝てんのだよなぁ |
| 今回のことで、 ワシは思ったよ |
| どれだけ力を持とうと 人間は人間でしかない ってことをな |
| エドス・・・ |
| エドス・・・ |
| エドス・・・ |
| エドスさん・・・ |
| そのことを忘れている と、いつか手痛い目に あうかもしれんな |
| みんな、元気になって 良かったよな |
| リプレががんばって、 看病してくれた おかげだよ |
| みんな、元気になって 良かったよ |
| これも、リプレが一生 懸命に看病してくれた おかげだな |
| みんな、元気になって 良かったね |
| リプレががんばって、 看病してくれたおかげ だと思うよ |
| みんな、元気になって 良かったですね |
| リプレさんが がんばって、看病して くれたからですね きっと・・・ |
| ううん・・・ みんなのおかげよ |
| 私だけだったらきっと 何もできずに泣いてた だけだと思うもの |
| ちょっと疲れちゃった かな・・・ 悪いけど、先に寝るね |
| ああ、おやすみ リプレ |
| ああ、おやすみ リプレ |
| うん、じゃね! おやすみリプレ! |
| ええ、おやすみなさい リプレさん |
| 兄ちゃん・・・ |
| 姉ちゃん・・・ |
| アルバ!? まだ寝てなくちゃダメ じゃないか!! |
| アルバ!? まだ寝てなくちゃダメ じゃないか!! |
| アルバ!? まだ寝てなくちゃダメ じゃん!もう! |
| アルバ!? まだ寝てなくちゃダメ じゃないの |
| リプレ母さんに 教えてもらったよ 兄ちゃんたちが助けて くれたんだよね |
| リプレ母さんに 教えてもらったよ 姉ちゃんたちが助けて くれたんだよね |
| ありがとう |
| そのために、ベッドを 抜け出してきたのか? |
| そのために、ベッドを 抜け出してきたのか? |
| そのために、ベッドを 抜け出してきたの? |
| それを言うために 抜け出してきたの? |
| うん・・・ |
| わかったよ、アルバ さあ、部屋まで 連れてってあげるから |
| 早く元気になってくれ れば、それでいいから |
| わかったよ、アルバ さあ、部屋まで 連れてってあげるから |
| 今はゆっくり休んで、 早く元気になるんだ |
| わかったよ、アルバ ほら、部屋まで 連れてってあげるから、ね! |
| 早く元気になって! それがいちばん! |
| ありがとう、アルバ さあ、お部屋にもどり ましょう |
| 早く元気になってくれ れば、それでいいの お礼は、それから でいいから・・・ |
| うん・・・ |
| お兄ちゃん・・・ |
| お姉ちゃん・・・ |
| フィズ!? まだ寝てなくちゃ ダメじゃないか!! |
| フィズ!? まだ寝てなくちゃ ダメじゃないか!! |
| フィズ!? だめじゃん! 寝てなくちゃ! |
| フィズ!? まだ寝てなくちゃ ダメじゃない! |
| リプレママに 聞いたよ お兄ちゃんたちが薬を 探してくれたんだね |
| リプレママに 聞いたよ お姉ちゃんたちが薬を 探してくれたんだね |
| ありがとう |
| そのために、ベッドを 抜け出してきたのか? |
| そのために、ベッドを 抜け出してきたのか? |
| そのために、ベッドを 抜け出してきたの? |
| そのためだけに 抜け出してきたの? |
| えへへ・・・ |
| わかったよ、フィズ さあ、部屋まで 連れてってあげるから |
| 早く元気になってくれ れば、それでいいから |
| わかったよ、フィズ さあ、部屋まで 連れてってあげるから |
| 今はゆっくり休んで、 早く元気になるんだ |
| もう、でもありがと さあ、部屋まで 連れてってあげるから 部屋にもどろ、ね! |
| 早く元気になってくれ れば、それがいちばん だから |
| ありがと、フィズ さあ、部屋まで 連れてってあげるから |
| 早く元気になってくれ れば、それでいいから |
| うん・・・ |
| おにいちゃん・・・ |
| おねえちゃん・・・ |
| ラミちゃん!? まだ寝てなくちゃダメ じゃないか!! |
| ラミちゃん!? まだ寝てなくちゃダメ じゃないか!! |
| ラミちゃん!? まだ寝てなくちゃダメ じゃない・・・もう |
| ラミちゃん? まだ寝てなくちゃ ダメじゃないの |
| ママに、きいたよ おにいちゃんたちが、 ラミをたすけてくれた んだって・・・ |
| ママに、きいたよ おねえちゃんたちが、 ラミをたすけてくれた んだって・・・ |
| ありがとう・・・ |
| そのために、ベッドを 抜け出してきたのか? |
| そのために、ベッドを 抜け出してきたのか? |
| そのために、ベッドを 抜け出してきたの? |
| そのためだけに 抜け出してきたの? |
| ・・・(こくん) |
| わかったよ、ラミ さあ、部屋まで 連れてってあげるから |
| 安心して、ゆっくりと 眠るんだよ |
| わかったよ、ラミ さあ、部屋まで 連れてってあげるから |
| 安心して、ゆっくりと 眠るんだよ |
| そっか、ありがと さあ、部屋まで 連れてってあげるから |
| ゆっくり寝よ・・・ 安心していいから、ね |
| ありがと、ラミちゃん さあ、部屋まで 連れてってあげるから |
| 安心して、ゆっくりと 眠ってね? |
| ・・・(こくん) |
| 役に立てなかったな 俺っち・・・ |
| ストラでは病気が治せ ないんだろ? 仕方がないじゃないか |
| ストラでは病気が治せ ないんだろう 仕方がないよ |
| 気にしないでよ! 自慢のストラも、 大活躍だったじゃん! |
| でも、ストラは病気を 治すためのものじゃ ないものね・・・ |
| うん |
| それにジンガは、看病 疲れでフラフラになっ てたリプレを治して くれたじゃないか |
| それにジンガは、看病 疲れでフラフラになっ てたリプレを治して くれたじゃないか |
| ジンガのおかげで、看 病疲れでフラフラにな ったリプレもなおった し・・・でしょ? |
| でもね、ジンガ、看病 疲れでフラフラになっ てたリプレさんを治し てくれたでしょう? |
| まあ、そうだけど |
| 一人でなんでもできる んなら、誰かと一緒に 暮らす必要はない |
| そうじゃないから、 俺たちはみんなで 暮らしてるんだろ? |
| ジンガはジンガなりに がんばってくれた 俺が保証してやるよ |
| 一人でなんでもできる んなら、誰かと一緒に 暮らす必要はないよ |
| そうじゃないから、僕 たちはみんなで暮らし ているんだよ |
| ジンガはジンガなりに がんばってくれた 本当にありがとう |
| 一人でなんでもできる んなら、誰かと一緒に 暮らす必要はないよ |
| みんなで協力できる から、あたしたちは いっしょに暮らして るんじゃん、ね! |
| ジンガはジンガなりに がんばってくれた あたしが保証する! |
| 一人でなんでもできる のなら、誰かと一緒に 暮らす必要はないもの |
| わたしたちは 助けあうために 一緒に暮らしてるの |
| ジンガはジンガなりに がんばってくれた わたしの保証じゃ ・・・いや? |
| へへへ・・・ ありがと、アニキ |
| へへへ・・・ ありがと、アネゴ |
| ローカスさん、俺たち とは別に薬を探して くれていたんですよね |
| ローカスさん、僕たち とは別に薬を探してく れていたんですって? |
| ローカスさん、あたし たちと別ルートで、 薬草探して くれてたんですね! |
| ローカスさん、 わたしたちとは別に、 薬草を探してくれて いたんですね・・・ |
| 表にはなくても、裏に ならあるかも知れない と思ったからな |
| ただ、薬を探したのは 自分が眠り病にかかっ た時のためだ |
| ・・・余った分なら、 あの子供らにくれて やっても良かったがな |
| ローカスさん |
| 子供だったらの話だぞ |
| 見殺しにしたら、後味 が悪いからな・・・ |
| みんな元気になって 本当によかったですの |
| ああ、そうだな |
| ああ、そうだね |
| うん、よかったね |
| そうだね・・・ |
| でも、モナティはまた 何もできなかったです |
| そんなことないだろ? モナティたちはずっと 子供たちの側にいてく れたじゃないか |
| だから俺たちは、 安心して薬を取りに いけたんだぜ |
| そんなことはないよ モナティたちはずっと 子供たちの側にいてく れたじゃないか |
| だから僕たちは、安心 して薬を取りにいけた んだよ |
| そんなことないない! モナティ、ずっと 子供たちの側にいてく れたでしょ? |
| あたしたちが、安心 して薬を取りにいけた のも、モナティの おかげだよ! |
| ううん、違う モナティたちはずっと 子供たちの側にいてく れたじゃない? |
| わたしたち、だから 安心して、薬を 取りにいけたの |
| 本当ですの・・・? |
| ああ、本当だよ |
| ああ、本当さ |
| うん、本当! |
| 本当に本当・・・ね? |
| にゅうっ・・・ マスターのお役に立て て嬉しいですのっ! |
| お願いだからさ アタシがくのいちだっ てばれたこと、お師匠 には黙っててね |
| シオンさんは 知らないのかい? |
| シオンさんは 知らないのかい? |
| おっけ~ でもさ、シオンさんは 知らないの? |
| シオンさんは 知らないの? |
| 知ってるよぉ! だって、アタシの 忍術の師匠なんだもん |
| だけど、シノビは正体 を知られてはならない ってうるさいんだ |
| まあ、普通はそうだな |
| ああ、なるほどね |
| ま、そりゃそうか |
| そういうおきて なんですね |
| バレたら叱られちゃう からさ・・・ ね、お願いっ! |
| 子供たちが助かって、 何よりでしたね |
| ああ、みんなが力を 貸してくれたおかげさ |
| ああ、みんなが力を 貸してくれたおかげさ |
| うん、みんなの協力が 勝利の鍵だね! |
| ええ、みんなが 協力したから・・・ |
| ここの人たちは素敵で すよね・・・まるで、 家族のようにそれぞれ を大切にしてます |
| おいおい、 スウォンだってもう 俺たちの仲間だろ? |
| そんな他人事みたいな こと、言ってたらダメ だぜ? |
| 家族か・・・ たしかにそうなのかも 知れないな |
| もちろん、スウォンに とってもね |
| ちょっとぉ、スウォン だって、あたしたちの 仲間じゃん! |
| そんな他人事みたいな こと、言ってたらダメ だってば! |
| スウォンくんも わたしたちの仲間 でしょう? |
| そんな他人事みたいな こと、言わないで 悲しくなるから・・・ |
| ・・・はい |
| 俺のいた世界は どこにあるんだろう? |
| 僕のいた世界は どこにあるんだろう? |
| あたしのいた世界は どっちにあるのかな? |
| わたしのいた世界は どこにあるのかな? |
| レイドは自分のことを 責めすぎてるよ・・・ |
| レイドは自分のことを 責めすぎてるよ・・・ |
| レイドは自分のことを 責めすぎてる・・・ |
| レイドさん、自分を 責めすぎです・・・ |
| ガゼル 本当に必死だったもんな |
| ガゼル 本当に必死だったからな |
| ガゼル 本当に必死だったもんねぇ |
| ガゼルさん 本当に必死でしたから |
| 人間は人間でしかないか・・・ |
| 人間は人間でしかないか・・・ |
| 人間は人間でしかないか・・・ |
| 人間は人間でしかない・・・ |
| リプレ 本当に必死だったもんな・・・ |
| リプレ 本当に必死だったからな・・・ |
| リプレ 本当に必死だったもんね・・・ |
| リプレさん 本当に必死だったから・・・ |
| わざわざ、それだけの ために来てくれたのか |
| わざわざ、それだけの ために来てくれたのか |
| わざわざ、それだけの ために来てくれたの? |
| わざわざ、それだけの ために来てくれたんだ |
| わざわざ、それだけの ために来てくれたのか |
| わざわざ、それだけの ために来てくれたのか |
| わざわざ、それだけの ために来てくれたの? |
| わざわざ、それだけの ために来てくれたんだ |
| わざわざ、それだけの ために来てくれたのか |
| わざわざ、それだけの ために来てくれたのか |
| わざわざ、それだけの ために来てくれたの? |
| わざわざ、それだけの ために来てくれたんだ |
| ジンガはジンガなりに がんばってくれたさ |
| ジンガはジンガなりに がんばってくれたよ |
| ジンガはジンガなりに がんばってくれたって |
| ジンガはジンガなりに がんばってくれたんだよね・・ |
| 素直じゃないけれど、 本当はあの人・・・ |
| 素直じゃないけれど、 本当はあの人・・・ |
| 素直じゃないけれど、 本当はあの人・・・ |
| 素直じゃないけれど、 本当はあの人・・・ |
| 純真だよな・・・ 色んな意味で・・・ |
| この子は本当に 純真なんだな・・・ |
| 純真だよね・・・ 色んな意味で・・・ |
| 純真・・・ 色んな意味で・・・ |
| シオンさんも忍者って ことか・・・ |
| シオンさんも忍者って ことか・・・ |
| シオンさんも忍者って ことか・・・ |
| シオンさんも 忍者ということなんですね |
| 家族みたいか・・・ ちょっと照れるかも |
| 家族みたいか・・・ ちょっと照れるな |
| 家族みたいか・・・ ちょっと照れるかも |
| 家族みたいか・・・ なんか、照れくさいですね・・・ |
scn010
| なあ、知っているか? |
| @n0 |
| 最近、街の連中が お前のことを 噂してるらしいぜ |
| 俺のことを? |
| 僕のことを? |
| あたし・・・? なにかな? |
| わたしですか? |
| スラムに召喚術を使う 人間がやってきて、 城の三兄弟を痛い目に あわせてるって、な |
| ちょっとした 英雄あつかいだぜ? |
| どうしよう? |
| へえ、そうなんだ 英雄だなんて・・・ |
| そうなのか 英雄だなんて・・・ |
| ふうん、英雄ねぇ 英雄だなんて・・・ |
| そう、なんですか? 英雄だなんて・・・ |
| へえ、そうなんだ |
| そうなのか |
| ふうん、英雄ねぇ |
| そう、なんですか? |
| 暴動とか伝染病とか、 ろくでもないことが 続いてたからな |
| 俺たちの武勇伝なんか がもてはやされてるん だろうな |
| 英雄だなんて・・・ 俺はそんなつもりじゃ なかったのに |
| なんだか、勘違い されそうでいやだな |
| 英雄だなんて・・・ 僕はそんなつもりじゃ ないんだが |
| なんだか、勘違いされ ているみたいで困るよ |
| 英雄だなんて・・・ あたし、そんなつもり じゃないのに・・・ |
| なんか、盛大に 勘違いされてそうで ちょっとイヤかも |
| 英雄だなんて・・・ わたしには そんなつもりないのに |
| なんだか、勘違いされ てそうで、いやです |
| 心配せんでも、ワシら はお前さんが名を売る ために戦ったわけじゃ ないと知っとるよ |
| 噂は噂だ 気にするもんじゃない |
| うん・・・ |
| ああ・・・ |
| うん・・・ |
| あ、はい |
| しかし、あまり有名に なるのも問題だ |
| バノッサたちのように |
| @n0を 狙う敵が増えてしまう |
| しかし、あまり有名に なるのも問題だ |
| バノッサたちのように |
| @n0を 狙う敵が増えてしまう |
| でも、あんまり有名に なりすぎてもねえ |
| バノッサたちのように |
| @n0を 狙う敵が増えちゃうよ |
| でも、あまり有名に なるのも困りますね |
| バノッサたちのように |
| @n0を 狙う敵が増えてしまう かもしれません |
| そうだよな 強いヤツってのは、 敵を作りやすいからな |
| バノッサとオプテュス マーン三兄弟に騎士団 そしてアキュートか |
| 考えてみりゃ、この街 のほとんどの連中と やりあってるな |
| わざと戦ってるんじゃ ないのになあ |
| わざと戦っているわけ ではないんだけどね |
| だれも戦いたくて 戦ってるわけじゃ ないのにね |
| わざと戦ってる わけではないんです けれど・・・ |
| マスター、マスター お客さんですのーっ! |
| 俺に客だって? |
| 僕に? |
| あたしに客? なんかの間違いじゃ? |
| わたしに? |
| はいっ、 とってもきれいな お姉さんですの |
| きれいな お姉さんだぁ? |
| し、知らないよっ! 本当におぼえがないん だってば! |
| 変な目で見るなよ 本当に心当たりがない んだから |
| お姉さん?? だれだろ? |
| ええ、みたいですね? まったく心当たりが ないんですけど・・・ |
| あなたたちは アキュートの!? |
| あなたたちは アキュートの!? |
| あ、アキュートの ひとたち・・・ |
| あなたたちは アキュートの!? |
| 覚えていてくれたとは 嬉しいわね |
| 私の名前はセシル そしてこっちが・・・ |
| ペルゴと申します |
| 今日は貴方にご相談が あって参りました |
| 俺に? |
| 僕にですか? |
| あたしに? |
| わたしに・・・? |
| ケッ! お前たちの相談なんか 聞く耳もたねえぜ |
| 私たちが用があるのは 貴方じゃなくて、彼よ 思いあがらないで |
| 私たちが用があるのは 貴方じゃなくて彼女よ 思いあがらないで |
| な・・・!? |
| ご相談というのは 他でもありません |
| 貴方のその力を、 我々のために 役立ててほしいのです |
| どうしよう? |
| 冗談じゃない! どういう意味ですか? |
| 冗談はやめてください どういう意味ですか? |
| 冗談じゃない! どういう意味ですか? |
| 冗談はやめてください どういう意味ですか? |
| 冗談じゃない! |
| 冗談はやめてください |
| 冗談ポイっ! イヤですよ、そんなの |
| 冗談はやめてください |
| そう、冗談で言ってる つもりはないわ |
| 私たちは今、どうして も貴方の力が欲しいの |
| どういう意味ですか? |
| 言葉どおりの意味よ 貴方の召喚術の力が、 私たちに必要なの |
| その事情は、私のほう から説明いたします |
| 先日の暴動は、我々に しても不本意な結末と しかいえぬものでした |
| わかっていたとはいえ 街の人々の反応は我々 の想像以上に消極的な ものだったのです |
| 人々の心に刻みこまれ た先入観のせいよ |
| 先入観? |
| 先入観? |
| 先入観・・・? |
| 先入観ですか? 召喚術師に抱く 畏怖のことですね? |
| 召喚師には勝てない 召喚師には逆らえない |
| そう思いこむことで、 自分を納得させ、 妥協しているのですよ |
| だから、私たちは方法 を変えることにした |
| 人々の思いこみを 消しさるために・・・ |
| マーン三兄弟の長兄を 暗殺します |
| なんだって!? |
| なんだって!? |
| うそ? 暗殺!? |
| 暗殺!? |
| できるのかよ そんなことがっ!? |
| そのための方法も計画 も用意してあります |
| ただし、まだかんぺき ではありません 足りない要素が あるのです |
| それが・・・ |
| どうしよう? |
| 召喚術の力なのか 俺だっていうのか |
| 召喚術の力なのですか 僕だというんですか |
| 召喚術の力? あたしなの? |
| 召喚術の力? わたしなんですか? |
| 召喚術の力なのか |
| 召喚術の力なのですか |
| 召喚術の力? |
| 召喚術の力? |
| 私たちだけでも計画は 実行できる。だけど、 確実とまではいえない |
| だけど貴方の力を借り られるのなら、可能性 は格段に高くなるのよ |
| 俺だっていうのか |
| 僕だというんですか |
| あたしなの? |
| わたしなんですか? |
| 三兄弟たちを負かした 貴方が参加するなら、 その影響力は絶大です |
| 人々の先入観を完全に 破壊できるはずです |
| 我々に力を貸して いただけませんか? |
| ・・・・・・ |
| 随分と身勝手な話だな |
| レイド!? |
| レイド!? |
| レイド!? |
| レイドさん!? |
| お前たちが何をしよう と構わないがな・・・ 他人をそれに巻き込む のは許さんぞ!! |
| 私たちはただ・・・ |
| @n0を 便利な道具として使い たいんだろう? |
| @n0を 便利な道具として使い たいんだろう? |
| あの時の俺のように、 使い捨てのコマにする んだよなぁ? |
| ・・・・・・ |
| 暴動や暗殺で行われる 変革が、人々を幸せに できるはずがない |
| そんなものは、人々に 不安と混乱を与えるだ けではないか!? |
| ならば・・・ お前は何をしてきた? |
| ・・・!! |
| 人々の犠牲を否定する お前は、そのために何 をしてきたのだ? |
| ラムダさま・・・ |
| セシルよ、俺はお前に こんなくだらん交渉を 頼んだ憶えはないぞ |
| ラムダ様、これは私の 独断によるものです セシル殿をとがめるの は間違いです |
| ・・・まあ、いい |
| 部下が騒がせたことは わびておこう 今の話は無かったこと にしてもらいたい |
| 待ってくれ |
| イムランを暗殺するな んて、そんなことした ら、街はどうなるか |
| 本当にわかって 言ってるのかよ!? |
| 待ってくれ |
| イムランを暗殺すると いうことが、この街に どんな影響をもたらす のかを・・・ |
| 貴方たちは本当に理解 しているのか? |
| ちょっと待ってよ |
| イムランを暗殺すると いうことが、この街に どんな影響をもたらす のかを・・・ |
| あんたたち、 わかってんの? |
| 待ってください |
| イムランを暗殺すると いうことが、この街に どんな影響をもたらす のかを・・・ |
| 貴方たちは本当に理解 しているのですか? |
| どういうことだ? |
| 今のサイジェントの街 の繁栄は、召喚術の力 を借りることで初めて 成り立っている |
| その運営を担っている 彼を殺せば、この街は 確実に衰退するだろう |
| ・・・!! |
| 今の姿こそ異常なのだ |
| 奴らが現れる前から、 ここは街だったわ 豊かではなかったけど 平和な街だった |
| それは貴方たちも 知っているでしょう? |
| むう・・・ |
| 昔の姿に戻るだけさ もっとも、混乱は起き るだろうがな |
| 結局のところは 人々に苦しみを与える だけじゃないか・・・ |
| 自らの手で騎士を捨て たお前にはわかるまい |
| 今もなお、逃げ続けて いるお前にはな・・・ |
| ラムダはどうして、 レイドが騎士を捨てた ことを責めるんだろう |
| なにか理由があるんだ ろうか・・・? |
| ラムダはどうして、 レイドが騎士を捨てた ことを責めるんだろう |
| なにか理由があるんだ ろうか・・・? |
| ラムダはどうして、 レイドが騎士を捨てた ことを責めるのかな? |
| なにか理由があるのか なぁ・・・? |
| ラムダさんは、なぜ レイドさんが騎士を 捨てたことを 責めるのか・・・ |
| なにか理由があるんで しょうか・・・ |
| ラムダはお前さんの力 をアテにしてなかった ようだな |
| もっとも、それは彼ら だけで計画を実行する 自信があるということ なんだろうが |
| ラムダは、どうやって イムランを殺すつもり なんだろう? |
| ラムダは、どうやって イムランを殺すつもり なんだろうか? |
| ラムダは、イムランを 殺すなんて計画を いったい、どうやって 成功させる気かな? |
| ラムダさんは・・・ |
| イムランさんを どうやって殺害 しようとしている んでしょう |
| さあな・・・ 多分、それなりの計画 があるんだろうな |
| @n0 私はやっとわかったよ |
| 私はあの時、たしかに 逃げてしまった それを責められること は仕方がない |
| しかし、ここから先は もう逃げない |
| 自分が正しいと思った こと、やり遂げたいと 思ったことから逃げた くはないんだ!! |
| レイド・・・ |
| レイド・・・ |
| レイド・・・ |
| レイドさん・・・ |
| ラムダ先輩は、あの時 と同じことをしようと しているんだ |
| 全ての汚名を自分たち が背負うことで、人々 を救おうとしている |
| だが、 それは間違っている |
| 何かを犠牲にすること で得られる幸福なんて なんの価値もない! |
| それを私は、あの人に 伝えなくてはならない と思うんだ・・・ |
| 力を、貸して欲しい |
| あやまちを繰り返さな いための力を、みんな に貸してほしいんだ! |
| わかったよ、レイド |
| アキュートを止めよう あやまちを繰り返さな いために! |
| わかったよ、レイド |
| アキュートを止めよう あやまちを繰り返さな いために! |
| うん、レイドの 言うとおりだと思う |
| アキュートを止めよ! 同じ間違いを繰り返し ちゃだめだよね! |
| わかりました レイドさん・・・ |
| アキュートを止めまし ょう・・・おなじ間違 いを繰り返したら だめです・・・ |
| ケッ、改まって言うよ うなことじゃねえだろ |
| 俺たちはな、お互いに 助けあうためにここに いるんだぜ? |
| ガゼル・・・ |
| ぐずぐずしてねえで、 さっさと行こうぜ |
| 手遅れにならねえ うちによ! |
| アカネだったら、 どうやってイムランを 暗殺しようと思う? |
| アカネだったら、どう やってイムランを暗殺 しようと思う? |
| アカネだったら、どう やってイムランを暗殺 する? |
| アカネさんなら、 どうやってイムランを 暗殺しますか? |
| うーん・・・ 基本はやっぱ、 相手が一人でいる時を 狙うってことかな? |
| でも、お城の中じゃあ それもなかなか難しい かもねえ |
| あ、アカネ ほら、このお守り お前のだろ? |
| 悪いな・・・ 本当はもっと早くに 返すつもりだった んだけどさ・・ |
| アカネ このお守りは 君のだろ? |
| 悪い・・・ 本当はもっと早くに 返すつもりだった んだけど・・ |
| あ、アカネ ほら、このお守り アカネのでしょ? |
| ごめんね・・・ 本当はもっと早くに 返すつもりだった んだけどね |
| アカネさん はい、このお守り アカネさんのでしょ? |
| ごめんなさい・・・ 本当はもっと早くに 返すつもりだったん ですけれど |
| そっか・・・ アンタとぶつかった時 に落としてたのか |
| もう見つからないと 思ってたけど、本当に よかったよ・・・ |
| 何か特別なもの なのかい? |
| 何か特別なもの なのかい? |
| 何か特別なものなの? |
| 何か特別なもの なのですか? |
| うん・・・ これ、アタシの母さん が作ってくれたんだ |
| この世界に来ちゃった 今では、もう会えるか どうかわからない けどね |
| そういう大事な物なら もう落としちゃダメ だぜ? |
| そういう大事な物なら もう落とさないように 注意してくれよ? |
| そういう大事な物なら もう落とさないように しなくちゃね? |
| そういう大事な物なら もう落とさないように してくださいね? |
| うん、気をつける 届けてくれてありがと @n0 |
| 貴方はラムダが騎士団 を追放されたのに絶望 して、騎士を辞めたと 言ってましたね |
| ならどうして、 ラムダにそのことを 言わないんですか? |
| 貴方はラムダが騎士団 を追放されたのに絶望 して、騎士を辞めたと 言ってましたね |
| ならどうして、ラムダ にそのことを言わない んですか? |
| レイドさんはラムダさ んが騎士団を追放され たから、騎士団をやめ たんだよね? |
| だったら、どうして ラムダさんにそのこと を言わないんです? |
| 貴方はラムダさんが 騎士団を追放された から、騎士を辞めたと 言ってましたね |
| ならなぜ、ラムダさん にそのことを言わない んですか? |
| ・・・・・・ |
| ラムダは貴方が騎士を 辞めてしまったことを 強く責めています |
| そして貴方はそのこと を指摘されるたびに、 胸を痛めている・・・ |
| どうしてですか? |
| 答えてください レイドさん!? |
| ラムダは貴方が騎士を 辞めてしまったことを 強く責めています |
| そして貴方はそのこと を指摘されるたびに、 胸を痛めている・・・ |
| どうしてですか? |
| 答えてください レイド!? |
| ラムダさん、レイドさ んが騎士団をやめたこ とが、許せないみたい |
| なのに、レイドさんは だまったままで・・・ |
| 平気じゃないんでしょ ・・・どうしてなんで すか? |
| レイドさん! |
| ラムダさんは貴方が 騎士をやめてしまった ことを・・・強く 責めていますよね |
| そして貴方はそのこと を指摘されるたびに、 胸を痛めています |
| なぜですか? |
| 答えてもらえますか レイドさん |
| 責められても、仕方が ないからだよ・・・ |
| ラムダ先輩が騎士団を 追放されるきっかけを 作ってしまったのは、 私なのだからね |
| !? |
| あの頃はまだ、人々は 領主様のやり方に強い 反発をもっていた |
| いくつもの暴動が続き そのたびに私たち騎士 は鎮圧に出向いた |
| そんなある日、暴徒に よって繁華街の北部に 火が放たれたんだ |
| 暴徒から領主を守るの が先か、無関係な市民 を火事から守るのが先 か・・・私は悩んだ |
| そして、私は市民を 守ることを選んだ 守るべき持ち場を放棄 してしまったんだ |
| ・・・・・・ |
| 召喚師たちの力で暴動 は食い止められたが、 私は責任を問われた |
| その時、ラムダ先輩が 私をかばったんだ |
| レイドが街に向かった のは、私がそうしろと 命じたからです! |
| 先輩は暴徒との戦いで 片目を失っていたのに その原因を作った私を かばったんだよ・・ |
| それを理由に、全ての 責任を背負って騎士団 から追放されたんだ |
| そうだったのか |
| そうだったんですか |
| そうなんだ・・・ |
| そうだったんですか |
| 追放の日、ラムダ先輩 は私たちに言ったよ 領主様の目を覚まして くれ、と・・・ |
| でも、私はその期待に 応えられなかった |
| 日増しに召喚師の力が 強くなる中、罪悪感で 私は狂いそうだった |
| そして・・・ 逃げてしまったんだ! |
| ラムダ先輩との約束を 破って、騎士の誇りを 捨てて逃げたんだ!! |
| だから、ラムダ先輩が 私を責めるのは当然の ことなんだよ・・・ |
| 私は、卑怯者なんだ |
| レイドさん・・・ |
| レイド・・・ |
| どうしよう? |
| そんなことない! それでいいんですか? |
| そんなことない! それでいいんですか? |
| そんなことない! それでいいんですか? |
| そんなことありません それでいいんですか? |
| そんなことない! レイドは卑怯者なんか じゃない!! |
| 本当に卑怯だったら、 自分の都合の悪いこと を口になんかできない はずだよ・・・ |
| そんなことないです! レイドは卑怯者なんか じゃない!! |
| 本当に卑怯だったら、 自分の都合の悪いこと を口になんかできない はずですよ・・・ |
| そんなことない! レイドは卑怯者なんか じゃないよ! |
| 本当に卑怯だったら、 自分が悪かったなんて 口になんかできない はずだよ・・・ |
| そんなことありません レイドさんは、卑怯 じゃありません |
| 本当に卑怯だったら、 自分の都合の悪いこと を口になんて、 できませんから・・ |
| @n0・・・ |
| ラムダさんに 伝えなくちゃいけない |
| レイドが悩んだこと、 苦しんだことを、 あの人に伝えるんだ |
| そうしなければ レイドは本当の卑怯者 になってしまう |
| 俺は、そう思うよ |
| 貴方は、ラムダさんに 伝えなくちゃいけない |
| 貴方がそうして悩み、 苦しんだことを、あの 人に伝えなくては |
| 今、そうしなければ レイドは本当の卑怯者 になってしまう |
| 僕は、そう思う |
| レイドさんが 何を苦しんで、 何を悩んだのか・・・ |
| ちゃんとラムダさんに 伝えようよ! |
| じゃなきゃ、 レイドさんは 卑怯者のままだよ! |
| だから、ね! |
| ラムダさんに 伝えましょう |
| レイドさんが悩んだこ とや、苦しんだことを あの人に伝えましょう |
| レイドさんを卑怯者 のままにしておく わけにはいきません |
| わたし そう思うんです |
| それでいいんですか? |
| 自分の中に全てをしま いこんで、それで解決 したことにしてしまっ ていいんですか!? |
| そのほうがよっぽど、 卑怯じゃないか!! |
| それでいいんですか? |
| 自分の中に全てをしま いこんで、それで解決 したことにしてしまっ ていいんですか!? |
| そのほうがよっぽど、 卑怯じゃないですか! |
| それでいいんですか? |
| 自分で抱え込んで、 全部解決したつもりで いるんですか!? |
| レイドさんは・・・ やっぱり卑怯者だよ! |
| それでいいんですか? |
| 自分の中に全てをしま いこんで、それで解決 したことにしてしまっ ていいんですか |
| そのほうがよっぽど、 卑怯だと思います! |
| @n0・・・ |
| ラムダさんに 伝えなくちゃいけない |
| レイドが悩んだこと、 苦しんだことを、 あの人に伝えるんだ |
| そうしなければ レイドは本当の卑怯者 になってしまう |
| 俺は、そう思うよ |
| 貴方は、ラムダさんに 伝えなくちゃいけない |
| 貴方がそうして悩み、 苦しんだことを、あの 人に伝えなくては |
| 今、そうしなければ レイドは本当の卑怯者 になってしまう |
| 僕は、そう思う |
| ラムダさんに 伝えなくちゃ・・・ |
| レイドが悩んだこと、 苦しんだことを、あの 人に伝えようよ! |
| レイドさんが卑怯者 じゃなくなるには、 それしかないよ! |
| 偉そうなこと言って ごめんなさい・・・ でも、そう思うの! |
| 行こう! レイドさん! |
| ラムダさんに 伝えましょう・・・ |
| レイドさんが、 悩んだこと、苦しんだ ことを・・・ |
| 伝えないと、レイドさ んは、卑怯者のまま になってしいます |
| 伝えましょう |
| 街の人々が苦しんでる のは召喚師のせいって 思っていたけど |
| 街の発展を支えている のも召喚師なんだよな |
| 街の人々が苦しんでる のは召喚師のせいだと 思いこんでいたけれど |
| 街の発展を支えている のも召喚師なんだ |
| 街の人々が苦しんでる のは召喚師のせいって 思っていたけど |
| 街の発展を支えている のも召喚師なんだよね |
| 街の人々が苦しんでる のは召喚師のせいって 思っていたけど |
| 街の発展を支えている のも召喚師なんですね |
| 鉄道も工場も、みんな 召喚獣の力で動いてる んだ |
| イムランたちを殺せば 街の鉄道も工場も 全部止まるんだよ |
| 混乱が起きる、か |
| 混乱が起きちゃう |
| 混乱が起きますね |
| いや・・・ 下手をすれば、 街自体が滅びる |
| アキュートのやろうと していることは、それ ほど危険なんだよ! |
| 鉄道も工場も、みんな 召喚獣の力で動いてる ようなものだ |
| イムランたちを殺すと いうことは、それらを 活動停止にしてしまう ことになるんだ |
| 混乱が起きる、か |
| 混乱が起きちゃう |
| 混乱が起きますね |
| いや・・・ 下手をすれば、街自体 が滅びるかもしれない |
| アキュートのやろうと していることは、 それほど危険なんだ |
| 鉄道も工場も、みんな 召喚獣の力で動いてる ようなものだもんね |
| イムランたちを殺せば それらが全部 止まっちゃうってこと |
| 混乱が起きる、か |
| 混乱が起きる、か |
| 混乱が・・・ 起きてしまいますね |
| ううん・・・ 下手をすれば、 この街が滅びるかもよ |
| アキュートのやろうと していることは、 それだけヤバイのよ |
| 鉄道も工場も、全てが 召喚獣の力で動いてい るようなものです |
| イムランたちを殺すと いうことは、それらを 活動停止にしてしまう ことと同じです |
| 混乱が起きる、か |
| 混乱が起きる、か |
| 混乱が起きちゃう |
| いえ・・・ 下手をすれば、街自体 が滅びかねません |
| アキュートのやろうと していることは、 それほど危険なのです |
| あの三兄弟が街を変え た原因だというなら、 奴らを消してしまえば 街は元に戻る |
| ソルの話を |
| キールの話を |
| カシスの話を |
| クラレットの話を |
| 聞くまでは、 俺もそう思っていたよ |
| でも、違ったんだな |
| 奴らを殺したところで 変わってしまった街は 元に戻らない・・・ |
| ローカスさん・・・ |
| もう、どうしようも ないのか? |
| どうしよう? |
| らしくないですよ? 方法はあるはずです |
| らしくないですよ? 方法はあるはずです |
| らしくないですよ! 方法はあるはずです |
| らしくないですよ? 方法はあるはずです |
| らしくないですよ? ローカスさん |
| らしくないですよ? ローカスさん |
| らしくないですよ! ローカスさん |
| らしくないと思います ローカスさん |
| @n0・・・ |
| 暴動の時、貴方は最後 まで戦おうとしました |
| 待っているのが確実な 敗北だと知っていて、 それでも戦おうとした じゃないですか? |
| 暴動の時、貴方は最後 まで戦おうとしました |
| 待っているのが確実な 敗北だと知っていて、 それでも戦おうとした じゃないですか? |
| 暴動の時、最後まで 戦おうとしたじゃ ないですか! |
| 負けるってわかって たのに!それでも 戦おうとしたんじゃ ないんですか! |
| 暴動の時、貴方は最後 まで戦おうとしました |
| 確実に負けると 知っていて戦おうと したローカスさんは、 正しいと思います |
| 方法はあるはずです |
| 昔の姿に戻すことは できなくても、今の 街にふさわしい決着 をつける方法が |
| それを探すことが、 何より大切なんじゃ ないですか? |
| 方法はあるはずです |
| 昔の姿に戻すことは できなくても、今の 街にふさわしい決着 をつける方法が |
| それを探すことが、 何より大切なんじゃ ないですか? |
| 方法はあるはずです |
| 昔の姿に戻すことは できなくても、今の 街にふさわしい決着 をつける方法が! |
| それを探すことが、 何より大切なんじゃ ないですか? |
| 方法はあるはずです |
| 昔の姿に戻すだけが 正しいわけじゃないと 思います・・・・ |
| それよりも、新しい もっといい街を作る ことが、大切だと わたしは思います |
| ・・・・・・ |
| よお、珍しいところで 会ったな |
| ガゼル? |
| ガゼル? |
| ガゼル? |
| ガゼルさん? |
| ラムダが何をやらかす つもりかはわからねえ が、狙いがイムランっ てことはわかってる |
| ここで三兄弟の動きを 見張ってりゃ、何かが わかるんじゃないかと 思ってよ・・・ |
| たしかにそうだ |
| たしかにそうだな |
| たしかにね・・・ |
| そうですけど・・・ |
| ただ、わかったとして もそれだけじゃ俺たち は動けねえ |
| 決断するのは・・・ レイドだからな |
| おや、お若いの また会うとはなあ |
| ああ、じいさんか |
| ああ、おじいさん |
| おじいさん? |
| あ、おじいさん |
| どうした? 何やら悩みごとのある 様子じゃのう |
| よければひとつ、 このオイボレに話して みんか・・・ん? |
| どうしよう? 話してみる 遠慮しておこう |
| すいません ちょっとそれは・・・ |
| すいません ちょっとそれは・・・ |
| ごめんなさい でも、変なことに 巻き込むわけには |
| もうしわけありません わたしたちの問題 ですから・・・ |
| あ、いやいや 無理に話さなくていい 気にせんでくれ |
| ただ、お節介を言わせ てもらえるなら、一人 で何もかもを背負おう とせんことじゃ |
| 無理をしている人間は はたから見ている者も 辛くさせるからな |
| ・・・・・・ |
| どんな立派な志をもっ ていようと、人が 一人でできることなど 知れたものじゃよ |
| そう思えば、いくらか 気も楽になるもんだ ・・・それじゃあな |
| なるほどのう あんたの知らないこと で、友達が苦しんどる わけか |
| 俺は、どうしたら いいんでしょうか? |
| 僕は、どうしたらいい んでしょうか? |
| あたし、どうしたら いいのか わかんなくて・・・ |
| はい、わたしには なにができるでしょう |
| どうしたらいいか、と いうのが問題ではなく |
| 本当に大切なことは、 あんたがどうしたいの か、ではないか? |
| ・・・!! |
| 友達はきっと、あんた たちが大切だから沈黙 を守っとるんだろう |
| じゃがな、人が 一人でできることには 限界がある・・・ |
| そんな友達に、あんた がしてやりたいと思う ことを、自信をもって してやりなさい |
| 俺が、してあげたいと 思ったこと・・・ |
| ありがとう、じいさん そうしてみる! |
| 僕が、してあげたいと 思ったこと・・・ |
| ありがとう そうしてみますよ! |
| あたし・・・ どうしてあげたい んだろう・・・・ |
| ・・・そっか! そうしてみる! おじいさんありがと! |
| わたしが・・・ レイドさんに・・・ してあげたいこと |
| ありがとうございます おじいさん なんだか、気持ちが 軽くなりました・・ |
| ほほっ、お役に立てて 何よりじゃよ |
| ・・・猫? |
| どうしよう? 放っておく 近づいてみる |
| また、魚でも釣って リプレを喜ばせて やろうかな? |
| また、魚でも釣って みるかな? |
| うーん 魚釣りねぇ・・・ |
| また、魚を 釣って帰ったら リプレさん 喜ぶかしら・・・ |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| どうしよう? やめておく 魚釣りをする |
| 気にしなくていいって こういう時もあるわ |
| うん、これだけあれば 充分だよ |
| わぁ、ずいぶん たくさん釣れたのね |
| こんな大物 どう料理したらいいか 迷っちゃいそう |
| すごいじゃない! これならきっと、おい しいお料理ができるわ |
| これって・・・ 食べられるのかしら? |
| ごくろうさま きっとみんなも喜んで 食べてくれるよ |
| また何か釣れた時は 私のところに もってきてね |
| 腕によりをかけて おいしい料理を作って あげるから、ね? |
| さて、問題はあいつら がどういう計画を 立てているかだな |
| イムランは今、 鉱山の視察で街を 留守にしてるらしいぜ |
| 帰ってくるのは明日に なるって、屋敷の連中 が言ってたからな |
| 多分、アイツらはそれ を狙ってると思うな 街の外だったら、余計 な邪魔も入らないし |
| しかし、相手は鉄道を 使って移動してるぞ? |
| だったらなおさら、 道を塞いじゃえば 逃げ場がなくなる じゃんか |
| そうだとすれば、 線路のどこかに アキュートはワナを 仕掛けるはずだ |
| そうだとすれば、 線路のどこかに アキュートはワナを 仕掛けるはずだ |
| ・・・線路のどこかに アキュートはワナを 仕掛けるはずだよね |
| なら、アキュートは 線路のどこかにワナを しかけているんじゃ ないでしょうか? |
| 時間が惜しい とにかく、線路伝いに 探してみよう |
| なんだっ!? |
| なんだっ!? |
| なななにっ! |
| 何の音!? |
| ちくしょう、一足違い だってのかよ!? |
| いや、まだだ! まだ間に合うはずだ! |
| いや、まだだ! まだ間に合うはずだ! |
| まだだよ! あきらめちゃだめ! |
| まだです・・・ あきらめるのは はやいと思います! |
| ななな、何事だっ!? |
| 久しぶりだな イムラン・マーン |
| お前は、ラムダ・・・ |
| 貴様の命、貰うぞ! |
| ひっ、ひいいっ!! |
| やめるんだ、ラムダ |
| レイド・・・ あくまで邪魔をすると いうのか? |
| そいつを殺したところ で、街が元の姿に戻る わけじゃない |
| 貴方にはわかっている はずだ!? |
| ・・・・・・ |
| なんなんだ・・・ お前ら、一体、なんの つもりだあぁっ!? |
| いいからさ、オジサン ちゃっちゃと逃げなよ |
| おじっ・・・!? |
| あんたは許せないけど 殺されるのをほっとく つもりもないんだ |
| さあ、早く! |
| 悔しいけれど、貴方を 殺されるわけにはまだ いかないんだ |
| さあ、早く! |
| あなたはキライだし 許せない・・・ でも、殺されていい わけないからね! |
| さあ、早く! |
| イムランさん・・・ あなたは嫌いですけど でも、あなたが死ぬの も、見過ごせません |
| はやく逃げてください |
| くうぅぅっ・・・ 憎い、憎い、憎いっ! |
| 覚えておけよっ! 平民どもめぇぇっ!! |
| 私たちの邪魔をすると いうのなら、ラムダ様 の知己であろうと 容赦はしない! |
| そいつは こっちの台詞だぜ |
| レイドがお前らを、街 のことをどれだけ心配 しているのか、腕ずく でも教えてやる! |
| やってくれたな レイド・・・ |
| ラムダ、貴方の方法 では人々は救えない |
| 犠牲を払うことで得ら れる平和には、なんの 価値もないんだ!! |
| ならば、お前は どうしろと言うのだ |
| 犠牲を作ることなしに 街の人々を救うことが できるのなら、それを 俺に示してみろ!? |
| ・・・・・・ |
| 俺も昔は、 お前と同じだった |
| 理想を持った者が力を 合わせたなら、不可能 はないと思っていた |
| だがな、理想を現実に するためには、絶対に 何かが犠牲になるのだ |
| 確かに、そうなのかも しれない・・・ |
| でも、それでも私は 目の前で誰かが犠牲に なるのを黙って見ては いられないんです! |
| どう話をしたところで 無意味なようだな |
| レイドよ いずれ改めて、お前と は決着をつけよう |
| 理想のために犠牲を いとわないラムダと、 犠牲を作らないという 理想を望むレイド 二人の元騎士の信じるものは どちらも正しいのだろう |
けれど、俺にはラムダの信念を 受け入れることはできない |
自らが生み出す犠牲を知り、 その重みを背負うだけの覚悟は 俺にはないだろうから・・・ |
| 理想のために犠牲を いとわないラムダと、 犠牲を作らないという 理想を望むレイド 二人の元騎士の信じるものは どちらも正しいのだろう |
けれど、僕にはラムダの信念を 受け入れることはできない |
自らが生み出す犠牲を知り、 その重みを背負うだけの覚悟は 僕にはないだろうから・・・ |
| ラムダさんは理想のための 犠牲は、仕方ないって思って いるし・・・レイドさんは逆に 犠牲を出さないために戦っている 元々騎士だったふたりの考えは どちらも正しい |
でも、あたしはレイドさんの 考えが正しいって信じたい |
自分が行ったことの重さ 犠牲の大きさを背負うなんて あたしにはできそうにない・・ |
なら、できることは、犠牲を 出さないようにすることだけ そう思うんだ・・・ |
| 理想のために犠牲を いとわないラムダさん、 犠牲を作らないという 理想を望むレイドさん 二人の元騎士の信じるものは どちらも正しいのでしょう |
けれど、ラムダさんの信念を 受け入れることはできない |
自らが生み出す犠牲を知り、 その重みを背負うだけの覚悟は わたしにはないだろうから・・・ |
| ラムダは、自分のしよ うとしていることを きっとわかってる |
| 犠牲さえも、 自分の罪にして、 背負っていく つもりなんだ・・・ |
| 俺は・・・ すこしだけあの人の ことがうらやましい のかもな・・・ |
| え? |
| 全てを覚悟して 決断できる勇気が あったなら・・・ |
| ソルさん? |
| ソル? |
| あ、いや なんでもない |
| なんでもないよ |
| 自分の行おうとして いることの結果を、 ラムダはきっと 理解している |
| 犠牲を生むことの 罪の重さを、 背負っていく決意を もっているんだろう |
| 僕は・・・ すこしだけあの人の ことがうらやましい |
| え? |
| 全てを覚悟して 決断できる勇気が あったなら・・・ |
| キールさん? |
| キール? |
| いや・・・ なんでもない |
| なんでもないんだ |
| 自分の行おうとして いることの結果を、 ラムダはわかってる んだよね |
| 犠牲を生むことの 罪の重さを、 背負ってく覚悟を してるんだろうな |
| ちょっと・・・ うらやましいかも |
| え? |
| アタシにも 決断するための勇気が あったら・・・ |
| カシスさん? |
| カシス? |
| あっ・・・ な、なんでもないよ あは、ははははっ |
| あは、ははははっ |
| 自分の行おうとして いることの結果を、 ラムダはきっと理解 しています |
| 犠牲を生むことの 罪の重さを、背負って いく決意をもって いるのでしょう |
| 私は・・・ すこしだけあの人の ことがうらやましい かもしれません |
| え? |
| 全てを覚悟して 決断できる勇気が あったなら・・・ |
| クラレット? |
| いえ・・・ なんでもないんです |
| ・・・・・・ |
| 本当は、私にも わかっているんだよ |
| 犠牲を払わなければ 現実を変えることは できないのだろう |
| けれど、私はそれでも 犠牲を認めたくは ないんだ |
| 甘い、だろうか? |
| そうかもしれない |
| でも・・・ 俺はレイドの考えを 信じたいよ |
| どうせ幸せになるの なら、みんな一緒の ほうがいいもんな |
| そうかもしれません |
| でも・・・ 僕はレイドの考えを 信じたいよ |
| どうせ幸せになるの なら、みんな一緒の ほうがいいですから |
| 甘いかも・・・ |
| でも・・・ レイドの考え方 あたしは好き |
| どうせ幸せになるん なら、みんな一緒が いいに決まってるし |
| かもしれませんね |
| でも・・・ わたしはレイドさん のこと、信じてます |
| みんながいっしょに 幸せになれる方法を 探しましょう |
| ああ・・・ そのとおりだな |
| しかしイムランの奴、 助けてやったのに 礼のひとつもなしかよ |
| じゃあさ、涙を流して 感謝してきたら? |
| それとも、涙を流して 感謝して欲しいのか? |
| ひざまづいて 「ガゼルさま~」 ・・・とか? |
| でも、涙を流して感謝 するイムランさんも 気持ち悪いですよね |
| ケッ! そんな気色悪いこと しやがったら、蹴って やるぜ!! |
| それじゃ、意味ないと 思うぞ・・・ |
| それじゃ、意味がない と思う・・・ |
| ねえ、それって 謝るなってこと? |
| ・・・矛盾して ませんか、それ・・・ |
| なるほどな レイドはそれを 気にしていたのか |
| レイドのことを思って したことが、あいつを 逆に苦しめてしまった んだな |
| できればこれ以上、 俺はあの二人には 戦ってほしくないよ |
| できればこれ以上、僕 はあの二人には戦って ほしくないですよ |
| あたしね、あのふたり って、もう戦うべき じゃないと思うの |
| わたし・・・できれば ふたりに戦ってなんて ほしくないんです |
| ああ、そうだな ワシもそう思うよ |
| 親しい者同士が争うの は、とても悲しいこと だからな・・・ |
| 貴方たちが、この街を 救ってくれたってこと みんな気がつきも しないんだろうね |
| 感謝してほしくて したことじゃないんだ 気にしてないよ |
| それに俺が本当に救い たかったのはレイドの 心だったんだから |
| 感謝してほしくてした ことじゃないんだ 気にしてないよ |
| それに僕が本当に救い たかったのはレイドの 心だったんだから |
| え~、でもねぇ 別に誰かに感謝された くてやったわけじゃ ないし |
| あたしは、あくまで レイドを楽にして あげたかったの! |
| リプレさん、わたし 別に街を救おうとした わけじゃないんです |
| わたしは、ただレイド さんの心に傷が残るの が嫌だったから・・・ |
| うん、わかってる けどね・・・ |
| なんだかちょっと 私は不満だよ |
| こんなにがんばってる 貴方たちのこと、誰も 知らないなんて・・・ |
| リプレ・・・ |
| リプレ・・・ |
| リプレ・・・ |
| リプレさん・・・ |
| 兄ちゃんたち、すぐ側 で列車をみたんだろ |
| 姉ちゃんたち、すぐ側 で列車をみたんだろ |
| ねえねえ、速かった? すごかった!? |
| うーん、俺が見たのは 落石でひっくり返った あとだからなぁ |
| そう言われてもな 僕が見た列車は、落石 でひっくり返っていた ものだったし・・・ |
| あたしが見たのは 落石でひっくり返った あとだからなぁ |
| いえ、わたしが見たの は転んで止まった 列車ですから・・・ |
| なんだ・・・ つまんないの・・・ |
| いくらもらったの? |
| へ? |
| え? |
| え? いくら? |
| え? |
| この街の偉い人を 助けたんだから、 それなりのお礼は 出たんでしょ |
| おいおい、そんなの もらえるわけないって |
| 何ももらってないよ 最初から期待もして なかったし・・・ |
| そんなの、もらえる わけないよ |
| お金はもらえないの |
| ひょっとして タダ働きだったの!? |
| あたしだったら絶対、 そんなことしないのに バカみたい・・・ |
| レイド・・・ げんきでるといいね? |
| ラミね・・・ みんながわらってるの がいちばんすき |
| だから・・・ |
| うん、そうだよな レイドにも笑っていて ほしいよな? |
| うん、そうだね レイドにも笑っていて ほしいよね? |
| うん、レイドさんには 笑っててほしいね |
| そうね、レイドさんに は、いつも笑っていて ほしいものね? |
| ・・・(こくん) |
| 早くそうなれるように 俺たちもがんばる 約束するよ |
| 早くそうなれるように 僕たちもがんばる 約束するよ |
| あたしたちもがんばる ・・・だから、ラミ ちゃんも、協力してね |
| わたしたちも、レイド さんが笑えるように がんばるから・・・ 安心して・・・ |
| セシルって姉ちゃん、 俺っちと同じ格闘家 だったんだな・・・ |
| ああ、俺も驚いたよ |
| ああ、僕も驚いた |
| うん、びっくりした 格闘家って感じじゃ ないもんね |
| わたしも、ちょっと びっくりしました |
| あの蹴りもすごかった けど、ストラの効果が とんでもなかったぜ |
| 多分、もともとそっち が専門だったんだろう なあ・・・ |
| 専門って? |
| 専門って? |
| 専門って? |
| 専門・・・ですか? |
| ストラを身につけよう として格闘術を学ぶ人 もいるからな |
| あの姉ちゃんもきっと そういうのだと思う |
| 成り行きだったとはい え、イムランを助ける ことになるとは・・・ |
| 納得できない? |
| 納得できないか? |
| 納得できない? |
| 納得できませんか? |
| いや、あれは 仕方なかったと思う |
| あんな奴でも、 この街に必要なのは 事実なのだからな |
| ふにゅうぅぅ 今日は疲れたですのぉ |
| 街からずうっと歩きっ ぱなしだったからな |
| 無理についてこなくて もよかったのに・・・ |
| 街からずうっと歩きっ ぱなしだったからね |
| 無理についてこなくて もよかったのに・・・ |
| 街からずうっと歩きっ ぱなしだったもんね |
| ほんと、無理して ついてこなくても よかったのに・・・ |
| ずっと歩きづめ だったものね? |
| 無理についてこなくて もよかったのに・・・ |
| ダメですのぉ・・・ モナティは、マスター の側にいないと・・・ |
| マスターと離ればなれ になるのは・・・ もう・・・ |
| モナティ? |
| ・・・すうぅぅ |
| やれやれ こりゃ、部屋まで運ぶ のが大変だな・・・ |
| やれやれ これは、部屋まで運ぶ のが大変だな・・・ |
| 寝ちゃった・・・ |
| ふふふ・・・ やっぱり、かなり 疲れてたのね・・・ |
| アタシはさ、おまけで この世界に来たのよ |
| おまけ? |
| おまけ? |
| おまけ? |
| おまけ、ですか? |
| お師匠を助けようとし てしがみついたらさ、 一緒に連れてこられ ちゃったってワケ |
| 無茶するなぁ |
| 無茶をしたもんだな |
| 無茶するね・・・ |
| ・・・はぁ |
| で、呼ばれたのはいい んだけど・・・忍者っ てのは、色々と厳しい おきてがあってね |
| 自分が心から認められ る相手にしか、忠誠を 誓っちゃいけないんだ |
| あとは、言わなくても わかるでしょ? |
| 召喚師から逃げ出して はぐれになったんだな |
| 召喚師から逃げ出して はぐれになったのか |
| その召喚師から逃げて はぐれをやってる ってわけなんだ? |
| 召喚師から逃げ出して はぐれになった・・・ そういうわけですね? |
| へへへ まあ、そーゆうこと |
| さいわい、アタシたち の格好はこの世界の人 とかわんなかったから |
| お師匠は忍者の知識で 薬屋を始めたの |
| なるほど・・・ |
| ラムダさんは、犠牲を 出すことをいとわない っていってますけど |
| なんだか、それだけ じゃない気がします |
| それだけじゃない? |
| それだけじゃない? |
| それだけじゃない? |
| それだけじゃない? どういうことです? |
| あの人は・・・ むしろ自分自身が犠牲 になろうとしている 気がするんです |
| 僕のかんちがいなの かも知れないですけど |
| ソルは どうしてあんなことを 言ったんだろう? |
| ソルは どうしてあんなことを 言ったんだろ? |
| ソルさんは どうしてあんなことを 言ったのでしょう? |
| キールは どうしてあんなことを 言ったんだろう? |
| キールは どうしてあんなことを 言ったんだろ? |
| キールさんは どうしてあんなことを 言ったのでしょう? |
| カシスは どうしてあんなことを 言ったんだろう? |
| カシスは どうしてあんなことを 言ったんだろう? |
| カシスさんは どうしてあんなことを 言ったのでしょう? |
| クラレットは どうしてあんなことを 言ったんだろう? |
| クラレットは どうしてあんなことを 言ったんだろう? |
| クラレットは どうしてあんなことを 言ったんだろ? |
| レイドは過去を ふっきったみたいだな |
| レイドは過去を ふっきったようだな |
| レイドは過去を ふりきれたみたい |
| レイドさん もう大丈夫ですね |
| イムランにお礼を 期待してもなぁ・・・ |
| イムランに感謝 されるのも、な・・・ |
| イムランにお礼を期待するのは ムダじゃないかな? |
| イムランさんはお礼を する気はないと思います・・・ |
| なんとか、二人を 止められないだろうか? |
| なんとか、二人を 止められないだろうか? |
| なんとか、二人を 止められないかな? |
| なんとかして、 ふたりが争わないで済む 方法を考えないと |
| 街を救ったって実感は あんまりないかもな |
| 街を救ったって実感は あんまりないけれどね |
| 街を救ったって言われても 実感ないしなぁ |
| 街を救ったなんて そんなふうには思えません・・・ |
| どこの世界でも子供は 乗り物が好きなんだな |
| どこの世界でも子供は 乗り物が好きなんだな |
| アルバも子供だね やっぱ乗り物が好きなんだ |
| ここの子供も 乗り物好きなんですね |
| タダ働きって 言われてもなぁ・・・ |
| タダ働きって 言われてもね・・・ |
| タダ働きって 言われてもなぁ・・・ |
| タダ働きですか・・・ |
| ラミちゃんのためにも なんとかしなくちゃな |
| みんなが笑顔になれる ようがんばらなくちゃ |
| ラミちゃんのためにも なんとかしなくちゃ |
| ラミちゃんのためにも なんとかしなくちゃ |
| まさかセシルさんがストラの 使い手だったとは |
| まさかセシルさんがストラの 使い手だったとは |
| まさかセシルさんもストラを 使えるなんてね~ |
| セシルさんもストラを 使えるなんて |
| ローカスにしてみれば 複雑だろうな・・・ |
| ローカスにしてみれば 複雑だろうな・・・ |
| ローカスの方も 複雑なんだろうなぁ |
| ローカスさん・・・ 複雑そうですね・・・ |
| 離ればなれに なりたくない・・・か |
| 離ればなれに なりたくない・・・か |
| 離ればなれに なりたくない・・・か |
| 離ればなれに なりたくない・・・か |
| いかにも、忍者っぽい 理由だよな・・・ |
| そういう経緯でアカネたちは ここにいるのか |
| 忍者って、 こういうふうに考えるんだ |
| 忍者はどこの世界でも 同じなんですね・・・ |
| ラムダは、自分を 犠牲にする気なのか? |
| ラムダは、自分を 犠牲にする気なのか? |
| ラムダは、自分を 犠牲にする気なのかな? |
| ラムダさん 自分を犠牲にする気じゃ? |
scn011
| 大人数になったぶん、 こうやってまとめ買い して節約しないとね |
| 自分のお腹に 入るものなんだから、 がんばれるでしょ? |
| とほほ・・・ |
| まあ、ね |
| あ、それを言われると |
| そうですね・・・ |
| あんまり、食べる方 だとは、思わないの だけれど・・・ |
| おいおい、坊主 今から女の尻に しかれてんのか? |
| おやおや 仲良くお買い物でも してきたのかい? |
| この声は・・・ |
| この声は・・・ |
| この声・・・? |
| この声は・・・ |
| どうしよう? |
| スタウトか!? 姿を見せろっ! |
| スタウトか!? 姿を見せろっ! |
| スタウト!? 姿を見せなさい! |
| スタウトさん? 誰ですか? |
| スタウトか!? |
| スタウトか!? |
| スタウト!? |
| スタウトさん? |
| へへへっ 大当たりってかぁ |
| うそ・・・ 屋根の上にいたなんて |
| 姿を見せろっ! |
| 姿を見せろっ! |
| 姿を見せなさい! |
| 誰ですか!? |
| 別に怒鳴らなくたって いいだろ・・・ あんたの真後ろに いるぜ・・・ |
| きゃっ!? |
| へへへっ、悪いな 悪趣味な登場でよ |
| 俺に何の用だ? |
| 僕に何の用だ? |
| 何の用? こっちは忙しいの! |
| なんでしょうか? |
| そうとんがるなって 坊主たちをどうこうし ようってんじゃねえよ |
| そうとんがるなって 嬢ちゃん達をどうこう しようってんじゃ ねえよ |
| 用事があるのはな あのレイドって野郎だ |
| レイドに・・・ |
| レイドに・・・ |
| レイドに? なんで? |
| レイドさんですか? |
| 俺は臆病者だからな お前らのねぐらに入る 度胸はねえんだよ |
| 悪いがよ、呼んできて くれねえか? |
| どうしよう? |
| そこで待っててくれ なんで俺が・・・ |
| そこで待っててくれ なんで僕が・・・ |
| じゃあ、待ってて なんであたしが? |
| 待っててください わたしがですか? |
| そこで待っててくれ 今、呼んでくる |
| そこで待っててくれ 今、呼んでくる |
| じゃあ、待っててよ 今、呼んでくるからさ |
| 待っててください 今、呼んできます |
| おう、悪いな |
| なんで俺が、あんたの 頼みを聞かなくちゃ ならないんだよ |
| なんで僕が、お前の 頼みを聞かなくちゃ ならないんだ |
| なんであたしが? 人にモノを頼む態度 じゃないでしょ、それ |
| わたしが、ですか? なぜです? 理由がわかりません |
| ・・・ケチな坊主だな |
| ・・・ケチな嬢ちゃん だな |
| 余計なお世話だ 取り次ぎはするから、 ついて来てくれ |
| 余計なお世話だ 取り次ぎはするから、 ついて来てくれ |
