サモンナイト1 | Summon Night 1

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せんぱぁい!
ちょっと、ちょーっと
待ってくださいよぉ!
おお、エミ
どうかしたのか?
えへへ、べつに用事っ
てわけじゃないんです
けど・・・
駅までですけど、
よかったらいっしょに
帰りません?
ああ、別にいいぜ
お?
・・・はあぁ~っ
どうした?
ため息なんかついて
わっ、センパイ!?
な、何でもないです
・・・?
せんぱい、おそーい
・・・って、あれ?
カツヤじゃない
なにやってんの?
ほっとけっ!
・・・って、あっ!
今のはエミへの発言
ですからねっ!!
・・・はあぁ~っ
カツヤのやつ・・・
何か悩みでも
あるのかな?
どうしよう?
 そっとしておく
 心配だな
せんぱぁい!
ちょっと、ちょーっと
待ってくださいよぉ!
やあ、日比野さん
どうかしたのかい?
えへへ、べつに用事っ
てわけじゃないんです
けど・・・
駅までですけど、
よかったらいっしょに
帰りません?
ああ、かまわないよ
あれ?
・・・はあぁ~っ
カツヤ君じゃないか
どうかしたのかい
わっ、センパイ!?
な、何でもないです
否定するのは、図星っ
てことか・・・
せんぱい、おそーい
・・・って、あれ?
カツヤじゃない
なにやってんの?
ほっとけっ!
・・・って、あっ!
今のはエミへの発言
ですからねっ!!
・・・はあぁ~っ
カツヤ君・・・
何か悩みでも
あるのかな?
どうしよう?
 そっとしておく
 心配だな
センパーイっ!
ちょっと、ちょーっと
待ってくださいよぉ!
あら、カツヤくん
これから帰るとこ?
ええ
駅までですけど、
よかったらいっしょに
帰りませんか
ええ、いいわよ
あれ?
・・・はあぁ~っ
どうしたの?
ため息なんかついて
あっ、せんぱい
いつも元気なエミちゃ
んがめずらしいなあ
いったい何をそんなに
悩んでるの?
あ、いえっ!
ななっ、なんでもない
ですぅっ!!
・・・なんで
赤くなるんだろ?
どうしたッスか、先輩
・・・って、あれ?
エミじゃないか
なにやってんだよ
なんでもないって!
・・・いいから先輩も
カツヤも、私のことは
気にしないで
どうしよう?
 そっとしておく
 心配だな
なに怒ってるんだよ?
・・・ま、いいや
センパイ、こんな凶暴
女ほっときましょう
あっ
ちょっとカツヤ君!
先輩、本当にたいした
ことじゃないですから
あんまり気にしないで
くださいね
・・・
ならいいんだけど
センパーイ!
早く帰りましょうよぉ
ほら、呼んでますよ
うん
じゃあ、また明日ね
さよなら、せんぱい
うーん・・・
そうは言われても
気になるなぁ
ああ、またセンパイの
お人好しがはじまっち
まったよ
あ、あの・・・
せんぱい?
ごめん、カツヤくん
やっぱあたし今日は
一緒に帰るの
やめとくわ
へいへい
予想してましたよ
俺はいいですからガラ
にもなくたそがれてる
コイツをよろしく面倒
見てやって下さいな
ちょっ・・・
それってどういう
意味よっ!?
ひゃあ!
そんじゃセンパイっ
さいならぁ~っ!
んもうっ!
センパーイっ!
ちょっと、ちょーっと
待ってくださいよぉ!
あら、カツヤくん
これから帰るところ?
ええ
駅までですけど、
よかったらいっしょに
帰りませんか
ええ、いいわよ
あれ?
・・・はあぁ~っ
どうしたの?
ため息なんかついて
あっ、せんぱい
いつも元気なエミちゃ
んがめずらしいなあ
いったい何をそんなに
悩んでるの?
あ、いえっ!
ななっ、なんでもない
ですぅっ!!
・・・なんで
赤くなるんだろ?
どうしたッスか、先輩
・・・って、あれ?
エミじゃないか
なにやってんだよ
なんでもないって!
・・・いいから先輩も
カツヤも、私のことは
気にしないで
どうしよう?
 そっとしておく
 心配だな
なに怒ってるんだよ?
・・・ま、いいや
センパイ、こんな凶暴
女ほっときましょう
あっ
ちょっとカツヤ君!
先輩、本当にたいした
ことじゃないですから
あんまり気にしないで
くださいね
・・・
ならいいんだけど
センパーイ!
早く帰りましょうよぉ
ほら、呼んでますよ
うん
じゃあ、また明日ね
さよなら、せんぱい
うーん・・・
そうは言われても
気になるなぁ
ああ、またセンパイの
お人好しがはじまっち
まったよ
あ、あの・・・
せんぱい?
ごめん、カツヤくん
やっぱわたし今日は
一緒に帰るの
やめとくわ
へいへい
予想してましたよ
俺はいいですからガラ
にもなくたそがれてる
コイツをよろしく面倒
見てやって下さいな
ちょっ・・・
それってどういう
意味よっ!?
ひゃあ!
そんじゃセンパイっ
さいならぁ~っ!
んもうっ!
なんかカツヤのバカが
めずらしくおとなし
かったけど・・・
どうかしたのかなぁ
気になるか?
そ、そんなことないで
すよ!ただ、いつも
うるさいアイツが
珍しいなって
・・・変なモノひろい
食いでもしたかな?
なんだ、やっぱり心配
なんじゃないか
う・・・まあ、そりゃ
「おさななじみ」って
ヤツですし
あんなのでも
「恋人」のまちがい
なんじゃないのか?
ひどいなぁ
私にだって相手を
選ぶ権利ぐらい
ありますってばぁ
そういうセンパイこそ
誰かイイひとがいるん
じゃないですか?
いや、フリーだよ
ホントですかぁ?
ウソをついても
仕方がないだろう
誰ともつきあって
なんかないさ
へえ・・・
なんか意外だなぁ
ちなみにセンパイは、
どんなタイプが好み
なんですか?
なんだよ、いきなり
別の話題にしないか?
えへへ、ダーメ
・・・なんか、ハメ
られた気がするぞ?
どうしよう?
 活発な子かな
 落ち着いた子がいいな
ふむふむ、活発な人が
タイプですか
なるほどー
センパイの行動力につ
いていくには、相手も
タフじゃないとダメっ
てことかぁ・・・
ふむふむ、おちついた
人がタイプですか
なるほどー
それにはまずセンパイ
が、もうちょっとおち
つきをもつほうが先だ
と私は思うなぁ
じゃあ、
そういうお前は
どんなタイプが
いいんだ?
・・・
いっけなーい!
電車が来ちゃう!?
え・・・って、おい?
エミ
じゃあセンパイ、
つづきはまた今度ねっ
逃げやがったな・・・
なんかカツヤのバカが
めずらしくおとなし
かったけど・・・
どうかしたのかなぁ
気になるかい?
そ、そんなことないで
すよ!ただ、いつも
うるさいアイツが
珍しいなって
・・・変なモノひろい
食いでもしたかな?
ははは、やっぱり心配
なんじゃないか
う・・・まあ、そりゃ
「おさななじみ」って
ヤツですし
あんなのでも
「恋人」のまちがいな
んじゃないのかな?
ひどいなぁ
私にだって相手を
選ぶ権利ぐらい
ありますってばぁ
そういうセンパイこそ
誰かイイひとがいるん
じゃないですか?
そんな相手はいないよ
ホントですかぁ?
嘘をついたって仕方が
ないだろう
誰ともつきあってなん
かいないよ
へえ・・・
なんか意外だなぁ
ちなみにセンパイは、
どんなタイプが好み
なんですか?
なんだよ、いきなり
別の話題にしないかい
えへへ、ダーメ
・・・なんか、うまく
のせられた気がする
どうしよう?
 活発な子かな
 落ち着いた子がいいな
ふむふむ、活発な人が
タイプですか
なるほどー
センパイ、どっちかっ
ていったら「つくす」
タイプだもんね
うん、お似合いかも
ふむふむ、おちついた
人がタイプですか
なるほどー
なんだか「オトナ」の
おつきあいってカンジ
がしちゃいますね
カッコイイなぁ
それじゃ、
そういう君の
タイプっていうのは
どんな人なんだい?
・・・
いっけなーい!
電車が来ちゃう!?
おい、ちょっと・・・
エミ
じゃあセンパイ、
つづきはまた今度ねっ
逃げられた・・・
エミのやつ、いつもと
ちょっと様子が違った
けど・・・どうしたん
ですかね?
気になる?
そ、そんなことないで
すよ!ただ、いつも
うるさいアイツが
珍しいなあと
・・・なんか天変地異
でもおこったりして
なんだ、やっぱり
心配なんじゃない
う・・・まあ、そりゃ
「おさななじみ」って
ヤツですし
あんなのでも
「恋人」のまちがい
なんじゃないの?
ひどいなぁ
俺にだって相手を
選ぶ権利ぐらい
ありますって!
そういうセンパイこそ
誰かとつきあってるん
じゃないですか?
え・・・つきあって
なんかないよ
ホントですかぁ?
ウソをついても仕方が
ないもの
誰ともつきあって
なんかいないよ
へえ・・・
なんか意外だなぁ
ちなみにセンパイは、
どんなタイプが好み
なんですか?
なによ、いきなり
いいじゃないですか
教えてくださいよ
なんか、はめられた
気がするなぁ
どうしよう?
 活発な人かな
 おちついた人かな
ふむふむ、活発な人が
タイプですか
なるほどー
先輩の行動力に付い
ていくには相手もタフ
じゃないと駄目って
ことですかー
ふむふむ
落ち着いた人が
タイプですか
なるほどー
それにはまず
先輩がもうちょっと
落ち着きを持つほうが
先だと思うなー
さあ、今度はあなたの
タイプを教えてくれる
番よ?
・・・
あ、ヤバっ!?
電車が来る時間だ!
あ、ちょっと・・・
カツヤ
それじゃセンパイっ、
まった明日~っ!!
・・・行っちゃった
エミのやつ、いつもと
ちょっと様子が違った
けど・・・どうしたん
ですかね?
気になる?
そ、そんなことないで
すよ!ただ、いつも
うるさいアイツが
珍しいなあと
・・・なんか天変地異
でもおこったりして
なんだ、やっぱり
心配なんじゃない
う・・・まあ、そりゃ
「おさななじみ」って
ヤツですし
あんなのでも
「恋人」のまちがい
なんじゃないの?
ひどいなぁ
俺にだって相手を
選ぶ権利ぐらい
ありますって!
そういうセンパイこそ
誰かとつきあってるん
じゃないですか?
え・・・つきあって
なんかないよ
ホントですかぁ?
ウソをついても仕方が
ないもの
誰ともつきあって
なんかいないよ
へえ・・・
なんか意外だなぁ
ちなみにセンパイは、
どんなタイプが好み
なんですか?
なによ、いきなり
いいじゃないですか
教えてくださいよ
なんか、はめられた
気がするなぁ
どうしよう?
 活発な人かな
 おちついた人かな
ふむふむ、活発な人が
タイプですか
なるほどー
センパイどっちかって
いったら「つくす」
タイプですもんね
うん、お似合いかも
ふむふむ、落ち着いた
人がタイプですか
なるほどー
なんだか「オトナ」の
おつきあいって感じが
しちゃいますね
カッコイイなぁ
さあ、今度はあなたの
タイプを教えてくれる
番よ?
・・・
あ、ヤバっ!?
電車が来る時間だ!
あ、ちょっと・・・
カツヤ
それじゃセンパイっ、
まった明日~っ!!
・・・行っちゃった
すいません
エミと帰るところ
だったのに
気にしなくていいぜ
とくに大事な用がある
わけでもなかったし
それよりどうした?
悩みでもあるのか
お金のこと以外なら
相談にのるぜ!!
・・・
センパイがいつも貧乏
なのは知ってますよ
ははは・・・
せんぱいの
クラスに、図書委員の
ヒグチさんって
いましたよね?
ああ、しってるよ
ヒグチ・・・アヤ・・
だっけ?
はい・・・
その・・・じつは俺、
アヤ先輩に告白しよう
って思ってるんです
ええ~っ!?
そんなにおどろかなく
たっていいじゃない
ですかぁ!
あ、わりぃ・・・
そりゃ、たしかに俺が
お嬢様のアヤ先輩と
つり合わないことは
わかってますよ
ライバルがいーっぱい
いるのも知ってます
でも、あきらめるのは
アタックしてからでも
いいって思いません?
ああ、
カツヤにしては前向き
でいいんじゃないか?
見直したよ
でも、いざ告白しよう
とすると、どうしても
勇気がでなくて
なるほど、それで
悩んでたってわけか
ねえ、センパイ
あの人が誰かとつきあ
ってる話とか、聞いて
ません!?
悪いな
俺、あんまりアイツと
親しいわけじゃ
ないんだよ
ほら、性格なんかモロ
に正反対っぽいだろ?
・・・たしかに
でも、ウワサにもなっ
てないし、チャンスは
まだあると思うぜ
せっかく勇気を出した
んだからさ、とにかく
アタックしてみろよ
俺も応援してやっから
うーん・・・
よし、やるだけ
やってみるか!
がんばれよ
それじゃ、センパイ
相談にのってくれて
ありがとう
ございましたっ!
すいません
エミと帰るところ
だったのに
気にしなくていいよ
大した用事があったわ
けじゃないんだ
それよりどうしたんだ
僕でよかったら相談に
のるけど?
・・・すいません
いつもセンパイには
甘えてばかりで・・・
気にしなくていいよ
せんぱいの
クラスに、バレー部の
ナツミさんって
いますよね?
彼女がどうかした
のかい?
その・・・じつは俺、
ナツミ先輩のことが
好きなんです
え!?
そりゃ、たしかに俺が
ナツミ先輩にアタック
するなんて無茶だって
わかってますよ
ライバルがいーっぱい
いるのも知ってます
でも、好きに
なっちまったものは
どうしようも
ないでしょう?
・・・
でも、いざ告白しよう
とすると、どうしても
勇気がでなくて
それで、いつも元気な
キミが悩んでいたわけ
ねえ、センパイ
あの人が誰かとつきあ
ってる話とか、聞いて
ませんよね!?
すまない
僕は、あんまり彼女と
は親しいわけじゃない
んだよ
そうですか・・・
あ、でも、恋人が
いるって話はまだ
聞いた事はないよ
え、ホントですか!?
いや、保証はできない
けど・・・
よーし、がんばるぞ!
それじゃ、センパイ
相談にのってくれて
ありがとう
ございましたっ!
あ・・・
これで本当に
よかったのかな・・・
すいません
カツヤと帰るところ
だったのに
気にしなくていいよ
とくに大事な用がある
わけでもなかったし
それよりどうしたの?
あたしでよかったら
力になるよ
・・・
誰にも言わないって
約束してくれます?
うん、信用してよ
センパイのクラスに、
生徒会の副会長さんが
いましたよね?
ああ、トウヤ君
彼がどうかしたの?
はい・・・
そのトウヤ先輩に
私、告白したいなって
思ってるんです
ええ~っ!?
そんなにおどろかなく
たっていいじゃないで
すかぁ!
あ、ゴメン
そりゃ、たしかに私が
トウヤ先輩にアタック
するなんて無茶だとは
わかってますよ
ライバルがいーっぱい
いるのも知ってます
でも、好きになって
しまったんだもの・・
しかたないじゃない
ですか
・・・
でも、いざ告白しよう
とすると、どうしても
勇気がでなくて
なるほど、それで
悩んでたって訳ね
ねえ、センパイ
あの人が誰かとつき
あってる話とか、聞い
てませんよねっ!?
うーん
あたし、とくに彼と
親しいわけじゃ
ないからなぁ
ほら、性格とか正反対
みたいなもんでしょ
そうですね・・・
でも、ウワサにもなっ
てないし、チャンスは
まだあると思うよ
せっかく勇気を出した
んだからさ、ダメもと
で告白してみたら?
意外と、OKかもよ?
えへへ
せんぱいにそう言って
もらえたら、なんだか
勇気がでてきました
その意気、その意気!
はいっ!
それじゃ先輩
相談にのってくれて
本当にありがとう
ございました!!
すいません
カツヤと帰るところ
だったのに
気にしなくていいよ
とくに大事な用がある
わけでもなかったし
それよりどうしたの?
わたしでよかったら
力になるよ
・・・
誰にも言わないって
約束してくれます?
うん、信用してよ
センパイのクラスに、
バスケ部の部長さんが
いましたよね?
ああ、ハヤト君
彼がどうかしたの?
はい・・・
そのハヤト先輩に
私、告白したいなって
思ってるんです
ええ~っ!?
そんなにおどろかなく
たっていいじゃないで
すかぁ!
あ、ゴメン
そりゃ、たしかに私が
ハヤト先輩にアタック
するなんて無茶だとは
わかってますよ
ライバルがいーっぱい
いるのも知ってます
でも、好きになって
しまったんだもの・・
しかたないじゃない
ですか
・・・
でも、いざ告白しよう
とすると、どうしても
勇気がでなくて
なるほど、それで
悩んでたって訳ね
ねえ、センパイ
あの人が誰かとつき
あってる話とか、聞い
てませんよねっ!?
うーん
あたし、とくに彼と
親しいわけじゃ
ないからなぁ
ほら、性格とか正反対
みたいなもんでしょ
そうですね・・・
でも、ウワサにもなっ
てないし、チャンスは
まだあると思うよ
せっかく勇気を出した
んだからさ、ダメもと
で告白してみたら?
意外と、OKかもよ?
えへへ
せんぱいにそう言って
もらえたら、なんだか
勇気がでてきました
その意気、その意気!
はいっ!
それじゃ、先輩
相談にのってくだ
さって本当にありが
とうございました!
 後輩と別れた俺は
 まっすぐ家には帰らなかった
 小高い丘の上にある公園
 ここで考えごとをするように
 なったのは、高校に入って
 しばらく経ってからだった
 後輩と別れた僕は
 まっすぐ家には帰らなかった
 小高い丘の上にある公園
 ここで考えごとをするように
 なったのは、高校に入って
 しばらく経ってからだった



   いつからだろう?
  俺はなんとなくものたりない
  僕はなんとなくものたりない
  気持ちを感じていた
  決して毎日がつまらない
  わけじゃない

  学校は楽しいし、
  友達や後輩とのつきあいも
  うまくいっている
  だけど・・・



 本当にこれでいいのか?
 このまま大学に入って、
 就職をして、結婚をして・・・
 みんなと同じように
 生きていけば、それなりに
 幸せになれるのだろう
 だけど・・・


 それじゃ、なんかイヤだ
 それが本当に幸せだって
  言えるんだろうか?

  決められた道を進んでいく
  だけじゃ、その横にある
  大切なものに気づくことは
  できない


  けれども、そんなものが
  あるという保証だって
  ないのだろう

  可能性にかけてみることも、
  あきらめることもできず、
  俺はただこうして
  僕はただこうして
  迷いつづけている

  俺がここに存在する意味
  俺がここに存在する価値
  僕がここに存在する意味
  僕がここに存在する価値


    それを知りたい
    今すぐに


  無茶苦茶だよな・・・
情けないな・・・考えるだけで
 確かめようともしないくせに

 そうつぶやいて、苦笑する
 そんなことが簡単にわかれば、
 誰だって自分の生き方に
 迷ったりしないのだから
 後輩と別れたあたしは
 まっすぐ家には帰らなかった
 小高い丘の上にある公園
 ここで考えごとをするように
 なったのは、高校に入って
 しばらく経ってからだった



   いつからだっけ

 あたしはなんとなくもの
 たりない気持ちを感じていた
 決して毎日がつまらない
 わけじゃない

  学校は楽しいし、
  友達や後輩とのつきあいも
  うまくいっている
  だけど・・・



 本当にこれでいいのかな?
 このまま大学に入って、
 就職をして、結婚をして・・・
 みんなと同じように
 生きていけば、それなりに
 幸せになれるのだろう
 だけど・・・


  それ以上のしあわせは
  絶対に手に入らない

  決められた道を進んでいく
  だけじゃ、その横にある
  大切なものに気づくことは
  できない


  けれども、そんなものが
  あるという保証だって
  ありはしない

  可能性にかけてみることも、
  あきらめることもできず、
  あたしはただこうして
  迷いつづけている


 あたしにしかできないことって
 どっかにないのかなぁ?
 後輩と別れた私は
 まっすぐ家には帰らなかった
 小高い丘の上にある公園
 ここで考えごとをするように
 なったのは、高校に入って
 しばらく経ってからだった



   いつからだろう

  私はなんとなくものたりない
  気持ちを感じていた
  決して毎日がつまらない
  わけじゃない

  学校は楽しいし、
  友達や後輩とのつきあいも
  うまくいっている
  だけど・・・


本当にこれでいいのかしら?
 このまま大学に入って、
 就職をして、結婚をして・・・
 みんなと同じように
 生きていけば、それなりに
 幸せになれるのだろう
 だけど・・・


  それ以上のしあわせは
  絶対に手に入らない

  決められた道を進んでいく
  だけじゃ、その横にある
  大切なものに気づくことは
  できない


  けれども、そんなものが
  あるという保証だって
  ありはしない

  可能性にかけてみることも、
  あきらめることもできず、
  私はただこうして
  迷いつづけている


   子供っぽいのかしら
   夢みたいなことばかり
   考えてて・・・
助けて・・・
え?
誰か、助けて・・・
頭の中で、誰かの声が
聞こえる・・・
なんだよ、この声!?
幻聴か・・・?
このままだと・・・
壊れてしまう・・・
何もかも・・・
消えてしまう・・・
おい、
あんたは誰だ!?
おい、君は誰だ!?
助けてくれ・・・
助けてくれ・・・
助けて・・・
助けて・・・
くそっ、
頭がいてぇ・・・
どうなってんだっ!?
ううっ、頭が痛む・・
何が起こってるんだ?
運命をとめて・・
この世界を
助けてくれ!!
運命をとめて・・
この世界を
助けてくれ!!
運命をとめて・・・
この世界を助けて!!
運命をとめて・・・
この世界を助けて!!
うっ、うわああっ!?
助けて・・・
え?
誰か、助けて・・・
頭の中で、誰かの声が
聞こえる・・・
このままだと・・・
壊れてしまう・・・
何もかも・・・
消えてしまう・・・
ねえ、誰なの!?
助けてくれ・・・
助けてくれ・・・
助けて・・・
助けて・・・
どうすればいいの!?
運命をとめて・・
この世界を
助けてくれ!!
運命をとめて・・
この世界を
助けてくれ!!
運命をとめて・・・
この世界を助けて!!
運命をとめて・・・
この世界を助けて!!
きゃああっ!?
サモナイト石を手に入れた!
うーん・・・
今のはいったい?
げっ!
なんだこりゃ!?
なにかの穴の底みたい
だけど・・・なんで、
こんなとこに?
どうしよう?
 とにかくここから出よう
 これは夢にちがいない!
・・・!?
なんだここは!?
なにかの穴の底みたい
だけど・・・どうして
僕はここに?
うーん、きっとこれは
夢なんだな
だからほら、こうして
ほほをつねれば・・
いてっ!!
・・・夢じゃねえ!?
ここにいてもしかたが
ないよなぁ
とりあえずは、上まで
登ってみるか
ん?
なんだこりゃ
キレイな石だな
なんか、いろんな
色のがあちこちに飛び
ちってるけど・・・
・・・ともかく、上に
登ることが先決だな
あれ・・・
これはなんだろう?
ずいぶんとキレイな
石がちらばってる・・
どうしよう?
 なんだろう、この石?
 そんな場合じゃないぞ
宝石みたいな気もする
けど、それにしちゃあ
無造作に捨ててあるの
が変だよな
・・・まぁ、いいや
せっかくだから
拾っておこう
何かの役にたつかも
しれないしな
宝石のような気もする
けど、だったら無造作
に捨ててあるはずがな
いな
・・・まぁ、いいか
せっかくだから拾って
おこう
何かの役にたつかもし
れない
おっと、見とれている
場合じゃない
まずはここから
出ないと・・・
とりあえずポケットに
しまっておいて、まず
はとっとと上に登ろう
考えるのは後にしよう
まずはここから出ない
と・・・
とりあえずポケットに
しまっておいて、まず
はこの穴の外へ出よう
ん?
あそこにも何か落ちて
いるぞ
途中でひん曲がってる
けど、これってもしか
して・・・
剣、じゃないのか?
なんで、こんなとこに
剣が刺さってんだ!?
この上に・・・
いったい何があるって
いうんだ!?
ん?
あそこにも何か
刺さっているようだが
これは・・・
剣じゃないか!?
どうして、こんな物が
こんな場所に・・・
いや、それ以前にどう
すればこんな金属の塊
がひしゃげるんだ?
普通じゃないことだけ
はたしかだ・・・
!?
・・・なんなんだよ
まるで爆弾が爆発した
みたいじゃないか
この人たち、
大丈夫なのか?
もしもし!
返事できますか?
・・・・・・
死んじまってる・・・
みんな、死んじまって
るよ・・・
なんなんだよッ!?
うっ・・・
うわあぁぁ~~っ!!
この人たち、みんな死
んでしまってる・・・
いったい、
何が起きたって
いうんだ?
・・・・・・
僕のせい、なのか?
・・・・・・
とにかく、急いでここ
から立ち去ろう!
うーん・・・
今のはいったい・・・
えっ!?
ここはどこなの!?
なにかの穴の底みたい
だけど・・・なんで、
こんなとこに・・・?
どうしよう?
 とにかくここから出よう
 これはそう、夢なのよ!
うーん、きっとこれは
夢なんだわ
だからほら、こうして
ほほをつねれば・・
いたいっ!
・・・夢じゃない!?
ここにいても
しかたがないわ
まずは穴の上まで
登ってみよう
ん?
なんだろう、これ
すごくキレイな石
なんか、いろんな色の
があちこちに飛びちっ
ているみたいね
どうしよう?
 全部拾っておこうかな
 そんな場合じゃないわ
宝石かもしれないし、
とりあえず何種類ずつ
かは拾っていこう
何かの役にたつかも
しれないしね
ううん、そんな
場合じゃないわ・・・
まずはここを出ないと
とりあえず、目につい
たものだけ拾っておく
ことにしよう
!?
・・・なによ
なんでみんな
倒れてるのよ!?
ねえ、
誰か返事をしてよ?
ねえってば!
・・・ウソでしょ?
こんなのって、
無責任じゃない・・・
誰か説明してよ!?
・・・やだよぅ
こんなのやだようっ!
・・・!?
あのっ・・・
・・・・・・
死んで・・・るの?
ひどい・・・
どうして、こんなこと
になってしまったの
・・・
私のせいなの?
・・・イヤっ!
イヤあぁぁっ!!
はあ、はあ・・・
なんだったんだ、
あのひどいありさまは
それに、いったい
ここはどこだ?
どこかの街には違いな
いんだろうけど
とにかく必死で走って
きたから、どうやって
ここまで来たのかすら
おぼえてないぞ
ちょっとはおちついて
考えをまとめないと、
まずいよなあ
とりあえず、ここまで
来れば大丈夫だろう
しかし、いったいここ
はどこなんだ?
どこかの街には違いな
いんだろうけど・・・
必死に走ってきたのは
いいけど、どうやって
ここに来たのかもよく
わからないし
ちょっとはおちついて
考えをまとめないと
どうしよう?
 今までのことをふりかえる
 さっきの光景を思い出す
 あたりの様子を見る
どうしよう?
 今までのことをふりかえる
 あたりの様子を見る
そもそも、何が原因で
こんなことになっち
まったんだろう?
・・・やっぱり、あの
【不思議な声】のせい
なんだろうな
そもそも、何が原因で
こんなことになってし
まったんだろう?
・・・やっぱり、あの
【不思議な声】のせい
なんだろうか
目の前が急にまぶしく
なったかと思ったら、
身体がすうっと
軽くなって・・・
・・・ダメだ
ここから先はどうして
も思いだせない
しかし、あの声・・・
「助けて」って言って
たけど、誰の声
だったんだろう?
あの声が誰のもの
だったのかわかりゃ
もしかして元の世界に
帰れるかもな
あの声が誰のもの
だったのかわかれば
元の世界に帰れるの
かもしれないな
悩んでたって
しかたがない
とりあえず誰かここの
人と話をしてみるか
なにがどうなってるの
か、もうすこし状況を
知っとかなくちゃ先の
ことも決められない
とりあえず、誰かここ
の人に話を聞こう
これからどうするのか
決めるにも、情報不足
だし・・・
誰か、話を聞けそうな
人はいないかな?
誰か、話を聞けそうな
人はいないだろうか?
どうしてあんなに人が
死んでたんだ・・・?
何かが爆発したみたい
だったけど、それなら
どうして俺だけ平気
だったんだろう?
あんまり思い出したく
ないよな
ああいう光景は・・・
建物のつくりを見ても
ここが俺のいた世界と
違うのは確実だよな
建物のつくりを見ても
ここが僕のいた世界と
違うのは確実だな
しかし・・・
なんていうか、あまり
いい雰囲気じゃないな
うす暗いし、ゴミとか
散らかってるし
なんというか、あまり
いい雰囲気ではないな
まるで、スラムみたい
人の姿が見あたらない
のは、なぜだろう?
・・・なんだかイヤな
予感がするぞ
・・・なんだかイヤな
予感がするな
・・・!!
誰だっ!?
はあ、はあ・・・
とりあえず、ここまで
来れば大丈夫かな?
でも、いったいここは
どこなんだろう?
必死に走ってきたのは
いいけど、どうやって
ここまで来たのかも、
よくわからないし
ちょっとはおちついて
考えをまとめないと
どうしよう?
 今までのことをふりかえる
 さっきの光景を思い出す
 あたりの様子を見る
そもそも、何が原因で
こんなことになって
しまったのかしら?
・・・やっぱり、あの
【不思議な声】のせい
なのかな
目の前がまぶしくなっ
たと思ったら、からだ
がすうっと軽くなって
・・・
・・・ダメ
ここから先はどうして
も思いだせないよ
「助けて」って言って
いたけど、誰の声だっ
たんだろう?
あの声が誰のもの
だったのかわかれば、
もしかして元の世界に
帰れるかも・・・
うん、きっとそうよ!
悩んでたって他に
アテがあるわけじゃ
ないんだし
だけど、それならどう
して、私を呼んだ人は
あの場所にいなかった
んだろう・・・?
まずは、誰かに話を
聞いてみよう
どうしてあんなひどい
ことに・・・
・・・ひょっとしたら
あたしも、あんなふう
になっちゃってたのか
もしれないな
命が助かっただけでも
めっけもんだよね
でもこの世界では、
あんなことがあたりま
えなのかもしれないわ
どうしよう・・・
あまり深く考えすぎる
のはよそう・・・
ここは街なのかな
見たことのないつくり
の建物ばかりだけど
・・・なんていうか、
あまりいい雰囲気じゃ
ないな。うす暗くて
ゴミも散らかってる
スラムかな?
新聞で見た写真とかに
よく似てるしね
スラム、なのかな?
新聞で見た写真とかに
よく似てるわ
人の姿が見あたらない
のは、なぜかしら?
・・・なんだかイヤな
予感がするわ
・・・!!
そこにいるのは誰!?
へえ、いいカンしてる
じゃねえか、あんた?
ついでにワシらの目的
もわかってくれると、
手間がはぶけて
いいんだがなあ
これって・・・
これは・・・
・・・
・・・
あり金全部、
俺たちに渡すんだ
そうすりゃあ命だけは
助けてやる
やっぱ、そういう
目的なわけかよ
なるほど
そういうことなのか
どうしよう・・・
どうしよう・・・
どうしよう?
 お金をわたす
 さっきの石をわたす
ここはおとなしく相手
の言うことを聞くか
ここはおとなしく相手
の言うことを聞こう
ここはおとなしく
言うことを聞こう
ここはおとなしく
言うことを聞こう
・・・なんだこりゃ?
おい、俺たちは紙きれ
や鉄クズをよこせなん
て言ってねえぞ!!
って言われてもなぁ
悪いけど、この世界の
お金なんて俺は
持ってないし・・・
悪いが、僕はこの世界
のお金を持っていない
僕の世界では、それが
お金なんだ
そんなこと言ったって
この世界のお金なんか
持ってないし・・・
そんなこと言ったって
この世界のお金なんか
持ってないし・・・
なにをわけのわからん
ことを言ってるんだ?
どうも俺たちのことを
なめてるらしいな
おい、かまわねえから
ちょっと遊んでやれ
ちょ、ちょっと!
かよわい女の子に暴力
をふるうワケ!?
そっちがその気なら、
あたしだって・・・
・・・!?
ペ、ペーパーナイフ
だって立派な刃物
なんだからねっ!
ち、近づいたら痛い目
にあわせてやるから!
ち・・・
近づかないでっ!!
・・・!?
ペ、ペーパーナイフ
だって、
切られたら痛いし
血が出ますよっ!
わ、私・・・
本気ですからっ!!
そう言われても、この
世界のお金なんて、俺
は持ってないし・・・
とりあえず、さっきの
石でも渡すか
そう言われても、この
世界のお金なんて、僕
は持ってないし・・・
とりあえず、さっきの
石でも渡してみるか
そうだ!
さっきの石をわたそう
そうだ!
さっきの石をわたそう
おい、そいつは!?
へ?
え?
え?
え?
お前さん・・・
もしかして【召喚師】
なのか?
し、召喚師?
召喚師?
し、召喚師?
召喚師?
とぼけるんじゃねぇ!
その【サモナイト石】
は、お前らが化け物を
呼ぶ道具だろうが!
はぁ?
・・・化け物だって?
・・・化け物?
・・・化け・・物?
お前さん、運が悪いぜ
こいつは召喚師っての
が大嫌いなんだよ
ち、ちょっと待てよ!
そりゃ誤解・・・
待ってくれ!
何のことだか・・・
ま、待ってよ!
それは誤解・・・
待って!
何のことだか・・・
うるせぇ!!
日頃のうらみ、たっぷ
り返させてもらうぜ!
・・・!?
ペ、ペーパーナイフ
だって立派な刃物
なんだからねっ!
ち、近づいたら痛い目
にあわせてやるから!
ち・・・
近づかないでっ!!
・・・!?
ペ、ペーパーナイフ
だって、
切られたら痛いし
血が出ますよっ!
わ、私・・・
本気ですからっ!!
なんだよ、こいつら
悪ぶってるわりには、
そんなに強くないぞ?
なんだよ、こいつら
悪ぶってるわりには、
そんなに強くない?
この人たち・・・口で
は悪ぶってるけれど、
ぜんぜん強くない?
この人たち・・・口で
は悪ぶってるけれど、
ぜんぜん強くない?
くそっ!
どいつもこいつも、
だらしがねえ
さがってな
俺がカタをつける!!
うわっ!?
うっ!?
な、ナイフ・・・!?
な、ナイフ・・・!?
おいおい、ガゼル
殺すのはマズイぞ
そこまではしねえよ
・・・半殺しぐらいで
まけておいてやる
こいつ、本気だ・・・
じ、冗談じゃない!
理由もわかんねえまま
こんな目にあわされて
たまるかぁっ!!
本気で言ってる・・・
じ、冗談じゃない!
理由もわからないまま
こんな目にあわされて
たまるかぁっ!!
この人、本気だ!
・・・いっ
イヤあぁっ!!
この人、本気だ!
・・・いっ
イヤあぁっ!!
な・・っ!?
まずいっ!!
ぐわああァッ!!
い、今のは・・・
俺が、やったのか?
僕が、やったのか?
あたしが、やったの?
私が、やったの?
てめぇ・・・
よくもやってくれたな
絶対にゆるさねえ!!
・・・!
・・・!
・・・きゃっ!
・・・きゃっ!
そこまでだ、ガゼル
レ、レイド・・・
なんでだよ!?
こいつのせいでエドス
はやられたんだぞ!!
こっちが先に
手を出したんだ
身を守ろうとした
彼は悪くない
こっちが先に
手を出したんだ
身を守ろうとした
彼女は悪くない
ぐっ・・・
ずっと、見てたのかよ
まあ、な
それにエドスだったら
気絶してるだけだ
ちゃんと息もある
・・・わかったよ
とんだ言いがかりをつ
けてすまなかった
ゆるしてくれないか
えっ?
あ、はあ
いえ、こちらこそ
えっ?
あ、はい
えっ?
あ、はい
ところで・・・
見かけない顔だが、君
はどこから来たんだ?
どうしよう?
 素直に答える
 黙っている
じつは・・・
俺もわかんないんです
じつは・・・
僕にもわかりません
じつは・・・
わかんないんです
じつは・・・
わかんないんです
はぁ?
すくなくとも、
こことは違う世界
だとは思うんですが
すくなくとも、
こことは違う世界
だとは思うんですが
すくなくとも、
こことは違う世界
だとは思うんですけど
すくなくとも、
こことは違う世界
だとは思うんですけど
・・・なるほどな
???
ついてきなさい
君の知りたいことは、
少しぐらいなら説明し
てあげられると思う
・・・
おい、なんとか
言ったらどうだ!?
ガゼル、少しだまって
いるんだ
どうやら、いろいろと
事情があるようだな
もしよかったら、
話してくれないか?
ひょっとすると、力に
なれるかもしれない
ここが私たちがねぐら
に借りている場所だ
もとは孤児院だったん
だがな・・・
潰れてほったらかしに
なっていたのを、まあ
無断で使っているって
わけだ
しょうがねえだろう
院長たちがとっ捕まっ
て行方不明なんだから
えっ?
ケッ
お前にゃ関係ねえよ!
まあ、
とにかく座ってくれ
は、はい
返せよ、オイラんだぞ
べーだ!
はやいもん勝ちよお!
ま、まってぇ・・・
なんで、こんな小さい
子たちがこんなとこに
いるんだ・・・?
なんで、こんな小さい
子たちがこんなとこに
いるんだ・・・?
こんな小さい子たちが
こんなところに
どうして・・・?
こんな小さい子たちが
こんなところに
どうして・・・?
おい、チビどもっ!
あっちへいってろ!!
・・・ううっ
うわあぁん!!
わわっ
こら、泣くな
泣くんじゃねえっ!
うわああぁぁん!!!
どうしたの、ラミ?
ひっく、ひっく・・・
ガゼルっ!
またあんたが
泣かしたんでしょ!?
な、なんでそうなるん
だよ・・・オレはただ
こいつらがうるさかっ
たから・・・
ふーん
生意気にも口ごたえ
なんかしちゃうんだ?
それはつまり、今晩の
ゴハンはいらないって
ことね
ち、ちょっと待てっ!
「ごめんなさい」は?
・・・ちくしょー
「ごめんなさい」は?
・・・ごめんなさい
よろしい
あー、リプレ
とりこみ中のところ、
もうしわけないが
ここにお客さんがいる
ことに、そろそろ
気づいてほしいんだが
ど、どうも・・・
・・・こんにちは
ど、どうも・・・
・・・こんにちは
え?
・・・って、きゃあ!
ごめんなさいっ!!
みっともないところを
お見せしちゃって
すぐにお茶をいれて
きますから!
ほら、あんたも
手伝うのよっ
な、なんで俺が?
いいから来るのっ!
気を悪くしないでくれ
ないか。なにしろお客
が来るなんてことは、
めったにないんでね
さて
君はまず、ここがどこ
だか知りたいだろう?
ええ
ええ、教えてください
はい
はい
【リィンバウム】
この世界はそういう
名前で呼ばれている
そしてここは、リィン
バウムの中央北にある
【サイジェント】
という街だ
聞き覚えはあるかい?
・・・いいえ
そう、だろうな
おいレイド
どうもワシには、話が
よくわからんのだが?
ああ、すまない
きちんと説明しよう
君はたぶん、別の世界
から【召喚術】で呼び
よせられたんだ
召喚術・・・?
君がいた世界ではどう
なのかは知らないが、
リィンバウムにはそう
いう魔法があるんだ
【召喚師】と呼ばれて
いる人間だけが、それ
を使うことができる
怪しげな格好をしてる
えらそうな連中さ
この世界に来た時、
君の近くにそういった
人はいなかったのか?
じつは・・・
そいつはひどい
ひとり残らず死んでた
とはなあ
そこにいた者たちが、
きっと君を呼ぼうと
した召喚師だろうな
おそらく儀式の途中で
なにか起きて、
そんなことになって
しまったんだろう
あの人たちが死んでし
まったのは、俺のせい
なんでしょうか?
あの人たちが死んでし
まったのは、僕のせい
なんでしょうか?
あの人たちが死んでし
まったのは、あたしの
せいなんでしょうか?
あの人たちが死んでし
まったのは、私のせい
なんでしょうか?
いや、それはちょっと
考えすぎだと思うぞ
お前さんが目をさまし
た時には、そいつらは
もう死んじまってたん
だろう?
そうだけど・・・
そうですが・・・
でも・・・
はい、でも・・・
エドスの言うとおりだ
と私も思う
あまり気にしない
ほうがいい
今夜はここに泊まって
いくといい。これから
どうするかは、休んで
から考えなさい
・・・はい
・・・すいません
・・・はい
・・・すいません
 どうやら俺は召喚術って魔法で
 この世界に呼び出されたらしい
 こういうのはマンガの世界の話
 だと思っていたんだけど・・・
 どうやら僕は召喚術って魔法で
 この世界に呼ばれたらしい
 こういうのは物語の世界の話
 だと思っていたんだけど・・・

  だけど、現実は現実なんだ
  これからどうすれば
  いいのかを考えながら、
  俺はリィンバウムでの
  僕はリィンバウムでの
  最初の朝を迎えたんだ・・・

 あたしは召喚術って魔法で
 この世界に呼び出されたみたい
 こういうのはマンガの世界の話
 だと思っていたんだけど・・・

  だけど、現実は現実なんだ
  これからどうすれば
  いいのかを考えながら、
  あたしはリィンバウムでの
  最初の朝を迎えた・・・

 私は召喚術って魔法で
 この世界に呼び出されたみたい
 こういうのは物語の世界の話
 だと思っていたんだけど・・・

  だけど、現実は現実
  これからどうすれば
  いいのかを考えながら、
  私はリィンバウムでの
  最初の朝を迎えた・・・

scn001

朝ご飯、どうだった?
たいしたもの作れなく
て、ごめんね
いやいや
おいしかったぜ
そんなことないさ
とてもおいしかった
あ、うん
おいしかったよ
とっても
いえ、とても
おいしかったです
そりゃあ、タダで食う
メシだもんなぁ
味の文句なんか、
言えるわけねえぜ
う・・・
・・・
う・・・
・・・
ガゼルっ!
憎まれ口をたたいてる
ひまがあるなら、まき
割りでもしなさいよ
へいへい
そうさせていただきま
すよ・・・ケッ!
ごめんなさいね
あとで叱っておくわ
いや、気にしてない
から別にいいよ
いや、いいんだ
気にしないでくれ
あ、ううん
気にしてないから
ホント
いえ、気にして
いませんから
アイツ、多分すねてる
のね。まったく、いつ
までたっても子供なん
だから・・・
それより、俺もなにか
手伝おうか?
それより、僕にも何か
手伝えることはあるか
あ、あのさ、なんか
手伝うこと・・・
ないかな?
でも、事実、お世話に
なっていますし・・・
あ、なにか
お手伝いします
あ、いいのいいの!
あなたはお客さん
なんだから
それにこれからのこと
とかを、考える時間も
必要でしょ?
・・・そうだな
じゃあ、そうするよ
・・・そうだな
じゃあ、悪いけどそう
させてもらうよ
うん、そっか
そうだよね・・・
・・・ですね
そのほうが
いいみたいです
なにかわからないこと
があったら、遠慮
しないで聞けばいいよ
私は台所で洗い物とか
やってるし、レイドや
エドスもまだ出かけて
はいないはずだから
あ、でもガゼルのやつ
には近づかないほうが
いいかもね
あはは・・・
たしかに・・・
そう?
はぁ・・・
それから、絶対に一人
で外に出たらダメよ
迷子になったら、大変
だからね
さて、どうしようか?
さて、どうしようか?
さあ、どうしよ?
さて
どうしようかな?
リプレはほっておけっ
て言ってたけど・・・
身におぼえのないこと
でイヤミとか言われる
のは、やっぱり気分が
いいもんじゃないぜ
きちっと誤解を解いて
おこう
リプレはほっておけば
いいと言っていたけど
誤解はきちんと解いて
おかないと、あとあと
面倒なことになるかも
知れない
勘違いで恨まれるのは
いい気分じゃないしな
リプレさんは
ほっとけって
言ってたけど
なんか、身に覚えの
ないことで、馬鹿に
されるのって、めちゃ
気分悪いんだよね!
誤解だけはきっちり
といておかなきゃ!
リプレさんは
ほっておけばいいって
言ってたけれど・・・
身におぼえのないこと
で、嫌味を言われるの
は、気分良くないもの
ね・・・
誤解はきちんと解いて
おかないと、後味が良
くないし・・・
・・・!?
あのさ・・・
どうも勘違いしている
みたいだから弁解して
おくけど
俺はその、召喚師とか
いう連中の仲間なんか
じゃないぜ
君は勘違いをしてるよ
うだから、改めて説明
しておくけど
僕は召喚師なんてもの
じゃない
そもそも、この世界の
人間ですらないんだ
あのさ・・・
どうも勘違いしている
みたいだから弁解して
おくけど
その・・・えっと、
そうそう、あたし
召喚師とかいうのじゃ
ないから
あの・・・
どうも勘違いしている
みたいだから、弁解さ
せてほしいのですが
わたしは、
あなたの言う召喚師の
仲間なんかじゃ
ありません
・・・
レイドさんに聞いた話
だけど、どうもそいつ
らに呼びつけられた
だけらしいんだ
レイドさんの説明だと
僕はその召喚師に呼び
出されたみたいなんだ
あたしは、その召喚師
に呼ばれてこっちの
世界に来ちゃっただけ
・・・いい?
レイドさんに
聞いた話では・・・
わたしは、彼らに呼ば
れたみたいなんです
・・・
えっと・・・つまりさ
俺も召喚師って奴らの
被害にあって困ってる
立場なんだよ
つまり・・・僕もまた
召喚師の被害にあって
困っている立場なんだ
えっと・・・あのさ、
あたしも召喚師って
人たちの被害に
あってるってわけ
端的に言います
わたしも
彼らの被害者なんです
・・・
あの・・・
聞いてる?
だから・・・
あのさ・・・
聞いてる?
あの・・・
聞いて・・・ますか?
あーっ!
うるせえなぁっ!!
お前の事情なんか、
俺には興味ねえよ!!
邪魔だからさ、
どっか行けよっ!!
どうしよう?
 ここは退散しよう
 あきらめないぞ
 ここは退散しよう
 話を続けよう
 ここは退散しよう
 あきらめないぞ
 あきらめよう
 あきらめない
ケッ
また来たのかよ・・・
こっちは薪割りで
忙しいってのに・・・
とりつくしまもない
ってのはこのことだな
ここはいったん、
退散しておくか・・・
とりつくしまもない
ってのはこのことだな
ここはいったん、
退散しておくか・・・
・・・あ~もう!
とりつくしまも
ないじゃない!
ここは、一度ひいて、
出直した方がよさそう
・・・とりあって
くれそうもないみたい
一度、退散しておいた
方がいいのかも・・・
うわ、こりゃあ完全に
敵視されてるなぁ
けど、ここで引き下が
るのもなぁ・・・
もうちょっとだけ、
話を続けてみるか
やれやれ、完全に敵視
されているな
しかし、このまま引き
下がっても意味がない
ここは腰をすえて、話
を続けるしかないな
まいったなぁ
完全に敵視だもんなぁ
けど、ここで引き下が
るのも、ムカツクし
もうちょっとだけ
話を続けてみよっと
・・・完全に嫌われて
いるみたい・・・
けど、ここで
引き下がったら、
嫌われたままに
なっちゃうし・・・
もう少しだけ
がんばってみよう
どうしよう?
 落ち着いて話す
 強気に出る
 落ち着いて話す
 強気に出る
 落ち着いて話す
 強気に出ちゃえ
 落ち着いて話す
 強気に出る
ともかく、俺は召喚師
なんかじゃないんだ
それだけはわかって
くれよ
勘違いでつらく当たら
れるなんて、正直いい
気分じゃないぜ
ともかく、僕は召喚師
なんかじゃない
君がどう思ってようと
それだけは確かだ
あたしは
召喚師じゃないから
それだけわかって
くれればいいの!
勘違いでそんな態度
取られたら、いい気分
するわけないでしょ!
あの・・・
わかってください
わたしが召喚師じゃ
ないことだけでも
勘違いで
つらく当たられるのは
正直、つらいです
・・・わかったよ
え?
え?
はえ?
え?
とりあえず、あんたが
召喚師じゃないっての
は信じてやってもいい
・・・けどよ
そうじゃなくたって、
俺はあんたに早いとこ
出てって欲しいんだ
え・・・?
どういうことだ?
はぁ・・・?
え・・・?
昨日、俺たちがあんた
を襲ったのはおふざけ
なんかじゃねえ
食べてくための金が、
欲しかったからさ
今朝のメシだってな、
リプレが無理して用意
したもんなんだぞ
お客様が来ているから
・・・ってな
そう、なのか・・・
・・・
そう、なの・・・
しらなかった・・・
そう、だったんですか
恩に着せるつもりじゃ
ねえよ
だが、あんたの面倒を
いつまでも見ていられ
る余裕なんて、俺たち
にはないんだよ
消えろって言われて、
おとなしく立ち去る
と思ってんのか?
一方的な思いこみだけ
で、人を非難するのは
やめてほしいな
あのさ!
人がおとなしくしてる
からって、あんまりつ
けあがらないでよね
消えろ
なんて言われて、
このまま立ち去るのは
いやです!
なんだと・・・
一方的に悪者扱いを
されるのはたまらない
って言ってんだよ
あんたが俺のことを
目の敵にする理由を
説明しろよ
そうしたら、今すぐに
だってあんたの前から
消えてやるさ
君の個人的な感情だけ
で、八つ当たりをする
のはやめろと言うんだ
どうしても僕のことを
疑うのなら、その理由
を説明してくれ
それが納得のいくもの
だったら、僕はすぐに
ここから出ていく
一方的に悪者扱いを
されるのは、イヤって
言ってるの!
あんたがあたしを
目の敵にする理由、
力づくでも
教えてもらうから!
さあ、男だったら
堂々とかかって
きたらどうなの!
一方的に悪者
扱いをされるのは
いやなんです
聞かせてくれるまで
何度でも聞きます
なんで、わたしを
そんなにも、目の敵
にするんですか?
ほお、言ってくれる
じゃねえか
召喚師さんよ?
何度も言うように、
俺は召喚師なんての
じゃない!
何度も言うように、
僕は召喚師じゃない!
何度も言ってるけど
あたしは召喚師なんて
知らない!
違います
わたしはただの
高校生です
ケッ!
俺をダマそうったって
無駄だぜ
俺は知ってんだ
召喚術を使えるのは
召喚師だけってこと
をな・・・
そしてあんたが俺に
使って見せたのは、
間違いなく召喚術
だってこともな!!
あれは・・・
あれは・・・
あれは・・・
・・・
それみろ、言い逃れ
できねえだろうが
俺だって・・・
なんであんなことが
できたのか・・・
・・・・・・
言い逃れって・・・
それでも知らないって
言ってるじゃん!
わたしにも・・・
なんであんなことが
できたのか・・・
ケッ!
自分のことも説明が
できねえ奴が、他人に
信用されようなんて
ムシがよすぎるぜ
そっちの言いぶんは
よくわかったよ
ここの人たちの親切に
甘えすぎてるのは
確かだしな・・・
そっちの言いぶんは
わかった
ここの人たちの親切に
甘えすぎてるのは
確かだしな・・・
なにそれ・・・
いいよ。あんたの
言いたいことは
よくわかった・・・
ここの人たちの親切に
甘えすぎてるのは
確かだしね・・・
わかりました・・・
わたしがここの人
たちに甘えてるのは
事実ですから・・・
・・・
迷惑かけて悪かった
すぐに出ていくよ
迷惑かけて悪かった
すぐに出ていくよ
ごめんね
迷惑かけちゃったね
すぐに出ていく・・・
申し訳ありません
でした・・・
今すぐ、出ていきます
・・・待てよ
それであんた、ここを
出てどうする気だ
元いた世界に帰ろうと
思ってるけど
元の世界に帰るよ
元いた世界に帰ろう
と思ってるけど
元いた世界に・・・
地球に、日本に
帰ります
アテはあんのかよ?
・・・
ねえんだろ?
・・・ああ
・・・ああ
・・・うん
・・・はい
要するに、だ
俺が言いたかったのは
恩知らずな奴は
許せねえってことだ
あんたが何者だろうと
リプレやレイドに
感謝する気持ちが
あるっていうんなら
別に、今すぐ出てけ
とまでは言わねえよ
勘違いするなよ!
俺はあんたのことを
これっぽっちだって
信用してねえんだ
仲間の親切を裏切る
ようなことをしたら
ただじゃおかねえ
からなっ!!
・・・
ありがとう、ガゼル
・・・
すまない、ガゼル
・・・
ありがとう、ガゼル
・・・ガゼルさん
ありがとうございます
ケッ・・・
礼よりも、恩返しの
方法でも考えな!
あら、どうしたの?
いや、たくさんあるか
ら大変そうだなーって
これだけの洗い物を、
一人で片づけるのか?
いや、たくさんあるか
ら大変そうだなーって
いえ、大変そうですね
いつものことだもの
気にしないで
話をしたかったんだけ
ど、忙しいかな?
話をしたかったんだが
邪魔かな?
話をしたかったんだけ
ど、忙しい?
お話をしたかったの
だけれど・・・
洗いながらになっちゃ
うけど、いい?
かまわないよ
僕はかまわない
あ、おっけ!
あ、はい
じゃ、問題なしね
あのさ
ガゼルだけど・・・
まず、ガゼルのことな
んだけど・・・
んとね
ガゼルのこと・・・
お手伝いします
その方が話しやすいと
思うんですけど
気にしなくていいわよ
・・・って
そんな簡単に・・・
・・・って
そんな簡単に・・・
・・・って
あ~
そんな簡単に・・・
そうですか・・・
じゃあ、手短に話し
ますが・・・ガゼル
さんのことで・・・
ずうっとアイツを見て
きた私が保証するわ
あれはすねてるだけね
昔っからそうなのよ
困ったもんだわ
はぁ・・・
そうなのか・・・
そ、そうなの?
・・・そうなんですか
素直になれないだけで
本気で貴方を嫌ってる
わけじゃないの
おもしろくないだろう
けど、許してあげてね
君はどうして
ここにいるの?
君はどうして
ここにいるんだ?
ねぇ、リプレは
なんでここにいるの?
リプレさんは・・・
なぜ、ここで暮らして
いるんですか?
え?
そっか・・・
そう言えばまだ話して
なかったね
私はね、この孤児院で
暮らしてたのよ
え?
え?
あ・・・
え?
ガゼルもおんなじ
私たち、同じ年に
拾われた捨て子なんだ
・・・悪い
変なこと聞いちまった
・・・すまない
無神経なことを
聞いてしまって
・・・ごめん
変なこと聞いちゃった
・・・ごめんなさい
変なこと聞いちゃった
みたいですね
いいのよ
別に気にしてないもの
生まれたての頃だった
から記憶も全然ないし
孤児院の先生たちが、
本当の両親だって
思ってるしね
そうなんだ
そうなんだ
そうなんだ
・・・
まあ、色々あってね
孤児院も
なくなっちゃったん
だけど・・・
まだ一人では暮らせな
い年の子供もいて、
私とガゼルで面倒を
見ることにしたの
それがあの子たちって
ことか・・・
それがあの子たちって
ことなんだな
それがあの子たちって
ことなんだ・・・
それがあの子たち
なんですね・・・
やだな
なんか暗いお話になっ
ちゃったね
面倒かけてゴメンな
いきなり押しかけて
面倒かけてすまないな
見ず知らずの人間が、
いきなり押しかけて
面倒かけてゴメン
いきなり
おしかけちゃって
面倒かけて
すみません
いきなり押しかける
形になっちゃって
やあねぇ
私は別に迷惑だなんて
思ってないわよ
むしろ、お客さまが来
てくれたことのほうが
嬉しいかな?
え?
え?
はえ?
え?
ここでみんなと暮らし
はじめてから、貴方が
初めてのお客様なの
ここの家事を仕切る私
としては、これはもう
張り切るしかないって
感じでね・・・
ふふっ
とにかく楽しんでるの
・・・
・・・
そ、そう・・・?
・・・
そういうわけだから、
水くさいことはこの先
言いっこなし!
・・・ね?
忙しそうだな・・・
今は遠慮しとこう
忙しそうだな・・・
今は遠慮しておこう
ありゃ、まだ働いてる
忙しそうだし
今は遠慮しとこ
忙しそう・・・
今は遠慮しておこう
あっ、@n0
ちょっといいかな?
どうしたの?
どうかしたのかい?
ん?
どうしたの?
・・・なにか?
これから買い物に
行くんだけど・・・
街の案内がてら、
一緒にいかない?
どうしよう・・・
 ちょっと待ってて
 いいよ
 ちょっと待って
 ああ、行くよ
 ちょっと待って
 いいよ
 待ってください
 はい
どう、出かけられる?
どうしよう・・・
 ちょっと待ってて
 いいよ
 ちょっと待って
 いいよ
 ちょっと待って
 いいよ
 待ってください
 はい、行きます
ごめん
もう少し色々と考えた
いことがあるんだ
悪いけど、もうすこし
考えたいことが
あるんだ
ごめんね
いろいろ考えだけ
まとめたくって・・・
すいません
いろいろと、まだ頭が
混乱していて・・・
そうなの?
でもせっかくだから、
待ってるわ
それじゃ悪いよ
それじゃ悪いよ
あ、それじゃ悪いよ
それは、悪いですよ
いいの、いいの
まだここ掃除してない
から、ちょうどいいし
出かけられそうなら、
声をかけてね
ああ、行くよ
気晴らしにもなりそう
だし
本当にいいの
荷物持たせちゃうぞ?
それぐらい当然だろ
ふふふっ
そんなことしないわよ
荷物持ちは別にいるし
・・・もしかして
ああ、行くよ
気分転換にもなるかも
しれないしね
本当にいいの
荷物持たせちゃうぞ?
それぐらいは
させてもらうよ
ふふふっ
そんなことしないわよ
荷物持ちは別にいるし
・・・もしかして
あ、行く行く
気晴らしにもなりそう
だしね!
本当にいいの
荷物持たせちゃうぞ?
ま、まあ
仕方ないかな・・・?
ふふふっ
そんなことしないわよ
荷物持ちは別にいるし
え?
・・・まさか?
はい、じゃあ
いっしょに行かせて
もらいます
本当にいいの
荷物持たせちゃうぞ?
え、重いものは、自信
ないですけど・・・
ふふふっ
そんなことしないわよ
荷物持ちは別にいるし
・・・もしかして
ガゼルーっ
ちょっと来てーっ!
うわ、やっぱり・・・
やっぱり・・・
うわ・・・やっぱり
・・・
おはよう
すこしは落ちつくこと
ができたかい
ええ、おかげさまで
ええ、おかげさまで
はい、おかげさまで
はい、おかげさまで
それはよかった
ところで、これから先
君はどうするんだ?
どうしよう・・・
 元の世界へ帰りたい
 まだ決めていない
 元の世界に帰りたいです
 まだ決めていません
 元の世界に帰りたいな
 まだ決めてないんです
 元の世界に帰りたいです
 まだ決めていません
すいません
まだ、そこまでは
すいません
まだ、そこまでは
いえ、あの・・・
まだちょっと
こんらんしてて・・・
すいません
まだ、そこまでは
いや、別にせかしてる
わけじゃないんだ
じっくり考えればいい
すいません
なんか、すっかり面倒
かけちゃって・・・
ですが、いつまでも
貴方たちに迷惑をかけ
るわけにもいきません
ごめんなさい
なんだか、面倒ばかり
かけちゃってて・・・
すいません
なんか、すっかり迷惑
かけてしまって・・・
気にしなくていいさ
困った時はお互いさま
なのだからね
さて、私としては本当
ならゆっくりと相談に
のりたいんだが・・・
すまないが、そろそろ
仕事に行かないといけ
ないんだよ
仕事って・・・
まさか、昨日みたいに
誰かを!?
仕事って・・・
まさか、昨日みたいに
誰かを!?
仕事って・・・?
昨日みたいに
誰かを!?
仕事って・・・
まさか、昨日みたいに
誰かを!?
ははは、まさか
近くの剣術の道場で、
子供相手に剣を教えて
いるんだよ
そ、そうなんですか
ああ、すいません
失礼なことを言って
あ、な~んだ
てっきりあたしは
また・・・
そ、そうなんですか
剣術ぐらいしか私には
とりえがなくてね
もっと稼げるのなら、
ガゼルたちにもあんな
ことはやめるように言
えるんだが・・・
・・・
・・・・・・
ん~、あんまり気に
してても・・・
・・・・・・
じゃあ、またあとで
あ・・・はい!
いってらっしゃい
ええ、お疲れさまです
あ・・・はい!
いってらっしゃ~い
あ・・・はい!
いってらっしゃい
やっぱり、元の世界へ
帰りたいです
なんとか、元の世界へ
帰りたいですね
やっぱり、元の世界へ
帰りたいですよ
やっぱり、元の世界へ
帰りたいです
まあ、そうだろうな
どうすれば
いいんでしょうか?
しかし、どうすれば
いいんでしょうか?
なんか方法は
ないんですか?
どうすれば
いいんでしょうか?
召喚術のことは、
やはり召喚師に聞く
しかないだろうな
もっとも、そう簡単に
はいかないだろうが
どういうことですか?
どういうことです?
???
どういうことですか?
召喚師のほとんどは、
自己中心的な
連中ばかりでね
彼らに物を頼むには、
何かしらの代償が必要
になる・・・お金なら
とてつもない金額さ
お金、ですか
お金、ですか
あ~、やっぱり
お金、ですか
それに・・・
かりにお金が集まった
としても、この街にい
る召喚師たちはあてに
しないほうがいい
えっ?
えっ?
は?
どうしてなんですか?
えっ?
詳しいことは
いずれ説明するよ
よお、調子はどうだ?
はあ、おかげさまで
ええ、おかげさまで
あ、もう、元気です!
はい、おかげさまで
あやまっとくのが遅れ
ちまったが、昨日は
すまなかったなあ
いえ、俺のほうこそ
あの・・・ケガとか
しませんでした?
いえ、僕のほうこそ
あんなことになるとは
思ってなくて・・・
そんな、あたしこそ!
それで・・・ケガとか
しませんでした?
いえ・・・それより
あの・・・ケガとか
しませんでした?
心配は無用さ
このとおり、身体の
つくりだけは
頑丈なんでな
あの・・・
昨日みたいなこと、
いつもやってるんで
すか?
失礼ですが、いつも
昨日みたいなことを
してるんですか?
よかったぁ・・・
ところで・・・
いっつも
昨日みたいなこと
してるんですか?
あの・・・
昨日みたいなこと、
いつもやってるん
ですか?
たまに、な
この街は税金が高く
てな、ワシらのような
若造の稼ぎでは、
とても暮らせん
俺には想像もつかな
いけど、大変なんだ
ろうな・・・
そうなんだろうな
街の様子を見れば、
なんとなくわかる
・・・なんか
想像つかないけど
大変そう・・・
そうなんだ・・・
想像つかないけど
大変なのね・・・
だからって、
悪さをしていいとは
思っとらんよ
レイドの言うとおり
いつか報いを受けち
まうのかもな・・・
えぇと・・・ここに
いるみんなは、どう
いう仲間なんです?
ここにいる人たちは
どういう仲間なんで
すか?
ところで、ソボクな
ギモンなんですけど
みなさんって、
どういう仲間
なんですか?
えっと・・・ここに
いるみなさんは
どういった
仲間なんですか?
うーん
ここにいる連中はな
ガゼルを中心にして
集まってきたんだよ
ワシとあいつは近所
の遊び仲間でな
ガキの頃からずっと
つるんどるわけさ
リプレも、あいつの
おさななじみだよ
レイドさんは?
レイドさんは?
じゃあ
レイドさんは?
レイドさんは?
ふふふ
レイドはな、以前は
領主に仕える騎士様
だったのさ
え!?
騎士ですか!?
ええっ騎士さま!?
え!?
まあ辞めちまったん
だが、ガゼルが以前に
世話になったことが
あってな・・・
それが縁で、ここに
いるわけさ
じゃあ、あの小さな
子供たちは?
じゃあ、あの小さな
子供たちは?
そうなんだ・・・
じゃあ、
あの子たちは?
じゃあ、あの小さな
子供たちは?
ここの孤児院で暮らし
ていた子たちだよ
リプレや、ガゼルらと
一緒にな
年上のガゼルたちが
面倒を見ようと決心
して、ワシらはそれを
手伝っとるんだ
・・・そういうこと
だったのか
・・・なるほど
・・・そういうこと
だったんですか
・・・そういうこと
だったんですか
【フラット】なんて
名乗っちゃいるが、
実際はそんなもんさ
あ、お兄ちゃんだ
あ、お姉ちゃんだ
・・・
なあ、オイラたちと
遊ぼうぜ!
おう、いいぜ
何して遊ぶ?
そうだね
何をして遊ぶんだい?
うん
じゃあ、
なにしてあそぼっか?
いいわよ
何をして遊ぼうか?
海賊ごっこ!
おままごと!
お話・・・して・・・
おいおい
いっぺんには無理だぞ
ははは
いっぺんには無理だよ
ちょ、ちょっとぉ
いっぺんにぜんぶは
無理だってば
ちょっと、
いっぺんには無理よ
海賊ごっこだよ!!
イヤよ、つまんない
海賊のどこがつまんな
いんだよっ!?
何から何までぜーんぶ
つまんないわよっ!!
ままごとのほうが、
ずっとずーっとつまん
ないじゃないかよ!!
すくなくとも、将来の
役には立つわよ
なんだよっ!
なによっ!
二人とも、ケンカした
らダメぇ・・・
わわっ、マズイっ!
おいおい、ケンカして
ちゃ遊べないぞ?
きちんと決めてから、
もう一度誘ってくれよ
・・・な?
こら、仲良くしないと
ダメだろう?
何をするか決めたら、
もう一度誘ってくれな
いかな?
ああっ
まずいっ!
ちょっとちょっと
けんかしてたら
遊べないよ!
なにして遊ぶか
決まったら、もう一度
呼んでね!
・・・いい?
あ・・・これは
ちょっとまずいかも
ちょっと
ケンカをしてたら
遊べないでしょ
何で遊ぶか決めてから
もう一度誘って
ちょうだいね
ああ、どうして女には
海賊のかっこよさって
ものがわからないのか
なあ?
アルバは海賊に
なりたいのか?
アルバは海賊に
なりたいのかい?
アルバは海賊に
なりたいの?
アルバくんは海賊に
なりたいの?
ううん、違うよ
オイラは騎士になる!
騎士か・・・
この世界には、そんな
仕事もあるんだよなあ
騎士か・・・
騎士がいるってことは
この世界は王政で支配
されているわけか
騎士?
あ、そっか
こっちの世界には
騎士がいるんだっけ
騎士・・・ですか
この世界には、そんな
仕事もあるんですね
騎士は強くて、偉くて
かっこいいもん
そいつはいいな
そうなのか
そうだね
へえ、すごいわね
早く大きくなって、オ
イラは騎士になるんだ
そんでもって、リプレ
母さんに楽させて
あげるんだ!
そっか・・・
きっとリプレも喜ぶと
思うぜ
そうか・・・
だったら、がんばって
強くならなくちゃな
あ・・・
そうだね
きっとリプレも喜んで
くれるね
そっか・・・
きっとリプレさんも
喜ぶわね
うんっ!
リプレ母さんに
楽をさせる、か・・・
あの子はあの子なりに
考えてるんだなぁ
リプレ母さんに
楽をさせる、か・・・
小さいのに、きちんと
考えているんだな
そっか、リプレ母さん
に楽をさせたい、か
小さいのに、みんな
ちゃんと
考えてるんだ・・・
リプレ母さんに
楽をさせる、か・・・
あの子はあの子なりに
考えてるのね
おにーちゃん
ん、どうした?
お兄ちゃんに聞きたい
ことがあるんだけど、
いい?
何が聞きたいんだい
お兄ちゃんの好みの女
の人って、どんなの?
へ!?
おにーちゃん
どうしたんだい?
お兄ちゃんに聞きたい
ことがあるんだけど、
いい?
何かな
お兄ちゃんの好みの女
の人って、どんなの?
え!?
おねーちゃん
ん、どうしたの?
お姉ちゃんに聞きたい
ことがあるんだけど、
いい?
なに?
お姉ちゃんの好みの
人って、どんなの?
え!?
おねーちゃん
え?
どうしたの?
お姉ちゃんに聞きたい
ことがあるんだけど、
いい?
何が聞きたいの?
お姉ちゃんの好みの
人って、どんなの?
え!?
どうしよう?
 え~と・・・
 君みたいな女の子
 え~と・・・
 君みたいな女の子
え、えーっと・・・
その、なんていうか
・・・まいったなぁ
え、えーっと・・・
そんなことをいきなり
聞かれても・・・
あの、えっと・・・
う~ん
・・・まいったなぁ
え、えーっと・・・
その、なんていうか
・・・困りましたね
・・・ぷっ
あはははははっ!
やだなぁ
お兄ちゃん本気で悩み
だすんだもん
やだなぁ
お姉ちゃん本気で悩み
だすんだもん
???
冗談だよっ
あははははっ!
・・・ひょっとして、
俺、からかわれちまっ
たのか?
やれやれ・・・
からかわれたわけか
・・・え???
もしかしてあたし、
からかわれたの?
・・・ひょっとして、
からかわれたんですか
・・・わたし
君みたいなかわいい子
がいいな
君みたいなかわいい子
がいいな
・・・
・・・?
お兄ちゃん
本気で言ってるの?
う・・・
・・・え
本気だったら、あたし
お兄ちゃんをアブナイ
人だって思うわよ?
冗談だっていうなら、
それはそれで不真面目
だよね?
あ、う・・・
愛想だけじゃモテる男
にはなれないよ
トホホ・・・
叱られちまったよ
あ、いや・・・
愛想だけじゃモテる男
にはなれないよ
やれやれ、手厳しい
言葉だな・・・
あれ、ラミちゃん?
・・・!!
ずいぶんと恥ずかし
がりなんだな・・・
俺も隣に座っていい?
ずいぶんと人見知りす
る子だな・・・
隣に座っていいかい?
なんだか、ずいぶん
恥ずかしがりなんだね
ねぇ、
横に座っても
いいかな?
ずいぶんと恥ずかしが
りなんですね・・・
となり、座っていい?
・・・(こくん)
やれやれ
嫌われてるわけでは
なさそうだな
とはいえ・・・
・・・・・・
何を話したらいいやら
やれやれ
嫌われてるわけではな
いみたいだが
とはいえ・・・
・・・・・・
何を話せばいいやら
嫌われてるわけじゃ
ないみたい・・・
とはいってもなぁ
何を話したもんだか
・・・
嫌われてるわけでは
なさそう・・・
とはいえ・・・
・・・・・・
何を話せばいいのか
・・・・・・・・ねぇ
・・・え?
・・・え?
・・・え、あ、なに?
・・・え?
お兄ちゃん・・・
おうち、ある・・・?
お姉ちゃん・・・
おうち、ある・・・?
ラミとおなじで・・・
おうち、ないの?
どうしよう?
 あるよ
 あるけど帰れないんだ
 あるよ
 あるけど帰れないんだ
 あるよ
 あるけど帰れないの
 ありますよ
 あるけど帰れないの
あるよ
あるよ
あるよ
ありますよ
ラミちゃんの知らない
ずうっと遠い場所にね
・・・いいね
いつか遊びにおいでよ
歓迎するからさ!
いつか遊びにおいで
きっと歓迎するから
じゃあ、いつか遊びに
来ない?
歓迎するよ
いつか遊びにおいで
歓迎するから
・・・(こくん)
あるよ
あるよ
あるよ
ありますよ
・・・・・・
けどね、どうやら
帰れなくなっちゃった
みたいなんだよ
けどね、どうやら帰れ
なくなっちゃったみた
いなんだ
けどね、どうやら
帰れなくなっちゃった
みたいなんだ
けどね、どうやら
帰れなくなっちゃった
みたいなの
・・・?
だから今は、おうちが
ないってのが正しいね
だから今は、おうちが
ないってのが正しいね
だから今は、
おうちがないってのが
正しいかな
だから今は、おうちが
ないってのが正しいね
・・・さみしい?
うん
男のくせに恥ずかしい
けど、さみしいな
どうかな・・・
自分でもまだ、
よくわからないんだ
うん
そりゃね
うん・・・
ちょっとさみしいな
・・・
・・・ここ
ここ・・・おうちに、
すればいいよ・・・
え?
リプレママの、子供に
なればいいよ・・・
ひとりぼっちは
ダメだよ・・・
ダメかな?
ダメかな?
ダメ?
ダメ・・・かな?
・・・(こくん)
うん
ラミちゃんの言う
とおりかもな・・・
ありがとう
そう、かもな・・・
ありがとう
うん、そうだね
ラミちゃんの言うとお
りかもしんない・・・
ありがとね
うん
ラミちゃんの言うとお
りだね・・・
ありがとう
・・・
ったく・・・
なんで俺がつきあわな
きゃならないんだよ
いいじゃない
どうせ特に用事がある
わけじゃないんでしょ
ボディガードのかわり
ぐらいしてくれたって
バチはあたらないわよ
へいへい
で、どこへ行くんだ?
まずは用事を先にすま
せちゃわないとね
商店街に行きましょ?
はい、ここが商店街
色々なお店が並んでる
からたいていの品物は
ここで買えちゃうよ
へぇ・・・
思ったより、にぎやか
なところだなぁ
このあたりは
思ったよりも
にぎやかなんだ
へぇ・・・
なんか、思ったよりも
にぎやかなんだな・・
・・・
思ったより、にぎやか
なところですね・・・
さ、何から買う?
え?
おい、リプレ
もしかして買い物って
のは・・・
そうよ
@n0の
身の回りの品を買うの
ええっ!?
えっ!?
ええっ!?
え・・・でも
だって必要でしょ?
お金のことなら心配し
なくたっていいよ
レイドからあずかって
るから
さ、遠慮しないで
でも・・・
いや、しかし・・・
でも・・・
あの・・・
遠慮できる立場じゃあ
ねえだろうがよ?
え・・・?
着るものひとつ持たず
に、この先どうやって
生活ができるって
いうんだよ
いいから、そいつらの
親切に甘えとけ!!
ガゼルっ!
ケッ!!
確かにガゼルの
言うとおりだよな・・
ごめん
素直に甘えさせて
もらうことにするよ
確かにガゼルの
言うとおりだな・・
すまない
素直に君たちの好意に
甘えさせてもらうよ
確かにガゼルの
言うとおりだよね
ありがと
じゃあ、素直に甘えさ
せてもらうね
確かにガゼルさんの
言うとおりですね
ごめんなさい
素直に甘えさせてもら
うことにします
買い忘れはない?
どうしよう?
 ちょっと待って
 ああ
 ちょっと待って
 ああ
 ちょっと待って
 うん、ないよ
 ちょっと待って
 はい
なんだよ・・・
ほれ、さっさとすませ
てきちまいな!
さて、と
買い物も終わったこと
だし、今度は街を案内
するわね
行きたい場所、ある?
ここはサイジェントの
市民公園
お祭りなんかはここで
行われるのよ
へえ、お祭りかぁ
これだけ大きい場所
だと、さぞかし賑やか
なんだろ
お祭りか・・・
これだけ大きい場所で
やるんだから、かなり
賑やかなんだろうな
へえ、お祭りかぁ
これだけ広い場所だと
にぎやかなんだろうね
お祭りですか
これだけ大きい場所だ
と、さぞかし賑やかな
んでしょうね
そうよ
特に秋の収穫祭なんか
は、みんなで仮装して
大騒ぎしちゃうの
私もちっちゃい頃は、
すごく楽しみにしてた
なぁ・・・
最近は行ってないの?
今は行かないのかい?
最近は行ってないの?
最近は行ってない
んですか?
行ってないんじゃなく
て、やらなくなっち
まったんだよ
2、3年前からかな
領主が祭りを開かなく
なっちまったんだ
そうなのか・・・
そうなのか・・・
そうなの・・・
そうなんですか・・・
まあ、祭りをやったと
しても、今の状態じゃ
誰も楽しめやしねえさ
ゆとりのない生活しか
できないありさま
だからな
ここはサイジェントの
市民公園
お祭りなんかはここで
行われるのよ
うーん・・・
なんかいかにも雰囲気
がオトナな場所だな
酒場や食べ物屋の看板
が並んでるってことは
盛り場だな・・・
うわぁ・・・
なんだか、オトナな
雰囲気のトコロだね
なんかいかにも雰囲気
がオトナな場所ね
あんまりこういった
ところは好きじゃ
ないな・・・
説明するまでもねえと
は思うが、繁華街って
やつだ
夜になると、街で一番
活気がある場所さ
そのぶんトラブルにも
出くわしやすいがな
ずいぶんと詳しいな
ずいぶんと詳しいな
へぇ、くわしぃんだ
詳しいんですね
へっ、俺は盗賊だぜ?
このあたりは
庭みたいなもんさ
・・・ねぇ、ガゼル?
あ・・・
あんたひょっとして
まだ、悪さしてるん
じゃないでしょうね?
あ、いや・・・
どうなのっ!?
これって、思いっきり
墓穴を掘ったってやつ
だよなぁ・・・
やれやれ、語るに落ち
るとはこのことだな
・・・ガゼルったら
思いっきり墓穴
掘ってるんだから
ガゼルさん・・・
墓穴を掘ってますね
どうしよう?
 様子を見ている
 助けてやるか
 様子を見ている
 助けてやるか
 様子を見ている
 助けてあげよっかな
 様子を見ている
 助けよう
な、なあ、リプレ
そんなことより今は
こいつに街を案内する
のが先だろっ?
・・・そうね
とりあえず
その件については、
帰ってからきっちり
説明してもらうわよ
とほほ・・・
まあ、どうやらここは
近づかないほうが
よさそうな場所って
ことらしいな
そうとわかったら、
長居は無用だ
次を案内してくれよ、
リプレ?
どうやらここは僕に
は無縁の場所だって
ことか
ここはもういいから
次の場所を案内して
くれないか、リプレ
ねぇねぇ、
やっぱりここ
ちょっといづらいな
ねぇリプレ
こんなところより、
次を案内してくれ
ないかな?
どうやらここは
近づかないほうが
よさそうな場所
なんですね・・・
そうとわかったら、
長居は無用です
次を案内してください
リプレさん
あ、うん・・・
説明するまでもねえと
は思うが、繁華街って
やつだ
夜になると、街で一番
活気がある場所さ
そのぶんトラブルにも
出くわしやすいがな
街のすぐ側に
こんな大きな川が
あったんだな
街のすぐ側に
こんな大きな川が
あったとはね
わぁ
大きな川だね
街の側に、こんな川が
あるなんて・・・
街のすぐ側にこんな
大きな川があったん
ですね・・・
アルク川っていう
名前でね
ずっと北の山脈から
流れてきてるの
この川があるおかげで
サイジェントは
水に困らないのよ
そうなのか
そうなんだぁ
ここらの水はきれい
だがな、下流のほうに
いくほど、この川は
汚れていくのさ
工場や民家から出た
下水を流してる
せいでな
アルク川っていう
名前でね
ずっと北の山脈から
流れてきてるの
この川があるおかげで
サイジェントは
水に困らないのよ
なんか、ジメジメ
してないか?
ここの空気はすこし
よくないな
なんか、空気が
じめっとしてて、
やな感じ・・・
なんか、ジメジメ
してませんか?
ああ
工場から出る蒸気の
せいだ
工場?
織物を作ってるのよ
【キルカ虫】ってのが
吐き出す糸を紡いだ
ものでよ、ここらの
特産品ってやつだ
そいつを使った交易が
サイジェントの大きな
収入源なのさ
もっとも、そのせいで
すっかりここらの
自然はダメに
なっちまったがな
昔はね、このあたりも
畑だったのよ
今みたいに、よその
街から食料を買わな
くたって暮らしてい
けてたのにね・・・
昔はね、このあたりも
畑だったのよ
今みたいに、よその
街から食料を買わな
くたって暮らしてい
けてたのにね・・・
サイジェントの領主
さまが暮らすお城よ
うわぁ・・・
さすがに立派な建物
だよなぁ
なるほど・・・
たしかに立派な建物
だな
すごい・・・
こんなに立派な建物
があるんだ・・・
うわぁ・・・
さすがに立派な建物
ですね・・・
うん、そうだよね
ちょっと前に改修さ
れたばかりだし
でも、私はあまり
好きじゃないな
・・・?
なんで?
この城を造った金を
誰が払ったか、って
ことさ
あ・・・
なるほど・・・
あ・・・
あ・・・
さすがに立派な建物
だよなぁ
たしかに立派な建物
だな
こんなに立派な建物
があるんだ・・・
さすがに立派な建物
ですね・・・
ちょっと待った!
え?
え?
え?
ここから先に行くのは
やめといたほうが
いいぜ
どうしてだ?
どうしてだ?
どうして??
どうしてですか
このあたりもスラム
なんだが、俺たちの
暮らす南側の場所とは
ぜんぜん違う
【オプテュス】って
物騒なゴロツキたちが
いるのさ
関わりあいになる前に
さっさと引き返そうぜ
ここから先に行くのは
やめといたほうが
いいぜ
どう
少しはこの街のことが
わかった?
ああ
二人のおかげだよ
ああ
二人のおかげでね
うん
ガゼルとリプレの
おかげで、ね!
ええ
二人のおかげです
おい、おまえら
ちょっと待ちな!
おう
そこのお前、ここら
じゃ見かけねえツラ
だなぁ?
なんのつもりだ
コイツ?
何者だ、こいつら?
なに?
コイツら?
なんなんでしょう
この人たち・・・
・・・無視しろっ!
こいつらがさっき
話した【オプテュス】
の連中なんだよっ!
関わるとロクなこと
にはならねえ
無視するんだ
なに黙ってんだよ、
オラ!
口がきけねえのか?
おまえらと関わってる
ヒマはねえんだ
わかったら、とっとと
そこをどけよ
おお、誰かと思えば
コソ泥のガゼルじゃ
ねえか?
女と子分をはべらせて
いいご身分じゃ
ねえか・・・
女を二人もはべらせて
いいご身分じゃ
ねえか・・・
こいつらは、そんなん
じゃねえッ!!
いいからいいから
照れんなよ、チビ?
そうだぜ?
つれなくすんなよ?
ひっひっひ
いくら乳臭くっても
女は女じゃねえか
ひひひ・・・
関係ねえって
言ってんのが
聞こえねえのか!?
このうすらバカが!
お・・・なんだよ
やるっていうのか?
うひひっ
望むところだぜ!!
おい、@n0!
ぼけっとしてないで
リプレを連れて
ここから逃げろッ!!
え!?
乗せられちまったのは
俺だ・・・
お前らには関係ねえ
さっさと行けっ!!
どうしよう?
 わかった
 俺も残るぞ
 わかった
 俺も残るぞ
 うん、わかった
 あたしも残る!
 はい!
 いやです!
リプレ、行くぞっ!
リプレ、走るんだ!
リプレ、行こう!
リプレさん!
でも、ガゼルが!
俺や君が残っても、
足手まといになるだけ
だろう!?
僕や君が残っても、
足手まといになるだ
けだ・・・違うか?
あたしたちが残っ
たって、足手まとい
になるだけだよ!
わたしたちは
足手まといになる
だけです!
・・・
逃げて、助けを
呼んでくるんだ
逃げて、助けを呼ん
でくるんだ
逃げて、助けを呼ん
でこなきゃ!
逃げて、助けを
呼んできましょう!
・・・うんっ!
リプレ・・・
君は逃げてくれ
リプレ・・・
君は逃げてくれ
リプレ・・・
あなたは逃げて!
リプレさん
逃げて!
えっ!?
俺はガゼルと一緒に
ここに残る
僕はガゼルと一緒に
ここに残る
ガゼルといっしょに
あたしは残るから!
わたしはガゼルさんと
ここに残ります!
馬鹿野郎ッ!
武器の扱いも知らない
くせに、どうする気
だッ!?
さあな・・・
でも、なんかの役に
立つかもしれねえぜ
さあ、リプレ!!
これだけの人数を、
一人で相手にしよう
というのは無理だ
さあ、リプレ!!
いいじゃないの
あたしだって役に
立つかもしれない
でしょ!
リプレはやく!
わかりません・・・
でも、なにかの役に
立つかもしれない
ですよ・・・
さあ、リプレさん!
・・・わかった
レイドたちを呼んで
くるから、二人とも
絶対に無事でいてよ
絶対よっ!!
ひっひっひ
逃がしゃしねえぜ!
どけえぇッ!!
させるか!!
ジャマっ!!
どいてください!
うぎゃあっ!?
あ・・・
急げっ!!
う、うんっ!
同じだ・・・
よくわからないけど
昨日と同じだ・・・
身体の中から、力が
わいてくる
同じだ・・・
この感覚は・・・
昨日と同じだ・・・
身体の中から、力が
わいてくる
おんなじ・・・
昨日と・・・
全くおんなじだ・・・
身体の中から、
力がわいてくるよ
同じ・・・
よくわからないけど
昨日と同じ・・・
身体の中から、力が
わいてくる
わかるぜ・・・
今の俺なら、こいつ
らに負けない・・・
わかる・・・
今の僕なら、こいつ
らに負けない・・・
イける・・・!
これなら
こんなやつらになんか
負けっこない・・・
わかる・・・
今なら・・・この人
たちにも勝てる!
絶対に、負けない!
・・・猫?
この世界にも
猫がいるんだな・・・
どうしよう?
 放っておく
 近づいてみる
お、覚えてやがれ!!
ケッ!
負け犬が吠えてやがる
それにしても・・・
意外にやるな、おまえ
いや
正直言って、自分でも
不思議なくらいだよ
よくわからないけど、
身体が勝手に戦い方を
覚えてるみたいで
正直に言えば、あまり
喧嘩は得意じゃないが
どういうわけか、身体
が勝手に動いてくれた
みたいなんだ
うん・・・なんか
よくわかんない
んだけど・・・
なんか
身体が勝手に戦い方を
覚えてるみたいで
正直言うと、自分でも
不思議なんです
よくわからないけど、
身体が勝手に戦い方を
覚えてるみたいで
へへっ
まあ何にせよ、おかげ
で楽させてもらえたぜ
へへっ、ありがとよ
さあ、帰ろうぜ
リプレのやつが心配
してるだろうからな
二人とも、大丈夫!?
ケガはない!?
へへっ
ピンピンしてるぜ
なあ?
ああ、平気だよ
ああ、平気だ
うん、平気平気!
はい平気です
・・・良かったぁ
本当にもう、
心配したんだからね!
レイドとエドスにも、
あとでちゃんとお礼を
言っておくのよ?
って、あいつらは?
え、一緒じゃないの?
すれ違っちまったのか
しゃあねぇな・・・
俺とお前で手分けして
呼びにいくか
誰を捜そう?
 レイドを捜す
 エドスを捜す
よし、そんじゃ
レイドの方は頼んだぜ
よし、そんじゃ
エドスの方は頼んだぜ
ここにはいないな
別の場所を探そう
ここにはいないな
別の場所を探そう
ここにはいないみたい
別の場所かな?
ここにはいませんね
別の場所を探した方が
いいみたいですね
以前はここで
お祭りが行われて
いたんですよね
祭りか・・・
そういえば、そんなの
もあったんだな
どうしてやらなくなっ
たんですか?
どうしてやらなくなっ
てしまったんですか?
どうしてやらなく
なっちゃったんです?
どうしてやらなく
なったんですか?
領主さまに、祭りを
やめるように進言した
者たちがいたのさ
無意味なことは省いて
いくべきだ・・・とね
無意味だなんて!
無意味だなんて、
僕は思いませんけど
無意味ぃ???
そんなわけ
ないじゃない!
無意味だなんて!
そんなことありません
ああ
君の言うとおりだよ
無意味なはずがない
だけど、彼らの決めた
ことは絶対なんだよ
そんな・・・
・・・
ひどい・・・
そんな・・・
レイドさんは、お城に
勤めてたんでしたね
レイドさんは、お城に
勤めていたんですね
レイドさんは、お城に
おつとめしてた
んでしょ?
レイドさんは、お城に
勤めてたんでしたね
ああ・・・
そんなに長いことでは
ないんだけれどね
どうして辞めたのか、
聞きたいけど・・・
今はまだ
聞かないほうが
よさそうだな・・・
でも、どうして辞めて
しまったんだろうか
機会を見つけて、話を
聞いてみよう・・・
どうして辞めたのか、
聞きたいけど・・・
なんか、今はまだ
聞かないほうが
いいかも・・・
どうして辞めたのか、
聞きたいけど・・・
今はまだ
聞かないほうがよさそ
そうですね・・・
そろそろ帰ろう
リプレたちが
心配するといけない
あ・・・いた!
レイドさーん!!
あそこだな・・・
レイドさーん!
あ・・・発見!
レイドさーん!!
あ、あの人・・・
レイドさーん!!
ああ
無事だったようだね
リプレが飛びこんで
きた時は、あせったよ
すいません
迷惑かけちゃって
どうもすいません
迷惑をかけてしまって
すいません
迷惑かけちゃって
ごめんなさい
ご迷惑おかけして
ははは
無事ならそれでいいさ
どうしよう?
 寄り道していく
 さっさと帰る
少しだけ寄り道しても
いいですか?
別にかまわないよ
あまり遅く
ならなければね
ここにはいないな
別の場所を探そう
ここにはいないな
別の場所を探そう
いないなぁ
別の場所かな?
ここにはいませんね
別の場所を探した方が
いいみたいですね
川が汚れちまったのは
つい最近だよ
あっちに大きな工場が
並んでるだろう?
あそこで染め物に使っ
た汚水が、どんどん
川に捨てられてる
川の水が毒になって、
下流はほとんど荒野に
なっちまった
前は一面の草原だった
のにな・・・
そろそろ夕暮れだけど
工場はまだ動いてる
みたいだな
ずいぶんと遅くまで、
どの工場も動いている
んですね
そろそろ夕暮れなのに
工場ってば、まだ
うごいてるんだ
そろそろ夕暮れなのに
工場はまだ動いてる
みたい・・・
決められた量の仕事を
終わらせるまで、
工場で働くやつらは
帰れないのさ
ひどいときには、徹夜
で作業をさせられる
そんな・・・
それって無茶苦茶だ!
それは・・・
ちょっとひどいな
そんな・・・
そんなの労働基準法
違反じゃない
そんな・・・
それって無茶苦茶じゃ
ないですか
お前さんのいた世界と
ここは、ずいぶん違う
らしいなぁ
けどな、ここではそれ
が当たり前なんだよ
そろそろ戻らんか?
ワシは腹が減って
きちまったよ
あ・・・いた!
ああ、見つけた
あ・・・発見!
あ・・・エドスさん!
おお、無事だったか
ええ
ガゼルのおかげで
ええ
ガゼルのおかげで
ええ
ガゼルのおかげで
はい、ガゼルさんの
おかげで・・・
やれやれ・・・
先に挑発に乗ったの
もあいつだろう?
仕方がないやつだ
まあ、無事にすんだ
のならいいがな
どうしよう?
 寄り道していく
 さっさと帰る
少しだけ寄り道しても
いいかな?
少しだけ寄り道しても
いいかな?
少しだけ寄り道しても
いい?
少しだけ寄り道しても
いいですか?
別にかまわんよ
・・・猫?
この世界にも
猫がいるんだな・・・
どうしよう?
 放っておく
 近づいてみる
しかし、まずいことに
なっちまったな
ああ、そうだな
ケッ!
あいつらが俺らを
目の敵にしているのは
今に始まったこと
じゃねえだろ?
だが、今までは
それだけですんでいた
おそらく連中は、今日
のことを口実にして、
直接手を出してくる気
だろう
ワシらだけが狙われる
のならまだいいが
・・・まさか!?
・・・まさか!?
え・・・まさか?
・・・まさか!?
ああ
奴らは女子供であろう
と、容赦はせん
そういう連中なのさ
くそっ!!
そういえば・・・
俺は【オプテュス】に
ついて、何も知らない
んだっけ
くわしく聞いておいた
ほうが良さそうだな
そういえば・・・
僕は【オプテュス】に
ついて、何も知らない
・・・
くわしく聞いておいた
ほうが良さそうだな
そういえば・・・
【オプテュス】のこと
あたしは何も知らない
んだ・・・
聞いておかなきゃ
ダメだよね・・・
そういえば・・・
わたし【オプテュス】
のこと、何も知らない
・・・
くわしく聞いておいた
ほうが良さそうですね
どうしよう?
 レイドに聞く
 ガゼルに聞く
 エドスに聞く
【オプテュス】って、
どんな連中なんです?
【オプテュス】って、
どんな連中なんです?
あの・・・
【オプテュス】って
どんな人たち
なんですか?
【オプテュス】って、
どんな人たちですか?
バノッサという頭目が
率いている犯罪集団の
ことさ
繁華街に集まってくる
ならず者のグループで
北スラムではそれなり
の力を持っている
正直、関わり合いたく
なかった相手だよ
そんな物騒な連中
だったのか・・・!?
そんな物騒な連中だっ
たのか・・・
うそ、めちゃめちゃ
アブないひとたち
だったんだ・・・
そんな危険な人たち
だったんですか・・・
連中はスラムの支配者
をきどってやがる
この南スラムも縄張り
に欲しがっていて、前
から色々とちょっかい
を出してきてた
今日のことは、
連中に絶好の口実を
与えちまったのかも
しれねえ
・・・クソッ!
とにかく相手は徒党を
組んどるからな
つけ狙われると面倒な
ことになる
奴らのずる賢さと執念
深さはハンパじゃない
からな
街の軍隊に助けを求め
たりとか、できないん
ですか?
この街の軍隊とかは、
彼らを取り締まらない
んですか?
街の軍隊とかには
助けてもらえないの?
街の軍隊に助けを
求めたりとか、
できないんですか?
兵士たちが守る相手は
きちんと税金を納めて
いる善良な市民さ
ワシらのようなスラム
に隠れ住んでいる奴ら
など眼中にありゃせん
そんな・・・
自分の身は自分で守る
それがスラムで暮らす
者の常識ってやつさ
リプレ
ち、ちょっと!?
あんたたち、いったい
何のつもりよっ!!
・・・来やがった!!
よォ
昼間のことで挨拶しに
来てやったぜ?
バノッサ・・・
聞けば俺様の子分ども
を、ずいぶんとかわい
がってくれたそうじゃ
ねェか
いったいどういうこと
なのか、きっちり説明
してもらわねェとな?
説明も何も、先に俺ら
にちょっかい出して
きたのはお前らのほう
だろうが!
きっかけなんざ、関係
ねェんだよ
ただ問題なのは、俺様
のメンツにお前らが泥
を塗ったってことよ!
・・・何が望みだ?
ことの張本人を、
俺様に引き渡しな
今ならそいつの始末だ
けで勘弁してやる
断る、と言ったら?
クククッ
言わなくても、手前ェ
ならわかるだろう?
それなりの覚悟はして
もらうことになるぜェ
どうしよう?
 黙っている
 自ら名乗り出る
さあ、どうする!?
・・・お前の言うこと
には従えん!
クククッ
予想どおりの展開だな
いいだろう
それなら予定どおり、
貴様ら全員ブチのめし
てやるぜェッ!!
・・・俺がそうだよ
・・・僕だよ
・・・あたしだよ
・・・わたしです!
@n0!
あんたの子分に最初に
手を出したのは俺だ
おまえの子分に最初に
手を出したのは僕だ
あなたの手下に最初に
手を出したのはあたし
・・・これで満足?
あなたの仲間に
手を出したのは・・・
わたしなんです!
ん?見かけん顔だな
この街には来たばかり
なんだよ
だから、あんたたちの
ことも知らなかった
この街には来たばかり
だからな
だから、おまえたちの
ことも知らなかった
この街には来たばかり
だもの・・・だから
あなたたちのこと
だって知らなかった
この街には
来たばかりなんです
だから、あなたたちの
ことも知りません
でした
ほォ・・・
たまたまここに泊めて
もらっていただけで、
彼らと俺とは無関係だ
だから、あんたが始末
をつけるのは俺だけで
いい
つまり、これはおまえ
たちと僕の問題なんだ
彼らには関係ない
あたしはここに泊めて
もらっていただけで、
この人たちとあたしは
無関係なの!
だから、
恨みを晴らすなら
この人たちじゃなくて
あたしでしょ!
たまたまここに泊めて
もらっていただけで、
わたしと彼らは
無関係なんです!
だから、狙うなら
わたしだけに
してください!
クククッ
震えてるわりにカッコ
イイこと言うなァ?
・・・っ
いいだろう
手前ェがそう言うなら
そういうことにするさ
さあ、来てもらうぜ!
・・・待てよっ!
何を二人で勝手に話を
進めてんだよ!!
ガゼル!?
ガゼル!?
ガゼル!?
ガゼルさん!?
そいつはな、ワシらの
大事な客人なのさ
無断で連れて行かれる
わけにはいかんな
エドス・・・?
エドス・・・?
エドス・・・?
エドスさん・・・?
私たちはまだ、お前の
要求に従うとは言って
いない
つけ加えるなら、
従うつもりもない!
レイド・・・さん
手前ェら・・・
俺様たちと本気でやり
あうつもりかよッ!?
ケッ!
どうせ最初から、お前
らは俺らを叩きのめす
気なんだろうが・・
小細工せずに、ケンカ
ぐらい正々堂々と売れ
ねえのかよっ!!
吠えやがったな・・・
いいぜ、やってやろう
じゃねェかッ!!
勝負、ありだな?
ちくしょうッ!
俺様が、俺様が手前ェ
らごときにッ・・・
認めねェッ!
絶対に認めねェッ!!
ケッ
負け惜しみだぜ
忘れねえぞ
俺様にたてついたこと
絶対に後悔させてやる
からなァ・・・!!
好きにするがいいさ
こうなったら、ワシら
は逃げも隠れもせん
ただし、お前が私たち
の仲間に危害を加える
というのなら、容赦は
せんぞ!
くそォ~ッ!!
しかし、
なりゆきだったとは
いえ・・・
ちぃとばかし、軽率な
行動をしてしまった
気もするな
気にすんなって!
どうせいつかは
こんなことになるはず
だったんだし、さ
簡単に言ってくれるが
な、私たちはともかく
リプレや子供たちまで
巻きこんだんだぞ?
・・・すいません
・・・すいません
・・・ごめんなさい
・・・すみません
そんな、
気にしなくたって
いいのよ!
私も子供たちも、
迷惑だなんて思って
ないんだから・・・
しかし、問題は
これから先のことだな
いざ何かあった時に、
ここにいるのがガゼル
一人じゃ心細い
おいおい、エドス
一人じゃねえだろ?
ここにもう一人、
いるじゃねえか
・・・・・・俺!?
・・・僕ですか!?
・・・・・ほへ!?
あたし??
わたしですか?
他に誰がいるんだよ
むう
確かにさっきの戦いっ
ぷりなら、留守を任せ
ても大丈夫だろうな
だろ!?
おいおい、みんな彼を
困らせるんじゃない
彼には元の世界に戻る
という目的が・・・
おいおい、みんな彼女
を困らせるんじゃない
彼女には元の世界に帰
るという目的が・・
何のアテもなしにか?
うっ、それは・・・
帰る方法が見つかる
まででいいんだよ
なあ、@n0
それじゃダメか?
どうしよう?
 かまわないよ
 そう言われても
 かまわないよ
 そう言われても
 かまわないケド
 そう言われても
 かまいません
 そう言われても
みんなさえよければ、
俺はかまわないよ
でも、本当に
俺なんかでいいのか?
みんながそう言うのな
ら、僕はかまわない
でも、本当に僕なんか
でいいのかい?
いいのかな・・・
あたしなんかで・・・
あたしはかまわない
けど・・・
みなさんがいいのなら
わたしはかまいません
でも、本当にわたし
でいいんですか?
ああ、問題ない
ワシは歓迎するぞ
ふふっ
子供たちに話したら、
きっと喜ぶわね
よし、そうと決まれば
お前も今日から俺たち
の仲間だ・・・遠慮は
なしでいこうぜ?
やれやれ・・・
そういうことならば、
改めて挨拶をしないと
いかんな
チーム【フラット】へ
ようこそ!
ああ、よろしく!
こちらこそ、よろしく
あ・・・よろしく!
はい、よろしく!
そう言われても・・・
いや、しかし・・・
そう言われても・・・
そう言われても・・・
あのなぁ
ちょっと来い・・・!
悩む余地なんて
ねえだろうが!?
え?
お・ん・が・え・し!
ったく、忘れたのか?
あ・・・!?
みんながお前のことを
必要としてるんだよ
それに応えてやるのが
礼儀ってもんだろ
それとも何か?
見ず知らずの世界で、
お前一人で暮らしてい
ける自信があるのか?
うっ・・・
それは・・・
うっ・・・
えっと・・・
・・・決まりだな
おーい、みんな!
それでいいってさ!!
おお
ワシは歓迎するぞ!
ふふっ
子供たちに話したら、
きっと喜ぶわね
・・・
でも、まあ・・・
確かに帰るアテがない
以上、これが一番いい
方法なのかもしれない
みんな、こんなに喜ん
でくれてるしな
やれやれ
とはいえ・・・
帰る方法がわからない
以上、これしか選択の
余地はなさそうだな
でも、まあ・・・
確かに帰るコトも
できないし・・・
これが一番いいのかも
みんな、こんなに喜ん
でくれてるし・・・
・・・
でも・・・
確かにいつ帰れるか
わからないし・・・
これが一番の選択なの
かもしれませんね
みんな、こんなに喜ん
でくれていますし・・
やれやれ・・・
身勝手な要求をして、
すまないな
いえ、いいんですよ
それより、これからも
よろしくお願いします
いえ、いいんですよ
それより、これからも
よろしくお願いします
いえ・・・
それより
これからもよろしく
お願いしますね!
いえ、いいんですよ
これからも
よろしくお願いします
ああ・・・
こちらこそ頼むよ


 こういった経緯があって、
 俺は【フラット】の仲間たちと
 暮らすことになったわけだ

 そんな目まぐるしい
 一日の最後に待っていたのは、
 月明かりの下でのおだやかな
 ひとときだった


 眠れずにいた俺は、
 屋根の上に座って、ぼんやりと
 考え事をしていたんだ・・・


 こういった経緯があって、
 僕は【フラット】の仲間たちと
 暮らすことになったわけだ

 そんな目まぐるしい
 一日の最後に待っていたのは、
 月明かりの下でのおだやかな
 ひとときだった


 眠れずにいた僕は、
 屋根の上に座って、ぼんやりと
 考え事をしていたんだ・・・


 こうしてあたしと【フラット】の
 仲間たちの生活がはじまった

 なかば成り行きみたいに
 なっちゃったけど
 これはこれでいいのかなって
 思ってる

 そんな目まぐるしい
 一日も終わって・・・
 眠れなかったあたしは
 屋根の上でぼんやりと考え事に
 ふけっていたんだけど・・・


 こうしてわたしは
 【フラット】の方たちと
 一緒に暮らすことになりました

 つかれたわたしを
 一日の最後に待っていたのは、
 月明かりの下の
 おだやかなひととき・・・


 眠れずにいたわたしは、
 屋根の上に腰掛けて
 考え事をしていたんです・・・
うわ・・・
すごく大きな月ですね
ああ・・・
すごく大きな月ですね
わぁ・・・
おっきな月・・・
うわ・・・
すごく大きな月ですね
君の世界の月は、
これとは違うのかい?
俺の世界の空はすごく
汚れてて、あまり月の
光が届かないんですよ
僕の世界の空はすごく
汚れてて、あまり月の
光が届かないんです
え・・・あたしの
世界の月って、もっと
光が弱くて・・・
わたしのいた世界では
すごく空が汚れてて
月の光がこんなに
キレイじゃないんです
月の光は、魔法の力の
源だって話がある
降り注ぐ月光を浴びる
ことで、世界の全ては
活力を得ているそうだ
ある召喚師の言葉の
受け売りだがね
召喚師、か・・・
確か、この街にも
いるんですよね?
召喚師、か・・・
確か、この街にも
いるんですよね?
召喚師・・・ですか
確か、この街にもいる
んですよね?
召喚師、ですか・・・
確か、この街にもいる
んですよね?
ああ
領主様の相談役として
三人の召喚師がいるよ
この街が今の姿になっ
たのは、彼らの力によ
るところが大きい
・・・いい意味でも、
悪い意味でもね
どうだ
結構いい眺めだろ?
ああ
ここからだと街全体が
見渡せるんだなぁ
ああ
ここからだと街全体が
見渡せるんだな
へぇ
ここからだと街全体が
見渡せるんだぁ
はい
ここからだと街全体が
見渡せるんですね
もう一度だけ聞いとき
たいんだけどよ・・・
お前、本当に
召喚師じゃないのか?
違うよ
あの不思議な光だって
自分の意志で使ってる
わけじゃないんだ
信じてくれるか?
違うよ
あの不思議な光だって
自分の意志で使ってる
わけじゃないんだ
信じてくれるか?
もう、違うってば!
あの不思議な光だって
自分の意志で使ってる
わけじゃないのよ
信じてくれる?
違います
あの不思議な光だって
自分の意志で使ってる
わけじゃないんです
信じてくださいますか
ケッ、当たり前だろが
仲間の言葉を信じられ
ないほど、俺はせこく
ねえよ・・・
眠れんのか?
ええ・・・
ええ・・・
うん・・・
ええ・・・
ひょっとしてお前さん
さっきの戦いのことを
考えてないか?
!?
奴らに怪我を
させちまったことを
悔やんでるんだろう?
・・・俺、
甘いんですかね?
甘いのかな、僕は?
・・・あたし、向いて
ないのかなぁ・・・
これって甘いってこと
ですよね・・・
はい・・・わたし
甘いんでしょうか?
そんなことはない
そういう気持ちを持ち
続けるってのは、大切
だとワシは思う
ただな・・・
気持ちに負けちまった
らいかんぞ
気持ちに、負ける?
気持ちに、負ける?
気持ちに・・・
負けちゃう・・・?
気持ちに、負ける?
罪悪感に押しつぶされ
て、殺されちまうのは
本末転倒だからな
すまないという気持ち
を忘れず、勝負に妥協
はしないってことだ
・・・難しいな
・・・難しいな
・・・う~ん
ちょっと難しいかも
・・・難しいですね
お前さんならできる
ワシはそう信じとるよ
あら、眠れないの?
うん
ああ
うん
はい・・・
無理もないわね
今日はすごくいろんな
ことがいっぺんに
起きたんだもの
・・・ごめんね
え?
え?
え、なに?
え?
なんだか、貴方に無理
言った気がして
早く、元の世界に帰り
たいはずなのに・・・
でも、正直言って方法
がわからないからな
あてもなく一人で
それを探すのは、
怖くて不安だったよ
だから、リプレたちが
ここにいて欲しいって
言ってくれて、すごく
ありがたかったんだ
でも、方法が見つかる
までは仕方がないさ
あてもなく一人で
それを探すのは、
正直言って
怖くて不安だった
だから、リプレたちが
僕を迎えてくれたこと
には感謝してるよ
でも、方法が
わからなきゃ、ね
あてもないまんまで
ひとりなんて、正直
怖くて不安だったし
だから、リプレたちが
ここにいて欲しいって
言ってくれたとき
あたし、うれしくて
でも、正直言って
方法がわからない
ですから・・・
あてもなく一人でそれ
を探すのかと思うと
寒気がします
だから、みなさんが
ここにいて欲しいって
言ってくれて、すごく
救われました・・・
ほんとに?
ああ、本当さ
ああ、本当さ
うん、ほんと・・・
本当です・・・
・・・よかったぁ!
そんなわけだからさ、
面倒かけちゃうだろう
けど、よろしく頼むよ
これからもいろいろと
面倒をかけるだろうけ
ど、よろしく頼むよ
で、そんなわけだから
このさい
面倒かけちゃうけど
よろしくね!
そんなわけだから
面倒かけますけど
よろしくお願いします
ふふっ、こちらこそ
兄ちゃん、強いんだね
部屋の窓から、オイラ
見てたんだぜ!
姉ちゃん、強いんだね
部屋の窓から、オイラ
見てたんだぜ!
え・・・
ああ・・・
あ・・・
え・・・
兄ちゃんの剣、
なんかキラキラ光って
カッコよかったぞ
姉ちゃんの剣、
なんかキラキラ光って
カッコよかったぞ
今度、オイラにも
やり方を教えてくれよ
なあ、いいだろ!?
やれやれ・・・
どう説明したら納得し
てくれるかなぁ?
やれやれ
そう言われても
困るんだがな・・・
う~ん・・・
どう説明したら納得し
てくれるかなぁ?
う~ん・・・
どう説明したら納得し
てもらえるかしら?
お兄ちゃん、強いのね
部屋の窓から、あたし
見てたのよ
お姉ちゃん、強いのね
部屋の窓から、あたし
見てたのよ
え・・・
ああ・・・
え・・・
え・・・
強い男って、あたしの
好みだわ
頼りがいがあるもの
強い人って、あたしの
あこがれだわ
頼りがいがあるもの
あはは・・・
そ、そうかい
ははは・・・
たいしたことはないよ
あはは・・・
そ、そう・・・
あの・・・えっと
ラミちゃん
俺に何か用事かい?
ラミちゃん
僕に何か用事かい?
あ、ラミちゃん
何か用?
ラミちゃん
会いに来てくれたの?
・・・(こくん)
おにいちゃん・・・
おねえちゃん・・・
ん?
よかったね
もう・・・
ひとりぼっちじゃ、
ないね・・・・・
心配してくれてたの?
心配してくれたの?
え?
なに・・・
心配してくれてたんだ
心配してくれてたの?
・・・(こくん)
ありがとう
ありがとう
ありがと、ね
ありがとう
・・・おやすみ

 三人の召喚師か・・・
 レイドさん、なんだか複雑な
 顔してたよなぁ
   三人の召喚師か・・・
   なんだか複雑な事情が
   あるようだな
 三人の召喚師か・・・
 レイドさん、なんだか複雑な
 顔してたなぁ
   三人の召喚師・・・
   レイドさん、なんだか
   複雑な顔しましたけど

 ガゼルって、
 やっぱり根はいいやつなんだな
 ガゼルって、
 やっぱり根はいいやつなんだな
 ガゼルってば、あんなだけど
 根はいいやつだよね
   ガゼルさん、やっぱり
   根はいい人なんですね

  まいったよな
  俺が思ってたことを、
  見抜かれてたなんてね
  驚いたな
  僕が思ってたことを、
  見抜かれてたなんて
  まいったなぁ
  なんかエドスってなんでも
  お見通しなんだよね・・・
   鋭いんですね
   すっかり考えを
   見抜かれていました

 あんなに喜んでくれるなんて、
 なんか照れちまうよなぁ
 あんなに喜んでくれるなんて、
 ちょっとだけ照れくさいな
 あんなに喜んでもらうと、
 照れちゃうなぁ・・・
 あんなに喜んでくれるなんて
 照れてしまいます・・・

  ほめられたのは嬉しいけど
  ・・・ねぇ
  ほめられたのはいいんだが
  ・・・なぁ
   ほめてくれたのは
   嬉しいけど・・・
    ほめられたのは
    嬉しいけど・・・

  ほめられたのは嬉しいけど
  ・・・ねぇ
  ほめられたのはいいんだが
  ・・・なぁ
   ほめてくれたのは
   嬉しかったけど・・・
    ほめられたのは
    嬉しいけど・・・

  あの子なりに俺のことを
  心配しててくれたんだなぁ
  あの子なりに僕のことを
  心配しててくれたんだな
 あたしのこと、あの子なりに
 心配してくれてたんだね・・・
 あの子なりにわたしを
 心配しててくれたんですね・・

scn002

うんうん
よく似合っとるぞ
これならお前も、立派
にこの街の住人だぜ
寸法とかはどう?
きつくない?
ああ、あつらえたみた
いにピッタリだぜ
ああ、大丈夫だよ
ありがとう
うん、信じられない
くらいぴったり
ええ・・・
本当にぴったりです
しかし
なんだよな・・・
みんなは気にしなくて
もいいって言ってるけ
ど、俺もここの一員に
なったんだから
何かの役に立たないと
いけない気がするなぁ
とはいっても、今の俺
じゃ仕事につくことも
難しいだろうし・・・
どうしたもんかねぇ
さて、問題はこれから
のことだが・・・
みんなは気にするなと
言うけれど、僕もここ
の一員になったんだ
何か、役に立てること
を探さないとな
う~ん
でもなぁ・・・
みんなは気にしなくて
もいいって言ってくれ
てるけど・・・
いつまでも役立たず
なんてわけには
いかないよね
・・・
みんなは気にしなくて
もいいって言ってくれ
ているけれど・・・
お世話になる以上は
何かの役に立たないと
気がひけちゃうなぁ
あ、剣の手入れをして
たんですか?
あ、剣の手入れをして
たんですか?
あれ、剣のお手入れの
途中ですか?
あ、剣の手入れをして
たんですか?
ああ
習慣みたいなものさ
自分の命をあずける物
だからね
どうしよう?
 貴重な剣なんですか?
 レイドさんて強いですよね
 貴重な剣なんですか?
 レイドさんは強いですよね
 貴重な剣なんですか?
 レイドさんって強いですよね
 貴重な剣なんですか?
 レイドさんって強いですよね
貴重な剣なんですか?
どうしてだい?
俺はシロウトだから、
善し悪しはわかんない
ですけど・・・
なんか、レイドさんが
とても大切にしてる気
がして
いや、なんとなくなん
ですけど・・・
なんか、レイドさんが
とても大切にしてる気
がして
あたしはよく
わかんないんですけど
なんか、レイドさんが
とても大切にしてる気
がして
わたし、剣とかの
善し悪しはわかんない
ですけど・・・
なんか、レイドさんが
とても大切にしてる気
がして
・・・こいつは、私が
騎士見習いだった時に
先輩からもらったもの
なんだよ
だいぶ古くなって
しまったけれど、
愛着だけはあってね
今も使っているのさ
レイドさんってすごく
強いですよね
この前の戦いなんかを
見てても、あきらかに
レベルが違っていたし
レイドさんはやっぱり
強いですよね
この前の戦いでも、僕
たちとは、あきらかに
レベルが違っていたし
レイドさんってすごく
強いですよね
この前の戦いだって、
明らかにみんなとは
レベルが違っていたし
レイドさんってすごく
強いですよね
この前の戦いなんかを
見てても、あきらかに
みなさんとはレベルが
違うっていうか・・
ははは
正式な剣術を学んでる
かどうかの違いだけさ
それに・・・
私の腕では及びもつか
ない人が、騎士団には
いたんだよ
そうなんですか?
あまりの剣撃の重さに
【断頭台】と呼ばれて
いたんだ・・・
レイドさんにそこまで
言わせるなんて
相当、すごい人だった
んだろうなぁ
この人にそこまで言わ
せるなんて
相当、すごい人なんだ
ろうな・・・
レイドさんにそこまで
言わせるなんて
相当、すごい人だった
んだろうなぁ
すごいひともいる
ものなんですね・・・
レイドさんにそこまで
言わせるなんて
バノッサたち・・・
あれから
姿を見せませんね
バノッサたち・・・
あれから
姿を見せませんね
バノッサたち・・・
あれから姿を
見せませんよね
バノッサさんたち
あれから
姿を見せませんね
おいおい、それじゃ
まるで彼らが襲って
くるのを期待している
ように聞こえるぞ
平和なのに
こしたことはないよ
剣の手入れをしていた
んだっけ・・・
邪魔しちゃ悪いな
剣の手入れをしている
んだったな
邪魔するのはよそう
あ、レイドさん、剣の
お手入れ中だよね
邪魔しちゃ悪いね
剣の手入れをしていた
んだっけ・・・
邪魔しちゃ
悪いですよね
よぉ、どうした?
俺にでもできる仕事っ
て、何かないかな?
僕にでもできる仕事は
ないかな?
なんか、あたしにも
できることない?
わたしにもできる
ことって、なにか
ないでしょうか?
わかってねえなぁ
え?
お前の仕事は、ここで
留守を守るってことだ
ろうが!?
そうだけど・・・
そうだけど・・・
でもさ・・・
でも・・・
言いたいことはわかる
俺だって、仕事につけ
なくてブラブラしてる
身分だしな・・・
どうしても気まずいと
思うんなら、リプレの
仕事を手伝ってやるの
はどうだ?
チビどもと遊んでやる
とかよ・・・
レイドさんが
騎士だったって、
前に話をして
くれましたよね
ああ、しかも普通の
騎士じゃないぞ
騎士団長の候補にも
あがっていた
それって・・・
ひょっとしてめちゃ
くちゃすごいんじゃ
ないんですか!?
騎士団長・・・!
そう簡単に、
なれるものでは
ないんでしょう?
それって・・・
ひょっとしてめちゃ
くちゃすごいんじゃ
ないんですか!?
それって・・・
ひょっとしてすごい
ことなんじゃ
ないんですか?
ま、そうだわな
でも、それならどう
して辞めたりなんか
したんだろう?
でも、それならどう
して辞めたりなんか
したんです?
でも、なんで
やめちゃったのかな
でも、それならどう
して辞めたりなんか
したんでしょう?
さあな・・・
そのへんの事情は、
一度も聞いたことが
ないからなぁ
本人が黙っているの
をみると、あんまり
思い出したくない訳が
あるのかもしれんな
ラミちゃん
あ・・・
本、読んでたんだ?
本を読んでたのかい
本、読んでたんだ?
本、読んでたんだ?
・・・(こくん)
どれどれ?
・・・童話だな
あ・・・
今、気づいたけど
俺、この世界の言葉を
平然と理解してるよな
どれどれ?
・・・童話だな
ああ、そう言えば
今まで気づかなかった
けれど・・・
僕はこの世界の言葉を
平然と理解している
なになに?
・・・へぇ
童話なんだ
あれ・・・
今、気づいたけど
あたし、この世界の
言葉がわかってる
これは・・・
・・・童話ですね
あ・・・
今、気づいたけど
わたし、この世界の
言葉をいつの間にか
理解できてる・・・
・・・?
なんでだろ?
どうしてだろう?
なんでだろ?
なんでだろ?
どうしたの・・・?
あ、何でもないよ!
魔法の力ってやつかも
しれないなぁ・・・
いや、何でもないよ
これも召喚術とやらの
力なのかもな
あ、何でもないない!
これって魔法の力
なのかな・・・
あ、何でもないの
・・・これは、魔法の
力なのかも・・・
よお、@n0
お前、さっき何か仕事
がしたいっていってた
よなぁ?
あ、ああ
あ、ああ
う、うん
え、はい
ふっふっふ
だったら、俺に
つきあってもらうぜ!
薪が切れちまったんで
取りにいくんだ
つきあうよなっ?
どうしよう?
 悪いけどパスだ
 いいぜ
 遠慮させてもらう
 つきあうよ
 悪いけどパス!
 うん、おっけー
 お断りします
 はい
ああ、いいぜ
ああ、つきあうよ
うん、つき合う
はい、つき合います
よっしゃ!
うーん
悪いけどパスだな
悪いけれど、
遠慮させてもらうよ
うーん
悪いけどパス!
・・・
お断りします
何でだよっ!
人に物を頼むときは、
もうちょっと言い方っ
てもんがあるだろう?
人に物を頼むときには
それなりの言い方が
あるだろう?
それって、全然人に、
モノを頼む言い方じゃ
ないよ!
人に物を頼むときは、
礼儀をまもって
ください!
ぐっ・・・
そこんとこを考えてか
ら誘ってくれよ
親しい仲にも礼儀あり
ってことだよ
ひとを誘いたいなら
その辺、考えなきゃ!
きちんと頭を下げて
くれれば、おつきあい
しますよ
なあ・・・
薪拾いにつきあえよ
うーん・・・
それなりの改善はみら
れるけどなぁ
ふむ・・・
それなりの改善は
みられるかな
うーん・・・
いっしょけんめい
たのんでるつもり
なんだろうけど・・
ふふ・・・
かなり、むりしている
みたい
どうしよう?
 まだダメだな
 いいぜ
 やっぱりダメ
 つきあうよ
 まだダメー!
 いいよ
 まだダメです
 はい、行きましょう
頼むからさぁ・・・
つきあってくれよぉ
さすがに、そろそろ
許してやるかな?
さすがに、そろそろ
許してやるかな?
さすがに、そろそろ
許してあげようかな?
そろそろ
許してあげましょう
どうしよう?
 やっぱりダメ
 いいぜ
 やっぱりダメ
 つきあうよ
 やっぱりヤダ
 いいよ
 やっぱりダメ
 行きましょうか
どこかへ出かける
んですか?
どこかへ出かける
んですか?
どこかへ出かける
んですか?
どこかへお出かけ
ですか?
おお、仕事だよ
建物用の石材の切り出
しを、たまに手伝って
いるのさ
稼ぎはしれとるがな
石の切り出しって、
かなり大変な仕事な
んじゃないですか?
石の切り出しって、
かなり大変な仕事な
んじゃないですか?
石の切り出しって、
大変なんですよね
石の切り出しって、
かなり大変な仕事な
んじゃないですか?
まあ、そうかもな
しかし、どんな仕事
にしても、それなり
に苦労はあるさ
まあ、確かに
たしかにそうですね
確かにそうですけど
そうですけど
リィンバウムでは、
専門の技術をもって
いる人間が重宝がら
れていてな・・・
ほんの少しだが、
給金も高くなるのさ
ワシは石工の見習い
だったことがあるん
で、それを活用して
るってわけだ
なるほど・・・
なるほど・・・
なるほど・・・
あれぇ!?
お兄ちゃん、どうした
のその服?
あれぇ!?
お姉ちゃん、どうした
のその服?
リプレが作って
くれたんだよ
リプレに作って
もらったんだよ
リプレが作って
くれたんだよ
いいでしょ!
リプレさんが作って
くれたんだよ
へえ・・・
かっこいいじゃない
へえ・・・
すてきねぇ
ははは、そうかい?
ありがとな
ははは、ありがとう
え、そう?
照れちゃうなぁ、もう
そう?
うれしいな
何してるんだい?
何してるんだい?
何してるの、リプレ
何してるんですか?
あ、うん・・・
パンを・・・ね・・・
見るからに大変そうだ
なあ・・・
女の子には大変そうな
仕事だな・・・
うわぁ
見るからに大変そうだ
なあ・・・
・・・大変そうな
作業・・・・
どうしよう?
 手伝うよ
 手作りだったのか!?
 手伝うよ
 手作りだったのか!?
 手伝わせて!
 手作りだったんだ!?
 手伝います
 手作りだったの!?
女の子にはきついだろ
手伝うよ
こういう力仕事なら、
僕がやるよ
ねえ、ちょっと
あたしにも手伝わせて
わたしにも
手伝わせてください
いいのよ、そんな
いいから、いいから
手伝わせてくれよ
遠慮しないで
ほら、貸してごらん
いいから、いいから
ね!
すこしだけ・・・
役に立たせて
ほしいんです!
う、うん・・・
って、これ・・・
見た目より、けっこう
力がいるぞ!?
う、これは・・・?
見た目より、
けっこう大変だぞ!?
って、これ・・・
見た目より、けっこう
力がいるんじゃ
ないの!
・・・あら?
・・・うそ!?
見た目より、けっこう
力がいるみたい・・・
ああっ!
それじゃダメだよっ
えっ?
えっ?
へ?
えっ?
生地に空気をよく混ぜ
ないと、膨らみにくく
なっちゃうんだから
ほら
ちょっと貸して・・・
よいしょっ!
うおっ!!
いとも簡単にっ!?
僕がやるよりも
手際がいい・・・
ううっ!
そんな簡単に・・・
すごい・・・
いとも簡単に・・・
どう?
感心してくれた?
まいりました
ああ、いらぬ心配
だったみたいだね
女として敗北って
カンジ・・・
ほんと
すごいんですね・・・
うふふっ
手伝おうとしてくれた
気持ちだけ受け取って
おくね
ひょっとして、
今までのパンって
手作りだったのか!?
もしかして、
今までのパンは、君の
手作りだったのかい?
ひょっとして、
今までのパンって
手作りだったの!?
ひょっとして、
今までのパンって
手作りだったの・・・
へへへ・・・
じつは、そうなの
ちょっと形がいびつ
だったでしょ?
うん
・・・
そんなことないよぉ
あ、たしかに・・・
お店で買ったほうがい
いのはわかってるんだ
けどね
お財布と相談すると、
手作りが一番いい方法
なもんで・・・
・・・
ごめんね
変な物食べさせて
・・・うまかった
いや、そうじゃない
・・・ううん!
おいしかった!
とっても!
おいしかった
とっても・・・
えっ?
めちゃめちゃに!
それこそ今までで一番
うまいパンだった!!
あんなに美味しいパン
が、手作りだったこと
に驚いてるんだ
ホント!
それこそ今までで一番
おいしかったよ!
わたしのいた世界の
どんなにおいしい
お店のパンよりも
おいしかったと思う
や、やだっ
からかわないでよっ
嘘じゃないって!
すごいぜ、リプレ
尊敬しちゃうよ
いや、本当さ
すごいな、リプレ
感心するよ・・・
嘘じゃないよ!
リプレ
尊敬しちゃう!
嘘じゃないです
ちょっと
尊敬するな・・・
ああっ、もぉっ!
あ・・・?
行っちゃったよ
あ・・・
照れなくてもいいのに
あ・・・?
行っちゃった・・・
え・・・?
あ、リプレさん!
どこへ!?
パンを作ってる
途中なのに・・・
えいっ!
やあぁっ!!
お、騎士ごっこか?
騎士ごっこかい?
ありゃ、騎士ごっこ?
アルバ、騎士ごっこ?
ごっこじゃないぞ!
訓練だ!!
こんど悪いヤツが来た
ら、オイラも兄ちゃん
たちと一緒に戦う!!
こんど悪いヤツが来た
ら、オイラも姉ちゃん
たちと一緒に戦う!!
そのための訓練だい!
ははは、がんばれよ
それは頼もしいな
がんばれ!
うん、がんばってね
おう!!
アルバ、夢中になって
やってるなぁ・・・
邪魔しちゃ悪いな
アルバ、夢中でやって
るな・・・
邪魔しちゃ悪いな
アルバ、夢中になって
やってるなぁ・・・
邪魔しちゃ悪いよね
アルバ、夢中になって
やってる・・・
邪魔はよくないよね
あいかわらず、ここは
賑やかだなあ
お?
あいかわらず、ここは
賑やかだな
あれ?
ほんと、ここは
いっつもにぎやかだね
あれ?
あいかわらず、ここは
賑やかですね・・・
あ?
よっ、とととっ・・・
あんないっぱい荷物を
抱えて・・・
大丈夫か?
危ないな・・・
あれじゃ抱えた荷物で
前が見えてないぞ
あんないっぱい荷物を
抱えて・・・
大丈夫かな?
あんなに荷物を
抱えて・・・
大丈夫でしょうか?
うわっ、あわわっ!
うひゃあ!!
って・・・
うわああっ!!
ちょっ・・・
うわああっ!!
って・・・
うわああっ!!
・・・うそ!?
きゃぁっ!
ああっ!
大事な荷物がぁっ!!
いってぇ・・・
ううっ・・・
いったぁ・・・
いたたた・・・
・・・良かったぁ
とりあえず無事だよぉ
さ、急げ急げ!!
お師匠に叱られるぅ!
あ、おいっ!
ちょっと待てっ!!
あ、ちょっと!
あ、ねぇっ!
ちょっと待って!
あ・・・
ちょっと待って!
しっからっれるぅ~!
・・・行っちまった
なんなんだ、まったく
せめて一言ぐらい、
謝るのが普通だろうに
まったく・・・
・・・いったぁぁ
いったいなんなの~?
・・・なんだった
んでしょうか・・・?
さて、と
今夜のメニューは
何にしようかしら?
魚料理なんて
どうだい
魚料理なんて
どうだい
魚料理
なんてどう?
魚料理なんて
どうですか?
うーん、お魚か・・・
でも、新鮮なものって
なかなか手に入らない
のよねえ・・・
だったら
俺が釣ってくるよ
道具もあることだしさ
だったら
僕が釣ってくるよ
道具もあることだしね
だったら
あたしが釣ってくるよ
道具もあるしね
でしたら
私が釣ってきます
道具もあることですし
本当?
じゃあ、お願いしても
いいかな
ああ、任せといてくれ
努力してみるよ
釣れなかったら
ゴメンね
ええ、なんとか
がんばってみます
・・・猫?
どうしよう?
 放っておく
 近づいてみる
また、魚でも釣って
リプレを喜ばせて
やろうかな?
また、魚でも釣って
みるかな?
うーん
魚釣りねぇ・・・
また、魚を
釣って帰ったら
リプレさん
喜ぶかしら・・・
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
どうしよう?
 やめておく
 魚釣りをする
気にしなくていいって
こういう時もあるわ
うん、これだけあれば
充分だよ
わぁ、ずいぶん
たくさん釣れたのね
こんな大物
どう料理したらいいか
迷っちゃいそう
すごいじゃない!
これならきっと、おい
しいお料理ができるわ
これって・・・
食べられるのかしら?
ごくろうさま
きっとみんなも喜んで
食べてくれるよ
また何か釣れた時は
私のところに
もってきてね
腕によりをかけて
おいしい料理を作って
あげるから、ね?
あれ?
街の外へ出るんなら、
門はこっちだろ?
街の外に出るのなら、
門はこっちだろう?
あれ?
街の外へ出るんなら、
門はこっちでしょ?
あら?
街の外へ出るんなら、
門はこっちじゃ?
ちっちっ・・・
アレを見ろよ
あ・・・
街の壁が壊れてる
街の外壁に大きな穴が
あいてる・・・
あれ・・・!
街の壁が壊れてる
あ・・・
街の壁が壊れてる
あそこから出たほうが
楽だろ?
・・・ってわけでな
戦争の時に壊された
壁がほったらかしに
なってるのさ
そこを勝手に出入り
してるわけか
そこを勝手に出入り
してるわけか
で、そっから出入り
してるわけね
そこから出入り
してるわけですね
まあな
この街にあるスラム
は、みんな壊れた壁
の側にあるんだぜ
外敵が襲ってきた時
に一番ヤバイ場所だ
から、誰も住みたい
と思わねえんだよな
そっか・・・
俺もたぶん、あそこ
から街に入ってきた
んだろうな・・・
なるほど・・・
おそらく僕も、あの
穴から街に入ってき
たようだな・・・
そっか・・・
あたしもたぶん、
この穴から街に入って
きたんだ・・・
そっか・・・
わたしが入ってきた
のも、きっとこの
辺りなんでしょうか
間違いねえだろうな
・・・ほれ、こっち
に来てみな?
どうだ?
見覚えあるか?
・・・なんとなく
・・・なんとなく
なんとなく・・・
だけど・・・
なんとなく
・・・ですけど
ここから南は全部、
こういう荒野さ
街の工場が流してる
毒の水のせいでな
この荒野のどこかに
俺が最初に呼ばれた
場所があるのか・・・
この荒野のどこかに
僕が最初に呼ばれた
場所があるのか・・・
この荒野のどこかに
あたしが最初に
呼ばれた場所が
あるんだ・・・
この荒野のどこかに
私が最初に呼ばれた
場所が・・・
・・・なぁ
行ってみっか?
え!?
明日にでも
みんなに声かけてよ
何か手がかりがある
かもしれねえだろ?
・・・ああ
・・・ああ
・・・う~ん
・・・はい
手作りパンを手に入れた!
キャンディを手に入れた!
リプレたちだけに留守
を任せて大丈夫かな
心配ねえよ
あいつなら何かあって
もうまくやれるさ
まあ、確かにお前さん
よりは何倍もしっかり
しとるがな
・・・なんだよ、それ
あははは
ははは
あははは
ふふふ
まあ、一緒に連れてい
くほうが、間違いなく
危険だからな
ああ・・・
外にゃあ【はぐれ】も
出るしなぁ
【はぐれ】?
ま、化け物ってヤツだ
ええっ!?
化け物!?
ええっ!?
ええっ!?
ははは、滅多なことで
は出くわさんよ
心配せんでいい
だが、用心するに越し
たことはない
それなりの準備をして
から行くとしよう
支度がすんだら、また
【玄関】に集合だ
ん、どうかしたのか?
あの・・・さっきの
【はぐれ】って・・・
どんなヤツなんです?
いえ・・・さっきの
【はぐれ】って・・・
どんなものなんです?
あの・・・さっきの
【はぐれ】って・・・
どんなヤツなんです?
あの・・・さっきの
【はぐれ】って・・・
どんなのなんですか?
【はぐれ】というのは
【はぐれ召喚獣】を略
した言葉だよ
召喚師の手から逃げた
召喚獣が、野生化して
な・・・人を襲ったり
することがあるのさ
・・・
まあ、出かける場所が
場所だからな
山奥とかにでも行かん
かぎり大丈夫だろう
男だけで集まって、何
をするつもりなの!?
お姉ちゃんたちだけで
集まって、何を
するつもりなの!?
へ?
え?
へ?
へ?
あーっ!きっと
女の子が絶対にいけ
ない楽しい場所にいく
んでしょおっ!?
あー、
あたしたちに内緒で
楽しい場所に
行くんでしょ
おいおい・・・
俺たちは荒野に行くん
だって言ったろ?
それはフィズの
考えすぎだよ
僕らは荒野に行くだけ
なんだから
え~とねぇ・・・
あたしたちは荒野に
行くだけなの
あのね、フィズちゃん
わたしたちは、
荒野に行くの
ふーんだ!
信用できるもんですか
身の潔白をしょーめい
したかったら、あたし
も連れてくことね!
・・・
・・・
・・・だーめ!
その手にはのらないよ
・・・だーめ!
・・・だめ
・・・ケチっ!!
準備はできたかい?
どうしよう?
 まだです
 できました
 まだです
 できました
 まだです
 は~い!
 まだです
 はい
それじゃ
行くとしようか
すいません
まだちょっと・・・
すいません
まだちょっと・・・
ごめんなさい!
まだちょっと・・・
すいません
まだちょっと・・・
そうか
留守番なんて
頼んじゃって悪いな
留守番なんて
頼んじゃって悪いな
留守番頼んじゃって
ごめんね!
留守番なんて
頼んじゃって、
ごめんなさいね
いいのよ
それより気をつけてね
あ、そうだ!
これ、朝の残りのパン
なんだけど・・・
いいの?
いいのかい?
いいの?
いいの?
うん
ホントはお弁当ぐらい
もたせてあげたかった
んだけど・・・
1個しか余らなかった
から、ないしょね?
留守のことは任せて
いってらっしゃい
兄ちゃん達が
出かけてる間は、
おいらがここを守る!
姉ちゃん達が
出かけてる間は、
おいらがここを守る!
留守は任せてよ!!
ああ、頼んだぞ?
ああ、頼んだよ
うん、おねがいね~!
ええ、お願いね
あ・・・
ラミちゃん
留守番お願いするね?
・・・(こくん)
・・・これ
このキャンディ
・・・くれるの?
このキャンディ
・・・くれるのかい?
ああ、キャンディね
・・・くれるの?
このキャンディ
・・・くれるの?
・・・(こくん)
ありがとう
きをつけて、ね
・・・
どうかしたのか?
どうかしたのか?
どうしたの?
どうかしました?
あ、あぁ・・・
やたらと鼻がむずむず
するんだよ
カゼじゃないのか?
カゼじゃないのか?
カゼ?
それとも乾いてる?
カゼ?
そんならいいけどよ
虫の知らせってのか?
俺はあれが、鼻にくる
んだよ
ほんとにカゼだったら
いいんだがな
・・・気のせいかな?
いつもと比べて、
今日は静かな気がする
朝だから、なのかな?
・・・気のせいかな?
いつもと比べて、今日
は静かな気がする
まあ、朝だからかな
・・・気のせいかな?
なんか、いつもよりも
静か・・・
朝だから、なのかな?
・・・気のせい?
いつもと比べて、今日
は静かな気がする
朝だから、なの?
また、魚でも釣って
リプレを喜ばせて
やろうかな?
また、魚でも釣って
みるかな?
うーん
魚釣りねぇ・・・
また、魚を
釣って帰ったら
リプレさん
喜ぶかしら・・・
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
どうしよう?
 やめておく
 魚釣りをする
気にしなくていいって
こういう時もあるわ
うん、これだけあれば
充分だよ
わぁ、ずいぶん
たくさん釣れたのね
こんな大物
どう料理したらいいか
迷っちゃいそう
すごいじゃない!
これならきっと、おい
しいお料理ができるわ
これって・・・
食べられるのかしら?
ごくろうさま
きっとみんなも喜んで
食べてくれるよ
また何か釣れた時は
私のところに
もってきてね
腕によりをかけて
おいしい料理を作って
あげるから、ね?
ん、どうした?
さっきから思いつめた
顔をしとるが
ははぁ
お前、【はぐれ】に
襲われないかって
心配してんだろぉ?
どうしよう?
 そうじゃないよ
 ・・・悪いかよ?
 そうじゃないさ
 ・・・悪いかい?
 んなわけないじゃん
 ・・・悪いぃ?
 そうじゃないんです
 ・・・だめですか?
そうじゃないよ
呼ばれた場所のことを
考えていたんだ
あの時は逃げ出すのに
夢中で、どうやって
街に来たのかわからな
かったし・・・
もう一度あの時の場所
にたどり着けるかが、
ちょっと不安なんだ
そうじゃないさ
呼ばれた場所のことを
考えていたんだ
あの時は逃げ出すのに
夢中で、どうやって
街に来たのかわからな
かったし・・・
もう一度あの時の場所
にたどり着けるかが、
ちょっと不安なんだ
んなわけないじゃん
呼ばれた場所のことを
考えていただけ
あの時は逃げ出すのに
夢中だったから・・・
どうやって街に来たか
も覚えてないし・・
もう一度あの時の場所
にたどり着けるかも、
わかんないからね
そうじゃないんです
呼ばれた場所のことを
ちょっと考えていて
あの時は逃げ出すのに
夢中で、どうやって
街に来たのかわからな
かったし・・・
もう一度あの時の場所
にたどり着けるかが、
ちょっと不安で・・・
そっか・・・
しかしまあ、なんだ
心配すんなよ!
お前さんがここにいる
以上、その場所は夢や
幻の世界じゃない。根
気よく探せばいいさ
エドスの言うとおりだ
あきらめずに行こう
・・・ええ
・・・ええ
・・・うん
・・・ええ
・・・悪いかよ
・・・悪いかい
・・・悪いぃ?
・・・だめですか?
はははは
意外と臆病だな
そんなこと言っても、
さっきから誰かに見ら
れてる気がするんだよ
そんなこといっても、
さっきから誰かに見ら
れてる気がするんだ
そんなこと言っても、
さっきから誰かに見ら
れてる気もするし
でも・・・
さっきから誰かに見ら
れてる気がして・・・
・・・お前もかよ
・・・実はよ
俺もさっきからイヤな
感じがしてんのさ
おいおい
そりゃ本当か!?
はっきりしたことまで
はわからねぇ
色んな気配がごっちゃ
になった感じがする
それが本当だとしても
相手の出方を見るしか
ないな・・・みんな、
用心は忘れるな
ここだよ!
間違いない!!
ここだよ!
間違いない!!
ここです!
間違いないよ!
ここです
間違いなく
ひゃあ~・・・
でっかい穴ぼこだなぁ
これだけ地面を大きく
えぐりとるなんて、人
の力じゃ絶対無理だぜ
どうやら君は、間違い
なく召喚師に呼ばれた
ようだね
わかるんですか!?
ああ、地面に描かれて
いる図形・・・召喚師
が儀式をする時に見た
おぼえがあるんだ
もっとよく
調べてみようぜ?
どうしよう?
 レイドと図形を調べる
 エドスと周囲を調べる
 ガゼルと穴へ降りる
儀式を行ったのは、城
の召喚師でしょうか?
儀式を行ったのは、城
の召喚師でしょうか?
儀式を行ったのは、城
の召喚師なんですか?
儀式を行ったのは、城
の召喚師でしょうか?
いや、もしそうだとし
たなら、街で噂になら
ないはずがない。奴ら
の仕業じゃないな
そしてもし彼らでない
のだとしたら、もっと
気になることがある
え?
これだけの大がかりな
儀式を秘密裏に行える
召喚師が、この近くに
いるということだ
おーい!
ちょっと来てくれ!!
ガゼルの声だ・・・
ガゼルの声だ・・・
ガゼルの声だ・・・
ガゼルさんの声・・・
行ってみよう
なぁ、@n0
変だとは思わんか
え?
え?
なにがです?
え?
お前さんの話によれば
たくさんの人間がここ
で死んでおるはずだが
そいつらの姿が見あた
らないのはなぜだ?
あ!?
!?
あれ、本当ですね?
あ!?
誰かが後始末をしたと
考えるのが
自然だろうな・・・
おーい!
ちょっと来てくれ!!
ガゼルの声だ・・・
ガゼルの声だ・・・
ガゼルの声だ・・・
ガゼルさんの声・・・
さすがは本職
何か見つけたらしいぞ
こんな穴ができる爆発
が起きたわりに、街の
連中が気がつかなかっ
たのは妙だよな
振動とか音とか、聞こ
えてきてもいいのによ
ああ・・・
ああ・・・
うん、そうだね
ええ・・・
まあ、そういう化け物
じみたことをやらかす
のが召喚師ってヤツら
なんだが・・・ん?
どうしたんだ?
どうしたんだ?
どうしたの?
なにか・・・?
おーい!
ちょっと来てくれ!!
どうした?
これ、何だと思う?
動物の爪みたいだな
ああ、だがそれにして
は大きすぎないか?
確かに・・・
確かに・・・
確かに・・・
確かに・・・
そうですね
どうするよ、これ?
どうしよう?
 持って帰ろう
 捨てちまおう
 持って帰ろう
 捨ててしまおう
 持って帰ろう
 捨てちゃえ!
 持って帰ろう
 捨ててしまいましょう
ケッ、好きにしな
今日のところは
引きあげましょう
ここの場所がわかった
だけでも充分だし
今日のところは
引きあげましょう
ここの場所がわかった
だけでも充分だし
今日はもう終わりに
しませんか?
ここの場所がわかった
だけでも充分だし
今日はもう
帰りませんか?
ここの場所がわかった
だけでも充分ですし
そうだな
私たちだけでこれ以上
のことを調べるのは、
正直言って難しいかも
しれん・・・
すまないな
いいんですよ
俺、あせってませんし
さあ、帰りましょう!
気にしないでください
あせっても仕方がない
ことですしね
さあ、帰りましょう!
平気です!
別にあせってないし!
さあ、帰りましょう!
いいんですよ
あんまり、あせっても
いませんし
さあ、帰りましょう
・・・っていうがな
どうも、タダじゃ帰れ
そうにないぜ?
今さら気づいたところ
で手遅れなんだよ!
このアホどもがッ!!
バノッサ!?
バノッサ!?
バノッサ~!?
バノッサさん!
わざわざ逃げ場のない
ところにやって来ると
はありがたい話だ
まとめてぶっ潰す!!
へへっ
得意満面のわりにゃあ
あっさり負けたな?
ククク・・・
何を笑ってやがる!?
お前ら
これを見ても、俺様に
へらず口を叩けるか?
・・・カノン!
あ、出番ですか?
バノッサさん
誰だ、この人・・・?
誰だ?
そこのお兄さんには、
はじめましてかな?
ボクはカノンって
いいます
そこのお姉さんには、
はじめましてかな?
ボクはカノンって
いいます
一応バノッサさんとは
義兄弟なんですよ
はぁ・・・
はぁ・・・
ども、はじめまして
そう・・・なんですか
なにしてる、カノン!
さっき捕まえたあいつ
を見せてやれ!!
はいはい・・・
ほら、いい子にしてね
いやあぁっ!
離してえぇっ!!
フィズ!?
どうしてここに・・・
どうしたもこうしたも
ねェよ
お前らの後ろをつけて
いたのさ、コイツは
!!
!!
ありゃりゃ・・・
え・・・
親切に俺様たちが保護
してやったってわけだ
お礼の言葉ひとつも
ねェのか?
子供を人質にするとは
・・・恥を知れ!
おいおい
なんだその態度は?
カノンはああ見えて
力はめっぽう強いんだ
ちょいと加減を間違え
りゃ・・・クククッ
そうして欲しくねェの
なら、さっさと武器を
捨てやがれ!!
おらっ!
ぐあっ!!
・・・くっ!
剣がなきゃ、騎士様も
ただのオッサンだぜ!
ねえ、バノッサさん
もうここらで
やめときません?
あァ?
ボク、こういうのって
好きじゃないですよ
気分悪いです・・・
何を言ってやがる
これからじゃねェか?
でも・・・
レイド・・・ううっ、
ガゼルぅ・・・っ!
あたしが言うことを
聞かなかったせいだ
・・・・・
ぐすっ、ぐすっ・・
ボク、もうイヤですよ
先に帰りますからね
・・・まあいい、
好きにしやがれ
さて、と
手前ェには少しばかり
聞きたいことがある
手前ェ、ひょっとして
召喚師なのか?
どうしよう?
 関係ないだろ!
 召喚師じゃない
 関係ないだろう!
 召喚師じゃない
 関係ないじゃん!
 召喚師なんかじゃない
 関係ないことです
 召喚師なんかじゃない
関係ないだろ!
関係ないだろう!
関係ないじゃん!
関係ないことです
大ありだぜェ?
もしそうなら、手前ェ
には助かる道があるっ
てことになるんだ
!?
!?
!?
え・・・
俺様に召喚術を教えろ
そうすりゃ、今までの
ことは水に流してやる
さァ!
どうなんだッ!?
召喚師じゃない
俺はただの人間だよ
別の世界から来ただけ
の、人間なんだ・・・
召喚師じゃない
僕はただの人間だ
別の世界から来ただけ
の、人間なんだ・・・
召喚師なんかじゃない
ただの人間なの!
別の世界から
来ただけの、人間!
召喚師なんかじゃない
ただの人間です
別の世界から来はしま
したけど・・・ただの
人間なんです・・・
人間だとォ?
何を勘違いしてんだよ
手前ェは!
人間ってのはな、この
世界に生まれたヤツの
ことを言うんだよ!!
手前ェはな
【はぐれ】なのさ!!
・・・!?
・・・!?
なにそれ!
すっごい差別じゃん!
・・・!?
ひゃははッ!
仕えるはずの召喚師に
捨てられた、役立たず
の【はぐれ】さァ!
【はぐれ】・・・
俺は・・・
捨てられた・・・?
【はぐれ】・・・
僕は・・・
捨てられたのか?
【はぐれ】って・・・
つまり・・・
捨てられたの・・・?
【はぐれ】・・・
捨てられた・・・?
わたしが?
信じろよ・・・
え!?
あの時の声!?
え!?
あの時の声!?
え!?
あの時の声・・・?
自分の力をさ・・・
どこだ・・・
どこにいるんだ!?
どこにいるの!
出てきなさい!
どこに・・・
どこにいるんですか!
お前の中の力を
解き放つんだ・・・
さあ!@n0!
信じろ・・・
え!?
あの時の声!?
え!?
あの時の声だ!?
え!?
あの時の声!?
自分の力を・・・
どこだ・・・
どこにいるんだ!?
どこにいるの!
出てきなさい!
いったいどこから?
あなたは・・・?
お前の中の力を
解き放つんだ・・・
さあ!@n0!
信じて・・・
え!?
あの時の声!?
え!?
あの時の声!?
え!?
あの時の声!?
自分の力を・・・
どこだ・・・
どこにいるんだ!?
どこだ・・・
どこにいるんだ!?
誰なの・・・?
どこにいるんですか?
君にならできる
絶対できるよ・・・
さあ!@n0!
信じて・・・
え!?
あの時の声!?
え!?
あの時の声!?
え!?
あの時の声じゃん?
自分の力を・・・
どこだ・・・
どこにいるんだ!?
どこだ・・・
どこにいるんだ!?
どこにいるの!
出てきなさい!
貴方の中の力を
解き放つのです・・・
さあ!@n0!
うおおぉぉ~っ!!
うおおぉぉ~っ!!
このおぉぉぉっ!!
たああぁぁ~っ!!
ぎゃあァッ!?
この光・・・
これが
俺の、ちから・・・?
この光・・・
これが
僕の、ちから・・・?
この光・・・
すごいよ!
あたしの・・・力?
この光・・・
これ・・・
わたしの・・・
わたしのちから!?
・・・エドス!
おうっ!
お前ら・・・フィズを
返せええぇぇ~っ!!
ひいぃぃっ!
大丈夫か?
@n0
あ、ああ・・・
あ、ああ・・・
当然!
あ、はい!
ずらかるぜ!!
・・・みんな無事か?
ああ
フィズもこのとおり
ひっく、ひっく・・・
泣くんじゃねぇ!
怒らねえから、な?
う、うん・・・ぐすっ
しかし、助かったよ
@n0
あれは偶然なのか?
いや、あれは・・・
いや、あれは・・・
う~ん、なんていうか
いや、あれは・・・
無事だったみたいだな
なんだ
てめぇは!?
待ってくれ、ガゼル!
この人なんだ!!
この人が僕に、あの光
を使うよう教えてくれ
たんだよ
待ってガゼル!
この人なの!
この人が
あの光を使えって、
教えてくれたの
待って、ガゼルさん!
この人です・・・
この人がわたしに
光の使い方を
教えてくれたの・・・
なんだって・・・!?
いや、俺はきっかけを
与えただけさ
あれはお前の力だよ
あんたは、いったい?
俺の名前はソル
@n0が
この世界に何で呼ばれ
たかを知ってるって
言ったらどうする
えっ!?
だとすれば・・・
君は召喚師なのか?
ああ
召喚師だあっ!?
・・・
@n0、まずは
俺の話を聞いてくれ
ええ・・・
え、あ、うん・・・
はは・・・他人事じゃ
ないんだった・・・
はい・・・
お前が呼ばれたのは、
事故だ。端的に言えば
だけどな
え!?
え!?
え・・・?
ある召喚の儀式が失敗
してその結果としてお
前がこの世界に呼ばれ
ることになったんだ
それじゃ・・・
つまり、僕はただ偶然
ここに来てしまったと
いうのか・・・?
なにそれ・・・
じゃ、あたしってば
偶然ここに・・・
つまり、わたしは
偶然この世界に来た
だけなの・・・?
そういうことだ
おい!
なんだよ、それは!?
事故でした、で済む話
じゃないだろうが!!
んなこと言っても
事実は事実だ
落ち着け、ガゼル!
事故だということなら
すぐに彼を元の世界に
戻してくれんか?
事故だということなら
すぐに元の世界
に戻してくれんか?
ダメだよ、できない
なんだと!?
儀式をしてた召喚師は
みんな死んじまった
生き残ったのは
俺一人ってわけだ
帰れない、のか・・・
帰れないんだ・・・
帰れないんですか?
これでも責任
感じてるんだぜ・・・
そこで相談なんだが
こいつを帰す方法が
見つかるまで、俺も
やっかいになるぜ
どういうことかな
しばらくやっかいに
ならせてくれって
ことだよ
なぁんだとぉぉっ!?
@n0
お前はどうなんだよ?
いや、しかし・・・
あたしは・・・
わたしは・・・
無事だったようだね?
なんだ
てめぇは!?
待ってくれ、ガゼル!
この人なんだ!!
この人が俺に、あの光
を使うよう教えてくれ
たんだ!
待ってよ!
ガゼル!
この人なの!
この人が
あの光を使えって、
教えてくれたの
待ってガゼルさん・・
この方が・・・
この方が、わたしに
光を使うことを
教えてくれたんです
なんだって・・・!?
いや
僕はただ、きっかけを
与えただけにすぎない
あれは君の力だ
あんたは、いったい?
僕の名前はキール
@n0が
この世界に呼ばれた
いきさつを知る者だよ
えっ!?
だとすれば・・・
君は召喚師なのか?
そうです
召喚師だあっ!?
・・・
@n0
僕の話を聞いてくれ
はい・・・
あ、うん・・・
はい・・・
結論から先に言えば、
君が呼ばれたのは事故
なんだよ
え!?
え!?
え・・・?
ある召喚の儀式が失敗
して、その結果として
君はこの世界に呼ばれ
てしまったんだ
そんな・・・
つまり、俺はただ偶然
ここに来てしまったっ
てだけなのか・・?
えっと・・・
つまり、あたしは偶然
ここに来てしまったっ
てだけ・・・?
そんな・・・
わたしは、偶然
ここに来てしまった
そういうことですか
そういうことだ
おい!
なんだよ、それは!?
事故でした、で済む話
じゃないだろうが!!
事実だから仕方がない
だろう?
落ち着け、ガゼル!
事故だということなら
すぐに彼を元の世界に
戻してくれんか?
事故だということなら
すぐに元の世界
に戻してくれんか?
残念ながら、不可能だ
なんだと!?
儀式をしていた召喚師
は、みな死んでいる
見習いの僕だけが唯一
の生き残りなんだ
帰れない、のか・・・
帰れないんだ・・・
帰れない
そういうことですか?
責任は感じている
そこで提案があるんだ
彼を帰す方法が見つか
るまで、僕に行動を共
にさせてほしい
彼女を帰す方法が見つ
かるまで、僕に行動を
共にさせてほしい
どういうことかな
君たちと一緒に、しば
らく生活させてほしい
ということだ
なぁんだとぉぉっ!?
@n0
君の返事が聞きたい
お、俺は・・・
う~ん・・・
わたしは・・・
やっほー、無事かな?
な、なんだ
てめぇは!?
待ってくれ、ガゼル!
この人なんだ!!
この人が俺に、あの光
を使うよう教えてくれ
たんだ!
待ってくれ、ガゼル!
この人なんだ!!
この人が僕に、あの光
を使うよう教えてくれ
たんだよ
待って、ガゼルさん!
この人なんです!
この人がわたしに
光を使うように
指示してくれたんです
なんだって・・・!?
へへへ
ま、そーゆーこと
あんたは、いったい?
あたし?
あたしはカシス
@n0が
この世界に来た理由
を知ってる女の子だよ
えっ!?
だとすれば・・・
君は召喚師なのか?
うん、そうよ
召喚師だあっ!?
なによぉ
その露骨な敵意は?
・・・ま、いいわ
@n0
詳しい話、聞きたい?
う、うん・・・
ええ・・・
あ、はい・・・
結論から先に言えば、
事故なのよ
え!?
え!?
え!?
ある召喚の儀式が失敗
して、その結果として
彼はこの世界に呼ばれ
ちゃったのね
ある召喚の儀式が失敗
して、その結果として
彼女はこの世界に呼ば
れちゃったのね
そんな・・・
つまり、俺はただ偶然
ここに来てしまったっ
てだけなのか・・・
それじゃ・・・
つまり、僕はただ偶然
ここに来てしまったと
いうのか・・・?
そんな・・・
つまり偶然なんですね
・・・わたしがここに
来たのは・・・?
うーん、ゴメンねぇ
おい!
なんだよ、それは!?
ゴメンねぇ、で済む話
じゃないだろうが!!
事実だもん
仕方ないじゃない
落ち着け、ガゼル!
事故だということなら
すぐに彼を元の世界に
戻してくれんか?
事故だということなら
すぐに元の世界
に戻してくれんか?
残念ながら、無理ね
なんだと!?
儀式をしていた召喚師
は、みんな死んでるの
あたしは見習いだった
から生き残れたけど
帰れない、のか・・・
帰れない、のか・・・
帰れない
そういうことですか?
そう暗くなんないで
あたしがついてるわ!
キミが帰れるように、
責任をもって最後まで
面倒みちゃうから!
というわけで、あたし
もあなたたちのおうち
にお世話になるね?
なぁんだとぉぉっ!?
ねえねえ
@n0
いいでしょ?
お、俺は・・・
いや、しかし・・・
わ、わたしは・・・
あの・・・
お怪我はないですか?
なんだ
てめぇは!?
待ってくれ、ガゼル!
この人なんだ!!
この人が俺に、あの光
を使うよう教えてくれ
たんだ!
待ってくれ、ガゼル!
この人なんだ!!
この人が僕に、あの光
を使うよう教えてくれ
たんだよ
待って、ガゼル!
この人なの
この人があたしに、
光を使うよう教えて
くれたんだよ・・・
なんだって・・・!?
いえ・・・
私はただ、きっかけを
与えただけです
あれは貴方の力です
あんたは、いったい?
私の名前はクラレット
@n0が
この世界に呼ばれた
いきさつを知る者です
えっ!?
だとすれば・・・
君は召喚師なのか?
はい
召喚師だあっ!?
あっ、あの・・・っ
ガゼルっ!!
ごめん、おどかしたり
して・・・
おちつけよ、ガゼル!
すまない、おどかした
りして・・・
ガゼルっ!!
ごめん、おどかしたり
して・・・
@n0
私のお話、聞いてくれ
ますか?
ええ・・・
ええ・・・
あ、うん・・・
結論から先に言えば、
彼が呼ばれたのは事故
なんです・・・
結論から先に言えば、
彼女が呼ばれたのは
事故なんです・・・
え!?
え!?
はぁ?
ある召喚の儀式が失敗
して、その結果として
彼はこの世界に呼ばれ
てしまったんです
ある召喚の儀式が失敗
して、その結果として
彼女はこの世界に呼ば
れてしまったんです
そんな・・・
つまり、俺はただ偶然
ここに来てしまったっ
てだけなのか・・?
それじゃ・・・
つまり、僕はただ偶然
ここに来てしまったと
いうのか・・・?
なにそれ・・・
つまり、あたし、偶然
ここに来ちゃったって
だけ・・・?
そう、なります・・・
おい!
なんだよ、それは!?
事故でした、で済む話
じゃないだろうが!!
それぐらい、私だって
わかってますっ!
だから・・・っ
事故だということなら
すぐに彼を元の世界に
戻してくれんか?
事故だということなら
すぐに元の世界
に戻してくれんか?
・・・無理なんです
なんだと!?
儀式をしていた召喚師
は、みな死んでいます
見習いの私だけが唯一
の生き残りなんです
帰れない、のか・・・
帰れない、のか・・・
帰れないんだ・・・
方法はあるはずです
あきらめないで!
あなたが帰れるように
私もお手伝いします
そのためにも・・・
私が貴方たちと一緒に
暮らすことを、許して
いただけませんか?
なぁんだとぉぉっ!?
無理を承知で頼みます
@n0
お願いします・・・
お、俺は・・・
いや、しかし・・・
あたしはさぁ・・・
むぅ!?
おやおや
こんなところでお喋り
とは余裕だなァ?
まだ、やる気なのか?
当たり前ェだろうが!
覚悟しやがれ!!
おい、チビ!
とっとと逃げろ!!
うんっ!
さあ、君も!
ほら!
あんたも!
さあ、貴方も!
心配ご無用!
自分の身くらい守れる
それに俺は、お前の力
を見届けるっていう
役回りがあるんだぜ
負けはしない
さあ、君も!
ほら、はやく!
さあ、貴方も!
心配は無用
自分の身は自分で守る
それに僕は、君の力を
見届けなくてはならな
いんだ・・・逃げたり
はしない!!
さあ、君も!
さあ、君も!
さあ、あなたも!
じょーだん!
さっき言ったでしょ?
あたしはキミが帰れる
まで、責任もって面倒
みるの・・・逃げたり
はしないよ!!
さあ、君も!
さあ、君も!
あなたもにげて!
いいえ
私も戦います
私の覚悟が口先だけで
はないことをお見せし
ますから・・・逃げた
りはしません!!
どうして連れて
きちまったんだよ!?
だって・・・
あのまま放っておける
わけがないだろ!?
そう言われても・・・
あのまま放っておける
わけがないだろ!?
だって・・・
あのまま放っておける
わけないじゃん!?
あのまま
放っておけるわけが
ないじゃないですか!
うーん
助けてもらったことは
事実だしなぁ
・・・リプレには事情
を説明してきたよ
なんて言ってた?
特には、な
女同士のことは、よく
わからんからなぁ
面倒なことにならない
といいが・・・
ううっ・・・なんだか
罪の意識が・・・
大丈夫さ・・・
多分・・・
ううっ・・・なんだか
罪の意識が・・・
なんか・・・悪いこと
してしまったので
しょうか・・・
こうしていても
始まらない
@n0の
考えを教えてほしい
俺が決めるんですか?
僕が決めるんですか?
あたしが決めるの!?
わたしに、決めろと
いうんですか?
そうじゃない
決めるのは全員で、だ
ただ、君にとって一番
大切な問題だからね
考えは尊重したい
難しく考えるな
要はお前さんが、あの
人を信じるかどうかさ
俺は・・・
僕は・・・
そうですね・・・
わたし・・・
わたしは・・・
どうしよう?
 信じたい・・・
 正直、信じられません
信じたい・・・
あの人のことを・・・
信じたい・・・
あの人のことを・・・
信じたいな
あの人のこと・・・
信じたい・・・
あの人のことを・・・
私も、信じてもいいと
思うよ
同感だ
・・・ガゼルは?
・・・ガゼルは?
・・・ガゼルは?
・・・ガゼルさんは?
ケッ!
この時点で、多数決で
負けてるだろうが!
信じてやるよ
お前の決断を、な?
・・・ありがとう
・・・ありがとう
・・・ありがと
ありがとう
ございます・・・
正直に言えば・・・
信じられません
そうだろ!
アイツはまだ、俺たち
に何か隠し事をしてる
気がするんだよ!
ガゼルの言うとおりだ
と思う、けど・・・
ガゼルの言うとおりだ
と思う、けど・・・
ガゼルの言うとおりだ
と思う、けど・・・
ガゼルさんの
言うとおりです・・・
でも・・・
けど?
それはひょっとしたら
警戒してるだけなのか
もしれない・・・
そうも思うんです
俺も、ついこの前まで
はそうだったし・・・
それはひょっとしたら
警戒してるだけなのか
もしれない・・・
そうも思うんです
僕も、ついこの前まで
はそうだったし・・・
もしかしたら、
向こうもまだ、警戒
してるだけなのかな
とも思うし・・・
ほら、あたしもこの前
までそうだったじゃ
ないですか・・・
それはひょっとしたら
警戒してるだけなのか
もしれない・・・そう
も思うんです
わたしも、この前まで
はそうでした・・・
・・・・・・
今は無理でも、ひょっ
としたら信じることが
できるかもしれない
それじゃダメですか?
今は無理でも、ひょっ
としたら信じることが
できるかもしれない
それじゃダメですか?
今は無理でも、ひょっ
としたら信じることが
できるかもって・・・
それじゃダメっかな?
今は無理でも、ひょっ
としたら信じることが
できるかもしれない
それじゃ駄目ですか?
・・・いや
それでいいと私は思う
ワシもそう思うよ
・・・ガゼルは?
・・・ガゼルは?
・・・ガゼルは?
・・・ガゼルさん?
ケッ!
この時点で、多数決で
負けてるだろうが!
信じてやるよ
お前の決断を、な?
・・・ありがとう
・・・ありがとう
・・・ありがと
ありがとう
ございます・・・
  荒野で出会ったソルの
  荒野で出会ったキールの
  荒野で出会ったカシスの
  荒野で出会ったクラレットの
  言葉を信じるのなら、俺は
  事故によって間違って
  呼ばれてしまったらしい


  迷惑な話だとは思うが、
  事故だっていうんだから
  仕方がない


 まあ、いきさつはわかった
 あとはどうやって元の世界へと
 帰るかってことだよな・・・
  荒野で出会ったソルの
  荒野で出会ったキールの
  荒野で出会ったカシスの
  荒野で出会ったクラレットの
  言葉を信じるのなら、僕は
  事故によって間違って
  呼ばれてしまったらしい


  迷惑な話だとは思うが、
  事故だっていうんだから
  仕方がない


 ともかく、いきさつはわかった
 あとはなんとかして元の世界へ
 帰る方法を探すだけだ・・・
 荒野で出会ったソルの
 荒野で出会ったキールの
 荒野で出会ったカシスの
 荒野で出会ったクラレットの
 言葉を信じるのなら、
 あたしは事故によって間違って
 呼ばれてしまったらしい


  迷惑な話だとは思うが、
  事故だっていうんだから
  仕方がない


 ともかく、いきさつはわかった
 あとはなんとかして元の世界へ
 帰る方法を探すだけ・・・
 荒野で出会ったソルさんの
 荒野で出会ったキールさんの
 荒野で出会ったカシスさんの
 荒野で出会ったクラレットの
 言葉を信じるのなら・・・
 わたしは間違って、こちらの
 世界へ呼ばれたことになる・・・


 事故・・・
 正直、心の整理がつかない今は
 どうすればいいかもわからない

 ただ、いきさつの理解は
 できたから・・・
 悩んでいるよりも、一刻も早く
 帰る方法をさがそうと思う・・・
すまないな
俺をここに置いてくれ
るように、ずいぶん骨
折ってくれて・・・
いや、別にたいした
ことはしていないよ
ここの人たちは、
みんな親切だからね
ううん、別にあたしは
なんにもしてないよ
ここの人たちは、
みんな優しいからね
べつに、わたしは
なにもしてません
ここの人たちが、みん
な優しいだけですよ
どうしてだ?
え?
お前、簡単に人を信用
しすぎるんじゃないか
それに・・・
親切に過ぎるぜ
俺は、お前を事故に
巻きこんだ召喚師の
一員なんだぞ・・・
憎くないのかよ!?
・・・憎んだところで
どうにもなるもんじゃ
ないからな
それに君は、僕の前に
名乗り出てきてくれた
黙って逃げたっていい
のに、自分から僕の前
に出てきてくれた
だから、僕は君を
信じようと思ったんだ
みんなもきっと同じさ
・・・憎んでもさ、
なんにも
はじまんないし・・・
それにあなた、あたし
たちの前に出てきて
くれたじゃない?
黙って逃げたって
いいのに、自分から
出てきてくれたもの
それで充分・・・
信じられるよ
みんなもきっと同じ
・・・憎んでも
なにもはじまらない
そう学びました
それにあなたは
わたしの前に出てきて
くれました
黙って逃げても
よかったはず・・・
違いますか?
わたしは、だから
あなたを信じます
きっと、みんなも
そう言うはずですよ
それなら
いいんだけどな・・・
僕がここにいられるよ
うにするために、君は
ずいぶんと苦労して
くれたみたいだな
ううん、別にたいした
ことはしてないさ
ここの人たちは、
みんな優しいからね
あたし、なんにも
してないよ・・・
ここの人たちは、
みんな優しいからね
わたしはなにも
していません・・・
ここの人たちが、
みんな優しかった
だけです
どうしてだ?
え?
なぜ、見ず知らずの僕
をそんなに簡単に信用
できるんだい?
親切にできるんだい
それに、僕は君を事故
に巻きこんだ召喚師の
一員なんだぞ・・・
憎くは、ないのか?
・・・憎んだってさ、
どうにもなるもんじゃ
ないだろ?
それに君は、俺の前に
名乗り出てきてくれた
じゃないか
黙って逃げたっていい
のに、自分から俺の前
に出てきてくれた
だから、俺は君を
信じようと思ってる
みんなもきっと同じさ
自分で信じてくれって
言ったのに、変なこと
言うんだね?
あなた、あたしの前に
名乗り出てきてくれた
じゃない?
黙って逃げたって
いいのに、自分から
出てきてくれた
それで充分に、信じる
理由だから・・・
みんなもきっと同じ
・・・憎んでも
もとの世界に戻れる
わけじゃないですし
それにあなたは
わたしの前に
姿を現してくれました
黙って逃げても、
よかったはずなのに
違いますか?
だから、わたしは
あなたを信じます
みんなもきっと、同じ
ことを言いますよ
だと、いいがね・・・
面倒かけちゃったわね
あたしをここに置いて
くれるために、かなり
無理したんでしょ?
ううん、別にたいした
ことはしてないさ
ここの人たちは、
みんな優しいからね
いや、別にたいした
ことはしていないよ
ここの人たちは、
みんな親切だからね
あたしはなにも・・・
ここのひとたちが、
みんな優しかっただけ
ですよ・・・
そうね・・・
人が良すぎるくらい
あたしが言ったことを
頭から信じてくれた
証拠なんかどこにも
ないのに・・・
ねえ・・・
キミはあたしのことを
本当に信じてくれる?
憎んだりしてない?
・・・憎んだってさ、
どうにもなるもんじゃ
ないだろ?
それに君は、俺の前に
名乗り出てきてくれた
じゃないか
黙って逃げたっていい
のに、自分から俺の前
に出てきてくれた
だから、俺は君を
信じようと思ってる
みんなもきっと同じさ
・・・憎んだところで
どうにもなるもんじゃ
ないからな
それに君は、僕の前に
名乗り出てきてくれた
黙って逃げたっていい
のに、自分から僕の前
に出てきてくれた
だから、僕は君を
信じようと思ったんだ
みんなもきっと同じさ
・・・憎んだって
それで、帰れるもので
もないでしょう?
それにあなたは
わたしの目の前に
出てきてくれました
黙って逃げたって
よかったはずなのに
そうじゃないですか?
だから、わたしは
あなたを信じます
みんなもきっと、同じ
ことを言うはずです
うん・・・
本当にもうしわけあり
ません。私のわがまま
で、貴方にご迷惑をか
けてしまって・・・
ううん、別にたいした
ことはしてないさ
ここの人たちは、
みんな優しいからね
いや、別にたいした
ことはしていないよ
ここの人たちは、
みんな親切だからね
あたしは、
なんにもしてないよ
ここの人たちは、
みんな優しいからね
・・・そうですね
正直言って、本当に私
が迎えてもらえるとは
思ってませんでした
私は召喚師の一員です
もの・・・憎まれても
仕方がないって思って
いたんです・・・
・・・憎んだってさ、
どうにもなるもんじゃ
ないだろ?
それに君は、俺の前に
名乗り出てきてくれた
じゃないか
黙って逃げたっていい
のに、自分から俺の前
に出てきてくれた
だから、俺は君を
信じようと思ってる
みんなもきっと同じさ
・・・憎んだところで
どうにもなるもんじゃ
ないからな
それに君は、僕の前に
名乗り出てきてくれた
黙って逃げたっていい
のに、自分から僕の前
に出てきてくれた
だから、僕は君を
信じようと思ったんだ
みんなもきっと同じさ
う~ん・・・
憎むかぁ、あんまり
そういう感じでも
ないなぁ・・・
それにさ
あたしたちの前に
出てきてくれたでしょ
黙って逃げたって
いいのに、自分から
出てきてくれたじゃん
これで、信じようと
思うには、充分だよ
みんなもきっと同じ
・・・はい
君にとっては、あまり
嬉しくない結果に
なってしまったな
何もわからないよりは
ましですよ
それに、俺はあきらめ
てないですし
キールも
カシスも
クラレットも
一緒に、帰る方法を
探してくれますしね
何もわからないよりは
ましですよ
それにまだ、僕はあき
らめていませんし
ソルも
カシスも
クラレットも
一緒に、帰る方法を
探してくれるそうです
何もわからないよりは
ましですってば・・・
それに、まだあきらめ
てません、あたし!
ソルも
キールも
クラレットも
一緒に、帰る方法を
探してくれますし
何もわからないよりは
ましです・・・
それに、わたしまだ
諦めていませんし
ソルさんも
キールさんも
カシスさんも
一緒に、帰る方法を
探してくれますしね
あの人は私の知ってい
る召喚師たちとは違う
みたいだな
どう違うんですか?
どう違うんですか?
どうですか?
どう違うんですか?
城にいる召喚師たちは
自分たちの利益のため
だけに動いている最低
な連中だったよ
私はずっと、召喚師は
そんな利己主義者ばか
りだと思いこんでいた
んだが・・・
考えを改めておく必要
があるのかもしれんな
なあ、ガゼル
前から聞きたかったん
だけど・・・
ガゼル
君に聞きたかったこと
があるんだが・・・
ねえ、ガゼル
前から聞きたかったん
だけどさ・・・
ねえ、ガゼルさん
前から聞きたかったん
ですけど・・・
あん?
どうして召喚師のこと
をそんなに嫌うんだ?
どうして召喚師のこと
をそんなに嫌うんだ?
どうして召喚師のこと
をそんなに嫌うの?
どうして召喚師のこと
を、そんなに嫌うんで
すか・・・
・・・この建物がよ、
孤児院だったってのは
覚えてるか?
街の援助金を受けて、
孤児院は運営されてた
んだがよ・・・ある日
それが打ち切られた
召喚師のせいでな
え?
領主の相談役をして
いる召喚師が、無駄な
出費だと言い切り
やがったんだとさ
院長のおっさんは抗議
に出かけたが、それっ
きり今も帰ってこねえ
そんで、このザマさ
そんな・・・
ま、だからって召喚師
全員に恨みをもつのは
筋違いってもんさ
わかっちゃ・・・
いるんだがよ・・・
しかしまあ、これだけ
短い間に同居人が2人
も増えるとはなあ
・・・すいません
ん?
お前さんが謝る必要は
ないだろうに
むしろワシは楽しいぞ
働きがいも出てくるっ
てもんだ
はあ・・・
そう言ってもらえると
助かるよ
はあ・・・
はあ・・・
今日は大変だったろ?
今日は大変だった
ようだね
今日は大変だったね?
今日は大変でしたね
うん
でも、それは
お互いさまでしょ?
レイドから聞いたわよ
バノッサのこととか、
あの召喚師さんの
話だとか・・・
また、迷惑かけるな
迷惑かけてばかりで、
すまないな
うう~、ごめん!
まぁた迷惑
かけちゃうかも!
また、迷惑をかけて
しまいますね
それもお互いさまだわ
留守は任せて、なんて
偉そうに言ったくせに
フィズの面倒も見られ
なかったもの・・・
・・・なーんて、過ぎ
たことクヨクヨしてて
も仕方がないわね
できること、一生懸命
やっていきましょ!
ああ、お互いにね
ああ、そうしよう
うん、そうだね!
ええ、お互いに
一日中、庭で見張りを
してたんだって?
一日中、庭で見張りを
してたんだって?
一日中、庭で見張りを
してたんだって?
一日中、庭で見張りを
しててくれたの?
・・・うん
大変だったろ?
大変だったろう?
大変だったでしょ?
ご苦労さま・・・
う・・・ん・・・
(スゥ・・・)
・・・お疲れさま
・・・お疲れさま
・・・お疲れさま
お疲れさま
アルバくん・・・
どうした?
どうしたんだ?
どうしたの?
どうかした?
昼間はごめんなさい
リプレ母さん
すごく怒ってたわ
お尻、ぶたれちゃった
・・・あたし
嫌われちゃったかな
フィズは自分が悪かっ
たって、今は思ってる
んだろう
フィズは自分が悪かっ
たこと、今はわかって
いるんだろう
フィズは自分が悪かっ
たって、今は思ってる
んでしょ?
フィズは自分が悪かっ
たって、今は思ってる
んでしょ?
うん・・・
それなら、リプレにも
その気持ちはちゃんと
伝わってるはずさ
心配しなくていいから
部屋に戻ってみな
きっと、リプレはもう
怒ってないよ
それなら、リプレにも
その気持ちはちゃんと
伝わってるはずさ
心配しなくていいから
部屋に戻ってごらん
きっと、リプレはもう
怒ってないよ
それなら、リプレにも
その気持ちはちゃんと
伝わってるって
心配しなくていいから
部屋に戻ろうよ
きっと、リプレはもう
怒ってないから、ね?
それなら、リプレさん
にも、その気持ちは
伝わってるはずだから
心配しなくていいから
部屋に戻ろうね
きっと、リプレさんは
怒ってないよ
・・・うんっ!
ずっと、俺たちの帰り
を待ってたんだって?
ずっと、僕たちの帰り
を待ってたんだって?
ずっと、あたしたちが
帰るのを待ってたの?
ずっと、わたしたちが
帰ってくるのを
待っててくれたんだ
・・・(こくん)
(スゥ・・・)
ありゃ?
あれ?
ありゃ?
あれ?
(スゥ、スゥ・・・)
・・・待たせちまって
悪いことしちゃったな
待たせてしまって
悪いことしたな・・・
・・・待たせちゃって
ごめんね・・・ラミ
・・・お待たせ・・・
悪いことしちゃったね

   まずは僕が、彼のことを
   信じないとな・・・
   全てはそれからだ
   まずはあたしが、
   彼を信じないと!
   全てはそれからだね!
   わたしが彼を信じる
   ・・・まずはそれから
   はじめないと・・・

   まずは俺が、彼のことを
   信じないとな・・・
   全てはそれからだ
   まずはあたしが、
   彼を信じないと!
   全てはそれからだね!
   わたしが彼を信じる
   ・・・まずはそれから
   はじめないと・・・

   まずは俺が、あの子を
   信じないとな・・・
   全てはそれからだ
   まずは僕が、彼女を
   信じないとな・・・
   全てはそれからだ
   わたしが彼女を信じる
   ・・・まずはそれから
   はじめないと・・・

   まずは俺が、あの子を
   信じないとな・・・
   全てはそれからだ
   まずは僕が、彼女を
   信じないとな・・・
   全てはそれからだ
   まずはあたしが、
   彼女を信じないと!
   全てはそれからだね!

  召喚師にも、
  いろいろいるらしいな・・・
  召喚師にも、
  いろいろいるようだな・・・
  召喚師にも、
  いろいろいるんだ・・・
  召喚師にも、
  いろいろいるのですね・・・

 ガゼルが召喚師を嫌う気持ち
 確かにわかる気がする・・・
 ガゼルが召喚師を嫌うのも
 当然のことなのかも知れないな
 ガゼルが召喚師を嫌う気持ち
 確かにわかる気がする・・・
 ガゼルさんが
 召喚師を嫌う気持ち
 確かにわかる気がする・・・

  エドスって
  身体だけじゃなくて
  気持ちも大きいんだな・・・
  エドスって
  身体だけじゃなくて
  気持ちも大きいんだな・・・
  エドスって
  身体だけじゃなくて
  気持ちも大きいんだねぇ・・・
  エドスさん
  身体だけじゃなくて
  気持ちも大きいんですね・・・

 なんのかんのいってもリプレに
 迷惑ばっかりかけてるなあ・・・
 今回もまた、リプレに迷惑を
 かけてしまったようだな・・・
   なんのかんのいっても
   リプレに迷惑ばっかり
   かけてるしなぁ・・・
  なんのかんのいっても
  リプレさんには迷惑ばっかり
  かけてるなあ・・・

 よっぽどがんばったんだろうなあ
 眠そうだったし・・・
 ずいぶんとがんばったみたいだな
 眠そうだったし・・・
 よっぽどがんばったんだろうね
 眠そうだったし・・・
 よっぽどがんばったのでしょうね
 眠そうだったし・・・

 生意気だって思ってたけど、
 素直なところもあるんだな・・・
 生意気だって思ってたけど、
 素直なところもあるんだな・・・
 生意気だって思ってたけど、
 素直なところもあるんだね・・・
 生意気だって思ってたけど、
 素直なところもあるのね・・・

 よっぽど退屈だったんだろうなぁ
 眠そうだったし・・・
 よっぽど退屈だったんだろうな
 眠そうだったし・・・
 よっぽど退屈だったんだね
 眠そうだったし・・・
 よっぽど退屈だったのかな?
 眠そうだったし・・・

scn003

お前の持ってる力
説明しとかなけりゃ
ならないだろ?
あの不思議な光の
ことか?
使っておいて言うのも
なんだが、あれは一体
どういう力なんだ?
もしかして
あの光のこと?
自分でやっといて
言うのもなんだけど
なにあれ?
ええ、あの不思議な
光のことですね
自分で使っておいて、
こういうのも
なんなんですが・・・
あれはなんですか?
俺にもはっきりとした
ことはわからないが、
たぶん【召喚術】の
一種に間違いない
ちょっと待ってくれ
召喚術ってのは召喚師
しか使えないものなん
じゃないのか?
・・・
それってさ
わかんないも
同然じゃん・・・
だいたい召喚術って
召喚師しか
使えないって
言ってなかった?
え・・・
召喚術というのは
召喚師しか使えないと
聞きましたけど
普通の奴等はそう思っ
ているようだけど、
それは違ってる
方法さえ知っていれば
召喚術は誰でも使える
!?
そうなの!?
そうなんですか?
でも、わたし召喚術
の使い方なんて・・・
ま・・・
詳しくはあとで説明
するとして・・・
ただ、お前の力は、
どうも違うみたいだ
呪文も儀式も必要とし
ないんだからな
あんなことは熟達した
召喚師でも
できっこない
そんなに、すごいこと
だったのか・・・
あたしって
もしかしてすごいかな
・・・そんなにも
すごいこと
・・・なんですか?
ただし、問題もある
お前の召喚術はまだ
未熟なんだ。きっちり
制御しないと、暴発を
起こす危険がある
それは困るな・・・
・・・あ、やっぱり?
そんな!?
そこで、だ
これから俺が、初歩の
召喚術の手順を教えよ
うと思うんだが・・
覚えたか?
ああ、まず
【サモナイト石】に
精神を集中して・・・
次に何かの行動を起こ
せば【召喚術】が発動
するんだな?
簡単だよ
まず【サモナイト石】
に精神を集中して、と
で、なにか行動を起こ
せば【召喚術】が発動
する、と
え、はいなんとか
まず【サモナイト石】
に精神を集中して・・
次に何かの行動を
起こせば【召喚術】が
発動する
・・・ですよね?
なんだけどな・・・
実はこの方法は
あまり確実じゃない
のさ
いちいちサモナイト石
を消耗するし、望んだ
召喚術が確実に使える
わけじゃないからな
たしかに・・・
・・・だめじゃん
そうですね・・・
だから召喚師たちは、
【誓約】という儀式を
一緒に行うのさ
誓約?
誓約?
誓・・・約?
そう
呼び出された召喚獣に
名前をつける儀式さ
名前をつけた召喚獣は
魔力を消費するだけで
いつでも自由に呼べる
ようになる
たとえ名づけた本人で
なくても、だけどな
それが、さっき言って
た特別な方法か・・・
これが
もうひとつの方法ね
それが、さっき言って
た特別な方法ですか?
ああ、ご名答、だ
本当なら、こんなこと
普通の奴に教えちゃ
いけないんだが・・・
今回は特別だ
俺はお前を信じる
ことにする
ソル・・・
ソル・・・
ありがとう・・・
君の持っている力に
ついて、説明して
おこうと思ってな
あの不思議な光の
ことか?
使っておいてなんだけ
ど、あれはいったい
何なんだ?
もしかして
あの光のこと?
自分でやっといて
言うのもなんだけど
なにあれ?
あの不思議な光のこと
ですか?
使った自分で言うのも
なんなんですが・・・
あれはなんですか?
僕にもはっきりした
ことはわからないが、
おそらく【召喚術】の
一種だと思う
おいおい、待ってくれ
召喚術ってのは召喚師
しか使えないものなん
じゃないのか?
・・・
それってさ
わかんないも
同然じゃん・・・
だいたい召喚術って
召喚師しか使えないっ
て言ってなかった?
待ってください・・・
召喚術ってのは召喚師
しか使えないものなん
じゃないんですか?
普通の人々はそう思っ
ているようだが、
それは間違いだ
方法さえ知っていれば
召喚術は誰でも使える
!?
そうなの!?
え・・・?
詳しくはあとで説明を
するとして・・・
まあ、君の力はそんな
ものとは根本的に違う
呪文も儀式も必要とし
ないんだからな
あんなことは熟達した
召喚師でも不可能だよ
そんなに、すごいこと
だったのか・・・
あたしって
もしかしてすごいかな
そんなに、すごいこと
だったんですか
ただし、問題もある
君の召喚術は我流だ
きちんとした制御法を
学ばなくては、暴発を
起こす危険がある
ええっ!?
・・・あ、やっぱり?
ええっ!?
そうならないためにも
これから僕が、
初歩の召喚術の手順を
教えようと思う
覚えたか?
ああ
まず【サモナイト石】
に精神を集中して・・
次に何かの行動を
起こせば【召喚術】が
発動するんだろ?
簡単だよ
まず【サモナイト石】
に精神を集中して、と
で、なにか行動を起こ
せば【召喚術】が発動
する、と
はい、まず
【サモナイト石】に
精神を集中して・・・
次に何かの行動を
起こせば【召喚術】が
発動するんですね?
だがこの方法は不確実
すぎて実戦的じゃない
いちいちサモナイト石
を消耗するし、望んだ
召喚術が確実に使える
わけじゃないからな
たしかに・・・
・・・だめじゃん
そうですよね・・・
不確実だとは
思いましたけど・・・
だから召喚師たちは、
【誓約】という儀式を
一緒に行うんだ
誓約?
誓約?
契約みたいなもん?
誓約ですか?
ああ
呼び出された召喚獣に
名前をつける儀式さ
名前をつけた召喚獣は
魔力を消費するだけで
いつでも自由に呼べる
ようになる
たとえ名づけた本人で
なくてもね
それが、さっき言って
た特別な方法!?
これが
もうひとつの方法ね
それが、さっき言って
た特別な方法・・・?
そういうことだ
本来なら、こんなこと
を普通の人に教えては
いけないんだが・・・
場合が場合だから、僕
は君たちを信じること
に決めたんだ
キール・・・
キール・・・
キールさん・・・
キミのあの不思議な力
の使い方を、教えたげ
ようと思ってね
あの不思議な光の
ことか?
使っておいてなんだけ
ど、あれはいったい
何なんだ?
あの不思議な光の
ことか?
使っておいて言うのも
なんだが、あれは一体
どういう力なんだ?
あの、わたしたちを
包んだ光ですね?
あれは・・・いったい
なんなんですか?
んー、あたしも断言は
できないんだけどね、
おそらく【召喚術】の
一種じゃないかな
おいおい、待ってくれ
召喚術ってのは召喚師
しか使えないものなん
じゃないのか?
ちょっと待ってくれ
召喚術ってのは召喚師
しか使えないものなん
じゃないのか?
え・・・
召喚術というのは
召喚師しか使えないと
聞きましたけど
あ、それは思いこみ
方法さえ知ってれば、
召喚術は誰でも
使えるもんなのよ
!?
まあ、それはともかく
キミの場合は呪文すら
いらないし、まったく
別次元の力だね
あんなことは召喚師
だってできないもん
そんなに、すごいこと
だったのか・・・
そんなに、すごいこと
だったのか・・・
そんなに、すごいこと
だったんですか?
ただし、問題もあるわ
キミの召喚術は我流よ
きちんとした制御法を
学んでないから下手す
ると暴発しちゃうわ
ええっ!?
それは困るな・・・
ええっ!?
そうならないためにも
これからあたしが召喚
術の初歩を教えたげる
よーく聞きなさいよ
覚えたかな?
ああ
まず【サモナイト石】
に精神を集中して・・
次に何かの行動を
起こせば【召喚術】が
発動するんだろ?
ああ、まず
【サモナイト石】に
精神を集中して・・・
次に何かの行動を起こ
せば【召喚術】が発動
するんだな?
ええと・・・
まず【サモナイト石】
に精神を集中して・・
次に何かの行動を
起こせば【召喚術】が
発動するんですね?
でも、
この方法だけじゃ
いまいち役に
立たないのよねえ
いちいちサモナイト石
を消耗するし、望んだ
召喚術が確実に使える
わけじゃないし
たしかに・・・
たしかに・・・
ですよね・・・
だからあたしたちは、
【誓約】という儀式を
一緒に行うの
誓約?
うん
呼び出された召喚獣に
名前をつける儀式よ
名前をつけた召喚獣は
魔力を消費するだけで
いつでも自由に呼べる
ようになるのよ
たとえ名づけた本人で
なくてもね
それが、さっき言って
た特別な方法!?
それが、さっき言って
た特別な方法か・・・
それが、さっき言って
た特別な方法ですか?
そーゆーこと
本当なら、こんなこと
をぺらぺらと喋っちゃ
ダメなんだけど・・・
場合が場合だしね
キミたちを信じて特別
に教えたげるわ
カシス・・・
カシス・・・
カシスさん・・・
貴方の持っている力に
ついて、お話ししたい
と思って
あの不思議な光の
ことか?
使っておいてなんだけ
ど、あれはいったい
何なんだ?
あの不思議な光の
ことか?
使っておいて言うのも
なんだが、あれは一体
どういう力なんだ?
光・・・?
あの不思議な光ね
自分で使っといて
なんだけど・・・
あれ、なに?
私もよくはわからない
のですけど、おそらく
【召喚術】の一種では
ないかと思います
おいおい、待ってくれ
召喚術ってのは召喚師
しか使えないものなん
じゃないのか?
ちょっと待ってくれ
召喚術ってのは召喚師
しか使えないものなん
じゃないのか?
え?
召喚術ってのは召喚師
しか使えないんじゃな
かったっけ?
いえ、それは違います
方法さえ知っていれば
召喚術は誰でも使える
ものなんです
!?
!?
そうなの!?
あ・・・それより貴方
の場合ですが、呪文を
必要としない時点で、
普通とは違いますね
あんなことは熟達した
召喚師でも無理ですし
そんなに、すごいこと
だったのか・・・
そんなに、すごいこと
だったのか・・・
あたしって、そんな
すごいことが
できちゃったんだ
ただ・・・
貴方の召喚術はいわば
我流です。正式な技法
を学んでおかないと暴
発の危険があります
ええっ!?
それは困るな・・・
ええ~っ
ですから、これから私
が召喚術の初歩を貴方
にお教えします。よく
聞いてくださいね
覚えましたか?
ああ
まず【サモナイト石】
に精神を集中して・・
次に何かの行動を
起こせば【召喚術】が
発動するんだろ?
ああ、まず
【サモナイト石】に
精神を集中して・・・
次に何かの行動を起こ
せば【召喚術】が発動
するんだな?
簡単ね・・・
まず【サモナイト石】
に精神を集中して・・
次に何か行動すれば
【召喚術】が発動!
でしょ?
ええ・・・ですがこの
方法は基礎だけあって
不都合も多いんです
いちいちサモナイト石
を消耗しますし望んだ
召喚術を確実に使える
わけじゃないですし
たしかに・・・
たしかに・・・
だめじゃん・・・
ですから召喚師は普通
【誓約】という儀式を
一緒に行うんです
誓約?
ええ
呼び出された召喚獣に
名前をつける儀式です
名前をつけた召喚獣は
魔力を消費するだけで
いつでも自由に呼べる
ようになるんです
たとえ名づけた本人で
なくても
それが、さっき言って
た特別な方法!?
それが、さっき言って
た特別な方法か・・・
今のがさっき言ってた
特別な方法?
そういうことです
本来なら、普通の人に
教えるべきことではな
いのですが・・・
貴方たちのことを信じ
て、私、特別にお教え
しようと思います
クラレット・・・
・・・というわけでさ
理由はわからないけど
俺は【召喚術】が使え
るみたいなんだ
・・・というわけだ
理由はわからないが、
僕は【召喚術】が使え
るらしい
・・・でさ
理由はわからないけど
【召喚術】が使える
みたい、あたし
・・というわけで、
理由はわからないけど
わたしは【召喚術】が
使えるみたいなの
にわかには信じがたい
話だが・・・
で、なんだ
お前さんが【誓約】
とやらをすれば、
ワシらにも召喚術が
使えるってことか?
俺がきちんと【誓約】
ができればね
まだ、試してないから
僕がきちんと【誓約】
ができるのならね
試してみないとわから
ないけれど
できれば、だけどね
あたし、まだ【誓約】
って、試してないから
わたしがきちんと
【誓約】ができれば
ですけど・・・
まだ試してないので
心配なんかいらねえと
俺は思うぜ
今までだって、無意識
で使えてたんだしよ
・・・・・・
ん、どうしたレイド?
あ、いや
ちょっと、な・・・
・・・・・・
レイドさん?
・・・あ、ああ!
どうしたんだ?
どうかしちゃってるの
はレイドさんでしょ
昨日から、変ですよ?
どうかしちゃってるの
はレイドさんですよ
昨日から、
何だか変ですよ
もう、それはレイド
さんのほうでしょ?
昨日から、なんか変
どうかしちゃってるの
はレイドさんじゃ
ないですか?
昨日から、変ですよ?
なあ、@n0
君は自分が召喚術を使
えることを知ったとき
どう思った?
え・・・?
え・・・?
え・・・?
え・・・?
どうしよう?
 うれしかったです
 なんだかこわいです
 うれしかったです
 なんだかこわいです
 ちょっと嬉しいかな
 正直こわいかな
 うれしかったです
 なんだかこわいです
うれしかったですよ
この世界に来てから、
俺はみんなに迷惑
ばかりかけていたけど
この力があれば、
俺もみんなの役に立つ
ことができるって
思ったんです
うれしかったですよ
この世界に来てから、
僕はみんなに迷惑ばか
りかけていたけど
この力があれば、
僕もみんなの役に
立つことができそうな
気がするんです
ちょっと嬉しいかな
なんか特別っぽいし、
それに
なによりも・・・
この力でみんなの
役に立てるかもって
思うと、ドキドキする
うれしかったですよ
この世界に来てから、
みなさんに、迷惑ばか
りかけていたけど
この力があれば
少しは、役に立つこと
ができるかもって
思うんです・・・
そうか・・・
私はね、心配なんだよ
心配?
心配?
心配・・・ですか?
心配・・・ですか?
召喚術というものは、
強大な力だ
そして、人は強大な力
を手にしたせいで
変わってしまうことが
ある
・・・
だけど、どうやら君は
違うようだな
今の言葉を聞いて
安心したよ
疑ったりして、
すまなかった
恥ずかしい話ですが、
なんだかこわいですよ
あの光が召喚術だった
とわかっただけで、
どうしてそれができる
のかは不明なんだし
恥ずかしい話ですが、
なんだかこわいですよ
あの光が召喚術だった
とわかっただけで、
どうしてそれができる
のかは不明ですし
恥ずかしいん
だけど・・・
正直、まだ召喚術
なんて想像つかないし
ちょっと怖いかな
・・・なんて
恥ずかしい話ですけど
・・・正直こわいです
わかったのはあの光が
召喚術だということだ
けで、使い方はまだわ
かりませんし・・・
・・・
でもだからこそ、
俺は自分の力について
知る必要があると
思ってるんです
たとえそれが望んで手
にしたものじゃなくて
も、自分の力にかわり
ないんですから
でもだからこそ、
僕は自分の力について
知る必要があると
思ってるんです
たとえそれが望んで手
にしたものじゃなくて
も、自分の力にかわり
ないんですから
でも・・・
自分の力だし
背中を向けちゃだめ
だ、とも思ってる
望んで手に入れて
なくたって、責任って
いうやつよね・・・
きっと
でも・・・わたしには
自分の力について知る
必要があると思います
望んで手に入れた
力でなくても・・・
今は自分の力にかわり
ないんですから
それは、自分の力には
責任をもつということ
なのかな?
はははっ
そうするつもりなんで
すけどね・・・
そういうことに
なるんでしょうね
きっと・・・
ナマイキなこと
言っちゃいましたね
できたらいいなって
思ってるだけです
できれば・・・
そうするべきだと
考えています
・・・フフッ
どうやら私の心配は、
無用だったようだね
え?
え?
え?
え?
気にしないでくれ
君の今の言葉で、もう
心配事は消えたから
???
君ならその力を正しい
方向で使えると思うよ
あのさ、ガゼル
あのさ、ガゼル
あのさぁガゼル
ガゼルさん?
あぁ、なんだ?
キールのこと、
カシスのこと、
クラレットのこと、
どう思う
ソルについて
カシスについて
クラレットについて
どう思う?
ソルのこと
キールのこと
クラレットのこと
どう思う?
ソルさんのこと
キールさんのこと
カシスさんのこと
どう思いますか?
どうって・・・
ろくに部屋から出てこ
ねえヤツのことなんか
わかんねえよ
そっか・・・
そういや、キールって
ほとんど部屋に閉じこ
もりきりだもんな
そうか・・・
たしかに、ソルは
部屋に閉じこもって
ばかりだからな
そっか・・・
そういや、キールって
そういや、ソルって
ほとんど部屋に閉じこ
もりきりだもんね
そうですね・・・
キールさん
ソルさん
部屋にこもりきり
ですし・・・
どういうつもりだかは
知らねえが、あれじゃ
いい感情をもつこと
なんか無理だぜ
よし、
俺からもちょっと
話をしてみるよ
一度、
僕からもちょっと
話をしてみるよ
そうだよね・・・
よし、あたしからも
ちょっと話をしてみ
るよ
わかりました・・・
わたしからも話して
みます・・・
ケッ
素直にいうことを聞く
とは思えねえけどな
ろくに部屋から出てこ
ねえヤツのことなんか
わかんねえよ
そっか・・・
たしかに・・・
う~ん、そっか・・・
そうですか・・・
なんのかんのいっても
女には違いないからな
周りが男ばかりで警戒
してんのかもな
でもよ、このまま孤立
してちゃ、一緒に生活
していくのは難しいぜ
よし、
俺からもちょっと
話をしてみるよ
一度、
僕からもちょっと
話をしてみるよ
あたしも女・・・
まあいいや・・・
でも、やっぱあたしが
話相手しなきゃダメか
そうですね
わたしからも、話して
みます・・・
ああ、そうしてやんな
へへへ、まさかとは
思ってたけどよ、
お前が召喚術を
使えるとはね
か、隠してたわけじゃ
ないぞ?
別に隠してたわけじゃ
ないからな?
え?
か、隠してた
わけじゃないんだって
か、隠してたわけじゃ
ないんです・・・
あぁ
バーカ、そんなことは
わかってるって
それより俺は、愉快で
たまらないのさ
どうして?
どうしてだ?
どして??
なぜですか?
この街の召喚師たちは
召喚術が使えることを
理由にして
威張りちらしてる
そいつらがお前を見た
ら、どんなにマヌケな
顔をすることか・・・
クククッ
考えるだけで笑えるぜ
あのさ、リプレ
あのさ、リプレ
あのさ、リプレ
あの、リプレさん?
んー、なぁに?
キールのこと、
カシスのこと、
クラレットのこと、
どう思う
ソルについて
カシスについて
クラレットについて
どう思う?
ソルのこと
キールのこと
クラレットについて
どう思う?
ソルさんのこと
キールさんのこと
カシスさんについて
どう思う?
どうって・・・
まだゆっくり話をした
ことがないもの
なんとも言えないよ
そっか・・・
そういや、キールって
ほとんど部屋に閉じこ
もりきりだもんな
そうか・・・
たしかに、ソルは
部屋に閉じこもって
ばかりだからな
そっか・・・
そういや、キールって
そういや、ソルって
ほとんど部屋に閉じこ
もりきりだもんね
そうですね・・・
たしかに、キールさん
たしかに、ソルさん
部屋にこもったまま
ですものね・・・
せっかくここで暮らす
ことになったんだもの
早くみんなと仲良く
なってほしいわね
よし、
俺からもちょっと
話をしてみるよ
一度、
僕からもちょっと
話をしてみるよ
よし、あたしからも
ちょっと話を
してみるよ
じゃあ、わたしからも
話をしてみます
うん、お願いね
まだゆっくり話をした
ことがないもの
なんとも言えないよ
そっか・・・
女の子同士だったらさ
会話のひとつでもある
かと思ったんだけど
たしかに・・・
女の子同士だったら、
会話のひとつでもある
かと思ったんだけどね
そっか・・・
あたしたち、数少ない
女の子でしょ?
仲良くなれないかな?
そうですね・・・
女の子同士なら
会話のひとつでもある
かと思ったのですが
うーん 私はいつも
バタバタしてるし、
彼女は彼女で部屋に閉
じこもってるしねえ
せっかくここで暮らす
ことになったんだもの
私もできれば仲良くし
たいんだけど・・・
よし、
俺からもちょっと
話をしてみるよ
一度、
僕からもちょっと
話をしてみるよ
じゃあ、あたしからも
話をしてみるね!
そうですね
わたしからも
話してみますね・・・
うん、お願いね
ソル
キール
カシス
クラレット
はやくみんなと仲良く
なれるといいなぁ
ラミちゃん
なにしてるんだい?
ラミちゃん
なにしてるんだい?
ラミちゃん
なにしてんの?
ラミちゃん
なにしてるの?
おそら・・・
見てたの・・・
そっか
よく晴れてるもんなあ
ああ、今日は
よく晴れてるからな
そっか
よく晴れてるもんね
そうね
よく晴れてるし・・・
おそら・・・
行きたいな・・・
え?
え?
え?
え?
リプレママがね
言ってたの
ラミの本当のママは、
おそらにいるって
!!
!!
ちょ、ちょっと!?
!!
どうしよう?
 ママに会いたい?
 何も言わずに側にいる
 ママに会いたい?
 何も言わずに側にいる
 ママに・・・会いたい?
 なんにも言えないよ・・・
 ママに会いたい?
 何も言わずに側にいる
ラミちゃんはさ、
ママに会いたいの?
ラミちゃんは、ママに
会いたいのかい?
ねえ、ラミちゃんは
ママに会いたい?
ラミちゃんは、
ママに会いたいの?
・・・わかんない
ちっちゃかったから、
ママのこと・・・
よくおぼえてないの
そっか・・・
そうか・・・
あ、そっか・・・
そうなの・・・
それに、ラミは・・・
リプレママがいるから
・・・いいの
・・・
・・・おにいちゃん
・・・おねぇちゃん
ん?
ん?
なぁに?
なぁに?ラミちゃん
おそら、きれいだね
ああ、そうだね
ああ、そうだね
きれいだね、ホント
本当、きれいね
ママ・・・おそらで
見てくれてるよね?
ああ・・・
見てるはずだよ
ああ・・・
見てるはずだよ
うん・・・
あったりまえじゃん
もちろん・・・
見てますよ・・・
・・・(こくん)
キール
カシス
クラレット
ちょっといいかな
ソル
カシス
クラレット
ちょっといいかい
ソル
キール
クラレット
ちょっといい?
ソルさん
キールさん
カシスさん
ちょっといいですか?
何だ? 何か用かい?
いや、別に特別な用事
があるわけじゃないが
ここに来てからずっと
部屋に閉じこもりきり
みたいだし、どこかへ
行かないか?
べっつに~、特に
用ってわけじゃないん
だけどね
ここに来てからずっと
部屋に閉じこもりきり
でしょ?
どっか行かない?
いえ、別に
特別な用事では
ないんですけれど
ここに来てからずっと
部屋に閉じこもりきり
みたいですし、お出か
けでもしませんか?
いやな、俺なりに
考えることも
あるのさ
悪いけど、また今度な
そ、そうかい・・・
なんか、露骨に迷惑な
顔をされたような
気がする・・・
・・・そんな迷惑な
顔しなくても
いいのにな・・・
そうですか・・・
残念です・・・
なんか、露骨に迷惑な
顔をされたような気が
・・・
何か用事かい?
いや、別に特別な用事
はないんだけどさ
ここに来てからずっと
部屋に閉じこもりきり
みたいだし、どこかへ
行かないか?
べっつに~、特に
用ってわけじゃないん
だけどね
ここに来てからずっと
部屋に閉じこもりきり
でしょ?
どっか行かない?
はい・・・
ここに来てからずっと
部屋に閉じこもりきり
みたいですし、一緒に
出かけませんか
目的なしに歩き回る
のは、あまり好きじゃ
ないんだ
悪いが、遠慮するよ
そ、そうかい・・・
なんか、露骨に迷惑な
顔をされたような
気がする・・・
・・・そんな迷惑な
顔しなくても
いいのにな・・・
ざんねんです・・・
なんか、露骨に迷惑な
顔をされたような気が
します・・・
あれ、なんか用?
いや、別に特別な用事
はないんだけどさ
ここに来てからずっと
部屋に閉じこもりきり
みたいだし、どこかへ
行かないか?
いや、別に特別な用事
があるわけじゃないが
ここに来てからずっと
部屋に閉じこもりきり
みたいだし、どこかへ
行かないか?
ええ
ここに来てからずっと
部屋に閉じこもりきり
みたいですし、お出か
けしませんか?
えっ、それって
もしかしてデートの
お誘いってこと?
え!?
いや、そんな
つもりは・・・
え!?
いや、そんな
つもりは・・・
・・・あの、
わたしたち、女の子
同士ですけど・・・
えーっ、違うの!?
・・・つまんないなぁ
だったら行かなーい
そ、そうかい・・・
なんか、うまくはぐら
かされてしまった
気がする・・・
そ、そうかい・・・
なんか、うまくはぐら
かされてしまった
気がする・・・
あ、そうですか・・・
なんか、うまくはぐら
かされてしまった気が
するのですが・・・
何かご用ですか?
いや、別に特別な用事
はないんだけどさ
ここに来てからずっと
部屋に閉じこもりきり
みたいだし、どこかへ
行かないか?
いや、別に特別な用事
があるわけじゃないが
ここに来てからずっと
部屋に閉じこもりきり
みたいだし、どこかへ
行かないか?
うん
どっかいかない?
ほら、ずっとこもりき
りじゃさ、脳味噌に
カビ生えちゃうよ
どう、散歩くらい
あの・・・私、ちょっ
と調べなくちゃいけな
いことがあるんです
ですから、またの機会
ということで・・・
そ、そうかい・・・
なんか、露骨に迷惑な
顔をされたような
気がする・・・
そ、そうかい・・・
なんか、露骨に迷惑な
顔をされたような
気がする・・・
あ、そ、そう・・・?
なんか、露骨に迷惑な
顔をされたような気が
するよぉ・・・
キール
カシス
クラレット
ちょっといいかな
ソル
カシス
クラレット
ちょっといいかい
ソル
キール
クラレット
ちょっといいかな?
ソルさん
キールさん
カシスさん
ちょっといいですか?
やっぱりさ、部屋の中
に閉じこもりきりって
のはよくないよ
ねえねえ、部屋の中に
閉じこもりきりって
やっぱりよくないよ
やっぱり、部屋の中に
閉じこもりきりは
よくないと思います
別に身体を壊すような
無茶はしてないぞ
いや、そうじゃなくて
ね・・・
そうじゃなくってぇ
いえ、そういうわけ
ではなく・・・
どうしよう?
 みんなと話をしようよ
 心配なんだよ
 もっと話そうよ!
 なんか心配なの
 みんなと話しましょう
 なんか心配なんです
もっと、みんなと話を
しようよ?
ねえ、もっと話を
しようよ
もっと、みんなと話を
しませんか?
何を話すって?
いや、だからさ・・・
ひとりでいたって
つまらないだろう?
あ~もう!
ひとりでいたって
つまんないじゃない!
あの・・・ひとりで
ずっといても、
面白くないんじゃ
ないですか?
別につまらなくなんて
ないぜ・・・
まあ、とにかく・・・
みんなは君ともっと
話がしたいって思って
いるんだから
たまにでいいからさ、
みんなと会話する時間
も作るべきだよ
・・・あちゃ
根本的にズレてるよ
と、とにかくさ!
みんなもっとあなたと
話をしたいって
思ってるの
たまにでいいから、
みんなと話をしてみて
ほしいなぁ~って
思うわけ
・・・手強いですね
あの・・・とにかく
みんなもあなたとお話
がしたいって思ってる
んです・・・
少しずつでいいから
みなさんと話を
してくださいますか
しょうがないな
わかったよ
なんか心配なんだよ
君がひとりっきりだと
心配なんだよね
あなたがひとりだと
なにか心配なんです
あなたがひとりだと
ほっとくと何するか
わかんないって?
いや、そうじゃなくて
ほら、君にしてみれば
ここは見知らぬ場所で
あるわけだし、不安も
あるだろうし・・・
僕もそうだったから、
なんとなくわかるんだ
あーっ、そうじゃなく
てさぁ!
ほら、見知らぬ人や
見知らぬ場所で暮らす
のって、心細いでしょ
あたしもそうだった
から、気になって
いえ、そういうわけ
では・・・
あの・・・あなたに
とっても、ここは不慣
れな場所ですし・・・
わたしもそうでした
から・・・
へぇ・・・
そんな時、みんなと話
をしていると、なんと
なく不安が軽くなった
から・・・
でもさ、みんなと話を
してるだけで、
結構、気分がやわらぐ
もんなの・・・ね?
でも・・・みんなと話
をしていると、なんと
なく不安が軽くなった
気がして・・・
なあ、まさか、俺が
ここで孤立しないか
心配してくれてる?
まあ、そうなんだけど
・・・うん
はい、平たく言えば
そうか・・・
悪い・・・
余計な気、使わせた
俺さ、あんまり
こういう場所
いたことなくてさ
だから、正直に言うと
ちょっと戸惑ってる
・・・そうだったのか
・・・そうだったんだ
・・・そうだったん
ですか・・・
まあね
でも、これじゃ確かに
いけないんだろうな
少しずつ、みんなとも
話をしてみよう
ああ、それがいいよ
そうしてよ、ね!
はい
そうしてください
やっぱりさ、部屋の中
に閉じこもりきりって
のはよくないよ
ねえねえ、部屋の中に
閉じこもりきりって
やっぱりよくないよ
あの・・・お部屋に
閉じこもりきり
なのはよくないと
思います・・・
別に身体を壊すような
無茶はしていないぞ
いや、そうじゃなくて
さ・・・
そうじゃなくってぇ
いえ、そうではなくて
ですね・・・
どうしよう?
 みんなと話そうぜ
 なんか心配なんだよ
 もっと話そうよ!
 なんか心配なの
 みんなと話しましょう
 なんか心配なんです
もっと、みんなと話を
しようぜ?
ねえ、もっと話を
しようよ
みなさんとお話を
してください・・・
話すって、何をだ?
あーっ、だからさぁ
ひとりでいたって
つまんないだろ?
あ~もう!
ひとりでいたって
つまんないじゃない!
あの・・・
ひとりでいるの・・・
つまらなくは
ないですか?
別につまらなくは
ないんだがな・・・
こりゃダメだ
根本的にズレてるよ
と、とにかくさ!
みんなは君ともっと
話がしたいって
思ってるんだよ
たまにでいいからさ、
みんなと会話する時間
を作ってくれよ
と、とにかくさ!
みんなもっとあなたと
話をしたいって
思ってるの
たまにでいいから
みんなと話をしてみて
ほしいなぁ~って
思うわけ
・・・これは
手強いですね・・・
あの、ですね・・・
みなさんも、あなたと
話をしたいって、
思っているんです
たまにでいいですから
みなさんとお話を
してみてください
・・・わかった
なんか心配なんだよ
君がひとりっきりだと
心配なんだよね
あなたがひとりだと
なんか心配なんです
あなたが一人でいると
・・・何をしでかすか
不安なのか?
あーっ、
そうじゃなくてさぁ!
ほら、君にしてみれば
ここは見知らぬ場所で
あるわけだし、不安も
あるだろうし・・・
俺もそうだったから、
なんとなくわかるんだ
あーっ、そうじゃなく
てさぁ!
ほら、見知らぬ人や
見知らぬ場所で暮らす
のって、心細いでしょ
あたしもそうだった
から、気になって
あの・・・そういう
わけではなく・・・
あなたにとっても
ここは慣れない場所
だと思うんです
わたしも、はじめは
そうでしたから・・・
・・・
そんな時、みんなと話
をしていると、なんと
なく不安が軽くなった
気がしてさ・・・
でもさ、みんなと話を
してるだけで、
結構、気分がやわらぐ
もんなの・・・ね?
でも・・・そんな気持
ちは、みなさんと話し
ていると、軽くなって
くるんです・・・
ひょっとして、君は僕
が孤立していないか
心配してくれている
のか?
まあ、そうなんだけど
・・・うん
ええ、平たく言えば
すまないな
余計な気を使わせて
僕は今まで、こういう
雰囲気に接したことが
ないんだ
だから、正直に言うと
ちょっと戸惑っている
・・・そうだったんだ
・・・そうだったんだ
・・・そうでしたか
うん
でも、これじゃ確かに
いけないんだろうな
少しずつ、他の人たち
とも話をしてみるよ
ああ、それがいいよ
そうしてよ、ね!
ええ、ぜひ
そうしてください
やっぱりさ、部屋の中
に閉じこもりきりって
のはよくないよ
やっぱりさ、部屋の中
に閉じこもりきりって
のはよくないよ
あの・・・部屋の中に
閉じこもりきりは
よくありません
えー、ちゃんと運動は
してるよ?
いや、そうじゃなくて
さ・・・
いや、そうじゃなくて
ね・・・
あの、そういうわけ
では・・・
どうしよう?
 みんなと話そうぜ
 なんか心配なんだよ
 みんなと話をしようよ
 心配なんだよ
 みんなと話しましょう
 なんか心配で・・・
もっと、みんなと話を
しようぜ?
もっと、みんなと話を
しようよ?
あの・・・もうすこし
みなさんと
お話しませんか?
話すって、何を?
あーっ、だからさぁ
ひとりでいたって
つまんないだろ?
いや、だからさ・・・
ひとりでいたってつま
らないだろう?
いえ・・・あの・・・
ひとりでいても
つまらないですし
・・・まあ、ね
だろ?
だろう?
あの、そうですよね
でも、あたしなんかと
話をしたがる人なんて
いないと思うけど
と、とにかくさ!
みんなは君ともっと
話がしたいって
思ってるんだよ
たまにでいいからさ、
みんなと会話する時間
を作ってくれよ
そんなことはないさ
みんなは君ともっと
話がしたいって
思ってるんだから
たまにでいいからさ、
みんなと会話する時間
も作るべきだよ
そんなことありません
みなさん、もっとお話
がしたいって思ってる
んです・・・
たまにでいいですから
みなさんと、お話する
時間を持ってください
・・・うん、わかった
なんか心配なんだよ
君がひとりっきりだと
なんか心配なんだよ
君がひとりっきりだと
なんか心配で・・・
あなたが一人でいると
・・・何をしでかすか
不安ってコト?
あーっ、そうじゃなく
てさぁ!
ほら、君にしてみれば
ここは見知らぬ場所で
あるわけだし、不安も
あるだろうし・・・
俺もそうだったから、
なんとなくわかるんだ
いや、そうじゃなくて
ほら、君にしてみれば
ここは見知らぬ場所で
あるわけだし、不安も
あるだろうし・・・
僕もそうだったから、
なんとなくわかるんだ
あの・・・違うんです
あなたにとって、
ここは慣れない場所
だと思うんです・・・
わたしもそうでした
から・・・
わかるんです
・・・
そんな時、みんなと話
をしていると、なんと
なく不安が軽くなった
気がしてさ・・・
そんな時、みんなと話
をしていると、なんと
なく不安が軽くなった
から・・・
でも、みなさんと話を
している間に、なんと
なく不安が軽くなって
きた気がして・・・
キミ、
心配してくれてるの?
まあ、そうなんだけど
まあ、そうなんだけど
まあ、平たく言えば
そうなります・・・
ありがとう
あのさ・・・
あたしって強引だから
さ、せっかくみんなが
作ってるいい雰囲気を
壊しちゃいそうで
ちょっとだけ、引い
ちゃってたんだよね
・・・そうだったんだ
・・・そうだったのか
・・・そうだったん
ですか・・・
うん
でも、それじゃ本当は
いけないんだよね
うん、少しずつ積極的
になってみるかな
ああ、それがいいよ
ああ、それがいいよ
ええ、そうして
くださると嬉しいです
やっぱりさ、部屋の中
に閉じこもりきりって
のはよくないよ
やっぱりさ、部屋の中
に閉じこもりきりって
のはよくないよ
やっぱりさ、部屋の中
に閉じこもりきりって
のはよくないよ、ね
別に身体を壊すような
無茶はしてませんけど
いや、そうじゃなくて
さ・・・
いや、そうじゃなくて
ね・・・
あ~もう!
そうじゃなくて
どうしよう?
 みんなと話そうぜ
 なんか心配なんだよ
 みんなと話をしようよ
 心配なんだよ
 みんなと話そうよ
 なんか心配なんだ
もっと、みんなと話を
しようぜ?
もっと、みんなと話を
しようよ?
もっと、みんなと話を
しようよ
話、ですか?
あーっ、だからさぁ
ひとりでいたって
つまんないだろ?
いや、だからさ・・・
ひとりでいたってつま
らないだろう?
あーっ、だからさぁ
ひとりでいたってつま
んないじゃん!
はあ・・・
こりゃダメだ
根本的にズレてるよ
と、とにかくさ!
みんなは君ともっと
話がしたいって
思ってるんだよ
たまにでいいからさ、
みんなと会話する時間
を作ってくれよ
まあ、とにかく・・・
みんなは君ともっと話
がしたいって思ってい
るんだから
たまにでいいからさ、
みんなと会話する時間
も作るべきだよ
こりゃダメだ
根本的にズレてるよぉ
と、とにかくさ!
みんなは君ともっと話
がしたいって思ってる
んだってば!
たまにでいいからさ、
みんなと会話する時間
を作ってみれば、ね!
はあ、わかりました
なんか心配なんだよ
君がひとりっきりだと
なんか心配なんだよ
君がひとりっきりだと
なんか心配なの
あなたがひとりで
そうしていると
・・・何をしでかすか
不安なのですか?
あーっ、
そうじゃなくてさぁ!
ほら、君にしてみれば
ここは見知らぬ場所で
あるわけだし、不安も
あるだろうし・・・
俺もそうだったから、
なんとなくわかるんだ
いや、そうじゃなくて
ほら、君にしてみれば
ここは見知らぬ場所で
あるわけだし、不安も
あるだろうし・・・
僕もそうだったから、
なんとなくわかるんだ
あーっ、そうじゃなく
てさぁ!
ほら、あなたにとって
ここは知らないところ
でしょ?
不安だとも
思うしさ・・・
あたしもそうだったの
だから、ね!
・・・
そんな時、みんなと話
をしていると、なんと
なく不安が軽くなった
気がしてさ・・・
そんな時、みんなと話
をしていると、なんと
なく不安が軽くなった
から・・・
そんな時、みんなが話
をしてくれて・・・
それで、楽になれた
かなって・・・
ひょっとして・・・
私のことを心配してく
ださってるんですか?
まあ、そうなんだけど
まあ、そうなんだけど
あ、う、うん・・・
す、すみません!
余計な気を使わせて
あの・・・じつは私、
あんまり同世代の友達
がいなくて・・・
どうしたらいいのか、
ちょっと戸惑ってたん
です
・・・そうだったんだ
・・・そうだったのか
・・・あ、そうなんだ
はい・・・
でも、これじゃ確かに
いけませんよね?
少しずつ、他の人たち
とも話ができるように
がんばってみます
ああ、それがいいよ
ああ、それがいいよ
うん!
あ、兄ちゃん
あ、姉ちゃん
よう、アルバ
どこへ行くんだ?
やあ、アルバ
どこへ行くんだい?
あ、アルバ!
どこへ行くの?
あ、アルバくん
どこへ行くんですか?
チョウチョを捕まえに
いくんだ
今はちょうど川原の花
が咲いててさ、そこに
チョウチョが集まって
くるんだよ
へえ・・・
へえ・・・
へえ!
へえ・・・
兄ちゃんはさ、
チョウチョ
捕まえるの得意?
姉ちゃんはさ、
チョウチョ
捕まえるの得意?
どうしよう?
 ああ、得意だぜ
 チョウチョか・・・
 ああ、得意だよ
 チョウチョか・・・
 まかせてよ!
 チョウチョ・・・
 ええ得意ですよ
 チョウチョ・・・
ああ、得意だぜ
ああ、得意だよ
まかせて!
ええ、得意ですよ
じゃあじゃあ
一緒に行こうよ!
ふふふ、それはダメだ
いいや、それはダメだ
ダメダメ!
それはちょっと・・・
えー、どうして-!?
ああ見えて
チョウチョってのは、
意外と勘が鋭いんだ
二人で近づいて
いったら、すぐに
逃げられちまう
ああ見えて
チョウチョってのは、
意外と勘が鋭いんだ
二人で近づいて
いったら、すぐに
逃げられてしまう
ああ見えて
チョウチョってのは、
意外と勘が鋭いんだよ
二人で行ったら
すぐに逃げられちゃう
でしょ!
ああ見えて
チョウチョというのは
意外と勘が鋭いんです
二人で近づいていった
ら、すぐに逃げられ
ちゃうんですよ
そうなんだ
チョウチョに限らず、
虫捕りってのは孤独な
男の戦いなのさ
チョウチョに限らず、
虫捕りってのは孤独な
男の戦いなんだよ
チョウチョだけじゃ
ないよ。
どんな虫だって同じな
んだから
チョウチョに限らず、
虫捕りはひとりの方が
うまくいくの
・・・よくわかんない
けど、なんかすごいや
うーん
チョウチョの姿を見る
ことのほうが、
珍しかったからな
チョウチョの姿を見る
ことのほうが、珍しか
ったからな・・・
実は
チョウチョって、
ナマで見たこと
ないんだよなぁ
そうですね
チョウチョの姿を見る
ことのほうが、
珍しかったから・・
兄ちゃんのいた街って
チョウチョいなかった
のか?
姉ちゃんのいた街って
チョウチョいなかった
のか?
ああ、ここよりもっと
自然が少ないんだ
ああ、ここよりもっと
自然が少ないんだ
うん、ここよりもっと
都会だったから・・・
ええ、あまり自然の
多い場所でもなくて
・・・じゃ、おいらが
チョウチョ捕まえて、
見せてやるよ!
楽しみにしててくれよ
あれ?
なんか今日は出入りを
する人が多いな
あんなに荷物を運んで
るけど、何か城の中で
あるのかな?
おや?
なんか今日は出入りを
する人が多くないか
あんなに荷物を
運んでるけど、
何か城の中であるの
かもしれないな
あれ?
なんか今日は出入りが
はげしいような・・・
あんなに荷物を運んで
るけど、何か城の中で
あるのかなぁ?
あれ?
なんか今日は出入りを
する人が多いですね
あんなに荷物を運んで
るけど、何か城の中で
あるのでしょうか?
おーい!
@n0
あれ、エドス
こんなところで
何してるんだ?
やあ、エドス
こんなところで
どうしたんだ?
あれ、エドス
こんなところで
何してるの?
あ、エドスさん
こんなところで何して
るんですか?
すごくいい天気だった
から、のんびり昼寝を
楽しみに来てるのさ
昼寝って・・・まだ、
朝なんだけど・・・
昼寝って・・・まだ、
朝じゃないか・・・
昼寝って・・・まだ、
朝じゃん・・・
昼寝って・・・まだ、
朝ですよ?
ははは、そういうな
部屋でごろごろしてる
よりは健康的だぞ
日差しもいい具合だし
風だって気持ちいい
どうだ?お前さんも
つきあわんか?
どうしよう?
 今は眠くないんだ
 それもいいかな
 今は眠くないんだ
 それもいいかな
 まだ眠くないや
 あ、それいいね
 今は眠くないんです
 それもいいですね
それじゃ
つきあわせてもらうよ
それじゃ
つきあわせてもらうか
それじゃ・・・
つきあっちゃおうかな
いいですね
つきあわせてください
おお、それがいい
エドス
起きてるか?
エドス
起きてるかい?
エドス
起きてる?
エドスさん
起きてますか?
ん、ああ・・・
どうかしたのか?
どうしよう?
 またあとで
 俺もつきあうよ
 またあとで
 僕もつきあうよ
 またあとでね!
 あたしも昼寝!
 いえ、特に・・・
 ご一緒していいですか
うーん
さすがにまだ起きたば
かりだしなぁ
眠くないんだよ
遠慮しておくよ
まだ起きたばかりだし
いやぁ、さすがに
まだ眠くないや・・・
ほら、
起きたばっかだし!
いえ・・・
さすがにまだ起きた
ばかりなので・・・
そうか
残念だなあ
ワシは今日一日ここで
寝とるから、何か用が
あったら教えてくれ
いや、何でもない
いや、何でもないんだ
いや、別に・・・
あはは・・・またね!
いえ
なんでもないんです
そうか・・・
なら、悪いが寝かせて
おいてくれ・・・
よっぽど疲れている
みたいだなあ
よっぽど疲れているみ
たいだな
よっぽど疲れているみ
たい・・・
よっぽど疲れている
みたいですね・・・
見渡すかぎり
緑って感じだよなあ
空気もうまいし
静かだし・・・
ん?
なんの音だろう?
・・・ひょっとして
エドスが前に言ってた
はぐれ召喚獣!?
うひゃああ~っ!!
一面の緑っていうのは
このことだな
空気も澄んでいるし、
とても静かだ・・・
ん?
なんの音だ?
・・・もしかして
エドスが前に言ってた
はぐれ召喚獣か!?
だ、誰だっ!
見渡すかぎりの緑!
空気もおいしいし
静かだし!
言うことなし・・?
あれ?
なんの音かな?
・・・ひょっとして
エドスが前に言ってた
はぐれ召喚獣!?
わっ!
うひゃぁぁ!
見渡すかぎり、緑って
感じですね・・・
空気もおいしいし
あら・・・
なんの音でしょうか?
・・・ひょっとして
エドスさんが以前に
言っていた
はぐれ召喚獣?
きゃぁぁ!
うわあっ!?
いっ、いきなり大声を
出さないでください
びっくりするじゃない
ですか!
あ・・・ゴメン
ああ、すまない
あ・・・ゴメン
あ・・・すみません
失礼ですけど、あなた
はこの森になんの用事
で来たんですか?
いや、別に特に用事が
あるわけじゃないけど
いや、別に特に用事が
あるわけじゃないが
いや、別に特に用事が
あるわけじゃなくて
あの・・・
お散歩です
悪いことはいわないで
すから、今すぐに帰っ
たほうがいいですよ
どうして?
どうして?
・・・なんで?
なぜですか?
知らないんですか?
この森には最近、人を
襲う獣が出るんですよ
殺されてしまった人も
出ているほど、凶暴な
やつです
いいっ!?
そうなのか・・・
ちょちょちょっと!
ホントですか!?
出口まで送りますから
ついてきてください
あ、ありがとう
えっと・・・
わざわざありがとう
ええと・・・
あ、ありがとう
えっと・・・
あ、ありがとう
ございます・・・
あの・・・
スウォンです
この近くで狩人をして
暮らしています
その、スウォンは平気
なのかい?
その、スウォンは平気
なのかい?
その、スウォンは平気
なの?
その、スウォンくんは
平気なんですか?
狩人が森をこわがって
いたら、仕事にならな
いでしょう
さあ、行きますよ
・・・猫?
どうしよう?
 放っておく
 近づいてみる
いい気持ちだなあ
いい気持ちだな
いい気持ち~
いい気持ちですね
ああ・・・
ワシはこの季節が一番
好きなんだよ
風の匂いをかいでみな
・・・あれ?
どうだ?
ほんのちょっぴりだけ
甘い匂いがするだろう
ええ・・・
でも、どうして?
ああ・・・
でも、どうして?
ええ・・・
でも、どうして?
ええ・・・
でも、どうして?
ほれ、あそこの土手に
咲いている花の香りさ
アルサックって名前で
な、今がちょうど
満開の季節になるんだ
へえ
桜みたいだな
ああ、桜によく似てる
花だな・・・
へえ
桜みたい・・・
・・・桜に
似てるんですね・・・
サクラ?
よく似た花が俺のいた
世界にもあるんだよ
弁当をもって、花見に
行ったりしたっけ
よく似た花が僕のいた
世界にもあるのさ
弁当をもって、花見に
行ったりするんだ
うん・・・
あたしの世界の花
弁当をもって、花見に
行ったりするんだよ
わたしの家の側にも
あったんです・・・
お弁当をもって、
花見に行ったり
しました
花見か・・・そういえ
ば、ここ最近はそんな
ことはしとらんなぁ
よし・・・
久しぶりにやるか!
ええっ?
えっ?
ほんとに!?
・・・え?
ソルの
キールの
カシスの
クラレットの
歓迎会もかねてな、
たまにはパッと騒ぐ
のも悪くなかろう
は、はあ
は、はあ
は、はあ・・・
は、はあ・・・
そうと決まったら、
さっそく準備と行こう
@n0
帰るぞ!
あ、ちょっと待てよ
エドスってば!
あ、ちょっと・・・
エドス!
あ、ちょっと待って
エドスってば!
あ、待ってください!
エドスさん!
よお、なに二人だけで
盛り上がってんだよ
俺も混ぜろって
おお、ガゼル
お前も花見に行きたい
だろう?
花見だぁ・・・?
わざわざ見に行かなく
てもそこらに咲いてる
じゃねえか
わざわざ出向くから、
感動があるのさ
満開の花の下で味わう
酒と料理は、格別の味
になるだろうさ
あ・・・そういうこと
だったら、俺も大いに
賛成するぞ!
なんだかなあ・・・
やれやれ・・・
ああもう・・・
あの・・・えっと
ソルの
キールの
カシスの
クラレットの
歓迎会もかねてな、
たまにはパッと騒ぐ
のも悪くなかろう
は、はあ
は、はあ
はは・・・まぁ・・・
そうですけど・・・
そうと決まったら、
さっそく準備と行こう
@n0
帰るぞ!
あ、ちょっと待てよ
エドスってば!
あ、ちょっと・・・
エドス!
あ、ちょっと待って
エドスってば!
あ、待ってください!
エドスさん!
よし、みんな
忘れ物はないなぁ?
これはひとえに、あの
エドスの異様な気合い
の力なんだろうなぁ
しかし、なんだって
エドスはこんなにはり
きっているんだろう?
エドスったらやけに
気合い入ってるし・・
エドスさんの
張り切りようは・・・
はっきりいって
異様ですよぉ・・・
ん、どうした?
@n0
いや、あははは
すごく楽しそうだなあ
と思ってね・・・
いや・・・
あんまりエドスが楽し
そうだったからさ
いや、あははは
すごく楽しそうだなあ
と思って・・・
あ、あの・・・いえ
すごく楽しそうだなあ
と思って・・・
ははは
わかっちまうか?
大勢で花見に繰り出す
なんて、すごく
ひさしぶりなんでな
ガラにもなく、はしゃ
いじまってるんだよ
どうしよう?
 あ、わかる気がする
 そんなもんですかね
 なんとなくわかるな
 そういうものかな
 あ、わかる気がする
 そんなもんかなぁ?
 あ、わかります
 そんなものですか?
あ、なんかわかる
気がするかも・・・
なんとなく、
わかる気はするよ
あ、なんかわかる気が
するかも・・・
あ、わかる気がします
そうか、そうか!
俺も友達と花見に行っ
た時とか、お祭り気分
だったもんなぁ・・・
こういう時は、お祭り
気分ではしゃぐものだ
からな・・・
もっとも・・・
どちらかというと僕は
それを止める方だった
けどね・・・
あたしもみんなで
お花見っていうと、
お祭り気分だったし
わたしも家族で
お花見にいったとき、
すごくはしゃいで
いましたし・・・
はぁ
そんなもんですかねぇ
そういうものかな
う~ん
そんなもんかなぁ?
・・・
そんなものでしょうか
ああ、そうさ
ワシにとって花見って
のは、ちょいと特別な
もんなのさ・・・
え?
え?
え?
・・・え?
・・・・・・
そういやいつの間にか
決まった花見だけど、
みんなはどう思ってる
んだろう?
ちょっと聞いてみるか
そういやいつの間にか
決まった花見だけど、
みんなはどう思ってる
んだろうか?
ちょっと聞いてみるか
なんか突拍子もなく
決まった花見だけど、
みんな乗り気なの
かなぁ??
ちょっと聞いてみよ!
あっという間に
決まった花見ですけど
みなさんはどう思って
いるんでしょうか?
気になります・・・
どうしよう?
 ガゼルに聞く
 ソルに聞く
 キールに聞く
 カシスに聞く
 クラレットに聞く
エドス、妙に張り
きってるみたいだな
エドス、妙に張りきっ
てるみたいだな
エドス、妙に張りきっ
てるよねぇ・・・
エドスさん、妙に
張り切ってますね
ああ、俺も驚いてるさ
去年までは別にこんな
こと言ったりしなかっ
たんだけどな・・・
そうなのか?
そうなのか?
そうなんだ
そうなんですか?
わたしてっきり、
毎年のことだと・・・
ま、いいじゃねえか
こういう機会を
つくるってことはよ
キールは
カシスは
クラレットは
花見には行ったこと
あるよね?
ソルは
カシスは
クラレットは
花見には行ったこと
あるのか?
ソルは
キールは
クラレットは
花見には行ったこと
あるよね?
ソルさんは
キールさんは
カシスさんは
花見には行ったこと
ありますよね?
いや、ない
そうなのか・・・
それじゃ、思いっきり
楽しむといいよ
そうなんだ・・・
それじゃ、思いっきり
楽しまなくちゃね?
そうですか・・・
それじゃ、思いっきり
楽しまないと
え? 俺はもう
楽しんでるぜ
・・・あ、ああ
わかってるのかな?
あ、そ、そう?
なんか、不安かも
・・・え、はい
わかっているの
でしょうか?
いや、未経験だよ
そうなのか・・・
それじゃ、思いっきり
楽しまなくちゃな?
そっか!
じゃあ、絶対
楽しまなくちゃ、ね!
あの・・・
それなら、思いっきり
楽しみましょう
ああ、努力するよ
・・・う、うん
わかってるのかな?
・・・う、うん
努力するもんでも
ないんだけどなぁ
・・・あ、はい
わかっているの
でしょうか?
ううん、これが最初
そうなのか・・・
それじゃ、思いっきり
楽しまなくちゃな?
そうなのか・・・
それじゃ、思いっきり
楽しむといいよ
そうなんですか
それなら、思いっきり
楽しみましょう
言われるまでもなく、
それはもう存分に楽し
むわよ・・・フフフ
・・・う、うん
なんか、不安かも
・・・あ、ああ
ちょっと不安だ
・・・え、はい
心配ない・・・
みたいですね・・・
いいえ、初めてですよ
そうなのか・・・
それじゃ、思いっきり
楽しまなくちゃな?
そうなのか・・・
それじゃ、思いっきり
楽しむといいよ
そっか
それじゃ、思いっきり
楽しもうね!
ええ、一生懸命に
お花を見るつもりです
・・・う、うん
わかってるのかな?
・・・あ、ああ
わかってるのかな?
・・・え、うん
一生懸命って・・・?
あれ?
アルサックの木を囲む
ようにして、テントが
張られてるぞ
昨日までは、あんなの
なかったのに・・・
あれ?
アルサックの木を囲む
ようにして、テントが
張られてる
昨日までは、あんなの
なかったのに・・・
あれれ?
テントがいっぱい?
あれってば、
アルサックの木を
囲んでるんだ
昨日までは、あんなの
なかったのに・・・
あら?
アルサックの木を囲む
ようにして、テントが
張られています・・・
せっかくのお花見なの
に、あれでは・・・
おいおい、これじゃあ
ろくに花が見れねえぜ
むう・・・
場所を空けてもらう
ように頼んでくるかな
いや、エドス
それは無理だろう
どうしてですか?
どうしてですか?
なんでです?
なぜですか?
テントの周りに
警備の兵士がいる
あそこにいるのは、
城の貴族たちだよ
・・・!
これは、日を改めて
出直すしかないだろう
せっかく準備してきた
のにかよ!?
俺は納得できねえぞ
そうだろ、エドス?
・・・・・・
私だって納得した
わけじゃない
しかし、どうしようも
ないだろう?
・・・そうだな
エドス!?
そんな、あんなに楽し
みにしてたのに・・・
そんな、あんなに楽し
みにしてたのに・・・
エドス・・・
あんなに楽しみに
してたのに・・・
そんな、あんなに楽し
みにしてたのに・・・
なに、単なる思いつき
で決めたことだ
こういう事情ならば、
あきらめもつくよ
色々と準備をしてくれ
たリプレやガゼルには
すまんがな
くそっ!
ここの花はあいつらの
持ち物じゃねえだろう
がよ!!
なんで、貴族の連中の
都合で俺たちが遠慮を
しなくちゃなんねえん
だよ・・・
ガゼル・・・
どうしよう?
 仕方がないさ
 ちょっと待ってくれよ
 仕方がないさ
 ちょっと待ってくれ
 仕方がないよ
 ちょっと待ってよ
 仕方がないですよ
 まってください
仕方がないさ、ガゼル
それに一番悔しいのは
エドスだぜ
その彼があきらめよう
と決めてるんだ
悔しいけど、俺たちも
聞きわけよう?
仕方がないさ、ガゼル
それに一番悔しいのは
エドスなんだ
その彼があきらめよう
と言ってるんだ
ここはおとなしく
聞きわけよう?
仕方がないよ、ガゼル
一番くやしいはずの
エドスだって我慢して
るんだよ
あたしたちも、我慢
しなくちゃ・・・
仕方がないですよ
ガゼルさん・・・
それに一番悔しいのは
エドスさんのはずです
彼が諦めると言って
いるんですから
悔しいですけど・・・
わたしたちも・・・
@n0の
言うとおりだよ
ケッ・・・わかったよ
ちょっと待った!
みんな、なにか大事な
こと忘れてない!?
今日ここに来たのは、
ソルの
キールの
カシスの
クラレットの
歓迎会のためじゃ
なかったの?
あ!
あ!
そういえば・・・
お花見ができないのは
残念だけど、だからっ
てさっさと帰る必要は
ないじゃない
せっかくだもの
ここでお弁当食べて、
のんびりしていこうよ
・・・そうだな
俺もそれなら賛成だ!
そうでしょうね
あんたは最初からお花
よりお弁当が目当てだ
ったんだから・・・
な・・・っ
お前なぁ!!
・・・ははは
リプレのおかげで、場
の雰囲気が変わったな
・・・ははは
リプレのおかげで、場
の雰囲気が変わったな
・・・ありがとリプレ
リプレのおかげで、場
の雰囲気が変わったよ
リプレさんのおかげで
場の雰囲気が
変わって来たみたい
ちょっと待ってくれよ
みんな、大事なことを
忘れてないか?
ちょっと待ってくれ
みんな、大事なことを
忘れてないか?
ちょっと待ってよ!
みんな、大事なことを
忘れてるんじゃない?
待ってください!
みんな、大事なことを
忘れてませんか?
大事なこと?
今日ここに来たのは、
キールの歓迎会を
カシスの歓迎会を
クラレットの歓迎会を
するためでもあった
じゃないか
今日ここに来たのは、
ソルの歓迎会を
カシスの歓迎会を
クラレットの歓迎会を
するためでもあった
じゃないか
今日ここに来たのは、
ソルの歓迎会を
キールの歓迎会を
クラレットの歓迎会を
するため
そうじゃなかった?
今日ここに来たのは、
ソルさんの歓迎会を
キールさんの歓迎会を
カシスさんの歓迎会を
するためでもあった
じゃないですか
・・・!
・・・そうね
@n0の
言うとおりだわ
お花見ができないのは
残念だけど、だからっ
てさっさと帰る必要は
ないじゃない
せっかくだもの
ここでお弁当食べて、
のんびりしていこうよ
・・・そうだな
俺もそれなら賛成だ!
へへっ、正直に言うと
俺は、花よりリプレの
弁当のほうが楽しみ
だったんだよな
正直に言うと
僕は、花よりリプレの
弁当のほうが
楽しみだったんだよ
えへへ・・・正直
言うと、あたし花より
リプレのお弁当が楽し
みだったんだ
あの・・・正直言うと
わたし・・・
リプレさんのお弁当が
楽しみで・・・
すみません、これで
結構食いしん坊
なんです
え・・・!?
べ、別にいつもどおり
のものしか用意できて
ないんだけど・・・
それで充分だよ
いつもおいしいからさ
それで充分だよ
いつもおいしいからね
いいじゃん、だって
リプレの料理、
おいしいし、ね!
それで充分ですよ
わたし、リプレさんの
作るご飯、大好き
なんです
そ、そうかな・・・
いつもと変わらないっ
て言ってたわりには、
いつもより凝った料理
だったよなあ
あとは、もう少し量が
あれば申し分ないんだ
けどなあ・・・
いつもと変わらないっ
て言ってたわりには、
ずいぶんと凝った料理
だったな
ただ、欲を言うのなら
ちょっと量が足りない
かもな・・・
リプレってば、いつも
と同じだなんて・・・
すごく凝った料理
だったのになぁ
ホントに、
リプレったら・・・
変なところで照れ屋
さんなんだから
いつもと変わらない
どころか・・・いつも
より凝った料理ばかり
じゃないですか
あとは、もう少し量が
あればみなさんも満足
なんでしょうけど
おい、@n0
ん?
どうしたんだ、ガゼル
どうした、ガゼル?
ん?
なになに?
ガゼル
はい?
どうしたんですか?
へへへ
ちょいと俺に
つきあわねえか?
なにを企んでるんだ?
ニヤニヤして
・・何か企んでるな?
や~らしい笑い~
女の子を連れ出して
なにするつもり~?
え・・・なんですか
いったい・・・
ひと聞きの悪い言い方
すんなよ
へへへ、そういうお前
だってニヤけてるぜ
へへへへへ・・・
え、そ、そう??
え・・・そんなこと
花見をだいなしにして
くれた連中に、ちょっ
とお礼をしてやろうと
思ってるのさ
おいおい、本気か?
おいおい、本気か?
ちょっと、本気?
あの、それは
見つかったら大変・・
大したことじゃねえよ
貴族のみなさんの
豊かな食生活を
拝見するだけさ
それって、つまみ食い
に行くってことか?
まさか、つまみ食いに
行くつもりなのか?
まさか、あそこに
つまみ食いに行くの?
それ・・・
つまみ食いに行くって
いうことですか・・・
ま、そういうこった
どうしよう?
 そいつはいいねえ
 ちょっと待てよ
 止めても無駄か・・・
 話をそらそう
 それ、いいね
 ちょっと待ってよ!
 豪華でしょうね・・・
 待ってください・・・
そいつはいいねえ
うん、楽しそうだ
これは、止めたところ
で無駄かもしれないな
まあ、そう簡単には中
に入れないだろうし
よし・・・
僕も行くよ
君だけを行かせるのは
心配だからな
あ、それ、いいね
ちょっと楽しそうかな
きっと、豪華なんで
しょうね・・・
だろ?
へへへ、そういうこと
ついて来いよ!
ちょっと待てよ
ちょっと待てよ
ちょっと待ってよ!
待ってください
なんだよ
レイドみたいな説教は
ごめんだぜ?
そんなことしないさ
ただ、ちょっと
キールが
カシスが
クラレットが
気になってさ
そうじゃないよ
ただ、ちょっと
ソルが
カシスが
クラレットが
気になって
違うよ・・・
やっぱり
ソルを
キールを
クラレットを
置いてはいけないよ
あの・・・でも
ソルさんを置いて
キールさんを置いて
カシスさんを置いて
ここからいなくなる
のは・・・
あいつなら、ほれ
君は私よりも、物事を
深く見ているのだな
別に、見てるモノが
違うだけさ
ああいう調子でさっき
から盛り上がってんだ
心配いらねえって
さ、行くぜ!!
あ、おい!?
僕はついて行くなんて
言って・・・
ああ、もう!
仕方のない奴だ・・・
あ、ちょ、ちょっと!
あの、ちょっと・・・
君は私よりも、物事を
深く見ているのだな
ええ、まあ・・・
ああいう調子でさっき
から盛り上がってんだ
心配いらねえって
さ、行くぜ!!
あ、お、おい!?
あれ、盛り上がってる
のかなぁ??
あ、待ってください!
やだ、もう
そんなことないってば
ホントにそーだって!
リプレちゃんは・・・
ああいう調子でさっき
から盛り上がってんだ
心配いらねえって
さ、行くぜ!!
あ、お、おい!?
あ、おい!?
僕はついて行くなんて
言って・・・
ああ、もう!
仕方のない奴だ・・・
あの、でも・・・
えっ、と・・・
あれ?
あれれ!?
ちがうよ・・・
そこは、こう・・・
もお・・・花の首飾り
ひとつ作れないなんて
お姉ちゃん不器用すぎ
だよー?
ああいう調子でさっき
から盛り上がってんだ
心配いらねえって
さ、行くぜ!!
あ、お、おい!?
あ、おい!?
僕はついて行くなんて
言って・・・
ああ、もう!
仕方のない奴だ・・・
あ、ちょっと!?
うーん、思ったよりも
簡単に忍びこめたな
まさか、こんな簡単に
入れてしまうなんて
・・・なにこれ、
警備アマアマじゃん
なんか、簡単に
忍び込めちゃい
ましたね・・・
ああ、場所が場所だけ
に兵士たちものんきな
もんだ。酔ってるヤツ
もいたしな
ついて来た手前、止め
るわけにもいかないし
まいったな・・・
さて、と
どうやらあそこで料理
を作ってるみたいだな
どうするんだ?
どうする気なんだ
どうする気?
どうする気ですか?
へへへ
まあ、黙って俺に
ついてこいよ
すいませーん!
料理を取りに
きたんですがー!!
そこにあるだろ?
さっさと持ってきな!
わかりました!
ほれっ、お前は
そっちの皿を持てよ!
うまくいっただろ
なんで!?
そんな・・・
なんで!?
なぜでしょうか?
これだけいっぱい貴族
が来てるってことは、
当然その召使いたちも
すげえ数になるだろ
そこにつけこんだって
わけだよ
な、なるほど・・・
やれやれ・・・
こういう時の君の知恵
には感心するな
あ~なんていうか
あんたこういう知恵
ばっか働くんだね
あ、なるほど・・・
感心するのはあとにし
て、とりあえず獲物を
いただくとしようぜ
うーん
さすがは貴族だぜ
いいもの食ってやがる
うん・・・
ああ・・・
うん・・・
ですねぇ・・・
なんだ、不満でも
あんのか?
そうじゃないけど
なんか、みんなに
悪い気がしてさ
こういうことをしたの
は初めてだからさ
なんだか落ち着かない
んだよ
それに、なんだか他の
みんなに悪い気がする
う~ん、
あたしたちだけで
食べてもね~
いえ・・・
みんなも食べたい
だろうなって・・・
・・・
じつはよ、俺もなんだ
いくら豪華なメシでも
こそこそと食べてちゃ
うまくねえ
よし!
みやげに菓子でもくす
ねてから、引き上げる
ことにすっか
イムラン
自分の不手際をそんな
理由でごまかすつもり
か、貴様は!
な、なんだ?
イムラン
いいわけはいい!
現にお客様方のところ
に料理が届いていない
のが問題なのだ!!
これって・・・
もしかして・・・
これは・・・
もしかして・・・
あちゃ~
これって・・・
これって・・・
もしかして・・・
イムラン
この私に恥をかかせる
つもりか?
だいたい、そんなガキ
など・・・
この会場のどこにいる
と・・・!?
あ・・・
あ・・・
あ、ども~・・・
あ・・・
貴様らかあぁぁっ!?
薄汚い平民どもめっ、
どこから入ってきた!
おっさんには関係ねえ
だろ
おっさんではないっ!
イムラン様と呼べ!!
このサイジェントの街
の政務をとりしきる、
イムラン・マーン様と
は私のことだ!
・・・
フンッ、どうだ?
恐れ入って声も出まい
いや、全然それっぽく
見えないなって・・・
いや・・・
とてもそうは見えない
んだが・・・
・・・だれ?
いえ・・・本当の
イムランさんは
どちらに・・・?
なぁんだとぉ~っ!?
おいっ、@n0
余計なこと言うな!
だいたいそんなこと
口に出さなくても、
見ればわかるだろっ
え・・・えっ・・・?
ど・・・どうやら私を
本気で怒らせたいよう
だな、平民どもっ!
ケッ!
だったらどうしたって
んだよ、おっさん?
マーン三兄弟・長兄の
イムランが【誓約】の
もとに命じる・・・
ガゼルっ
こいつ召喚師だぞ!!
まずいぞ、ガゼル
こいつは召喚師だ!
ええ!?
うそっ召喚師!?
え・・・まさか
召喚師さんですか!?
おいおい、そりゃ冗談
だろっ!?
フハハハハッ!
今さら後悔しようと
遅いわ!
金の派閥の召喚師
イムラン・マーン様に
たてついた報いを
思い知れぇ!!
まったく、お前たちは
何をしとるかと思えば
無茶しおって!
わ、わりぃ・・・
ソルが
キールが
カシスが
クラレットが
騒ぎに気づいてくれ
たんだ。ちゃんとお礼
を言っておくんだぞ
はい・・・
すいません・・・
あ、はい・・・
はい・・・
貴様らぁ
かさねがさね私に恥を
かかせおって・・・
しかも平民の分際で、
生意気に召喚術などを
使いおって・・・
憎い、憎い、憎いっ!
あーっ憎らしいっ!!
まだ言ってるよ・・・
まだ言ってる・・・
・・・大人げないなぁ
あの・・・
我々にかまうよりも、
お客様に弁解するほう
が先なのではないかな
イムラン殿?
・・・レイド!?
そうか、これは貴様の
しくんだことか!!
否定したところで貴方
は信じないでしょう?
だったら無駄ですな
ぐぎぎぎぎ・・・
帰るぞ、みんな
でも・・・
でも・・・
でも・・・
ですが・・・
心配はいらん
あの男はああ見えても
頭がまわる人間だ
これ以上の
恥の上塗りはしない
はずさ
さて、二人ともなにか
いいわけはあるか?
・・・ねえよ
反省はしているか?
はい・・・
はい・・・
うん・・・
はい・・・
それならいいんだ
次からは、あんな
無茶はしないようにな
はい・・・って
もう許して
くれるんですか!?
あの・・・
それだけですか?
はい・・・って
もう許してくれるんで
すか!?
あの・・・
それだけですか?
ああ、本人が反省して
いるのなら余計な説教
は必要ないからな
レイドさん・・・
私からは、以上だ
が、お前たちの行動に
対して、私よりも腹を
立てている人物がいる
え・・・
え・・・
あ、まさか・・・
え・・・
彼女は私みたいに
甘くはないぞ?
あーなーたーたーち?
リ、リプレっ!?
わざわざ貴族の宴会に
つまみ食いにお出かけ
になるなんて・・・
そんなに私のお弁当、
お気に召さなかったの
かしら・・・?
ち、違うんだ!
俺はガゼルに無理矢理
つきあわされて・・・
ち、違うんだ!
僕はガゼルに無理矢理
つきあわされて・・・
ち、ちがうの!
ガゼルが、もっと
食べたいって・・・
あ、あの・・・
わたし、気が付いたら
なんか一緒に・・・
あっ、てめぇ!?
きたねえぞっ!
いいわけしないっ!!
二人とも、つまみぐい
でお腹いっぱいになっ
てるだろうから・・・
今夜のご飯、
いらないわよね?
いっ!?
えっ!?
ちょっ・・・待って!
え、そんな・・・
ひ、ひでぇ・・・
いらないわよねぇ?
は、はいぃ・・・
とほほ・・・
・・・
あ~ん、もう~!
はぁ・・・
あれ?
そういえばさっきから
エドスの姿が見えない
けど・・・
・・・あ!
ひょっとしたら!?
あれ?
そういえばさっきから
エドスの姿が見えない
な・・・
・・・もしかしたら?
あれ?
そういえばさっきから
エドスがいない・・・
・・・あ!
ひょっとしたら!?
あら?
そういえばさっきから
エドスさんの姿が
ありませんけど・・
・・・あ!
ひょっとしたら!?
エドス?
エドス?
エドス?
エドスさん
ああ、
@n0か・・・
せっかくの花見が
俺やガゼルのせいで
大騒ぎになって、
ゴメン
せっかくの花見だった
のに、迷惑をかけてし
まってすまない
ごめんね・・・
せっかくの花見を
大騒ぎにしちゃって
せっかくの花見が
大騒ぎになって
ごめんなさい・・・
ははは、気にするなよ
あれはあれで
楽しかったしな
・・・・・・
エドスは、よほどこの
花のことが気に入って
るみたいだな
エドスは、よほどこの
花のことが気に入って
るんだな
エドスは
この花が
大好きなんだね
エドスさんは、よほど
この花のことが
気に入ってるみたい
ですね
ああ・・・
アルサックの花には、
ちょっとした思い出が
あるんだ
ここに来る前、ワシは
石工の見習いを
していたんだがな
そこの親方が酒好きで
な、この季節には弟子
を引き連れて、花見で
大騒ぎしたもんだ
仕事には厳しかったが
情には厚い親方でな、
ワシらは本当に優しく
してもらったよ
いい人だった・・・
だった、って?
だった、って?
だった?
だった、ですか?
つまらん話だよ
酔っぱらいに絡まれた
弟子をかばってな
逆上した相手の刃物で
腹を刺されて・・・
それっきり、さ
・・・・・・
あれからずいぶんたっ
ちまって、昔の仲間は
ばらばらになっちまっ
たんだが
今のワシにはお前さん
たちがいる
新しい仲間たちがいる
それを親方に見せたく
なっちまって、強引に
花見に連れ出したのさ
ははは、そんなつまら
ん理由でお前さんらを
引っ張り回したって
わけだ
・・・すまんな
どうしよう?
 つまんなくないぜ
 気にすんなよ
 つまらなくはないよ
 気にしてないさ
 つまらなくなんかない
 気に・・・しないで
 つまらなくないです
 気にしないでください
つまりエドスは、
親方に俺たちのことを
紹介してくれようと
したんだろ?
それって、つまんない
理由なんかじゃないぜ
つまりエドスは、親方
に僕たちのことを紹介
してくれようとしたん
だろう?
だったら、それはつま
らない理由なんかじゃ
ないさ
ねぇエドス
つまらなくないよ
あたしたちを、エドス
の親方さんに、紹介
してくれるつもりだっ
たってことだよね
エドスさん・・・親方
さんに、わたしたちを
紹介してくれようとし
てたんですね?
つまらない理由じゃ
ありません・・・
とっても・・・
嬉しいと思います
@n0・・・
貴族を相手に大暴れす
る俺たちを、親方さん
がどう思ったのかは、
問題だけどさ
もっとも、あんな騒ぎ
を起こした僕らだから
親方さんも呆れただろ
うけどね
でも、親方さんに、
暴れん坊だって
思われちゃったかな?
貴族を相手につまみ食
いするわたしたちが
親方さんに、どんな評
価をうけたかは・・
あっ・・・あははは!
なぁに、大丈夫さ
さすがはワシの
仲間だって、きっと
大笑いしとるだろうよ
気にすんなよ
気にしてないさ
気に・・・しないで
気にしないでください
@n0・・・
ま、今日はこんなこと
になっちゃったけどさ
日を改めて、また挨拶
に来ようぜ?
今日はこんな騒ぎにな
ってしまったけれど、
日を改めて、また挨拶
に来よう?
今回はごめんなさい
また、日を改めて、
親方さんには挨拶に
来ればいい思うし
また・・・改めて
親方さんに挨拶に
来させてもらえますか
ああ・・・