| 余計なお世話です~! 付いてきたら、用件の とりつぎくらいはして あげてもいいけど |
| ・・・わかりました 取り次ぎはします |
| でも、レイドさんが 来てくれるかは別です |
| へいへい・・・ |
| しかし、レイドは あの男と何を 話しとるんだろうな |
| なんなら、偵察 してきたげよっか? |
| 盗み聞きはダメよ |
| ケッ・・・ |
| あ、どうやら終わった みたいだぜ? |
| 邪魔したな |
| いえいえ、おかまいも せずに恐縮ですのー |
| ・・・・・・ |
| ラムダ先輩が 会いたがってるらしい これから行って来るよ |
| おいおい、まさか一人 で行くつもりなんじゃ ないだろうな? |
| そのつもりだよ |
| 馬鹿いうなよ 何があるか わかんないんだぜ!? |
| 心配しなくても、 あの人はそんな 卑怯なことはしないさ |
| それは、そうかもしれ ないけど・・・ |
| それは、そうかもしれ ないが・・・ |
| そりゃ、 そうだろうケド・・・ |
| それは、そうかもしれ ませんけど・・・ |
| そんなに心配だってん なら、誰か一緒に来て もかまわねえんだぞ |
| こっちは別に後ろめた い用事があるわけじゃ ねえからな |
| どうしよう? 自分がついていく レイドに選ばせる |
| 俺が行くよ |
| 僕が行こう |
| あたし、行くよ |
| わたし、行きます |
| ・・・わかった そうしてもらおう |
| 頼んだぜ? |
| @n0 |
| すまんな、スタウト 余計な気をつかわせて |
| ま、こいつらが 疑うのも当然だろうさ |
| @n0 ついて来てくれるか? |
| ええ |
| ええ |
| うん |
| あ、はい |
| さあ、ここが俺たちの 隠れ家だ |
| え、でも・・・ ここは酒場じゃ? |
| え、でも・・・ ここは酒場じゃ? |
| ・・・ここ お酒のむとこじゃん |
| え、でも・・・ ここは酒場じゃ ないんですか? |
| 表向きは酒場ってこと になってるだけさ なんせ、隠れ家なんだ からな |
| さ、入るぜ? |
| ああ・・・ |
| おかえりなさい スタウト |
| そっちの坊やは? |
| そっちの お嬢さんは? |
| うーん、こちらさんの 保護者みたいなもんだ |
| 保護者って・・・ |
| 保護者って・・・ |
| どこが保護者よ・・・ |
| 保護者って・・・ レイドさんに 失礼なんじゃ・・・ |
| ラムダは? |
| ラムダ様は奥にいます 私が案内しましょう |
| おっと、坊主 悪いが旦那はレイドと 二人っきりが望みだ |
| おっと、嬢ちゃん 悪いが旦那はレイドと 二人っきりが望みだ |
| 話が終わるまで、 ここで俺たちと 待っていてくれよな |
| せっかく酒場に来たの ですし、何か飲まれて はいかがです? |
| お、お酒はちょっと |
| いや、お酒は・・・ |
| お酒は飲めないんです |
| すいません 飲めないもので・・・ |
| ははは、それでしたら 果物のジュースを さしあげますよ |
| ・・・ |
| ・・・・・・・ |
| ・・・沈黙がつらい |
| ・・・・・・・ |
| ・・・ 沈黙は苦手なのに~ |
| ・・・・・・・・・・ ・・・長い沈黙・・・ |
| おい、ちっとは俺たち を信用しろよ? |
| そんなに私たちって こわいかしら? |
| え、ええっと・・・ |
| いや、そういうわけで はないけど・・・ |
| ちょっと・・・ |
| あ、いえ、そういう わけじゃなくて |
| せっかくの機会です そう警戒せず、 世間話でもしましょう |
| そうだよな・・・ こんなチャンス、 もう二度とないかも しれないし・・・ |
| そうだ、この機会に彼 らのことを知っておく 必要はあるかも しれないな |
| 彼らとどうなるにしろ きっと役に立つはずだ |
| あ、確かに・・・ こんなチャンス、 もう二度とないかも しれないし・・・ |
| そういえば・・・ こんなチャンス、 もう二度とないかも しれないし・・・ |
| どうしよう? 世間話をする 質問をしてみる |
| ここって、本当に酒場 なんですか? |
| この酒場、本当に営業 しているんですか? |
| ここって、本当に酒場 なんですか? |
| ここって、本当に酒場 なんですか? |
| ええ、そうですよ ちゃんと営業して います |
| もっとも、私が一人で やっているようなもの ですけどね |
| えっ? |
| 酒も料理も、ペルゴの 奴のお手製なのさ |
| 大したものじゃ ありませんよ |
| そう言い切られると、 私の立場が なくなっちゃう じゃない? |
| おや、これは失敬 |
| みなさんは、どうして アキュートに来ること になったんですか? |
| みなさんは、どうして アキュートに来ること になったんですか? |
| なんで、みなさんは アキュートに来ること になったんですか? |
| みなさんは、どうして アキュートに来ること になったんですか? |
| ・・・そう来たか ったく、物好きな 坊主だぜ |
| ・・・そう来たか ったく、物好きな 嬢ちゃんだぜ |
| 私はもともとラムダ様 の部下だったんです |
| 彼が騎士団を追放され た時、そのままついて きたのですよ |
| 俺は・・・ 拾われたんだよ |
| 拾われた? |
| 拾われた? |
| 拾われたって? |
| 拾われた・・・? |
| ああ、みっともねえが 酒浸りになっていたの を旦那に拾われたのさ |
| 私は・・・ |
| セシルはな、看護婦さ |
| ええっ!? |
| えっ!? |
| はい? |
| 看護婦さん!? |
| スタウト! |
| いいじゃねえか 隠さなくたってよ |
| 正確には女医ですよ 彼女はストラを学んだ 優秀な女医なんです |
| じゃあ、ラムダさんの 目を治したのは・・・ |
| じゃあ、ラムダの 目を治したのは・・・ |
| じゃあ、ラムダさんの 目って、セシルさんが なおしたんですか? |
| じゃあ、ラムダさんの 目を治したのは・・・ |
| そういうことよ ただし、治したって いうのは間違い |
| 治してる、のよ 今もね・・・ |
| 待たせたな |
| あ、いえ・・・ |
| さあ、帰ろう |
| ラムダと、なんの話を したんです? |
| ラムダと、なんの話を したんですか? |
| ラムダさんとは、 何の話を したんですか? |
| ラムダさんとは、 何のお話を? |
| この前のこと、そして これからのことだよ |
| もう、君たちが彼らと 戦わなくてもいいよう に話をつけたんだ |
| そう、ですか・・・ |
| @n0・・・? |
| え? |
| え? |
| え? |
| え、あ、はい・・・? |
| いや・・・ なんでもない・・・ |
| レイドはどんな方法で 話をつけたんだろう? |
| レイドはどんな方法で 話をつけたんだろう? |
| レイドは話をつけて くれたって言ったけど ・・・ どうやったのかな? |
| レイドさんは どのような方法で 話をつけたの でしょうか? |
| 俺もそれが気になって いるんだ |
| 俺たちのしたことは、 ラムダにとっては許し がたいことのはずだ |
| 話し合うだけで、 解決できるはずがない |
| 僕もそれが気になって いるんだ |
| 僕たちのしたことは、 ラムダにとっては許し がたいことのはずだ |
| 話し合うだけで、解決 できたんだろうか? |
| あ、あたしもそれは変 だって思う |
| あたしたちって、あの 人の計画をぶち壊した わけでしょ? |
| そう簡単に話がつくと は思えないよ |
| 私もそれが気になって いるんです |
| 私たちのしたことは、 ラムダにとっては許し がたいことのはず |
| 話し合うだけで、解決 できたんでしょうか? |
| はぁい? |
| はい、開いてますよ |
| はぁい? |
| あ、はい・・・ |
| @n0 レイドがどこに行った のか知らんか? |
| 部屋じゃないのか |
| 部屋にいないのか? |
| 部屋にいないの? |
| 部屋にはいませんか? |
| おらんのだよ 今日は道場も休みだと いうのに・・・ |
| なんだって? |
| なんだって? |
| えぇ? |
| え・・・うそ |
| レイドだったら、 出かけたみたいよ |
| どこへ行くのか聞いて ないか? |
| どこへ行くのか聞いて ないか? |
| 行き先は聞いてない? |
| どこへ行くのか 聞いてませんか? |
| ううん、別に何も あ、でも剣を持ってた から稽古かしら? |
| 何かあったの? |
| どうしよう? 事情を話す 黙っていよう |
| 多分、レイドは一人で ラムダと決着をつけよ うとしてるんだ |
| これ以上、俺たちを 巻き込まないために! |
| 多分、レイドは一人で ラムダと決着をつけよ うとしてるんだ |
| これ以上、僕たちを 巻き込まないために |
| レイド・・・きっと ひとりでラムダと 決着をつける気だ |
| あたしたちを 巻き込まないために、 きっとそうだ! |
| レイドさんは、一人で ラムダさんとの決着を つけようとしてます |
| これ以上、わたしたち を巻き込まないように しようとしてるんです |
| そんな!? |
| とにかく、俺はレイド を探してみるよ |
| とにかく、僕はレイド を探してみるよ |
| とにかく、あたし レイドを探しに行く! |
| とにかく、わたしも 探してみます |
| いや、なんでもないよ |
| いや、なんでもないよ |
| ううん、なんでもない |
| いえ・・・なんでも |
| そう? |
| 彼女に話したところで また心配させるだけだ ろうからな・・・ |
| 彼女に話したところで よけいな心配をかける だけだからな・・・ |
| リプレにいらない 心配させるわけに いかないよね・・・ |
| リプレさんに話したら よけい心配をかける ことになるから・・・ |
| 嘘だったんだな |
| え? |
| レイドがラムダと話を つけたってことがだよ |
| でも、そうだとしたら レイドは・・・ |
| でも、そうだとしたら レイドは・・・ |
| でも、だったら レイドは・・・ |
| でも、そうだとしたら レイドさんは・・・ |
| 自分だけで決着を つけるつもりなんだよ |
| 騎士だったあいつらに ふさわしい方法でな |
| まさか!? |
| まさか!? |
| うそ!? |
| まさか!? |
| ああ・・・ 一騎討ちってやつさ |
| ・・・馬鹿な話だぜ |
| 自分だけで決着を つけるつもりなんだよ |
| 騎士だったあいつらに ふさわしい方法でな |
| ・・・馬鹿な話だぜ |
| レイドだったら さっき、おいらたちの とこに来たよ |
| 本当か? |
| 本当か? |
| 本当に? |
| 本当に? |
| ・・・(こくん) |
| あたしたちの顔を じっと見てさ・・・ なんか、変だったよね |
| どうだった、エドス? |
| どうだった、エドス? |
| どうだった、エドス? |
| エドスさん どうでしたか? |
| 最悪だ・・・ アキュートの連中まで 消えちまっとる |
| ただ、レイドらしい男 がここに来たことだけ はたしからしい |
| レイドがアキュートの 所へ来たのは間違いな いってことか・・・ |
| だけど、どこに行って しまったんだろう? |
| レイドがアキュートの 所へ来たのは間違いな いってことか・・・ |
| だけど、どこに行って しまったんだろう? |
| じゃあ、レイドが アキュートの人と いっしょにいるのは 間違いないよね・・ |
| だけど、どこに行って しまったんだろう? |
| レイドさんが アキュートの人たちと いっしょにいるのは 間違いないですね |
| でも・・・どこに 行ったのか・・・? |
| 俺っち、レイドが出て いくのを見たんだけど 普通じゃなかったんだ |
| なんていうか、何かを 覚悟してるみたい だったんだ・・・ |
| それで、レイドは!? |
| それで、レイドは!? |
| それで、レイドは!? |
| じゃあレイドさんは? |
| 繁華街の方へ行ったよ |
| よォ、はぐれ野郎 血相変えてどうした? |
| バノッサ・・・ 悪いが、お前ともめて る場合じゃないんだ |
| バノッサ・・・ 悪いが、お前ともめて る場合じゃないんだ |
| ごめんバノッサ! あなたの相手してる 場合じゃないの! |
| バノッサさん・・・ ごめんなさい、今は それどころじゃないの |
| クククッ まァ、そう言うなって |
| ちィとばかし、俺様の 相手をする時間ぐらい あるだろうがよ? |
| 手前ェ、ひょっとして あの騎士崩れを捜して るんじゃねェのか? |
| レイドを見たのか!? |
| レイドを見たのか!? |
| え、知ってるの!? |
| レイドさんを 見たんですか? |
| アキュートの連中たち と一緒だったからな 手下につけさせたのさ |
| ククククッ 手前ェがどうしてもっ ていうなら、居場所を 教えてやるぜ? |
| どうしよう? |
| 頼む、教えてくれ! いいから教えろっ!! |
| 頼む、教えてくれ! いいから教えろっ!! |
| おねがい!? いいからはやくっ!! |
| お願い、教えて! いいから教えて! |
| 頼む、教えてくれ! |
| 頼む、教えてくれ! |
| おねがい!教えて! |
| お願い、教えて! |
| どうか教えてください バノッサ様、だろォ? |
| ・・・・・・ |
| どうか教えてください バノッサ、さま・・・ |
| ・・・・・・ |
| どうか教えてください バノッサ、さま・・・ |
| う・・・・・ |
| どうか教えてください バノッサ、さま・・・ |
| ・・・・・・ |
| どうか教えてください バノッサ、さま・・・ |
| ヒャヒャヒャッ! そうまで言われちゃあ 教えてやるぜ |
| いいから教えろっ!! |
| いいから教えろっ!! |
| いいからはやく! |
| いいから教えて! |
| それが人に物を頼む時 の態度かァ・・・? |
| こんなところで時間を 無駄にしてる場合じゃ ないんだ! |
| どうしても言わないの なら・・・ |
| こんなところで時間を 無駄にしてる場合じゃ ないんだ! |
| どうしても言わないの なら・・・ |
| あなたの遊びに つき合って、時間を ムダにする気はないの |
| どうしても言わないの なら・・・ |
| おねがいです! 時間がないんです! |
| どうしても邪魔を するのなら・・・ |
| 力づくかよ? クククッ、手前ェも すっかり俺様の流儀に 染まったなァ? |
| ・・・!? |
| まァ、いいさ それが自然ってもんだ からなァ・・・ |
| 野郎の行った先はな 死の沼地さ |
| 死の沼地? |
| 死の沼地? |
| 死の沼地って? |
| 死の沼地ですか? |
| 荒野の果てになァ、 燃える毒水の沼っての があるんだよ・・・ |
| あそこはいいぜェ? 死体も沼に沈めれば、 勝手に腐って溶けちま うんだ・・・ |
| クククッ・・・ 今頃はどうなっている かねェ? |
| ・・・くそっ! |
| ・・・くそっ! |
| 冗談!? |
| ・・・失礼しますね! |
| ハハハハハッ! せめて骨ぐらいは 拾えるといいなァ!! |
| あれ、ガゼルだ |
| あれ、ガゼルだ |
| ・・・ガゼル? |
| あれ、ガゼルさん |
| せいっ! りゃっ!! |
| 練習かい、ガゼル |
| 練習か、ガゼル |
| 練習? |
| 練習ですか? |
| あ・・・ ま、まあな・・・ |
| ところで レイドを見かけなかっ たか? |
| ところで レイドを見かけなかっ たか? |
| めずらしい・・・ あ、それはともかく レイド見なかった? |
| ところで レイドさんを 見ませんでしたか? |
| どうかしたのか? |
| ひょっとすると、一人 でラムダたちのところ へ行ったのかもしれな いんだよ・・・ |
| ひょっとすると、一人 でラムダたちのところ へ行ったのかもしれな いんだ・・・ |
| うん・・・ひとりで ラムダたちのところへ 行ったみたいなの |
| ひょっとすると、 一人でラムダさんの ところへ行ったのかも しれないの・・・ |
| 何だって!? |
| レイドのやつ・・・ どうして・・・ |
| とにかく、俺は レイドを探してみる |
| とにかく、僕はレイド を探してみる |
| わかんない・・・ とにかく探そう! |
| わたしは、レイドさん を探してみるから! |
| ああ、俺もすぐ行く! |
| おーい、@n0 ちょっと修行に つきあってくんない? |
| 修行? 今それどころじゃ・・ |
| 修行? 今、忙しいんだが・・ |
| 修行? 今それどころじゃ ないんだってば |
| 修行・・・ですか? でも今、レイドさんが ・・・ |
| 難しいこと じゃないって、 ちょっとした 遊びみたいなもんよ |
| これからアタシが 術を使って隠れる からさ、アンタは それを見破るの |
| うまく見破ることが できたらアンタの勝ち できなかったら アタシの勝ちね |
| なんだ、それぐらい なら簡単だよ |
| なんだ、それぐらい なら問題ないな |
| なんだ、それぐらい ならできちゃいそう |
| その程度なら 大丈夫だと思います けど・・・ |
| ふふふ、言ってくれる わねぇアタシの鮮やか な術を見て途方にくれ ても知らないかんね |
| たまにはこうやって 楽しんで修行するの もいいもんねぇ |
| また気が向いたら つきあってよ |
| ここが死の沼地かよ くそっ、ひでえ匂いだ |
| おい、あれ! レイドじゃないか!? |
| 戦ってる・・・ ラムダとレイドが!! |
| 戦ってる・・・ ラムダとレイドが!! |
| ラムダとレイドだ! もう決闘始まってる! |
| ラムダさんと レイドさんが・・・ 戦っている!? |
| 腕をあげたな |
| 必死でしたから・・・ すこしでも貴方に 近づくために! |
| 「断頭台」と呼ばれた 先輩の剣技を、 越えるために!! |
| だが、お前は 越えられなかった! |
| 俺の願いは・・・ かなわなかった・・・ |
| ねがい・・・? |
| 全ては過去のこと 過ぎてしまったことは やり直せないのだ! |
| 今はただ・・・ 目の前のお前を斬る! |
| ぐううっ! |
| やめさせなくちゃ! あの二人が、殺しあう 必要なんて・・・ |
| やめさせなくては! あの二人が、殺しあう 必要なんて・・・ |
| やめさせなくちゃ! あの二人が、殺しあっ ちゃダメだよ! |
| やめさせないと・・・ あの二人が、殺しあう 必要なんてないのに |
| 余計な手出しは無用よ |
| セシルさん!? |
| これがあの二人が望ん だ決着のつけ方なの |
| なんだと・・・ |
| 彼らの望むものは 対極にあるもの、 争うことは 避けられません |
| だからこそ、あの二人 は決闘という形で 決着をつけることに したのですよ |
| 余計な犠牲を出したく ない、っていうあんた たちの望みどおりにな |
| だからって・・・ |
| どうしよう? |
| それは間違ってる! 二人はどうなるんだ |
| それは間違ってる! 二人はどうなるんだ |
| そんなの違う! 二人はどうなるの! |
| それは間違ってます 二人はどうなるの |
| それは間違ってる! |
| 俺たちも、貴方たちも 願っていることは同じ じゃないか・・・ |
| 街の人々を救いたいっ て思っている同士じゃ ないか!? |
| 戦う必要なんかない 必要なのは、力を合わ せることじゃないのか |
| それは間違ってる! |
| 僕たちも、貴方たちも 願っていることは同じ じゃないですか・・・ |
| 街の人々を救いたいと いう願いは、同じじゃ ないですか!? |
| 戦う必要なんかない 必要なのは、力を合わ せることのはずだ!! |
| そんなの違うよ! |
| みんな願いは一緒 なのに! |
| 仲間になれるんだよ! 街の人を救いたいって みんな思ってる・・・ |
| 同じ理想なのに・・・ 協力しなくちゃいけな いって・・・わからな いわけないのに! |
| それは間違ってます |
| わたしたち、 願っていることは同じ じゃないですか・・・ |
| みんな、街の人を 救いたいって思って いるのに・・・ |
| なんで戦うんですか? 必要なのは、力を合わ せることでしょう? |
| ・・・・・・ |
| あの二人は どうなるんだよ? |
| 理想とか目的とかじゃ なくて、二人の気持ち はどうなるんだよ!? |
| あの二人はどうなるん です? |
| 理想とか目的とかじゃ なくて、二人の気持ち はどうなるんです!? |
| あの二人はどうなるの |
| 理想とか目的とかじゃ なくて、二人の気持ち はどうなるの? |
| あの二人はどうなるん ですか・・・ |
| 理想とか目的とかじゃ なくて、二人の気持ち はどうなるんですか! |
| ・・・!? |
| レイドはラムダのこと を今だって尊敬してる ラムダだって・・・ |
| そんな二人が殺しあう のを見て、貴方たちは 平気なのか? |
| 俺は・・・ 耐えられない!! |
| レイドはラムダのこと を今だって尊敬してる ラムダだって・・・ |
| そんな二人が殺しあう のを見て、貴方たちは 平気なのか? |
| 僕は・・・ 耐えられない!! |
| レイドはラムダのこと を今だって尊敬してる じゃない・・・ |
| ラムダだって、レイド を・・・ |
| あなたたち、これで 平気なの! |
| あたしはイヤ・・・ 耐えられないよ! |
| レイドさんは、ラムダ さんを、今でも尊敬 してるんです・・・ ラムダさんも・・・ |
| そんな二人が殺しあう のを見て、貴方たちは 平気なんですか!? |
| わたしには・・・ がまんできません! |
| 俺はあの二人を止める こんな決着なんか 絶対に認めないっ!! |
| 僕はあの二人を止める こんな決着なんか絶対 に認めないっ!! |
| 絶対にやめさせるよ こんな決着なんか絶対 に認めないっ!! |
| わたしは認めません こんな決着の つけ方は・・・ |
| へへっ 結局のとこ、こういう 形しかねえってか |
| やむを得ませんね |
| そこを、どけえぇっ! |
| そこを、どけえぇっ! |
| どいて! どいてよ! |
| どいて・・・ください |
| 二人ともやめろ! 貴方たちが戦ったって なんの意味もない!! |
| 二人ともやめろ! 貴方たちが戦ったって なんの意味もない!! |
| 二人ともやめて! なんでふたりが戦うの かわかんないよ! |
| 二人ともやめて! 貴方たちが戦ったって なんの意味も ありません! |
| @n0・・・ |
| これは、俺とレイドで 解決せねばならん 問題なのだ |
| 貴様が口を出す筋合い のものではない! |
| 違うよ・・・ 貴方たちはもう、 そこで間違ってる |
| この問題は、貴方たち のものじゃない この街に暮らす人たち 全ての問題なんだ! |
| 違うよ・・・ 貴方たちはもう、そこ で間違ってる |
| この問題は、貴方たち のものじゃない この街に暮らす人たち 全ての問題なんだ! |
| 違うよ! ふたりの考えは絶対に 間違ってるよ! |
| この問題は、この街に 暮らすみんなの 問題なのに! |
| 違います! はじめから、間違えて いるんです・・・ |
| この問題は、貴方たち のものじゃなくて この街に暮らす人たち 全ての問題なんです |
| なんだと? |
| どうしよう? ラムダを説得する レイドを叱る |
| 貴方は犠牲を出してで も、この街を正しい姿 に戻すと言った |
| それは厳しいけれど、 間違った意見ではない と俺も思う |
| だけど・・・ |
| それが街の人々が本当 に望んでいることだと 言えるんですか!? |
| 貴方は犠牲を出してで も、この街を正しい姿 に戻すと言った |
| それは厳しいけれど、 間違った意見ではない と僕も思う |
| だけど・・・ |
| それが街の人々が本当 に望んでいることだと 言えるんですか!? |
| 貴方は犠牲を出してで も、この街を正しい姿 に戻すっていいました よね・・・ |
| だれにでもできる ことじゃないし、 その決断はすごいと 思います・・・ |
| でも・・・ |
| そんなこと、本当に 街の人が望んでるって 言えるんですか!? |
| 貴方は犠牲を出してで も、この街を正しい姿 に戻すと言いました |
| 厳しいけど・・・ 間違った考えかたじゃ ないと思います |
| でも・・・ |
| それが街の人々が本当 に望んでいることだと 言えますか!? |
| 望むか、 望まないかではない |
| 俺はこの街が、人々が 疲れ果てていく姿を見 過ごせなかっただけだ |
| 人々が俺のことをどう 思おうと構わん! この街を救えるのなら それでいいんだ!! |
| レイドをかばった時の ように・・・ また自分を犠牲にする 気ですか? |
| レイドをかばった時の ように・・・ また自分を犠牲にする 気ですか? |
| レイドをかばった時の ように・・・ また自分を犠牲にする 気ですか? |
| レイドさんをかばった ように・・・ また自分を犠牲にする つもりなんですね |
| !! |
| 貴方が犠牲になれば、 この街は救われるかも 知れない・・・ |
| だけど、同時にそれは 貴方を大切に想う人を 永遠に救われなくして しまうんだ!! |
| かつてのレイドや アキュートの人たちの ように・・・ |
| 貴方が犠牲になれば、 この街は救われるかも 知れない・・・ |
| だけど、同時にそれは 貴方を大切に想う人を 永遠に救われなくして しまうんだ!! |
| かつてのレイドや アキュートの人たちの ように・・・ |
| 貴方が犠牲になれば、 この街は救われるかも 知れないけど・・・ |
| でも、そんなことを したら・・・ 悲しむ人がいるんです |
| かつてのレイドや アキュートの人たちの ように・・・ |
| 貴方が犠牲になれば、 この街は救われるかも 知れないけど・・・ |
| でも、そんなことを したら、レイドさんや アキュートの人々は どうなるんですか? |
| みんな、大事なあなた を永遠に失ってしまう んですよ・・・ |
| ・・・・・・ |
| レイド! |
| レイド! |
| レイド! |
| レイドさん! |
| ・・・っ |
| どうして・・・ 一人で全部背負おうと するんだよ!? |
| 俺たちのこと、そんな に信用できないのか? |
| この決闘で貴方たちの 決着はつくのかもしれ ないけど |
| でも、それじゃ俺たち は納得できない! |
| 貴方たち二人を犠牲に することでしかつかな い決着なら・・・ |
| そんなもの 俺はいらない!! |
| どうして・・・ 一人で全部背負おうと するんだ!? |
| 僕たちのこと、そんな に信用できないのか? |
| この決闘で貴方たちの 決着はつくのかもしれ ないけど |
| でも、それじゃ僕たち は納得できない! |
| 貴方たち二人を犠牲に することでしかつかな い決着なら・・・ |
| そんなもの 僕はいらない!! |
| みんなを・・・ どうして、みんなを 信用しないの!? |
| あたしたちを、そんな に信用できないの? |
| この決闘で貴方たちの 決着はつくのかもしれ ないけど |
| でも、それじゃあたし たちは絶対に納得なん てしない! |
| どっちかが犠牲になる ような決着なんて いらない! |
| ふたりとも 大バカだよ! |
| どうして・・・ 一人で全部背負おうと するんですか! |
| わたしたちが そんなに信用でき ませんか? |
| この決闘で貴方たちの 決着はつくのかもしれ ません |
| でも、それじゃわたし は納得できません! |
| 貴方たち二人を犠牲に することでしかつかな い決着なら・・・ |
| そんなもの いらないんです! |
| @n0・・・ |
| 犠牲、か・・・ |
| 自分がそうなれば、他 には誰も傷つかないと 俺は思っていたが |
| フフッ・・・ 思い上がりだったな |
| お前の言ったことは、 正しいんだろうな |
| @n0よ |
| ここで俺たちが戦って も、決着はつかない |
| じゃあ・・・ |
| もっとふさわしい形で 終わらせよう 俺たちの決着ではなく お前たちとの決着を |
| 犠牲を生む力ではなく 言葉という力で |
| ラムダ先輩・・・ |
| アーッハッハッハ! とんだ三文芝居じゃあ ねェか!? |
| そのまま二人で仲良く 殺し合ってくれりゃあ 手間が省けたのによォ |
| バノッサ!? |
| バノッサ!? |
| バノッサ!? |
| バノッサさん! |
| 街を変えるゥ? 犠牲を作らないだァ? |
| ふざけんじゃねェ!! |
| どいつが街を治めても 変わらねェんだよ! 犠牲は出るんだよ!! |
| 手前ェらに 任せられるかよ・・・ |
| あの街は俺様がもらう 力のある、この俺様が なァ!! |
| お前の力で何ができる つもりだ、バノッサ! |
| できるさ・・・ 今の俺様なら・・・ |
| こういうことがなァ! |
| ・・・くっ!! |
| ・・・くっ!! |
| ・・・っ!! |
| ・・・なに!? |
| はぐれ野郎! 手前ェのしみったれた 力なんぞ、もう俺様に はいらねェのさ |
| そこで焼け死にな! クククッ、仲間たちも すぐに送ってやるから よォ・・・ |
| みィィんなまとめて 死んじまいなァッ!! |
| クククッ・・・ 往生際の悪い奴らだぜ |
| まァ、いい すぐ思い知らせてやる |
| ここで死んだほうが、 マシだったと思うよう な目になァ!! |
| @n0 バノッサが使ったのは きっと・・・ |
| ああ、わかってるよ |
| キール |
| カシス |
| クラレット |
| あれは・・・ 召喚術だった・・・ |
| ああ、僕も見たよ |
| キール |
| カシス |
| クラレット |
| あれは・・・ 召喚術だ・・・ |
| うん、わかってる |
| ソル |
| キール |
| クラレット |
| あれは・・・ 召喚術だった・・・ |
| うん、わかってます |
| ソルさん |
| キールさん |
| カシスさん |
| 間違いない・・・ あれは、召喚術・・・ |
| 助けられちまったな お前らによ |
| お互いさまだよ |
| で・・・ 決着はついたのか? |
| その必要はなくなった |
| はあっ? なんだそりゃ!? |
| 正しい答えは、ひとつ とは限らないというこ とでしょうかね? |
| なるほどな・・・ |
| なんだよっ! わかるように 説明しろよなっ!! |
| とにかく、もう俺たち が戦う必要はないって ことだよ |
| とにかく、もう僕たち が戦う必要はないって ことさ |
| つまり、あたしたちが 戦う必要はないって ことだよ |
| つまり、わたしたちが 戦う必要はないって ことなんです |
| 世話をかけたな ペルゴ、スタウト そして、セシルよ |
| ラムダ様・・・ |
| 俺は、彼らともう一度 考えてみようと思う 犠牲を出さずに この街を救う方法を |
| ・・・かまわないか? |
| 旦那のお好きにどーぞ |
| 言わずもがなです |
| はいっ |
| ってわけだから よろしく頼むぜぇ? |
| ええ、こちらこそ |
| おーい・・・ なんなんだよぉ? |
俺たちとアキュートの戦いは こうして幕を閉じた |
傷つけあった二人の騎士は、 新たなきずなで結ばれたのだ それはきっと、彼らが理想を 導くための力になるのだろう |
けれど、 バノッサはそんな俺たちを あざ笑っていた |
斬りつけるような言葉と共に 彼が見せた召喚術らしき力 あれは何を意味するもの なんだろうか・・・? |
僕たちとアキュートの戦いは こうして幕を閉じた |
傷つけあった二人の騎士は、 新たなきずなで結ばれたのだ それはきっと、彼らが理想を 導くための力になるのだろう |
けれど、 バノッサはそんな僕たちを あざ笑っていた |
斬りつけるような言葉と共に 彼が見せた召喚術らしき力 あれは何を意味するもの なんだろうか・・・? |
あたしたちとアキュートの戦い はこうして終わったわけで |
ラムダとレイドも、これで 傷つけあうこともなくなった きっと、ふたりの理想は ここからはじまるんだ・・・ |
でも、バノッサは そんなあたしたちを あざ笑った・・・ |
そして、バノッサが使った 召喚術のような力・・・ なんだろう・・・ 嫌な胸騒ぎがする・・・ |
わたしたちと アキュートの戦いは終わった |
傷つけあった二人の騎士は 新たなきずなで結ばれた それはきっと、彼らが理想を 導くための力になると思う |
けど、バノッサさんは わたしたちを あざ笑っていた・・・ |
斬りつけるような言葉と共に 彼が見せた召喚術らしき力 なんで、バノッサさんが あんな力を使えたのか・・・ |
| バノッサの使ったのは やっぱり・・・ |
| バノッサのあの力って やっぱり・・・ |
| バノッサさん・・・ やっぱり・・・ |
| ああ、召喚術だ |
| 前にも言っただろ 知識とサモナイト石が あれば、召喚術は誰で も使えるんだよ |
| だとしたら、バノッサ はどうやってそのこと を知ったんだろう |
| この街で召喚術が使え るのは僕と君、あとは マーン三兄弟ぐらいの はずなのに・・・ |
| でも、どうやって その知識を手に入れた のかな? |
| この街で召喚術が使え るのはあたしたちと、 マーン三兄弟ぐらいだ っていうのに・・・ |
| でも、バノッサさんは どのようにして、石や 知識を、手に入れたん でしょう? |
| この街で召喚術が使え るのはわたしとあなた と・・・マーン三兄弟 くらいですよね・・ |
| 方法はともかく、奴が 力を手に入れたのは 事実なんだ |
| 気をつけろ、 バノッサは、まだ お前を憎んでいる はずだ |
| ああ・・・ |
| そんな・・・ |
| そんな・・・ |
| バノッサの使ったのは やっぱり・・・ |
| バノッサのあの力って やっぱり・・・ |
| バノッサさんが使った のは・・・やっぱり |
| 僕は召喚術だと思う |
| 前にも言ったとおり、 知識とサモナイト石が あれば、召喚術は誰で も使えるはずなんだ |
| だとしたら、バノッサ はどうやってそれを 手に入れたんだ? |
| この街で召喚術が使え るのは俺と君、あとは マーン三兄弟ぐらいだ っていうのに・・・ |
| でも、バノッサが そんなの手に入れられ るわけないでしょ? |
| この街で召喚術が使え るのはあたしたちと、 マーン三兄弟ぐらいだ っていうのに・・・ |
| でも、バノッサさんは はどうやってその力を 手に入れたんでしょう |
| この街で召喚術が使え るのはわたし、あなた マーン三兄弟ぐらいで すよね・・・ |
| 方法はともかく、 彼がああいった力を 手にしたのは事実だ |
| 気をつけたほうがいい バノッサは多分、 君をまだ憎んでいる |
| そんな・・・ |
| そんな・・・ |
| そんな・・・ |
| バノッサの使ったのは やっぱり・・・ |
| バノッサの使ったのは やっぱり・・・ |
| バノッサさんが使った のはやっぱり・・・ |
| 召喚術みたいだね |
| 前も言ったけど、知識 とサモナイト石があれ ば、誰でも召喚術は 使えるんだからね |
| だとしたら、バノッサ はどうやってそれを 手に入れたんだ? |
| この街で召喚術が使え るのは俺と君、あとは マーン三兄弟ぐらいだ っていうのに・・・ |
| だとしたら、バノッサ はどうやってそのこと を知ったんだろう |
| この街で召喚術が使え るのは僕と君、あとは マーン三兄弟ぐらいの はずなのに・・・ |
| でも、バノッサさん はどうやってそれを手 に入れたんでしょう? |
| この街で召喚術が使え るのはわたし、あなた マーン三兄弟ぐらいで すよね・・・ |
| それはわかんないけど バノッサが力を手にし たことはたしかね |
| 気をつけなさいよ バノッサは多分、 キミを狙ってくるから |
| そんな・・・ |
| ああ・・・ |
| そんな・・・ |
| バノッサの使ったのは やっぱり・・・ |
| バノッサの使ったのは やっぱり・・・ |
| バノッサのあの力って やっぱり・・・ |
| ええ、召喚術だと 私は思います |
| 前にも言ったとおり、 知識とサモナイト石が あれば、召喚術は 誰でも使えるんです |
| だとしたら、バノッサ はどうやってそれを 手に入れたんだ? |
| この街で召喚術が使え るのは俺と君、あとは マーン三兄弟ぐらいだ っていうのに・・・ |
| だとしたら、バノッサ はどうやってそのこと を知ったんだろう |
| この街で召喚術が使え るのは僕と君、あとは マーン三兄弟ぐらいの はずなのに・・・ |
| だとしたら、バノッサ はどうやってそれを手 に入れたんだろ? |
| この街で召喚術が使え るのはあたしたちと、 マーン三兄弟ぐらいだ っていうのに・・・ |
| それはわかりませんが 彼が強い力を手にした ことはたしかです |
| 気をつけてください 彼は多分、貴方のこと をまだ憎んでいます |
| そんな・・・ |
| ああ・・・ |
| そんな・・・ |
| 君が正してくれなかっ たなら、私はまた同じ 過ちを繰り返してしま うところだった |
| 本当にありがとう |
| そんな、俺はたいした ことなんかしてないよ |
| お礼を言われるような ことはしてないよ |
| ・・・あたし、べつに たいしたことしてない と、思うんだけどな |
| そんな、わたしは なにも・・・ |
| 私もラムダ先輩も 結局は騎士道に逃げて いただけだったのかも しれない |
| 自己犠牲という言葉に 酔って、周りのことが 見えなくなっていた |
| フフフ、もう騎士では ないというのにな |
| そんなことないさ レイドも、ラムダも、 立派な騎士だって 俺は思ってるよ |
| ただ、優しすぎたんだ 全てを大事に思ってた から、優しさが空回り してしまった・・・ |
| それだけのことだよ |
| そんなことないさ レイドも、ラムダも、 立派な騎士だって 僕は思ってる |
| ただ、優しすぎたんだ 全てを大事に思ってた から、優しさが空回り してしまった・・・ |
| それだけのことさ |
| それ違うよ! レイドも、ラムダも、 立派な騎士だよ あたしはそう思う! |
| でも、ちょっとだけ、 騎士でいることを 大事にしすぎちゃった のかなって・・・? |
| でも、もう大丈夫 今のラムダとレイドは だれよりも立派な 騎士だと思う |
| そんなことありません レイドさんも、ラムダ さんも、立派な騎士 だと思います |
| ただ、ふたりとも 全てを大事に思ってた から、優しさが空回り してしまった・・・ |
| それだけですよ・・・ |
| @n0・・・ |
| 騎士ってのは、なんか ややこしいんだな |
| 理想とか、名誉とかさ 俺にはわかんねえよ |
| ははっ、ガゼルらしい |
| ははっ、ガゼルらしい |
| ガゼルらしいよ |
| ガゼルさんらしい 考え方ですね |
| ケッ! なんとでも言ってろよ |
| 格好つけて大事なもん をなくすなんて、 俺はごめんだからな |
| うん・・・ 俺もそう思うよ |
| ああ・・・ 僕もそう思うよ |
| うん・・・ あたしも同感 |
| うん・・・ わたしもそう思うよ |
| まさかバノッサが、 あんな所に現れるとは 思わんかったよ |
| うん |
| ええ |
| うん |
| はい、わたしも・・・ |
| 乱暴な奴だったがな、 まさかここまでのこと をするとは・・・ |
| すまんな |
| @n0 |
| エドスが謝ることじゃ ないって! |
| エドスが謝ることじゃ ないよ |
| なんで、エドスが 謝るの? エドスのせいじゃ ないでしょ? |
| エドスさんが 謝ったらだめです |
| ああ、ワシが謝っても 意味がないさ |
| バノッサ・・・ 一体なにがお前さんを そこまで・・・? |
| エドス・・・ |
| エドス・・・ |
| エドス・・・ |
| エドスさん・・・ |
| それで、アキュートの 人たちもここで一緒に 暮らすの? |
| いや、例の酒場がある からね。顔は出すけど 向こうで暮らすらしい |
| いや、例の酒場がある からね。顔は出すけど 向こうで暮らすらしい |
| 違うよ。生活は酒場 こっちにちょくちょく 顔を出すって |
| 違いますよ。酒場が あるから、あちらで 生活するらしいです |
| でもよかったわ これでもう、貴方たち が戦う必要はなくなっ たんだもの |
| だと、いいんだけどね |
| だと、いいんだが |
| だと、いいんだけど |
| だと、いいですね |
| ラムダとレイドってさ どっちが強いのかな? |
| うーん・・・ 比べられないな |
| ラムダの剣は一撃必殺 だけど、レイドは防御 がすごくうまいから |
| そう簡単には比べられ ないな |
| ラムダの剣は一撃必殺 だけど、レイドは防御 がすごくうまいから |
| どっちかな・・・ アルバはどう思う? |
| あたしはね・・・ ラムダの剣は一撃必殺 だけど、レイドは防御 が上手に見えるの |
| さあ 比べられないかな |
| ラムダさんは一撃必殺 だけど、レイドさんは 防御も上手だし |
| 同じ剣術でも 全然違うんだねえ |
| でも、どっちも強いの は確かだからな アルバもいろいろ教え てもらうといいよ |
| でも、どっちも強いの は確かだからな アルバもいろいろ教え てもらうといい |
| う~んでもさ やっぱりあたしには よくわからないよ |
| ふたりに直接おしえて もらいなさいね |
| でも、どっちも強いか ら・・・ラムダさん にも、いろいろ教えて もらうといいかもね |
| うん、そのつもりさ! |
| はぁ・・・ |
| なんだよ、フィズ? |
| なんだよ、フィズ? |
| どうしたの? |
| どうしたの・・・ フィズちゃん? |
| ラムダ様って・・・ 素敵よねぇ・・・ |
| 強いし、無口だし それにあの背中! とっても頼れそうだわ |
| これで部下が馬面とか ハゲオヤジじゃなかっ たら、言うことないの になぁ・・・ |
| はぁ・・・ |
| ・・・・・・ |
| ・・・えっと |
| ・・・・・ |
| あのひとたちも ここでくらすの? |
| いや、たまに顔を出し にくるだけだよ |
| 見た目はこわそうかも しれないけど、みんな いい人だからさ |
| いや、たまに顔を出し にくるだけだよ |
| 見た目はこわそうかも しれないけど、みんな いい人だよ |
| いや、たまに顔を出し にくるだけだって |
| 見た目はこわそうかも しれないけど、みんな いい人だよ 安心しなさいって! |
| ううん、たまに顔を 出しにくるだけみたい |
| 見た目はこわそうかも しれないけど、みんな いい人だよ |
| うん・・・ ラミ、わかってるよ |
| あのひとたち・・・ すごくやさしいかんじ がするもん・・・ |
| えっ? |
| だから・・・ こわくなんかないよ |
| 惜しかったよなぁ |
| なにが? |
| なにが? |
| なに? |
| なにが? |
| 仲間になっちまったら アキュートの奴らとは 戦えないじゃないか |
| 稽古の相手とかを 頼んでみたらどうだ? |
| 稽古の相手とかを頼ん でみたらどうだい? |
| 稽古の相手とかさ、頼 めばいいんじゃないの |
| 稽古の相手とか、 頼んでみたら? |
| わかってないなぁ! 俺っちがやりたかった のは、真剣勝負だぜ? |
| あーあ・・・ 本気で戦えるような 敵が出てこないかなぁ |
| 自分のことさえ満足に わからない人間が、世 の中をどうこうできる わけないってことか |
| あの二人だけじゃない 俺も結局、同じように 錯覚してたらしい |
| 盗んだモノをばらまく ことで、自己満足して たんだな |
| ローカス・・・ |
| ローカス・・・ |
| ローカス・・・ |
| ローカスさん・・・ |
| もうすこしだけ、 ここに厄介になるぜ? |
| 俺に欠けてたものが 何なのか・・・ お前らから、そいつを 盗むまではな |
| マスターって 本当にすごいですの! |
| なんだよ、突然? |
| え? |
| ? なにが? |
| え? なにが? |
| マスターがお話したら みんなケンカをやめて 仲良くなったです |
| こんなこと、マスター にしかできないです! |
| そうじゃないぜ モナティ |
| 相手のことをきちんと 考えさえすれば、誰に だってできたことさ |
| それがたまたま、 俺だったってこと だけさ |
| そうじゃないよ モナティ |
| 相手のことをきちんと 考えさえすれば、誰に だってできたことさ |
| それがたまたま、 僕だっただけさ |
| そうじゃないよ モナティ |
| モナティにだって できるよ |
| みんなを大事に 思っていれば |
| ちがうの、モナティ |
| 相手のことをきちんと 考えさえすれば、誰に だってできるんだよ |
| 今回はたまたま わたしだっただけ |
| でもでもっ・・・ やっぱりすごいです! |
| まいったなぁ・・・ |
| まいったなぁ・・・ |
| う~ん・・・ |
| え・・・だから・・・ |
| しかし、アンタも無茶 するよねぇ・・・ 果たし合いの真ん中に 飛び込むなんてさ |
| ああするしかなかった からだよ |
| ああするしかなかった からね |
| だって、あれしか 思いつかなくて |
| でも、こうするしか 考えつかなくて・・・ |
| そんなんだから、余計 な敵を作るんだよ? |
| バノッサだっけ? あの、イカレた男 |
| うん・・・ |
| ああ・・・ |
| うん・・・ |
| バノッサさん・・・? |
| ああいう手合いが一番 こわいんだからさ 気をつけなよ? |
| 礼を言わねばな |
| え? |
| え? |
| なんですか、もう! |
| え・・・ |
| 俺もレイドも、お前が いなければ取り返しの つかないことをしてい ただろう |
| いえ・・・ |
| いえ・・・ |
| あ、いえ・・・ |
| いえ・・・ |
| あの時、俺はレイドを かばうことが最良の道 だと思った |
| 片目を負傷した俺より レイドのほうが騎士団 に残るべきだと、な |
| 今にして思えば、俺は 犠牲になったつもりで レイドを犠牲にしたの かもしれん |
| ・・・・・・ |
| 犠牲というものは 望まずとも生まれて くるものらしい |
| しかしそれは、犠牲を 出していいということ ではないのだろうな |
| ええ、きっと・・・ |
| 感謝するわ、ラムダ様 を止めてくれて |
| 私たちにできなかった ことを、貴方はやって くれたのよ |
| そ、そうでしょうか |
| そうでしょうか |
| そ、そうですか? |
| そうでしょうか・・・ |
| あの人は・・・ いつだって自分を犠牲 にしてばかりいたわ |
| 覚悟を決めて側にいる 私たちでさえ 守ろうとしてたの |
| ・・・変われますよ |
| ・・・変われますよ |
| ・・・変われます! きっと変われます 絶対! |
| ・・・変われますよ |
| え? |
| あの人は自分の間違い に気づきました だから、きっと変わっ てくれるはずです |
| もう、心配しなくても いいですよ |
| あの人は自分の間違い に気づきました だから、きっと変わっ てくれるはずです |
| もう、心配しなくても いいですよ |
| だって、自分の間違い に気づけるひとが 変われないわけない じゃないですか! |
| きっと、もう心配は いらないと、思います |
| あの人は自分の間違い に気づきました だから、きっと変わっ てくれるはずです |
| もう、心配しなくても いいと思います |
| ・・・そうね そうだと、いいわね |
| おみそれしましたよ まさか貴方が、こんな 形で決着をつけるとは |
| 俺の手柄じゃないよ |
| 二人の気持ちが通じて いたから、この結末に たどり着いたんだ |
| 俺はただ、その手助け をしただけだよ |
| 持ち上げないで くださいよ |
| 二人の気持ちが通じて いたから、この結末に たどり着けたんです |
| 僕はただ、その手助け をしただけですよ |
| だからぁ! |
| 二人の気持ちが通じて いただけだよ! |
| あたしがしたのは だたのおせっかい だっただけなのかも |
| わたしじゃなくて |
| 二人の気持ちが通じて いたから、この結末に たどり着いたんだって |
| わたしは、 その手助けをしただけ だって思います |
| なるほど・・・ |
| なにはともあれ、今後 もよろしく頼みますよ |
| ああ、こちらこそ |
| ええ、こちらこそ |
| あ、うん、よろしく |
| はい、よろしく おねがいします |
| よぉ、坊主! お前はたいしたやつだ なぁ!! |
| よぉ、嬢ちゃん! お前はたいしたやつだ なぁ!! |
| ・・・酔ってますね |
| ・・・酔ってますね |
| あ、酔ってるでしょ |
| ・・・酔ってますね |
| おう、お前も飲むか? |
| 遠慮します |
| 遠慮します |
| いりません! |
| 遠慮します |
| なんでぇ、つきあいの 悪い坊主だなぁ |
| なんでぇ、つきあいの 悪い嬢ちゃんだなぁ |
| 前にスウォンが言った とおりだったな |
| 前にスウォンが言った とおりだったね |
| 前にスウォンが言った とおりだったね |
| 前にスウォンくんが 言ったとおりだね |
| え? |
| 人と人とは話し合える はずだ、ってことさ |
| 人と人とは話し合える はずだ、ってことだよ |
| 人と人とは話し合える はずだ、ってこと |
| 人と人とは話し合える はずだ、って・・・ |
| そうですね 本当に良かったです |
| だけど、それを実現さ せたのは貴方ですよ |
| 貴方が思っているより も、貴方は素晴らしい 人だと僕は思います |
| そ、そうかな? なんか・・・照れるよ |
| ははは、そう言われる と・・・照れるよ |
| や、やだもう! なんか・・・照れるよ |
| そ、そうかな? 照れくさいよね・・・ |
| あれは、本当に召喚術 だったんだろうか? |
| あれは、本当に召喚術 だったんだろうか? |
| あれは、本当に召喚術 だったのかな? |
| あれは、本当に召喚術 だったんでしょうか? |
| レイドは騎士だよ 今だって・・・ |
| レイドは今だって、 立派な騎士だよ・・・ |
| レイドは騎士だよ 今だって・・・ |
| レイドさんは騎士です 今だって・・・ |
ガゼルらしい考えだと思うな |
ガゼルらしい考えだと思うな |
| ガゼルらしいっていうか なんというか |
ガゼルさんらしい考え方・・・ |
| バノッサになにが 起きたんだろう・・・ |
| バノッサになにが 起きたんだろう・・・ |
| バノッサ・・・ なにが起きたのかな いきなり召喚術なんて |
| バノッサさんになにが 起きたんだろう・・・ |
| 本当に、これで終わり なんだろうか? |
| 本当に、これで終わり なんだろうか? |
| 本当に、これで終わり なのかな・・・ |
| 本当に、これで終わり なんでしょうか? |
| レイドが柔で、 ラムダが剛って感じかな? |
| レイドが柔で、 ラムダが剛って感じかな? |
| レイドが柔で、 ラムダが剛って感じかな? |
| レイドさんが柔で、 ラムダさんが剛でしょうか・・・ |
| ペルゴとスタウトは 眼中になし、かよ |
| ペルゴとスタウトは 眼中になし、か |
| ペルゴとスタウトは 気にも留めてないんだ |
| ははは、フィズちゃんも きついんだから |
| 優しい感じがする、か |
| 優しい感じがする、か |
| 優しい感じがする、か |
| 優しい感じがする、か |
| 冗談じゃないって まったく・・・ |
| 冗談じゃないよ まったく・・・ |
| もう、冗談ポイだよ まったく・・・ |
| ジンガったら・・・ |
| ローカスなりの答えが 見つかるといいな |
| ローカスなりの答えが 見つかるといいな |
| ローカスなりの答えが 見つかるといいなぁ |
| ローカスさんなりの答えが 見つかるといいですね |
| たいしたことした わけじゃないのになぁ |
| たいしたことした わけじゃないんだがな |
| たいしたことした わけじゃないのになぁ |
| たいしたことしたわけ じゃないのに・・・ |
| 考えてみれば 本当に無茶してるよなぁ |
| 言われてみれば 本当に無茶ばかりだ・・・ |
| 考えてみれば 本当に無茶してるなぁ |
| 考えてみれば 本当に無茶してるね |
| ラムダも多分 苦しんでいたんだ・・・ |
| ラムダも多分 苦しんでいたんだ・・・ |
| きっと、ラムダも 苦しかったんだね |
| ラムダさんも、 苦しんでいたんですね・・・ |
| セシルさんはずっと ラムダを心配してたんだな |
| セシルさんはずっと ラムダを心配してたんだな |
| セシルさんはずっと ラムダを心配してたんだね |
| セシルさんは ずっとラムダさんを 心配していたんだ・・・ |
| たいしたことした わけじゃないのになぁ |
| たいしたことした わけじゃないんだがな |
| たいしたことした わけじゃないのになぁ |
| たいしたことしたわけ じゃないのに・・・ |
| 未成年にお酒を すすめるなよな まったく・・・ |
| まったく、酔っぱらいには つきあいきれないな・・・ |
| お酒は大人になってから! ・・・わかってんのかな? |
| わたしには、まだちょっぴり 早いですよね・・・ |
| たいしたことした わけじゃないのになぁ |
| たいしたことした わけじゃないんだがな |
| たいしたことした わけじゃないのになぁ |
| たいしたことしたわけ じゃないのに・・・ |
scn012
| マスターってば お行儀が悪いですの |
| そういうなよ 今まであれだけ 大変だったんだぜ |
| そういわないでくれ 今まであれだけ 大変だったんだからさ |
| いいじゃん 今まであれだけ 大変だったんだからさ |
| そうですね・・・ 自分の家にいたころは あくびくらい普通 だったんですけど |
| だからって、 なまけてていいのー? |
| レイドもエドスも ちゃんと仕事に 行ってるってのに |
| う・・・ |
| う・・・ |
| あう・・・ |
| えっと・・・ですね |
| どうせ暇なんだったら ガゼルみたいに外でも うろついてるほうが、 よっぽど健康的よ |
| そうかも・・・ |
| よし、散歩でもするか |
| やれやれ・・・ でも、フィズが言った ことも確かだしな |
| 散歩にでも行こうか |
| そうかも・・・ |
| よし、じゃ、お散歩 してくるね! |
| じゃあそうしてみます |
| 行きましょ、モナティ |
| お散歩ですのー? |
| どうしよう? |
| 一緒に来るか? 留守番たのむぞ? |
| 一緒に来るか? 留守番たのむよ? |
| 一緒に来る? 留守番おねがいね |
| さ、はやく やっぱり留守番お願い |
| 一緒に来るか? モナティ |
| 一緒に来るか? モナティ |
| 一緒に来る? モナティ |
| さ、はやくして モナティ |
| はいはーいっ! お供しますのーっ! |
| 留守番たのむぞ? モナティ |
| 留守番たのむよ? モナティ |
| 留守番おねがいね モナティ! |
| やっぱり、モナティは 留守番をお願い・・・ |
| ・・・ |
| ・・・・・・ |
| ・・・にゅうぅぅっ |
| わかったわかった ついて来いよ? |
| わかったわかった ついておいで? |
| あ~、もう わかったから! いっしょにいこう! |
| わかりました・・・ いっしょに行きましょ |
| はいですのーっ! |
| あれ、リプレ なんか嬉しそうだね |
| あれ、リプレ なんだか嬉しそうだね |
| あれ、リプレ なんか嬉しそうじゃん |
| リプレさん 嬉しそうですね? |
| ふふっ、わかる? じつはね・・・ |
| じゃ~んっ! |
| うわ・・・ どうしたんだよ、 この野菜の山は? |
| うわ・・・ どうしたんだい、 この野菜の山は? |
| うわ・・・ なになに? 野菜の山は? |
| わぁ・・・ どうしたんですか? 野菜がいっぱい ありますけど・・・ |
| それというのも アタシのお・か・げ! |
| お師匠とアタシが丹誠 こめた、「あかなべ」 の特製野菜だよん |
| でも、どうして? |
| でも、どうして? |
| でも、どうして? |
| でも、なぜです? |
| それがさぁ お師匠、アタシがここ に出入りしてることに 気づいててね |
| 手みやげぐらい、 たまにはもってけって |
| ・・・なるほど |
| ・・・なるほど |
| ・・・あ、なるほど! |
| ・・・なるほど そういうことですか |
| でも、助かるよ 新鮮な野菜をこんなに もらえるなんて |
| お師匠さんによろしく 言っておいてね |
| じゃ~んっ! |
| これ、しょう油に味噌 じゃないか!? |
| いったい、どうやって 手に入れたんだ |
| これ、しょう油に味噌 じゃないか!? |
| いったい、どうやって 手に入れたんだ |
| みそ、しょう油!? どうして!? |
| どこにあったの? こんなもの! |
| これ、しょう油と味噌 じゃないですか? |
| どうやって 手に入れたんですか? |
| それというのも アタシのお・か・げ! |
| 「あかなべ」自家製の シルターンの調味料っ てワケね |
| びっくりしたよ アカネの世界と貴方の 世界って、すごく料理 が似てたの |
| だから、 もしかしたらっと 思って・・・ |
| どうしよう? ありがとう、リプレ ありがとう、アカネ |
| ありがとう、リプレ まだ、ラーメンのこと 覚えててくれたんだ |
| ありがとう、リプレ まだ、ラーメンのこと 覚えててくれたのか |
| ありがとう、リプレ まだ、ラーメンのこと 覚えててくれたんだぁ |
| ありがとうリプレさん まだ、ラーメンのこと 覚えてて くれたんですね・・ |
| あははっ こう見えても、私って あきらめが悪いんだ |
| 絶対、貴方の納得する らーめんを作ってやる ぞ!・・・てね? |
| エヘヘ、ちょっとした お礼だよ |
| アタシの大事なお守り を拾ってくれた、ね |
| 大事にしてたんだ あれ、母さんのくれた ものだったから |
| そうだったのか |
| そうだったのか |
| ・・・そうだったんだ |
| そうだったんですか |
| なにはともあれ、 これで準備はかんぺき あとは私の工夫次第っ てとこかな |
| 楽しみに待っててね |
| @n0 |
| なにはともあれ、 これで準備はかんぺき あとは私の工夫次第っ てとこかな |
| 楽しみに待っててね |
| @n0 |
| リプレ 本当に嬉しそうだな |
| リプレ 本当に嬉しそうだな |
| リプレ 本当に嬉しそうだね |
| リプレさん 本当に嬉しそうですね |
| 何をしてるんだい? |
| 何をしてるんだい? |
| 何してるの? |
| 何してるの? |
| スウォンにね・・・ ふえ、つくって もらってるの・・・ |
| 簡単な木の笛ですよ ほら? |
| へえ、器用なもんだ |
| へえ、器用なものだな |
| 器用なんだね |
| 器用ですね・・・ |
| 森で暮らしてれば、 誰だってこれくらい できますよ |
| うわぁ・・・ |
| いい音色じゃないか |
| いい音色じゃないか |
| あ・・・きれいな音 |
| ・・・気持ちいい 音色ですね・・・ |
| はい、どうぞ |
| ありがとう・・・ |
| どうしよう? |
| よかったな 俺にも作れるかな? |
| よかったな 僕にも作れるかな? |
| よかったね あたしも作れる? |
| よかったね わたしも作れますか? |
| よかったな ラミちゃん? |
| よかったな ラミちゃん? |
| よかったね ラミちゃん! |
| よかったね ラミちゃん? |
| ・・・(こくん) |
| 俺にも作れるかな? |
| 僕にも作れるかな? |
| あたしも作れる? |
| わたしにも 作れるでしょうか? |
| ええ、もちろん 木や石の細工はコツを 覚えれば簡単ですから |
| 良かったら、そのうち 教えますよ |
| いい音色じゃないか |
| よかったな ラミちゃん? |
| いい音色じゃないか |
| よかったな ラミちゃん? |
| あ・・・きれいな音 |
| よかったね ラミちゃん? |
| ・・・きれいな音色 |
| よかったね ラミちゃん? |
| ・・・(こくん) |
| あれ、珍しいな? レイドがここに来てる なんて |
| あれ、珍しいな? レイドがここに来てる なんて |
| あれ、珍しいね? レイドがここに来てる なんて |
| あれ、珍しいですね レイドさんがここに 来ているなんて |
| ちょうど良かったよ |
| @n0 |
| バノッサの使った力に ついて話をしてたんだ |
| バノッサの・・・ |
| バノッサの・・・ |
| バノッサさんの? |
| ソル あれはやっぱり召喚術 だったのか? |
| 間違いないと思う でも、バノッサに誰が 召喚術を教えたのか それがわからない |
| マーン三兄弟か? |
| マーン三兄弟とか? |
| マーン三兄弟ですか? |
| 考えにくいな スラム育ちのバノッサ に、彼らが手を貸すと は思えない |
| でも、この街で召喚術 が使えるのは、僕たち と彼ら以外には・・・ |
| でもさ、召喚術が 使えるひとって、あの 三人とあたしたち 以外にいない |
| 少なくとも この街では・・・ でしょ? |
| でも、この街で召喚術 が使えるのは、わたし たちと、あの人たち だけですよ・・・? |
| いや、 その可能性もあるぜ |
| え? |
| ?? |
| え? |
| この街の門は閉じてる わけじゃないんだよ 誰でも入れるのさ |
| まさか・・・ 新しい召喚師が!? |
| そこまではわからない だけど、その可能性は 充分にある |
| バノッサの使った力 について話をして いたんだ |
| バノッサの・・・ |
| バノッサの・・・ |
| バノッサさんの・・・ |
| キール あれはやっぱり召喚術 だったのか? |
| 間違いないと思う だが、バノッサは誰に それを教わったのか |
| マーン三兄弟か? |
| マーン三兄弟とか? |
| マーン三兄弟ですか? |
| 考えにくいな スラム育ちのバノッサ に、彼らが手を貸すと は思えない |
| でも、この街で召喚術 が使えるのは、俺たち と連中以外には・・・ |
| でもさ、召喚術が 使えるひとって、あの 三人とあたしたち 以外にいない |
| 少なくとも この街では・・・ でしょ? |
| でも、この街以外の 召喚術師というのも 考えにくくは ありませんか? |
| そうとは限らないよ |
| @n0 |
| え? |
| ?? |
| え? |
| この街の門は閉じてる わけじゃないんだ 誰だって入ってこれる |
| まさか・・・ 新しい召喚師が!? |
| そこまではわからない だけど、あり得ない話 ではないと思う |
| バノッサの使った力に ついて話をしてたの |
| バノッサの・・・ |
| バノッサの・・・ |
| バノッサさんの・・・ |
| カシス あれはやっぱり召喚術 だったのか? |
| 間違いないわね だけどあいつ、誰から 教わったんだろ |
| マーン三兄弟か? |
| マーン三兄弟か? |
| マーン三兄弟ですか? |
| 考えにくいな スラム育ちのバノッサ に、彼らが手を貸すと は思えない |
| でも、この街で召喚術 が使えるのは、俺たち と連中以外には・・・ |
| でも、この街で召喚術 が使えるのは、僕たち と彼ら以外には・・・ |
| でも、この街の外から 召喚師がきたというの も考えにくいですよね |
| 来たのかもよ? |
| え? |
| この街の門は閉じてる わけじゃないもの 誰だって来れちゃうわ |
| まさか・・・ 新しい召喚師が!? |
| さあね・・・ けどさ、あり得ない話 じゃないと思うよ |
| バノッサの使った 力について話をして いたんです |
| バノッサの・・・ |
| クラレット あれはやっぱり召喚術 だったのか? |
| 間違いありませんね でも、誰が彼にそれを 教えたのでしょうか |
| マーン三兄弟か? |
| マーン三兄弟か? |
| マーン三兄弟とか? |
| 考えにくいな スラム育ちのバノッサ に、彼らが手を貸すと は思えない |
| でも、この街で召喚術 が使えるのは、俺たち と連中以外には・・・ |