   そんなこんなで、
   大騒ぎのうちに
   花見は終了となった

 ごちそうは確かに
 うまかったんだけど、
 リプレの作るご飯のほうが
 俺にはありがたい
 メシを抜かれて、痛感してる

  ちっとも鳴りやまない
  腹の虫をなだめようと、
  俺はいつものように
  月を眺めに出たんだ・・・


   そんなこんなで、
   大騒ぎのうちに
   花見は終了となった

 ガゼルに振り回された一日
 だったけど、終わってみれば
 それなりに自分も楽しんでいた
 ような気がするのが不思議だ


 でも、その見返りに食事を
 抜かれてしまったのは辛かった


 空腹をまぎらわすために
 僕はいつものように
 月を眺めに外へと出たんだ・・・


  そんなこんなで、
  大騒ぎのうちに花見は終了!

 ごちそうはおいしかったけど
 ホント言うと、リプレの
 ご飯ヌキの方がこたえてるんだ
 ほんと、ご飯ヌキはつらい・・・


 おなかはぐ~ぐ~鳴るし・・・
 仕方ないから、あたしは
 屋根の上に月を眺めに出た・・・


  大騒ぎのうちに終わった
  お花見の一日・・・

  ごちそうはおいしかった
  のだけれど、リプレさんに
  ご飯をヌキにされるとは
  思いませんでした
  正直、おなかが鳴ります
  おなかがすくと、
  眠れなくなるもので・・・
  わたしは月を眺めにそとに
  出ることにしました・・・
・・・
どうかしたのか
ため息をついて
どうしたの?
黙りこくって?
どうしたんですか?
黙ってしまわれて?
あきれたやつだよな
お前もさ・・・
・・・すまない
・・・うっ
・・・えっと
あのなぁ、俺は
お前を元の世界に
戻そうって、
必死なんだぜ・・・
まったく、お気楽にも
ほどがあるぜ・・・
・・・
どうしたんだ、
黙りこくって?
どしたの?
怖い顔して?
あの・・・黙り込んで
どうしたんですか?
正直、今日の一件には
呆れたよ
・・・うっ
・・・うっ
・・・あの、えっと
君を無事に元の世界へ
帰そうとしている僕の
立場がわかっているの
なら・・・
君はもう少し、自分の
立場を自覚してくれ
あたしもかなりお気楽
なほうだなって思って
たけど・・・
キミはそれに輪をかけ
て、お気楽ねえ
・・・悪かったな
余計なお世話だよ
・・・そうですか?
カシスさんほどでは
ないと・・・
なによぉ、
その生意気な態度は?
ふーん・・・
かわいそうだからって
せっかく夕ご飯のパン
とっといたげたのに
えっ!?
やっぱ食べちゃおっと
ちょ、ちょっと待て!
あっ、ちょっと!
あ、あの・・・
待ってください
もぐもぐ・・・
あー、おいしかった
ああ・・・っ!?
ああ・・・っ!?
ああ・・・
ふふーん、だ
これに懲りたら
すこしは立場を考えて
行動しなさいよ?
はあ・・・
どうしたの、
ため息なんかついて?
どうかしたのか
ため息をついて
どうしたの、
ため息なんかついて?
貴方に
呆れてるんですっ!
もうっ・・・
・・・ゴメン
・・・すまない
・・・ゴメン
貴方に万が一のことが
あったら、私が困るっ
てわかってますか?
本当に、お願いですか
ら心配させないで
くださいね
あのイムランって人が
レイドさんが今まで話
してくれていたお城の
召喚師なんですよね
ああ、金の派閥に
属する召喚師・・・
マーン三兄弟の長男だ
彼の知恵と召喚術の力
で、サイジェントの街
はここまで大きくなっ
たと言ってもいい
うーん、そんなすごい
人には見えなかった
けどなぁ・・・
あまり、そうは見えま
せんでしたけどね
うーん、そんなすごい
人には見えなかったけ
どなぁ・・・
うーん、そんなすごい
人には見えませんでし
たけど・・・
ははは、見た目と能力
とは別物だよ
能力と人間性も、
別物だしね・・・
あの人、レイドさんの
ことを露骨に敵視して
ませんでした?
あの人、レイドさんを
露骨に敵視していた
ように見えましたけど
あの人、レイドさんの
ことを露骨に敵視して
ませんでした?
そういえば・・・
あの人、レイドさんの
ことを露骨に敵視して
ませんでしたか?
それはきっと、
私が彼らのことを
嫌っているせいだろう
彼らとは、いろいろと
あったからね・・・
あーあ
メシ抜きってのは、
あんまりだよなぁ
やれやれ・・・
こんなことなら意地
でも君を止めるべき
だったよ
あーあ
ご飯ヌキはひどい
よねぇ・・・
・・・ご飯抜きは
あんまりですよね
なんだよ、
後悔してんのか?
情けねえなぁ
そ、そういうガゼル
だって、お腹が減っ
て眠れないんだろ?
そう言うガゼルも、
お腹がすいて眠れな
いんじゃないのか?
べーだ!
ガゼルだっておなか
へってるくせに!
そ、そういうガゼル
さんも、お腹が減って
眠れないんでしょ?
チッチッ、甘いな
・・・ほれ
クッキー!?
こういう展開は
予想してたからな、
準備に怠りはねえのさ
計画的だあ・・・
計画的だ・・・
計画的だあ・・・
計画的犯行だったん
ですね・・・
お前だけにひもじい
思いをさせとくのも
なんだしな、食えよ
う、うん
あ、ああ
う、うん
あ、ありがとう・・・
言っとくが、リプレ
にゃあ黙っとけよ?
ところで、貴族の料理
の味はどうだった?
うーん
よくわかんないけど、
豪華ではあったかなあ
味わってる余裕なんか
なかったよ
うーん
よくわかんないけど、
豪華だったのはたしか
うーん
よくわかりませんが、
豪華ではあったと
思いますよ?
むう・・・
ワシも食いたかった
へ?
え?
はへ?
え?
そういう楽しそうな話
には、これからはワシ
も誘ってくれよ
う、うん・・・
あ、うん・・・
・・・うん
あ、は、はい・・・
あ・・・
あ・・・
あ・・・
あ・・・
・・・ぷっ
あ、あはははっ
ま、まいったな
あ、あはははっ
すみません・・
ふふっ
きちんと反省してる
みたいね?
身に染みて反省してる
よ、ホントに
ああ
もうこりごりだよ
身に染みて反省して
ます・・・ホント
身に染みて反省してる
んですよ、これでも
なら、許してあげる
・・・はい
クッキーだ!?
クッキー?
クッキーだ!?
クッキー・・・?
お腹がすいて
眠れないんでしょ?
明日の朝までは、
それで我慢しなさいね
う、うん
ありがとう、リプレ!
う、うん
ありがとう、リプレ!
う、うん
ありがとう、リプレ!
あ・・・
ありがとうリプレさん
ガゼルと兄ちゃんだけ
つまみ食いするなんて
ずるいぞー!
ガゼルと姉ちゃんだけ
つまみ食いするなんて
ずるいぞー!
オイラだって連れてっ
てほしかったのに
でもなあ、そうしたら
アルバも夕ご飯抜きに
なってたんだぞ?
でも、おかげで僕らは
夕ご飯をなしにされて
しまったんだよ?
でもねえ、そしたら
アルバも夕ご飯抜きに
なってたんだよ?
でも・・・そうしたら
アルバも夕ご飯抜きに
なってたんだよ?
でもでもっ!
やっぱりずるいぞ!!
つまみ食いだなんて、
お行儀悪いわよ?
リプレママが怒るのも
無理ないわねぇ
朝早くから一生懸命、
お弁当作ってたのに
きちんと謝っとかな
きゃダメよ。
お兄ちゃん
きちんと謝っとかな
きゃダメよ。
お姉ちゃん
はい・・・
ああ・・・
う、あ、は~い
あ、はい・・・
・・・たのしかったね
ははは、そうだね
ああ、そうだね
うん、楽しかったね
そうだね・・・
ラミ・・・おそとって
すきじゃなかったけど
みんないっしょなら、
また、おでかけしたい
っておもったよ・・・
うん、また行こうな?
また、どこかへ
行けるといいね
うん、また行こうね!
うん、また行こう?
・・・(コクン)


 やれやれ、叱られてしまったよ
 ちょっとやりすぎちゃったな~
 叱られてしまいました・・・


 あーあ・・・叱られちまったよ
 あーあ・・・叱られちゃった
 叱られてしまいました・・・

 あいつ、最初から俺をからかう
 つもりだったんじゃないか?
 最初から僕をからかうつもり
 だったんじゃないか?
   ・・・カシスさんの
   いじわる・・・


 あーあ・・・叱られちまったよ
 やれやれ、叱られてしまったよ
 あーあ・・・叱られちゃった

  レイドさんが
  そこまで嫌うなんて
  よほどの事情だよな・・・
  レイドさんが
  そこまで嫌うなんて
  よほどの事情なんだろうな
  レイドさんがそこまで
  嫌うなんて、よほどの
  事情だねぇ・・・
  レイドさんが
  そこまで嫌うなんて
  よほどの事情なんですね・・・

 ふっふっふ、さすがはガゼル
 手回しがいいよなぁ
  まったく・・・やっぱり
  ガゼルは抜け目がないな
 ふっふっふ、さすがはガゼル
 頼りになるねぇ!
  ガゼルさん・・・こんな
  手回しだけはいいんですね

   エドスも誘ってやれば
   よかったかな?
   うらやましがられても
   困るんだが・・・
    エドスも誘えば
    よかったかなぁ
   エドスさんも誘えば
   よかったみたい・・・

   ううっ・・・
   あのクッキーの味は、
   胃袋に染みたぜ
  最初からこうなることも
  お見通しだったのか
  まいったな・・・
   あのクッキーの味は、
   胃袋に染みたねぇ
 ありがとう、リプレさん・・・

  たしかにずるかったかも
  しれないなあ
  ずるいって言われてもなあ
  たしかにずるかったかも
  しれないなあ
  たしかにずるかったかも
  しれないですね

  リプレには
  ちゃんと謝っとこう・・・
  リプレには、
  ちゃんと謝っておこう・・・
  リプレには
  ちゃんと謝っとこう・・・
  リプレさんには
  きちんと謝るべきですね

 ラミちゃん、なんだか
 今日はいつもより元気だったな
 ラミちゃん、なんだか
 今日はいつもより元気だったな
 ラミちゃん、なんだか今日は
 いつもより元気だったみたい
 ラミちゃん、なんだか今日は
 いつもより元気だったみたい

scn004

ああ、それは召喚師の
グループのことだよ
【金の派閥】は雇い主
と契約して、召喚術や
知識を提供する人々の
集まりと聞く
召喚術を商品にしてる
わけか・・・
召喚術を商品にしてる
ということですか?
召喚術で商売してる
ひとたちなんですね
召喚術が彼らの商品
というわけですね?
そう思っても間違いは
ないだろうな
君はともかくとして、
まさか私たちも召喚術
を使う事になるとは
思わなかったよ
召喚術というものは、
召喚師の家系に生まれ
た者にしか使えないと
聞いていたからね
そうなんですか!?
そうなんですか?
そうなんですか?
そうなんですか?
ああ、普通の人々には
それが常識だよ
ソルが
キールが
カシスが
クラレットが
君に教えてくれた話は
かなり重大な秘密じゃ
ないのかな
どうだ?
そろそろここの生活に
も慣れてきたか?
ええ、おかげさまで
ええ、なんとか
はい、おかげさまで
はい、すこしずつ
ですけれど
あれっきりバノッサも
おとなしいし、おかげ
でワシも安心して仕事
に出かけられる
石切りでしたっけ?
石切りでしたよね?
石切りでしたっけ?
石切りでしたよね?
ああ・・・退屈なら、
お前さんも手伝って
みるか?
えっ!?
えっ!?
えっ!?
わたしが、ですか?
ハハハ、冗談さ
退屈しのぎでする仕事
にしては荷が重すぎる
からな
それじゃ、
行って来るよ
兄ちゃん、兄ちゃん!
姉ちゃん!
お、なんだか
ご機嫌だな?
あれ、なんだか
嬉しそうだな
どうしたの
ご機嫌じゃない!
どうしたの
今日は、ご機嫌ね?
へへへ・・・
じゃあ~ん!!
うわ、すっごく大きな
チョウチョだな・・・
へえ、ずいぶん大きな
チョウチョだね
うわ、すっごく大きな
チョウチョだね・・・
あ、チョウチョですね
・・・大きい
川原で捕まえたんだ
すごいだろ!?
ああ、すごいきれいな
羽してるな
ああ、すごくきれいな
羽をしてるな
うん、こんなに
きれいな模様の
見たことないよ!
ええ、きれいな羽根
してますね
兄ちゃんにやるよ
姉ちゃんにやるよ
どうしよう?
 ありがとう
 逃がしてやろうよ
 ありがとう
 逃がしてやろうよ
 ありがとう
 逃がしてあげよう?
 ありがとう
 逃がしてあげましょう
ありがとう、アルバ
ありがとう、アルバ
ありがとう、アルバ
ありがとう
アルバくん
へへへ・・・
ありがとう
けど、こいつは
逃がしてやろうよ
ありがとう
けど、こいつは
逃がしてやろう
ありがと
でも、逃がしてあげよ
・・・ね?
ありがとう
でも・・・
逃がしてあげましょう
えー!?
捕まってるより、空を
気持ちよさそうに飛ん
でるチョウチョのほう
が絶対にきれいだぜ
捕まってるより、空を
気持ちよさそうに飛ん
でるチョウチョの方が
きれいだと思うんだ
ほら、チョウチョが
一番きれいなのは、
自由に空を飛んでる
ときだって
そう思わない?
飛んでいるチョウチョ
の方がきっと、ずっと
きれいだと思わない?
・・・そうかも
よし、じゃあ逃がして
やろうな
よし、じゃあ逃がして
やろう
うん、じゃあ逃がして
あげようね
じゃあ、逃がして
あげましょう?
うん、そうしよう!
あれ?
あそこでフィズと話を
してるのって・・・
キール!?
カシス!?
クラレット!?
あれ?
あそこでフィズと話を
してるのは・・・
ソル!?
カシス!?
クラレット!?
あれ?
あそこでフィズと話を
してるのって・・・
ソル!?
キール!?
クラレット!?
あ・・・
あそこでフィズと話を
してるのは・・・
ソルさん?
キールさん?
カシスさん?
ねえねえ、いいでしょ
お兄ちゃんの好みの女
の人って、どんな感じ
か教えてよー
おい、待てって・・・
あはは
僕と同じ質問されてる
ともあれ、
これで安心だな
あはは
困ってる困ってる
フィズちゃんって
みんなに同じ質問する
のかな・・・
ねえねえ、いいでしょ
お兄ちゃんの好みの女
の人って、どんな感じ
か教えてよー
う・・・
あはは
俺と同じ質問されてら
ともあれ、これで
ひと安心ってとこだな
あはは、困ってる
キールは
まじめだからね~
フィズちゃんの
質問責めですね・・・
あはははっ
お姉ちゃんもそう思う
よねえ
でしょ、でしょー?
ありゃりゃ
すっかり和んでるよ
ともあれ、これで
ひと安心ってとこだな
ああ、すっかり仲良く
なったみたいだな
すっかり和んでいる
みたいですね・・・
お姉ちゃん、
そんなんじゃダメだよ
男なんてのは・・・
は、はあ・・・
うわ
なんだかすごいことに
なってる・・・?
ともあれ、これで
ひと安心ってとこだな
うーん、ある意味では
すごい光景のような
気もする・・・
クラレットったら
相当困ってるなぁ
巻き込まれないうちに
・・・
いつも見てて思うんだ
けど・・・
それだけ働いてると、
肩こったりしない?
いつも見てて
思うんだが・・・
それだけ働きづめでは
肩がこるんじゃないか
いつも見ててさ、
思うんだけど・・・
そんなに働いてさ、
肩こったりしない?
いつも見てて思うん
ですけれど・・・
そんなに働いていて、
肩こりませんか?
あのねぇ・・・
私はそんな年じゃない
んですけどぉ!?
あわわっ!
あ、いや・・・
わっ、び、びっくり
あ、そうですよね
・・・って言いたいけ
ど本当はそのとおりよ
あーあ、まだ17歳だ
っていうのに・・・
え・・・ってことは、
同い年なんだ?
ああ・・・それじゃ、
同い年だったんだ
は・・・同い歳なの?
あたしも17なんだ
え・・・
同い年なんですね
あ、そうなんだ!?
私はてっきり・・・
てっきり?
てっきり?
てっきり?
てっきり
・・・なんですか?
えーっと
年下かと思ってました
・・・
・・・
やっぱり・・・
・・・
あはは、ごめんね?
リプレが
洗濯物を干してる
邪魔したら悪いな
リプレが
洗濯物を干してる
邪魔したら悪いな
リプレが
洗濯物を干してる
邪魔しないように
しなくちゃ・・・
リプレさんが
洗濯物を干してる
邪魔したら悪いですね
あれ、なんだろう?
なんか人だかりが
できてるけど・・・
なんだろう?
あの人だかりは・・・
ありゃ、なんか
人だかり・・・
なんだろ、あれ?
あら?
なにか人だかりが
できてるけど・・・
どうしよう?
 気にしない
 見に行ってみよう
 気にしない
 見に行ってみよう
 近づくのはよそう
 見に行ってみよう
 近づくのはよそう
 見に行ってみよう
なんだか知らないけど
あの人だかりじゃなぁ
・・・やめとこう
さすがにあの中に入る
のはきつそうだ
やめておこう・・・
う~ん、気になるけど
近寄れそうにないや
・・・やめとこう
・・・気にはなるけれ
ど・・・人だかりには
近寄りたくないですし
・・・やめですね
あれは・・・
オプテュスの連中だ!
あれは・・・
オプテュスの連中だ!
あれ・・・
オプテュスの
ひとたちじゃん!
あれは・・・
オプテュスの人たち?
ぐふっ、げふっ・・・
ん?
なんだろう、この音
ん?
なんの音だ?
ん?
へんな音がする・・・
・・・
なんの音でしょうか?
どうしよう?
 音のでどころを探す
 イヤな予感がするぞ
 音のでどころを探す
 気のせいか
 音のでどころを探す
 イヤな予感がするなぁ
 音のでどころを探す
 イヤな予感がする
どこから聞こえるんだ
ろう・・・あっ!?
いったいどこから?
・・・あっ!?
なんの音だろ?
ん?
あっ!?
この音は、いったい
どこから・・・あ!?
げふっ・・・がはっ!
だ、大丈夫ですか!?
大丈夫ですか
おじいさん!?
だ、大丈夫ですか!?
だ、大丈夫ですか!?
く、薬を・・・
カバンの中・・・っ
カバンの中ですね!?
ふう・・・っ
すまんかったのう
お若い人・・・
よかった
もう大丈夫そうだ
よかった
もう大丈夫そうだ
よかった
もう大丈夫みたい
よかった
もう大丈夫ですね
わしゃ肺が悪くてな
時々こんなふうに発作
が起きてしまうんじゃ
ここの空気は工場の煙
で汚れてますからね
気をつけないと
ここの空気は工場の煙
で汚れてますからね
気をつけないと
ここの空気は工場の煙
で汚れてますから
気をつけないとだめで
すよ・・・
ここの空気は工場の煙
で汚れてますから
気をつけてください
ああ、身にしみたわい
この街も、こんな工場
が建つようになって
しまったんじゃなあ
・・・お若い人
あんたの名前は?
あ、@n0
っていいますけど
ああ、@n0
といいます
あ、@n0
っていいます
え・・・はい
@n0と
いいます
@n0
本当にありがとうよ
それじゃあな
ええ、おじいさんも
お元気で
ええ、おじいさんも
お元気で
ええ、おじいさんも
元気で、ね!
ええ、おじいさんも
お元気で
なんだかイヤな予感が
するな・・・早いとこ
立ち去ろう
気のせいか・・・
なんだかイヤな予感が
するなぁ・・・
さっさと帰ろう・・・
なんだかイヤな予感が
します・・・
早く帰った方が
いいみたい・・・
この城の中の領主に、
レイドさんは騎士とし
て仕えていた・・・
でも、どうして辞めて
しまったんだろう?
あのイムランっていう
召喚師が、関係してる
んだろうか?
この城の中の領主に、
レイドさんは騎士とし
て仕えていた・・・
でも、どうして辞めて
しまったんだろう?
あのイムランっていう
召喚師が、関係してる
んだろうか?
この城の中の領主に、
レイドさんは騎士とし
て仕えていたんだ
でも、どうして辞め
ちゃったのかな?
あのイムランっていう
召喚師となんか関係が
あるのかな?
この城の中の領主に、
レイドさんは騎士とし
て仕えていた・・・
でも、どうして辞めて
しまったのでしょうか
あのイムランさん
とかいう召喚師の人と
なにか関係が・・・?
おい、そこの少年
おい
え?
さっきから城のほうを
じっと見つめて、
なにか用なのか?
あ、いえ・・・
用がなければ、あまり
こういう場所をうろつ
くものではない
見ろ、門番がさっき
からお前をにらんでる
うわ、ほんとだ・・・
本当だ・・・
あ、ホントだ・・・
あ、本当に・・・
さあ、わかったら
よそへ行きなさい
はい
どうもすいません
はい
どうもすいません
はい
どうもすいません
はい
どうもすいません
次からは気をつける
ようにな
・・・猫?
どうしよう?
 放っておく
 近づいてみる
また、魚でも釣って
リプレを喜ばせて
やろうかな?
また、魚でも釣って
みるかな?
うーん
魚釣りねぇ・・・
また、魚を
釣って帰ったら
リプレさん
喜ぶかしら・・・
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
どうしよう?
 やめておく
 魚釣りをする
気にしなくていいって
こういう時もあるわ
うん、これだけあれば
充分だよ
わぁ、ずいぶん
たくさん釣れたのね
こんな大物
どう料理したらいいか
迷っちゃいそう
すごいじゃない!
これならきっと、おい
しいお料理ができるわ
これって・・・
食べられるのかしら?
ごくろうさま
きっとみんなも喜んで
食べてくれるよ
また何か釣れた時は
私のところに
もってきてね
腕によりをかけて
おいしい料理を作って
あげるから、ね?
いてててっ・・・!
このガキ、手を離しや
がれっ!!
アンタが謝るほうが先
だろ?
てめぇ、俺たちが何者
だかわかってて言って
んのかっ!?
そんなこと関係ねえよ
人を突き飛ばしといて
謝りもせずに行こうっ
てほうが悪い!
ほら、そこのジイさん
に謝れよ?
ぼ、坊や・・・
もういい、やめとくれ
あァ?
良くないだろ、悪いの
はこいつらなんだぜ
あーあ、あの子供
黙ってりゃいいのに
余計なことしちまって
タダじゃすまないよ
さあ、謝れッ!!
このガキ・・・
みんな、やっちまえ!
どうしよう?
 助けに入る
 呆然と見ている
待てよっ、お前ら!
やめるんだ!
ちょっと待ちなさい!
待ってください!
お前は・・・
また俺たちの邪魔を
する気かっ!?
子供相手に
よってたかって、
恥ずかしいとは
思わ・・・
子供相手に
よってたかって、
恥ずかしいとは
思わ・・・
子供相手に
よってたかって、
恥ずかしいとは
思わないのっ・・・
子供相手に大勢で
恥ずかしくは
ありませんか・・・?
ぎゃあっ!
え・・・?
な、なんだ!?
なにが起きたんだ
え・・・?
な、なんだ!?
なにが起きたんだ
え・・・?
あ、あれ!?
あたしなにもしてない
んだけど・・・
え・・・?
いったいなにが?
わたしはなにもして
いないのに・・・
なーんだ
大口叩いたわりには、
弱いじゃんか
この子が
やったのか!?
この子が
やったのか!?
ええ!?
この子がやったの!?
この子が
やったの・・・?
さあ、あとはお前だけ
だぜ?
柄の悪い男A
お、お、お・・・
おぼえてやがれえぇ!
あ、コラっ!
ちゃんと謝れえッ!!
ぎゃあっ!
え・・・?
なーんだ
大口叩いたわりには、
弱いじゃんか
この子、めちゃくちゃ
強い・・・
この子、めちゃくちゃ
強い・・・
うわ、この子めっちゃ
強いじゃん・・・
この子、すごく
強い・・・
さあ、あとはお前だけ
だぜ?
ぐぐぐ・・・
ちくしょおっ!!
ひいっ!
あっ、オマエ
人質とるなんて
きたねーぞっ!?
うるせえっ!
ちょっとでも動いたら
こいつの・・・
ぎゃっ!
さすがにここまでされ
たら、黙って見てられ
ないぜ・・・
さすがにここまでされ
たら、黙ってはいられ
ないな・・・
ちょっと!
こんなの卑怯じゃん!
黙っているのが
無理ってもの
じゃない・・・
・・・だめです
いくらなんでも
ほうっておけません!
大丈夫ですか?
ひいいいっ!!
あ・・・
まあ、あれだけ走れる
なら大丈夫かな?
あ・・・
まあ、あれだけ走れる
なら大丈夫だろう
あ・・・
まあ、あれだけ走れる
なら大丈夫かな?
あ・・・
まあ、あれだけ走れる
なら大丈夫ですよね
へへへ、助けてもらっ
ちまったみたいだな
助ける必要はなかった
みたいだけどね
余計なお世話だった
気もするけどね
助ける必要はなかった
みたいだけど、ね
でも・・・
助ける必要はなかった
みたいですね
まあな
でも、アンタの心意気
は嬉しかったぜ!
けど、こいつらを敵に
回したのはまずいよ
早いとこ、立ち去った
ほうがいい
けど、こいつらを敵に
回したのはまずい
早いとこ、立ち去った
ほうがいいな
でもさ、この人たちを
敵に回したのは、
ちょっとばかり、まず
かったと思う・・・
はやいとこ
逃げた方がいいよ
それはいいのですけど
彼らを敵に回したのは
よくないですよ・・・
早く立ち去らないと
なんでだ?
俺っち、これから宿を
探さなくちゃならねえ
んだけど・・・
説明はあとでするから
とりあえず、俺の言う
とおりにしてくれよ
説明はあとでするから
とりあえず、ここから
離れよう
説明はあとでするから
今はとりあえず
あたしの言うとおりに
して、ね
説明は後回しです
今は、わたしについて
きてください
・・・わかった
で・・・
ほいほいとあのガキを
連れて来ちまったって
ワケかよ?
仕方ないだろう
ほっとくわけにもいか
なかったし・・・
仕方ないだろう
ほっとくわけにもいか
なかったし・・・
仕方ないでしょ
ほっとくわけにもいか
なかったし・・・
ごめんなさい
ほっとくわけにもいか
なかったし・・・
まあな
ワシが同じ立場だった
ら、そうするわな
あーのーなー!
すっ、少しだけだよ!
事情を説明したら
帰ってもらうからさ
・・・で、彼は?
・・・で、彼は?
すっ、少しだけ!
事情を説明したら
帰ってもらうからさ
・・・で、彼は?
あの、少しだけです
その間は、わたしの
ごはん、半分で
いいですから・・・
あの、ところで
リプレさん、彼は?
今、ご飯を食べてるよ
よっぽどお腹がすいて
たのねぇ・・・
すごい食べっぷり
ちゃんとメシの代金、
もらっとけよ
うう・・・
あ、ああ・・・
あう・・・はい
はい・・・
えへへ、悪いな
メシまでごちそうに
なっちゃってさ
そう言えば、自己紹介
がまだだったよな
俺っちの名前はジンガ
武者修行の旅をして、
東から来たんだ
アンタの名前は?
あ、俺は@n0
あ、僕は@n0
あたし?
あたしは@n0
わたしは
@n0です
@n0か・・・
なあ、迷惑ついでって
いったらなんだけどよ
ここに泊めてくれねえ
かな?
ええっ!?
えっ!?
ちょっと、マジ?
・・・え?
えへへ、本当言うとさ
俺っちあんまり、金を
持ってなくて
なあ、頼むよ
掃除でもなんでもする
からさぁ
よ、弱ったなぁ・・・
いや、しかし・・・
あ~あのね・・・
・・・困ったなぁ
ちょ~っと待ったァ!
おいチビ
お前にゃ遠慮ってもの
がないのかよ
金がないのは、こっち
だって同じなんだ
見りゃわかるだろ!?
おいおいガゼル・・・
それって、威張ること
じゃないって
ガゼル・・・
言ってて
空しくならないか?
ちょっとガゼル?
それって、威張ること
じゃないって・・・
あの、ガゼルさん
・・・それはあんまり
自慢できないと
思いますけど・・・
・・・と、とにかくっ
そういうことだから、
さっさと出てけっ!!
ちょ、ちょっと
なにもそこまで言わな
くたって・・・
・・・・・
ねえちゃん、ちょっと
そこに座ってくれよ
え?
おいっ、人の話を聞い
てんのかっ!?
わかってるって!
だから、ちょっとだけ
待ってろよ
こ、これでいいの?
目を閉じて、息を楽に
して・・・
ハアァァァァ・・・!
!?
・・・あれ?
あれっ、あれれっ!?
肩こりが・・・
治っちゃった・・・
な、なにしやがった
お前っ!?
ほう、【ストラ】か
【ストラ】?
身体の治癒力を高める
医術だよ
えへへ、うまいメシを
作ってくれたお礼さ
金のかわりにはならな
いだろうけど、勘弁し
てくれよな
そんなことないって!
ありがとう、すごく楽
になったよ
そんじゃあな!
どうしよう?
 ひきとめる
 見送る
ちょっと待った!
なあ、ガゼル・・・?
待ってくれ、ジンガ
なあ、ガゼル・・・?
ちょっと待ったぁっ!
ねっ、ガゼル・・・?
ちょっと待って!
ガゼルさん・・・
ダメだダメだっ!
俺は断固、反対だっ!
せめて今夜だけ、な?
せめて今夜だけ、ね?
せめて今夜だけでも、
だめですか・・・?
いいじゃない
泊めてあげようよ
ぐぎぎぎ・・・
文句、ある?
勝負あり、みたいだな
勝負あり、だな
勝負あり、みたいだね
リプレさん強い・・・
しかし、今から宿探し
は大変だろう
ねえ、ガゼル・・・?
ダメだダメだっ!
俺は断固、反対だっ!
いいじゃない
泊めてあげようよ
ぐぎぎぎ・・・
文句、ある?
勝負あり、みたいだな
勝負あり、だな
勝負あり、みたいだね
リプレさん強い・・・
おーい、ジンガ
どこにいるんだー?
ジンガのやつ
どこに行ったんだ?
おーい、ジンガ
どこいったの~!?
あら?
ジンガさん
どこですかー?
あいつだったら、外に
出てったぜ
まさか・・・
まさか・・・
ガゼル、あんた!?
まさか、ガゼルさん?
おいおい、言っとくが
俺は無実だぞ!?
なんだかしらねえけど
「宿代を作ってくる」
とか言ってたから
仕事でも探しにいった
んじゃねえのか?
あのハチマキ小僧だっ
たら、繁華街にいると
思うわよ
ハチマキ小僧・・・
ハチマキ小僧・・・
ハチマキ小僧・・・
ハチマキ小僧ですか
たしかにそうですね
この街で一番にぎやか
な所を教えてくれって
言われたから
あたし、
教えてあげたもん
・・・まずいぞ
連れ戻してこなきゃ!
・・・まずいぞ
連れ戻してこないと!
・・・え?
連れ戻してこなきゃ!
・・・え?
連れ戻さないと!
また・・・
おいおい、慌てるよう
なことかよ?
あいつがオプテュスと
喧嘩してたのもあそこ
なんだよ!
ジンガがオプテュスと
喧嘩してたのは繁華街
なんだよ!
ジンガがオプテュスと
喧嘩してたとこなの!
繁華街って!
彼がオプテュスの人
たちと喧嘩していたの
が、繁華街なんです!
いっ!?
連中のことだ
間違いなく、仕返しに
来るに決まってる!
連中のことだ
間違いなく、仕返しに
来るに決まってる!
間違いないよ!
間違いなく、仕返しに
来るに決まってる!
彼らのことです
間違いなくジンガさん
に復讐に来ます!
あのガキ・・・
そこまで面倒かけさせ
るかぁっ!?
ありゃりゃ
そんなに慌ててどうか
したのかい?
どうもこうも・・・
どうもこうも・・・
どうかしたかって
あんたねぇ・・・
いえ、それが・・・
な、なんだこりゃ!?
へ?
!?
へ?
・・・
おいガキっ!
こんな看板を出して、
どうする気だっ!?
どうするって・・・
書いてあるだろ?
賭試合だよ
俺っちに挑戦して勝て
ば、賞金がもらえる
賭試合~~っ!?
な・・・
賭試合~~っ!?
賭試合なんて・・・
てっとり早く稼ぐには
これが一番なんだ
修行にもなるし
いいことづくめだろ?
ううっ・・・
頭が痛くなってきた
心配すんなよ
これでも今まで、
負け知らずなんだから
そ、そういう問題じゃ
なくて・・・
そ、そういう問題じゃ
ないんだが・・・
いや・・・そういう
問題じゃなくて・・・
あの、そういう問題
じゃ、ないんですが?
ほォ、賭試合ねェ
なかなか楽しい商売を
考えたじゃねェか
はぐれ野郎?
ああ・・・
言わんこっちゃない
ああ、最悪の展開だ
あぁ・・・
よりによって、
一番面倒なのが
来ちゃったよぉ・・・
あ・・・いちばん
会いたくない人・・・
そこの兄ちゃん、挑戦
するかい?
えらく強いガキが
いるって聞いて来て
みればよォ・・・
手前ェの差し金かッ!
ご、誤解だっ!
それは誤解だ!
ご、誤解だってば!
あの・・・誤解です
@n0
話の通じる相手じゃあ
ねえだろうが!
おいおい、戦う相手は
そっちじゃねえぞ
俺っちだ
うるせェ!
まとめてぶちのめして
やるッ!!
やれやれ
また余計な恨みを
買っちゃったな・・・
やれやれ
また余計な恨みを
買ってしまった・・・
あーあ、
また余計な恨みを
買っちゃったよ・・・
はぁ・・・
また余計な恨みを
買ってしまったみたい
ですね・・・
待てえぇぇっ!
挑戦料、払え~っ!!
騒ぎの張本人には
自覚がないし・・・
騒ぎの張本人には
自覚がないし・・・
騒ぎの張本人は
自覚ゼロ・・・はぁ
騒ぎの本人には
自覚ないみたいですし
もう金はいいから
どっかへ消えちまえよ
そうはいくか
受けた恩はきっちりと
返すのが道理だからな
それに・・・
こんなに強いヤツを前
にして、戦わないのは
格闘家の名折れだぜ!
・・・俺!?
・・・僕か!?
・・・あたしぃ!?
・・・わたしですか?
ああ、あんたみたいな
不思議な力を使う相手
は初めてだ
なんとしてでも
勝負してもらうぜ!!
・・・まいったなぁ
・・・まいったな
・・・ああもうぅ!
・・・
どうしよう?
 勝負する
 勝負しない
どうしても、俺と勝負
をしたいのか?
どうしても、僕と勝負
をしたいのか?
どうしても、あたしと
勝負するの?
どうしても、
勝負するのですか?
ああ!
強いやつと戦ってこそ
の修行の旅だからな
・・・わかった
・・・わかった
・・・わかった
・・・わかりました
おいおい、本気かよ
@n0!?
君が期待してるような
戦いができるかわから
ないけど
それで気が済むなら、
相手になるよ
君が期待してるような
戦いができるかわから
ないけど
それで気が済むなら、
相手になろう
君が期待してるような
戦いができるかわから
ないけど
それで気が済むなら、
相手になるよ
あなたの期待する
戦いができるかわから
ないけど
そうしないと
納得してくれないなら
でも、一回だけです
よぉ~し・・・
そんじゃ、遠慮なしで
行くぜっ!!
ハアアァァァッ!!!
悪いけど
俺は戦わないよ
君には悪いけど、
僕は戦わない
悪いけどあたしは
いやだかんね!
わたし、戦う気は
ありません
なんでだよッ!?
俺っちがこわいのか!
ああ、こわい
ああ、こわい
うん、こわいよ!
こわい・・・です
なんだよそれ・・・
わけわかんねぇよッ
アンタはそんなに強い
じゃねえか!
すげえ力が使えるじゃ
ねえかッ!?
すごい力があったって
それが強いことの証明
にはならないんだ
うまく言えないけど、
俺にはわかる
望みもしない強い力を
手にした俺には・・・
いくら力があったって
それが強いことの証明
にはならないんだ
うまく言えないけど、
僕にはわかるんだ
望みもしない強い力を
手にした僕には・・・
すごい力があったって
こわいものは
こわいの!
いい?
だれも戦いたいなんて
思わないんだから!
こんな力、
望んでなんか
いないんだから・・・
・・・わたし
戦いなんて嫌なんです
望んでもいない力で
争わなければいけない
なら・・・
こんな力・・・
欲しくない・・・
呆れた・・・
それでこの子をやっつ
けちゃったわけ!?
・・・うん
・・・ああ
・・・うん
・・・はい
手加減ぐらい
できなかったの!?
おい、リプレ
そいつは間違いだぜ
そのガキはな、
真剣に@n0と
戦いたかったんだ
手加減するってことは
そいつを侮辱するって
ことだ・・・違うか?
・・・・・・
それに@n0は
まだ、力を使いこな
せてるわけじゃない
手加減するのは
無理だったんだろう
それに@n0は
自分の力を使いこなせ
ているわけじゃない
それに@n0は
自分の力を使いこなせ
ているわけじゃない
手加減しようとしても
無理だったんだろう
それに@n0は
自分の力を使いこな
せてないもの
それに@n0は
自分の力を使いこな
せてないもの
手加減しようとしても
無理だったはずよ
それに@n0は
自分の力を使いこな
せてるわけじゃない
それに@n0は
自分の力を使いこな
せてるわけじゃない
手加減しようとしても
無理だったんですよ
う~ん・・・
お、目を覚ましたぜ
大丈夫?
どこも痛くない?
・・・くっ
くくくっ・・・
あははははははっ!
ま、まさか頭をぶつけ
たんじゃ・・・?
あははは・・・
あー、負けた負けた!
俺っちの負けだぁ!!
まだまだ修行不足
だってことが
よ~くわかった!
むう・・・
格闘家だけあって
頑丈なもんだな
@n0の
アニキ!
@n0の
アネゴ!
へっ?
えっ?
はぁ!?
え?
俺っちを
ここに置いてくれッ!
ええっ!?
ええっ!?
いいっ!?
・・・ええっ!?
アニキと互角に戦える
まで、側で勉強したい
んだ・・・頼むよ!!
アネゴと互角に戦える
まで、側で勉強したい
んだ・・・頼むよ!!
いいじゃねぇか
そうしてやれよ
ガ、ガゼル・・・
ガ、ガゼル・・・
ガ、ガゼル・・・
ガ、ガゼルさん・・・
言い出したら聞かない
ヤツだってのは、お前
もよ~く知ってるだろ
頼むよォ
ちゃんと働くし、迷惑
もかけないからさ!
・・・@n0
どうする?
ちゃんと
面倒見てやるんだぞ
@n0?
ちゃんと
面倒見てやるんだぞ
@n0?
あううっ・・・
やれやれ・・・
あううっ・・・
・・・エドスさんまで
@n0
ちょっといいか?
・・・ジンガ?
・・・ジンガ?
・・・ジンガ?
・・・ジンガさん?
さっきは無茶を言って
悪かったよ
レイドって人に聞いた
アンタの力、望んで
手に入れたものじゃ
なかったんだな・・
がっかりしただろ?
がっかりしたかい?
がっかりした?
がっかりしましたか?
そんなことないよ
むしろ、感心した
え?
え?
はい?
え?
俺っちの師匠がさ
同じこと言ってたんだ
「力と強さは違う」
なんのことか、俺っち
にはわかんなくてさ
ずうっと無視をしてた
でも・・・えへへ
アンタを見てたらさ
なんだかちょっぴり、
気になりだしてね
よ~く考えて決めたん
だけど・・・
俺っち、アンタの側で
修行したいんだよ
・・・修行って?
・・・修行って?
・・・修行?
・・・修行って?
よくわかんないけど、
とにかくしたいんだ!
他の人の許しは、もう
もらってる
・・・ダメかな?
俺を手本に修行をして
も、意味がないかもし
れないぞ?
僕を手本に修行をして
も、意味がないかもし
れないよ?
あたしを手本にしても
あまり意味がないと
思うけど・・・
わたしでは、きっと
お手本には
なれませんよ?
俺っちが好きで決めた
んだ、構わねえよ
なら、好きにしなよ
なら、構わないよ
なら、べつにいいけど
それなら・・・
ホントかっ!?
ありがとっ!
@n0の
アニキ!!
ありがとっ!
@n0の
アネゴ!!

  純粋に強さを求めるジンガ
  そのまっすぐな瞳が、
  俺にはとてもまぶしく思えた


  迷いも不安もなく、
  夢に向かって
  走っていけるということ



  俺にも、できるんだろうか?

  純粋に強さを求めるジンガ
  そのまっすぐな瞳が、
  僕にはとてもまぶしく思えた


  迷いも不安もなく、
  夢に向かって
  走っていけるということ



  僕にも、できるんだろうか?

   ジンガは純粋・・・
   その強さを求める姿勢は、
   まぶしいくらい

   迷いも不安もなく、
   夢に向かって走っていける
   ジンガ・・・


 ・・・あたしにもできるかな?
 ジンガみたいに・・・
 まっすぐに生きること・・・

 純粋に強さを求めるジンガさん
 そのまっすぐな瞳が
 わたしには、とてもまぶしい

  迷いも不安もなく
  夢に向かって走っていける
  ということ


   わたしも、そうやって
   生きられたなら・・・
ジンガの使う
【ストラ】は、召喚術
とは違う力なのか?
ジンガの使う
【ストラ】は、召喚術
とは違う力なの?
ジンガさんの
【ストラ】は、召喚術
とは違うのですか?
全く別物さ
呪文じゃなくて、
呼吸を使う
もちろんサモナイト石
だって必要ない
同じなのは
精神の集中が必要って
ところだけさ
なるほど
へえ・・・
はあ・・・
あとな【ストラ】は
男より女の方が強い
力を出せるらしいぜ
訓練次第では、ひどい
ケガですら一瞬で
治してしまうらしい
・・・すごいもんだな
・・・すごいんだなあ
・・・すごいんですね
ジンガの使う
【ストラ】は、召喚術
とは違う力なのか?
ジンガの使う
【ストラ】は、召喚術
とは違う力なの?
ジンガさんの
【ストラ】は、召喚術
とは違うのですか?
ああ、違うよ
呪文のかわりに呼吸を
使うし、サモナイト石
も必要ないしね
精神集中が必要なのが
同じなだけかな
へえ・・・
へえ・・・
なるほど・・・
【ストラ】は男性より
女性が使うほうが強い
効果を発揮するらしい
訓練次第では、ひどい
ケガですら一瞬で治し
てしまうということだ
・・・すごいんだなあ
・・・すごいなぁ
・・・すごいんですね
ジンガの使う
【ストラ】は、召喚術
とは違う力なのか?
ジンガの使う
【ストラ】は、召喚術
とは違う力なのか?
ジンガさんの
【ストラ】は、召喚術
とは違うのですか?
うん、違うわね
呪文のかわりに呼吸を
使うし、サモナイト石
も必要ないでしょ
精神集中が必要なのが
同じくらいかなぁ
へえ・・・
なるほど
そうなんですか・・・
【ストラ】は男性より
女性が使うほうが強い
効果を発揮するみたい
訓練次第では、ひどい
ケガですら一瞬で
治しちゃうらしいよ
・・・すごいんだなあ
・・・すごいもんだな
・・・すごいんですね
ジンガの使う
【ストラ】は、召喚術
とは違う力なのか?
ジンガの使う
【ストラ】は、召喚術
とは違う力なのか?
ジンガの使う
【ストラ】って、召喚
術とは違う力なの?
ええ、違いますよ
呪文のかわりに呼吸を
使うし、サモナイト石
も必要ないですし
精神集中が必要なのが
同じぐらいですね
へえ・・・
なるほど
へえ・・・
【ストラ】は男性より
女性が使うほうが強い
効果を発揮するんです
訓練次第では、ひどい
ケガですら一瞬で治し
てしまうそうですよ
・・・すごいんだなあ
・・・すごいもんだな
・・・すごいなぁ
ジンガを見ていると、
懐かしい気分になるよ
私も見習いだった頃は
彼のようにがむしゃら
だったからね
レイドさんが!?
レイドさんが!?
レイドさんがぁ?
レイドさんが・・・
おいおい、驚くことは
ないだろう
でも、なんか
想像できませんよ
今のレイドさんは落ち
着いてて、無茶なんか
絶対しそうにないし
でも、なんか
想像できないですよ
今のレイドさんは落ち
着いていて、無茶とは
無縁に見えますから
でも、なんか想像でき
ませんって・・・
今のレイドさんは落ち
着いてて、無茶なんか
絶対しそうにないし
でも、なんか
想像できなくて・・・
今のレイドさんは落ち
着いてて、無茶なんか
絶対しそうにない感じ
がしますし・・・
余計に年を重ねている
ことが、そう見せてい
るだけだよ
心はいつも迷ってるし
感情に振り回されたり
もしている
理想に向かって迷わず
に進もうとする彼が、
うらやましいくらいさ
また一人、増えること
になっちまったな
・・・ゴメン
・・・すまない
・・・ゴメン
・・・すみません
ケッ、しょうがねえよ
あの石頭を説得するの
は無理そうだったしな
まあ、自分の食いぶち
は自分で稼ぐって約束
してたからな
タダ飯食いが増えたっ
てわけじゃねえぶん、
ましだぜ
タダ飯食い・・・
タダ飯食い・・・
あう、タダ飯食い・・
タダ飯食い
・・・ですか
・・・・・・
なんか、耳に痛いかも
なんか、耳に痛いな
なんか、耳に痛いかも
・・・たしかに
タダ飯食いですね
わたしたち・・・
確かに・・・
よう、アニキ!
よう、アネゴ!
や、やめてくれよ
かんべんしてくれよ
や、やめてってば
や、やめてください
ハハハ、照れるなよ
ジンガはお前さんから
真剣に学ぼうと
思ってるんだぞ
俺に学んだって、
何の役にも立たないよ
僕から学べること
なんてないのに
あたしから学ぶこと
なんてないって!
わたし、なにも
教えてあげること
なんか、ありません
ワシはそうは思わんぞ
価値観の違う人間の側
にいると、それだけで
自分の考え方に影響を
受けるもんさ
現にお前さんがやって
来て、ワシも他の連中
もずいぶんと
影響されとるしな
そんなものかなあ
そんなものかな
そんなもんかなぁ
そんなものですか?
特別なことをしなくて
も、そこにいるだけで
人は人を変えられる
だからこそ、ワシらは
こうやって一緒に生活
しとるのかもしれんな
男の人の考え方って、
時々わかんなくなるわ
え?
意地とか誇りとか
男の人ってそういうの
大事にするじゃない?
そのせいで傷つくこと
もあるのに・・・
そうだね
たしかにね
そうだね
そうですね・・・
ぶつかって、傷ついて
そのくせ、一度相手の
ことを認めたらすぐに
わかりあえちゃう
なんで、そんなことが
できちゃうの?
うーん・・・
それは難しい質問だな
それは・・・
すこし難しい質問だな
うん・・・
なんで、できちゃうん
だろうね?
なんででしょうね?
やっぱり・・・
男だから、なのかな?
そうだね・・・
でしょうね・・・
ちょっとだけ
うらやましいかも
ジンガって兄ちゃんの
弟子なの?
ジンガって姉ちゃんの
弟子なの?
俺としては弟子にした
つもりはないけどね
一応、そうなるのかな
あたしは認めて
ないもんね
別に弟子にしたつもり
は、ありませんけど
ふーん・・・でもでも
これからジンガもここ
で暮らすんだよねっ
へへへ、楽しみだな
どうして?
どうしてだい?
どして?
どうして?
修行の合間に、遊んで
くれるって約束して
くれたんだよ
フィズもラミも女の子
だから、あんまり外で
遊びたがらないんだよ
ああ、そうか
ジンガとなら思いきり
暴れ回れるもんな
ああ、そうか
ジンガとなら思いきり
暴れ回れるわけだ
あ、そか
ジンガとなら遠慮なし
で、暴れられるしね
そうですね
ジンガとなら思いきり
暴れても大丈夫ね
うんっ!
あーあ、どうしてここ
に住むことになる男は
みんなガキなのかしら
あーあ、どうしてここ
に住むことになる人は
みんなガキなのかしら
そこまで言うか・・・
おい、フィズ・・・
はは、きついねぇ
そうですか?
だってそうじゃない?
ガゼルにしろ、ジンガ
にしろ、考える以前に
行動するタイプでしょ
大人の分別ってものが
ない男は、ガキなのよ
う・・・
指摘が指摘だけに
かばってやれないな
これじゃ・・・
うんうん、あたしも
そう思う・・・
・・・
エドスは年寄りくさい
し、レイドは生真面目
すぎるし・・・
お、俺は?
僕は?
あ、あたしは関係ない
よね、女だし・・・
わたしは女の子だから
関係ないよね・・・?
・・・・・・
そういうことを気にし
ている時点で、すでに
ガキじゃない?
あ゛・・・
・・・
・・・きっつ~っ!
あ゛・・・
今日はなにを
してたんだい?
今日はなにを
していたんだい?
今日は何をしてたの?
ラミちゃん?
今日は何をしてたの?
ラミちゃん?
ソルさんと
キールさんと
カシスさんと
クラレットさんと
おはなししたの
へえ・・・
どんなことを
お話してたんだい?
へえ・・・
どんなことを
お話してたのかな
へえ・・・
どんなこと?
へえ・・・
どんなことを
お話してたの?
ラミのしらないこと
いっぱいおしえて
もらったんだよ
あめがどうしてふるの
かとか、にじがどうし
てでるのかとか・・・
おにいちゃん
しってた?
おねえちゃん
しってた?
ジンガは東から
来たんだよな
ジンガは東から
来たんだよね
ジンガは東から
来たんだよね
ジンガさんは、
東の方から
来たんですよね
ああ、そうさ
聖王国の王都、ゼラム
の都から来たんだぜ
聖王国?
リィンバウムの大半を
治めている国のことさ
このサイジェントの街
は、聖王国の西の果て
にあるんだぜ
あ、そうか!
だから街を治めてる人
が領主なんだ・・・
あ、そうか!
だから街を治めてる人
が領主なんだ・・・
あ、そっか!
だから街を治めてる人
が領主なんだ・・・
あ・・・
だから街を治めてる人
が領主さんなんですね
へへへ、そういうこと
俺っちの旅の目的は、
ここから西を支配する
帝国で、強いヤツらを
探して戦うことだ
そのためにも、アニキ
からいろいろと勉強さ
せてもらわなきゃな
そのためにも、アネゴ
からいろいろと勉強さ
せてもらわなきゃな

   【ストラ】って
    便利なんだなぁ・・・
   【ストラ】って
    便利な力なんだな・・・
   【ストラ】って
    便利なんだね
   【ストラ】って
    便利なんですね・・・

  レイドさんにも、そういう
  時期があったんだなぁ・・・
  レイドさんにも、そういう
  時期があったのか
  レイドさんにも、そういう
  時期があったんだ
  意外だねぇ・・・
  レイドさんにも、そういう
  時期があったんですね・・・

   お互いの傷口を
   えぐるのは不毛だ・・・
  お互いの傷口をえぐるのは
  不毛だな・・・
   お互いの傷口を
   えぐるのは不毛だねぇ・・
  お互いの痛いところを
  突くのは不毛ですよね・・

   買いかぶりすぎだって
   思うけど・・・
   買いかぶりすぎだよ
   きっと・・・
   買いかぶりすぎだって
   思うけどなぁ・・・
   買いかぶりすぎですよ
   エドスさん・・・

   うーん、こればかりは
   説明できないよなぁ
   うーん、こればかりは
   説明できないよな
   うーん、こればかりは
   説明できないよ
   うーん、わたしにも
   わからないから・・・

  アルバには、
  いい友達ができたって
  感じなのかもしれないな
  アルバには、
  いい友達ができたって
  感じなのかもしれないな
  アルバには、
  いい友達ができたって
  感じなのかなぁ
  アルバには、
  いい友達ができたって
  感じなのかもしれない・・・

   容赦ないなぁ・・・
   事実なんだけど
   容赦ないなぁ・・・
   まあ、事実だけど
   容赦ないなぁ・・・
   事実なんだけどさぁ
   事実だけど・・・
   容赦なし・・・ね

   へえ、そんなことが
   あったのか・・・
   へえ、そんなことが
   あったのか・・・
   へえ、そんなことが
   あったのか・・・
   しりませんでした
   そんなことが・・・


   世界は広いんだなあ
   世界は広いんだなあ
   世界は広いねぇ・・・
   世界は広いって
   実感しますね・・・

scn005

はあ・・・
どうかしたのか
ため息なんかついて
いや、ちょっと向こう
の世界のことを考えて
たんですよ
みんなどうしてるのか
なあ、って
いえ、ちょっと向こう
の世界のことを考えて
いただけですよ
みんなはどうしている
んだろうか、って
え、あの・・・自分の
住んでた世界のことを
考えてて・・・
みんな・・・今なに
やってるのかなぁ
なんて思ったり
いえ、向こうの世界の
ことを、考えていたら
ぼうっとして・・・
みんな、元気にして
いるかなって・・・
帰る方法は、
見つかりそうか?
ははは、さっぱりです
残念ですが、まだ
全然みつかんないです
いえ、全く
見つかりません・・・
いまのところ・・・
ソルと、
キールと、
カシスと、
クラレットと、
一度きちんと相談
したほうがいいのかも
しれないな
ソルさんとですか・・
ソルとですか・・・
キールさんとですか
キールとですか・・・
カシスさんとですか
カシスとですか・・・
クラレットと
ですか・・・
あれ、
出かけるんですか?
あれ、
出かけるんですか?
お出かけですか?
レイドさん・・・
おでかけですか?
ああ、今日は剣術道場
に行く日だからね
そういえば、アルバが
前に中庭で剣の練習を
してましたよ
そういえば、アルバが
前に中庭で剣の練習を
してましたよ
あ、そうそう
中庭で、アルバが
剣振ってましたよ
そういえば、アルバが
前に中庭で剣の練習を
してましたけど・・・
ああ、せがまれて基本
の型を教えたんだが
そうか、きちんと
続けていたか・・・
騎士になりたいって、
がんばってるみたい
ですよ
アルバはずいぶん
騎士に憧れている
ようですね
がんばってるんですね
夢があるって・・・
うらやましいな
騎士になりたいって、
がんばってるみたい
ですよ
・・・・・・
いや、そろそろアルバ
にも正式に剣を教えて
いい時期なのかもな
二人とも真剣な顔して
なんの話してるんだ?
二人とも真剣な顔で
なにを話してるんだ?
どうしたの?
ふたりとも、難しい
顔して?
どうしたんですか?
ふたりとも、真剣な
顔をして・・・?
いや、ちょっとな
どうやって
金を貯めていくのかを
相談してたのさ
そんなに苦しいのか?
そんなに苦しいのか?
・・・そんな、ジリ貧
なの・・・
そんなに苦しいの
ですか
いや、
今すぐどうこうって
わけじゃないさ
これから先、チビたち
が大きくなったときの
ための話だよ
・・・いっそ前みたい
に、そこらの連中から
脅しとってくるか?
いっ!?
!?
ちょ!
ちょっと!
え・・・それは・・・
おいおい、ガゼル
それはもうやめるって
レイドと約束したろう
わかってるさ・・・
けどよ、他にいい方法
があんのか?
今のままじゃ、毎日を
食っていくのが精一杯
じゃねえかよ
・・・
結局のところ、世の中
の仕組みが変わらねえ
ことにはどうしようも
ねえのさ
二人はまだ相談してる
みたいだ
俺がいても邪魔にしか
ならない気がするな
二人はまだ相談してる
みたいだ
僕がいても邪魔になる
だけだろう
まだ、ふたりとも
お金を貯める相談
してるんだ・・・
あたし、なんにも
できそうにないし
邪魔しないようにしよ
二人はまだ相談してる
みたいですね
わたしがいても
邪魔なだけですね・・
あ、お兄ちゃん
あ、お姉ちゃん
なにしてるんだ?
なにをしてるんだい?
なにしてるの?
なにしてるの?
ラミと勉強してるの
文字のお勉強
・・・(コクン)
お兄ちゃんも、自分の
名前ぐらい書けるよう
に勉強したほうが
いいんじゃない?
お姉ちゃんも、自分の
名前ぐらい書けるよう
に勉強したほうが
いいんじゃない?
うーん・・・
たしかに読めたって、
書けないのは問題かも
しれないなぁ
ああ・・・
たしかに読むだけじゃ
なくて、書けるように
なっておく必要もある
かもしれないな
うーん・・・
読めるだけで書け
ないって、やっぱり
問題あるかなぁ?
そうですね・・・
読めはしますが、
書けないというのも
問題かもしれませんね
このお手本あげるから
遊んでばかりいないで
勉強しなさいよね
・・・はい
・・・うん
・・・あ、うん
じゃあ、そうするね
あれ、フィズは?
あれ、フィズは?
あれ、フィズは?
あれ、フィズちゃんは
・・・おそと
あとはひとりでがんば
りなさい・・・って
しょうがないなぁ
しょうがないなぁ
しょうがないねぇ
仕方ないですね・・・
・・・(くいくい)
ん?
これ、おにいちゃんの
なまえ・・・
これ、おねえちゃんの
なまえ・・・
へえ、こう書くんだ?
おぼえとこ・・・
ああ、こう書くのか
おぼえておこう・・・
へえ、こう書くんだ?
おぼえとこ・・・
こう、書くんですね?
おぼえておかないと
いけませんね
ねえ、@n0の
世界のお料理って、
どんなのがあるの?
どんなのって・・・
どうして?
どんなのって・・・
どうして?
え?
あたしたちの
世界の料理?
どんなのって・・・
どうしてですか?
うん、私たちの食べて
るものと、どう違うの
かなー・・・って
うーん、名前が違って
るだけで、そんなには
変わらないよ
大した違いはないよ
名前が違っているだけ
の料理も多いし
うーん、名前が違って
るだけで、そんなには
変わらないかなぁ
そうですね、名前が
違うくらいでしょうか
変わりませんよ
そうなんだ・・・
うーん、そう言われて
も国ごとにいろいろと
あるからなぁ
そう言われても、
国ごとにいろいろな
料理があるからね
うーん、いっぱい
あるからね・・・
国によって違うし
そうですね、ただ
国ごとにいろいろな
料理がありますし
あなたの暮らしていた
国だったら?
まずパンじゃなくて、
お米っていうのを
食べてて・・・
・・・だいたい
こんなカンジかな?
まずパンじゃなくて、
お米というものが
主食で・・・
・・・だいたい
こんなものだけど?
まずパンじゃなくて、
お米っていうのを
食べてて・・・
・・・だいたい
こんなカンジかな?
まず主食が違うんです
パンじゃなくて
お米を・・・
・・・だいたい
こんな感じでしょうか
お魚を生で
食べちゃうんだ・・・
あ、ショック受けてる
おいしいよ
驚きましたか?
わ、私にも作れそうな
料理ってない?
できれば、貴方が好き
なもので・・・
俺が好きなもの・・・
ラーメン、かな?
僕が好きなもの・・・
ラーメン、かな?
あたしの好物は・・・
ラーメン、だね!
そうですね・・・
ラーメンはどうですか
らーめん?
うん
部活の帰りとかに
友達とよく食べたっけ
ああ
生徒会で遅くなると、
後輩に連れられて
食べに行くんだ
学校の帰りに、
友達みんなで、
よく食べてたんだ
はい、父が好きで
よく、食べに連れて
いってもらって
いました
らーめん、ね?
うん、それに決めたわ
え?
え?
え?
・・・え?
作り方、教えてっ!
うわっ、リプレの目が
燃えてる・・・?
・・・リプレ、
本気だ・・・
リプレさん・・・
本気なんだ・・・
おっ、アニキじゃん
おっ、アネゴじゃん
二人でなんの話を
してるんだ
二人でなんの話を
してるんだ
ねね、なんの話?
二人でなんの話を
していたんですか?
ジンガから修行の旅の
話を聞かせて
もらったんだよ
たとえば?
たとえば?
どんなどんな?
たとえば?
酒場で船乗りを相手に
大暴れした話とかね、
山賊退治で大暴れした
話とかだよっ!
あはは、たいしたこと
ない話でしょ?
・・・
いや、充分にすごいと
思うんだが・・・
・・・
・・・
ほんとに、ジンガって
強いんだねぇ
へへへへっ
アルバがジンガの話を
夢中になって聞いてる
悪い影響を受けなきゃ
いいけどなぁ・・・
悪い影響を受けないと
いいけど・・・
変な影響を受けなきゃ
いいけど・・・
悪い影響を受けないと
いいのだけれど・・・
俺がこの世界に
呼ばれたのは事故
だったんだよな?
僕がこの世界に呼ばれ
たのは事故だったって
聞いたけど
あたしがここに呼ばれ
たのは事故だったんだ
よね?
事故で、わたしは
この世界に呼ばれた
んですよね
前にそう言った
はずだろ?
まさか、まだ疑って
いるのか?
いや
そういうわけじゃない
事故だったなら、現場
を調べればなにか帰る
手がかりが見つからな
いかと思ったんだよ
いや
そうじゃなくって!
事故だったんならさ、
その現場を調べていけ
ば、なにか手がかりが
見つからないかな?
いえ、
疑っているわけでは
ないのですけれど
事故だったのなら、
その現場を調べていけ
ば、なにか手がかりが
あるかもと思って
・・・
どうだろう?
ははは、無駄かな?
無駄でしょうか?
いや、やってみる価値
はあるかもしれないな
ただ、調べられるのは
俺がわかる範囲内の
ことだけだぜ・・・
それでも、何もやらな
いよりはマシだろう
よし、そうと決まれば
みんなに・・・
それでも、何も知らな
いあたしよりはマシだ
と思うんだ
よし、そうと決まれば
みんなに・・・
いえ、心強いです
じゃあ、わたし
みなさんに伝えて
来ますね・・・
やめたほうがいい
俺たちだけでやろう
みんなに無駄足を
踏ませることに
なるかもしれないだろ
たしかに・・・
うーん・・・
・・・・・・
どうしよう?
 ・・・大丈夫かな?
 そうだな・・・
 ・・・大丈夫かな?
 そうだね・・・
 ・・・大丈夫かな?
 そうですね・・・
そう前に説明をしたと
思ったが・・・
ひょっとして、疑って
いるのか?
いや
そうじゃなくって!
事故だったんならさ、
その現場を調べていけ
ば、なにか手がかりが
見つからないかな?
いや
そうじゃなくって!
事故だったんならさ、
その現場を調べていけ
ば、なにか手がかりが
見つからないかな?
いえ、
疑っているわけでは
ないのですけれど
事故だったのなら
その現場を調べていけ
ば、なにか手がかりが
あるのではないかと
・・・
ははは、無駄かな?
ははは、無駄かな?
駄目でしょうか?
いや、やってみる価値
はあるかもしれない
僕がわかる範囲でしか
調べることはできない
とは思うが・・・
それでも、何も
知らない俺たちよりは
マシなはずさ
よし、そうと決まれば
みんなに・・・
でもさ、なんにもわか
んない、あたしたちよ
りはマシでしょ?
よし、そうと決まれば
みんなに・・・
いえ、わたしたちは
なにもわかりません
から・・・
心強いです
わたし、みなさんに
伝えて・・・
いや、その必要はない
僕と君だけで充分だ
無駄足を踏む可能性も
高いしな
うーん・・・
うーん・・・
・・・・・・
どうしよう?
 ・・・大丈夫かな?
 そうだな・・・
 ・・・大丈夫かな?
 そうだね・・・
 大丈夫でしょうか?
 そうですね・・・
そうよ、説明してあげ
たでしょ?
あーっ!?
もしかして疑ってる?
いや
そうじゃなくって!
事故だったんならさ、
その現場を調べていけ
ば、なにか手がかりが
見つからないかな?
いや
そういうわけじゃない
事故だったなら、現場
を調べればなにか帰る
手がかりが見つからな
いかと思ったんだよ
いえ
そうじゃなくて・・・
事故だったのなら
その現場を調べていけ
ば、なにかわかるん
じゃないかと・・・
・・・
ははは、無駄かな?
どうだろう?
無駄でしょうか?
いや、それって盲点
だったかもしんない
問題は見習いのあたし
がどこまで調べられる
かだけど・・・
それでも、何も
知らない俺たちよりは
マシなはずさ
よし、そうと決まれば
みんなに・・・
それでも、何もやらな
いよりはマシだろう
よし、そうと決まれば
みんなに・・・
それでも、何も知らな
いわたしよりは、
ましなはずです
じゃあ、わたし
みなさんに・・・
あ、必要ないない!
あたしとキミだけよ
あんまり期待されると
困っちゃうし
うーん・・・
たしかに・・・
・・・そうですか?
どうしよう?
 ・・・大丈夫かな?
 そうだな・・・
 ・・・大丈夫かな?
 そうだな・・・
 大丈夫でしょうか?
 そうですね・・・
ええ、前に説明
しましたけど・・・
ひょっとして、
疑っているんですか?
いや
そうじゃなくって!
事故だったんならさ、
その現場を調べていけ
ば、なにか手がかりが
見つからないかな?
いや
そういうわけじゃない
事故だったなら、現場
を調べればなにか帰る
手がかりが見つからな
いかと思ったんだよ
いや
そうじゃなくって!
事故だったんならさ、
その現場を調べていけ
ば、なにか手がかりが
見つからないかな?
・・・
ははは、無駄かな?
どうだろう?
ははは、無駄かな?
いえ、たしかにそれは
必要かもしれません
私がわかる範囲でしか
調べることはできない
ですけど・・・
それでも、何も
知らない俺たちよりは
マシなはずさ
よし、そうと決まれば
みんなに・・・
それでも、何もやらな
いよりはマシだろう
よし、そうと決まれば
みんなに・・・
いいじゃん、なんにも
わかんないあたしより
ましってもんでしょ?
よし、そうと決まれば
みんなに・・・
いえ、私とあなただけ
で充分でしょう
無駄足を踏む可能性も
ありますし
うーん・・・
たしかに・・・
うーん・・・
どうしよう?
 ・・・大丈夫かな?
 そうだな・・・
 ・・・大丈夫かな?
 そうだな・・・
 ・・・大丈夫かな?
 そうだね・・・
うーん・・・
で、どうするんだ?
どうしよう?
 ・・・大丈夫かな?
 行こう!
 ・・・大丈夫かな?
 行こう!
 大丈夫でしょうか?
 行きましょう
どうするんだ?
どうしよう?
 ・・・大丈夫かな?
 行こう!
 ・・・大丈夫かな?
 行こう!
 大丈夫でしょうか?
 行きましょう
どうすんの?
どうしよう?
 ・・・大丈夫かな?
 行こう!
 ・・・大丈夫かな?
 行こう!
 大丈夫でしょうか?
 行きましょう
どうしますか?
どうしよう?
 ・・・大丈夫かな?
 行こう!
 ・・・大丈夫かな?
 行こう!
 ・・・大丈夫かな?
 行こう!
そうだな・・・
まずは二人で行こうか
そうだね・・・
じゃあ二人で行こう!
そうですね・・・
話を大きくしても
なんですし・・・
二人で行きましょう!
じゃあ
明日の朝出発だ
いいな?
そうだな・・・
よし、二人で行こう!
そうだね・・・
じゃあ二人で行こう!
そうですね・・・
話を大きくしても
なんですし・・・
二人で行きましょう!
ああ、それなら明日の
朝になったら出かける
ことにしよう
そうだな・・・
よし、二人で行こう!
そうだな・・・
まずは二人で行こうか
そうですね・・・
話を大きくしても
なんですし・・・
二人で行きましょう!
うん、それなら明日の
朝になったら出かける
ことにしよっか
そうだな・・・
よし、二人で行こう!
そうだな・・・
まずは二人で行こうか
そうだね・・・
じゃあ二人で行こう!
ええ、でしたら明日の
朝になったら出かける
ことにしましょう
・・・大丈夫かな?
・・・大丈夫かな?
大丈夫でしょうか?
だったらやめるか?
まあ、決めるのは
お前だからな
決まったら教えてくれ
なるべく早めに、な
・・・大丈夫かな?
・・・大丈夫かな?
大丈夫でしょうか?
迷うくらいなら、
やめたって構わない
君が決めればいい
どうするか決めたら、
教えてくれ
・・・大丈夫かな?
・・・大丈夫かな?
大丈夫でしょうか?
まあ、無理にとは
言わないわよ
キミが決めなさい
どうするか決めたら、
教えてちょうだい
・・・大丈夫かな?
・・・大丈夫かな?
・・・大丈夫かな?
別に、今すぐ決め
なくてもいいですから
よく考えて・・・
どうするか決めたら、
教えてくださいね
やあ、スウォン
やあ、スウォン
あ、やぁスウォン!
こんにちは・・・
・・・こういうときは
「やあ」の方が
自然ですか?
やあ、じゃないですよ
言ったでしょ!?
この森には凶暴な獣が
いるんだって
ああ、聞いたよ
ああ、聞いたよ
あ、聞いたけどさ
・・・え?
聞いていますよ
だったらどうして!?
どうしよう?
 そいつを見たいんだ
 君が心配だったんだ
 そいつを見たいんだ
 君が心配だったんだ
 それを見たいなって
 あなたが心配で・・・
 見てみたくて・・・
 あなたが心配で・・・
そいつを見たいんだ
どれほどすごい獣なの
かをね
そいつを見たいんだ
どれほどすごい
獣なのかをね
それを見たいなって
思ったの・・・すごい
獣なんだよね
ちょっと、その獣と
いうのを見てみたくて
・・・好奇心が・・・
・・・!
貴方、自分がどれだけ
無謀なことを言ってる
のかわかってませんね
僕の言っていることは
冗談なんかじゃないん
ですよ!
相手はこの森の主とも
呼ばれてる獣なんです
子分だって、たくさん
連れてるんですよ!
囲まれてしまったら、
腕利きの狩人でも絶対
に助かりません!!
だったら、どうして君
は一人でそんな場所に
来てるんだ?
だったら、どうして君
は一人でそんな場所に
来てるんだ?
だったらさ、なんで
スウォンはこんな所に
ひとりでいるの?
・・・ごめんなさい
でも、スウォンくんも
そんなところに、
一人で来て
いるんですよ?
・・・っ
おかしいじゃないか
そんなに危険な相手が
いるのに、どうして君
はここにいるんだ?
おかしいじゃないか
そんなに危険な相手が
いるのに、どうして君
はここにいるんだ?
おかしいじゃん
そんなに危険な相手が
いるのに、どうして?
おかしいですよ
そんなに危険な相手が
いるのに・・・
それは・・・
なにか理由があるん
じゃないのかい?
なにか理由があるん
じゃないのかい?
なんかワケあり?
理由が・・・
あるんですね?
君が心配だったんだよ
君が心配だったからね
スウォンが
心配だったの!
スウォンくんが心配で
ついて来て
しまいました・・・
え?
いくら君が森に慣れて
いるといっても、
一人じゃ危険すぎるよ
さあ、一緒にここから
出ようぜ?
いくら君が森に慣れて
いるといっても、
一人じゃ危険すぎる
もう君も、この森には
近づかないほうがいい
スウォンが森に慣れて
いるっていっても、
一人じゃ危険でしょ?
いっしょに森を出よ?
いくらあなたが
森に慣れていても
やっぱり、一人じゃ
危険ですよ・・・
さあ、一緒にここから
出ましょう?
・・・駄目なんです
どうしてだよ
狩りなら別の場所でも
できるじゃないか?
どうしてだい
狩りなら別の場所でも
できるだろう?
なんで?
狩りをするだけなら、
別のところにしようよ
どうしてですか?
狩りなら別の場所でも
できますよ?
ここでなければ、駄目
なんです!!
僕はその獣に復讐する
んですから・・・
復讐!?
復讐!?
ふくしゅ~って・・・
え・・・復讐?
僕の父さんが、最初の
犠牲者なんです・・・
この森の主と呼ばれる
【朱のガレフ】に
殺されたんです!!
!?
僕たち狩人とガレフは
今まではこの森で共存
してきました
縄張りに入りさえしな
ければ、ガレフたちは
僕らを襲わないはず
だったんです
なのに・・・っ
君の父さんは、襲われ
てしまったんだね
君の父さんは、襲われ
てしまったんだね
お父さんは襲われた?
あなたの父さまは
襲われた・・・
僕は絶対に許さない!
父さんを、僕の大好き
な父さんをっ、あんな
姿に・・・!!
絶対に復讐してやる
この父さんの弓で
仇をとってやる・・・
事情はわかったよ
でも、一人で仇をとる
なんて無茶だ
事情はわかったよ
でも、一人で仇をとる
なんて無茶だ
事情はわかったけど
でも、一人で仇をとる
なんて無茶じゃない!
そういうこと
だったんですか・・・
でも、一人で仇をとる
なんて無茶ですよ
わかってます
でも他の狩人たちは、
ガレフを恐れて森から
逃げてしまいました
あいつと戦おうとして
いるのは、もう僕だけ
なんです・・・
どうしよう?
 なら、俺が手伝うよ
 そうか・・・
 なら、僕が手伝おう
 そうか・・・
 手伝うよ
 そっか・・・
 いっしょに戦いましょう
 そうなんですか・・・
なら、俺が手伝うよ
俺だけじゃない
事情を話せば、きっと
俺の仲間も力を貸して
くれると思う
なら、僕が手伝おう
僕だけじゃない
事情を話せば、きっと
僕の仲間も力を貸して
くれると思う
あたしが手伝うよ
あたしだけじゃないよ
事情を話せば、きっと
みんなも力を貸して
くれると思う
なら・・・
いっしょに
戦いましょう
わたしだけじゃない
事情を話せば、きっと
みんなも助けてくれる
と思いますよ?
でも・・・
ガレフは子分を連れて
いるんだろ?
たった一人で戦うのは
絶対に無茶だと思うぜ
森に不慣れな俺たちが
どれだけ役に立つかは
不安だろうけど・・・
君の背中を
守るくらいの助けなら
できると思うんだ
ガレフは子分を連れて
いるんだろう?
たった一人で戦うのは
命を捨てるようなもの
じゃないか
森に不慣れな俺たちが
どれだけ役に立つかは
不安だろうけど・・・
君の背中を守るくらい
の助けなら、できると
思う
ガレフってさ、
一匹じゃないん
でしょ?
ひとりじゃ勝てないよ
そう思わない?
そりゃ、あたしは
役にたたないかも
しれないけど・・・
ね、いっしょに
戦おうよ!
スウォン!
ガレフは一匹だけで
いるわけじゃないんで
すよね?
たった一人で戦うのは
絶対に無理ですよ
森に不慣れなわたし
たちが、役に立つかは
不安だと思いますけど
・・・
背中を守るくらい
の助けなら、できると
思いますよ
・・・・・・
決めるのは今すぐじゃ
なくていいから、まず
はみんなと会ってみて
くれないか?
決めるのは今すぐじゃ
なくていいから、まず
はみんなと会ってみて
くれないか?
そうだ!
ものはためしで、まず
はみんなと会ってみて
よ!ね!
決めるのは今すぐじゃ
なくていいですから
いちど、みなさんと
会ってみてください
・・・はい
そうか・・・
そうか・・・
そっか・・・
そうなんですか・・・
心配しないでください
無茶はしませんから
それじゃ、気をつけて
帰ってくださいね
・・・猫?
どうしよう?
 放っておく
 近づいてみる
また、魚でも釣って
リプレを喜ばせて
やろうかな?
また、魚でも釣って
みるかな?
うーん
魚釣りねぇ・・・
また、魚を
釣って帰ったら
リプレさん
喜ぶかしら・・・
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
どうしよう?
 やめておく
 魚釣りをする
気にしなくていいって
こういう時もあるわ
うん、これだけあれば
充分だよ
わぁ、ずいぶん
たくさん釣れたのね
こんな大物
どう料理したらいいか
迷っちゃいそう
すごいじゃない!
これならきっと、おい
しいお料理ができるわ
これって・・・
食べられるのかしら?
ごくろうさま
きっとみんなも喜んで
食べてくれるよ
また何か釣れた時は
私のところに
もってきてね
腕によりをかけて
おいしい料理を作って
あげるから、ね?
それじゃ、行こうか?
それじゃ、行こうか?
それじゃ、行こっか?
用意できました
出かけましょう
そういえば、二人だけ
で出かけるのって
これが初めてだな
ねね、そういえば
ふたりだけでおでかけ
ってはじめてじゃん?
そういえば、二人だけ
で出かけるのって、
はじめてですよね?
まぁな、俺も
あんまり馴染んでる
とは言えないしな
ここでの生活にはもう
慣れたかい?
どう、暮らしやすい?
もう慣れた?
ここでの生活には
慣れましたか?
そこそこ、だよ
みんなとはうまく
やれてるかい?
みんなとは仲良く
できてる?
みんなとは仲良く
できていますか?
もうちょいかな
少なくとも、前よりは
話せるようになったよ
そうか・・・
ここへ来る前だけど
ソルはどんな生活を
していたんだい?
ふーん・・・そうだ
ここに来る前はどんな
生活をしてたの?
あの、ここに来る前は
どんな生活を
してたんですか?
え・・・?
いや、なにも特別な
ことはしてないぜ
友達とか、心配してる
んじゃないのか?
ほら~!
どんな友達がいたのか
とか、気になるじゃん
いえ・・・
どんなお友達が
いたのか・・・
気になったもので
・・・いない
え?
はぁ?
!?
物心ついたときには
当たり前のように
召喚術のお勉強だ
まわりはみんな年上
ばっかりだしな
そういえば、二人だけ
で出かけるのってこれ
が初めてじゃないかな
ねぇねぇ・・・
ふたりだけで
おでかけってさ
はじめてだよね
そういえば、二人だけ
で出かけるのって
これが初めてですよね
ああ、そうだね
僕はあまり外に出るの
が好きではないから
ここでの生活にはもう
慣れたかい?
なんだかなぁ・・・
あ、そうそう
どう、生活のほうは
慣れた?
ここでの生活にはもう
慣れましたか?
まあ、それなりにはね
みんなとは仲良く
できてる?
じゃあさ、みんなとは
仲良くなれた?
みんなとは仲良く
できていますか?
前よりは話はできてる
と思うけど、もともと
僕が話し下手だからな
そっか・・・
ここへ来る前ってさ
キールはどんな生活を
してたんだ?
・・・あ、そう・・・
気をとりなおして!
じゃあじゃあ
いままでってさ
キールはどんな生活
してたの?
そうですか
でも、努力してくれて
いるんですね
・・・嬉しいです
ここへ来る前・・・
キールさんは
どんな生活を
していたんですか?
どうって・・・
別に変わった生活をし
ていたわけじゃないが
いや、さ
どんな友達がいたのか
なってね
え~!
気になるでしょ?
友達とか、兄弟とか?
いえ・・・
お友達のこととか
聞きたいなって・・・
・・・ひとりだったよ
え?
は?
え?
物心のついた時には、
もう召喚術の勉強を
していたからね
まわりにいたのは
年上の人間ばかり
だったのさ
そういえば、二人だけ
で出かけるのってこれ
が初めてじゃないかな
そういえば、二人だけ
で出かけるのって
これが初めてだな
そういえば、二人だけ
で出かけるのって
これが初めてですよね
それにしては、色気の
ないデートだけどね
はははは
ここでの生活にはもう
慣れたかい?
はははは
ここでの生活にはもう
慣れたかい?
女同士でですか?
・・・あの
ここでの生活には
慣れましたか?
まあね
みんなとは仲良く
できてる?
みんなとはうまく
やれてるかい?
みんなとは仲良く
できていますか?
前よりは仲良くなれた
と思うけど、まだまだ
かな
そっか・・・
ここへ来る前ってさ
カシスはどんな生活を
してたんだ?
そうか・・・
ここへ来る前だけど
カシスはどんな生活を
していたんだい?
そうですか・・・
ここへ来る前・・・
カシスさんは、どんな
生活をしていたのか
教えてくれませんか
どんなって・・・
別に普通だと思うけど
いや、さ
どんな友達がいたのか
なってね
友達とか、心配してる
んじゃないのか?
いえ・・・
お友達のこととか
知りたいなと思って
・・・ひとりだったよ
え?
え?
!?
物心のついた時には、
もう召喚術の勉強を
してたからねぇ
へへへ、意外でしょ?
そういえば、二人だけ
で出かけるのってこれ
が初めてじゃないかな
そういえば、二人だけ
で出かけるのって
これが初めてだな
ねぇねぇ、ふたりだけ
で出かけるのって
はじめてだよね!
そうですね
私、あまり外に出るの
が好きじゃなくて
ここでの生活にはもう
慣れたかい?
ここでの生活にはもう
慣れたかい?
そっか・・・
じゃあさ、これからは
好きになってよ、ね!
はい、それなりには
みんなとは仲良く
できてる?
みんなとはうまく
やれてるかい?
努力してみるって
いうこと?
・・・・・・
そっか・・・
ほら、でもさ
みんなとも話し
できてるみたいだし
あたし、ちょっと
嬉しいんだよ!
クラレットも
そう思わない?
前よりは話はできてる
と思いますけど、私が
話し下手ですから
そっか・・・
ここへ来る前ってさ
クラレットはどんな
生活をしてたんだ?
そうか・・・
ここへ来る前だけど
クラレットはどんな生
活をしてたんだい?
話し下手って・・・
そうでもないけどなぁ
・・・・・・
あ~、そうだ、あのさ
クラレットはいままで
どんな暮らしだった?
どうって・・・
別に変わった生活をし
ていたわけじゃないと
思いますけど
いや、さ
どんな友達がいたのか
なってね
友達とか、心配してる
んじゃないのか?
そうなんだ・・・
どんな友達がいた
のかな~、とか
気になるでしょ?
・・・ひとりでした
え?
え?
はい?
物心のついた時には、
もう召喚術の勉強を
していたので
まわりにいたのは年上
の人間ばかりでした
そういえば僕は
ソルのこと
ほとんどなにも
知らないな
そういえばあたし
こいつのこと
ほとんどなにも知らな
いんじゃない・・・
そういえばわたし
この人のこと
ほとんどなにも
知らない・・・
どうしよう?
 いろいろ話をしよう
 いろいろ考えてみよう
 いろいろ話をしよう
 いろいろ考えてみよう
 いろいろ話をしよう
 いろいろ考えてみよう
そういえば俺って
キールのこと
ほとんどなにも
知らないんだよな
そういえばあたし
キールのこと
ほとんどなにも
知らない・・・
そういえばわたし
キールさんのこと
ほとんどなにも
知らない・・・
どうしよう?
 いろいろ話をしよう
 いろいろ考えてみよう
 いろいろ話をしよう
 いろいろ考えてみよう
 いろいろ話をしよう
 いろいろ考えてみよう
そういえば俺って
カシスのこと
ほとんどなにも
知らないんだよな
そういえば僕は
カシスのこと
ほとんどなにも
知らないな
そういえばわたし
カシスさんのこと
ほとんどなにも
知らない・・・
どうしよう?
 いろいろ話をしよう
 いろいろ考えてみよう
 いろいろ話をしよう
 いろいろ考えてみよう
 いろいろ話をしよう
 いろいろ考えてみよう
そういえば俺って
クラレットのこと
ほとんどなにも
知らないんだよな
そういえば僕は
クラレットのこと
ほとんどなにも
知らないな
そういえばあたし
クラレットのこと
な~んにも知らない
んだよねぇ・・・
どうしよう?
 いろいろ話をしよう
 いろいろ考えてみよう
 いろいろ話をしよう
 いろいろ考えてみよう
 いろいろ話をしよう
 いろいろ考えてみよう
これから行く場所で、
僕たちは初めて
出会ったんだったね
あのとき、君が僕の心
に呼びかけてくれなか
ったら、きっと大変な
ことになってたよ
本当に感謝してる
これから行く場所で、
あたしたちって
出会ったんだよね
ソルの
呼びかけがなかったら
あたし、きっと迷子に
なってた・・・
本当に感謝してる
これから行く場所で、
わたしたち
出会ったんですね
あのとき、あなたが
呼びかけてくれなかっ
たなら、きっと大変な
ことになってました
感謝しています・・・
おいおい、俺は
何にもしてないぜ!
ははは
あははっ
照れてる、照れてる
ふふ・・・
照れてますね?
・・・・・・
感謝なんか必要ないん
だよ、本当は・・・
これから行く場所で、
俺たちは初めて
出会ったんだよなあ
あのとき、君が俺の心
に呼びかけてくれな
かったら、きっと大変
なことになってたよ
本当に感謝してる
これから行く場所で、
あたしたちって
出会ったんだよねぇ~
あのとき、キールが
呼んでくれなかったら
あたし、きっと
迷子になってたよ
本当に感謝してる
これから行く場所で、
わたしたち、
出会ったんですよね
あのとき、あなたが
心に呼びかけて
くれなかったら
きっと大変なことに
なっていました
感謝・・・
しているんですよ?
いや、僕は・・・
大したことは・・・
あははっ
照れてる、照れてる
あははっ
照れてる、照れてる
ふふ・・・
照れてますか?
・・・・・・
感謝なんか
必要ないんだ・・・
本当は・・・
これから行く場所で、
俺たちは初めて
出会ったんだよなあ
あのとき、君が俺の心
に呼びかけてくれな
かったら、きっと大変
なことになってたよ
本当に感謝してる
これから行く場所で、
僕たちは初めて
出会ったんだったね
あのとき、君が僕の心
に呼びかけてくれなか
ったら、きっと大変な
ことになってたよ
本当に感謝してる
これから行く場所で、
わたしたちは、
出会ったんですよね
あのとき、あなたが
心に呼びかけて
くれなかったら・・・
きっと大変なことに
なっていました
感謝、してるんですよ
や、やめてよう・・・
改めて感謝されると、
なんか照れちゃうって
あははは
ははは
ふふ
・・・・・・
ホント・・・感謝する
必要なんて・・・
これから行く場所で、
俺たちは初めて
出会ったんだよなあ
あのとき、君が俺の心
に呼びかけてくれな
かったら、きっと大変
なことになってたよ
本当に感謝してる
これから行く場所で、
僕たちは初めて
出会ったんだったね
あのとき、君が僕の心
に呼びかけてくれなか
ったら、きっと大変な
ことになってたよ
本当に感謝してる
これから行く場所
あたしたちの出会いの
場所だね!
クラレットが呼んで
くれたから、あたし、
あのとき迷子にならな
かったって思ってる
本当に感謝してるよ
いえ、私は・・・
大したことは・・・
あははっ
照れてる、照れてる
いや、本当のことさ
あははっ
照れてる、照れてる
・・・・・・
感謝なんか・・・
だって、本当は・・・
ソルと最初に出会った
のは、これから行く
場所だったよな
バノッサたちにやられ
ていた僕たちを助けて
くれて・・・
僕を元の世界に帰して
くれるために、仲間に
加わってくれた
だけど・・・
どうして彼はあそこ
にいたんだろう?
まるで僕が来ることを
知っていたみたいに
これから向かう所で、
あたしとあいつが
出会って・・・
あたしたちが
バノッサにやられてる
とこを助けてくれたん
だっけ・・・
仲間になってくれたの
も、あたしを元の世界
に戻してくれるため
なんだよね・・・
考えてみたら、みんな
あたしを助けてくれる
ためだ・・・
どうしてあいつは
あそこにいたのかな?
あたしが来るって
知っていたみたい
これから行く場所が
ソルさんと
最初に出会った
ところですね・・・
バノッサさんに襲われ
ていたわたしたちを
助けてくれて・・・
わたしを元の世界に
帰してくれるために
仲間になってくれた
だけど・・・
どうして彼はあそこに
いたんだろう?
まるで全部知っている
みたいに・・・
どうかしたのか?
・・・あ、いや
なんでもないよ!
・・・あ、いや
なんでもないない!
・・・あ、いえ
なんでも・・・
そうか・・・
これから行く場所が
キールと最初に会った
ところだったよな
バノッサたちに
やられていた俺たちを
助けてくれて・・・
俺を元の世界に帰して
くれるために、仲間に
加わってくれた
だけど・・・
どうして彼はあそこに
いたんだろう?
まるで俺が来ることを
知っていたみたいに
キールと最初に出会っ
たのは、今行こうとし
てるところで・・・
バノッサたちにやられ
ていたあたしたちは、
彼に助けられた・・・
仲間になってくれたの
は、あたしを元の世界
に、送り帰すため
だけど・・・
どうして彼はあそこに
いたんだろう?まるで
あたしが来ることが
わかってたみたい
キールさんと最初に
出会ったのは
これから行く
場所だった・・・
バノッサさんにやられ
ていたわたしを助けて
くれて・・・
わたしを元の世界に
帰してくれるために
仲間に加わってくれた
だけど・・・
どうして彼はあそこに
いたんだろう?
まるでわたしが来るっ
て、知っていたように
どうかしたのか?
・・・あ、いや
なんでもないよ!
・・・あ、いや
なんでもないよ!
・・・あ、いえ
なんでも・・・
そうか・・・
カシスと最初に出会っ
たのは、これから行く
場所だったよな
バノッサたちに
やられていた俺たちを
助けてくれて・・・
俺を元の世界に帰して
くれるために、仲間に
加わってくれた
だけど・・・
どうして彼女はあそこ
にいたんだろう?
まるで俺が来ることを
知っていたみたいに
カシスと最初に出会っ
たのは、これから行く
場所だったよな
バノッサたちにやられ
ていた僕たちを助けて
くれて・・・
僕を元の世界に帰して
くれるために、仲間に
加わってくれた
だけど・・・
どうして彼女はあそこ
にいたんだろう?
まるで僕が来ることを
知っていたみたいに
カシスさんと最初に
出会ったのは
これから行く
場所だった・・・
バノッサさんに襲われ
ていたわたしたちを
助けてくれて・・・
わたしを元の世界に
もどしてくれるって
仲間になってくれた
だけど・・・
どうして彼女はあそこ
にいたんだろう?
わたしがそこに
来ることを知ってた
みたいに
ん、どしたの?
・・・あ、いや
なんでもないよ!
・・・あ、いや
なんでもないよ!
・・・あ、いや
なんでも・・・
あ、そう・・・
クラレットと最初に
出会ったのは、これか
ら行く場所だったよな
バノッサたちに
やられていた俺たちを
助けてくれて・・・
俺を元の世界に帰して
くれるために、仲間に
加わってくれた
だけど・・・
どうして彼女はあそこ
にいたんだろう?
まるで俺が来ることを
知っていたみたいに
クラレットと最初に
出会ったのは、これか
ら行く場所だったよな
バノッサたちにやられ
ていた僕たちを助けて
くれて・・・
僕を元の世界に帰して
くれるために、仲間に
加わってくれた
だけど・・・
どうして彼女はあそこ
にいたんだろう?
まるで僕が来ることを
知っていたみたいに
これから行く場所で、
あたしとクラレットが
出会って・・・
バノッサたちにやられ
ていたあたしたちは、
彼女に助けられた
あたしを元の世界に
帰すんだって、
そう言って、仲間に
なってくれて・・・
だけど・・・
どうしてクラレットは
あそこにいたのかな?
あたしが来るって
知ってたみたい・・
どうかしました?
・・・あ、いや
なんでもないよ!
・・・あ、いや
なんでもないよ!
・・・あ、いや
なんでもないない!
あ~、もう!
びっくりした~
そう、ですか・・・
あれ?
誰か、向こうから
歩いてくるぞ
剣士、みたいだな
すごく大きな剣を
持ってる・・・
あれ?
誰か、向こうから
歩いてくるぞ
剣士、みたいだな
すごく大きな剣を
持ってる・・・
あれ
誰だろ?
向こうから
歩いてくるのは
剣士かな?
すごく大きな剣を
持ってるし・・・
あら?
誰か、向こうから
歩いて来る・・・
剣士さんでしょうか?
すごく大きな剣を
持ってて・・・
・・・?
あ、こんにちは
こんにちは!
ふふ
お前たち
こんなところで
なにをしている?
街道なら向こうだぞ
いえ、道に迷ったわけ
じゃないですよ
この先にちょっと用が
あるんです
いえ、道に迷ったわけ
じゃありません
この先にちょっと用が
あるんです
いえ、道に迷ったわけ
じゃないんです
この先にちょっと
用があって・・・
いえ、道に迷ったわけ
じゃないですよ
この先にちょっと
用があって・・・
@n0っ!
な、なんだよ・・・?
え・・・?
な、なに・・・?
え?
なんですか?
・・・そうか
いらぬ世話だったか
世話ついでに言って
おくが、この先には
少々物騒な大穴がある
気をつけることだ
はい、気をつけます
はい、気をつけます
はい、気をつけます
はい
ありがとうございます
@n0!!
どうしたんだい
いきなり・・・
なにを怒ってるの?
なんでしょうか?
あのなぁ!
お人好しにも
ほどがあるぜ!
あの剣士が敵だったら
どうするつもり
なんだよ!
敵だなんて・・・
まさか・・・?
オプテュスの連中たち
はともかく、見知らぬ
相手に狙われるような
ことはしてないよ
敵?
ないない!
あの人
悪い人じゃないよ?
オプテュスなら別とし
てさ、知らない人に
狙われる覚えない
でしょ?
敵・・・ですか?
きっと違いますよ
あの人は
オプテュスの方々なら
ともかく、知らない
人たちに狙われる
覚えもありませんし
本気で、そう思って
いるのか?
おいおい・・・
その言い方じゃ、まる
で僕が誰かに狙われて
るみたいだぞ?
なにそれ・・・
じゃあ、あたしってば
誰かに狙われてるって
いうわけ?
え・・・
もしかして、わたし
誰かに狙われてるんで
しょうか?
・・・もういい
ちょっと神経質に
なりすぎたか・・・
今のは、なしだ・・・
ソル?
ソル?
ソルさん?
@n0!!
なにを怒ってるんだよ
なに?
怒ってるの?
あの・・・
どうして怒っているん
ですか?
どこまで君は
お人好しなんだ!?
あの剣士が敵だったら
どうするつもりだ?
敵だなんて・・・
あははは、そんなこと
あるはずないだろ?
オプテュスの連中たち
はともかく、見知らぬ
相手に狙われるような
ことはしてないぜ
ないない!
悪い人には見えな
かったでしょ?
オプテュスなら別とし
ても、知らない人に
狙われる覚えなんて
ないもん!
敵ですか?
まさか、それは
ありませんよ
オプテュスの方たち
以外に狙われるような
覚えもありませんし
本気で、そう思って
いるのか?
な、なんだよ・・・
それじゃなにか、俺が
誰かに狙われてるって
いうのか?
う・・・なにそれ
もしかして
誰かがあたしを
狙ってるの・・・?
え・・・
もしかして、わたし
狙われて・・・
いるんですか?
・・・いや、いい
僕が神経質になって
いるだけなんだ
今のは、忘れてくれ
キール?
キール?
キールさん?
@n0!!
なにを怒ってるんだよ
どうしたんだい
いきなり・・・
あの・・・
もしかして
怒ってますか?
ちょっとは人を疑う
ことも覚えなさいよ!
あの剣士が敵だったら
どうするつもり?
敵だなんて・・・
あははは、そんなこと
あるはずないだろ?
オプテュスの連中たち
はともかく、見知らぬ
相手に狙われるような
ことはしてないぜ
敵だなんて・・・
まさか・・・?
オプテュスの連中たち
はともかく、見知らぬ
相手に狙われるような
ことはしてないよ
敵だなんて・・・
そんなこと、ないと
思いますけど
オプテュスの方々以外
に、狙われる覚えも
ありませんし・・・
本気で、
そう思ってんの?
な、なんだよ・・・
それじゃなにか、俺が
誰かに狙われてるって
いうのか?
おいおい・・・
その言い方じゃ、まる
で僕が誰かに狙われて
るみたいだぞ?
え・・・
まさか、わたし・・・
誰かに狙われて
いるんですか?
・・・やっぱ、いい
あたしが気に
しすぎてるだけだわ
今の、ナシね・・・
カシス?
カシス?
カシスさん?
@n0!!
なにを怒ってるんだよ
どうしたんだい
いきなり・・・
なに怒ってるの?
少しは用心をして
ください!
あの剣士が敵だったら
どうするつもりです?
敵だなんて・・・
あははは、そんなこと
あるはずないだろ?
オプテュスの連中たち
はともかく、見知らぬ
相手に狙われるような
ことはしてないぜ
敵だなんて・・・
まさか・・・?
オプテュスの連中たち
はともかく、見知らぬ
相手に狙われるような
ことはしてないよ
あ、ごめん・・・
でもさ、そんな心配
しなくてもいいって!
だってさ、別にあたし
オプテュス以外に狙わ
れるようなこと、して
ないもんね
本気で、そう思って
いるんですか?
な、なんだよ・・・
それじゃなにか、俺が
誰かに狙われてるって
いうのか?
おいおい・・・
その言い方じゃ、まる
で僕が誰かに狙われて
るみたいだぞ?
な、なにそれ・・・
もしかして、あたしが
誰かに狙われてるって
いうの?
・・・ごめんなさい
私が気にしすぎている
だけですよね
忘れてください
クラレット?
クラレット?
クラレット?
じゃあ、調べて
みるとしますか・・・
なにか手伝えることは
あるかな?
なんか手伝うこと
あるかな?
なにか手伝えることは
ありますか?
ないよ
俺ひとりで充分
そうか・・・
なら、僕は見張りでも
してるよ
そっか・・・
じゃ、あたしは
見張り役ってことで!
そうですか・・・
なら、わたしはここで
待ってますから
ああ、さっそく調べて
みることにしよう
なにか手伝えることは
あるかい?
なんか手伝えること、
ある?
なにか手伝えることは
ありますか?
いや、とりあえずは僕
ひとりで平気だと思う
そっか・・・
なら、俺は見張りでも
してるよ
そっか・・・
なら、あたしは見張り
してるから
なんかあったら
呼んでね!
そうですか
じゃあ、わたしは
ここで待ってますから
さて、さっそく調べる
としますかね
なにか手伝えることは
あるかい?
なにか手伝えることは
あるかな?
なにか手伝えることは
ありますか?
あ、とりあえずあたし
ひとりでやってみる
そっか・・・
なら、俺は見張りでも
してるよ
そうか・・・
なら、僕は見張りでも
してるよ
そうですか・・・
なら、わたしは
ここで、待っています
ええ、さっそく調べて
みますね
なにか手伝えることは
あるかい?
なにか手伝えることは
あるかな?
なにか手伝えること、
あるかな?
いえ、とりあえずは私
ひとりで大丈夫です
そっか・・・
なら、俺は見張りでも
してるよ
そうか・・・
なら、僕は見張りでも
してるよ
そっか・・・
じゃあ、見張りは
あたしにまかせてね!
あまり考えたくない
ことだけど・・・
ソルは
キールは
カシスは
クラレットは
やっぱり、なにかを
隠してる気がする
だとしたら、さっきの
剣士に見せた警戒ぶり
もよくわかる
・・・でも
そこまでして隠す必要
があることって、
なんなんだ?
あまり考えたくない
ことだが・・・
ソルは
キールは
カシスは
クラレットは
やっぱり、なにかを
隠してる気がする
だとしたら、さっきの
剣士に見せた警戒ぶり
もよくわかる
・・・でも
そこまでして隠す必要
があることって、
なんなんだろうか?
う~ん・・・
気のせいだとは
思うけど・・・
ソルってば
キールってば
カシスってば
クラレットってば
なんか隠しごとしてる
ような気がする・・・
じゃないと
さっきの剣士の人に
見せた警戒の意味が
理解できないし
・・・でも
なにを隠してるんだろ
・・・そこまでして
隠す意味なんて
あるのかな?
あまり考えたくは
ありませんが・・・
ソルさんは
キールさんは
カシスさんは
やっぱり、なにかを
隠してるような・・・
そう考えないと
剣士さんに見せた
強い警戒心の説明が
つかない気がします
・・・でも
そこまでして隠す
必要があることって
あるものでしょうか?
悪い!待たせた!
どうだった?
どうだった?
どうでしたか?
ダメだ
俺の知識じゃ限界だ
・・・すまないな
いや、いいんだ
おっけ!
問題なし!
いえ、いいんです
これからどうする?
少し休んで、それから
街へ戻ろう
街へ帰ろ・・・
でも、その前に
一休みさせて、ね!
少し休んで、それから
街へ戻りましょう
ソル?
ねえ
あの・・・
ん? なんだ?
今まで忘れていたこと
だったんだけど・・・
僕がこの世界に呼ばれ
た時・・・頭の中に声
が聞こえたんだ
今まで忘れてたん
だけどさ・・・
あたしがこの世界に
呼ばれたときね・・・
声が聞こえたの
今まで忘れていたんで
すけれど・・・
わたしが、この世界に
来たとき・・・頭の中
に声が聞こえたんです
なんの声だ?
誰かが、僕に向かって
「助けてくれ」って、
呼びかけてきたんだ
僕がこの世界に呼ばれ
てきたのは事故だって
君は言うけど・・・
僕はその声の主に関係
があると思うんだ
その声の主に呼ばれた
から、僕はここに来た
んじゃないだろうか
あの時の呼び声
あれは、
君だったんじゃ
ないのか?
「助けてくれ」って
いう声・・・だれの声
だか、わかんないけど
あたし、事故でここ
に来たってあんたは
言ったけど・・・
なんだか・・・
違う気がする・・・
その人が、あたしを
呼んだんじゃない
かなって・・・
あれってさ・・・
ソルの声に思えて
仕方がないんだ
誰かが、わたしに
「助けてくれ」って、
呼びかけてきたんです
わたしがこの世界に
呼ばれてきたのは事故
だと言いましたが
わたし、違う気が
するんです・・・
その声の主が、わたし
を、ここに呼んだんだ
と思うんです
あの時の呼び声
あれは、あなたじゃ
なかったんですか?
・・・なんで
そう思う?
証明できるものは
なにもないけど・・・
でも、そんな気がして
仕方がないんだ
オンナのカンってやつ
・・・かな?
確証はないんです
でも・・・
そんな気がして
仕方がないんです
・・・・・・
待たせたね
どうだった?
どう?
どうでしたか?
やっぱり、僕の知識で
はどうしようもない
・・・すまないな
いや、いいんだよ
う~ん、残念だけど
仕方ないね
いえ、ありがとう
これからどうする?
少し休んで、それから
街へ戻ろう
少し休んでからさ
街へ戻ろうよ、ね
少し休んで、それから
街へ戻りましょう
なあ、キール
ねぇ、キール
キールさん
なんだ?
今まで忘れていたこと
だったんだけど・・・
俺がこの世界に呼ばれ
た時・・・頭の中に
声が聞こえたんだ
今までさ、すっかり
忘れてたことが
あってね・・・
あたしがここに呼ばれ
た時・・・頭の中に声
が聞こえたんだけど
今まですっかり
忘れていたんですけど
わたしがこの世界に
呼ばれた時、頭に声
が聞こえたんです
声?
誰かが、俺に向かって
「助けてくれ」って、
呼びかけてきたんだ
俺がこの世界に呼ばれ
てきたのは事故だって
君は言うけど・・・
なんだか俺、そうじゃ
ない気がするんだよ
その声の主に呼ばれた
から、俺はここに
来たんだと思うんだ
あの時の呼び声
あれは、君だったん
じゃないのか?
そう、「助けてくれ」
っていう声が、ね
キールはさ、あたしが
この世界にきたのは
事故って言ったけど
あたし、違うと
思うんだ・・・
その声が、あたしを
呼んだから、あたしは
いま、ここにいるんだ
と、思うの
あれさ・・・
キールの声じゃない?
キールがあたしを
呼んだんじゃない?
はい、わたしに向けて
「助けてくれ」って、
呼びかけが・・・
わたしがこの世界に
来たのは、事故だと
あなたは言いました
でも、わたしは
違う気がするんです
その声に呼ばれたから
わたしは、ここに来た
んだと思うんです
あの時の呼び声
あれは、
あなたなんじゃ
ないですか?
・・・どうして?
証明できるものは
なにもないけど・・・
でも、そんな気がして
仕方がないんだ
なんとなく・・・
オンナのカンって
やつじゃ、ダメかな?
確証はなにも・・・
だけど・・・・・
そんな気がして
仕方がないんです
・・・・・・
お待たせ
どうだった?
どうだった?
どうでしたか?
やっぱ、あたしの知識
じゃダメみたい
・・・ゴメンね
いや、いいんだよ
いや、いいんだ
いいんですよ
気になさらなくて
これからどうする?
少し休んで、それから
街へ戻ろう
少し休んで、それから
街へ戻ろう
疲れたでしょうから
少し休んで、それから
街へ戻りましょう
なあ、カシス
カシス?
カシスさん・・・
なぁに?
今まで忘れていたこと
だったんだけど・・・
俺がこの世界に呼ばれ
た時・・・頭の中に
声が聞こえたんだよ
今まで忘れていたこと
だったんだけど・・・
僕がこの世界に呼ばれ
た時・・・頭の中に声
が聞こえたんだ
今まで・・・
すっかり忘れていたん
ですけど・・・
わたし・・・ここに
呼ばれたとき、頭の中
に声が聞こえたんです
声?
誰かが、俺に向かって
「助けてくれ」って、
呼びかけてきたんだ
俺がこの世界に呼ばれ
てきたのは事故だって
君は言うけど・・・
なんだか俺、そうじゃ
ない気がするんだよ
その声の主に呼ばれた
から、俺はここに
来たんだと思うんだ
あの時の呼び声
あれは、君だったん
じゃないのか?
誰かが、僕に向かって
「助けてくれ」って、
呼びかけてきたんだ
僕がこの世界に呼ばれ
てきたのは事故だって
君は言うけど・・・
僕はその声の主に関係
があると思うんだ
その声の主に呼ばれた
から、僕はここに来た
んじゃないだろうか
あの時の呼び声
あれは、
君だったんじゃ
ないのか?
はい
「助けてくれ」って、
いう声が・・・
わたし、本当は事故
じゃなくて・・・
その人に呼ばれて
ここに来たんじゃ
ないでしょうか?
そう・・・
思うんです・・・
あの時の呼び声
あれは、カシスさん
じゃ、ありませんか?
・・・どうして?
証明できるものは
なにもないけど・・・
でも、そんな気がして
仕方がないんだ
証明できるものは
なにもないけど・・・
でも、そんな気がして
仕方がないんだ
証明できるものは
なにもありません
でも、そんな気がして
仕方がないんです
・・・・・・
お待たせしました
どうだった?
どうだった?
どうだった?
やっぱり、私の知識
では無理のようです
・・・すみません
いや、いいんだよ
いや、いいんだ
む~・・・
まぁ、しょうがないか
今日はこれで
終わりにしよ!
これからどうします?
少し休んで、それから
街へ戻ろう
少し休んで、それから
街へ戻ろう
少し休んで、それから
街へ戻ろうよ、ね!
なあ、クラレット
クラレット?
ねね、クラレット
はい?
今まで忘れていたこと
だったんだけど・・・
俺がこの世界に呼ばれ
た時・・・頭の中に
声が聞こえたんだよ
今まで忘れていたこと
だったんだけど・・・
僕がこの世界に呼ばれ
た時・・・頭の中に声
が聞こえたんだ
あのさ、すっかり
忘れてたんだけどね
あたし、この世界に
呼ばれたとき、声が
聞こえたの
声?
誰かが、俺に向かって
「助けてくれ」って、
呼びかけてきたんだ
俺がこの世界に呼ばれ
てきたのは事故だって
君は言うけど・・・
なんだか俺、そうじゃ
ない気がするんだよ
その声の主に呼ばれた
から、俺はここに
来たんだと思うんだ
あの時の呼び声
あれは、君だったん
じゃないのか?
誰かが、僕に向かって
「助けてくれ」って、
呼びかけてきたんだ
僕がこの世界に呼ばれ
てきたのは事故だって
君は言うけど・・・
僕はその声の主に関係
があると思うんだ
その声の主に呼ばれた
から、僕はここに来た
んじゃないだろうか
あの時の呼び声
あれは、
君だったんじゃ
ないのか?
そう、声
「助けてくれ」って声
がさ、頭に直接ね
誰かな?
あたしに向けてなの
すっごく切実な
声だったんだ・・・
クラレットはさ
あたしがここに来たの
は、事故だって
言ったよね・・・
でもさ、それって
違う気がする
その声があたしを
この世界に呼んだ
んだって思うの・・・
ねぇ、あの声さ
クラレットの声だった
んじゃないの?
・・・どうしてです?
証明できるものは
なにもないけど・・・
でも、そんな気がして
仕方がないんだ
証明できるものは
なにもないけど・・・
でも、そんな気がして
仕方がないんだ
う~んなんとなく
なんだけど・・・
でも、そんな気がして
仕方がないの
・・・・・・
あれっきり、
キールは
カシスは
クラレットは
黙ったままだ
・・・・・・
やっぱり、このまま
じゃよくないよ
ちょっと不安だけど、
はっきりさせよう!
あれっきり、
ソルは
カシスは
クラレットは
黙ったままだ
・・・・・・
このままじゃいけない
気がする
はっきりさせなくちゃ
あれっきり、
ソルは
キールは
クラレットは
なんにも話して
くれない・・・
・・・・・・
やっぱり、
このままじゃ
よくないよね
ちょっと不安だけど、
はっきりさせよう!
うん、決めた!
あれっきり、
ソルさんは
キールさんは
カシスさんは
黙ったまま・・・
・・・・・・
やっぱり、こんなこと
繰り返していては
だめです
ちょっと不安ですが、
はっきりさせる
べきですよね・・・
ソル
本当のことを
教えてくれないか?
ソル
ねえ、ホントのこと
教えてほしい・・・
ソルさん
本当のことを教えて
くださいませんか?
・・・・・
あの時、あの場所に
君がいたことが
僕にはどうしても偶然
だとは思えないんだ
あの時さ・・・あなた
があそこにいたこと
がね・・・
あたしには偶然だ
なんて思えないの
あの時、あの場所に
あなたがいたことも
わたしには偶然だと
思えないんです
まだ疑ってるのか?
俺のこと・・・!
証拠は!?
証拠はあるのかよ!?
・・・ある
証拠は・・・君が最初
から僕の名前を知って
いたってことだ
・・・あるよ
だって、はじめっから
あたしの名前を知って
たじゃない・・・
・・・はい
証拠は・・・
あなたが、はじめから
わたしの名前を
知っていたこと・・
!!
それだけじゃない
君は他にも、知らない
はずのことをいくつも
知っていた
まるで、ずっと見張っ
ていたみたいに・・・
違うかい?
あなたが知ってたのは
あたしの名前だけじゃ
ない。知らないはずの
ことをいっぱい・・
まるで、ずっと見張っ
ていたみたいに・・・
違う?
しらないはずの
ことを・・・あなたは
いくつも知って
いました・・・
まるで、ずっと見て
いたみたいに・・・
違いますか?
・・・ばれたか
あの時、あの場所に俺
がいたのは偶然なんか
じゃないんだよ
お前たちの後をつけて
いたのさ・・・
キール
本当のことを
教えてくれないか?
キール
本当のことを
教えてくれないかな?
キールさん
本当のことを教えて
くださいませんか?
・・・・・
あの時、あの場所に
君がいたことが
俺にはどうしても偶然
だとは思えないんだ
あの時、あなたが
あの場所にいたのって
あたしには偶然じゃ
ないように思えるの
あなたが、あの時
あの場所にいたこと
わたしには、とても
偶然なんて思えません
僕が・・・嘘をついて
いるというのか!
証拠はあるのか!?
・・・あるよ
証拠は・・・君が最初
から俺の名前を知って
いたってことだよ
・・・うん、あるよ
だって、あなた最初
から、あたしの名前を
知ってたでしょ?
・・・はい
あなたは・・・
はじめから、わたしの
名前を知っていました
!!
それだけじゃない
君は他にも、知らない
はずのことをいくつも
知っていた
まるで、ずっと見張っ
ていたみたいに・・・
違うかい?
他にもさ・・・
知らないはずのこと、
いくつも知ってたよね
まるで、ずっと見張っ
ていたみたいに・・・
違うかな?
ほかにも・・・
知らないはずのことを
いくつも・・・
まるで、ずっと見張っ
ていたみたいに・・・
違いますか?
・・・そうさ
あの時、あの場所に僕
がいたのは偶然なんか
じゃない
君たちの後を、
つけていたんだよ
カシス
本当のことを
教えてくれないか?
カシス
本当のことを
教えてくれないか?
カシスさん
本当のことを教えて
くれませんか?
・・・・・
あの時、あの場所に
君がいたことが
俺にはどうしても偶然
だとは思えないんだ
あの時、あの場所に
君がいたことが
僕にはどうしても偶然
だとは思えないんだ
あの時、あの場所に
あなたがいたこと
わたしには、偶然とは
思えないんです
あたしが、嘘をついて
いるっていうのッ?
証拠はあるワケ!?
・・・あるよ
証拠は・・・君が最初
から俺の名前を知って
いたってことだよ
・・・ある
証拠は・・・君が最初
から僕の名前を知って
いたってことだ
・・・はい
あなたが、最初から
わたしの名前を知って
いたこと・・・
それが証拠です
!!
それだけじゃない
君は他にも、知らない
はずのことをいくつも
知っていた
まるで、ずっと見張っ
ていたみたいに・・・
違うかい?
それだけじゃない
君は他にも、知らない
はずのことをいくつも
知っていた
まるで、ずっと見張っ
ていたみたいに・・・
違うかい?
ほかにも
あなたは、本来なら
知らないはずのことを
知っていました
まるで、ずっと見張っ
ていたみたいに・・・
違いますか?
・・・そうよ
あたしがあの時、あの
場所にいたのは偶然
なんかじゃないわ
キミたちの後をね
つけてたんだ・・・
クラレット
本当のことを
教えてくれないか?
クラレット
本当のことを
教えてくれないか?
クラレット
本当のことを教えて
・・・・・
あの時、あの場所に
君がいたことが
俺にはどうしても偶然
だとは思えないんだ
あの時、あの場所に
君がいたことが
僕にはどうしても偶然
だとは思えないんだ
あの時、あなたが
あの場所にいたのって
あたしには、とても
偶然には思えないの
私が・・・嘘をついて
いるというんですか?
証拠は、証拠は
あるんですかっ!?
・・・あるよ
証拠は・・・君が最初
から俺の名前を知って
いたってことだよ
・・・ある
証拠は・・・君が最初
から僕の名前を知って
いたってことだよ
・・・あるよ
だって・・・
クラレット、はじめ
から、あたしのこと
知ってた・・・
!!
それだけじゃない
君は他にも、知らない
はずのことをいくつも
知っていた
まるで、ずっと見張っ
ていたみたいに・・・
違うかい?
それだけじゃない
君は他にも、知らない
はずのことをいくつも
知っていた
まるで、ずっと見張っ
ていたみたいに・・・
違うかい?
それだけじゃないよ
ほかにもね、知らない
はずのことをいくつも
知っていたの
まるで、ずっと見張っ
ていたみたいに・・・
違う?
・・・そのとおりです
あの時、あの場所に私
がいたのは偶然なんか
じゃないんです
貴方たちの後をつけて
いたんですから
どうして
そんなことを!?
どうして
そんなこと?
どうして
そんなことを・・・
確かめる必要があった
からさ
予期せぬ事故で呼ばれ
たお前が危険な存在で
ないかどうかをね
あの儀式の生き残りと
して、俺にはそうする
義務があった
必要なら、お前を
処分するつもりだった
!!
誰に教わることも
なく【召喚術】を
使ってみせた
お前を・・・
危険だと判断して
消すには充分な
理由だろ?
でもさ・・・
でも?
だめだな、
俺にはどうしても
お前が危険な存在
だと思えなかった
でも・・・
今じゃ確信してるよ
その力は危険だけど、
お前は危険でも
なんでもない
ソル・・・
ソル・・・
ソルさん・・・
だから俺は決めた
巻きこんでしまった
お前を必ず元の世界へ
帰すってね・・・
信じてくれ
これが全てだ
どうしよう?
 信じるよ
 そんな・・・
 信じるよ
 そんな・・・
 信じます
 そんな・・・
どうして
そんなことを!?
なんで・・・
そんなことしたの?
どうしてですか?
確かめる必要があった
からだよ
予期せぬ事故で呼ばれ
た君が、危険な存在で
ないかどうかを
あの儀式の生き残りと
して、僕にはそうする
義務があった
必要であるなら、君を
処分するつもりだった
!!
君は誰に教わることも
なく【召喚術】を
使ってみせた
それは僕たちが、君を
危険だと判断する
充分な理由だった
でも・・・
でも?
ずっと君を見ていて、
僕にはどうしても君が
危険な存在だと
思えなかったんだ
そして君の近くで暮ら
してみて、確信した
君の力は危険だけど、
君はそうじゃないって
ことをね
キール・・・
キール・・・
キールさん・・・
だから僕は決めたんだ
巻きこんでしまった君
を、必ず元の世界へ
帰そうって・・・
信じて、くれるか?
どうしよう?
 ・・・信じるよ
 ・・・・・・
 信じるよ
 そんな・・・
 信じます・・・
 そんな・・・
どうして
そんなことを!?
どうして
そんなことを!?
どうして
そんなことを・・・
確かめる必要があった
からよ
予期せぬ事故で呼ばれ
たキミが、危険な存在
じゃないかをね
あたしには、そうする
義務があったの
必要なら、キミを処分
する覚悟もあったわ
!!
キミが
【召喚術】を使った
ときには、かなり
ショックだったよ
それって、キミが危険
だって判断する充分な
理由になったもの
でもねぇ・・・
でも?
ずっとキミを見てて、
あたしにはどうしても
キミが危険な存在だと
思えなかったのよ
キミのすぐ側で暮らし
てみて、よくわかった
危険なのはキミの力で
あって、キミが危険な
わけじゃないってね
カシス・・・
カシス・・・
カシスさん・・・
だからね、あたし決め
たんだ!責任もって
キミを元の世界へ帰し
たげようって・・・
信じてくれるかな?
どうしよう?
 ・・・信じるよ
 ・・・・・・
 信じるよ
 そんな・・・
 信じます
 そんな・・・
どうして
そんなことを!?
どうして
そんなことを!?
どうして
そんなことを!?
確かめる必要があった
からです
予期せぬ事故で呼ばれ
た貴方が、危険な存在
なのかどうかを
あの儀式の生き残りと
して、私にはそうする
義務がありました
最悪、貴方を処分する
という義務も・・・
!!
貴方は誰に教わること
なく【召喚術】を
使ってみせました
それは、貴方のことを
危険だと判断する充分
な理由でした
でも・・・
でも?
でも?
でも?
私には、貴方がどうし
ても危険な存在だとは
思えなかったんです
貴方の近くで暮らして
みた今では、はっきり
と断言できます
危険なのは貴方の力で
あって、貴方なんじゃ
ないって・・・
クラレット・・・
私、決めたんです
絶対に貴方を元の世界
に帰そうって・・・
信じてくれますか?
どうしよう?
 ・・・信じるよ
 ・・・・・・
 信じるよ
 そんな・・・
 信じるよ
 そんな・・・
知らなかった
俺がそんな立場に
いたなんて・・・
・・・っ!?
知らなかった
僕がそんな立場にいた
なんて・・・
・・・っ!?
知らなかった・・・
あたし・・・
そんな状況に
置かれてたなんて
・・・っ!?
なにも知らなかったん
ですね・・・
わたし、自分の立場も
なにも・・・
・・・??
へへへ、待ってたぜ
お二人さんよォ
お前たち・・・
こりもせず、まだ
俺を狙ってるのか!?
お前たち・・・
こりもせず、まだ
僕を狙ってるのか!?
あんたたち
まぁだ、あたしを
狙ってるの?
あなたたち・・・
まだ、わたしを
狙ってるんですか?
当たりめぇだろ!?
お前が来てからずっと
バノッサの兄貴の機嫌
は悪くなるばかりだ
おかげで俺たちは迷惑
しっぱなしさ・・・
どうしてくれんだッ!
そんなの、俺の知った
ことじゃないだろ!?
そんなことは
僕の責任じゃない!
関係ないじゃん!
わたしのせいだと
言うんですね・・・?
おうおう、そんな口を
聞いてもいいのかよ?
たった二人っきりで、
俺たちとやりあえると
でも思ってんのか!?
いや、三人だ
・・・えっ!?
・・・え?
・・・え?
・・・え?
俺も混ぜてもらおう
なっ、なんなんだ
てめぇはっ!?
さっきの剣士
どうして?
さっきの剣士
どうして!?
さっきの剣士
どうして!?
さっきの剣士さん
どうして!?
数に任せたやり方は、
好きじゃない
・・・それだけだ
ひっ、一人増えただけ
でどうだってんだ!
まとめて
ぶちのめせえェッ!!
これで、終わりか?
この人、本当に強い!
俺たちなんかとは
次元が違う・・・
この人、本当に強い!
僕たちなんかとは
次元が違う・・・
この人、本当に強い!
もう、あたしたちとは
レベルが違う!
この人、本当に強い!
わたしたちとは、全く
レベルが違う・・・
終わりなら、失せろ
命があるうちにな
ち、ちくしょぉっ!!
あの・・・
助けてくださって
ありがとうございます
ありがとうございます
おかげで助かりました
あの・・・
助けてくださって
ありがとうございます
あの・・・
助けてくださって
ありがとうございます
礼はいい
勝手にしたことだ
それに・・・
そこの召喚師は、俺が
助けに入ったことが気
にくわないらしいしな
・・・・・・
ソルさん?
キールさん?
カシスさん?
クラレットさん?
ソル?
キール?
カシス?
クラレット?
後をつけるなんて
趣味が悪いじゃないか
!?
え!?
え?
ほう、気づいていたか
おまえ、
何者なんだ!?
そういうお前たちこそ
何者だ
あのクレーターの
関係者なのか?
・・・・・・
まあ、いい
俺にはさほど関係ない
話だ
邪魔したな
僕たちのこと
つけてましたね?
え?
ほう、気づいていたか
あなたはいったい
何者なんだ!?
そういうお前たちこそ
何者だ
あのクレーターの
関係者なのか?
・・・・・・
まあ、いい
俺にはさほど関係ない
話だ
邪魔したな
あたしたちのこと
つけてたでしょ?
え!?
!?
え?
ほう、気づいていたか
あんた、いったい
何者なのっ!?
そういう
お前たちこそ何者だ
あのクレーターの
関係者なのか?
・・・・・・
まあ、いい
俺にはさほど関係ない
話だ
邪魔したな
私たちのこと
つけてましたね?
え!?
!?
え!?
ほう、気づいていたか
あなたはいったい
何者なんです!?
そういう
お前たちこそ何者だ
あのクレーターの
関係者なのか?
・・・・・・
まあ、いい
俺にはさほど関係ない
話だ
邪魔したな
やれやれ
結局、何の手がかりも
見つからなかったか
・・・
結局、何の手がかりも
なかったね・・・
・・・
結局、何の手がかりも
見つかりません
でしたね・・・
@n0
ん?
ん?
はい?
俺はここでお別れだ
俺はお前たちに
隠しごとをしていた
いっしょにいる資格は
ない。今だって、
全部を話したとは
限らないんだ
どうしよう?
 信じてるから、ね
 誰だってそうさ
 信じてるからね
 誰だってそうじゃん
 信じています
 誰だってそうです
やれやれ
結局、何の手がかりも
見つからなかったか
あ~あ
結局、何の手がかりも
見つからなかったね
結局、これといった
手がかりは、
ありませんでしたね
なあ、@n0
ん?
ん?
はい?
このまま僕を連れて、
帰ってもいいのか?
僕は君たちに
隠しごとをしていた
それに今だって、
まだ知っていることの
全てを話したとは
限らないんだぞ!?
どうしよう?
 信じてるから、さ
 誰だってそうだよ
 信じてるから
 誰だってそうじゃん
 信じていますから
 誰だってそうです
やれやれ
結局、何の手がかりも
見つからなかったか
やれやれ
結局、何の手がかりも
見つからなかったか
・・・
結局、何の手がかりも
見つかりません
でしたね・・・
@n0
ん?
ん?
はい?
あたしを連れてっても
いいの?
あたしは、キミに嘘を
ついてたんだよ・・・
それに今だって、まだ
知っていることの全部
を話したわけじゃない
んだよ!?
どうしよう?
 信じてるから、さ
 誰だってそうだよ
 信じてるから、ね
 誰だってそうさ
 信じていますから
 誰だってそうです
やれやれ
結局、何の手がかりも
見つからなかったか
やれやれ
結局、何の手がかりも
見つからなかったか
あーあ
結局、何の手がかりも
見つからなかったねぇ
@n0
ん?
ん?
ん?
このまま私を連れて、
帰っていいんですか?
私は、貴方たちに隠し
ごとをしていました
それに今だって、まだ
知っていることの全て
を話したとは限らない
んですよ!?
どうしよう?
 信じてるから、さ
 誰だってそうだよ
 信じてるから、ね
 誰だってそうさ
 信じてるから
 誰だってそうだって
信じてるから、ね
君が僕を、元の世界へ
帰してくれるって約束
してくれたことを
信じてるから
だって、あたしを
元の世界へ帰して
くれるんでしょ?
信じていますから
あなたが、わたしを
元の世界に帰して
くれるって、約束
してくれたこと・・
@n0・・・
信じていいんだろう?
信じていいんだよね
信じていいんですよね
あ、ああ!
なら、それでいい
僕はそう思っているよ
じゃあそれでおっけ~
なら、それでいいじゃ
ないですか
信じてるから、さ
君が俺を、元の世界へ
帰してくれるって
約束してくれたことを
信じてるから
だって、あたしを
元の世界へ帰して
くれるんでしょ?
信じていますから
あなたがわたしと
約束してくれたこと
@n0・・・
信じていいんだろ?
信じていいんだよね
信じていいんですよね
あ、ああ!
なら、
それでいいじゃないか
じゃあそれでおっけ~
なら、それでいいじゃ
ないですか・・・
信じてるから、さ
君が俺を、元の世界へ
帰してくれるって
約束してくれたことを
信じてるから、ね
君が僕を、元の世界へ
帰してくれるって約束
してくれたことを
信じていますから
あなたはそうやって
まだ、何かを隠して
いると、言ってくれま
すよね・・・
@n0・・・
信じていいんだろ?
信じていいんだろう?
だから、あなたが
なにを隠していたと
しても・・・
信じられるんです
う、うん・・・
なら、
それでいいじゃないか
なら、それでいい
僕はそう思っているよ
いっしょに・・・
帰りましょう?
それで、いつか
話してくださいね?
信じてるから、さ
君が俺を、元の世界へ
帰してくれるって
約束してくれたことを
信じてるから、ね
君が僕を、元の世界へ
帰してくれるって約束
してくれたことを
信じてるから
クラレットが、あたし
を元の世界へ帰して
くれるって
@n0・・・
信じていいんだろ?
信じていいんだろう?
信じていいんでしょ?
は、はい・・・
なら、
それでいいじゃないか
なら、それでいい
僕はそう思っているよ
なら、
それでいいじゃない
ね!
誰だってそうさ
隠したいことは誰にも
あるんだから
誰だってそうじゃん
隠したいことって
誰にだってあるでしょ
誰だってそうです
隠したいこと
誰にだってありますよ
@n0・・・
誰だってそうだよ
隠したいことってさ、
誰にだってあるものさ
誰だってそうじゃん
隠したいことってさ、
誰にだってあるもの
誰だってそうですよ
隠したいこと
誰にでもあります
@n0・・・
誰だってそうだよ
隠したいことってさ、
誰にだってあるものさ
誰だってそうさ
隠したいことは誰にも
あるんだから
誰だってそうですよ
隠したいこと
誰にだってあります
@n0・・・
誰だってそうだよ
隠したいことってさ、
誰にだってあるものさ
誰だってそうさ
隠したいことは誰にも
あるんだから
誰だってそうだって
隠したいことってさ、
誰にだってあるもの
@n0・・・
君が隠していることが
気にならないって
言ったら嘘になるけど
それを無理に聞きたい
とは思わない
けど、ひとつだけ約束
してほしい
なにもかもを、一人で
抱えこまないでくれ
あたしに何を隠してる
か、気にはなるけど、
それを無理に聞きたい
とは思わないケド
でも、ひとつだけ約束
してほしいの
なんでもひとりで
抱えこまないで
わたしに話せないこと
・・・気にはなります
けど・・・
無理に、とは
思いません
けど、ひとつだけ約束
してください
なにもかもを、一人で
抱えこまないで・・・
・・・
君が僕を助けたいよう
に、僕も君を助けたい
と思ってるんだ
レイドも、ガゼルも、
エドスにリプレだって
同じ気持ちのはずだ
僕たちは、そのために
一緒に暮らしているん
だから
せっかく知り合えたん
だもん、お互いに
助けあおうよ
レイドも、ガゼルも、
エドスにリプレだって
同じ気持ちだよ
きっと・・・
あたしたち、そのため
に、一緒に暮らしてる
んでしょ?
あなたがわたしを
助けてくれるように
わたしも・・・
あなたを助けたい
仲間のみなさんも
きっと・・・
同じ気持ちのはずです
わたしたち・・・
一緒に暮らしているの
は、そのためじゃ
ありませんか
約束する
約束するよ・・・
絶対に・・・
君が隠していることが
気にならないって
言ったら嘘になるけど
それを無理に聞きたい
とは思わない
けど、ひとつだけ約束
してくれないか?
なにもかもを、一人で
抱えこまないでほしい
あたしに隠してること
気にならないって言っ
たら嘘になるけど
それを無理に聞きたい
とは思わないよ
けど、ひとつだけ約束
してほしい
全部、ひとりで抱え
こんだりしないで?
わたしに話せないこと
・・・気にはなります
けど・・・
無理に、
とは思いません
けど、ひとつだけ約束
してください
なにもかもを、一人で
抱えこまないで・・・
・・・
君が俺を助けたいよう
に、俺も君を助けたい
と思ってるんだ
レイドも、ガゼルも、
エドスにリプレだって
同じ気持ちのはずさ
俺たちは、そのために
一緒に暮らしているん
だから、さ?
キールがあたしを助け
てくれるように
あたしもキールを
助けたいの
レイドも、ガゼルも、
エドスにリプレだって
同じ気持ちのはずだよ
あたしたち、だから
一緒に暮らしているん
じゃない。ね!
あなたがわたしを
助けてくれるように
わたしも・・・
あなたを助けたい
仲間のみなさんも
きっと・・・
同じ気持ちのはずです
わたしたち・・・
一緒に暮らしているの
は、そのためじゃ
ありませんか
ああ、約束する
約束するよ・・・
絶対に・・・
君が隠していることが
気にならないって
言ったら嘘になるけど
それを無理に聞きたい
とは思わない
けど、ひとつだけ約束
してくれないか?
なにもかもを、一人で
抱えこまないでほしい
君が隠していることが
気にならないって
言ったら嘘になるけど
それを無理に聞きたい
とは思わない
けど、ひとつだけ約束
してほしい
なにもかもを、一人で
抱えこまないでくれ
わたしに話せないこと
・・・気にはなります
けど・・・
無理に、とは
思いません
けど、ひとつだけ約束
してください
なにもかもを、一人で
抱えこまないで・・・
・・・
君が俺を助けたいよう
に、俺も君を助けたい
と思ってるんだ
レイドも、ガゼルも、
エドスにリプレだって
同じ気持ちのはずさ
俺たちは、そのために
一緒に暮らしているん
だから、さ?
君が僕を助けたいよう
に、僕も君を助けたい
と思ってるんだ
レイドも、ガゼルも、
エドスにリプレだって
同じ気持ちのはずだ
僕たちは、そのために
一緒に暮らしているん
だから
あなたがわたしを
助けてくれるように
わたしも・・・
あなたを助けたい
仲間のみなさんも
きっと・・・
同じ気持ちのはずです
わたしたち・・・
一緒に暮らしているの
は、そのためじゃ
ありませんか
・・・約束する
約束するよ・・・
絶対に・・・
君が隠していることが
気にならないって
言ったら嘘になるけど
それを無理に聞きたい
とは思わない
けど、ひとつだけ約束
してくれないか?
なにもかもを、一人で
抱えこまないでほしい
君が隠していることが
気にならないって
言ったら嘘になるけど
それを無理に聞きたい
とは思わない
けど、ひとつだけ約束
してほしい
なにもかもを、一人で
抱えこまないでくれ
クラレットが何を隠し
てるのか・・・そりゃ
あたしも気になるよ
でもさ、無理に聞いて
もさ・・・
しょうがないじゃん
あ、でもね
いっこだけ約束して?
なにもかもを、一人で
抱えこまないで
・・・
君が俺を助けたいよう
に、俺も君を助けたい
と思ってるんだ
レイドも、ガゼルも、
エドスにリプレだって
同じ気持ちのはずさ
俺たちは、そのために
一緒に暮らしているん
だから、さ?
君が僕を助けたいよう
に、僕も君を助けたい
と思ってるんだ
レイドも、ガゼルも、
エドスにリプレだって
同じ気持ちのはずだ
僕たちは、そのために
一緒に暮らしているん
だから
クラレットがあたしを
助けてくれるように、
あたしもクラレットを
まもりたいの・・・
レイドも、ガゼルも、
エドスにリプレだって
同じ気持ちのはず
あたしたち、そのため
に、いっしょにいるん
だから、ね?
・・・はい
私、約束します・・・
絶対に・・・


 夕暮れの荒野で交わした約束
 今はそれを信じたいって、
 俺は思っている

 秘密をもっているということを
 自ら認めてくれたキール
 自ら認めてくれたカシス
 自ら認めてくれたクラレット
 それだけで、今は充分だから


 夕暮れの荒野で交わした約束
 今はそれを信じようと、
 僕は思う

 秘密をもっているということを
 自ら認めてくれたソル
 自ら認めてくれたカシス
 自ら認めてくれたクラレット
 それだけで、今は充分だから


 夕暮れの荒野で交わした約束
 あたし、この約束だけはなにが
 あっても守られるって、信じてる

 秘密をもっているということを
 自ら認めてくれたソル
 自ら認めてくれたキール
 自ら認めてくれたクラレット
 それだけで、今は充分


 夕暮れの荒野で交わした約束
 今はそれを信じたいって思う

 秘密をもっているということを
 自ら認めてくれたソルさん
 自ら認めてくれたキールさん
 自ら認めてくれたカシスさん
 それだけで、今は充分だから
やれやれ、今日は
大変な一日だったな
うーん、今日は
つっかれたねぇ
今日は大変な
一日でしたね・・・
「今日も」だろ?
平穏じゃないのは
お前が騒動を呼んでる
からじゃないのか?
そうかな・・・
うそっ!
ひどいなぁ
え?
おいおい
騒ぎの元凶に自覚が
ないってのは無しだぜ
・・・僕のせいか?
・・・あたし悪い?
・・・わたしのせい
ですか?
言っただろ、そう
・・・・・・
・・・・・・
ひどいです・・・
ウソだって、ウソ
少なくとも俺は
この生活、楽しんでる
ほんと、刺激的だぜ
うーん、今日は
大変な一日だったな
うーん、今日は大変な
一日だった~!
今日は大変な
一日でしたよね・・・
「今日も」だろ?
君と一緒に暮らすよう
になってから、平穏に
終わった日なんかない
じゃないか
ええっ!?
ええっ!?
え・・・?
やれやれ
騒ぎの元凶に
自覚がないとはな
・・・俺のせい?
あたしのせいかなぁ?
わたしのせい
ですか・・・?
そう
聞こえなかったか?
・・・・・・
・・・・・・
ひどいです・・・
はははっ、すねるなよ
少なくとも僕は、自分
がこんな日々を過ごせ
ているのが、楽しいと
思っているんだ
うーん、今日は
大変な一日だったな
やれやれ、今日は
大変な一日だったな
今日は大変な
一日でしたよね?
「今日も」でしょ?
キミたちと暮らすよう
になってから、平穏に
終わった日なんかない
じゃない
ええっ!?
そうかな・・・
え・・・?
あーあ
騒ぎの元凶に
自覚がないのは
困りものねぇ
・・・俺のせい?
・・・僕のせいか?
・・・わたしのせい?
そう聞こえなかった?
・・・・・・
ウソウソ、冗談よ
あたしにしてみれば、
こんなに刺激的な毎日
がすごせて、すっごく
楽しいんだから
うーん、今日は
大変な一日だったな
やれやれ、今日は
大変な一日だったな
うーん、今日は
大変な一日だったね!
「今日も」ですよね?
貴方の側で暮らすよう
になってから、平穏に
終わった日なんか
ないんですもの
ええっ!?
そうかな・・・
ええ~、なに?
それってあたしのせい
なの~?
ひょっとして・・・
騒ぎの元凶だって自覚
してないんですか?
・・・俺のせい?
・・・僕のせいか?
・・・あたしのせい?
違うんですか?
・・・・・・
ふふっ、冗談ですよ
少なくとも私は、自分
がこんな日々を過ごせ
ているのが、楽しいと
思っているんですよ
そんなことが
あったのか・・・
レイドさんだけには、
話しておこうと思って
秘密を作ることで
一番苦しんでいるのは
ソルなのかも
秘密を作ることで
一番苦しんでいるのは
キールなのかも
秘密を作ることで
一番苦しんでいるのは
カシスなのかも
秘密を作ることで
一番苦しんでいるのは
クラレットなのかも
しれないな
・・・わかった
君がそう決めたなら、
そうするといい
他のみんなには、私が
それとなく話しておく
ことにするよ
あいつと二人っきりで
どこへ行ってたんだ?
ああ、例の穴を調べに
行ってたんだよ
ああ、例の穴を調べに
行ってたんだよ
うん、ちょっと
例の穴を調べにね
はい、あの穴を調べに
行っていましたけど?
・・・・・・
声ぐらい
かけてくれたって
いいだろ・・・
え?
ケッ
なんでもねえよっ!
???
ソル
キール
カシス
クラレット
変わってきたな
え?
角が取れたというか、
無理をしなくなったと
いうか・・・
うまく言えんが、
いいことだとは思うぞ
そっか・・・
ですね・・・
そっか・・・
そうですね・・・
お前さんのおかげかな
朝から、二人っきりで
どこへ行ってたの?
ああ、例の穴を調べに
行ってたんだよ
ああ、例の穴を調べに
行ってたんだよ
うん、例の穴を調べに
行ってたんだ
もう、大変だったよ
はい、例の穴を調べに
行っていましたけど?
ふうん・・・
声ぐらいかけてくれて
もいいじゃない・・・
え?
べーつーに!
なんでもないです
よぉだ
???
兄ちゃん、兄ちゃん!
姉ちゃん、姉ちゃん!
どうしたんだ
どうしたんだ
どうしたの?
どうしたの?
レイドがねっ、
おいらを剣術道場に
通わせてくれるって!
へえ、良かったなあ
良かったじゃないか
やったじゃん!
良かったね
うんっ!
おいら頑張るよっ!!
・・・辛くても
逃げたりするなよぉ?
・・辛くても逃げたり
しちゃダメだぞ?
・・辛くても逃げたり
しちゃダメだよ!
・・辛くても逃げたら
だめですよ?
そんなこと絶対ないや
い!兄ちゃんがびっく
りするくらい強くなる
んだからなっ!!
そんなこと絶対ないや
い!姉ちゃんがびっく
りするくらい強くなる
んだからなっ!!
ははは、
そりゃ楽しみだ
ああ、
楽しみにしてるよ
うん、
楽しみにしてるよ
楽しみにしてますよ
ふふふ
おにーちゃん?
ふふふ
おねーちゃん?
な、なんだよ
な、なんだ?
な、なになに?
え、なんですか?
ソルと
キールと
カシスと
クラレットと
二人っきりでお出かけ
したんだって?
あ、ああ・・・
あ、ああ・・・
う、うん・・・
は、はい・・・
二人っきり
だったんだよねえ?
だ、だからなんだよっ
そ、そうだけど・・・
だ、だからなにっ!?
あの・・・
ふふふ・・・
がんばってねー?
・・・なんなんだ??
???
・・・なになに!?
・・・???
ふふふ、ラミちゃん
びっくりするなよ?
???
・・・じゃーん!
@n0?
ラミちゃんのお手本に
してさ、自分の
名前は書けるように
なったんだぜ
すごいだろー?
なんとか僕も、自分の
名前は書けるように
なったよ
ラミちゃんにもらった
お手本のおかげかな
ふふふ、ラミちゃん
びっくりしないでね!
???
・・・じゃーん!
@n0?
ラミちゃんのお手本に
してね、自分の名前は
書けるようになったん
だよ~!
ふふふ、ラミちゃん
びっくりしないでね?
???
・・・ほら
@n0?
ラミちゃんのお手本
どおり、自分の名前は
書けるようになったん
ですよ?
すごいでしょ?
(ぱちぱちぱち)
・・・がんばったね
ああ、この調子で
どんどん字を覚えて
みせるぜっ!
どっちが先にたくさん
字を覚えられるか、
競争だね?
・・・(こくん)
うん、ちゃんと
読み書きくらいは
できないとねっ!
ええ、ラミちゃんに
負けないように
わたしも字を覚えます
競争ね?
その剣士って、そんな
に強かったのか?
ああ、そりゃもう強い
なんてもんじゃない
剣のひと振りで相手を
吹っ飛ばすんだ
あれでも手加減してた
みたいだし・・・
ああ、すごかったよ
剣のひと振りで相手を
吹っ飛ばすんだから
あれでも手加減してた
みたいだし・・・
うん、すごいよ~
強いの、強くないの
剣のひと振りで相手を
どっか~ん!だもん
あれでも手加減してた
みたいだし・・・
強かったですよ
剣を振るだけで、
相手が吹き飛ぶくらい
でしたし・・・
それでも手加減してた
みたい・・・
ちくしょーっ!
戦ってみたかった!!
なあ、アニキっ
そいつ探しに行こう!
なあ、アネゴっ
そいつ探しに行こう!
ええっ!?
えっ!?
ええっ!?
え?
な、いいだろっ!?
無茶言うなよ・・・
だめだめ!
・・・駄目です
すっかりお世話に
なっちゃいましたね
いいよ、気にしなくて
気にしなくていいさ
気にしなくてもいいよ
いいの、気にしないで
あれから、ガゼルさん
に怒られちゃいました
え!?
ガゼルに?
は!?
え・・・?
不幸に酔うほど卑怯な
ことはない・・・って
ここにいる人はみんな
それぞれ、いろいろと
辛い目にあってるのに
すごく前向きで、
強く生きてますよね
・・・悩んでいても、
何も解決しないからね
・・・悩んでいても、
何も解決しないからね
・・・悩んでいても、
何も解決しないもんね
・・・悩んでいても、
何も解決しないもの
父さんのこと、ガレフ
のこと・・・すぐには
気持ちを整理できない
ですけど・・・
僕なりに考えて、前に
進んでいくつもりです
・・・がんばれよ
うん、それでいいと
僕は思うよ
・・・がんばって!
・・・がんばってね
・・・はいっ

   初めてだよな・・・
   あんなふうに笑ったの
   初めてだよな・・・
   あんなふうに笑ったの
   はじめてかも・・・
   あんなふうに笑ったの
   初めてですね・・・
   あんなふうに笑ったの

  レイドさんの言うとおり
  なのかもな・・・
  レイドさんの言うとおり
  なのかもしれないな
  レイドさんの言うとおり
  なのかもしれない・・・
  レイドさんの
  言うとおりですね・・・

    あれはやっぱり、
    すねてるのかな?
    あれはやっぱり、
    すねてるのかな?
    あれはやっぱり、
    すねてるのかなぁ?
   あれはやっぱり、
   すねてるんでしょうか?

   エドス、心配してて
   くれたんだ・・・
   エドス、心配してて
   くれたんだ・・・
   エドス、心配してて
   くれたんだ・・・
  エドスさん、心配して
  くれてたんですね・・・

    あれはやっぱり、
    すねてるのかな?
    あれはやっぱり、
    すねてるのかな?
    あれはやっぱり、
    すねてるのかなぁ?
   あれはやっぱり、
   すねてるんでしょうか?

   そっか、ついにアルバも
   剣術修行か・・・
   そっか、ついにアルバも
   剣術修行か・・・
   そっか、ついにアルバも
   剣術修行か・・・
   ついにアルバも
   剣の修行ができるんですね

    なんだか
    勘違いしてないか?
    なんだか
    勘違いしてないか?
    なんだか
    勘違いしてない?
    なんだか勘違い
    されてるような・・・

    なんか、立場が
    逆な気もする・・・
    なんか、立場が
    逆の気もするな
    なんか、立場が
    逆な気もする・・・
   なんか、立場が
   逆な気もしますけど・・・


   うう、やぶ蛇だったな
   これは、やぶ蛇だったな
   うう、やぶ蛇ぃ・・・
   ・・・やぶ蛇でしたね

   スウォン、早く元気に
   なれるといいな
   スウォン、早く元気を
   出してほしいな
   スウォン、早く元気に
   なれるといいなぁ
   スウォンくん、早く
   元気になってください

scn006

ほう
大きな剣の使い手で、
すごく鋭い目を
してたんですけど
大きな剣の使い手で、
すごく鋭い目をして
いたのが印象的でした
大きな剣の使い手で、
すごく鋭い目をしてた
んですけど・・・
大きな剣を持っていて
すごく鋭い目をしてた
んですけど・・・
!?
お礼もろくに言えずに
行ってしまって・・・
お礼もろくに言えずに
行ってしまって・・・
あ・・・しまった!
あたしったら
お礼言ってない!
お礼もろくに言えずに
行ってしまって・・・
レイドさん?
いや、すまない
ちょっと他の事を
考えてしまって
まさか、な・・・
悪いが、ちょっと今は
遠慮してくれないか
すこし、考え事を
したいんだ・・・
あのジンガって少年、
ちっちゃい身体にして
はかなり鍛えとるなあ
腕相撲をしたんだが、
なかなかいい勝負
だったぞ?
エドスと互角!?
エドスと互角!?
エドスと互角なの!?
エドスさんと互角
・・・ですか?
言葉づかいは乱暴だが
物の道理は知っとる
ようだし
ただ、まっすぐすぎる
のがまだ子供だな
あの性格が裏目に出ん
ように注意してやった
ほうがいいと思うぞ
あのジンガって少年、
ちっちゃい身体にして
はかなり鍛えとるなあ
ただ、まっすぐすぎる
のがまだ子供だな
あの性格が裏目に出ん
ように注意してやった
ほうがいいと思うぞ
みんなそろって、どこ
かへ出かけるのか?
みんなそろって、どこ
かへ出かけるのかい?
みんなそろって
どこへお出かけ?
みなさんで、どこかへ
おでかけですか?
うん、ちょっとこの子
たちと服を見にね
見にいくだけで、買う
わけじゃないけどね
フィズっ
よ、余計なことは
言わなくていいのっ!
???
おてほん、なの
お手本?
そうよ
売ってる服をお手本に
にして、リプレママは
それを作っちゃうの
ラミたちの服、みんな
そうなの・・・
へえ・・・
へえ・・・
すごい~・・・尊敬~
お裁縫も、
できるんですか・・・
か、感心することじゃ
ないって!
貧乏性なだけよ・・・
じゃ、じゃあね!
充分、すごいと
思うんだけどなあ
充分、すごいと
思うがな・・・
う~ん、ケンソン
しなくてもいいのに
充分すごいことですよ
それは・・・
あのさ、前から
聞きたかったんだけど
この世界の言葉を俺が
自然に理解できるのも
召喚術の力なのか?
ひとつ聞きたいことが
あるんだけど
この世界の言葉を俺が
自然に理解できるのも
召喚術の力なのか?
あのね、前から聞きた
かったんだけどさぁ
召喚術の力・・・
なんだよね?あたしが
こっちの世界の言葉を
理解できるのって
あの・・・前から
聞こうとは思って
いたのですが・・・
わたしが、言葉を
自然に理解できるのも
召喚術の力でしょうか
ご名答、そうだよ
言葉が通じなかったら
呼び出した相手を
使えないだろ?
召喚術の呪文の中には
そういった要素も
含まれているのさ
なるほど・・・
へえ、便利だねぇ
・・・あの
便利すぎませんか?
ああ、そのとおりだ
言葉が通じなかったら
呼び出した相手を使役
できないからな
召喚術の呪文の中には
そういった要素も
含まれているのさ
へえ、便利なもんだな
・・・便利すぎない?
・・・便利すぎます
うん、そうだよ
言葉が通じなかったら
呼び出した相手に命令
できないでしょ
召喚術の呪文の中には
そういった要素も
含まれてるってわけ
へえ、便利なもんだな
なるほど・・・
・・・便利なんですね
ええ、そうですよ
言葉が通じなかったら
呼び出した相手を使役
できないですもの
召喚術の呪文の中には
そういった要素も
含まれているわけです
へえ、便利なもんだな
なるほど・・・
便利なんだね
言葉が通じなかったら
呼び出した相手を
使えないだろ?
召喚術の呪文の中には
そういった要素も
含まれているのさ
言葉が通じなかったら
呼び出した相手を使役
できないからな
召喚術の呪文の中には
そういった要素も
含まれているのさ
言葉が通じなかったら
呼び出した相手に命令
できないでしょ
召喚術の呪文の中には
そういった要素も
含まれてるってわけ
言葉が通じなかったら
呼び出した相手を使役
できないですもの
召喚術の呪文の中には
そういった要素も
含まれているわけです
便利なもんだな
なるほど・・・
便利なんだね
便利なんですね
ん?
ん?
ん?
あら?
どいて、どいて
どいてえぇぇぇっ!!
でえっ!?
うわっ!?
なぁっ!?
え・・・えっ・・・?
いたたた・・・
ちょっとアンタ、どこ
に目ぇつけてんの!?
そっちこそ、避けられ
ないほど全力で走った
りするなよなっ!!
勝手にぶつかってきて
その言いぐさは
ないだろう!?
そっちこそ、避けられ
ないほど全力で走った
りするなあっ!
あの、ぶつかって
きたのはわたしじゃ
なくって・・・
・・・って、あれ?
こいつ、この前も俺と
ぶつからなかったか?
・・・あれ?
この子、この前も僕と
ぶつからなかったか?
・・・って、あれ?
この子、このあいだ
ぶつかった子じゃん?
・・・って、あれ?
この人・・・この間も
ぶつかりましたよね?
ああっ!?
こんなとこで転んでる
場合じゃな~いっ!!
急がなきゃ、お師匠に
叱られるうぅぅっ!
おい、待てよっ!
あ、ちょっと!
あ、こら待て~っ!
あ、ちょっと・・・
しっからっれるうぅ!
うう、また逃げられた
・・・って、あれ?
お守り袋・・・
あの子のかな?
ほっとくのもなんだし
次に見かけたときにで
も、渡してやるか
また逃げられた・・・
・・・ん?
お守り袋・・・
あの子のかな?
次に見かけたときに
でも、渡してやるか
いたたぁ・・・
また逃げられた・・・
・・・あれ?
お守り袋・・・
あの子のなのかな?
う~ん、ほっとくのも
変だし・・・今度会っ
たら、渡してあげよ
・・・あの、ちょっと
・・・って、あれ?
お守り袋・・・
あの子のかな?
ほっとくのもなんだし
次に見かけたら
渡してあげよう・・・
ガゼルの話だと、情報
を集めるなら繁華街が
一番だってことだけど
ははは、さすがに昼間
じゃどうしようもない
なあ
ガゼルの話だと、情報
を集めるなら繁華街が
一番だってことだけど
具体的にどうするのか
聞いておくべきだった
な・・・
ガゼルの話だと、情報
を集めるなら繁華街が
一番だってことだけど
う~ん、昼間じゃ
そんな情報あるわけ
ないか・・・
ガゼルさんの話だと
情報収集なら繁華街が
一番だって・・・
とはいっても、
こういうのは
慣れていませんし・・
そこの貴方?
え?
え?
はい?
え?
うわ・・・
すごくキレイな人だ
うわ・・・
すごくキレイなひと
うわ・・・
すごくキレイな人
いくら昼間だからって
こういう場所に子供が
入ってきちゃダメよ
は、はいっ
は、はあ
あ、はははい!
あ、はい・・・
面倒なことに巻き込ま
れる前に帰ること
いいわね?
よお、散歩か?
ああ
なんならつきあうか?
まあね
なんならつきあうかい
うん、
いっしょに行かない?
ええ
いっしょにどうです?
ケッ、今さら街を散歩
してもつまらねえよ
パスだ、パス
それより、調子にのっ
てあんまり物騒な場所
をうろつくなよ
特に北スラムなんか、
まちがってもな
ああ、わかってるよ
ああ、わかってる
うん、おっけ~!
はい、わかりました
ガゼルがそう言っても
説得力ないけど・・・
ガゼルがそう言っても
説得力ないけど・・・
ガゼルが物騒とか
言っても・・・ねぇ
ガゼルさんに言われて
も・・・ちょっと
説得力が・・・
同じスラムでも、ここ
はアジトのある南とは
雰囲気が正反対だよな
雑然としてるっていう
か、落ち着かないって
いうか・・・
・・・やっぱ、帰ろう
同じスラムでも、ここ
はアジトのある南とは
雰囲気が正反対だな
雑然としてるっていう
か、落ち着かない感じ
がする
・・・帰るか
同じスラムでも、ここ
はアジトのある南とは
雰囲気が正反対だね
雑然としてるっていう
か、落ち着かないって
いうか・・・
・・・やっぱ、帰ろう
同じスラムでも、ここ
はわたしたちの家が
ある南とは、全く違う
雰囲気ですね・・・
雑然としてるっていう
か、落ち着かないと
いうか・・・
・・・来るべきじゃ
ありませんでしたね
おい、そこのてめェ!
この声は・・・
この声は・・・
・・・この声って?
この声は・・・
呼ばれてるのが
わかんねェのか?
このはぐれ野郎ッ!!
バノッサ!?
バノッサ!?
バノッサ!?
バノッサさん?
しばらくぶりだなァ
おい?
あ、ああ・・・
あ、ああ・・・
あ、はは・・・
おひさしぶりぃ~
あ、お久しぶりです
で、俺様のナワバリに
わざわざ顔を出すたァ
どういうつもりだ?
なんとなく、じゃ納得
しないだろうし・・・
まいったなぁ
やれやれ・・・
よりによって、厄介な
相手に見つかったな
あ~もう!
しつこいなぁ・・・
なんとなく、じゃ納得
しないでしょうし
どうしましょう?
この俺様の質問を無視
するとはいい度胸じゃ
ねえか・・・あァ!?
まあまあ、まあまあ
待ってくださいよ
バノッサさん
邪魔すんじゃねェ、
カノン!
そうコワイ顔しないで
くださいよ
そんなに怒ってばかり
だと、身体によくない
ですよ・・・ねえ?
は、はぁ・・・
あ、ああ・・・
・・・
・・・・・・
ほら、笑って笑って!
・・・チッ!
やめだ、やめだッ!!
おい、はぐれ野郎ッ!
さっさと俺様の前から
消え失せろッ!!
見逃してくれる、って
言ってるんですよ
このへらへら笑ってる
バカ野郎に感謝しな
クソッ・・・!!
へらへらしてるなんて
ヒドイなぁ
あ・・・ありがとう
あ・・・ありがとう
あ・・・ありがとね
あ・・・ありがとう
あ、いえいえ
いつものことだから、
気にしないでください
でも、お兄さんも気を
つけてくださいよ
でも、お姉さんも気を
つけてくださいよ
あんまりバノッサさん
を刺激しないようにね
カノン、か
バノッサと義兄弟なの
が信じられないくらい
礼儀正しいよなぁ
カノン、か
バノッサと義兄弟なの
が信じられないくらい
礼儀正しいな
う~ん・・・
カノンってあれで
バノッサと義兄弟
なんだよね・・・
カノンさん・・・
バノッサさんと義兄弟
だなんて・・・信じ
られない人ですね
お兄さん
なにしてるんですか?
お姉さん
なにしてるんですか?
あ、カノン・・・
ああ、カノン・・・
あ、カノン・・・
あ、カノンさん・・・
前にも言ったでしょ
あんまりバノッサさん
を刺激しないでくださ
いって
たまたま最初に見つけ
たのがボクだったから
よかったですけど
さ、早いところ退散
しちゃってくださいね
どうしよう?
 素直にしたがう
 君に用があったんだ
 素直にしたがう
 君に用があったんだ
 素直にしたがう
 カノンに話がある
 素直にしたがう
 あなたと話が・・・
ああ、そうするよ
ああ、そうするよ
うん、ありがと!
はい、そうします
お気をつけて
いや、今日は君に用が
あったんだ
いや、今日は君に用が
あったんだ
実はさ、ちょっと
あなたと話を、ね
いえ、カノンさんと
お話したくて・・・
ボクにですか?
君と話をしてみたいな
と思ったんだ
君と話をしてみたいな
と思ってね
うん
嫌でしょうか?
街の軍隊はオプテュス
のことをどう思ってる
んだろう・・・
被害にあってるのは俺
たちだけじゃないんだ
し、取り締まったって
いいと思うけど・・
街の軍隊はオプテュス
のことをどう思ってる
んだろう・・・
被害にあってるのは俺
たちだけじゃないんだ
し、取り締まったって
いいと思うけど・・
う~ん、軍隊の人たち
って、オプテュスの
こと、どう思って
いるのかな?
街の人だって被害に
あってるんだから
取り締まりくらい
したらいいのに・・
街の軍隊はオプテュス
のことをどう思ってる
んでしょうか・・・
被害にあってる人は
おおぜいいるわけです
し、取り締まっても
いいと思うのですが
そこの貴方、さっきか
らここで何をしている
のですか?
しまった・・・
また不審人物と思われ
ちゃったのか・・・
あちゃ・・・
また不審な人物に
思われたかな?
あ・・・
また不審人物と思われ
たでしょうか・・・
一般市民の出入りは、
裏門からですよ
受付をしてきなさい
あ、いえっ
別に俺、そんなんじゃ
ないんですけど
あ、いえ
別に僕は・・・
あ、いえっ
あたし、別に用がある
わけじゃなくて・・・
あ、いえっ
わたし、そんなんじゃ
ないんですけど
・・・あやしいですね
げっ!?
!?
しまったぁ・・・
あ・・・
悪いけど詰め所まで
来てもらいます
あわわわっ!
こりゃマズイぞっ!?
まいったな・・・
えっとあの・・・
どうしよ・・・
言い方を
間違えました・・・
どうした、
サイサリス?
イリアス様・・・
この者が先ほどから、
城の前で不審な行動を
とっていまして
なるほど・・・
が、わざわざ詰め所で
調べることもあるまい
しかし、もしこの者が
よからぬことを企んで
いたとしたら・・・
サイサリス
騎士団長である自分が
必要ないと判断して
いるんだぞ?
・・・・・
驚かせてしまったな
しかし、前にも注意は
したはずだぞ?
はい、ごめんなさい
はい、すいません
はい、ごめんなさい
はい、ごめんなさい
特に君のような立場の
人間は、捕まると困る
んじゃないのか?
君はスラムで
暮らしてるんだろう
雰囲気でわかるぞ
あ・・・!?
ははは、心配するな
捕まえたりはしないさ
どこで暮らしていよう
とも、住民は守るべき
存在のはずだからね
自分は騎士として
そうありたいと心がけ
ているつもりなのさ
さあ、行きなさい
どうしたんだい
こんなところで?
どうしたんだい
こんなところで?
あれ、どうしたの
こんなところで?
どうしたんです
こんなところで?
いや、ちょっと休んで
いただけですよ
街の賑やかな人混みに
酔っちゃって・・・
無理もないよな
ずっと森で暮らして
たんだから
ずっと森で暮らしてた
んだから、無理もない
かもしれないな
はは、スウォンは
ずっと森で
暮らしてたもんね
無理もないですよね
ずっと森で暮らしてた
んですから
でも、この場所は
いいですね
川からの風が、
すごく気持ちいいです
そうだね・・・
そうだね・・・
そだね・・・
そうですね・・・
街の賑やかな人混みに
酔っちゃって・・・
でも、この場所は
いいですね
川からの風が、
すごく気持ちいいです
そうだね・・・
そうだね・・・
そだね・・・
そうですね・・・
ありゃ、ジンガだ
なにしてるんだろう
あれはジンガか?
なにをしてるんだろう
ありゃ、ジンガだ
なにしてるんだろう
あれ、ジンガさん
なにしてるんでしょう
・・・・・・
おーい、ジンガ!
やあ、ジンガ
おーい、ジンガ!
ジンガさん!
あ、アニキ
あ、アネゴ
何をしてたんだ?
何をしてたんだ?
何をしてたの?
何をしてたんですか?
【ストラ】の修行さ
こうやって自然の中で
大きく深呼吸して心を
落ち着けることで
より強い【ストラ】を
生み出せるように
なるのさ
へえ・・・
へえ・・・
へえ・・・
どうしてなんですか?
なんでそうなるのかは
俺っちも知らないんだ
けどさ
な、何だよそりゃ!?
ええっ!?
な、ナニそれ・・・?
え・・・
別にいいじゃんか
きちんと効果が
出るんならさ
なんだかなぁ・・・
そんないい加減なこと
でいいのか・・・?
なんだかなぁ・・・
なんだかなぁ・・・
なりゆきで俺は君たち
と対立しちゃっている
けどさ
俺としては、これ以上
君たちと争いたくない
って思ってるんだ
なりゆきで僕は君たち
と対立しているけど
できれば僕は、君たち
と和解したいと思って
いるんだ
あたしたちさ
なんだか対立しちゃっ
てるケドさ
あたしはね、これ以上
君たちと争いたくない
って思ってるんだ
わたしたちが対立
してるのはなりゆき
ですけど・・・
わたしは、これ以上
争いを続けたくない
って思ってるんです
・・・ボクも同じです
けど、バノッサさんは
そうじゃない
バノッサさんは、南の
スラムを縄張りにする
ために、フラットの人
を狙ってました
お兄さんがフラットに
入るまでは・・・
お姉さんがフラットに
入るまでは・・・
えっ?
えっ?
は?
えっ?
お兄さんの使ったって
いう不思議な力・・・
あれは【召喚術】
なんでしょう?
お姉さんの使ったって
いう不思議な力・・・
あれは【召喚術】
なんでしょう?
今のバノッサさんは、
それを狙っています
お兄さんの使った力を
手に入れたがっている
んですよ
お姉さんの使った力を
手に入れたがっている
んですよ
・・・!?
それがかなわない限り
あの人はお兄さんたち
をつけ狙います
それがかなわない限り
あの人はお姉さんたち
をつけ狙います
そういう人なんです
そんなこと
言われたって・・・
俺にだって、どうして
あんなことができるか
わからないんだぜ?
いったい、どうしろっ
ていうんだよ・・・?
そんな・・・
僕にだって、どうして
あんなことができるか
わからないのに・・・
いったい、どうしろっ
ていうんだ・・・?
でも・・・
この力は・・・
あたしも、修行とか
して、手に入れたわけ
じゃないから・・・
あーもう!
いったい
どうすればいいの??
そんなこと
言われたって・・・
わたしにも、どうして
あんなことができるか
わからないんですよ?
わたしは・・・どうす
ればいいんでしょうか
・・・猫?
どうしよう?
 放っておく
 近づいてみる
また、魚でも釣って
リプレを喜ばせて
やろうかな?
また、魚でも釣って
みるかな?
うーん
魚釣りねぇ・・・
また、魚を
釣って帰ったら
リプレさん
喜ぶかしら・・・
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
どうしよう?
 やめておく
 魚釣りをする
気にしなくていいって
こういう時もあるわ
うん、これだけあれば
充分だよ
わぁ、ずいぶん
たくさん釣れたのね
こんな大物
どう料理したらいいか
迷っちゃいそう
すごいじゃない!
これならきっと、おい
しいお料理ができるわ
これって・・・
食べられるのかしら?
ごくろうさま
きっとみんなも喜んで
食べてくれるよ
また何か釣れた時は
私のところに
もってきてね
腕によりをかけて
おいしい料理を作って
あげるから、ね?
あれ?
リプレがいないぞ
あ、そうか!
たしか買い物に
行ってるんだっけ・・
あれ?
リプレがいないぞ
ああ、たしか
子供たちと一緒に
買い物に出かけて
いるんだったな
あれ?
リプレがいない
あ、そうか!
子供たちと一緒に
買い物に行くって
言ってたっけ!!
あ・・・
リプレさんがいない
たしか・・・
子供たちと買い物に
行ってるんでしたね
・・・ということなん
だけど、俺はどうした
らいいんだろう
・・・ということなん
だけど、僕はどうした
らいいんだろう
・・・ということ
なんだけどさ・・・
あたしには、もう
どうしようもないよ
・・・ということ
なんですが・・・
わたしはどうするべき
なんでしょうか?
どうもこうもあるか
そんな無茶な要求
かなえられるかよ!?
しかし、このまま永久
に奴らとやりあうのも
困りものだな
きちんと説明をしたら
バノッサも納得するん
じゃないかな?
きちんと説明をしたら
バノッサも納得しては
くれないかな?
バノッサにもワケを
説明したら
わかってもらえるかな
・・・ムリ?
きちんと説明をしたら
バノッサさんは納得
してくれませんか?
彼にとって重要なのは
召喚術が自分のものに
なるかどうかだ
説明をしたところで、
納得するとは思えない
むしろお前さんの力を
ねたんで、より敵意を
燃やすかもしれんし
ううっ・・・
そうか・・・
あぁもぉ・・・
・・・
そもそも、バノッサの
野郎はなんで召喚術に
こだわるんだ?
それはわからないが、
彼が力に対して異常な
こだわりを持っている
ことは間違いないな
・・・・・・
今の状態で結論を出す
ことは無理だろう
続きは、またにしよう
力へのこだわり、か
たしかに召喚術の力は
とんでもないものだと
は思うけど・・・
こだわってまで欲しい
ものなんだろうか
召喚術を手に入れて、
バノッサはどうする気
なんだろう?
力へのこだわり、か
たしかに召喚術の力は
とんでもないものだと
は思うが・・・
こだわってまで欲しい
ものなんだろうか
召喚術を手に入れて、
バノッサはどうする気
なんだろう?
力にこだわるバノッサ
か・・・召喚術の力は
すごいとは思うけど
そんなに欲しい
ものなのかなぁ?
召喚術なんかで
バノッサは何をする気
なんだろう?
力へのこだわり・・・
たしかに召喚術の力は
すごいものだと
思いますけど・・・
そんなにまでして、
欲しいものでしょうか
召喚術を手に入れて、
バノッサさんは、
どうする気なんで
しょうか?
手にいれること
そのものが目的だろ
ソル!?
ソル!?
ソルさん!?
ノックはしたよ、
返事がなかったんで
勝手に入った
かまわないけど・・・
今のはどういう意味だ
う~ん、ま、いいケド
・・・それよりも
今のどういう意味?
それはいいですけど
今のはどういう意味
なんですか?
召喚術ってのは使える
だけで武器になる
実際に使わなくてもな
召喚術の絶大な威力は
あちこちに知れ渡って
いるからな
使えるだけで、おどし
になるってことか
つまり、使えるだけで
相手が勝手に怖がる?
使えるだけで、
おどしになる・・・?
それだけじゃない
召喚術は金にもなる
権力者に力を貸せば、
出世なんてお手のもの
なんだよ
この街の召喚師たちも
そういう奴らだろ
あ・・・
あ、そういえば・・・
あ・・・
異世界から来た
お前には難しいかも
しれないが
お前のその力には
それだけの価値がある
それをわかって
おくことだ
おそらく、手に入れる
だけでいいんだろうな
キール!?
キール!?
キールさん!?
ノックをしたんだが、
返事がなかったんでな
それはいいけど・・・
今のはどういう意味?
う~ん・・・
だから入っていいとは
思わないけど・・・
それより、なに?
いえ、それは・・・
それより・・・
今のは・・・
召喚術は使わずとも、
使えるということだけ
で武器になるのさ
召喚術の絶大な威力は
あちこちに知れ渡って
いるからな
使えるだけで、おどし
になるってことか!?
使えるだけで、おどし
になるってことじゃん
使えるだけで、おどし
になりますよね・・・
それだけじゃない
召喚術は金にもなる
権力者に力を貸せば、
立身出世も思いのまま
だろう
この街の召喚師たちの
ように
あ・・・
あ・・・うん、確かに
あ・・・
異世界から来た君には
想像しにくいこと
だろうけれど
君が自然に使っている
あの力は、それだけの
価値を持っているのさ
手に入れるだけで充分
なんだってば!
カシス!?
カシス!?
カシスさん!?
あはは、ノックしても
返事がなかったんで
それはいいけど・・・
今のはどういう意味?
かまわないけど・・・
今のはどういう意味だ
それはいいんです
それよりも
今の言葉の意味を
教えてください
召喚術は使わずとも、
使えるということだけ
で武器になるのよ
召喚術の恐ろしい力は
あちこちに知れ渡って
いるからねぇ
使えるだけで、おどし
になるってことか!?
使えるだけで、おどし
になるってことか
使えるだけで、
おどしになりますね
それだけじゃないわよ
召喚術はお金になるの
権力者に力を貸せば、
思いっきりぜいたく
できる
この街の召喚師たちの
ようにね
あ・・・
あ・・・
あ・・・
異世界から来たキミは
知らなくて当然
だろうけどね
キミが自然に使ってる
あの力は、それだけの
価値を持ってるのよ
おそらく、手に入れる
だけでいいんでしょう
クラレット!?
ごめんなさい
立ち聞きしちゃって
それはいいけど・・・
今のはどういう意味?
かまわないけど・・・
今のはどういう意味だ
いいけど・・・
今のはどういう意味?
召喚術は使わずとも、
使えるということだけ
で武器になるんです
召喚術の絶大な威力は
あちこちに知れ渡って
いますから
使えるだけで、おどし
になるってことか!?
使えるだけで、おどし
になるってことか
使えるだけで、相手を
脅すことができる?
ええ、それに召喚術は
お金にもなります
権力者に力を貸せば、
立身出世も思いのまま
でしょうね
この街の召喚師たちの
ように
あ・・・
あ・・・
うん、そうだね・・・
異世界から来た貴方に
は想像しにくいことで
しょうけれど
貴方が自然に使ってい
るあの力には、それだ
けの価値があるんです
・・・復讐だろう
エドス!?
エドス!?
エドス!?
エドスさん!?
あいつの口癖さ
「復讐してやる」って
いつも繰り返しとった
なにに復讐したいのか
までは知らんがな
くだらん理由だよな
本当に・・・
エドス・・・?
エドス・・・?
エドス・・・?
エドスさん・・・
バノッサさんが
召喚術を欲しがる
理由ですか?
ああ、それがわからな
くては答えの出しよう
がないんだ
ああ、それがわからな
いことには話にならな
い気がするんだ
うん、それがわかんな
いと、なんともならな
いんだよね
ええ、それがわからな
いと、答えの出しよう
がないんですよ
・・・・・・
教えてくれないか?
教えてくれないか?
ね、教えて!
教えてください
きっと・・・
自由になりたいから
だと思います・・・
自由になりたい?
自由になりたい?
自由・・・に?
自由・・・ですか?
誰にも負けない力を手
に入れれば、誰からも
邪魔をされることなく
生きていける
バノッサさんはきっと
そう思ってるんです
ちょっと待ってくれ
今だってバノッサは、
好き放題に生きている
じゃないか
なのに、どうして!?
ちょっと待ってくれ
今だってバノッサは、
好き放題に生きている
じゃないか?
待ってよ!
バノッサって・・・
あたしには好き勝手に
生きてるように
見えるよ・・・?
なのに、どうして!?
あの・・・
今でもバノッサさんは
好き放題に生きている
ように見えますが?
なぜでしょうか・・・
見かけはそうなのかも
しれません
だけど、バノッサさん
は、本当は・・・
カノンッ!!
!?
そんな野郎と、なにを
喋ってんだ・・・?
バノッサさん・・・
なにを喋ってんだって
言ってるんだよッ!?
うあっ!
やめろっ、バノッサ!
やめろ、バノッサ!
やめてっ、バノッサ!
バノッサさん!
やめてください!
すっこんでろッ!
はぐれ野郎ッ!!
カノン・・・
手前ェ、俺様を裏切る
気なのか?
そんな、こと・・・
口ではなんとでも
言えるよなァ、
カノン?
だがな、それだけじゃ
納得できねェッ!!
証明してくれよ・・・
お前の手で、こいつを
ぶちのめせッ!!
!?
!?
!?
え・・・
あの時の誓いを忘れて
ねェなら、できるはず
だよなァ?
・・・・・・
返事はどうしたんだ
カノンッ!?
・・・わかりました
お望みのとおり、ボク
がこの人をやっつけて
みせます
あの誓いが嘘ではない
と証明します
カノン・・・
カノン・・・
カノン・・・
カノンさん・・・
ククククッ!
よく言った、カノン!
聞いてのとおりだ
はぐれ野郎
さっさとお仲間を
呼んでこいよ?
俺様たちと手前ェらの
決着をつけてやる
手前ェが逃げたなら、
カノンがどうなるかは
わかるよなァ?
楽しみに待ってるぜ!
すまない、みんな
俺のせいで決闘なんか
に巻きこんでしまって
すまない、みんな
僕のせいで決闘なんか
に巻きこんでしまって
ごめんなさい・・・
あたしが勝手に
先走ったから・・・
ごめんなさい・・・
みなさんを決闘なんか
に巻きこんでしまって
気にすんなよ
もう慣れっこだぜ
・・・来たぞ!
覚悟はついたか?
はぐれ野郎
バノッサ・・・
どうしても戦わないと
ダメなのか!?
バノッサ・・・
どうしても戦わないと
ダメなのか?
ねぇバノッサ!
どうしても戦わないと
ダメなの!?
バノッサさん・・・
どうしても戦わないと
ダメなんですか?
そういう風にしちまっ
たのは手前ェだろうが
手前ェが現れなければ
良かったんだよ・・・
手前ェが現れなけりゃ
俺様は・・・
召喚術へのこだわりを
思い出さなくて
済んだんだッ!!
バノッサ・・・
さあ行け、カノン
お前の忠誠を、俺様に
見せるんだッ!!
@n0さん
ボク、本気でいきます
カノン!?
カノン!?
カノン!?
カノンさん!?
覚悟してください!!
なんでだ・・・
なんでッ、なんで勝て
ねェんだよォ!?
もうやめておけ
バノッサ
召喚術さえ使えりゃ、
召喚術さえ・・・
どうして手前ェなんだ
俺様じゃなくて
手前ェなんだよッ!?
召喚術を使う資格なら
この俺様にだってある
じゃねェかよォ!!
召喚術を使う資格?
召喚術を使う資格?
召喚術を使う資格?
召喚術を使う資格?
な、なにをわけのわか
らねえこと言ってんだ
コイツは?
まだ、です・・・
まだ、終わりじゃ
ありません・・・
こ、これは!?
みんな、気をつけろ!
ぐルっ・・・
ぐルルルルっ・・・!
・・・カノン?
やめろ、カノン!
「本気」にならなくて
もいいんだッ!
ぐルルがアァッ!!
カノンの姿が・・・
化け物に変わった!?
カノンの姿が・・・
化け物に変わった!?
うそ!?
化け物に変わった!?
カノンさんが・・・
化け物に変わった!?
シルターンの鬼神!?
なんで!?
え?
奴が使っているのは、
召喚獣の能力だっ!!
シルターンの鬼神!?
え?
彼が使っているのは、
召喚獣の能力だっ!!
シルターンの鬼神!?
え?
彼が使っているのは、
召喚獣の能力よっ!!
シルターンの鬼神!?
え?
彼が使っているのは、
召喚獣の能力です!!
がアァァッ!!
うわあっ!
うわあっ!
うわあっ!
きゃっ!?
なんて力だ・・・
地面がえぐられちま
うなんて!?
逃げろッ!
@n0!!
ダメだ・・・
早すぎて追いつかれ
ちまう・・・
ダメだ・・・
早すぎて、
逃げ切れない!?
ダメ!
カノン、めちゃくちゃ
はやいよ!
ダメ・・・
早すぎてふりきれ
ない・・・
がアッ!!
ぐあっ!
あ、足が・・・
ぐあっ!
あ、足が・・・
きゃぁっ!
いたっ!!
足が・・・
う・・・痛ッ・・・
あ、足が・・・
@n0!?
まずいっ!!
うルルがアァッ!!
うおおぉぉぉっ!!
エ、エドス!
エ、エドス!
エ、エドス!
エ、エドスさん!?
ぐぐぐっ・・・
ぐおおおっ!?
ぐルルルッ・・・
コ、殺ス・・・!!
どうしよう?
 殺されてたまるか!!
 もうだめだ・・・
 殺されてたまるか!!
 もうだめだ・・・
 死んでたまるか!
 もうだめかも・・・
 殺されたりしません!
 もうだめ・・・
殺されて・・・
たまるかあっ!!
殺されて・・・
たまるかあっ!!
こんなふうに・・・
死んで・・・
たまるかっ!!
殺されたり・・・
しません!
ギゃアアアッ!!
やめろ、カノン!!
もういいッ!
もういいんだッ!!
バノッサ・・・?
それ以上、命を無駄に
使うなッ!!
ぐッ・・・
ぐガガガッ・・・
カノンが、
元に戻っていく?
カノンが、
元に戻っていく?
カノンが、
元に戻っていく?
カノンさんが、
戻っていく?
バノッサ、さん・・・
ボク、頑張りましたよ
勝てなかった・・・
ですけど・・・
許して・・・
くださいね・・・
ひとつだけ
聞かせてくれ
そいつは、
はぐれ召喚獣か?
はぐれじゃねェよ
こいつは人間だ・・・
少なくとも半分は人間
のはずなんだッ!!
召喚獣との混血、か?
・・・ああ
ひとつだけ
聞かせてくれないか
彼は、
はぐれ召喚獣なのか?
はぐれじゃねェよ
こいつは人間だ・・・
少なくとも半分は人間
のはずなんだッ!!
召喚獣との混血、か?
・・・ああ
ひとつだけ
聞かせてくれない
このコ、はぐれ召喚獣
じゃないの?
はぐれじゃねェよ
こいつは人間だ・・・
少なくとも半分は人間
のはずなんだッ!!
つまり、召喚獣と人間
のハーフなのね?
・・・ああ
ひとつだけ聞かせて
くれませんか
彼は、はぐれ召喚獣
なんですか?
はぐれじゃねェよ
こいつは人間だ・・・
少なくとも半分は人間
のはずなんだッ!!
召喚獣との混血・・・
なんですね?
・・・ああ
カノンは魔物を父親に
して生まれたんだ
ただそれだけの理由で
母親に捨てられてよ、
スラムにきたのさ
人一倍優しいくせに、
人以上の力を持ってし
まったことであいつは
迫害されたんだ
おかしな話だとは
思わねェか・・・?
自分より劣った連中に
こいつは居場所を
奪われたんだぜ!?
だから、俺様は教えて
やったのさ
居場所が欲しけりゃ力
ずくで奪え、ってな!
!?
こいつと俺様は、
同じなのさ・・・
居場所のもらえない俺
たちには、力しかない
んだよッ!!
それは違うぞ!
お前には居場所が
あったじゃないか!?
知った口を聞くなッ!
エドスッ!!
手前ェに俺様の気持ち
がわかるかよッ!
バノッサ・・・
お前は・・・
俺様は絶対にあきらめ
ねェ・・・死ぬまで、
絶対にあきらめねェ!
ククククッ
必ず手前ェらを、
ぶっ潰してやるッ!!

 カノンとバノッサ
 この世界に居場所がないという
 彼らには力ずくで居場所を作る
 必要があったのかもしれない


 だけど、それは本当に
 必要だったことなのだろうか?
 その答えは、俺には出せない

  自分の居場所を
  見つめることすら、
  まだできていないのだから

 カノンとバノッサ
 この世界に居場所がないという
 彼らには力ずくで居場所を作る
 必要があったのかもしれない


 だけど、それは本当に
 必要だったことなのだろうか?
 その答えは、僕には出せない

  自分の居場所を
  見つめることすら、
  まだできていないのだから

 カノンとバノッサ
 この世界に居場所がないという
 彼らには力ずくで居場所を作る
 必要があったのかも・・・


 だけど、それは本当に
 必要なことだったのかな・・・?
 あたしにはわからない

  自分の居場所を
  見つめることすら、
  まだできていないのだから

 カノンさんとバノッサさん
 この世界に居場所がないという
 彼らには力ずくで居場所を作る
 必要があったのかもしれない


 だけど、それは本当に
 必要だったことなんでしょうか?
 その答えは、まだわかりません

  自分の居場所を
  見つめることすら
  まだできていないわたしには
カノンの中に流れてい
るのは、シルターンと
いう世界の、鬼神の血
だ・・・
シルターン?
シルターン?
シルターンですか?
召喚術で開かれる
4つの世界のひとつだ
そこに住む鬼神たちは
きょうじんな肉体と
破壊の力をもっている
ああ、だからカノンは
怪力を発揮したのか
それで、カノンは
あんな怪力を・・・
それで、カノンさんは
あんな怪力を・・・
はぐれになった鬼神が
カノンの父親らしいが
召喚術を使う者として
改めて考えさせられて
しまうな
・・・そうだな
・・・そうだね
・・・そうですね
カノンの中に流れてい
るのは、シルターンと
いう世界の、鬼神の血
だよ・・・
シルターン?
シルターン?
シルターンですか?
召喚術で開かれる
4つの世界のひとつさ
そこに住む鬼神たちは
きょうじんな肉体と
破壊の力をもっている
ああ、だからカノンは
怪力を発揮したのか
そっか、それでカノン
ってば、あんなすごい
力を・・・
だから、カノンさんは
怪力を・・・
はぐれになった鬼神が
カノンの父親らしいが
召喚術を使う者として
改めて考えさせられて
しまうよ
・・・そうだな
・・・うん、そうだね
・・・そうですね
カノンの中に流れてい
るのは、シルターンと
いう世界の、鬼神の血
だね・・・
シルターン?
召喚術で開かれる
4つの世界のひとつよ
そこに住む鬼神たちは
きょうじんな肉体と
破壊の力をもってるの
ああ、だからカノンは
怪力を発揮したのか
ああ、だからカノンは
怪力を発揮したのか
それで、カノンさんは
あんなにすごい力を
出せたんですね
はぐれになった鬼神が
カノンの父親らしいん
だけど
召喚師として、改めて
考えさせられちゃった
なあ
・・・そうだな
・・・そうだな
・・・そうですね
カノンの中に流れてい
るのは、シルターンと
いう世界の、鬼神の血
ですね・・・
シルターン?
召喚術で開かれる4つ
の世界のひとつです
そこに住む鬼神たちは
きょうじんな肉体と
破壊の力を
もっています
ああ、だからカノンは
怪力を発揮したのか
ああ、だからカノンは
怪力を発揮したのか
それでカノンは
怪力を出したんだね
はぐれになった鬼神が
カノンの父親らしいの
ですが
召喚師として、
改めて考えさせられて
しまいました
・・・そうだな
・・・そうだな
・・・うん、あたしも
君は私たちとバノッサ
の争いを、自分の責任
だと思っているんじゃ
ないのか?
・・・はい
だったら、それは君の
勘違いだよ
争うことを避けようと
はしてきたが、いずれ
彼らとこうなることは
確実だったんだ
むしろ君がいたことで
結果的に最悪の事態は
回避されたんだよ
どういうことです?
どういうことです?
???
どういうことです?
今のバノッサは縄張り
の拡大よりも、召喚術
を手に入れることに
目を奪われている
君が標的になったこと
で、子供たちやリプレ
が狙われにくくなって
きたんだよ
ああ、なるほど・・・
ああ、なるほど・・・
・・・それって・・・
そういう考え方も
ありますか・・・
君にとっては災難かも
しれないが、私たちも
全力をつくす
もう少しだけ、
耐えてくれないか
なあ、召喚術って資格
が必要なもんなのか?
さあ・・・
俺に聞かれてもなぁ
さあ・・・
僕に聞かれても
う~ん
あたしが知ってるわけ
ないでしょ?
あの・・・わたしに
聞かれても・・・
お前は自然に使えてる
んだし、そのおかげで
俺らも使えてるだろ
じゃあバノッサの野郎
は、なんで資格なんて
ほざきやがったんだ?
そういえば、そうだな
そういえば、そうだな
そういえば・・・
そういえば・・・
ケッ!
さっぱりわかんねぇや
勘違いかもしれないけ
ど、エドスはバノッサ
について、他のみんな
より詳しいよな
勘違いかもしれないけ
ど、エドスはバノッサ
について、他のみんな
より詳しいな
勘違いかもしれないけ
ど、エドスはバノッサ
について、他のみんな
より詳しいよね?
あの、エドスさんって
バノッサさんについて
・・・ほかのみなさん
より詳しいですよね
まあ・・・
あいつとは随分と長く
つきあってきたからな
え?
ワシは元々、
北スラムの出身なのさ
バノッサとはガキの頃
からのつきあいだ
そうだったんだ
そうだったのか
あ、そうなんだ
そうだったんですか
もっとも、あいつが家
を飛び出すまでの話さ
次に出会った時には、
アイツはもうゴロツキ
を集めてオプテュスを
作っとった・・・
今のアイツは、
ワシの知っていた
バノッサとは違う
ははは、月日ってのは
本当に人間を変えちま
うもんなんだなぁ
エドス・・・
エドス・・・
エドス・・・
エドスさん・・・
いきなり決闘だなんて
聞いた時には、どうし
ようかと思ったわよ?
みんな無事だったから
よかったけど・・・
あーあ、これからは
私もついていこうかな
ええっ!?
そりゃ無茶だって!!
えっ!?
それは無茶だよ
ちょっと!
ダメダメ!
・・・それはやめて
おいた方がいいと
思います・・・
私が女の子だから?
それとも役に立たない
からなの!?
そ、それは・・・
あ、いや・・・
え・・・あの・・・
あの、それは・・・
・・・いいの
無茶を言ってるって、
わかってるから
でもね
私、くやしいんだよ
男の子に生まれてたら
貴方たちを助けて
あげられるのに・・・
ソル
キール
カシス
クラレット
みたいな力があれば、
貴方たちを助けて
あげられるのに・・
それじゃ、困るよ
それじゃ、困るよ
ダメダメ!
それじゃ、困ります
どうして!?
俺たちが安心して戦え
るのは、リプレが留守
を守っていてくれてる
からなんだよ
安心して帰れる場所が
あるから、つらい時に
も頑張れるんだ
僕たちが安心して戦え
るのは、リプレが留守
を守っていてくれてる
からなんだ
安心して帰れる場所が
あるから、つらい時に
も頑張れるんだ
リプレが留守を
守ってくれてるから、
みんな安心して
出ていけるんだよ!
安心して帰れる場所が
あるから、つらい時に
も頑張れるんだから!
わたしたちは、
リプレさんが待ってい
てくれるから安心して
外に出られるんです
安心して帰れる場所が
あるから、つらい時に
も頑張れるって
・・・・・・
わかってくれるよね?
わかってくれるよね?
わかってくれるよね?
わかってください
・・・うん
決闘は勝ったんでしょ
さあ、どうかな
引き分け、かもな?
さあ、どうかな
う~ん、単純な
勝ち負けじゃないし、
引き分け、かな?
さあ、どうかな
引き分け、かも?
あーあ、おいらも早く
強くなって、兄ちゃん
たちと戦いたいなぁ
あーあ、おいらも早く
強くなって、姉ちゃん
たちと戦いたいなぁ
そしたら、絶対に
勝てると思うぞ!
決闘には、カノンって
人もいたんでしょ?
ああ、フィズはカノン
のことを知ってたっけ
ああ、フィズはカノン
のことを知ってたよね
うん、フィズはカノン
のことを知ってたっけ
ええ、そういえば、
フィズちゃんは
カノンさんを知って
いましたよね?
うん
カノンのこと、
どんなやつだと思う?
カノンのこと、
どんな人だと思う?
カノンのこと、
どんな人だと思う?
カノンさんを、どんな
人だと思いますか?
そうねぇ・・・
あの下品な連中の中に
いるのが不思議よね
あたしを捕まえた時も
そんなにひどいことは
しなかったし・・・
やっぱりな
やっぱり
やっぱり・・・
やっぱり・・・
あのバノッサとかいう
親玉に脅かされてるの
よ、きっと!
お兄ちゃん、あいつを
やっつけてカノンさん
を助けてあげてね
お姉ちゃん、あいつを
やっつけてカノンさん
を助けてあげてね
あ、ああ・・・
あ、ああ・・・
え・・・うん・・・
そうね・・・
助けてあげなくちゃね
いつも抱っこしてるけ
ど、そのぬいぐるみは
ラミちゃんの宝物?
いつも抱っこしてるけ
ど、そのぬいぐるみは
ラミちゃんの宝物?
いつも抱っこしてるけ
ど、そのぬいぐるみは
ラミちゃんの宝物?
いつも抱っこしてるけ
ど、そのぬいぐるみは
ラミちゃんの宝物?
・・・(こくん)
リプレママがね
くれたんだよ・・・
リプレママが
ひろわれたときに、
だいてたクマさん
なんだって・・・
そうだったんだ・・・
だからね、だっこ
してるとリプレママの
においがしてあんしん
できるの
アニキと出会ってから
毎日が楽しいぜ
アネゴと出会ってから
毎日が楽しいぜ
次から次へと強い奴が
出てくるんだもんな
ってことは、まさか?
ってことは、まさか?
ってことは、まさか?
え・・・まさか?
ああ、俺っちの当面の
目標はカノンさ!!
おいおい・・・
・・・
あ~、ムリムリ
あの・・・
力比べなら
自信があるんだ
へへへ、吉報を
待っててくれよ?
カノンさんも、ガレフ
と同じなんですよね
召喚師のせいで、
運命を変えられて
しまったんだから
スウォン・・・
スウォン・・・
スウォン・・・
スウォンくん・・・
あの、
@n0さん?
人が生きていくのに、
召喚術は本当に必要な
ものなんでしょうか?
災いを運ぶこともある
召喚術が、素晴らしい
力なんでしょうか?
・・・・・・
ごめんなさい
生意気なこと言って
いや、いいんだよ
いや、いいんだよ
ううん、いいよ・・・
いえ、いいんですよ

  召喚術を使う者として
  の責任、か・・・
  召喚術を使う者として
  の責任、か・・・
  召喚術を使う者として
  の責任、か・・・
  召喚術を使う者として
  の責任・・・

   なんか、
   複雑な気分だよなぁ
   なんだか、
   複雑な気分だな
   なんか、
   複雑な気分だなぁ・・・
   なんだか、
   複雑な気分ですね・・・

  バノッサの言っていた
  「資格」って
  なんのことなんだろう?
  バノッサの言っていた
  「資格」って
  なんのことなんだろう?
  バノッサの言っていた
  「資格」って
  なんのことなんだろ?
  バノッサさんの言う
  「資格」って、なんの
  ことなんでしょうか?

   エドスとバノッサには
   そんなつながりが
   あったのか・・・
   エドスとバノッサには
   そんなつながりが
   あったのか・・・
   エドスとバノッサには
   そんなつながりが
   あったのか・・・
 エドスさんとバノッサさんは
 知り合いだったんですね・・・

   リプレがあんなことを
   思ってたなんて・・・
   リプレがあんなことを
   思ってたなんて・・・
   リプレがあんなことを
   思ってたなんて・・・
  リプレさんがあんなことを
  思ってたなんて・・・


 あの勝負は引き分けだと思うな
 あの勝負は引き分けだと思う
 あの勝負は引き分けだよね・・・
 あの勝負は引き分けだと思います

   カノンが優しいのは、
   本当なんだな
   カノンが優しいのは、
   本当なんだな
   カノンが優しいのは、
   本当なんだね
   カノンさんは本当に
   優しいんですね・・・

   ただのぬいぐるみじゃ
   なかったんだな
   ただのぬいぐるみじゃ
   なかったんだな
   ただのぬいぐるみじゃ
   なかったんだ・・・
   ただのぬいぐるみじゃ
   なかったんですね

   本当に素手で勝つ気で
   いるのかなあ?
   本当に素手で勝つ気で
   いるのか?
   本当に素手で勝つ気で
   いるのかなぁ?
   本当に素手で勝つ気で
   いるんでしょうか?