| でも、この街で召喚術 が使えるのは、僕たち と彼ら以外には・・・ |
| でもさ、召喚術が 使えるひとって、あの 三人とあたしたち 以外にいない |
| 少なくとも この街では・・・ でしょ? |
| そうとは限りませんよ |
| @n0 |
| え? |
| え? |
| ?? |
| この街の門は閉じてる わけではありません 誰だって入ってこれる んです |
| まさか・・・ 新しい召喚師が!? |
| そこまでは・・・ ですが、あり得ない話 ではないでしょうね |
| レイドさんと ソルさんが |
| レイドさんと キールさんが |
| レイドさんと カシスさんが |
| レイドとソルが |
| レイドとキールが |
| レイドとカシスが |
| レイドとクラレットが |
| 召喚師の話をしている |
| 話の邪魔をしちゃ 悪いよな・・・ |
| 話の邪魔をしちゃ 悪いな・・・ |
| 話の邪魔をしちゃ 悪いよね |
| 話の邪魔をしちゃ 悪いですね |
| あら、いらっしゃい |
| 留守番かい? |
| 留守番ですか? |
| 留守番? |
| 留守番ですか? |
| ええ、これでも 一応は酒場だから 放っておくことは できないでしょう |
| 貴方みたいに、物好き なお客さんが来ること もあるしね? |
| どうしよう? |
| セシルと話をしていく 他のみんなは? |
| セシルと話をしていく 他のみんなは? |
| セシルと話をしていく 他のみんなは? |
| セシルと話をしていく 他のみなさんは? |
| セシルさんはどうして 医者を辞めて、 アキュートに 入ったんだい? |
| セシルさんはどうして 医者を辞めて、 アキュートに 入ったんです? |
| セシルさんはどうして お医者さんをやめて アキュートに? |
| セシルさんは、なぜ 医者をやめてまで アキュートに・・・? |
| そうね・・・ 聞き分けのない患者を 見張るため、かしら |
| 充分に回復していない くせに、無茶ばっかり する患者がいてね |
| ほっとけないのよ 危なっかしくて |
| その患者って・・・ |
| その患者って・・・ |
| 誰なの患者って? |
| その患者さんが・・・ |
| フフフ さあ、誰かしらね? |
| 他のみんなは? |
| 他のみんなは? |
| 他のみんなは どうしたの? |
| 他のみなさんは? |
| ペルゴは買い出し ラムダ様は、街の外よ |
| 街の外って? |
| 街の外? |
| 街の外? |
| 街の外・・・ですか? |
| 荒野に出て、 剣の訓練をしてるのよ このあたりじゃ場所が ないから |
| なるほど・・・ じゃ、スタウトは? |
| なるほど・・・ じゃ、スタウトは? |
| なるほど・・・ じゃ、スタウトは? |
| そうですか・・・ でも、スタウトさんは どちらに? |
| ・・・そこ |
| ・・・・・・ |
| 昼間からこんな調子よ |
| とことん、酔っぱらい ってやつだな |
| やれやれ・・・ |
| ・・・ヨッパライだ |
| 本当に、お酒が好き なんですね? |
| あ、兄ちゃん |
| あ、姉ちゃん |
| がんばってるみたいだ な、アルバ? |
| がんばってるようだな アルバ? |
| がんばってるみたい じゃん! |
| がんばってるみたいね アルバ? |
| こういうのは、続けて 毎日練習するのが大切 なんだってさ |
| ずっと練習を続ければ 自然に強くなるって、 レイドも言ってたし |
| 毎日やってるですの? |
| うん、そうだよ |
| すごいですのー! モナティ、尊敬しちゃ うですのー!! |
| えへへ、そうかなぁ? |
| モナティもがんばって 見習うですのっ!! |
| アルバが剣術の練習を している |
| 練習の邪魔をしちゃ 悪いよな・・・ |
| 練習の邪魔をしちゃ 悪いな・・・ |
| 練習の邪魔をしちゃ 悪いよね |
| 練習の邪魔をしちゃ 悪いですよね |
| よお、@n0 お前も偵察か |
| 偵察? |
| 偵察? |
| 偵察? |
| 偵察ですか? |
| バノッサがどうやって あんな力を手に入れた のか、つき止めてやろ うと思ってな |
| ああ、そういうことか |
| ああ、そういうことか |
| なるほど~ あたしは違うよ |
| そういうことですか |
| ケッ、なんだよ 人事みたいにさ |
| お前がぼけーっとして る間に、俺はしっかり 手がかりを見つけたっ ていうのによ |
| 本当か!? |
| 本当か!? |
| ほんとに~? |
| 本当ですか? すごいですね・・・ |
| ああ・・・ ほら、見てみな? |
| ・・・・・・ |
| あの格好 ソルと |
| あの格好 キールと |
| あの格好 カシスと |
| あの格好 クラレットと |
| 似てるだろ? |
| 間違いねえな あいつは召喚師だぜ |
| 見た目で判断するの はまずくないですの? |
| どっちにしろ、 見かけねえ顔なんだ 怪しいのには 変わりがねえよ |
| つけてみようぜ? |
| どうしよう? |
| やめとこう そうだな |
| やめとこう そうだな |
| やめとこうよ そうだね |
| やめておきましょう そうですね |
| そうだな 確かめる必要はあるの かもしれない |
| そうだな 確かめる必要はあるの かもしれない |
| そうだね 確かめておかなくちゃ いけないよね |
| そうですね 確かめておかないと いけないのかも・・・ |
| おい、タヌキ お前は戻ってみんなに このことを伝えてきな |
| え、でも・・・ |
| 大丈夫だよ 無茶はしないから |
| 大丈夫だよ 無茶はしないから |
| 大丈夫! 無茶はしないからさ! |
| 大丈夫ですよ 無茶はしませんから |
| は、はいですのっ! |
| それじゃ、行くぜ? |
| やめとこう 証拠がたりなすぎる |
| やめとこう 証拠がたりなすぎる |
| やめとこうよ まだ疑うような 証拠もないし |
| やめておきましょう 証拠がないじゃない ですか・・・ |
| おいおい、その証拠を つきとめるんだろ!? |
| でもなぁ・・・ |
| そうだけど・・・ |
| でもさぁ・・・ |
| でも・・・ |
| ケッ、勝手にしな 俺はいくからな! |
| あいつ、街の外に出る みたいだ・・・ |
| 行くぞ、@n0 |
| おい、ガゼルっ? |
| おい、ガゼルっ? |
| あ、ねぇちょっと! |
| ガゼルさん・・・ |
| いいから来やがれっ 見失っちまうだろうが |
| ねえ、そこのボク! ちょっといいかしら? |
| ねえ、そこのキミ! ちょっといいかしら? |
| 俺ですか? |
| 僕ですか? |
| あたし!? |
| わたしですか? |
| そうそう、キミよ キミのこと! |
| もう! 坊やじゃないのに! |
| ちょっと聞きたいんだ けどね、この街で一番 ぶっそうな場所って、 どこにあるかしら? |
| へ? |
| え? |
| はい? |
| え・・・? |
| どうしよう? なんでそんなことを? それだったら・・・ |
| なんでそんなこと 聞くんですか? |
| なんでそんなことを 聞くんですか? |
| なんでそんなこと 聞くんですか? |
| なんでそんなことを 聞くんですか? |
| ちょっとワケありでね そういう場所を探して るの・・・知らない? |
| いえ、知ってますけど その・・・女性が一人 で行くのは・・・ |
| いえ、知ってますけど その・・・女性が一人 で行くのは・・・ |
| いえ、知ってますけど その・・・女の人が 一人で行く所じゃない ですよ |
| いえ、知ってますけど その・・・女性が一人 で行くのは・・・ |
| あら、ひょっとして 心配してくれてるの? |
| ありがとう、ボク でも大丈夫よ |
| ありがとう でも大丈夫よ |
| こう見えてもね おねーさんは強いのよ それに、頼りないけど 相棒もいるしね |
| 連れがいるのか・・・ なら、大丈夫かな? |
| 連れがいるのか・・・ なら、大丈夫かな? |
| ・・・だから ボクじゃないのに |
| あ、それなら 大丈夫ですね |
| それだったら・・・ 繁華街とか北のスラム がそうですよ |
| それだったら・・・ 繁華街とか北のスラム がそうですよ |
| それだったら・・・ 繁華街とか北のスラム ですケド |
| それなら・・・ 繁華街や北のスラムに なりますけど |
| 北ね? どうもありがとう |
| それじゃあね! ボク! |
| それじゃあね! |
| ・・・・・ |
| レイドの言うとおり、 ここの連中とバノッサ が手を組むのは考えに くいよなぁ・・・ |
| バノッサと三兄弟が手 を組むことは、考えに くいと思うんだがな |
| う~ん・・・ あの3人がバノッサと 手を組んだりは しないよね・・・ |
| ここのひとたちが バノッサさんに召喚術 を教えるわけない ですよね・・・ |
| マスター、あれっ! |
| ・・・・・・ |
| エルカじゃないか 何やってんだろう? |
| エルカ・・・ 何をしているんだ? |
| エルカ・・・ 何やってんだろ? |
| エルカさんですよね どうしたんでしょう? |
| あそこ、たしか三兄弟 さんのお家ですよね |
| そういえば、あいつ ここに用事があるとか 言ってたような・・・ |
| そういえば、あの子 ここに用事があるとか 言っていたが・・・ |
| そういえば、エルカ ここに用事があるとか 言ってたような・・・ |
| そういえば・・・ エルカさん、以前ここ に用があるとか・・・ |
| どうしよう? |
| 様子をうかがう ほっとこう |
| 様子をうかがう ほっておこう |
| 様子をうかがう ほっとこう |
| 様子をうかがう 放っておく・・・ |
| ほっとこう |
| ほっておこう |
| ほうっておこう! |
| 関わらない方が いいですね・・・ |
| ほっとくんですの!? |
| 邪魔するなって前にも 言われてるしな 余計なことして怒鳴ら れるのはごめんだよ |
| 邪魔するなって前にも 言われてるしね 余計なことして怒鳴ら れるのはごめんだよ |
| 邪魔するなって、 前にも言われたし また怒鳴られるの イヤだもんね |
| 邪魔するなって前にも 言われてますし・・・ 余計なことして怒鳴ら れるのは嫌ですし |
| それは・・・ そうですけど・・・ |
| さあ、行こう |
| さあ、行こう |
| 行こ、行こ! |
| 行きましょう |
| どこへ行くんですか? |
| どこへ行くんです? |
| どこへ行くんですか? |
| どこへ行くんですか? |
| 剣の稽古だ |
| 何もない場所のほうが 思いきりやれるからな |
| どうしよう? |
| ラムダと話をする 邪魔しちゃ悪いかな |
| ラムダと話をする 邪魔しちゃ悪いな |
| ラムダと話をする 邪魔しちゃ悪いかな |
| ラムダと話をする 邪魔しちゃ悪いかな |
| そう言えば、ラムダと 最初に会ったのも荒野 だったっけ・・・ |
| そう言えば、ラムダと 最初に会ったのも荒野 だったな・・・ |
| そう言えば、ラムダと 最初に会ったのも荒野 だったよね・・・ |
| そう言えば・・・ ラムダさんとはじめて 出会ったのも、荒野 でしたね・・・ |
| あの時は、こんな形で お前と関わるとは思い もしなかったがな |
| ほんとにね |
| そうですね |
| ほんと |
| ですね・・・ |
| レイドから聞いたが、 お前にもいろいろ複雑 な事情があるらしいな |
| 俺が口を出せるような 問題ではないが、必要 ならば声をかけろ |
| お前には 借りがあるからな |
| 稽古にいくんだったら 邪魔しちゃ悪いかな |
| それじゃ、また |
| 稽古にいくんだったら 邪魔をしたら悪いな |
| それじゃ、また |
| 稽古にいくんだったら 邪魔しちゃ悪いよね |
| じゃね! |
| 稽古にいくなら・・・ 邪魔はしないほうが いいですね・・・ |
| それじゃ、失礼します |
| ああ・・・ |
| 兄ちゃんがさ、ここで おいらを励ましてくれ たからだよ |
| 姉ちゃんがさ、ここで おいらを励ましてくれ たからだよ |
| あれからね・・・ おいら、自分が間違っ てないって思ったから がんばったんだ |
| みんなのしてることが 間違いだって、何度も 言ってやったんだ |
| そしたらね・・・ |
| そしたら? |
| みんな、意地悪 しなくなったんだよ 間違ってたって、 謝ってくれたんだ! |
| 兄ちゃんのおかげで、 おいら、道場を辞めず にすんだんだよ!! |
| 姉ちゃんのおかげで、 おいら、道場を辞めず にすんだんだよ!! |
| いや、俺じゃないよ |
| アルバが本当の勇気を 出してがんばったから みんな、間違いに気が ついたんだ |
| 俺は何もしちゃいない 全部、アルバが自分で やり遂げたんだ |
| いや、僕じゃないよ |
| アルバが本当の勇気を 出してがんばったから みんな、間違いに気が ついたんだ |
| 僕は何もしちゃいない 全部、アルバが自分で やり遂げたことさ |
| ちが~うの! |
| アルバが本当の勇気を 出してがんばったから みんな、間違ってる って気付いただけ! |
| 全部、アルバ自身が やってのけたんだよ! |
| わたしはなにもして ないですよ |
| アルバが本当の勇気を 出してがんばったから みんな、間違いに気が ついたんじゃない? |
| 全部、アルバの力で やりとげたんです |
| おいらが・・・ |
| がんばるんだぞ? これからも |
| がんばるんだぞ? これからも |
| がんばるんだぞ? これからも |
| がんばってね 応援してるから |
| う・・・うんっ! おいら、 がんばるよっ! |
| また、魚でも釣って リプレを喜ばせて やろうかな? |
| また、魚でも釣って みるかな? |
| うーん 魚釣りねぇ・・・ |
| また、魚を 釣って帰ったら リプレさん 喜ぶかしら・・・ |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| どうしよう? やめておく 魚釣りをする |
| 気にしなくていいって こういう時もあるわ |
| うん、これだけあれば 充分だよ |
| わぁ、ずいぶん たくさん釣れたのね |
| こんな大物 どう料理したらいいか 迷っちゃいそう |
| すごいじゃない! これならきっと、おい しいお料理ができるわ |
| これって・・・ 食べられるのかしら? |
| ごくろうさま きっとみんなも喜んで 食べてくれるよ |
| また何か釣れた時は 私のところに もってきてね |
| 腕によりをかけて おいしい料理を作って あげるから、ね? |
| おーい、@n0 また修行に つきあってくんない? |
| ああ、まかせてくれよ |
| ああ、いいよ |
| えー、またぁ? |
| あ、はい わたしでよければ |
| また気が向いたら つきあってよ |
| ・・・よっ! |
| まさか、この屋敷の中 に忍びこむ気か!? |
| まさか、この屋敷の中 に忍びこむ気か!? |
| うそっ、この屋敷の中 に忍びこむ気なの!? |
| え・・・この屋敷の中 に忍びこむ気なの? |
| え、エルカさんっ 何してるですのっ!? |
| おい、モナティっ そんな、いきなり大声 出したら・・・ |
| も、モナティっ そんな、いきなり大声 出したら・・・ |
| あぁ、モナティっ そんな、いきなり大声 出したら・・・ |
| あぁ、モナティっ そんな、いきなり大声 出したら・・・ |
| きゃあっ!? |
| 危ないっ!! |
| いててて・・・ |
| いててて・・・ |
| いててて・・・ |
| いたた・・・ |
| あ・・・ 危ないじゃないのっ! この馬鹿レビット!! |
| う、うにゅうぅ・・・ |
| 怒鳴る前に・・・ どいてくれよ・・・ |
| 怒鳴る前に・・・ どいてくれよ・・・ |
| 怒鳴る前に どいてよぉ・・・ |
| 怒鳴る前に・・・ どいてくれませんか? |
| フンッ! なによ、だらしない |
| 人の屋敷の前で、何を 騒いどるんだっ!! |
| せっかく私たちが 華麗に午後のお茶を 楽しんでいたと いうのに |
| ぶち殺すぞ、コラ!? |
| げっ!? |
| わっ!? |
| あちゃ!? |
| えっ!? |
| ほう・・・ また、貴様かぁ? |
| に、逃げるぞっ!! |
| に、逃げるんだ!! |
| あ、いや・・・ じゃあこれで・・・ 失礼します! |
| あ、あの・・・ すいません・・・! |
| ま、マスターっ 待ってくださいですの |
| なんでっ! エルカまでぇっ!? |
| あの野郎、どこへ行く つもりなんだ? |
| ひょっとしてこのまま 街から出るんじゃない のかな? |
| ひょっとしてこのまま 街から出るんじゃない のか? |
| ひょっとしてこのまま 街から出るんじゃない のかな? |
| ひょっとしてこのまま 街から出るんじゃない でしょうか? |
| 冗談じゃねえぜ だったら、出ていく 前にとっちめないと |
| ちょっと、ガゼル!? あの人がそうだと 決まった わけじゃ・・・ |
| 待つんだ、ガゼル!? あの人がそうだと 決まった わけじゃ・・・ |
| ちょっと、ガゼル!? あの人がそうだと 決まった わけじゃ・・・ |
| あの、ガゼルさん あの人がそうだと 決まったわけでは ないのでしょう? |
| いい加減にして、 姿を見せたらどうです |
| ・・・!? |
| バレてたのか? |
| 尾行に 気づいていたのか!? |
| あ、バレてた? |
| 気づいていたんですね |
| 人の後ろをこそこそと つけ狙って、それほど 私が邪魔ですか? |
| どうしよう? 素直に姿を見せる 無視をする |
| ガゼル・・・ |
| ガゼル・・・ |
| 邪魔ですか、だって |
| ガゼルさん・・ |
| ケッ、仕方ねえな こうなっちまったらよ |
| ・・・? |
| 出てきてやったぜ お望みどおりな |
| はぁ・・・? |
| なんだろう? 様子が変だぞ |
| どうしたんだ? 様子が変だぞ |
| あれれ? なんかおかしいな |
| あら? 様子が変ですよ? |
| えぇと・・・ ひょっとして君たちも 私をつけていたのか? |
| だからっ そうだって言ってる だろうがよ! |
| 待てよ、ガゼル この人「君たちも」っ て言ったぞ? |
| 待てよ、ガゼル この人「君たちも」っ て言ったぞ? |
| 待って、ガゼル この人「君たちも」っ て言ってたよ |
| 待って! 今、「君たちも」って 言いましたよ |
| 「も」? |
| ・・・危ないっ!! |
| シャアアアッ! |
| な、なんなんだよ こいつらは!? |
| 君たち はやく逃げるんだっ! |
| 逃げろっていったって これじゃ・・・ |
| いや、とっくに囲まれ てるみたいですよ |
| 逃げろって言っても 無理でしょ? |
| 逃げるといっても 囲まれてますよ・・・ |
| 仕方ない・・・ 君たち、私の側から 離れるんじゃないぞ! |
| 出てこないのなら、 こちらからいきますよ |
| 仕方ねえ・・・ みっつ数えて、別々の 方向へズラかろう |
| わかった |
| わかった |
| OK! |
| はい、わかりました |
| ひとつ・・・ |
| ふたつ・・・ |
| み・・・っ!? |
| な、なんなんだっ!? |
| な、なんなんだっ!? |
| え? なになに!? |
| え・・・ちょっと!? |
| シャアアアッ! |
| かかって来い 外道の召喚師ども! |
| 【蒼の派閥】の召喚師 ギブソン・ジラールの 力を見せてやる!! |
| あいつ・・・ やっぱり召喚師だった |
| それだったら、あの人 を襲ってる連中だって そうだぞ! |
| あの黒装束たちもだ でも、どうして召喚師 同士が戦うんだ? |
| ちょっと! それなら 襲ってきたやつらも 召喚師だよ! |
| でしたら、あの人を 襲っている人たちも 召喚師ですよ! |
| 気にくわねえな よってたかって一人を 狙うなんてよ |
| ガゼル・・・ |
| ガゼル・・・ |
| そうだね・・・ |
| ガゼルさん |
| いくか、助太刀? |
| ああ、このまま見ない ふりはできない! |
| ああ、このまま見ない ふりはできない! |
| うん、 大勢で襲うのは、 許せないよね! |
| はい・・・ 行きましょう! |
| 驚いたよ 君たちも召喚術が 使えたんだな |
| 失礼だけど、君たちの 師匠は誰だい? |
| あ、えっと・・・ |
| それは・・・ |
| あ~、えっとですねぇ |
| えっと、あの・・・ |
| 師匠なんていねえよ こいつは、特別なんだ |
| ・・・? |
| 信じられないな |
| でも、嘘じゃないです |
| ですが、本当です |
| ホント、なんですケド |
| 信じてもらえないかも しれませんが・・・ 本当なんです・・・ |
| ああ、すまない 君たちを疑ってるわけ じゃないんだ |
| さあ、俺たちのことは 説明したんだ 次はそっちの番だぜ? |
| ああ、私の名前は ギブソン・ジラール 【蒼の派閥】の 召喚師だよ |
| 【蒼の派閥】・・・ |
| 【蒼の派閥】・・・ |
| 【蒼の派閥】・・・ |
| 【蒼の派閥】ですか? |
| 【金】じゃねぇのか? |
| とんでもない! あんな金の亡者たちと 一緒にしないでくれ |
| 【蒼の派閥】は 召喚術を私利私欲で 使ったりはしない |
| むしろ、そういう連中 を取り締まるのが役目 みたいなものなんだ |
| そうなんですか? |
| そうなんですか? |
| そうなんですか? |
| そうなんですか? |
| で、そんなあんたが どうしてこの街に 来たんだよ? |
| ある物を探してるのさ |
| ある物? |
| ある物? |
| モノ・・・? |
| ある物っていうのは? |
| とりあえず、食事でも しながら説明しよう 助けてもらったお礼だ |
| おごってくれんのか? やりいっ!! |
| そのかわり、 心あたりがあったら 話を聞かせてもらうよ |
| 宝玉ですか・・・ |
| 宝玉ですか・・・ |
| 宝玉? |
| 宝玉ですか・・・ |
| ああ、盗まれたそれを 取り戻さなくては ならないんだよ |
| 宝ってつくからには、 それなりの特徴なんか はねえのかよ? |
| 宝玉そのものが 大きなサモナイト石の 結晶なんだ |
| 盗んだのは、さっきの 黒装束たちなのかな? |
| 盗んだのは、さっきの 黒装束たちなのかな? |
| 盗んだのは、さっきの 黒装束たち? |
| 盗んだのは、さっきの 黒装束でしょうか? |
| 間違いないと思う 価値を知らなければ、 あれはただの きれいな石だからね |
| ま、それはともかくと してよ・・・ |
| あんたが言ってた 仲間ってのは、 まだ来ないのかよ? |
| そろそろ来ると 思うんだが・・・ |
| ギブソ~ン! |
| 遅いぞ、ミモザ |
| ごめんごめん で、この子たちは? |
| この街の子供たちだ ちょっと事情があって 宝玉探しを手伝って もらうことになった |
| ふ~ん・・・ |
| あら、キミはさっきの 子じゃないの |
| なんだ、知り合いか? |
| 城門のとこで道を 教えてもらったのよ おかげで助かったわ |
| フフフッ、私たちって 不思議な縁でもあるの かな・・・ね、ボク? |
| フフフッ、私たちって 不思議な縁でもあるの かな・・・ね、キミ? |
| は、はぁ・・・ |
| は、はぁ・・・ |
| あの、 ボクじゃありません! |
| あ、は、はい・・・ |
| ミモザ・ロランジュよ ミモザでいいわ |
| そりゃいいが、あんた ぜんっぜん召喚師には 見えねえな・・・ |
| あら、見かけで 判断をしちゃダメよ? |
| その証拠に、お姉さん はもう手がかりをつか んできてるんだから |
| 本当か!? |
| 貴方にウソついたって 始まらないでしょ |
| それだったら、君たち に手伝ってもらう必要 はなくなるな・・・ |
| どうしよう? |
| 手伝わせてください そうとは限りませんよ |
| 手伝わせてください そうとは限りませんよ |
| 手伝わせて! そうとは限りません! |
| 手伝わせてください そうでしょうか? |
| 手伝わせてください ギブソンさん |
| しかし、さっきのよう な戦いになるかもしれ ないんだぞ? |
| 心配しなくても、自分 の身は自分で守ります |
| 心配しなくても、自分 の身は自分で守ります |
| 大丈夫ですよ! 自分の身は自分で まもります! |
| 大丈夫です・・・自分 の身は自分で守ります |
| いいじゃないの せっかくだから、協力 してもらいましょ? |
| おい、ミモザ・・・ |
| 私たちはこの街の地理 に詳しくないんだもの 道案内は必要だわ |
| お願いできるかしら? |
| そういうことだったら 任せときな |
| どのみち、あの黒装束 の召喚師にゃ聞きたい こともあるしな |
| そうとは限りませんよ ギブソンさん |
| そうとは限りませんよ ギブソンさん |
| 必要なくなるとは 限りませんよ! |
| そうでしょうか? ギブソンさん |
| しかし、さっきの ような戦いになるかも しれないんだぞ? |
| 心配しなくても、自分 の身は自分で守ります |
| 心配しなくても、自分 の身は自分で守ります |
| 心配しなくても、自分 の身は自分で守ります |
| 大丈夫です・・・自分 の身は自分で守ります |
| どのみち、あの黒装束 の召喚師にゃ聞きたい こともあるしな |
| ここがそうなのか? |
| ええ、最近このあたり に不審な連中が出入り してるって話なのよ |
| おっ、誰か来たみたい だぜ? |
| ・・・・・・ |
| バノッサ!? |
| バノッサ!? |
| バノッサ!? |
| バノッサさん! |
| あら、お知りあい? |
| ケッ! 腐れ縁ってヤツだよ |
| あの野郎、ここの連中 に召喚術を習いやがっ たんだな・・・ |
| バノッサがいるのなら オプテュスの連中が中 にいてもおかしくない |
| バノッサがいるのなら オプテュスの連中が中 にいてもおかしくない |
| バノッサがいるのなら オプテュスの人達が中 にいてもおかしくない よね |
| バノッサさんが いるならオプテュスの 人たちがいても おかしくないですね |
| よし、ひとっ走りして 他の奴らを呼んでくる そこで待ってろよ! |
| あらら、行っちゃった |
| やれやれ、あまり騒ぎ を大きくしたくないん だがな・・・ |
| すいません でも、俺たちにも 事情があるんですよ |
| すいません でも、僕たちにも事情 があるんですよ |
| すいません でも、あたしたちにも ちょっとした 事情があるんです |
| すいません でも、わたしたちには わたしたちの事情が あるんです・・・ |
| なるほどな、それで私 のことをつけたわけだ |
| 疑ってごめんなさい 多分、ガゼルの言った とおりだと思います |
| バノッサはここの連中 から、召喚術を習った みたいですね |
| 疑ったのは謝ります 多分、ガゼルの言った とおりなんでしょう |
| バノッサはここの連中 から、召喚術を習った みたいです |
| 疑ってごめんなさい 多分、ガゼルの言った とおりだと思います |
| バノッサはここの連中 から、召喚術を習った みたいですね |
| すみません・・・ 多分、ガゼルさんの 言ったとおりだと 思います |
| バノッサさんは ここの人たちから 召喚術を習った みたいです・・・ |
| そうかしら・・・ |
| え? |
| キミの話を聞いてると バノッサって子は突然 召喚術が使えるように なったんでしょ? |
| 普通は違うわ 私もギブソンも、何年 もかかって勉強して、 やっと覚えたのよ? |
| 君みたいに特別な事情 でもない限りは・・・ |
| ねえ、ギブソン ひょっとしたら!? |
| ああ、私もそれを 考えていたんだ |
| ??? |
| だったら、急がないと 大変なことになるわ! |
| ちょ、ちょっと! まだガゼルたちが!? |
| 待ってください! まだガゼルたちが!? |
| ちょ、ちょっと! まだガゼルたちが!? |
| まってください・・・ まだガゼルさんたちが 来てないんです |
| 時間がないんだっ! 宝玉の力が解放された ら手遅れになる!! |
| 宝玉の力・・・? |
| 宝玉の力・・・? |
| 宝玉の力・・・? |
| 宝玉の力・・・? |
| へーえ? あいつらを追ってきた 召喚師ってのは 手前ェらのことかよ |
| 宝玉を渡すんだ! それは、君の手に負え る代物じゃない!! |
| クックック・・・ 聞けねェな、おっさん こいつは俺様のもんだ |
| 便利な玉だよなァ 念じただけで召喚術が 使えるなんてよ・・・ |
| こんなふうになァ!? |
| やめろ、バノッサ! |
| やめろ、バノッサ! |
| バノッサ! やめなさい! |
| バノッサさん! やめてください! |
| 出てきやがったな はぐれ野郎がッ!! |
| バノッサが持っている あの石は・・・ |
| あれが宝玉? |
| バノッサが持っている あの石は・・・ |
| あれが宝玉? |
| ん? バノッサが持ってる石 ・・・あれって? |
| あれ、宝玉!? |
| バノッサさんが 持っている石・・・ |
| あれが宝玉ですか? |
| ええ、そうよ 悪魔を自在に召喚する 力をもった宝玉 |
| 【魅魔の宝玉】だ! |
| なんだって!? |
| 見せてやるぜェ? この宝玉の力・・・ |
| この俺様が手に入れた 力をなァ!! |
| ハッ、ハアッ・・・ まだ、かんぺきには 使いこなせねェか・・ |
| 運が良かったなァ はぐれ野郎! だがな、次で終わりに してやるぜ・・・ |
| ヒャーッハッハッハ! |
| なんなんだよ? 今のは・・・ |
| よりによってバノッサ が、なんであんな力を 手に入れちまったんだ よっ!? |
| あの子、宝玉の 使い方を知っていた でも、どうして・・・ |
| 引きあげよう 詳しい話は それから聞けばいい |
| 説明してくれますよね ギブソンさん? |
| 引きあげよう 詳しい話は それから聞けばいい |
| 説明してくれますよね ギブソンさん? |
| まずは帰ろうよ 細かいことは、 それからでいいよ |
| 説明してくれますよね ギブソンさん? |
| 一度帰りましょう 詳しい話は、それから 聞けばいいことです |
| 説明してくださいます よね、ギブソンさん? |
| ああ、仕方あるまい もう私たちだけの手に はおえないようだ |
| 君たちの力を、改めて 貸してほしい・・・ |
【蒼の派閥】の召喚師たち 彼らが探し求めていた宝玉は 黒装束と結託したバノッサさん の手の中にあった |
【蒼の派閥】の召喚師たち 彼らが探し求めていた宝玉は 黒装束と結託したバノッサの 手の中にあった |
悪魔を召喚して操る力を もつという【魅魔の宝玉】 |
その強大な力の片鱗を |
| 見せつけられて俺たちは |
| 見せつけられて僕たちは |
| 見せつけられてあたしたちは |
| 見せつけられてわたしたちは |
| 言いようのない不安に 駆られていた・・・ |
| あの宝玉・・・! サプレスの悪魔と契約 できる力が!? |
| それも、サモナイト石 さえ使わずに、 固定化させるだって? |
| そんな物を、バノッサ は手に入れてしまった のか |
| ちょっと! バノッサってば、 なんてものを手に 入れちゃったの! |
| バノッサさんが そんなものを・・・ |
| 奴とはこれ以上 関わっちゃだめだ |
| え? |
| え、今、なんて? |
| え? |
| あの黒装束たちとだけ は、関わってはいけな い気がするんだよ |
| それは無理だと思うよ 僕が望まなくたって、 バノッサが・・・ |
| ちょっと! あたしがイヤでも バノッサが、ほっとい てくれないんだよ! |
| でも・・・ バノッサさんは わたしを憎んでいます |
| わかってるさ! でもな・・・ |
| ソルさん? |
| ソル? |
| それでも・・・ 俺は・・・・・・! |
| あの宝玉はサプレスの 悪魔たちと誓約する力 を持っているようだな |
| それも並の力じゃない サモナイト石も使わず に固定化させてしまう のだからな |
| そんな物を、 バノッサは手に入れて しまったのか |
| ・・・なんてモノを、 バノッサは手に 入れたんだか・・・ |
| バノッサさんは そんなものを・・・ |
| 関わり合いにならない ほうがいい |
| え? |
| え、今、なんて? |
| え? |
| あの黒装束たちとだけ は、関わっては いけない気がするんだ |
| それは無理だよ 俺が望まなくたって、 バノッサが・・・ |
| 無理でしょ あたしが嫌がっても、 バノッサが・・・ |
| 無理ですよ・・・ バノッサさんは、 わたしを憎んでいます |
| わかってるさ! だが・・・ |
| キールさん? |
| キール? |
| それでも・・・ 僕は・・・・・・ |
| あの宝玉はサプレスの 悪魔たちと誓約する力 を持っているのね |
| それも並の力じゃない サモナイト石も使わず に固定化させちゃうん だもの |
| そんな物を、 バノッサは手に入れて しまったのか |
| そんな物を、バノッサ は手に入れてしまった のか |
| バノッサさんは そんなものを・・・ |
| 関わり合いにならない ほうがいいよ |
| え? |
| あの黒装束たちとだけ は、関わらないほうが キミのためだと思うの |
| それは無理だよ 俺が望まなくたって、 バノッサが・・・ |
| それは無理だと思うよ 僕が望まなくたって、 バノッサが・・・ |
| 無理ですよ バノッサさんはわたし を憎んでいますし |
| わかってるよ! けど・・・ |
| カシスさん? |
| カシス? |
| ダメなのよ・・・ 絶対・・・・・・ |
| あの宝玉はサプレスの 悪魔たちと誓約する力 を持っているようです |
| かなり強い力です サモナイト石も使わず に固定化させてしまう のですから |
| そんな物を、 バノッサは手に入れて しまったのか |
| そんな物を、バノッサ は手に入れてしまった のか |
| ・・・よりによって バノッサがそんなモノ 手に入れちゃったのか |
| 関わらないほうがいい と、私は思います |
| え? |
| え? |
| え、今、なんて? |
| あの黒装束たちとだけ は、関わってはいけな い気がするんです |
| それは無理だよ 俺が望まなくたって、 バノッサが・・・ |
| それは無理だと思うよ 僕が望まなくたって、 バノッサが・・・ |
| 無理でしょ あたしが嫌がっても、 バノッサが・・・ |
| わかってます! でも・・・ |
| クラレット? |
| ダメなんです・・・ 絶対・・・・・・ |
| ・・・気になるな |
| どうして黒装束たちは 自分たちで宝玉を使わ なかったんだろう? |
| あっ!? |
| そういえば・・・ |
| あっ!? |
| そういえば ・・・そうですね |
| 使えない事情でもある のか、それとも・・・ |
| いずれにしろ、二人の 口からきちんと説明を してもらわないとな |
| よりによって バノッサがあんな力を 手に入れちまうとはよ |
| こうなったら、一刻も 早く宝玉を取り返さね えとな・・・ |
| あいつがロクでもない ことをしないうちにな |
| ああ、そうだな |
| ああ、そうだな |
| うん、そうだね |
| ええ、そう思います |
| あんな連中と組むほど バノッサが力を 欲しがっていたなんて |
| エドス・・・ |
| エドス・・・ |
| エドス・・・ |
| エドスさん |
| あいつは力に 目がくらんでしまって 忘れとるんだ |
| 強すぎる力は、自分の 身を滅ぼしかねないと いう恐ろしさを! |
| わかる気がするよ |
| わかる気がするよ |
| わかる気がする・・・ それ、あたしと いっしょだ・・・ |
| でも、バノッサさん の気持ちも・・・ 解る気がします |
| 止めなくちゃならん |
| ワシはもうこれ以上、 バノッサに過ちを 犯させたくない・・・ |
| ミモザさんから聞いた んだけど、召喚師の 人たちはみんな名字を もってるんだって |
| なんか 意味があるのかな? |
| なにか 意味があるのかな? |
| 意味があるの? 名字にも、やっぱり |
| なんか意味がある んでしょうか? |
| うん、なんでも召喚師 同士の身分証明のよう なものになるみたい |
| その人がどこの生まれ で、どんな系統の術が 使えるのかとか |
| そういや、俺 |
| キールの |
| カシスの |
| クラレットの |
| 名字って知らないぞ? |
| そういえば |
| ソルの |
| カシスの |
| クラレットの |
| 名字って知らないな |
| そういや、あたし |
| ソルの |
| キールの |
| クラレットの |
| 名字って知らないや |
| わたし・・・ |
| ソルさんの |
| キールさんの |
| カシスさんの |
| 名字聞いてません |
| あ、私も・・・ |
| 私たちは召喚師じゃな いから、名乗らなかっ たのかしらね |
| おいら、あのミモザっ て姉ちゃん苦手だよ |
| だって、おいらのこと ちっちゃい子みたいに 呼ぶんだもん・・・ |
| アルバだけじゃないよ 俺だって「ボク?」っ て呼ばれてるんだ |
| アルバだけじゃないよ 僕だって、同じような 呼ばれ方をされている んだから |
| アルバだけじゃないよ よりによって あたしまで「ボク」 呼ばわりだよ! |
| でも、アルバは ちっちゃい子でしょ? |
| ええっ? |
| 気にしても仕方ないさ きっとあれは、 あの人のクセなんだよ |
| 気にしても仕方ないよ きっとあれは、あの人 のクセなんだ |
| ま、気にしてもムダ きっとあれは、あの人 のクセなんだよね |
| ほら、あの人は大人 だから、わたしだって 「キミ」だもの |
| そうなのか・・・ |
| あたし、あのミモザっ て女の人キライよ |
| いかにも年上ぶって、 こびてるってカンジが しない? |
| そうかな? 大人の女性ってあんな 感じじゃないのか |
| こびてるのとは、違う と思うんだが・・・ |
| そうかな? 大人の女性ってあんな 感じの人もいるよ |
| そう? 大人の女性ってあんな 感じだと思いますよ |
| あーっ! なによ、ひょっとして お兄ちゃんまでたぶら かされてんのっ!? |
| あーっ! なによ、ひょっとして お姉ちゃんもあんな風 になりたいのっ!? |
| た、たぶっ・・・!? |
| た、たぶっ・・・!? |
| そ、それは・・・!? |
| あの、わたしは・・・ |
| まったく・・・ なんで男って、あの手 の誘惑に弱いかなぁ |
| そりゃ、男だからだよ 多分・・・ |
| 勝手に決めつけないで くれよ・・・ |
| 男だからね・・・ |
| 男ですから・・・ 多分・・・ |
| おにいちゃんって おともだちつくるのが じょうずだね・・・ |
| おねえちゃんって おともだちつくるのが じょうずだね・・・ |
| そうかな? よくわかんないけど |
| そうかな? |
| え? そう? そんなもんかなぁ? |
| そうですか どちらかというと 下手だと・・・ |
| そうだよ・・・ だって、おにいちゃん のおともだち、みんな やさしいもん |
| きっと、おにいちゃん がやさしいから・・・ おともだちもやさしい んだよね? |
| そうだよ・・・ だって、おねえちゃん のおともだち、みんな やさしいもん |
| きっと、おねえちゃん がやさしいから・・・ おともだちもやさしい んだよね? |
| なあ、アニキ バノッサはあれで満足 なのかな? |
| なあ、アネゴ バノッサはあれで満足 なのかな? |
| どうしたんだ、急に |
| どうしたんだ、急に |
| どうしたの? 唐突に |
| なぜ、そう思うんです |
| あいつは強くなったけ ど、それって宝玉の力 のおかげだろ |
| そういうのってさ なんか違う気がするん だよ、俺っち・・・ |
| それはきっと、ジンガ が力じゃなくて強さを 求めてるからだよ |
| それはきっと、ジンガ が力じゃなくて強さを 求めてるからさ |
| う~ん、難しいけどさ |
| それはきっと、ジンガ が力じゃなくて強さを 求めてるから・・・ じゃないかな? |
| それはきっと、ジンガ が力じゃなくて強さを 求めてるからじゃない でしょうか |
| ??? |
| 強くなるために力を求 めるのと、力を求めて 強くなることは、違う んじゃないかな? |
| うまく言えないけど、 きっとジンガは、そこ で引っかかってるんだ と思うよ |
| 強くなるために力を求 めるのと、力を求めて 強くなることは、違う んじゃないかな? |
| うまく言えないけど、 きっとジンガは、そこ で引っかかってるんだ と僕は思うよ |
| 強くなるために力を求 めるのと、力を求めて 強くなることは、違う んじゃないかなって |
| うまく言えないけど、 きっとジンガは、そこ で引っかかってるん じゃないかな? |
| 強くなるために力を求 めるのと、力を求めて 強くなることは、違う と思うんです |
| うまく言えませんが、 きっとジンガは、そこ で引っかかってるんだ と思いますよ |
| そっか・・・ |
| 次から次へと、お前は 厄介事をしょいこむの が得意だな? |
| ・・・ほっといてくれ |
| ・・・ほっといてくれ |
| ・・・ほっといてよ |
| そうですか・・・ なんだか心外です |
| まあ、いいさ おかげで退屈しないで すんでるからな |
| お前のやりたいように やればいいさ そいつが正しけりゃ、 みんなついてくる |
| ローカス・・・ |
| ローカス・・・ |
| ローカス・・・ |
| ローカスさん・・・ |
| ま、ヤバイと思ったら 俺は真っ先に逃げだす つもりだがな |
| ・・・・・・ |
| マスターはどうしても バノッサさんと 戦っちゃうんですの? |
| モナティ、こわいです |
| 心配するなよ モナティは俺が守って やるからさ |
| 心配しなくていいよ モナティは僕が守って あげるからさ |
| だーいじょうぶ! モナティは あたしが守るって! 絶対!! |
| 心配しないで モナティはわたしが まもってあげる |
| 違うんですのっ!! |
| モナティは、 戦うのがこわいんじゃ ないんです |
| マスターがいなくなっ ちゃうことが こわいんですのっ! |
| ・・・!! |
| 不吉なことを言って ごめんなさいです |
| でも、モナティは戦う の苦手だから・・・ マスターを守る自信が ないから・・・ |
| モナティ・・・ |
| よりによって、あんな ヤバイ目の人の恨みを 買うなんてさ アンタも馬鹿だねぇ |
| ・・・ほっといてくれ |
| ・・・ほっといてくれ |
| ・・・いいじゃん |
| そうですか・・・ 不器用なんでしょうか |
| ま、いいけどね いざとなったら アタシは逃げるから |
| はっきり言うなよ |
| はっきり言うなよ |
| 言い切るね・・・ |
| ・・・寂しいことを 言わないでくださいよ |
| だってヤバすぎるもん 化け物相手だなんて お師匠だったら 別かもしれないけど |
| シオンさんか・・・ |
| シオンさんか・・・ |
| シオンさんか・・・ |
| シオンさんですか? |
| あ、言っとくけど お師匠はぜーったいに 戦ったりしないから |
| アンタにお師匠の力を 借りる器はないって |
| だから・・・ はっきり言うなって |
| だから・・・ はっきり言うなよ |
| ・・・アカネ もしかしてあたしの こと、本気でキライ? |
| ・・・あの、そう はっきり言われると |
| ・・・気になるな |
| せっかく盗んだ宝玉を 連中はどうして他人に 使わせる? |
| あっ!? |
| あっ!? |
| あれ? なんでだろ? |
| ですね・・・ なぜでしょうか? |
| 何か理由があるのかも しれんな |
| セシルさんはどうして アキュートに入ったん ですか? |
| セシルさんはどうして アキュートに入ったん です? |
| セシルさんはどうして アキュートに入ったん です? |
| セシルさんはどうして アキュートに入ったん ですか? |
| そうね・・・ 街のためとか人のため とか、そういう立派な 理由じゃないわ |
| 完全に治ってないのに 無茶ばかりする患者を 見張るためかしらね |
| それって・・・ |
| それは・・・ |
| それって・・・ |
| それ、もしかして |
| ご想像にお任せするわ あと、他言無用よ? |
| あの黒装束たちは 誰かの命令で 動いているようですね |
| そうでなくては、 あのように統率された 行動はとれません |
| それって、黒幕が別に いるってことなのか? |
| やはり、黒幕は別にい るということなのかな |
| それって、黒幕が別に いるってこと? |
| それって、裏に、誰か いるってことですか? |
| そう思っていたほうが いいでしょうね |
| ただ、その黒幕が何を 企んでいるのかまでは わかりませんが・・・ |
| あの黒装束ども、 かなり徹底した訓練を されてたな |
| 召喚師っていうよりは 暗殺者って感じだぜ |
| わかるのか? |
| わかるのか? |
| わかるの? |
| そんなことが わかるんですか? |
| まあな・・・ もともと俺は、 そっちが専門だったし |
| スタウトって、 暗殺者だったのか!? |
| スタウトって、暗殺者 だったのか!? |
| ええっ!? スタウト・・・ 暗殺者だったの!? |
| スタウトさん・・・ 暗殺者だったんですか |
| あんまり自慢できる話 じゃねえけどな |
| 完全に君たちを巻き込 んでしまって、本当に すまないと思っている |
| いいんですよ バノッサが関わってる 以上、いずれ無関係で はいられなかったし |
| いいんですよ バノッサが関わってる 以上、いずれ無関係で はいられなかったし |
| いいんですってば バノッサが 関わってるんでしょ? |
| 避けられない道 ですから |
| いえ・・・ バノッサさんが関わっ ている以上、避けられ ないことですから |
| そう言ってもらえると 助かるよ |
| とにかく、一刻も早く 彼の手から宝玉を取り 返さないとな |
| なんだか悪いわね すっかりキミたちまで 巻き込んじゃって |
| いいんですよ バノッサが関わってる 以上、いずれ無関係で はいられなかったし |
| いいんですよ バノッサが関わってる 以上、いずれ無関係で はいられなかったし |
| いいんですってば! バノッサが関わってる んじゃイヤでも無関係 じゃいられませんし |
| いいんですよ バノッサさんが関わっ ている以上は、避けら れないことですから |
| ありがと、ボク 気をつかってくれて |
| ありがと 気をつかってくれて |
| だけど情けないわね 私とギブソン、二人も 召喚師が揃ってるのに |
| 早いとこ、なんとか しなくちゃだわ・・・ |
| あの黒装束の 召喚師たちは いつからこの街に いたんでしょうか |
| それに、今まで 何もしていなかったん でしょうか? |
| まさか、スウォン 森にいたはぐれ召喚獣 のことを・・・? |
| まさか、スウォン 森にいたはぐれ召喚獣 のことを・・・? |
| まさか、スウォン 森にいたはぐれ召喚獣 のことを・・・? |
| まさか、スウォンくん 森にいたはぐれ召喚獣 の事件の犯人が あの人たちって? |
| 証拠もなしに 疑うのは良くないと わかってるんです でも・・・ |
| もしそうだとしたら、 同じことを繰り返させ たくないんです! |
| 絶対に・・・ |
| 言っておくけど! エルカがここに残るの は帰る方法を見つける ためなんだから |
| エルカはあんたと 対等の立場なんだから 余計な指図はなしよ? |
| わかってるって |
| わかってるよ |
| うん、それでいいよ |
| わかっていますよ |
| 本当に? |
| 本当だってば |
| 本当だって |
| 本当だってば |
| はい、本当ですって |
| ま、信用したげるわ 疑ってもキリがないし |
| ソルは 何を怖がってるんだ? |
| ソルは 何を怖がってるのかな |
| ソルさんは何を恐れて いるのでしょうか? |
| キールは 何を恐れてるんだ? |
| キールは 何を怖がってるのかな |
| キールさんは何を恐れて いるのでしょうか? |
| カシスは 何を恐れてるんだ? |
| カシスは 何を怖がってるんだ? |
| カシスさんは何を恐れて いるのでしょうか? |
| クラレットは |
| 何を恐れてるんだ? |
| 何を怖がってるんだ? |
| 何を怖がってるのかな |
| たしかにおかしいな それは・・・ |
| たしかにおかしいな それは・・・ |
| たしかにヘンだね それは・・・ |
| たしかに・・・ おかしいですね・・・ |
| バノッサは宝玉の力で 何をする気だろう? |
| バノッサは宝玉の力で 何をする気だろう? |
| バノッサは宝玉の力で 何をする気なの・・・ |
| バノッサさん、宝玉で 何をする気だろう? |
| バノッサを止めよう! エドスのためにも |
| バノッサを止めよう! エドスのためにも |
| バノッサを止めよ! エドスのためにもね! |
| エドスさんのためにも バノッサさんを止めないと |
| ソルさんの名字って |
| ソルの名字って |
| キールさんの名字って |
| キールの名字って |
| カシスさんの名字って |
| カシスの名字って |
| クラレットの名字って |
| どういうのなんだろうな? |
| どういうのなんだろう? |
| そういえば聞いたこと なかった |
| ・・・そう言えば 知りませんね・・・ |
| たしかに、あの呼び方は 困っちゃうよなぁ |
| たしかに、あの呼び方は 恥ずかしいものな |
| たしかに、あの呼び方は 困るなぁ・・・ |
| たしかに、あの呼び方は 困ります・・・ |
| ひどい言われようだな こりゃ・・・ |
| やれやれ、 ひどい言われようだ・・・ |
| ひどい言われようとは まさにこのことだね |
| ミモザさん・・・ そんなに嫌わなくても |
| なんだか照れるな そう言われちゃうと |
| そんな風に考えたこと なかったな |
| なんだか照れるなぁ そう言われちゃうと |
| なんだか照れますね |
| 強いことは 力があることとは違うんだ |
| 強いことは 力があることとは違うんだ |
| 強いことは、力がある こととは違うんだね |
| 強いことは、力がある こととは違うんです |
| 励ましたつもりなのか あれって・・・ |
| 励ましてるんだろうな あれでも・・・ |
| あれってば、もしかして 励ましだったの? |
| 励ましたつもりなんで しょうか・・・ |
| モナティが心配するのも 当然だよな・・・ |
| モナティが心配するのも 当然だな・・・ |
| モナティに心配 させちゃったなぁ・・・ |
| モナティが心配するのも 当然ね・・・ |
| シオンさんをあてには できない、か |
| シオンさんをあてには できない、か |
| シオンさんをあてには できない、かな |
| シオンさんをあてには できないみたい・・・ |
| たしかにおかしいな それは・・・ |
| たしかにおかしいな それは・・・ |
| うん、おかしいよね それは・・・ |
| たしかにおかしい ですね・・・ |
| あの人のことなんだろうな やっぱり・・・ |
| あの人のことなんだろうな やっぱり・・・ |
| あの人のことかな やっぱり・・・ |
| あの人のことなんだろうな やっぱり・・・ |
| 黒幕はいったい どんな奴なんだろう? |
| 黒幕はいったい どんな奴なんだろう? |
| 黒幕は、いったい どんなヒトなんだろう |
| 本当の敵は・・・ だれなんでしょう? |
| スタウトにそんな過去が あったとはな |
| スタウトにそんな過去が あったとはな |
| スタウトにそんな過去が あったなんて・・・ |
| スタウトさんがそんな過去を 持っていたなんて・・・ |
| 早く宝玉を 取り返さないとな・・・ |
| 早く宝玉を 取り返さないとな・・・ |
| 早く宝玉を 取り返さないと・・・ |
| 早く宝玉を 取り返さないと・・・ |
| 早く宝玉を 取り返さないとな・・・ |
| 早く宝玉を 取り返さないとな・・・ |
| 早く宝玉を 取り返さないと・・・ |
| 早く宝玉を 取り返さないと・・・ |
| 黒装束たちはいつから この街にいたんだ? |
| 黒装束たちはいつから この街にいたんだ? |
| 黒装束たちはいつから この街にいたのかな? |
| 黒装束たちはいつから この街にいたのかな? |
| やれやれ、信用ない なあ・・・ |
| やれやれ、信用ない なあ・・・ |
| もう、信用ないなぁ |
| 信用してもらえるのは ずいぶん先の話ですね |
scn013
| さて、どこから話した ものかな・・・ |
| あの宝玉がどんなもの なのか、くわしく説明 してください |
| あの宝玉がどんなもの なのか、くわしく説明 してください |
| あの宝玉・・・ あれがなんなのか まずはそれから |
| あの宝玉がどんなもの なのか、くわしく説明 してください |
| 【魅魔の宝玉】はね ずっと昔の召喚師たち が作った道具なの |
| サプレスの世界に住む ありとあらゆる悪魔を 従えるためにね |
| なんで、そんな物騒な もんがあるんだよ |
| 戦争の名残だよ |
| 戦争? |
| 戦争? |
| せん・・そう? |
| 戦争ですか |
| 気の遠くなるような昔 リィンバウムは異世界 の侵略者と戦っていた |
| 今でこそ召喚獣として 呼び出されている 鬼神や悪魔たちとね |
| しかし、それは伝説や おとぎ話では・・・? |
| 普通の人は知らなくて も仕方ないわね 召喚師たちの手で秘密 にされてたんだもの |
| なんたって 召喚術の起源に関わる ことだからな・・・ |
| 召喚術の起源に関わる ことだからな・・・ |
| 召喚術の起源に関わる ことだもんね・・・ |
| 召喚術の起源に関わる ことですから・・・ |
| ソルの |
| キールの |
| カシスの |
| クラレットの |
| 言うとおりだ |
| もともと召喚術という ものは、そういった 敵をさけるために 生まれたものなんだ |
| 呪文と魔力で異世界の 生物の意識を支配して 元の世界に送り返す |
| 【送還術】と呼ばれる その技法を逆利用した ものが【召喚術】なの |
| 【送還術】のほうは、 今じゃほとんど失われ てしまってるけどね |
| どうしてですか? |
| どうしてですか? |
| なんでです? |
| どうしてですか? |
| このリィンバウムに、 強力な結界が張られた からさ |
| その力で異世界の敵は リィンバウムに自力で 入れなくなった |
| だから送還術は必要が なくなってしまったの |
| なるほど・・・ |
| 【魅魔の宝玉】は サプレスの悪魔の意識 を支配し、元の世界へ 送り返す道具なんだ |
| だが、送り返すための 力を逆に使えば・・・ |
| 悪魔を召喚するための 道具になるってことか |
| 悪魔を召喚するための 道具になるってことか |
| そっか! 悪魔たちをこっちの 世界に召喚する 道具になる!? |
| 悪魔を召喚するための 道具になる・・・ そういうことですか? |
| 宝玉の力は、使う者の 意志の強さに比例して 強くなってしまうの |
| 最悪だな・・・ バノッサは蛇みたいに しつこい性格だぜ |
| 手分けして バノッサをさがそう 早くしないと取り返し がつかなくなる! |
| 手分けして バノッサをさがそう 早くしないと取り返し がつかなくなる! |
| まずいよ! 手分けしてバノッサを さがさなきゃ! |
| 早くしないと取り返し がつかなくなっちゃう |
| 手分けしてバノッサさ んを探しましょう 早くしないと取り返し がつかなくなります |
| バノッサは どこにいるんだろう? |
| バノッサは どこにいるんだろう? |
| バノッサ・・・ どこにいるの・・・ |
| 悪魔をこっちの 世界に呼び出そう だなんて・・・ |
| おねがい! 隠れていないで 出てきて、バノッサ! |
| バノッサさんは どこにいるの・・・? |
| どうかしたのか? むつかしい顔して |
| どうかしたのか? むつかしい顔して |
| どうかしたの? むっずかしい 顔しちゃってさ |
| どうかしましたか? 眉をしかめたりして |
| え、あぁ @n0・・・ |
| 子供たちの姿を 見なかった? |
| あれ、そういえば 今日は見てないなあ |
| ああ、そういえば今日 は見てないな |
| ありゃ? そういえば・・・ 見てないね? |
| ・・・そういえば 今日は見てませんね |
| おやつの時間なのに、 三人とも戻って こないのよ |
| どうしよう? |
| 遊びに夢中なんだよ 探してこようか? |
| 遊びに夢中なんだよ 探してこようか? |
| 遊びに夢中だと思う 探してこようか? |
| 遊びに夢中とか? 探してこようか? |
| きっと遊びに 夢中になってるんだよ 心配いらないって |
| きっと遊びに夢中に なってるんだよ 心配いらないさ |
| きっと遊びに夢中に なってるんだってば! 心配いらないって |
| 遊びに夢中になってい るんじゃないですか? 心配いらないと 思いますけど |
| そうかな・・・ だったらいいんだけど |
| 探してこようか? |
| 探してこようか? |
| どうする? 探してこようか? |
| 探して来た ほうがいい・・・? |
| だったら私も行くよ |
| あの子たちの 行きそうな場所なら、 私のほうが詳しいし |
| そうだな・・・ じゃあ、一緒に探そう |
| そうだな・・・ じゃあ、一緒に探そう |
| うん じゃ、一緒にさがそ! |
| ・・・そうですね 一緒に探しましょう |
| これ、食べてみて |
| お、オムレツだな どれどれ・・・ |
| !? |
| ああ、オムレツだね それじゃ・・・ |
| !? |
| オムレツじゃん! あたし、大好物なの |
| オムレツですね? じゃあ、少しだけ |
| !? |
| どう? |
| め、めちゃめちゃ 美味しいぞっ!? |
| こんなに美味しいのは 初めてだよ・・・ |
| おいしい! ねねっ、こんなの どうやって焼いたの? |
| おいしいです すごく! |
| そう言っていただける と恐縮ですね |
| ペルゴ・・・ ってことは? |
| ペルゴ・・・ ということは? |
| ペルゴ・・・ ってことは? |
| ペルゴさん? つまり、これって? |
| そのオムレツはペルゴ さんが作ったのよ |
| ええ~っ!? |
| ええ~っ!? |
| ・・・ウソだ |
| すごいです! |
| 悔しいけど、私なんか よりずっと上手なの さすがはお店を出して るだけあるなあ |
| いえいえ、私の料理は 自分の舌を満足させる ためだけのものです |
| ですから、リプレさん のように手間や予算を 考えて料理することは できないんですよ |
| グルメだ・・・ |
| グルメですね・・・ |
| ・・・はぁっ! ぐ、グルメだ! |
| グルメですね・・・ |
| ぐるめ? |
| 俺たちの世界の言葉で 美味しいもの好きの人 をそう呼ぶんだよ |
| 僕たちの世界の言葉で 美味しいもの好きの人 をそう呼ぶんですよ |
| あ、えっと、あのね 美味しいもの好きの人 をそう呼ぶんだよ |
| あたしたちの世界では |
| あ、おいしいものに こだわる人を、わたし たちの世界では そう言うんです・・ |
| ほほう、その呼び方は 心地よいですね 気に入りましたよ! |
| これからは私のことは グルメのペルゴとでも 呼んでください |
| ・・・・・・ |
| ・・・・・・ |
| あ~・・・はい |
| ・・・・・・ |
| 【魅魔の宝玉】って とんでもない代物だっ たんですね・・・ |
| 【魅魔の宝玉】という のは、とんでもない力 を持ってるんですね |
| 【魅魔の宝玉】って とんでもない代物だっ たんだぁ・・・ |
| 【魅魔の宝玉】・・・ とんでもない代物だっ たんですね・・・ |
| 大昔の召喚師の力って のは、今の私たちより すごかったからね |
| どうしよう? |
| たとえば? 不安になってきたな |
| たとえば? 厄介ですね |
| どんなふうに? 不安になってきた |
| たとえば? 不安になってきた・・ |
| たとえば? |
| たとえば? |
| どんなふうに? |
| たとえば どのように、ですか? |
| そうねぇ・・・ 一番有名なのだったら 【エルゴの王】かな? |
| 召喚師を越えた究極の 召喚師でね、望むだけ であらゆる術が使えた 伝説の英雄よ |
| この世界を守る結界を 張ったのも、彼だって 言われてるの |
| へえ・・・ |
| へえ・・・ |
| とんでもないじゃん |
| 想像もつきませんね |
| まあ、どこまでが本当 のことかはわからない んだけどね |
| 不安になってきたな そんな代物がバノッサ の手にあるなんて |
| 厄介ですね そんな代物がバノッサ の手にあるなんて |
| 不安になってきた バノッサってそんな モノ持ってるんだ |
| なんだか不安・・・ そんなものをバノッサ さんが持ってるなんて |
| こらこら、そんなんで どうすんの? |
| お姉さんたちはキミを 頼りにしてるんだから がんばってよね |
| う、うん・・・ |
| あ、はあ・・・ |
| う、うん・・・ |
| あ、はい・・・ |
| 【魅魔の宝玉】って とんでもない代物だっ たんだな・・・ |
| 【魅魔の宝玉】という のは、とんでもない力 を持ってるんですね |
| 【魅魔の宝玉】って とんでもない代物だっ たんだぁ・・・ |
| 【魅魔の宝玉】・・・ とんでもない代物だっ たんですね・・・ |
| 大昔の召喚師の力って のは、今の私たちより すごかったからね |
| 知らなかったよ 召喚術にあんないわれ があったなんて |
| 知らなかったな 召喚術にあんないわれ があったなんて |
| 知らなかった・・・ 召喚術にあんないわれ があったなんて |
| 知りませんでした 召喚術にあんないわれ があったなんて・・・ |
| 蒼の派閥の召喚師たち は、召喚術を研究する ことで世界のことを知 ろうとしているんだ |
| だからこそ、あれだけ 詳しい知識を持ってる んだろうな |
| そういえば・・・ |
| ソルは どこかの派閥に所属し てるのか? |
| そういえば・・・ |
| ソルって どこの派閥の人? 所属ってしてるの? |
| そういえば・・・ ソルさんって どの派閥に、所属 しているんですか? |
| してない・・・ |
| そのわりにはギブソン たちの話を理解してた みたいだけど? |
| へぇ、派閥に所属 しなくても、ギブソン たちの言うことは 理解できるんだ? |
| ・・・派閥に所属しな くても、ギブソンさん たちの言うことは理解 できるんですね? |
| 興味があってな 勉強したんだ |
| なにより 知っておけば、お前を 元の世界へ帰すのにも 役に立つだろ? |
| 蒼の派閥の召喚師たち は、召喚術を研究する ことで世界のことを知 ろうとしているんだ |
| だからこそ、あれだけ 詳しい知識を持って いるんだろうな |
| そういえば・・・ |
| キールは どこかの派閥に 所属してるのか? |
| そういえば・・・ |
| キールは どこかの派閥に 所属してるの? |
| そういえば・・・ キールさんは どこかの派閥に所属し ているんですか? |
| いや・・・ してないよ・・・ |
| そのわりにはギブソン たちの話を理解してた みたいだけど? |
| へぇ、派閥に所属 しなくても、ギブソン たちの言うことは 理解できるんだ? |
| なのに、ギブソンさん たちの話は理解できる んですね? |
| 興味があったからね 勉強したんだよ |
| 君を元の世界に 帰すのにも役に立つと 思ったしね・・・ |
| 蒼の派閥の召喚師たち は、召喚術を研究する ことで、世界のことを 知ろうとしてるのよ |
| だからこそ、 あれだけ詳しい知識を 持ってんでしょうねぇ |
| そういえば・・・ |
| カシスは どこかの派閥に 所属してるのか? |
| そういえば・・・ |
| カシスは どこかの派閥に所属し てるのか? |
| そういえば・・・ カシスさんはどこかの 派閥に所属してる んですか? |