   召喚術が災いを運んで
   くる、か・・・
   召喚術が災いを運んで
   くる、か・・・
   召喚術が災いを運んで
   くる、か・・・
   召喚術が災いを運んで
   くる・・・

scn007

あー・・・
やることがないん
だったら外にでも
出かけたらどうだ?
やることがないんだっ
たら外にでも出かけた
らどうだ?
暇なら
外にでも出かけたら?
暇なら
外にでも出かけたら
どうですか?
ケッ、冗談じゃねえ
こんな物騒な日に外で
遊んでられるかよ
・・・物騒?
今日はな、税金を
納める期限の日なのさ
街のあちこちに兵士が
出ているから、ガゼル
にとっちゃ物騒すぎる
んだろうなぁ
フフッ、なるほどね
ははは、そうなのか
ははぁなるほどぉ
あ、
そういうことでしたか
笑いごとじゃねえぞ
@n0
お前だって兵士に
捕まったらいいわけ
できない立場だろうが
捕まるようなことをし
てないだけ、お前さん
よりは安全だがな?
・・・ケッ!
私との約束を破る
つもりなのか!?
な、なんだ・・・?
・・・?
え?
なに、喧嘩?
喧嘩の声?
でも・・・っ
練習が辛いことは
最初に言ったはずだ
それでも頑張ると約束
したのはお前だろう
・・・・・・
辛いことから逃げ出す
ようでは、騎士になど
なれないぞ!
・・・ちがうっ!!
おいら、練習が辛くて
やめたいんじゃない!
では、どうしてだ?
それは・・・
なぜ黙っている!?
・・・っ!!
待ちなさい・・・!?
聞いて、いたのか
あ、はい・・・
どうしたんです?
あ、はい・・・
どうしたんです?
あ、はい・・・
どうしたんですか?
あ、はい・・・
すいません・・・
アルバがな、剣術道場
に行きたくないと
言いだしたんだよ
ええっ!?
あんなに習いたがって
たのにですか!?
そんな・・・
あんなに習いたがって
たのに?
ええっ!?
あんなに習いたがって
たのにですか!?
え・・・?
あんなに習いたがって
たのにですか?
道場での稽古は
厳しいからな、
遊び気分では
続くものじゃない
あの子にはまだ早かっ
たのかもしれんな
どうするんですか?
どうするんですか?
どうするんですか?
大丈夫でしょうか?
しばらく様子を見て、
本人が何も言わない
ようならやめさせるよ
やる気のない者に
無理をさせても、
無意味だからね
・・・・・・
あの子にはまだ早かっ
たのかもしれんな
あー、俺は決めたぞ!
今日はもう寝るっ!!
寝るって・・・
こんな時間からか?
夜に寝れなくなって
もしらないぞ
寝るって・・・
こんな時間からか?
夜に寝れなくなって
もしらないぞ
寝るって・・・
あんた早いよ、それ
夜に寝れなくなるよ
絶対・・・
・・・それは
はやすぎませんか?
夜に目が冴えて
困りますよ、絶対
そんときはそんときに
考えるぜ
じゃ、おやすみ・・・
なあ、アニキ
ヒマかい?
なあ、アネゴ
ヒマかい?
ああ、思いっきりな
まあ、ね
うん、思いっきり
比較的暇ですけど・・
稽古なら断りますよ
だったら、俺っちと
一緒に市民広場まで
行かないか?
市民広場?
市民広場?
市民広場って?
なんでまた?
市民広場って?
なんでですか?
なんか知らないけど
この街の騎士たちが
集まってるんだ
まさか・・・
お前、騎士に勝負を
挑むつもりなんじゃ
ないだろうな!?
まさかとは思うが、
お前、騎士に勝負を
挑むつもりなんじゃ
ないだろうな!?
まさか・・・
あんた、騎士と決闘
しようとか
言うんじゃ・・・?
まさか・・・
ジンガさん、騎士の
方々に決闘を申し
込むつもりで・・?
あはは、まさかぁ!
顔を見るだけだよ
戦ったりしないって
不安だ・・・
不安だ・・・
信じられない・・・
信じられない・・・
どうしよう?
 やめさせる
 ついていく
本当に戦わないって
約束できるか?
本当に戦わないって
約束できるか?
本当に戦わないって
約束する?
本当に戦わないって
約束してくれますか
あ、バカにしてるな
騎士とケンカしたら
どうなるかぐらい、
俺っちでもわかるさ
そりゃそうだ・・・
よし、なら行くか?
たしかに・・・
よし、なら行こうか
そりゃそっか・・・
よし、じゃ、行こう
それもそうですね
それなら
行きましょうか?
そうこなくっちゃ!
やめとこう、ジンガ
やめとこう、ジンガ
やめとこ、ね
やめておきましょう
なんでだよ?
騎士が集まっている
のには理由があると
思うんだよ
なんか、嫌な予感が
するんだ
騎士が集まっている
のには理由があると
思うんだ
なんだか嫌な予感が
する
騎士が集まっている
のにはきっと理由が
あると思うの
なんか、嫌な予感が
するんだ
騎士が集まっている
のにはきっと理由が
あると思うんです
巻き込まれたら
たいへんでしょう?
・・・そうかなぁ?
大丈夫だって
なぁ、行こうよ?
どうしよう?
 やめさせる
 ついていく
ちょっとガゼル!
暇なら少しはお手伝い
でもしたらどうなの?
うるせぇなぁ・・・
やることがあるんなら
とっくにやってらあ
やることなんて、探せ
ばいくらでもあるわよ
やる気があるんならね
ケッ・・・
だったらやる気がない
俺に余計なこと言うな
なんですってぇ!?
ああ、やかましいっ!
ったく・・・
おい、お前もどやされ
る前に他の場所へ
逃げたほうがいいぜ
こら、待ちなさいっ!
・・・かもな
・・・たしかに
・・・う、たしかに
・・・
まったく、いい若者が
昼間からゴロゴロして
過ごすなんて・・・
お兄ちゃんもよっ!?
お姉ちゃんもよっ!?
いや、俺はぶらぶら
してるだけで、
ゴロゴロは・・・
・・・・・・はい
え、あたし
ぶらぶらしてるだけ
で、ゴロゴロしてない
え、でも・・・
今は特にすることも
なさそうですし・・・
おんなじっ!!
・・・・・・はい
う・・・
・・・・・・はい
・・・・・・はい
ん、なんだ?
このにおいは・・・
ん、なんだろう?
このにおいは・・・
・・・
このにおいは・・・
・・・
このにおいは・・・
けほっ、けほっ!
どうしたんだよ
このひどい煙は?
どうしたんだ
このひどい煙は?
な、なにこの煙!?
なんですか、火事!?
あ、新しい料理に
挑戦してみたら・・・
えへへ、大失敗
うわ、真っ黒・・・
うわ、真っ黒・・・
うわ、真っ黒・・・
・・・真っ黒ですね
これは炭の味しか
しないと・・・
あーあ、もったいない
ことしちゃったなぁ
焦げた部分をはがした
ら、中は食べられない
かしら・・・?
・・・やめとけって
・・・無理だって
・・・無理だと思う
それは無理だ思う
@n0
ちょうど良かったわ
前に貴方から教わった
らーめんを作ったの!
ね、味見してみて?
どれ・・・?
どれ・・・?
うん・・・
ええ、喜んで・・・
・・・・・・
どう?
・・・全然ダメです
これは・・・
ちょっと・・・
・・・まだまだね
すこし、違う
みたいですね・・・
ああ、やっぱり?
やっぱり・・・って
おいっ!?
やっぱり・・・って
ええっ!?
やっぱり・・・って
・・・材料はきちんと
そろって、ますか?
え、えーっと・・・
教えてもらった材料で
見つからなかったもの
があって・・・
「おしょうゆ」っての
なんだけど
それは致命的だぜ
俺の暮らしていた国の
料理は、その調味料を
よく使うものなんだ
それは致命的だ
僕の暮らしていた国の
料理にはその調味料
は欠かせないんだよ
そりゃだめだよ
なくても、塩とかで
作ることはできる
んだけど・・・
ああ、やっぱり
そうですよね・・・
なくても、塩とかで
作ることはできる
んだけど・・・
そうなの!?
無いなら仕方ないよ
無理して作らなくても
仕方がないよ
無理しなくていいさ
でも、そっちは
よく知らないし
ただ、それは
全く別の味になります
けど・・・
・・・・・・
リプレ?
リプレ?
リプレ?
リプレさん?
おしょうゆの作り方は
知らないよね?
そ、それはさすがに
そ、それはさすがに
そ、それはさすがに
さすがに、それは
・・・ごめんなさい
リプレが謝ることじゃ
ないよ
リプレが謝ることじゃ
ないよ
謝らなくてもいいのに
・・・ね?
あ、あやまらなくても
いいんです・・・
リプレさん、わたしが
帰れないから・・・
気をつかって
くれたんですね・・・
でも・・・でも・・・
くやしいよ・・・
なにしてるんだ
エドス?
なにをしてるんだい
エドス?
なにしてるの?
エドス?
エドスさん・・・
何をしているんですか
いや、最近ここにも
人が大勢来るように
なっただろう
屋根裏部屋に転がって
いた椅子をな、使える
ように直しとるのさ
へえ・・・
手慣れたもんだなぁ
へえ・・・
手慣れているなあ
へえ・・・
手慣れてるね
なんか・・・
手慣れてますね
屋根裏にあるものは、
好きに使って
構わんからな
お前さんも
欲しい物があったら、
探してみるといい
エドスが
壊れた椅子を直してる
俺が手伝うまでもない
手際だよなあ
エドスが壊れた椅子を
直してる
手伝うまでもない手際
だな
エドスが壊れた椅子を
直してるけど・・・
すごく手際がいいんだ
びっくり・・・
エドスさんの作業って
まるでプロみたい
椅子がみるみるうちに
直っていく・・・
あ・・・おにいちゃん
あ・・・おねえちゃん
ラミちゃん
ここにいたのか
ラミちゃん
ここにいたのか
ラミちゃん
ここにいたんだ!
ラミちゃん
ここにいたんだ!
本を読んでくれって
頼まれたのさ
ラミ、まだむずかしい
じ、よめないの・・・
どんな本を読んで
もらってるんだい?
どんな本を読んで
もらってるんだい?
ねぇねぇ、どんな本?
どんな本を読んで
もらってるんですか?
【エルゴの王】という
リィンバウムに古くか
ら伝わる伝説だよ
おにいちゃんも
おはなし、きく?
おねえちゃんも
おはなし、きく?
いや、僕はいいよ
読みたくなったら自分
で読むから・・
あたしはパスパス!
読みたくなったら
自分で読むから・・
いえ、わたしは
まだ読んでない本が
いっぱいあるから
へぇ、うまく
逃げるじゃないか
あのな・・・
ちゃんと読むって
い、いいの!
うるさいなぁ!
そうですね、今は
気分じゃなくて・・・
本を読んで欲しいって
頼まれたのさ
ラミ、まだむずかしい
じ、よめないの・・・
どんな本を読んで
もらってるんだい?
へぇ、どんな本なの?
どんな本ですか?
【エルゴの王】という
リィンバウムに古くか
ら伝わる伝説だよ
おにいちゃんも
おはなし、きく?
おねえちゃんも
おはなし、きく?
いや、俺はいいよ
読みたくなったら
自分で読むから・・
あ~いいや
読みたくなったら自分
で読むって・・・
いえ、読んでない本が
お部屋にいっぱい
あるの・・・
ははは
うまく逃げたな?
ちゃ、ちゃんと
読むってば!!
う・・・ちゃんと
読むってば!!
そうですね、でも
今は気分じゃなくて
本を読んで欲しいって
頼まれたのよ
ラミ、まだむずかしい
じ、よめないの・・・
どんな本を読んで
もらってるんだい?
どんな本を読んで
もらってるんだい?
どんな本ですか?
【エルゴの王】という
リィンバウムに古くか
ら伝わる伝説ね
おにいちゃんも
おはなし、きく?
おねえちゃんも
おはなし、きく?
いや、俺はいいよ
読みたくなったら
自分で読むから・・
いや、僕はいいよ
読みたくなったら
自分で読むから・・
いえ、今はいいです
読みたくなったら
自分で読みますから
そんなこといって
読む気なんかない
くせに・・・ねー?
ちゃ、ちゃんと
読むってば!!
あのな・・・
ちゃんと読むって
え、読みますよ
ちゃんと
本を読んで欲しいって
頼まれたんです
ラミ、まだむずかしい
じ、よめないの・・・
どんな本を読んで
もらってるんだい?
どんな本を読んで
もらってるんだい?
へぇ、どんな本を
読んでもらってるの?
【エルゴの王】という
リィンバウムに古くか
ら伝わる伝説ですね
おにいちゃんも
おはなし、きく?
おねえちゃんも
おはなし、きく?
いや、俺はいいよ
読みたくなったら
自分で読むから・・
いや、僕はいいよ
読みたくなったら
自分で読むから・・
ううん、いいよ
興味が湧いたら自分で
読むことにするよ
でしたら、これよりも
細かく書かれた本を、
私が貸してあげますね
そ、そう・・・?
ああ、頼むよ
あ、いやね・・・
ごめんなさい、読むの
めんどくさいです
本を読んでもらってる
んだっけ・・・
本を読んでもらってる
んだったな・・・
そっか、本を読んで
あげてるんだっけか
本を読んであげている
んですね・・・
すっ、グスッ・・・
泣くなよ、アルバ
男の子だろ
泣くなよ、アルバ
男の子だろう
男の子でしょ!
泣かないで、ほら!
どうしたの?
泣かないで、ほら
泣いてなんか・・・
ないやいっ・・・!!
レイドから聞いたけど
剣術習うの、
やめたいんだって?
レイドから聞いたけど
剣術習うの、
やめたいんだって?
レイドから聞いたけど
剣術習うの、やめたい
んだって?
剣術をやめたいの?
そう、レイドさんから
聞いたけど・・・
やめたいんじゃ・・・
ないやい・・・グスッ
道場に・・・行きたく
ないだけなのに・・・
どうしよう?
 どういうことだい?
 騎士になるんだろ?
 どういうことだい?
 騎士になるんだろ?
 どうしたの?
 騎士になるんでしょ
 どうしたの?
 騎士になるんでしょ
どういうことだい?
道場に行きたくないの
なら、理由があるだろ
どういうことだい?
道場に行きたくないの
なら、理由があるだろ
どうしたの?
よかったら、理由を
聞かせてくれない?
どうしたの?
よかったら、理由を
聞かせてくれない?
・・・・・・
兄ちゃん、誰にも言わ
ないって約束する?
姉ちゃん、誰にも言わ
ないって約束する?
ああ、するよ
ああ、するよ
うん、約束!!
うん、約束
絶対だよ!
約束だよ!?
ああ、約束する
だから、理由を教えて
くれないか?
ああ、約束する
だから、理由を教えて
くれないか?
絶対!
だから、理由を教えて
ほしいな
ええ、約束するから
だから、理由を教えて
ほしいな
騎士になるんだろ?
アルバは
騎士になるんだろ?
アルバは
騎士になるんでしょ?
アルバは
騎士になるんでしょ?
アルバは
・・・・・・うん
だったら、騎士だった
レイドの言いたいこと
もわからなくちゃな
レイドはアルバを
泣かせるために
怒鳴ったんじゃないよ
泣かないように、
強くなって欲しかった
んじゃないかな?
だったら、騎士だった
レイドの言いたいこと
もわかるはずだろう?
レイドはアルバを泣か
せるために怒鳴ったん
じゃない
泣かないように、強く
なって欲しかったから
怒ったんだよ
だったら、騎士だった
レイドの言いたいこと
もわからなくちゃ
レイドはアルバを泣か
せるために怒鳴ったん
じゃないよ
泣かないように、
強くなって欲しかった
んじゃないかな?
だったら、騎士だった
レイドさんが何を言い
たいのか・・・
わかってあげて?
レイドさんは、アルバ
に強くなってほしいの
泣かないように、
強くなって欲しかった
んじゃないかな?
泣かない、ように?
ああ、一人前の騎士が
泣き虫だなんて
カッコ悪いだろう
ああ、泣き虫が騎士に
なれるわけがない
うん、一人前の騎士は
泣き虫じゃないんだ
よって、ね!
ええ、一人前の騎士は
泣き虫じゃないんだ
よって・・・
・・・・・・
もう一度、レイドと
話をしたほうが
いいんじゃないかな
やめるかどうか
決めるのはそれから
でもいいだろう?
もう一度、レイドと話
をしておいで
やめるかどうか
決めるのはそれからで
もいいだろう?
もう一度、レイドと
話をしようよ
それで、本当に
やめるかを決めても
遅くないでしょ?
もう一度、レイドさん
とお話しよう?
それで、本当に
やめるかを決めても
遅くないでしょ?
・・・うん
あれ、なんだろう
すごくきれいな音色だ
あれ、なんだろう
すごくきれいな音色だ
あ・・・きれいな音色
あ・・・きれいな音色
あ、スウォン・・・
あ、スウォン・・・
あ、スウォン・・・
え、スウォンくん?
・・・・・・
へえ、スウォンが
演奏してるのか・・・
へえ、スウォンが
演奏してるのか・・・
スウォンが演奏
してるんだ・・・
スウォンくんが演奏
してるんだ・・・
どうしよう?
 声をかける
 そっとしておく
すごくきれいな曲だね
すごくきれいな曲だね
すごくきれいな曲だね
きれいな曲ですね
あ、@n0さん
その楽器は?
その楽器は?
その楽器は?
その楽器は、
どういう名前ですか?
ハルモニウスって
いうんですよ
ハーモニカ、かな?
ハーモニカ、かな?
ハーモニカといっしょ
こんなものもあるんだ
ハーモニカといっしょ
だ・・・名前もちょっ
と似てるし・・・
初めて獲物をしとめた
時、父さんからお祝い
にもらったんです
あまり上手には演奏
できないんですけど
そんなことないって
子供たちに聞かせたら
きっと喜ぶぜ
そんなことないさ
子供たちに聞かせたら
きっと喜ぶと思う
そんなことないって
子供たち、これ聞いた
ら喜ぶと思うな
上手ですよ・・・
子供たち、これ聞いた
ら喜ぶと思います
そうですか?
ああ、よかったら今度
聞かせてやってくれよ
ああ、よかったら今度
聞かせてあげてくれ
うん、
こんど聞かせてあげて
ええ・・・
こんど聞かせてあげて
くれますか?
せっかくの演奏を邪魔
しちゃ悪いな
またあとで来よう
せっかくの演奏を邪魔
しちゃ悪いな
またあとで来よう
せっかくの演奏を邪魔
しちゃ悪いよね
またあとで来よう
せっかくの演奏を邪魔
しないように・・・
またあとで来ることに
したほうがよさそう
すごくきれいな音色だ
せっかくの演奏を邪魔
しちゃ悪いな
またあとで来よう
すごくきれいな音色だ
せっかくの演奏を邪魔
しちゃ悪いな
またあとで来よう
きれいな音色・・・
せっかくの演奏を邪魔
しちゃ悪いな
またあとで来よう
きれいな音色・・・
せっかくの演奏を邪魔
しないように・・・
またあとで来ることに
したほうがよさそう
道場のみんなが
おいらのことを
いじめるんだ
防御の練習の時、
わざと違う場所に剣を
当ててきたり・・・
稽古をつけてやるって
大勢で殴ってくるんだ
それは・・・
おいら、聞いたんだよ
どうしておいらのこと
をいじめるんだ、って
理由はなんだって?
理由はなんだって?
理由はなんだって?
理由は?
おいらだけ、レイドに
ひいきされてるから
だって・・・
そういうことか・・・
そういうことか・・・
あ、なるほど・・・
そういうことですか
おいら、ひいきなんか
されてないよっ!
道場ではレイドのこと
ちゃんと先生って呼ぶ
し、練習だってきちん
としてるよっ!?
・・・ねえ、兄ちゃん
どうしたらいいの?
・・・ねえ、姉ちゃん
どうしたらいいの?
おいら、剣術習うのを
やめたくない・・・
でも、いじめられるの
は、いやだよう・・
どうしよう?
 レイドに相談しよう?
 我慢するしかないな
 レイドに相談しよう?
 我慢するしかないな
 レイドに相談しよう?
 我慢するしかないよ
 レイドに相談しよう?
 我慢するべきです
レイドにはそのことを
きちんと話したのか?
レイドにはそのことを
きちんと話したのか?
レイドには
きちんと話したの?
レイドさんには
きちんと話したの?
・・・ううん
だって、告げ口なんて
卑怯だもん
そうかな?
俺はそうは思わないぞ
アルバはレイドの生徒
なんだから、困ったら
なんだって相談をして
いいんだよ
そうかな?
僕はそうは思わない
アルバはレイドの生徒
なんだから、困ったら
なんだって相談をして
いいんだ
違うよ
それは告げ口じゃない
アルバはなんにも
悪いことなんて
してないんでしょ?
それは違います
卑怯じゃありませんよ
先生は生徒の相談に
のるためにいるんです
から・・・相談をして
いいんですよ
でも・・・
アルバは自分が
ひいきされてると
思ってないんだろう?
アルバは自分がひいき
されてると思ってない
んだろう?
じゃあ、アルバは
ひいきされてるの?
アルバは自分がひいき
されてると思ってない
んでしょう?
されてないよっ!
だったら、まちがって
るのはみんなのほう
じゃないか
だったら、まちがって
るのはみんなのほう
じゃないか
だったら、まちがって
るのはみんなのほう
そうでしょ?
だったら、まちがって
るのはみんなのほうで
すよね?
・・・・・・
自分ではどうしようも
ないことは誰にだって
あるんだ
それを相談することは
卑怯なことじゃない
わかるだろ?
自分ではどうしようも
ないことは誰にだって
あるんだ
それを相談することは
卑怯なことじゃない
わかるだろう?
自分ではどうしようも
ないことなのに、
黙ってやられっぱなし
本当は仕返しが
怖いんじゃないの?
大丈夫、相談するのは
卑怯じゃないんだから
自分ではどうしようも
ないことは誰にだって
あるんですから
それを相談することは
卑怯なことじゃない
わかるでしょう?
・・・うん
おいら、レイドに全部
話してみるよ・・・
我慢するしかないな
我慢するしかないな
我慢するしかないよ
我慢するべきですね
兄ちゃんは、おいらが
いじめられてもしかた
ないっていうのか!?
姉ちゃんは、おいらが
いじめられてもしかた
ないっていうのか!?
そうじゃない
いじめられるのがいや
なら、レイドに話を
すればいいだけだ
でも、アルバはそれを
しなかった・・・
代わりに道場をやめた
いって言った・・・
どうしてだい?
そうじゃない
いじめられるのがいや
なら、レイドに話をす
ればいいだけだ
でも、アルバはそれを
しなかった・・・
代わりに道場をやめた
いって言った・・・
どうしてだ?
ち~がうちがう!
いじめられるのがいや
なら、レイドに話をす
ればいいだけなの
でも、アルバはそれが
イヤなんでしょ?
で、代わりに
道場をやめるって
どうしてなの?
違いますよ
いじめられるのがいや
なら、レイドさんに
話をすればいいだけ
だもの
でも、アルバはそれを
しなかったじゃないで
すか・・・
どうしてですか?
だって・・・
告げ口なんかしたら、
卑怯だもん・・・
うん
そう思ったアルバは、
立派だと思う
でも、だからって道場
をやめるのはまちがい
じゃないのか?
うん
そう思ったアルバは、
立派だと思う
でも、だからって道場
をやめるのはまちがい
じゃないのか?
うん
そう思ったアルバは、
立派だと思う
でも、だからって道場
をやめるのはまちがい
じゃない?
うん
そう思ったアルバは、
立派だと思う
でも、だからって道場
をやめるのはまちがい
ですよね?
でも・・・
アルバは自分が
ひいきされてると
思ってないんだろう?
アルバは自分がひいき
されてると思ってない
んだろう?
アルバは自分がひいき
されてると思ってない
んでしょ?
アルバは自分がひいき
されてると思ってない
んでしょう?
されてないよっ!
だったら、まちがって
るのはみんなのほう
じゃないか
道場をやめるってこと
は、みんなのまちがい
をアルバまで認めちゃ
うことなんだぞ?
だったら、まちがって
るのはみんなのほう
じゃないか
道場をやめるってこと
は、みんなのまちがい
をアルバまで認めちゃ
うことじゃないかな
だったら、まちがって
るのはみんなのほう
じゃない
道場をやめるってこと
は、みんなが悪くない
って、アルバが認めた
ってことなんだよ
だったら、まちがって
るのはみんなのほう
です・・・
アルバは、まちがった
ことをするみんなの
ことを正しいと
認めちゃうの?
・・・・・・
まちがいをまちがいだ
と言えること
それが本当の勇気なん
じゃないかな?
まちがいをまちがいだ
と言えること
それが本当の勇気なん
だと僕は思う
まちがいをまちがいだ
と言えること
それが本当の勇気
だと思うな
まちがいをまちがいだ
と言えることが
本当の勇気だと
思うんです・・・
本当の勇気・・・?
ああ、俺はそう思う
アルバが真剣に剣術を
習いたいってことを、
みんなに見せてやれよ
そうすれば、みんなも
きっとわかってくれる
はずさ!
ああ、そうさ
アルバが真剣に剣術を
習いたいってことを、
みんなに見せてやろう
そうすれば、みんなも
きっとわかってくれる
はずだよ
うん、あたしは
そう思うよ
アルバが真剣に剣術を
習いたいってことを、
みんなに見せるの
そうすれば、みんなも
きっとわかってくれる
はず、
ぜったいにね!
はい、本当の勇気です
アルバが真剣に剣を
習いたいってことを、
みんなに見せてあげ
ましょう?
そうすれば、みんなも
きっとわかってくれる
はずです!
・・・うん!
おいら、勇気を出して
がんばってみるよっ!
・・・猫?
どうしよう?
 放っておく
 近づいてみる
また、魚でも釣って
リプレを喜ばせて
やろうかな?
また、魚でも釣って
みるかな?
うーん
魚釣りねぇ・・・
また、魚を
釣って帰ったら
リプレさん
喜ぶかしら・・・
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
どうしよう?
 やめておく
 魚釣りをする
気にしなくていいって
こういう時もあるわ
うん、これだけあれば
充分だよ
わぁ、ずいぶん
たくさん釣れたのね
こんな大物
どう料理したらいいか
迷っちゃいそう
すごいじゃない!
これならきっと、おい
しいお料理ができるわ
これって・・・
食べられるのかしら?
ごくろうさま
きっとみんなも喜んで
食べてくれるよ
また何か釣れた時は
私のところに
もってきてね
腕によりをかけて
おいしい料理を作って
あげるから、ね?
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
本当だ
すごい数の警備の兵士
が広場を囲んでる
本当だ
すごい数の警備の兵士
が広場を囲んでる
本当だ
すごい数の兵隊さんが
広場を囲んでるよ
本当だ
すごい数の兵隊さんが
広場を囲んでるよ
罪人たちの点呼は
完了しましたか?
はッ、完了しました!
罪人だって・・・?
罪人・・・?
罪人?
事件・・・?
罪人?
なにか事件でも
起きたの・・・?
なあ、アニキ
あの人たち
本当に罪人なのかなぁ
なあ、アネゴ
あの人たち
本当に罪人なのかなぁ
見るからに
よぼよぼの爺さんとか
女子供も並んでるぜ?
・・・罪人ですよ
えっ?
彼らは税金を
払えなかった罪で、
捕まった人たち
なのです
なんだよそりゃ!?
あの人たち、
どうなるんですか?
あの人たち、どうなる
んですか?
・・・あの人たち
これからどうなるの?
・・・あの人たち
これからどうなるん
ですか?
この広場で見せしめに
された後、足りない分
を労働奉仕で払うこと
になります
男は鉱山、女は工場の
一番過酷な場所で
働かされますね
そんなのって・・・
そんな・・・
ちょっと!
めちゃめちゃじゃない
そんなの!
そんなことが
この世界では、まだ
許されてるんですか?
仕方ないんですよ
そう領主が決めたの
ですから
ふむ、正確には領主を
利用して召喚師たちが
決めたんでしたか
なんでみんな、そんな
無茶に従ってんだ!?
落ち着けよ、ジンガ!
落ち着くんだ、ジンガ
ジンガ、落ち着いて!
ジンガ、落ち着いて!
召喚師の力が怖くて、
泣き寝入りをしている
んでしょう
ですが・・・
全員が全員、そうして
いるわけでもないよう
ですね?
もう我慢できん!
俺たちが、一体なにを
したって言うんだ!?
働けば働くほどに高く
なる税金なんて、払え
るわけがあるまい!!
・・・あの者は?
はッ、義賊をきどって
いた盗人の頭目です
人の富を盗んだこと
それが貴方の罪では
ありませんか?
ハッ、だったら貴様ら
の親玉も同罪だろう?
市民からの税金を力で
奪い取ってる、立派な
盗人様だろうが!?
こいつッ!
口を慎めッ!!
・・・殺せよ
殺さなきゃ、俺の口は
止まらんぞ!?
ほざいたなッ!
どうしよう?
 止めに入る
 呆然と見ている
アニキ!
アネゴ!
ああ・・・
行くぞ、ジンガ!
ああ・・・
行こう、ジンガ!
・・・あれはないよ
ジンガ!
止めに行こう!
・・・見ていられない
ジンガ!
止めに行きましょう
お待ちなさい!
貴方が行かなくても、
大丈夫です・・・
え?
ぎゃあっ!
呆れたものだな
都合の悪いことを力で
消し去ろうとは
あの人は・・・
荒野で俺を助けてくれ
た剣士!?
あの人は・・・
荒野で俺を助けてくれ
た剣士!?
あの人は・・・
このあいだ、あたしを
助けてくれた剣士!?
あの人は・・・
このあいだ、わたしを
助けてくれた剣士?
それが市民を守るべき
者としての姿か!?
ラムダだ!
【アキュート】のボス
のラムダだぞっ!!
アキュートの・・・
ラムダ・・・
アニキっ
あのオッサンが!?
アネゴっ
あのオッサンが!?
罪なき人々よ!
さあ、今こそ
立ち上がるのです!!
貴方たちの生きる権利
は、貴方たち自身の力
で守りなさい!!
アキュートは、戦う者
たちの味方だ!
召喚師の手先になった
領主を許すなっ!!
反乱分子・・・
凝りもせずに・・・
追い払いなさい!!
ひゃー、すっげえ!
あのオッサンたちは、
反乱分子だったのかよ
感心してる場合じゃあ
ないぞ、ジンガ
逃げないと俺たちまで
巻き込まれちまう
感心してる場合じゃな
いぞ、ジンガ
逃げたほうがいい
・・・逃げようジンガ
はやくしないと
あたしたちも
巻き込まれちゃう!
・・・逃げようジンガ
はやくしないと
わたしたちも
巻き込まれるから
いいじゃんか
ついでに暴れてこうぜ
バカ言ってないで、
逃げるぞ!
バカなことを
言ってるんじゃない
さあ、急ぐんだ!
バカ言ってないで!
ほらはやく!
だめ!
馬鹿なこと言わないで
いったい何があった?
急に街のほうが騒がし
くなったようだが
暴動が起きたんだよ!
暴動!?
とにかく、詳しいこと
は中で説明するよ
とにかく、詳しいこと
は中で説明するよ
とにかく、詳しいこと
は中で説明するよ
とにかく、詳しいこと
は中で説明します
・・・というわけさ
・・・というわけさ
・・・てなわけ
・・・というわけです
その義賊の男の話は、
ワシも知っとるぞ
たしかローカスという
名前だったかな
貴族の屋敷から財宝を
強奪しては、人々へと
配っていたって話だ
へえ、気前いいなぁ
ケッ!
単に善意の押し売りを
してるだけじゃねえか
そういうのを、
偽善者ってんだよ
まあまあ、ガゼル
まあまあ、ガゼル
まあまあ、ガゼルさん
それよりも
暴動を扇動したという
連中が気になる・・・
それよりも
暴動を扇動したという
連中が気になるな
それよりも
暴動を扇動したという
連中が気になるわね
それよりも
暴動を扇動したという
連中が気になりますね
うん・・・
荒野で会ったあの剣士
がリーダーだったんだ
たしかラムダっていう
名前だったと思うけど
ああ・・・
荒野で会ったあの剣士
がリーダーだったんだ
たしかラムダっていう
名前だったな
うん・・・
荒野で会ったあの剣士
がリーダーみたい
ラムダとかっていう
名前だったと思うけど
ええ・・・
荒野で会ったあの剣士
がリーダーのような
感じでした
たしか、ラムダと
呼ばれていました
ラムダだって!?
レイドさん、
知ってるんですか?
レイドさん、知ってる
んですか?
あ、レイドさん
知ってる人ですか?
レイドさん、
お知り合いですか?
ああ、よく知っている
私が騎士団にいた
時の先輩だよ・・・
ええっ!?
!?
ええっ、先輩!?
レイドさんの先輩?
・・・いいんですか?
レイドさん
騎士団と戦っているの
は、貴方の先輩なんで
しょう?
・・・いいんですか?
レイドさん
騎士団と戦っているの
は、貴方の先輩なんで
しょう?
レイドさん・・・
ラムダさんのこと
ほっといても
いいんですか?
レイドさんの先輩が
戦っているんですよ!
レイドさん・・・
ラムダさんのこと
ほっといても
いいんですか?
レイドさんの先輩が
戦っているんですよ
・・・行ったところで
どうしろと言うんだ
先輩であるラムダと
共に戦えと言うのか?
後輩である騎士たちを
敵に回して、戦えと
君は言うのか!?
おい、レイド
落ち着けよっ!
・・・すまない
君に当たってしまって
正直、私は今、自分が
どうしたらいいのか
わからないんだよ
どうするべきなのか、
わからないんだ
レイドさん・・・
ラムダは、お前さんに
とって大切な先輩
だったようだな
ああ・・・
ラムダという人ほど、
騎士の名がふさわしい
人間はいなかった
剣技に優れ、高潔な心
をもったあの人に、
私は憧れていたんだ
そんなすげえヤツが、
どうして騎士を
辞めちまったんだ?
辞めさせられたんだ
えっ!?
えっ!?
えっ!?
・・・?
召喚師たちにとって、
あの人は邪魔な存在
だったからね
ある任務の失敗の責任
をとって、退役させら
れてしまったんだよ
そんな・・・
そんな・・・
そうなんですか・・・
なんか、ひどい・・・
そうなんですか・・・
ひどいことをしますね
ラムダがいなくなった
ことで、召喚師たちは
ますます力を強めた
絶望した騎士は次々と
城を去っていった
私も、その一人さ
なるほど、な
それがお前さんが騎士
を辞めた理由か・・・
あの人が立ち上がった
理由はよくわかる
召喚師に頼るあまり、
民衆のことを考えなく
なった領主と
それを止められなかっ
た我々のことを、あの
人は許せないんだろう
なぁ、このまま暴動は
成功すんのかな?
いや、無理だ・・・
軍隊だけならまだしも
召喚師が出て来れば、
ひとたまりもあるまい
・・・レイドさん
ラムダに会いに行こう
ラムダに会いに行こう
ラムダさんに会いに
行こうよ
ラムダさんに会いに
行きましょう
@n0?
ラムダがどうして
暴動を起こしたのか、
何を望んでいるのかを
確かめるんだ・・・
どうすればいいのかは
それから決めれば
いいんだよ
手遅れになる前に!
ラムダがどうして暴動
を起こしたのか、何を
望んでいるのかを確か
めるんだ・・・
どうすればいいのかは
それから決めればいい
んですよ
手遅れになる前に!
なんで暴動なんか
起こしたのか・・・彼
の望みを確かめないと
いけないと思う・・
その結果次第で
どうするか
決めましょうよ!
手遅れに
なってからじゃ・・・
遅いと思います!
なんで暴動なんか
起こしたのか・・・
ラムダさんの考えを
確かめましょう
その結果次第で
どうするか
決めるんです
どんな結果が出ても
手遅れになるよりは
いいと思います
アキュートは最初から
ここを戦いの場にする
気だったようですね
こう狭くては、一気に
兵士を突撃させること
は不可能です
さすがは先輩ですね
でも・・・
それだけでは・・・
ええいっ!
何をもたもた
しているんだっ!?
そうカッカすんなよな
兄貴、胃に悪ぃぜ?
所詮、ただの騎士にゃ
この程度が限界だって
ことさ・・・あぁん?
キムラン殿
今の言葉、無礼ですよ
よせ、サイサリス!
召喚術を使って、
工場の一部を破壊する
ゴミと一緒に燃やすの
は忍びないがな
ラムダの首はこの俺が
とってやるからよ
お前らはせいぜいザコ
の始末をがんばんな
・・・わかりました
へへっ、思ったとおり
連中はここらの抜け道
には詳しくなかったな
とはいえあまり時間は
なさそうだぞ
ラムダ先輩!!
私です、レイドです!
レイドか・・・
イムランたちが騎士団
に合流しました
もう、これ以上の抵抗
は無理です!!
わかっている
え?
この暴動が失敗するの
は最初から予定どおり
だってことさ
なんだって!?
なんだって!?
どういうこと、それ!
どういうことですか!
人々を苦しめているの
は領主の悪政です
では領主をそうさせて
いるのは誰でしょう?
そんなもん、召喚師の
連中だろうが!?
いいえ
本当に悪いのは、
彼らの好き勝手を
許してしまっている、
この街の人々です
・・・!?
私たちはもう、何度も
こうして人々を率いて
領主たちと戦ってきた
でもね、それだけじゃ
駄目なのよ
この街の連中はみんな
戦うことを
諦めちまってんのさ
自分に火の粉が
かからないんなら
他人がどうなっても
平気ってな
この街の人々が団結し
て戦わない限り、何も
変わりはしないのよ
ちょっと待てよ!?
だったらどうして暴動
なんか起こすんだよ
ひとつひとつの火の粉
も集まれば、大きな炎
を起こします
暴動を繰り返すことで
人々の危機感をあおる
つもりかよ!
暴動を繰り返すことで
人々の危機感をあおる
つもりか・・・
暴動を繰り返すことで
人々の危機感をあおる
つもりね・・・
暴動を繰り返すことで
人々の危機感をあおる
つもりですか・・・
じゃあこの暴動に
参加してる奴らは
どうなるんだよ!?
戦うことを決めたのは
連中だからな
死ぬも生きるも、本人
の運と実力ってこった
見殺しにする気か!?
必要ならば、な
ラムダ・・・
どうして・・・
騎士は弱き人々の楯と
なるものだと・・・
そう教えてくれたのは
貴方じゃないかっ!?
俺はもう騎士ではない
お前もだ、レイド
・・・!?
なぜ、騎士を捨てた?
人々の楯であることを
やめたお前が、騎士を
語るというのか!?
表の守りが突破された
ようね・・・
ええ、潮時のようです
待ちやがれっ!
おおっと!
あぶねぇ、あぶねぇ
なっ・・・?
ガゼルが一瞬で、後ろ
に回り込まれた・・・
ガゼルが一瞬で、後ろ
に回り込まれた・・・
ガゼルが一瞬で、後ろ
に回り込まれた・・・
うそ・・・
ガゼルさんが後ろに
回り込まれるなんて
手癖の悪いガキにゃあ
おしおきがいるかぁ?
よせ、スタウト
へいへい
・・・撤退だ!
どうしよう?
 ラムダを呼び止める
 レイドに声をかける
待ってくれ!
貴方たちの言うことは
正しいのかもしれない
だけど・・・
貴方たちのやっている
ことは間違ってる!!
待ってくれ!
貴方たちの言うことは
正しいのかもしれない
だけど・・・
貴方たちのやっている
ことは間違ってる!!
ちょっと待ってよ!
正しいことを
言っているからって!
あなたたちの
していることが
正しいなんて限らない
でしょ!
待ってください
正しいことを言う人が
正しいことをするとは
限らないはずです
あなたたちの
していることが
正しいとは・・・
わたしは思いません
ならば、止めてみせろ
レイドさん?
・・・間違ってる
誰かを犠牲にしてまで
変革を求めるなんて
ラムダ!
貴方は間違っている!
ならば、止めてみせろ
がはははっ!
このゴミどもがっ
本気で勝てると思って
たのかよ、あぁん?
くそぉ・・・
負けてたまるかっ!
たとえ殺されようと、
俺は絶対に貴様らには
負けない!!
俺が見捨てようとして
いるあいつらを、
お前は救えるのか?
犠牲なしに全てが変え
られるというならば、
証明して見せろ!!
それが本当にできるか
どうかを・・・
そうかよ・・・
兄貴の言ってた召喚術
を使うガキってのは、
お前のことかっ!?
へへへ、だがよ
俺を倒したところで、
もう手遅れだぜ
・・・!?
騎士団の奴らの突撃だ
へへっ、じきにここに
もやって来るぜ?
やべぇぜ、アニキ!?
やべぇぜ、アネゴ!?
でも、まだあの中には
他の人たちが・・・
でも、まだあの中には
他の人たちが・・・
でも、まだあの中には
他の人たちが・・・
でも、まだあの中には
他の人たちが・・・
・・・引き上げよう
レイドさん!?
騎士団は無意味に彼ら
を殺しはしないはずだ
イリアスなら・・・
きっと・・・
俺は残るぞ!
仲間を見捨てられるか
バカ野郎っ!
わざわざ捕まりに行く
つもりかっ!?
くっ、放せっ・・・
さあ、@n0
・・・ちくしょおっ!
・・・くそっ!
・・・くやしいよ!!
・・・くやしい
くやしい・・・です!

 思いあがっていた
 俺の力なら、彼らを救うことが
 できると信じていた


 けれど、現実は違っていた
 囚われていく人々に背を向けて
 逃げる事しかできなかった自分


 ラムダの言葉が胸に痛い
 結局、俺がやったことはただの
 自己満足だったんだろうか・・・

 思いあがっていた
 僕の力なら、彼らを救うことが
 できると信じていた


 けれど、現実は違っていた
 囚われていく人々に背を向けて
 逃げるしかなかった自分


 ラムダの言葉が胸に痛い
 結局、僕がやったことはただの
 自己満足だったんだろうか・・・

 あたし・・・あたしの力なら
 みんなを救えるんじゃないか
 って思ってた


  思い上がりだった
  囚われた人々を
  助けることもできない


 ラムダの言葉が胸に痛い
 あたしがやったことはただの
 自己満足だったんだろうか・・・

 わたしは・・・わたしの力が
 あればみんなを救えるかもって
 思い上がっていた・・・
 わたしの力なんて、実際には
 役にたたないもの・・・
 囚らわれた人々も、助けられ
 ないほどの・・・


 ラムダさんの言葉・・・
 囚われた人々の沈んだ表情が
 わたしに重くのしかかる・・・
なあ、さっきのことを
考えているのか?
ソル?
ソル?
ソルさん?
お前は充分に精一杯
やってたぜ
俺にはそう見えた
ただ彼らを
見捨てたんじゃない
でも・・・
過ぎてしまったことを
悔いたって、やり直す
ことはできない
大切なのはこれから先
だぜ・・・な
・・・ああ
・・・うん
・・・はい
まだ、さっきのことを
考えているのか?
キール?
キール?
キールさん?
君は自分にできること
を、精一杯やっていた
と僕は思う
何もしないで、彼らを
見捨てたんじゃない
でも・・・
過ぎてしまったことを
悔いたって、やり直す
ことはできない
大切なのはこれから先
じゃないのか?
・・・うん
・・・うん
・・・はい
まだ、さっきのことを
考えてるんでしょ?
カシス?
カシス?
カシスさん?
キミは頑張ってたよ
何もしないで、彼らを
見捨てたんじゃない
でも・・・
過ぎてしまったことを
悔いたって、やり直す
ことはできないんだよ
大切なのは
これから先じゃない?
・・・うん
・・・ああ
・・・そうですね
まだ、さっきのことを
考えているんですね?
クラレット?
貴方は頑張りました
何もしないで、彼らを
見捨てたわけじゃない
でも・・・
過ぎてしまったことを
悔いたって、やり直す
ことはできません
大切なのはこれから先
ではないですか?
・・・うん
・・・ああ
・・・うん
すまないな
私の問題に君たちまで
巻き込んでしまって
そんな・・・
仲間の問題はみんなの
問題じゃ・・・
そんな・・・
仲間の問題はみんなの
問題じゃ・・・
そんな・・・
仲間の問題はみんなの
問題でしょ!
いえ・・・・
仲間の問題は、
みんなで解決するもの
ですから
ラムダ先輩を変えてし
まったのは、私の責任
なんだよ
え?
え?
え?
そうなんですか?
これは私が、ずっと
昔に犯した罪の報いだ
私だけが受けるべき、
報いなんだ!
レイドさん・・・
レイドさん・・・
でも・・・
でも・・・
アキュートって連中が
領主を倒そうとしてん
のは知ってたさ
しかし頭目が、ラムダ
だとは知らなかったぜ
ガゼルはラムダのこと
を知っていたのか?
ガゼルはラムダのこと
を知っていたのか?
ガゼルもラムダのこと
を知ってたの?
ガゼルさんは、
ラムダさんのこと、
知っていたんですか?
かっこ悪い話だがよ
ずっと昔、ドジふんで
兵士に捕まりかけた
ことがあってな
その時に見逃してくれ
た二人の騎士の一人が
レイドで・・・
もう一人が、ラムダ?
もう一人が、ラムダ?
もう一人が、ラムダ?
あとひとりが、
ラムダさん、ですか?
ま、そういうこった
あんな風になっちまう
とは思わなかったがな
ずっと気になっとった
んだがな
どうしてレイドは騎士
を辞めたんだろう?
それは、ラムダが騎士
を辞めさせられたから
じゃ・・・
それは、ラムダが騎士
を辞めさせられたから
じゃ・・・
ラムダが騎士を
やめさせられたから
じゃないの・・・?
ラムダさんが騎士を
やめさせられたからと
聞きましたが?
なら、どうしてレイド
はここにおるんだ?
そこまでラムダのこと
を尊敬していたなら、
彼の後を追うのが自然
じゃないか?
・・・!!
・・・!!
・・・!!
・・・言われてみれば
そうですね
あの二人には、ワシら
の知らない事情がある
ような気がする
それがどんなものなの
かは、わからんがな
リプレは、今の暮らし
をどう思う?
リプレは、今の暮らし
をどう思う?
リプレは、今の暮らし
をどう思う?
リプレさんは、今の
暮らしをどう思って
いるんですか?
そうね・・・
確かに貧乏は辛いし、
不満ならあるけど
でも、だからって不幸
だとは思ってないわよ
どんな暮らしにだって
幸せは絶対にあるって
私は思うよ
それを見つけられない
ことが、不幸ってもの
なんじゃないのかな
おいら、もう少しだけ
道場に通ってみること
にしたよ
そうか・・・
そうか・・・
そうか・・・
そう、よかった
うん、やっぱり剣術は
習いたいもん
つらいけど、もう少し
だけがんばってみる!
あー、これで安心して
外に出られるわね
こわくなかった?
こわくなかった?
こわくなかった?
こわかったでしょう?
ぜーんぜん
本当に?
そりゃ
少しは、ね
ほ、本当に少しだけ!
ラミみたいに泣いたり
はしてないからねっ!
ずっと泣いていたって
本当かい?
ずっと泣いていたって
本当かい?
もう泣かなくていいよ
終わったから
もう泣かなくていいよ
終わったから
・・・・・・
かわいそうに
こわかったんだよね
もう、大丈夫だよ
かわいそうに
こわかったんだね
もう、大丈夫だよ
こわかったよね・・・
でも・・・
もう、大丈夫だよ
こわかったよね・・・
でも・・・
もう、大丈夫よ
・・・ほんと?
ああ、本当だよ
だから安心して
いいんだよ?
ああ、本当だよ
だから安心して
いいんだよ?
ホントに本当!
だから安心して
いいんだから、ね!
ええ、本当に・・・
だから安心してね
・・・(こくん)
アキュートって連中は
とんでもないな
あのラムダって剣士は
別格として、他の三人
だってかなり強いぜ
わかるのか?
わかるのか?
わかるんだ?
そんなことまで
わかるんですか?
ガゼルがスタウトって
ハゲのおっさんに背後
をとられたの見たろ?
ありゃ剣士や格闘家の
動きじゃなかった
アニキも、気をつけた
ほうがいいぜ
アネゴも、気をつけた
ほうがいいぜ
俺に構うなっ!
ローカス・・・
ローカス・・・
ローカス・・・
ローカスさん・・・
どうして俺をあそこで
死なせてくれなかった
んだ・・・
生き恥をさらすくらい
なら、あそこで死んだ
ほうがましだった!!
・・・・・・
僕はずっと、街で暮ら
す人たちは幸せなんだ
ろうって思ってました
けど、違うんですね
外で暮らしている僕ら
が、自然の力と戦って
るように・・・
街の人たちは、人の力
と戦ってるんですね
人の力・・・
でも、自然とは違って
人と人とは話し合える
戦わなくても、方法は
あるはずなんです
僕は、そう信じたい

   わかってはいるんだよ
   でも・・・
   わかってはいるんだ
   でも・・・
   わかってはいる・・・
   でも・・・
   わかってはいるはず
   なのに・・・

  レイドの罪って
  一体なんなんだ・・・?
  レイドの罪とは
  なんのことなんだろう?
 レイドが、どんな罪を
 犯したのかわかんないけど・・
 レイドさんの罪・・・
 わたしにはわからないけど・・・

  ガゼルもラムダのことを
  知っていたのか
  ガゼルもラムダのことを
  知っていたのか
  ガゼルもラムダのことを
  知っていたんだ
  ガゼルさんはラムダさんの
  ことを知っていたんだ・・・

   言われてみれば、
   確かに不自然だ・・・
   言われてみれば、
   確かに不自然だ・・・
   言われてみれば、
   確かに不自然だよね
   言われてみれば、
   確かに不自然ですね・・・


   リプレは強いな・・・
   リプレは強いな・・・
   リプレは強いね・・・
  リプレさんは強いな・・・

  どうするのか決めるのは
  アルバだもんな
  どうするのか決めるのは
  アルバだからな
   うん、アルバが
   決めることだよね
 アルバが自分自身で決めるから
 意味があることなんですよね・・

  強がってるけど
  こわかったみたいだな
  強がってるけど
  こわかったんだろうな
  強がってるけど
  やっぱりこわかったみたい
   強がっていても
   やっぱり子供なんだ

   かわいそうに
   こわかったろうな
   かわいそうに
   こわかったろうな

   こわかったんだね

   こわかったんだね

  ただのハゲじゃないって
  ことか・・・
  やっぱり、ただ者
  じゃないわけだ・・・
  ただのハゲじゃなかった
  ってことね・・・
  ジンガ・・・
  喜んでるような・・・

  俺のしたことは
  間違いだったんだろうか?
  僕のしたことは
  間違いだったんだろうか?
  あたし・・・
  間違ったことしたのかな?
  わたしは、
  間違えたことをした・・・?


 人と人とは話し合えるか・・・
 人と人とは話し合えるか・・・
 人と人とは話し合えるか・・・
 人と人とは話し合える・・・

scn008

@n0?
ああ、リプレか
ああ、リプレか
あ、なに、リプレ
え、なんですか?
リプレさん
ぼんやりしちゃって
まだ、この前のこと
気にしているの?
うん・・・
うん・・・
うん・・・
あ・・・いえ
あー、もうっ!
気にしたらダメだって
ソルも
キールも
カシスも
クラレットも
言ってたでしょ?
さ、そこどいて!
え?
誰かさんがジメジメし
てるせいで、カビとか
が生えたら困っちゃい
ますからね
掃除するから、
どっかよそへ行ってて
う・・・
・・・
う・・・
は、はい・・・
どうせなら外で虫干し
でもしてきたら?
気分を変えてみたら、
新しいことに気がつく
かもしれないわよ
レイドさん?
・・・・・・
考えてみれば、俺より
レイドのほうが辛いに
決まってるじゃないか
なのに、俺は・・・
元気を出してください
レイドさん!
考えてみれば、僕より
レイドのほうが辛いに
決まってるじゃないか
なのに、僕は・・・
元気を出してください
レイドさん!
レイドさんの方が辛い
はずなんだよね、
考えてみれば、さ
なのに
あたしったら・・・
レイドさん!
元気だそうよ!
レイドさんの方が辛い
はずなのに・・・
なのに
わたしったら・・・
レイドさん!
元気出してください
ああ・・・
わかっているよ
心配かけて、すまんな
レイド・・・
レイド・・・
レイドさん・・・
レイドさん・・・
ケッ・・・
どいつもこいつも
しょぼくれた顔ばかり
しやがって
こっちまで
気がめいっちまうぜ
・・・ごめん
・・・すまない
・・・ごめんね
・・・ごめんなさい
だーかーらっ
それをやめろっての!
ったく・・・早いとこ
その不景気なツラを
なおしちまいな
あれ、二人ともどこへ
行くんだ?
あれ、二人ともどこへ
行くんだ?
あれ、二人ともどこ
行くの?
ねぇ
あれ、二人とも
どこへ行くんですか?
へへへ、俺っちさ
エドスと同じ仕事場で
働くことになったんだ
力仕事の人手としては
申し分ないからな
修行にもなるしな
それじゃ、あとでな
どう?
すこしは元気が出た?
どうしよう?
 いや・・・
 うん、なんとか
 いや・・・
 うん、なんとか
 いや・・・
 うん、なんとかね
 いや・・・
 ええ、なんとか
・・・よろしい
それじゃ、元気が出た
ところで用事を頼まれ
てくれないかな
子供たちを連れてね、
ここに行って欲しいの
これって
サーカスの券?
これって
サーカスの券?
これって
サーカスの券?
これって
サーカスの券ですよね
いつも買い物をしてる
お店のおばさんから、
貰ったの
市民広場で、今日から
始まるんだって
私が行けるとよかった
んだけど、なかなか
手が空かなくて
・・・わかったよ
・・・わかったよ
・・・あ、それなら
おっけ!
・・・あ、それなら
行きます
うん、お願いするね
あ、リプレ・・・
あ、リプレ・・・
うん、
まかせておいて!
はい
どうしよう?
 子供たちはどこ?
 ・・・ありがとう
 子供たちはどこ?
 ・・・ありがとう
 子供たちはどこに?
 ・・・ありがとう
 子供たちはどこに?
 ・・・ありがとう
子供たちはどこ?
子供たちはどこ?
子供たちはどこに?
子供たちはどこに
いますか?
ああ、連れてくるから
ちょっと待ってて
・・・ありがとう
・・・ありがとう
・・・ありがとね
・・・ありがとう
や、やだなぁ
私は貴方に用事を
頼んだだけじゃない?
お礼なんて・・・
はぁ・・・
ほんとにもう・・・
その不景気な顔が
なおるまでは、
帰ってきちゃダメっ!
この曲は・・・
スウォンだな
子供たちのために
演奏してくれてるのか
この曲は・・・
スウォンだな
子供たちのために
演奏してくれてるのか
この曲は・・・
スウォンの・・・
子供たちのための
ちっちゃな演奏会って
ところかな?
この曲は・・・
スウォンくんの・・・
子供たちのための
ちっちゃな演奏会って
ところかな?
あ、@n0さん
おにいちゃんも
ききにきたの?
おねえちゃんも
ききにきたの?
ラミね・・・
スウォンのえんそう、
すきになっちゃった
どうしよう?
 だってさ、スウォン?
 ああ、上手だもんな
 だってさ、スウォン?
 ああ、上手だよね
 だってさ、スウォン?
 うん、上手だよね~
 だって、スウォンくん
 うん、上手だね
だってさ、スウォン?
だってさ、スウォン?
だってさ、スウォン?
だって、
スウォンくん?
ラミちゃん
どうもありがとう
・・・(こくん)
ところで、さっきから
ずっとアルバとフィズ
が静かだけど・・・
ところで、さっきから
ずっとアルバとフィズ
が静かだけど・・・
あれ、そういえば
ずっとアルバとフィズ
が静かだけど・・・
あら、そういえば
ずっとアルバとフィズ
が静かだけど・・・
すぅすぅ・・・
むにゃ・・・
・・・寝てたわけね
・・・寝てたのか
・・・寝てたわけね
・・・寝てたわけね
ああ、上手だもんな?
ああ、上手だよね
うん、上手だよね~
うん、上手だね
・・・(こくん)
や、やだなぁ
照れるじゃないですか
ところで、さっきから
ずっとアルバとフィズ
が静かだけど・・・
ところで、さっきから
ずっとアルバとフィズ
が静かだけど・・・
ところでさ、
アルバとフィズが
静かなんだけど
ところで・・・
アルバとフィズが
静かなんだけど
すぅすぅ・・・
むにゃ・・・
・・・寝てたわけね
・・・寝てたのか
・・・寝てたわけね
・・・寝てたわけね
おにいちゃんも
ききにきたの?
おねえちゃんも
ききにきたの?
ラミね・・・
スウォンのえんそう、
すきになっちゃった
だってさ、スウォン?
だってさ、スウォン?
だってさ、スウォン?
だって、
スウォンくん?
ラミちゃん
どうもありがとう
ローカスさん
なんだ?
もし良かったら、話が
したいなって思って
もし良かったら、話が
したいなって思って
もし良かったら、お話
したいなって思って
もし良かったら
お話、いいですか?
遠慮する
かくまってもらってる
ことに感謝はするが、
お前たちと馴れ合う
気はない
そ、そこまできっぱり
言わなくても・・・
やれやれ・・・
強情だな
・・・な、なんなの
この突っ張りかたは
ないじゃん・・・
・・・ここまで
拒絶しなくても・・・
あんなことがあったの
に、街の様子はいつも
と同じままだ・・・
ラムダの言ったとおり
なんだろうか・・・
みんなが無関心でいる
限り、何も変わらない
んだろうか・・・
あんなことがあったの
に、街の様子はいつも
と同じままだ・・・
ラムダの言ったとおり
なんだろうか・・・
みんなが無関心でいる
限り、何も変わらない
んだろうか・・・
・・・いつもと
変わらない街・・・
あんなことがあった
直後なのに・・・
ラムダの言ったことが
正しいのかな・・・
みんなの意識が
変わらないと
結局変わらないの
かな・・・?
・・・いつもと
変わらない街・・・
あんなことがあった
直後なのに・・・
ラムダさんの
言ったことが
正しいのかしら・・・
みんなの意識が変わら
ないと、結局変わらな
いの・・・?
きゃっ!
どこに目をつけて
歩いてんのよっ!?
この下等生物っ!!
あっ、ごめ・・・?
す、すいま・・・?
あっ、ごめ・・・?
あっ、ごめんなさい
なによっ!
ツノだ・・・
頭にツノがあるっ!?
その頭のって・・・
ツノじゃないか!?
ツノだ・・・
頭にツノがあるっ!?
ツノ・・・?
頭にツノがある・・・
しまった!?
どうしよう?
 追いかける
 追いかけない
ど、どう見てもあれは
ツノだったよな
なんだったんだよ
あいつは・・・
あれはどう見てもツノ
だと思ったけど
なんだったんだろう
あの子は・・・
ツノ!
ツノのある
人間なんて・・・
あたし・・・
はじめてみた・・・!
・・・ツノのある
人間なんて・・・
いるんですね・・・
はじめて見ました
ま、待てよっ!
なんで逃げるんだ!?
ま、待ってくれ!
なんで逃げるんだ!?
ま、待ってよ!
逃げなくても!!
ま、待ってください!
あんたこそっ、なんで
追っかけてくるのよ!
さては、エルカのこと
捕まえる気ねっ!!
はぁっ?
はぁっ?
な、なにそれっ!
そんなつもりは・・・
捕まって・・・
たまるもんですかっ!
うわっ!?
うわっ!?
うわっっ!
ちょちょちょっと!
え・・・
うそ・・・!?
見失っちまった
しかし、あの女の子は
なんだったんだ?
ツノがあるわ、
目から妙な光を放つわ
あれじゃ化け物みたい
じゃないか
おまけに、来たことの
ない場所に迷いこんじ
まうし・・・
・・・!?
見失ってしまった
しかし、あの女の子は
なんだったんだろう
ツノがあるうえに、
目から妙な光を放って
あれじゃ化け物みたい
じゃないか
おまけに、来たことの
ない場所に迷いこんで
しまうし・・・
・・・!?
どこいったんだろ?
それにしても・・・
あの女の子・・・
なんだったんだろ?
ツノあるし・・・
目、光るし・・・
おまけに、
来たことのない場所に
迷いこんじゃうし
・・・!?
どこへいったのかしら
それにしても・・・
あの女の子・・・
なんだったのかな?
ツノに・・・・光る目
・・・人間じゃない
のかな・・・?
おまけに、来たことの
ない場所に迷いこんじ
ゃうし・・・
・・・!?
早くしろ、カムラン!
兄さん、慌てなくても
サーカスは
逃げませんよ?
ばっ、バカ野郎っ!
俺はサーカスを楽しみ
にしてるんじゃ・・・
はいはい、怒鳴らなく
てもわかってますよ
お前たち、屋敷の前で
みっともなく騒ぐなと
言っているだろう!?
ここって、あいつらの
屋敷だったんだ・・・
関わりあいになる前に
立ち去ろう・・・
ここは、三兄弟の屋敷
だったのか
関わりあいになる前に
立ち去ろう・・・
げ、ここ
あいつらの屋敷?
あ~、へんな因縁
つけられる前に・・・
さっさと退散!
あ・・・ここ
あの人たちのお屋敷
だったんですね・・・
・・・あの人たちに
出会う前に・・・
帰った方がいいみたい
工場はいつものように
動いてる・・・
ここで暴動があったの
が嘘みたいに・・・
工場はいつものように
動いてる・・・
ここで暴動があったの
が嘘みたいに・・・
工場動いてるし・・・
ここで暴動があったの
が嘘みたいだね・・・
工場は動いてますね
ここで暴動があったの
が嘘みたい・・・
おお、また会ったのう
あの時のじいさん?
じいさん、ダメだろ
こんな空気の悪い所に
来たりして・・・
あの時のおじいさん?
ダメですよ
こんな空気の悪い所に
来たりして・・・
あの時の・・・
おじいちゃん?
おじいちゃん
だめじゃない!
こんな空気の悪い
ところにきちゃ!
あの時の・・・
おじいさん?
駄目じゃないですか
こんな空気の悪い
ところに来たら・・・
ああ、すまんすまん
つい、泣き声が
聞こえたものでな
・・・泣き声?
・・・泣き声?
・・・泣き声?
・・・泣き声ですか?
ほれ
そこらに転がっている
連中の泣き声だよ
転がってるって・・・
この折れた剣のこと?
転がってるって・・・
この折れた剣ですか?
転がってるって・・・
この折れた剣のこと?
転がってる?
この折れた剣のこと
ですか?
ああ、そうだとも
武器はな、口をきいた
りはしなくても、
心を持っとるんじゃよ
間違った使い方を
すれば怒りもするし
泣きもするのさ
はあ・・・
はあ・・・
はあ・・・
・・・
まあ、年寄りの
たわ言だと思っとくれ
それじゃあな・・・
そこにいるのは誰です
ん?
たしか貴方は・・・
おや、また君か?
こ、こんにちは
たしかイリアスさんと
サイサリスさん
でしたよね?
こ、こんにちは
たしかイリアスさんと
サイサリスさんでした
よね?
こ、こんにちは
たしかイリアスさんと
サイサリスさん
でしたよね?
こんにちは
たしかイリアスさんと
サイサリスさんでした
よね?
イリアス様、です
あ・・・
あ・・・
あ・・・
あ・・・すみません
ああ、かまわない
名前を覚えてくれて
いたことだけで充分だ
様づけで呼ばれるほど
の年でもないしな
イリアス様!
・・・コホン
それはともかく、ここ
は暴動があった場所だ
近づかないほうがいい
どうしてですか?
暴動を率いていた連中
がまだ、ここに隠れて
いるかも知れません
そういうことだ
さあ、帰りなさい
あ、あのっ・・・
ん?
どうしよう?
 他の人たちは・・・
 がんばってください
他の人たちは・・・
暴動を起こした人たち
はどうなってしまった
んですか!?
他の人たちは・・・
暴動を起こした人たち
はどうなってしまった
んでしょうか!?
他の人たちは・・・
暴動を起こした人たち
はどうなってしまった
んですか!?
他の人たちは・・・
暴動を起こした人たち
はどうなってしまった
んですか!?
心配するな
ほとんど全員が、
武器を捨てて、
おとなしく捕まったよ
・・・よかった
騎士団はむやみに人の
命を奪いはしない
団長の自分が、この剣
にかけて約束するよ
がんばってください!
ああ、ありがとう
・・・・・・
・・・猫?
どうしよう?
 放っておく
 近づいてみる
また、魚でも釣って
リプレを喜ばせて
やろうかな?
また、魚でも釣って
みるかな?
うーん
魚釣りねぇ・・・
また、魚を
釣って帰ったら
リプレさん
喜ぶかしら・・・
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
どうしよう?
 やめておく
 魚釣りをする
気にしなくていいって
こういう時もあるわ
うん、これだけあれば
充分だよ
わぁ、ずいぶん
たくさん釣れたのね
こんな大物
どう料理したらいいか
迷っちゃいそう
すごいじゃない!
これならきっと、おい
しいお料理ができるわ
これって・・・
食べられるのかしら?
ごくろうさま
きっとみんなも喜んで
食べてくれるよ
また何か釣れた時は
私のところに
もってきてね
腕によりをかけて
おいしい料理を作って
あげるから、ね?
うわぁ・・・
おいら、サーカス
なんて初めてだよっ!
ふふっ、始まる前から
こんなにはしゃいでる
さあ、中に入ろう?
ははっ、始まる前から
こんなにはしゃいでる
さあ、中に入ろう?
ふふっ、始まる前から
こんなにはしゃいでる
さあ、中に入ろ!
ふふっ、始まる前から
こんなにはしゃいでる
さあ、中に入ろう
・・・(こくん)
兄ちゃん
今の空中ブランコって
のすごかったね!?
姉ちゃん
今の空中ブランコって
のすごかったね!?
あんな高いところで、
宙返りしちゃってさ!
あら、あんなの練習を
すればできて当然よ
あたしは断然、
さっきの手品のほうが
すごいって思うわ
箱の中から一瞬で
消えちゃったのよ?
そんなの、やり方さえ
知ってれば誰にだって
できるじゃないか
・・・なによ!
・・・なんだよ!
こらこら二人とも、
ケンカはやめるんだ
ほらっ、次の出し物が
始まっちゃうぞ?
こらこら二人とも、
ケンカはやめるんだ
ほら、次の出し物が
始まるぞ?
あ~!
もう!
ケンカはやめやめ!
ほらっ、次の出し物
が始まっちゃうぞ?
・・・だめでしょ
ケンカしちゃ
ほらっ、次の出し物
が始まりますよ
さあ、お次はここでし
か見られない、不思議
な生き物たちをお目に
かけましょう!
さあ出番だぞ・・・
モナティ!
ガウム!
はいですのーっ!
きゅーっ!
はじめましてぇ
モナティですのっ!
で、この子はガウム
モナティのお友達なの
きゅー!
モナティたちはねぇ
よその世界から呼ばれ
て来たんですのー
え!?
!?
え!?
え!?
一生懸命がんばります
から、応援して
くださいですのー!
よその世界から呼ばれ
たってことは、あの子
たちも召喚獣ってこと
だよな・・・
よその世界から呼ばれ
たってことは、あの子
たちも召喚獣ってこと
か・・・
よその世界から呼ばれ
たってことは、あの子
たちも召喚獣ってこと
だよねぇ・・・
よその世界から呼ばれ
たってことは、あの子
たちも召喚獣・・・?
じゃあ次はモナティが
ガウムの変身した玉に
乗りますですーっ!
すごいわねぇ・・・
よ、よっとと・・・
おにいちゃん?
おねえちゃん?
あ・・・う、うん
あ・・・ああ
え、あ、なに
え、あ、なに
ととっ・・・
とっとっとっとっ!?
でも、なんでサーカス
なんかに・・・?
でも、なんでサーカス
なんかに・・・?
でも、なんでサーカス
なんかに・・・?
でも、なんでサーカス
なんかに・・・?
おにいちゃんっ!
おねえちゃんっ!
ああ、なんでも・・・
いいっ!?
ああ、なんでも・・・
えっ!?
え、なになに・・・?
いぃっ!?
え、なになに・・・?
え・・・うそ!?
モナティ
とととととっ
止まらないのーっ!?
うわあぁぁっ!!
うわあぁぁっ!!
うわあぁぁっ!!
きゃあぁぁぁっ!
すいませんですのっ!
ほんとにごめんなさい
ですのっ!!
モナティのせいで
お客さんに迷惑かけて
しまって・・・
おいおい、そんなに
気にしなくていいって
こっちはケガもして
ないんだからさ
ガウム、だっけか?
あいつが楯になって
くれたおかげだな?
そんなに謝らなくても
平気だよ
別にケガをしたわけで
もないんだし
ガウム、だったかい?
あの子が楯になってく
れたおかげでね
そんなに気にしなく
てもいいって!
ほら、けがもないしさ
・・・ね!
ガウム、だっけ?
彼がかばってくれて
助かったし・・・
そんなに気にしなく
てもいいから・・・
けがもしてないし、ね
ガウム、だっけ?
彼がかばってくれて
助かったし・・・
あはははっ!
きゅっきゅーっ!
子供たちの遊び相手も
してもらって、こっち
こそ感謝しなくちゃ
子供たちの遊び相手も
してもらって、こっち
こそ感謝しなくちゃ
子供たちの遊び相手も
してもらって、こっち
こそ感謝しなくちゃ!
子供たちの遊び相手も
してもらって、こっち
こそ感謝してるの
そんな・・・
それよりさ、
君に聞きたいことが
あるんだよ
それよりも、君に聞き
たいことがあるんだ
それより・・・
聞きたいことがあるの
それより・・・
聞きたいことがあるの
は、はいっ・・・
モナティにわかること
でしたらっ!
どうしよう?
 君は召喚獣なの?
 いつも失敗してるの?
 君は召喚獣なのか?
 いつも失敗してるの?
 あなた、召喚獣?
 いつも失敗してるの?
 あなた、召喚獣?
 いつも失敗してるの?
君は召喚獣なの?
君は召喚獣なのか?
あなた、召喚獣?
あなた、召喚獣?
はいですの
モナティもガウムも、
召喚獣なんですの
ご主人様のお役に立つ
ために、他の世界から
呼ばれたんですのっ!
サーカスに出て、
芸をするために?
サーカスに出て、
芸をするために?
サーカスに出て、
芸をするために?
サーカスに出て、
芸をするために?
うにゅ・・・
そ、それは・・・
何か理由があるみたい
だな?
何か理由があるみたい
だな?
何か理由があるみたい
ね・・・?
何か理由があるみたい
ね・・・?
いつもあんな調子で、
失敗してるのか?
いつもあんな調子で、
失敗してるのか?
いつもあんな調子で、
失敗してるの?
いつもあんな調子で、
失敗してるの?
う、うにゅうぅ・・・
図星かいっ!?
図星なのか・・・
当たり~??
はは、やっぱり
モナティたちをお呼び
になったご主人様は、
もう死んでしまったん
ですの・・・
行く場所がなくなった
モナティたちを、
団長さんが拾って
くれたんですの
それで、サーカスに?
はい・・・
モナティたちのような
召喚獣は、はぐれって
呼ばれるらしいですの
でも、団長さんのおか
げでモナティたちは、
はぐれにならずに
済みました
モナティは失敗ばかり
で、ちっともご恩返し
できてないけど・・・
いつか団長さんの
お役にたちたいと
思ってるんですのっ!
・・・そっか
・・・なるほどな
・・・そっか
・・・そうなんだ
そいつ・・・
バカじゃねえのか
ちょっとガゼル
いきなりバカってのは
ないんじゃない
けどよ、どう考えても
サーカスの団長に利用
されてるだけだぜ?
まあ、それはそうだと
思うけど・・・
モナティたちは、この
世界の知識をほとんど
知らないみたいだった
だとしたら、
だまされていることに
気づかなくても
仕方ないよ
俺だって一歩間違って
いたら、きっと同じ
だったと思う
モナティたちは、この
世界の知識をほとんど
知らないみたいだった
だとしたらだまされて
いることに気づかなく
ても仕方ないさ
僕だって一歩間違って
いたら、きっと同じ
だったと思う
モナティってば、この
世界の知識をほとんど
知らないみたい・・・
だまされてるのに
気付かなくても、
仕方ないのかな・・・
あたしも、一歩間違っ
ていたら・・・
同じことになってた
のかも・・・
モナティは、
世界の知識をほとんど
知らないみたいなの
だまされてるのに
気付かなくても、仕方
ないんじゃないでしょ
うか
あたしも、一歩間違っ
ていたら・・・同じこ
とになってた・・・
きっと・・・
@n0・・・
で、どうすんだよ?
そいつらに本当のこと
を教えてやんのか?
ああ、そのつもりだよ
自分の立場を知らない
ままじゃ、モナティが
かわいそうだ
ああ、そのつもりだよ
自分の立場を知らない
ままじゃ、モナティが
かわいそうだ
うん、そのつもり
だまされてるって
知らないままじゃ
モナティ、かわいそう
だし・・・
そのつもりです・・・
だまされてるって
知らないままじゃ、
モナティが
かわいそうで・・・
そうね・・・
とは言ったものの
どうやって説明をして
やればいいんだろう
モナティたちはここで
精一杯にがんばってる
不満ひとつ口にせず、
拾ってもらった恩返し
をしたいって・・・
俺がしようとしてるの
は、本当に正しいこと
なんだろうか?
とは言ったものの
どうやって説明をして
やればいいんだろう
モナティたちはここで
精一杯にがんばってる
不満ひとつ口にせず、
拾ってもらった恩返し
をしたいって・・・
僕がしようとしてるの
は、本当に正しいこと
なんだろうか?
とは言ったものの
どうやって説明しよう
モナティたちはここで
精一杯にがんばってる
不満ひとつ口にせず、
拾ってもらった恩返し
をしたいって・・・
あたし・・・本当に
正しいこと、しようと
してるのかな??
とは言ったものの
どうやって説明すれば
いいのでしょうか
モナティたちはここで
精一杯にがんばってる
わけですし・・・
不満ひとつ口にせず、
拾ってもらった恩返し
をしたいって・・・
わたし・・・本当に
正しいこと、しようと
してるのか・・・
モナティ
いやいやいやーっ!
いやですのーっ!!
裏口からだ!?
裏口からだ!?
裏口!?
裏口の方から?
モナティはここの団員
なんですっ!
どこへも行かない
ですのーっ!!
ハハハ、それはさっき
までの話さ。これから
は私が新しい君の
ご主人様なのだよ
うそうそうそーっ!
よくお聞き?
団長さんはね、君を
私に売ってくれたんだ
失敗ばかりの君より、
お金を選んだのさ
そんな・・・!?
だが心配は無用さ
私は君を
気に入っている
モナティ・・・
まだ、恩返しもできて
ないのに・・・
何もできずに・・・
また・・・
さあ、おいで!
華麗なる私のペット
として、末永く
可愛がってあげよう
いやあぁーっ!
その手を離せっ!!
その手を離すんだ!
その手を
離しなさいよっ!!
やめてください
なんだね、君は?
黙って聞いていれば、
好き勝手なことばかり
言いやがって
その子には自分の意志
ってものがあるんだ
他人が好き勝手にして
いいもんじゃない!
ずいぶんと好き勝手な
ことばかり言っていた
ようだが
その子には自分の意志
ってものがあるんだ
他人が好き勝手にして
いいものじゃない!
黙って聞いていれば、
好き勝手なことばかり
言ってさ!
あんた!
なんの権利があって
その子をモノみたいに
扱ってるの!
あまり傍若無人なこと
ばかり言うのは
やめてください
大の大人が女の子を
物みたいに・・・
みっともないですよ
ハッ、くだらんな
彼女は召喚獣だよ?
はぐれなんだよ?
召喚獣は召喚師に服従
するのが当然ってもの
じゃないのかね!?
ぎゅおぉぉーっ!
うわっ!?
ガウムっ!
ははっ、
なにが当然だって?
ははっ、
なにが当然だって?
当然!?
バカも休み休み
言いなさい!
当然・・・ですか?
そんなふうだから
志の低い召喚師に
なるんですね・・・
は、はぐれが・・・
よくもこの華麗なる
私に不意打ちをっ!?
マーン三兄弟の三男!
カムランの名に誓って
絶対に許しません!!
くっ・・・
貸しておくぞっ!!
借りておくぞ、
の間違いだろうが
さて、と・・・
借りておくぞ、
の間違いだろう?
さて、と・・・
借りておくぞ、
の間違いでしょ!
さて、と・・・
文法が間違ってます
借りておくぞ
の間違いですね・・・
さて・・・
モナティ
もう泣くなよ?
モナティ
もう泣くなよ?
モナティ
泣かなくてもいいよ
モナティ
泣かないで・・・
えぐっ、えぐっ・・・
団長さん、モナティの
こと、いらないって!
失敗ばかりしてるから
いらないって・・・
きゅーん?
ごめんね、ガウム
モナティのせいで
はぐれになっちゃった
ですの・・・
も・・・ひっく・・・
どこへも・・・っ
帰れな・・・・・・
どうしよう?
 君のせいじゃない!
 はぐれでなにが悪い!
 君のせいじゃない
 気にする必要はないよ
 君のせいじゃないよ
 はぐれでなにが悪いの
 あなたは悪くない
 はぐれでもいいじゃない
モナティの
せいじゃない!
君は一生懸命にやって
きたんだ、自分に自信
をもってもいいんだ
モナティの
せいじゃない
君は一生懸命にやって
きたんだ、自分に自信
をもってもいいんだ
モナティは・・・
悪くないよ
一生懸命やってきた
んでしょ?
もっと自信をもって
モナティは
悪くないよ・・・
一生懸命やってきた
んでしょ?
もっと自信をもって
はぐれでなにが悪い!
はぐれだって、自分の
意志で生きられる
自分の居場所を見つけ
られるんだ!!
できるよ、絶対・・・
俺にできたんだ
モナティにも、きっと
できるはずだよ
気にする必要はないよ
はぐれだって、自分の
意志で生きられる
自分の居場所を見つけ
られるはずなんだ
できるよ、絶対・・・
僕にできたんだ
モナティにも、きっと
できるはずだよ
はぐれでなにが悪いの
はぐれだって、
意志で生きられるの
自分の居場所を見つけ
ること・・できるよ
できるよ、絶対・・・
あたしもできた・・・
モナティに、できない
わけないじゃない
はぐれでも
いいじゃない・・・
はぐれだって、
意志で生きられる
自分の居場所を見つけ
ることができるはず
大丈夫・・・
わたしもできた・・・
モナティに、できない
わけないもの・・・
俺と一緒に探そうぜ?
この世界で一番
モナティたちが幸せに
なれる居場所を、さ
僕と一緒に探さないか
この世界で一番
モナティたちが幸せに
なれる居場所を
あたしと探そう
この世界で一番
モナティたちが幸せに
なれる居場所を、ね
わたしと探そ
この世界で一番
モナティたちが幸せに
なれる居場所を・・・
ううっ・・・
ありがとう・・・
ありがとうですのっ、
ご主人様~~っ!!
そ、その呼び方は
ちょっと・・・
そ、その呼び方は
ちょっと・・・
え?
ご主人様??
ちょっと・・・
なにそれ・・・?
え?
ご主人様??
ちょっと・・・
まってください!?
うれしいですの・・・
ご主人様・・・
やれやれ
まあ、今は好きに
させてやるか・・・
やれやれ
まあ、今は好きに
させてやろう・・・
やれやれ
まあ、今は好きに
させてあげよう
・・・でも
今は好きなように
させてあげよう
きゅーっ!

  俺がこうするだろうという
  ことを、二人は最初から
  わかっていたのだろうか


 リプレは黙って温かいミルクを
 出してくれたし、ガゼルは
 一言の文句も口にしなかった



  捨てられることの悲しみ
 それを知っている二人だから
 こそ、モナティたちを
 優しくいたわって
 くれたのかもしれない・・・

  僕がこうするだろうという
  ことを、二人は最初から
  わかっていたのだろうか


 リプレは黙って温かいミルクを
 出してくれたし、ガゼルは
 一言の文句も口にしなかった



  捨てられることの悲しみ
 それを知っている二人だから
 こそ、モナティたちを
 優しくいたわって
 くれたのかもしれない・・・

  あたしがこうするって・・・
  ふたりは最初から
  わかっていたのかな・・・


 リプレは黙って温かいミルクを
 出してくれたし、ガゼルは
 一言の文句も口にしなかった



  捨てられることの悲しみ
 ふたりとも、痛いほど
 わかってるはずだもんね・・・
 だから、あんなにも優しく
 なれるんだろうな

  わたしがこうすること・・・
  ふたりは最初からわかって
  いたのかもしれない・・・

 リプレさんは黙って温かい
 ミルクを出してくれた・・・
 ガゼルさんは
 文句も言わなかった・・・



  捨てられることの悲しみ
 ふたりとも、痛いほど
 わかってるはずだから・・・
 だからこそ、あんなにも
 優しくなれるんだろう
モナティは、
メイトルパに生息する
レビットらしいな
???
???
レビットというのは?
メイトルパっていうの
は幻獣や亜人間の世界
さ。レビットは、亜人
間の一種なんだよ
不思議な力がある以外
は、人間と同じような
暮らしをしてるらしい
じゃあ、モナティにも
不思議な力が?
じゃあ、モナティにも
不思議な力が!?
じゃあ、モナティにも
不思議な力が
あるんですか?
今のところはなんとも
言えない
実は俺さ
メイトルパから召喚獣
呼ぶの、苦手なんだ
そうか・・・
そっか・・・
そうなんですか・・・
どうやらモナティは、
メイトルパに生息する
レビットらしいな
???
???
それはなんですか?
メイトルパというのは
幻獣や亜人間の世界さ
レビットは、亜人間の
一種なんだよ
不思議な力がある以外
は、人間と同じような
暮らしをしている
らしい
じゃあ、モナティにも
不思議な力が!?
じゃあ、モナティにも
不思議な力が!?
じゃあ、モナティにも
不思議な力が
あるんですか?
今のところはなんとも
言えないな
僕はメイトルパからの
召喚術は、あまり得意
じゃないんだよ
そっか・・・
そっか・・・
そうなんですか・・・
どうやらモナティは、
メイトルパに生息する
レビットみたいね
???
???
???
レビットですか?
メイトルパって世界で
暮らしてる、亜人間っ
て人たちのことよ
あたしたちと違うのは
不思議な力をもってる
ことと、見た目ぐらい
かしらねぇ・・・
じゃあ、モナティにも
不思議な力が!?
じゃあ、モナティにも
不思議な力が?
じゃあ、モナティにも
不思議な力が
あるんですか?
うーん、どうだろ
よくわかんないなぁ
あたしはメイトルパの
召喚術は、あまり得意
じゃないのよねー
そっか・・・
そうか・・・
そうなんですか?
どうやらモナティさん
は、メイトルパにいる
レビットみたいです
???
メイトルパというのは
幻獣や亜人間の世界で
レビットは、亜人間の
一種なんですよ
不思議な力がある以外
は、人間と同じような
暮らしをしている
らしいですね
じゃあ、モナティにも
不思議な力が!?
じゃあ、モナティにも
不思議な力が?
じゃあ、モナティにも
不思議な力が!?
今のところはなんとも
言えません
メイトルパからの召喚
術は、私、あまり得意
じゃないんです
そっか・・・
そうか・・・
そっか・・・
モナティに本当のこと
を教えようとした時に
思ったんです・・・
それが正しくても、
相手が望んでないこと
を一方的に押しつけて
いいものか、って
アキュートのやろうと
していることは、俺が
モナティにしようとし
たことと同じです
モナティに本当のこと
を教えようとした時に
思ったんです・・・
それが正しくても、
相手が望んでないこと
を一方的に押しつけて
いいものか、って
アキュートのやろうと
していることは、僕が
モナティにしようとし
たことと同じです
モナティに本当のこと
を伝えるか迷って、
思ったんです・・・
それが正しくても、
相手が望んでないこと
を一方的に押しつけて
いいものか、って
アキュートのやろうと
していることは、
あたしがモナティに
したことと同じ・・
モナティに本当のこと
を伝えるか迷って、
思ったんです・・・
それが正しくても、
相手が望んでないこと
を一方的に押しつけて
いいものか、って
・・・そうだな
私もそう思うよ
・・・迷子、だよな
え?
あいつらもお前も、
迷子みたいなもんだっ
て言ったのさ
うん・・・
ああ・・・
うん・・・
はい・・・確かに
迷子・・・ですよね
あーあ
しょうがねえっ!
泣いてる迷子を
無視できるほど、
俺は冷たくねえからな
面倒みてやるぜ
お迎えがくるまでな
ガゼル・・・
ガゼル・・・
ガゼル・・・
ガゼルさん・・・
ジンガだがな、正式に
ワシらの仕事場で働く
ことになったよ
決まったんだ?
決まったんだ?
決まったんだ?
決まったんですね
ああ、文句なしさ
でっかい石でも平気で
運んじまうからな
大助かりだよ
迷子だよね
モナティもガウムも
そして貴方も・・・
知らない世界で
途方に暮れてる迷子
ああ・・・
ああ・・・
うん・・・
・・・
いいんだよ?
心配しなくても
ずっとここにいても
いいんだよ?
リプレ・・・
リプレ・・・
リプレ・・・
リプレさん・・・
サーカス
面白かったね?
ああ
ああ
うん、面白かったね
そうね、面白かったね
おいらはやっぱり、
空中ブランコが一番
面白かったよ
どうしたら、あんなに
すごいことができるの
かなぁ・・・
やっぱり努力をしてる
からじゃないかな
すごいことを支えてる
半分は、その人の努力
だって俺は思うよ
やっぱり努力をしてる
からじゃないかな
すごいことを支えてる
半分は、その人の努力
だと僕は思うよ
やろうって思う気持ち
あとは努力かな!
すごいことする人って
本当は、すごい努力
をしてるんだよ
まずはやってみよう
という気持ちと・・・
だれにも負けない
くらいの、努力じゃ
ないかな
努力かぁ・・・
サーカス
面白かったよね?
ああ
ああ
うん
そうね、楽しかったね
あたしはやっぱり、
手品が一番良かったわ
どんな仕掛けがしてあ
るのか、すっごく興味
がわいちゃった
・・・ねえ
お兄ちゃんの召喚術っ
てさ、どんな仕掛けが
してあるの?
お姉ちゃんの召喚術っ
てさ、どんな仕掛けが
してあるの?
へ?
え?
へ?
え?
しかけ?
ねえねえ、教えてよぉ
いいでしょっ!?
・・・・・・
えへへ・・・
あれ、嬉しそうだな?
あれ、嬉しそうだね?
あれ、嬉しそうだね?
あれ、嬉しそうね?
うん・・・
また、ガウムとあそべ
るんだもん・・・
はやく、あしたになら
ないかなぁ・・・
エドスのおかげでさ、
俺っちあそこで働ける
ことになったよ!
へえ、良かった
じゃないか
それは良かった
良かったじゃん!
良かったね
へへへ、これでアニキ
にも心配かけずに
すむってもんさ
へへへ、これでアネゴ
にも心配かけずに
すむってもんさ
あ、ああ
それとこれとは
話がまた別なんだけど
なぁ・・・
あ、ああ
それとこれとは
話がまた別な気もする
んだが・・・
・・・
それとこれとは
話がまた別なんだけど
なぁ・・・
・・・
それとこれとは
話がまた別なんだけど
なぁ・・・
俺に聞きたいことが
あるんですって?
僕に聞きたいことって
なんでしょうか?
聞きたいコトって
なに?
聞きたいことがあると
聞いて・・・
ああ・・・
お前は召喚術が使える
らしいな
おまけにマーン三兄弟
を相手に戦ってもいる
なりゆきですよ
なりゆきですよ
なりゆきですってば
なりゆきですけど
なぜだ!?
どうしてそれだけの力
を持ちながら、領主と
戦おうとしない!?
お前が最初から
戦っていたなら、
あの暴動だって・・・
俺は信念をもって
戦っているんじゃない
僕は信念をもって戦っ
ているわけじゃない
別に、なにか信念が
あって戦ってる
わけじゃないから
・・・わたし、
戦おうと思って
戦っているわけじゃ
なくて・・・
!?
その時その時の自分の
気持ちを大切にしてる
だけです
戦っているのは
結果でしかないんです
その時その時の自分の
気持ちを大切にしてる
だけです
戦っているのは
結果でしかないんです
その時その時の自分の
気持ちを大切にしてる
だけなんですよ
戦っているのは
結果であって・・・
目的があるわけじゃ
ないんですよ
その時その時の自分の
気持ちを大切にしてる
だけなんです・・・
戦っているのは
結果であって・・・
目的があるわけじゃ
ないんですよ
俺は認めない!
そんな言い逃れは!!
認めてもらえなくても
仕方ないと思います
でも、俺は自分の考え
を正しいと思ってます
貴方が貴方の考えを、
大切にしているように
認めてもらえなくても
仕方ないと思います
でも、僕は自分の考え
を正しいと思ってます
貴方が貴方の考えを、
大切にしているように
認めてもらえなくても
いいんですよ
それでも、あたしは
そういう生き方を
大切にしていきたい
貴方が貴方の考えを、
大切にしているように
認めてもらえなくても
いいです・・・
それでも、わたしは
そういう生き方を
大切にしていきたい
貴方が貴方の考えを、
大切にしているように
・・・・・・
なあ、モナティ
ご主人様って呼ぶのは
かんべんしてくれよ
ねえ、モナティ
ご主人様って呼ぶのは
やめてくれよ
ねぇ、モナティ
ご主人様って呼ぶのは
かんべんしてよぉ
ねぇ、モナティ
ご主人様って呼ぶのは
かんべんしてくれない
どうしてですの?
ご主人様は、ご主人様
じゃないですか
と、とにかくっ・・・
別の呼び方にしてよ
呼び捨てでもなんでも
いいからさっ!
と、とにかくっ・・・
別の呼び方で頼むよ
呼び捨てでもなんでも
かまわないから
と、とにかくっ・・・
別の呼び方にしてよ
呼び捨てでもなんでも
いいから、ねっ!
呼び捨てでもいいから
別の呼び方にしてくれ
ると、嬉しいんだけど
・・・わかったですの
それじゃあ・・・
これからはマスターっ
て呼ぶですのっ!
いいっ!?
ええっ!?
いいっ!?
ま、マスターですか?
・・・言ったのに
他の呼び方だったら、
なんでもいいって
言ったのに・・・
わ、わかった!
もうそれでいいからっ
泣くなよ~っ!?
わ、わかったよ
それでいいから、泣く
のはよしてくれっ!
わ、わかった!
もうそれでいいからっ
泣かないで、ね!
あ・・・あの・・・
もうそれでいいからっ
泣かないで、ね
はいですのっ
マスターっ!
とほほ・・・
やれやれ・・・
とほほ・・・
・・・
モナティたちみたいな
はぐれもいるんですね
ああ、はぐれ召喚獣が
みんな悪さをするわけ
じゃないさ
ああ、はぐれ召喚獣が
みんな悪さをするわけ
じゃないってことだ
うん、はぐれ召喚獣だ
からって、みんなが
悪いことするわけじゃ
ないって!
そうね、はぐれ召喚獣
だからって、みんなが
悪いことするわけじゃ
ないから・・・
ええ、わかってますよ
悪いのは召喚獣じゃな
くて、それをはぐれに
してしまった召喚師だ
ってことは
本当にかわいそうなの
は彼らなんですよね

  モナティも不思議な力を
  持ってるのかな?
  モナティも不思議な力を
  持ってるのかな?
  モナティも不思議な力を
  持ってるのかな?
  モナティも不思議な力を
  持ってるのかな?

   ラムダたちはやっぱり
   まちがってる・・・
   ラムダたちはやっぱり
   まちがってる・・・
   ラムダたちはやっぱり
   まちがってるよ!
   ラムダさんたちは
   まちがってます・・・


    迷子、か・・・
    迷子、か・・・
    迷子、か・・・
    迷子、か・・・

  これでジンガのことは
  一安心だな
  これでジンガのことは
  一安心かな
  これでジンガのことは
  一安心だね!
  これでジンガのことは
  一安心かな


    迷子、か・・・
    迷子、か・・・
    迷子、か・・・
    迷子、か・・・

  サーカスは楽しかった
  みたいだな
  サーカスは楽しかった
  みたいだな
  サーカスは楽しかった
  みたい・・・良かった
  サーカスは楽しかった
  みたい・・・良かった

  サーカスは楽しかった
  みたいだな
  サーカスは楽しかった
  みたいだな
  サーカスは楽しかった
  みたい・・・良かった
  サーカスは楽しかった
  みたい・・・良かった

  ラミちゃんはガウムが
  お気に入りみたいだな
  ラミちゃんはガウムが
  お気に入りみたいだな
  ラミちゃんはガウムが
  お気に入りなのか
  ラミちゃんはガウムが
  お気に入りなんだ

  ジンガもついに働く先が
  見つかったか
  ジンガもついに働く先が
  見つかったか
  ジンガもついに働く先が
  見つかったんだ
  ジンガもついに働く先が
  見つかったんだ

   俺は好きで戦っている
   わけじゃないんだ
   僕は好きで戦っている
   わけじゃないんだ
   あたしは好きで戦って
   いるわけじゃないの
  ローカスさん、
  きっとまじめなんですね

   マスター、か・・・
   なんか照れるよなぁ
   マスター、か・・・
   なんか照れくさいな
   マスター、か・・・
   なんか照れちゃうね
   マスター、か・・・
   ちょっと慣れないな

  はぐれ召喚獣がみんな
  悪さをするわけじゃないんだ
   はぐれにはなんの罪も
   ないのかもしれない
   結局、はぐれ召喚獣も
   被害者・・・か
   結局、はぐれ召喚獣も
   被害者なのか・・・

scn009

アニキの次はマスター
とはねぇ・・・まあ、
随分とお偉くなったも
んだよなあ?
アネゴの次はマスター
とはねぇ・・・まあ、
随分とお偉くなったも
んだよなあ?
な、なんだよっ
そのニヤニヤはっ!?
別に僕がそう呼ぶよう
に言ったわけじゃない
のに・・・
何か言いたそうだな
う・・・なに
そのニヤニヤ笑い!?
な、なんなんです?
その張り付いた笑顔は
べーつーにー
ガゼルさんっ
マスターをいじめたら
ダメですのっ
モナティがぜーったい
許しませんのぉーっ!
へいへい・・・
いいんじゃないか
召喚獣を従えた召喚師
似合ってるぜ
@n0も
本物の召喚師って
感じだよな
お気に入りの召喚獣を
従えている召喚師は、
珍しいものじゃない
@n0も
いよいよ召喚師らしく
なってきたかな?
そんなこと言ってぇ、
まんざら悪い気分でも
ないんじゃないのぉ?
鼻の下、伸びてるわよ
そんなことおっしゃっ
て、本当はうれしいん
じゃないですか?
鼻の下、伸びてますよ
か、からかうなよっ!
からかわないでくれよ
か、からかわないでよ
からかわないで
ください!
はははっ
まあ、せいぜいきちん
と面倒見てやれよ?
まったく・・・
まったく・・・
まったく・・・
もう・・・
ねえ、マスター
モナティは何をすれば
いいですか?
・・・とりあえず
リプレのお手伝いでも
しててくれ
そうだな・・・
とりあえず、リプレの
手伝いを頼むよ
・・・とりあえず
リプレのお手伝いでも
してて・・・
・・・そうね、
リプレさんの
手伝いをしていて?
何かあったら
呼ぶから
はいはーい!
あれ、エドスが部屋の
掃除だなんて珍しいな
あれ、エドスが部屋の
掃除だなんて珍しいな
うそ、エドスが部屋の
掃除してる・・・
あら、エドスさん
お部屋のお掃除ですか
ああ、たまにはな
しかし掃除して思った
が、ワシはこの部屋を
寝るためにしか使っと
らん気がするなあ
まあ、エドスは働きに
出てることが多いから
まあ、エドスは働きに
出てるからな
まあ、エドスは働きに
出てることが多いから
まあ、エドスさんは
普段働いてます
から・・・
なんか、もったいない
気がするぞ・・・
エドスが
部屋の掃除をしている
邪魔しちゃ悪いな
エドスが
部屋の掃除をしている
邪魔しちゃ悪いな
エドスが
部屋の掃除をしている
邪魔しちゃ悪いよね
エドスさんが
部屋の掃除をしている
邪魔しちゃ悪いですね
さて、モナティの様子
はどんなもんかな?
さて、モナティの様子
はどうだろう?
さて、モナティの様子
は、と?
モナティは
どうしてるかしら?
モナティ
う、うにゅうぅ~っ!
な、なんだぁ!?
うわ・・・
あれ?
え?
はあ・・・
バケツに注意してね、
って言ったのに・・・
ごめんなさいですの
リプレさん・・・
いいから・・・
とりあえず、こぼれた
水を拭いちゃいましょ
どうしよう?
 モナティを叱る
 手伝ってやる
なにやってんだよ
モナティ?
しっかりしなきゃだめ
だろう、モナティ?
モナティ~!
なにやってるの!?
モナティ!
だめでしょ
迷惑かけちゃ・・・
にゅうぅっ・・・
こりゃ、リプレに迷惑
をかけるだけかもなあ
これじゃかえって迷惑
をかけるだけかも
しれないな
こりゃ、リプレに迷惑
をかけるだけかも
はは、早いところ
連れていった方が
いいかも・・・
あーあ、派手にやった
もんだなぁ
やれやれ、派手に
やったものだな
ありゃあ、また派手に
やっちゃったね
ふふ、モナティ
水だらけじゃない
にゅうぅっ・・・
ほら、しょげてないで
手を動かせよ
俺も手伝ってやるから
ほら、僕も手伝うから
早くきれいにして
しまおう
ほら、しょげてないで
片づけよ!
あたしも手伝うから!
ほら、いっしょに
片づけましょ
わたしも手伝うから
ローカスさん
どうしてまき割りなん
かしてるんですか!?
ローカスさん
どうしてまき割りなん
かしてるんです?
ローカスさん
どうしてまき割りなん
かしてるんですか!?
ローカスさん
どうしてまき割りなん
かしてるんですか!?
悪いか?
どうしよう?
 悪くはないですけど
 すいません・・・
悪くはないですけど
なら、構うな
俺が勝手に
始めたことだ
すいません・・・
勘違いするな
俺はただ身体が
なまるのが嫌なだけだ
ローカスさん
勘違いするな
俺はただ身体が
なまるのが嫌なだけだ
ラミちゃん、またここ
にいたのか・・・
ラミちゃん、またここ
にいたのか・・・
ラミちゃん、またここ
にいたの・・・
ラミちゃん、
またここにいたの?
・・・・・・
なんか、様子が変じゃ
ないか?
気のせいかな
なんだかいつもと様子
が違うような・・・
なんか、
様子が変じゃない?
なんか
様子が変ね・・・
どうしよう?
 そっとしておく
 どうかしたのか?
 そっとしておく
 どうかしたのか?
 そっとしておく
 どうかしたの?
 そっとしておく
 どうかしたの?
ラミちゃん
どうかしたのか?
・・・なっ!?
すごい熱じゃないか!
ラミちゃん
どうしたんだい?
・・・っ!?
すごい熱じゃないか!
ラミちゃん
どうかしたの?
わっ!
すごい熱!?
ラミちゃん
どうかしたの?
・・・!
すごい熱!
はぁ・・・はぁ・・・
ラミちゃん!
しっかりするんだ!?
ラミちゃん!
しっかりするんだ!?
ラミちゃん!
しっかりして!
ラミちゃん!
しっかり!
そっとしておいたほう
がいいかもしれないな
そっとしておいたほう
がいいかもしれないな
・・・そっとしといて
あげよう・・・
そっとしておいたほう
がいいかも・・・
あれ、あそこにいるの
はひょっとして・・・
あれ、あそこにいるの
はひょっとして・・・
あれ、あそこにいるの
はひょっとして・・・
あら、あそこにいるの
はひょっとして・・・
よお、坊主
こんなとこで会うたぁ
奇遇だなぁ
よお、嬢ちゃん
こんなとこで会うたぁ
奇遇だなぁ
貴方は確か
アキュートの・・・
貴方は確か
アキュートの・・・
貴方は
アキュートの?
貴方は確か
アキュートの・・・
おいおい、そう怖い顔
すんなって
うわっ・・・
すごいお酒の臭いだ
うっ・・・酒臭い
かなり酔ってるな
うわっ・・・
お酒クサイ~
う・・・
お酒くさい・・・
せっかくいい気分で
酔っぱらってんだ
野暮なことは遠慮させ
てもらいたいねぇ
どうしよう?
 昼間からお酒ですか
 どうして貴方がここに
 昼間からお酒ですか
 どうして貴方がここに
 昼間からお酒ですか
 どうしてここに?
 昼間からお酒ですか
 どうして貴方がここに
昼間からお酒ですか
おうよ
酒は人生の友だぜぇ?
喜びも悲しみもわかち
あってくれる親友さ
ま、坊主にはわからん
かもしれんがな
ま、嬢ちゃんにはわか
らんかもしれんがな
あんまり、わかりたく
もないかも・・・
わからなくて結構です
あんまり、わかりたく
もないかも・・・
あんまり、わかりたく
もないかも
・・・しれません
うわはははっ!
面白いことを言うなぁ
俺はお前が気に入った
ぞ、坊主?
俺はお前が気に入った
ぞ、嬢ちゃん?
は、はあ・・・
はあ・・・
え?
は、はあ・・・
頼むから、俺たちの前
に立ちふさがるなよ?
お前を殺しちまうのは
つれえからな・・・
!?
わはははっ!
じゃあな、坊主っ!
わはははっ!
じゃあな、嬢ちゃんっ
どうして貴方がここに
いるんです?
どうして貴方がここに
いるんです?
どうして貴方がここに
いるんですか?
どうして貴方がここに
いるんです?
おいおい
野暮なことはなしって
言っただろ?
あ・・・すいません
・・・すいません
あ・・・
ごめんなさい
あ・・・すいません
あんまり俺たちのこと
は知らないほうがいい
と思うぜ
ラムダの旦那はお前ら
と戦うつもりはないと
言ってるんだ
それに俺にしたって、
坊主たちのような子供
を殺すのは後味が悪い
それに俺にしたって、
嬢ちゃんたちのような
子供を殺すのは
後味が悪い
・・・!?
おっと!
つられて俺まで野暮な
ことを言っちまった
じゃあな・・・
ああっ、マスター!
どうしたんだよ
こんなところで?
どうしたんだ
こんなところで?
どうしたの
こんなところで?
どうしたの?
こんなところで?
リプレさんに買い物を
頼まれたんですの
でも・・・
迷子になったんだろ?
まさか、迷子に
なったのか・・・?
迷子になったんだ~?
迷子?
うにゅうぅ・・・
このあたりはモナティ
のような女の子が来る
場所じゃないんだ
気をつけないと、悪い
奴らに連れていかれち
まうぜ?
このあたりはモナティ
のような女の子が来る
場所じゃない
ぼうっとしてると悪い
奴らに連れていかれて
しまうぞ?
このあたりはモナティ
のような女の子が来る
場所じゃないよ
気をつけないと、悪い
人たちに連れていかれ
ちゃうよ~
このあたりはモナティ
みたいな子が
ひとりで来ちゃダメ
気をつけないと、悪い
人たちに連れていかれ
てしまいますよ?
そっ、それは
イヤですの~~っ!!
ほら、ついてってやる
から早くここを出よう
やれやれ、早いところ
ここから出よう
ほら、ついてってあげ
るから、早くいこう!
ほら、じゃあ一緒に
出ましょう?
はいですの・・・
・・・って、
よく考えたら、
あたしも女の子じゃん
買い忘れはないか?
買い忘れはないか?
買い忘れはない?
買い忘れはない?
えっと・・・
大丈夫だと思いますの
それじゃ、帰ろうか
それじゃ、帰ろうか
じゃ、帰ろう!
それじゃ、帰り・・・
・・・!?
どうかしたのか?
どうかしたのか?
どうかしたの?
どうしたの?
懐かしい匂い・・・
モナティと同じ世界の
匂いがしますの・・・
くんくん・・・
こっちですのっ!
お、おいっ
モナティってば!?
そっちは・・・
三兄弟の館だぞ!?
お、おいっ
モナティってば!?
そっちは・・・
三兄弟の館だぞ!?
モナティ!
ちょっと待って!?
そっちは・・・
三兄弟の館だってば!
あ、
モナティっ!?
そちらには・・・
三兄弟の館があるのに
きゃっ!?
い、痛いですの~っ
あの時のツノの生えた
女の子・・・
あの時のツノの生えた
女の子・・・
あれ?
あのツノは
この前の女の子!?
あの時のツノの生えた
女の子・・・
何すんのよっ!
エルカに恨みでもある
わけっ!?
ご、ごめんなさいです
でも、この人ですの!
この人からメイトルパ
の匂いがするですの!
・・・ということは、
君も召喚獣だったのか
・・・ということは、
君も召喚獣だったのか
・・・っていうことは
あなたも召喚獣??
・・・ということは、
あなたも召喚獣?
そんなへんてこりんな
呼び方しないでよっ!
エルカはこう見えても
誇り高きメトラル族長
の娘なんですからね!
族長の娘さんだったん
ですの?
・・・?
なんでこんなところに
レビットがいるのよ?
モナティは、マスター
にお仕えしてるですの
フンッ!
いかにもレビットには
ふさわしい理由ね
君は違うのか?
君は違うのか?
あなたは?
あなたは
そうじゃないのね?
誇り高きメトラルはね
レビットとは違うのよ
エルカを呼びつけた奴
だったら、ずうっと昔
にやっつけてやったわ
はぐれ、なのか・・・
はぐれ召喚獣・・・
はぐれ・・・なんだ
はぐれ、なの?
だからっ!
変な呼び方しないでっ
て言ってるでしょ!?
エルカを侮辱するのは
絶対に許さない・・・
ま、待てよ!
わかったから、そんな
に怒るなって!?
ま、待ってくれよ
君を侮辱するつもりは
なかったんだ
待ってよ!
わかったから、そんな
一方的に怒ること
ないじゃん!
ごめんなさい
そんなつもりは
なかったのだけれど
フン・・・
だったら、エルカの前
から立ち去ってよ
エルカはこの屋敷に
用があるんだから
レビットや原住民とは
遊んでらんないのよ
どうしよう?
 この屋敷に?
 ヒステリー女・・・
 この屋敷に?
 まるで子供だ・・・
 この屋敷に?
 ヒステリーだ・・・
 この屋敷に?
 あまり怒るのは・・・
この屋敷に?
この屋敷に?
この屋敷に?
この屋敷に、ですか?
いいからっ!
さっさとどっかへ消え
なさいよ~~っ!!
お、おい
そんな大声出したら
お、おい
そんな大声出したら
あ・・・
そんな大声出したら
あ、エルカさん
そんな大声出したら
どこの誰だっ!
屋敷の前で騒いでいる
無礼者はっ!?
ひゃああぁっ!?
に、逃げろ~っ!!
に、逃げろ~っ!!
ほら!
だから言ったのに!
あ、逃げましょう!
ヒステリー女・・・
まるで子供だな・・・
ヒステリーだ・・・
あまり怒るのは・・・
今、なんか言った?
気のせいだろ?
さあ、行こうぜ
モナティ
別に・・・
さあ、モナティ
早く帰ろう
ううん、なんにも~
じゃ、モナティ
行こうか!
あ、いえなにも・・・
さあ、モナティ
行きましょ?
でもぉ・・・
レビットに心配される
ほど、エルカは落ちぶ
れちゃいないわよっ
フンッ!!
これは?
これは?
これは?
これは・・・お墓?
父さんとガレフのお墓
なんですよ
ただ、石を置いただけ
なんですけどね
このところ、あまり
来てなかったから
どうしよう?
 お参りしていく
 そうか・・・
 お参りしていく
 そうか・・・
 お参りしていくね
 そうなんだ・・・
 お参りしていく
 そうなの・・・
俺もお参りさせて
もらっていいかな?
僕もお参りさせて
もらうよ
お参りして・・・
いいかな?
わたしにも、
お祈りをさせて?
ええ、お願いします
・・・・・・
すこしだけど、わかっ
てきた気がします
父さんや
ガレフたちのために
僕がやらなくちゃ
いけないのは・・・
誰にも恥じずに生きる
ことだと思うんです
死んでしまった彼らの
分まで、誇りをもって
生きることだ、と
スウォン・・・
スウォン・・・
スウォン・・・
スウォンくん・・・
@n0さん
これを貰ってください
これは?
ガレフの牙で作った
お守りです
憎しみに負けそうに
なった時は、
これを見て思い出して
ください
ガレフのこと・・・
そして、憎しみは何も
生まないということを
わかったよ、スウォン
わかったよ、スウォン
うん、そうだね・・・
うん、偉いね・・・
そうか・・・
そうか・・・
そうなんだ・・・
そうなの・・・
僕はまだ、迷ってます
自分がこれからどうし
たらいいのか
でも、いつかこの迷い
が晴れた時には・・・
必ずここに来て、一番
に報告したいと思って
いるんですよ
早く、その日が来ると
いいな?
早く、その日が来ると
いいな?
早く、その日が来ると
いいね・・・
早く、その日が来ると
いいですね
ええ・・・
なあ、モナティ
ご主人様って呼ぶのは
かんべんしてくれよ
ねえ、モナティ
ご主人様って呼ぶのは
やめてくれよ
ねぇ、モナティ
ご主人様って呼ぶのは
かんべんしてよぉ
ねぇ、モナティ
ご主人様って呼ぶのは
かんべんしてくれない
どうしてですの?
ご主人様は、ご主人様
じゃないですか
と、とにかくっ・・・
別の呼び方にしてよ
呼び捨てでもなんでも
いいからさっ!
と、とにかくっ・・・
別の呼び方で頼むよ
呼び捨てでもなんでも
かまわないから
と、とにかくっ・・・
別の呼び方にしてよ
呼び捨てでもなんでも
いいから、ねっ!
呼び捨てでもいいから
別の呼び方にしてくれ
ると、嬉しいんだけど
・・・わかったですの
それじゃあ・・・
これからはマスターっ
て呼ぶですのっ!
いいっ!?
ええっ!?
いいっ!?
ま、マスターですか?
・・・言ったのに
他の呼び方だったら、
なんでもいいって
言ったのに・・・
わ、わかった!
もうそれでいいからっ
泣くなよ~っ!?
わ、わかったよ
それでいいから、泣く
のはよしてくれっ!
わ、わかった!
もうそれでいいからっ
泣かないで、ね!
あ・・・あの・・・
もうそれでいいからっ
泣かないで、ね
はいですのっ
マスターっ!
とほほ・・・
やれやれ・・・
とほほ・・・
・・・
・・・猫?
どうしよう?
 放っておく
 近づいてみる
また、魚でも釣って
リプレを喜ばせて
やろうかな?
また、魚でも釣って
みるかな?
うーん
魚釣りねぇ・・・
また、魚を
釣って帰ったら
リプレさん
喜ぶかしら・・・
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
どうしよう?
 やめておく
 魚釣りをする
気にしなくていいって
こういう時もあるわ
うん、これだけあれば
充分だよ
わぁ、ずいぶん
たくさん釣れたのね
こんな大物
どう料理したらいいか
迷っちゃいそう
すごいじゃない!
これならきっと、おい
しいお料理ができるわ
これって・・・
食べられるのかしら?
ごくろうさま
きっとみんなも喜んで
食べてくれるよ
また何か釣れた時は
私のところに
もってきてね
腕によりをかけて
おいしい料理を作って
あげるから、ね?
チビが熱を出したって
のは本当か!?
声が大きいぞ、ガゼル
今、ようやく眠ったわ
これで熱が引くと
いいんだけど・・・
そうか・・・
アルバとフィズは?
アルバとフィズは?
アルバとフィズは?
アルバとフィズは、
どうですか?
ラミの側にいるって、
きかないの
無理に連れ出すわけに
もいかんだろう
しばらくは好きに
させてやろう
なんでだよ
どうして、目を覚まさ
ないんだよ!?
わからないよっ!
熱もちゃんと下がった
のに、目を開けていい
はずなのに・・・!
落ち着くんだ、リプレ
お前が悪いんじゃない
レイドさん?
みんな、ちょっと広間
まで来てくれないか
話さなくてはならない
ことがあるんだ・・・
【メスクルの眠り】?
ああ、死の眠りとも
呼ばれる伝染病だ
あの子がかかったのも
そいつらしいな
街ではもう、何十人も
死んでいるそうだ
・・・うそでしょ?
あの子が、どうして
そんな病気にかからな
くちゃいけないの!?
リプレさん・・・
リプレ・・・
心当たりのある医者は
みんな当たってみた
しかし・・・
肝心の治療に使う薬が
ないんだよ
ないって・・・
なんでだよっ!?
買い占められたんだよ
城の召喚師たちにな
なんだって・・・
なんだって・・・
うそ!
なんで!?
うそ、どうして?
きゅーっ!
大変っ!
大変ですのーっ!!
そんな・・・
アルバたちまで・・・
そんな・・・
アルバたちまで・・・
そんな・・・
アルバたちまで・・・
そんな・・・
アルバたちまで・・・
あきらめるな!
@n0
何ができるか探すんだ
俺は、治療する方法を
調べてみる!
あきらめるんじゃない
@n0
できることを探すんだ
僕は、治療する方法を
調べてみよう
あきらめちゃダメっ!
@n0
できることを探すのよ
あたし、治療する方法
調べてみるわ
あきらめないで!
@n0
できることを探しま
しょう
私も、治療する方法を
調べてみますから
ソルの
キールの
カシスの
クラレットの
言うとおりだ
あきらめてはいけない
エドスは私と一緒に、
医者をもう一度探しに
行ってくれ
@n0と
ガゼルは薬を頼む
行こう、ガゼル
行こう、ガゼル
行こう、ガゼル
ガゼルさん
行きましょう
待っててくれよ・・・
チビども・・・
くそっ!
ヤツら、本当に町中の
薬を買い占めやがった
のかよっ!?
これだけ探したのに、
ひとつも見つからない
なんて・・・
これだけ探したのに、
ひとつも見つからない
とはな・・・
なんで、こんだけ
探してるのに!
ひとつも
みつかんないの!
これだけ探したのに、
ひとつも見つからない
なんて・・・
こうなりゃ・・・
盗むしかねえ!!
無茶だ、ガゼル
相手は城の中にいるん
だぞ!?
無茶だ、ガゼル
相手は城の中にいるん
だぞ!?
無茶だよガゼル!
相手は城の中にいるん
だよ!?
だめです!
それに、相手は城の中
なんですよ!
無茶でもなんでも
チビどもを助けるため
にはやるしかねえだろ
うが!?
ガゼルっ!
ガゼルっ!
ガゼルっ!
ガゼルさん!
うわあぁぁっ!?
・・・っ
馬鹿野郎、どこに目
つけて歩いてやがる!
そっちからぶつかって
おいて、そーいうこと
言うわけっ!?
君はたしか・・・
アカネさん?
君はたしか・・・
アカネさん?
あなた・・・
アカネさん?
あなたは・・・
アカネさん?
へ?
なんでアタシの名前を
貴方が知ってんの?
ぶつかったのは謝るよ
俺たち、ちょっと急い
でいたから・・・
ぶつかったのは謝るよ
僕たち、ちょっと急い
でいたから・・・
ごめんね、ぶつかって
・・・あたしたち、
ちょっと急いでて
ごめんなさい
わたしたち、いま
急いでいたから・・・
急いでるのは、アタシ
も同じだよっ
お師匠の言いつけで、
これから薬草を採って
こなくちゃならないっ
ていうのに・・・
薬草だって?
薬草だって?
薬草??
薬草ですか?
お前、医者かっ!?
いえいえ
アタシはただの可愛い
店員さん
そこの角に建ってる
「あかなべ」って薬屋
に勤めてる店員だよ
薬屋だって!?
まさかこの店が、薬屋
だったなんて・・・
失礼ねぇ
まあ、確かにお店の中
の趣味は悪いけどさ
趣味が悪いというのは
誰のことですかね?
アカネさん・・・
おっ、お師匠っ!?
あなたには、お使いを
頼んだと思っていたの
ですがね・・・
あ、あのっ・・・
こここ、この人たちが
シオン師匠に用事があ
るって・・・
ここに、死の眠りって
病気に効く薬はありま
せんか?
ここに、死の眠りとい
う病気に効く薬はない
でしょうか?
ここに、死の眠りって
病気に効く薬は
ありませんか?
ここに、死の眠りとい
う病気に効く薬は
ありませんか?
残念ですが
今はありません
ただし、作ることなら
できますよ
えっ!?
本当ですか!?
ホントに!?
本当ですか?
そのために必要な材料
を、そこの不肖の弟子
に取りに行かせようと
していたんですから
その薬を、俺たちにも
売ってくれっ!
それは構いませんが、
お金はあるんですか?
これだけなら・・・
これだけですが・・・
これで・・・
これだけしか・・・
ふむ・・・
残念ですが、これでは
足りませんね
どういう値段のつけ方
してんだよっ!?
お師匠の作る薬は
特別な物だからねえ
本当はしの・・・
アカネさん?
あわわっ!
な、なんでもないです
金は絶対に払う
だから、頼むから薬を
俺たちに分けてくれ!
そうしねえと
チビたちが・・・
お願いします!
お願いします!
お願いします!
なんとかして、
お願いできませんか?
ふむ・・・
なら、こうしましょう
アカネさんと一緒に、
薬草を採ってきてくれ
ませんか?
足りない分は、それで
まけてさしあげます
あーあ、アタシ一人で
もこんな用事は朝飯前
だってのに
お師匠ってば、そんな
にアタシのことが信用
できないかなー?
どうしよう?
 そうじゃないよ
 本当にそうなのか?
 そうじゃない
 本当にそうなのか?
 そうじゃないよ
 そうかもね~?
 それは違います
 本当にそうなのかな?
そうじゃないよ
シオンさんは俺たちに
薬を渡してくれるため
に、わざとこんな用事
を頼んだのさ
そうじゃない
シオンさんは僕たちに
薬を渡してくれるため
に、わざとこんな用事
を頼んだんだよ
そうじゃないよ
シオンさんは
あたしたちに薬を
くれるために、こんな
ことをしたんだよ
それは違います
お金のないわたしたち
に薬をくれるために、
シオンさんはこんな
ことをしたんです
ああ、多分な
・・・そっか
本当にそうなのか?
本当にそうなのか?
そうかもね~?
本当にそうなのかな?
あーっ、疑ってる
でもよ、女が一人で街
の外を出歩くってのは
かなりヤバイぜ
フフン、それが素人の
浅はかさってものよ
こう見えてもアタシは
くの・・・
くの・・・?
あっ、あはははっ
なんでもありませ~ん
さあ、もうすぐだよ
【トキツバタ】という
名前だったな?
そうそう
紫色の花だからね
それはいいけど・・・
あそこに立っているの
って、騎士団の人たち
じゃないか?
待ってくれ
あそこに立っているの
って、騎士団の人たち
じゃないか?
わかった・・・
ところでさ、あそこに
いるの、騎士団の人た
ちじゃないのかな?
それはいいけど・・・
あそこに立っているの
って、騎士団の人たち
じゃないですか?
ええっ?
なんで、なんで~っ?
貴方たち、ここから先
は立入禁止ですよ
なんでだよ!?
この先の草原にある花
が、伝染病の特効薬だ
とわかったのでな
領主様の命令で採取を
しているのだ
だからって、まるまる
独り占めにしちゃうの
はないんじゃない
俺たちも、その薬草が
必要なんです
僕たちも、その薬草が
必要なんです
あたしたちも、その
薬草がいるんです!
わたしたちも、
薬草が必要なんです
なんと言われようと、
例外を認めるわけには
いきません
集めた薬草は薬にして
平等に配布される
それまで待つことだ
ケッ! 平等ったって
どうせ貴族や金持ちが
優先に決まってるん
だろうが
はいそうですか、って
帰れるかよ!!
イリアス
どうしてもダメなのか
レイド先輩・・・
騎士だった貴方ならば
わかるはずです
規律を守るには例外は
許されないことを
・・・・・・
どうしてもここを通り
たいのならば、自分を
倒していってください
それが、自分にできる
最大限の譲歩です
・・・すまない
そうさせてもらうぞ
イリアス!
ははっ・・・
やっぱり先輩は強いな
自分よりずっと・・・
退却だ、サイサリス
ですが・・・
隊長である自分が負傷
をしてしまったんだ
撤退も仕方あるまい
・・・はい
あの人、ひょっとして
わざと・・・?
あの人、ひょっとして
わざと・・・?
あの人、わざとやって
るんだ・・・
やっぱりレイドさんの
後輩・・騎士なんだ
あの人、ひょっとして
わざと・・・?
ほらあっ!
ぼーっとしてないで、
さっさと薬草を集めな
さいってば!?
あ、うん・・・
あ、ああ・・・
あ、うん・・・
あ、ええ・・・
どうだった!?
どうだった?
どうだった!?
どうでしたか?
ああ、あの薬のおかげ
で何とかなりそうだ
へへーんだ
あんたたち、お師匠と
アタシに感謝してよ?
結局、薬もタダで貰っ
てしまったしな
けど、びっくりしたよ
まさか君があんなに強
かっただなんて・・・
けど、びっくりしたよ
まさか君があんなに強
かっただなんて・・・
でも、強いんだね
すごい体術だったしね
でも、アカネさんが
あんなに強いとは
思いませんでした
まーねー
なんてったってアタシ
はくのいちですから
くのいちだって!?
くのいちだって!?
くのいち!?
くのいち・・・
ですか?
あ・・・
なんだよ、そりゃ?
シルターンという
世界の暗殺者だ
忍術っていう力
を使うことができて、
男は忍者、女はくの
いちって呼ばれてる
シルターンという世界
の暗殺者のことだよ
忍術という不思議な力
を使うことができて、
男は忍者、女はくの
いちと呼ばれている
シルターンという世界
の暗殺者のことよ
忍術という不思議な力
を使うことができて、
男は忍者、女はくのい
ちと呼ばれてるんだ
シルターンという世界
の暗殺者のことです
忍術という不思議な力
を使うことができて、
男は忍者、女はくのい
ちと呼ばれています
まさかこの世界で
本物の忍者と出くわす
とは思わなかった
まさかこの世界で
本物の忍者と出くわす
とはな・・・
ひゃあ、こっちの
世界で、忍者に出会う
とは思わなかった
まさかこの世界で
本物の忍者と出会う
とは思いませんでした
てことは・・・
お前もはぐれ召喚獣か
ひ、人を化け物みたい
に言わないでよね~!
たしかにアタシたちは
この世界の人間じゃあ
ないけどさ・・・
どうしよう?
 俺もそうなんだよ
 関係ないさ
 僕もそうさ
 関係ないさ
 あたしもなんだ
 関係ないって!
 実はわたしも・・・
 関係ないですよ
俺もそうなんだよ
別の世界から来た人間
なんだ
僕もそうさ
よその世界から呼ばれ
た人間なんだ
じつはあたしも・・・
別の世界から来た人間
なんだ
わたしもなんです
わたしも、別の世界
から呼ばれて・・・
そうなの!?
じゃあさ、帰る方法と
か知ってる!?
いや、それは・・・
いや、それは・・・
知らない!
まだ、ちょっと・・・
やっぱり・・・
関係ないさ
そんなことは
関係ないさ
そんなことは
関係ないってば
そんなこと!
関係ないですよ
そんなことは・・・
ああ、お前さんがいな
けりゃ、あの子たちの
命はなかったんだ
えへへ・・・
なんか照れるなぁ
ねえ、もし良かったら
なんだけど・・・
たまにでいいからさ、
ここに遊びに来ていい
かな?
え?
ほら、アタシがくの
いちだってのは秘密に
してることでしょ
そのせいでアタシ
友達がいないんだよね
でも、ここの人たちは
ほらっ、アタシみたい
な変な連中に慣れてる
みたいだし・・・
ダメかな?
どうしよう?
 かまわないよ
 変な連中で悪かったな
 かまわないよ
 失礼だな・・・
 かまわない、OK!
 変な連中で悪かったね
 かまいませんよ
 変な連中ですか?
かまわないよ
かまわないよ
かまわないよ、OK!
かまいませんよ
というよりは
歓迎です
なんたって
子供たちの、
命の恩人ですし
ほんとにっ!?
やったーっ!
変な連中で悪かったな
その変な連中の仲間に
なりたいお前だって、
やっぱり変じゃないか
変な連中って・・・
失礼なこと言うなよ
まあ・・・
否定はできないけど
変な連中で悪かったね
ふ~んだ!
その変な連中の仲間に
なりたいあんたも
やっぱり変じゃん!
変な連中ですか?
でも、その仲間に
なりたいのなら
アカネさんも変な人
なわけですね?
じゃあ・・・
ああ、今さら変な連中
の仲間になんかなりた
くないって言っても、
手遅れだからな?
変な連中の仲間になり
たいって言うのなら、
僕はかまわないよ
ま、変なのは
変なの同士だし、
仲良くやろうね!
ええ、よろしく
うんっ!