| え・・・ してないよ・・・ |
| そのわりにはギブソン たちの話を理解してた みたいだけど? |
| そのわりにはギブソン たちの話を理解してた みたいだけど? |
| でも、ギブソンさん たちの話は理解できる んですね? |
| そ、それはね! 勉強したからだよっ |
| キミを元の世界へ戻す 方法を探すためにね |
| 蒼の派閥の召喚師たち は、召喚術を研究する ことで世界のことを研 究しているんです |
| だからこそ、あれだけ 詳しい知識を持って いるんでしょうね |
| そういえば・・・ |
| クラレットは どこかの派閥に 所属してるのか? |
| そういえば・・・ |
| クラレットは どこかの派閥に所属し てるのか? |
| ねぇねぇ・・・ |
| クラレットは どこの派閥に 所属してるの? |
| いいえ・・・ してませんよ・・・ |
| そのわりにはギブソン たちの話を理解してた みたいだけど? |
| そのわりにはギブソン たちの話を理解してた みたいだけど? |
| そのわりにはギブソン たちの話を理解してた みたいじゃん? |
| 興味がありましたから 勉強してたんです |
| 貴方を元の世界に 帰すのにも役に立つと 思いましたし・・・ |
| 知らなかったな 召喚術にあんないわれ があったなんて |
| 知らなかった・・・ 召喚術にあんないわれ があったなんて |
| 知りませんでした 召喚術にあんないわれ があったなんて・・・ |
| 蒼の派閥の召喚師たち は、召喚術を研究する ことで世界のことを知 ろうとしているんだ |
| だからこそ、 あれだけ詳しい知識を 持ってるんだろうな |
| 知らなかったよ 召喚術にあんないわれ があったなんて |
| 知らなかった・・・ 召喚術にあんないわれ があったなんて |
| 知りませんでした 召喚術にあんないわれ があったなんて・・・ |
| 蒼の派閥の召喚師たち は、召喚術を研究する ことで世界のことを知 ろうとしているんだ |
| だからこそ、あれだけ 詳しい知識を持って いるんだろうな |
| 知らなかったよ 召喚術にあんないわれ があったなんて |
| 知らなかったな 召喚術にあんないわれ があったなんて |
| 知りませんでした 召喚術にあんないわれ があったなんて・・・ |
| 蒼の派閥の召喚師たち は、召喚術を研究する ことで、世界のことを 知ろうとしてるのよ |
| だからこそ、 あれだけ詳しい知識を 持ってんでしょうねぇ |
| 知らなかったよ 召喚術にあんないわれ があったなんて |
| 知らなかったな 召喚術にあんないわれ があったなんて |
| 知らなかった・・・ 召喚術にあんないわれ があったなんて |
| 蒼の派閥の召喚師たち は、召喚術を研究する ことで世界のことを 研究しているんです |
| だからこそ、あれだけ 詳しい知識を持って いるんでしょうね |
| ねえ、エルカがどうし てレビットと同じ部屋 で過ごさなくちゃなん ないのよ? |
| 同じ世界で暮らしてた 者同士なんだからさ 仲良くやれるだろ? |
| 同じ世界で暮らしてた 者同士なんだ 仲良くできるだろう? |
| 同じ世界で暮らしてた 者同士でしょ? 仲良くしようよ! |
| 同じ世界で暮らしてた 者同士なんでしょ? 仲良くしてくださいね |
| で・き・な・い!! |
| エルカさぁん・・・ |
| 見てるとイライラして きちゃうのよっ! 何をするにもエルカの 倍の時間がかかるし |
| うにゅうぅ・・・ |
| 寝言がうるさいうえに ベッドから落っこちて 大きな悲鳴をあげるし あと・・・ |
| も、もういいって! 理由はわかったから |
| モナティだってわざと やってるわけじゃない んだし、許してやって くれよ |
| 部屋の数だって限りが あるし・・・な? |
| わ、わかった! 理由はわかったから |
| モナティだってわざと やってるわけじゃない んだし、大目に見て やってくれないか |
| 部屋の数だって限りが あるし・・・な? |
| も、もういいって! 理由はわかったから |
| モナティだってわざと やってるわけじゃない んだし、許してやって よ・・・ね! |
| わかりました・・・ だから、もうやめて? |
| モナティだって わざとやってる わけじゃないの |
| おねがい、 許してあげて? |
| 部屋の数にも限りが あるの、わかって? |
| だったら、あんたの口 からしっかり言い聞か せといてよねっ!? |
| フンッ! |
| モナティだってわざと やってるわけじゃない んだし、許してやって くれよ |
| モナティだってわざと やってるわけじゃない んだし、大目に見て やってくれないか |
| モナティだってわざと やってるわけじゃない んだし、許してやって よ・・・ね! |
| モナティだって わざとやってる わけじゃないの |
| おねがい、 許してあげて? |
| フンッ! |
| うにゅうぅ・・・ |
| あの黒装束たちは何者 なんでしょう? |
| あの黒装束たちは何者 なんでしょう? |
| あの黒装束たちは いったい何ですか? |
| あの黒装束たちは何者 なんでしょう? |
| わかっていることは、 彼らが蒼の派閥にも 金の派閥にも属しては いないということだ |
| 蒼の派閥は知識の探求 を、金の派閥は栄華を 求める召喚師の集団だ |
| 彼らの目的はこれらと は異なるのだろう だから、派閥に属して はいないんだな |
| なんだか不気味ですね 得体が知れなくて |
| なんだか不気味ですね 得体が知れなくて |
| ・・・不気味ですね なんか得体が知れない って、言うか・・・ |
| なんだか不気味ですね 得体が知れなくて |
| 得体が知れない、か |
| 君には悪いが・・・ ソルも |
| 君には悪いが・・・ キールも |
| 君には悪いが・・・ カシスも |
| 君には悪いが・・・ クラレットも |
| 同じようなものだよ |
| え!? |
| ソルは |
| キールは |
| カシスは |
| クラレットは |
| 蒼の派閥に属している 召喚師じゃないんだ |
| この街の召喚師たちと 戦っているからには、 金の派閥でもない |
| たしかに・・・ |
| たしかに・・・ |
| たしかに・・・ |
| たしかにそうですが |
| それにソルは |
| それにキールは |
| それにカシスは |
| それにクラレットは |
| 名字を名乗ってない |
| 召喚師の名字は出身と 実力を証明する大切な ものなんだよ |
| それはつまり ソルが自分の |
| それはつまり キールが自分の |
| それはつまり カシスが自分の |
| それはつまり クラレットが自分の |
| ことを隠してるって ことだろう? |
| それはっ! きっと、理由が・・・ |
| それは・・・ きっと理由が・・・ |
| きっと・・・ 理由があるんだと・・ |
| それは・・・ きっと、理由が・・・ |
| その理由が、 私には気になるんだよ |
| ソルを 疑ってるんですか!? |
| ソルを 疑ってるんですか!? |
| ソルさんを 疑ってるんですか? |
| 疑われてしまう要素が |
| ソルにあるのは 事実だよ |
| それを消すためには、 |
| ソルが全てを 話してくれるしか 方法はないんだ |
| キールを 疑ってるんですか!? |
| キールを 疑ってるんですか!? |
| キールさんを 疑ってるんですか? |
| 疑われてしまう要素が |
| キールにあるのは 事実だよ |
| それを消すためには、 |
| キールが全てを 話してくれるしか 方法はないんだ |
| カシスを 疑ってるんですか!? |
| カシスを 疑ってるんですか!? |
| カシスさんを 疑ってるんですか? |
| 疑われてしまう要素が |
| カシスにあるのは 事実だよ |
| それを消すためには、 |
| カシスが全てを 話してくれるしか 方法はないんだ |
| クラレットを 疑ってるんですか!? |
| クラレットを 疑ってるんですか!? |
| クラレットを 疑ってるんですか!? |
| 疑われてしまう要素が |
| クラレットにあるのは 事実だよ |
| それを消すためには、 |
| クラレットが全てを 話してくれるしか 方法はないんだ |
| ・・・・・・ |
| アニキっ、大変だ!! |
| アネゴっ、大変だ!! |
| き、北のスラムが 化け物に襲われちまっ てるんだよっ!! |
| なんだって!? |
| あれ、シオンさんだ |
| こんにちは |
| あれ、シオンさんだ |
| こんにちは |
| あれ、シオンさんだ |
| こんにちは~! |
| あら、シオンさん? |
| こんにちは |
| ああ、貴方でしたか |
| この前は大変お世話に なりました |
| この前は大変お世話に なりました |
| この前は大変お世話に なりました! |
| この前は大変お世話に なりました |
| いえいえ、こちらこそ 不肖の弟子がご迷惑を かけっぱなしで・・・ |
| 分をわきまえていない 未熟者ですが、何かの お役に立っているので しょうかね? |
| は、はあ・・・ |
| あ、いえ・・・ |
| は、はあ・・・ |
| は、はあ・・・ |
| ともあれ、アカネを よろしくお願いします それでは・・・ |
| シオンさんって・・・ ひょっとしたら、 何もかもお見通し なのかもしれないな |
| あの人は・・・ ひょっとすると、何も かもお見通しなのかも しれないな・・・ |
| シオンさんって・・・ ひょっとしたら、 何もかもお見通し なのかなぁ・・・? |
| シオンさんって・・・ ひょっとしたら、 何もかもお見通し なのかもしれないな |
| あの二人は本当のこと を言っているのか? |
| さあ、嘘をついている ようには思えなかった ですけど・・・ |
| さあ、嘘をついている ようには思えないの ですが・・・ |
| ウソは言って いないと 思うんですケド |
| さあ、嘘をついている ようには思えなかった んですけど・・・ |
| あまりにも話の内容が 突飛すぎるせいだよ だから、信じたくない と思ってしまうんだ |
| ただ、宝玉という証拠 が存在するからには、 本当のことなんだろう |
| いずれにしろ、召喚師 に振り回されているの は気にくわんが・・・ |
| ここは協力するほかに ないようだな? |
| いずれにしろ、召喚師 に振り回されているの は気にくわんが・・・ |
| ここは協力するほかに ないようだな? |
| エドスもバノッサを? |
| エドスもバノッサを? |
| エドスもバノッサを? |
| エドスさんも バノッサさんを? |
| ああ・・・ まずいことになっとる |
| バノッサはオプテュス の手下たちに見限られ てしまったようだ |
| その理由がな ワシらに何度も負けた せいらしい・・・ |
| そんな!? |
| そんな!? |
| ・・・そんな!? |
| そんな!? |
| カノンだけはバノッサ についていったようだ が、それきり誰も姿を 見てないそうだ |
| どこへ消えてしまった んだ・・・アイツは |
| バノッサだったら ここにはいないよん |
| 廃工場にも、手がかり ひとつ残ってなかった し、完全にお手あげね |
| そうか・・・ |
| そうか・・・ |
| そっか・・・ |
| ・・・ |
| アイツが何を企んでる のかわかったら、別の 探しようもあるけどね |
| これは、相手の出方を 待つしかないのかも |
| ・・・猫? |
| どうしよう? 放っておく 近づいてみる |
| また、魚でも釣って リプレを喜ばせて やろうかな? |
| また、魚でも釣って みるかな? |
| うーん 魚釣りねぇ・・・ |
| また、魚を 釣って帰ったら リプレさん 喜ぶかしら・・・ |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| どうしよう? やめておく 魚釣りをする |
| 気にしなくていいって こういう時もあるわ |
| うん、これだけあれば 充分だよ |
| わぁ、ずいぶん たくさん釣れたのね |
| こんな大物 どう料理したらいいか 迷っちゃいそう |
| すごいじゃない! これならきっと、おい しいお料理ができるわ |
| これって・・・ 食べられるのかしら? |
| ごくろうさま きっとみんなも喜んで 食べてくれるよ |
| また何か釣れた時は 私のところに もってきてね |
| 腕によりをかけて おいしい料理を作って あげるから、ね? |
| おーい、@n0 また修行に つきあってくんない? |
| ああ、まかせてくれよ |
| ああ、いいよ |
| えー、またぁ? |
| あ、はい わたしでよければ |
| また気が向いたら つきあってよ |
| ひでぇ・・・ なんてありさまだよ |
| いきなり悲鳴が あがったと思ったら、 化け物の群れが 出てきたんだ |
| それにしても、本当に 手当たり次第って感じ で暴れたものね |
| @n0 |
| エドス ここにいたのか!? |
| エドス ここにいたのか!? |
| エドス ここにいたんだ!? |
| エドスさん! ここにいたんですか? |
| ああ・・・ 自分の身を守るだけで 精一杯だったが |
| 連中はあっちのほうで まだ暴れとる だが、化け物の親玉は バノッサじゃないぞ |
| どういうことだ? |
| 化け物を率いていたの は、カノンだ・・・ |
| なんだって!? |
| カノンが!? |
| カノンが!? |
| え・・・嘘でしょう? |
| やめるんだ、カノン! |
| やめるんだ、カノン! |
| カノン! やめて! |
| カノンさん! やめてください! |
| @n0さん 来てしまったんですね |
| どうしてなんだ? 君はあんなに戦うこと を嫌ってたのに・・・ |
| どうしてなんだ? 君はあんなに戦うこと を嫌ってたのに・・・ |
| なんでなの! あなた、あんなに 戦うことを嫌がって たのに・・・ |
| なぜですか・・・ あなたは、あんなに 優しいひとだったのに |
| ・・・・・・ |
| バノッサに命令された からなのか!? |
| バノッサに命令された からなのか!? |
| バノッサに・・・ 命令されたから!? そうなの!? |
| バノッサさんに命令 されたからなの!? |
| ボクは誓ったんです どんなことになっても バノッサさんについて 行くって・・・ |
| たとえそれが間違って いるとわかっていても ボクはついて行くしか ないんです・・・ |
| ケッ! だからって、自分たち の暮らしてたスラムを ぶち壊すかよ? |
| オプテュスの仲間まで 化け物の餌食にしても いいのかよッ!? |
| ボクはただ、バノッサ さんの望みをかなえる だけ・・・ |
| あの人が新たな居場所 を手に入れるまでは、 貴方たちの相手は ボクがします!! |
| カノン、もうやめよう |
| バノッサが間違った道 に進もうとしているの に、君は気づいている んだろう? |
| カノン、もうやめよう |
| バノッサが間違った道 に進もうとしているの に、君は気づいている んだろう? |
| カノン、やめようよ! |
| バノッサは、 今、間違った道を 選ぼうとしてるん だよ! |
| カノンさん やめましょう・・・ |
| バノッサさんが 間違ったことをしてる のは・・・ |
| もうわかっている はずですよね? |
| ・・・・・・ |
| ワシらはバノッサを傷 つけたいわけじゃない |
| 歪んだ力にとりつかれ たアイツを、助けてや りたいんだ!! |
| バノッサさんは・・・ |
| バノッサさんは今、 城にいます |
| 城だと? |
| 黒装束たちが そそのかしたんです |
| 力ある者には、それに ふさわしい場所につく 資格があるのだ、と |
| まさか・・・ バノッサはこの街を力 で支配するつもりだと いうのか!? |
| ボクの役目は貴方たち を引きつけておくこと 今頃はもう・・・ |
| まんまとハメられたっ てのかよ!? |
| まだだ、ガゼル 今からでも、間に合う かもしれない! |
| まだだ、ガゼル 今からでも、間に合う はずだ! |
| まだだよ! まだ間に合うかも! あきらめちゃダメ! |
| ガゼルさん! 今からでも、間に合う かもしれません |
| 城には騎士団がいます マーン三兄弟たちも、 黙っていないはずです |
| 俺はイリアスを信じる |
| 俺たちに代わって今日 まで騎士団を支え続け てきた、あいつの強さ を信じる!! |
| ラムダ先輩・・・ |
| 急ごう! これ以上、バノッサに 宝玉の力を悪用させて はいけない!! |
| ヒャーッハッハ! 噂ほどの力じゃねェな マーン三兄弟ってのも |
| くっ・・・ 力の差がありすぎる |
| あきらめるんじゃねぇ カムランっ!! |
| 平民が・・・ にわか仕込みの召喚術 で我々に勝てると 思っているのか!? |
| その平民様を相手に、 さっきから手こずって るのはどなた様だよ? |
| きぃぃぃっ・・・ |
| くたば・・・ッ!? |
| これ以上のろうぜきは 自分が許さない!! |
| 勇ましいことだなァ 騎士団長様はよォ? |
| !! |
| クククッ、 騎士道ってヤツかよ? 反吐が出るぜッ!! |
| たった二人ぼっちで、 この俺様に 勝てるってのかよ? |
| 二人じゃないぞっ! |
| 二人だけじゃない! |
| 二人だけじゃない! |
| 二人じゃありませんよ |
| ・・・!? |
| そこにいる野郎なんか に、俺たちの街を好き にされたくねえんでな |
| 苦労をかけたな イリアス |
| 力にならせてもらうぞ この街のためにな |
| は、はいっ! |
| さあ早く!領主を 連れて逃げるんだ!! |
| ここは俺たちに 任せろっ!! |
| さあ早く!領主を 連れて逃げるんだ!! |
| ここは僕たちが なんとかする!! |
| さあ早く!領主を 連れて逃げて!! |
| ここはあたしたちに 任せてっ!! |
| さあ早く! 領主様を連れて 逃げてください!! |
| ここは私たちが なんとかします! |
| !? |
| 悔しいが、貴方たちに 任せたほうが領主様に とっては安全なんだ |
| 兄上、ここは・・・ |
| う、うむっ |
| 早く行けえっ!! |
| 借りておくぜっ 騎士団長っ! |
| クズどもがァ・・・ とことん俺様を なめやがって!! |
| 思い知らせてやるッ 手前ェらに、絶対的な 力ってものをなァ!! |
| さあ、バノッサ 宝玉を返すんだ |
| さあ、バノッサ 宝玉を返すんだ |
| バノッサ! 宝玉を返して! |
| バノッサさん 宝玉を返して・・・ |
| ・・・・・・ |
| 引き際ってもんを 考えたほうがいいぜ? |
| クッ、クククッ そのとおりだよなァ |
| だがなァ・・・ そいつは手前ェらの ことなんだよッ!! |
| みんな、下がれっ! |
| ヒャーッハッハッハ! |
| あの野郎っ 新しい悪魔を呼び出し やがった・・・ |
| これじゃキリがないぜ アニキ!? |
| これじゃキリがないぜ アネゴ!? |
| この宝玉がある限り、 俺様に負けはねえって ことなのさ・・・ |
| @n0 ここは引きましょう 今のままじゃ私たちに 勝ち目はないわ |
| 仕方ない・・・ みんな、逃げるんだ! |
| 仕方ない・・・ みんな、逃げるんだ! |
| 仕方がないの・・・? ・・・みんな! 急いで逃げて! |
| わかりました・・・ |
| させるかァァッ!! |
| うわあぁぁぁっ!! |
| うわあぁぁぁっ!! |
| うわあぁぁぁっ!! |
| きゃぁぁぁぁっ!! |
scn014
| めざめよ・・・ |
| ・・・? |
| ・・・? |
| ・・・? |
| 誰・・・? |
| 目覚めよ、誓約者よ |
| 界の狭間をつなぐ者よ 誓約者よ |
| リンカー・・・ |
| 俺のこと、なのか? |
| リンカー・・・ |
| それは僕のことか? |
| リンカー・・・ |
| ・・・あたしの、こと |
| リンカー・・・ |
| わたしのことなの? |
| 汝は可能性 我らを救う可能性 |
| ほころびたる境界を 開きそして 閉ざしうる力 |
| 目覚めるのだ・・・ 誓約者よ! |
| う・・・っ |
| なんなんだ、ここは? どうなってるんだ |
| う・・・っ |
| どこなんだ、ここは? 一体、僕は・・・ |
| う・・・っ |
| ・・・ここは!? なにがどうなって! |
| う・・・っ |
| ここはいったい・・・ わたしは・・・ |
| マスターっ! |
| モナティ・・・ それに、みんな!? |
| @n0 生きてやがったか! |
| ああ、生きてるさ みんなも無事なのか? |
| ああ、なんとかね みんなは無事なのか? |
| うん、生きてるよ みんなも無事なの? |
| ええ生きています みなさんも無事ですか |
| 大丈夫だ みんな揃っているよ |
| しかし、なんなんだ この妙な場所は? |
| 自分たちはたしか、 バノッサに召喚術を ぶつけられて・・・ |
| はい、イリアス様 あのまま死んでいるの が当然のはずです |
| じゃ、じゃあっ! アタシたち 死んじゃったのっ!? |
| 落ち着いてください アカネさん |
| 死んでいるのなら、 こうやって話ができる のは変じゃないかしら |
| たしかに、そうですね |
| あんたの仕業なの? |
| いったい、何が起きて いるんだ? |
| いったい、何が起きて いるというんだ? |
| ・・・なにがなんだか わかんないよ・・・ 何が起きてるの・・・ |
| ・・・なにがおきて いるんでしょうか? |
| お前たちを救ったのは 我々だ・・・ |
| な、なんだぁっ!? |
| おびえる必要はない |
| 我らはエルゴ |
| 世界の意志たる存在 |
| エルゴですって!? |
| そんな・・・ まさか、本当に存在 していたなんて!? |
| え、エルゴ? |
| エルゴ? |
| え、エルゴって? |
| え、エルゴ? |
| リィンバウムと、 それを取り巻く4つの 世界に宿ると言われて いる存在だ |
| エルゴとは真の名 全ての物の起源を表す 言葉なんだ・・・ |
| リィンバウムと、 それを取り巻く4つの 世界に宿ると言われて いる存在だ |
| エルゴとは真の名 全ての物の起源を表す 言葉なんだ・・・ |
| リィンバウムと、 それを取り巻く4つの 世界に宿ると言われて いる存在よ |
| エルゴとは真の名 全ての物の起源を表す 言葉って意味なの |
| リィンバウムと、 それを取り巻く4つの 世界に宿ると言われて いる存在です |
| エルゴとは真の名 全ての物の起源を表す 言葉なのです・・・ |
| 我はメイトルパ 精獣たちの生きる世界 に宿りしエルゴ |
| 我はシルターン 鬼神が舞う戦乱の世界 に宿りしエルゴ |
| 我はロレイラル 鋼の民が暮らした世界 に宿りしエルゴ |
| そして 我はリィンバウム お前たちの暮らすこの 世界に宿りしエルゴ |
| そんなすごい存在が、 どうして俺たちを 助けてくれたんだ!? |
| そんなあなたたちが、 どうして僕たちを 助けてくれたんです? |
| ちょっと! なんで、それがあたし たちを助ける理由が あるワケ? |
| なんで、わたしたちを 助けてくれるんですか ・・・あなたたちは 世界の意志なのに? |
| それはお前が、誓約者 たりえる者だからだ |
| 界の狭間をつなぎ、我 らと誓約を交わす資格 をもつ者だからだ |
| エルゴと誓約を交わす 資格を持つ者・・・ |
| それって |
| @n0が エルゴの王になるって ことなの!? |
| かつて誓約者だった者 は、そう呼ばれていた |
| ちょっと待ってくれ! なんで俺なんだよ? |
| 待ってください どうして僕なんです? |
| ・・・まってよ! なんであたしなの!? |
| わかりません・・・ なぜ・・・ わたしなのですか? |
| お前は知らないだけだ 自分の中にある力を |
| お前の強き力が 我らを眠りから 目覚めさせたのだ |
| だから我らはお前たち の危機を救った |
| 我らにやがて訪れるで あろう危機を知らせる ために・・・ |
| 訪れる危機? |
| 訪れる危機? |
| 訪れる危機・・・? |
| 訪れる危機? |
| かつて誓約者はその力 を用いて、我らの間に 結界を張り巡らした |
| 界の狭間に障壁を作り 異界と異界を行き来す る道を閉ざしたのだ |
| 大昔にあったっていう 戦争の時の話か? |
| そのとおり |
| この世界の者たちは、 他の世界の住人たちに あまりにも無力だった |
| だから我は【送還術】 という守りの力を彼ら に与えたのだ |
| それを正しく用いた者 こそが、かつてエルゴ の王と呼ばれた存在 |
| 我らはその者との誓約 により、ずっと結界を 守ってきた |
| 自らの一部をこの世界 へと託し、障壁を守り 続けてきたのだ |
| 気の遠くなるような話 だな・・・ |
| 気の遠くなるような話 だな・・・ |
| ・・・なんか気が遠く なっちゃう話だね |
| 気の遠くなるような話 ですね・・・ |
| だが、それも終わりを 迎えようとしている |
| えっ!? |
| えっ!? |
| え・・・? |
| えっ!? |
| 【召喚術】の・・・ せいなのか? |
| 【召喚術】の・・・ せいなのだな? |
| 【召喚術】の・・・ せいなのね? |
| 【召喚術】の・・・ せいなんですね? |
| そのとおりだ |
| なんだって!? |
| 召喚術とはすなわち、 閉ざされた世界の結界 に穴をうがつ術 |
| 使えば使うほど、結界 をほころびさせていく 力なのだ |
| そして今、ほころびた 結界は破れようとして いる |
| 破れたら・・・ どうなるんだよ・・・ |
| 異界の者たちが再び、 この世界を狙ってくる ことになる |
| 終わりなき戦いが再び 始まってしまうのだ |
| そんな・・・ そんなのって!? |
| 本来ならば このようなことは 起こらぬはずだった |
| 5つのエルゴが揃って いる限り、結界のほこ ろびも修復できるはず だったのだ |
| サプレスのエルゴさえ 失われなければ |
| 失われた、だと? |
| サプレスのエルゴは、 この世界から消滅して しまったのだ |
| そんな、どうして!? |
| 我らにもわからぬ しかし、失われたこと だけは真実だ |
| 我らの力だけでは結界 を完全に修復すること はできない |
| それだけではない 結界のほころびる速度 もまた日増しにはやく なってきているのだ |
| それはもしかして 魅魔の宝玉のせいじゃ ないのか? |
| バノッサが、無差別に 悪魔たちを呼んだせい で、結界が弱くなって いるんだ・・・ |
| それはもしかして 魅魔の宝玉のせいじゃ ないのか? |
| バノッサが、無差別に 悪魔たちを呼んだせい で、結界が弱くなって いるんだ・・・ |
| それって・・・ 魅魔の宝玉のせい なんじゃ・・・? |
| バノッサが、無差別に 悪魔たちを呼んだから 結界が弱くなって いるってこと・・? |
| もしかして・・・ 魅魔の宝玉のせいなん ですか・・・? |
| バノッサさんが無差別 に悪魔たちを呼んだせ いで、結界が弱くなっ ているのでは・・? |
| このままでは、結界が 破れるのもそう遠くは ないだろう |
| そんなこと言ったって どうすりゃいいんだよ |
| 結界を元に戻すために 必要なエルゴってのは なくなっちまってるん だろう!? |
| どうしようもないじゃ ねえかよっ!! |
| 方法は、まだある |
| え? |
| 新たな誓約者のもとに 新たな結界を張るのだ |
| @n0よ お前のその力をもって 我らと誓約を交わせ |
| 誓約者となりて 我らエルゴの力を 手にするのだ |
| どうすればいいんだ? |
| しかし、どうすれば? |
| 待ってよ・・・ いきなり言われても どうすればいいのか わかんないよ! |
| でも、わたしには 方法がわかりません |
| お前の力で守護者たち と戦い、誓約者として の資格を示すのだ |
| 我らがこの世界に託し た力は、守護者たちに よって守られてきた |
| 我がエルゴは 朽ちてゆく鋼の棺にて |
| 我がエルゴは 雪深き幽谷の社にて |
| 我がエルゴは 剣の竜の棲む峰にて |
| そして我がエルゴは、 この光り輝く大地にて 守られている |
| つまり、守護者っての に勝てばいいんだな |
| つまり僕は、エルゴを 守る守護者と、戦って 勝てばいいんだな |
| つまり、その守護者を 倒すの? |
| つまり、その守護者を 倒すの? |
| @n0? |
| やってみるよ それしか方法がないっ ていうんなら・・・ |
| できるところまで やってやるさ!! |
| それしか方法がないと いうのなら、やるよ |
| このまま何もしないで いるよりはずっといい |
| ・・・しかたないよね それしか方法がないっ ていうんなら・・・ |
| やってみるしか ないじゃん! |
| やってみます それしか方法がない というなら・・・ |
| わたしが・・・ わたしたちが・・・ やります! |
| ならば、この世界たる 我のエルゴを手にして 見せるがいい |
| 我を守るは鏡の守護者 お前たちそのものだ! |
| 見事だ・・・ お前の力は、誓約者の 名にふさわしい |
| 受け取るがいい これがリィンバウムの エルゴの力だ |
| これが、エルゴ? |
| これが、エルゴ? |
| ・・・これが? |
| これが、エルゴ? |
| 我はお前と誓約しよう 我が力の全てをもって 誓約者たるお前の役に 立つことを・・・ |
| な、なんだっ!? |
| 案ずるな 役目を終えたこの地が 消えゆくだけだ |
| 誓約者たりえる者よ 我らはお前の来訪する 時を待とう |
| 我らの守護者と戦い、 お前が誓約者としての 証を手にする時を |
| 次に俺たちが立っていたのは 見慣れた南スラムだった |
夢からさめたように立ちつくす 俺の手には、全てが現実だと 語りかけるエルゴの光がある |
| 俺に誓約者としての資格が あるかは、正直言って不安だ |
| けれど、俺がやりとげることで 救われる何かがあるのなら エルゴたちの言葉に賭けて みよう、と俺は思っていた |
| 次に僕たちが立っていたのは 見慣れた南スラムだった |
夢からさめたように立ちつくす 僕の手には、全てが現実だと 語りかけるエルゴの光がある |
| 僕に誓約者としての資格が あるかは、正直言って不安だ |
| けれど、僕がやりとげることで 救われる何かがあるのなら エルゴたちの言葉に賭けて みよう、と僕は思っていた |
| 気が付いたら、あたしたちは 見慣れた南スラムにいた |
夢からさめたように立ちつくす あたしの手には、今のが 夢じゃないって証明する、エルゴ |
| あたしがなんで選ばれたのかは はっきり言って解らない |
| でも、あたしが救うことの できるなにかがあるなら・・・ エルゴたちの言葉に賭けてみる のも手かもと、あたしは思う |
| 次にわたしたちが立っていた のは南スラムの路地だった |
夢からさめたように立ちつくす わたしの手には、 今、エルゴの光がある・・・ |
| 正直言って、わたしに誓約者の 資格があるとは思えない |
| けれど、わたしが救える 何かがあるのなら・・・ エルゴたちの言葉に賭けて みてもいいのかもしれない・・・ |
| 信じられないな 僕の力がそんなに強い ものだったなんて |
| 信じられないよ あたし、そんなに 大きな力を持ってる なんて・・・ |
| 信じられません わたしにそんなに 大きな力があるなんて |
| 俺も驚いてる お前の力が誓約者に 匹敵するほどだなんて |
| 正直に言うと、実感が わいてこないな |
| 向こうの世界での僕は ごく普通の人間でしか なかったんだから |
| でも、変だよね 日本・・・向こうでは 別に普通だったのに |
| あたし、そんなの 夢物語だと思ってたよ |
| でも、変ですね 向こうにいたときは ほんとに、普通の女の 子だったんですよ |
| こんなの・・・ 物語の世界の出来事 だと思ってました |
| もしかして事故の せいなのかもな・・・ |
| でも、そのおかげで僕 にも役に立てることが 見つかったんだ |
| 今となっては、この力 に感謝をするべきかも しれないな |
| あ、でもさ! 今は必要な力だし |
| 結果的には良かったと 思ってるよ、あたし |
| あ、でも・・・ 事故のおかげで みなさんといられる わけですし・・・ |
| 今はこれでいいんじゃ ないかと思います |
| ・・・・・・ |
| 信じられないよ 俺の力がそんな大層な ものだったなんて |
| 信じられない・・・ そんなすごい力が あたしにあるなんて |
| 信じられません わたしに、そんなに 大きな力があった なんて・・・ |
| 僕も驚いている 君の力が誓約者に匹敵 するほどとは・・・ |
| でも、変だよな 向こうにいた時には、 別に普通だったのにさ |
| 俺の力だって言われて も、なんかピンと こないよ |
| でもね、向こうの世界 では、ホントに普通の 女の子だったんだよ |
| なんか、実感わかない んだ・・・ |
| でも、変ですね 向こうにいた時には、 こんな力なかった んですよ・・・ |
| 物語の出来事なら ともかく・・・ なんか、実感が わかないんですよね |
| 事故のせいなのかも しれないな・・・ |
| あ、でもさ! 今となってはこの力が 必要になってるんだし |
| 結果的には良かったと 思ってるよ、俺はさ |
| 事故か・・・ でもね、今はこの力 必要になってるんだし |
| あたし、これはこれで 良かったって思う |
| わたしが力を 手に入れたわけ ですか・・・? |
| いいんです わたしにしかできない ことなら・・・ やってみます・・・ |
| ・・・・・・ |
| 信じられないよ 俺の力がそんな大層な ものだったなんて |
| 信じられないな 僕の力がそんなに強い ものだったなんて |
| 信じられません わたしの力が・・・ こんなものだった なんて・・・ |
| あたしも驚いたよ 君の力が誓約者に匹敵 するなんて・・・ |
| でも、変だよな 向こうにいた時には、 別に普通だったのにさ |
| 俺の力だって言われて も、なんかピンと こないよ |
| 正直に言うと、実感が わいてこないな |
| 向こうの世界での僕は ごく普通の人間でしか なかったんだから |
| でも、変なんです 向こうにいた時には、 こんな力なかったのに |
| いまひとつ実感わかな いんです・・・わたし の力って言われても |
| やっぱり、事故のせい なのかもね・・・ |
| あ、でもさ! 今となってはこの力が 必要になってるんだし |
| 結果的には良かったと 思ってるよ、俺はさ |
| でも、そのおかげで僕 にも役に立てることが 見つかったんだ |
| 今となっては、この力 に感謝をするべきかも しれないな |
| そうですね でも、今はこの力が 必要になっている わけですし・・・ |
| 結果的には良かったと 思っています・・・ |
| ・・・・・・ |
| 信じられないよ 俺の力がそんな大層な ものだったなんて |
| 信じられないな 僕の力がそんなに強い ものだったなんて |
| 信じられないよ・・・ あたしにそんなすごい 力があるなんて・・・ |
| 私も驚いています 貴方の力が誓約者に 匹敵しているなんて ・・・ |
| でも、変だよな 向こうにいた時には、 別に普通だったのにさ |
| 俺の力だって言われて も、なんかピンと こないよ |
| 正直に言うと、実感が わいてこないな |
| 向こうの世界での僕は ごく普通の人間でしか なかったんだから |
| でも、変だね 向こうにいた時には、 こんな力なかったんだ からね・・・ |
| あたしの力・・・ なんか実感わかないよ |
| 事故のせいなのかも しれませんね・・・ |
| あ、でもさ! 今となってはこの力が 必要になってるんだし |
| 結果的には良かったと 思ってるよ、俺はさ |
| でも、そのおかげで僕 にも役に立てることが 見つかったんだ |
| 今となっては、この力 に感謝をするべきかも しれないな |
| う~ん・・・ でも、今はこの力が 必要なんでしょ? |
| それって、与えられた 役目とかなのかな? |
| ・・・・・・ |
| 誓約者にエルゴか 正直、私には理解でき ない次元の話だよ |
| それは俺も同じだよ けど、現実は現実とし て受け止めないとさ |
| それは僕も同じさ でも、現実は現実とし て受け止めないとね |
| あたしもです・・・ けど、現実は現実とし て受け止めないと |
| わたしもです でも、現実は現実とし て受け止めることに しました・・・ |
| ・・・すまんな 戸惑っているのは 私より君のほうなのに |
| この街を守ることも、 この世界を守ることも 同じことのはずだ |
| そう思って 私は君についていくよ |
| よろしく頼むよ レイド |
| よろしく頼むよ レイド |
| よろしくね レイド |
| よろしく頼みます レイドさん |
| 誓約者、か |
| なんかどんどん お前が遠い存在に なってくよなぁ・・・ |
| そんなことないって 俺にとっては、ガゼル はガゼルのままだよ |
| 口が悪くて、短気で、 がめつくて・・・ |
| へそまがりのくせに 優しくて・・・さ |
| そんなことないさ 僕にとっては、ガゼル はガゼルのままだよ |
| 口が悪くて、短気で、 がめつくて・・・ |
| へそまがりのくせに 優しくて・・・さ |
| そうかな・・・ あたしにとっては、 ガゼルはガゼルだよ |
| 口が悪くて、短気で、 がめつくて・・・ |
| へそまがりのくせに 優しくて・・・ |
| そんなことないです |
| わたしにとっては いつでもガゼルさんは ガゼルさんなんですし |
| 口が悪くて、短気で、 がめつくて・・・ |
| へそまがりのくせに 優しくて・・・ |
| ケッ、悪かったな! |
| ・・・・・・ |
| つきあってくれるか? これから先も |
| つきあってくれるか? これから先も |
| ねぇ、これからも ともだちでいてね |
| 傷つきました? でも・・・ |
| つきあってください ますか・・・ これから先も・・・ |
| ・・・・・・ |
| わかりきったことを 聞くんじゃねぇよ |
| バノッサのやってる ことは、この世界まで 危険にしてるんだな |
| うん・・・ だけど、あいつはそれ を知っててやってるん じゃないんだ |
| バノッサのせいだとは 思ってないよ |
| ああ・・・ けれど、彼はそれを 承知でやっているわけ じゃない |
| バノッサのせいだとは 思ってないさ |
| う~ん でも、バノッサって それに気が付いてない んだよねぇ・・・ |
| バノッサのせいだとは 思ってないけど・・・ |
| はい・・・ でも、バノッサさんは そんなこと、知らない んです・・・ |
| バノッサさんが悪い とは、思ってません |
| そうか・・・ |
| 止めてやらなくちゃな 一日も早く、俺たちで |
| だからこそ止めなくて はならないんだ 一刻も早く、な |
| でも、止めないと いけないんだよね 事情知ってるのって あたしたちだけだし |
| わたしたちで 一瞬でもはやく 止めてあげられたら いいのに・・・ |
| ああ、そうだな |
| ねえ、どうして貴方た ちが戦わなくちゃなら ないの? |
| 貴方たちだけ戦って、 傷ついて・・・ そんなの、やっぱり おかしいよ!? |
| リプレ? |
| リプレ? |
| リプレ? |
| リプレさん? |
| わかってるよ 貴方じゃなくちゃダメ だってことは・・・ |
| でもね!? 貴方がこの世界に来た のは事故なんだよ? |
| 不思議な力が使えるの も、たまたまじゃない |
| ただそれだけなのに、 どうしてなの!? |
| ・・・・・・ |
| こわいのよ! みんなの帰りを待って いるのが・・・!! |
| 私の手の届かない場所 へ行ってしまいそうで こわいのよ・・・ |
| リプレ・・・ |
| リプレ・・・ |
| リプレ・・・ |
| リプレさん・・・ |
| お城の騎士たち みんなお化けにやられ ちゃったのかな・・・ |
| そんなことないさ 騎士はお化けなんかに 負けたりしないよ |
| そんなことはないさ 騎士はお化けなんかに 負けたりはしないよ |
| そんなことないって! 騎士はお化けなんかに 負けたりしないよ |
| そんなことないよ 騎士はお化けなんかに 負けたりしないから |
| でも・・・ |
| 騎士は強いんだって、 俺に教えてくれたのは アルバだろう? |
| 今にきっと、お化けを やっつけてくれるさ 信じよう、な? |
| 騎士は強いんだって、 僕に教えてくれたのは アルバだろう? |
| 今にきっと、お化けを やっつけてくれる そうだろう? |
| 騎士は強いんだって、 教えてくれたのって アルバでしょ? |
| 今にきっと、お化けを やっつけてくれるって 信じようよ、ね! |
| 騎士は強いって アルバがわたしに 教えてくれたんでしょ |
| 今にきっと、お化けを やっつけてくれるよ 信じようね? |
| うん・・・ |
| お城の周り、化け物で いっぱいなんでしょ |
| これから・・・ どうなっちゃうの? |
| 大丈夫だよ どうにもなりやしない |
| 化け物なんかに ここは襲わせないさ 俺たちが守ってみせる |
| 大丈夫だよ |
| 化け物なんかに ここは襲わせない 僕たちが守ってみせる |
| 大丈夫! どうにもなんないよ! |
| 化け物なんかに 負けないよ! あたしたちが いるでしょ! |
| 大丈夫・・・ なにも起きないよ |
| みんなで、ここは 守るから・・・ |
| お兄ちゃん・・・ |
| お姉ちゃん・・・ |
| フィズらしくないぜ 元気がないのはさ |
| ゆっくり休んで、明日 は元気になるんだぞ? |
| だから安心してお休み |
| ほら、フィズも 元気出して! |
| ゆっくり休んで、明日 は元気になるんだよ! |
| フィズちゃん、 元気出して、ね |
| ゆっくり休んで、明日 は元気になって・・・ |
| う、うん・・・ |
| おにいちゃん |
| おねえちゃん |
| ん? |
| ん? |
| ん? |
| あ、なぁに? |
| ラミ、なかないから しんぱいしないで |
| ラミちゃん・・・ |
| おにいちゃんたちの こと、しんじてるから こわくないもの・・・ |
| おねえちゃんたちの こと、しんじてるから こわくないもの・・・ |
| 信じてくれるのかい? |
| 信じてくれるのかい? |
| 信じてくれるの? |
| 信じてくれるの? |
| ・・・(こくん) |
| そっか・・・ じゃあ、もっともっと がんばらないとな! |
| そうか・・・ だったら、その期待に 応えないといけないな |
| そっか・・・ じゃあ、もっともっと がんばらないとね! |
| そっか・・・ じゃあ、もっともっと がんばらないとね |
| さっきは驚いたよ まさか俺っちが 俺っちと戦うなんて |
| おかげで弱点が見えて きたんだけどさ |
| ジンガって、つくづく 戦うことしか考えない んだなぁ・・・ |
| ジンガは、本当に戦う ことばかり考えている んだな・・・ |
| ジンガって、つくづく 戦うことしか考えない んだねぇ・・・ |
| ジンガって、つくづく 戦うことしか考えない んだね |
| なんだよ、それ? 俺っちだって考えちゃ いるってば |
| けどさ、考えることで 手足が鈍っちまったら 意味がないだろ? |
| ・・・!! |
| 俺っちが考えるよりも もっとしっかりと考え られる連中がここには いるんだ・・・ |
| だから、俺っちは戦う ことに専念するんだ きっと、そうしたほう がいいって思うんだ |
| ジンガ・・・ |
| ジンガ・・・ |
| すごいね、ジンガ |
| すごいね |
| へへへっ ま、考えるのが イヤだってのも あるけどさ |
| バノッサが持っていた あの宝珠も、サプレス の力を持っているって 言ってたな? |
| ひょっとしたら、あれ がエルゴってやつじゃ ないのか? |
| どうだろう? 俺には違うような気が するけど・・・ |
| どうだろう? 僕には違うような気が するんだが・・・ |
| う~ん・・・ あたしは違うんじゃ ないかって気がする |
| わかりません でも、わたしには 違うんじゃないかって 思うんです・・・ |
| いずれにしろ、あの玉 は早いとこ、取り戻さ ないとな |
| そうしないと、結界を 張り替えたって意味が なくなっちまう |
| うん、そうだな |
| ああ、そうだな |
| うん、そうだね |
| そうですね・・・ |
| エルゴさんに選ばれて りんかーさんに なるなんて・・・ |
| うふふっ マスターは、やっぱり すごいですのー! |
| ちっともすごくなんか ないってば |
| それにまだ、俺は正式 に誓約者になったわけ じゃないんだぜ? |
| 残ったエルゴに認めら れなけりゃ、それまで なんだからさ |
| 別に僕が すごいわけじゃないよ |
| それにまだ、僕は正式 に誓約者になったわけ じゃないんだ |
| 残ったエルゴに認めら れるまでは、誓約者と はいえないんだよ |
| ちっともすごくなんか ないってば~ |
| それにまだ、あたしは ホントの誓約者じゃ ないんだってば・・・ |
| 残ったエルゴに認めら れなかったら、それで 終わりなの、わかる? |
| そんなことないよ |
| それにまだ、わたしは 正式に誓約者になった わけじゃないの |
| 残ったエルゴに認めら れないと、それまでな んだから |
| でもでもっ、マスター だったらぜぇ~ったい 大丈夫ですのっ! |
| モナティもがんばって お手伝いするですから がんばるですのっ!! |
| 誓約者・・・ どう見てもアンタには 似合わないわね |
| 代われるもんなら、 他の誰かに代わって もらってるよ・・・ |
| 代われるものなら、他 の誰かに代わってもら いたいよ・・・ |
| じゃあ、アカネやる? あたしは、替わって もらえるなら、そう してほしい・・・ |
| じゃあ、アカネさん かわってくれますか? |
| でも、アンタじゃない とダメなわけでしょ? |
| やれるとこまで やってみなよ 手伝ったげるからさ |
| 皮肉なものだな |
| 召喚術によって栄えた 世界が、その召喚術が 原因で滅びかけている |
| 仕方がないよ 誰も知らなかったんだ |
| 仕方がないさ 誰も知らなかったんだ |
| 仕方がないよ 誰も知らなかった んでしょ? |
| 仕方がないですよ 誰も知らなかったんで すから・・・ |
| さあ、俺は同じだった と思うがな |
| ・・・・・・ |
| ・・・・・・ |
| ・・・・・・ |
| そんなこと・・・ |
| そうだとしても、お前 はこの世界を守りたい と思えるか? |
| ラムダは・・・ どうなんだ? |
| ラムダは・・・ どうなんだ? |
| ラムダは・・・ どう? |
| ラムダさんは・・・ いかがですか? |
| 多分、お前と同じさ |
| だったら、答える必要 はないよな? |
| だったら、答える必要 はないな? |
| じゃあ、答えなくても いっしょだよね! |
| でしたら、答える必要 はありませんね |
| ああ、そうだな |
| 召喚術は、この世界に とって劇薬だったのね |
| 効能はあるけど 使いすぎると 害になってしまう |
| 仕方がないよ 誰も知らなかったんだ |
| 仕方がないさ 誰も知らなかったんだ |
| 仕方がないじゃん 誰も知らなかったもの |
| 誰も知らなかったん ですし・・・仕方ない と思います |
| そうね・・・ |
| けれど、今のままでは 同じことの繰り返しに なってしまう |
| 召喚術を捨てない限り 根本的な問題は解決し ないんでしょうね |
| サプレスのエルゴは、 本当に失われたので しょうか? |
| 他のエルゴがそう言う んだから、きっとそう なんじゃないかな? |
| 他のエルゴがそう言う んだから、きっとそう なんだろうな |
| 他のエルゴがそう言う んだから、きっとそう だと思うよ |
| 他のエルゴがそう言っ てましたから・・・ そうなんでしょう |
| 私はどうも、そのこと が気がかりなのです |
| 守護者に守られていた エルゴが、自然に消え てしまうはずがない |
| だとすれば、考えられ るのはひとつ・・・ |
| まさか、誰かが守護者 の手からエルゴを!? |
| まさか、誰かが守護者 の手からエルゴを!? |
| まさか・・・誰かが 守護者からエルゴを 奪ったの? |
| まさか、誰かが守護者 の手からエルゴを? |
| あくまで推測ですが、 あり得ない話ではない でしょう |
| もっともそれがわかっ たところで、失われた ものが戻りはしないの ですがね |
| お前も大変な役どころ になっちまったなぁ |
| 代われるもんなら 他の誰かに代わって もらってるよ・・・ |
| 代われるものなら、他 の誰かに代わってもら いたいよ・・・ |
| 代われるもんなら、 他の誰かに代わって もらってるよ、ホント |
| 代われるものなら 誰かに代わってもらう んですけどね・・・ |
| なぁに、失敗したって たかが世界が終わっち まうだけなんだ |
| たかがって・・・!! |
| たかがって・・・!! |
| たかがって・・・ |
| たかが・・・? |
| いいか、坊主? 世界が終わる原因は、 お前が作ったわけじゃ ねえんだ・・・ |
| いいか、嬢ちゃん 世界が終わる原因は、 お前が作ったわけじゃ ねえんだ・・・ |
| 今日までこの世界で 生きてきた人間、全て の責任なんだぜ? |
| ・・・・・・ |
| 他の世界から来たお前 が、わざわざその始末 をしようとしてるんだ |
| しくじったって、誰に も文句は言わせねえさ |
| スタウト・・・ |
| スタウト・・・ |
| スタウト・・・ |
| スタウトさん・・・ |
| 肩の力を抜いてよ やれるだけやってみな |
| 驚いたよ 君の力がエルゴの王に 匹敵するものだとはね |
| 向こうの世界じゃ、俺 は普通の人間だったん だけどなあ |
| 向こうの世界では、僕 は普通の人間だったん ですけどね |
| う~ん、向こうの世界 じゃ、普通の女の子 だったのになぁ |
| わたし、向こうの世界 では、普通の人間 だったんですが・・・ |
| 派閥の記録にも、君の ような事例はなかった からな・・・やはり、 事故のせいだろう |
| しかし、一体どこの誰 が、どんな儀式をして いたのか・・・ |
| それさえわかれば、君 のその力が何なのかも わかるんだがな |
| しかし、まさかキミが エルゴの王になれる力 の持ち主だったなんて ねえ・・・ |
| 向こうの世界じゃ、俺 は普通の人間だったん だけどなあ |
| 大丈夫なのかな・・・ 本当に俺なんかで |
| 向こうの世界では、僕 は普通の人間だったん ですけどね |
| いいんでしょうか 本当に僕で・・・ |
| でも、元の世界じゃ あたし、普通の人 だったのに・・・ |
| 大丈夫なのかな・・・ あたしなんかで? |
| 向こうの世界では、 わたし、こんな能力 なかったんです・・・ |
| なのに、わたしなんか で、いいんでしょうか |
| それを見極めるために 守護者の人たちがいる んでしょう? |
| 自信を持ちなさい すくなくともキミは、 エルゴのひとつに認め られてるんだから |
| ね? |
| いいんですか? 領主様たちのところへ 行かなくて・・・ |
| いいんですか? 領主様たちのところへ 行かなくて・・・ |
| いいんですか? 領主様たちのところへ 行かなくて・・・ |
| いいんですか? 領主様たちのところへ 行かなくて・・・ |
| それよりも今は 君の力になるべきだと 自分は思ってるんだ |
| 今の自分では バノッサは倒せない |
| それに倒せたとしても 世界が滅びてしまえば 同じことだからね |
| 微力ながら 手伝わせてもらうよ |
| 騎士団長として だけでなく、 イリアス個人としてね |
| いいんですか? 領主様たちのところへ 行かなくて・・・ |
| いいんですか? 領主様たちのところへ 行かなくて・・・ |
| いいんですか? 領主様たちのところへ 行かなくて・・・ |
| いいんですか? 領主様たちのところへ 行かなくて・・・ |
| イリアス様が残るなら 私はそれに従う だけです |
| それに・・・ |
| 平民の貴方たちが戦う のに、騎士である我々 が黙っているわけには いきません |
| はあ・・・ そういうものですか |
| はあ・・・ そういうものですか |
| はあ・・・ そういうものですか |
| ・・・そういうもの なんですか |
| そういうものです |
| この世界は、滅んでし まうんでしょうか |
| スウォンは そのほうがいいのか? |
| スウォンは そのほうがいいのか? |
| スウォンは そのほうがいいの? |
| スウォンくんは そのほうがいい? |
| そ、そんな わけないでしょ!! |
| だったら、大丈夫だよ 滅びたりなんかしない |
| 俺たちはそうやって、 今まで何度も苦しい時 を越えてきたんだから |
| 今度もきっと なんとかなるよ |
| 一人一人がそう願って いれば、そう簡単には 世界は滅びないよ |
| 僕たちはそう願って、 今まで何度も苦しい時 を越えてきたんだから |
| あきらめないかぎり、 大丈夫なはずさ |
| だったら、大丈夫! 滅びたりなんかしない |
| あたしたち、今までも こうやって、切り抜け て来たんじゃない! |
| 今度もきっと、なんと かなるよ |
| だったら、大丈夫 滅びたりなんかしない から・・・ |
| わたしたち・・・ いつもこうやって 苦しい時を越えてきた んだもの・・・ |
| 今度もきっと、なんと かなると思うよ・・・ |
| @n0さん・・ |
| な? |
| は、はいっ・・・! |
| 元の世界へ帰してよ |
| は? |
| は? |
| は? |
| え・・・? |
| あんた、 誓約者なんでしょ? だったら、エルカを 今すぐに帰してよ! |
| 無茶言うなって |
| 無茶言わないでくれ |
| 無茶だってば! |
| 無理です |
| 俺がここに呼ばれたのは このためだったのかもな・・・ |
| 僕がここに呼ばれたのは このためだったのかもしれない |
| あたし、このために この世界に呼ばれたのかも しれない・・・ |
| わたし、このために この世界に呼ばれたの でしょうか・・・ |
| みんな戸惑ってるんだな・・・ |
| みんな戸惑うのも無理はないな |
| みんな戸惑ってるんだよね・・・ |
| みんな戸惑ってるんですね・・・ |
| 俺は俺のままだよ それだけは本当なんだ |
| 僕は僕のままさ たとえ何があったって |
| あたしはあたし それだけは本当だもん |
| わたしはわたし それだけは本当・・・ |
| バノッサを止めること も考えないとな |
| バノッサを止めること も考えなくてはな |
| バノッサを止めなくちゃ いけないんだよねぇ |
| バノッサさんを止める 方法も考えないと |
| それでも、俺は・・・ |
| それでも、僕は・・・ |
| それでも、あたしには・・・ |
| それでも、わたし・・・ |
| 子供たちのためにも、 がんばらないと・・・ |
| 子供たちのためにも、 がんばらないと・・・ |
| 子供たちのためにも、 がんばらないと・・・ |
| 子供たちのためにも、 がんばらないと・・・ |
| 子供たちのためにも、 がんばらないと・・・ |
| 子供たちのためにも、 がんばらないと・・・ |
| 子供たちのためにも、 がんばらないと・・・ |
| 子供たちのためにも、 がんばらないと・・・ |
| 子供たちのためにも、 がんばらないと・・・ |
| 子供たちのためにも、 がんばらないと・・・ |
| 子供たちのためにも、 がんばらないと・・・ |
| 子供たちのためにも、 がんばらないと・・・ |
| ジンガは自分の役目を きちんと知っているんだな・・・ |
| ジンガは自分の役目を きちんと知っていたんだな・・・ |
| ジンガは自分の役目を きちんと知っているんだ・・・ |
| ジンガは自分の役目を きちんと知っているんだね・・・ |
| バノッサを止めること も考えないとな |
| バノッサを止めること も考えなくてはな |
| バノッサを止めること も考えないと・・・ |
| バノッサさんを どうやって止めよう |
| モナティは のんきだよなぁ・・・ |
| やれやれ、モナティは のんきだな |
| モナティは のんきだなぁ・・・ |
| モナティは のんきですね・・・ |
| とにかく、やるしか ないんだもんな・・・ |
| とにかく、やるしか ないんだ・・・ |
| とにかく、やるしか ないんだもんね・・・ |
| とにかく、やるしか ないわけですね・・・ |
| それでも俺はこの世界が 好きなんだ・・・ |
| それでも僕はこの世界が 好きなんだ・・・ |
| それでもあたし・・・ この世界が好きだよ |
| わたし・・・ この世界が好きなんだ・・・ |
| 同じことの繰り返し、か・・・ |
| 同じことの繰り返し、か・・・ |
| 同じことの繰り返し、か・・・ |
| 同じことの繰り返し、か・・・ |
| サプレスのエルゴは、 どうなったんだろう? |
| サプレスのエルゴは、 どうなったんだろう? |
| サプレスのエルゴは、 どうなったんだろ? |
| サプレスのエルゴは、 どうなったの・・・? |
| とにかく、やるしか ないんだもんな・・・ |
| とにかく、やるしか ないんだ・・・ |
| とにかく、やるしか ないんだよね・・・ |
| とにかく、やるしかない ・・・ですし・・・ |
| 俺の力って、一体 なんなんだろう? |
| 僕の力って、一体 なんなんだろう? |
| あたしの力、一体 なんなんだろう? |
| わたしの力、一体 なんなんだろう? |
| 俺の力って、一体 なんなんだろう? |
| 僕の力って、一体 なんなんだろう? |
| あたしの力、一体 なんなんだろう? |
| わたしの力、一体 なんなんだろう? |
| イリアスが味方になるのは 頼もしいな |
| イリアスが味方になるのは 頼もしいな |
| イリアスが味方になるのは 頼もしいよね |
| イリアスさんが味方になる のはうれしいな・・・ |
| 生真面目なんだな サイサリスって・・・ |
| 生真面目なんだな サイサリスは・・・ |
| 生真面目なんだなぁ サイサリスって・・・ |
| 生真面目なんですね サイサリスさん・・・ |
| みんな戸惑ってるんだな・・・ |
| みんなが戸惑うのも無理はないな |
| みんな戸惑ってるんだね・・・ |
| みんな戸惑ってるんだね・・・ |
| そんな無茶を 言われてもなぁ・・・ |
| そんな無茶を 言われてもな・・・ |
| そんな無茶を 言われてもなぁ・・・ |
| そんな無茶を 言われても・・・ |
scn015
| バノッサは、あれから どうしている? |
| それがさあ、変なのよ お城にこもったっきり でさ |
| 見た限り、街の様子も とり立てて変わっては いないようだ |
| 城を乗っ取っただけで 満足するような奴だと は思えねえんだがなあ |
| バノッサが自分の考え で動いているなら、な |
| やはり、黒装束たちの 動向が気になりますね |
| 何を企んでるのかは気 になるけど、どのみち 今の私たちでは止めら れそうにないかも |
| やはり、エルゴを手に 入れるのが先決だな |
| けどよ、どこにあるの かわかってんのか? |
| エルゴたちの言葉から 考えると、街の中では なさそうだけど・・・ |
| それは大丈夫 なんとなくだけど、 俺にはわかるから |
| それは大丈夫だと思う なんとなくだけど、 僕にはわかるんだ |
| それは大丈夫 なんとなくだけど わかるんだ |
| それは大丈夫です わたしにはわかるんで す・・・なんとなく、 なんですけれど・・ |
| なんとなく、ねぇ? |
| じゃあ、さっそく手に 入れに行こうぜ! |
| そうだな 準備が整い次第、 出発することにしよう |
| サモナイトソードを手に入れた! |
| さて、残りのエルゴを 早いところ手に 入れなくちゃな・・・ |
| さあ、残りのエルゴを 急いで見つけだそう |
| さぁ、残りのエルゴを 早いところ手に 入れなくちゃ |
| 残りのエルゴを、 一刻もはやく手に 入れないと・・・ |
| はあぁ・・・っ |
| なんだよ、アカネ ため息なんかついてさ |
| どうしたんだ ため息なんかついて |
| どうしたのアカネ? ため息なんか ついちゃってさ |
| どうしたんですか ため息なんかついて? |
| いろんなことが続けて 起きたから忘れてたん だけどさ・・・ |
| アタシ、ずうぅ~っと お師匠に無断で外泊を してたのよねぇ |
| あ・・・ |
| 帰らないとマズイのは わかってるんだけどさ 帰ったら確実に 怒られるんだよねぇ |
| ねぇ、@n0 どうしよっか? |
| どうしよう? |
| 帰ったほうがいいよ とぼけちまえよ |
| 帰ったほうがいいな 不可抗力だよ |
| 帰ったほうが・・・ とぼけちゃえ! |
| 帰ったほうが・・・ とぼける、とか? |
| 帰ったほうがいいよ それは・・・ |
| 帰ったほうがいいな それは・・・ |
| 帰ったほうがいい そう思うな・・・ |
| 帰ったほうがいいと 思います・・・ |
| けど、もしかすると罰 として外に出してもら えなくなっちゃうかも しれないんだよ!? |
| そうなったら、アンタ だって困るでしょ? |
| それは、そうだけど |
| それは、そうだが |
| それは、そうだけど |
| それは、そうですが |
| だ・か・ら・・・ |
| ねえ、@n0 一緒にお師匠に謝りに 行ってくんない? |
| ええ~っ!? |
| ええっ!? |
| ええ~っ!? |
| ・・・いやです |
| 一生のお願いっ! ねっ? ねっ? |
| 仕方ないなあ・・・ ついていくだけだぞ |
| 仕方ないなあ・・・ ついていくだけだぞ |
| もう・・・ ついていくだけだよ |
| ・・・うーん ついていくだけ、 ですからね? |
| うんうんっ! それでもいいからっ |
| とぼけちまえよ |
| 不可抗力だよ こうなったら覚悟を 決めるんだね |
| とぼけちゃえ! |
| とぼけてしまう、とか |
| えぇ~っ! |
| どうせ怒られるんなら 何もかも片づいてから のほうがいいし |
| どうせ怒られるんだ 今でも、後でも、 同じことだよ |
| どうせ怒られるんなら 何もかも片づいてから のほうがいいでしょ? |
| どうせ怒られるんなら 何もかも片づいてから にしてしまう、とか? |
| うう~っ、人事だと 思ってぇ・・・ |
| 三人で剣の練習? |
| 剣の練習かい? |
| 三人で剣の練習? |
| 三人で剣の練習ですか |
| ああ、そうだよ ラムダ先輩に稽古を 見てもらっているんだ |
| 俺の知らない間に 二人とも随分と上達を しているようだ |
| いや、まだまだです 自分の腕じゃ先輩たち にはかないません |
| 謙遜するな、イリアス あれだけの速さの突き は、俺にはできん |
| でも、ラムダ先輩ほど 威力がありません それに受けは、レイド 先輩にかなわないし |
| それなら、足りないと 思った部分をお互いに 学んでいけばいいさ |
| 三人とも楽しそうだな |
| 久しぶりなんだろうし ここは席を外すか |
| 三人とも楽しそうだな |
| 久しぶりなんだろうし ここは席を外そう |
| 三人とも 楽しそうだな~ |
| 久しぶりだからかな? あたしはお邪魔みたい |
| 三人とも楽しそう |
| 久しぶりだろうし 邪魔しないほうが いいですね・・・ |
| 三人とも楽しそうだな |
| 久しぶりなんだろうし ここは席を外すか |
| 三人とも楽しそうだな |
| 久しぶりなんだろうし ここは席を外そう |
| 三人とも 楽しそうだな~ |
| 久しぶりだからかな? あたしはお邪魔みたい |
| 三人とも楽しそう |
| 久しぶりだろうし 邪魔、しないほうが いいですね・・・ |
| 不気味なくらいに 静かだな・・・ |
| あの中で、バノッサは 何をしてるんだろう? |
| 不気味なくらいに静か だな・・・ |
| あの中で、バノッサは 何をしてるんだろう? |
| 静かすぎて・・・ 不気味・・・ |
| バノッサ・・・ あの城の中で 何をしてるんだろ? |