 こうして俺たちは、子供たちを
 死の眠りから呼び戻した
 みんながひとつに力を合わせた
 から、そして多くの人が助けて
 くれたからできたことだ


 薬草を取りに
 連れていってくれたアカネと、
 それを薬にしてくれた
 シオンさん

 そして、結果的には俺たちを
 のがしてくれたイリアスさん
 彼らが見せてくれた優しさを
 俺はきっと忘れないだろう

 こうして僕たちは、子供たちを
 死の眠りから呼び戻した
 みんながひとつに力を合わせた
 から、そして多くの人が助けて
 くれたからできたことだ


 薬草を取りに
 連れていってくれたアカネと、
 それを薬にしてくれた
 シオンさん

 そして、結果的には僕たちを
 のがしてくれたイリアスさん
 彼らが見せてくれた優しさを
 僕はきっと忘れないだろう

 こうしてあたしたちは、
 子供たちを死の眠りから
 解放できたんだ・・・
 みんなの協力があったからこそ
 できたんだと思う


 薬草を取りに
 連れていってくれたアカネと、
 それを薬にしてくれた
 シオンさん

 それから、イリアスさんが
 見せてくれた、騎士としての
 最高の勇気も・・・
 彼らが見せてくれた優しさを
 あたしはきっと忘れないだろう

 わたしたちは、なんとか
 子供たちを死の眠りから解放した
 みんながひとつに力を
 合わせたから、そして多くの人が
 助けてくれたからできたこと


 薬草を取りに連れて
 いってくれたアカネさんや、
 薬を作ってくれた
 シオンさん

 そして、
 わたしたちを見逃してくれた
 イリアスさんも・・・
 彼らが見せてくれた優しさを
 忘れないようにしたいと思う
@n0は
俺が説明する前から、
忍者について知ってた
みたいだな
僕のいた世界にも、
昔は忍者がいたからね
昔の話だけれど
うん、あたしの世界
・・・あたしの国にも
忍者がいたの・・・
よく知らないけど
わたしのいた世界にも
忍者がいたんです
有名な話ですよ
サプレス、シルターン
ロレイラルに、そして
メイトルパ・・・
お前のいた世界は
4つの世界のどれでも
ないようだな
ああ・・・
うん・・・
ええ・・・
俺を信じてくれ
絶対にお前を元の
世界に帰してやる
ああ、信じてるよ
うん、信じてる
はい、信じています
@n0は
僕が説明する前から、
忍者について知ってた
ようだな?
俺のいた世界にも、
昔は忍者がいたからね
よくは、知らないけど
うん、あたしの世界
・・・あたしの国にも
忍者がいたの・・・
よく知らないけど
ええ、わたしのいた
世界にも、忍者がいた
んです・・・
よくは知りませんが
サプレス、シルターン
ロレイラルに、そして
メイトルパ・・・
君のいた世界はこれら
4つのうちのどれでも
ないようだね
うん・・・
うん・・・
そうですね・・・
君がどこから来たのか
まだわからないけど、
きっと僕が元の世界へ
帰してみせるから
うん、信じてるさ
うん、信じてるよ!
はい、信じています
@n0は
あたしが説明しなくて
も、忍者のことを
知ってたね?
俺のいた世界にも、
昔は忍者がいたからね
よくは、知らないけど
僕のいた世界にも、
昔は忍者がいたからね
昔の話だけれど
ええ、昔ですけど
わたしの生まれた世界
にも、忍者がいた
そうです・・・
サプレス、シルターン
ロレイラルに、そして
メイトルパ・・・
キミのいた世界はこの
4つのうちのどれでも
ないみたいだね
うん・・・
ああ・・・
ええ・・・
キミがいた世界がどこ
なのか、まだわかんな
いけど、きっと帰れる
方法は見つけるから
うん、信じてるさ
ああ、信じてるよ
はい、信じています
@n0は
私が説明する前から
忍者について知って
いたみたいですね?
俺のいた世界にも、
昔は忍者がいたからね
よくは、知らないけど
僕のいた世界にも、
昔は忍者がいたからね
昔の話だけれど
忍者っていうか
くのいちがね、あたし
の世界にもいたんだ
だからね・・・
サプレス、シルターン
ロレイラルに、そして
メイトルパ・・・
貴方のいた世界はこの
4つのうちのどれでも
ないみたいですね
うん・・・
ああ・・・
うん・・・
心配しないでください
貴方がいた世界を見つ
けてきっと私が帰して
さしあげますから
うん、信じてるさ
ああ、信じてるよ
うん、信じてる・・・
イリアスさん、わざと
俺たちに負けたような
気がするんです
イリアスさんはわざと
僕たちに負けてくれた
気がするんです
イリアスさん、わざと
あたしたちに負けてく
れたんですよね
イリアスさん、わざと
負けてくれたような
気がするんです
ああ
あいつなりに、考えて
くれたんだろうな
だがこれで、騎士団は
また召喚師たちに失敗
を責められるだろう
そんな・・・
私は、何をしているん
だろうか?
ラムダの跡も継げず、
必死に踏みとどまって
いるイリアスにすら、
何もしてやれない
私は、私は・・・!!
みんな、元気になって
良かったよな
みんな、元気になって
良かったよ
みんな、元気になって
良かったよね
みんな、元気になって
良かったですね
ああ、もうあんな思い
は二度とごめんだぜ
今日は疲れちまったか
らな、もう寝ちまうこ
とにするわ
お前もきちんと
休んでおけよ
ああ、おやすみ
ガゼル
ああ、おやすみ
ガゼル
うん、おやすみ
ガゼル・・・
ええ、おやすみなさい
ガゼルさん
いくら強い力を持った
召喚師でも、病気には
勝てんのだよなぁ
今回のことで、
ワシは思ったよ
どれだけ力を持とうと
人間は人間でしかない
ってことをな
エドス・・・
エドス・・・
エドス・・・
エドスさん・・・
そのことを忘れている
と、いつか手痛い目に
あうかもしれんな
みんな、元気になって
良かったよな
リプレががんばって、
看病してくれた
おかげだよ
みんな、元気になって
良かったよ
これも、リプレが一生
懸命に看病してくれた
おかげだな
みんな、元気になって
良かったね
リプレががんばって、
看病してくれたおかげ
だと思うよ
みんな、元気になって
良かったですね
リプレさんが
がんばって、看病して
くれたからですね
きっと・・・
ううん・・・
みんなのおかげよ
私だけだったらきっと
何もできずに泣いてた
だけだと思うもの
ちょっと疲れちゃった
かな・・・
悪いけど、先に寝るね
ああ、おやすみ
リプレ
ああ、おやすみ
リプレ
うん、じゃね!
おやすみリプレ!
ええ、おやすみなさい
リプレさん
兄ちゃん・・・
姉ちゃん・・・
アルバ!?
まだ寝てなくちゃダメ
じゃないか!!
アルバ!?
まだ寝てなくちゃダメ
じゃないか!!
アルバ!?
まだ寝てなくちゃダメ
じゃん!もう!
アルバ!?
まだ寝てなくちゃダメ
じゃないの
リプレ母さんに
教えてもらったよ
兄ちゃんたちが助けて
くれたんだよね
リプレ母さんに
教えてもらったよ
姉ちゃんたちが助けて
くれたんだよね
ありがとう
そのために、ベッドを
抜け出してきたのか?
そのために、ベッドを
抜け出してきたのか?
そのために、ベッドを
抜け出してきたの?
それを言うために
抜け出してきたの?
うん・・・
わかったよ、アルバ
さあ、部屋まで
連れてってあげるから
早く元気になってくれ
れば、それでいいから
わかったよ、アルバ
さあ、部屋まで
連れてってあげるから
今はゆっくり休んで、
早く元気になるんだ
わかったよ、アルバ
ほら、部屋まで
連れてってあげるから、ね!
早く元気になって!
それがいちばん!
ありがとう、アルバ
さあ、お部屋にもどり
ましょう
早く元気になってくれ
れば、それでいいの
お礼は、それから
でいいから・・・
うん・・・
お兄ちゃん・・・
お姉ちゃん・・・
フィズ!?
まだ寝てなくちゃ
ダメじゃないか!!
フィズ!?
まだ寝てなくちゃ
ダメじゃないか!!
フィズ!?
だめじゃん!
寝てなくちゃ!
フィズ!?
まだ寝てなくちゃ
ダメじゃない!
リプレママに
聞いたよ
お兄ちゃんたちが薬を
探してくれたんだね
リプレママに
聞いたよ
お姉ちゃんたちが薬を
探してくれたんだね
ありがとう
そのために、ベッドを
抜け出してきたのか?
そのために、ベッドを
抜け出してきたのか?
そのために、ベッドを
抜け出してきたの?
そのためだけに
抜け出してきたの?
えへへ・・・
わかったよ、フィズ
さあ、部屋まで
連れてってあげるから
早く元気になってくれ
れば、それでいいから
わかったよ、フィズ
さあ、部屋まで
連れてってあげるから
今はゆっくり休んで、
早く元気になるんだ
もう、でもありがと
さあ、部屋まで
連れてってあげるから
部屋にもどろ、ね!
早く元気になってくれ
れば、それがいちばん
だから
ありがと、フィズ
さあ、部屋まで
連れてってあげるから
早く元気になってくれ
れば、それでいいから
うん・・・
おにいちゃん・・・
おねえちゃん・・・
ラミちゃん!?
まだ寝てなくちゃダメ
じゃないか!!
ラミちゃん!?
まだ寝てなくちゃダメ
じゃないか!!
ラミちゃん!?
まだ寝てなくちゃダメ
じゃない・・・もう
ラミちゃん?
まだ寝てなくちゃ
ダメじゃないの
ママに、きいたよ
おにいちゃんたちが、
ラミをたすけてくれた
んだって・・・
ママに、きいたよ
おねえちゃんたちが、
ラミをたすけてくれた
んだって・・・
ありがとう・・・
そのために、ベッドを
抜け出してきたのか?
そのために、ベッドを
抜け出してきたのか?
そのために、ベッドを
抜け出してきたの?
そのためだけに
抜け出してきたの?
・・・(こくん)
わかったよ、ラミ
さあ、部屋まで
連れてってあげるから
安心して、ゆっくりと
眠るんだよ
わかったよ、ラミ
さあ、部屋まで
連れてってあげるから
安心して、ゆっくりと
眠るんだよ
そっか、ありがと
さあ、部屋まで
連れてってあげるから
ゆっくり寝よ・・・
安心していいから、ね
ありがと、ラミちゃん
さあ、部屋まで
連れてってあげるから
安心して、ゆっくりと
眠ってね?
・・・(こくん)
役に立てなかったな
俺っち・・・
ストラでは病気が治せ
ないんだろ?
仕方がないじゃないか
ストラでは病気が治せ
ないんだろう
仕方がないよ
気にしないでよ!
自慢のストラも、
大活躍だったじゃん!
でも、ストラは病気を
治すためのものじゃ
ないものね・・・
うん
それにジンガは、看病
疲れでフラフラになっ
てたリプレを治して
くれたじゃないか
それにジンガは、看病
疲れでフラフラになっ
てたリプレを治して
くれたじゃないか
ジンガのおかげで、看
病疲れでフラフラにな
ったリプレもなおった
し・・・でしょ?
でもね、ジンガ、看病
疲れでフラフラになっ
てたリプレさんを治し
てくれたでしょう?
まあ、そうだけど
一人でなんでもできる
んなら、誰かと一緒に
暮らす必要はない
そうじゃないから、
俺たちはみんなで
暮らしてるんだろ?
ジンガはジンガなりに
がんばってくれた
俺が保証してやるよ
一人でなんでもできる
んなら、誰かと一緒に
暮らす必要はないよ
そうじゃないから、僕
たちはみんなで暮らし
ているんだよ
ジンガはジンガなりに
がんばってくれた
本当にありがとう
一人でなんでもできる
んなら、誰かと一緒に
暮らす必要はないよ
みんなで協力できる
から、あたしたちは
いっしょに暮らして
るんじゃん、ね!
ジンガはジンガなりに
がんばってくれた
あたしが保証する!
一人でなんでもできる
のなら、誰かと一緒に
暮らす必要はないもの
わたしたちは
助けあうために
一緒に暮らしてるの
ジンガはジンガなりに
がんばってくれた
わたしの保証じゃ
・・・いや?
へへへ・・・
ありがと、アニキ
へへへ・・・
ありがと、アネゴ
ローカスさん、俺たち
とは別に薬を探して
くれていたんですよね
ローカスさん、僕たち
とは別に薬を探してく
れていたんですって?
ローカスさん、あたし
たちと別ルートで、
薬草探して
くれてたんですね!
ローカスさん、
わたしたちとは別に、
薬草を探してくれて
いたんですね・・・
表にはなくても、裏に
ならあるかも知れない
と思ったからな
ただ、薬を探したのは
自分が眠り病にかかっ
た時のためだ
・・・余った分なら、
あの子供らにくれて
やっても良かったがな
ローカスさん
子供だったらの話だぞ
見殺しにしたら、後味
が悪いからな・・・
みんな元気になって
本当によかったですの
ああ、そうだな
ああ、そうだね
うん、よかったね
そうだね・・・
でも、モナティはまた
何もできなかったです
そんなことないだろ?
モナティたちはずっと
子供たちの側にいてく
れたじゃないか
だから俺たちは、
安心して薬を取りに
いけたんだぜ
そんなことはないよ
モナティたちはずっと
子供たちの側にいてく
れたじゃないか
だから僕たちは、安心
して薬を取りにいけた
んだよ
そんなことないない!
モナティ、ずっと
子供たちの側にいてく
れたでしょ?
あたしたちが、安心
して薬を取りにいけた
のも、モナティの
おかげだよ!
ううん、違う
モナティたちはずっと
子供たちの側にいてく
れたじゃない?
わたしたち、だから
安心して、薬を
取りにいけたの
本当ですの・・・?
ああ、本当だよ
ああ、本当さ
うん、本当!
本当に本当・・・ね?
にゅうっ・・・
マスターのお役に立て
て嬉しいですのっ!
お願いだからさ
アタシがくのいちだっ
てばれたこと、お師匠
には黙っててね
シオンさんは
知らないのかい?
シオンさんは
知らないのかい?
おっけ~
でもさ、シオンさんは
知らないの?
シオンさんは
知らないの?
知ってるよぉ!
だって、アタシの
忍術の師匠なんだもん
だけど、シノビは正体
を知られてはならない
ってうるさいんだ
まあ、普通はそうだな
ああ、なるほどね
ま、そりゃそうか
そういうおきて
なんですね
バレたら叱られちゃう
からさ・・・
ね、お願いっ!
子供たちが助かって、
何よりでしたね
ああ、みんなが力を
貸してくれたおかげさ
ああ、みんなが力を
貸してくれたおかげさ
うん、みんなの協力が
勝利の鍵だね!
ええ、みんなが
協力したから・・・
ここの人たちは素敵で
すよね・・・まるで、
家族のようにそれぞれ
を大切にしてます
おいおい、
スウォンだってもう
俺たちの仲間だろ?
そんな他人事みたいな
こと、言ってたらダメ
だぜ?
家族か・・・
たしかにそうなのかも
知れないな
もちろん、スウォンに
とってもね
ちょっとぉ、スウォン
だって、あたしたちの
仲間じゃん!
そんな他人事みたいな
こと、言ってたらダメ
だってば!
スウォンくんも
わたしたちの仲間
でしょう?
そんな他人事みたいな
こと、言わないで
悲しくなるから・・・
・・・はい

   俺のいた世界は
   どこにあるんだろう?
   僕のいた世界は
   どこにあるんだろう?
   あたしのいた世界は
   どっちにあるのかな?
   わたしのいた世界は
   どこにあるのかな?

   レイドは自分のことを
   責めすぎてるよ・・・
   レイドは自分のことを
   責めすぎてるよ・・・
   レイドは自分のことを
   責めすぎてる・・・
   レイドさん、自分を
   責めすぎです・・・

  ガゼル
  本当に必死だったもんな
  ガゼル
  本当に必死だったからな
  ガゼル
  本当に必死だったもんねぇ
  ガゼルさん
  本当に必死でしたから


 人間は人間でしかないか・・・
 人間は人間でしかないか・・・
 人間は人間でしかないか・・・
 人間は人間でしかない・・・

 リプレ
 本当に必死だったもんな・・・
 リプレ
 本当に必死だったからな・・・
 リプレ
 本当に必死だったもんね・・・
 リプレさん
 本当に必死だったから・・・

  わざわざ、それだけの
  ために来てくれたのか
  わざわざ、それだけの
  ために来てくれたのか
  わざわざ、それだけの
  ために来てくれたの?
  わざわざ、それだけの
  ために来てくれたんだ

  わざわざ、それだけの
  ために来てくれたのか
  わざわざ、それだけの
  ために来てくれたのか
  わざわざ、それだけの
  ために来てくれたの?
  わざわざ、それだけの
  ために来てくれたんだ

  わざわざ、それだけの
  ために来てくれたのか
  わざわざ、それだけの
  ために来てくれたのか
  わざわざ、それだけの
  ために来てくれたの?
  わざわざ、それだけの
  ために来てくれたんだ


  ジンガはジンガなりに
  がんばってくれたさ
  ジンガはジンガなりに
  がんばってくれたよ
  ジンガはジンガなりに
  がんばってくれたって
 ジンガはジンガなりに
 がんばってくれたんだよね・・

  素直じゃないけれど、
  本当はあの人・・・
  素直じゃないけれど、
  本当はあの人・・・
  素直じゃないけれど、
  本当はあの人・・・
  素直じゃないけれど、
  本当はあの人・・・

   純真だよな・・・
   色んな意味で・・・
   この子は本当に
   純真なんだな・・・
   純真だよね・・・
   色んな意味で・・・
   純真・・・
   色んな意味で・・・

   シオンさんも忍者って
   ことか・・・
   シオンさんも忍者って
   ことか・・・
   シオンさんも忍者って
   ことか・・・
  シオンさんも
  忍者ということなんですね

   家族みたいか・・・
   ちょっと照れるかも
   家族みたいか・・・
   ちょっと照れるな
   家族みたいか・・・
   ちょっと照れるかも
 家族みたいか・・・
 なんか、照れくさいですね・・・

scn010

なあ、知っているか?
@n0
最近、街の連中が
お前のことを
噂してるらしいぜ
俺のことを?
僕のことを?
あたし・・・?
なにかな?
わたしですか?
スラムに召喚術を使う
人間がやってきて、
城の三兄弟を痛い目に
あわせてるって、な
ちょっとした
英雄あつかいだぜ?
どうしよう?
 へえ、そうなんだ
 英雄だなんて・・・
 そうなのか
 英雄だなんて・・・
 ふうん、英雄ねぇ
 英雄だなんて・・・
 そう、なんですか?
 英雄だなんて・・・
へえ、そうなんだ
そうなのか
ふうん、英雄ねぇ
そう、なんですか?
暴動とか伝染病とか、
ろくでもないことが
続いてたからな
俺たちの武勇伝なんか
がもてはやされてるん
だろうな
英雄だなんて・・・
俺はそんなつもりじゃ
なかったのに
なんだか、勘違い
されそうでいやだな
英雄だなんて・・・
僕はそんなつもりじゃ
ないんだが
なんだか、勘違いされ
ているみたいで困るよ
英雄だなんて・・・
あたし、そんなつもり
じゃないのに・・・
なんか、盛大に
勘違いされてそうで
ちょっとイヤかも
英雄だなんて・・・
わたしには
そんなつもりないのに
なんだか、勘違いされ
てそうで、いやです
心配せんでも、ワシら
はお前さんが名を売る
ために戦ったわけじゃ
ないと知っとるよ
噂は噂だ
気にするもんじゃない
うん・・・
ああ・・・
うん・・・
あ、はい
しかし、あまり有名に
なるのも問題だ
バノッサたちのように
@n0を
狙う敵が増えてしまう
しかし、あまり有名に
なるのも問題だ
バノッサたちのように
@n0を
狙う敵が増えてしまう
でも、あんまり有名に
なりすぎてもねえ
バノッサたちのように
@n0を
狙う敵が増えちゃうよ
でも、あまり有名に
なるのも困りますね
バノッサたちのように
@n0を
狙う敵が増えてしまう
かもしれません
そうだよな
強いヤツってのは、
敵を作りやすいからな
バノッサとオプテュス
マーン三兄弟に騎士団
そしてアキュートか
考えてみりゃ、この街
のほとんどの連中と
やりあってるな
わざと戦ってるんじゃ
ないのになあ
わざと戦っているわけ
ではないんだけどね
だれも戦いたくて
戦ってるわけじゃ
ないのにね
わざと戦ってる
わけではないんです
けれど・・・
マスター、マスター
お客さんですのーっ!
俺に客だって?
僕に?
あたしに客?
なんかの間違いじゃ?
わたしに?
はいっ、
とってもきれいな
お姉さんですの
きれいな
お姉さんだぁ?
し、知らないよっ!
本当におぼえがないん
だってば!
変な目で見るなよ
本当に心当たりがない
んだから
お姉さん??
だれだろ?
ええ、みたいですね?
まったく心当たりが
ないんですけど・・・
あなたたちは
アキュートの!?
あなたたちは
アキュートの!?
あ、アキュートの
ひとたち・・・
あなたたちは
アキュートの!?
覚えていてくれたとは
嬉しいわね
私の名前はセシル
そしてこっちが・・・
ペルゴと申します
今日は貴方にご相談が
あって参りました
俺に?
僕にですか?
あたしに?
わたしに・・・?
ケッ!
お前たちの相談なんか
聞く耳もたねえぜ
私たちが用があるのは
貴方じゃなくて、彼よ
思いあがらないで
私たちが用があるのは
貴方じゃなくて彼女よ
思いあがらないで
な・・・!?
ご相談というのは
他でもありません
貴方のその力を、
我々のために
役立ててほしいのです
どうしよう?
 冗談じゃない!
 どういう意味ですか?
 冗談はやめてください
 どういう意味ですか?
 冗談じゃない!
 どういう意味ですか?
 冗談はやめてください
 どういう意味ですか?
冗談じゃない!
冗談はやめてください
冗談ポイっ!
イヤですよ、そんなの
冗談はやめてください
そう、冗談で言ってる
つもりはないわ
私たちは今、どうして
も貴方の力が欲しいの
どういう意味ですか?
言葉どおりの意味よ
貴方の召喚術の力が、
私たちに必要なの
その事情は、私のほう
から説明いたします
先日の暴動は、我々に
しても不本意な結末と
しかいえぬものでした
わかっていたとはいえ
街の人々の反応は我々
の想像以上に消極的な
ものだったのです
人々の心に刻みこまれ
た先入観のせいよ
先入観?
先入観?
先入観・・・?
先入観ですか?
召喚術師に抱く
畏怖のことですね?
召喚師には勝てない
召喚師には逆らえない
そう思いこむことで、
自分を納得させ、
妥協しているのですよ
だから、私たちは方法
を変えることにした
人々の思いこみを
消しさるために・・・
マーン三兄弟の長兄を
暗殺します
なんだって!?
なんだって!?
うそ?
暗殺!?
暗殺!?
できるのかよ
そんなことがっ!?
そのための方法も計画
も用意してあります
ただし、まだかんぺき
ではありません
足りない要素が
あるのです
それが・・・
どうしよう?
 召喚術の力なのか
 俺だっていうのか
 召喚術の力なのですか
 僕だというんですか
 召喚術の力?
 あたしなの?
 召喚術の力?
 わたしなんですか?
召喚術の力なのか
召喚術の力なのですか
召喚術の力?
召喚術の力?
私たちだけでも計画は
実行できる。だけど、
確実とまではいえない
だけど貴方の力を借り
られるのなら、可能性
は格段に高くなるのよ
俺だっていうのか
僕だというんですか
あたしなの?
わたしなんですか?
三兄弟たちを負かした
貴方が参加するなら、
その影響力は絶大です
人々の先入観を完全に
破壊できるはずです
我々に力を貸して
いただけませんか?
・・・・・・
随分と身勝手な話だな
レイド!?
レイド!?
レイド!?
レイドさん!?
お前たちが何をしよう
と構わないがな・・・
他人をそれに巻き込む
のは許さんぞ!!
私たちはただ・・・
@n0を
便利な道具として使い
たいんだろう?
@n0を
便利な道具として使い
たいんだろう?
あの時の俺のように、
使い捨てのコマにする
んだよなぁ?
・・・・・・
暴動や暗殺で行われる
変革が、人々を幸せに
できるはずがない
そんなものは、人々に
不安と混乱を与えるだ
けではないか!?
ならば・・・
お前は何をしてきた?
・・・!!
人々の犠牲を否定する
お前は、そのために何
をしてきたのだ?
ラムダさま・・・
セシルよ、俺はお前に
こんなくだらん交渉を
頼んだ憶えはないぞ
ラムダ様、これは私の
独断によるものです
セシル殿をとがめるの
は間違いです
・・・まあ、いい
部下が騒がせたことは
わびておこう
今の話は無かったこと
にしてもらいたい
待ってくれ
イムランを暗殺するな
んて、そんなことした
ら、街はどうなるか
本当にわかって
言ってるのかよ!?
待ってくれ
イムランを暗殺すると
いうことが、この街に
どんな影響をもたらす
のかを・・・
貴方たちは本当に理解
しているのか?
ちょっと待ってよ
イムランを暗殺すると
いうことが、この街に
どんな影響をもたらす
のかを・・・
あんたたち、
わかってんの?
待ってください
イムランを暗殺すると
いうことが、この街に
どんな影響をもたらす
のかを・・・
貴方たちは本当に理解
しているのですか?
どういうことだ?
今のサイジェントの街
の繁栄は、召喚術の力
を借りることで初めて
成り立っている
その運営を担っている
彼を殺せば、この街は
確実に衰退するだろう
・・・!!
今の姿こそ異常なのだ
奴らが現れる前から、
ここは街だったわ
豊かではなかったけど
平和な街だった
それは貴方たちも
知っているでしょう?
むう・・・
昔の姿に戻るだけさ
もっとも、混乱は起き
るだろうがな
結局のところは
人々に苦しみを与える
だけじゃないか・・・
自らの手で騎士を捨て
たお前にはわかるまい
今もなお、逃げ続けて
いるお前にはな・・・
ラムダはどうして、
レイドが騎士を捨てた
ことを責めるんだろう
なにか理由があるんだ
ろうか・・・?
ラムダはどうして、
レイドが騎士を捨てた
ことを責めるんだろう
なにか理由があるんだ
ろうか・・・?
ラムダはどうして、
レイドが騎士を捨てた
ことを責めるのかな?
なにか理由があるのか
なぁ・・・?
ラムダさんは、なぜ
レイドさんが騎士を
捨てたことを
責めるのか・・・
なにか理由があるんで
しょうか・・・
ラムダはお前さんの力
をアテにしてなかった
ようだな
もっとも、それは彼ら
だけで計画を実行する
自信があるということ
なんだろうが
ラムダは、どうやって
イムランを殺すつもり
なんだろう?
ラムダは、どうやって
イムランを殺すつもり
なんだろうか?
ラムダは、イムランを
殺すなんて計画を
いったい、どうやって
成功させる気かな?
ラムダさんは・・・
イムランさんを
どうやって殺害
しようとしている
んでしょう
さあな・・・
多分、それなりの計画
があるんだろうな
@n0
私はやっとわかったよ
私はあの時、たしかに
逃げてしまった
それを責められること
は仕方がない
しかし、ここから先は
もう逃げない
自分が正しいと思った
こと、やり遂げたいと
思ったことから逃げた
くはないんだ!!
レイド・・・
レイド・・・
レイド・・・
レイドさん・・・
ラムダ先輩は、あの時
と同じことをしようと
しているんだ
全ての汚名を自分たち
が背負うことで、人々
を救おうとしている
だが、
それは間違っている
何かを犠牲にすること
で得られる幸福なんて
なんの価値もない!
それを私は、あの人に
伝えなくてはならない
と思うんだ・・・
力を、貸して欲しい
あやまちを繰り返さな
いための力を、みんな
に貸してほしいんだ!
わかったよ、レイド
アキュートを止めよう
あやまちを繰り返さな
いために!
わかったよ、レイド
アキュートを止めよう
あやまちを繰り返さな
いために!
うん、レイドの
言うとおりだと思う
アキュートを止めよ!
同じ間違いを繰り返し
ちゃだめだよね!
わかりました
レイドさん・・・
アキュートを止めまし
ょう・・・おなじ間違
いを繰り返したら
だめです・・・
ケッ、改まって言うよ
うなことじゃねえだろ
俺たちはな、お互いに
助けあうためにここに
いるんだぜ?
ガゼル・・・
ぐずぐずしてねえで、
さっさと行こうぜ
手遅れにならねえ
うちによ!
アカネだったら、
どうやってイムランを
暗殺しようと思う?
アカネだったら、どう
やってイムランを暗殺
しようと思う?
アカネだったら、どう
やってイムランを暗殺
する?
アカネさんなら、
どうやってイムランを
暗殺しますか?
うーん・・・
基本はやっぱ、
相手が一人でいる時を
狙うってことかな?
でも、お城の中じゃあ
それもなかなか難しい
かもねえ
あ、アカネ
ほら、このお守り
お前のだろ?
悪いな・・・
本当はもっと早くに
返すつもりだった
んだけどさ・・
アカネ
このお守りは
君のだろ?
悪い・・・
本当はもっと早くに
返すつもりだった
んだけど・・
あ、アカネ
ほら、このお守り
アカネのでしょ?
ごめんね・・・
本当はもっと早くに
返すつもりだった
んだけどね
アカネさん
はい、このお守り
アカネさんのでしょ?
ごめんなさい・・・
本当はもっと早くに
返すつもりだったん
ですけれど
そっか・・・
アンタとぶつかった時
に落としてたのか
もう見つからないと
思ってたけど、本当に
よかったよ・・・
何か特別なもの
なのかい?
何か特別なもの
なのかい?
何か特別なものなの?
何か特別なもの
なのですか?
うん・・・
これ、アタシの母さん
が作ってくれたんだ
この世界に来ちゃった
今では、もう会えるか
どうかわからない
けどね
そういう大事な物なら
もう落としちゃダメ
だぜ?
そういう大事な物なら
もう落とさないように
注意してくれよ?
そういう大事な物なら
もう落とさないように
しなくちゃね?
そういう大事な物なら
もう落とさないように
してくださいね?
うん、気をつける
届けてくれてありがと
@n0
貴方はラムダが騎士団
を追放されたのに絶望
して、騎士を辞めたと
言ってましたね
ならどうして、
ラムダにそのことを
言わないんですか?
貴方はラムダが騎士団
を追放されたのに絶望
して、騎士を辞めたと
言ってましたね
ならどうして、ラムダ
にそのことを言わない
んですか?
レイドさんはラムダさ
んが騎士団を追放され
たから、騎士団をやめ
たんだよね?
だったら、どうして
ラムダさんにそのこと
を言わないんです?
貴方はラムダさんが
騎士団を追放された
から、騎士を辞めたと
言ってましたね
ならなぜ、ラムダさん
にそのことを言わない
んですか?
・・・・・・
ラムダは貴方が騎士を
辞めてしまったことを
強く責めています
そして貴方はそのこと
を指摘されるたびに、
胸を痛めている・・・
どうしてですか?
答えてください
レイドさん!?
ラムダは貴方が騎士を
辞めてしまったことを
強く責めています
そして貴方はそのこと
を指摘されるたびに、
胸を痛めている・・・
どうしてですか?
答えてください
レイド!?
ラムダさん、レイドさ
んが騎士団をやめたこ
とが、許せないみたい
なのに、レイドさんは
だまったままで・・・
平気じゃないんでしょ
・・・どうしてなんで
すか?
レイドさん!
ラムダさんは貴方が
騎士をやめてしまった
ことを・・・強く
責めていますよね
そして貴方はそのこと
を指摘されるたびに、
胸を痛めています
なぜですか?
答えてもらえますか
レイドさん
責められても、仕方が
ないからだよ・・・
ラムダ先輩が騎士団を
追放されるきっかけを
作ってしまったのは、
私なのだからね
!?
あの頃はまだ、人々は
領主様のやり方に強い
反発をもっていた
いくつもの暴動が続き
そのたびに私たち騎士
は鎮圧に出向いた
そんなある日、暴徒に
よって繁華街の北部に
火が放たれたんだ
暴徒から領主を守るの
が先か、無関係な市民
を火事から守るのが先
か・・・私は悩んだ
そして、私は市民を
守ることを選んだ
守るべき持ち場を放棄
してしまったんだ
・・・・・・
召喚師たちの力で暴動
は食い止められたが、
私は責任を問われた
その時、ラムダ先輩が
私をかばったんだ
レイドが街に向かった
のは、私がそうしろと
命じたからです!
先輩は暴徒との戦いで
片目を失っていたのに
その原因を作った私を
かばったんだよ・・
それを理由に、全ての
責任を背負って騎士団
から追放されたんだ
そうだったのか
そうだったんですか
そうなんだ・・・
そうだったんですか
追放の日、ラムダ先輩
は私たちに言ったよ
領主様の目を覚まして
くれ、と・・・
でも、私はその期待に
応えられなかった
日増しに召喚師の力が
強くなる中、罪悪感で
私は狂いそうだった
そして・・・
逃げてしまったんだ!
ラムダ先輩との約束を
破って、騎士の誇りを
捨てて逃げたんだ!!
だから、ラムダ先輩が
私を責めるのは当然の
ことなんだよ・・・
私は、卑怯者なんだ
レイドさん・・・
レイド・・・
どうしよう?
 そんなことない!
 それでいいんですか?
 そんなことない!
 それでいいんですか?
 そんなことない!
 それでいいんですか?
 そんなことありません
 それでいいんですか?
そんなことない!
レイドは卑怯者なんか
じゃない!!
本当に卑怯だったら、
自分の都合の悪いこと
を口になんかできない
はずだよ・・・
そんなことないです!
レイドは卑怯者なんか
じゃない!!
本当に卑怯だったら、
自分の都合の悪いこと
を口になんかできない
はずですよ・・・
そんなことない!
レイドは卑怯者なんか
じゃないよ!
本当に卑怯だったら、
自分が悪かったなんて
口になんかできない
はずだよ・・・
そんなことありません
レイドさんは、卑怯
じゃありません
本当に卑怯だったら、
自分の都合の悪いこと
を口になんて、
できませんから・・
@n0・・・
ラムダさんに
伝えなくちゃいけない
レイドが悩んだこと、
苦しんだことを、
あの人に伝えるんだ
そうしなければ
レイドは本当の卑怯者
になってしまう
俺は、そう思うよ
貴方は、ラムダさんに
伝えなくちゃいけない
貴方がそうして悩み、
苦しんだことを、あの
人に伝えなくては
今、そうしなければ
レイドは本当の卑怯者
になってしまう
僕は、そう思う
レイドさんが
何を苦しんで、
何を悩んだのか・・・
ちゃんとラムダさんに
伝えようよ!
じゃなきゃ、
レイドさんは
卑怯者のままだよ!
だから、ね!
ラムダさんに
伝えましょう
レイドさんが悩んだこ
とや、苦しんだことを
あの人に伝えましょう
レイドさんを卑怯者
のままにしておく
わけにはいきません
わたし
そう思うんです
それでいいんですか?
自分の中に全てをしま
いこんで、それで解決
したことにしてしまっ
ていいんですか!?
そのほうがよっぽど、
卑怯じゃないか!!
それでいいんですか?
自分の中に全てをしま
いこんで、それで解決
したことにしてしまっ
ていいんですか!?
そのほうがよっぽど、
卑怯じゃないですか!
それでいいんですか?
自分で抱え込んで、
全部解決したつもりで
いるんですか!?
レイドさんは・・・
やっぱり卑怯者だよ!
それでいいんですか?
自分の中に全てをしま
いこんで、それで解決
したことにしてしまっ
ていいんですか
そのほうがよっぽど、
卑怯だと思います!
@n0・・・
ラムダさんに
伝えなくちゃいけない
レイドが悩んだこと、
苦しんだことを、
あの人に伝えるんだ
そうしなければ
レイドは本当の卑怯者
になってしまう
俺は、そう思うよ
貴方は、ラムダさんに
伝えなくちゃいけない
貴方がそうして悩み、
苦しんだことを、あの
人に伝えなくては
今、そうしなければ
レイドは本当の卑怯者
になってしまう
僕は、そう思う
ラムダさんに
伝えなくちゃ・・・
レイドが悩んだこと、
苦しんだことを、あの
人に伝えようよ!
レイドさんが卑怯者
じゃなくなるには、
それしかないよ!
偉そうなこと言って
ごめんなさい・・・
でも、そう思うの!
行こう!
レイドさん!
ラムダさんに
伝えましょう・・・
レイドさんが、
悩んだこと、苦しんだ
ことを・・・
伝えないと、レイドさ
んは、卑怯者のまま
になってしいます
伝えましょう
街の人々が苦しんでる
のは召喚師のせいって
思っていたけど
街の発展を支えている
のも召喚師なんだよな
街の人々が苦しんでる
のは召喚師のせいだと
思いこんでいたけれど
街の発展を支えている
のも召喚師なんだ
街の人々が苦しんでる
のは召喚師のせいって
思っていたけど
街の発展を支えている
のも召喚師なんだよね
街の人々が苦しんでる
のは召喚師のせいって
思っていたけど
街の発展を支えている
のも召喚師なんですね
鉄道も工場も、みんな
召喚獣の力で動いてる
んだ
イムランたちを殺せば
街の鉄道も工場も
全部止まるんだよ
混乱が起きる、か
混乱が起きちゃう
混乱が起きますね
いや・・・
下手をすれば、
街自体が滅びる
アキュートのやろうと
していることは、それ
ほど危険なんだよ!
鉄道も工場も、みんな
召喚獣の力で動いてる
ようなものだ
イムランたちを殺すと
いうことは、それらを
活動停止にしてしまう
ことになるんだ
混乱が起きる、か
混乱が起きちゃう
混乱が起きますね
いや・・・
下手をすれば、街自体
が滅びるかもしれない
アキュートのやろうと
していることは、
それほど危険なんだ
鉄道も工場も、みんな
召喚獣の力で動いてる
ようなものだもんね
イムランたちを殺せば
それらが全部
止まっちゃうってこと
混乱が起きる、か
混乱が起きる、か
混乱が・・・
起きてしまいますね
ううん・・・
下手をすれば、
この街が滅びるかもよ
アキュートのやろうと
していることは、
それだけヤバイのよ
鉄道も工場も、全てが
召喚獣の力で動いてい
るようなものです
イムランたちを殺すと
いうことは、それらを
活動停止にしてしまう
ことと同じです
混乱が起きる、か
混乱が起きる、か
混乱が起きちゃう
いえ・・・
下手をすれば、街自体
が滅びかねません
アキュートのやろうと
していることは、
それほど危険なのです
あの三兄弟が街を変え
た原因だというなら、
奴らを消してしまえば
街は元に戻る
ソルの話を
キールの話を
カシスの話を
クラレットの話を
聞くまでは、
俺もそう思っていたよ
でも、違ったんだな
奴らを殺したところで
変わってしまった街は
元に戻らない・・・
ローカスさん・・・
もう、どうしようも
ないのか?
どうしよう?
 らしくないですよ?
 方法はあるはずです
 らしくないですよ?
 方法はあるはずです
 らしくないですよ!
 方法はあるはずです
 らしくないですよ?
 方法はあるはずです
らしくないですよ?
ローカスさん
らしくないですよ?
ローカスさん
らしくないですよ!
ローカスさん
らしくないと思います
ローカスさん
@n0・・・
暴動の時、貴方は最後
まで戦おうとしました
待っているのが確実な
敗北だと知っていて、
それでも戦おうとした
じゃないですか?
暴動の時、貴方は最後
まで戦おうとしました
待っているのが確実な
敗北だと知っていて、
それでも戦おうとした
じゃないですか?
暴動の時、最後まで
戦おうとしたじゃ
ないですか!
負けるってわかって
たのに!それでも
戦おうとしたんじゃ
ないんですか!
暴動の時、貴方は最後
まで戦おうとしました
確実に負けると
知っていて戦おうと
したローカスさんは、
正しいと思います
方法はあるはずです
昔の姿に戻すことは
できなくても、今の
街にふさわしい決着
をつける方法が
それを探すことが、
何より大切なんじゃ
ないですか?
方法はあるはずです
昔の姿に戻すことは
できなくても、今の
街にふさわしい決着
をつける方法が
それを探すことが、
何より大切なんじゃ
ないですか?
方法はあるはずです
昔の姿に戻すことは
できなくても、今の
街にふさわしい決着
をつける方法が!
それを探すことが、
何より大切なんじゃ
ないですか?
方法はあるはずです
昔の姿に戻すだけが
正しいわけじゃないと
思います・・・・
それよりも、新しい
もっといい街を作る
ことが、大切だと
わたしは思います
・・・・・・
よお、珍しいところで
会ったな
ガゼル?
ガゼル?
ガゼル?
ガゼルさん?
ラムダが何をやらかす
つもりかはわからねえ
が、狙いがイムランっ
てことはわかってる
ここで三兄弟の動きを
見張ってりゃ、何かが
わかるんじゃないかと
思ってよ・・・
たしかにそうだ
たしかにそうだな
たしかにね・・・
そうですけど・・・
ただ、わかったとして
もそれだけじゃ俺たち
は動けねえ
決断するのは・・・
レイドだからな
おや、お若いの
また会うとはなあ
ああ、じいさんか
ああ、おじいさん
おじいさん?
あ、おじいさん
どうした?
何やら悩みごとのある
様子じゃのう
よければひとつ、
このオイボレに話して
みんか・・・ん?
どうしよう?
 話してみる
 遠慮しておこう
すいません
ちょっとそれは・・・
すいません
ちょっとそれは・・・
ごめんなさい
でも、変なことに
巻き込むわけには
もうしわけありません
わたしたちの問題
ですから・・・
あ、いやいや
無理に話さなくていい
気にせんでくれ
ただ、お節介を言わせ
てもらえるなら、一人
で何もかもを背負おう
とせんことじゃ
無理をしている人間は
はたから見ている者も
辛くさせるからな
・・・・・・
どんな立派な志をもっ
ていようと、人が
一人でできることなど
知れたものじゃよ
そう思えば、いくらか
気も楽になるもんだ
・・・それじゃあな
なるほどのう
あんたの知らないこと
で、友達が苦しんどる
わけか
俺は、どうしたら
いいんでしょうか?
僕は、どうしたらいい
んでしょうか?
あたし、どうしたら
いいのか
わかんなくて・・・
はい、わたしには
なにができるでしょう
どうしたらいいか、と
いうのが問題ではなく
本当に大切なことは、
あんたがどうしたいの
か、ではないか?
・・・!!
友達はきっと、あんた
たちが大切だから沈黙
を守っとるんだろう
じゃがな、人が
一人でできることには
限界がある・・・
そんな友達に、あんた
がしてやりたいと思う
ことを、自信をもって
してやりなさい
俺が、してあげたいと
思ったこと・・・
ありがとう、じいさん
そうしてみる!
僕が、してあげたいと
思ったこと・・・
ありがとう
そうしてみますよ!
あたし・・・
どうしてあげたい
んだろう・・・・
・・・そっか!
そうしてみる!
おじいさんありがと!
わたしが・・・
レイドさんに・・・
してあげたいこと
ありがとうございます
おじいさん
なんだか、気持ちが
軽くなりました・・
ほほっ、お役に立てて
何よりじゃよ
・・・猫?
どうしよう?
 放っておく
 近づいてみる
また、魚でも釣って
リプレを喜ばせて
やろうかな?
また、魚でも釣って
みるかな?
うーん
魚釣りねぇ・・・
また、魚を
釣って帰ったら
リプレさん
喜ぶかしら・・・
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
どうしよう?
 やめておく
 魚釣りをする
気にしなくていいって
こういう時もあるわ
うん、これだけあれば
充分だよ
わぁ、ずいぶん
たくさん釣れたのね
こんな大物
どう料理したらいいか
迷っちゃいそう
すごいじゃない!
これならきっと、おい
しいお料理ができるわ
これって・・・
食べられるのかしら?
ごくろうさま
きっとみんなも喜んで
食べてくれるよ
また何か釣れた時は
私のところに
もってきてね
腕によりをかけて
おいしい料理を作って
あげるから、ね?
さて、問題はあいつら
がどういう計画を
立てているかだな
イムランは今、
鉱山の視察で街を
留守にしてるらしいぜ
帰ってくるのは明日に
なるって、屋敷の連中
が言ってたからな
多分、アイツらはそれ
を狙ってると思うな
街の外だったら、余計
な邪魔も入らないし
しかし、相手は鉄道を
使って移動してるぞ?
だったらなおさら、
道を塞いじゃえば
逃げ場がなくなる
じゃんか
そうだとすれば、
線路のどこかに
アキュートはワナを
仕掛けるはずだ
そうだとすれば、
線路のどこかに
アキュートはワナを
仕掛けるはずだ
・・・線路のどこかに
アキュートはワナを
仕掛けるはずだよね
なら、アキュートは
線路のどこかにワナを
しかけているんじゃ
ないでしょうか?
時間が惜しい
とにかく、線路伝いに
探してみよう
なんだっ!?
なんだっ!?
なななにっ!
何の音!?
ちくしょう、一足違い
だってのかよ!?
いや、まだだ!
まだ間に合うはずだ!
いや、まだだ!
まだ間に合うはずだ!
まだだよ!
あきらめちゃだめ!
まだです・・・
あきらめるのは
はやいと思います!
ななな、何事だっ!?
久しぶりだな
イムラン・マーン
お前は、ラムダ・・・
貴様の命、貰うぞ!
ひっ、ひいいっ!!
やめるんだ、ラムダ
レイド・・・
あくまで邪魔をすると
いうのか?
そいつを殺したところ
で、街が元の姿に戻る
わけじゃない
貴方にはわかっている
はずだ!?
・・・・・・
なんなんだ・・・
お前ら、一体、なんの
つもりだあぁっ!?
いいからさ、オジサン
ちゃっちゃと逃げなよ
おじっ・・・!?
あんたは許せないけど
殺されるのをほっとく
つもりもないんだ
さあ、早く!
悔しいけれど、貴方を
殺されるわけにはまだ
いかないんだ
さあ、早く!
あなたはキライだし
許せない・・・
でも、殺されていい
わけないからね!
さあ、早く!
イムランさん・・・
あなたは嫌いですけど
でも、あなたが死ぬの
も、見過ごせません
はやく逃げてください
くうぅぅっ・・・
憎い、憎い、憎いっ!
覚えておけよっ!
平民どもめぇぇっ!!
私たちの邪魔をすると
いうのなら、ラムダ様
の知己であろうと
容赦はしない!
そいつは
こっちの台詞だぜ
レイドがお前らを、街
のことをどれだけ心配
しているのか、腕ずく
でも教えてやる!
やってくれたな
レイド・・・
ラムダ、貴方の方法
では人々は救えない
犠牲を払うことで得ら
れる平和には、なんの
価値もないんだ!!
ならば、お前は
どうしろと言うのだ
犠牲を作ることなしに
街の人々を救うことが
できるのなら、それを
俺に示してみろ!?
・・・・・・
俺も昔は、
お前と同じだった
理想を持った者が力を
合わせたなら、不可能
はないと思っていた
だがな、理想を現実に
するためには、絶対に
何かが犠牲になるのだ
確かに、そうなのかも
しれない・・・
でも、それでも私は
目の前で誰かが犠牲に
なるのを黙って見ては
いられないんです!
どう話をしたところで
無意味なようだな
レイドよ
いずれ改めて、お前と
は決着をつけよう
 理想のために犠牲を
 いとわないラムダと、
 犠牲を作らないという
 理想を望むレイド
 二人の元騎士の信じるものは
 どちらも正しいのだろう


 けれど、俺にはラムダの信念を
 受け入れることはできない


 自らが生み出す犠牲を知り、
 その重みを背負うだけの覚悟は
 俺にはないだろうから・・・
 理想のために犠牲を
 いとわないラムダと、
 犠牲を作らないという
 理想を望むレイド
 二人の元騎士の信じるものは
 どちらも正しいのだろう


 けれど、僕にはラムダの信念を
 受け入れることはできない


 自らが生み出す犠牲を知り、
 その重みを背負うだけの覚悟は
 僕にはないだろうから・・・
 ラムダさんは理想のための
 犠牲は、仕方ないって思って
 いるし・・・レイドさんは逆に
 犠牲を出さないために戦っている
 元々騎士だったふたりの考えは
 どちらも正しい


 でも、あたしはレイドさんの
 考えが正しいって信じたい


 自分が行ったことの重さ
 犠牲の大きさを背負うなんて
 あたしにはできそうにない・・


 なら、できることは、犠牲を
 出さないようにすることだけ
 そう思うんだ・・・
 理想のために犠牲を
 いとわないラムダさん、
 犠牲を作らないという
 理想を望むレイドさん
 二人の元騎士の信じるものは
 どちらも正しいのでしょう


 けれど、ラムダさんの信念を
 受け入れることはできない


 自らが生み出す犠牲を知り、
 その重みを背負うだけの覚悟は
 わたしにはないだろうから・・・
ラムダは、自分のしよ
うとしていることを
きっとわかってる
犠牲さえも、
自分の罪にして、
背負っていく
つもりなんだ・・・
俺は・・・
すこしだけあの人の
ことがうらやましい
のかもな・・・
え?
全てを覚悟して
決断できる勇気が
あったなら・・・
ソルさん?
ソル?
あ、いや
なんでもない
なんでもないよ
自分の行おうとして
いることの結果を、
ラムダはきっと
理解している
犠牲を生むことの
罪の重さを、
背負っていく決意を
もっているんだろう
僕は・・・
すこしだけあの人の
ことがうらやましい
え?
全てを覚悟して
決断できる勇気が
あったなら・・・
キールさん?
キール?
いや・・・
なんでもない
なんでもないんだ
自分の行おうとして
いることの結果を、
ラムダはわかってる
んだよね
犠牲を生むことの
罪の重さを、
背負ってく覚悟を
してるんだろうな
ちょっと・・・
うらやましいかも
え?
アタシにも
決断するための勇気が
あったら・・・
カシスさん?
カシス?
あっ・・・
な、なんでもないよ
あは、ははははっ
あは、ははははっ
自分の行おうとして
いることの結果を、
ラムダはきっと理解
しています
犠牲を生むことの
罪の重さを、背負って
いく決意をもって
いるのでしょう
私は・・・
すこしだけあの人の
ことがうらやましい
かもしれません
え?
全てを覚悟して
決断できる勇気が
あったなら・・・
クラレット?
いえ・・・
なんでもないんです
・・・・・・
本当は、私にも
わかっているんだよ
犠牲を払わなければ
現実を変えることは
できないのだろう
けれど、私はそれでも
犠牲を認めたくは
ないんだ
甘い、だろうか?
そうかもしれない
でも・・・
俺はレイドの考えを
信じたいよ
どうせ幸せになるの
なら、みんな一緒の
ほうがいいもんな
そうかもしれません
でも・・・
僕はレイドの考えを
信じたいよ
どうせ幸せになるの
なら、みんな一緒の
ほうがいいですから
甘いかも・・・
でも・・・
レイドの考え方
あたしは好き
どうせ幸せになるん
なら、みんな一緒が
いいに決まってるし
かもしれませんね
でも・・・
わたしはレイドさん
のこと、信じてます
みんながいっしょに
幸せになれる方法を
探しましょう
ああ・・・
そのとおりだな
しかしイムランの奴、
助けてやったのに
礼のひとつもなしかよ
じゃあさ、涙を流して
感謝してきたら?
それとも、涙を流して
感謝して欲しいのか?
ひざまづいて
「ガゼルさま~」
・・・とか?
でも、涙を流して感謝
するイムランさんも
気持ち悪いですよね
ケッ!
そんな気色悪いこと
しやがったら、蹴って
やるぜ!!
それじゃ、意味ないと
思うぞ・・・
それじゃ、意味がない
と思う・・・
ねえ、それって
謝るなってこと?
・・・矛盾して
ませんか、それ・・・
なるほどな
レイドはそれを
気にしていたのか
レイドのことを思って
したことが、あいつを
逆に苦しめてしまった
んだな
できればこれ以上、
俺はあの二人には
戦ってほしくないよ
できればこれ以上、僕
はあの二人には戦って
ほしくないですよ
あたしね、あのふたり
って、もう戦うべき
じゃないと思うの
わたし・・・できれば
ふたりに戦ってなんて
ほしくないんです
ああ、そうだな
ワシもそう思うよ
親しい者同士が争うの
は、とても悲しいこと
だからな・・・
貴方たちが、この街を
救ってくれたってこと
みんな気がつきも
しないんだろうね
感謝してほしくて
したことじゃないんだ
気にしてないよ
それに俺が本当に救い
たかったのはレイドの
心だったんだから
感謝してほしくてした
ことじゃないんだ
気にしてないよ
それに僕が本当に救い
たかったのはレイドの
心だったんだから
え~、でもねぇ
別に誰かに感謝された
くてやったわけじゃ
ないし
あたしは、あくまで
レイドを楽にして
あげたかったの!
リプレさん、わたし
別に街を救おうとした
わけじゃないんです
わたしは、ただレイド
さんの心に傷が残るの
が嫌だったから・・・
うん、わかってる
けどね・・・
なんだかちょっと
私は不満だよ
こんなにがんばってる
貴方たちのこと、誰も
知らないなんて・・・
リプレ・・・
リプレ・・・
リプレ・・・
リプレさん・・・
兄ちゃんたち、すぐ側
で列車をみたんだろ
姉ちゃんたち、すぐ側
で列車をみたんだろ
ねえねえ、速かった?
すごかった!?
うーん、俺が見たのは
落石でひっくり返った
あとだからなぁ
そう言われてもな
僕が見た列車は、落石
でひっくり返っていた
ものだったし・・・
あたしが見たのは
落石でひっくり返った
あとだからなぁ
いえ、わたしが見たの
は転んで止まった
列車ですから・・・
なんだ・・・
つまんないの・・・
いくらもらったの?
へ?
え?
え?
いくら?
え?
この街の偉い人を
助けたんだから、
それなりのお礼は
出たんでしょ
おいおい、そんなの
もらえるわけないって
何ももらってないよ
最初から期待もして
なかったし・・・
そんなの、もらえる
わけないよ
お金はもらえないの
ひょっとして
タダ働きだったの!?
あたしだったら絶対、
そんなことしないのに
バカみたい・・・
レイド・・・
げんきでるといいね?
ラミね・・・
みんながわらってるの
がいちばんすき
だから・・・
うん、そうだよな
レイドにも笑っていて
ほしいよな?
うん、そうだね
レイドにも笑っていて
ほしいよね?
うん、レイドさんには
笑っててほしいね
そうね、レイドさんに
は、いつも笑っていて
ほしいものね?
・・・(こくん)
早くそうなれるように
俺たちもがんばる
約束するよ
早くそうなれるように
僕たちもがんばる
約束するよ
あたしたちもがんばる
・・・だから、ラミ
ちゃんも、協力してね
わたしたちも、レイド
さんが笑えるように
がんばるから・・・
安心して・・・
セシルって姉ちゃん、
俺っちと同じ格闘家
だったんだな・・・
ああ、俺も驚いたよ
ああ、僕も驚いた
うん、びっくりした
格闘家って感じじゃ
ないもんね
わたしも、ちょっと
びっくりしました
あの蹴りもすごかった
けど、ストラの効果が
とんでもなかったぜ
多分、もともとそっち
が専門だったんだろう
なあ・・・
専門って?
専門って?
専門って?
専門・・・ですか?
ストラを身につけよう
として格闘術を学ぶ人
もいるからな
あの姉ちゃんもきっと
そういうのだと思う
成り行きだったとはい
え、イムランを助ける
ことになるとは・・・
納得できない?
納得できないか?
納得できない?
納得できませんか?
いや、あれは
仕方なかったと思う
あんな奴でも、
この街に必要なのは
事実なのだからな
ふにゅうぅぅ
今日は疲れたですのぉ
街からずうっと歩きっ
ぱなしだったからな
無理についてこなくて
もよかったのに・・・
街からずうっと歩きっ
ぱなしだったからね
無理についてこなくて
もよかったのに・・・
街からずうっと歩きっ
ぱなしだったもんね
ほんと、無理して
ついてこなくても
よかったのに・・・
ずっと歩きづめ
だったものね?
無理についてこなくて
もよかったのに・・・
ダメですのぉ・・・
モナティは、マスター
の側にいないと・・・
マスターと離ればなれ
になるのは・・・
もう・・・
モナティ?
・・・すうぅぅ
やれやれ
こりゃ、部屋まで運ぶ
のが大変だな・・・
やれやれ
これは、部屋まで運ぶ
のが大変だな・・・
寝ちゃった・・・
ふふふ・・・
やっぱり、かなり
疲れてたのね・・・
アタシはさ、おまけで
この世界に来たのよ
おまけ?
おまけ?
おまけ?
おまけ、ですか?
お師匠を助けようとし
てしがみついたらさ、
一緒に連れてこられ
ちゃったってワケ
無茶するなぁ
無茶をしたもんだな
無茶するね・・・
・・・はぁ
で、呼ばれたのはいい
んだけど・・・忍者っ
てのは、色々と厳しい
おきてがあってね
自分が心から認められ
る相手にしか、忠誠を
誓っちゃいけないんだ
あとは、言わなくても
わかるでしょ?
召喚師から逃げ出して
はぐれになったんだな
召喚師から逃げ出して
はぐれになったのか
その召喚師から逃げて
はぐれをやってる
ってわけなんだ?
召喚師から逃げ出して
はぐれになった・・・
そういうわけですね?
へへへ
まあ、そーゆうこと
さいわい、アタシたち
の格好はこの世界の人
とかわんなかったから
お師匠は忍者の知識で
薬屋を始めたの
なるほど・・・
ラムダさんは、犠牲を
出すことをいとわない
っていってますけど
なんだか、それだけ
じゃない気がします
それだけじゃない?
それだけじゃない?
それだけじゃない?
それだけじゃない?
どういうことです?
あの人は・・・
むしろ自分自身が犠牲
になろうとしている
気がするんです
僕のかんちがいなの
かも知れないですけど

   ソルは
   どうしてあんなことを
   言ったんだろう?
   ソルは
   どうしてあんなことを
   言ったんだろ?
   ソルさんは
   どうしてあんなことを
   言ったのでしょう?

   キールは
   どうしてあんなことを
   言ったんだろう?
   キールは
   どうしてあんなことを
   言ったんだろ?
   キールさんは
   どうしてあんなことを
   言ったのでしょう?

   カシスは
   どうしてあんなことを
   言ったんだろう?
   カシスは
   どうしてあんなことを
   言ったんだろう?
   カシスさんは
   どうしてあんなことを
   言ったのでしょう?

   クラレットは
   どうしてあんなことを
   言ったんだろう?
   クラレットは
   どうしてあんなことを
   言ったんだろう?
   クラレットは
   どうしてあんなことを
   言ったんだろ?

    レイドは過去を
    ふっきったみたいだな
    レイドは過去を
    ふっきったようだな
    レイドは過去を
    ふりきれたみたい
    レイドさん
    もう大丈夫ですね

   イムランにお礼を
   期待してもなぁ・・・
   イムランに感謝
   されるのも、な・・・
 イムランにお礼を期待するのは
 ムダじゃないかな?
 イムランさんはお礼を
 する気はないと思います・・・

  なんとか、二人を
  止められないだろうか?
  なんとか、二人を
  止められないだろうか?
  なんとか、二人を
  止められないかな?
 なんとかして、
 ふたりが争わないで済む
 方法を考えないと

   街を救ったって実感は
   あんまりないかもな
   街を救ったって実感は
   あんまりないけれどね
  街を救ったって言われても
  実感ないしなぁ
 街を救ったなんて
 そんなふうには思えません・・・

   どこの世界でも子供は
   乗り物が好きなんだな
   どこの世界でも子供は
   乗り物が好きなんだな
 アルバも子供だね
 やっぱ乗り物が好きなんだ
  ここの子供も
  乗り物好きなんですね

   タダ働きって
   言われてもなぁ・・・
   タダ働きって
   言われてもね・・・
   タダ働きって
   言われてもなぁ・・・
   タダ働きですか・・・

   ラミちゃんのためにも
   なんとかしなくちゃな
   みんなが笑顔になれる
   ようがんばらなくちゃ
   ラミちゃんのためにも
   なんとかしなくちゃ
   ラミちゃんのためにも
   なんとかしなくちゃ

  まさかセシルさんがストラの
  使い手だったとは
  まさかセシルさんがストラの
  使い手だったとは
  まさかセシルさんもストラを
  使えるなんてね~
   セシルさんもストラを
   使えるなんて

  ローカスにしてみれば
  複雑だろうな・・・
  ローカスにしてみれば
  複雑だろうな・・・
  ローカスの方も
  複雑なんだろうなぁ
  ローカスさん・・・
  複雑そうですね・・・

   離ればなれに
   なりたくない・・・か
   離ればなれに
   なりたくない・・・か
   離ればなれに
   なりたくない・・・か
   離ればなれに
   なりたくない・・・か

   いかにも、忍者っぽい
   理由だよな・・・
 そういう経緯でアカネたちは
 ここにいるのか
  忍者って、
  こういうふうに考えるんだ
   忍者はどこの世界でも
   同じなんですね・・・

   ラムダは、自分を
   犠牲にする気なのか?
   ラムダは、自分を
   犠牲にする気なのか?
   ラムダは、自分を
   犠牲にする気なのかな?
  ラムダさん
  自分を犠牲にする気じゃ?

scn011

大人数になったぶん、
こうやってまとめ買い
して節約しないとね
自分のお腹に
入るものなんだから、
がんばれるでしょ?
とほほ・・・
まあ、ね
あ、それを言われると
そうですね・・・
あんまり、食べる方
だとは、思わないの
だけれど・・・
おいおい、坊主
今から女の尻に
しかれてんのか?
おやおや
仲良くお買い物でも
してきたのかい?
この声は・・・
この声は・・・
この声・・・?
この声は・・・
どうしよう?
 スタウトか!?
 姿を見せろっ!
 スタウトか!?
 姿を見せろっ!
 スタウト!?
 姿を見せなさい!
 スタウトさん?
 誰ですか?
スタウトか!?
スタウトか!?
スタウト!?
スタウトさん?
へへへっ
大当たりってかぁ
うそ・・・
屋根の上にいたなんて
姿を見せろっ!
姿を見せろっ!
姿を見せなさい!
誰ですか!?
別に怒鳴らなくたって
いいだろ・・・
あんたの真後ろに
いるぜ・・・
きゃっ!?
へへへっ、悪いな
悪趣味な登場でよ
俺に何の用だ?
僕に何の用だ?
何の用?
こっちは忙しいの!
なんでしょうか?
そうとんがるなって
坊主たちをどうこうし
ようってんじゃねえよ
そうとんがるなって
嬢ちゃん達をどうこう
しようってんじゃ
ねえよ
用事があるのはな
あのレイドって野郎だ
レイドに・・・
レイドに・・・
レイドに?
なんで?
レイドさんですか?
俺は臆病者だからな
お前らのねぐらに入る
度胸はねえんだよ
悪いがよ、呼んできて
くれねえか?
どうしよう?
 そこで待っててくれ
 なんで俺が・・・
 そこで待っててくれ
 なんで僕が・・・
 じゃあ、待ってて
 なんであたしが?
 待っててください
 わたしがですか?
そこで待っててくれ
今、呼んでくる
そこで待っててくれ
今、呼んでくる
じゃあ、待っててよ
今、呼んでくるからさ
待っててください
今、呼んできます
おう、悪いな
なんで俺が、あんたの
頼みを聞かなくちゃ
ならないんだよ
なんで僕が、お前の
頼みを聞かなくちゃ
ならないんだ
なんであたしが?
人にモノを頼む態度
じゃないでしょ、それ
わたしが、ですか?
なぜです?
理由がわかりません
・・・ケチな坊主だな
・・・ケチな嬢ちゃん
だな
余計なお世話だ
取り次ぎはするから、
ついて来てくれ
余計なお世話だ
取り次ぎはするから、
ついて来てくれ
余計なお世話です~!
付いてきたら、用件の
とりつぎくらいはして
あげてもいいけど
・・・わかりました
取り次ぎはします
でも、レイドさんが
来てくれるかは別です
へいへい・・・
しかし、レイドは
あの男と何を
話しとるんだろうな
なんなら、偵察
してきたげよっか?
盗み聞きはダメよ
ケッ・・・
あ、どうやら終わった
みたいだぜ?
邪魔したな
いえいえ、おかまいも
せずに恐縮ですのー
・・・・・・
ラムダ先輩が
会いたがってるらしい
これから行って来るよ
おいおい、まさか一人
で行くつもりなんじゃ
ないだろうな?
そのつもりだよ
馬鹿いうなよ
何があるか
わかんないんだぜ!?
心配しなくても、
あの人はそんな
卑怯なことはしないさ
それは、そうかもしれ
ないけど・・・
それは、そうかもしれ
ないが・・・
そりゃ、
そうだろうケド・・・
それは、そうかもしれ
ませんけど・・・
そんなに心配だってん
なら、誰か一緒に来て
もかまわねえんだぞ
こっちは別に後ろめた
い用事があるわけじゃ
ねえからな
どうしよう?
 自分がついていく
 レイドに選ばせる
俺が行くよ
僕が行こう
あたし、行くよ
わたし、行きます
・・・わかった
そうしてもらおう
頼んだぜ?
@n0
すまんな、スタウト
余計な気をつかわせて
ま、こいつらが
疑うのも当然だろうさ
@n0
ついて来てくれるか?
ええ
ええ
うん
あ、はい
さあ、ここが俺たちの
隠れ家だ
え、でも・・・
ここは酒場じゃ?
え、でも・・・
ここは酒場じゃ?
・・・ここ
お酒のむとこじゃん
え、でも・・・
ここは酒場じゃ
ないんですか?
表向きは酒場ってこと
になってるだけさ
なんせ、隠れ家なんだ
からな
さ、入るぜ?
ああ・・・
おかえりなさい
スタウト
そっちの坊やは?
そっちの
お嬢さんは?
うーん、こちらさんの
保護者みたいなもんだ
保護者って・・・
保護者って・・・
どこが保護者よ・・・
保護者って・・・
レイドさんに
失礼なんじゃ・・・
ラムダは?
ラムダ様は奥にいます
私が案内しましょう
おっと、坊主
悪いが旦那はレイドと
二人っきりが望みだ
おっと、嬢ちゃん
悪いが旦那はレイドと
二人っきりが望みだ
話が終わるまで、
ここで俺たちと
待っていてくれよな
せっかく酒場に来たの
ですし、何か飲まれて
はいかがです?
お、お酒はちょっと
いや、お酒は・・・
お酒は飲めないんです
すいません
飲めないもので・・・
ははは、それでしたら
果物のジュースを
さしあげますよ
・・・
・・・・・・・
・・・沈黙がつらい
・・・・・・・
・・・
沈黙は苦手なのに~
・・・・・・・・・・
・・・長い沈黙・・・
おい、ちっとは俺たち
を信用しろよ?
そんなに私たちって
こわいかしら?
え、ええっと・・・
いや、そういうわけで
はないけど・・・
ちょっと・・・
あ、いえ、そういう
わけじゃなくて
せっかくの機会です
そう警戒せず、
世間話でもしましょう
そうだよな・・・
こんなチャンス、
もう二度とないかも
しれないし・・・
そうだ、この機会に彼
らのことを知っておく
必要はあるかも
しれないな
彼らとどうなるにしろ
きっと役に立つはずだ
あ、確かに・・・
こんなチャンス、
もう二度とないかも
しれないし・・・
そういえば・・・
こんなチャンス、
もう二度とないかも
しれないし・・・
どうしよう?
 世間話をする
 質問をしてみる
ここって、本当に酒場
なんですか?
この酒場、本当に営業
しているんですか?
ここって、本当に酒場
なんですか?
ここって、本当に酒場
なんですか?
ええ、そうですよ
ちゃんと営業して
います
もっとも、私が一人で
やっているようなもの
ですけどね
えっ?
酒も料理も、ペルゴの
奴のお手製なのさ
大したものじゃ
ありませんよ
そう言い切られると、
私の立場が
なくなっちゃう
じゃない?
おや、これは失敬
みなさんは、どうして
アキュートに来ること
になったんですか?
みなさんは、どうして
アキュートに来ること
になったんですか?
なんで、みなさんは
アキュートに来ること
になったんですか?
みなさんは、どうして
アキュートに来ること
になったんですか?
・・・そう来たか
ったく、物好きな
坊主だぜ
・・・そう来たか
ったく、物好きな
嬢ちゃんだぜ
私はもともとラムダ様
の部下だったんです
彼が騎士団を追放され
た時、そのままついて
きたのですよ
俺は・・・
拾われたんだよ
拾われた?
拾われた?
拾われたって?
拾われた・・・?
ああ、みっともねえが
酒浸りになっていたの
を旦那に拾われたのさ
私は・・・
セシルはな、看護婦さ
ええっ!?
えっ!?
はい?
看護婦さん!?
スタウト!
いいじゃねえか
隠さなくたってよ
正確には女医ですよ
彼女はストラを学んだ
優秀な女医なんです
じゃあ、ラムダさんの
目を治したのは・・・
じゃあ、ラムダの
目を治したのは・・・
じゃあ、ラムダさんの
目って、セシルさんが
なおしたんですか?
じゃあ、ラムダさんの
目を治したのは・・・
そういうことよ
ただし、治したって
いうのは間違い
治してる、のよ
今もね・・・
待たせたな
あ、いえ・・・
さあ、帰ろう
ラムダと、なんの話を
したんです?
ラムダと、なんの話を
したんですか?
ラムダさんとは、
何の話を
したんですか?
ラムダさんとは、
何のお話を?
この前のこと、そして
これからのことだよ
もう、君たちが彼らと
戦わなくてもいいよう
に話をつけたんだ
そう、ですか・・・
@n0・・・?
え?
え?
え?
え、あ、はい・・・?
いや・・・
なんでもない・・・
レイドはどんな方法で
話をつけたんだろう?
レイドはどんな方法で
話をつけたんだろう?
レイドは話をつけて
くれたって言ったけど
・・・
どうやったのかな?
レイドさんは
どのような方法で
話をつけたの
でしょうか?
俺もそれが気になって
いるんだ
俺たちのしたことは、
ラムダにとっては許し
がたいことのはずだ
話し合うだけで、
解決できるはずがない
僕もそれが気になって
いるんだ
僕たちのしたことは、
ラムダにとっては許し
がたいことのはずだ
話し合うだけで、解決
できたんだろうか?
あ、あたしもそれは変
だって思う
あたしたちって、あの
人の計画をぶち壊した
わけでしょ?
そう簡単に話がつくと
は思えないよ
私もそれが気になって
いるんです
私たちのしたことは、
ラムダにとっては許し
がたいことのはず
話し合うだけで、解決
できたんでしょうか?
はぁい?
はい、開いてますよ
はぁい?
あ、はい・・・
@n0
レイドがどこに行った
のか知らんか?
部屋じゃないのか
部屋にいないのか?
部屋にいないの?
部屋にはいませんか?
おらんのだよ
今日は道場も休みだと
いうのに・・・
なんだって?
なんだって?
えぇ?
え・・・うそ
レイドだったら、
出かけたみたいよ
どこへ行くのか聞いて
ないか?
どこへ行くのか聞いて
ないか?
行き先は聞いてない?
どこへ行くのか
聞いてませんか?
ううん、別に何も
あ、でも剣を持ってた
から稽古かしら?
何かあったの?
どうしよう?
 事情を話す
 黙っていよう
多分、レイドは一人で
ラムダと決着をつけよ
うとしてるんだ
これ以上、俺たちを
巻き込まないために!
多分、レイドは一人で
ラムダと決着をつけよ
うとしてるんだ
これ以上、僕たちを
巻き込まないために
レイド・・・きっと
ひとりでラムダと
決着をつける気だ
あたしたちを
巻き込まないために、
きっとそうだ!
レイドさんは、一人で
ラムダさんとの決着を
つけようとしてます
これ以上、わたしたち
を巻き込まないように
しようとしてるんです
そんな!?
とにかく、俺はレイド
を探してみるよ
とにかく、僕はレイド
を探してみるよ
とにかく、あたし
レイドを探しに行く!
とにかく、わたしも
探してみます
いや、なんでもないよ
いや、なんでもないよ
ううん、なんでもない
いえ・・・なんでも
そう?
彼女に話したところで
また心配させるだけだ
ろうからな・・・
彼女に話したところで
よけいな心配をかける
だけだからな・・・
リプレにいらない
心配させるわけに
いかないよね・・・
リプレさんに話したら
よけい心配をかける
ことになるから・・・
嘘だったんだな
え?
レイドがラムダと話を
つけたってことがだよ
でも、そうだとしたら
レイドは・・・
でも、そうだとしたら
レイドは・・・
でも、だったら
レイドは・・・
でも、そうだとしたら
レイドさんは・・・
自分だけで決着を
つけるつもりなんだよ
騎士だったあいつらに
ふさわしい方法でな
まさか!?
まさか!?
うそ!?
まさか!?
ああ・・・
一騎討ちってやつさ
・・・馬鹿な話だぜ
自分だけで決着を
つけるつもりなんだよ
騎士だったあいつらに
ふさわしい方法でな
・・・馬鹿な話だぜ
レイドだったら
さっき、おいらたちの
とこに来たよ
本当か?
本当か?
本当に?
本当に?
・・・(こくん)
あたしたちの顔を
じっと見てさ・・・
なんか、変だったよね
どうだった、エドス?
どうだった、エドス?
どうだった、エドス?
エドスさん
どうでしたか?
最悪だ・・・
アキュートの連中まで
消えちまっとる
ただ、レイドらしい男
がここに来たことだけ
はたしからしい
レイドがアキュートの
所へ来たのは間違いな
いってことか・・・
だけど、どこに行って
しまったんだろう?
レイドがアキュートの
所へ来たのは間違いな
いってことか・・・
だけど、どこに行って
しまったんだろう?
じゃあ、レイドが
アキュートの人と
いっしょにいるのは
間違いないよね・・
だけど、どこに行って
しまったんだろう?
レイドさんが
アキュートの人たちと
いっしょにいるのは
間違いないですね
でも・・・どこに
行ったのか・・・?
俺っち、レイドが出て
いくのを見たんだけど
普通じゃなかったんだ
なんていうか、何かを
覚悟してるみたい
だったんだ・・・
それで、レイドは!?
それで、レイドは!?
それで、レイドは!?
じゃあレイドさんは?
繁華街の方へ行ったよ
よォ、はぐれ野郎
血相変えてどうした?
バノッサ・・・
悪いが、お前ともめて
る場合じゃないんだ
バノッサ・・・
悪いが、お前ともめて
る場合じゃないんだ
ごめんバノッサ!
あなたの相手してる
場合じゃないの!
バノッサさん・・・
ごめんなさい、今は
それどころじゃないの
クククッ
まァ、そう言うなって
ちィとばかし、俺様の
相手をする時間ぐらい
あるだろうがよ?
手前ェ、ひょっとして
あの騎士崩れを捜して
るんじゃねェのか?
レイドを見たのか!?
レイドを見たのか!?
え、知ってるの!?
レイドさんを
見たんですか?
アキュートの連中たち
と一緒だったからな
手下につけさせたのさ
ククククッ
手前ェがどうしてもっ
ていうなら、居場所を
教えてやるぜ?
どうしよう?
 頼む、教えてくれ!
 いいから教えろっ!!
 頼む、教えてくれ!
 いいから教えろっ!!
 おねがい!?
 いいからはやくっ!!
 お願い、教えて!
 いいから教えて!
頼む、教えてくれ!
頼む、教えてくれ!
おねがい!教えて!
お願い、教えて!
どうか教えてください
バノッサ様、だろォ?
・・・・・・
どうか教えてください
バノッサ、さま・・・
・・・・・・
どうか教えてください
バノッサ、さま・・・
う・・・・・
どうか教えてください
バノッサ、さま・・・
・・・・・・
どうか教えてください
バノッサ、さま・・・
ヒャヒャヒャッ!
そうまで言われちゃあ
教えてやるぜ
いいから教えろっ!!
いいから教えろっ!!
いいからはやく!
いいから教えて!
それが人に物を頼む時
の態度かァ・・・?
こんなところで時間を
無駄にしてる場合じゃ
ないんだ!
どうしても言わないの
なら・・・
こんなところで時間を
無駄にしてる場合じゃ
ないんだ!
どうしても言わないの
なら・・・
あなたの遊びに
つき合って、時間を
ムダにする気はないの
どうしても言わないの
なら・・・
おねがいです!
時間がないんです!
どうしても邪魔を
するのなら・・・
力づくかよ?
クククッ、手前ェも
すっかり俺様の流儀に
染まったなァ?
・・・!?
まァ、いいさ
それが自然ってもんだ
からなァ・・・
野郎の行った先はな
死の沼地さ
死の沼地?
死の沼地?
死の沼地って?
死の沼地ですか?
荒野の果てになァ、
燃える毒水の沼っての
があるんだよ・・・
あそこはいいぜェ?
死体も沼に沈めれば、
勝手に腐って溶けちま
うんだ・・・
クククッ・・・
今頃はどうなっている
かねェ?
・・・くそっ!
・・・くそっ!
冗談!?
・・・失礼しますね!
ハハハハハッ!
せめて骨ぐらいは
拾えるといいなァ!!
あれ、ガゼルだ
あれ、ガゼルだ
・・・ガゼル?
あれ、ガゼルさん
せいっ!
りゃっ!!
練習かい、ガゼル
練習か、ガゼル
練習?
練習ですか?
あ・・・
ま、まあな・・・
ところで
レイドを見かけなかっ
たか?
ところで
レイドを見かけなかっ
たか?
めずらしい・・・
あ、それはともかく
レイド見なかった?
ところで
レイドさんを
見ませんでしたか?
どうかしたのか?
ひょっとすると、一人
でラムダたちのところ
へ行ったのかもしれな
いんだよ・・・
ひょっとすると、一人
でラムダたちのところ
へ行ったのかもしれな
いんだ・・・
うん・・・ひとりで
ラムダたちのところへ
行ったみたいなの
ひょっとすると、
一人でラムダさんの
ところへ行ったのかも
しれないの・・・
何だって!?
レイドのやつ・・・
どうして・・・
とにかく、俺は
レイドを探してみる
とにかく、僕はレイド
を探してみる
わかんない・・・
とにかく探そう!
わたしは、レイドさん
を探してみるから!
ああ、俺もすぐ行く!
おーい、@n0
ちょっと修行に
つきあってくんない?
修行?
今それどころじゃ・・
修行?
今、忙しいんだが・・
修行?
今それどころじゃ
ないんだってば
修行・・・ですか?
でも今、レイドさんが
・・・
難しいこと
じゃないって、
ちょっとした
遊びみたいなもんよ
これからアタシが
術を使って隠れる
からさ、アンタは
それを見破るの
うまく見破ることが
できたらアンタの勝ち
できなかったら
アタシの勝ちね
なんだ、それぐらい
なら簡単だよ
なんだ、それぐらい
なら問題ないな
なんだ、それぐらい
ならできちゃいそう
その程度なら
大丈夫だと思います
けど・・・
ふふふ、言ってくれる
わねぇアタシの鮮やか
な術を見て途方にくれ
ても知らないかんね
たまにはこうやって
楽しんで修行するの
もいいもんねぇ
また気が向いたら
つきあってよ
ここが死の沼地かよ
くそっ、ひでえ匂いだ
おい、あれ!
レイドじゃないか!?
戦ってる・・・
ラムダとレイドが!!
戦ってる・・・
ラムダとレイドが!!
ラムダとレイドだ!
もう決闘始まってる!
ラムダさんと
レイドさんが・・・
戦っている!?
腕をあげたな
必死でしたから・・・
すこしでも貴方に
近づくために!
「断頭台」と呼ばれた
先輩の剣技を、
越えるために!!
だが、お前は
越えられなかった!
俺の願いは・・・
かなわなかった・・・
ねがい・・・?
全ては過去のこと
過ぎてしまったことは
やり直せないのだ!
今はただ・・・
目の前のお前を斬る!
ぐううっ!
やめさせなくちゃ!
あの二人が、殺しあう
必要なんて・・・
やめさせなくては!
あの二人が、殺しあう
必要なんて・・・
やめさせなくちゃ!
あの二人が、殺しあっ
ちゃダメだよ!
やめさせないと・・・
あの二人が、殺しあう
必要なんてないのに
余計な手出しは無用よ
セシルさん!?
これがあの二人が望ん
だ決着のつけ方なの
なんだと・・・
彼らの望むものは
対極にあるもの、
争うことは
避けられません
だからこそ、あの二人
は決闘という形で
決着をつけることに
したのですよ
余計な犠牲を出したく
ない、っていうあんた
たちの望みどおりにな
だからって・・・
どうしよう?
 それは間違ってる!
 二人はどうなるんだ
 それは間違ってる!
 二人はどうなるんだ
 そんなの違う!
 二人はどうなるの!
 それは間違ってます
 二人はどうなるの
それは間違ってる!
俺たちも、貴方たちも
願っていることは同じ
じゃないか・・・
街の人々を救いたいっ
て思っている同士じゃ
ないか!?
戦う必要なんかない
必要なのは、力を合わ
せることじゃないのか
それは間違ってる!
僕たちも、貴方たちも
願っていることは同じ
じゃないですか・・・
街の人々を救いたいと
いう願いは、同じじゃ
ないですか!?
戦う必要なんかない
必要なのは、力を合わ
せることのはずだ!!
そんなの違うよ!
みんな願いは一緒
なのに!
仲間になれるんだよ!
街の人を救いたいって
みんな思ってる・・・
同じ理想なのに・・・
協力しなくちゃいけな
いって・・・わからな
いわけないのに!
それは間違ってます
わたしたち、
願っていることは同じ
じゃないですか・・・
みんな、街の人を
救いたいって思って
いるのに・・・
なんで戦うんですか?
必要なのは、力を合わ
せることでしょう?
・・・・・・
あの二人は
どうなるんだよ?
理想とか目的とかじゃ
なくて、二人の気持ち
はどうなるんだよ!?
あの二人はどうなるん
です?
理想とか目的とかじゃ
なくて、二人の気持ち
はどうなるんです!?
あの二人はどうなるの
理想とか目的とかじゃ
なくて、二人の気持ち
はどうなるの?
あの二人はどうなるん
ですか・・・
理想とか目的とかじゃ
なくて、二人の気持ち
はどうなるんですか!
・・・!?
レイドはラムダのこと
を今だって尊敬してる
ラムダだって・・・
そんな二人が殺しあう
のを見て、貴方たちは
平気なのか?
俺は・・・
耐えられない!!
レイドはラムダのこと
を今だって尊敬してる
ラムダだって・・・
そんな二人が殺しあう
のを見て、貴方たちは
平気なのか?
僕は・・・
耐えられない!!
レイドはラムダのこと
を今だって尊敬してる
じゃない・・・
ラムダだって、レイド
を・・・
あなたたち、これで
平気なの!
あたしはイヤ・・・
耐えられないよ!
レイドさんは、ラムダ
さんを、今でも尊敬
してるんです・・・
ラムダさんも・・・
そんな二人が殺しあう
のを見て、貴方たちは
平気なんですか!?
わたしには・・・
がまんできません!
俺はあの二人を止める
こんな決着なんか
絶対に認めないっ!!
僕はあの二人を止める
こんな決着なんか絶対
に認めないっ!!
絶対にやめさせるよ
こんな決着なんか絶対
に認めないっ!!
わたしは認めません
こんな決着の
つけ方は・・・
へへっ
結局のとこ、こういう
形しかねえってか
やむを得ませんね
そこを、どけえぇっ!
そこを、どけえぇっ!
どいて!
どいてよ!
どいて・・・ください
二人ともやめろ!
貴方たちが戦ったって
なんの意味もない!!
二人ともやめろ!
貴方たちが戦ったって
なんの意味もない!!
二人ともやめて!
なんでふたりが戦うの
かわかんないよ!
二人ともやめて!
貴方たちが戦ったって
なんの意味も
ありません!
@n0・・・
これは、俺とレイドで
解決せねばならん
問題なのだ
貴様が口を出す筋合い
のものではない!
違うよ・・・
貴方たちはもう、
そこで間違ってる
この問題は、貴方たち
のものじゃない
この街に暮らす人たち
全ての問題なんだ!
違うよ・・・
貴方たちはもう、そこ
で間違ってる
この問題は、貴方たち
のものじゃない
この街に暮らす人たち
全ての問題なんだ!
違うよ!
ふたりの考えは絶対に
間違ってるよ!
この問題は、この街に
暮らすみんなの
問題なのに!
違います!
はじめから、間違えて
いるんです・・・
この問題は、貴方たち
のものじゃなくて
この街に暮らす人たち
全ての問題なんです
なんだと?
どうしよう?
 ラムダを説得する
 レイドを叱る
貴方は犠牲を出してで
も、この街を正しい姿
に戻すと言った
それは厳しいけれど、
間違った意見ではない
と俺も思う
だけど・・・
それが街の人々が本当
に望んでいることだと
言えるんですか!?
貴方は犠牲を出してで
も、この街を正しい姿
に戻すと言った
それは厳しいけれど、
間違った意見ではない
と僕も思う
だけど・・・
それが街の人々が本当
に望んでいることだと
言えるんですか!?
貴方は犠牲を出してで
も、この街を正しい姿
に戻すっていいました
よね・・・
だれにでもできる
ことじゃないし、
その決断はすごいと
思います・・・
でも・・・
そんなこと、本当に
街の人が望んでるって
言えるんですか!?
貴方は犠牲を出してで
も、この街を正しい姿
に戻すと言いました
厳しいけど・・・
間違った考えかたじゃ
ないと思います
でも・・・
それが街の人々が本当
に望んでいることだと
言えますか!?
望むか、
望まないかではない
俺はこの街が、人々が
疲れ果てていく姿を見
過ごせなかっただけだ
人々が俺のことをどう
思おうと構わん!
この街を救えるのなら
それでいいんだ!!
レイドをかばった時の
ように・・・
また自分を犠牲にする
気ですか?
レイドをかばった時の
ように・・・
また自分を犠牲にする
気ですか?
レイドをかばった時の
ように・・・
また自分を犠牲にする
気ですか?
レイドさんをかばった
ように・・・
また自分を犠牲にする
つもりなんですね
!!
貴方が犠牲になれば、
この街は救われるかも
知れない・・・
だけど、同時にそれは
貴方を大切に想う人を
永遠に救われなくして
しまうんだ!!
かつてのレイドや
アキュートの人たちの
ように・・・
貴方が犠牲になれば、
この街は救われるかも
知れない・・・
だけど、同時にそれは
貴方を大切に想う人を
永遠に救われなくして
しまうんだ!!
かつてのレイドや
アキュートの人たちの
ように・・・
貴方が犠牲になれば、
この街は救われるかも
知れないけど・・・
でも、そんなことを
したら・・・
悲しむ人がいるんです
かつてのレイドや
アキュートの人たちの
ように・・・
貴方が犠牲になれば、
この街は救われるかも
知れないけど・・・
でも、そんなことを
したら、レイドさんや
アキュートの人々は
どうなるんですか?
みんな、大事なあなた
を永遠に失ってしまう
んですよ・・・
・・・・・・
レイド!
レイド!
レイド!
レイドさん!
・・・っ
どうして・・・
一人で全部背負おうと
するんだよ!?
俺たちのこと、そんな
に信用できないのか?
この決闘で貴方たちの
決着はつくのかもしれ
ないけど
でも、それじゃ俺たち
は納得できない!
貴方たち二人を犠牲に
することでしかつかな
い決着なら・・・
そんなもの
俺はいらない!!
どうして・・・
一人で全部背負おうと
するんだ!?
僕たちのこと、そんな
に信用できないのか?
この決闘で貴方たちの
決着はつくのかもしれ
ないけど
でも、それじゃ僕たち
は納得できない!
貴方たち二人を犠牲に
することでしかつかな
い決着なら・・・
そんなもの
僕はいらない!!
みんなを・・・
どうして、みんなを
信用しないの!?
あたしたちを、そんな
に信用できないの?
この決闘で貴方たちの
決着はつくのかもしれ
ないけど
でも、それじゃあたし
たちは絶対に納得なん
てしない!
どっちかが犠牲になる
ような決着なんて
いらない!
ふたりとも
大バカだよ!
どうして・・・
一人で全部背負おうと
するんですか!
わたしたちが
そんなに信用でき
ませんか?
この決闘で貴方たちの
決着はつくのかもしれ
ません
でも、それじゃわたし
は納得できません!
貴方たち二人を犠牲に
することでしかつかな
い決着なら・・・
そんなもの
いらないんです!
@n0・・・
犠牲、か・・・
自分がそうなれば、他
には誰も傷つかないと
俺は思っていたが
フフッ・・・
思い上がりだったな
お前の言ったことは、
正しいんだろうな
@n0よ
ここで俺たちが戦って
も、決着はつかない
じゃあ・・・
もっとふさわしい形で
終わらせよう
俺たちの決着ではなく
お前たちとの決着を
犠牲を生む力ではなく
言葉という力で
ラムダ先輩・・・
アーッハッハッハ!
とんだ三文芝居じゃあ
ねェか!?
そのまま二人で仲良く
殺し合ってくれりゃあ
手間が省けたのによォ
バノッサ!?
バノッサ!?
バノッサ!?
バノッサさん!
街を変えるゥ?
犠牲を作らないだァ?
ふざけんじゃねェ!!
どいつが街を治めても
変わらねェんだよ!
犠牲は出るんだよ!!
手前ェらに
任せられるかよ・・・
あの街は俺様がもらう
力のある、この俺様が
なァ!!
お前の力で何ができる
つもりだ、バノッサ!
できるさ・・・
今の俺様なら・・・
こういうことがなァ!
・・・くっ!!
・・・くっ!!
・・・っ!!
・・・なに!?
はぐれ野郎!
手前ェのしみったれた
力なんぞ、もう俺様に
はいらねェのさ
そこで焼け死にな!
クククッ、仲間たちも
すぐに送ってやるから
よォ・・・
みィィんなまとめて
死んじまいなァッ!!
クククッ・・・
往生際の悪い奴らだぜ
まァ、いい
すぐ思い知らせてやる
ここで死んだほうが、
マシだったと思うよう
な目になァ!!
@n0
バノッサが使ったのは
きっと・・・
ああ、わかってるよ
キール
カシス
クラレット
あれは・・・
召喚術だった・・・
ああ、僕も見たよ
キール
カシス
クラレット
あれは・・・
召喚術だ・・・
うん、わかってる
ソル
キール
クラレット
あれは・・・
召喚術だった・・・
うん、わかってます
ソルさん
キールさん
カシスさん
間違いない・・・
あれは、召喚術・・・
助けられちまったな
お前らによ
お互いさまだよ
で・・・
決着はついたのか?
その必要はなくなった
はあっ?
なんだそりゃ!?
正しい答えは、ひとつ
とは限らないというこ
とでしょうかね?
なるほどな・・・
なんだよっ!
わかるように
説明しろよなっ!!
とにかく、もう俺たち
が戦う必要はないって
ことだよ
とにかく、もう僕たち
が戦う必要はないって
ことさ
つまり、あたしたちが
戦う必要はないって
ことだよ
つまり、わたしたちが
戦う必要はないって
ことなんです
世話をかけたな
ペルゴ、スタウト
そして、セシルよ
ラムダ様・・・
俺は、彼らともう一度
考えてみようと思う
犠牲を出さずに
この街を救う方法を
・・・かまわないか?
旦那のお好きにどーぞ
言わずもがなです
はいっ
ってわけだから
よろしく頼むぜぇ?
ええ、こちらこそ
おーい・・・
なんなんだよぉ?


 俺たちとアキュートの戦いは
 こうして幕を閉じた

 傷つけあった二人の騎士は、
 新たなきずなで結ばれたのだ
 それはきっと、彼らが理想を
 導くための力になるのだろう


  けれど、
  バノッサはそんな俺たちを
  あざ笑っていた

 斬りつけるような言葉と共に
 彼が見せた召喚術らしき力
 あれは何を意味するもの
 なんだろうか・・・?


 僕たちとアキュートの戦いは
 こうして幕を閉じた

 傷つけあった二人の騎士は、
 新たなきずなで結ばれたのだ
 それはきっと、彼らが理想を
 導くための力になるのだろう


  けれど、
  バノッサはそんな僕たちを
  あざ笑っていた

 斬りつけるような言葉と共に
 彼が見せた召喚術らしき力
 あれは何を意味するもの
 なんだろうか・・・?


 あたしたちとアキュートの戦い
 はこうして終わったわけで

 ラムダとレイドも、これで
 傷つけあうこともなくなった
 きっと、ふたりの理想は
 ここからはじまるんだ・・・


   でも、バノッサは
   そんなあたしたちを
   あざ笑った・・・

 そして、バノッサが使った
 召喚術のような力・・・
 なんだろう・・・
 嫌な胸騒ぎがする・・・


 わたしたちと
 アキュートの戦いは終わった

 傷つけあった二人の騎士は
 新たなきずなで結ばれた
 それはきっと、彼らが理想を
 導くための力になると思う


   けど、バノッサさんは
   わたしたちを
   あざ笑っていた・・・

 斬りつけるような言葉と共に
 彼が見せた召喚術らしき力
 なんで、バノッサさんが
 あんな力を使えたのか・・・
バノッサの使ったのは
やっぱり・・・
バノッサのあの力って
やっぱり・・・
バノッサさん・・・
やっぱり・・・
ああ、召喚術だ
前にも言っただろ
知識とサモナイト石が
あれば、召喚術は誰で
も使えるんだよ
だとしたら、バノッサ
はどうやってそのこと
を知ったんだろう
この街で召喚術が使え
るのは僕と君、あとは
マーン三兄弟ぐらいの
はずなのに・・・
でも、どうやって
その知識を手に入れた
のかな?
この街で召喚術が使え
るのはあたしたちと、
マーン三兄弟ぐらいだ
っていうのに・・・
でも、バノッサさんは
どのようにして、石や
知識を、手に入れたん
でしょう?
この街で召喚術が使え
るのはわたしとあなた
と・・・マーン三兄弟
くらいですよね・・
方法はともかく、奴が
力を手に入れたのは
事実なんだ
気をつけろ、
バノッサは、まだ
お前を憎んでいる
はずだ
ああ・・・
そんな・・・
そんな・・・
バノッサの使ったのは
やっぱり・・・
バノッサのあの力って
やっぱり・・・
バノッサさんが使った
のは・・・やっぱり
僕は召喚術だと思う
前にも言ったとおり、
知識とサモナイト石が
あれば、召喚術は誰で
も使えるはずなんだ
だとしたら、バノッサ
はどうやってそれを
手に入れたんだ?
この街で召喚術が使え
るのは俺と君、あとは
マーン三兄弟ぐらいだ
っていうのに・・・
でも、バノッサが
そんなの手に入れられ
るわけないでしょ?
この街で召喚術が使え
るのはあたしたちと、
マーン三兄弟ぐらいだ
っていうのに・・・
でも、バノッサさんは
はどうやってその力を
手に入れたんでしょう
この街で召喚術が使え
るのはわたし、あなた
マーン三兄弟ぐらいで
すよね・・・
方法はともかく、
彼がああいった力を
手にしたのは事実だ
気をつけたほうがいい
バノッサは多分、
君をまだ憎んでいる
そんな・・・
そんな・・・
そんな・・・
バノッサの使ったのは
やっぱり・・・
バノッサの使ったのは
やっぱり・・・
バノッサさんが使った
のはやっぱり・・・
召喚術みたいだね
前も言ったけど、知識
とサモナイト石があれ
ば、誰でも召喚術は
使えるんだからね
だとしたら、バノッサ
はどうやってそれを
手に入れたんだ?
この街で召喚術が使え
るのは俺と君、あとは
マーン三兄弟ぐらいだ
っていうのに・・・
だとしたら、バノッサ
はどうやってそのこと
を知ったんだろう
この街で召喚術が使え
るのは僕と君、あとは
マーン三兄弟ぐらいの
はずなのに・・・
でも、バノッサさん
はどうやってそれを手
に入れたんでしょう?
この街で召喚術が使え
るのはわたし、あなた
マーン三兄弟ぐらいで
すよね・・・
それはわかんないけど
バノッサが力を手にし
たことはたしかね
気をつけなさいよ
バノッサは多分、
キミを狙ってくるから
そんな・・・
ああ・・・
そんな・・・
バノッサの使ったのは
やっぱり・・・
バノッサの使ったのは
やっぱり・・・
バノッサのあの力って
やっぱり・・・
ええ、召喚術だと
私は思います
前にも言ったとおり、
知識とサモナイト石が
あれば、召喚術は
誰でも使えるんです
だとしたら、バノッサ
はどうやってそれを
手に入れたんだ?
この街で召喚術が使え
るのは俺と君、あとは
マーン三兄弟ぐらいだ
っていうのに・・・
だとしたら、バノッサ
はどうやってそのこと
を知ったんだろう
この街で召喚術が使え
るのは僕と君、あとは
マーン三兄弟ぐらいの
はずなのに・・・
だとしたら、バノッサ
はどうやってそれを手
に入れたんだろ?
この街で召喚術が使え
るのはあたしたちと、
マーン三兄弟ぐらいだ
っていうのに・・・
それはわかりませんが
彼が強い力を手にした
ことはたしかです
気をつけてください
彼は多分、貴方のこと
をまだ憎んでいます
そんな・・・
ああ・・・
そんな・・・
君が正してくれなかっ
たなら、私はまた同じ
過ちを繰り返してしま
うところだった
本当にありがとう
そんな、俺はたいした
ことなんかしてないよ
お礼を言われるような
ことはしてないよ
・・・あたし、べつに
たいしたことしてない
と、思うんだけどな
そんな、わたしは
なにも・・・
私もラムダ先輩も
結局は騎士道に逃げて
いただけだったのかも
しれない
自己犠牲という言葉に
酔って、周りのことが
見えなくなっていた
フフフ、もう騎士では
ないというのにな
そんなことないさ
レイドも、ラムダも、
立派な騎士だって
俺は思ってるよ
ただ、優しすぎたんだ
全てを大事に思ってた
から、優しさが空回り
してしまった・・・
それだけのことだよ
そんなことないさ
レイドも、ラムダも、
立派な騎士だって
僕は思ってる
ただ、優しすぎたんだ
全てを大事に思ってた
から、優しさが空回り
してしまった・・・
それだけのことさ
それ違うよ!
レイドも、ラムダも、
立派な騎士だよ
あたしはそう思う!
でも、ちょっとだけ、
騎士でいることを
大事にしすぎちゃった
のかなって・・・?
でも、もう大丈夫
今のラムダとレイドは
だれよりも立派な
騎士だと思う
そんなことありません
レイドさんも、ラムダ
さんも、立派な騎士
だと思います
ただ、ふたりとも
全てを大事に思ってた
から、優しさが空回り
してしまった・・・
それだけですよ・・・
@n0・・・
騎士ってのは、なんか
ややこしいんだな
理想とか、名誉とかさ
俺にはわかんねえよ
ははっ、ガゼルらしい
ははっ、ガゼルらしい
ガゼルらしいよ
ガゼルさんらしい
考え方ですね
ケッ!
なんとでも言ってろよ
格好つけて大事なもん
をなくすなんて、
俺はごめんだからな
うん・・・
俺もそう思うよ
ああ・・・
僕もそう思うよ
うん・・・
あたしも同感
うん・・・
わたしもそう思うよ
まさかバノッサが、
あんな所に現れるとは
思わんかったよ
うん
ええ
うん
はい、わたしも・・・
乱暴な奴だったがな、
まさかここまでのこと
をするとは・・・
すまんな
@n0
エドスが謝ることじゃ
ないって!
エドスが謝ることじゃ
ないよ
なんで、エドスが
謝るの?
エドスのせいじゃ
ないでしょ?
エドスさんが
謝ったらだめです
ああ、ワシが謝っても
意味がないさ
バノッサ・・・
一体なにがお前さんを
そこまで・・・?
エドス・・・
エドス・・・
エドス・・・
エドスさん・・・
それで、アキュートの
人たちもここで一緒に
暮らすの?
いや、例の酒場がある
からね。顔は出すけど
向こうで暮らすらしい
いや、例の酒場がある
からね。顔は出すけど
向こうで暮らすらしい
違うよ。生活は酒場
こっちにちょくちょく
顔を出すって
違いますよ。酒場が
あるから、あちらで
生活するらしいです
でもよかったわ
これでもう、貴方たち
が戦う必要はなくなっ
たんだもの
だと、いいんだけどね
だと、いいんだが
だと、いいんだけど
だと、いいですね
ラムダとレイドってさ
どっちが強いのかな?
うーん・・・
比べられないな
ラムダの剣は一撃必殺
だけど、レイドは防御
がすごくうまいから
そう簡単には比べられ
ないな
ラムダの剣は一撃必殺
だけど、レイドは防御
がすごくうまいから
どっちかな・・・
アルバはどう思う?
あたしはね・・・
ラムダの剣は一撃必殺
だけど、レイドは防御
が上手に見えるの
さあ
比べられないかな
ラムダさんは一撃必殺
だけど、レイドさんは
防御も上手だし
同じ剣術でも
全然違うんだねえ
でも、どっちも強いの
は確かだからな
アルバもいろいろ教え
てもらうといいよ
でも、どっちも強いの
は確かだからな
アルバもいろいろ教え
てもらうといい
う~んでもさ
やっぱりあたしには
よくわからないよ
ふたりに直接おしえて
もらいなさいね
でも、どっちも強いか
ら・・・ラムダさん
にも、いろいろ教えて
もらうといいかもね
うん、そのつもりさ!
はぁ・・・
なんだよ、フィズ?
なんだよ、フィズ?
どうしたの?
どうしたの・・・
フィズちゃん?
ラムダ様って・・・
素敵よねぇ・・・
強いし、無口だし
それにあの背中!
とっても頼れそうだわ
これで部下が馬面とか
ハゲオヤジじゃなかっ
たら、言うことないの
になぁ・・・
はぁ・・・
・・・・・・
・・・えっと
・・・・・
あのひとたちも
ここでくらすの?
いや、たまに顔を出し
にくるだけだよ
見た目はこわそうかも
しれないけど、みんな
いい人だからさ
いや、たまに顔を出し
にくるだけだよ
見た目はこわそうかも
しれないけど、みんな
いい人だよ
いや、たまに顔を出し
にくるだけだって
見た目はこわそうかも
しれないけど、みんな
いい人だよ
安心しなさいって!
ううん、たまに顔を
出しにくるだけみたい
見た目はこわそうかも
しれないけど、みんな
いい人だよ
うん・・・
ラミ、わかってるよ
あのひとたち・・・
すごくやさしいかんじ
がするもん・・・
えっ?
だから・・・
こわくなんかないよ
惜しかったよなぁ
なにが?
なにが?
なに?
なにが?
仲間になっちまったら
アキュートの奴らとは
戦えないじゃないか
稽古の相手とかを
頼んでみたらどうだ?
稽古の相手とかを頼ん
でみたらどうだい?
稽古の相手とかさ、頼
めばいいんじゃないの
稽古の相手とか、
頼んでみたら?
わかってないなぁ!
俺っちがやりたかった
のは、真剣勝負だぜ?
あーあ・・・
本気で戦えるような
敵が出てこないかなぁ
自分のことさえ満足に
わからない人間が、世
の中をどうこうできる
わけないってことか
あの二人だけじゃない
俺も結局、同じように
錯覚してたらしい
盗んだモノをばらまく
ことで、自己満足して
たんだな
ローカス・・・
ローカス・・・
ローカス・・・
ローカスさん・・・
もうすこしだけ、
ここに厄介になるぜ?
俺に欠けてたものが
何なのか・・・
お前らから、そいつを
盗むまではな
マスターって
本当にすごいですの!
なんだよ、突然?
え?

なにが?
え?
なにが?
マスターがお話したら
みんなケンカをやめて
仲良くなったです
こんなこと、マスター
にしかできないです!
そうじゃないぜ
モナティ
相手のことをきちんと
考えさえすれば、誰に
だってできたことさ
それがたまたま、
俺だったってこと
だけさ
そうじゃないよ
モナティ
相手のことをきちんと
考えさえすれば、誰に
だってできたことさ
それがたまたま、
僕だっただけさ
そうじゃないよ
モナティ
モナティにだって
できるよ
みんなを大事に
思っていれば
ちがうの、モナティ
相手のことをきちんと
考えさえすれば、誰に
だってできるんだよ
今回はたまたま
わたしだっただけ
でもでもっ・・・
やっぱりすごいです!
まいったなぁ・・・
まいったなぁ・・・
う~ん・・・
え・・・だから・・・
しかし、アンタも無茶
するよねぇ・・・
果たし合いの真ん中に
飛び込むなんてさ
ああするしかなかった
からだよ
ああするしかなかった
からね
だって、あれしか
思いつかなくて
でも、こうするしか
考えつかなくて・・・
そんなんだから、余計
な敵を作るんだよ?
バノッサだっけ?
あの、イカレた男
うん・・・
ああ・・・
うん・・・
バノッサさん・・・?
ああいう手合いが一番
こわいんだからさ
気をつけなよ?
礼を言わねばな
え?
え?
なんですか、もう!
え・・・
俺もレイドも、お前が
いなければ取り返しの
つかないことをしてい
ただろう
いえ・・・
いえ・・・
あ、いえ・・・
いえ・・・
あの時、俺はレイドを
かばうことが最良の道
だと思った
片目を負傷した俺より
レイドのほうが騎士団
に残るべきだと、な
今にして思えば、俺は
犠牲になったつもりで
レイドを犠牲にしたの
かもしれん
・・・・・・
犠牲というものは
望まずとも生まれて
くるものらしい
しかしそれは、犠牲を
出していいということ
ではないのだろうな
ええ、きっと・・・
感謝するわ、ラムダ様
を止めてくれて
私たちにできなかった
ことを、貴方はやって
くれたのよ
そ、そうでしょうか
そうでしょうか
そ、そうですか?
そうでしょうか・・・
あの人は・・・
いつだって自分を犠牲
にしてばかりいたわ
覚悟を決めて側にいる
私たちでさえ
守ろうとしてたの
・・・変われますよ
・・・変われますよ
・・・変われます!
きっと変われます
絶対!
・・・変われますよ
え?
あの人は自分の間違い
に気づきました
だから、きっと変わっ
てくれるはずです
もう、心配しなくても
いいですよ
あの人は自分の間違い
に気づきました
だから、きっと変わっ
てくれるはずです
もう、心配しなくても
いいですよ
だって、自分の間違い
に気づけるひとが
変われないわけない
じゃないですか!
きっと、もう心配は
いらないと、思います
あの人は自分の間違い
に気づきました
だから、きっと変わっ
てくれるはずです
もう、心配しなくても
いいと思います
・・・そうね
そうだと、いいわね
おみそれしましたよ
まさか貴方が、こんな
形で決着をつけるとは
俺の手柄じゃないよ
二人の気持ちが通じて
いたから、この結末に
たどり着いたんだ
俺はただ、その手助け
をしただけだよ
持ち上げないで
くださいよ
二人の気持ちが通じて
いたから、この結末に
たどり着けたんです
僕はただ、その手助け
をしただけですよ
だからぁ!
二人の気持ちが通じて
いただけだよ!
あたしがしたのは
だたのおせっかい
だっただけなのかも
わたしじゃなくて
二人の気持ちが通じて
いたから、この結末に
たどり着いたんだって
わたしは、
その手助けをしただけ
だって思います
なるほど・・・
なにはともあれ、今後
もよろしく頼みますよ
ああ、こちらこそ
ええ、こちらこそ
あ、うん、よろしく
はい、よろしく
おねがいします
よぉ、坊主!
お前はたいしたやつだ
なぁ!!
よぉ、嬢ちゃん!
お前はたいしたやつだ
なぁ!!
・・・酔ってますね
・・・酔ってますね
あ、酔ってるでしょ
・・・酔ってますね
おう、お前も飲むか?
遠慮します
遠慮します
いりません!
遠慮します
なんでぇ、つきあいの
悪い坊主だなぁ
なんでぇ、つきあいの
悪い嬢ちゃんだなぁ
前にスウォンが言った
とおりだったな
前にスウォンが言った
とおりだったね
前にスウォンが言った
とおりだったね
前にスウォンくんが
言ったとおりだね
え?
人と人とは話し合える
はずだ、ってことさ
人と人とは話し合える
はずだ、ってことだよ
人と人とは話し合える
はずだ、ってこと
人と人とは話し合える
はずだ、って・・・
そうですね
本当に良かったです
だけど、それを実現さ
せたのは貴方ですよ
貴方が思っているより
も、貴方は素晴らしい
人だと僕は思います
そ、そうかな?
なんか・・・照れるよ
ははは、そう言われる
と・・・照れるよ
や、やだもう!
なんか・・・照れるよ
そ、そうかな?
照れくさいよね・・・

   あれは、本当に召喚術
   だったんだろうか?
   あれは、本当に召喚術
   だったんだろうか?
   あれは、本当に召喚術
   だったのかな?
   あれは、本当に召喚術
   だったんでしょうか?

    レイドは騎士だよ
    今だって・・・
   レイドは今だって、
   立派な騎士だよ・・・
    レイドは騎士だよ
    今だって・・・
   レイドさんは騎士です
   今だって・・・


 ガゼルらしい考えだと思うな

 ガゼルらしい考えだと思うな
 ガゼルらしいっていうか
 なんというか

 ガゼルさんらしい考え方・・・

    バノッサになにが
    起きたんだろう・・・
    バノッサになにが
    起きたんだろう・・・
    バノッサ・・・
    なにが起きたのかな
    いきなり召喚術なんて
   バノッサさんになにが
   起きたんだろう・・・

   本当に、これで終わり
   なんだろうか?
   本当に、これで終わり
   なんだろうか?
   本当に、これで終わり
   なのかな・・・
   本当に、これで終わり
   なんでしょうか?