| 静か・・・ 静かすぎて・・・怖い |
| あの中に バノッサさんが いるんだ |
| 今はまだ余計なことは しないほうがよさそう だな |
| 今はまだ余計なことは しないほうがよさそう だな |
| ・・・まだはやいよね 余計なこと しないほうが よさそうだし・・・ |
| 今はまだ余計なことは しないほうがよさそう |
| 悪いが、バノッサたち のことは派閥の本部に 連絡させてもらったよ |
| えっ!? |
| 心配しないの 報告したっていっても 簡単な説明だけだから |
| 事実をそのまま説明し ても混乱するからね |
| エルゴのこと、それに |
| ソルのことは |
| キールのことは |
| カシスのことは |
| クラレットのことは |
| まだ報告してないよ |
| よかった・・・ |
| そうですか・・・ |
| よかったぁ・・・ |
| ありがとうございます |
| だけど、いずれ本当の ことを説明しなくちゃ ならないのは忘れない でいてね |
| はい |
| はい |
| は・・・はいっ! |
| はい |
| これはまた 随分と悲しげな声じゃ のう・・・ |
| 爺さん!? |
| おじいさん・・・ |
| おじいさん・・・ |
| おじいさん・・・ |
| 久しぶりじゃな、 お若いの |
| あんたもこの声が 気になって、ここへ 来たのかな? |
| 声って・・・ 前に言ってた、道具の 泣き声のことか? |
| 声って・・・ 前に言ってた、道具の 泣き声のことですか? |
| 声って・・・ 前に言ってた、 道具の泣き声のこと? |
| 声って・・・ 前に言っていた道具の 泣き声のことですか? |
| ああ、そうじゃよ |
| この城の中から聞こえ てくる声は、とてつも ない悲しみに満ちとる |
| この世界を揺るがして しまいかねぬほどに |
| 魅魔の宝玉だ・・・ |
| 魅魔の宝玉か・・・ |
| 魅魔の宝玉ね・・・ |
| 魅魔の宝玉・・・ |
| ほう それがこの悲しげな声 をあげている品の名か |
| どうやら、あんたは 詳しい事情を知っとる らしいな? |
| なるほどな・・・ |
| 仲間の話だと、本当の 宝玉の役目というのは 悪魔を退けるものだと いうんだ |
| 仲間の話だと、本当の 宝玉の役目というのは 悪魔を退けるものだと いうんです |
| 仲間の話だと、本当の 宝玉の役目というのは 悪魔を退けるものだっ ていうんだけど |
| 仲間の話では、本当の 宝玉の役目というのは 悪魔を退けるものだと いうんです |
| じゃが、今は正反対の 目的で使われとると いうわけか |
| それほどの力を持った 品物なら、この悲しみ の強さもうなずける |
| バノッサという若者の もつ憎しみが、宝玉を 責めさいなんでおるの だろう・・・ |
| 憎しみ、か・・・ |
| バノッサにそれを 与えてしまったのは、 俺なのかもしれない |
| 俺がこの世界にやって 来なければ・・・! |
| 憎しみ、か・・・ |
| バノッサにそれを 与えてしまったのは、 僕なのかもしれない |
| 僕がこの世界にやって 来なければ・・・! |
| 憎しみ・・・ |
| バノッサが そうなっちゃったのは あたしのせいかも しれない |
| あたしが彼の前に現れ なかったら・・・! |
| 憎しみ・・・ |
| バノッサさんにそれを 与えてしまったのは、 私なのかもしれません |
| 私がこの世界にやって 来なければ・・・! |
| お若いの それは、間違っとるぞ |
| ワシにはわかる バノッサとやらのもつ 憎しみは、もっと強く 深いものじゃ |
| 幾年月に積み重なった 強い憎しみ・・・ |
| そうでなくては、 これほどの強い力は 生まれはせんだろうさ |
| 爺さん・・・ |
| おじいさん・・・ |
| おじいさん・・・ |
| おじいさん・・・ |
| なあ、お若いの |
| もしも世界を滅ぼせる ほどの力を持った品物 があったとして |
| 誰かがそれを用いて、 世界を滅ぼしてしまっ たとしたら・・・ |
| 悪いのはそれを使った 者だろうか? それとも、力をもった 品物なんだろうか? |
| どうしよう? |
| 使った者だと思う その品物だと思う |
| 使った者だと思います その品物だと思います |
| 使った者だと思うな その品物だと思うな |
| 使った者だと思います その品物だと思います |
| 使った者だと思う |
| 使った者だと思います |
| 使った者だと思うな |
| 使った者だと思います |
| なぜ? |
| いくら強い力をもって いても、道具は自分で それを使えない |
| 善悪を決めて、それを 使うのは人間なんだ |
| 世界を滅ぼしたのは、 道具の力じゃない それを使ってしまった 人間の心の弱さだ |
| 俺は、そう思う |
| いくら強い力をもって いても、道具は自分で それを使えません |
| 善悪を決めて、それを 使うのは人間なんです |
| 世界を滅ぼしたのは、 道具の力じゃない それを使ってしまった 人間の心の弱さです |
| 僕は、そう思います |
| いくら強い力をもって いても、道具は自分で それを使えないもの |
| 善悪を決めて、それを 使うのは人間だからね |
| 世界を滅ぼしたのは、 道具の力じゃない それを使ってしまった 人間の心の弱さだよ |
| あたしは、そう思う |
| いくら強い力をもって いても、道具は自分で それを使えません |
| 善悪を決めて、それを 使うのは人間なんです |
| 世界を滅ぼしたのは、 道具ではありません それを使ってしまった 人間の心の弱さです |
| 私は、そう思います |
| その品物だと思う |
| 人間の心はいつだって 強くはいられない 誘惑に負けてしまう時 だってある |
| そんな時のためにも、 人間は必要以上の力を もっていてはいけない んだ |
| 俺は、そう思う |
| その品物だと思います |
| 人間の心はいつだって 強くはいられない 誘惑に負けてしまう時 だってあります |
| そんな時のためにも、 人間は必要以上の力を もっていてはいけない のではないですか |
| 僕は、そう思います |
| その品物だと思うな |
| 人間の心はいつだって 強いわけじゃないもの 誘惑に負けてしまう時 だってあるよ |
| そんな時のためにも、 人間は必要以上の力を もっていてはいけない んじゃないのかな |
| あたしは、そう思う |
| その品物だと思います |
| 人間の心はいつだって 強くはいられません 誘惑に負けてしまう時 だってあります |
| そんな時のためにも、 人間は必要以上の力を もっていてはいけない のではないですか |
| 私は、そう思います |
| そうか・・・ たしかに、そのとおり なのかもしれんな |
| 道具を使うのは人間か なるほど、そのとおり じゃな・・・ |
| でも実際のところ、 俺の心も強くは ないんだけどね |
| こんなこと言えるほど 僕の心も強いわけでは ないですけどね |
| なーんて、偉そうな口 がきけるほど、あたし も自分に自信がないん だけどね? |
| 偉そうに言いましたが 私がそれを実行できる かは、不安ですけど |
| ならば・・・ 試してみるか? |
| え? |
| あんたに、こいつを さしあげよう |
| これは・・・剣? |
| ただの剣ではない あんたには、その剣が 何でできとるかわかる だろう? |
| もしかして サモナイト石の剣!? |
| ひょっとして サモナイト石の剣!? |
| ひょっとしてこれ、 サモナイト石の剣!? |
| もしかしてこれは、 サモナイト石の剣!? |
| そうじゃよ ワシは昔、ある召喚師 に頼まれて、そいつを 作ったんじゃ |
| だが、作り上げた時に 気づいてしまった |
| こいつが使い方次第で 世界を滅ぼしかねない ものだということにな |
| 召喚師はそれを知って いて、ワシにこの剣を 作らせたんじゃ・・・ |
| 世界を、滅ぼすために |
| そんな!? |
| そんな!? |
| !? |
| !? |
| ワシは後悔した 後悔して、そして 決めたんじゃ |
| この剣はワシと共に、 滅ぼしてしまおうとな |
| じゃがな・・・ それではあまりに剣が 哀れだとも思った |
| お若いの ワシはあんたに賭けて みようと思うんじゃ |
| この剣を泣かすこと なく、正しく使って やってくれぬか? |
| だけど、俺なんかで 本当にいいのか? |
| だけど、僕なんかで 本当にいいんですか? |
| いいの・・・ あたしなんかで? |
| でも、私なんかで いいんでしょうか? |
| あんたなら大丈夫だと ワシは思うておる |
| わかったよ、爺さん |
| 正直、どこまで 俺にできるのかは不安 だけど・・・ |
| 使わせてもらうよ 爺さんが願いをこめた この剣を!! |
| わかりました |
| 正直、どこまで 僕にできるのかは不安 だけど・・・ |
| 使わせてもらいます 貴方が願いをこめた この剣を・・・ |
| わかった |
| おじいさんの気持ちに 応えられるかどうかは 自信ないけど・・・ |
| 使わせてもらうよ おじいさんの願いの こもったこの剣を |
| わかりました |
| 正直、どこまでのこと が私にできるかは不安 ですが・・・ |
| 使わせていただきます おじいさんが願いを こめたこの剣を・・・ |
| また、魚でも釣って リプレを喜ばせて やろうかな? |
| また、魚でも釣って みるかな? |
| うーん 魚釣りねぇ・・・ |
| また、魚を 釣って帰ったら リプレさん 喜ぶかしら・・・ |
| あれ? 釣りの餌がない・・・ これじゃあ釣りは できないよな |
| でも、まずは 釣りの餌を探さないと いけないみたいだな |
| うーん・・・ 餌がないみたい さすがにこれじゃあ 何も釣れないよね |
| でも・・・ 釣りの餌がないわね 餌を探さなくては いけないみたい・・ |
| どうしよう? やめておく 魚釣りをする |
| 気にしなくていいって こういう時もあるわ |
| うん、これだけあれば 充分だよ |
| わぁ、ずいぶん たくさん釣れたのね |
| こんな大物 どう料理したらいいか 迷っちゃいそう |
| すごいじゃない! これならきっと、おい しいお料理ができるわ |
| これって・・・ 食べられるのかしら? |
| ごくろうさま きっとみんなも喜んで 食べてくれるよ |
| また何か釣れた時は 私のところに もってきてね |
| 腕によりをかけて おいしい料理を作って あげるから、ね? |
| こりゃまた、 険しい山だなあ |
| イリアス様、 もしかして ここは・・・ |
| ああ、間違いない 多分ここは、剣竜の峰 と呼ばれる場所だろう |
| 剣竜? |
| 剣士たちに昔から 伝わっている話に 出てくる場所だよ |
| 剣の奥義を極めし竜、 彼の地にて眠る 数多の剣士が挑むも 未だ帰らず・・・ |
| なんだか物騒な話ね |
| なあ、アニキ 剣の奥義を極めた竜っ て、なんのことだろ? |
| なあ、アネゴ 剣の奥義を極めた竜っ て、なんのことだろ? |
| うーん・・・ まさか、竜が剣を使う わけはないし・・・ |
| さあね だけど、まさか竜が 剣を使うわけは・・・ |
| うーん・・・ 竜が剣を使うなんて 聞いたことないし |
| わかりません、剣を 使う龍なんて、想像 できませんし・・・ |
| 使うのでござるよ |
| 剣竜はその不思議な力 で、触れることなく 剣を操るのでござる |
| あの、貴方は? |
| 貴方は? |
| あなたは・・・ だれですか? |
| あの、貴方は? |
| 拙者の名はカザミネ この山で修行しておる 剣士でござるよ |
| それでは、貴方がここ のエルゴの守護者なの ですか? |
| えるご・・・? そのように面妖な 名前のものは知らぬが |
| 剣竜の守るという 宝のことかも知れぬな |
| きっとそいつだぜ! |
| ならば、やはり剣竜と の戦いは避けられんな |
| お主ら、まさか剣竜と 戦うつもりか? |
| そうですけど |
| そうです |
| そのつもりですけど |
| そうですけど |
| やめておけ 生半可な腕では、 絶対に勝てはせん |
| それは、自分たちの剣 に対する侮辱ですか? |
| 侮辱ではござらん 拙者はただ真実を口に したまで・・・ |
| ならば、真実かどうか 確かめてみるがいい! |
| よせ、イリアス! |
| うあっ!! |
| ・・・納得したか? |
| 剣を抜くのが 見えなかった!? |
| 剣を抜くのが 見えなかった!? |
| うそ・・・ 剣を抜いたのが 見えなかった!? |
| 剣を抜くのが 見えなかった!? |
| ほう、居合いですね |
| こいつ、シルターンの 侍だよっ! |
| サムライ? |
| この世界の騎士 みたいなもんだ しかし・・・この剣術 は独特だよな |
| この世界における騎士 のようなものだ しかし、独特の剣術を 身につけている |
| この世界における騎士 のようなものだよ だけど、独特の剣術を 使うんだ |
| この世界における騎士 のようなものです しかも、独特の剣術を 身につけています |
| 異界の剣術、か それも、かなり訓練を 積んでいるな |
| それがわかるならば、 お主には納得できよう |
| 拙者の腕をもってして も、剣竜には勝てぬ ましてや・・・ |
| 拙者ごときに負けるの では、剣竜を倒すこと など夢のまた夢 |
| くっ・・・ |
| だけど、俺たちは剣竜 にどうしても勝たなく ちゃならないんだ! |
| しかし、僕たちは剣竜 にどうしても勝たなく てはならないんです |
| でも、あたしたちは 剣竜に勝たなきゃ いけないんだから! |
| でも、わたしたち 剣竜と、どうしても 戦わなくては ならないんです |
| ・・・・・・ |
| どうやら、それなりの 事情があるようで ござるな |
| よければ、詳しく話を 聞かせてもらえぬか? |
| なるほど、事情は承知 したでござる |
| お主たちが剣竜に勝て なければ、この世界が 危ないのでござるな? |
| はい |
| はい |
| はい・・・ |
| はい |
| ならば、案内しよう 剣竜の居場所へ |
| 本当ですか! |
| 本当ですか! |
| え!? 本当ですか? |
| 本当ですか! |
| ただし、拙者も剣竜と の戦いに加えてもらう ことが条件でござる |
| これまで拙者が目標と していた相手だ これだけはゆずれぬ |
| わかりました |
| わかりました |
| え、ええ 喜んで! |
| わかりました |
| なんなんだよ この地面に刺さった 剣の山は!? |
| 剣竜に挑み、敗れた者 たちのものでござる |
| これほどの数の剣士が 敗れたなんて・・・ |
| ・・・!? |
| 剣が、ひとりでに!? |
| これが、剣竜の力だと いうわけか |
| 剣竜の・・・ お出ましでござる!! |
| よくぞ守護者を倒した お前の力は、誓約者の 名にふさわしい |
| 我が力・・・ メイトルパのエルゴを 受け取るがいい |
| まさか、本当に剣竜を 倒してしまうとはな |
| カザミネさんの助けが あったからですよ |
| 貴方の助けがあったか らですよ |
| カザミネさんの助けが あったからです |
| カザミネさんの助けが あったからです・・・ |
| ねえ、カザミネはこれ からどうすんの? |
| さて、な また別の場所で剣術の 修行でもするか・・・ |
| あるいは、お主らの力 になるというのも一興 かもしれんな |
| いいんですか? |
| いいんですか? |
| え・・・本当に いいんですか? |
| いいんですか? |
| お主たちさえ良ければ |
| なら、決まりだな? |
| ずいぶん冷えると 思ったら、雪だわ |
| うにゅうぅ・・・ さ、さぶいですの~ |
| なあ、本当にエルゴは ここにあるのかよ? |
| さっきから鳥の鳴き声 ひとつしないぜ |
| うん、間違いないとは 思うんだけど・・・ |
| ああ、間違いないとは 思うんだが・・・ |
| うん、間違いないとは 思うんだけど・・・ |
| ええ、間違いないとは 思うのだけれど・・・ |
| ひ、ひゃっくしょん! |
| うわっ、汚いわねぇ |
| ふにゅうぅ・・・ |
| いったん、火をおこし て休息しよう ここまで歩きづめ だったからな |
| そんじゃ、燃えそうな 枯れ枝でも集めると しようかね |
| 俺も行こう |
| 幽谷ってのはこの場所 であってると思うけど 社ってのが謎ね |
| え? 社って言ったら 神社のお社のことじゃ ないのか? |
| 社は社ですよ 神社にあるお社のこと じゃないんですか? |
| え? 神社とかのお社とか じゃないんですか? |
| え? 社って言ったら 神社のお社のことじゃ ないんですか? |
| そうそう! 真っ赤な鳥居が でーんって建ってて さぁ |
| ジンジャに、トリイ? |
| 二人とも、ここが自分 たちの世界ではないの を忘れてませんか? |
| あ、そうか・・・ リィンバウムに神様 はいないんだっけ |
| ああ、そういえば リィンバウムに神様 はいないのか・・・ |
| あ・・・ごめん! リィンバウムに神様 はいないんだね |
| そういえば・・・ リィンバウムに神様は いないんでしたね |
| よくわからないけど、 赤いのね? |
| いや、そうとは限らな いんだけど・・・ |
| いや、そうとは限らな いんだが・・・ |
| う~ん、そればっか じゃないんだけど |
| あの、違うかも しれないですよ |
| みんな、この先に妙な 建物があったぞ! |
| なんだかわからんが、 真っ赤な柱がでーんと そびえててな・・・ |
| それだぁっ! |
| 本当だ・・・ ちゃんと鳥居がある |
| 本当だ・・・ ちゃんと鳥居がある |
| 本当だ・・・ ちゃんとした鳥居だ |
| これは・・・たしかに 鳥居ですね・・・ |
| なんか懐かしいな こういう光景 |
| ええ、シルターンに 戻ってきたような 気がしますよ |
| ねえねえ あの滝はどうして湯気 を噴いてるですの? |
| おそらく、温泉が流れ こんでいるのでしょう |
| 温泉・・・ あぁ、いい響きねえ |
| なごむのはいいがな、 どうやら守護者とやら が出てきたようだぜ |
| エルゴの試練を受けら れるというのは、貴方 がたでしょうか? |
| あ、はい・・・ |
| ええ、そうです |
| あ、は、はい・・・ |
| あ、はい・・・ |
| お待ちしておりました 私はこの鬼神の谷で、 シルターンのエルゴを お守りする者 |
| 【鬼道】のミコ カイナと申します |
| 君が守護者なのか? |
| はい、そういうお役目 をいただいております |
| 信じられんな とても、そうは見えん |
| たしかに、私は非力な 娘でしかありません ですから・・・ |
| このように、鬼神たち の力を借りて、お役目 をつとめております |
| シルターンの召喚師っ てことね・・・ |
| それでは、試練を始め るといたしましょう |
| さあ、貴方がたの力を 私に見せてください! |
| よくぞ守護者を倒した お前の力は、誓約者の 名にふさわしい |
| 我が力・・・ シルターンのエルゴを 受け取るがいい |
| お見事です これで私も安心して、 お役目を果たすことが できました |
| よかったですねえ |
| で、お嬢ちゃんはこれ からどうすんだ? |
| ・・・・・・ |
| もしかして 何も考えてないとか? |
| もしかして、 何もアテがないのか |
| も・し・か・し・て 何も考えてない ・・・とか?? |
| まさか、何も考えて いなかったのでは? |
| あ、はい 今日までずっとお役目 のことだけを考えて ましたので |
| お恥ずかしい話ですが 私、この谷の外に出た ことがないんです |
| ええ~っ!? |
| ちょっと、言葉になら ないわね・・・ |
| 心配しないでください 今までだって、一人で やってこれましたし |
| だからって まさか、一生この谷で 過ごすつもり!? |
| そんなのダメですの! ひとりぼっちなんて |
| ・・・・・・ |
| あのさ、カイナ みんなの言うとおりだ と俺も思うよ |
| だからさ 良かったら、俺たちを 手伝ってくれないか? |
| みんなの言うとおりだ と僕も思う |
| そうだ 良かったら、僕たちと 一緒に来ないか? |
| あのさ、カイナ みんなの言うとおりだ と思う |
| それでね 良かったら あたしたちを手伝って くれないかな |
| あの・・・カイナさん みなさんの言うとおり だと思います |
| だから・・・ 良かったら、わたし たちの、手伝いを してくれませんか? |
| でも・・・ |
| まあ、元をただせば 俺たちのせいであんた を困らせちまった ようなもんだしな |
| その若さで隠居っての はもったいないわよ |
| 外に出るのは不安かも しれないけど、私たち がついているから |
| ・・・はい |
| 私でよろしかったら、 みなさんのお手伝いを させてください |
| うげ、何だよこれは? |
| とんでもない大きさの 建物ですね |
| 荒野の果てに、こんな 代物が転がっていたと はな・・・ |
| 朽ちゆく鉄の棺、か エルゴの言っていたの はこいつのことだな |
| とにかく、中に入って 調べてみよう |
| ・・・!? |
| どうやら、向こうから 出てきてくれたみたい だぜ? |
| いらっしゃい キミたちが、エルゴの 試練を受けに来たって 人たちだね? |
| まさか君が、エルゴの 守護者なのか? |
| こんな子供が・・・? |
| やだなあ、外見だけで 判断しないでよ |
| こう見えても、ボクは ロレイラルのエルゴの れっきとした守護者 |
| 【機界の探求者】 エルジン・ノイラーム って言うんだ |
| ノイラーム・・・ あの、変わり者だった ノイラーム家の関係者 なのか!? |
| 知りあいなのか ギブソン? |
| 知りあいなのか ギブソン? |
| ギブソン・・・ その人知り合い? |
| ギブソンさん、 お知り合いですか? |
| ああ、ノイラーム家は 以前【蒼の派閥】に 属していた召喚師だ |
| 今では大半が失われて しまったロレイラルの 召喚術を研究していた んだけど・・・ |
| 親子で調査の旅に出た まま、もう何年も行方 が知れなかったのよ |
| それがどうして守護者 になってんだ? |
| それはね、彼がボクを 助けてくれたからだよ |
| 彼・・・? |
| 彼・・・? |
| 彼・・・だれ? |
| 彼・・・? |
| きゅーっ! |
| 気をつけろ! 奥から何か 出てくるぞ!! |
| ・・・・・・ |
| これって ロボットなのか? |
| これって ロボットなのか? |
| これって ロボットじゃない! |
| これって ロボット・・・? |
| まさか、ロレイラルの 機械兵士・・・ |
| それって、大昔の戦争 で暴れ回ったっていう アレのことなの!? |
| エスガルドは、そんな ことはしないよ! |
| 調査中の事故で、この 遺跡に閉じこめられた ボクを、エスガルドは 助けてくれたんだ |
| 事故で父さんを亡くし てしまったボクのこと を、ずっと守ってきて くれたんだから! |
| そうだったんですか |
| すると、本来の守護者 にあたるのは |
| コノ私ダ・・・ |
| しゃべれるのか こいつ!? |
| 我ガ名ハ、エスガルド エルゴノ守護者・・・ |
| 誓約者タリエル者ヨ 我ト戦イ、ソノ資格ヲ 示シテミセヨ・・・ |
| ああ、わかってる 俺たちの力、しっかり 見極めてくれよ |
| ああ、わかってる |
| うん、わかってる あたしたちの力 見逃さないように してよね・・・! |
| わかっています 私たちの力を・・・ しっかり 確かめてください |
| サア、下ガリナサイ エルジン・・・ |
| イヤだよ ボクも一緒に戦う! |
| ボクだって守護者だ エスガルドの手伝いが したいんだよ!! |
| シカシ・・・ |
| そいつの好きに させてやれよ |
| 僕たちは構いません |
| これから始まるのは、 戦いで、殺し合いでは ないのですから |
| エルジン・・・ 無茶ハスルナヨ? |
| うん、わかってるよ! |
| デハ 行クゾ 誓約者タリエル者ヨ! |
| よくぞ守護者を倒した お前の力は、誓約者の 名にふさわしい |
| 我が力・・・ ロレイラルのエルゴを 受け取るがいい |
| エスガルドっ! しっかりしてよ!! |
| 大、丈夫ダ・・・ エルジン・・・ |
| コノ程度ノ損傷ナラバ 自動的ニ修理デキル |
| ああ、よかった |
| ドウシテ・・・ |
| オ前タチハ、手加減ヲ シタノダ? |
| えっ!? |
| さっき、サイサリスが 言っただろう |
| 俺たちは試練を受けに きただけで、殺し合い をしたいんじゃない |
| さっき、サイサリスが 言っただろう |
| 僕たちは試練を受けに きただけで、殺し合い をしたいんじゃない |
| さっき、サイサリスが 言ったでしょ |
| あたしたちは試練を 受けにきただけだって |
| さっきサイサリスさん が、言ったはずです |
| わたしたちは、試練を 受けに来ただけです 殺し合うために、 来たわけじゃないの |
| だけど、ボクは本気で 貴方たちを攻撃したん だよ!? |
| 大事なものを守るため ならば、当然のことだ |
| エスガルドはそれだけ 君にとって大切な存在 なんだろう? |
| ・・・うん |
| エルゴを守るって役目 は終わったんだから、 もう君たちが戦う必要 はなくなった |
| どこかでさ、二人して ゆっくり休むといいよ |
| エルゴを守るって役目 は終わったんだから、 もう君たちが戦う必要 はなくなった |
| これからは、自分たち の思うように暮らして いくといい |
| エルゴを守るって役目 は終わったんでしょ! 戦う理由は ないんじゃない? |
| ふたりでさ ゆっくり休むといいよ どっか、田舎にでも いってさ! |
| エルゴを守る役目は 終わったんですから、 もう、戦う必要は ないんです・・・ |
| どこかで、ふたりで ゆっくり 休んでください |
| ううん ボクたちには、新しく やることができたから 休むのは早いよ |
| ね、エスガルド? |
| 誓約者タリエル者ヨ 貴方ヲ守ルコトモマタ 我ラノ役目ナノダ |
| そういうことだからさ よろしく頼むねっ! |
| ああ、よろしく |
| ああ、よろしく |
| え・・・あ、あの ・・・よろしくね! |
| え・・・あ、あの ・・・よろしくね! |
scn016
| これで4つのエルゴが 揃ったわけだ |
| @n0が 誓約者になる準備が できたわけね |
| よっしゃ、だったら さっさとそいつを 済ませちまえよ |
| う、うん・・・ |
| ああ・・・ だが、どうすれば いいんだろう? |
| う、うん・・・ |
| あ、はい・・・ |
| 難しく考える 必要なんかないよ |
| 心を澄まして、エルゴ たちに呼びかけてみて ください |
| ・・・・・・ |
| ・・・!! |
| よくぞ、我らの試練を 果たしてのけた 見事だったぞ |
| 我らはお前を誓約者と して認めよう |
| エルゴたちよ それなら、早く結界を 張り直そう! |
| エルゴたちよ それなら、早く結界を 張り直そう! |
| エルゴたち それなら、早く結界を 張り直そうよ! |
| エルゴさん・・・ それなら、早く結界を 張り直しましょう! |
| わかっている しかし、今の状態では それはできない |
| どうして!? |
| なぜ!? |
| どうして!? |
| どうして!? |
| 我らの予想以上の速さ で、結界がほころびて いこうとしている |
| 強大な力が、内側から 結界を破壊しようと しているのだ |
| その力を発しているの は、お前も知っている あの男だ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサさん・・・ |
| この力を止めなければ 新たな結界を作ること はできぬ |
| 魅魔の宝玉を取り返す のが先だってことか |
| わかったよ まずはバノッサから、 宝玉を取り戻そう! |
| 魅魔の宝玉を取り返す のが先なのか |
| わかった まずはバノッサから、 宝玉を取り戻そう! |
| 魅魔の宝玉を取り返す のが先だってことね |
| わかった まずはバノッサから、 宝玉を取り戻そう! |
| 魅魔の宝玉を 取り返すのが 先ということですね |
| わかりました バノッサさんから 宝玉を取り戻します |
| 魅魔の宝玉の力が、 そこまで強いもの だとはな・・・ |
| いや、むしろバノッサ が宝玉の力をここまで 高めたのだろう |
| でも、なんでバノッサ は結界を壊そうとして るんだ? |
| 意識して壊しているの ではないでしょうね |
| 悪魔を召喚することが 結果としてこうなって いるだけです |
| ・・・おかしいわね |
| え? |
| 黒装束の召喚師たちは 結界のことに気づいて いないのかしら? |
| いや、むしろ俺には 知っていてバノッサの 好きにさせているよう に思える |
| 待てよ それじゃ、黒装束たち は結界を壊そうとして るっていうのか? |
| そんなことして 何の得があるんだ!? |
| そうだよ 結界が壊れたら、この 世界が滅びるかもしれ ないっていうのに |
| どういうことなんだ 結界が壊れたら、この 世界が滅びてしまうの だというのに |
| 結界が壊れたら この世界も滅びるかも 知れないんでしょ なのになんで? |
| そうですよ! 結界が壊れたら、 この世界が滅びるかも しれないのに! |
| そんなことして なんの得にもならない じゃないですか・・・ |
| 滅ぼす気でいると したら? |
| ・・・!? |
| ・・・!? |
| ちょっと! どういう・・・!? |
| え・・・? |
| 馬鹿な・・・ いくらなんでも・・・ |
| ケッ! 奴らが何を企んでいよ うが、宝玉を取り返せ ば問題ねえさ |
| 早いとこ、バノッサの いる城へ行こうぜ!! |
| クックック・・・ ようこそ、俺様の城へ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサさん・・・ |
| この前はおかしな邪魔 が入って、うまいこと 逃げられちまったが |
| 今日は、そういうわけ にはいかねェぜ? はぐれ野郎! |
| 宝玉を返すんだ バノッサ |
| その宝玉の力は、 お前が思っているより 危険なものなんだ! |
| 宝玉を返すんだ バノッサ |
| その宝玉の力は、 お前が思っているより 危険なものなんだ! |
| バノッサ! 宝玉を渡して! |
| その宝玉・・・あなた が思っているより ずっと危険なものなの |
| バノッサさん・・・ もう、やめませんか? |
| その宝玉の力、あなた が思っているような 便利なものじゃ ありません・・・ |
| 世界が滅びるってか? |
| !? |
| !? |
| 知ってるの・・・? |
| 知ってる・・・の? |
| 知ってるさ・・・ 俺様にこの玉をよこし た野郎が、そう言って たからなァ |
| 知っていて どうして!? |
| 別にいいじゃねェか? |
| この世界が滅びようが 俺様には関係ねえッ! 滅びちまえば いいだろうがッ!! |
| お前、わかってんのか 世界が滅びちまったら お前の居場所だって、 なくなるんだぞ!? |
| いらねェよ・・・ |
| 俺様にふさわしい 場所は、次の世界に 用意されてるからなァ |
| 次の世界? |
| 次の世界? |
| なに、次の世界って? |
| 次の世界って・・・ まさか・・・ |
| ククククッ この世界が滅びた後の 世界さ・・・ |
| 俺様はそこで王になる 誰よりも強い力を手に した、最強の王に! |
| 俺様は選ばれたんだ あの連中が作り出そう としてやがる、新たな 世界の王になァ!! |
| バノッサ・・・ そこまでして、お前は 力が欲しいのか? |
| 居場所のある手前ェに はわからねェよ エドス・・・ |
| 違う! お前にだって居場所は あったはずだ! |
| 俺様の欲しかったもの じゃねェッ! |
| 召喚師の血を引く俺様 が、あんな薄汚い場所 にいられるかよッ!! |
| 召喚師だって・・・? |
| 召喚師だって・・・? |
| 召喚師・・・? |
| 召喚師の血を・・・ ひいている・・・? |
| クククッ、そうよ |
| 俺様の父親は召喚師さ もっとも、顔も名前も 知らねェがな・・・ |
| 捨てられさえしなけり ゃ、俺様は召喚師の子 として生きているはず だったのさ! |
| それがこの俺様の本当 の居場所になるはず だったんだ!! |
| だから、貴様は |
| @n0を 目の敵にしていたのか |
| あァ、そうさ 俺様はそいつが許せな かったんだよ・・・ |
| 俺様が手に入れるはず だった力を持っていた 手前ェが、許せなかっ たんだッ!! |
| バノッサ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサさん・・・ |
| 殺してやるぜ はぐれ野郎 |
| 手前ェを殺して、 俺様は王になる!! |
| うおぉぉぉっ!! |
| うおぉぉぉっ!! |
| はあぁぁぁっ!! |
| くっ・・・っ! |
| い、今のは? |
| エルゴだよ・・・ エルゴの力が、誓約者 を守っているんだ |
| お前の力は俺にはもう 通じないぞ、バノッサ |
| 手遅れにならないうち に、宝玉を返すんだ! |
| お前の力は僕にはもう 通じないぞ、バノッサ |
| 手遅れにならないうち に、宝玉を返すんだ! |
| あなたの力は、もう あたしには通じない! |
| バノッサ! さあ、宝玉を渡して! 手遅れに・・・ ならないうちに! |
| バノッサさん・・・ エルゴの力に守られた わたしに、あなたの力 は、無力です・・・ |
| 手遅れに ならないうちに・・・ さあ、宝玉を返して! |
| うるせェェッ!! |
| なぜだ・・・ |
| なぜだ! なぜだ! なぜだあァァァッ!! |
| なぜ俺様が負ける!? なぜ宝玉の力が 通じないんだッ!? |
| とり乱すのではない バノッサよ |
| 我らの王となるお前が これしきのことでとり 乱してどうする? |
| オルドレイク・・・ |
| 負けて悔しいのならば その憎しみを宝玉へと 注ぐがいい |
| それが宝玉の力を高め お前を強くする 私はそう教えたはずだ |
| あ、ああ・・・ |
| ここは私に任せよ 今のお前では、この者 たちの相手は無理だ |
| バノッサさん! |
| くっ・・・ |
| 待つんだ、バノッサ! |
| 貴様が、黒装束たちの 親玉か? |
| いかにも・・・ |
| 我が名はオルドレイク セルボルト家の当主 |
| お前がバノッサをそそ のかしたのかっ!! |
| よせっ、エドス! |
| よせっ、エドス! |
| エドス! ダメ! |
| だめ! エドスさん! |
| ぐあぁっ!! |
| 愚かな真似はよせ 次は、手加減せぬぞ |
| ぐうぅ・・・っ |
| 貴様の目的はなんだ オルドレイク!? |
| この世界を滅ぼし、 新たな世界を 作り出すことだ |
| 馬鹿な!? そんなことが 人間の力で できるはずがない! |
| フフフフ・・・ たしかに人間の力では 不可能だろう |
| だが、悪魔の力ならば どうだろうかな? |
| なんだと・・・ |
| この世界を滅ぼすのは 我らではない |
| 我らによって召喚され る、サプレスの魔王が その役目を担うのだ |
| 魔王ですって!? |
| 貴様らも召喚師ならば 知っておるだろう? サプレスの悪魔たちを 支配する者のことを |
| 我々はそれを召喚する ことができるのだ |
| でたらめを言うな! |
| でたらめではない 我らは何年もかけて、 そのための準備をして きたのだ |
| それに、失敗はしたが 一度はその儀式を実行 しておるのだよ |
| そうであろう? 我が子よ |
| えっ!? |
| えっ!? |
| えっ!? |
| え・・・? |
| ・・・・・・ |
| 答えよ、ソル!? |
| ・・・・・・ |
| 答えよ、キール!? |
| ・・・・・・ |
| 答えよ、カシス!? |
| ・・・・・・ |
| 答えよ クラレット!? |
| そのとおりです 父上・・・ |
| うそだろ・・・? |
| キールが |
| カシスが |
| クラレットが |
| オルドレイクの 子供だなんて・・・ |
| ソルが |
| カシスが |
| クラレットが |
| オルドレイクの 子供だなんて・・・ |
| ソルが |
| キールが |
| クラレットが |
| オルドレイクの・・・ 子供・・・!? |
| ソルさんが |
| キールさんが |
| カシスさんが |
| オルドレイクの 子供だなんて・・・ |
| 嘘ではない ソルは |
| 嘘ではない キールは |
| 嘘ではない カシスは |
| 嘘ではない クラレットは |
| 魔王召喚の儀式の最高 責任者だったのだ |
| サプレスのエルゴの力 を使って、魔王を呼ぶ ための儀式のな |
| じゃあ、サプレスの エルゴが失われたって いうのは!? |
| 儀式が失敗したせいだ つくづく、惜しいこと をしたものよ |
| 何もかもが、お主たち の仕業だったのか!! |
| フフフフ、お前たちに 我らの崇高な目的など 理解できまい |
| なにが 崇高な目的だっ! |
| お前たちの勝手で、 この世界を滅ぼされて たまるものか!! |
| なにが 崇高な目的だっ! |
| お前たちの勝手で、 この世界を滅ぼされて たまるものか!! |
| なにが 崇高な目的なの!? |
| そんな身勝手で この世界を滅ぼされて たまるか! |
| なにが 崇高な目的ですかっ! |
| あなたたちの身勝手で この世界を滅ぼそう なんて! 許せないっ! |
| おお・・・ なかなかの力だな |
| ソルよ |
| キールよ |
| カシスよ |
| クラレットよ |
| これがお前の言ってい た【魔王の力】という わけか |
| !? |
| !? |
| !? |
| 魔王・・・!? |
| ほう、まだ気づかずに いたのか? |
| お前の使っている力が サプレスの魔王の力の 一部だということを |
| なんだって・・・ |
| なに・・・ |
| うそ・・・!? |
| うそ・・・ |
| @n0よ お前は誓約者などでは ない |
| 偶然、魔王の力の一部 を受け入れてしまった だけの存在・・・ |
| いわば、出来損ないの 魔王なのだ! |
| うそだっ!! |
| うそだっ!! |
| うそだよ!! |
| うそ! うそですっ! |
| ならば、お前のその力 はなんだというのだ? |
| お前は魔王よ・・・ だからこそ ソルは |
| お前は魔王よ・・・ だからこそ キールは |
| お前は魔王よ・・・ だからこそ カシスは |
| お前は魔王よ・・・ だからこそ クラレットは |
| お前に近づいたのだ |
| お前が我々の役に立つ 存在かどうかを 見極めるためにな |
| 本当なのか!? |
| キール |
| カシス |
| クラレット |
| 本当なのか!? |
| ソル |
| カシス |
| クラレット |
| 本当・・・なの!? |
| ソル |
| キール |
| クラレット |
| 本当・・・なんですか |
| ソルさん |
| キールさん |
| カシスさん |
| ・・・・・・ |
| ソルよ |
| キールよ |
| カシスよ |
| クラレットよ |
| この者たちの始末は、 お前に任せよう |
| 儀式を失敗させた罪を 償って、我らの下へと 帰ってくるのだ |
| フフフ、楽しみに 待っておるぞ・・・ |
| なあ、嘘だろう? |
| 嘘、なんだろう? |
| ウソだよ・・・ ウソって言ってよ! |
| 嘘・・・ですよね? |
| ・・・ |
| あいつが言ったことは 全部、デタラメなんだ よな? |
| あの男が言ったことは 全部、でまかせでしか ないんだろう? |
| ねえ、あいつの言った こと・・・ 全部・・・ デタラメだよね? |
| あの男の言ったことは 全部、嘘なんですよね |
| ・・・・・・ |
| 答えろよ |
| キール!? |
| カシス!? |
| クラレット!? |
| 違うって・・・ 言ってくれよ・・・ |
| 答えてくれ |
| ソル!? |
| カシス!? |
| クラレット!? |
| どうして・・・ 黙っているんだ・・・ |
| 答えてよ |
| ソル!? |
| キール!? |
| クラレット!? |
| 違うって・・・ 言ってよ・・・ねぇ |
| おねがい・・・うそ だって、言って・・・ ください・・・ |
| ソルさん!? |
| キールさん!? |
| カシスさん!? |
| もし本当なら・・・ 今までみたいに 嘘を・・・ 嘘をついてください |
scn017
| どうしているんだ? |
| あれからずっと、 二人で部屋に 閉じこもったままです |
| しかし、信じられんで ござるな |
| ソル殿が あのような連中の仲間 だったとは・・・ |
| ソルが隠していた 秘密というのは、 このことだったんだな |
| キール殿が あのような連中の仲間 だったとは・・・ |
| キールが隠していた 秘密というのは、 このことだったんだな |
| カシス殿が あのような連中の仲間 だったとは・・・ |
| カシスが隠していた 秘密というのは、 このことだったんだな |
| クラレット殿が あのような連中の仲間 だったとは・・・ |
| クラレットが隠して いた秘密というのは、 このことだったんだな |
| くそっ! どうして今まで隠して たんだよっ!? |
| 仕方ないと思うな 簡単に言えちゃうよう なことじゃないもん |
| そうですね・・・ |
| いや、そういう感情の 問題ではないだろう |
| ソルは@n0を 確保することが 目的だった |
| キールは @n0を 確保することが 目的だった |
| カシスは @n0を 確保することが 目的だった |
| クラレットは @n0を 確保することが 目的だった |
| ソルは@n0を 確保することが 目的だった |
| キールは @n0を 確保することが 目的だった |
| カシスは @n0を 確保することが 目的だった |
| クラレットは @n0を 確保することが 目的だった |
| 最初から、そのために 君たちの仲間になった だけだったのさ |
| ソルが |
| キールが |
| カシスが |
| クラレットが |
| 最初から俺たちを利用 してたってのかよ!? |
| そうとしか思えない |
| てめえっ!! |
| ちょっと、ギブソン! 言い過ぎよ!? |
| ひどいですのっ! ギブソンさん・・・ |
| しかし、ならどうして ソルは |
| しかし、ならどうして キールは |
| しかし、ならどうして カシスは |
| しかし、ならどうして クラレットは |
| すぐに目的を果たさな かったんだ? |
| @n0を連れて いく機会は、何度でも あったはずだ |
| 俺にはわかるぜ 多分、あいつは迷っち まったのさ |
| 迷った・・・? |
| お人好しのあんたたち と暮らしちゃった せいでね |
| ソルは |
| キールは |
| カシスは |
| クラレットは |
| 多分、最初はギブソン の言ったとおりにする つもりだった |
| けれども、貴方たちと 暮らすうちに迷ってし まったんでしょう |
| 自分がやろうとしてい ることが、正しいこと なのかどうか・・・ |
| 迷わなくとも、そんな ことはわかりきってる ことだ!! |
| 世界を好き勝手に造り 変えるなんてことが、 許されてたまるか!? |
| ご自分の価値観だけで 物事を考えては いけませんよ? |
| 連中には連中の考えが あるってことさ 頭から否定しちまうの はどうかねえ |
| くっ・・・ |
| いずれにしろ今、 一番苦しんでいるのは |
| ソルだ |
| キールだ |
| カシスだ |
| クラレットだ |
| そして、それを救える のはあいつだけだ |
| 待ちましょう あの二人が、どのよう な結論を出すのかを |
| @n0・・・ |
| すまない |
| 謝ってもすまない ことくらい、わかって いるつもりだ |
| でも、今の俺には こうやって 許しを乞うことしか、 できない・・・ |
| オルドレイクの言った ことは・・・ 本当のことなんだな? |
| オルドレイクの言った ことって・・・ 本当・・・なんだね? |
| オルドレイクの言った こと・・・ 本当なんですね |
| ああ、ほんとうだ |
| 俺は彼の息子で あの・・・召喚儀式 の責任者だったのさ |
| 本当のことを話すよ 俺が今までお前に隠し ていたぜんぶだ・・・ |
| 俺の父親オルドレイク の目的は、新たな世界 の創造主になることだ |
| このリィンバウムの 生き物を全部滅ぼし、 世界を空白にしてから |
| 自分に必要な生き物を 改めて召喚し、都合の いい世界を生み出そう としているんだ |
| そんな・・・ そんなことが 許されるはずがない! 狂ってる!! |
| ちょっと! 狂ってるよ、それ! |
| なんですか・・・それ 狂ってますよ、絶対 |
| かもな・・・ だけど、あの人は 真剣なんだ |
| 真剣に狂っているんだ オルドレイクは・・・ |
| ・・・・・・ |
| 世界を滅ぼすために、 彼はサプレスの魔王の 力を使うことにした |
| そのためには、ふたつ の物が必要・・・ |
| サプレスのエルゴと 魅魔の宝玉のことだな |
| それって・・・ サプレスのエルゴと 魅魔の宝玉? |
| それが・・・ サプレスのエルゴと 魅魔の宝玉ですか? |
| いや、宝玉はあくまで エルゴの代用品だ 儀式が成功してれば、 必要なかった |
| 必要だったのは・・・ 俺の肉体だ |
| 俺は、魔王を降臨 させるための器 つまりいけにえさ |
| そんな・・・ それじゃ君は、自分を 犠牲にして魔王を呼ぶ 気だったのか!? |
| そんな・・・ ちょっと待って! 自分を犠牲にして魔王 を呼ぶ気だっだの |
| まってください・・・ 自分を犠牲にして、 魔王を呼ぶ気 だったんですか? |
| そのために俺は 選ばれて、育てられた |
| オルドレイクが無差別 に産ませた、何人もの 子供たちの中からな |
| ・・・!! |
| ・・・!! |
| え・・・ |
| 覚悟はできていた そのつもりだった |
| でもさ・・・ 最後の瞬間に、 迷ってしまった |
| 魔王召喚の儀式は 失敗した サプレスのエルゴは 爆発と共に失われた |
| 爆発の後には俺と そして・・・ |
| 僕が、いたのか |
| あたしがいた? |
| わたしが・・・ |
| ご名答、だ |
| ここから先は前に 話したとおりだ 俺はお前の力を確か めるために近づいた |
| お前のもっている力が 魔王のものかを 確かめるためにな |
| 結果は・・・? |
| オルドレイクが言って いたとおり、僕の力は 魔王のものなのか!? |
| 結果は・・・? |
| やっぱり、あたしは 魔王なの!? オルドレイクの言っ てたとおりなの? |
| 結果は・・・? |
| わたしは・・・魔王 魔王なの!? なんですか・・・? |
| わからないんだよ 本当にさ |
| ただ、とてつもなく 強い力だ・・・としか わからないんだ! |
| そんな・・・ |
| そんな・・・ |
| そうですか・・・ |
| @n0 ソル ちょっといいかな |
| ギブソン? |
| ギブソン? |
| ギブソンさん? |
| 君たちに残念な 知らせがある |
| すまなかった |
| 謝ってすむようなこと ではないのは わかってる だけど・・・ |
| 今の僕には、これしか 言葉が見つからない 許しを乞うことしか、 できない・・・ |
| オルドレイクの言った ことは・・・ 本当のことなんだな? |
| オルドレイクの言った ことってさ・・・ 本当のことなんだね? |
| オルドレイクの言った ことは・・・ 本当なんですね? |
| ああ、全て真実だよ |
| 僕は彼の息子だ そして、あの召喚儀式 の責任者だった |
| 本当のことを話すよ 僕が今まで君に隠して いたこと全てを・・・ |
| 僕の父、オルドレイク の目的は、新たな世界 の創造主になることだ |
| このリィンバウムの 全ての生物を滅ぼし、 世界を空白にしてから |
| 自分に必要な生き物を 改めて召喚し、都合の いい世界を生み出そう としているんだ |
| そんな・・・ そんなの、狂ってる! |
| そんな・・・ そんなの、狂ってるよ おかしいよ! |
| そんな・・・ 狂っています・・・! |
| そうかもしれない だけど、あの人は真剣 なんだよ |
| 真剣に狂っているんだ オルドレイクは・・・ |
| ・・・・・・ |
| 世界を滅ぼすために、 彼はサプレスの魔王の 力を使うことにした |
| そのためには、ふたつ の物が必要だった |
| サプレスのエルゴと 魅魔の宝玉か? |
| サプレスのエルゴと 魅魔の宝玉だね? |
| サプレスのエルゴと 魅魔の宝玉ですか? |
| いや、宝玉はあくまで エルゴの代用品だよ 儀式が失敗しなければ 必要なかった |
| 必要だったのは・・・ 僕の肉体だよ |
| 魔王を降臨させる ための生けにえとして 僕は選ばれたんだ |
| そんな・・・ それじゃ君は、自分を 犠牲にして魔王を呼ぶ 気だったのか!? |
| ちょっとまってよ! あなた、自分を犠牲に して、魔王を呼ぶつも りだったの!? |
| そんな・・・ それじゃあなたは 自分が犠牲になって 魔王を呼ぼうと? |
| そのために僕は選ばれ て、育てられたんだよ |
| オルドレイクが無差別 に産ませた、何人もの 子供たちの中からね |
| ・・・!! |
| ・・・!! |
| ・・・!! |
| そんな・・・ |
| 覚悟はできていた そのつもりだった |
| だけど・・・ 最後の瞬間に、僕は 迷ってしまったんだ |
| 魔王召喚の儀式は失敗 し、サプレスのエルゴ は爆発と共に失われた |
| 爆発の後に残ったのは 僕と、そして・・・ |
| 俺だったんだな? |
| あたしだね? |
| わたしだった・・・ |
| ああ、そうさ |
| ここから先は前に 話したとおりだ 僕は君の力を確かめる ために近づいた |
| 君のもっている力が、 魔王のものかを 確かめるためにね |
| どうなんだよ・・・ |
| オルドレイクが言って いたとおり、俺の力は 魔王のものなのか!? |
| で、どうだったの? |
| オルドレイクの言うと おり、あたしの力って 魔王のものだった? |
| 結果は・・・ |
| オルドレイクが言って いたとおり、わたしの 力は・・・魔王なんで すか・・・? |
| 僕にはわからない 本当にわからないんだ |
| ただ、君の力がとてつ もないということしか わからないんだ! |
| そんな・・・ |
| そんな・・・ |
| そうなんですか |
| @n0 キール ちょっといいかな |
| ギブソン? |
| ギブソン? |
| ギブソンさん? |
| 君たちに残念な 知らせがある |
| ごめん |
| 謝ってもすまないって そんなことわかってる でも・・・ |
| あたし、ごめんって 言うことしかできない 許して、なんて 言えない・・・ |
| オルドレイクの言った ことは・・・ 本当のことなんだな? |
| オルドレイクの言った ことは・・・ 本当のことなんだな? |
| オルドレイクの言った ことは・・・ 本当なんですね? |
| うん、全部真実 |
| あたし、オルドレイク の娘で・・・召喚儀式 の責任者だった |
| しっかり聞いていて 今まで君に隠してた こと・・・ 全部話すから・・・ |
| 父さま・・・ オルドレイクの目的は このリィンバウムの生 き物を全部滅ぼして |
| この世界の新しい 創造主になることなの |
| 全部滅ぼして、自分の 都合のいい生き物だけ 召喚すれば・・思う通 りの世界になるよね |
| そんな・・・ そんなの、狂ってる! |
| そんな・・・ そんなことが 許されるはずがない! 狂ってる!! |
| 狂ってます・・・ そんなの・・・ |
| うん、狂ってるって あたしも思う・・・ |
| ただ狂ってるだけ じゃない オルドレイクは 真剣に狂ってるの |
| ・・・・・・ |
| 世界を滅ぼすために、 彼はサプレスの魔王の 力を使おうって・・・ それくらい狂ってた |
| そのために必要だった 物がふたつ・・・ |
| サプレスのエルゴと 魅魔の宝玉か? |
| サプレスのエルゴと 魅魔の宝玉のことだな |
| サプレスのエルゴと 魅魔の宝玉ですか? |
| 違うよ・・・ 宝玉はエルゴの代用品 儀式が失敗しなければ エルゴだけで充分 |
| 必要だったのは・・・ あたし・・・ あたしの身体 |
| 魔王を降臨させる ための生けにえなの あたし・・・ |
| そんな・・・ それじゃ君は、自分を 犠牲にして魔王を呼ぶ 気だったのか!? |
| そんな・・・ それじゃ君は、自分を 犠牲にして魔王を呼ぶ 気だったのか!? |
| そんな・・・ それじゃあなたは 自分を生けにえにして 魔王を呼ぼうと? |
| うん・・・ そのために選ばれて、 育てられたんだ |
| オルドレイクが無差別 に産ませた、子供の 中から選ばれて、ね |
| ・・・!! |
| ・・・!! |
| そんなの・・・ |
| 死ぬのは平気だった つもりだったんだけど |
| やっぱり・・・ 最後の瞬間、怖いのが 勝っちゃって・・・ |
| 魔王召喚は失敗 サプレスのエルゴは 爆発でなくなったの |
| みんな死んじゃって 爆発の後に残ったのは あたしと・・・ |
| 俺だったんだな? |
| 僕が、いたのか |
| わたし・・・? |
| うん |
| ここから先は 前に話したとおり あたしは、あなたの力 をたしかめにきた |
| あなたの力が 魔王のものかを 確かめるためにね |
| どうなんだよ・・・ |
| オルドレイクが言って いたとおり、俺の力は 魔王のものなのか!? |
| 結果は・・・? |
| オルドレイクが言って いたとおり、僕の力は 魔王のものなのか!? |
| どうでしたか? |
| わたしはやっぱり 魔王、でしたか・・・ |
| ごめんね・・・ わからなかったの |
| ただ、あなたの力が 信じられないくらい 強いことしか・・・ |
| そんな・・・ |
| そんな・・・ |
| そうですか・・・ |
| @n0 カシス ちょっといいかな |
| ギブソン? |
| ギブソン? |
| ギブソンさん? |
| 君たちに残念な 知らせがある |
| すみませんでした |
| 謝ってすむようなこと ではないのはわかって いるつもりです でも・・・ |
| 今の私には、これしか 言葉が見つかりません 許しを乞うことしか、 できない・・・ |
| オルドレイクの言った ことは・・・ 本当のことなんだな? |
| オルドレイクの言った ことは・・・ 本当のことなんだな? |
| オルドレイクの言った こと・・・ 本当のことなんだね? |
| はい、全て真実です |
| 私は彼の娘 そして、あの召喚儀式 の責任者でした |
| 本当のことを お話します 私が今まであなたに 隠していた全てです |
| 私の父、オルドレイク の目的は、新たな世界 の創造主になること |
| このリィンバウムの 全ての生物を滅ぼし、 世界を空白にしてから |
| 自分に必要な生き物を 改めて召喚し、都合の いい世界を生み出そう としています |
| そんな・・・ そんなの、狂ってる! |
| そんな・・・ そんなことが 許されるはずがない! 狂ってる!! |
| そんな・・・ そんなの狂ってるよ! |
| そうかもしれません だけど、あの人は 真剣なんです |
| 狂っているとすれば オルドレイクは 真剣に狂って いるのでしょう |
| ・・・・・・ |
| ・・・・・・ |
| なにそれ・・・ |
| 続けます・・・ 世界を滅ぼすために、 彼はサプレスの魔王の 力に頼りました |
| そのために、ふたつの 物が必要だったのです |
| サプレスのエルゴと 魅魔の宝玉か? |
| サプレスのエルゴと 魅魔の宝玉のことだな |
| サプレスのエルゴと 魅魔の宝玉だね? |
| いえ、宝玉はあくまで エルゴの代用品と 考えてください |
| 儀式が失敗しなければ 必要なかったものです |
| 必要だったのは・・・ 私の・・・ 肉体なんです・・・ |
| 魔王を降臨させるため の生けにえとして、 私は選ばれていました |
| そんな・・・ それじゃ君は、自分を 犠牲にして魔王を呼ぶ 気だったのか!? |
| そんな・・・ それじゃ君は、自分を 犠牲にして魔王を呼ぶ 気だったのか!? |
| そんな・・・ あなた、じぶんを犠牲 にして、魔王を呼ぶ つもりだったの? |
| はい、わたしは そのために育てられ そして選ばれました |
| オルドレイクの何人も いる子供たちの中から そのために 選ばれたのです |
| ・・・!! |
| ・・・!! |
| うそ・・・ |
| 覚悟はできていた つもりでした |
| だけど・・・ 最後の瞬間に 迷ってしまって・・・ |
| 魔王召喚の儀式は失敗 し、サプレスのエルゴ は爆発と共に失われた のです |
| 爆発の後に残ったのは 私と、そして・・・ |
| 俺だったんだな? |
| 僕が、いたのか |
| あたし、がいた |
| はい |
| ここから先は前に話し たとおりです。私は あなたの力を確かめ ようと近付きました |
| あなたのその力が 魔王のものかを確かめ るために、です |
| どうなんだよ・・・ |
| オルドレイクが言って いたとおり、俺の力は 魔王のものなのか!? |
| 結果は・・・? |
| オルドレイクが言って いたとおり、僕の力は 魔王のものなのか!? |
| どうだったのかな? |
| オルドレイクが言って いたとおり、あたしの 力は魔王の・・・ |
| 私にはわからなかった 本当に・・・ |
| ただ、あなたの力が 強大だということしか わからなかったのです ・・・ |
| そんな・・・ |
| そんな・・・ |
| そうなんだ・・・ |
| @n0 クラレット ちょっといいかな |
| ギブソン? |
| 君たちに残念な 知らせがある |
| 彼らが、そうかね? |
| はい、グラムス様 |
| 貴方は? |
| 貴方は? |
| あなた、だれ? |
| 貴方は? |
| ワシの名は グラムス・バーネット ギブソンの師匠に あたる者だ |
| 【蒼の派閥】の代表と して、君たちに会いに やって来た |
| 率直に用件を言おう |
| 我々は、君たちの身柄 を拘束させてもらう |
| えっ!? |
| !? |
| えっ!? |
| えっ!? |
| どういうことだよ!? |
| 君たちが何者であるか は、ギブソンに報告を 受けている |
| 世界を滅ぼそうとする 男の子供と、魔王の力 を持った者・・・ |
| 見過ごすわけには いかんのだ |
| 待ってください! 彼らはそんなことを 考えてはいません |
| 待ってください! 彼女らはそんなことを 考えてはいません |
| 二人はむしろ、 それを防ぐために 戦ってきたんです!! |
| しかし、これから先も そうだとは保証できぬ |
| ・・・!! |
| 蒼の派閥は、魔王復活 を阻止するための戦い を始めようとしている |
| 負けるわけには いかない戦いなんだ だからこそ、危険の芽 は摘む必要がある |
| ギブソン お前さんは・・・ |
| この二人が、ワシらの 敵だと言うのかッ!? |
| 見損なったわよ ギブソン!! |
| ・・・・・・ |
| 我々は決して、 君たちに危害を加える つもりはない |
| この戦いが終わるまで おとなしくしてほしい だけなのだ |
| ・・・・・・ |
| 明日の朝、 我々は君たちを迎えに やってくる |
| 君たちがすすんで 協力してくれるのを、 ワシは願っているよ |
| もしも本当に、俺の力 が魔王のものだったと したら・・・ |
| おとなしく彼らに捕ま るべきなんだろうか? |
| もしも本当に、僕の力 が魔王のものだったと したら・・・ |
| おとなしく彼らに捕ま るべきなんだろうか? |
| もしあたしの力が 魔王のものだったなら やっぱり・・・ |
| おとなしく彼らに捕ま るべきなんだろうか? |
| もしも本当に、わたし に魔王の力があるの ならば・・・ |
| おとなしく彼らに捕ま るべきなんだろうか? わたし・・・ |
| リプレ |
| 入るよ・・・ |
| @n0 |
| リプレ それにガゼル? |
| リプレ それにガゼル? |
| リプレ、ガゼル・・・ ど~したの? |
| リプレさん それにガゼルさん |
| お前 このままおとなしく、 連中に捕まる気か? |
| ・・・ |
| 逃げちまえよ |
| え? |
| え? |
| は? |
| え? |
| ソルと、お前で |
| キールと、お前で |
| カシスと、お前で |
| クラレットと、お前で |
| 今夜のうちに どこかへ逃げるんだ |
| 貴方たちが悪い人じゃ ないのは、私たちが 誰よりもよく知ってる |
| 捕まる必要なんか 絶対ないわ! |
| 二人ともありがとう |
| だけど、俺は逃げない |
| 二人ともありがとう |
| だけど、僕は逃げない |
| あんがと・・・ |
| でも、逃げないよ |
| 二人ともありがとう |
| でも、逃げない |
| @n0!? |
| 二人が俺を信じてくれ たように、俺も自分の ことを信じてる |
| ソルのことを |
| キールのことを |
| カシスのことを |
| クラレットのことを |
| 信じてるんだ |
| だから、逃げない 逃げないで、ちゃんと 誤解を解いてみせる |
| そうすることが一番の 方法だと思うんだ |
| 二人が僕を信じてくれ たように、僕も自分の ことを信じてる |
| ソルの |
| カシスの |
| クラレットの |
| ことを信じてるんだ |
| だから、逃げない 逃げないで、ちゃんと 誤解を解いてみせる |
| そうすることが一番の 方法だと思うんだ |
| ふたりは、あたしを 信じてくれてるよね? ・・・だからね、 あたしは、あたしと |
| ソルの |
| キールの |
| クラレットの |
| ことを信じてるんだ |
| だから、逃げない 逃げないで、ちゃんと 誤解を解いてみせる |
| それが一番だって そう思う、うん! |
| 二人がわたしを信じて くれたように・・・ わたしも自分を信じて いるの・・・ |
| ソルさんの |
| キールさんの |
| カシスさんの |
| ことも・・・ |
| だから、逃げません 逃げないで、ちゃんと 誤解を解いてみせます |
| そうすることが一番の 方法だと思うから |
| そのとおりだよ |
| @n0 |
| ギブソン!? |
| 君たちの潔白を証明す るには、この方法しか なかったんだ |
| 抵抗さえしなければ、 君たちの身の安全だけ は保証できる |
| だから、私は・・・ |
| わかってるよ ギブソン |
| 俺だって、自分のせい でみんなを危険に巻き こみたくはないんだ |
| 貴方が選んだ方法は、 間違っちゃいない |
| わかってるさ ギブソン |
| 僕だって、自分のせい でみんなを危険に巻き こみたくはなかった |
| 貴方の決断は、決して 間違ってはいない |
| わかってる ギブソン |
| あたしだって、みんな を危険に巻き込みたく なんかないもの |
| 貴方が選んだ方法は、 間違ってないよ! |
| わかっていますよ ギブソンさん |
| わたしも・・・ みんなを危険に巻き こみたくないんです |
| 貴方が選んだ方法は、 間違っていません |
| @n0・・・ |
| 決心はついたようだな |
| はい・・・ |
| では、行こうか |
| 俺たち二人だけなのに ずいぶんな数の 警備ですね |
| 僕たち二人を連行する のに、ずいぶんな数の 警備ですね |
| あたしたちだけなのに ずいぶんな数の警備が いるね・・・ |
| わたしたちふたりの ためだけに・・・ ずいぶんな警備 なんですね・・・ |
| 幹部たちがそれだけ、 君たちのことを危険だ と思っているせいだよ |
| 君たちにはこれから、 派閥の本部まで出向い てもらうことになる |
| それまでの間は、私が 君たちの世話役だ 監視役でも、あるがね |
| ミモザは? |
| ミモザは? |
| あれれ・・・ ミモザはどこいったの かな・・・? |
| ミモザさんは? |
| 彼女はこの決定に 不服だったからな 同行することを 拒否してしまったよ |
| 派閥を抜けるつもりだ と言っていたよ |
| そう、ですか・・・ |
| そう、ですか・・・ |
| そうなんですか・・・ |
| そう、ですか・・・ |
| @n0 本当にすまない・・・ |
| 本当に罰せられるべき なのは俺だけだ・・・ お前は被害者なのに |
| いいんだよ、ソル |
| それに、被害者なのは 君だって同じだろう |
| いいんだってば |
| ソル |
| それに、被害者なのは あなたもいっしょ ・・・でしょ? |
| いいんです ソルさん |
| 被害者なのは あなたもいっしょ なんですから |
| え? |
| 僕はたまたま、 事故に巻き込まれて 魔王の力を手に入れた |
| そして君は、たまたま オルドレイクの子供と して産まれてしまった |
| どっちも同じ偶然だ 僕や君が望んでそれを 選んだわけじゃない |
| あたしはさ・・・ 事故に巻きこまれて 魔王の力を手に入れ ちゃったでしょ? |
| あなたは、たまたま オルドレイクの 子供として産まれた |
| どっちもおんなじ ただの偶然じゃん 好きで選んだわけじゃ ないし・・・ |
| あなたは、たまたま オルドレイクの子供 だっただけですし・・ |
| わたしは、巻き込まれ て、魔王の力を手に 入れてしまった・・・ |
| どちらも、ただの 偶然じゃないですか 好きで選んだ わけじゃないんです |
| @n0・・・ |
| 君は魔王を 自分の意志で 召喚したわけじゃない |
| そうするように 仕向けられたんだ |
| オルドレイクの都合の いいように育てられて 利用された君は・・・ |
| 一番の被害者だよ |
| これだけは 言い切れる・・・ |
| あなたは、魔王を 召喚しようとしたん じゃなくて・・・ させられただけ |
| 利用されただけ ・・・それだけだよ |
| 聞いてください・・・ |
| あなたは、魔王を 召喚しようとしたの ではなくて・・・ させられただけです |
| 利用されただけ なんです・・・ だから・・・思い つめないでください |
| 俺は・・・ |
| お前たちと一緒に暮ら せて本当に楽しかった |
| 心から笑ったり、 怒ったり、泣いたり |
| お前たちは俺の知ら ない、たくさんの ものを見せてくれた |
| そして俺の心の中にも 同じものがあることに 気づかせてくれた |
| それがとても大切だと いうことを教えて もらったんだよ |
| ソルさん・・・ |
| ソル・・・ |
| 俺は壊したくない 優しい人たちが暮らす この世界を・・・ |
| 信じて、くれるか? |
| ああ・・・ |
| うん! |
| はい、もちろんです |
| ・・・・・・ |
| @n0 本当にすまない・・・ |
| 本当に罰せられるべき なのは僕だけなんだ 君は被害者なのに |
| いいんだよ |
| キール |
| それに、被害者なのは 君だって同じなんだ |
| いいのいいの、ね キール |
| 被害者なのは お互い様、ね! |
| いいんです キールさん |
| あなたも、わたしも 被害者なんですし |
| え? |
| 俺はたまたま、 事故に巻き込まれて 魔王の力を手に入れた |
| そして君は、たまたま オルドレイクの子供と して産まれてしまった |
| どっちも同じ偶然だ 俺や君が望んでそれを 選んだわけじゃない |
| だってさ、あたしが 魔王の力っぽいの 手に入れたのは、事故 での偶然じゃん? |
| あなたも、たまたま オルドレイクの子供 だっただけでしょ? |
| 別に、そうなりたくて 選んだワケじゃ ないんだし・・・ |
| わたしは偶然、 事故に巻き込まれて 魔王の力を手に入れた |
| あなたも、偶然に オルドレイクの子供と して産まれてしまった |
| どちらも、わたしたち が望んで選んだ 偶然じゃないんです |
| @n0・・・ |
| 君は魔王を召喚しよう としたんじゃない |
| 召喚させられたんだ! |
| オルドレイクの都合の いいように育てられて 利用されただけ・・・ |
| ただ、それだけさ |
| 魔王、呼びたかった 訳じゃないんでしょ? やらされただけ じゃん・・・ |
| なんかムカつくけど オルドレイクに利用 されただけだし |
| それにさ、魔王が こんなにもカワイイ 魔王さまで、良かった と、おもわない? |
| とか言ってね! |
| あなたは魔王を自分の 意志で召喚しようと したわけじゃないです よね・・・? |
| 召喚させられただけ ですよね・・・ |
| オルドレイクの都合の いいように育てられて 利用されただけ・・・ |
| なんですから・・・ |
| 僕は・・・ |
| 君たちと一緒に暮らせ て、本当に楽しかった |
| 心から笑ったり、 怒ったり、泣いたり |
| 君たちは僕の知らない たくさんのものを 見せてくれた |
| そして僕の心の中にも 同じものがあることに 気づかせてくれた |
| それがとても大切だと いうことを教えて もらったんだよ |
| キールさん・・・ |
| キール・・・ |
| 僕は壊したくない 優しい人たちが暮らす この世界を・・・ |
| 信じて、くれるか? |
| ああ・・・ |
| ・・・当然じゃん! |
| はい、もちろん |
| ・・・・・・ |
| @n0 ほんとにごめんね |
| キミだって 被害者なのに・・・ 悪いのは あたしだけなのに |
| いいんだよ |
| カシス |
| それに、被害者なのは 君だって同じなんだ |
| いいんだよ |
| カシス |
| それに、被害者なのは 君だって同じだろう |
| いいんですよ カシスさん |
| え? |
| 俺はたまたま、事故に 巻き込まれて魔王の力 を手に入れた |
| そして君は、たまたま オルドレイクの子供と して産まれてしまった |
| どっちも同じ偶然だ 俺や君が望んでそれを 選んだわけじゃない |
| 僕はたまたま、 事故に巻き込まれて 魔王の力を手に入れた |
| そして君は、たまたま オルドレイクの子供と して産まれてしまった |
| どっちも同じ偶然だ 僕や君が望んでそれを 選んだわけじゃない |
| わたしは偶然、 事故に巻き込まれて 魔王の力を手に入れた |
| あなたも、たまたま オルドレイクの子供と して産まれてしまった |
| どちらも同じ偶然です 望んだり選んだわけ じゃありません |
| @n0・・・ |
| 君は魔王を召喚しよう としたんじゃない |
| 召喚させられたんだ! |
| オルドレイクの都合の いいように育てられて 利用されただけ・・・ |
| ただ、それだけさ |
| 君は魔王を 自分の意志で 召喚したわけじゃない |
| そうするように 仕向けられたんだ |
| オルドレイクの都合の いいように育てられて 利用された君は・・・ |
| 一番の被害者だよ |
| 魔王を召喚しようと したことを、罪だと 思うなら・・・ やめてください |
| あなたは、召喚 させられただけです |
| オルドレイクの都合の いいように育てられて 利用されただけ・・・ |
| そう、思います |
| あたしは・・・ |
| あなたたちと暮らせて 本当に楽しかった |
| ここにはね、あたしの 知らないことが いっぱいあったの |
| 泣いたり、笑ったり 怒ったり・・・ |
| でね、わかったの ああ、あたしも心から 泣いたり、笑ったり できるんだって・・ |
| 嬉しかった みんなに、大切なこと いっぱい教えて もらったんだよ |
| カシスさん・・・ |
| カシス・・・ |
| あたし、いやだ みんながいるこの世界 ・・・壊すなんて |
| 信じて、ほしいな? |
| ああ・・・ |
| ああ・・・ |
| はい、もちろんです |
| ・・・・・・ |
| @n0 本当にすみません |
| あやまっても、 どうにもならないのは わかっています |
| でも、こんなことに 巻き込んだつぐないは 私にはあやまること でしか・・・ |
| いいんだよ |
| クラレット |
| それに、被害者なのは 君だって同じなんだ |
| いいんだよ |
| クラレット |
| それに、被害者なのは 君だって同じだろう |
| もう、いいってば! クラレット |
| 別に、やりたくて やったんじゃ ないんだし、ね! |
| え? |
| 俺はたまたま、 事故に巻き込まれて 魔王の力を手に入れた |
| そして君は、たまたま オルドレイクの子供と して産まれてしまった |
| どっちも同じ偶然だ 俺や君が望んでそれを 選んだわけじゃない |
| 僕はたまたま、 事故に巻き込まれて 魔王の力を手に入れた |
| そして君は、たまたま オルドレイクの子供と して産まれてしまった |
| どっちも同じ偶然だ 僕や君が望んでそれを 選んだわけじゃない |
| あたしがこの力を 手に入れたのって 事故に偶然巻き込まれ たからで・・・ |
| あなたも、たまたま オルドレイクの 子供として産まれた |
| りっぱな偶然じゃん? 別にたのんで、そう してもらったわけじゃ ないわけだし・・・ |
| @n0・・・ |
| 君は魔王を召喚しよう としたんじゃない |
| 召喚させられたんだ! |
| オルドレイクの都合の いいように育てられて 利用されただけ・・・ |
| ただ、それだけさ |
| 君は魔王を 自分の意志で 召喚したわけじゃない |
| そうするように 仕向けられたんだ |
| オルドレイクの都合の いいように育てられて 利用された君は・・・ |
| 一番の被害者だよ |
| ほら、魔王だってさ 召喚させられただけ でしょ? |
| オルドレイクに 利用されてさ? |
| だったら、召喚された 魔王があたしだった わけだし・・・ |
| 本物呼ぶより 良かったって 思えないかな? |
| わたしは・・・ |
| 身勝手に聞こえるかも しれませんが・・・ |
| 心から笑ったり、怒っ たり、泣いたりする あなたがたが うらやましかった |
| わたしが持っていない たくさんのものを 持っている貴方たちが |
| でも、私の心の中にも 同じものがあることに 気づかせてくれた |
| ・・・楽しかった 感謝・・・しています |
| クラレット・・・ |
| わたしもまもりたい 優しい人たちが暮らす この世界を・・・ |
| 信じて、ください |
| ああ・・・ |
| ああ・・・ |
| ・・・うん、当然! |
| ・・・・・・ |
| ・・・!! |
| ・・・!! |
| え? なになに!? |
| ・・・!! |
| なんだっ!? |
| 悪いが、そいつらを 返してもらうぜ!! |
| ガゼル・・・ それに、みんな!? |
| ガゼル・・・ それに、みんな!? |
| ガゼル・・・ それに、みんな!? |
| ガゼルさん! それに、みんな!? |
| すまんな やっぱりワシらは お前さんたちを見殺し にはできんかったよ |
| 先回りして、ね 待たせてもらったのよ |
| キミたちがどこへ 連れていかれるかは、 知っていたからね |
| 馬鹿な・・・ 我々を敵に回すという のか? |
| 貴方たちに貴方たちの 考えがあるように、 私たちにも 譲れないものがある |
| 私たちは二人を信じる そのためなら、あえて 貴方たちとも戦う! |
| @n0とソルは |
| @n0と キールは |
| @n0と カシスは |
| @n0と クラレットは |
| 俺たちの大切な 仲間なんだ・・・ |
| 理由はそれで充分だ! そうだろう? |
| いくぞ、みんな!! |
| アニキは、自分の力の 使い方を間違えるよう な弱い人間じゃねえ! |
| アネゴは、自分の力の 使い方を間違えるよう な弱い人間じゃねえ! |
| 戦いが生み出す悲しみ を、その人たちは 知っているんです! |
| 何も知らない貴様たち が、どうこうする権利 なんてないのさ!! |
| 俺たちはな、そいつに 助けられてんだよ |
| 私たちの進もうとした 道が、間違っていると 諭してもらったんです |
| 傷つけあうだけが 道ではないことを、 教えてくれたわ! |
| だから、今度は俺たち が助ける番だ!! |
| 魔王の力がどうだって いうのさ!? アタシはそんなの気に しないんだから |
| 大切なのは心のあり方 二人の心には、一点の 曇りもありはしない |
| そうですのっ! モナティは、マスター が誰より優しいことを 知ってるですの!! |
| 自分のことより人の 気持ちを考えちゃう、 お人好しなんだからね |
| だからこそ、関係ない はずのこの世界のため に戦ってくれている |
| それがどれほどのこと なのか、貴方たちには わかっているのか!? |
| 忘れていたよ・・・ |
| 君たちは理屈ではなく もっと純粋な気持ちで つながっていたことを |
| 正しい答えなど、 どこにもないんだ |
| 大切なのは、その答え を正しいと思えるのか どうかだったんだ |
| ギブソン・・・ |
| ギブソン・・・ |
| ギブソン・・・ |
| ギブソンさん・・・ |
| 私も、彼らと同じだ |
| 君たちのことを 私は信じたい・・・ |
| たとえ、今まで自分が 信じてきたものを 裏切ってしまった としても!! |
| ギブソンさん・・・ |
| ギブソンさん・・・ |
| ・・・ |
| ギブソンさん・・・ |
| 帰るんだ! 君たちの本当の 居場所へと!! |
| ああ、一緒に帰ろう みんなのところへ! |
| ああ、一緒に帰ろう みんなのところへ! |
| よ~し みんなのところへ 帰ろう! |
| はい、みんなの所へ 帰りましょう! |
| 信じられぬ 魔王の力とはこれほど のものなのか? |
| いいや、違うよ |
| @n0ハ エルゴノ王トナル者ダ |
| 4つのエルゴに 認められた、 誓約者でもあるのです |
| 魔王の力を持つ者が、 エルゴの王だと? そんなはずが あるわけはない!? |
| しかし、事実です グラムス様 |
| 私とギブソンは、彼が エルゴと誓約をかわす のをこの目で見たので すから |
| 私とギブソンは彼女が エルゴと誓約をかわす のをこの目で見たので すから |
| グラムスさん |
| この力が魔王のものか 誓約者のものなのか、 俺にもよくわからない |
| だけど、これだけは はっきりと言える |
| 俺は俺だ! どこにいても、どんな 力を使ったとしても、 俺は俺なんだ!! |
| そして、俺はこの世界 を救いたい |
| 俺を大切に思ってくれ ている彼らのために、 俺はこの力を使いたい と思っているんだ! |
| グラムスさん |
| この力が魔王のものか 誓約者のものなのか、 僕にもわかりません |
| だけど、これだけは はっきりと言えます |
| 僕は僕です! どこにいても、どんな 力を使ったとしても、 僕は僕なんです! |
| そして、僕はこの世界 を救いたい |
| 僕を大切に思ってくれ ている彼らのために、 僕はこの力を使おうと 誓ったんです! |
| グラムスさん |
| あたしには、この力が 誓約者のものか、魔王 のものかは、はっきり 言ってわかりません |
| でも、わかってる ことがあるんです |
| あたしはあたし どこにいても、どんな 力を使ったとしても、 変わりません |
| それに、この力は あたしのために あるわけじゃない ことも・・・ |
| あたしを大事にしてく れてるみんなのために この力を使おうって 決めたんです |
| グラムスさん |
| この力が魔王のものか 誓約者のものなのかは よくわかりません |
| でも・・・これだけは はっきりと言えます |
| わたしは、わたしです 魔王の力を持っていて も、わたしは魔王じゃ なくて、わたしです |
| わたし、・・・ この世界を救いたい |
| わたしを大切に思って くれるみんなのために ・・・そのためにこの 力はあるんです・・ |
| 私からもお願いします グラムス様 |
| ギブソン? |
| 彼らは |
| 彼女たちは |
| たしかに危険な存在な のかも知れません |
| だけど二人は、自分の 背負ったものの意味を わきまえています |
| 押しつけられた運命に 逃げずに立ち向かおう としてるんです! |
| 私は・・・ そんな二人を助けたい |
| ギブソン 貴方、やっぱり・・・ |
| お願いします 二人に、いや、私たち に時間をください!! |
| 派閥の決定は絶対だ ワシにはそれを 破ることはできぬ |
| だが・・・ |
| ワシらは戦いに負け、 お前たちに逃げられて しまったのだ |
| そういうことならば、 仕方がないだろうさ |
| グラムス様・・・ |
| 行くがよい! お前たちの信じる道を |
| ありがとうございます グラムスさん・・・ |
| ああ、自分でも驚いて いるんだ |
| たしかに常識で 考えればあんなことを したのは無茶だった |
| だけど、あの時の私は 何もしないで 後悔することのほうが 怖かったんだよ |
| このまま、君を失って しまうことのほうがね |
| レイド・・・ |
| レイド・・・ |
| レイド・・・ |
| レイドさん・・・ |
| 自分の気持ちに正直で いることの大切さを、 君は私に示してくれた |
| それを私は忘れないで いたいと思っている だから・・・ |
| 私は君を守ろう 自分が本当に大切だと 思う者たちのために この剣を振るおう |
| お前さんもギブソンも ワシらのことを考えて くれていたのに |
| 結局、ワシらが台無し にしてしまったなあ |
| そんなことないさ |
| あの時、俺はわからな くなりかけてたんだ 自分が、本当にここに いていいのか、って |
| だから・・・ エドスたちが来てくれ て、俺はうれしかった |
| ここにいても いいんだって、 教えてもらったような 気がしたんだ |
| そんなことないさ |
| あの時、僕はわからな くなっていたんだ 自分が、本当にここに いていいのか、って |
| だから・・・ エドスたちが来てくれ て、僕はうれしかった |
| ここにいても いいんだって、 教えてもらったような 気がしたんだ |
| そんなことないよぉ |
| 正直ね、あたし ここにいていいのか 不安だったんだ・・・ |
| だから・・・ エドスたちが来てくれ たとき、ドキドキする くらい嬉しくて・・ |
| ああ、ここが あたしの家なんだって 思えたんだ・・・ |
| そんなこと・・・ ありませんよ |
| あの時、わたし・・・ 不安だったんです 自分が、本当にここに いていいのか、って |
| だから エドスさんたちが 来てくれて・・・ 救われました・・・ |
| ここにいても いいんだって、 教えてもらったような 気がして・・・ |
| 迷う必要なんてないさ |
| お前さんがここに いたいのなら、 いつまでもいて くれればいい |
| それにな・・・ ワシはお前さんに ここにいてほしいんだ |
| そのためなら、 どんな苦労も気に ならんさ |
| エドス・・・ |
| エドス・・・ |
| エドス・・・ |
| エドスさん・・・ |
| よかった・・・ 兄ちゃん、帰ってきて くれたんだね |
| よかった・・・ 姉ちゃん、帰ってきて くれたんだね |
| ああ、心配かけたな |
| ああ、心配かけたね |
| うん、ただいま~! |
| ごめんね、心配かけて |
| 兄ちゃんが魔王の力を 持ってたって、おいら は気にしてないよ! |
| 姉ちゃんが魔王の力を 持ってたって、おいら は気にしてないよ! |
| おいら、知ってるんだ |
| そんなものなくたって 兄ちゃんは強いんだ |
| そんなものなくたって 姉ちゃんは強いんだ |
| だから、信じてるよ 悪い奴らをやっつけて 帰ってくるってさ! |
| 結局、逃げてきちゃう んだったら、最初から ついてかなければいい じゃない!? |
| 心配して・・・ 馬鹿みたい・・・ |
| ごめんよ、フィズ |
| ごめんよ、フィズ |
| ごめんね、フィズ |
| ごめんね、フィズ |
| 約束してよ!? もう絶対に、どこへも 行ったりしないって! |
| お兄ちゃんが魔王でも あたし、そんなの気に しないから・・・ |
| フィズ・・・ |
| おにいちゃん・・・ まおう、なの? |
| おねえちゃん・・・ まおう、なの? |
| 俺にもわからないんだ |
| 僕にもわからないんだ |
| う~ん、まだわから ないんだよね~ |
| まだわからないの |
| ラミ・・・ それでもいい・・・ |
| おにいちゃんが まおうなら・・・ こわくないもん・・・ |
| おねえちゃんが まおうなら・・・ こわくないもん・・・ |
| きっと・・・ やさしいまおうさんに きまってるもん・・・ |
| ラミちゃん |
| だから、もうどこへも いかないでね・・・ |
| やくそく、だよ? |
| 俺っち、アニキのこと 信じてるから! |
| 俺っち、アネゴのこと 信じてるから! |
| だから、もう余計な気 はつかわないでくれよ 一人で解決しようなん て思わないでくれよ |
| ジンガ・・・ |
| ジンガ・・・ |
| ありがと、ジンガ |
| ジンガ・・・ |
| 何があろうと、俺っち はアニキの味方だから |
| 何があろうと、俺っち はアネゴの味方だから |
| 忘れないでくれよ? |
| びっくりしたよ ローカスが俺のために 来てくれたなんて |
| ありがとう |
| 驚いたよ ローカスが僕のために 来てくれたなんて |
| ありがとう |
| びっくりしたよ ローカスがあたしの ために来てくれた なんて |
| ありがとう |
| 驚きました ローカスさんが私の ために来てくれた なんて |
| ありがとうございます |
| なんだかんだ言って 俺がこうしていられる のはお前のおかげだか らな・・・ |
| ローカス・・・ |
| ローカス・・・ |
| ローカス・・・ |
| ローカスさん・・・ |
| それに、お前にはこの 戦いを終わらせる権利 があるんだ |
| お前がこの先、どんな 答えをだし、この戦い の幕を引くのか・・・ |
| 俺は、そいつを見て みたいのさ |
| モナティ、決めたです |
| どんなことがあっても マスターの側から離れ ないって・・・ |
| 危ない目にあうかも 知れないんだぞ? |
| 危ない目にあうかも 知れないんだぞ? |
| 危ない目にあうかも 知れないんだよ? |
| 危ない目にあうかも 知れないよ? |
| そんなの平気ですの! |
| それよりも、モナティ の知らないところで、 マスターがいなくなる ほうが・・・ |
| ずっとずっと イヤですのっ!! |
| モナティ・・・ |
| 約束してください! |
| 最後の最後まで マスターとモナティは 一緒だって・・・ |
| わかったよ、モナティ |
| 最後まで ついて来てくれ |
| わかったよ、モナティ |
| 最後まで ついて来てくれ |
| うんわかった! |
| 最後まで、全力で 付いてくること! |
| うん、約束する |
| 最後まで、ついて来て くれる? |
| は・・・はいですっ! |
| 魔王の力ってみんな 騒いでるけどさ 要は使い方じゃない? |
| アンタは今まで、 その力を使って いろいろな人たちを 助けてきてるでしょ |
| うん・・・ |
| まあね・・・ |
| ま、まあね~ ・・・自信ないけど |
| あ、はい・・・ |
| 魔王でも誓約者でも、 アンタはアンタよ |
| それ以上でもそれ以下 でもないもんね |
| もっと胸を張りなよ? アンタには、そうする 権利があるんだからさ |
| お前という人間は 不思議だな・・・ |
| お前の言葉は周りの者 をつき動かしていく 信じられない力を引き 出させてしまう |
| それは魔王の力でも、 誓約者の力でもない |
| お前自身の力だ |
| ラムダ・・・ |
| ラムダ・・・ |
| ラムダ・・・ |
| ラムダさん・・・ |
| 自信をもてばいい お前がお前でいるなら 誰もが力を貸すだろう |
| 俺は、そう思う |
| 貴方には不思議な力が あるって、ラムダ様が 言っていたわ |
| 私はね、それは貴方の 優しさなんだと思うの |
| 優しさ、ですか? |
| 優しさ、ですか? |
| 優しさですか?? |
| 優しさ、ですか? |
| 貴方はいつも、他の人 の気持ちを考えている 誰かのために、全力を つくすことができる |
| そんな貴方だから、誰 もが力を貸してくれる のじゃないかしら? |
| そうなのかな・・・ |
| そうだろうか・・・ |
| そうなのかな・・・ なんか照れちゃうな |
| そうなんでしょうか? |
| 難しく考えなくても、 ちゃんと貴方は わかっているはずよ |
| 自信を持ちなさい? それがきっと、貴方を もっと強くしてくれる はずだから |
| びっくりしたよ まさか、ペルゴまでが あんな無茶なことする なんてさ |
| びっくりしたよ まさか、ペルゴまでが あんな無茶をするとは |
| びっくりしたよ~ まさか、ペルゴまでが あんな無茶なことする なんて・・・ |
| びっくりしました まさかペルゴさんまで あんな無茶なことを するなんて・・・ |
| たしかにそうかも 知れませんね・・・ |
| 貴方たちとも長いつき あいですから、無茶が うつってしまったのか もしれません |
| あはは・・・ |
| ははは・・・ |
| う・・・・人のせいに しちゃって~ |
| あはは・・・ |
| ですが、私は後悔して いませんよ あの場合、あれが一番 だったのです |
| この世界のためにも それに、私の良心の ためにもね? |
| カッコよかったぜ 坊主? |
| カッコよかったぜ 嬢ちゃん? |
| からかうなよ |
| からかうなよ |
| やだなぁ、もう! |
| もう、からかわないで ください・・・ |
| いやいや、俺は真剣に ほめてんだぜ? |
| 俺は俺だ! か |
| 私は私・・・か |
| 私は私・・・か |
| 当たり前のことだがな なかなか言えねえよ |
| あの時は、 必死だったから・・・ |
| あの時は、 必死だったから・・・ |
| あの時は、必死だった もんねぇ・・・ |
| あの時は、必死だった から・・・ |
| ククク、まあいいさ 言った以上は、きちん と実行してもらうぜ? |
| 終わらせちまおうや お前がお前であるため の戦いをな・・・ |
| 本当にすまなかった 一時とはいえ、君たち を裏切るような真似を してしまって |
| 気にしてないさ ギブソンはギブソンな りに、俺たちのことを 考えてくれたんだ |
| 結局、こうなっちゃっ たけどさ |
| 気にしないでください 貴方は貴方なりに、僕 らのことを考えてくれ ていたんですから |
| 結局、こうなっちゃい ましたけどね |
| 気にしてないよぉ |
| ギブソンはギブソンな りに、あたしたちのこ と考えてくれたんだし |
| こうなったのは 結果論ってこと、ね! |
| いえ、ギブソンさんは ギブソンさんなりに 私たちのことを 考えてくれたんです |
| 結局、こうなってしま いましたけど・・・ |
| もう迷わない 私は、君たちを信じる |
| 決着をつけよう 君とソルの |
| 決着をつけよう 君とキールの |
| 決着をつけよう 君とカシスの |
| 決着をつけよう 君とクラレットの |
| 潔白を証明するために |
| ああ! |
| ええ! |
| うん! |
| はい! |
| 私、ギブソンのこと わかってなかった |
| あいつはあいつなり に考えて、キミたち のためになるように 行動してたのに |
| それなのに、私 あいつにひどいこと 言っちゃった |
| あはははっ これじゃ、相棒失格 だよね・・・ |
| そんなことはないよ ミモザはちゃんと、 ギブソンの気持ちを わかってるはずさ |
| だから、こうやって 後悔してるんだろう? |
| そんなことはない ミモザはちゃんと、 ギブソンの気持ちを わかってるはずさ |
| こうやって後悔してる ことが、何よりの証拠 じゃないか |
| う~ん・・・ ミモザはちゃんと、 ギブソンの気持ちを わかってると思うよ |
| だから、こうやって 後悔してるんだし |
| そんなことありません ミモザさんは・・・ ギブソンさんの気持ち わかってるはずです |
| だからこそ、こうして 後悔してるんですから |
| うん・・・ |
| それにギブソンも、 きっとわかってるよ |
| ミモザがミモザなりに 俺たちのことを思って くれたことをさ |
| それに彼も、ミモザの 気持ちをわかっている はずだよ |
| ミモザがミモザなりに 僕たちのことを考えて くれていたことをね |
| それにギブソンも、 きっとわかってる |
| ミモザがミモザなりに あたしたちのこと 考えてくれたって |
| それにギブソンさん なら大丈夫です |
| ミモザさんのこと きっと誰よりも わかってくれている はずですよ・・・ |
| ありがと・・・ |
| @n0 |
| 私、きちんとあいつに 謝ってくるよ |
| 君たちを見て、 自分は思ったよ |
| 本当にお互いを信じる ことができるのなら、 どんな困難にも向かっ ていけるんだな |
| 召喚術よりも、騎士の 剣よりも、それは強い 力なのかもしれない |
| 自分にもあるだろうか 君たちのような力が? |
| あるよ・・・ |
| ここにイリアスがいて くれることが、 何よりの証拠だよ |
| あるさ・・・ |
| ここにイリアスがいて くれることが、 何よりの証拠だよ |
| ありますよ! |
| イリアス、ここにいて くれるでしょ? |
| だったらイリアスも 君たちの仲間じゃない |
| ありますよ・・・ |
| ここにイリアスさんが いてくれること・・・ それが何よりの 証拠ですよ |
| @n0・・・ |
| 不思議なものですね |
| え? |
| え? |
| え? |
| なにが、ですか? |
| 感情を殺すことが 強さだと、私はずっと 信じてきました |
| 冷静でさえいるのなら どんな苦境も耐えられ ると思っていたんです |
| ですが・・・ 貴方たちを見ていて、 気がつきました |
| 自分の気持ちを大切に することと、冷静でい ることは違うんですね |
| サイサリス・・・ |
| サイサリス・・・ |
| サイサリス・・・ |
| サイサリスさん・・・ |
| 最後まで見届けさせて ください |
| 理屈ではなく、それが 今の私の心からの願い なんです |
| たとえ貴方の力が魔王 のものだったとしても 貴方は魔王じゃない |
| 僕はそう信じてます |
| スウォン・・・ |
| スウォン・・・ |
| スウォン・・・ |
| スウォンくん・・・ |
| 証明しましょう 僕たちの手で! |
| 貴方がここにいること が、ちゃんとした意味 を持っているって |
| エルカが ここにいるのは、 あんたがいるからって こと忘れてない? |
| あんたには、エルカを 元の世界に返す責任が あるんだからね!? |
| う、うん・・・ |
| あ、ああ・・・ |
| あ、あ・・・ そうだった・・・よね |
| あ、はい・・・ そうでした・・・ |
| そもそもあんたには 自覚ってものがなさ すぎるのよ |
| 召喚師の端くれだった ら従えている召喚獣の 気持ちぐらい考えて 行動しなさいよね! |
| え? |
| ・・・っ! |
| とっ、とにかくっ!! |
| あんたが魔王だろうと なんだろうと、エルカ には関係ないんだから |
| 約束は約束よっ! わかった!? |
| は、はい・・・ |
| 強さにも、いろいろ あるのでござるなあ |
| 拙者は剣を磨くことで 強さを求めておったが |
| 一人で極められる強さ には、限りがあること を学ばせてもらったで ござるよ |
| お主たちからな |
| カザミネ・・・ |
| カザミネ・・・ |
| カザミネ・・・ |
| カザミネさん・・・ |
| 最後まで、 見届けさせてもらうぞ お主たちの心の強さを |
| エルゴは、俺が魔王の 力を持っていることに 気づかなかったのか? |
| エルゴは、僕が魔王の 力を持っていることに 気づいてなかったんだ ろうか? |
| エルゴはさ、あたしが 魔王の力を持ってるっ て気付いてるのかな? |
| エルゴは、わたしが 魔王の力を宿している こと・・・気付かなか ったんでしょうか? |
| わかりません |
| ただ、貴方が選ばれた 理由は、その力だけで はないと私は思います |
| 貴方が貴方だったから エルゴは選んだのでは ないでしょうか |
| 俺が、俺だったから? |
| 僕が、僕だったから? |
| あたしがあたし? |
| わたしが・・・ わたしだったから |
| うまく言えませんけど 私はそう思います |
| そして、それが間違い でないと信じています |
| エルゴは、俺が魔王の 力を持っていることに 気づかなかったのか? |
| エルゴは、僕が魔王の 力を持っていることに 気づいてなかったんだ ろうか? |
| エルゴってさ・・・ あたしが魔王かもって 気づかなかったのかな どう思う? |
| エルゴは、わたしが 魔王の力を宿している こと・・・気付かなか ったんでしょうか? |
| ボクにもわかんないよ |
| けど、お兄さんが選ば れたのは、もっと別の 理由だと思うな |
| けど、お姉さんが選ば れたのは、もっと別の 理由だと思うな |
| え? |
| え? |
| え? |
| ・・・それは? |
| エルゴは力のある者を 選んだんじゃなくて、 お兄さんを選んだんだ |
| 他の誰かじゃなくて、 お兄さんだから選ばれ たんじゃないかな |
| エルゴは力のある者を 選んだんじゃなくて、 お姉さんを選んだんだ |
| 他の誰かじゃなくて、 お姉さんだから選ばれ たんじゃないかな |
| 私ハ、コノ世界ヲ破壊 スル兵器トシテ作ラレ タ存在ダッタ・・・ |
| シカシ、守護者トシテ 選バレルコトデ、私ハ 別ノ存在意義ヲ持テタ |
| 貴方ニモ、アルハズダ |
| 魔王デモナク、誓約者 デモナイ・・・ 貴方ダケノ存在意義ガ |
| 俺の、存在意義? |
| 僕の、存在意義? |
| あたしの、存在意義? |
| わたしの存在意義? |
| ソレガキット、貴方ヲ 強クシテクレル 私ハ、ソウ思ウ・・・ |
| 力というものに善悪は 存在しません |
| それを決めるのは、 力を使う者の器量です |
| 改めて言わなくても、 あなたはそれを知って いるんでしょうがね |
| そうでしょうか? |
| 私やアカネさんは そう信じていますよ |
| 貴方ならば私たち忍び の力をまちがった方向 に使うことはないはず だとね・・・ |
| シオンさん・・・ |
| この戦いの結末がどの ようなものになろうと 決して後悔しないよう にがんばりましょう |
| 私が望んでいるのは ただ、それだけですよ |
| こんなふうにまたお前 と話ができるなんて思 いもしなかったよ |
| ああ・・・ |
| うん、そうだね |
| ええ・・・ |
| お前が全てを知った時 どうなるのかがずっと こわかった・・・ |
| きっとお前は俺のこと を恨むだろうと思って いたんだ |
| でもお前は俺に優しい 言葉をかけてくれた |
| どうしてだ? |
| 俺はずっとお前に嘘を ついていたのに・・・ |
| 嘘だけじゃなかったか らさ |
| たしかに君は、僕らに 嘘をついてきたのかも しれない |
| だけどそれ以上に、君 は仲間として、僕たち のことを助けてくれた だろう |
| だから、僕は君のこと を信じられる |
| 嘘だけじゃなかった ・・・からかな? |
| たしかに君は、あたし に嘘をついてきたのか もしれないけど |
| でもさ、それ以上に 仲間としてあたしたち のことを助けてくれた |
| だからね、あたしは君 のことを信じられる |
| 多分、 嘘だけじゃなかった からです・・・ |
| たしかに貴方は私たち に嘘をついていたのか もしれません |
| でも、それよりも貴方 は仲間として、私たち のことを何度も助けて くれました |
| 私は、そうしてくれた 貴方のことを信じます |
| ありがとう |
| @n0 |
| 俺は・・・ お前と出会えて 良かった、本当に・・ |
| それは僕も同じさ |
| 君がいてくれたから、 一人じゃなかったから 僕はこの力の重みに耐 えられたんだよ |
| あたしも同じだよ |
| 君がいてくれたから、 一人じゃなかったから こうして笑っていられ るんだもの |
| 私もですよ |
| 貴方が側にいてくれな かったら、きっと私、 途方に暮れて泣いてい たかもしれません |
| ・・・覚えてるか? |
| 二人で儀式の跡を調べ に行った時、お前が俺 にたずねたことを |
| お前がこの世界に 呼ばれた時、 助けを求める声が 聞こえたって・・・ |
| ああ、覚えてるよ |
| うん、覚えてる |
| はい、覚えてます |
| 俺は儀式をしながら、 ずっと悩み続けていた |
| 自分のやっていること が正しいことなのか 本当に世界を滅ぼして しまってもいいのか |
| 答えを出せずに、俺は 心の中で悲鳴をあげて いたんだよ・・・ |
| 助けてくれ、って |
| それじゃ・・・ |
| それじゃ・・・ |
| それじゃ・・・ |
| お前が聞いたのは俺の 心の叫びだったのかも しれない・・・ |
| そしてお前はその声に 応えてくれたんだ |
| 本当にありがとう お前が来てくれたから 俺は本当の俺に出会う ことができたんだ |
| ソルさん・・・ |
| ソル・・・ |
| だから、約束するよ 絶対にお前を元の世界 に帰してみせるって |
| お前がそうしてくれた ように、今度は俺が お前を守ってみせる! |
| ありがとう |
| 僕も今、ここで誓うよ |
| この先どんなことが あったとしても、 最後まで君を 守るって・・・ |
| ありがと・・・ |
| あたしも、約束する! |
| この先どんなことが あったって、 最後まで君を 守ってみせるからね |
| ありがとう |
| 私も、貴方を守りたい |
| この先どんなことが あっても、 最後まで私は貴方の 側にいますから |
| こんなふうにまた、 君と話ができるなんて 思いもしなかったよ |
| そうだな・・・ |
| うん、そうだね |
| ええ・・・ |
| 君が全てを知った時、 どうなるのかがずっと こわかった・・・ |
| きっと君は、僕のこと を恨むだろうと思って いたんだ |
| でも、君は僕に優しい 言葉をかけてくれた |
| どうしてだ? |
| 僕はずっと君に、嘘を ついていたのに・・・ |
| 嘘だけじゃなかった からだよ |
| たしかに君は、俺たち に嘘をついてきたかも しれない |
| だけど君は、それとは 別に、俺たちを仲間と して助けてくれたじゃ ないか? |
| きっかけは嘘だったと しても、君が俺たちに くれた優しさは本当の ものだと俺は思う |
| だから、俺は君のこと を信じられるんだ |
| 嘘だけじゃなかった ・・・からかな? |
| たしかに君は、あたし に嘘をついてきたのか もしれないけど |
| でもさ、それ以上に 仲間としてあたしたち のことを助けてくれた |
| だからね、あたしは君 のことを信じられる |
| 多分、 嘘だけじゃなかった からです・・・ |
| たしかに貴方は私たち に嘘をついていたのか もしれません |
| でも、それよりも貴方 は仲間として、私たち のことを何度も助けて くれました |
| 私は、そうしてくれた 貴方のことを信じます |
| ありがとう |
| @n0 |
| 僕は・・・ 君と出会えて良かった 本当に・・・ |
| 感謝するのは 俺のほうだって! |
| 君と出会わなかったら 俺はきっと、この力の 重みに耐えられなかっ たはずだよ |
| あたしも同じだよ |
| 君がいてくれたから、 一人じゃなかったから こうして笑っていられ るんだもの |
| 私もですよ |
| 貴方が側にいてくれな かったら、きっと私、 途方に暮れて泣いてい たかもしれません |
| ・・・覚えてるか? |
| 二人で儀式の跡を調べ に行った時、君が僕に たずねたことを |
| 君がこの世界に呼ばれ た時、助けを求める声 が聞こえたって・・・ |
| ああ、覚えてるよ |
| うん、覚えてる |
| はい、覚えてます |
| 僕は儀式をしながら、 ずっと悩み続けていた |
| 自分のやっていること が正しいことなのか 本当に世界を滅ぼして しまってもいいのか |
| 答えを出せずに、僕は 心の中で悲鳴をあげて いたんだよ・・・ |
| 助けてくれ、って |
| それじゃ・・・ |
| それじゃ・・・ |
| それじゃ・・・ |
| 君が聞いたのは、僕の 心の叫びだったのかも しれない・・・ |
| そして、君はその声に 応えてくれたんだ |
| 本当にありがとう 君が来てくれたから、 僕は本当の僕に出会う ことができたんだ |
| キールさん・・・ |
| キール・・・ |
| だから、約束するよ 絶対に君を元の世界に 帰してみせるって |
| 君がそうしてくれたよ うに、今度は僕が君を 守ってみせる!! |
| 俺も、約束するよ |
| 何があっても絶対に、 俺は君のことを守って みせるって!! |
| ありがと・・・ |
| あたしも、約束する! |
| この先どんなことが あったって、 最後まで君を 守ってみせるからね |
| ありがとう |
| 私も、貴方を守りたい |
| この先どんなことが あっても、 最後まで私は貴方の 側にいますから |
| こんなふうにまた 話ができるなんて 思いもしなかったよ |
| そうだな・・・ |
| ああ・・・ |
| ええ・・・ |
| あたし・・・キミが 全てを知った時 どうなるのかがずっと こわかった・・・ |
| きっと、あたしのこと 恨むって思ってた |
| でも、キミは優しい 言葉をかけてくれた |
| なぜ? |
| あたし、ずっと、嘘を ついていたのに・・・ |
| 嘘だけじゃなかったか らだよ |
| たしかに君は、俺たち に嘘をついてきたかも しれない |
| だけど君は、それとは 別に、俺たちを仲間と して助けてくれたじゃ ないか? |
| きっかけは嘘だったと しても、君が俺たちに くれた優しさは本当の ものだと俺は思う |
| だから、俺は君のこと を信じられるんだ |
| 嘘だけじゃなかったか らさ |
| たしかに君は、僕らに 嘘をついてきたのかも しれない |
| だけどそれ以上に、君 は仲間として、僕たち のことを助けてくれた だろう |
| だから、僕は君のこと を信じられる |
| 多分、 嘘だけじゃなかった からです・・・ |
| たしかに貴方は私たち に嘘をついていたのか もしれません |
| でも、それよりも貴方 は仲間として、私たち のことを何度も助けて くれました |
| 私は、そうしてくれた 貴方のことを信じます |
| ありがと |
| @n0 |
| あたし・・・ キミに会えて ・・・良かった |
| 感謝するのは俺のほう だって! |
| 君と出会わなかったら 俺はきっと、この力の 重みに耐えられなかっ たはずだよ |
| それは僕も同じさ |
| 君がいてくれたから、 一人じゃなかったから 僕はこの力の重みに耐 えられたんだよ |
| 私もですよ |
| 貴方が側にいてくれな かったら、きっと私、 途方に暮れて泣いてい たかもしれません |
| ・・・覚えてる? |
| 二人で儀式の跡を調べ に行った時、キミが たずねたこと |
| キミが・・・ この世界に呼ばれた時 助けを求める声が聞こ えたって言ったの |
| ああ、覚えてるよ |
| ああ、覚えてるよ |
| ええ、覚えてます |
| あたし、儀式の間 ずっと悩み続けていた |
| 自分のやっていること が正しいことなのか 本当に世界を滅ぼして しまってもいいのか |
| 答えを出せずに 心の中で悲鳴をあげて いたの・・・ |
| 助けてって・・・ |
| それじゃ・・・ |
| それじゃ・・・ |
| それじゃ・・・ |
| あたしの・・・ 心の叫びだったのかも しれない・・・ |
| 思い込みかもしれない でも、キミは 答えてくれた |
| 本当にありがとう キミがいなかったら あたし、本当の自分に 会えてなかったかも |
| カシスさん・・・ |
| カシス・・・ |
| だから、約束する 絶対にキミを元の 世界に帰すって! |
| こんどは あたしがキミを 守ってみせる!! |
| 俺も、約束するよ |
| 何があっても絶対に、 俺は君のことを守って みせるって!! |
| ありがとう |
| 僕も今、ここで誓うよ |
| この先どんなことが あったとしても、 最後まで君を 守るって・・・ |
| ありがとう |
| 私も、貴方を守りたい |
| この先どんなことが あっても、 最後まで私は貴方の 側にいますから |
| こんなふうにまた、 あなたと話ができる なんて思っても いませんでした |
| そうだな・・・ |
| ああ・・・ |
| うん、そうだね |
| 私・・・ あなたが全てを知って どうなるのかがずっと こわかった・・・ |
| きっとあなたは、私を 恨むだろうと思って いました |
| でも、あなたは優しい 言葉をかけて くれました |
| 何故・・・ですか? |
| わたしは、ずっと嘘を ついていたのに・・・ |
| 嘘だけじゃなかった からだよ |
| たしかに君は、俺たち に嘘をついてきたかも しれない |
| だけど君は、それとは 別に、俺たちを仲間と して助けてくれたじゃ ないか? |
| きっかけは嘘だったと しても、君が俺たちに くれた優しさは本当の ものだと俺は思う |
| だから、俺は君のこと を信じられるんだ |
| 嘘だけじゃなかった からさ |
| たしかに君は、僕らに 嘘をついてきたのかも しれない |
| だけどそれ以上に、君 は仲間として、僕たち のことを助けてくれた だろう |
| だから、僕は君のこと を信じられる |
| 嘘だけじゃなかった ・・・からかな? |
| たしかに君は、あたし に嘘をついてきたのか もしれないけど |
| でもさ、それ以上に 仲間としてあたしたち のことを助けてくれた |
| だからね、あたしは 君のことを信じられる |
| ありがとう |
| @n0 |
| 私・・・ あなたに会えて・・・ 本当に・・・良かった |
| 感謝するのは 俺のほうだって! |
| 君と出会わなかったら 俺はきっと、この力の 重みに耐えられなかっ たはずだよ |
| それは僕も同じさ |
| 君がいてくれたから、 一人じゃなかったから 僕はこの力の重みに耐 えられたんだよ |
| あたしも同じだよ |
| 君がいてくれたから、 一人じゃなかったから こうして笑っていられ るんだもの |
| 覚えて・・・いますか |
| 二人で儀式の跡を調べ に行った時、 たずねたことを |
| あなたがこの世界に 呼ばれたとき、助けを 求める声がした そう言いましたよね |
| ああ、覚えてるよ |
| ああ、覚えてるよ |
| うん、覚えてる |
| 私は儀式をしながら、 ずっと 悩み続けていました |
| 自分のやっていること が正しいことなのか 本当に世界を滅ぼして しまってもいいのか |
| 答えを出せずに 心の中で悲鳴をあげて いたんです・・・ |
| 助けてほしい、って |
| それじゃ・・・ |
| それじゃ・・・ |
| それじゃ・・・ |
| きっと、あれは、私の 心の叫びだったのかも ・・・そう思います |
| あなたは その声に答えて くれました・・・ |
| 本当にありがとう あなたがいたから 私は本当の私を知る ことができました |
| クラレット・・・ |
| だから、約束します 絶対にあなたを もとの世界に帰すと |
| 今度は、わたしが あなたをまもる番です ・・あなたがわたしを 助けてくれたように |
| 俺も、約束するよ |
| 何があっても絶対に、 俺は君のことを守って みせるって!! |
| ありがとう |
| 僕も今、ここで誓うよ |
| この先どんなことが あったとしても、 最後まで君を 守るって・・・ |
| ありがと・・・ |
| あたしも、約束する! |
| この先どんなことが あったって、 最後まで君を 守ってみせるからね |
| こうしてリプレと話が できるのも、みんなの おかげだな |
| こうしてリプレと話が できるのも、みんなの おかげだね |
| うん・・・ |
| どうしたんだよ? さっきから、元気ない じゃないか |
| どうしたんだい? さっきからずっと元気 がないじゃないか |
| だって・・・ また、私は何も できなかったから |
| みんな、貴方を助ける ために戦ったのに 私は・・・ |
| 気にするなよ 戦わなくても、リプレ は俺たちの力になって くれているんだから |
| 気にすることないさ 戦わなくても、リプレ は僕たちの力になって くれているんだから |
| 今まではそうだったの かもしれない・・・ |
| だけど、これから貴方 がしようとしてること には、私はなにもして あげられない!! |
| リプレ・・・ |
| 戦いに行くんでしょう 魔王の復活を止める ために・・・ |
| ・・・うん |
| ・・・ああ |
| わかってたよ 貴方なら、絶対にそう するだろうって |
| 誰が止めたって、絶対 そうするだろうって |
| でも・・・ でもね・・・! |
| それでも私は、貴方を 行かせたくない! |
| リプレ・・・ |
| だって、貴方には何の 責任もないんだよ!? |
| 魔王の力も、誓約者の 資格も、そんなの関係 ないわ!! |
| 全部、まわりが勝手に 貴方に押しつけたこと じゃない・・・ |
| ・・・・・・ |
| 英雄なんかにならなく てもいいじゃない |
| 世界が滅びるのなら 滅びたって構わないよ |
| 私は・・・ 貴方にもうこれ以上、 傷ついてほしくないの |
| ただ それだけなのよ・・・ |
| ありがとう、リプレ |
| だけど・・・ 俺は逃げたくないんだ |
| たとえそれが押しつけ られた運命でも、俺は 逃げたくないんだよ |
| ありがとう、リプレ |
| だけど・・・ 僕は行くよ・・・ |
| たとえそれが押しつけ られた運命でも、僕は 逃げたりはしない |
| @n0・・・ |
| 俺は戦うよ 自分でそう決めたんだ |
| 大好きな人たちがいる この世界を守りたい |
| リプレたちと 出会ったこの世界を、 俺は守りたいんだ!! |
| 僕は戦う 自分でそう決めたんだ |
| 大切な人たちが暮らす この世界を守りたい |
| リプレたちと出会った この世界を、僕は守り たいんだ・・・ |
| 約束、して・・・ |
| 絶対に帰ってくるって 約束して! |
| ああ、約束するよ 俺は必ずここへ 帰ってくる |
| ああ、約束するよ 僕は必ずここへ 帰ってくる |
| 待ってるから・・・ いっぱいご馳走作って 待ってるから・・・ |
| 約束・・・ したんだからね・・・ |
| ねえ、ガゼル 出会いって不思議、 そう思わない? |
| ねえ、ガゼルさん 出会いって 不思議ですね? |
| ん?ああ・・・ いきなり なんなんだよ・・・ |
| いろんな偶然が 重ならなくちゃ みんなとも出会え なかったんだなって |
| いろんな偶然が 重ならなくちゃ みんなとも出会え なかったんだなって |
| バーカ 何言ってるんだよ! 俺は気付いてたぜ とっくによ |
| ありがと・・・ |
| ありがとう・・・ |
| え・・・? なんだよ やぶからぼうに? |
| あ、今一瞬 どきっとした? |
| ふふ・・・ガゼル 赤くなってる |
| ば、バカ言え! さっきから からかってるのかよ! |
| あたし、そんなに 器用じゃないよ・・・ |
| わたし、そんなに 器用じゃないです・・ |
| え・・・おい・・・ |
| 思うんだ・・・あたし ガゼルがいなかったら この世界で生きていけ なかったかもって |
| ガゼルの性格ってほら なんかトゲがあってさ |
| それで、逆に 本当に嫌なことも 忘れられてた・・・ |
| 思うんです・・・ |
| もしもガゼルさんが いなかったら、わたし この世界で生きて いけなかった・・・ |
| ガゼルさんが側にいて くれたから、何気ない 言葉でいつも支えてく くれていたから・・ |
| 今までがんばってこれ たのかなって・・・ そんな気がするんです |
| ああ・・・ 俺もさ・・・ |
| あ、もちろん ガゼルだけじゃないよ リプレも、エドスも |
| ソルも! |
| キールも! |
| クラレットも! |
| あ、もちろん ガゼルさん だけじゃなくて・・・ |
| リプレさんも エドスさんも |
| ソルさんも! |
| キールさんも! |
| カシスさんも! |
| あたし決めたの もう逃げないって |
| 魔王だとか、誓約者の 資格とか・・・ そんなの関係ない! |
| みんなが好き みんなを助けたい この世界を・・・ みんなを守りたいの |
| わたし決めたんです もう逃げないって |
| 魔王だとか、誓約者の 資格とか・・・ そんなの関係ない! |
| みんなが好き みんなを助けたい |
| この世界を・・・ みんなを 守りたいんです! |
| バーカ なに、ひとりで背負い 込んでるんだよ |
| ちょ・・・ バカって・・・ |
| え・・・ |
| 俺がいるだろ・・・ おまえには俺がいる 安心して、背中は 俺にまかせな |
| お前は・・・ 俺が絶対に 守りぬいてやる |
| ガゼル・・・ |
| ガゼル・・・ |
| 運命なんて ふたりでねじ伏せて やろうぜ! |
| うん・・・! |
| はい・・・! |
| 俺なんかのために 無茶をしてくれたんだな |
| 僕のために随分な 無茶をしてくれたんだ |
| あたしなんかのために 無茶なことしてさ |
| わたしなんかのために 無茶してくれて・・・ |
| 俺はここにいても いいんだ・・・ |
| 僕はここにいても いいんだ・・・ |
| あたしの居場所は ここなんだね・・・ |
| わたし、ここにいても いいんですね |
| 約束、守らなきゃな? |
| 約束は守らなきゃな? |
| 約束は守らなきゃね! |
| 約束は守らないと |
| 約束、守らなきゃな? |
| 約束は守らなきゃな? |
| 約束は守らなきゃね? |
| 約束は守らないとね |
| 約束、守らなきゃな? |
| 約束は守らなきゃな? |
| 約束は守らなきゃね? |
| 約束は守らないとね |
| 俺はここにいても いいんだ・・・ |
| 僕はここにいても いいんだ・・・ |
| やっぱり、ここが あたしの居場所だよ |
| わたし、ここにいても いいんですね |
| みんながいるから、 俺は強くなれるんだ! |
| みんながいるから、 僕は強くなれるんだ! |
| みんながいるから あたし、強くなれる! |
| みなさんが、わたしを 強くしてくれるんです |
| 約束、守らなきゃな? |
| 約束は守らなきゃな? |
| 約束は守らなきゃね! |
| 約束は守らないとね |
| 俺はここにいても いいんだ・・・ |
| 僕はここにいても いいんだ・・・ |
| やっぱり、ここが あたしの居場所だよ! |
| わたし、ここにいても いいんですね |
| 俺自身の力、か・・・ |
| 僕自身の力、か・・・ |
| あたしの力か・・・ |
| わたしの力・・・ |
| みんながいるから、 俺は強くなれるんだ! |
| みんながいるから、 僕は強くなれるんだ! |
| みんながいるから あたし、強くなれるよ |
| わたしを強くして くれるのは・・・ みなさんなんです |
| 俺なんかのために 無茶をしてくれたんだな |
| 僕のために 無茶をしてくれたんだな |
| もう、あたしなんかのために 無茶して! |
| わたしのために 無茶なことまで・・・ |
| 決着をつけよう! 俺が俺であるために |
| 決着をつけよう! 僕が僕であるために |
| 決着をつけよう! あたしはあたしで いたいもんね! |
| 決着をつけます 自分のためにも・・・ |
| 決着をつけよう! 俺が俺であるために |
| 決着をつけよう! 僕が僕であるために |
| 決着をつけよう! あたしはあたしで いたいから・・・ |
| 決着をつけます わたし自身のためにも |
| やり方は違っていても 二人とも気持ちは同じ はずだよ・・・ |
| やり方は違っていても 二人とも気持ちは同じ はずだよ・・・ |
| やり方は違っていても 二人とも気持ちは同じはず・・・ |
| やり方は違っていても 二人とも気持ちは同じ はずですよ・・・ |
| みんながいるから、 俺は強くなれるんだ! |
| みんながいるから、 僕は強くなれるんだ! |
| みんながいるから あたし、強くなれるよ |
| みんながいるから わたしも強くなれる |
| 決着をつけよう! 俺が俺であるために |
| 決着をつけよう! 僕が僕であるために |
| 決着をつけよう! あたしはあたしでいたいから! |
| 決着をつけます わたしがわたしで いるためにも・・・ |
| みんながいるから、 俺は強くなれるんだ! |
| みんながいるから、 僕は強くなれるんだ! |
| みんながいるから あたしは強くなれるよ |
| みんながいるからこそ わたしは強くなれるん ですよ・・・ |
| エルゴが俺を選んだ 理由・・・か |
| エルゴが僕を選んだ 理由・・・か |
| エルゴがあたしを 選んだ理由、ねぇ |
| エルゴがわたしを 選んだ理由・・・ |
| エルゴが俺を選んだ 理由・・・か |
| エルゴが僕を選んだ 理由・・・か |
| エルゴがあたしを 選んだ理由、ねぇ |
| エルゴがわたしを 選んだ理由・・・ |
| 俺の存在意義、か |
| 僕の存在意義、か |
| あたしの存在意義って・・・ |
| わたしの存在意義ですか・・ |
| 俺はここにいても いいんだ・・・ |
| 僕はここにいても いいんだ・・・ |
| やっぱり、あたしの 居場所はここだよね |
| わたし、ここにいても いいんですよね |
| 約束、守らなきゃな? |
| 約束は守らなきゃな? |
| 約束は守らなきゃね! |
| 約束は守らないとね |
| 決着をつけよう! 俺が俺であるために |
| 決着をつけよう! 僕が僕であるために |
| 決着をつけよう! あたしはあたしで いたいもんね! |
| 決着をつけます わたし自身のために |
| こんなふうにまたお前 と話ができるなんて思 いもしなかったよ |
| ああ・・・ |
| うん、そうだね |
| ええ・・・ |
| お前が全てを知った時 どうなるのかがずっと こわかった・・・ |
| きっとお前は俺のこと を恨むだろうと思って いたんだ |
| でもお前は俺に優しい 言葉をかけてくれた |
| どうしてだ? |
| 俺はずっとお前に嘘を ついていたのに・・・ |
| 嘘だけじゃなかった からさ |
| たしかに君は、僕らに 嘘をついてきたのかも しれない |
| だけどそれ以上に、 君は仲間として、 僕たちのことを 助けてくれただろう |
| だから、僕は君のこと を信じられる |
| 嘘だけじゃなかった ・・・からかな? |
| たしかに君は、あたし に嘘をついてきたのか もしれないけど |
| でもさ、それ以上に 仲間としてあたしたち のことを助けてくれた |
| だからね、あたしは 君のことを信じられる |
| 多分、 嘘だけじゃなかった からです・・・ |
| たしかに貴方は私たち に嘘をついていたのか もしれません |
| でも、それよりも貴方 は仲間として、私たち のことを何度も助けて くれました |
| 私は、そうしてくれた 貴方のことを信じます |
| ありがとう |
| @n0 |
| 俺は・・・ お前と出会えて 良かった、本当に・・ |
| こんなふうにまた、 君と話ができるなんて 思いもしなかったよ |
| そうだな・・・ |
| うん、そうだね |
| ええ・・・ |
| 君が全てを知った時、 どうなるのかがずっと こわかった・・・ |
| きっと君は、僕のこと を恨むだろうと思って いたんだ |
| でも、君は僕に優しい 言葉をかけてくれた |
| どうしてだ? |
| 僕はずっと君に、嘘を ついていたのに・・・ |
| 嘘だけじゃなかった からだよ |
| たしかに君は、俺たち に嘘をついてきたかも しれない |
| だけど君は、それとは 別に、俺たちを仲間と して助けてくれたじゃ ないか? |
| きっかけは嘘だったと しても、君が俺たちに くれた優しさは本当の ものだと俺は思う |
| だから、俺は君のこと を信じられるんだ |
| 嘘だけじゃなかった ・・・からかな? |
| たしかに君は、あたし に嘘をついてきたのか もしれないけど |
| でもさ、それ以上に 仲間としてあたしたち のことを助けてくれた |
| だからね、あたしは君 のことを信じられる |
| 多分、 嘘だけじゃなかった からです・・・ |
| たしかに貴方は私たち に嘘をついていたのか もしれません |
| でも、それよりも貴方 は仲間として、私たち のことを何度も助けて くれました |
| 私は、そうしてくれた 貴方のことを信じます |
| ありがとう |
| @n0 |
| 僕は・・・ 君と出会えて良かった 本当に・・・ |
| こんなふうにまた 話ができるなんて 思いもしなかったよ |
| そうだな・・・ |
| ああ・・・ |
| ええ・・・ |
| あたし・・・キミが 全てを知った時 どうなるのかがずっと こわかった・・・ |
| きっと、あたしのこと 恨むって思ってた |
| でも、キミは優しい 言葉をかけてくれた |
| なぜ? |
| あたし、ずっと、嘘を ついていたのに・・・ |
| 嘘だけじゃなかった からだよ |
| たしかに君は、俺たち に嘘をついてきたかも しれない |
| だけど君は、それとは 別に、俺たちを仲間と して助けてくれたじゃ ないか? |
| きっかけは嘘だったと しても、君が俺たちに くれた優しさは本当の ものだと俺は思う |
| だから、俺は君のこと を信じられるんだ |
| 嘘だけじゃなかった からさ |
| たしかに君は、僕らに 嘘をついてきたのかも しれない |
| だけどそれ以上に、 君は仲間として、 僕たちのことを 助けてくれただろう |
| だから、僕は君のこと を信じられる |
| 多分、 嘘だけじゃなかった からです・・・ |
| たしかに貴方は私たち に嘘をついていたのか もしれません |
| でも、それよりも貴方 は仲間として、私たち のことを何度も助けて くれました |
| 私は、そうしてくれた 貴方のことを信じます |
| ありがと |
| @n0 |
| あたし・・・ キミに会えて ・・・良かった |
| こんなふうにまた、 あなたと話ができる なんて思っても いませんでした |
| そうだな・・・ |
| ああ・・・ |
| うん、そうだね |
| 私・・・ あなたが全てを知って どうなるのかがずっと こわかった・・・ |
| きっとあなたは、私を 恨むだろうと思って いました |
| でも、あなたは優しい 言葉をかけて くれました |
| 何故・・・ですか? |
| わたしは、ずっと嘘を ついていたのに・・・ |
| 嘘だけじゃなかったか らだよ |
| たしかに君は、俺たち に嘘をついてきたかも しれない |
| だけど君は、それとは 別に、俺たちを仲間と して助けてくれたじゃ ないか? |
| きっかけは嘘だったと しても、君が俺たちに くれた優しさは本当の ものだと俺は思う |
| だから、俺は君のこと を信じられるんだ |
| 嘘だけじゃなかった からさ |
| たしかに君は、僕らに 嘘をついてきたのかも しれない |
| だけどそれ以上に、 君は仲間として、 僕たちのことを 助けてくれただろう |
| だから、僕は君のこと を信じられる |
| 嘘だけじゃなかった ・・・からかな? |
| たしかに君は、あたし に嘘をついてきたのか もしれないけど |
| でもさ、それ以上に 仲間としてあたしたち のことを助けてくれた |
| だからね、あたしは 君のことを信じられる |
| ありがとう |
| @n0 |
| 私・・・ あなたに会えて・・・ 本当に・・・良かった |
| 戦いに行くんでしょう 魔王の復活を止める ために・・・ |
| ・・・うん |
| ・・・ああ |
| ・・・うん |
| ・・・はい |
| わかってたよ 貴方なら、絶対にそう するだろうって |
| リプレ・・・ |
| リプレ・・・ |
| リプレ・・・ |
| リプレさん・・・ |
| 約束、して・・・ |
| 絶対に帰ってくるって 約束して! |
| ああ、約束するよ 俺は必ずここへ 帰ってくる |
| ああ、約束するよ 僕は必ずここへ 帰ってくる |
| うん、約束する あたしは絶対 ここに帰ってくるよ |