  レイドが柔で、
  ラムダが剛って感じかな?
  レイドが柔で、
  ラムダが剛って感じかな?
  レイドが柔で、
  ラムダが剛って感じかな?
  レイドさんが柔で、
  ラムダさんが剛でしょうか・・・

   ペルゴとスタウトは
   眼中になし、かよ
   ペルゴとスタウトは
   眼中になし、か
   ペルゴとスタウトは
   気にも留めてないんだ
   ははは、フィズちゃんも
   きついんだから


   優しい感じがする、か
   優しい感じがする、か
   優しい感じがする、か
   優しい感じがする、か

    冗談じゃないって
    まったく・・・
    冗談じゃないよ
    まったく・・・
    もう、冗談ポイだよ
    まったく・・・
    ジンガったら・・・

   ローカスなりの答えが
   見つかるといいな
   ローカスなりの答えが
   見つかるといいな
   ローカスなりの答えが
   見つかるといいなぁ
   ローカスさんなりの答えが
   見つかるといいですね

   たいしたことした
   わけじゃないのになぁ
   たいしたことした
   わけじゃないんだがな
   たいしたことした
   わけじゃないのになぁ
   たいしたことしたわけ
   じゃないのに・・・

   考えてみれば
   本当に無茶してるよなぁ
   言われてみれば
   本当に無茶ばかりだ・・・
   考えてみれば
   本当に無茶してるなぁ
   考えてみれば
   本当に無茶してるね

   ラムダも多分
   苦しんでいたんだ・・・
   ラムダも多分
   苦しんでいたんだ・・・
    きっと、ラムダも
    苦しかったんだね
  ラムダさんも、
  苦しんでいたんですね・・・

  セシルさんはずっと
  ラムダを心配してたんだな
  セシルさんはずっと
  ラムダを心配してたんだな
  セシルさんはずっと
  ラムダを心配してたんだね
  セシルさんは
  ずっとラムダさんを
  心配していたんだ・・・

   たいしたことした
   わけじゃないのになぁ
   たいしたことした
   わけじゃないんだがな
   たいしたことした
   わけじゃないのになぁ
   たいしたことしたわけ
   じゃないのに・・・


   未成年にお酒を
   すすめるなよな
   まったく・・・
  まったく、酔っぱらいには
  つきあいきれないな・・・
  お酒は大人になってから!
  ・・・わかってんのかな?
  わたしには、まだちょっぴり
  早いですよね・・・

   たいしたことした
   わけじゃないのになぁ
   たいしたことした
   わけじゃないんだがな
   たいしたことした
   わけじゃないのになぁ
   たいしたことしたわけ
   じゃないのに・・・

scn012

マスターってば
お行儀が悪いですの
そういうなよ
今まであれだけ
大変だったんだぜ
そういわないでくれ
今まであれだけ
大変だったんだからさ
いいじゃん
今まであれだけ
大変だったんだからさ
そうですね・・・
自分の家にいたころは
あくびくらい普通
だったんですけど
だからって、
なまけてていいのー?
レイドもエドスも
ちゃんと仕事に
行ってるってのに
う・・・
う・・・
あう・・・
えっと・・・ですね
どうせ暇なんだったら
ガゼルみたいに外でも
うろついてるほうが、
よっぽど健康的よ
そうかも・・・
よし、散歩でもするか
やれやれ・・・
でも、フィズが言った
ことも確かだしな
散歩にでも行こうか
そうかも・・・
よし、じゃ、お散歩
してくるね!
じゃあそうしてみます
行きましょ、モナティ
お散歩ですのー?
どうしよう?
 一緒に来るか?
 留守番たのむぞ?
 一緒に来るか?
 留守番たのむよ?
 一緒に来る?
 留守番おねがいね
 さ、はやく
 やっぱり留守番お願い
一緒に来るか?
モナティ
一緒に来るか?
モナティ
一緒に来る?
モナティ
さ、はやくして
モナティ
はいはーいっ!
お供しますのーっ!
留守番たのむぞ?
モナティ
留守番たのむよ?
モナティ
留守番おねがいね
モナティ!
やっぱり、モナティは
留守番をお願い・・・
・・・
・・・・・・
・・・にゅうぅぅっ
わかったわかった
ついて来いよ?
わかったわかった
ついておいで?
あ~、もう
わかったから!
いっしょにいこう!
わかりました・・・
いっしょに行きましょ
はいですのーっ!
あれ、リプレ
なんか嬉しそうだね
あれ、リプレ
なんだか嬉しそうだね
あれ、リプレ
なんか嬉しそうじゃん
リプレさん
嬉しそうですね?
ふふっ、わかる?
じつはね・・・
じゃ~んっ!
うわ・・・
どうしたんだよ、
この野菜の山は?
うわ・・・
どうしたんだい、
この野菜の山は?
うわ・・・
なになに?
野菜の山は?
わぁ・・・
どうしたんですか?
野菜がいっぱい
ありますけど・・・
それというのも
アタシのお・か・げ!
お師匠とアタシが丹誠
こめた、「あかなべ」
の特製野菜だよん
でも、どうして?
でも、どうして?
でも、どうして?
でも、なぜです?
それがさぁ
お師匠、アタシがここ
に出入りしてることに
気づいててね
手みやげぐらい、
たまにはもってけって
・・・なるほど
・・・なるほど
・・・あ、なるほど!
・・・なるほど
そういうことですか
でも、助かるよ
新鮮な野菜をこんなに
もらえるなんて
お師匠さんによろしく
言っておいてね
じゃ~んっ!
これ、しょう油に味噌
じゃないか!?
いったい、どうやって
手に入れたんだ
これ、しょう油に味噌
じゃないか!?
いったい、どうやって
手に入れたんだ
みそ、しょう油!?
どうして!?
どこにあったの?
こんなもの!
これ、しょう油と味噌
じゃないですか?
どうやって
手に入れたんですか?
それというのも
アタシのお・か・げ!
「あかなべ」自家製の
シルターンの調味料っ
てワケね
びっくりしたよ
アカネの世界と貴方の
世界って、すごく料理
が似てたの
だから、
もしかしたらっと
思って・・・
どうしよう?
 ありがとう、リプレ
 ありがとう、アカネ
ありがとう、リプレ
まだ、ラーメンのこと
覚えててくれたんだ
ありがとう、リプレ
まだ、ラーメンのこと
覚えててくれたのか
ありがとう、リプレ
まだ、ラーメンのこと
覚えててくれたんだぁ
ありがとうリプレさん
まだ、ラーメンのこと
覚えてて
くれたんですね・・
あははっ
こう見えても、私って
あきらめが悪いんだ
絶対、貴方の納得する
らーめんを作ってやる
ぞ!・・・てね?
エヘヘ、ちょっとした
お礼だよ
アタシの大事なお守り
を拾ってくれた、ね
大事にしてたんだ
あれ、母さんのくれた
ものだったから
そうだったのか
そうだったのか
・・・そうだったんだ
そうだったんですか
なにはともあれ、
これで準備はかんぺき
あとは私の工夫次第っ
てとこかな
楽しみに待っててね
@n0
なにはともあれ、
これで準備はかんぺき
あとは私の工夫次第っ
てとこかな
楽しみに待っててね
@n0
リプレ
本当に嬉しそうだな
リプレ
本当に嬉しそうだな
リプレ
本当に嬉しそうだね
リプレさん
本当に嬉しそうですね
何をしてるんだい?
何をしてるんだい?
何してるの?
何してるの?
スウォンにね・・・
ふえ、つくって
もらってるの・・・
簡単な木の笛ですよ
ほら?
へえ、器用なもんだ
へえ、器用なものだな
器用なんだね
器用ですね・・・
森で暮らしてれば、
誰だってこれくらい
できますよ
うわぁ・・・
いい音色じゃないか
いい音色じゃないか
あ・・・きれいな音
・・・気持ちいい
音色ですね・・・
はい、どうぞ
ありがとう・・・
どうしよう?
 よかったな
 俺にも作れるかな?
 よかったな
 僕にも作れるかな?
 よかったね
 あたしも作れる?
 よかったね
 わたしも作れますか?
よかったな
ラミちゃん?
よかったな
ラミちゃん?
よかったね
ラミちゃん!
よかったね
ラミちゃん?
・・・(こくん)
俺にも作れるかな?
僕にも作れるかな?
あたしも作れる?
わたしにも
作れるでしょうか?
ええ、もちろん
木や石の細工はコツを
覚えれば簡単ですから
良かったら、そのうち
教えますよ
いい音色じゃないか
よかったな
ラミちゃん?
いい音色じゃないか
よかったな
ラミちゃん?
あ・・・きれいな音
よかったね
ラミちゃん?
・・・きれいな音色
よかったね
ラミちゃん?
・・・(こくん)
あれ、珍しいな?
レイドがここに来てる
なんて
あれ、珍しいな?
レイドがここに来てる
なんて
あれ、珍しいね?
レイドがここに来てる
なんて
あれ、珍しいですね
レイドさんがここに
来ているなんて
ちょうど良かったよ
@n0
バノッサの使った力に
ついて話をしてたんだ
バノッサの・・・
バノッサの・・・
バノッサさんの?
ソル
あれはやっぱり召喚術
だったのか?
間違いないと思う
でも、バノッサに誰が
召喚術を教えたのか
それがわからない
マーン三兄弟か?
マーン三兄弟とか?
マーン三兄弟ですか?
考えにくいな
スラム育ちのバノッサ
に、彼らが手を貸すと
は思えない
でも、この街で召喚術
が使えるのは、僕たち
と彼ら以外には・・・
でもさ、召喚術が
使えるひとって、あの
三人とあたしたち
以外にいない
少なくとも
この街では・・・
でしょ?
でも、この街で召喚術
が使えるのは、わたし
たちと、あの人たち
だけですよ・・・?
いや、
その可能性もあるぜ
え?
??
え?
この街の門は閉じてる
わけじゃないんだよ
誰でも入れるのさ
まさか・・・
新しい召喚師が!?
そこまではわからない
だけど、その可能性は
充分にある
バノッサの使った力
について話をして
いたんだ
バノッサの・・・
バノッサの・・・
バノッサさんの・・・
キール
あれはやっぱり召喚術
だったのか?
間違いないと思う
だが、バノッサは誰に
それを教わったのか
マーン三兄弟か?
マーン三兄弟とか?
マーン三兄弟ですか?
考えにくいな
スラム育ちのバノッサ
に、彼らが手を貸すと
は思えない
でも、この街で召喚術
が使えるのは、俺たち
と連中以外には・・・
でもさ、召喚術が
使えるひとって、あの
三人とあたしたち
以外にいない
少なくとも
この街では・・・
でしょ?
でも、この街以外の
召喚術師というのも
考えにくくは
ありませんか?
そうとは限らないよ
@n0
え?
??
え?
この街の門は閉じてる
わけじゃないんだ
誰だって入ってこれる
まさか・・・
新しい召喚師が!?
そこまではわからない
だけど、あり得ない話
ではないと思う
バノッサの使った力に
ついて話をしてたの
バノッサの・・・
バノッサの・・・
バノッサさんの・・・
カシス
あれはやっぱり召喚術
だったのか?
間違いないわね
だけどあいつ、誰から
教わったんだろ
マーン三兄弟か?
マーン三兄弟か?
マーン三兄弟ですか?
考えにくいな
スラム育ちのバノッサ
に、彼らが手を貸すと
は思えない
でも、この街で召喚術
が使えるのは、俺たち
と連中以外には・・・
でも、この街で召喚術
が使えるのは、僕たち
と彼ら以外には・・・
でも、この街の外から
召喚師がきたというの
も考えにくいですよね
来たのかもよ?
え?
この街の門は閉じてる
わけじゃないもの
誰だって来れちゃうわ
まさか・・・
新しい召喚師が!?
さあね・・・
けどさ、あり得ない話
じゃないと思うよ
バノッサの使った
力について話をして
いたんです
バノッサの・・・
クラレット
あれはやっぱり召喚術
だったのか?
間違いありませんね
でも、誰が彼にそれを
教えたのでしょうか
マーン三兄弟か?
マーン三兄弟か?
マーン三兄弟とか?
考えにくいな
スラム育ちのバノッサ
に、彼らが手を貸すと
は思えない
でも、この街で召喚術
が使えるのは、俺たち
と連中以外には・・・
でも、この街で召喚術
が使えるのは、僕たち
と彼ら以外には・・・
でもさ、召喚術が
使えるひとって、あの
三人とあたしたち
以外にいない
少なくとも
この街では・・・
でしょ?
そうとは限りませんよ
@n0
え?
え?
??
この街の門は閉じてる
わけではありません
誰だって入ってこれる
んです
まさか・・・
新しい召喚師が!?
そこまでは・・・
ですが、あり得ない話
ではないでしょうね
レイドさんと
ソルさんが
レイドさんと
キールさんが
レイドさんと
カシスさんが
レイドとソルが
レイドとキールが
レイドとカシスが
レイドとクラレットが
召喚師の話をしている
話の邪魔をしちゃ
悪いよな・・・
話の邪魔をしちゃ
悪いな・・・
話の邪魔をしちゃ
悪いよね
話の邪魔をしちゃ
悪いですね
あら、いらっしゃい
留守番かい?
留守番ですか?
留守番?
留守番ですか?
ええ、これでも
一応は酒場だから
放っておくことは
できないでしょう
貴方みたいに、物好き
なお客さんが来ること
もあるしね?
どうしよう?
 セシルと話をしていく
 他のみんなは?
 セシルと話をしていく
 他のみんなは?
 セシルと話をしていく
 他のみんなは?
 セシルと話をしていく
 他のみなさんは?
セシルさんはどうして
医者を辞めて、
アキュートに
入ったんだい?
セシルさんはどうして
医者を辞めて、
アキュートに
入ったんです?
セシルさんはどうして
お医者さんをやめて
アキュートに?
セシルさんは、なぜ
医者をやめてまで
アキュートに・・・?
そうね・・・
聞き分けのない患者を
見張るため、かしら
充分に回復していない
くせに、無茶ばっかり
する患者がいてね
ほっとけないのよ
危なっかしくて
その患者って・・・
その患者って・・・
誰なの患者って?
その患者さんが・・・
フフフ
さあ、誰かしらね?
他のみんなは?
他のみんなは?
他のみんなは
どうしたの?
他のみなさんは?
ペルゴは買い出し
ラムダ様は、街の外よ
街の外って?
街の外?
街の外?
街の外・・・ですか?
荒野に出て、
剣の訓練をしてるのよ
このあたりじゃ場所が
ないから
なるほど・・・
じゃ、スタウトは?
なるほど・・・
じゃ、スタウトは?
なるほど・・・
じゃ、スタウトは?
そうですか・・・
でも、スタウトさんは
どちらに?
・・・そこ
・・・・・・
昼間からこんな調子よ
とことん、酔っぱらい
ってやつだな
やれやれ・・・
・・・ヨッパライだ
本当に、お酒が好き
なんですね?
あ、兄ちゃん
あ、姉ちゃん
がんばってるみたいだ
な、アルバ?
がんばってるようだな
アルバ?
がんばってるみたい
じゃん!
がんばってるみたいね
アルバ?
こういうのは、続けて
毎日練習するのが大切
なんだってさ
ずっと練習を続ければ
自然に強くなるって、
レイドも言ってたし
毎日やってるですの?
うん、そうだよ
すごいですのー!
モナティ、尊敬しちゃ
うですのー!!
えへへ、そうかなぁ?
モナティもがんばって
見習うですのっ!!
アルバが剣術の練習を
している
練習の邪魔をしちゃ
悪いよな・・・
練習の邪魔をしちゃ
悪いな・・・
練習の邪魔をしちゃ
悪いよね
練習の邪魔をしちゃ
悪いですよね
よお、@n0
お前も偵察か
偵察?
偵察?
偵察?
偵察ですか?
バノッサがどうやって
あんな力を手に入れた
のか、つき止めてやろ
うと思ってな
ああ、そういうことか
ああ、そういうことか
なるほど~
あたしは違うよ
そういうことですか
ケッ、なんだよ
人事みたいにさ
お前がぼけーっとして
る間に、俺はしっかり
手がかりを見つけたっ
ていうのによ
本当か!?
本当か!?
ほんとに~?
本当ですか?
すごいですね・・・
ああ・・・
ほら、見てみな?
・・・・・・
あの格好
ソルと
あの格好
キールと
あの格好
カシスと
あの格好
クラレットと
似てるだろ?
間違いねえな
あいつは召喚師だぜ
見た目で判断するの
はまずくないですの?
どっちにしろ、
見かけねえ顔なんだ
怪しいのには
変わりがねえよ
つけてみようぜ?
どうしよう?
 やめとこう
 そうだな
 やめとこう
 そうだな
 やめとこうよ
 そうだね
 やめておきましょう
 そうですね
そうだな
確かめる必要はあるの
かもしれない
そうだな
確かめる必要はあるの
かもしれない
そうだね
確かめておかなくちゃ
いけないよね
そうですね
確かめておかないと
いけないのかも・・・
おい、タヌキ
お前は戻ってみんなに
このことを伝えてきな
え、でも・・・
大丈夫だよ
無茶はしないから
大丈夫だよ
無茶はしないから
大丈夫!
無茶はしないからさ!
大丈夫ですよ
無茶はしませんから
は、はいですのっ!
それじゃ、行くぜ?
やめとこう
証拠がたりなすぎる
やめとこう
証拠がたりなすぎる
やめとこうよ
まだ疑うような
証拠もないし
やめておきましょう
証拠がないじゃない
ですか・・・
おいおい、その証拠を
つきとめるんだろ!?
でもなぁ・・・
そうだけど・・・
でもさぁ・・・
でも・・・
ケッ、勝手にしな
俺はいくからな!
あいつ、街の外に出る
みたいだ・・・
行くぞ、@n0
おい、ガゼルっ?
おい、ガゼルっ?
あ、ねぇちょっと!
ガゼルさん・・・
いいから来やがれっ
見失っちまうだろうが
ねえ、そこのボク!
ちょっといいかしら?
ねえ、そこのキミ!
ちょっといいかしら?
俺ですか?
僕ですか?
あたし!?
わたしですか?
そうそう、キミよ
キミのこと!
もう!
坊やじゃないのに!
ちょっと聞きたいんだ
けどね、この街で一番
ぶっそうな場所って、
どこにあるかしら?
へ?
え?
はい?
え・・・?
どうしよう?
 なんでそんなことを?
 それだったら・・・
なんでそんなこと
聞くんですか?
なんでそんなことを
聞くんですか?
なんでそんなこと
聞くんですか?
なんでそんなことを
聞くんですか?
ちょっとワケありでね
そういう場所を探して
るの・・・知らない?
いえ、知ってますけど
その・・・女性が一人
で行くのは・・・
いえ、知ってますけど
その・・・女性が一人
で行くのは・・・
いえ、知ってますけど
その・・・女の人が
一人で行く所じゃない
ですよ
いえ、知ってますけど
その・・・女性が一人
で行くのは・・・
あら、ひょっとして
心配してくれてるの?
ありがとう、ボク
でも大丈夫よ
ありがとう
でも大丈夫よ
こう見えてもね
おねーさんは強いのよ
それに、頼りないけど
相棒もいるしね
連れがいるのか・・・
なら、大丈夫かな?
連れがいるのか・・・
なら、大丈夫かな?
・・・だから
ボクじゃないのに
あ、それなら
大丈夫ですね
それだったら・・・
繁華街とか北のスラム
がそうですよ
それだったら・・・
繁華街とか北のスラム
がそうですよ
それだったら・・・
繁華街とか北のスラム
ですケド
それなら・・・
繁華街や北のスラムに
なりますけど
北ね?
どうもありがとう
それじゃあね!
ボク!
それじゃあね!
・・・・・
レイドの言うとおり、
ここの連中とバノッサ
が手を組むのは考えに
くいよなぁ・・・
バノッサと三兄弟が手
を組むことは、考えに
くいと思うんだがな
う~ん・・・
あの3人がバノッサと
手を組んだりは
しないよね・・・
ここのひとたちが
バノッサさんに召喚術
を教えるわけない
ですよね・・・
マスター、あれっ!
・・・・・・
エルカじゃないか
何やってんだろう?
エルカ・・・
何をしているんだ?
エルカ・・・
何やってんだろ?
エルカさんですよね
どうしたんでしょう?
あそこ、たしか三兄弟
さんのお家ですよね
そういえば、あいつ
ここに用事があるとか
言ってたような・・・
そういえば、あの子
ここに用事があるとか
言っていたが・・・
そういえば、エルカ
ここに用事があるとか
言ってたような・・・
そういえば・・・
エルカさん、以前ここ
に用があるとか・・・
どうしよう?
 様子をうかがう
 ほっとこう
 様子をうかがう
 ほっておこう
 様子をうかがう
 ほっとこう
 様子をうかがう
 放っておく・・・
ほっとこう
ほっておこう
ほうっておこう!
関わらない方が
いいですね・・・
ほっとくんですの!?
邪魔するなって前にも
言われてるしな
余計なことして怒鳴ら
れるのはごめんだよ
邪魔するなって前にも
言われてるしね
余計なことして怒鳴ら
れるのはごめんだよ
邪魔するなって、
前にも言われたし
また怒鳴られるの
イヤだもんね
邪魔するなって前にも
言われてますし・・・
余計なことして怒鳴ら
れるのは嫌ですし
それは・・・
そうですけど・・・
さあ、行こう
さあ、行こう
行こ、行こ!
行きましょう
どこへ行くんですか?
どこへ行くんです?
どこへ行くんですか?
どこへ行くんですか?
剣の稽古だ
何もない場所のほうが
思いきりやれるからな
どうしよう?
 ラムダと話をする
 邪魔しちゃ悪いかな
 ラムダと話をする
 邪魔しちゃ悪いな
 ラムダと話をする
 邪魔しちゃ悪いかな
 ラムダと話をする
 邪魔しちゃ悪いかな
そう言えば、ラムダと
最初に会ったのも荒野
だったっけ・・・
そう言えば、ラムダと
最初に会ったのも荒野
だったな・・・
そう言えば、ラムダと
最初に会ったのも荒野
だったよね・・・
そう言えば・・・
ラムダさんとはじめて
出会ったのも、荒野
でしたね・・・
あの時は、こんな形で
お前と関わるとは思い
もしなかったがな
ほんとにね
そうですね
ほんと
ですね・・・
レイドから聞いたが、
お前にもいろいろ複雑
な事情があるらしいな
俺が口を出せるような
問題ではないが、必要
ならば声をかけろ
お前には
借りがあるからな
稽古にいくんだったら
邪魔しちゃ悪いかな
それじゃ、また
稽古にいくんだったら
邪魔をしたら悪いな
それじゃ、また
稽古にいくんだったら
邪魔しちゃ悪いよね
じゃね!
稽古にいくなら・・・
邪魔はしないほうが
いいですね・・・
それじゃ、失礼します
ああ・・・
兄ちゃんがさ、ここで
おいらを励ましてくれ
たからだよ
姉ちゃんがさ、ここで
おいらを励ましてくれ
たからだよ
あれからね・・・
おいら、自分が間違っ
てないって思ったから
がんばったんだ
みんなのしてることが
間違いだって、何度も
言ってやったんだ
そしたらね・・・
そしたら?
みんな、意地悪
しなくなったんだよ
間違ってたって、
謝ってくれたんだ!
兄ちゃんのおかげで、
おいら、道場を辞めず
にすんだんだよ!!
姉ちゃんのおかげで、
おいら、道場を辞めず
にすんだんだよ!!
いや、俺じゃないよ
アルバが本当の勇気を
出してがんばったから
みんな、間違いに気が
ついたんだ
俺は何もしちゃいない
全部、アルバが自分で
やり遂げたんだ
いや、僕じゃないよ
アルバが本当の勇気を
出してがんばったから
みんな、間違いに気が
ついたんだ
僕は何もしちゃいない
全部、アルバが自分で
やり遂げたことさ
ちが~うの!
アルバが本当の勇気を
出してがんばったから
みんな、間違ってる
って気付いただけ!
全部、アルバ自身が
やってのけたんだよ!
わたしはなにもして
ないですよ
アルバが本当の勇気を
出してがんばったから
みんな、間違いに気が
ついたんじゃない?
全部、アルバの力で
やりとげたんです
おいらが・・・
がんばるんだぞ?
これからも
がんばるんだぞ?
これからも
がんばるんだぞ?
これからも
がんばってね
応援してるから
う・・・うんっ!
おいら、
がんばるよっ!
また、魚でも釣って
リプレを喜ばせて
やろうかな?
また、魚でも釣って
みるかな?
うーん
魚釣りねぇ・・・
また、魚を
釣って帰ったら
リプレさん
喜ぶかしら・・・
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
どうしよう?
 やめておく
 魚釣りをする
気にしなくていいって
こういう時もあるわ
うん、これだけあれば
充分だよ
わぁ、ずいぶん
たくさん釣れたのね
こんな大物
どう料理したらいいか
迷っちゃいそう
すごいじゃない!
これならきっと、おい
しいお料理ができるわ
これって・・・
食べられるのかしら?
ごくろうさま
きっとみんなも喜んで
食べてくれるよ
また何か釣れた時は
私のところに
もってきてね
腕によりをかけて
おいしい料理を作って
あげるから、ね?
おーい、@n0
また修行に
つきあってくんない?
ああ、まかせてくれよ
ああ、いいよ
えー、またぁ?
あ、はい
わたしでよければ
また気が向いたら
つきあってよ
・・・よっ!
まさか、この屋敷の中
に忍びこむ気か!?
まさか、この屋敷の中
に忍びこむ気か!?
うそっ、この屋敷の中
に忍びこむ気なの!?
え・・・この屋敷の中
に忍びこむ気なの?
え、エルカさんっ
何してるですのっ!?
おい、モナティっ
そんな、いきなり大声
出したら・・・
も、モナティっ
そんな、いきなり大声
出したら・・・
あぁ、モナティっ
そんな、いきなり大声
出したら・・・
あぁ、モナティっ
そんな、いきなり大声
出したら・・・
きゃあっ!?
危ないっ!!
いててて・・・
いててて・・・
いててて・・・
いたた・・・
あ・・・
危ないじゃないのっ!
この馬鹿レビット!!
う、うにゅうぅ・・・
怒鳴る前に・・・
どいてくれよ・・・
怒鳴る前に・・・
どいてくれよ・・・
怒鳴る前に
どいてよぉ・・・
怒鳴る前に・・・
どいてくれませんか?
フンッ!
なによ、だらしない
人の屋敷の前で、何を
騒いどるんだっ!!
せっかく私たちが
華麗に午後のお茶を
楽しんでいたと
いうのに
ぶち殺すぞ、コラ!?
げっ!?
わっ!?
あちゃ!?
えっ!?
ほう・・・
また、貴様かぁ?
に、逃げるぞっ!!
に、逃げるんだ!!
あ、いや・・・
じゃあこれで・・・
失礼します!
あ、あの・・・
すいません・・・!
ま、マスターっ
待ってくださいですの
なんでっ!
エルカまでぇっ!?
あの野郎、どこへ行く
つもりなんだ?
ひょっとしてこのまま
街から出るんじゃない
のかな?
ひょっとしてこのまま
街から出るんじゃない
のか?
ひょっとしてこのまま
街から出るんじゃない
のかな?
ひょっとしてこのまま
街から出るんじゃない
でしょうか?
冗談じゃねえぜ
だったら、出ていく
前にとっちめないと
ちょっと、ガゼル!?
あの人がそうだと
決まった
わけじゃ・・・
待つんだ、ガゼル!?
あの人がそうだと
決まった
わけじゃ・・・
ちょっと、ガゼル!?
あの人がそうだと
決まった
わけじゃ・・・
あの、ガゼルさん
あの人がそうだと
決まったわけでは
ないのでしょう?
いい加減にして、
姿を見せたらどうです
・・・!?
バレてたのか?
尾行に
気づいていたのか!?
あ、バレてた?
気づいていたんですね
人の後ろをこそこそと
つけ狙って、それほど
私が邪魔ですか?
どうしよう?
 素直に姿を見せる
 無視をする
ガゼル・・・
ガゼル・・・
邪魔ですか、だって
ガゼルさん・・
ケッ、仕方ねえな
こうなっちまったらよ
・・・?
出てきてやったぜ
お望みどおりな
はぁ・・・?
なんだろう?
様子が変だぞ
どうしたんだ?
様子が変だぞ
あれれ?
なんかおかしいな
あら?
様子が変ですよ?
えぇと・・・
ひょっとして君たちも
私をつけていたのか?
だからっ
そうだって言ってる
だろうがよ!
待てよ、ガゼル
この人「君たちも」っ
て言ったぞ?
待てよ、ガゼル
この人「君たちも」っ
て言ったぞ?
待って、ガゼル
この人「君たちも」っ
て言ってたよ
待って!
今、「君たちも」って
言いましたよ
「も」?
・・・危ないっ!!
シャアアアッ!
な、なんなんだよ
こいつらは!?
君たち
はやく逃げるんだっ!
逃げろっていったって
これじゃ・・・
いや、とっくに囲まれ
てるみたいですよ
逃げろって言っても
無理でしょ?
逃げるといっても
囲まれてますよ・・・
仕方ない・・・
君たち、私の側から
離れるんじゃないぞ!
出てこないのなら、
こちらからいきますよ
仕方ねえ・・・
みっつ数えて、別々の
方向へズラかろう
わかった
わかった
OK!
はい、わかりました
ひとつ・・・
ふたつ・・・
み・・・っ!?
な、なんなんだっ!?
な、なんなんだっ!?
え?
なになに!?
え・・・ちょっと!?
シャアアアッ!
かかって来い
外道の召喚師ども!
【蒼の派閥】の召喚師
ギブソン・ジラールの
力を見せてやる!!
あいつ・・・
やっぱり召喚師だった
それだったら、あの人
を襲ってる連中だって
そうだぞ!
あの黒装束たちもだ
でも、どうして召喚師
同士が戦うんだ?
ちょっと!
それなら
襲ってきたやつらも
召喚師だよ!
でしたら、あの人を
襲っている人たちも
召喚師ですよ!
気にくわねえな
よってたかって一人を
狙うなんてよ
ガゼル・・・
ガゼル・・・
そうだね・・・
ガゼルさん
いくか、助太刀?
ああ、このまま見ない
ふりはできない!
ああ、このまま見ない
ふりはできない!
うん、
大勢で襲うのは、
許せないよね!
はい・・・
行きましょう!
驚いたよ
君たちも召喚術が
使えたんだな
失礼だけど、君たちの
師匠は誰だい?
あ、えっと・・・
それは・・・
あ~、えっとですねぇ
えっと、あの・・・
師匠なんていねえよ
こいつは、特別なんだ
・・・?
信じられないな
でも、嘘じゃないです
ですが、本当です
ホント、なんですケド
信じてもらえないかも
しれませんが・・・
本当なんです・・・
ああ、すまない
君たちを疑ってるわけ
じゃないんだ
さあ、俺たちのことは
説明したんだ
次はそっちの番だぜ?
ああ、私の名前は
ギブソン・ジラール
【蒼の派閥】の
召喚師だよ
【蒼の派閥】・・・
【蒼の派閥】・・・
【蒼の派閥】・・・
【蒼の派閥】ですか?
【金】じゃねぇのか?
とんでもない!
あんな金の亡者たちと
一緒にしないでくれ
【蒼の派閥】は
召喚術を私利私欲で
使ったりはしない
むしろ、そういう連中
を取り締まるのが役目
みたいなものなんだ
そうなんですか?
そうなんですか?
そうなんですか?
そうなんですか?
で、そんなあんたが
どうしてこの街に
来たんだよ?
ある物を探してるのさ
ある物?
ある物?
モノ・・・?
ある物っていうのは?
とりあえず、食事でも
しながら説明しよう
助けてもらったお礼だ
おごってくれんのか?
やりいっ!!
そのかわり、
心あたりがあったら
話を聞かせてもらうよ
宝玉ですか・・・
宝玉ですか・・・
宝玉?
宝玉ですか・・・
ああ、盗まれたそれを
取り戻さなくては
ならないんだよ
宝ってつくからには、
それなりの特徴なんか
はねえのかよ?
宝玉そのものが
大きなサモナイト石の
結晶なんだ
盗んだのは、さっきの
黒装束たちなのかな?
盗んだのは、さっきの
黒装束たちなのかな?
盗んだのは、さっきの
黒装束たち?
盗んだのは、さっきの
黒装束でしょうか?
間違いないと思う
価値を知らなければ、
あれはただの
きれいな石だからね
ま、それはともかくと
してよ・・・
あんたが言ってた
仲間ってのは、
まだ来ないのかよ?
そろそろ来ると
思うんだが・・・
ギブソ~ン!
遅いぞ、ミモザ
ごめんごめん
で、この子たちは?
この街の子供たちだ
ちょっと事情があって
宝玉探しを手伝って
もらうことになった
ふ~ん・・・
あら、キミはさっきの
子じゃないの
なんだ、知り合いか?
城門のとこで道を
教えてもらったのよ
おかげで助かったわ
フフフッ、私たちって
不思議な縁でもあるの
かな・・・ね、ボク?
フフフッ、私たちって
不思議な縁でもあるの
かな・・・ね、キミ?
は、はぁ・・・
は、はぁ・・・
あの、
ボクじゃありません!
あ、は、はい・・・
ミモザ・ロランジュよ
ミモザでいいわ
そりゃいいが、あんた
ぜんっぜん召喚師には
見えねえな・・・
あら、見かけで
判断をしちゃダメよ?
その証拠に、お姉さん
はもう手がかりをつか
んできてるんだから
本当か!?
貴方にウソついたって
始まらないでしょ
それだったら、君たち
に手伝ってもらう必要
はなくなるな・・・
どうしよう?
 手伝わせてください
 そうとは限りませんよ
 手伝わせてください
 そうとは限りませんよ
 手伝わせて!
 そうとは限りません!
 手伝わせてください
 そうでしょうか?
手伝わせてください
ギブソンさん
しかし、さっきのよう
な戦いになるかもしれ
ないんだぞ?
心配しなくても、自分
の身は自分で守ります
心配しなくても、自分
の身は自分で守ります
大丈夫ですよ!
自分の身は自分で
まもります!
大丈夫です・・・自分
の身は自分で守ります
いいじゃないの
せっかくだから、協力
してもらいましょ?
おい、ミモザ・・・
私たちはこの街の地理
に詳しくないんだもの
道案内は必要だわ
お願いできるかしら?
そういうことだったら
任せときな
どのみち、あの黒装束
の召喚師にゃ聞きたい
こともあるしな
そうとは限りませんよ
ギブソンさん
そうとは限りませんよ
ギブソンさん
必要なくなるとは
限りませんよ!
そうでしょうか?
ギブソンさん
しかし、さっきの
ような戦いになるかも
しれないんだぞ?
心配しなくても、自分
の身は自分で守ります
心配しなくても、自分
の身は自分で守ります
心配しなくても、自分
の身は自分で守ります
大丈夫です・・・自分
の身は自分で守ります
どのみち、あの黒装束
の召喚師にゃ聞きたい
こともあるしな
ここがそうなのか?
ええ、最近このあたり
に不審な連中が出入り
してるって話なのよ
おっ、誰か来たみたい
だぜ?
・・・・・・
バノッサ!?
バノッサ!?
バノッサ!?
バノッサさん!
あら、お知りあい?
ケッ!
腐れ縁ってヤツだよ
あの野郎、ここの連中
に召喚術を習いやがっ
たんだな・・・
バノッサがいるのなら
オプテュスの連中が中
にいてもおかしくない
バノッサがいるのなら
オプテュスの連中が中
にいてもおかしくない
バノッサがいるのなら
オプテュスの人達が中
にいてもおかしくない
よね
バノッサさんが
いるならオプテュスの
人たちがいても
おかしくないですね
よし、ひとっ走りして
他の奴らを呼んでくる
そこで待ってろよ!
あらら、行っちゃった
やれやれ、あまり騒ぎ
を大きくしたくないん
だがな・・・
すいません
でも、俺たちにも
事情があるんですよ
すいません
でも、僕たちにも事情
があるんですよ
すいません
でも、あたしたちにも
ちょっとした
事情があるんです
すいません
でも、わたしたちには
わたしたちの事情が
あるんです・・・
なるほどな、それで私
のことをつけたわけだ
疑ってごめんなさい
多分、ガゼルの言った
とおりだと思います
バノッサはここの連中
から、召喚術を習った
みたいですね
疑ったのは謝ります
多分、ガゼルの言った
とおりなんでしょう
バノッサはここの連中
から、召喚術を習った
みたいです
疑ってごめんなさい
多分、ガゼルの言った
とおりだと思います
バノッサはここの連中
から、召喚術を習った
みたいですね
すみません・・・
多分、ガゼルさんの
言ったとおりだと
思います
バノッサさんは
ここの人たちから
召喚術を習った
みたいです・・・
そうかしら・・・
え?
キミの話を聞いてると
バノッサって子は突然
召喚術が使えるように
なったんでしょ?
普通は違うわ
私もギブソンも、何年
もかかって勉強して、
やっと覚えたのよ?
君みたいに特別な事情
でもない限りは・・・
ねえ、ギブソン
ひょっとしたら!?
ああ、私もそれを
考えていたんだ
???
だったら、急がないと
大変なことになるわ!
ちょ、ちょっと!
まだガゼルたちが!?
待ってください!
まだガゼルたちが!?
ちょ、ちょっと!
まだガゼルたちが!?
まってください・・・
まだガゼルさんたちが
来てないんです
時間がないんだっ!
宝玉の力が解放された
ら手遅れになる!!
宝玉の力・・・?
宝玉の力・・・?
宝玉の力・・・?
宝玉の力・・・?
へーえ?
あいつらを追ってきた
召喚師ってのは
手前ェらのことかよ
宝玉を渡すんだ!
それは、君の手に負え
る代物じゃない!!
クックック・・・
聞けねェな、おっさん
こいつは俺様のもんだ
便利な玉だよなァ
念じただけで召喚術が
使えるなんてよ・・・
こんなふうになァ!?
やめろ、バノッサ!
やめろ、バノッサ!
バノッサ!
やめなさい!
バノッサさん!
やめてください!
出てきやがったな
はぐれ野郎がッ!!
バノッサが持っている
あの石は・・・
あれが宝玉?
バノッサが持っている
あの石は・・・
あれが宝玉?
ん?
バノッサが持ってる石
・・・あれって?
あれ、宝玉!?
バノッサさんが
持っている石・・・
あれが宝玉ですか?
ええ、そうよ
悪魔を自在に召喚する
力をもった宝玉
【魅魔の宝玉】だ!
なんだって!?
見せてやるぜェ?
この宝玉の力・・・
この俺様が手に入れた
力をなァ!!
ハッ、ハアッ・・・
まだ、かんぺきには
使いこなせねェか・・
運が良かったなァ
はぐれ野郎!
だがな、次で終わりに
してやるぜ・・・
ヒャーッハッハッハ!
なんなんだよ?
今のは・・・
よりによってバノッサ
が、なんであんな力を
手に入れちまったんだ
よっ!?
あの子、宝玉の
使い方を知っていた
でも、どうして・・・
引きあげよう
詳しい話は
それから聞けばいい
説明してくれますよね
ギブソンさん?
引きあげよう
詳しい話は
それから聞けばいい
説明してくれますよね
ギブソンさん?
まずは帰ろうよ
細かいことは、
それからでいいよ
説明してくれますよね
ギブソンさん?
一度帰りましょう
詳しい話は、それから
聞けばいいことです
説明してくださいます
よね、ギブソンさん?
ああ、仕方あるまい
もう私たちだけの手に
はおえないようだ
君たちの力を、改めて
貸してほしい・・・

 【蒼の派閥】の召喚師たち
 彼らが探し求めていた宝玉は
 黒装束と結託したバノッサさん
 の手の中にあった

 【蒼の派閥】の召喚師たち
 彼らが探し求めていた宝玉は
 黒装束と結託したバノッサの
 手の中にあった


  悪魔を召喚して操る力を
  もつという【魅魔の宝玉】

  その強大な力の片鱗を
  見せつけられて俺たちは
  見せつけられて僕たちは
  見せつけられてあたしたちは
  見せつけられてわたしたちは
  言いようのない不安に
  駆られていた・・・
あの宝玉・・・!
サプレスの悪魔と契約
できる力が!?
それも、サモナイト石
さえ使わずに、
固定化させるだって?
そんな物を、バノッサ
は手に入れてしまった
のか
ちょっと!
バノッサってば、
なんてものを手に
入れちゃったの!
バノッサさんが
そんなものを・・・
奴とはこれ以上
関わっちゃだめだ
え?
え、今、なんて?
え?
あの黒装束たちとだけ
は、関わってはいけな
い気がするんだよ
それは無理だと思うよ
僕が望まなくたって、
バノッサが・・・
ちょっと!
あたしがイヤでも
バノッサが、ほっとい
てくれないんだよ!
でも・・・
バノッサさんは
わたしを憎んでいます
わかってるさ!
でもな・・・
ソルさん?
ソル?
それでも・・・
俺は・・・・・・!
あの宝玉はサプレスの
悪魔たちと誓約する力
を持っているようだな
それも並の力じゃない
サモナイト石も使わず
に固定化させてしまう
のだからな
そんな物を、
バノッサは手に入れて
しまったのか
・・・なんてモノを、
バノッサは手に
入れたんだか・・・
バノッサさんは
そんなものを・・・
関わり合いにならない
ほうがいい
え?
え、今、なんて?
え?
あの黒装束たちとだけ
は、関わっては
いけない気がするんだ
それは無理だよ
俺が望まなくたって、
バノッサが・・・
無理でしょ
あたしが嫌がっても、
バノッサが・・・
無理ですよ・・・
バノッサさんは、
わたしを憎んでいます
わかってるさ!
だが・・・
キールさん?
キール?
それでも・・・
僕は・・・・・・
あの宝玉はサプレスの
悪魔たちと誓約する力
を持っているのね
それも並の力じゃない
サモナイト石も使わず
に固定化させちゃうん
だもの
そんな物を、
バノッサは手に入れて
しまったのか
そんな物を、バノッサ
は手に入れてしまった
のか
バノッサさんは
そんなものを・・・
関わり合いにならない
ほうがいいよ
え?
あの黒装束たちとだけ
は、関わらないほうが
キミのためだと思うの
それは無理だよ
俺が望まなくたって、
バノッサが・・・
それは無理だと思うよ
僕が望まなくたって、
バノッサが・・・
無理ですよ
バノッサさんはわたし
を憎んでいますし
わかってるよ!
けど・・・
カシスさん?
カシス?
ダメなのよ・・・
絶対・・・・・・
あの宝玉はサプレスの
悪魔たちと誓約する力
を持っているようです
かなり強い力です
サモナイト石も使わず
に固定化させてしまう
のですから
そんな物を、
バノッサは手に入れて
しまったのか
そんな物を、バノッサ
は手に入れてしまった
のか
・・・よりによって
バノッサがそんなモノ
手に入れちゃったのか
関わらないほうがいい
と、私は思います
え?
え?
え、今、なんて?
あの黒装束たちとだけ
は、関わってはいけな
い気がするんです
それは無理だよ
俺が望まなくたって、
バノッサが・・・
それは無理だと思うよ
僕が望まなくたって、
バノッサが・・・
無理でしょ
あたしが嫌がっても、
バノッサが・・・
わかってます!
でも・・・
クラレット?
ダメなんです・・・
絶対・・・・・・
・・・気になるな
どうして黒装束たちは
自分たちで宝玉を使わ
なかったんだろう?
あっ!?
そういえば・・・
あっ!?
そういえば
・・・そうですね
使えない事情でもある
のか、それとも・・・
いずれにしろ、二人の
口からきちんと説明を
してもらわないとな
よりによって
バノッサがあんな力を
手に入れちまうとはよ
こうなったら、一刻も
早く宝玉を取り返さね
えとな・・・
あいつがロクでもない
ことをしないうちにな
ああ、そうだな
ああ、そうだな
うん、そうだね
ええ、そう思います
あんな連中と組むほど
バノッサが力を
欲しがっていたなんて
エドス・・・
エドス・・・
エドス・・・
エドスさん
あいつは力に
目がくらんでしまって
忘れとるんだ
強すぎる力は、自分の
身を滅ぼしかねないと
いう恐ろしさを!
わかる気がするよ
わかる気がするよ
わかる気がする・・・
それ、あたしと
いっしょだ・・・
でも、バノッサさん
の気持ちも・・・
解る気がします
止めなくちゃならん
ワシはもうこれ以上、
バノッサに過ちを
犯させたくない・・・
ミモザさんから聞いた
んだけど、召喚師の
人たちはみんな名字を
もってるんだって
なんか
意味があるのかな?
なにか
意味があるのかな?
意味があるの?
名字にも、やっぱり
なんか意味がある
んでしょうか?
うん、なんでも召喚師
同士の身分証明のよう
なものになるみたい
その人がどこの生まれ
で、どんな系統の術が
使えるのかとか
そういや、俺
キールの
カシスの
クラレットの
名字って知らないぞ?
そういえば
ソルの
カシスの
クラレットの
名字って知らないな
そういや、あたし
ソルの
キールの
クラレットの
名字って知らないや
わたし・・・
ソルさんの
キールさんの
カシスさんの
名字聞いてません
あ、私も・・・
私たちは召喚師じゃな
いから、名乗らなかっ
たのかしらね
おいら、あのミモザっ
て姉ちゃん苦手だよ
だって、おいらのこと
ちっちゃい子みたいに
呼ぶんだもん・・・
アルバだけじゃないよ
俺だって「ボク?」っ
て呼ばれてるんだ
アルバだけじゃないよ
僕だって、同じような
呼ばれ方をされている
んだから
アルバだけじゃないよ
よりによって
あたしまで「ボク」
呼ばわりだよ!
でも、アルバは
ちっちゃい子でしょ?
ええっ?
気にしても仕方ないさ
きっとあれは、
あの人のクセなんだよ
気にしても仕方ないよ
きっとあれは、あの人
のクセなんだ
ま、気にしてもムダ
きっとあれは、あの人
のクセなんだよね
ほら、あの人は大人
だから、わたしだって
「キミ」だもの
そうなのか・・・
あたし、あのミモザっ
て女の人キライよ
いかにも年上ぶって、
こびてるってカンジが
しない?
そうかな?
大人の女性ってあんな
感じじゃないのか
こびてるのとは、違う
と思うんだが・・・
そうかな?
大人の女性ってあんな
感じの人もいるよ
そう?
大人の女性ってあんな
感じだと思いますよ
あーっ!
なによ、ひょっとして
お兄ちゃんまでたぶら
かされてんのっ!?
あーっ!
なによ、ひょっとして
お姉ちゃんもあんな風
になりたいのっ!?
た、たぶっ・・・!?
た、たぶっ・・・!?
そ、それは・・・!?
あの、わたしは・・・
まったく・・・
なんで男って、あの手
の誘惑に弱いかなぁ
そりゃ、男だからだよ
多分・・・
勝手に決めつけないで
くれよ・・・
男だからね・・・
男ですから・・・
多分・・・
おにいちゃんって
おともだちつくるのが
じょうずだね・・・
おねえちゃんって
おともだちつくるのが
じょうずだね・・・
そうかな?
よくわかんないけど
そうかな?
え?
そう?
そんなもんかなぁ?
そうですか
どちらかというと
下手だと・・・
そうだよ・・・
だって、おにいちゃん
のおともだち、みんな
やさしいもん
きっと、おにいちゃん
がやさしいから・・・
おともだちもやさしい
んだよね?
そうだよ・・・
だって、おねえちゃん
のおともだち、みんな
やさしいもん
きっと、おねえちゃん
がやさしいから・・・
おともだちもやさしい
んだよね?
なあ、アニキ
バノッサはあれで満足
なのかな?
なあ、アネゴ
バノッサはあれで満足
なのかな?
どうしたんだ、急に
どうしたんだ、急に
どうしたの?
唐突に
なぜ、そう思うんです
あいつは強くなったけ
ど、それって宝玉の力
のおかげだろ
そういうのってさ
なんか違う気がするん
だよ、俺っち・・・
それはきっと、ジンガ
が力じゃなくて強さを
求めてるからだよ
それはきっと、ジンガ
が力じゃなくて強さを
求めてるからさ
う~ん、難しいけどさ
それはきっと、ジンガ
が力じゃなくて強さを
求めてるから・・・
じゃないかな?
それはきっと、ジンガ
が力じゃなくて強さを
求めてるからじゃない
でしょうか
???
強くなるために力を求
めるのと、力を求めて
強くなることは、違う
んじゃないかな?
うまく言えないけど、
きっとジンガは、そこ
で引っかかってるんだ
と思うよ
強くなるために力を求
めるのと、力を求めて
強くなることは、違う
んじゃないかな?
うまく言えないけど、
きっとジンガは、そこ
で引っかかってるんだ
と僕は思うよ
強くなるために力を求
めるのと、力を求めて
強くなることは、違う
んじゃないかなって
うまく言えないけど、
きっとジンガは、そこ
で引っかかってるん
じゃないかな?
強くなるために力を求
めるのと、力を求めて
強くなることは、違う
と思うんです
うまく言えませんが、
きっとジンガは、そこ
で引っかかってるんだ
と思いますよ
そっか・・・
次から次へと、お前は
厄介事をしょいこむの
が得意だな?
・・・ほっといてくれ
・・・ほっといてくれ
・・・ほっといてよ
そうですか・・・
なんだか心外です
まあ、いいさ
おかげで退屈しないで
すんでるからな
お前のやりたいように
やればいいさ
そいつが正しけりゃ、
みんなついてくる
ローカス・・・
ローカス・・・
ローカス・・・
ローカスさん・・・
ま、ヤバイと思ったら
俺は真っ先に逃げだす
つもりだがな
・・・・・・
マスターはどうしても
バノッサさんと
戦っちゃうんですの?
モナティ、こわいです
心配するなよ
モナティは俺が守って
やるからさ
心配しなくていいよ
モナティは僕が守って
あげるからさ
だーいじょうぶ!
モナティは
あたしが守るって!
絶対!!
心配しないで
モナティはわたしが
まもってあげる
違うんですのっ!!
モナティは、
戦うのがこわいんじゃ
ないんです
マスターがいなくなっ
ちゃうことが
こわいんですのっ!
・・・!!
不吉なことを言って
ごめんなさいです
でも、モナティは戦う
の苦手だから・・・
マスターを守る自信が
ないから・・・
モナティ・・・
よりによって、あんな
ヤバイ目の人の恨みを
買うなんてさ
アンタも馬鹿だねぇ
・・・ほっといてくれ
・・・ほっといてくれ
・・・いいじゃん
そうですか・・・
不器用なんでしょうか
ま、いいけどね
いざとなったら
アタシは逃げるから
はっきり言うなよ
はっきり言うなよ
言い切るね・・・
・・・寂しいことを
言わないでくださいよ
だってヤバすぎるもん
化け物相手だなんて
お師匠だったら
別かもしれないけど
シオンさんか・・・
シオンさんか・・・
シオンさんか・・・
シオンさんですか?
あ、言っとくけど
お師匠はぜーったいに
戦ったりしないから
アンタにお師匠の力を
借りる器はないって
だから・・・
はっきり言うなって
だから・・・
はっきり言うなよ
・・・アカネ
もしかしてあたしの
こと、本気でキライ?
・・・あの、そう
はっきり言われると
・・・気になるな
せっかく盗んだ宝玉を
連中はどうして他人に
使わせる?
あっ!?
あっ!?
あれ?
なんでだろ?
ですね・・・
なぜでしょうか?
何か理由があるのかも
しれんな
セシルさんはどうして
アキュートに入ったん
ですか?
セシルさんはどうして
アキュートに入ったん
です?
セシルさんはどうして
アキュートに入ったん
です?
セシルさんはどうして
アキュートに入ったん
ですか?
そうね・・・
街のためとか人のため
とか、そういう立派な
理由じゃないわ
完全に治ってないのに
無茶ばかりする患者を
見張るためかしらね
それって・・・
それは・・・
それって・・・
それ、もしかして
ご想像にお任せするわ
あと、他言無用よ?
あの黒装束たちは
誰かの命令で
動いているようですね
そうでなくては、
あのように統率された
行動はとれません
それって、黒幕が別に
いるってことなのか?
やはり、黒幕は別にい
るということなのかな
それって、黒幕が別に
いるってこと?
それって、裏に、誰か
いるってことですか?
そう思っていたほうが
いいでしょうね
ただ、その黒幕が何を
企んでいるのかまでは
わかりませんが・・・
あの黒装束ども、
かなり徹底した訓練を
されてたな
召喚師っていうよりは
暗殺者って感じだぜ
わかるのか?
わかるのか?
わかるの?
そんなことが
わかるんですか?
まあな・・・
もともと俺は、
そっちが専門だったし
スタウトって、
暗殺者だったのか!?
スタウトって、暗殺者
だったのか!?
ええっ!?
スタウト・・・
暗殺者だったの!?
スタウトさん・・・
暗殺者だったんですか
あんまり自慢できる話
じゃねえけどな
完全に君たちを巻き込
んでしまって、本当に
すまないと思っている
いいんですよ
バノッサが関わってる
以上、いずれ無関係で
はいられなかったし
いいんですよ
バノッサが関わってる
以上、いずれ無関係で
はいられなかったし
いいんですってば
バノッサが
関わってるんでしょ?
避けられない道
ですから
いえ・・・
バノッサさんが関わっ
ている以上、避けられ
ないことですから
そう言ってもらえると
助かるよ
とにかく、一刻も早く
彼の手から宝玉を取り
返さないとな
なんだか悪いわね
すっかりキミたちまで
巻き込んじゃって
いいんですよ
バノッサが関わってる
以上、いずれ無関係で
はいられなかったし
いいんですよ
バノッサが関わってる
以上、いずれ無関係で
はいられなかったし
いいんですってば!
バノッサが関わってる
んじゃイヤでも無関係
じゃいられませんし
いいんですよ
バノッサさんが関わっ
ている以上は、避けら
れないことですから
ありがと、ボク
気をつかってくれて
ありがと
気をつかってくれて
だけど情けないわね
私とギブソン、二人も
召喚師が揃ってるのに
早いとこ、なんとか
しなくちゃだわ・・・
あの黒装束の
召喚師たちは
いつからこの街に
いたんでしょうか
それに、今まで
何もしていなかったん
でしょうか?
まさか、スウォン
森にいたはぐれ召喚獣
のことを・・・?
まさか、スウォン
森にいたはぐれ召喚獣
のことを・・・?
まさか、スウォン
森にいたはぐれ召喚獣
のことを・・・?
まさか、スウォンくん
森にいたはぐれ召喚獣
の事件の犯人が
あの人たちって?
証拠もなしに
疑うのは良くないと
わかってるんです
でも・・・
もしそうだとしたら、
同じことを繰り返させ
たくないんです!
絶対に・・・
言っておくけど!
エルカがここに残るの
は帰る方法を見つける
ためなんだから
エルカはあんたと
対等の立場なんだから
余計な指図はなしよ?
わかってるって
わかってるよ
うん、それでいいよ
わかっていますよ
本当に?
本当だってば
本当だって
本当だってば
はい、本当ですって
ま、信用したげるわ
疑ってもキリがないし

   ソルは
   何を怖がってるんだ?
   ソルは
   何を怖がってるのかな
   ソルさんは何を恐れて
   いるのでしょうか?

   キールは
   何を恐れてるんだ?
   キールは
   何を怖がってるのかな
   キールさんは何を恐れて
   いるのでしょうか?

   カシスは
   何を恐れてるんだ?
   カシスは
   何を怖がってるんだ?
   カシスさんは何を恐れて
   いるのでしょうか?

   クラレットは
   何を恐れてるんだ?
   何を怖がってるんだ?
   何を怖がってるのかな

   たしかにおかしいな
   それは・・・
   たしかにおかしいな
   それは・・・
   たしかにヘンだね
   それは・・・
   たしかに・・・
   おかしいですね・・・

   バノッサは宝玉の力で
   何をする気だろう?
   バノッサは宝玉の力で
   何をする気だろう?
   バノッサは宝玉の力で
   何をする気なの・・・
   バノッサさん、宝玉で
   何をする気だろう?

   バノッサを止めよう!
   エドスのためにも
   バノッサを止めよう!
   エドスのためにも
   バノッサを止めよ!
   エドスのためにもね!
  エドスさんのためにも
  バノッサさんを止めないと

  ソルさんの名字って
  ソルの名字って
  キールさんの名字って
  キールの名字って
  カシスさんの名字って
  カシスの名字って
  クラレットの名字って
  どういうのなんだろうな?
  どういうのなんだろう?
  そういえば聞いたこと
  なかった
  ・・・そう言えば
  知りませんね・・・

   たしかに、あの呼び方は
   困っちゃうよなぁ
   たしかに、あの呼び方は
   恥ずかしいものな
   たしかに、あの呼び方は
   困るなぁ・・・
   たしかに、あの呼び方は
   困ります・・・

   ひどい言われようだな
   こりゃ・・・
  やれやれ、
  ひどい言われようだ・・・
   ひどい言われようとは
   まさにこのことだね
   ミモザさん・・・
   そんなに嫌わなくても

   なんだか照れるな
   そう言われちゃうと
   そんな風に考えたこと
   なかったな
   なんだか照れるなぁ
   そう言われちゃうと
   なんだか照れますね

  強いことは
  力があることとは違うんだ
  強いことは
  力があることとは違うんだ
  強いことは、力がある
  こととは違うんだね
  強いことは、力がある
  こととは違うんです

   励ましたつもりなのか
   あれって・・・
   励ましてるんだろうな
   あれでも・・・
   あれってば、もしかして
   励ましだったの?
   励ましたつもりなんで
   しょうか・・・

  モナティが心配するのも
  当然だよな・・・
  モナティが心配するのも
  当然だな・・・
  モナティに心配
  させちゃったなぁ・・・
  モナティが心配するのも
  当然ね・・・

   シオンさんをあてには
   できない、か
   シオンさんをあてには
   できない、か
   シオンさんをあてには
   できない、かな
   シオンさんをあてには
   できないみたい・・・

   たしかにおかしいな
   それは・・・
   たしかにおかしいな
   それは・・・
   うん、おかしいよね
   それは・・・
   たしかにおかしい
   ですね・・・

  あの人のことなんだろうな
  やっぱり・・・
  あの人のことなんだろうな
  やっぱり・・・
  あの人のことかな
  やっぱり・・・
  あの人のことなんだろうな
  やっぱり・・・

   黒幕はいったい
   どんな奴なんだろう?
   黒幕はいったい
   どんな奴なんだろう?
   黒幕は、いったい
   どんなヒトなんだろう
   本当の敵は・・・
   だれなんでしょう?

  スタウトにそんな過去が
  あったとはな
  スタウトにそんな過去が
  あったとはな
  スタウトにそんな過去が
  あったなんて・・・
 スタウトさんがそんな過去を
 持っていたなんて・・・

   早く宝玉を
   取り返さないとな・・・
   早く宝玉を
   取り返さないとな・・・
   早く宝玉を
   取り返さないと・・・
   早く宝玉を
   取り返さないと・・・

   早く宝玉を
   取り返さないとな・・・
   早く宝玉を
   取り返さないとな・・・
   早く宝玉を
   取り返さないと・・・
   早く宝玉を
   取り返さないと・・・

   黒装束たちはいつから
   この街にいたんだ?
   黒装束たちはいつから
   この街にいたんだ?
   黒装束たちはいつから
   この街にいたのかな?
   黒装束たちはいつから
   この街にいたのかな?

   やれやれ、信用ない
   なあ・・・
   やれやれ、信用ない
   なあ・・・
   もう、信用ないなぁ
   信用してもらえるのは
   ずいぶん先の話ですね

scn013

さて、どこから話した
ものかな・・・
あの宝玉がどんなもの
なのか、くわしく説明
してください
あの宝玉がどんなもの
なのか、くわしく説明
してください
あの宝玉・・・
あれがなんなのか
まずはそれから
あの宝玉がどんなもの
なのか、くわしく説明
してください
【魅魔の宝玉】はね
ずっと昔の召喚師たち
が作った道具なの
サプレスの世界に住む
ありとあらゆる悪魔を
従えるためにね
なんで、そんな物騒な
もんがあるんだよ
戦争の名残だよ
戦争?
戦争?
せん・・そう?
戦争ですか
気の遠くなるような昔
リィンバウムは異世界
の侵略者と戦っていた
今でこそ召喚獣として
呼び出されている
鬼神や悪魔たちとね
しかし、それは伝説や
おとぎ話では・・・?
普通の人は知らなくて
も仕方ないわね
召喚師たちの手で秘密
にされてたんだもの
なんたって
召喚術の起源に関わる
ことだからな・・・
召喚術の起源に関わる
ことだからな・・・
召喚術の起源に関わる
ことだもんね・・・
召喚術の起源に関わる
ことですから・・・
ソルの
キールの
カシスの
クラレットの
言うとおりだ
もともと召喚術という
ものは、そういった
敵をさけるために
生まれたものなんだ
呪文と魔力で異世界の
生物の意識を支配して
元の世界に送り返す
【送還術】と呼ばれる
その技法を逆利用した
ものが【召喚術】なの
【送還術】のほうは、
今じゃほとんど失われ
てしまってるけどね
どうしてですか?
どうしてですか?
なんでです?
どうしてですか?
このリィンバウムに、
強力な結界が張られた
からさ
その力で異世界の敵は
リィンバウムに自力で
入れなくなった
だから送還術は必要が
なくなってしまったの
なるほど・・・
【魅魔の宝玉】は
サプレスの悪魔の意識
を支配し、元の世界へ
送り返す道具なんだ
だが、送り返すための
力を逆に使えば・・・
悪魔を召喚するための
道具になるってことか
悪魔を召喚するための
道具になるってことか
そっか!
悪魔たちをこっちの
世界に召喚する
道具になる!?
悪魔を召喚するための
道具になる・・・
そういうことですか?
宝玉の力は、使う者の
意志の強さに比例して
強くなってしまうの
最悪だな・・・
バノッサは蛇みたいに
しつこい性格だぜ
手分けして
バノッサをさがそう
早くしないと取り返し
がつかなくなる!
手分けして
バノッサをさがそう
早くしないと取り返し
がつかなくなる!
まずいよ!
手分けしてバノッサを
さがさなきゃ!
早くしないと取り返し
がつかなくなっちゃう
手分けしてバノッサさ
んを探しましょう
早くしないと取り返し
がつかなくなります
バノッサは
どこにいるんだろう?
バノッサは
どこにいるんだろう?
バノッサ・・・
どこにいるの・・・
悪魔をこっちの
世界に呼び出そう
だなんて・・・
おねがい!
隠れていないで
出てきて、バノッサ!
バノッサさんは
どこにいるの・・・?
どうかしたのか?
むつかしい顔して
どうかしたのか?
むつかしい顔して
どうかしたの?
むっずかしい
顔しちゃってさ
どうかしましたか?
眉をしかめたりして
え、あぁ
@n0・・・
子供たちの姿を
見なかった?
あれ、そういえば
今日は見てないなあ
ああ、そういえば今日
は見てないな
ありゃ?
そういえば・・・
見てないね?
・・・そういえば
今日は見てませんね
おやつの時間なのに、
三人とも戻って
こないのよ
どうしよう?
 遊びに夢中なんだよ
 探してこようか?
 遊びに夢中なんだよ
 探してこようか?
 遊びに夢中だと思う
 探してこようか?
 遊びに夢中とか?
 探してこようか?
きっと遊びに
夢中になってるんだよ
心配いらないって
きっと遊びに夢中に
なってるんだよ
心配いらないさ
きっと遊びに夢中に
なってるんだってば!
心配いらないって
遊びに夢中になってい
るんじゃないですか?
心配いらないと
思いますけど
そうかな・・・
だったらいいんだけど
探してこようか?
探してこようか?
どうする?
探してこようか?
探して来た
ほうがいい・・・?
だったら私も行くよ
あの子たちの
行きそうな場所なら、
私のほうが詳しいし
そうだな・・・
じゃあ、一緒に探そう
そうだな・・・
じゃあ、一緒に探そう
うん
じゃ、一緒にさがそ!
・・・そうですね
一緒に探しましょう
これ、食べてみて
お、オムレツだな
どれどれ・・・
!?
ああ、オムレツだね
それじゃ・・・
!?
オムレツじゃん!
あたし、大好物なの
オムレツですね?
じゃあ、少しだけ
!?
どう?
め、めちゃめちゃ
美味しいぞっ!?
こんなに美味しいのは
初めてだよ・・・
おいしい!
ねねっ、こんなの
どうやって焼いたの?
おいしいです
すごく!
そう言っていただける
と恐縮ですね
ペルゴ・・・
ってことは?
ペルゴ・・・
ということは?
ペルゴ・・・
ってことは?
ペルゴさん?
つまり、これって?
そのオムレツはペルゴ
さんが作ったのよ
ええ~っ!?
ええ~っ!?
・・・ウソだ
すごいです!
悔しいけど、私なんか
よりずっと上手なの
さすがはお店を出して
るだけあるなあ
いえいえ、私の料理は
自分の舌を満足させる
ためだけのものです
ですから、リプレさん
のように手間や予算を
考えて料理することは
できないんですよ
グルメだ・・・
グルメですね・・・
・・・はぁっ!
ぐ、グルメだ!
グルメですね・・・
ぐるめ?
俺たちの世界の言葉で
美味しいもの好きの人
をそう呼ぶんだよ
僕たちの世界の言葉で
美味しいもの好きの人
をそう呼ぶんですよ
あ、えっと、あのね
美味しいもの好きの人
をそう呼ぶんだよ
あたしたちの世界では
あ、おいしいものに
こだわる人を、わたし
たちの世界では
そう言うんです・・
ほほう、その呼び方は
心地よいですね
気に入りましたよ!
これからは私のことは
グルメのペルゴとでも
呼んでください
・・・・・・
・・・・・・
あ~・・・はい
・・・・・・
【魅魔の宝玉】って
とんでもない代物だっ
たんですね・・・
【魅魔の宝玉】という
のは、とんでもない力
を持ってるんですね
【魅魔の宝玉】って
とんでもない代物だっ
たんだぁ・・・
【魅魔の宝玉】・・・
とんでもない代物だっ
たんですね・・・
大昔の召喚師の力って
のは、今の私たちより
すごかったからね
どうしよう?
 たとえば?
 不安になってきたな
 たとえば?
 厄介ですね
 どんなふうに?
 不安になってきた
 たとえば?
 不安になってきた・・
たとえば?
たとえば?
どんなふうに?
たとえば
どのように、ですか?
そうねぇ・・・
一番有名なのだったら
【エルゴの王】かな?
召喚師を越えた究極の
召喚師でね、望むだけ
であらゆる術が使えた
伝説の英雄よ
この世界を守る結界を
張ったのも、彼だって
言われてるの
へえ・・・
へえ・・・
とんでもないじゃん
想像もつきませんね
まあ、どこまでが本当
のことかはわからない
んだけどね
不安になってきたな
そんな代物がバノッサ
の手にあるなんて
厄介ですね
そんな代物がバノッサ
の手にあるなんて
不安になってきた
バノッサってそんな
モノ持ってるんだ
なんだか不安・・・
そんなものをバノッサ
さんが持ってるなんて
こらこら、そんなんで
どうすんの?
お姉さんたちはキミを
頼りにしてるんだから
がんばってよね
う、うん・・・
あ、はあ・・・
う、うん・・・
あ、はい・・・
【魅魔の宝玉】って
とんでもない代物だっ
たんだな・・・
【魅魔の宝玉】という
のは、とんでもない力
を持ってるんですね
【魅魔の宝玉】って
とんでもない代物だっ
たんだぁ・・・
【魅魔の宝玉】・・・
とんでもない代物だっ
たんですね・・・
大昔の召喚師の力って
のは、今の私たちより
すごかったからね
知らなかったよ
召喚術にあんないわれ
があったなんて
知らなかったな
召喚術にあんないわれ
があったなんて
知らなかった・・・
召喚術にあんないわれ
があったなんて
知りませんでした
召喚術にあんないわれ
があったなんて・・・
蒼の派閥の召喚師たち
は、召喚術を研究する
ことで世界のことを知
ろうとしているんだ
だからこそ、あれだけ
詳しい知識を持ってる
んだろうな
そういえば・・・
ソルは
どこかの派閥に所属し
てるのか?
そういえば・・・
ソルって
どこの派閥の人?
所属ってしてるの?
そういえば・・・
ソルさんって
どの派閥に、所属
しているんですか?
してない・・・
そのわりにはギブソン
たちの話を理解してた
みたいだけど?
へぇ、派閥に所属
しなくても、ギブソン
たちの言うことは
理解できるんだ?
・・・派閥に所属しな
くても、ギブソンさん
たちの言うことは理解
できるんですね?
興味があってな
勉強したんだ
なにより
知っておけば、お前を
元の世界へ帰すのにも
役に立つだろ?
蒼の派閥の召喚師たち
は、召喚術を研究する
ことで世界のことを知
ろうとしているんだ
だからこそ、あれだけ
詳しい知識を持って
いるんだろうな
そういえば・・・
キールは
どこかの派閥に
所属してるのか?
そういえば・・・
キールは
どこかの派閥に
所属してるの?
そういえば・・・
キールさんは
どこかの派閥に所属し
ているんですか?
いや・・・
してないよ・・・
そのわりにはギブソン
たちの話を理解してた
みたいだけど?
へぇ、派閥に所属
しなくても、ギブソン
たちの言うことは
理解できるんだ?
なのに、ギブソンさん
たちの話は理解できる
んですね?
興味があったからね
勉強したんだよ
君を元の世界に
帰すのにも役に立つと
思ったしね・・・
蒼の派閥の召喚師たち
は、召喚術を研究する
ことで、世界のことを
知ろうとしてるのよ
だからこそ、
あれだけ詳しい知識を
持ってんでしょうねぇ
そういえば・・・
カシスは
どこかの派閥に
所属してるのか?
そういえば・・・
カシスは
どこかの派閥に所属し
てるのか?
そういえば・・・
カシスさんはどこかの
派閥に所属してる
んですか?
え・・・
してないよ・・・
そのわりにはギブソン
たちの話を理解してた
みたいだけど?
そのわりにはギブソン
たちの話を理解してた
みたいだけど?
でも、ギブソンさん
たちの話は理解できる
んですね?
そ、それはね!
勉強したからだよっ
キミを元の世界へ戻す
方法を探すためにね
蒼の派閥の召喚師たち
は、召喚術を研究する
ことで世界のことを研
究しているんです
だからこそ、あれだけ
詳しい知識を持って
いるんでしょうね
そういえば・・・
クラレットは
どこかの派閥に
所属してるのか?
そういえば・・・
クラレットは
どこかの派閥に所属し
てるのか?
ねぇねぇ・・・
クラレットは
どこの派閥に
所属してるの?
いいえ・・・
してませんよ・・・
そのわりにはギブソン
たちの話を理解してた
みたいだけど?
そのわりにはギブソン
たちの話を理解してた
みたいだけど?
そのわりにはギブソン
たちの話を理解してた
みたいじゃん?
興味がありましたから
勉強してたんです
貴方を元の世界に
帰すのにも役に立つと
思いましたし・・・
知らなかったな
召喚術にあんないわれ
があったなんて
知らなかった・・・
召喚術にあんないわれ
があったなんて
知りませんでした
召喚術にあんないわれ
があったなんて・・・
蒼の派閥の召喚師たち
は、召喚術を研究する
ことで世界のことを知
ろうとしているんだ
だからこそ、
あれだけ詳しい知識を
持ってるんだろうな
知らなかったよ
召喚術にあんないわれ
があったなんて
知らなかった・・・
召喚術にあんないわれ
があったなんて
知りませんでした
召喚術にあんないわれ
があったなんて・・・
蒼の派閥の召喚師たち
は、召喚術を研究する
ことで世界のことを知
ろうとしているんだ
だからこそ、あれだけ
詳しい知識を持って
いるんだろうな
知らなかったよ
召喚術にあんないわれ
があったなんて
知らなかったな
召喚術にあんないわれ
があったなんて
知りませんでした
召喚術にあんないわれ
があったなんて・・・
蒼の派閥の召喚師たち
は、召喚術を研究する
ことで、世界のことを
知ろうとしてるのよ
だからこそ、
あれだけ詳しい知識を
持ってんでしょうねぇ
知らなかったよ
召喚術にあんないわれ
があったなんて
知らなかったな
召喚術にあんないわれ
があったなんて
知らなかった・・・
召喚術にあんないわれ
があったなんて
蒼の派閥の召喚師たち
は、召喚術を研究する
ことで世界のことを
研究しているんです
だからこそ、あれだけ
詳しい知識を持って
いるんでしょうね
ねえ、エルカがどうし
てレビットと同じ部屋
で過ごさなくちゃなん
ないのよ?
同じ世界で暮らしてた
者同士なんだからさ
仲良くやれるだろ?
同じ世界で暮らしてた
者同士なんだ
仲良くできるだろう?
同じ世界で暮らしてた
者同士でしょ?
仲良くしようよ!
同じ世界で暮らしてた
者同士なんでしょ?
仲良くしてくださいね
で・き・な・い!!
エルカさぁん・・・
見てるとイライラして
きちゃうのよっ!
何をするにもエルカの
倍の時間がかかるし
うにゅうぅ・・・
寝言がうるさいうえに
ベッドから落っこちて
大きな悲鳴をあげるし
あと・・・
も、もういいって!
理由はわかったから
モナティだってわざと
やってるわけじゃない
んだし、許してやって
くれよ
部屋の数だって限りが
あるし・・・な?
わ、わかった!
理由はわかったから
モナティだってわざと
やってるわけじゃない
んだし、大目に見て
やってくれないか
部屋の数だって限りが
あるし・・・な?
も、もういいって!
理由はわかったから
モナティだってわざと
やってるわけじゃない
んだし、許してやって
よ・・・ね!
わかりました・・・
だから、もうやめて?
モナティだって
わざとやってる
わけじゃないの
おねがい、
許してあげて?
部屋の数にも限りが
あるの、わかって?
だったら、あんたの口
からしっかり言い聞か
せといてよねっ!?
フンッ!
モナティだってわざと
やってるわけじゃない
んだし、許してやって
くれよ
モナティだってわざと
やってるわけじゃない
んだし、大目に見て
やってくれないか
モナティだってわざと
やってるわけじゃない
んだし、許してやって
よ・・・ね!
モナティだって
わざとやってる
わけじゃないの
おねがい、
許してあげて?
フンッ!
うにゅうぅ・・・
あの黒装束たちは何者
なんでしょう?
あの黒装束たちは何者
なんでしょう?
あの黒装束たちは
いったい何ですか?
あの黒装束たちは何者
なんでしょう?
わかっていることは、
彼らが蒼の派閥にも
金の派閥にも属しては
いないということだ
蒼の派閥は知識の探求
を、金の派閥は栄華を
求める召喚師の集団だ
彼らの目的はこれらと
は異なるのだろう
だから、派閥に属して
はいないんだな
なんだか不気味ですね
得体が知れなくて
なんだか不気味ですね
得体が知れなくて
・・・不気味ですね
なんか得体が知れない
って、言うか・・・
なんだか不気味ですね
得体が知れなくて
得体が知れない、か
君には悪いが・・・
ソルも
君には悪いが・・・
キールも
君には悪いが・・・
カシスも
君には悪いが・・・
クラレットも
同じようなものだよ
え!?
ソルは
キールは
カシスは
クラレットは
蒼の派閥に属している
召喚師じゃないんだ
この街の召喚師たちと
戦っているからには、
金の派閥でもない
たしかに・・・
たしかに・・・
たしかに・・・
たしかにそうですが
それにソルは
それにキールは
それにカシスは
それにクラレットは
名字を名乗ってない
召喚師の名字は出身と
実力を証明する大切な
ものなんだよ
それはつまり
ソルが自分の
それはつまり
キールが自分の
それはつまり
カシスが自分の
それはつまり
クラレットが自分の
ことを隠してるって
ことだろう?
それはっ!
きっと、理由が・・・
それは・・・
きっと理由が・・・
きっと・・・
理由があるんだと・・
それは・・・
きっと、理由が・・・
その理由が、
私には気になるんだよ
ソルを
疑ってるんですか!?
ソルを
疑ってるんですか!?
ソルさんを
疑ってるんですか?
疑われてしまう要素が
ソルにあるのは
事実だよ
それを消すためには、
ソルが全てを
話してくれるしか
方法はないんだ
キールを
疑ってるんですか!?
キールを
疑ってるんですか!?
キールさんを
疑ってるんですか?
疑われてしまう要素が
キールにあるのは
事実だよ
それを消すためには、
キールが全てを
話してくれるしか
方法はないんだ
カシスを
疑ってるんですか!?
カシスを
疑ってるんですか!?
カシスさんを
疑ってるんですか?
疑われてしまう要素が
カシスにあるのは
事実だよ
それを消すためには、
カシスが全てを
話してくれるしか
方法はないんだ
クラレットを
疑ってるんですか!?
クラレットを
疑ってるんですか!?
クラレットを
疑ってるんですか!?
疑われてしまう要素が
クラレットにあるのは
事実だよ
それを消すためには、
クラレットが全てを
話してくれるしか
方法はないんだ
・・・・・・
アニキっ、大変だ!!
アネゴっ、大変だ!!
き、北のスラムが
化け物に襲われちまっ
てるんだよっ!!
なんだって!?
あれ、シオンさんだ
こんにちは
あれ、シオンさんだ
こんにちは
あれ、シオンさんだ
こんにちは~!
あら、シオンさん?
こんにちは
ああ、貴方でしたか
この前は大変お世話に
なりました
この前は大変お世話に
なりました
この前は大変お世話に
なりました!
この前は大変お世話に
なりました
いえいえ、こちらこそ
不肖の弟子がご迷惑を
かけっぱなしで・・・
分をわきまえていない
未熟者ですが、何かの
お役に立っているので
しょうかね?
は、はあ・・・
あ、いえ・・・
は、はあ・・・
は、はあ・・・
ともあれ、アカネを
よろしくお願いします
それでは・・・
シオンさんって・・・
ひょっとしたら、
何もかもお見通し
なのかもしれないな
あの人は・・・
ひょっとすると、何も
かもお見通しなのかも
しれないな・・・
シオンさんって・・・
ひょっとしたら、
何もかもお見通し
なのかなぁ・・・?
シオンさんって・・・
ひょっとしたら、
何もかもお見通し
なのかもしれないな
あの二人は本当のこと
を言っているのか?
さあ、嘘をついている
ようには思えなかった
ですけど・・・
さあ、嘘をついている
ようには思えないの
ですが・・・
ウソは言って
いないと
思うんですケド
さあ、嘘をついている
ようには思えなかった
んですけど・・・
あまりにも話の内容が
突飛すぎるせいだよ
だから、信じたくない
と思ってしまうんだ
ただ、宝玉という証拠
が存在するからには、
本当のことなんだろう
いずれにしろ、召喚師
に振り回されているの
は気にくわんが・・・
ここは協力するほかに
ないようだな?
いずれにしろ、召喚師
に振り回されているの
は気にくわんが・・・
ここは協力するほかに
ないようだな?
エドスもバノッサを?
エドスもバノッサを?
エドスもバノッサを?
エドスさんも
バノッサさんを?
ああ・・・
まずいことになっとる
バノッサはオプテュス
の手下たちに見限られ
てしまったようだ
その理由がな
ワシらに何度も負けた
せいらしい・・・
そんな!?
そんな!?
・・・そんな!?
そんな!?
カノンだけはバノッサ
についていったようだ
が、それきり誰も姿を
見てないそうだ
どこへ消えてしまった
んだ・・・アイツは
バノッサだったら
ここにはいないよん
廃工場にも、手がかり
ひとつ残ってなかった
し、完全にお手あげね
そうか・・・
そうか・・・
そっか・・・
・・・
アイツが何を企んでる
のかわかったら、別の
探しようもあるけどね
これは、相手の出方を
待つしかないのかも
・・・猫?
どうしよう?
 放っておく
 近づいてみる
また、魚でも釣って
リプレを喜ばせて
やろうかな?
また、魚でも釣って
みるかな?
うーん
魚釣りねぇ・・・
また、魚を
釣って帰ったら
リプレさん
喜ぶかしら・・・
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
どうしよう?
 やめておく
 魚釣りをする
気にしなくていいって
こういう時もあるわ
うん、これだけあれば
充分だよ
わぁ、ずいぶん
たくさん釣れたのね
こんな大物
どう料理したらいいか
迷っちゃいそう
すごいじゃない!
これならきっと、おい
しいお料理ができるわ
これって・・・
食べられるのかしら?
ごくろうさま
きっとみんなも喜んで
食べてくれるよ
また何か釣れた時は
私のところに
もってきてね
腕によりをかけて
おいしい料理を作って
あげるから、ね?
おーい、@n0
また修行に
つきあってくんない?
ああ、まかせてくれよ
ああ、いいよ
えー、またぁ?
あ、はい
わたしでよければ
また気が向いたら
つきあってよ
ひでぇ・・・
なんてありさまだよ
いきなり悲鳴が
あがったと思ったら、
化け物の群れが
出てきたんだ
それにしても、本当に
手当たり次第って感じ
で暴れたものね
@n0
エドス
ここにいたのか!?
エドス
ここにいたのか!?
エドス
ここにいたんだ!?
エドスさん!
ここにいたんですか?
ああ・・・
自分の身を守るだけで
精一杯だったが
連中はあっちのほうで
まだ暴れとる
だが、化け物の親玉は
バノッサじゃないぞ
どういうことだ?
化け物を率いていたの
は、カノンだ・・・
なんだって!?
カノンが!?
カノンが!?
え・・・嘘でしょう?
やめるんだ、カノン!
やめるんだ、カノン!
カノン!
やめて!
カノンさん!
やめてください!
@n0さん
来てしまったんですね
どうしてなんだ?
君はあんなに戦うこと
を嫌ってたのに・・・
どうしてなんだ?
君はあんなに戦うこと
を嫌ってたのに・・・
なんでなの!
あなた、あんなに
戦うことを嫌がって
たのに・・・
なぜですか・・・
あなたは、あんなに
優しいひとだったのに
・・・・・・
バノッサに命令された
からなのか!?
バノッサに命令された
からなのか!?
バノッサに・・・
命令されたから!?
そうなの!?
バノッサさんに命令
されたからなの!?
ボクは誓ったんです
どんなことになっても
バノッサさんについて
行くって・・・
たとえそれが間違って
いるとわかっていても
ボクはついて行くしか
ないんです・・・
ケッ!
だからって、自分たち
の暮らしてたスラムを
ぶち壊すかよ?
オプテュスの仲間まで
化け物の餌食にしても
いいのかよッ!?
ボクはただ、バノッサ
さんの望みをかなえる
だけ・・・
あの人が新たな居場所
を手に入れるまでは、
貴方たちの相手は
ボクがします!!
カノン、もうやめよう
バノッサが間違った道
に進もうとしているの
に、君は気づいている
んだろう?
カノン、もうやめよう
バノッサが間違った道
に進もうとしているの
に、君は気づいている
んだろう?
カノン、やめようよ!
バノッサは、
今、間違った道を
選ぼうとしてるん
だよ!
カノンさん
やめましょう・・・
バノッサさんが
間違ったことをしてる
のは・・・
もうわかっている
はずですよね?
・・・・・・
ワシらはバノッサを傷
つけたいわけじゃない
歪んだ力にとりつかれ
たアイツを、助けてや
りたいんだ!!
バノッサさんは・・・
バノッサさんは今、
城にいます
城だと?
黒装束たちが
そそのかしたんです
力ある者には、それに
ふさわしい場所につく
資格があるのだ、と
まさか・・・
バノッサはこの街を力
で支配するつもりだと
いうのか!?
ボクの役目は貴方たち
を引きつけておくこと
今頃はもう・・・
まんまとハメられたっ
てのかよ!?
まだだ、ガゼル
今からでも、間に合う
かもしれない!
まだだ、ガゼル
今からでも、間に合う
はずだ!
まだだよ!
まだ間に合うかも!
あきらめちゃダメ!
ガゼルさん!
今からでも、間に合う
かもしれません
城には騎士団がいます
マーン三兄弟たちも、
黙っていないはずです
俺はイリアスを信じる
俺たちに代わって今日
まで騎士団を支え続け
てきた、あいつの強さ
を信じる!!
ラムダ先輩・・・
急ごう!
これ以上、バノッサに
宝玉の力を悪用させて
はいけない!!
ヒャーッハッハ!
噂ほどの力じゃねェな
マーン三兄弟ってのも
くっ・・・
力の差がありすぎる
あきらめるんじゃねぇ
カムランっ!!
平民が・・・
にわか仕込みの召喚術
で我々に勝てると
思っているのか!?
その平民様を相手に、
さっきから手こずって
るのはどなた様だよ?
きぃぃぃっ・・・
くたば・・・ッ!?
これ以上のろうぜきは
自分が許さない!!
勇ましいことだなァ
騎士団長様はよォ?
!!
クククッ、
騎士道ってヤツかよ?
反吐が出るぜッ!!
たった二人ぼっちで、
この俺様に
勝てるってのかよ?
二人じゃないぞっ!
二人だけじゃない!
二人だけじゃない!
二人じゃありませんよ
・・・!?
そこにいる野郎なんか
に、俺たちの街を好き
にされたくねえんでな
苦労をかけたな
イリアス
力にならせてもらうぞ
この街のためにな
は、はいっ!
さあ早く!領主を
連れて逃げるんだ!!
ここは俺たちに
任せろっ!!
さあ早く!領主を
連れて逃げるんだ!!
ここは僕たちが
なんとかする!!
さあ早く!領主を
連れて逃げて!!
ここはあたしたちに
任せてっ!!
さあ早く!
領主様を連れて
逃げてください!!
ここは私たちが
なんとかします!
!?
悔しいが、貴方たちに
任せたほうが領主様に
とっては安全なんだ
兄上、ここは・・・
う、うむっ
早く行けえっ!!
借りておくぜっ
騎士団長っ!
クズどもがァ・・・
とことん俺様を
なめやがって!!
思い知らせてやるッ
手前ェらに、絶対的な
力ってものをなァ!!
さあ、バノッサ
宝玉を返すんだ
さあ、バノッサ
宝玉を返すんだ
バノッサ!
宝玉を返して!
バノッサさん
宝玉を返して・・・
・・・・・・
引き際ってもんを
考えたほうがいいぜ?
クッ、クククッ
そのとおりだよなァ
だがなァ・・・
そいつは手前ェらの
ことなんだよッ!!
みんな、下がれっ!
ヒャーッハッハッハ!
あの野郎っ
新しい悪魔を呼び出し
やがった・・・
これじゃキリがないぜ
アニキ!?
これじゃキリがないぜ
アネゴ!?
この宝玉がある限り、
俺様に負けはねえって
ことなのさ・・・
@n0
ここは引きましょう
今のままじゃ私たちに
勝ち目はないわ
仕方ない・・・
みんな、逃げるんだ!
仕方ない・・・
みんな、逃げるんだ!
仕方がないの・・・?
・・・みんな!
急いで逃げて!
わかりました・・・
させるかァァッ!!
うわあぁぁぁっ!!
うわあぁぁぁっ!!
うわあぁぁぁっ!!
きゃぁぁぁぁっ!!

scn014

めざめよ・・・
・・・?
・・・?
・・・?
誰・・・?
目覚めよ、誓約者よ
界の狭間をつなぐ者よ
誓約者よ
リンカー・・・
俺のこと、なのか?
リンカー・・・
それは僕のことか?
リンカー・・・
・・・あたしの、こと
リンカー・・・
わたしのことなの?
汝は可能性
我らを救う可能性
ほころびたる境界を
開きそして
閉ざしうる力
目覚めるのだ・・・
誓約者よ!
う・・・っ
なんなんだ、ここは?
どうなってるんだ
う・・・っ
どこなんだ、ここは?
一体、僕は・・・
う・・・っ
・・・ここは!?
なにがどうなって!
う・・・っ
ここはいったい・・・
わたしは・・・
マスターっ!
モナティ・・・
それに、みんな!?
@n0
生きてやがったか!
ああ、生きてるさ
みんなも無事なのか?
ああ、なんとかね
みんなは無事なのか?
うん、生きてるよ
みんなも無事なの?
ええ生きています
みなさんも無事ですか
大丈夫だ
みんな揃っているよ
しかし、なんなんだ
この妙な場所は?
自分たちはたしか、
バノッサに召喚術を
ぶつけられて・・・
はい、イリアス様
あのまま死んでいるの
が当然のはずです
じゃ、じゃあっ!
アタシたち
死んじゃったのっ!?
落ち着いてください
アカネさん
死んでいるのなら、
こうやって話ができる
のは変じゃないかしら
たしかに、そうですね
あんたの仕業なの?
いったい、何が起きて
いるんだ?
いったい、何が起きて
いるというんだ?
・・・なにがなんだか
わかんないよ・・・
何が起きてるの・・・
・・・なにがおきて
いるんでしょうか?
お前たちを救ったのは
我々だ・・・
な、なんだぁっ!?
おびえる必要はない
我らはエルゴ
世界の意志たる存在
エルゴですって!?
そんな・・・
まさか、本当に存在
していたなんて!?
え、エルゴ?
エルゴ?
え、エルゴって?
え、エルゴ?
リィンバウムと、
それを取り巻く4つの
世界に宿ると言われて
いる存在だ
エルゴとは真の名
全ての物の起源を表す
言葉なんだ・・・
リィンバウムと、
それを取り巻く4つの
世界に宿ると言われて
いる存在だ
エルゴとは真の名
全ての物の起源を表す
言葉なんだ・・・
リィンバウムと、
それを取り巻く4つの
世界に宿ると言われて
いる存在よ
エルゴとは真の名
全ての物の起源を表す
言葉って意味なの
リィンバウムと、
それを取り巻く4つの
世界に宿ると言われて
いる存在です
エルゴとは真の名
全ての物の起源を表す
言葉なのです・・・
我はメイトルパ
精獣たちの生きる世界
に宿りしエルゴ
我はシルターン
鬼神が舞う戦乱の世界
に宿りしエルゴ
我はロレイラル
鋼の民が暮らした世界
に宿りしエルゴ
そして
我はリィンバウム
お前たちの暮らすこの
世界に宿りしエルゴ
そんなすごい存在が、
どうして俺たちを
助けてくれたんだ!?
そんなあなたたちが、
どうして僕たちを
助けてくれたんです?
ちょっと!
なんで、それがあたし
たちを助ける理由が
あるワケ?
なんで、わたしたちを
助けてくれるんですか
・・・あなたたちは
世界の意志なのに?
それはお前が、誓約者
たりえる者だからだ
界の狭間をつなぎ、我
らと誓約を交わす資格
をもつ者だからだ
エルゴと誓約を交わす
資格を持つ者・・・
それって
@n0が
エルゴの王になるって
ことなの!?
かつて誓約者だった者
は、そう呼ばれていた
ちょっと待ってくれ!
なんで俺なんだよ?
待ってください
どうして僕なんです?
・・・まってよ!
なんであたしなの!?
わかりません・・・
なぜ・・・
わたしなのですか?
お前は知らないだけだ
自分の中にある力を
お前の強き力が
我らを眠りから
目覚めさせたのだ
だから我らはお前たち
の危機を救った
我らにやがて訪れるで
あろう危機を知らせる
ために・・・
訪れる危機?
訪れる危機?
訪れる危機・・・?
訪れる危機?
かつて誓約者はその力
を用いて、我らの間に
結界を張り巡らした
界の狭間に障壁を作り
異界と異界を行き来す
る道を閉ざしたのだ
大昔にあったっていう
戦争の時の話か?
そのとおり
この世界の者たちは、
他の世界の住人たちに
あまりにも無力だった
だから我は【送還術】
という守りの力を彼ら
に与えたのだ
それを正しく用いた者
こそが、かつてエルゴ
の王と呼ばれた存在
我らはその者との誓約
により、ずっと結界を
守ってきた
自らの一部をこの世界
へと託し、障壁を守り
続けてきたのだ
気の遠くなるような話
だな・・・
気の遠くなるような話
だな・・・
・・・なんか気が遠く
なっちゃう話だね
気の遠くなるような話
ですね・・・
だが、それも終わりを
迎えようとしている
えっ!?
えっ!?
え・・・?
えっ!?
【召喚術】の・・・
せいなのか?
【召喚術】の・・・
せいなのだな?
【召喚術】の・・・
せいなのね?
【召喚術】の・・・
せいなんですね?
そのとおりだ
なんだって!?
召喚術とはすなわち、
閉ざされた世界の結界
に穴をうがつ術
使えば使うほど、結界
をほころびさせていく
力なのだ
そして今、ほころびた
結界は破れようとして
いる
破れたら・・・
どうなるんだよ・・・
異界の者たちが再び、
この世界を狙ってくる
ことになる
終わりなき戦いが再び
始まってしまうのだ
そんな・・・
そんなのって!?
本来ならば
このようなことは
起こらぬはずだった
5つのエルゴが揃って
いる限り、結界のほこ
ろびも修復できるはず
だったのだ
サプレスのエルゴさえ
失われなければ
失われた、だと?
サプレスのエルゴは、
この世界から消滅して
しまったのだ
そんな、どうして!?
我らにもわからぬ
しかし、失われたこと
だけは真実だ
我らの力だけでは結界
を完全に修復すること
はできない
それだけではない
結界のほころびる速度
もまた日増しにはやく
なってきているのだ
それはもしかして
魅魔の宝玉のせいじゃ
ないのか?
バノッサが、無差別に
悪魔たちを呼んだせい
で、結界が弱くなって
いるんだ・・・
それはもしかして
魅魔の宝玉のせいじゃ
ないのか?
バノッサが、無差別に
悪魔たちを呼んだせい
で、結界が弱くなって
いるんだ・・・
それって・・・
魅魔の宝玉のせい
なんじゃ・・・?
バノッサが、無差別に
悪魔たちを呼んだから
結界が弱くなって
いるってこと・・?
もしかして・・・
魅魔の宝玉のせいなん
ですか・・・?
バノッサさんが無差別
に悪魔たちを呼んだせ
いで、結界が弱くなっ
ているのでは・・?
このままでは、結界が
破れるのもそう遠くは
ないだろう
そんなこと言ったって
どうすりゃいいんだよ
結界を元に戻すために
必要なエルゴってのは
なくなっちまってるん
だろう!?
どうしようもないじゃ
ねえかよっ!!
方法は、まだある
え?
新たな誓約者のもとに
新たな結界を張るのだ
@n0よ
お前のその力をもって
我らと誓約を交わせ
誓約者となりて
我らエルゴの力を
手にするのだ
どうすればいいんだ?
しかし、どうすれば?
待ってよ・・・
いきなり言われても
どうすればいいのか
わかんないよ!
でも、わたしには
方法がわかりません
お前の力で守護者たち
と戦い、誓約者として
の資格を示すのだ
我らがこの世界に託し
た力は、守護者たちに
よって守られてきた
我がエルゴは
朽ちてゆく鋼の棺にて
我がエルゴは
雪深き幽谷の社にて
我がエルゴは
剣の竜の棲む峰にて
そして我がエルゴは、
この光り輝く大地にて
守られている
つまり、守護者っての
に勝てばいいんだな
つまり僕は、エルゴを
守る守護者と、戦って
勝てばいいんだな
つまり、その守護者を
倒すの?
つまり、その守護者を
倒すの?
@n0?
やってみるよ
それしか方法がないっ
ていうんなら・・・
できるところまで
やってやるさ!!
それしか方法がないと
いうのなら、やるよ
このまま何もしないで
いるよりはずっといい
・・・しかたないよね
それしか方法がないっ
ていうんなら・・・
やってみるしか
ないじゃん!
やってみます
それしか方法がない
というなら・・・
わたしが・・・
わたしたちが・・・
やります!
ならば、この世界たる
我のエルゴを手にして
見せるがいい
我を守るは鏡の守護者
お前たちそのものだ!
見事だ・・・
お前の力は、誓約者の
名にふさわしい
受け取るがいい
これがリィンバウムの
エルゴの力だ
これが、エルゴ?
これが、エルゴ?
・・・これが?
これが、エルゴ?
我はお前と誓約しよう
我が力の全てをもって
誓約者たるお前の役に
立つことを・・・
な、なんだっ!?
案ずるな
役目を終えたこの地が
消えゆくだけだ
誓約者たりえる者よ
我らはお前の来訪する
時を待とう
我らの守護者と戦い、
お前が誓約者としての
証を手にする時を

 次に俺たちが立っていたのは
 見慣れた南スラムだった


 夢からさめたように立ちつくす
 俺の手には、全てが現実だと
 語りかけるエルゴの光がある

 俺に誓約者としての資格が
 あるかは、正直言って不安だ
 けれど、俺がやりとげることで
 救われる何かがあるのなら
 エルゴたちの言葉に賭けて
 みよう、と俺は思っていた

 次に僕たちが立っていたのは
 見慣れた南スラムだった


 夢からさめたように立ちつくす
 僕の手には、全てが現実だと
 語りかけるエルゴの光がある

 僕に誓約者としての資格が
 あるかは、正直言って不安だ
 けれど、僕がやりとげることで
 救われる何かがあるのなら
 エルゴたちの言葉に賭けて
 みよう、と僕は思っていた

 気が付いたら、あたしたちは
 見慣れた南スラムにいた


 夢からさめたように立ちつくす
 あたしの手には、今のが
 夢じゃないって証明する、エルゴ

 あたしがなんで選ばれたのかは
 はっきり言って解らない
 でも、あたしが救うことの
 できるなにかがあるなら・・・
 エルゴたちの言葉に賭けてみる
 のも手かもと、あたしは思う

 次にわたしたちが立っていた
 のは南スラムの路地だった


 夢からさめたように立ちつくす
 わたしの手には、
 今、エルゴの光がある・・・

 正直言って、わたしに誓約者の
 資格があるとは思えない
 けれど、わたしが救える
 何かがあるのなら・・・
 エルゴたちの言葉に賭けて
 みてもいいのかもしれない・・・
信じられないな
僕の力がそんなに強い
ものだったなんて
信じられないよ
あたし、そんなに
大きな力を持ってる
なんて・・・
信じられません
わたしにそんなに
大きな力があるなんて
俺も驚いてる
お前の力が誓約者に
匹敵するほどだなんて
正直に言うと、実感が
わいてこないな
向こうの世界での僕は
ごく普通の人間でしか
なかったんだから
でも、変だよね
日本・・・向こうでは
別に普通だったのに
あたし、そんなの
夢物語だと思ってたよ
でも、変ですね
向こうにいたときは
ほんとに、普通の女の
子だったんですよ
こんなの・・・
物語の世界の出来事
だと思ってました
もしかして事故の
せいなのかもな・・・
でも、そのおかげで僕
にも役に立てることが
見つかったんだ
今となっては、この力
に感謝をするべきかも
しれないな
あ、でもさ!
今は必要な力だし
結果的には良かったと
思ってるよ、あたし
あ、でも・・・
事故のおかげで
みなさんといられる
わけですし・・・
今はこれでいいんじゃ
ないかと思います
・・・・・・
信じられないよ
俺の力がそんな大層な
ものだったなんて
信じられない・・・
そんなすごい力が
あたしにあるなんて
信じられません
わたしに、そんなに
大きな力があった
なんて・・・
僕も驚いている
君の力が誓約者に匹敵
するほどとは・・・
でも、変だよな
向こうにいた時には、
別に普通だったのにさ
俺の力だって言われて
も、なんかピンと
こないよ
でもね、向こうの世界
では、ホントに普通の
女の子だったんだよ
なんか、実感わかない
んだ・・・
でも、変ですね
向こうにいた時には、
こんな力なかった
んですよ・・・
物語の出来事なら
ともかく・・・
なんか、実感が
わかないんですよね
事故のせいなのかも
しれないな・・・
あ、でもさ!
今となってはこの力が
必要になってるんだし
結果的には良かったと
思ってるよ、俺はさ
事故か・・・
でもね、今はこの力
必要になってるんだし
あたし、これはこれで
良かったって思う
わたしが力を
手に入れたわけ
ですか・・・?
いいんです
わたしにしかできない
ことなら・・・
やってみます・・・
・・・・・・
信じられないよ
俺の力がそんな大層な
ものだったなんて
信じられないな
僕の力がそんなに強い
ものだったなんて
信じられません
わたしの力が・・・
こんなものだった
なんて・・・
あたしも驚いたよ
君の力が誓約者に匹敵
するなんて・・・
でも、変だよな
向こうにいた時には、
別に普通だったのにさ
俺の力だって言われて
も、なんかピンと
こないよ
正直に言うと、実感が
わいてこないな
向こうの世界での僕は
ごく普通の人間でしか
なかったんだから
でも、変なんです
向こうにいた時には、
こんな力なかったのに
いまひとつ実感わかな
いんです・・・わたし
の力って言われても
やっぱり、事故のせい
なのかもね・・・
あ、でもさ!
今となってはこの力が
必要になってるんだし
結果的には良かったと
思ってるよ、俺はさ
でも、そのおかげで僕
にも役に立てることが
見つかったんだ
今となっては、この力
に感謝をするべきかも
しれないな
そうですね
でも、今はこの力が
必要になっている
わけですし・・・
結果的には良かったと
思っています・・・
・・・・・・
信じられないよ
俺の力がそんな大層な
ものだったなんて
信じられないな
僕の力がそんなに強い
ものだったなんて
信じられないよ・・・
あたしにそんなすごい
力があるなんて・・・
私も驚いています
貴方の力が誓約者に
匹敵しているなんて
・・・
でも、変だよな
向こうにいた時には、
別に普通だったのにさ
俺の力だって言われて
も、なんかピンと
こないよ
正直に言うと、実感が
わいてこないな
向こうの世界での僕は
ごく普通の人間でしか
なかったんだから
でも、変だね
向こうにいた時には、
こんな力なかったんだ
からね・・・
あたしの力・・・
なんか実感わかないよ
事故のせいなのかも
しれませんね・・・
あ、でもさ!
今となってはこの力が
必要になってるんだし
結果的には良かったと
思ってるよ、俺はさ
でも、そのおかげで僕
にも役に立てることが
見つかったんだ
今となっては、この力
に感謝をするべきかも
しれないな
う~ん・・・
でも、今はこの力が
必要なんでしょ?
それって、与えられた
役目とかなのかな?
・・・・・・
誓約者にエルゴか
正直、私には理解でき
ない次元の話だよ
それは俺も同じだよ
けど、現実は現実とし
て受け止めないとさ
それは僕も同じさ
でも、現実は現実とし
て受け止めないとね
あたしもです・・・
けど、現実は現実とし
て受け止めないと
わたしもです
でも、現実は現実とし
て受け止めることに
しました・・・
・・・すまんな
戸惑っているのは
私より君のほうなのに
この街を守ることも、
この世界を守ることも
同じことのはずだ
そう思って
私は君についていくよ
よろしく頼むよ
レイド
よろしく頼むよ
レイド
よろしくね
レイド
よろしく頼みます
レイドさん
誓約者、か
なんかどんどん
お前が遠い存在に
なってくよなぁ・・・
そんなことないって
俺にとっては、ガゼル
はガゼルのままだよ
口が悪くて、短気で、
がめつくて・・・
へそまがりのくせに
優しくて・・・さ
そんなことないさ
僕にとっては、ガゼル
はガゼルのままだよ
口が悪くて、短気で、
がめつくて・・・
へそまがりのくせに
優しくて・・・さ
そうかな・・・
あたしにとっては、
ガゼルはガゼルだよ
口が悪くて、短気で、
がめつくて・・・
へそまがりのくせに
優しくて・・・
そんなことないです
わたしにとっては
いつでもガゼルさんは
ガゼルさんなんですし
口が悪くて、短気で、
がめつくて・・・
へそまがりのくせに
優しくて・・・
ケッ、悪かったな!
・・・・・・
つきあってくれるか?
これから先も
つきあってくれるか?
これから先も
ねぇ、これからも
ともだちでいてね
傷つきました?
でも・・・
つきあってください
ますか・・・
これから先も・・・
・・・・・・
わかりきったことを
聞くんじゃねぇよ
バノッサのやってる
ことは、この世界まで
危険にしてるんだな
うん・・・
だけど、あいつはそれ
を知っててやってるん
じゃないんだ
バノッサのせいだとは
思ってないよ
ああ・・・
けれど、彼はそれを
承知でやっているわけ
じゃない
バノッサのせいだとは
思ってないさ
う~ん
でも、バノッサって
それに気が付いてない
んだよねぇ・・・
バノッサのせいだとは
思ってないけど・・・
はい・・・
でも、バノッサさんは
そんなこと、知らない
んです・・・
バノッサさんが悪い
とは、思ってません
そうか・・・
止めてやらなくちゃな
一日も早く、俺たちで
だからこそ止めなくて
はならないんだ
一刻も早く、な
でも、止めないと
いけないんだよね
事情知ってるのって
あたしたちだけだし
わたしたちで
一瞬でもはやく
止めてあげられたら
いいのに・・・
ああ、そうだな
ねえ、どうして貴方た
ちが戦わなくちゃなら
ないの?
貴方たちだけ戦って、
傷ついて・・・
そんなの、やっぱり
おかしいよ!?
リプレ?
リプレ?
リプレ?
リプレさん?
わかってるよ
貴方じゃなくちゃダメ
だってことは・・・
でもね!?
貴方がこの世界に来た
のは事故なんだよ?
不思議な力が使えるの
も、たまたまじゃない
ただそれだけなのに、
どうしてなの!?
・・・・・・
こわいのよ!
みんなの帰りを待って
いるのが・・・!!
私の手の届かない場所
へ行ってしまいそうで
こわいのよ・・・
リプレ・・・
リプレ・・・
リプレ・・・
リプレさん・・・
お城の騎士たち
みんなお化けにやられ
ちゃったのかな・・・
そんなことないさ
騎士はお化けなんかに
負けたりしないよ
そんなことはないさ
騎士はお化けなんかに
負けたりはしないよ
そんなことないって!
騎士はお化けなんかに
負けたりしないよ
そんなことないよ
騎士はお化けなんかに
負けたりしないから
でも・・・
騎士は強いんだって、
俺に教えてくれたのは
アルバだろう?
今にきっと、お化けを
やっつけてくれるさ
信じよう、な?
騎士は強いんだって、
僕に教えてくれたのは
アルバだろう?
今にきっと、お化けを
やっつけてくれる
そうだろう?
騎士は強いんだって、
教えてくれたのって
アルバでしょ?
今にきっと、お化けを
やっつけてくれるって
信じようよ、ね!
騎士は強いって
アルバがわたしに
教えてくれたんでしょ
今にきっと、お化けを
やっつけてくれるよ
信じようね?
うん・・・
お城の周り、化け物で
いっぱいなんでしょ
これから・・・
どうなっちゃうの?
大丈夫だよ
どうにもなりやしない
化け物なんかに
ここは襲わせないさ
俺たちが守ってみせる
大丈夫だよ
化け物なんかに
ここは襲わせない
僕たちが守ってみせる
大丈夫!
どうにもなんないよ!
化け物なんかに
負けないよ!
あたしたちが
いるでしょ!
大丈夫・・・
なにも起きないよ
みんなで、ここは
守るから・・・
お兄ちゃん・・・
お姉ちゃん・・・
フィズらしくないぜ
元気がないのはさ
ゆっくり休んで、明日
は元気になるんだぞ?
だから安心してお休み
ほら、フィズも
元気出して!
ゆっくり休んで、明日
は元気になるんだよ!
フィズちゃん、
元気出して、ね
ゆっくり休んで、明日
は元気になって・・・
う、うん・・・
おにいちゃん
おねえちゃん
ん?
ん?
ん?
あ、なぁに?
ラミ、なかないから
しんぱいしないで
ラミちゃん・・・
おにいちゃんたちの
こと、しんじてるから
こわくないもの・・・
おねえちゃんたちの
こと、しんじてるから
こわくないもの・・・
信じてくれるのかい?
信じてくれるのかい?
信じてくれるの?
信じてくれるの?
・・・(こくん)
そっか・・・
じゃあ、もっともっと
がんばらないとな!
そうか・・・
だったら、その期待に
応えないといけないな
そっか・・・
じゃあ、もっともっと
がんばらないとね!
そっか・・・
じゃあ、もっともっと
がんばらないとね
さっきは驚いたよ
まさか俺っちが
俺っちと戦うなんて
おかげで弱点が見えて
きたんだけどさ
ジンガって、つくづく
戦うことしか考えない
んだなぁ・・・
ジンガは、本当に戦う
ことばかり考えている
んだな・・・
ジンガって、つくづく
戦うことしか考えない
んだねぇ・・・
ジンガって、つくづく
戦うことしか考えない
んだね
なんだよ、それ?
俺っちだって考えちゃ
いるってば
けどさ、考えることで
手足が鈍っちまったら
意味がないだろ?
・・・!!
俺っちが考えるよりも
もっとしっかりと考え
られる連中がここには
いるんだ・・・
だから、俺っちは戦う
ことに専念するんだ
きっと、そうしたほう
がいいって思うんだ
ジンガ・・・
ジンガ・・・
すごいね、ジンガ
すごいね
へへへっ
ま、考えるのが
イヤだってのも
あるけどさ
バノッサが持っていた
あの宝珠も、サプレス
の力を持っているって
言ってたな?
ひょっとしたら、あれ
がエルゴってやつじゃ
ないのか?
どうだろう?
俺には違うような気が
するけど・・・
どうだろう?
僕には違うような気が
するんだが・・・
う~ん・・・
あたしは違うんじゃ
ないかって気がする
わかりません
でも、わたしには
違うんじゃないかって
思うんです・・・
いずれにしろ、あの玉
は早いとこ、取り戻さ
ないとな
そうしないと、結界を
張り替えたって意味が
なくなっちまう
うん、そうだな
ああ、そうだな
うん、そうだね
そうですね・・・
エルゴさんに選ばれて
りんかーさんに
なるなんて・・・
うふふっ
マスターは、やっぱり
すごいですのー!
ちっともすごくなんか
ないってば
それにまだ、俺は正式
に誓約者になったわけ
じゃないんだぜ?
残ったエルゴに認めら
れなけりゃ、それまで
なんだからさ
別に僕が
すごいわけじゃないよ
それにまだ、僕は正式
に誓約者になったわけ
じゃないんだ
残ったエルゴに認めら
れるまでは、誓約者と
はいえないんだよ
ちっともすごくなんか
ないってば~
それにまだ、あたしは
ホントの誓約者じゃ
ないんだってば・・・
残ったエルゴに認めら
れなかったら、それで
終わりなの、わかる?
そんなことないよ
それにまだ、わたしは
正式に誓約者になった
わけじゃないの
残ったエルゴに認めら
れないと、それまでな
んだから
でもでもっ、マスター
だったらぜぇ~ったい
大丈夫ですのっ!
モナティもがんばって
お手伝いするですから
がんばるですのっ!!
誓約者・・・
どう見てもアンタには
似合わないわね
代われるもんなら、
他の誰かに代わって
もらってるよ・・・
代われるものなら、他
の誰かに代わってもら
いたいよ・・・
じゃあ、アカネやる?
あたしは、替わって
もらえるなら、そう
してほしい・・・
じゃあ、アカネさん
かわってくれますか?
でも、アンタじゃない
とダメなわけでしょ?
やれるとこまで
やってみなよ
手伝ったげるからさ
皮肉なものだな
召喚術によって栄えた
世界が、その召喚術が
原因で滅びかけている
仕方がないよ
誰も知らなかったんだ
仕方がないさ
誰も知らなかったんだ
仕方がないよ
誰も知らなかった
んでしょ?
仕方がないですよ
誰も知らなかったんで
すから・・・
さあ、俺は同じだった
と思うがな
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
そんなこと・・・
そうだとしても、お前
はこの世界を守りたい
と思えるか?
ラムダは・・・
どうなんだ?
ラムダは・・・
どうなんだ?
ラムダは・・・
どう?
ラムダさんは・・・
いかがですか?
多分、お前と同じさ
だったら、答える必要
はないよな?
だったら、答える必要
はないな?
じゃあ、答えなくても
いっしょだよね!
でしたら、答える必要
はありませんね
ああ、そうだな
召喚術は、この世界に
とって劇薬だったのね
効能はあるけど
使いすぎると
害になってしまう
仕方がないよ
誰も知らなかったんだ
仕方がないさ
誰も知らなかったんだ
仕方がないじゃん
誰も知らなかったもの
誰も知らなかったん
ですし・・・仕方ない
と思います
そうね・・・
けれど、今のままでは
同じことの繰り返しに
なってしまう
召喚術を捨てない限り
根本的な問題は解決し
ないんでしょうね
サプレスのエルゴは、
本当に失われたので
しょうか?
他のエルゴがそう言う
んだから、きっとそう
なんじゃないかな?
他のエルゴがそう言う
んだから、きっとそう
なんだろうな
他のエルゴがそう言う
んだから、きっとそう
だと思うよ
他のエルゴがそう言っ
てましたから・・・
そうなんでしょう
私はどうも、そのこと
が気がかりなのです
守護者に守られていた
エルゴが、自然に消え
てしまうはずがない
だとすれば、考えられ
るのはひとつ・・・
まさか、誰かが守護者
の手からエルゴを!?
まさか、誰かが守護者
の手からエルゴを!?
まさか・・・誰かが
守護者からエルゴを
奪ったの?
まさか、誰かが守護者
の手からエルゴを?
あくまで推測ですが、
あり得ない話ではない
でしょう
もっともそれがわかっ
たところで、失われた
ものが戻りはしないの
ですがね
お前も大変な役どころ
になっちまったなぁ
代われるもんなら
他の誰かに代わって
もらってるよ・・・
代われるものなら、他
の誰かに代わってもら
いたいよ・・・
代われるもんなら、
他の誰かに代わって
もらってるよ、ホント
代われるものなら
誰かに代わってもらう
んですけどね・・・
なぁに、失敗したって
たかが世界が終わっち
まうだけなんだ
たかがって・・・!!
たかがって・・・!!
たかがって・・・
たかが・・・?
いいか、坊主?
世界が終わる原因は、
お前が作ったわけじゃ
ねえんだ・・・
いいか、嬢ちゃん
世界が終わる原因は、
お前が作ったわけじゃ
ねえんだ・・・
今日までこの世界で
生きてきた人間、全て
の責任なんだぜ?
・・・・・・
他の世界から来たお前
が、わざわざその始末
をしようとしてるんだ
しくじったって、誰に
も文句は言わせねえさ
スタウト・・・
スタウト・・・
スタウト・・・
スタウトさん・・・
肩の力を抜いてよ
やれるだけやってみな
驚いたよ
君の力がエルゴの王に
匹敵するものだとはね
向こうの世界じゃ、俺
は普通の人間だったん
だけどなあ
向こうの世界では、僕
は普通の人間だったん
ですけどね
う~ん、向こうの世界
じゃ、普通の女の子
だったのになぁ
わたし、向こうの世界
では、普通の人間
だったんですが・・・
派閥の記録にも、君の
ような事例はなかった
からな・・・やはり、
事故のせいだろう
しかし、一体どこの誰
が、どんな儀式をして
いたのか・・・
それさえわかれば、君
のその力が何なのかも
わかるんだがな
しかし、まさかキミが
エルゴの王になれる力
の持ち主だったなんて
ねえ・・・
向こうの世界じゃ、俺
は普通の人間だったん
だけどなあ
大丈夫なのかな・・・
本当に俺なんかで
向こうの世界では、僕
は普通の人間だったん
ですけどね
いいんでしょうか
本当に僕で・・・
でも、元の世界じゃ
あたし、普通の人
だったのに・・・
大丈夫なのかな・・・
あたしなんかで?
向こうの世界では、
わたし、こんな能力
なかったんです・・・
なのに、わたしなんか
で、いいんでしょうか
それを見極めるために
守護者の人たちがいる
んでしょう?
自信を持ちなさい
すくなくともキミは、
エルゴのひとつに認め
られてるんだから
ね?
いいんですか?
領主様たちのところへ
行かなくて・・・
いいんですか?
領主様たちのところへ
行かなくて・・・
いいんですか?
領主様たちのところへ
行かなくて・・・
いいんですか?
領主様たちのところへ
行かなくて・・・
それよりも今は
君の力になるべきだと
自分は思ってるんだ
今の自分では
バノッサは倒せない
それに倒せたとしても
世界が滅びてしまえば
同じことだからね
微力ながら
手伝わせてもらうよ
騎士団長として
だけでなく、
イリアス個人としてね
いいんですか?
領主様たちのところへ
行かなくて・・・
いいんですか?
領主様たちのところへ
行かなくて・・・
いいんですか?
領主様たちのところへ
行かなくて・・・
いいんですか?
領主様たちのところへ
行かなくて・・・
イリアス様が残るなら
私はそれに従う
だけです
それに・・・
平民の貴方たちが戦う
のに、騎士である我々
が黙っているわけには
いきません
はあ・・・
そういうものですか
はあ・・・
そういうものですか
はあ・・・
そういうものですか
・・・そういうもの
なんですか
そういうものです
この世界は、滅んでし
まうんでしょうか
スウォンは
そのほうがいいのか?
スウォンは
そのほうがいいのか?
スウォンは
そのほうがいいの?
スウォンくんは
そのほうがいい?
そ、そんな
わけないでしょ!!
だったら、大丈夫だよ
滅びたりなんかしない
俺たちはそうやって、
今まで何度も苦しい時
を越えてきたんだから
今度もきっと
なんとかなるよ
一人一人がそう願って
いれば、そう簡単には
世界は滅びないよ
僕たちはそう願って、
今まで何度も苦しい時
を越えてきたんだから
あきらめないかぎり、
大丈夫なはずさ
だったら、大丈夫!
滅びたりなんかしない
あたしたち、今までも
こうやって、切り抜け
て来たんじゃない!
今度もきっと、なんと
かなるよ
だったら、大丈夫
滅びたりなんかしない
から・・・
わたしたち・・・
いつもこうやって
苦しい時を越えてきた
んだもの・・・
今度もきっと、なんと
かなると思うよ・・・
@n0さん・・
な?
は、はいっ・・・!
元の世界へ帰してよ
は?
は?
は?
え・・・?
あんた、
誓約者なんでしょ?
だったら、エルカを
今すぐに帰してよ!
無茶言うなって
無茶言わないでくれ
無茶だってば!
無理です

 俺がここに呼ばれたのは
 このためだったのかもな・・・
 僕がここに呼ばれたのは
 このためだったのかもしれない
  あたし、このために
  この世界に呼ばれたのかも
  しれない・・・
   わたし、このために
   この世界に呼ばれたの
   でしょうか・・・


 みんな戸惑ってるんだな・・・
 みんな戸惑うのも無理はないな
 みんな戸惑ってるんだよね・・・
 みんな戸惑ってるんですね・・・

   俺は俺のままだよ
   それだけは本当なんだ
   僕は僕のままさ
   たとえ何があったって
   あたしはあたし
   それだけは本当だもん
   わたしはわたし
   それだけは本当・・・

   バノッサを止めること
   も考えないとな
   バノッサを止めること
   も考えなくてはな
   バノッサを止めなくちゃ
   いけないんだよねぇ
   バノッサさんを止める
   方法も考えないと


   それでも、俺は・・・
   それでも、僕は・・・
  それでも、あたしには・・・
  それでも、わたし・・・

   子供たちのためにも、
   がんばらないと・・・
   子供たちのためにも、
   がんばらないと・・・
   子供たちのためにも、
   がんばらないと・・・
   子供たちのためにも、
   がんばらないと・・・

   子供たちのためにも、
   がんばらないと・・・
   子供たちのためにも、
   がんばらないと・・・
   子供たちのためにも、
   がんばらないと・・・
   子供たちのためにも、
   がんばらないと・・・

   子供たちのためにも、
   がんばらないと・・・
   子供たちのためにも、
   がんばらないと・・・
   子供たちのためにも、
   がんばらないと・・・
   子供たちのためにも、
   がんばらないと・・・

 ジンガは自分の役目を
 きちんと知っているんだな・・・
 ジンガは自分の役目を
 きちんと知っていたんだな・・・
 ジンガは自分の役目を
 きちんと知っているんだ・・・
 ジンガは自分の役目を
 きちんと知っているんだね・・・

   バノッサを止めること
   も考えないとな
   バノッサを止めること
   も考えなくてはな
   バノッサを止めること
   も考えないと・・・
   バノッサさんを
   どうやって止めよう

   モナティは
   のんきだよなぁ・・・
   やれやれ、モナティは
   のんきだな
   モナティは
   のんきだなぁ・・・
   モナティは
   のんきですね・・・

   とにかく、やるしか
   ないんだもんな・・・
   とにかく、やるしか
   ないんだ・・・
   とにかく、やるしか
   ないんだもんね・・・
   とにかく、やるしか
   ないわけですね・・・

   それでも俺はこの世界が
   好きなんだ・・・
   それでも僕はこの世界が
   好きなんだ・・・
   それでもあたし・・・
   この世界が好きだよ
  わたし・・・
  この世界が好きなんだ・・・


 同じことの繰り返し、か・・・
 同じことの繰り返し、か・・・
 同じことの繰り返し、か・・・
 同じことの繰り返し、か・・・

   サプレスのエルゴは、
   どうなったんだろう?
   サプレスのエルゴは、
   どうなったんだろう?
   サプレスのエルゴは、
   どうなったんだろ?
   サプレスのエルゴは、
   どうなったの・・・?