| まだまだ、たくさん リプレとおしゃべりし たいことがあるから! |
| はい 絶対に私、またここに 帰ってきます |
| 大切なお友達を悲しま せたりしないように、 がんばりますから |
| 私を・・・ 信じてください・・・ |
| ありがとな |
| 感謝してるよ |
| ありがと・・・ |
| ありがとう・・・ |
| え・・・? なんだよ やぶからぼうに? |
| ガゼルと出会うことが できたから、俺はこの 世界で生きていけたん だと思うんだ |
| うれしい時もかなしい 時も、一番近くにいて くれてさ・・・ |
| だからかな? 俺がこの世界を好きに なれたのは・・・ |
| @n0・・・ |
| 守ってみせるよ 絶対にこの世界を破滅 させたりはしない! |
| 君と出会うことが なかったら、僕は この世界で生きていけ なかったと思うよ |
| 君たちがくれた優しさ が、僕に何度も勇気を 与えてくれたんだ |
| だから、僕はこの世界 のことを好きになれた のかもしれない・・・ |
| @n0・・・ |
| 守ってみせるよ 絶対にこの世界を破滅 させたりはしない! |
| 思うんだ・・・あたし ガゼルがいなかったら この世界で生きていけ なかったかもって |
| あ、もちろん ガゼルだけじゃないよ リプレも、エドスも |
| ソルも! |
| キールも! |
| カシスも! |
| クラレットも! |
| みんなが好き みんなを助けたい この世界を・・・ みんなを守りたいの |
| 思ったんです・・・ |
| あなたがいなかったら 私はこの世界で生きて いけなかったのかもし れないって・・・ |
| あ・・・あなただけ じゃないですよっ! リプレさんやエドス さんたちも!! |
| 私、みんなの優しさに 何度も助けてもらいま した |
| だから、私はどうして も守りたいんです! 優しい人たちが暮らす この世界を・・・ |
| がんばって 守りたいんです・・・ |
| バーカ なに、ひとりで背負い 込んでるんだよ |
| バ、バカぁ!? |
| 俺がいるだろ・・・ おまえには俺がいる 安心して、背中は 俺にまかせな |
| あ・・・ |
| 運命なんて ふたりでねじ伏せて やろうぜ! |
| ああ・・・ 頼りにしてるぜ? |
| ガゼル・・・? |
| 運命なんて ふたりでねじ伏せて やろうぜ! |
| ああ・・・ そうだな・・・ |
| ちょ・・・ バカって・・・ |
| ・・・・・・ |
| お前は・・・ 俺が絶対に 守りぬいてやる |
| ガゼル・・・ |
| うん・・・ |
| え・・・? |
| ・・・・・・ |
| お前は・・・ 俺が絶対に 守りぬいてやる |
| ガゼルさん・・・ |
| はい・・・ |
scn018
| みんな、覚悟はいいか |
| ケッ、今さらそんなの 聞くまでもねえよ |
| しかし、ワシらが全員 ここを離れても大丈夫 だろうか・・・ |
| 今の彼らは魔王を召喚 する儀式を最優先に しているはずです |
| 守りを固めて、俺たち を待ちかまえているの が関の山だろう |
| 生き残った騎士たちに も、警戒をするように 指示を出しました |
| 蒼の派閥の召喚師たち だって、来てるしね |
| あとは一刻も早く、 自分たちが決着を つけるだけです |
| よし、それじゃあ 出発しよう! |
| よし、それじゃあ 出発しよう! |
| うん、それじゃあ 出発・・・しよう! |
| ・・・それじゃあ 出発しましょう・・・ |
| 薄気味の悪い森だな 空気はよどんでるし、 木もほとんど枯れてる |
| ひどい・・・ |
| 悪魔を呼び出す実験を 続けてきたせいだ |
| 森そのものが 悪魔の力で・・・ 歪んでるってわけさ |
| くわしいな? |
| 俺は、この森で 召喚術を学んだからな |
| 魔王を召喚するために 必要な準備の全てが、 この森の奥で行われて きたんだ |
| 儀式はきっと、ここで 行われるはずだ |
| どうやら・・・ 大当たりのようだぜ? |
| ・・・!! |
| 囲まれたようですね |
| くそっ・・・ この森のせいで、気配 が読めなかった!! |
| 黒装束に、悪魔どもか 大層な歓迎だぜ |
| !! |
| 薄気味の悪い森だな 空気はよどんでるし、 木もほとんど枯れてる |
| ひどい・・・ |
| 悪魔を呼び出す実験を 続けてきたせいだよ |
| 森そのものが、悪魔の 力で歪んでいるんだ |
| くわしいな? |
| 僕は、この森で召喚術 を学んだのさ・・・ |
| 魔王を召喚するために 必要な準備の全てが、 この森の奥で行われて きたんだ |
| 儀式はきっと、ここで 行われるはずだ |
| どうやら・・・ 大当たりのようだぜ? |
| ・・・!! |
| ・・・!! |
| ・・・!! |
| みたいですね・・・ |
| 囲まれたようですね |
| くそっ・・・ この森のせいで、気配 が読めなかった!! |
| 黒装束に、悪魔どもか 大層な歓迎だぜ |
| !! |
| 薄気味の悪い森だな 空気はよどんでるし、 木もほとんど枯れてる |
| ひどい・・・ |
| 悪魔を呼び出す実験を 続けてきたせいなの |
| 森そのものが、 悪魔の力で歪んでいる |
| くわしいな? |
| あたし、ここで・・・ この森で召喚術を 学んだから |
| 魔王を召喚するために 必要な準備は、ぜんぶ この森の奥で行われて きたの |
| 儀式はきっと、また ここで行われる・・・ |
| どうやら・・・ 大当たりのようだぜ? |
| ・・・!! |
| 囲まれたようですね |
| くそっ・・・ この森のせいで、気配 が読めなかった!! |
| 黒装束に、悪魔どもか 大層な歓迎だぜ |
| !! |
| 薄気味の悪い森だな 空気はよどんでるし、 木もほとんど枯れてる |
| ひどい・・・ |
| 悪魔を呼び出す実験を 続けてきたせいです |
| 森そのものが、悪魔の 力で歪んでいる・・・ そう言えば、わかりや すいでしょうか・・ |
| くわしいな? |
| 私は・・・この森で 召喚術を学びました |
| 当たり前ですね・・・ 魔王を召喚する儀式の 準備は、ここで行われ てきたんですから |
| きっとまた・・・ 儀式はここで 行われるはずです |
| どうやら・・・ 大当たりのようだぜ? |
| ・・・!! |
| ・・・!! |
| ・・・!! |
| ええ・・・ |
| 囲まれたようですね |
| くそっ・・・ この森のせいで、気配 が読めなかった!! |
| 黒装束に、悪魔どもか 大層な歓迎だぜ |
| !! |
| こいつら・・・ 次から次へとわいて 出てくる!? |
| 私たちが倒すよりも、 新しい悪魔が召喚され るほうが早いんです |
| それって、きりがない ってコト!? |
| ま、マスターっ・・・ |
| このままじゃ、ボクら の体力がもたないよ! |
| くそっ・・・ どうすればいい!? |
| くそっ・・・ どうすればいい!? |
| ・・・ どうすればいいの!? |
| なにか方法は・・・ |
| ・・・!! |
| 今のは、召喚術!? |
| フハハハハハッ! |
| 様子を見にきてみれば 案の定だな平民ども! |
| イムラン・マーン!? |
| 呼び捨てにするな! イムラン様、だッ!! |
| んなこと言ってる場合 じゃねえだろう、兄貴 |
| そうですよ 私たちはケンカを するために来たのでは ありません |
| マーン三兄弟 どうしてお前たちが、 ここに? |
| この前の借りを返しに 来たのさ・・・ |
| 貴方たちのおかげで、 領主様を無事に 逃がせたのですからね |
| しかし・・・ |
| フンッ、心配せずとも 領主様の許可は いただいているわ |
| それに、貴様ら平民に 借りを作ったままでは どうにも寝覚めが 悪いのだッ! |
| おっさん・・・ |
| さあ、ここは私たちに 任せてください |
| とっとと行って、あの 生意気な小僧をぶちの めしてきやがれ! |
| イムラン、キムラン、 カムラン・・・ |
| イムラン、キムラン、 カムラン・・・ |
| イムラン、キムラン、 カムラン・・・ |
| イムランさん・・・ キムランさん・・・ カムランさん・・・ |
| 奴らの気持ちを無駄に するな・・・ |
| 行くぞ! |
| @n0 |
| ありがとう マーン三兄弟!! |
| ありがとう マーン三兄弟!! |
| さんきゅっ マーン三兄弟!! |
| ありがとう・・・ マーン三兄弟さん |
| さァて・・・ おっぱじめようか? |
| 華麗なる、我ら三兄弟 の実力を・・・ |
| いやというほど 思いしらせてくれる! |
| やっぱり、来て しまったんですね? |
| カノン・・・ |
| カノン・・・ |
| カノン・・・ |
| カノンさん・・・ |
| @n0さん ボクは、あなたにだけ は来てほしくなかった |
| あなたは・・・ バノッサさんを追いつ めてしまう人だから |
| 俺が、バノッサを? |
| 僕が、バノッサを? |
| あたしが・・・ 追いつめる? |
| わたしが? バノッサさんを? |
| あなたはバノッサさん が欲しいと望んだもの 全てをもっている |
| だから、あなたを見る とバノッサさんの心は かき乱されてしまう |
| それに耐える力を求め て、あの人は宝玉へと すがってしまう・・・ |
| 歪んだ道へ進んで いってしまうんです |
| 引き返してください! ここから今すぐに!! |
| じゃないと バノッサさんは・・・ ボクは・・・ |
| 本当にあなたのことを 殺さなくちゃならなく なってしまう!! |
| ケッ! 黙って聞いてりゃあ、 好き勝手なことぬかし やがって・・・ |
| 自分たちの心の弱さを 棚に上げて、こいつに 責任を押しつけるんじ ゃねえよ!! |
| ガゼル? |
| ガゼル? |
| ガゼル? |
| ガゼルさん・・・ |
| カノンよ お前さんの理屈は 間違ってる |
| 欲しいものを手にする には、自分が変わらな くてはならん |
| それをしなかったのは 誰だ? |
| ・・・・・・ |
| カノン、俺は前にも 君に言ったはずだ |
| 俺たちは、バノッサを 苦しめたいんじゃない 助けたいんだ! |
| 君にならわかるだろう カノン!? |
| カノン、僕は前にも 君に言ったはずだね |
| 僕たちは、バノッサを 苦しめたいんじゃない 助けたいって・・・ |
| 君にならわかるだろう カノン!? |
| カノン、あたし前にも 言ったよね |
| あたしたちはバノッサ を、苦しめるために 戦ってるんじゃない ・・・助けたいの! |
| わかるでしょ! カノン!? |
| カノンさん、あなたが 以前に言ったこと ・・・覚えています |
| わかって・・・ わたし、バノッサさん を助けたいんです |
| バノッサさんには ひどいことに、 なってほしくないの! |
| 哀れみのつもりかよ はぐれ野郎? |
| この俺様に救いの手ェ 差し伸べて、優越感に ひたるってのかよ!? |
| バノッサさん・・・ |
| バノッサ! おまえ・・・あの人に だまされてるんだぜ |
| なにィ? |
| 召喚の儀式が成功すれ ば、おまえの意識は 魔王に食われる |
| おまえは、魔王召喚の 道具として利用されて いるだけなんだ! |
| バノッサ! 君はあの人にだまされ ているんだ!! |
| なにィ? |
| 召喚の儀式が成功すれ ば、君の意識は魔王に 食われてしまうんだ |
| 君はただ、魔王召喚の 道具として利用されて いるだけなんだぞ!? |
| バノッサ! あなた、あの人に だまされてるの! |
| なにィ? |
| 召喚の儀式が 成功しちゃったら! 意識をたべられて 魔王になっちゃう! |
| 信じて! あなたは、魔王召喚の 道具として利用されて いるだけなの! |
| バノッサ! あなたは だまされています・・ あの人に・・・ |
| なにィ? |
| 召喚の儀式が成功すれ ば、あなたの意識は 魔王に食われて しまいます! |
| あなたは、魔王召喚の 道具として利用されて いるだけなんです! |
| クククク・・・ 関係ねぇなァ? |
| ・・・!? |
| 俺様が魔王に食われよ うが、食われまいが、 同じことなんだよ |
| この世界を滅ぼすこと が、今の俺様の望みな んだからなァ・・・ |
| なんだって!? |
| なんだと!? |
| なんで!? |
| え・・・今なんて? |
| どうせこの世界には、 俺様の居場所なんても のはねェんだ・・・ |
| どれだけ望んだって、 俺様が欲しかったもの はもう手に入らねェ |
| だったら、何もかも ブッ壊してやる! |
| 世界も、手前ェらも、 俺様自身もッ!! |
| バノッサ お前、そこまで・・・ |
| バノッサ お前、そこまで・・・ |
| バノッサ あなた・・・そこまで |
| バノッサさん あなた・・・そんなに も、世界を・・・ |
| @n0 もう、いい |
| エドス? |
| エドス? |
| エドス? |
| エドスさん・・・ |
| 今のあいつには、ワシ らの言葉は届かない ただ、できることは |
| 力づくで、止めてやる ことだけだ・・・! |
| 何をてこずってんだよ じれってえ・・・ |
| なんだ・・・ この声は・・・? |
| なんだ・・・ この声は・・・? |
| なんなの この声・・・? |
| ・・・この声は いったい・・・? |
| なんだ、はねえだろう |
| 俺はずっと、お前の中 にいたんだぜ? |
| もっともお前たちは、 見かけの力だけに目を 奪われて・・・ |
| 俺の意識がお前と同化 していたことに、気が ついてないようだがな |
| まさか、お前は!? |
| まさか、お前は!? |
| まさか、あなた!? |
| まさか、あなた・・・ |
| ああ、そうさ 俺は・・・ おまえらの言う・・・ |
| 魔王さ!! |
| な、なんだっ!? 何が起こったんだよ! |
| あれだけいた悪魔が 一瞬で・・・ |
| ・・・・・・ |
| @n0 もしかして、お前さん がやったのか? |
| フフフフ・・・ |
| ま、ますたー? |
| フッ、フハハハハッ! アーッハッハッハ!! |
| ちょっと どうしちゃったのよ! |
| 近づくな! |
| な、なんだよ・・・ |
| そこにいるのはもう、 |
| @n0じゃない って言ってるんだ! |
| そいつは・・・ サプレスの魔王だっ! |
| 近づくんじゃない!! |
| な、なんだよ・・・ |
| そこにいるのはもう、 |
| @n0じゃない |
| サプレスの魔王だっ! |
| ダメ! 近付かないで! |
| な、なんだよ・・・ |
| そこにいるのは |
| @n0 じゃないの! |
| サプレスの ・・・魔王なの! |
| ダメ! 近付かないで! |
| な、なんだよ・・・ |
| そこにいるのはもう、 |
| @n0 じゃないんです! |
| サプレスの魔王 ・・・魔王なんです! |
| ハハハハッ さすがは俺を呼びつけ ようとした召喚師だけ はあるな? |
| ご名答だ お前の言うとおり、 俺は魔王だ |
| 中途半端な儀式のせい で、この生き物の中に 取り込まれちまってた ワケだが・・・ |
| ようやく、表に出てく ることができたぜ! |
| なんだと・・・ |
| @n0は どうなったんだ!? |
| どうもなりゃしねえよ 俺が出てくるのに邪魔 だったから、取り込ま せてもらっただけさ |
| ふざけるなッ!! |
| 今すぐ元に戻しやがれ さもないと・・・ |
| おいおい、いいのか 中身は俺でも、身体は こいつの物なんだぜ? |
| ぐっ・・・ |
| 魔王・・・ いったい何を考えて ・・いや、企んでる? |
| 魔王よ お前はいったい、何を 企んでいるんだ |
| サプレスの魔王! あなた・・・いったい 何を企んでるの・・・ |
| 魔王よ・・・ なにを企んで いるのですか? |
| 企む? おいおい、お前らこそ 何を勘違いしてるんだ |
| とぼけるな! お主はこの世界を滅ぼ すために召喚されたの でござろう |
| ああ、まあな |
| けどよ、そいつは俺を 呼んだヤツの望みだ 俺の望みじゃねえ |
| え? |
| お前らがどう思うかは 勝手だがな、俺は元の 世界に帰れりゃそれで いいんだよ |
| 俺たち呼ばれる方から してみれば、お前らの 召喚術は呪いだぜ |
| 呼び出したヤツの命令 を聞かない限り、元の 世界には帰れねえ |
| だから世界を滅ぼせと 言われりゃ滅ぼすんだ |
| 胸くそ悪い話だがな ・・・もっとも 腹いせって側面が ないわけでもない |
| そうなのか・・・? |
| ・・・確かに 召喚術の仕組みは そういうことだ・・・ |
| ま、まあ たしかに召喚術という のはそういう仕組みで はあるんだが・・・ |
| うん・・・ たしかに召喚術って そういう仕組み なんだけど・・・ |
| え、ええ たしかに召喚術という のはそういう仕組みで はあるのですが・・ |
| クククク・・・ まあ、たしかにここは 壊しがいのありそうな 世界だがな・・・ |
| そんなことはどうでも いいんだよ! |
| おい、魔王っ! だったらさっさとお前 の世界に帰れよ!? |
| 吠えるな、小僧 そうはいかないことも あるんだよ |
| さっきも言ったとおり 中途半端な儀式のせい で、俺は一部だけ召喚 されちまった |
| 帰るためには、残りの 力を取り戻さなくちゃ ならねえ |
| そこで、お前らの出番 だってワケになるのさ |
| 私たちにお前の復活を 手伝えと言うのか!? |
| 嫌か? |
| そうすれば、とっとと こいつの身体から出て いくこともできる |
| ぬうううっ 人質のつもりか・・・ |
| 何とでも言え だがな、そうしないと こいつは一生このまま だぜ? |
| ククク・・・ |
| ・・・いいだろう |
| おいっ! |
| ソル!? |
| このままここで悩んで いても、時間が過ぎて いくだけだ |
| 今は魔王の言葉を 信じるしかない・・・ くやしいけどな! |
| ・・・・・・ |
| そもそも、 俺がこうなったのは、 お前が儀式をしくじっ たせいなんだ |
| 責任をとってもらう のは当然だな |
| ・・・くそっ で、オレたちは何を すればいい!? |
| ・・・わかった |
| おいっ! |
| キール!? |
| このままここで悩んで いても、時間が過ぎて いくだけだ |
| 今は魔王の言葉を 信じるしかない |
| ・・・・・・ |
| そもそも、 俺がこうなったのは、 お前が儀式をしくじっ たせいなんだ |
| 責任をとってもらう のは当然だな |
| 何をすればいいんだ |
| ・・・わかったよ 協力・・・する |
| おいっ! |
| カシス!? |
| だって! 悩んでても、時間が 過ぎていくだけだよ! |
| 今は魔王の言うことを 信じるしか ないじゃない! |
| ・・・・・・ |
| そもそも、 俺がこうなったのは、 お前が儀式をしくじっ たせいなんだ |
| 責任をとってもらう のは当然だな |
| わかってる・・・ で、あたしたちは 何をすればいいの? |
| ・・・わかりました |
| おいっ! |
| クラレット!? |
| このままここで悩んで いても、時間が過ぎて いくだけですから |
| 今は魔王の言葉を 信じるしかない それがわたしの 結論です |
| ・・・・・・ |
| そもそも、 俺がこうなったのは、 お前が儀式をしくじっ たせいなんだ |
| 責任をとってもらう のは当然だな |
| で、何をすれば いいんですか? |
| なぁに、簡単なことだ 今そこで行われている 儀式を利用するのよ |
| あいつらが呼ぼうとし てるのは、残った俺の 力なんだ |
| そいつを手に入れさえ すれば、俺は本来の力 を取り戻せるのさ |
| あいつらの儀式を邪魔 すればいいのかよ |
| そういうことだ さあ、わかったら俺に ついて来やがれ! |
| 殺せよ・・・ |
| 世界を救うんだろう? だったら、俺様を殺し て奪いとれよッ!! |
| ・・・・・・ |
| ・・・・・・ |
| ・・・・・・ |
| 奪うなんて・・・ そんなの違います! |
| できねェのかよ |
| 自分の手を汚すことが こわいのかよッ!? |
| そうじゃない! |
| お前から宝玉を奪えば 世界は救われるさ |
| だけど、それじゃお前 が永遠に救われない! |
| そうじゃない! |
| 君から宝玉を奪えば、 世界は救われる |
| だけど、それじゃ君が 永遠に救われない! |
| 違うよ! |
| そりゃ・・・ あなたから宝玉を 奪えば、世界は救われ るかもしれない |
| だけど・・・ それじゃバノッサ! あなたが永遠に・・・ 永遠に救われないよ |
| いえ・・・もう わたしの手がきれいだ なんて言えません |
| もうわたしは・・・ あなたを苦しめて しまったもの・・・ |
| でも、バノッサさん が永遠に救われない のは・・・ わたし、嫌なんです |
| ・・・!! |
| 世界も、お前も 俺は救いたいんだよ |
| だから、お願いだ 宝玉を渡してくれ |
| お前自身の手で 俺に渡してくれ・・・ |
| 世界も、君も 僕は救いたいんだ |
| だから、頼む 宝玉を渡してくれ |
| 君自身の手で 僕に渡してくれ・・・ |
| 世界も、あなたも 両方救いたいの! |
| だから・・・ 宝玉を渡して! |
| あなたがあたしに 渡してよ・・・ |
| 世界も、バノッサさん も、両方救われないと ・・・そんなもの 意味がありません! |
| だから、お願いです 宝玉を渡してください |
| バノッサさん・・・ お願いします・・・ |
| ・・・・・・ |
| バノッサさん もう、よしましょう |
| カノン!? |
| ボクはあなたに拾って もらった時、最後まで あなたの側にいること を誓いました |
| どんな道であろうと、 あなたが望むところへ ついていこうと思って いたんです |
| あなたの側だけが、 ボクにとっての居場所 だったから・・・ |
| だけど、もうこれ以上 は黙ってられません! |
| バノッサさん ボクは、あなたを失い たくない!! |
| 他の誰がなんと言おう と、あなた自身が自分 を不要だと思っても |
| それでも・・・ ボクにはあなたのこと が必要なんです!! |
| カノン・・・ |
| バノッサよ もうこれ以上、自分を 憎むのはよすんだ |
| ここにお前の居場所は ちゃんとあるんだ! お前の価値を認めてく れる人がいるんだ! |
| あとは、お前がそれに 気づくだけなんだ!! |
| バノッサさん! |
| お、俺は・・・ |
| バノッサよ お前は本当にそう思う ことができるのか? |
| オルドレイク!? |
| 仮にその者たちの言葉 が真実だったとしても もう手遅れだ |
| お前がしてきたことを よく思い出してみるが いい! |
| ・・・!! |
| 街を焼き、城を陥とし 人々を魔物に襲わせた のは誰だ? |
| お前ではないか!? |
| あ・・・ ああっ・・・!? |
| バノッサよ お前はもう、引き返せ ないのだ・・・ |
| そんなことはない!! |
| たしかにバノッサさん は多くの間違いを犯し てきたかもしれない |
| だけど、間違いは正す ことができるんだ! |
| もうこれ以上、あなた にバノッサさんの心を 自由にはさせない!! |
| 目障りだな・・・ |
| 消えるがいい! |
| ・・・ぐあぁっ!! |
| カノン!? |
| カノン!? |
| カノン!? |
| カノンさん!? |
| バ・・・ノッ・・・ さん・・・ |
| カノン・・・? |
| 目を開けろッ!? カノン! カノン!? |
| カノォォォォン!! |
| クククク・・・ バノッサよ、これで 本当にお前の居場所は なくなったな? |
| なんてことを・・・ |
| イヤだ・・・ |
| もう・・・ イヤだ・・・! |
| うっ・・・ |
| うアぁァぁァァッ!! |
| バノッサ!? |
| フハハハハッ なんという素晴らしい 力だ!! |
| さあ、バノッサよ 来るがいい! その力で、お前を魔王 にしてやろう!! |
| うオぉオぉォ・・・ |
| そうだ、バノッサよ もっと絶望するのだ! |
| この世の全てを憎め それこそがお前に力を 与えてくれるのだ |
| 父上っ!! |
| ソル もはや、お前は我が子 ではない |
| 父上っ!! |
| キール もはや、お前は我が子 ではない |
| 父上っ!! |
| カシス もはや、お前は我が子 ではない |
| 父上っ!! |
| クラレット もはや、お前は我が子 ではない |
| 育ててやった恩を忘れ 成すべきこともできぬ お前に、価値など ないわ!! |
| オルドレイク・・・ 俺はお前を許さない! |
| 自分の目的のために、 多くの人たちの生き方 をねじ曲げたお前を |
| 俺は絶対に許さない! |
| オルドレイク・・・ 僕はお前を許さない! |
| 自分の目的のために、 多くの人たちの生き方 をねじ曲げたお前を |
| 僕は絶対に許さない! |
| オルドレイク・・・ 許すと思わないでよ! |
| 自分の目的のために、 多くの人たちの生き方 をねじ曲げたお前を |
| あたしは許さない ・・・・・・・ 許すと思うなぁっっ! |
| オルドレイク・・・ わたし・・・はじめて 他人を・・・憎いと 思いました・・・ |
| わたしは・・・ 身勝手に、みなさんの 生き方をもてあそぶ あなたを・・・ |
| 許しません |
| 出来損ないの分際に、 口出しされるいわれは ない |
| 身のほどを知れい!! |
| オルドレイク! 今すぐ、儀式を 止めるんだ!! |
| オルドレイク! 今すぐ、儀式を 止めるんだ!! |
| オルドレイク! 今すぐ、儀式を やめて! |
| オルドレイク・・・ 今すぐ、儀式を止めて 観念してください |
| クククク・・・ 止めることなどできぬ |
| うアぁァぁァ・・・! |
| 見よ! バノッサはすでに宝玉 とひとつになった!! |
| あの男の憎悪と悲しみ を生けにえにして、 魔王はここに降臨 するのだ |
| 世界は滅びるのだ!! |
| 父上! 貴方という人は・・・ |
| ソルよ お前は愚か者だ |
| 父上! 貴方という人は・・・ |
| キールよ お前は愚か者だ |
| 父上! 貴方という人は・・・ |
| カシスよ お前は愚か者だ |
| 父上! 貴方という人は・・・ |
| クラレットよ お前は愚か者だ |
| 次の世界の王の座を、 自ら捨ててしまったの だからな・・・ |
| そして、バノッサよ |
| お前は果報者だ! |
| 一度は捨てられながら 最後の最後で、栄光を つかんだのだからな |
| なァ・・・ッ なンだ、ト・・・? |
| まさか・・・ バノッサの父親は!? |
| まさか・・・ バノッサの父親は!? |
| まさか・・・ バノッサの父親って? |
| まさか・・・ バノッサさんの 父親は? |
| 父はうれしいぞ・・・ 我が息子よ? |
| きッ・・・ きサまガ・・・ |
| 貴様がそうだったのか アアアァァァッ!! |
| な・・・何をする バノッサ!? |
| 許サねェ・・・ッ!! |
| 母さンを・・・ ソしテこノ俺を捨テた お前ダけハ・・・ |
| 絶対ニ・・・ッ 許さねえェェェッ!! |
| ぐぎゃああああっ!? |
scn020
| ザマぁ・・・ みヤがレ・・・ |
| バノッサ・・・ お前、まだ意識が? |
| バノッサ・・・ 君は、まだ意識を? |
| バノッサ・・・ まだ意識が!? |
| 待ってて! 今、助けるから! |
| バノッサさん・・・ まだ意識が 残っているんですね! |
| 待ってて! 今、助けますから! |
| クククッ・・・ 余計ナコトは考えるナ ヨ・・・はぐれ野郎? |
| もウスグ、俺様ハ魔王 ニナっちまウ・・・ もウ、誰にモ止メらレ ねェ・・・ |
| あきらめるな! バノッサ、お前はワシ が助けてみせる!! |
| ヘヘヘ・・・ッ アリがトよ、エドス |
| 泣くンじゃネェよ? 俺なンかノタメニさ |
| バノッサ・・・っ |
| はグれ野郎よ・・・ 手前ェに・・・ッ 頼みガあル・・・ |
| そノちかラで・・・ 俺ヲ・・・ 殺シテクれッ!! |
| まダ、俺ガ・・・ 俺でいルうちニ・・・ 頼ム・・・ッ!! |
| ・・・っ!! |
| できない・・・ |
| バノッサ、俺には君を 殺せない!! |
| ・・・っ!! |
| できない・・・ |
| バノッサ、僕には君を 殺せない!! |
| ・・・っ!! |
| できない・・・ |
| あたしにはバノッサを 殺せない!! |
| だめです・・・ |
| できません・・・ そんなこと・・・ |
| バノッサさんを殺す ・・・そんなこと、 わたしにはできない! |
| バカ・・・や・・・ ろ・・・ |
| ぐウッ!? |
| グアアアァァァッ!! |
| 空が・・・ 空が割れていく!? |
| バノッサぁぁっ! |
| バノッサの姿が・・・ |
| バノッサの姿が・・・ |
| バノッサの姿が・・・ |
| バノッサさんが・・・ |
| ウゥゥ・・・ッ ウオオォォォォッ!! |
| こいつが・・・ 魔王だってのか・・・ |
| みんな、危ないっ! |
| ウオオオオオォォォォ ォォォォッ!!!! |
| うわあぁっ!? |
| うわあぁっ!? |
| きゃぁっ!? |
| きゃあっ!? |
| これが・・・ 魔王の力なのか・・・ |
| 吠え声だけで まるで、嵐のようだ |
| これが・・・ 魔王の力なのか・・・ |
| 吠え声だけで まるで、嵐のようだ |
| これが・・・ 魔王の力!? |
| ウソ・・・ 嵐みたいな吠え声! |
| これが・・・ 魔王の力・・・ |
| 足がすくむ・・・ まったく勝てる気が しないなんて・・・ |
| ウオォォォォォッ!! |
| ちくしょう・・・ 立ち上がることすら、 できない・・・! |
| 終わるのか・・・? |
| このまま何もできずに 世界は終わってしまう のか・・・!? |
| だめだ・・・ 立ち上がることすら、 できない・・・! |
| 終わるのか・・・? |
| このまま何もできずに 世界は終わってしまう のか・・・!? |
| く・・・ 立ち上がることも できないの・・・ |
| 終わるの・・・? |
| このまま何も できずに世界は 終わっちゃうって いうの!? |
| うそ・・・ 動くこともできない なんて・・・ |
| わたし、これで 限界なの・・・ |
| このまま何もできずに 世界は終わってしまう の・・・ |
| ・・・覚えてるか? |
| これは・・・? |
| 俺は・・・悲鳴をあげ ていた・・・ |
| あの夜に聞いた・・・ |
| ソルさんの |
| ソルの |
| 言葉・・・? |
| 助けてくれって |
| ・・・!! |
| おまえは・・・ 応えてくれたんだ |
| ・・・そうだ |
| 僕はソルと |
| 約束したんだ・・・ |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 君を守るんだって!! |
| ・・・そうだよ! |
| あたし・・・ |
| ソルと約束したもの! |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 守ってみせるって!! |
| ・・・そうでしたね |
| わたし・・・ ソルさんと 約束しました! |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 守ってみせるって |
| ・・・覚えてるか? |
| これは・・・? |
| 僕は・・・悲鳴をあげ ていたんだよ・・・ |
| あの夜に聞いた・・・ |
| キールさんの |
| キールの |
| 言葉・・・? |
| 助けてくれ、って |
| ・・・!! |
| 君は・・・ 応えてくれたんだ |
| ・・・そうだよ |
| 俺はキールと |
| 約束したじゃないか? |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 守ってみせるって!! |
| ・・・そうだよ! |
| あたし・・・ キールと 約束したもの! |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 守ってみせるって!! |
| ・・・そうでしたね |
| わたし・・・ キールさんと 約束しました! |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 守ってみせるって |
| ・・・覚えている? |
| これは・・・? |
| あたし・・・ 悲鳴をあげていたの |
| あの夜に聞いた・・・ |
| カシスさんの |
| カシスの |
| 言葉・・・? |
| 助けてって・・・ |
| ・・・!! |
| あなたは、それに 応えてくれた・・・ |
| ・・・そうだよ |
| 俺はカシスと |
| 約束したじゃないか? |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 守ってみせるって!! |
| ・・・そうだ |
| 僕はカシスと |
| 約束したんだ・・・ |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 君を守るんだって!! |
| ・・・そうでしたね |
| わたし・・・ カシスさんと 約束しました! |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 守ってみせるって |
| ・・覚えていますか? |
| これは・・・? |
| 私は・・・悲鳴をあげ ていたんです・・・ |
| あの夜に聞いた・・・ |
| クラレットの 言葉・・・? |
| 助けてくださいって |
| ・・・!! |
| あなたは・・・ 応えてくれました |
| ・・・そうだよ |
| 俺はクラレットと |
| 約束したじゃないか? |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 守ってみせるって!! |
| ・・・そうだ |
| 僕はクラレットと 約束したんだ・・・ |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 君を守るんだって!! |
| ・・・そうだよ! |
| あたし・・・ クラレットと 約束したもの! |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 守ってみせるって!! |
| うおおぉぉっ!! |
| うおおぉぉっ!! |
| あぁぁぁぁっ! |
| ・・・・・はぁっ! |
| 光だ・・・ あの時と同じ光・・・ |
| 私たちを何度も救って くれた光・・・ |
| あいつの光だ!! |
| 力よ・・・ |
| 俺の中にある ありったけの力よ! |
| 僕の中にある ありったけの力よ! |
| あたしの中でねむる ありったけの力! |
| わたしの中の すべての力! |
| 俺に、約束を 守らせてくれ・・・ |
| 大切なものたちを 俺に守らせてくれ!! |
| 僕に、約束を守らせて くれ・・・ |
| 大切なものたちを 僕に守らせてくれ!! |
| おねがい! あたしに 約束をまもらせて! |
| 大切なものたちを 守らせて!! |
| わたしに・・・ 約束を守らせて! |
| 大切なものたちを 守らせて! |
| うおおぉぉっ!! |
| うおおぉぉっ!! |
| あぁぁぁぁっ! |
| ・・・・・はぁっ! |
| 光だ・・・ あの時と同じ光・・・ |
| 私たちを何度も救って くれた光・・・ |
| あいつの光だ!! |
| 力よ・・・ |
| 俺の中にある ありったけの力よ! |
| 僕の中にある ありったけの力よ! |
| あたしの中でねむる ありったけの力! |
| わたしの中の すべての力! |
| 俺に・・・ 大切なものたちを 俺に守らせてくれ!! |
| 僕に・・・ 大切なものたちを 僕に守らせてくれ!! |
| おねがい! あたしに 大切なものたちを 守らせて!! |
| わたしに・・・ 大切なものたちを 守らせて! |
| 約束、して・・・ |
| これは・・・? |
| 絶対に帰ってくるって 約束して! |
| ・・・!! |
| 待ってるから・・・ |
| 約束・・・ したんだからね・・・ |
| ・・・そうだよ |
| 俺は、リプレと約束を したじゃないか? |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 帰ってくるって!! |
| ・・・そうだ |
| 僕は、リプレと約束を したじゃないか? |
| 何があっても・・・ 絶対に・・・ |
| 帰ってくるんだと!! |
| お前は・・・ |
| これは・・・? |
| お前は・・・俺が 絶対に守り抜いて やる!! |
| ・・・!! |
| 運命なんて、ふたりで ねじ伏せてやろうぜ! |
| ・・・そうだよ |
| あたし、ガゼルと 約束したもの! |
| 運命なんかに・・・ 絶対に・・・ |
| 負けないって!!!! |
| ・・・そうでしたね |
| わたし、ガゼルさん と約束したもの・・・ |
| 運命なんかに・・・ 絶対に・・・ |
| 負けないって!!!! |
| あきらめるな・・・ |
| 誰だ・・・? |
| 誰だ・・・? |
| 誰・・・? |
| 誰ですか・・・ |
| 我は、お前の中に眠っ ていた力・・・ |
| サプレスのエルゴと、 お前たちが呼ぶ存在だ |
| ・・・!! |
| お前がこの世界に召喚 された時からずっと、 我はお前を見守ってい たのだ・・・ |
| お前が本当に、誓約者 たりえる者なのかを |
| そして今、新たに我は お前と誓約を交わそう |
| 我がサプレスの力を、 受け取るがいい! |
| 約束したんだ・・・ |
| キールを |
| カシスを |
| クラレットを |
| 助けてみせるって! |
| 俺はそのために、この 世界に来たんだ!! |
| だから・・・ お前に負けるわけには いかないんだぁっ!! |
| 約束したんだ・・・ |
| ソルを |
| カシスを |
| クラレットを |
| 助けてみせるって! |
| 僕はそのために、この 世界に来たんだ!! |
| だから・・・ お前に負けるわけには いかないっ!! |
| 約束したの・・・ |
| ソルを |
| キールを |
| クラレットを |
| 助けてみせるって! |
| あたしは・・・この ためにこの世界に来た |
| だから・・・ お前には負けない 負けるわけにいかない |
| 約束したの・・・ |
| ソルさんを |
| キールさんを |
| カシスさんを |
| 助けてみせるって! |
| わたし、だからこの 世界に来たんです・・ |
| だから・・・ わたしは負けません ・・・絶対に! |
| ギャアアアアアッ!! |
| ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサさん・・・ |
| 誓約者よ・・・ |
| @n0 |
| ううっ・・・ |
| ううっ・・・ |
| う・・・ |
| う・・・ |
| 目を覚ませ、誓約者よ |
| 俺は・・・ 勝ったのか・・・? |
| 僕は・・・ 勝ったのか・・・? |
| あたし・・・ 勝ったの・・・? |
| ・・・わたしは 魔王は!? |
| 魔王はサプレスへと お前の手で帰された |
| お前は勝ったのだ |
| そうか・・・ 俺は勝ったのか・・・ |
| よかった・・・ |
| そうか・・・ 僕は勝てたのか・・・ |
| よかった・・・ |
| そっか・・・ 勝ったんだ・・・ |
| よかった・・・ |
| そうでしたか 勝ったんですね・・・ |
| よかった・・・ |
| それだけではない お前は、失われたはず の力をよみがえらせた のだ |
| 我は・・・ サプレスのエルゴなり |
| サプレスの・・・ エルゴ・・・? |
| あの忌まわしい儀式が 失敗した時、我が力は お前の中にとりこまれ たのだ・・・ |
| お前が使ってきた力は 我がサプレスの力 我はずっと、お前と 共にあったのだ |
| それじゃあ!? |
| じゃあ!? |
| それじゃあ!? |
| それじゃあわたしは? |
| お前は魔王ではない |
| 我らが認めた、エルゴ の王にふさわしき者 |
| まぎれもない、 誓約者なのだ・・・ |
| そうだったのか |
| そうだったのか |
| そうだったんだ |
| ・・・・ |
| さあ、誓約者よ ここに5つのエルゴは 全て揃った |
| 新たなる結界を紡ぐた めの準備は整った |
| あとは、お前が望む だけでいい・・・ |
| 新たな誓約者の名の下 に、新たな結界は完成 するだろう |
| 俺が・・・ 俺が望むのは・・・ |
| 僕が・・・ 僕が望むのは・・・ |
| あたし・・・ あたしの望み・・・ |
| わたしの心は 決まっています・・・ |
| わたしが望む 結末は・・・ |
| @n0っ! |
| う、ううん・・・ |
| う、ううん・・・ |
| う、ううん・・・ |
| ん、んん・・・ |
| おお、気がついたか |
| 心配させやがって! |
| みんな・・・ 無事だったんだな |
| みんな・・・ 無事だったんだな |
| みんな・・・ 無事だったんだね |
| みなさん 無事だったんですね |
| ああ、無事だとも それに、ほら・・・ |
| 闇が・・・ 消えていく・・・? |
| 魔王は倒された |
| おまえが、世界を 救ったんだ・・・ おまえの力だ |
| それは違うさ |
| 僕が最後まであきらめ ずにいられたのは、 みんなが僕に力を貸し てくれたからだ |
| みんなの力が、 世界を救ったんだよ |
| それに、僕はただ約束 を守りたかったんだ |
| 何があったとしても、 君を守ってみせるって 約束をね・・・ |
| それは違うよ |
| あたしが最後まであき らめなかったのは、 みんなが力を貸して くれたから |
| みんなの力が、 世界を救ったんだよ |
| それに、あたしは 約束を守っただけ |
| 何があったとしても、 君を守ってみせるって 約束を・・・ね! |
| それは違います・・・ |
| わたしが最後まであき らめなかったのは、 みなさんがいて くれたから |
| みんなの力で、 世界を救ったんです |
| それに、わたしは 約束を守っただけ |
| 何があったとしても、 あなたを守るという 約束を・・・ |
| @n0・・・ |
| 魔王は倒されたんだ |
| 君の力が、世界を 救ったんだ・・・ |
| それは違うよ |
| 俺が最後まであきらめ ずにいられたのは、 みんなが俺に力を貸し てくれたからさ |
| みんなの力が、 世界を救ったんだよ |
| それに、俺はただ 約束を守っただけさ |
| 何があったとしても、 君を守ってみせるって 約束をね? |
| それは違うよ |
| あたしが最後まであき らめなかったのは、 みんなが力を貸して てくれたから |
| みんなの力が、 世界を救ったんだよ |
| それに、あたしは 約束を守っただけ |
| 何があったとしても、 君を守ってみせるって 約束を・・・ね? |
| それは違います・・・ |
| わたしが最後まであき らめなかったのは、 みなさんがいて くれたから |
| みんなの力で、 世界を救ったんです |
| それに、わたしは 約束を守っただけ |
| 何があったとしても、 あなたを守るという 約束を・・・ |
| @n0・・・ |
| 魔王は倒れた・・・ |
| 君の力で、世界を 救ったんだよ・・・ |
| それは違うよ |
| 俺が最後まであきらめ ずにいられたのは、 みんなが俺に力を貸し てくれたからさ |
| みんなの力が、 世界を救ったんだよ |
| それに、俺はただ 約束を守っただけさ |
| 何があったとしても、 君を守ってみせるって 約束をね? |
| それは違うさ |
| 僕が最後まであきらめ ずにいられたのは、 みんなが僕に力を貸し てくれたからだ |
| みんなの力が、 世界を救ったんだよ |
| それに、僕はただ約束 を守りたかったんだ |
| 何があったとしても、 君を守ってみせるって 約束をね・・・ |
| それは違います |
| わたしが最後まで あきらめなかったのは みんながわたしに 力をくれたから・・ |
| みんなの力で、 世界を救ったんです |
| それにわたしは、ただ 約束を守っただけです |
| 何があったとしても、 あなたを守るっていう 約束です・・・ |
| @n0・・・ |
| 魔王は倒されました |
| あなたの・・・ 力です・・・ |
| それは違うよ |
| 俺が最後まであきらめ ずにいられたのは、 みんなが俺に力を貸し てくれたからさ |
| みんなの力が、 世界を救ったんだよ |
| それに、俺はただ 約束を守っただけさ |
| 何があったとしても、 君を守ってみせるって 約束をね? |
| それは違うさ |
| 僕が最後まであきらめ ずにいられたのは、 みんなが僕に力を貸し てくれたからだ |
| みんなの力が、 世界を救ったんだよ |
| それに、僕はただ約束 を守りたかったんだ |
| 何があったとしても、 君を守ってみせるって 約束をね・・・ |
| それは違うよ |
| あたしが最後まであき らめなかったのは、 みんなが力を貸して てくれたから |
| みんなの力が、 世界を救ったんだよ |
| それに、あたしは 約束を守っただけ |
| 何があったとしても、 君を守ってみせるって 約束を・・・ね? |
| @n0・・・ |
| 雪・・・? |
| いや、光だ! 光の滴が、空から降り 注いでいるんだ!? |
| エルゴだよ エルゴの力が、新しい 結界を作っているんだ |
| どんな召喚術でも 破ることのできない、 永遠の結界をね |
| エルゴだよ エルゴの力が、新しい 結界を作っているんだ |
| どんな召喚術でも 破ることのできない、 永遠の結界を |
| エルゴだよ エルゴの力が、新しい 結界を作っているの |
| どんな召喚術でも破る ことのできない、 永遠の結界・・・ |
| エルゴの力です エルゴの力に、新しい 結界を作るように お願いしました・・ |
| どんな召喚術でも破る ことのできない、 永遠の結界を、です |
| それじゃ・・・ |
| ああ、これでもう異界 の通路は閉ざされる 召喚術は意味を もたなくなるんだ |
| そして・・・ この光は、送還術の光 |
| 召喚された者たちを、 あるべき世界へと 帰すための光なんだ |
| ああ、これでもう異界 の通路は閉ざされる 召喚術は意味を もたなくなるんだ |
| そして・・・ この光は、送還術の光 |
| 召喚された者たちを、 あるべき世界へと 帰すための光なんだ |
| 召喚術は 意味をなさなくなるの これでもう異界の扉は 開かなくなるから |
| でね・・・ この光は、送還術の光 |
| 召喚されたみんなを、 あるべき世界へと 帰すための光・・・ |
| はい、これで、異世界 との通路は閉ざされて |
| 召喚術は意味をもたな くなってしまうんです |
| そして、この光は 送還術の光です・・・ |
| 召喚された者たちを、 あるべき世界へと 帰すための光なんです |
| ちょっと待てよ!? まさか、これでお別れ だっていうのかよ!! |
| ・・・・・・ |
| なんとか言えよっ!? |
| やめるんだ、ガゼル! |
| つらいのは・・・ お前だけじゃない |
| ・・・・・・ |
| みんなと一緒に いられて、俺は本当に 楽しかったよ・・・ |
| この世界に来て、本当 に良かったと思ってる |
| だけど、俺はやっぱり 自分の世界に帰らなく ちゃいけないんだよ |
| 俺のいるべき場所は、 そこにあると思うんだ |
| みんなと一緒に いられて、僕は本当に 楽しかったよ・・・ |
| この世界に来て、 本当に良かったと思う |
| だけど、僕はやっぱり 自分の世界に帰るべき だと思うんだ |
| 僕のいるべき場所は、 そこにあると思うんだ |
| みんなと一緒にいられ て、とっても 楽しかったよ・・・ |
| この世界に来て、本当 に良かったと思ってる |
| だけど、やっぱり 自分の世界に 帰らなくちゃ・・・ |
| あたしの居場所は ・・・そこだから |
| みんなと一緒にいられ て、わたし、本当に 楽しかった・・・ |
| この世界に来て、 本当に良かったと 思っています・・・ |
| でも・・・わたしは 自分の世界に帰らなく てはいけません・・・ |
| 私の居場所は・・・ やっぱりそこなんです |
| そうか・・・ |
| だから、俺は・・・ |
| だから、僕は・・・ |
| だから、あたしは・・ |
| ですから、私は・・・ |
| いやだっ!! |
| 俺は・・・お前と 離れたくない・・・ |
| おまえがいてくれた だから俺はここにいる 俺の居場所はお前の 側にしかないんだ |
| ソル・・・ |
| ソル・・・ |
| ソルさん・・・ |
| ・・・約束しろよ |
| 離ればなれになっても また会えるってさ な、約束しろよ!! |
| これっきりじゃ ないって!! |
| ああ・・・ 約束するよ・・・ |
| いつかまた、どこかで 君と出会うって・・・ |
| 約束・・・する |
| いつかまた、 どこかで会おうね・・ |
| 約束・・・します |
| いつかまた どこかで・・・ |
| いやだっ!! |
| 僕は君とお別れなんか できない・・・ |
| 君がいてくれたから、 僕はここにいるんだ! 君の側が、僕にとって の居場所なんだ!! |
| キール・・・ |
| キール・・・ |
| キールさん・・・ |
| 約束してくれ・・・ |
| 離ればなれになっても 僕たちは、また出会う ことができるって!! |
| これっきりじゃ・・・ ないって・・・ |
| 約束・・・ するよ・・・ |
| いつかまた、どこかで 君と出会うって・・・ |
| うん・・・ 約束する |
| 絶対に会おうね いつか、絶対に・・・ |
| 約束・・・ します・・・ |
| いつかまた、どこかで 出会いましょう・・・ |
| いやだよ!! |
| あたし!あたし 君と別れたくない! |
| だって! あたしの居場所は 君の側にしか ないんだもん! |
| カシス・・・ |
| カシス・・・ |
| カシスさん・・・ |
| 約束・・・して |
| 離れても また会えるって・・・ |
| これっきりじゃ・・・ ないって・・・ |
| 約束・・・ するよ・・・ |
| いつかまた、どこかで 君と出会うって・・・ |
| ああ・・・ 約束するよ・・・ |
| いつかまた、どこかで 君と出会うって・・・ |
| 約束・・・ しましょう・・・ |
| いつかまた どこかで・・・ |
| いやです・・・ |
| お別れなんて・・・ わたしできない・・・ |
| あなたがいて、 私がいる・・・ それがわたしの真実 |
| あなたの側に いられないなんて・・ そんなの、死んでるの と同じです・・・ |
| クラレット・・・ |
| わがままを 言わせてください |
| 離ればなれになっても 私たちは・・・ また会えるって!! |
| 約束してください 探し出して・・・ くれるって |
| 約束・・・ するよ・・・ |
| いつかまた、どこかで 君と出会うって・・・ |
| ああ・・・ 約束するよ・・・ |
| いつかまた、どこかで 君と出会うって・・・ |
| 泣かないで・・・ 約束・・・するよ |
| いつかまた、どこかで 会おうね・・・ |
| 俺には 守らなくちゃいけない 約束があるんだ! |
| 待っていてくれる人が いるんだ・・・ |
| だから・・・ お前に負けるわけには いかないんだぁっ!! |
| 僕には 守らなくちゃいけない 約束があるんだ! |
| 待っていてくれる人が いるんだ・・・ |
| だから・・・ お前に負けるわけには いかないっ!! |
| あたし、負けないよ 信じてるから・・・ ガゼルがあたしを、 守ってくれるから! |
| あたしひとりじゃない だから・・・ |
| 負けない・・・ お前になんか! 負けるわけないっ!! |
| わたしには 守らなくちゃいけない 約束があります・・・ |
| 待っていてくれる人が いる・・・ |
| だから・・・ 負けるのは嫌です! ・・・帰りなさい! サプレスへ! |
| ギャアアアアアッ!! |
| ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサさん・・・ |
| 誓約者よ・・・ |
| @n0 |
| ううっ・・・ |
| ううっ・・・ |
| う・・・ |
| ・・・ |
| 目を覚ませ、誓約者よ |
| 俺は・・・ 勝ったのか・・・? |
| 僕は・・・ 勝ったのか・・・? |
| あたし・・・ 勝ったの・・・? |
| わたしは・・・? ここは・・・? |
| 魔王はサプレスへと お前の手で帰された |
| お前は勝ったのだ |
| そうか・・・ 俺は勝ったのか・・・ |
| よかった・・・ |
| そうか・・・ 僕は勝てたのか・・・ |
| よかった・・・ |
| そっか・・・ 勝ったんだ・・・ |
| よかった・・・ |
| そうか・・・ 勝ったんですね・・・ |
| よかった・・・ |
| それだけではない お前は、失われたはず の力をよみがえらせた のだ |
| 我は・・・ サプレスのエルゴなり |
| サプレスの・・・ エルゴ・・・? |
| あの忌まわしい儀式が 失敗した時、我が力は お前の中にとりこまれ たのだ・・・ |
| お前が使ってきた力は 我がサプレスの力 我はずっと、お前と共 にあったのだ |
| それじゃあ!? |
| じゃあ!? |
| それじゃあ!? |
| じゃあわたしは・・・ |
| お前は魔王ではない |
| 我らが認めた、エルゴ の王にふさわしき者 |
| まぎれもない、 誓約者なのだ・・・ |
| そうだったのか |
| そうだったのか |
| そうだったんだ |
| ・・・・・ |
| さあ、誓約者よ ここに5つのエルゴは 全て揃った |
| 新たなる結界を紡ぐた めの準備は整った |
| あとは、お前が望む だけでいい・・・ |
| 新たな誓約者の名の下 に、新たな結界は完成 するだろう |
| 俺が・・・ 俺が望むのは・・・ |
| 僕が・・・ 僕が望むのは・・・ |
| あたし・・・ あたしの望み・・・ |
| わたしが望むことは もう、決まっています |
| @n0っ! |
| う、ううん・・・ |
| う、ううん・・・ |
| う、ううん・・・ |
| ん・・・ |
| おお、気がついたか |
| 心配させやがって! |
| みんな・・・ 無事だったんだな |
| みんな・・・ 無事だったんだな |
| みんな・・・ 無事だったんだね |
| みなさん・・・ 無事だったんですね |
| ああ、無事だとも それに、ほら・・・ |
| 闇が・・・ 消えていく・・・? |
| 魔王は倒された |
| おまえが、世界を 救ったんだ・・・ おまえの力だ |
| 魔王は倒されたんだ |
| 君の力が、世界を 救ったんだ・・・ |
| 魔王はやっつけたよ |
| 君の力で、世界を 救ったんだよ・・・ |
| 魔王は倒されました |
| あなたが、世界を 救ったんです・・・ |
| それは違うよ |
| 俺が最後まであきらめ ずにいられたのは、 みんなが俺に力を貸し てくれたからさ |
| みんなの力が、 世界を救ったんだよ |
| それは違うよ |
| 僕が最後まであきらめ ずにいられたのは、 みんなが僕に力を貸し てくれたからだ |
| みんなの力が、 世界を救ったんだ |
| それは違うよ |
| あたしが最後まであき らめなかったのは、 みんなが力を貸して くれたから |
| みんなの力が、 世界を救ったんだよ |
| それは違います |
| わたしが最後まであき らめなかったのは、 みんなが力を貸して くれたから・・・ |
| みんなの力で、 世界を救ったんです |
| 雪・・・? |
| いや、光だ! 光の滴が、空から降り 注いでいるんだ! |
| エルゴだよ エルゴの力が、結界を 修復しているんだ |
| エルゴだよ エルゴの力が、結界を 修復しているんだ |
| エルゴだよ エルゴの力が、結界を 修復しているの |
| エルゴの力です エルゴの力で、結界を 修復させています |
| 新しい結界を張ったん じゃないのか? |
| いろいろ考えたけど、 それはやめたよ |
| いろいろ考えたけど、 それはなし! |
| それは・・・ やめておきます |
| どうしてだ? 今のおまえなら召喚術 を無効にできる結界も 作れるのに!? |
| ソル 僕は考えたんだ |
| どうして先代の誓約者 は、最初から召喚術の 使えない結界を作らな かったのかって |
| ソル 思ったの・・・ |
| どうして先代の誓約者 は、最初から召喚術の 使えない結界を作らな かったのかなって |
| ソルさん わたしも・・・ 考えたんですよ? |
| どうして先代の誓約者 は、最初から召喚術の 使えない結界を作らな かったのかなって |
| ・・・!! |
| 彼はきっと・・・ わざとそうしたんだと 思うんだ |
| 召喚術という力は、 使い方を間違えれば、 世界を滅ぼしてしまう おそろしい力だ |
| だけど、正しく使えば みんなに幸せをもたら してくれる力でもある |
| 召喚術は・・・ このリィンバウムの 可能性のひとつなんだ |
| それを奪う権利なんて 僕にはないと思うんだ |
| 彼はきっと・・・ わざとそうしたんだと 思う |
| 召喚術ってさ・・・ 使い方を間違えれば、 世界を滅ぼしちゃう くらいこわいんだ |
| けど、正しく使えば みんなを幸せにできる |
| 召喚術は・・・ このリィンバウムの 可能性のひとつ |
| それを奪う権利なんて きっと誰にもない |
| 彼はきっと・・・ わざとそうしたんだと わかりました・・・ |
| 召喚術は・・・ 使い方を間違えれば、 世界を滅ぼしかねない 強い力です・・・ |
| けど、正しく使えば みんなを幸せにできる |
| 召喚術は・・・ このリィンバウムの 可能性のひとつ |
| それを奪う権利なんて きっと誰にもない |
| けど・・・ きっとまた、人は同じ 過ちを繰り返すぞ |
| 大丈夫さ |
| どんな過ちだって、 人と人とが力を合わせ れば、絶対に正すこと ができる |
| 僕たちは今、みんなで それを証明したばかり だろう? |
| 大丈夫! |
| どんな過ちだって、 人と人とが力を合わせ れば、絶対に正すこと ができるんだから! |
| みんなで今、 それを証明したばかり でしょ? |
| 大丈夫ですよ |
| みんなで証明 したじゃないですか |
| 力を合わせれば、 どんな困難も克服 できます・・・絶対 |
| ああ・・・ 強いな・・・おまえは |
| 新しい結界を張ったん じゃないのか? |
| いろいろ考えたけど、 それはやめたよ |
| いろいろ考えたけど、 それはなし! |
| いろいろ考えたけど、 ・・・やめました |
| どうしてなんだ? 今の君になら、召喚術 を無効にできる結界も 作れるのに!? |
| キール 俺は思ったんだよ |
| どうして先代の誓約者 は、最初から召喚術の 使えない結界を作らな かったのかなって |
| キール 思ったの・・・ |
| どうして先代の誓約者 は、最初から召喚術の 使えない結界を作らな かったのかなって |
| キールさん わたしだって 考えたんですよ? |
| どうして先代の誓約者 は、最初から召喚術の 使えない結界を作らな かったのかって |
| ・・・!! |
| 彼はきっと・・・ わざとそうしたんだと 思うんだ |
| 召喚術という力は、 使い方を間違えれば、 世界を滅ぼしてしまう おそろしい力だ |
| けれど、正しく使えば みんなに幸せをもたら してくれる力でもある |
| 召喚術は・・・ このリィンバウムの 可能性のひとつなんだ |
| それを奪う権利なんて きっと誰にもないのさ |
| 彼はきっと・・・ わざとそうしたんだと 思う |
| 召喚術ってさ・・・ 使い方を間違えれば、 世界を滅ぼしちゃう くらいこわいんだ |
| けど、正しく使えば みんなを幸せにできる |
| 召喚術は・・・ このリィンバウムの 可能性のひとつ |
| それを奪う権利なんて きっと誰にもない |
| 彼はきっと・・・ わざとそうしたんだと 思います |
| 召喚術という力は、 使い方を間違えれば、 世界を滅ぼしかねない 強い力です |
| けれど、正しく使えば みんなに幸せをもたら してくれる力でもある |
| 召喚術は・・・ このリィンバウムの 可能性なんです・・・ |
| それを奪う権利なんて きっと誰にも・・・ わたしにも、ないから |
| だけど・・・ きっとまた、人は同じ 過ちを繰り返すぞ |
| 大丈夫だよ |
| どんな過ちだって、 人と人とが力を合わせ れば、絶対に正すこと ができるんだ |
| 俺たちは今、みんなで それを証明したばかり だろう? |
| 大丈夫! |
| どんな過ちだって、 人と人とが力を合わせ れば、絶対に正すこと ができるんだから! |
| みんなで今、 それを証明したばかり でしょ? |
| いいんですよ |
| 今、証明した ばかりじゃないですか |
| どんな困難も、みんな で力をあわせれば、 克服できます、絶対に |
| ああ・・・ そうだったな・・・ |
| 新しい結界・・・ 張らなかったの? |
| いろいろ考えたけど、 それはやめたよ |
| いろいろ考えたけど、 それはやめたよ |
| いろいろ考えたけど、 それは・・・ やめちゃいました |
| なんで? 今の君になら、召喚術 を無効にできる結界も 作れるのに!? |
| カシス 俺は思ったんだよ |
| どうして先代の誓約者 は、最初から召喚術の 使えない結界を作らな かったのかなって |
| カシス 僕は考えたんだ |
| どうして先代の誓約者 は、最初から召喚術の 使えない結界を作らな かったのかって |
| カシスさん わたし、思うの |
| どうして先代の誓約者 は、最初から召喚術の 使えない結界を作らな かったって・・・ |
| ・・・!! |
| 彼はきっと・・・ わざとそうしたんだと 思うんだ |
| 召喚術という力は、 使い方を間違えれば、 世界を滅ぼしてしまう おそろしい力だ |
| けれど、正しく使えば みんなに幸せをもたら してくれる力でもある |
| 召喚術は・・・ このリィンバウムの 可能性のひとつなんだ |
| それを奪う権利なんて きっと誰にもないのさ |
| 彼はきっと・・・ わざとそうしたんだと 思うんだ |
| 召喚術という力は、 使い方を間違えれば、 世界を滅ぼしてしまう おそろしい力だ |
| だけど、正しく使えば みんなに幸せをもたら してくれる力でもある |
| 召喚術は・・・ このリィンバウムの 可能性のひとつなんだ |
| それを奪う権利なんて 僕にはないと思うんだ |
| 彼はきっと・・・ わざとそうしたんだと 思ったんです・・・ |
| 召喚術という力は、 使い方を間違えれば、 世界を滅ぼしてしまう 強い力です・・・ |
| けれど、正しく使えば みんなに幸せをもたら してくれる力でもある |
| 召喚術は・・・ ほかの世界にはない、 このリィンバウムの 可能性です・・・ |
| それを奪う権利なんて きっと誰にも・・・ わたしにもないって |
| だけど・・・ また、人は同じ 過ちを繰り返すよ |
| 大丈夫だよ |
| どんな過ちだって、 人と人とが力を合わせ れば、絶対に正すこと ができるんだ |
| 俺たちは今、みんなで それを証明したばかり だろう? |
| 大丈夫さ |
| どんな過ちだって、 人と人とが力を合わせ れば、絶対に正すこと ができる |
| 僕たちは今、みんなで それを証明したばかり だろう? |
| 平気ですよ |
| わたしたちは、 それを証明した ばかりじゃ ありませんか・・・ |
| どんな困難も、みんな が協力すれば・・・ 乗り越えられます ・・・絶対に |
| うん・・・ そうだったね・・・ |
| 新しい結界を張ったの ではないのですか? |
| いろいろ考えたけど、 それはやめたよ |
| いろいろ考えたけど、 それはやめたよ |
| いろいろ考えてみた ・・・でも、 それはなし! |
| なぜですか? あなたになら、召喚術 を無効にできる結界も 作れるのに!? |
| クラレット 俺は思ったんだよ |
| どうして先代の誓約者 は、最初から召喚術の 使えない結界を作らな かったのかなって |
| クラレット 僕は考えたんだ |
| どうして先代の誓約者 は、最初から召喚術の 使えない結界を作らな かったのかって |
| クラレット あたし、思ったの |
| どうして先代の誓約者 は、最初から召喚術の 使えない結界を作らな かったのかなって |
| ・・・!! |
| 彼はきっと・・・ わざとそうしたんだと 思うんだ |
| 召喚術という力は、 使い方を間違えれば、 世界を滅ぼしてしまう おそろしい力だ |
| けれど、正しく使えば みんなに幸せをもたら してくれる力でもある |
| 召喚術は・・・ このリィンバウムの 可能性のひとつなんだ |
| それを奪う権利なんて きっと誰にもないのさ |
| 彼はきっと・・・ わざとそうしたんだと 思うんだ |
| 召喚術という力は、 使い方を間違えれば、 世界を滅ぼしてしまう おそろしい力だ |
| だけど、正しく使えば みんなに幸せをもたら してくれる力でもある |
| 召喚術は・・・ このリィンバウムの 可能性のひとつなんだ |
| 彼はきっと・・・ わざとそうしたんだと 思う |
| 召喚術ってね 使い方を間違えれば、 世界を滅ぼしちゃう おそろしい力なんだ |
| でもさ、正しく使えば みんなを幸せに してくれる |
| 召喚術は・・・ このリィンバウムの 可能性のひとつ |
| それを奪う権利なんて きっと誰にもないよね |
| でも・・・ きっとまた、人は同じ 過ちを繰り返します |
| 大丈夫だよ |
| どんな過ちだって、 人と人とが力を合わせ れば、絶対に正すこと ができるんだ |
| 俺たちは今、みんなで それを証明したばかり だろう? |
| 大丈夫さ |
| どんな過ちだって、 人と人とが力を合わせ れば、絶対に正すこと ができる |
| 僕たちは今、みんなで それを証明したばかり だろう? |
| 大丈夫だって! |
| どんな過ちだって、 人と人とが力を合わせ れば、絶対に正すこと ができるんだから! |
| あたしたち、たった今 それを証明したばかり でしょ! |
| ええ・・・ そうでしたね・・・ |
| まーすーたーっ!! |
| はははっ、呼んでるぞ |
| @n0 |
| 小難しい話なんか後で いいじゃねえか |
| 早いとこ、お前の元気 なツラを見せてやれよ |
| ああ、そうだな |
| そして・・・ みんなで帰ろう! |
| 俺たちの家へ 帰るべき場所へ!! |
| ああ、そうだな |
| そして・・・ みんなで帰ろう! |
| 僕たちの家へ 帰るべき場所へ!! |
| ・・・うん! |
| みんな・・・ みんなで帰ろうよ! |
| あたしたちの家、 帰るべき 場所へ・・・ね! |
| あ、はい |
| みんなで・・・ みんなで帰ろう・・・ |
| わたしたちの家へ 待っててくれるひとの ところへ・・・ |
| これで終わりだ・・・ 終わらせるんだ!! |
| 誓約者の名の下に お前の世界へと帰れ! サプレスの魔王よ!! |
| これで終わりだ・・・ 終わらせるんだ!! |
| 誓約者の名の下に お前の世界へと帰れ! サプレスの魔王よ!! |
| これで・・・! 終わらせるんだ!! |
| 誓約者の名の下に お前の世界へと帰れ! サプレスの魔王ォ!! |
| これで終わりです 終わらせます! |
| 誓約者の名の下に ・・サプレスの魔王は ・・・自分の世界に 帰りなさい! |
| ギャアアアアアッ!! |
| ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサ・・・ |
| バノッサさん・・・ |
| 誓約者よ・・・ |
| @n0 |
| ううっ・・・ |
| 目を覚ませ、誓約者よ |
| 俺は・・・ 勝ったのか・・・? |
| 僕は・・・ 勝ったのか・・・? |
| あたし・・・ 勝ったの・・・? |
| ここは・・・ 魔王は・・・!? |
| 魔王はサプレスへと お前の手で帰された |
| お前は勝ったのだ |
| そうか・・・ 俺は勝ったのか・・・ |
| よかった・・・ |
| そうか・・・ 僕は勝てたのか・・・ |
| よかった・・・ |
| そっか・・・ 勝ったんだ・・・ |
| よかった・・・ |
| そうですか・・・ 勝って・・・ |
| よかった・・・ |
| それだけではない お前は、失われたはず の力をよみがえらせた のだ |
| 我は・・・ サプレスのエルゴなり |
| サプレスの・・・ エルゴ・・・? |
| あの忌まわしい儀式が 失敗した時、我が力は お前の中にとりこまれ たのだ・・・ |
| お前が使ってきた力は 我がサプレスの力 我はずっと、お前と 共にあったのだ |
| それじゃあ!? |
| じゃあ!? |
| それじゃあ!? |
| じゃあ、わたし・・・ |
| お前は魔王ではない |
| 我らが認めた、エルゴ の王にふさわしき者 |
| まぎれもない、 誓約者なのだ・・・ |
| そうだったのか |
| そうだったのか |
| そうだっんだ |
| ・・・ |
| さあ、誓約者よ ここに5つのエルゴは 全て揃った |
| 新たなる結界を紡ぐた めの準備は整った |
| あとは、お前が望む だけでいい・・・ |
| 新たな誓約者の名の下 に、新たな結界は完成 するだろう |
| いや・・・ まだ、準備は終わって いないよ |
| いや・・・ まだ、準備は終わって いない |
| ううん・・・ まだ、準備は終わって いない・・・ |
| いいえ・・・ まだ、準備は終わって いません・・・ |
| どういうことだ? 誓約者よ |
| 俺はこの世界に来て、 召喚術にまつわるもの をたくさん見てきた |
| 召喚術によってもたら される幸せも、悲しみ も、いろいろな形で 俺は見てきた |
| そして思ったんだ 今のこの世界に、 本当に召喚術が必要 なのかって・・・ |
| 俺はまだ、その答えを 出せていないんだよ |
| それを見つけるまでは 俺は本当の誓約者とは いえないと思うんだ |
| だから・・・ 俺はたしかめなくちゃ いけない |
| 召喚術の意味を! そして、この世界の 本当の価値を!! |
| 新しい結界を作り出す ためには、どうしても それが必要なんだ |
| 僕はこの世界に来て、 召喚術にまつわるもの をたくさん見てきた |
| 召喚術によってもたら される幸せも、悲しみ も、いろいろな形で僕 は見てきた |
| そして思った 今のこの世界に、本当 に召喚術が必要なもの なのだろうか、と |
| その答えを、僕はまだ 見つけられていない |
| それを見つけるまでは 僕は本当の誓約者とは いえないと思う |
| だから・・・ 僕はたしかめてみたい と思うんだ |
| 召喚術の意味を・・・ そして、この世界の 本当の価値を・・・ |
| 新しい結界を作るのは それからでも遅くはな いと思うんだよ |
| あたし・・・ この世界で 召喚術にまつわるもの をたくさん見てきた |
| 召喚術によってもたら される幸せも、悲しみ も、いろいろな形で 見てきたの |
| そして思ったんだ 今のこの世界に、 本当に召喚術が必要 なのかって・・・ |
| あたしまだ 答えを・・・ 出せていないんだよ |
| それを見つけるまでは あたし、本当の誓約者 じゃない・・・ そう思うの・・・ |
| だから・・・ あたし確かめなくちゃ いけない |
| 召喚術の意味を! そして、この世界の 本当の価値を!! |
| 新しい結界を作り出す ためには、どうしても それが必要なの! |
| わたしはこの世界で、 召喚術とそれを使う 人々を見てきました |
| 召喚術によってもたら される幸せも、悲しみ も、いろいろな形で 存在しました・・・ |
| 召喚術は必要なのか? 本当に、この世界に 必要なのか・・・ |
| まだ、わからない んです・・・ わたしには・・・ |
| それを見つけるまでは わたし、誓約者の名を 受け継ぐわけには いきません・・・ |
| 確かめて・・・ 答えをだすこと それが、準備だと 思っています・・・ |
| 召喚術の意味・・・ そして、この世界の 本当の価値・・・ |
| 新しい結界を作り出す ために、どうしても 知っておきたいこと なんです |
| ならば・・・ たしかめるがよかろう |
| お前はすでに、我らと 誓約を交わした者 |
| 我らの力をどのように 使うも、お前の自由だ |
| だが、いいのか? |
| お前が見つけようとし ている答えは、簡単に 見つかるものでは ないのだぞ? |
| ・・・わかってる |
| ・・・わかってるさ |
| ・・・わかってる |
| ・・・はい |
| ならば、行くがいい お前の信じた道を!! |
| お前が信じる 仲間たちと共に・・・ |
| そして、俺は帰ってきたんだ。 |
| 何もかもがそのままだった。 俺は制服のまま、夕暮れの 公園でぼんやりと 立ちつくしていたんだ。 |
| 夢でも見たっていうのか? でも、リィンバウムでの日々は 俺の心にはっきり刻まれている。 |
| 夕闇に風が吹いて、頬に ひんやりとした冷たさを感じた。 |
| あれ・・・? 俺、どうして泣いているんだ? |
| いつもと変わりない 毎日が始まる。 ただ、俺はちょっとだけ 変わったのかも知れない。 |
| こうやって一人で、いろいろな ことを考える時間が増えた。 そして、俺は問いかける。 |
| なあ、俺、がんばってるかな? お前に胸を張って言えるぐらい がんばって生きてるかな? |
| 心を澄ませば、またあの声が 聞こえてくるような気がする。 |
| 会いたい・・・。 |
| もう一度、お前に会いたい! |
| そして、僕は帰ってきた。 |
| 何もかもがそのままだった。 僕は制服のまま、あの夕暮れの 公園でぼんやりと 立ちつくしていたんだ。 |
| 夢でも見ていたんだろうか? でも、リィンバウムでの日々は 僕の心にはっきりと 刻まれている。 |
| 夕闇に風が吹いて、頬に ひんやりとした冷たさを感じた。 |
| あ・・・? どうして、僕は泣いているんだ? |
| いつもと同じ毎日が始まった。 僕は前よりも、 クラスメイトとうちとけて 話をするようになった。 |
| それは多分、本当の 友達というものを知ったから なのかもしれない。 |
| 人を信じることの大切さを、 知ったせいなのかもしれない。 |
| ありがとう・・・ どうやら僕も、自分の居場所を 見つけられそうだよ。 |
| 遠い世界の君へと呼びかける。 届くはずのない声に 心を澄ます。 |
| 会いたい・・・。 |
| もう一度、お前に会いたい! |
| そして、あたしは帰ってきた。 |
| 何もかもがそのままだった。 あたしは制服のまま、 夕暮れの公園でぼんやり 立ちつくしていたんだ。 |
| 夢でも見ていたっていうの? でも、リィンバウムでの日々は あたしの心にはっきり 刻まれている。 |
| 夕闇に風が吹いて、頬に ひんやりとした冷たさを感じた。 |
| あれ・・・? あたし・・・ どうして泣いてるのかな? |
| いつもと変わりない 毎日が始まる。 ただ、あたしはちょっとだけ 変わったのかも知れない。 |
| 友達とおしゃべりする時間が 少しだけ減って、 一人でいる時間ができた。 そして、あたしは問いかける。 |
| あたし、がんばってるかな? あなたに恥ずかしくないように 生きているかな? |
| 心を澄ませば、またあの声が 聞こえてくるような気がして。 |
| 会いたい・・・。 |
| もう一度、あなたに会いたい! |
| そして、私は帰ってきました。 |
| 何もかもがそのままでした。 私は制服のまま、 あの夕暮れの公園でぼんやり 立ちつくしていたんです。 |
| 夢でも見ていたのかしら? でも、リィンバウムでの日々は 私の心にはっきりと 刻まれています。 |
| 夕闇に風が吹いて、 頬にひんやりとした冷たさを 感じました。 |
| あれ・・・? どうして、涙が止まらないの? |
| いつもと同じ毎日が始まります。 私はほんの少し、前より明るく なれたような気がしています。 |
| それはきっと、みんなと 出会うことができたおかげ。 貴方と出会えたおかげ・・・。 |
| ありがとう・・・私は この場所で元気でいますよ。 |
| 目を閉じ、心を澄ませて、 届くはずのない声に 私は耳を傾けます。 |
| 会いたい・・・。 |
| もう一度、あなたに会いたい! |
| あれからどれぐらい たっただろう? いくつもの問題や戦いを越えて。 |
| まだ、俺は答えを出せずにいる。 だけど・・・。 |
| いつかはきっと見つけてみせる。 だって、俺は一人じゃないんだ。 頼りになる仲間が側にいてくれる だから、きっと見つけてみせる。 |
| これがそうだ、と 胸を張って言える 俺だけの答えってヤツを! |
| あれからもう、どれぐらい たったのだろうか? いくつもの問題や戦いを越えて。 |
| 僕はまだ、答えを出せずにいる。 |
| でも、あきらめたりはしない。 僕は一人じゃないのだから。 頼りになる仲間が側にいてくれる だから、きっと見つけてみせる。 |
| 誓約者として、僕が 導いていく未来の形を・・・。 |
| あれからどれぐらい たったのかな? いくつもの問題や戦いを越えて。 |
| まだあたしは答えを出せてない。 でもね・・・。 |
| いつかはきっと見つけてみせる。 だって、あたしは一人じゃない。 頼りになる仲間が側に いてくれる。だから、きっと 見つかるはずだよ。 |
| みんなが幸せになれる、 とっておきの答えが・・・ね? |
| あれからもう、 どれぐらいたったのでしょうか? いくつもの問題や戦いを越えて。 |
| 私はまだ答えを出せずにいます。 |
| でも、 いつかは見つかるはずです。 だって、私は一人じゃないから。 頼りになる仲間が側に いてくれる。 だから、きっと見つけられる。 |
| 私は・・そう信じています・・・ |
scn021
| おオおオぉォぉッ!! |
| もうやめてください バノッサさん! |
| うああっ!? |
| 儀式の邪魔は許さんぞ カノン・・・ |
| それにもう、バノッサ の意識はとっくに魔王 に食われている |
| お前が何を言ったとこ ろで手遅れなのだ! |
| そんな・・・ それじゃあなたは、 バノッサさんをだまし ていたんですか!? |
| だましてなどおらん 約束どおり、この男は 次の世界の王となる |
| ワシに操られる かいらいの王として だがな |
| フハハハハハハハ!! |
| そいつは無理だな! |
| むっ!? |
| その力はもともと俺の もんなんだ 返してもらうぜ? |
| @n0さん? |
| この邪気・・・ 貴様、出来損ないでは なかったのか!? |
| 父上・・・ この人が、貴方の求め ていた魔王です |
| 貴方が今、呼ぼうとし ているのは彼の抜け殻 |
| 意志をもたない ただの力の塊です |
| 父上・・・ この人が、貴方の求め ていた魔王ですよ |
| 貴方が今、呼ぼうとし ているのは彼の抜け殻 |
| 意志をもたない ただの力の塊です |
| 父さま・・・ この人が、貴方の求め ていた魔王 |
| 貴方が今、呼ぼうと しているのは・・・ ただの抜け殻・・・ |
| 意志をもたない ただの力の塊です・・ |
| 父上・・・ この人が、貴方の求め ていた魔王です |
| 貴方が今、呼ぼうとし ているのは彼の抜け殻 |
| 意志をもたない ただの力の塊です |
| 戯言を言うな! |
| そう思いたければ勝手 にそう思うがいいさ |
| だがな、言っておくが 俺じゃなければ、その 力は制御できねえんだ |
| ほれ、見ろよ そいつの身体はもう、 限界に来てるぜ? |
| ぐァあァぁッ!? がっ、がアぁァッ!! |
| バノッサの身体が 歪んでいく・・・ |
| バノッサさん!? |
| ハハハハ・・・ 身の程知らずとはこの ことだな |
| 馬鹿な・・・ それでは、儀式はまた 失敗だと言うのか!? |
| 何度やったところで、 同じことなんだよ |
| 人間ごときに俺の力が 支配できるものか!! |
| そんな・・・ そんなあぁ・・・ |
| グアアアァァァッ!! |
| な、なんだっ!? |
| うわあぁっ! |
| ウソ・・・っ! |
| いったいこれは!? |
| へへへ・・・ どうやら本格的に力の 暴走が始まったな |
| ウオォォォォッ!! |
| さあ、返してもらうぜ 俺の本当の力を!! |
| チッ、手こずらせ やがって・・・ |
| オオオォォ・・・・ |
| お前の持ち主は俺だ! さあ、あるべき居場所 へ戻りやがれッ!! |
| ギャャァァァッ!! |
| アハハハハハ! 力さえ戻れば、こんな 世界に用はねえぜ!! |
| あばよ、人間ども! |
| 約束が違うぞ、魔王! |
| @n0の 身体を返しやがれ!! |
| 嫌だね |
| なんだと! |
| だましたのか!? |
| そんな! |
| 約束が違います! |
| 吠えるなよニンゲン |
| まあ、気が向いたら 返してやらんことも ないがな! |
| @n0 |
| アーッハッハッハ!! |
| 我が悲願が・・・ 新しい世界がぁ・・・ |
| ふは、ははは・・・ ひゃははははっ!? |
| 父上・・・ |
| 父上・・・ |
| 父上・・・ |
| 父上・・・ |
| 結局、私たちは魔王の いいようにもてあそば れてしまったのか |
| ちくしょうっ! |
| う・・・っ |
| バノッサさん!? |
| お前、 大丈夫なのか!? |
| 生きては、いるぜ だがよォ・・・ |
| 何もかも、あの野郎に 持っていかれちまった |
| 憎しみも、恨みも 空っぽにされちまった |
| バノッサ・・・ |
| 戻ってこい! はぐれ野郎ッ!! |
| 戻ってこいよ・・・ 俺様はまだ、手前ェに 用があるんだ・・・ |
scn0sub
| なるほど 父親の仇討ちか・・・ |
| しかし、あそこの森に そんな凶暴な獣がいる とは初耳だぞ |
| ガレフの縄張りは 森のずっと奥なんです |
| ですから普通の人は、 まず出会うことは ありません |
| でもよ、今もそうとは 限らねえんだろ? |
| ええ・・・ |
| まあ、あそこの森には 薪とか拾いに行ったり もしてるからな |
| そんな奴がうろうろし てたんじゃ困るぜ |
| それじゃあ・・・ |
| じゃあ・・・ |
| それじゃあ・・・ |
| それじゃあ・・・ |
| ああ、私たちにできる ことでいいなら 手を貸すよ |
| よかったな スウォン? |
| よかったな スウォン? |
| よかったね スウォン? |
| よかったね スウォンくん? |
| はい・・・ ありがとうございます |
| しかし、なんだ いつ襲われるかわから ないってのは・・・ |
| なんだよ、 びびってんのか? |
| そういうわけじゃない ただ、油断はするなと 言いたいだけさ |
| それにしても、さっき から同じところを何度 も回っていないか? |
| ええ、そうです |
| 僕たちはさっきから、 ガレフの縄張りの周り をジグザグに進んでる んですよ |
| おいおい! それじゃ襲ってくれっ て言ってるようなもん じゃねえか!? |
| でも、絶対にガレフを おびき出せます |
| 一人の時は 無理でしたけど、 今はみなさんがいます 大丈夫ですよ |
| おい・・・ |
| @n0 本当に大丈夫なのか? |
| 大丈夫だよ・・・ 多分・・・ |
| 大丈夫だよ・・・ 多分・・・ |
| 大丈夫だよ・・・ 多分・・・ |
| 大丈夫・・・ きっと・・・ |
| ・・・!! |
| どうやら 現れたようだな? |
| って言うか、囲まれて るじゃねえかよ!? |
| 慌てないでください いきなり襲ってきたり することは・・・ |
| うわっ! |
| うわっ! |
| うわぁ! |
| きゃぁ! |
| そんな・・・ 威嚇もなしにいきなり 襲ってくるなんて!? |
| @n0! こいつら普通の状態 じゃない!! |
| なんだって・・・ |
| なにそれ!? |
| どういうことですか? |
| かすかだが 魔力を感じる |
| そのせいで凶暴化して いるんだ! |
| @n0! この獣は、普通の状態 じゃないぞ!! |
| なんだって・・・ |
| ちょっと・・・ウソ? |
| どういうことですか? |
| かすかだが、こいつら から魔力が感じられる |
| そのせいで凶暴化して いるんだ! |
| @n0! こいつら、普通の状態 じゃないって!! |
| なんだって・・・ |
| なんだって・・・ |
| どういうことですか? |
| かすかだけど、魔力が 感じられるもの |
| そのせいで凶暴化して いるのよっ! |
| @n0! この獣は、普通の状態 じゃありません!! |
| なんだって・・・ |
| なんだって・・・ |
| ちょっと・・・ウソ? |
| かすかですが、魔力が 感じられます |
| そのせいで凶暴化して いるみたいです! |
| グルルルッ・・・ |
| ガレフ!! |
| スウォン、やめろ! こいつらはもう普通の 獣じゃない!! |
| スウォン、やめろ! こいつらはもう普通の 獣じゃない!! |
| スウォン、やめて! ここにいるのは もう普通の獣じゃ ないの! |
| スウォンくん! ガレフはもう、普通の 獣じゃないの! 危ないよ、やめて! |
| 父さんの仇、今日こそ 討ってやるっ!! |
| はぁ、はぁ・・・ 勝てた・・・ |
| はぁ、はぁ・・・ 勝てた・・・ |
| ・・・はぁ・・・ 勝て・・・た・・・? |
| はぁ、はぁ・・・ 勝てた・・・ |
| ああ、なんとかな |
| バカ野郎っ! |
| あっ!! |
| ガゼル・・・ |
| ガゼル・・・ |
| ガゼル・・・ |
| ガゼルさん・・・ |
| @n0が 止めたのが聞こえなか ったのかよ!? |
| ・・・・・・ |
| どうしよう? ガゼルをなだめる スウォンを叱る |
| 仕方ないよ、ガゼル スウォンはお父さんを 殺されてるんだ |
| 仕方ないさ、ガゼル スウォンはお父さんを 殺されているんだ |
| 仕方ないでしょガゼル お父さんを殺されて るんだよ、スウォンは |
| 仕方ないですよ スウォンくんは お父さまを、殺されて いるんですし・・・ |
| だからってな・・・! |
| いえ、いいんです |
| @n0さん |
| 僕が悪かったんです みなさんに迷惑をかけ てしまって・・・ |
| 本当にごめんなさい |
| ガゼルの言うとおりだ よ、スウォン? |
| 勝てたから良かったけ ど、負けていたら仇を 討つどころじゃなかっ たんだから |
| ガゼルの言うとおりだ よ、スウォン? |
| 勝てたから良かったけ ど、負けていたら仇を 討つどころじゃなかっ たんだ |
| スウォン! ガゼルの言うとおり なんだからね! |
| もしあそこで 負けてたら、仇どころ の騒ぎじゃすまな かったんだから! |
| ガゼルさんの言う とおりですよ・・・ |
| 勝てたから良かったけ ど、負けていたら仇を 討つどころじゃなかっ たんですから・・・ |
| ・・・はい |
| しかし良かったな こうして仇を討つこと ができたんだ |
| これでワシらも、安心 してこの森に来られる ようになった |
| いや、そうはさせて くれないみたいだ |
| ソル? |
| ソル? |
| ソルさん? |
| みてくれ、こいつら のからだ・・・ |
| ・・・!? |
| これは・・・ キノコなのか? |
| これって キノコ?? |
| これって キノコですよね? |
| ただのキノコじゃない これでもれっきとした 召喚獣なんだぜ |
| なんだとっ!? |
| たぶん、この獣たちは こいつの胞子を浴びて 凶暴化したんだ |
| それじゃ、ガレフたち は召喚獣の犠牲になっ ただけなのか・・・ |
| ちょっと・・・ ガレフたちって・・・ 召喚獣の犠牲になった っていうの? |
| それじゃ、ガレフたち は召喚獣の犠牲になっ ただけ・・・? |
| ああ、まだそいつは この森のどこかに いるかもしれない |
| いや、そういうわけに はいかないようだ |
| キール? |
| キール? |
| キールさん? |
| こいつらの身体をよく 見るんだ・・・ |
| ・・・!? |
| これって キノコなのか? |
| これって キノコ? |
| これって キノコですよね? |
| ただのキノコじゃない これでもれっきとした 召喚獣なんだ |
| なんだとっ!? |
| おそらくこの獣たちは こいつの胞子を浴びて 凶暴化したんだろう |
| それじゃ、ガレフたち は召喚獣の犠牲になっ ただけなのか・・・ |
| それじゃ、ガレフたち は召喚獣の犠牲になっ たの? |
| それじゃ、ガレフたち は召喚獣の犠牲になっ ただけなんですか? |
| ああ、そしてそいつは まだこの森の中にいる かもしれないんだ |
| 悪いけど、それは無理 だと思うよ |
| カシス? |
| カシス? |
| カシスさん? |
| こいつらの身体をよく 見てみなよ・・・ |
| ・・・!? |
| これって キノコなのか? |
| これは・・・ キノコなのか? |
| これって キノコですよね? |
| 見た目はそうだけど、 こいつはれっきとした 召喚獣よ |
| なんだとっ!? |
| このコたちは、こいつ の胞子を浴びちゃって おかしくなったのね |
| それじゃ、ガレフたち は召喚獣の犠牲になっ ただけなのか・・・ |
| それじゃ、ガレフたち は召喚獣の犠牲になっ ただけなのか・・・ |
| それじゃ、ガレフたち は召喚獣の犠牲になっ ただけなんですか? |
| うん、そしてそいつは まだこの森の中にいる んじゃないかな |
| 残念ですが、まだ無理 みたいです |
| クラレット? |
| 獣たちの体をよく見て ください・・・ |
| ・・・!? |
| これって キノコなのか? |
| これは・・・ キノコなのか? |
| これって キノコ? |
| 見かけはそうですが、 これでもれっきとした 召喚獣なんです |
| なんだとっ!? |
| おそらくこの獣たちは 召喚獣の胞子を浴びて 凶暴化したんでしょう |
| それじゃ、ガレフたち は召喚獣の犠牲になっ ただけなのか・・・ |
| それじゃ、ガレフたち は召喚獣の犠牲になっ ただけなのか・・・ |
| それじゃ、ガレフたち は召喚獣の犠牲になっ たっていうの・・・ |
| ええ、そして召喚獣は まだこの森の中にいる かもしれないんです |
| そのキノコ野郎を倒さ なけりゃ、意味がない じゃねぇか |
| そんな・・・ |
| とにかく いったん街へ戻ろう |
| スウォンのやつ 相当落ち込んどる ようだな |
| 仕方あるまい 父親が襲われた理由が あれではな |
| なあ、@n0 これからどうすんだ? |
| え? |
| え、じゃねえよ あいつを連れてきたの はお前だろうが? |
| あいつの追いかけてた ガレフは倒したんだ 仇は討ったじゃねえか |
| でも、ガレフは召喚獣 に狂わされていただけ で・・・ |
| でも、ガレフは召喚獣 に狂わされていただけ で・・・ |
| でも、ガレフは召喚獣 に狂わされていただけ なんだし・・・ |
| でも、ガレフは召喚獣 に狂わされていただけ で・・・ |
| だーかーらっ! ここで仇討ちを終わり にするかを決めるのは あいつだろうが!? |
| あ・・・ |
| そうだな 肝心なのはスウォンが どうしたいかだ |
| さっさとスウォンの奴 を呼んで来いよ いつまでもいじけてる んじゃねえってな |
| ・・・うん! |
| ・・・そうだな |
| ・・・うん! |
| ・・・はい |
| スウォン みんなが待ってるぜ |
| スウォン みんなが待ってるよ |
| スウォン みんなが待ってるよ |
| スウォンくん みんなが待ってるよ |
| @n0さん もういいんです |
| もう、父さんの仇討ち はあきらめます |
| そんな、どうして!? |
| そんな・・・ |
| どうして? |
| そんな、どうして!? |
| ガレフが父さんを襲っ たのは、召喚獣のせい ですよね |
| ああ だから、そいつが君の 父さんの本当の・・・ |
| ああ だから、そいつが君の 父さんの本当の・・・ |
| うん、 だから、本当の仇は そいつ・・・ |
| そうです だから、その相手が 父さまの本当の・・・ |
| 違います! |
| そいつだって、自分で あの森にやって来たん じゃない |
| 召喚師に呼ばれたから この世界に来たんじゃ ないですか!? |
| !? |
| ガレフを倒した時に、 やっと僕は気づいたん ですよ |
| どこまで繰り返したっ て、復讐には終わりが ないってことに |
| 確かに、そうかもな |
| だけど、それじゃ森は どうなるんだ? |
| 召喚獣を倒さなければ 別の獣がガレフのよう になってしまう |
| そしてそいつが、君の 父さんのような犠牲者 を作るかもしれないん だぞ!? |
| たしかにそうかもしれ ないな |
| だけど、それじゃ森は どうなるんだい? |
| 召喚獣を倒さなければ 別の獣がガレフのよう になってしまう |
| そしてそいつが、君の 父さんのような犠牲者 を作るかもしれないん だよ!? |
| うん・・・そうかも |
| でも、森を放って おいていいの? |
| 召喚獣を倒さないと 今度は別の獣が ガレフみたいに・・・ |
| もう、あなたの お父さんみたいな 犠牲者は出しちゃダメ なんじゃないの? |
| 確かに、そうですね |
| でも、森はどうなる んですか? |
| 召喚獣を倒さなければ 別の獣がガレフのよう になってしまうんじゃ ないでしょうか? |
| ほうっておけば、 父さまのような犠牲者 を作るかもしれないん ですよ・・・ |
| それは・・・ |
| 君の父さん、ガレフ、 そして君自身のために 召喚獣を倒そう? |
| 復讐するためじゃない |
| 同じ悲しみを繰り返さ ないために・・・ |
| 君の父さん、ガレフ、 そして君自身のために 召喚獣を倒そう? |
| 復讐するためじゃない |
| 同じ悲しみを繰り返さ ないために・・・ |
| あなたのお父さんや、 ガレフ・・・なにより キミのために、 召喚獣を倒すの、ね |
| 復讐じゃないよ |
| もうおんなじ悲しみ、 繰り返しちゃだめなの |
| お父さま、ガレフ そして貴方自身の ために召喚獣を 倒しましょう |
| 復讐するためなんか じゃなくて・・・ |
| 同じ悲しみを繰り返さ ないための戦いです |
| 悲しみを繰り返さない ために・・・ |
| 召喚獣はきっと、森の 奥に隠れてるはずです |
| どうしてだ? |
| 森の奥はほとんど日が 差さないから、地面が いつも湿ってるんです |
| なるほど・・・ 相手はキノコの化け物 だからな |
| 奴らの吐き出す胞子に 注意しろ! |
| ガレフたちみたいに 狂わされるぞ! |
| 奴らの吐き出す胞子に 注意するんだ! |
| ガレフたちのように、 狂わされてしまうぞ |
| キノコの胞子だけは 浴びちゃダメよ! |
| ガレフみたいに なっちゃうからね |
| 彼らの吐き出す胞子に 注意してください! |
| ガレフたちと同じよう になってしまいますよ |
| ケッ! くらってたまるかよ |
| ・・・あれか!? |
| ・・・あれか!? |
| ・・・あれ!? |
| ・・・あれですね |
| あいつが・・・ はぐれ召喚獣!! |
| みんな、行くぞっ! |
| みんな、行くぞ! |
| みんな、行こうっ! |
| みんな、行こうっ! |
| これで、終わったんで すよね・・・? |
| どうしよう? |
| ああ、そうだよ とりあえずはね |
| ああ、そうだよ とりあえずはね |
| うん、そうだよ とりあえずはね |
| そうですね とりあえずはね |
| ああ、そうだよ |
| スウォンが 終わらせたんだぜ? |
| ああ、そうだよ |
| スウォンが 終わらせたんだ |
| うん、そうだよ |
| スウォンが終わらせた んだよ? |
| そうですね |
| スウォンくんが 終わらせたんですよ |
| ・・・ううっ |
| 父さあぁ~んっ!! |
| とりあえずはね |
| ガレフ・・・ 君を殺してしまって ごめんね・・・ |
| 許しておくれ・・・ |
| みなさん、本当に ありがとうございます |
| 何かお礼ができれば、 いいんですけど・・・ |
| ケッ、最初からそんな の期待してねえよ |
| ワシらは損得勘定で、 お前さんを手伝ったん じゃない |
| 友達だから助けたのさ |
| そうだろう |
| @n0? |
| ああ、そうだよ |
| スウォンは俺の・・・ ううん、俺たちの大事 な友達だもんな! |
| ああ、そうさ |
| スウォンは俺の・・・ ううん、俺たちの大事 な友達だからな |
| ・・・うん |
| スウォンは、あたしの あたしたちの大事な 友達なんだから! |
| はい・・・ |
| スウォンくんは・・・ 大事なお友達 ですから・・・ |
| みなさん・・・ |
| だからいつだって遊び に来ていいんだぜ? |
| だからいつだって頼っ てくれていいんだよ |
| だからね、いつでも 遊びに来てね? |
| だからいつでも、遊び に来てくださいね? |
| ・・・はい! |
| あんたたちってさ ホントに次から次へと やらかすよねぇ? |
| ふ、不可抗力だ・・・ |
| ふ、不可抗力だ・・・ |
| ふ、不可抗力だよ! |
| ・・・不可抗力です |
| 悪いのはそこの 間抜けなレビットよ! エルカのせいじゃ ないわっ!! |
| ごめんなさいですの |
| それにしても、 なんだって連中の 屋敷に入ろうと したんだ? |
| あんたたちには関係 ないでしょっ! |
| 助けてもらっといて、 その言いぐさは なんだよ!? |
| フンッ! 勝手に助けたんでしょ |
| んだとぉ・・・ |
| ガキ同士で、 なに熱くなってんだよ |
| そんなことより |
| @n0 こいつをどうする気だ |
| どうしよう? |
| ほっとけないだろ エルカはどうしたい? |
| ほっとけないよ エルカはどうしたい? |
| ほっとけないじゃん エルカはどうしたい? |
| ほっとけないんです エルカはどうしたい? |
| ほっとけないだろ こいつ、はぐれ召喚獣 みたいだし |
| ほっとけないよ この子、はぐれ召喚獣 みたいだし |
| ほっとけないじゃん この子、はぐれ召喚獣 みたいだし |
| ほっとけないんです この子、はぐれ召喚獣 みたいですし・・・ |
| ま、そうするだろうと は思ってたがな |
| ちょっと、勝手に決め ないでよっ! |
| エルカはエルカよっ はぐれなんかじゃない |
| 原住民の世話になんか ならないんだから!! |
| エルカさんっ!? |
| エルカはどうしたい? |
| エルカはどうしたい? |
| エルカはどうしたい? |
| エルカさんは どうしたいんですか? |
| どうするもこうするも ないわよ |
| エルカはあの屋敷に 用があるんだから こんなところで 遊んでられないの! |
| さよならっ!! |
| エルカさんっ!? |
| 待てってば、エルカ |
| 待つんだ、エルカ |
| 待ってよ、エルカ |
| 待ってください! エルカさん! |
| 放しなさいよっ! 放してえっ!! |
| あれだけ騒いだんだ 今から戻るのは、 捕まりにいくみたいな もんだぞ!? |
| 頭を冷やせよ |
| あれだけ騒いだんだ 今から戻るのは、 捕まりにいくみたいな もんだぞ!? |
| 頭を冷やすんだ |
| あれだけ騒いだんだよ 今から戻るのは、捕ま りにいくみたいなもん じゃない! |
| 落ちついてってば! |
| あれだけ騒いだんです 今から戻るのは、 捕まりにいくような ものですよ! |
| 頭を冷やしてください |
| ・・・・・・ |
| エルカさん マスターは、とっても 優しい人ですの |
| わけを話せば、 きっと力になって くれるはずですの |
| ・・・知りたいのよ |
| メイトルパに・・・ エルカのいた世界に 帰る方法をっ!! |
| 知らなかったんだな 召喚獣を元の世界へ帰 せるのが、呼んだ人間 だけってこと・・・ |
| 知らなかったんだな 召喚獣を元の世界へ帰 せるのが、呼んだ人間 だけだってことを |
| 知らなかったんだ 召喚獣を元の世界へ帰 せるのが、呼んだ人間 だけってこと・・・ |
| 知らなかったんですね 召喚獣を元の世界へ帰 せるのが、呼んだ人間 だけってこと・・・ |
| で、早とちりして そいつをこてんぱんに して逃げてきたって わけか |
| ああ、もう一年以上も 前の話らしい |
| ああ、もう一年以上も 前の話らしい |
| うん、もう一年以上も 前の話だってさ |
| ええ、もう一年以上も 前の話だそうです |
| それじゃ、その召喚師 を捜すのも難しいなあ |
| 仮に見つかったとして も、自分に刃向かった 相手なんだしな |
| で、あいつは? |
| 部屋で休ませてるよ モナティが、ガウムと 一緒につきそってる |
| 部屋で休ませてるよ モナティが、ガウムと 一緒につきそってる |
| 部屋で休ませてる モナティが、ガウムと 一緒につきそって くれてるから・・・ |
| 部屋で休ませてます モナティが、ガウムと 一緒にいますから |
| 大丈夫かしら? |
| そうだな・・・ ちょっと、様子を 見てくるよ |
| そうだな・・・ ちょっと、様子を 見てくるよ |
| う~ん・・・ ちょっと、心配だな~ |
| 様子見て来ます・・・ |
| そうですね・・・ ちょっと、様子を見て きます・・・ |
| ウソよ・・・ 帰る方法がないなんて |
| でもでもっ 本当なんです |
| イヤよっ! エルカは認めないっ! こんな世界になんか、 いたくないのよ!! |
| エルカさんっ 落ち着くですのっ! |
| きゅーっ! |
| やめるんだ、エルカ! |
| やめるんだ、エルカ! |
| エルカ、やめなさい! |
| エルカさん! やめてください! |
| マスターっ・・・ |
| どいてよっ! エルカは帰るのっ! |
| どけえぇ~っ!! |
| うわぁぁっ!? |
| うわぁぁっ!? |
| うわぁぁっ!? |
| きゃぁぁっ!? |
| しっかりしろ |
| @n0! |
| あ、あれ・・・? |
| うにゅううっ 身体がビリビリしてる ですのぉ~・・・ |
| 【魔眼】に やられたか |
| 魔眼? |
| 魔眼? |
| 魔眼ですか? |
| にらみつけた相手の 身体をおかしくして しまう光だ |
| 【魔眼】に やられたんだな |
| 魔眼? |
| 魔眼? |
| 魔眼ですか? |
| にらみつけた相手の 身体をおかしくして しまう光のことだ |
| 【魔眼】に やられたのね |
| 魔眼? |
| 魔眼? |
| 魔眼ですか? |
| にらみつけた相手の 身体をおかしくして しまう光のことよ |
| 【魔眼】に やられたんですね |
| 魔眼? |
| にらみつけた相手の 身体をおかしくして しまう光のことです |
| それよりも、エルカを 早く連れ戻さないと! |
| それよりも、エルカを 早く連れ戻さないと! |
| それよりも、エルカを 早く連れ戻さないと! |
| それより、エルカさん 早く連れ戻さないと! |
| こんな目にあわされて お前、まだそんなこと 言ってんのか |
| ほっといてくれって 言ってんだぜ そうしてやればいい じゃねえかよ!? |
| ほっとけないよ! |
| あの子は今まで、自分 だけの力で生きてきた のかもしれない |
| だけどそれは、エルカ が好きでそうしてきた んじゃない・・・ |
| そうするしか なかったんだ! |
| ほっとけないよ! |
| あの子は今まで、自分 だけの力で生きてきた のかもしれない |
| だけどそれは、エルカ が好きでそうしてきた んじゃない・・・ |
| そうするしかなかった んだ! |
| ほっとけないでしょ! |
| あの子は今まで、自分 だけの力で生きてきた のかもしれない |
| だけどそれは、エルカ が好きでそうしてきた んじゃない・・・ |
| そうするしか なかったんだよ! |
| 放っておけません! |
| あの子は今まで、自分 だけの力で生きてきた のかもしれません |
| でも・・・エルカさん が好きでそうしてきた んじゃないはずです |
| そうするしかなかった んですよ! |
| ・・・・・・ |
| 俺はエルカを助けたい ガゼルたちが俺を助け てくれたように、彼女 を助けたいんだ! |
| 僕はエルカを助けたい ガゼルたちが俺を助け てくれたように、彼女 を助けたいんだ! |
| あたし、みんながあた しを助けてくれたよう に・・・エルカを 助けたいの! |
| わたし・・・ みなさんがわたしを 助けてくれたように 彼女を助けたい! |
| マスター・・・ |
| きゃああっ!! |
| 放しなさいよっ! 放してえぇ~っ!! |
| ぎゃあぎゃあ 騒ぐんじゃねえよ、 コラ!! |
| 乗り込む前にわざわざ 出てきてくれるとは、 間抜けなはぐれだ |
| エルカっ!? |
| エルカっ!? |
| エルカっ!? |
| エルカさん! |
| ほう、彼女はエルカと 言うんですか なかなか華麗なお名前 ですねえ |
| バカ三兄弟が揃って、 何しにきやがった! |
| 聞かなきゃわかんねえ のか・・・あァん? |
| 重ね重ねの貴方たちの 無礼、まとめてお返し して差し上げようと 思いましてね |
| 勝手なことをっ! |
| 勝手なことをっ! |
| 勝手なことばっかり! |
| 勝手なことばかり 言わないでください! |
| ほほう、いいのかね 私たちを攻撃すれば、 このはぐれも無事には すまないぞ? |
| ぐっ・・・ |
| ぐっ・・・ |
| うっ・・・ |
| ・・・ |
| ふははははっ! 私たちに逆らった罪を たっぷりと・・・ |
| きゅーっ! |
| のわあぁっ!? |
| エルカさんっ こっちですのっ |
| お、おのれぇ・・・ 不意打ちとは卑怯な |
| 人質とっといて、 何を言ってやがんだよ |
| きぃぃ~っ! 憎い、憎い、憎いっ! |
| 落ち着けよ、兄貴 |
| 人質などいなくても、 華麗なる私たちの勝利 は動きません |
| ハッ そいつはどうかな? |
| んだとォ・・・ |
| 思い知りなさい 私たち兄弟の力を! |
| くたばれえぇぇっ!! |
| この落とし前、 きっとつけるぞ! |
| 華麗なる復讐を次こそ 見せてさしあげます! |
| きぃぃ~っ!! |
| どうしてエルカのこと 助けたのよ? |
| 助けてくれなんて 言ってないのに・・・ |
| どうしよう? |
| 気にしなくていいよ 自覚はあるんだな? |
| 気にするな 自覚はあるんだな? |
| 気にしなくていいよ 自覚はあるんだ? |
| 気にしないで 自覚してるんですね |
| 気にしなくていいよ 恩に着せるつもりじゃ ないから |
| 気にするな 恩に着せるつもり なんてないから |
| 気にしなくていいよ 恩に着せるつもりじゃ ないから |
| 気にしないでください 恩に着せるつもりは ありませんから |
| 当たり前よっ! |
| 助けられたって自覚は あるんだな? |
| 助けられたって自覚は あるんだな? |
| へぇ 助けられたって自覚は あるんだ? |
| 助けられた自覚は あるんですね・・・ |
| ・・・フンッ! |
| 信じるかどうかは別と して、さっき俺が説明 したことは本当だよ |
| 呼び出された召喚獣が 自分の力で元の世界に 帰ることはできない |
| 信じるかどうかは別と して、さっき僕が説明 したことは事実だよ |
| 呼び出された召喚獣が 自分の力で元の世界に 帰ることはできない |
| 信じるかどうかは別と して、さっき説明 したことはホント |
| 呼び出された召喚獣が 自分の力で元の世界に 帰ることはできないの |
| 信じるかどうかは別と して、わたしが説明し たことに嘘は ありません・・・ |
| 呼び出された召喚獣が 自分の力で元の世界に 帰ることはできない んです・・・ |
| ・・・・・・ |
| マスターは嘘をついて ないです、エルカさん |
| だって・・・ マスターもエルカさん と同じなんですから! |
| え・・・? |
| レビットから聞いたわ あんた、ここの原住民 じゃなかったのね |
| まあ、ね |
| まあ、ね |
| え、はは・・・ |
| はい |
| ねえ・・・ あんたはどうして平気 でいられるの? |
| 平気なんかじゃないよ 俺だって、元の世界に 帰れたらって思う |
| でも、だからって現実 を拒否しちゃうわけに はいかないだろ? |
| 平気なんかじゃないさ 僕だって、元の世界に 帰れたらって思う |
| でも、だからって現実 を拒否してしまうわけ にはいかないからな |
| 平気なんかじゃないよ 元の世界に 帰れたらって思う |
| 実際、夢にも見るよ |
| でも、だからって現実 を拒否しちゃうわけに はいかないでしょ? |
| 平気じゃありませんよ わたしも、元の世界に 戻りたいんです |
| でも、現実は現実と して、生きていかない と、いけないですよね |
| ・・・ |
| 俺は運が良かったんだ ここの人たちに助けて もらえたからね |
| 一人だったら、きっと 生きていけなかったと 思うよ |
| 僕は運が良かったんだ ここの人たちに助けて もらえたから |
| 一人だったら、きっと 生きていけなかったと 思ってるよ |
| あたしは運良かったよ ここの人たちに助けて もらえたから・・・ |
| 一人だったら、きっと 今頃、生きてないん じゃないかな? |
| わたしは、ここの人 達に出会えたから 運が良かったんですね |
| 一人だったら、きっと 生きていけなかったと 思うんです |
| ・・・・・・ |
| なあ、エルカ? |
| なあ、エルカ? |
| ねぇ、エルカ? |
| エルカさん・・・ |
| どうしよう? |
| 帰る方法を一緒に探そう 休んでいけよ? |
| 帰る方法を一緒に探そう 休んでいかないか? |
| 帰る方法を一緒に探そうよ 休んでいけば? |
| 帰る方法を一緒に探そう 休んでいきましょう |
| 一緒に探さないか? 元の世界へ戻る方法を |
| 一緒に探さないか? 元の世界へ戻る方法を |
| 一緒に探そうよ 元の世界へ戻る方法を |
| 一緒に探しませんか? 元の世界へ戻る方法を |
| え? |
| 一人より二人のほうが きっと早く見つかると 思うんだ |
| 一人より二人のほうが きっと早く見つかると 思うんだ |
| 一人より二人のほうが きっと早く見つかると 思うんだ、あたし |
| 一人より二人のほうが きっと早く見つかると 思うんです |
| 休んでいけよ? ここでさ |
| 休んでいかないか? ここで |
| 休んでいけば? ここでさ |
| 休んでいきましょう ここで・・・ |
| え? |
| 君は今までずっと一人 でがんばってきたんだ すこしぐらい、息抜き してもいいだろ? |
| 君は今までずっと一人 でがんばってきたんだ すこしぐらい、息抜き してもいいはずだよ |
| 今までずっと一人 でがんばってきたんだ からさ、すこしぐらい 息抜きしようよ? |
| エルカさんはひとりで がんばってきたんです ・・・ |
| 少し、息抜きしても いいですよね? |
| ・・・そうね |
| そこまで言うんなら、 もうちょっとだけ ここにいてあげるわ |
| 言っておくけど! あんたが熱心に誘った せいですからねっ!! |
| わかってるって ははは、よろしくな |
| ああ、わかってるよ |
| わかってるってば! じゃあ、よろしくね! |
| はい よろしくお願いします |
| フンッ! |
| うん、それがね |
| お師匠ったら、アタシ にほとんど用事を頼ま なくなってきたんだ |
| 私が行ったほうが 早いって、自分で 薬草とかも取って きちゃうのよ |
| なんだかなぁ・・・ |
| あれ、もしかすると アカネってば |
| あれ、もしかすると アカネは・・・ |
| あれっ? もしかして アカネってば・・・ |
| あれ、もしかして アカネさん・・・ |
| どうしよう? |
| さみしいんだ? 不満なのか? |
| さみしいのか? 不満なのか? |
| さみしいの? 不満なの? |
| さみしいですか? 不満なんですか? |
| さみしいんだ? |
| さみしいのか? |
| さみしいの? |
| さみしいですか? |
| ななな、なっ・・・ なに言ってんのよ!? |
| ちっちゃな子じゃない んだし、そんなことあ るわけないでしょ!? |
| そのわりには、ムキ になってるよな・・・ |
| そのわりには、ムキ になってるが・・・ |
| あははっ、図星だね これは・・・ |
| ふふっ、そういうこと にしておきましょうか |
| 不満なのか? |
| 不満なのか? |
| 不満なの? |
| 不満なのですか? |
| 不満っていうより 不安かな・・・ |
| アタシがいなくてもさ お師匠は自分で何でも できちゃうんだよね |
| わかってたつもりだっ たんだけどね、なんか 実感しちゃうとさ |
| アタシって、やっぱり お師匠のお荷物なのか なって思っちゃうよ |
| アカネ・・・ |
| アカネ・・・ |
| アカネ・・・ |
| アカネさん・・・ |
| まあ、そのおかげで アンタたちのところに 顔が出せるんだけどね |
| そうだな |
| そうだな |
| うん、そうだね |
| そうですね |
| って、しゃべってたら もうお店の前だ |
| ううっ、やっぱ不安だ なぁ・・・ |
| おいおい、今さら 逃げ出すなよ |
| おいおい、今さら逃げ 出すんじゃないぞ |
| コラコラ、今さら逃げ たりしないでよ? |
| 心配しなくても大丈夫 ですよ |
| わ、わかってるって! |
| お、お師匠・・・ アカネ、ただいま戻り ましたぁっ! |
| おや、アカネさん お帰りなさい |
| 何日ぶりですかね? |
| あ、あのっ! これには、それなりの 理由というものがあり まして・・・ |
| 彼女が帰れなかったの は、俺たちの手伝いを してくれていたから なんです |
| 彼女が帰れなかったの は、僕たちの手伝いを してくれていたから なんです |
| 彼女が帰れなかったの は、あたしたちを 手伝ってくれていた からなんです |
| アカネさんは私たちを 手伝ってくれたせいで 帰れなかったんです |
| ほう? |
| そそっ、そうなんです お師匠っ! |
| お手伝いについ夢中に なっちゃって、それで こんなことに・・・ |
| ごめんなさいっ!! |
| 本当にすいません |
| 本当にすいません |
| すいませんでした |
| 本当にすいません |
| そういうことなら 仕方がないでしょうね |
| しかし、アカネさんが お手伝いに夢中になる とは驚きですねえ |
| あ、あはははっ |
| もっとも、お手伝いの 内容が・・・ |
| 戦いだというのなら、 それも当然ですがね |
| ・・・!! |
| シオンさん・・・ 知ってたんですか? |
| シオンさん・・・ 知っていたんですか? |
| シオンさん・・・ 知ってたんですか? |
| シオンさん・・・ 知ってらしたんですか |
| 出かけるたびに生傷が 増えていたり さぼっていた稽古を 急にやり始めたり |
| 気になったのでね こっそり、様子を見せ てもらっていたんです |
| お、お師匠・・・ |
| アカネさん この世界に来た時に、 私は言いましたよね? |
| 私たちの忍者としての 力は、隠していかねば ならないものだと |
| はい・・・ |
| 待ってください! アカネはただ、俺たち を助けようとして くれただけで・・・ |
| 待ってください! アカネはただ、僕たち を助けようとして くれただけで・・・ |
| ちょっと待ってよ! 彼女はあたしたちを 助けようとしてくれた だけで・・・ |
| 待ってください! 彼女はただ、私たちを 助けようとしてくれた だけで・・・ |
| わかっています だから今までは、私も 気がつかないふりをし てきました |
| ですが、黙っていられ るのもここまでです |
| ここから先の戦いは、 本当に命がけのものに なるでしょう |
| 中途半端な気持ちでは あなたたちに迷惑をか けるだけです |
| ・・・・・・ |
| そして忍びが命をかけ て戦うのは、それだけ の価値を認めた主君の ため・・・ |
| 我が弟子、アカネよ お前はこの人のために 命をかけて戦う覚悟が あるのか!? |
| アタシは・・・ |
| 覚悟とか、主君とか、 そんなこと考えたこと もない、けど・・・ |
| アタシはっ |
| @n0のことが 好きだって思ってる! |
| あの場所にいるみんな のことが好き・・・ みんな、アタシの大切 な仲間なんだっ!! |
| アカネ・・・ |
| アカネ・・・ |
| アカネ・・・ |
| アカネさん・・・ |
| それを守るためなら、 アタシは自分の全てを 賭けたっていい |
| なるほど・・・それが アカネという くのいちが 見つけた答えですか |
| その決意がどれほどの ものか、この私に見せ てもらいましょう! |
| 強くなりましたね アカネさん? |
| お師匠・・・ |
| 正直に言えば、あなた はまだ、忍びとしては 未熟です |
| けれど、あなたの仲間 を大切に思う気持ちが 未熟な力を補ってくれ ている・・・ |
| 今の手合わせでそれが わかりました |
| それじゃあ!? |
| あなたの大切な人たち のために、がんばって みなさい |
| それがきっと、もっと あなたを強くしてくれ るはずです |
| は・・・はいっ! |
| @n0さん 不肖の弟子を、どうか よろしくお願いします |
| ま・・・ 負けるもんか・・・ |
| ま・・・・・・ |
| アカネっ!? |
| アカネっ!? |
| アカネっ!? |
| アカネさんっ!? |
| 心配しないでください 気絶しただけですよ |
| 正直なところ、私は 彼女がここまでやると は思ってませんでした |
| 途中であきらめて降参 するだろうと思ってい たのですが・・・ |
| 仕方がありませんね |
| え? |
| 弟子の真剣な気持ちを 押さえつけられるほど 私は鬼ではないですよ |
| じゃあ、アカネは!? |
| じゃあ、彼女は!? |
| じゃあ、アカネは!? |
| それじゃ・・・!? |
| よろしければ、あなた たちの手伝いをさせて やってください |
| ただし・・・ |
| ただし? |
| 迷惑をかけないよう、 師匠として私も同行を させてもらいます |
| よろしいですね? |
| 川原とか、あの子たち のいそうな場所は全部 回ったつもりだけど |
| 街の外とかに出たって ことはないよな |
| 街の外とかに出たって ことはないよね |
| 街の外に出ているって ことはないよね |
| 街の外に出ているって ことはありませんか |
| それはないと思うわ |
| ほら、前にフィズが 貴方たちについてって 捕まったことがあった でしょ? |
| あの時にきつく言い 聞かせたから・・・ |
| そういや、そんなこと もあったよな |
| ああ、そんなことも あったな・・・ |
| ああ、そんなことも あったっけ・・・ |
| ああ、そうでしたね |
| まさか、またバノッサ に捕まって・・・ |
| だとしたら、とっくに 俺に何か仕掛けている はずだよ |
| まだ街の全部を探した わけじゃないんだしさ |
| だとしたら、とっくに 僕に何か仕掛けている はずだ |
| まだ街の全部を探した わけじゃないんだ 大丈夫だよ |
| だとしたら、とっくに あたしにちょっかいを かけてるって |
| まだ街の全部を探した わけじゃないし 大丈夫だよ |
| だとしたら、何か反応 があるはずですよ |
| まだ街の全部を探した わけじゃありません 大丈夫ですよ |
| うん・・・ |
| 考え方を変えよう あの子たちが行きそう にない場所を探すんだ |
| 考え方を変えよう あの子たちが行きそう にない場所を探すんだ |
| 考え方を変えてみよ? あの子たちが行きそう にない場所を探すとか |
| 考え方を変えましょう あの子たちが 行きそうにない場所を 探すんです |
| ごめんね こんな大変な時なのに 貴方に迷惑かけて |
| 私がしっかり子供たち を見ていれば、こんな ことにはならなかった のに・・・ |
| どうしよう? |
| 迷惑なんて言うなよ リプレのせいじゃない |
| 迷惑なんかじゃないさ リプレのせいじゃない |
| 迷惑なんかじゃないよ リプレのせいじゃない |
| 迷惑じゃないですよ それは違います |
| 迷惑なんて言うなよ |
| 迷惑なんかじゃないさ |
| 迷惑なんかじゃないよ |
| 迷惑じゃないですよ |
| ・・・・・・ |
| ずっといろいろなこと 続きで、忘れちまって るかもしれないけどさ |
| こういう時のために、 俺たちは一緒に暮らし てるんだぜ? |
| ずっといろいろなこと 続きで、忘れてしまっ たかもしれないけど |
| こういう時のために、 僕たちは一緒に暮らし てるんだろう? |
| ずっといろいろなこと 続きで、忘れちゃって たかもしれないけど |
| こういう時のために、 あたしたち、みんなで 暮らしてるんでしょ? |
| ずっといろいろなこと 続きで、忘れてしまっ たかもしれないけど |
| こういう時のために、 私たちは一緒に暮らし てるんでしょう? |
| そう、だよね・・・ |
| もっと気軽に、頼って くれればいいんだよ |
| もっと気軽に、頼って くれればいいんだよ |
| もっと気軽に、頼って くれればいいのよ |
| 困った時には、 いつだって頼って くれていいんですよ |
| うん・・・ |
| リプレのせいじゃない 俺たちだって、責任は あるよ |
| リプレのせいじゃない 僕たちだって、責任は あるんだ |
| リプレのせいじゃない あたしたちにだって、 責任はあるよ |
| それは違います 私たちにも、責任は あるはずです |
| ・・・・・・ |
| ずっと思ってたんだ 俺たちは君の優しさに 甘えすぎていたんじゃ ないかって |
| 戦いにかまけてばかり で、子供たちのことを 君だけに押しつけてさ |
| ずっと思ってたんだ 僕たちは君の優しさに 甘えすぎているんじゃ ないのかって |
| 戦いにかまけてばかり で、子供たちのことを 君だけに押しつけて |
| ずっと思ってた あたしたち、あなたの 優しさに甘えすぎてる んじゃないかって |
| 戦いにかまけてばかり で、子供たちのことは あなたに任せっきりで |
| ずっと思ってました 私たちはリプレさんに 甘えすぎているんじゃ ないのかって |
| 戦いにかまけてばかり で、子供たちの世話を 貴方一人に任せてしま って・・・ |
| そんなこと、 気にしなくていいよ |
| ほら、そうやって君は 優しいから |
| ほら、そうやって君は 優しいから |
| ほら、リプレはそうや って優しいから、つい あたしたちは甘えちゃ うんだよ? |
| ほら、そうやって貴方 は優しいから |
| あ・・・ |
| こんな時ぐらいしか、 俺は役に立たないけど |
| せめて、これぐらいの 手助けはさせてくれよ |
| こんな時ぐらいしか、 僕は役に立たないけど |
| せめて、これぐらいの 手助けはさせてくれ |
| でもね、それだけじゃ やっぱりダメだと思う |
| あたしたちも、もっと 子供たちのことを考え なくちゃね |
| だけど、私たちはそれ に甘えているだけでは ダメなんですよ |
| もっと子供たちのこと も考えるようにしない といけないんです |
| うん・・・ |
| きゅーっ!! |
| 今の・・・ ガウムの声じゃない? |
| あっち行けよっ! 行けったら!! |
| きゃああ~っ! |
| 屋敷の庭からだ! |
| 屋敷の庭からだ! |
| 屋敷の庭からだ! |
| 屋敷の庭からです! |
| このクソガキども 勝手に人様の屋敷に 入ったうえに・・・ |
| この美しい花園を荒ら しやがって! |
| ひっ・・・ |
| な、なんだよ・・・ こんなにあるんだから 分けてくれたっていい じゃんか! |
| そーよっ! 金持ちのくせに、ケチ くさいこと言わないで よねっ!! |
| 反省もせずに、 居直りやがるかよ |
| そういう態度のガキは ちっとばかしコワイ目 にあってもらうぜ! |
| 待ちなさいっ! |
| リプレママ・・・ |
| うちの子供たちに手を だしたら、私が承知し ないからっ!! |
| あァん? そうか、お前が 保護者って わけか・・・ |
| 言っとくが、悪いのは ひとんちの花を盗もう としたこいつらだぜ? |
| えっ!? |
| 本当なのか? |
| 本当なのか? |
| それ、ホントなの? |
| 本当ですか? |
| う、うん・・・ |
| どうしてそんなこと したの!? |
| ・・・・・・ |
| 落ち着けよ、リプレ 叱るのは後でいいから |
| 子供たちには俺たちが よく言って聞かせるか ら、今回は許してくれ ないか? |
| 落ち着くんだ、リプレ 叱るのは後でいい |
| 子供たちには僕たちが よく言って聞かせるか ら、今回は許してもら えないか? |
| 落ち着いてよ、リプレ 叱るのは後でいいから |
| 子供たちにはあたしが よく言って聞かせるか らさ、許してくれない かな? |
| 落ち着いてください リプレさん |
| 子供たちには私たちが よく言って聞かせます から、許してはもらえ ませんか? |
| いいや、許すわけには いかねえ・・・ |
| この花園の花は、俺が 愛情をたっぷりこめて 育てたものなんだ! |
| え? |
| キムランが・・・ 愛情をこめて・・・? |
| キムランが・・・ 愛情をこめて・・・? |
| キムランが・・・ 愛情をこめて・・・? |
| キムランさんが・・・ 愛情をこめて・・・? |
| あッ!? |
| ぷっ・・・ くくくっ・・・ |
| ぷっ・・・ くくくっ・・・ |
| ぷっ・・・ くくくっ・・・ |
| ぶっ・・・ くくくっ・・・ |
| わ、笑いやがったなッ |
| だ、だって・・・ あははははははっ! |
| に、似合わなーい! |
| きゅーっ! |
| 許さねえ・・・ この俺のささやかな 趣味を笑いやがって! |
| お前ら、絶対に生きて ここから帰さねぇ!! |
| ああっ・・・ 俺の秘密の花園がぁ! |
| そりゃ、あれだけ派手 に暴れたらなあ |
| あれだけ派手に暴れた ら当然だろうに・・・ |
| あれだけ派手に暴れた ら当然だよ・・・ |
| あれだけ派手に暴れた んですから・・・ |
| ああぁぁ~っ!? |
| ちょっと気の毒だけど 逃げるなら、今のうち だな・・・ |
| ちょっと気の毒だけど 逃げるなら、今のうち かもしれない |
| ちょっと気の毒だけど 逃げるなら、今のうち かな |
| ちょっと気の毒ですが 逃げるなら、今のうち かもしれませんね |
| で・・・ どうしてあんなことを したの? |
| ・・・・・・ |
| 黙ってちゃわからない でしょ!? |
| どうしても 花が欲しかったんだ |
| 花だったら、川原にも 咲いてるじゃないか? |
| 花だったら、川原にも 咲いてるだろう? |
| 花だったら、川原にも 咲いてるでしょ? |
| 花だったら、川原にも 咲いてるでしょ? |
| ダメなの・・・ |
| あそこにしか咲いてな かったんだもん あたしたちが欲しかっ たカネルの花は |
| そんな理由で、あんな 無茶して・・・ |
| @n0や私たち がどれだけ心配したか わかってるの!? |
| おい、リプレ もう許してやれよ |
| チビたちがカネルの花 にこだわったのは、 俺のせいなんだ |
| ガゼルのせいって どういうことなんだ? |
| ガゼルのせいって どういうことなんだ? |
| ガゼルのせいって どういうこと? |
| ガゼルさんのせいって どういうことです? |
| なあ、リプレ 今日がどういう日だか 忘れてるだろ? |
| えっ? |
| 今日はな、お前がここ の玄関に捨てられてた 日なんだぜ |
| ・・・!! |
| ガゼルに教えてもらっ たんだよ |
| きょうが、リプレママ のおたんじょうびで |
| カネルの花が、ママの 誕生日の花だって |
| そうだったのか |
| そうだったのか |
| そうだったんだ |
| そうだったんですか |
| まあ、そういうこった だから叱るなら、まず は俺から叱ってくれ |
| ・・・・・・ |
| 叱れないよ・・・ |
| 叱れるわけ・・・ ないじゃない・・・? |
| ごめんなさい |
| もうあんなこと、 絶対にしないって 約束するから |
| だから、なかないで リプレママ |
| うん・・・ |
| ありがとうね・・・ みんな・・・ |