   とにかく、やるしか
   ないんだもんな・・・
   とにかく、やるしか
   ないんだ・・・
   とにかく、やるしか
   ないんだよね・・・
  とにかく、やるしかない
  ・・・ですし・・・

    俺の力って、一体
    なんなんだろう?
    僕の力って、一体
    なんなんだろう?
    あたしの力、一体
    なんなんだろう?
    わたしの力、一体
    なんなんだろう?

    俺の力って、一体
    なんなんだろう?
    僕の力って、一体
    なんなんだろう?
    あたしの力、一体
    なんなんだろう?
    わたしの力、一体
    なんなんだろう?

  イリアスが味方になるのは
  頼もしいな
  イリアスが味方になるのは
  頼もしいな
  イリアスが味方になるのは
  頼もしいよね
  イリアスさんが味方になる
  のはうれしいな・・・

    生真面目なんだな
    サイサリスって・・・
    生真面目なんだな
    サイサリスは・・・
    生真面目なんだなぁ
    サイサリスって・・・
    生真面目なんですね
    サイサリスさん・・・


 みんな戸惑ってるんだな・・・
 みんなが戸惑うのも無理はないな
 みんな戸惑ってるんだね・・・
 みんな戸惑ってるんだね・・・

    そんな無茶を
    言われてもなぁ・・・
    そんな無茶を
    言われてもな・・・
    そんな無茶を
    言われてもなぁ・・・
    そんな無茶を
    言われても・・・

scn015

バノッサは、あれから
どうしている?
それがさあ、変なのよ
お城にこもったっきり
でさ
見た限り、街の様子も
とり立てて変わっては
いないようだ
城を乗っ取っただけで
満足するような奴だと
は思えねえんだがなあ
バノッサが自分の考え
で動いているなら、な
やはり、黒装束たちの
動向が気になりますね
何を企んでるのかは気
になるけど、どのみち
今の私たちでは止めら
れそうにないかも
やはり、エルゴを手に
入れるのが先決だな
けどよ、どこにあるの
かわかってんのか?
エルゴたちの言葉から
考えると、街の中では
なさそうだけど・・・
それは大丈夫
なんとなくだけど、
俺にはわかるから
それは大丈夫だと思う
なんとなくだけど、
僕にはわかるんだ
それは大丈夫
なんとなくだけど
わかるんだ
それは大丈夫です
わたしにはわかるんで
す・・・なんとなく、
なんですけれど・・
なんとなく、ねぇ?
じゃあ、さっそく手に
入れに行こうぜ!
そうだな
準備が整い次第、
出発することにしよう
サモナイトソードを手に入れた!
さて、残りのエルゴを
早いところ手に
入れなくちゃな・・・
さあ、残りのエルゴを
急いで見つけだそう
さぁ、残りのエルゴを
早いところ手に
入れなくちゃ
残りのエルゴを、
一刻もはやく手に
入れないと・・・
はあぁ・・・っ
なんだよ、アカネ
ため息なんかついてさ
どうしたんだ
ため息なんかついて
どうしたのアカネ?
ため息なんか
ついちゃってさ
どうしたんですか
ため息なんかついて?
いろんなことが続けて
起きたから忘れてたん
だけどさ・・・
アタシ、ずうぅ~っと
お師匠に無断で外泊を
してたのよねぇ
あ・・・
帰らないとマズイのは
わかってるんだけどさ
帰ったら確実に
怒られるんだよねぇ
ねぇ、@n0
どうしよっか?
どうしよう?
 帰ったほうがいいよ
 とぼけちまえよ
 帰ったほうがいいな
 不可抗力だよ
 帰ったほうが・・・
 とぼけちゃえ!
 帰ったほうが・・・
 とぼける、とか?
帰ったほうがいいよ
それは・・・
帰ったほうがいいな
それは・・・
帰ったほうがいい
そう思うな・・・
帰ったほうがいいと
思います・・・
けど、もしかすると罰
として外に出してもら
えなくなっちゃうかも
しれないんだよ!?
そうなったら、アンタ
だって困るでしょ?
それは、そうだけど
それは、そうだが
それは、そうだけど
それは、そうですが
だ・か・ら・・・
ねえ、@n0
一緒にお師匠に謝りに
行ってくんない?
ええ~っ!?
ええっ!?
ええ~っ!?
・・・いやです
一生のお願いっ!
ねっ?
ねっ?
仕方ないなあ・・・
ついていくだけだぞ
仕方ないなあ・・・
ついていくだけだぞ
もう・・・
ついていくだけだよ
・・・うーん
ついていくだけ、
ですからね?
うんうんっ!
それでもいいからっ
とぼけちまえよ
不可抗力だよ
こうなったら覚悟を
決めるんだね
とぼけちゃえ!
とぼけてしまう、とか
えぇ~っ!
どうせ怒られるんなら
何もかも片づいてから
のほうがいいし
どうせ怒られるんだ
今でも、後でも、
同じことだよ
どうせ怒られるんなら
何もかも片づいてから
のほうがいいでしょ?
どうせ怒られるんなら
何もかも片づいてから
にしてしまう、とか?
うう~っ、人事だと
思ってぇ・・・
三人で剣の練習?
剣の練習かい?
三人で剣の練習?
三人で剣の練習ですか
ああ、そうだよ
ラムダ先輩に稽古を
見てもらっているんだ
俺の知らない間に
二人とも随分と上達を
しているようだ
いや、まだまだです
自分の腕じゃ先輩たち
にはかないません
謙遜するな、イリアス
あれだけの速さの突き
は、俺にはできん
でも、ラムダ先輩ほど
威力がありません
それに受けは、レイド
先輩にかなわないし
それなら、足りないと
思った部分をお互いに
学んでいけばいいさ
三人とも楽しそうだな
久しぶりなんだろうし
ここは席を外すか
三人とも楽しそうだな
久しぶりなんだろうし
ここは席を外そう
三人とも
楽しそうだな~
久しぶりだからかな?
あたしはお邪魔みたい
三人とも楽しそう
久しぶりだろうし
邪魔しないほうが
いいですね・・・
三人とも楽しそうだな
久しぶりなんだろうし
ここは席を外すか
三人とも楽しそうだな
久しぶりなんだろうし
ここは席を外そう
三人とも
楽しそうだな~
久しぶりだからかな?
あたしはお邪魔みたい
三人とも楽しそう
久しぶりだろうし
邪魔、しないほうが
いいですね・・・
不気味なくらいに
静かだな・・・
あの中で、バノッサは
何をしてるんだろう?
不気味なくらいに静か
だな・・・
あの中で、バノッサは
何をしてるんだろう?
静かすぎて・・・
不気味・・・
バノッサ・・・
あの城の中で
何をしてるんだろ?
静か・・・
静かすぎて・・・怖い
あの中に
バノッサさんが
いるんだ
今はまだ余計なことは
しないほうがよさそう
だな
今はまだ余計なことは
しないほうがよさそう
だな
・・・まだはやいよね
余計なこと
しないほうが
よさそうだし・・・
今はまだ余計なことは
しないほうがよさそう
悪いが、バノッサたち
のことは派閥の本部に
連絡させてもらったよ
えっ!?
心配しないの
報告したっていっても
簡単な説明だけだから
事実をそのまま説明し
ても混乱するからね
エルゴのこと、それに
ソルのことは
キールのことは
カシスのことは
クラレットのことは
まだ報告してないよ
よかった・・・
そうですか・・・
よかったぁ・・・
ありがとうございます
だけど、いずれ本当の
ことを説明しなくちゃ
ならないのは忘れない
でいてね
はい
はい
は・・・はいっ!
はい
これはまた
随分と悲しげな声じゃ
のう・・・
爺さん!?
おじいさん・・・
おじいさん・・・
おじいさん・・・
久しぶりじゃな、
お若いの
あんたもこの声が
気になって、ここへ
来たのかな?
声って・・・
前に言ってた、道具の
泣き声のことか?
声って・・・
前に言ってた、道具の
泣き声のことですか?
声って・・・
前に言ってた、
道具の泣き声のこと?
声って・・・
前に言っていた道具の
泣き声のことですか?
ああ、そうじゃよ
この城の中から聞こえ
てくる声は、とてつも
ない悲しみに満ちとる
この世界を揺るがして
しまいかねぬほどに
魅魔の宝玉だ・・・
魅魔の宝玉か・・・
魅魔の宝玉ね・・・
魅魔の宝玉・・・
ほう
それがこの悲しげな声
をあげている品の名か
どうやら、あんたは
詳しい事情を知っとる
らしいな?
なるほどな・・・
仲間の話だと、本当の
宝玉の役目というのは
悪魔を退けるものだと
いうんだ
仲間の話だと、本当の
宝玉の役目というのは
悪魔を退けるものだと
いうんです
仲間の話だと、本当の
宝玉の役目というのは
悪魔を退けるものだっ
ていうんだけど
仲間の話では、本当の
宝玉の役目というのは
悪魔を退けるものだと
いうんです
じゃが、今は正反対の
目的で使われとると
いうわけか
それほどの力を持った
品物なら、この悲しみ
の強さもうなずける
バノッサという若者の
もつ憎しみが、宝玉を
責めさいなんでおるの
だろう・・・
憎しみ、か・・・
バノッサにそれを
与えてしまったのは、
俺なのかもしれない
俺がこの世界にやって
来なければ・・・!
憎しみ、か・・・
バノッサにそれを
与えてしまったのは、
僕なのかもしれない
僕がこの世界にやって
来なければ・・・!
憎しみ・・・
バノッサが
そうなっちゃったのは
あたしのせいかも
しれない
あたしが彼の前に現れ
なかったら・・・!
憎しみ・・・
バノッサさんにそれを
与えてしまったのは、
私なのかもしれません
私がこの世界にやって
来なければ・・・!
お若いの
それは、間違っとるぞ
ワシにはわかる
バノッサとやらのもつ
憎しみは、もっと強く
深いものじゃ
幾年月に積み重なった
強い憎しみ・・・
そうでなくては、
これほどの強い力は
生まれはせんだろうさ
爺さん・・・
おじいさん・・・
おじいさん・・・
おじいさん・・・
なあ、お若いの
もしも世界を滅ぼせる
ほどの力を持った品物
があったとして
誰かがそれを用いて、
世界を滅ぼしてしまっ
たとしたら・・・
悪いのはそれを使った
者だろうか?
それとも、力をもった
品物なんだろうか?
どうしよう?
 使った者だと思う
 その品物だと思う
 使った者だと思います
 その品物だと思います
 使った者だと思うな
 その品物だと思うな
 使った者だと思います
 その品物だと思います
使った者だと思う
使った者だと思います
使った者だと思うな
使った者だと思います
なぜ?
いくら強い力をもって
いても、道具は自分で
それを使えない
善悪を決めて、それを
使うのは人間なんだ
世界を滅ぼしたのは、
道具の力じゃない
それを使ってしまった
人間の心の弱さだ
俺は、そう思う
いくら強い力をもって
いても、道具は自分で
それを使えません
善悪を決めて、それを
使うのは人間なんです
世界を滅ぼしたのは、
道具の力じゃない
それを使ってしまった
人間の心の弱さです
僕は、そう思います
いくら強い力をもって
いても、道具は自分で
それを使えないもの
善悪を決めて、それを
使うのは人間だからね
世界を滅ぼしたのは、
道具の力じゃない
それを使ってしまった
人間の心の弱さだよ
あたしは、そう思う
いくら強い力をもって
いても、道具は自分で
それを使えません
善悪を決めて、それを
使うのは人間なんです
世界を滅ぼしたのは、
道具ではありません
それを使ってしまった
人間の心の弱さです
私は、そう思います
その品物だと思う
人間の心はいつだって
強くはいられない
誘惑に負けてしまう時
だってある
そんな時のためにも、
人間は必要以上の力を
もっていてはいけない
んだ
俺は、そう思う
その品物だと思います
人間の心はいつだって
強くはいられない
誘惑に負けてしまう時
だってあります
そんな時のためにも、
人間は必要以上の力を
もっていてはいけない
のではないですか
僕は、そう思います
その品物だと思うな
人間の心はいつだって
強いわけじゃないもの
誘惑に負けてしまう時
だってあるよ
そんな時のためにも、
人間は必要以上の力を
もっていてはいけない
んじゃないのかな
あたしは、そう思う
その品物だと思います
人間の心はいつだって
強くはいられません
誘惑に負けてしまう時
だってあります
そんな時のためにも、
人間は必要以上の力を
もっていてはいけない
のではないですか
私は、そう思います
そうか・・・
たしかに、そのとおり
なのかもしれんな
道具を使うのは人間か
なるほど、そのとおり
じゃな・・・
でも実際のところ、
俺の心も強くは
ないんだけどね
こんなこと言えるほど
僕の心も強いわけでは
ないですけどね
なーんて、偉そうな口
がきけるほど、あたし
も自分に自信がないん
だけどね?
偉そうに言いましたが
私がそれを実行できる
かは、不安ですけど
ならば・・・
試してみるか?
え?
あんたに、こいつを
さしあげよう
これは・・・剣?
ただの剣ではない
あんたには、その剣が
何でできとるかわかる
だろう?
もしかして
サモナイト石の剣!?
ひょっとして
サモナイト石の剣!?
ひょっとしてこれ、
サモナイト石の剣!?
もしかしてこれは、
サモナイト石の剣!?
そうじゃよ
ワシは昔、ある召喚師
に頼まれて、そいつを
作ったんじゃ
だが、作り上げた時に
気づいてしまった
こいつが使い方次第で
世界を滅ぼしかねない
ものだということにな
召喚師はそれを知って
いて、ワシにこの剣を
作らせたんじゃ・・・
世界を、滅ぼすために
そんな!?
そんな!?
!?
!?
ワシは後悔した
後悔して、そして
決めたんじゃ
この剣はワシと共に、
滅ぼしてしまおうとな
じゃがな・・・
それではあまりに剣が
哀れだとも思った
お若いの
ワシはあんたに賭けて
みようと思うんじゃ
この剣を泣かすこと
なく、正しく使って
やってくれぬか?
だけど、俺なんかで
本当にいいのか?
だけど、僕なんかで
本当にいいんですか?
いいの・・・
あたしなんかで?
でも、私なんかで
いいんでしょうか?
あんたなら大丈夫だと
ワシは思うておる
わかったよ、爺さん
正直、どこまで
俺にできるのかは不安
だけど・・・
使わせてもらうよ
爺さんが願いをこめた
この剣を!!
わかりました
正直、どこまで
僕にできるのかは不安
だけど・・・
使わせてもらいます
貴方が願いをこめた
この剣を・・・
わかった
おじいさんの気持ちに
応えられるかどうかは
自信ないけど・・・
使わせてもらうよ
おじいさんの願いの
こもったこの剣を
わかりました
正直、どこまでのこと
が私にできるかは不安
ですが・・・
使わせていただきます
おじいさんが願いを
こめたこの剣を・・・
また、魚でも釣って
リプレを喜ばせて
やろうかな?
また、魚でも釣って
みるかな?
うーん
魚釣りねぇ・・・
また、魚を
釣って帰ったら
リプレさん
喜ぶかしら・・・
あれ?
釣りの餌がない・・・
これじゃあ釣りは
できないよな
でも、まずは
釣りの餌を探さないと
いけないみたいだな
うーん・・・
餌がないみたい
さすがにこれじゃあ
何も釣れないよね
でも・・・
釣りの餌がないわね
餌を探さなくては
いけないみたい・・
どうしよう?
 やめておく
 魚釣りをする
気にしなくていいって
こういう時もあるわ
うん、これだけあれば
充分だよ
わぁ、ずいぶん
たくさん釣れたのね
こんな大物
どう料理したらいいか
迷っちゃいそう
すごいじゃない!
これならきっと、おい
しいお料理ができるわ
これって・・・
食べられるのかしら?
ごくろうさま
きっとみんなも喜んで
食べてくれるよ
また何か釣れた時は
私のところに
もってきてね
腕によりをかけて
おいしい料理を作って
あげるから、ね?
こりゃまた、
険しい山だなあ
イリアス様、
もしかして
ここは・・・
ああ、間違いない
多分ここは、剣竜の峰
と呼ばれる場所だろう
剣竜?
剣士たちに昔から
伝わっている話に
出てくる場所だよ
剣の奥義を極めし竜、
彼の地にて眠る
数多の剣士が挑むも
未だ帰らず・・・
なんだか物騒な話ね
なあ、アニキ
剣の奥義を極めた竜っ
て、なんのことだろ?
なあ、アネゴ
剣の奥義を極めた竜っ
て、なんのことだろ?
うーん・・・
まさか、竜が剣を使う
わけはないし・・・
さあね
だけど、まさか竜が
剣を使うわけは・・・
うーん・・・
竜が剣を使うなんて
聞いたことないし
わかりません、剣を
使う龍なんて、想像
できませんし・・・
使うのでござるよ
剣竜はその不思議な力
で、触れることなく
剣を操るのでござる
あの、貴方は?
貴方は?
あなたは・・・
だれですか?
あの、貴方は?
拙者の名はカザミネ
この山で修行しておる
剣士でござるよ
それでは、貴方がここ
のエルゴの守護者なの
ですか?
えるご・・・?
そのように面妖な
名前のものは知らぬが
剣竜の守るという
宝のことかも知れぬな
きっとそいつだぜ!
ならば、やはり剣竜と
の戦いは避けられんな
お主ら、まさか剣竜と
戦うつもりか?
そうですけど
そうです
そのつもりですけど
そうですけど
やめておけ
生半可な腕では、
絶対に勝てはせん
それは、自分たちの剣
に対する侮辱ですか?
侮辱ではござらん
拙者はただ真実を口に
したまで・・・
ならば、真実かどうか
確かめてみるがいい!
よせ、イリアス!
うあっ!!
・・・納得したか?
剣を抜くのが
見えなかった!?
剣を抜くのが
見えなかった!?
うそ・・・
剣を抜いたのが
見えなかった!?
剣を抜くのが
見えなかった!?
ほう、居合いですね
こいつ、シルターンの
侍だよっ!
サムライ?
この世界の騎士
みたいなもんだ
しかし・・・この剣術
は独特だよな
この世界における騎士
のようなものだ
しかし、独特の剣術を
身につけている
この世界における騎士
のようなものだよ
だけど、独特の剣術を
使うんだ
この世界における騎士
のようなものです
しかも、独特の剣術を
身につけています
異界の剣術、か
それも、かなり訓練を
積んでいるな
それがわかるならば、
お主には納得できよう
拙者の腕をもってして
も、剣竜には勝てぬ
ましてや・・・
拙者ごときに負けるの
では、剣竜を倒すこと
など夢のまた夢
くっ・・・
だけど、俺たちは剣竜
にどうしても勝たなく
ちゃならないんだ!
しかし、僕たちは剣竜
にどうしても勝たなく
てはならないんです
でも、あたしたちは
剣竜に勝たなきゃ
いけないんだから!
でも、わたしたち
剣竜と、どうしても
戦わなくては
ならないんです
・・・・・・
どうやら、それなりの
事情があるようで
ござるな
よければ、詳しく話を
聞かせてもらえぬか?
なるほど、事情は承知
したでござる
お主たちが剣竜に勝て
なければ、この世界が
危ないのでござるな?
はい
はい
はい・・・
はい
ならば、案内しよう
剣竜の居場所へ
本当ですか!
本当ですか!
え!?
本当ですか?
本当ですか!
ただし、拙者も剣竜と
の戦いに加えてもらう
ことが条件でござる
これまで拙者が目標と
していた相手だ
これだけはゆずれぬ
わかりました
わかりました
え、ええ
喜んで!
わかりました
なんなんだよ
この地面に刺さった
剣の山は!?
剣竜に挑み、敗れた者
たちのものでござる
これほどの数の剣士が
敗れたなんて・・・
・・・!?
剣が、ひとりでに!?
これが、剣竜の力だと
いうわけか
剣竜の・・・
お出ましでござる!!
よくぞ守護者を倒した
お前の力は、誓約者の
名にふさわしい
我が力・・・
メイトルパのエルゴを
受け取るがいい
まさか、本当に剣竜を
倒してしまうとはな
カザミネさんの助けが
あったからですよ
貴方の助けがあったか
らですよ
カザミネさんの助けが
あったからです
カザミネさんの助けが
あったからです・・・
ねえ、カザミネはこれ
からどうすんの?
さて、な
また別の場所で剣術の
修行でもするか・・・
あるいは、お主らの力
になるというのも一興
かもしれんな
いいんですか?
いいんですか?
え・・・本当に
いいんですか?
いいんですか?
お主たちさえ良ければ
なら、決まりだな?
ずいぶん冷えると
思ったら、雪だわ
うにゅうぅ・・・
さ、さぶいですの~
なあ、本当にエルゴは
ここにあるのかよ?
さっきから鳥の鳴き声
ひとつしないぜ
うん、間違いないとは
思うんだけど・・・
ああ、間違いないとは
思うんだが・・・
うん、間違いないとは
思うんだけど・・・
ええ、間違いないとは
思うのだけれど・・・
ひ、ひゃっくしょん!
うわっ、汚いわねぇ
ふにゅうぅ・・・
いったん、火をおこし
て休息しよう
ここまで歩きづめ
だったからな
そんじゃ、燃えそうな
枯れ枝でも集めると
しようかね
俺も行こう
幽谷ってのはこの場所
であってると思うけど
社ってのが謎ね
え?
社って言ったら
神社のお社のことじゃ
ないのか?
社は社ですよ
神社にあるお社のこと
じゃないんですか?
え?
神社とかのお社とか
じゃないんですか?
え?
社って言ったら
神社のお社のことじゃ
ないんですか?
そうそう!
真っ赤な鳥居が
でーんって建ってて
さぁ
ジンジャに、トリイ?
二人とも、ここが自分
たちの世界ではないの
を忘れてませんか?
あ、そうか・・・
リィンバウムに神様
はいないんだっけ
ああ、そういえば
リィンバウムに神様
はいないのか・・・
あ・・・ごめん!
リィンバウムに神様
はいないんだね
そういえば・・・
リィンバウムに神様は
いないんでしたね
よくわからないけど、
赤いのね?
いや、そうとは限らな
いんだけど・・・
いや、そうとは限らな
いんだが・・・
う~ん、そればっか
じゃないんだけど
あの、違うかも
しれないですよ
みんな、この先に妙な
建物があったぞ!
なんだかわからんが、
真っ赤な柱がでーんと
そびえててな・・・
それだぁっ!
本当だ・・・
ちゃんと鳥居がある
本当だ・・・
ちゃんと鳥居がある
本当だ・・・
ちゃんとした鳥居だ
これは・・・たしかに
鳥居ですね・・・
なんか懐かしいな
こういう光景
ええ、シルターンに
戻ってきたような
気がしますよ
ねえねえ
あの滝はどうして湯気
を噴いてるですの?
おそらく、温泉が流れ
こんでいるのでしょう
温泉・・・
あぁ、いい響きねえ
なごむのはいいがな、
どうやら守護者とやら
が出てきたようだぜ
エルゴの試練を受けら
れるというのは、貴方
がたでしょうか?
あ、はい・・・
ええ、そうです
あ、は、はい・・・
あ、はい・・・
お待ちしておりました
私はこの鬼神の谷で、
シルターンのエルゴを
お守りする者
【鬼道】のミコ
カイナと申します
君が守護者なのか?
はい、そういうお役目
をいただいております
信じられんな
とても、そうは見えん
たしかに、私は非力な
娘でしかありません
ですから・・・
このように、鬼神たち
の力を借りて、お役目
をつとめております
シルターンの召喚師っ
てことね・・・
それでは、試練を始め
るといたしましょう
さあ、貴方がたの力を
私に見せてください!
よくぞ守護者を倒した
お前の力は、誓約者の
名にふさわしい
我が力・・・
シルターンのエルゴを
受け取るがいい
お見事です
これで私も安心して、
お役目を果たすことが
できました
よかったですねえ
で、お嬢ちゃんはこれ
からどうすんだ?
・・・・・・
もしかして
何も考えてないとか?
もしかして、
何もアテがないのか
も・し・か・し・て
何も考えてない
・・・とか??
まさか、何も考えて
いなかったのでは?
あ、はい
今日までずっとお役目
のことだけを考えて
ましたので
お恥ずかしい話ですが
私、この谷の外に出た
ことがないんです
ええ~っ!?
ちょっと、言葉になら
ないわね・・・
心配しないでください
今までだって、一人で
やってこれましたし
だからって
まさか、一生この谷で
過ごすつもり!?
そんなのダメですの!
ひとりぼっちなんて
・・・・・・
あのさ、カイナ
みんなの言うとおりだ
と俺も思うよ
だからさ
良かったら、俺たちを
手伝ってくれないか?
みんなの言うとおりだ
と僕も思う
そうだ
良かったら、僕たちと
一緒に来ないか?
あのさ、カイナ
みんなの言うとおりだ
と思う
それでね
良かったら
あたしたちを手伝って
くれないかな
あの・・・カイナさん
みなさんの言うとおり
だと思います
だから・・・
良かったら、わたし
たちの、手伝いを
してくれませんか?
でも・・・
まあ、元をただせば
俺たちのせいであんた
を困らせちまった
ようなもんだしな
その若さで隠居っての
はもったいないわよ
外に出るのは不安かも
しれないけど、私たち
がついているから
・・・はい
私でよろしかったら、
みなさんのお手伝いを
させてください
うげ、何だよこれは?
とんでもない大きさの
建物ですね
荒野の果てに、こんな
代物が転がっていたと
はな・・・
朽ちゆく鉄の棺、か
エルゴの言っていたの
はこいつのことだな
とにかく、中に入って
調べてみよう
・・・!?
どうやら、向こうから
出てきてくれたみたい
だぜ?
いらっしゃい
キミたちが、エルゴの
試練を受けに来たって
人たちだね?
まさか君が、エルゴの
守護者なのか?
こんな子供が・・・?
やだなあ、外見だけで
判断しないでよ
こう見えても、ボクは
ロレイラルのエルゴの
れっきとした守護者
【機界の探求者】
エルジン・ノイラーム
って言うんだ
ノイラーム・・・
あの、変わり者だった
ノイラーム家の関係者
なのか!?
知りあいなのか
ギブソン?
知りあいなのか
ギブソン?
ギブソン・・・
その人知り合い?
ギブソンさん、
お知り合いですか?
ああ、ノイラーム家は
以前【蒼の派閥】に
属していた召喚師だ
今では大半が失われて
しまったロレイラルの
召喚術を研究していた
んだけど・・・
親子で調査の旅に出た
まま、もう何年も行方
が知れなかったのよ
それがどうして守護者
になってんだ?
それはね、彼がボクを
助けてくれたからだよ
彼・・・?
彼・・・?
彼・・・だれ?
彼・・・?
きゅーっ!
気をつけろ!
奥から何か
出てくるぞ!!
・・・・・・
これって
ロボットなのか?
これって
ロボットなのか?
これって
ロボットじゃない!
これって
ロボット・・・?
まさか、ロレイラルの
機械兵士・・・
それって、大昔の戦争
で暴れ回ったっていう
アレのことなの!?
エスガルドは、そんな
ことはしないよ!
調査中の事故で、この
遺跡に閉じこめられた
ボクを、エスガルドは
助けてくれたんだ
事故で父さんを亡くし
てしまったボクのこと
を、ずっと守ってきて
くれたんだから!
そうだったんですか
すると、本来の守護者
にあたるのは
コノ私ダ・・・
しゃべれるのか
こいつ!?
我ガ名ハ、エスガルド
エルゴノ守護者・・・
誓約者タリエル者ヨ
我ト戦イ、ソノ資格ヲ
示シテミセヨ・・・
ああ、わかってる
俺たちの力、しっかり
見極めてくれよ
ああ、わかってる
うん、わかってる
あたしたちの力
見逃さないように
してよね・・・!
わかっています
私たちの力を・・・
しっかり
確かめてください
サア、下ガリナサイ
エルジン・・・
イヤだよ
ボクも一緒に戦う!
ボクだって守護者だ
エスガルドの手伝いが
したいんだよ!!
シカシ・・・
そいつの好きに
させてやれよ
僕たちは構いません
これから始まるのは、
戦いで、殺し合いでは
ないのですから
エルジン・・・
無茶ハスルナヨ?
うん、わかってるよ!
デハ
行クゾ
誓約者タリエル者ヨ!
よくぞ守護者を倒した
お前の力は、誓約者の
名にふさわしい
我が力・・・
ロレイラルのエルゴを
受け取るがいい
エスガルドっ!
しっかりしてよ!!
大、丈夫ダ・・・
エルジン・・・
コノ程度ノ損傷ナラバ
自動的ニ修理デキル
ああ、よかった
ドウシテ・・・
オ前タチハ、手加減ヲ
シタノダ?
えっ!?
さっき、サイサリスが
言っただろう
俺たちは試練を受けに
きただけで、殺し合い
をしたいんじゃない
さっき、サイサリスが
言っただろう
僕たちは試練を受けに
きただけで、殺し合い
をしたいんじゃない
さっき、サイサリスが
言ったでしょ
あたしたちは試練を
受けにきただけだって
さっきサイサリスさん
が、言ったはずです
わたしたちは、試練を
受けに来ただけです
殺し合うために、
来たわけじゃないの
だけど、ボクは本気で
貴方たちを攻撃したん
だよ!?
大事なものを守るため
ならば、当然のことだ
エスガルドはそれだけ
君にとって大切な存在
なんだろう?
・・・うん
エルゴを守るって役目
は終わったんだから、
もう君たちが戦う必要
はなくなった
どこかでさ、二人して
ゆっくり休むといいよ
エルゴを守るって役目
は終わったんだから、
もう君たちが戦う必要
はなくなった
これからは、自分たち
の思うように暮らして
いくといい
エルゴを守るって役目
は終わったんでしょ!
戦う理由は
ないんじゃない?
ふたりでさ
ゆっくり休むといいよ
どっか、田舎にでも
いってさ!
エルゴを守る役目は
終わったんですから、
もう、戦う必要は
ないんです・・・
どこかで、ふたりで
ゆっくり
休んでください
ううん
ボクたちには、新しく
やることができたから
休むのは早いよ
ね、エスガルド?
誓約者タリエル者ヨ
貴方ヲ守ルコトモマタ
我ラノ役目ナノダ
そういうことだからさ
よろしく頼むねっ!
ああ、よろしく
ああ、よろしく
え・・・あ、あの
・・・よろしくね!
え・・・あ、あの
・・・よろしくね!

scn016

これで4つのエルゴが
揃ったわけだ
@n0が
誓約者になる準備が
できたわけね
よっしゃ、だったら
さっさとそいつを
済ませちまえよ
う、うん・・・
ああ・・・
だが、どうすれば
いいんだろう?
う、うん・・・
あ、はい・・・
難しく考える
必要なんかないよ
心を澄まして、エルゴ
たちに呼びかけてみて
ください
・・・・・・
・・・!!
よくぞ、我らの試練を
果たしてのけた
見事だったぞ
我らはお前を誓約者と
して認めよう
エルゴたちよ
それなら、早く結界を
張り直そう!
エルゴたちよ
それなら、早く結界を
張り直そう!
エルゴたち
それなら、早く結界を
張り直そうよ!
エルゴさん・・・
それなら、早く結界を
張り直しましょう!
わかっている
しかし、今の状態では
それはできない
どうして!?
なぜ!?
どうして!?
どうして!?
我らの予想以上の速さ
で、結界がほころびて
いこうとしている
強大な力が、内側から
結界を破壊しようと
しているのだ
その力を発しているの
は、お前も知っている
あの男だ
バノッサ・・・
バノッサ・・・
バノッサ・・・
バノッサさん・・・
この力を止めなければ
新たな結界を作ること
はできぬ
魅魔の宝玉を取り返す
のが先だってことか
わかったよ
まずはバノッサから、
宝玉を取り戻そう!
魅魔の宝玉を取り返す
のが先なのか
わかった
まずはバノッサから、
宝玉を取り戻そう!
魅魔の宝玉を取り返す
のが先だってことね
わかった
まずはバノッサから、
宝玉を取り戻そう!
魅魔の宝玉を
取り返すのが
先ということですね
わかりました
バノッサさんから
宝玉を取り戻します
魅魔の宝玉の力が、
そこまで強いもの
だとはな・・・
いや、むしろバノッサ
が宝玉の力をここまで
高めたのだろう
でも、なんでバノッサ
は結界を壊そうとして
るんだ?
意識して壊しているの
ではないでしょうね
悪魔を召喚することが
結果としてこうなって
いるだけです
・・・おかしいわね
え?
黒装束の召喚師たちは
結界のことに気づいて
いないのかしら?
いや、むしろ俺には
知っていてバノッサの
好きにさせているよう
に思える
待てよ
それじゃ、黒装束たち
は結界を壊そうとして
るっていうのか?
そんなことして
何の得があるんだ!?
そうだよ
結界が壊れたら、この
世界が滅びるかもしれ
ないっていうのに
どういうことなんだ
結界が壊れたら、この
世界が滅びてしまうの
だというのに
結界が壊れたら
この世界も滅びるかも
知れないんでしょ
なのになんで?
そうですよ!
結界が壊れたら、
この世界が滅びるかも
しれないのに!
そんなことして
なんの得にもならない
じゃないですか・・・
滅ぼす気でいると
したら?
・・・!?
・・・!?
ちょっと!
どういう・・・!?
え・・・?
馬鹿な・・・
いくらなんでも・・・
ケッ!
奴らが何を企んでいよ
うが、宝玉を取り返せ
ば問題ねえさ
早いとこ、バノッサの
いる城へ行こうぜ!!
クックック・・・
ようこそ、俺様の城へ
バノッサ・・・
バノッサ・・・
バノッサ・・・
バノッサさん・・・
この前はおかしな邪魔
が入って、うまいこと
逃げられちまったが
今日は、そういうわけ
にはいかねェぜ?
はぐれ野郎!
宝玉を返すんだ
バノッサ
その宝玉の力は、
お前が思っているより
危険なものなんだ!
宝玉を返すんだ
バノッサ
その宝玉の力は、
お前が思っているより
危険なものなんだ!
バノッサ!
宝玉を渡して!
その宝玉・・・あなた
が思っているより
ずっと危険なものなの
バノッサさん・・・
もう、やめませんか?
その宝玉の力、あなた
が思っているような
便利なものじゃ
ありません・・・
世界が滅びるってか?
!?
!?
知ってるの・・・?
知ってる・・・の?
知ってるさ・・・
俺様にこの玉をよこし
た野郎が、そう言って
たからなァ
知っていて
どうして!?
別にいいじゃねェか?
この世界が滅びようが
俺様には関係ねえッ!
滅びちまえば
いいだろうがッ!!
お前、わかってんのか
世界が滅びちまったら
お前の居場所だって、
なくなるんだぞ!?
いらねェよ・・・
俺様にふさわしい
場所は、次の世界に
用意されてるからなァ
次の世界?
次の世界?
なに、次の世界って?
次の世界って・・・
まさか・・・
ククククッ
この世界が滅びた後の
世界さ・・・
俺様はそこで王になる
誰よりも強い力を手に
した、最強の王に!
俺様は選ばれたんだ
あの連中が作り出そう
としてやがる、新たな
世界の王になァ!!
バノッサ・・・
そこまでして、お前は
力が欲しいのか?
居場所のある手前ェに
はわからねェよ
エドス・・・
違う!
お前にだって居場所は
あったはずだ!
俺様の欲しかったもの
じゃねェッ!
召喚師の血を引く俺様
が、あんな薄汚い場所
にいられるかよッ!!
召喚師だって・・・?
召喚師だって・・・?
召喚師・・・?
召喚師の血を・・・
ひいている・・・?
クククッ、そうよ
俺様の父親は召喚師さ
もっとも、顔も名前も
知らねェがな・・・
捨てられさえしなけり
ゃ、俺様は召喚師の子
として生きているはず
だったのさ!
それがこの俺様の本当
の居場所になるはず
だったんだ!!
だから、貴様は
@n0を
目の敵にしていたのか
あァ、そうさ
俺様はそいつが許せな
かったんだよ・・・
俺様が手に入れるはず
だった力を持っていた
手前ェが、許せなかっ
たんだッ!!
バノッサ・・・
バノッサ・・・
バノッサ・・・
バノッサさん・・・
殺してやるぜ
はぐれ野郎
手前ェを殺して、
俺様は王になる!!
うおぉぉぉっ!!
うおぉぉぉっ!!
はあぁぁぁっ!!
くっ・・・っ!
い、今のは?
エルゴだよ・・・
エルゴの力が、誓約者
を守っているんだ
お前の力は俺にはもう
通じないぞ、バノッサ
手遅れにならないうち
に、宝玉を返すんだ!
お前の力は僕にはもう
通じないぞ、バノッサ
手遅れにならないうち
に、宝玉を返すんだ!
あなたの力は、もう
あたしには通じない!
バノッサ!
さあ、宝玉を渡して!
手遅れに・・・
ならないうちに!
バノッサさん・・・
エルゴの力に守られた
わたしに、あなたの力
は、無力です・・・
手遅れに
ならないうちに・・・
さあ、宝玉を返して!
うるせェェッ!!
なぜだ・・・
なぜだ!
なぜだ!
なぜだあァァァッ!!
なぜ俺様が負ける!?
なぜ宝玉の力が
通じないんだッ!?
とり乱すのではない
バノッサよ
我らの王となるお前が
これしきのことでとり
乱してどうする?
オルドレイク・・・
負けて悔しいのならば
その憎しみを宝玉へと
注ぐがいい
それが宝玉の力を高め
お前を強くする
私はそう教えたはずだ
あ、ああ・・・
ここは私に任せよ
今のお前では、この者
たちの相手は無理だ
バノッサさん!
くっ・・・
待つんだ、バノッサ!
貴様が、黒装束たちの
親玉か?
いかにも・・・
我が名はオルドレイク
セルボルト家の当主
お前がバノッサをそそ
のかしたのかっ!!
よせっ、エドス!
よせっ、エドス!
エドス!
ダメ!
だめ!
エドスさん!
ぐあぁっ!!
愚かな真似はよせ
次は、手加減せぬぞ
ぐうぅ・・・っ
貴様の目的はなんだ
オルドレイク!?
この世界を滅ぼし、
新たな世界を
作り出すことだ
馬鹿な!?
そんなことが
人間の力で
できるはずがない!
フフフフ・・・
たしかに人間の力では
不可能だろう
だが、悪魔の力ならば
どうだろうかな?
なんだと・・・
この世界を滅ぼすのは
我らではない
我らによって召喚され
る、サプレスの魔王が
その役目を担うのだ
魔王ですって!?
貴様らも召喚師ならば
知っておるだろう?
サプレスの悪魔たちを
支配する者のことを
我々はそれを召喚する
ことができるのだ
でたらめを言うな!
でたらめではない
我らは何年もかけて、
そのための準備をして
きたのだ
それに、失敗はしたが
一度はその儀式を実行
しておるのだよ
そうであろう?
我が子よ
えっ!?
えっ!?
えっ!?
え・・・?
・・・・・・
答えよ、ソル!?
・・・・・・
答えよ、キール!?
・・・・・・
答えよ、カシス!?
・・・・・・
答えよ
クラレット!?
そのとおりです
父上・・・
うそだろ・・・?
キールが
カシスが
クラレットが
オルドレイクの
子供だなんて・・・
ソルが
カシスが
クラレットが
オルドレイクの
子供だなんて・・・
ソルが
キールが
クラレットが
オルドレイクの・・・
子供・・・!?
ソルさんが
キールさんが
カシスさんが
オルドレイクの
子供だなんて・・・
嘘ではない
ソルは
嘘ではない
キールは
嘘ではない
カシスは
嘘ではない
クラレットは
魔王召喚の儀式の最高
責任者だったのだ
サプレスのエルゴの力
を使って、魔王を呼ぶ
ための儀式のな
じゃあ、サプレスの
エルゴが失われたって
いうのは!?
儀式が失敗したせいだ
つくづく、惜しいこと
をしたものよ
何もかもが、お主たち
の仕業だったのか!!
フフフフ、お前たちに
我らの崇高な目的など
理解できまい
なにが
崇高な目的だっ!
お前たちの勝手で、
この世界を滅ぼされて
たまるものか!!
なにが
崇高な目的だっ!
お前たちの勝手で、
この世界を滅ぼされて
たまるものか!!
なにが
崇高な目的なの!?
そんな身勝手で
この世界を滅ぼされて
たまるか!
なにが
崇高な目的ですかっ!
あなたたちの身勝手で
この世界を滅ぼそう
なんて!
許せないっ!
おお・・・
なかなかの力だな
ソルよ
キールよ
カシスよ
クラレットよ
これがお前の言ってい
た【魔王の力】という
わけか
!?
!?
!?
魔王・・・!?
ほう、まだ気づかずに
いたのか?
お前の使っている力が
サプレスの魔王の力の
一部だということを
なんだって・・・
なに・・・
うそ・・・!?
うそ・・・
@n0よ
お前は誓約者などでは
ない
偶然、魔王の力の一部
を受け入れてしまった
だけの存在・・・
いわば、出来損ないの
魔王なのだ!
うそだっ!!
うそだっ!!
うそだよ!!
うそ!
うそですっ!
ならば、お前のその力
はなんだというのだ?
お前は魔王よ・・・
だからこそ
ソルは
お前は魔王よ・・・
だからこそ
キールは
お前は魔王よ・・・
だからこそ
カシスは
お前は魔王よ・・・
だからこそ
クラレットは
お前に近づいたのだ
お前が我々の役に立つ
存在かどうかを
見極めるためにな
本当なのか!?
キール
カシス
クラレット
本当なのか!?
ソル
カシス
クラレット
本当・・・なの!?
ソル
キール
クラレット
本当・・・なんですか
ソルさん
キールさん
カシスさん
・・・・・・
ソルよ
キールよ
カシスよ
クラレットよ
この者たちの始末は、
お前に任せよう
儀式を失敗させた罪を
償って、我らの下へと
帰ってくるのだ
フフフ、楽しみに
待っておるぞ・・・
なあ、嘘だろう?
嘘、なんだろう?
ウソだよ・・・
ウソって言ってよ!
嘘・・・ですよね?
・・・
あいつが言ったことは
全部、デタラメなんだ
よな?
あの男が言ったことは
全部、でまかせでしか
ないんだろう?
ねえ、あいつの言った
こと・・・
全部・・・
デタラメだよね?
あの男の言ったことは
全部、嘘なんですよね
・・・・・・
答えろよ
キール!?
カシス!?
クラレット!?
違うって・・・
言ってくれよ・・・
答えてくれ
ソル!?
カシス!?
クラレット!?
どうして・・・
黙っているんだ・・・
答えてよ
ソル!?
キール!?
クラレット!?
違うって・・・
言ってよ・・・ねぇ
おねがい・・・うそ
だって、言って・・・
ください・・・
ソルさん!?
キールさん!?
カシスさん!?
もし本当なら・・・
今までみたいに
嘘を・・・
嘘をついてください

scn017

どうしているんだ?
あれからずっと、
二人で部屋に
閉じこもったままです
しかし、信じられんで
ござるな
ソル殿が
あのような連中の仲間
だったとは・・・
ソルが隠していた
秘密というのは、
このことだったんだな
キール殿が
あのような連中の仲間
だったとは・・・
キールが隠していた
秘密というのは、
このことだったんだな
カシス殿が
あのような連中の仲間
だったとは・・・
カシスが隠していた
秘密というのは、
このことだったんだな
クラレット殿が
あのような連中の仲間
だったとは・・・
クラレットが隠して
いた秘密というのは、
このことだったんだな
くそっ!
どうして今まで隠して
たんだよっ!?
仕方ないと思うな
簡単に言えちゃうよう
なことじゃないもん
そうですね・・・
いや、そういう感情の
問題ではないだろう
ソルは@n0を
確保することが
目的だった
キールは
@n0を
確保することが
目的だった
カシスは
@n0を
確保することが
目的だった
クラレットは
@n0を
確保することが
目的だった
ソルは@n0を
確保することが
目的だった
キールは
@n0を
確保することが
目的だった
カシスは
@n0を
確保することが
目的だった
クラレットは
@n0を
確保することが
目的だった
最初から、そのために
君たちの仲間になった
だけだったのさ
ソルが
キールが
カシスが
クラレットが
最初から俺たちを利用
してたってのかよ!?
そうとしか思えない
てめえっ!!
ちょっと、ギブソン!
言い過ぎよ!?
ひどいですのっ!
ギブソンさん・・・
しかし、ならどうして
ソルは
しかし、ならどうして
キールは
しかし、ならどうして
カシスは
しかし、ならどうして
クラレットは
すぐに目的を果たさな
かったんだ?
@n0を連れて
いく機会は、何度でも
あったはずだ
俺にはわかるぜ
多分、あいつは迷っち
まったのさ
迷った・・・?
お人好しのあんたたち
と暮らしちゃった
せいでね
ソルは
キールは
カシスは
クラレットは
多分、最初はギブソン
の言ったとおりにする
つもりだった
けれども、貴方たちと
暮らすうちに迷ってし
まったんでしょう
自分がやろうとしてい
ることが、正しいこと
なのかどうか・・・
迷わなくとも、そんな
ことはわかりきってる
ことだ!!
世界を好き勝手に造り
変えるなんてことが、
許されてたまるか!?
ご自分の価値観だけで
物事を考えては
いけませんよ?
連中には連中の考えが
あるってことさ
頭から否定しちまうの
はどうかねえ
くっ・・・
いずれにしろ今、
一番苦しんでいるのは
ソルだ
キールだ
カシスだ
クラレットだ
そして、それを救える
のはあいつだけだ
待ちましょう
あの二人が、どのよう
な結論を出すのかを
@n0・・・
すまない
謝ってもすまない
ことくらい、わかって
いるつもりだ
でも、今の俺には
こうやって
許しを乞うことしか、
できない・・・
オルドレイクの言った
ことは・・・
本当のことなんだな?
オルドレイクの言った
ことって・・・
本当・・・なんだね?
オルドレイクの言った
こと・・・
本当なんですね
ああ、ほんとうだ
俺は彼の息子で
あの・・・召喚儀式
の責任者だったのさ
本当のことを話すよ
俺が今までお前に隠し
ていたぜんぶだ・・・
俺の父親オルドレイク
の目的は、新たな世界
の創造主になることだ
このリィンバウムの
生き物を全部滅ぼし、
世界を空白にしてから
自分に必要な生き物を
改めて召喚し、都合の
いい世界を生み出そう
としているんだ
そんな・・・
そんなことが
許されるはずがない!
狂ってる!!
ちょっと!
狂ってるよ、それ!
なんですか・・・それ
狂ってますよ、絶対
かもな・・・
だけど、あの人は
真剣なんだ
真剣に狂っているんだ
オルドレイクは・・・
・・・・・・
世界を滅ぼすために、
彼はサプレスの魔王の
力を使うことにした
そのためには、ふたつ
の物が必要・・・
サプレスのエルゴと
魅魔の宝玉のことだな
それって・・・
サプレスのエルゴと
魅魔の宝玉?
それが・・・
サプレスのエルゴと
魅魔の宝玉ですか?
いや、宝玉はあくまで
エルゴの代用品だ
儀式が成功してれば、
必要なかった
必要だったのは・・・
俺の肉体だ
俺は、魔王を降臨
させるための器
つまりいけにえさ
そんな・・・
それじゃ君は、自分を
犠牲にして魔王を呼ぶ
気だったのか!?
そんな・・・
ちょっと待って!
自分を犠牲にして魔王
を呼ぶ気だっだの
まってください・・・
自分を犠牲にして、
魔王を呼ぶ気
だったんですか?
そのために俺は
選ばれて、育てられた
オルドレイクが無差別
に産ませた、何人もの
子供たちの中からな
・・・!!
・・・!!
え・・・
覚悟はできていた
そのつもりだった
でもさ・・・
最後の瞬間に、
迷ってしまった
魔王召喚の儀式は
失敗した
サプレスのエルゴは
爆発と共に失われた
爆発の後には俺と
そして・・・
僕が、いたのか
あたしがいた?
わたしが・・・
ご名答、だ
ここから先は前に
話したとおりだ
俺はお前の力を確か
めるために近づいた
お前のもっている力が
魔王のものかを
確かめるためにな
結果は・・・?
オルドレイクが言って
いたとおり、僕の力は
魔王のものなのか!?
結果は・・・?
やっぱり、あたしは
魔王なの!?
オルドレイクの言っ
てたとおりなの?
結果は・・・?
わたしは・・・魔王
魔王なの!?
なんですか・・・?
わからないんだよ
本当にさ
ただ、とてつもなく
強い力だ・・・としか
わからないんだ!
そんな・・・
そんな・・・
そうですか・・・
@n0
ソル
ちょっといいかな
ギブソン?
ギブソン?
ギブソンさん?
君たちに残念な
知らせがある
すまなかった
謝ってすむようなこと
ではないのは
わかってる
だけど・・・
今の僕には、これしか
言葉が見つからない
許しを乞うことしか、
できない・・・
オルドレイクの言った
ことは・・・
本当のことなんだな?
オルドレイクの言った
ことってさ・・・
本当のことなんだね?
オルドレイクの言った
ことは・・・
本当なんですね?
ああ、全て真実だよ
僕は彼の息子だ
そして、あの召喚儀式
の責任者だった
本当のことを話すよ
僕が今まで君に隠して
いたこと全てを・・・
僕の父、オルドレイク
の目的は、新たな世界
の創造主になることだ
このリィンバウムの
全ての生物を滅ぼし、
世界を空白にしてから
自分に必要な生き物を
改めて召喚し、都合の
いい世界を生み出そう
としているんだ
そんな・・・
そんなの、狂ってる!
そんな・・・
そんなの、狂ってるよ
おかしいよ!
そんな・・・
狂っています・・・!
そうかもしれない
だけど、あの人は真剣
なんだよ
真剣に狂っているんだ
オルドレイクは・・・
・・・・・・
世界を滅ぼすために、
彼はサプレスの魔王の
力を使うことにした
そのためには、ふたつ
の物が必要だった
サプレスのエルゴと
魅魔の宝玉か?
サプレスのエルゴと
魅魔の宝玉だね?
サプレスのエルゴと
魅魔の宝玉ですか?
いや、宝玉はあくまで
エルゴの代用品だよ
儀式が失敗しなければ
必要なかった
必要だったのは・・・
僕の肉体だよ
魔王を降臨させる
ための生けにえとして
僕は選ばれたんだ
そんな・・・
それじゃ君は、自分を
犠牲にして魔王を呼ぶ
気だったのか!?
ちょっとまってよ!
あなた、自分を犠牲に
して、魔王を呼ぶつも
りだったの!?
そんな・・・
それじゃあなたは
自分が犠牲になって
魔王を呼ぼうと?
そのために僕は選ばれ
て、育てられたんだよ
オルドレイクが無差別
に産ませた、何人もの
子供たちの中からね
・・・!!
・・・!!
・・・!!
そんな・・・
覚悟はできていた
そのつもりだった
だけど・・・
最後の瞬間に、僕は
迷ってしまったんだ
魔王召喚の儀式は失敗
し、サプレスのエルゴ
は爆発と共に失われた
爆発の後に残ったのは
僕と、そして・・・
俺だったんだな?
あたしだね?
わたしだった・・・
ああ、そうさ
ここから先は前に
話したとおりだ
僕は君の力を確かめる
ために近づいた
君のもっている力が、
魔王のものかを
確かめるためにね
どうなんだよ・・・
オルドレイクが言って
いたとおり、俺の力は
魔王のものなのか!?
で、どうだったの?
オルドレイクの言うと
おり、あたしの力って
魔王のものだった?
結果は・・・
オルドレイクが言って
いたとおり、わたしの
力は・・・魔王なんで
すか・・・?
僕にはわからない
本当にわからないんだ
ただ、君の力がとてつ
もないということしか
わからないんだ!
そんな・・・
そんな・・・
そうなんですか
@n0
キール
ちょっといいかな
ギブソン?
ギブソン?
ギブソンさん?
君たちに残念な
知らせがある
ごめん
謝ってもすまないって
そんなことわかってる
でも・・・
あたし、ごめんって
言うことしかできない
許して、なんて
言えない・・・
オルドレイクの言った
ことは・・・
本当のことなんだな?
オルドレイクの言った
ことは・・・
本当のことなんだな?
オルドレイクの言った
ことは・・・
本当なんですね?
うん、全部真実
あたし、オルドレイク
の娘で・・・召喚儀式
の責任者だった
しっかり聞いていて
今まで君に隠してた
こと・・・
全部話すから・・・
父さま・・・
オルドレイクの目的は
このリィンバウムの生
き物を全部滅ぼして
この世界の新しい
創造主になることなの
全部滅ぼして、自分の
都合のいい生き物だけ
召喚すれば・・思う通
りの世界になるよね
そんな・・・
そんなの、狂ってる!
そんな・・・
そんなことが
許されるはずがない!
狂ってる!!
狂ってます・・・
そんなの・・・
うん、狂ってるって
あたしも思う・・・
ただ狂ってるだけ
じゃない
オルドレイクは
真剣に狂ってるの
・・・・・・
世界を滅ぼすために、
彼はサプレスの魔王の
力を使おうって・・・
それくらい狂ってた
そのために必要だった
物がふたつ・・・
サプレスのエルゴと
魅魔の宝玉か?
サプレスのエルゴと
魅魔の宝玉のことだな
サプレスのエルゴと
魅魔の宝玉ですか?
違うよ・・・
宝玉はエルゴの代用品
儀式が失敗しなければ
エルゴだけで充分
必要だったのは・・・
あたし・・・
あたしの身体
魔王を降臨させる
ための生けにえなの
あたし・・・
そんな・・・
それじゃ君は、自分を
犠牲にして魔王を呼ぶ
気だったのか!?
そんな・・・
それじゃ君は、自分を
犠牲にして魔王を呼ぶ
気だったのか!?
そんな・・・
それじゃあなたは
自分を生けにえにして
魔王を呼ぼうと?
うん・・・
そのために選ばれて、
育てられたんだ
オルドレイクが無差別
に産ませた、子供の
中から選ばれて、ね
・・・!!
・・・!!
そんなの・・・
死ぬのは平気だった
つもりだったんだけど
やっぱり・・・
最後の瞬間、怖いのが
勝っちゃって・・・
魔王召喚は失敗
サプレスのエルゴは
爆発でなくなったの
みんな死んじゃって
爆発の後に残ったのは
あたしと・・・
俺だったんだな?
僕が、いたのか
わたし・・・?
うん
ここから先は
前に話したとおり
あたしは、あなたの力
をたしかめにきた
あなたの力が
魔王のものかを
確かめるためにね
どうなんだよ・・・
オルドレイクが言って
いたとおり、俺の力は
魔王のものなのか!?
結果は・・・?
オルドレイクが言って
いたとおり、僕の力は
魔王のものなのか!?
どうでしたか?
わたしはやっぱり
魔王、でしたか・・・
ごめんね・・・
わからなかったの
ただ、あなたの力が
信じられないくらい
強いことしか・・・
そんな・・・
そんな・・・
そうですか・・・
@n0
カシス
ちょっといいかな
ギブソン?
ギブソン?
ギブソンさん?
君たちに残念な
知らせがある
すみませんでした
謝ってすむようなこと
ではないのはわかって
いるつもりです
でも・・・
今の私には、これしか
言葉が見つかりません
許しを乞うことしか、
できない・・・
オルドレイクの言った
ことは・・・
本当のことなんだな?
オルドレイクの言った
ことは・・・
本当のことなんだな?
オルドレイクの言った
こと・・・
本当のことなんだね?
はい、全て真実です
私は彼の娘
そして、あの召喚儀式
の責任者でした
本当のことを
お話します
私が今まであなたに
隠していた全てです
私の父、オルドレイク
の目的は、新たな世界
の創造主になること
このリィンバウムの
全ての生物を滅ぼし、
世界を空白にしてから
自分に必要な生き物を
改めて召喚し、都合の
いい世界を生み出そう
としています
そんな・・・
そんなの、狂ってる!
そんな・・・
そんなことが
許されるはずがない!
狂ってる!!
そんな・・・
そんなの狂ってるよ!
そうかもしれません
だけど、あの人は
真剣なんです
狂っているとすれば
オルドレイクは
真剣に狂って
いるのでしょう
・・・・・・
・・・・・・
なにそれ・・・
続けます・・・
世界を滅ぼすために、
彼はサプレスの魔王の
力に頼りました
そのために、ふたつの
物が必要だったのです
サプレスのエルゴと
魅魔の宝玉か?
サプレスのエルゴと
魅魔の宝玉のことだな
サプレスのエルゴと
魅魔の宝玉だね?
いえ、宝玉はあくまで
エルゴの代用品と
考えてください
儀式が失敗しなければ
必要なかったものです
必要だったのは・・・
私の・・・
肉体なんです・・・
魔王を降臨させるため
の生けにえとして、
私は選ばれていました
そんな・・・
それじゃ君は、自分を
犠牲にして魔王を呼ぶ
気だったのか!?
そんな・・・
それじゃ君は、自分を
犠牲にして魔王を呼ぶ
気だったのか!?
そんな・・・
あなた、じぶんを犠牲
にして、魔王を呼ぶ
つもりだったの?
はい、わたしは
そのために育てられ
そして選ばれました
オルドレイクの何人も
いる子供たちの中から
そのために
選ばれたのです
・・・!!
・・・!!
うそ・・・
覚悟はできていた
つもりでした
だけど・・・
最後の瞬間に
迷ってしまって・・・
魔王召喚の儀式は失敗
し、サプレスのエルゴ
は爆発と共に失われた
のです
爆発の後に残ったのは
私と、そして・・・
俺だったんだな?
僕が、いたのか
あたし、がいた
はい
ここから先は前に話し
たとおりです。私は
あなたの力を確かめ
ようと近付きました
あなたのその力が
魔王のものかを確かめ
るために、です
どうなんだよ・・・
オルドレイクが言って
いたとおり、俺の力は
魔王のものなのか!?
結果は・・・?
オルドレイクが言って
いたとおり、僕の力は
魔王のものなのか!?
どうだったのかな?
オルドレイクが言って
いたとおり、あたしの
力は魔王の・・・
私にはわからなかった
本当に・・・
ただ、あなたの力が
強大だということしか
わからなかったのです
・・・
そんな・・・
そんな・・・
そうなんだ・・・
@n0
クラレット
ちょっといいかな
ギブソン?
君たちに残念な
知らせがある
彼らが、そうかね?
はい、グラムス様
貴方は?
貴方は?
あなた、だれ?
貴方は?
ワシの名は
グラムス・バーネット
ギブソンの師匠に
あたる者だ
【蒼の派閥】の代表と
して、君たちに会いに
やって来た
率直に用件を言おう
我々は、君たちの身柄
を拘束させてもらう
えっ!?
!?
えっ!?
えっ!?
どういうことだよ!?
君たちが何者であるか
は、ギブソンに報告を
受けている
世界を滅ぼそうとする
男の子供と、魔王の力
を持った者・・・
見過ごすわけには
いかんのだ
待ってください!
彼らはそんなことを
考えてはいません
待ってください!
彼女らはそんなことを
考えてはいません
二人はむしろ、
それを防ぐために
戦ってきたんです!!
しかし、これから先も
そうだとは保証できぬ
・・・!!
蒼の派閥は、魔王復活
を阻止するための戦い
を始めようとしている
負けるわけには
いかない戦いなんだ
だからこそ、危険の芽
は摘む必要がある
ギブソン
お前さんは・・・
この二人が、ワシらの
敵だと言うのかッ!?
見損なったわよ
ギブソン!!
・・・・・・
我々は決して、
君たちに危害を加える
つもりはない
この戦いが終わるまで
おとなしくしてほしい
だけなのだ
・・・・・・
明日の朝、
我々は君たちを迎えに
やってくる
君たちがすすんで
協力してくれるのを、
ワシは願っているよ
もしも本当に、俺の力
が魔王のものだったと
したら・・・
おとなしく彼らに捕ま
るべきなんだろうか?
もしも本当に、僕の力
が魔王のものだったと
したら・・・
おとなしく彼らに捕ま
るべきなんだろうか?
もしあたしの力が
魔王のものだったなら
やっぱり・・・
おとなしく彼らに捕ま
るべきなんだろうか?
もしも本当に、わたし
に魔王の力があるの
ならば・・・
おとなしく彼らに捕ま
るべきなんだろうか?
わたし・・・
リプレ
入るよ・・・
@n0
リプレ
それにガゼル?
リプレ
それにガゼル?
リプレ、ガゼル・・・
ど~したの?
リプレさん
それにガゼルさん
お前
このままおとなしく、
連中に捕まる気か?
・・・
逃げちまえよ
え?
え?
は?
え?
ソルと、お前で
キールと、お前で
カシスと、お前で
クラレットと、お前で
今夜のうちに
どこかへ逃げるんだ
貴方たちが悪い人じゃ
ないのは、私たちが
誰よりもよく知ってる
捕まる必要なんか
絶対ないわ!
二人ともありがとう
だけど、俺は逃げない
二人ともありがとう
だけど、僕は逃げない
あんがと・・・
でも、逃げないよ
二人ともありがとう
でも、逃げない
@n0!?
二人が俺を信じてくれ
たように、俺も自分の
ことを信じてる
ソルのことを
キールのことを
カシスのことを
クラレットのことを
信じてるんだ
だから、逃げない
逃げないで、ちゃんと
誤解を解いてみせる
そうすることが一番の
方法だと思うんだ
二人が僕を信じてくれ
たように、僕も自分の
ことを信じてる
ソルの
カシスの
クラレットの
ことを信じてるんだ
だから、逃げない
逃げないで、ちゃんと
誤解を解いてみせる
そうすることが一番の
方法だと思うんだ
ふたりは、あたしを
信じてくれてるよね?
・・・だからね、
あたしは、あたしと
ソルの
キールの
クラレットの
ことを信じてるんだ
だから、逃げない
逃げないで、ちゃんと
誤解を解いてみせる
それが一番だって
そう思う、うん!
二人がわたしを信じて
くれたように・・・
わたしも自分を信じて
いるの・・・
ソルさんの
キールさんの
カシスさんの
ことも・・・
だから、逃げません
逃げないで、ちゃんと
誤解を解いてみせます
そうすることが一番の
方法だと思うから
そのとおりだよ
@n0
ギブソン!?
君たちの潔白を証明す
るには、この方法しか
なかったんだ
抵抗さえしなければ、
君たちの身の安全だけ
は保証できる
だから、私は・・・
わかってるよ
ギブソン
俺だって、自分のせい
でみんなを危険に巻き
こみたくはないんだ
貴方が選んだ方法は、
間違っちゃいない
わかってるさ
ギブソン
僕だって、自分のせい
でみんなを危険に巻き
こみたくはなかった
貴方の決断は、決して
間違ってはいない
わかってる
ギブソン
あたしだって、みんな
を危険に巻き込みたく
なんかないもの
貴方が選んだ方法は、
間違ってないよ!
わかっていますよ
ギブソンさん
わたしも・・・
みんなを危険に巻き
こみたくないんです
貴方が選んだ方法は、
間違っていません
@n0・・・
決心はついたようだな
はい・・・
では、行こうか
俺たち二人だけなのに
ずいぶんな数の
警備ですね
僕たち二人を連行する
のに、ずいぶんな数の
警備ですね
あたしたちだけなのに
ずいぶんな数の警備が
いるね・・・
わたしたちふたりの
ためだけに・・・
ずいぶんな警備
なんですね・・・
幹部たちがそれだけ、
君たちのことを危険だ
と思っているせいだよ
君たちにはこれから、
派閥の本部まで出向い
てもらうことになる
それまでの間は、私が
君たちの世話役だ
監視役でも、あるがね
ミモザは?
ミモザは?
あれれ・・・
ミモザはどこいったの
かな・・・?
ミモザさんは?
彼女はこの決定に
不服だったからな
同行することを
拒否してしまったよ
派閥を抜けるつもりだ
と言っていたよ
そう、ですか・・・
そう、ですか・・・
そうなんですか・・・
そう、ですか・・・
@n0
本当にすまない・・・
本当に罰せられるべき
なのは俺だけだ・・・
お前は被害者なのに
いいんだよ、ソル
それに、被害者なのは
君だって同じだろう
いいんだってば
ソル
それに、被害者なのは
あなたもいっしょ
・・・でしょ?
いいんです
ソルさん
被害者なのは
あなたもいっしょ
なんですから
え?
僕はたまたま、
事故に巻き込まれて
魔王の力を手に入れた
そして君は、たまたま
オルドレイクの子供と
して産まれてしまった
どっちも同じ偶然だ
僕や君が望んでそれを
選んだわけじゃない
あたしはさ・・・
事故に巻きこまれて
魔王の力を手に入れ
ちゃったでしょ?
あなたは、たまたま
オルドレイクの
子供として産まれた
どっちもおんなじ
ただの偶然じゃん
好きで選んだわけじゃ
ないし・・・
あなたは、たまたま
オルドレイクの子供
だっただけですし・・
わたしは、巻き込まれ
て、魔王の力を手に
入れてしまった・・・
どちらも、ただの
偶然じゃないですか
好きで選んだ
わけじゃないんです
@n0・・・
君は魔王を
自分の意志で
召喚したわけじゃない
そうするように
仕向けられたんだ
オルドレイクの都合の
いいように育てられて
利用された君は・・・
一番の被害者だよ
これだけは
言い切れる・・・
あなたは、魔王を
召喚しようとしたん
じゃなくて・・・
させられただけ
利用されただけ
・・・それだけだよ
聞いてください・・・
あなたは、魔王を
召喚しようとしたの
ではなくて・・・
させられただけです
利用されただけ
なんです・・・
だから・・・思い
つめないでください
俺は・・・
お前たちと一緒に暮ら
せて本当に楽しかった
心から笑ったり、
怒ったり、泣いたり
お前たちは俺の知ら
ない、たくさんの
ものを見せてくれた
そして俺の心の中にも
同じものがあることに
気づかせてくれた
それがとても大切だと
いうことを教えて
もらったんだよ
ソルさん・・・
ソル・・・
俺は壊したくない
優しい人たちが暮らす
この世界を・・・
信じて、くれるか?
ああ・・・
うん!
はい、もちろんです
・・・・・・
@n0
本当にすまない・・・
本当に罰せられるべき
なのは僕だけなんだ
君は被害者なのに
いいんだよ
キール
それに、被害者なのは
君だって同じなんだ
いいのいいの、ね
キール
被害者なのは
お互い様、ね!
いいんです
キールさん
あなたも、わたしも
被害者なんですし
え?
俺はたまたま、
事故に巻き込まれて
魔王の力を手に入れた
そして君は、たまたま
オルドレイクの子供と
して産まれてしまった
どっちも同じ偶然だ
俺や君が望んでそれを
選んだわけじゃない
だってさ、あたしが
魔王の力っぽいの
手に入れたのは、事故
での偶然じゃん?
あなたも、たまたま
オルドレイクの子供
だっただけでしょ?
別に、そうなりたくて
選んだワケじゃ
ないんだし・・・
わたしは偶然、
事故に巻き込まれて
魔王の力を手に入れた
あなたも、偶然に
オルドレイクの子供と
して産まれてしまった
どちらも、わたしたち
が望んで選んだ
偶然じゃないんです
@n0・・・
君は魔王を召喚しよう
としたんじゃない
召喚させられたんだ!
オルドレイクの都合の
いいように育てられて
利用されただけ・・・
ただ、それだけさ
魔王、呼びたかった
訳じゃないんでしょ?
やらされただけ
じゃん・・・
なんかムカつくけど
オルドレイクに利用
されただけだし
それにさ、魔王が
こんなにもカワイイ
魔王さまで、良かった
と、おもわない?
とか言ってね!
あなたは魔王を自分の
意志で召喚しようと
したわけじゃないです
よね・・・?
召喚させられただけ
ですよね・・・
オルドレイクの都合の
いいように育てられて
利用されただけ・・・
なんですから・・・
僕は・・・
君たちと一緒に暮らせ
て、本当に楽しかった
心から笑ったり、
怒ったり、泣いたり
君たちは僕の知らない
たくさんのものを
見せてくれた
そして僕の心の中にも
同じものがあることに
気づかせてくれた
それがとても大切だと
いうことを教えて
もらったんだよ
キールさん・・・
キール・・・
僕は壊したくない
優しい人たちが暮らす
この世界を・・・
信じて、くれるか?
ああ・・・
・・・当然じゃん!
はい、もちろん
・・・・・・
@n0
ほんとにごめんね
キミだって
被害者なのに・・・
悪いのは
あたしだけなのに
いいんだよ
カシス
それに、被害者なのは
君だって同じなんだ
いいんだよ
カシス
それに、被害者なのは
君だって同じだろう
いいんですよ
カシスさん
え?
俺はたまたま、事故に
巻き込まれて魔王の力
を手に入れた
そして君は、たまたま
オルドレイクの子供と
して産まれてしまった
どっちも同じ偶然だ
俺や君が望んでそれを
選んだわけじゃない
僕はたまたま、
事故に巻き込まれて
魔王の力を手に入れた
そして君は、たまたま
オルドレイクの子供と
して産まれてしまった
どっちも同じ偶然だ
僕や君が望んでそれを
選んだわけじゃない
わたしは偶然、
事故に巻き込まれて
魔王の力を手に入れた
あなたも、たまたま
オルドレイクの子供と
して産まれてしまった
どちらも同じ偶然です
望んだり選んだわけ
じゃありません
@n0・・・
君は魔王を召喚しよう
としたんじゃない
召喚させられたんだ!
オルドレイクの都合の
いいように育てられて
利用されただけ・・・
ただ、それだけさ
君は魔王を
自分の意志で
召喚したわけじゃない
そうするように
仕向けられたんだ
オルドレイクの都合の
いいように育てられて
利用された君は・・・
一番の被害者だよ
魔王を召喚しようと
したことを、罪だと
思うなら・・・
やめてください
あなたは、召喚
させられただけです
オルドレイクの都合の
いいように育てられて
利用されただけ・・・
そう、思います
あたしは・・・
あなたたちと暮らせて
本当に楽しかった
ここにはね、あたしの
知らないことが
いっぱいあったの
泣いたり、笑ったり
怒ったり・・・
でね、わかったの
ああ、あたしも心から
泣いたり、笑ったり
できるんだって・・
嬉しかった
みんなに、大切なこと
いっぱい教えて
もらったんだよ
カシスさん・・・
カシス・・・
あたし、いやだ
みんながいるこの世界
・・・壊すなんて
信じて、ほしいな?
ああ・・・
ああ・・・
はい、もちろんです
・・・・・・
@n0
本当にすみません
あやまっても、
どうにもならないのは
わかっています
でも、こんなことに
巻き込んだつぐないは
私にはあやまること
でしか・・・
いいんだよ
クラレット
それに、被害者なのは
君だって同じなんだ
いいんだよ
クラレット
それに、被害者なのは
君だって同じだろう
もう、いいってば!
クラレット
別に、やりたくて
やったんじゃ
ないんだし、ね!
え?
俺はたまたま、
事故に巻き込まれて
魔王の力を手に入れた
そして君は、たまたま
オルドレイクの子供と
して産まれてしまった
どっちも同じ偶然だ
俺や君が望んでそれを
選んだわけじゃない
僕はたまたま、
事故に巻き込まれて
魔王の力を手に入れた
そして君は、たまたま
オルドレイクの子供と
して産まれてしまった
どっちも同じ偶然だ
僕や君が望んでそれを
選んだわけじゃない
あたしがこの力を
手に入れたのって
事故に偶然巻き込まれ
たからで・・・
あなたも、たまたま
オルドレイクの
子供として産まれた
りっぱな偶然じゃん?
別にたのんで、そう
してもらったわけじゃ
ないわけだし・・・
@n0・・・
君は魔王を召喚しよう
としたんじゃない
召喚させられたんだ!
オルドレイクの都合の
いいように育てられて
利用されただけ・・・
ただ、それだけさ
君は魔王を
自分の意志で
召喚したわけじゃない
そうするように
仕向けられたんだ
オルドレイクの都合の
いいように育てられて
利用された君は・・・
一番の被害者だよ
ほら、魔王だってさ
召喚させられただけ
でしょ?
オルドレイクに
利用されてさ?
だったら、召喚された
魔王があたしだった
わけだし・・・
本物呼ぶより
良かったって
思えないかな?
わたしは・・・
身勝手に聞こえるかも
しれませんが・・・
心から笑ったり、怒っ
たり、泣いたりする
あなたがたが
うらやましかった
わたしが持っていない
たくさんのものを
持っている貴方たちが
でも、私の心の中にも
同じものがあることに
気づかせてくれた
・・・楽しかった
感謝・・・しています
クラレット・・・
わたしもまもりたい
優しい人たちが暮らす
この世界を・・・
信じて、ください
ああ・・・
ああ・・・
・・・うん、当然!
・・・・・・
・・・!!
・・・!!
え?
なになに!?
・・・!!
なんだっ!?
悪いが、そいつらを
返してもらうぜ!!
ガゼル・・・
それに、みんな!?
ガゼル・・・
それに、みんな!?
ガゼル・・・
それに、みんな!?
ガゼルさん!
それに、みんな!?
すまんな
やっぱりワシらは
お前さんたちを見殺し
にはできんかったよ
先回りして、ね
待たせてもらったのよ
キミたちがどこへ
連れていかれるかは、
知っていたからね
馬鹿な・・・
我々を敵に回すという
のか?
貴方たちに貴方たちの
考えがあるように、
私たちにも
譲れないものがある
私たちは二人を信じる
そのためなら、あえて
貴方たちとも戦う!
@n0とソルは
@n0と
キールは
@n0と
カシスは
@n0と
クラレットは
俺たちの大切な
仲間なんだ・・・
理由はそれで充分だ!
そうだろう?
いくぞ、みんな!!
アニキは、自分の力の
使い方を間違えるよう
な弱い人間じゃねえ!
アネゴは、自分の力の
使い方を間違えるよう
な弱い人間じゃねえ!
戦いが生み出す悲しみ
を、その人たちは
知っているんです!
何も知らない貴様たち
が、どうこうする権利
なんてないのさ!!
俺たちはな、そいつに
助けられてんだよ
私たちの進もうとした
道が、間違っていると
諭してもらったんです
傷つけあうだけが
道ではないことを、
教えてくれたわ!
だから、今度は俺たち
が助ける番だ!!
魔王の力がどうだって
いうのさ!?
アタシはそんなの気に
しないんだから
大切なのは心のあり方
二人の心には、一点の
曇りもありはしない
そうですのっ!
モナティは、マスター
が誰より優しいことを
知ってるですの!!
自分のことより人の
気持ちを考えちゃう、
お人好しなんだからね
だからこそ、関係ない
はずのこの世界のため
に戦ってくれている
それがどれほどのこと
なのか、貴方たちには
わかっているのか!?
忘れていたよ・・・
君たちは理屈ではなく
もっと純粋な気持ちで
つながっていたことを
正しい答えなど、
どこにもないんだ
大切なのは、その答え
を正しいと思えるのか
どうかだったんだ
ギブソン・・・
ギブソン・・・
ギブソン・・・
ギブソンさん・・・
私も、彼らと同じだ
君たちのことを
私は信じたい・・・
たとえ、今まで自分が
信じてきたものを
裏切ってしまった
としても!!
ギブソンさん・・・
ギブソンさん・・・
・・・
ギブソンさん・・・
帰るんだ!
君たちの本当の
居場所へと!!
ああ、一緒に帰ろう
みんなのところへ!
ああ、一緒に帰ろう
みんなのところへ!
よ~し
みんなのところへ
帰ろう!
はい、みんなの所へ
帰りましょう!
信じられぬ
魔王の力とはこれほど
のものなのか?
いいや、違うよ
@n0ハ
エルゴノ王トナル者ダ
4つのエルゴに
認められた、
誓約者でもあるのです
魔王の力を持つ者が、
エルゴの王だと?
そんなはずが
あるわけはない!?
しかし、事実です
グラムス様
私とギブソンは、彼が
エルゴと誓約をかわす
のをこの目で見たので
すから
私とギブソンは彼女が
エルゴと誓約をかわす
のをこの目で見たので
すから
グラムスさん
この力が魔王のものか
誓約者のものなのか、
俺にもよくわからない
だけど、これだけは
はっきりと言える
俺は俺だ!
どこにいても、どんな
力を使ったとしても、
俺は俺なんだ!!
そして、俺はこの世界
を救いたい
俺を大切に思ってくれ
ている彼らのために、
俺はこの力を使いたい
と思っているんだ!
グラムスさん
この力が魔王のものか
誓約者のものなのか、
僕にもわかりません
だけど、これだけは
はっきりと言えます
僕は僕です!
どこにいても、どんな
力を使ったとしても、
僕は僕なんです!
そして、僕はこの世界
を救いたい
僕を大切に思ってくれ
ている彼らのために、
僕はこの力を使おうと
誓ったんです!
グラムスさん
あたしには、この力が
誓約者のものか、魔王
のものかは、はっきり
言ってわかりません
でも、わかってる
ことがあるんです
あたしはあたし
どこにいても、どんな
力を使ったとしても、
変わりません
それに、この力は
あたしのために
あるわけじゃない
ことも・・・
あたしを大事にしてく
れてるみんなのために
この力を使おうって
決めたんです
グラムスさん
この力が魔王のものか
誓約者のものなのかは
よくわかりません
でも・・・これだけは
はっきりと言えます
わたしは、わたしです
魔王の力を持っていて
も、わたしは魔王じゃ
なくて、わたしです
わたし、・・・
この世界を救いたい
わたしを大切に思って
くれるみんなのために
・・・そのためにこの
力はあるんです・・
私からもお願いします
グラムス様
ギブソン?
彼らは
彼女たちは
たしかに危険な存在な
のかも知れません
だけど二人は、自分の
背負ったものの意味を
わきまえています
押しつけられた運命に
逃げずに立ち向かおう
としてるんです!
私は・・・
そんな二人を助けたい
ギブソン
貴方、やっぱり・・・
お願いします
二人に、いや、私たち
に時間をください!!
派閥の決定は絶対だ
ワシにはそれを
破ることはできぬ
だが・・・
ワシらは戦いに負け、
お前たちに逃げられて
しまったのだ
そういうことならば、
仕方がないだろうさ
グラムス様・・・
行くがよい!
お前たちの信じる道を
ありがとうございます
グラムスさん・・・
ああ、自分でも驚いて
いるんだ
たしかに常識で
考えればあんなことを
したのは無茶だった
だけど、あの時の私は
何もしないで
後悔することのほうが
怖かったんだよ
このまま、君を失って
しまうことのほうがね
レイド・・・
レイド・・・
レイド・・・
レイドさん・・・
自分の気持ちに正直で
いることの大切さを、
君は私に示してくれた
それを私は忘れないで
いたいと思っている
だから・・・
私は君を守ろう
自分が本当に大切だと
思う者たちのために
この剣を振るおう
お前さんもギブソンも
ワシらのことを考えて
くれていたのに
結局、ワシらが台無し
にしてしまったなあ
そんなことないさ
あの時、俺はわからな
くなりかけてたんだ
自分が、本当にここに
いていいのか、って
だから・・・
エドスたちが来てくれ
て、俺はうれしかった
ここにいても
いいんだって、
教えてもらったような
気がしたんだ
そんなことないさ
あの時、僕はわからな
くなっていたんだ
自分が、本当にここに
いていいのか、って
だから・・・
エドスたちが来てくれ
て、僕はうれしかった
ここにいても
いいんだって、
教えてもらったような
気がしたんだ
そんなことないよぉ
正直ね、あたし
ここにいていいのか
不安だったんだ・・・
だから・・・
エドスたちが来てくれ
たとき、ドキドキする
くらい嬉しくて・・
ああ、ここが
あたしの家なんだって
思えたんだ・・・
そんなこと・・・
ありませんよ
あの時、わたし・・・
不安だったんです
自分が、本当にここに
いていいのか、って
だから
エドスさんたちが
来てくれて・・・
救われました・・・
ここにいても
いいんだって、
教えてもらったような
気がして・・・
迷う必要なんてないさ
お前さんがここに
いたいのなら、
いつまでもいて
くれればいい
それにな・・・
ワシはお前さんに
ここにいてほしいんだ
そのためなら、
どんな苦労も気に
ならんさ
エドス・・・
エドス・・・
エドス・・・
エドスさん・・・
よかった・・・
兄ちゃん、帰ってきて
くれたんだね
よかった・・・
姉ちゃん、帰ってきて
くれたんだね
ああ、心配かけたな
ああ、心配かけたね
うん、ただいま~!
ごめんね、心配かけて
兄ちゃんが魔王の力を
持ってたって、おいら
は気にしてないよ!
姉ちゃんが魔王の力を
持ってたって、おいら
は気にしてないよ!
おいら、知ってるんだ
そんなものなくたって
兄ちゃんは強いんだ
そんなものなくたって
姉ちゃんは強いんだ
だから、信じてるよ
悪い奴らをやっつけて
帰ってくるってさ!
結局、逃げてきちゃう
んだったら、最初から
ついてかなければいい
じゃない!?
心配して・・・
馬鹿みたい・・・
ごめんよ、フィズ
ごめんよ、フィズ
ごめんね、フィズ
ごめんね、フィズ
約束してよ!?
もう絶対に、どこへも
行ったりしないって!
お兄ちゃんが魔王でも
あたし、そんなの気に
しないから・・・
フィズ・・・
おにいちゃん・・・
まおう、なの?
おねえちゃん・・・
まおう、なの?
俺にもわからないんだ
僕にもわからないんだ
う~ん、まだわから
ないんだよね~
まだわからないの
ラミ・・・
それでもいい・・・
おにいちゃんが
まおうなら・・・
こわくないもん・・・
おねえちゃんが
まおうなら・・・
こわくないもん・・・
きっと・・・
やさしいまおうさんに
きまってるもん・・・
ラミちゃん
だから、もうどこへも
いかないでね・・・
やくそく、だよ?
俺っち、アニキのこと
信じてるから!
俺っち、アネゴのこと
信じてるから!
だから、もう余計な気
はつかわないでくれよ
一人で解決しようなん
て思わないでくれよ
ジンガ・・・
ジンガ・・・
ありがと、ジンガ
ジンガ・・・
何があろうと、俺っち
はアニキの味方だから
何があろうと、俺っち
はアネゴの味方だから
忘れないでくれよ?
びっくりしたよ
ローカスが俺のために
来てくれたなんて
ありがとう
驚いたよ
ローカスが僕のために
来てくれたなんて
ありがとう
びっくりしたよ
ローカスがあたしの
ために来てくれた
なんて
ありがとう
驚きました
ローカスさんが私の
ために来てくれた
なんて
ありがとうございます
なんだかんだ言って
俺がこうしていられる
のはお前のおかげだか
らな・・・
ローカス・・・
ローカス・・・
ローカス・・・
ローカスさん・・・
それに、お前にはこの
戦いを終わらせる権利
があるんだ
お前がこの先、どんな
答えをだし、この戦い
の幕を引くのか・・・
俺は、そいつを見て
みたいのさ
モナティ、決めたです
どんなことがあっても
マスターの側から離れ
ないって・・・
危ない目にあうかも
知れないんだぞ?
危ない目にあうかも
知れないんだぞ?
危ない目にあうかも
知れないんだよ?
危ない目にあうかも
知れないよ?
そんなの平気ですの!
それよりも、モナティ
の知らないところで、
マスターがいなくなる
ほうが・・・
ずっとずっと
イヤですのっ!!
モナティ・・・
約束してください!
最後の最後まで
マスターとモナティは
一緒だって・・・
わかったよ、モナティ
最後まで
ついて来てくれ
わかったよ、モナティ
最後まで
ついて来てくれ
うんわかった!
最後まで、全力で
付いてくること!
うん、約束する
最後まで、ついて来て
くれる?
は・・・はいですっ!
魔王の力ってみんな
騒いでるけどさ
要は使い方じゃない?
アンタは今まで、
その力を使って
いろいろな人たちを
助けてきてるでしょ
うん・・・
まあね・・・
ま、まあね~
・・・自信ないけど
あ、はい・・・
魔王でも誓約者でも、
アンタはアンタよ
それ以上でもそれ以下
でもないもんね
もっと胸を張りなよ?
アンタには、そうする
権利があるんだからさ
お前という人間は
不思議だな・・・
お前の言葉は周りの者
をつき動かしていく
信じられない力を引き
出させてしまう
それは魔王の力でも、
誓約者の力でもない
お前自身の力だ
ラムダ・・・
ラムダ・・・
ラムダ・・・
ラムダさん・・・
自信をもてばいい
お前がお前でいるなら
誰もが力を貸すだろう
俺は、そう思う
貴方には不思議な力が
あるって、ラムダ様が
言っていたわ
私はね、それは貴方の
優しさなんだと思うの
優しさ、ですか?
優しさ、ですか?
優しさですか??
優しさ、ですか?
貴方はいつも、他の人
の気持ちを考えている
誰かのために、全力を
つくすことができる
そんな貴方だから、誰
もが力を貸してくれる
のじゃないかしら?
そうなのかな・・・
そうだろうか・・・
そうなのかな・・・
なんか照れちゃうな
そうなんでしょうか?
難しく考えなくても、
ちゃんと貴方は
わかっているはずよ
自信を持ちなさい?
それがきっと、貴方を
もっと強くしてくれる
はずだから
びっくりしたよ
まさか、ペルゴまでが
あんな無茶なことする
なんてさ
びっくりしたよ
まさか、ペルゴまでが
あんな無茶をするとは
びっくりしたよ~
まさか、ペルゴまでが
あんな無茶なことする
なんて・・・
びっくりしました
まさかペルゴさんまで
あんな無茶なことを
するなんて・・・
たしかにそうかも
知れませんね・・・
貴方たちとも長いつき
あいですから、無茶が
うつってしまったのか
もしれません
あはは・・・
ははは・・・
う・・・・人のせいに
しちゃって~
あはは・・・
ですが、私は後悔して
いませんよ
あの場合、あれが一番
だったのです
この世界のためにも
それに、私の良心の
ためにもね?
カッコよかったぜ
坊主?
カッコよかったぜ
嬢ちゃん?
からかうなよ
からかうなよ
やだなぁ、もう!
もう、からかわないで
ください・・・
いやいや、俺は真剣に
ほめてんだぜ?
俺は俺だ!
私は私・・・か
私は私・・・か
当たり前のことだがな
なかなか言えねえよ
あの時は、
必死だったから・・・
あの時は、
必死だったから・・・
あの時は、必死だった
もんねぇ・・・
あの時は、必死だった
から・・・
ククク、まあいいさ
言った以上は、きちん
と実行してもらうぜ?
終わらせちまおうや
お前がお前であるため
の戦いをな・・・
本当にすまなかった
一時とはいえ、君たち
を裏切るような真似を
してしまって
気にしてないさ
ギブソンはギブソンな
りに、俺たちのことを
考えてくれたんだ
結局、こうなっちゃっ
たけどさ
気にしないでください
貴方は貴方なりに、僕
らのことを考えてくれ
ていたんですから
結局、こうなっちゃい
ましたけどね
気にしてないよぉ
ギブソンはギブソンな
りに、あたしたちのこ
と考えてくれたんだし
こうなったのは
結果論ってこと、ね!
いえ、ギブソンさんは
ギブソンさんなりに
私たちのことを
考えてくれたんです
結局、こうなってしま
いましたけど・・・
もう迷わない
私は、君たちを信じる
決着をつけよう
君とソルの
決着をつけよう
君とキールの
決着をつけよう
君とカシスの
決着をつけよう
君とクラレットの
潔白を証明するために
ああ!
ええ!
うん!
はい!
私、ギブソンのこと
わかってなかった
あいつはあいつなり
に考えて、キミたち
のためになるように
行動してたのに
それなのに、私
あいつにひどいこと
言っちゃった
あはははっ
これじゃ、相棒失格
だよね・・・
そんなことはないよ
ミモザはちゃんと、
ギブソンの気持ちを
わかってるはずさ
だから、こうやって
後悔してるんだろう?
そんなことはない
ミモザはちゃんと、
ギブソンの気持ちを
わかってるはずさ
こうやって後悔してる
ことが、何よりの証拠
じゃないか
う~ん・・・
ミモザはちゃんと、
ギブソンの気持ちを
わかってると思うよ
だから、こうやって
後悔してるんだし
そんなことありません
ミモザさんは・・・
ギブソンさんの気持ち
わかってるはずです
だからこそ、こうして
後悔してるんですから
うん・・・
それにギブソンも、
きっとわかってるよ
ミモザがミモザなりに
俺たちのことを思って
くれたことをさ
それに彼も、ミモザの
気持ちをわかっている
はずだよ
ミモザがミモザなりに
僕たちのことを考えて
くれていたことをね
それにギブソンも、
きっとわかってる
ミモザがミモザなりに
あたしたちのこと
考えてくれたって
それにギブソンさん
なら大丈夫です
ミモザさんのこと
きっと誰よりも
わかってくれている
はずですよ・・・
ありがと・・・
@n0
私、きちんとあいつに
謝ってくるよ
君たちを見て、
自分は思ったよ
本当にお互いを信じる
ことができるのなら、
どんな困難にも向かっ
ていけるんだな
召喚術よりも、騎士の
剣よりも、それは強い
力なのかもしれない
自分にもあるだろうか
君たちのような力が?
あるよ・・・
ここにイリアスがいて
くれることが、
何よりの証拠だよ
あるさ・・・
ここにイリアスがいて
くれることが、
何よりの証拠だよ
ありますよ!
イリアス、ここにいて
くれるでしょ?
だったらイリアスも
君たちの仲間じゃない
ありますよ・・・
ここにイリアスさんが
いてくれること・・・
それが何よりの
証拠ですよ
@n0・・・
不思議なものですね
え?
え?
え?
なにが、ですか?
感情を殺すことが
強さだと、私はずっと
信じてきました
冷静でさえいるのなら
どんな苦境も耐えられ
ると思っていたんです
ですが・・・
貴方たちを見ていて、
気がつきました
自分の気持ちを大切に
することと、冷静でい
ることは違うんですね
サイサリス・・・
サイサリス・・・
サイサリス・・・
サイサリスさん・・・
最後まで見届けさせて
ください
理屈ではなく、それが
今の私の心からの願い
なんです
たとえ貴方の力が魔王
のものだったとしても
貴方は魔王じゃない
僕はそう信じてます
スウォン・・・
スウォン・・・
スウォン・・・
スウォンくん・・・
証明しましょう
僕たちの手で!
貴方がここにいること
が、ちゃんとした意味
を持っているって
エルカが
ここにいるのは、
あんたがいるからって
こと忘れてない?
あんたには、エルカを
元の世界に返す責任が
あるんだからね!?
う、うん・・・
あ、ああ・・・
あ、あ・・・
そうだった・・・よね
あ、はい・・・
そうでした・・・
そもそもあんたには
自覚ってものがなさ
すぎるのよ
召喚師の端くれだった
ら従えている召喚獣の
気持ちぐらい考えて
行動しなさいよね!
え?
・・・っ!
とっ、とにかくっ!!
あんたが魔王だろうと
なんだろうと、エルカ
には関係ないんだから
約束は約束よっ!
わかった!?
は、はい・・・
強さにも、いろいろ
あるのでござるなあ
拙者は剣を磨くことで
強さを求めておったが
一人で極められる強さ
には、限りがあること
を学ばせてもらったで
ござるよ
お主たちからな
カザミネ・・・
カザミネ・・・
カザミネ・・・
カザミネさん・・・
最後まで、
見届けさせてもらうぞ
お主たちの心の強さを
エルゴは、俺が魔王の
力を持っていることに
気づかなかったのか?
エルゴは、僕が魔王の
力を持っていることに
気づいてなかったんだ
ろうか?
エルゴはさ、あたしが
魔王の力を持ってるっ
て気付いてるのかな?
エルゴは、わたしが
魔王の力を宿している
こと・・・気付かなか
ったんでしょうか?
わかりません
ただ、貴方が選ばれた
理由は、その力だけで
はないと私は思います
貴方が貴方だったから
エルゴは選んだのでは
ないでしょうか
俺が、俺だったから?
僕が、僕だったから?
あたしがあたし?
わたしが・・・
わたしだったから
うまく言えませんけど
私はそう思います
そして、それが間違い
でないと信じています
エルゴは、俺が魔王の
力を持っていることに
気づかなかったのか?
エルゴは、僕が魔王の
力を持っていることに
気づいてなかったんだ
ろうか?
エルゴってさ・・・
あたしが魔王かもって
気づかなかったのかな
どう思う?
エルゴは、わたしが
魔王の力を宿している
こと・・・気付かなか
ったんでしょうか?
ボクにもわかんないよ
けど、お兄さんが選ば
れたのは、もっと別の
理由だと思うな
けど、お姉さんが選ば
れたのは、もっと別の
理由だと思うな
え?
え?
え?
・・・それは?
エルゴは力のある者を
選んだんじゃなくて、
お兄さんを選んだんだ
他の誰かじゃなくて、
お兄さんだから選ばれ
たんじゃないかな
エルゴは力のある者を
選んだんじゃなくて、
お姉さんを選んだんだ
他の誰かじゃなくて、
お姉さんだから選ばれ
たんじゃないかな
私ハ、コノ世界ヲ破壊
スル兵器トシテ作ラレ
タ存在ダッタ・・・
シカシ、守護者トシテ
選バレルコトデ、私ハ
別ノ存在意義ヲ持テタ
貴方ニモ、アルハズダ
魔王デモナク、誓約者
デモナイ・・・
貴方ダケノ存在意義ガ
俺の、存在意義?
僕の、存在意義?
あたしの、存在意義?
わたしの存在意義?
ソレガキット、貴方ヲ
強クシテクレル
私ハ、ソウ思ウ・・・
力というものに善悪は
存在しません
それを決めるのは、
力を使う者の器量です
改めて言わなくても、
あなたはそれを知って
いるんでしょうがね
そうでしょうか?
私やアカネさんは
そう信じていますよ
貴方ならば私たち忍び
の力をまちがった方向
に使うことはないはず
だとね・・・
シオンさん・・・
この戦いの結末がどの
ようなものになろうと
決して後悔しないよう
にがんばりましょう
私が望んでいるのは
ただ、それだけですよ
こんなふうにまたお前
と話ができるなんて思
いもしなかったよ
ああ・・・
うん、そうだね
ええ・・・
お前が全てを知った時
どうなるのかがずっと
こわかった・・・
きっとお前は俺のこと
を恨むだろうと思って
いたんだ
でもお前は俺に優しい
言葉をかけてくれた
どうしてだ?
俺はずっとお前に嘘を
ついていたのに・・・
嘘だけじゃなかったか
らさ
たしかに君は、僕らに
嘘をついてきたのかも
しれない
だけどそれ以上に、君
は仲間として、僕たち
のことを助けてくれた
だろう
だから、僕は君のこと
を信じられる
嘘だけじゃなかった
・・・からかな?
たしかに君は、あたし
に嘘をついてきたのか
もしれないけど
でもさ、それ以上に
仲間としてあたしたち
のことを助けてくれた
だからね、あたしは君
のことを信じられる
多分、
嘘だけじゃなかった
からです・・・
たしかに貴方は私たち
に嘘をついていたのか
もしれません
でも、それよりも貴方
は仲間として、私たち
のことを何度も助けて
くれました
私は、そうしてくれた
貴方のことを信じます
ありがとう
@n0
俺は・・・
お前と出会えて
良かった、本当に・・
それは僕も同じさ
君がいてくれたから、
一人じゃなかったから
僕はこの力の重みに耐
えられたんだよ
あたしも同じだよ
君がいてくれたから、
一人じゃなかったから
こうして笑っていられ
るんだもの
私もですよ
貴方が側にいてくれな
かったら、きっと私、
途方に暮れて泣いてい
たかもしれません
・・・覚えてるか?
二人で儀式の跡を調べ
に行った時、お前が俺
にたずねたことを
お前がこの世界に
呼ばれた時、
助けを求める声が
聞こえたって・・・
ああ、覚えてるよ
うん、覚えてる
はい、覚えてます
俺は儀式をしながら、
ずっと悩み続けていた
自分のやっていること
が正しいことなのか
本当に世界を滅ぼして
しまってもいいのか
答えを出せずに、俺は
心の中で悲鳴をあげて
いたんだよ・・・
助けてくれ、って
それじゃ・・・
それじゃ・・・
それじゃ・・・
お前が聞いたのは俺の
心の叫びだったのかも
しれない・・・
そしてお前はその声に
応えてくれたんだ
本当にありがとう
お前が来てくれたから
俺は本当の俺に出会う
ことができたんだ
ソルさん・・・
ソル・・・
だから、約束するよ
絶対にお前を元の世界
に帰してみせるって
お前がそうしてくれた
ように、今度は俺が
お前を守ってみせる!
ありがとう
僕も今、ここで誓うよ
この先どんなことが
あったとしても、
最後まで君を
守るって・・・
ありがと・・・
あたしも、約束する!
この先どんなことが
あったって、
最後まで君を
守ってみせるからね
ありがとう
私も、貴方を守りたい
この先どんなことが
あっても、
最後まで私は貴方の
側にいますから
こんなふうにまた、
君と話ができるなんて
思いもしなかったよ
そうだな・・・
うん、そうだね
ええ・・・
君が全てを知った時、
どうなるのかがずっと
こわかった・・・
きっと君は、僕のこと
を恨むだろうと思って
いたんだ
でも、君は僕に優しい
言葉をかけてくれた
どうしてだ?
僕はずっと君に、嘘を
ついていたのに・・・
嘘だけじゃなかった
からだよ
たしかに君は、俺たち
に嘘をついてきたかも
しれない
だけど君は、それとは
別に、俺たちを仲間と
して助けてくれたじゃ
ないか?
きっかけは嘘だったと
しても、君が俺たちに
くれた優しさは本当の
ものだと俺は思う
だから、俺は君のこと
を信じられるんだ
嘘だけじゃなかった
・・・からかな?
たしかに君は、あたし
に嘘をついてきたのか
もしれないけど
でもさ、それ以上に
仲間としてあたしたち
のことを助けてくれた
だからね、あたしは君
のことを信じられる
多分、
嘘だけじゃなかった
からです・・・
たしかに貴方は私たち
に嘘をついていたのか
もしれません
でも、それよりも貴方
は仲間として、私たち
のことを何度も助けて
くれました
私は、そうしてくれた
貴方のことを信じます
ありがとう
@n0
僕は・・・
君と出会えて良かった
本当に・・・
感謝するのは
俺のほうだって!
君と出会わなかったら
俺はきっと、この力の
重みに耐えられなかっ
たはずだよ
あたしも同じだよ
君がいてくれたから、
一人じゃなかったから
こうして笑っていられ
るんだもの
私もですよ
貴方が側にいてくれな
かったら、きっと私、
途方に暮れて泣いてい
たかもしれません
・・・覚えてるか?
二人で儀式の跡を調べ
に行った時、君が僕に
たずねたことを
君がこの世界に呼ばれ
た時、助けを求める声
が聞こえたって・・・
ああ、覚えてるよ
うん、覚えてる
はい、覚えてます
僕は儀式をしながら、
ずっと悩み続けていた
自分のやっていること
が正しいことなのか
本当に世界を滅ぼして
しまってもいいのか
答えを出せずに、僕は
心の中で悲鳴をあげて
いたんだよ・・・
助けてくれ、って
それじゃ・・・
それじゃ・・・
それじゃ・・・
君が聞いたのは、僕の
心の叫びだったのかも
しれない・・・
そして、君はその声に
応えてくれたんだ
本当にありがとう
君が来てくれたから、
僕は本当の僕に出会う
ことができたんだ
キールさん・・・
キール・・・
だから、約束するよ
絶対に君を元の世界に
帰してみせるって
君がそうしてくれたよ
うに、今度は僕が君を
守ってみせる!!
俺も、約束するよ
何があっても絶対に、
俺は君のことを守って
みせるって!!
ありがと・・・
あたしも、約束する!
この先どんなことが
あったって、
最後まで君を
守ってみせるからね
ありがとう
私も、貴方を守りたい
この先どんなことが
あっても、
最後まで私は貴方の
側にいますから
こんなふうにまた
話ができるなんて
思いもしなかったよ
そうだな・・・
ああ・・・
ええ・・・
あたし・・・キミが
全てを知った時
どうなるのかがずっと
こわかった・・・
きっと、あたしのこと
恨むって思ってた
でも、キミは優しい
言葉をかけてくれた
なぜ?
あたし、ずっと、嘘を
ついていたのに・・・
嘘だけじゃなかったか
らだよ
たしかに君は、俺たち
に嘘をついてきたかも
しれない
だけど君は、それとは
別に、俺たちを仲間と
して助けてくれたじゃ
ないか?
きっかけは嘘だったと
しても、君が俺たちに
くれた優しさは本当の
ものだと俺は思う
だから、俺は君のこと
を信じられるんだ
嘘だけじゃなかったか
らさ
たしかに君は、僕らに
嘘をついてきたのかも
しれない
だけどそれ以上に、君
は仲間として、僕たち
のことを助けてくれた
だろう
だから、僕は君のこと
を信じられる
多分、
嘘だけじゃなかった
からです・・・
たしかに貴方は私たち
に嘘をついていたのか
もしれません
でも、それよりも貴方
は仲間として、私たち
のことを何度も助けて
くれました
私は、そうしてくれた
貴方のことを信じます
ありがと
@n0
あたし・・・
キミに会えて
・・・良かった
感謝するのは俺のほう
だって!
君と出会わなかったら
俺はきっと、この力の
重みに耐えられなかっ
たはずだよ
それは僕も同じさ
君がいてくれたから、
一人じゃなかったから
僕はこの力の重みに耐
えられたんだよ
私もですよ
貴方が側にいてくれな
かったら、きっと私、
途方に暮れて泣いてい
たかもしれません
・・・覚えてる?
二人で儀式の跡を調べ
に行った時、キミが
たずねたこと
キミが・・・
この世界に呼ばれた時
助けを求める声が聞こ
えたって言ったの
ああ、覚えてるよ
ああ、覚えてるよ
ええ、覚えてます
あたし、儀式の間
ずっと悩み続けていた
自分のやっていること
が正しいことなのか
本当に世界を滅ぼして
しまってもいいのか
答えを出せずに
心の中で悲鳴をあげて
いたの・・・
助けてって・・・
それじゃ・・・
それじゃ・・・
それじゃ・・・
あたしの・・・
心の叫びだったのかも
しれない・・・
思い込みかもしれない
でも、キミは
答えてくれた
本当にありがとう
キミがいなかったら
あたし、本当の自分に
会えてなかったかも
カシスさん・・・
カシス・・・
だから、約束する
絶対にキミを元の
世界に帰すって!
こんどは
あたしがキミを
守ってみせる!!
俺も、約束するよ
何があっても絶対に、
俺は君のことを守って
みせるって!!
ありがとう
僕も今、ここで誓うよ
この先どんなことが
あったとしても、
最後まで君を
守るって・・・
ありがとう
私も、貴方を守りたい
この先どんなことが
あっても、
最後まで私は貴方の
側にいますから
こんなふうにまた、
あなたと話ができる
なんて思っても
いませんでした
そうだな・・・
ああ・・・
うん、そうだね
私・・・
あなたが全てを知って
どうなるのかがずっと
こわかった・・・
きっとあなたは、私を
恨むだろうと思って
いました
でも、あなたは優しい
言葉をかけて
くれました
何故・・・ですか?
わたしは、ずっと嘘を
ついていたのに・・・
嘘だけじゃなかった
からだよ
たしかに君は、俺たち
に嘘をついてきたかも
しれない
だけど君は、それとは
別に、俺たちを仲間と
して助けてくれたじゃ
ないか?
きっかけは嘘だったと
しても、君が俺たちに
くれた優しさは本当の
ものだと俺は思う
だから、俺は君のこと
を信じられるんだ
嘘だけじゃなかった
からさ
たしかに君は、僕らに
嘘をついてきたのかも
しれない
だけどそれ以上に、君
は仲間として、僕たち
のことを助けてくれた
だろう
だから、僕は君のこと
を信じられる
嘘だけじゃなかった
・・・からかな?
たしかに君は、あたし
に嘘をついてきたのか
もしれないけど
でもさ、それ以上に
仲間としてあたしたち
のことを助けてくれた
だからね、あたしは
君のことを信じられる
ありがとう
@n0
私・・・
あなたに会えて・・・
本当に・・・良かった
感謝するのは
俺のほうだって!
君と出会わなかったら
俺はきっと、この力の
重みに耐えられなかっ
たはずだよ
それは僕も同じさ
君がいてくれたから、
一人じゃなかったから
僕はこの力の重みに耐
えられたんだよ
あたしも同じだよ
君がいてくれたから、
一人じゃなかったから
こうして笑っていられ
るんだもの
覚えて・・・いますか
二人で儀式の跡を調べ
に行った時、
たずねたことを
あなたがこの世界に
呼ばれたとき、助けを
求める声がした
そう言いましたよね
ああ、覚えてるよ
ああ、覚えてるよ
うん、覚えてる
私は儀式をしながら、
ずっと
悩み続けていました
自分のやっていること
が正しいことなのか
本当に世界を滅ぼして
しまってもいいのか
答えを出せずに
心の中で悲鳴をあげて
いたんです・・・
助けてほしい、って
それじゃ・・・
それじゃ・・・
それじゃ・・・
きっと、あれは、私の
心の叫びだったのかも
・・・そう思います
あなたは
その声に答えて
くれました・・・
本当にありがとう
あなたがいたから
私は本当の私を知る
ことができました
クラレット・・・
だから、約束します
絶対にあなたを
もとの世界に帰すと
今度は、わたしが
あなたをまもる番です
・・あなたがわたしを
助けてくれたように
俺も、約束するよ
何があっても絶対に、
俺は君のことを守って
みせるって!!
ありがとう
僕も今、ここで誓うよ
この先どんなことが
あったとしても、
最後まで君を
守るって・・・
ありがと・・・
あたしも、約束する!
この先どんなことが
あったって、
最後まで君を
守ってみせるからね
こうしてリプレと話が
できるのも、みんなの
おかげだな
こうしてリプレと話が
できるのも、みんなの
おかげだね
うん・・・
どうしたんだよ?
さっきから、元気ない
じゃないか
どうしたんだい?
さっきからずっと元気
がないじゃないか
だって・・・
また、私は何も
できなかったから
みんな、貴方を助ける
ために戦ったのに
私は・・・
気にするなよ
戦わなくても、リプレ
は俺たちの力になって
くれているんだから
気にすることないさ
戦わなくても、リプレ
は僕たちの力になって
くれているんだから
今まではそうだったの
かもしれない・・・
だけど、これから貴方
がしようとしてること
には、私はなにもして
あげられない!!
リプレ・・・
戦いに行くんでしょう
魔王の復活を止める
ために・・・
・・・うん
・・・ああ
わかってたよ
貴方なら、絶対にそう
するだろうって
誰が止めたって、絶対
そうするだろうって
でも・・・
でもね・・・!
それでも私は、貴方を
行かせたくない!
リプレ・・・
だって、貴方には何の
責任もないんだよ!?
魔王の力も、誓約者の
資格も、そんなの関係
ないわ!!
全部、まわりが勝手に
貴方に押しつけたこと
じゃない・・・
・・・・・・
英雄なんかにならなく
てもいいじゃない
世界が滅びるのなら
滅びたって構わないよ
私は・・・
貴方にもうこれ以上、
傷ついてほしくないの
ただ
それだけなのよ・・・
ありがとう、リプレ
だけど・・・
俺は逃げたくないんだ
たとえそれが押しつけ
られた運命でも、俺は
逃げたくないんだよ
ありがとう、リプレ
だけど・・・
僕は行くよ・・・
たとえそれが押しつけ
られた運命でも、僕は
逃げたりはしない
@n0・・・
俺は戦うよ
自分でそう決めたんだ
大好きな人たちがいる
この世界を守りたい
リプレたちと
出会ったこの世界を、
俺は守りたいんだ!!
僕は戦う
自分でそう決めたんだ
大切な人たちが暮らす
この世界を守りたい
リプレたちと出会った
この世界を、僕は守り
たいんだ・・・
約束、して・・・
絶対に帰ってくるって
約束して!
ああ、約束するよ
俺は必ずここへ
帰ってくる
ああ、約束するよ
僕は必ずここへ
帰ってくる
待ってるから・・・
いっぱいご馳走作って
待ってるから・・・
約束・・・
したんだからね・・・
ねえ、ガゼル
出会いって不思議、
そう思わない?
ねえ、ガゼルさん
出会いって
不思議ですね?
ん?ああ・・・
いきなり
なんなんだよ・・・
いろんな偶然が
重ならなくちゃ
みんなとも出会え
なかったんだなって
いろんな偶然が
重ならなくちゃ
みんなとも出会え
なかったんだなって
バーカ
何言ってるんだよ!
俺は気付いてたぜ
とっくによ
ありがと・・・
ありがとう・・・
え・・・?
なんだよ
やぶからぼうに?
あ、今一瞬
どきっとした?
ふふ・・・ガゼル
赤くなってる
ば、バカ言え!
さっきから
からかってるのかよ!
あたし、そんなに
器用じゃないよ・・・
わたし、そんなに
器用じゃないです・・
え・・・おい・・・
思うんだ・・・あたし
ガゼルがいなかったら
この世界で生きていけ
なかったかもって
ガゼルの性格ってほら
なんかトゲがあってさ
それで、逆に
本当に嫌なことも
忘れられてた・・・
思うんです・・・
もしもガゼルさんが
いなかったら、わたし
この世界で生きて
いけなかった・・・
ガゼルさんが側にいて
くれたから、何気ない
言葉でいつも支えてく
くれていたから・・
今までがんばってこれ
たのかなって・・・
そんな気がするんです
ああ・・・
俺もさ・・・
あ、もちろん
ガゼルだけじゃないよ
リプレも、エドスも
ソルも!
キールも!
クラレットも!
あ、もちろん
ガゼルさん
だけじゃなくて・・・
リプレさんも
エドスさんも
ソルさんも!
キールさんも!
カシスさんも!
あたし決めたの
もう逃げないって
魔王だとか、誓約者の
資格とか・・・
そんなの関係ない!
みんなが好き
みんなを助けたい
この世界を・・・
みんなを守りたいの
わたし決めたんです
もう逃げないって
魔王だとか、誓約者の
資格とか・・・
そんなの関係ない!
みんなが好き
みんなを助けたい
この世界を・・・
みんなを
守りたいんです!
バーカ
なに、ひとりで背負い
込んでるんだよ
ちょ・・・
バカって・・・
え・・・
俺がいるだろ・・・
おまえには俺がいる
安心して、背中は
俺にまかせな
お前は・・・
俺が絶対に
守りぬいてやる
ガゼル・・・
ガゼル・・・
運命なんて
ふたりでねじ伏せて
やろうぜ!
うん・・・!
はい・・・!

   俺なんかのために
   無茶をしてくれたんだな
   僕のために随分な
   無茶をしてくれたんだ
   あたしなんかのために
   無茶なことしてさ
   わたしなんかのために
   無茶してくれて・・・

    俺はここにいても
    いいんだ・・・
    僕はここにいても
    いいんだ・・・
    あたしの居場所は
    ここなんだね・・・
   わたし、ここにいても
   いいんですね


   約束、守らなきゃな?
   約束は守らなきゃな?
   約束は守らなきゃね!
   約束は守らないと


   約束、守らなきゃな?
   約束は守らなきゃな?
   約束は守らなきゃね?
   約束は守らないとね


   約束、守らなきゃな?
   約束は守らなきゃな?
   約束は守らなきゃね?
   約束は守らないとね

    俺はここにいても
    いいんだ・・・
    僕はここにいても
    いいんだ・・・
    やっぱり、ここが
    あたしの居場所だよ
   わたし、ここにいても
   いいんですね

   みんながいるから、
   俺は強くなれるんだ!
   みんながいるから、
   僕は強くなれるんだ!
   みんながいるから
   あたし、強くなれる!
   みなさんが、わたしを
   強くしてくれるんです


   約束、守らなきゃな?
   約束は守らなきゃな?
   約束は守らなきゃね!
   約束は守らないとね

    俺はここにいても
    いいんだ・・・
    僕はここにいても
    いいんだ・・・
    やっぱり、ここが
    あたしの居場所だよ!
   わたし、ここにいても
   いいんですね


   俺自身の力、か・・・
   僕自身の力、か・・・
   あたしの力か・・・
   わたしの力・・・

   みんながいるから、
   俺は強くなれるんだ!
   みんながいるから、
   僕は強くなれるんだ!
   みんながいるから
   あたし、強くなれるよ
   わたしを強くして
   くれるのは・・・
   みなさんなんです

  俺なんかのために
  無茶をしてくれたんだな
  僕のために
  無茶をしてくれたんだな
 もう、あたしなんかのために
 無茶して!
  わたしのために
  無茶なことまで・・・

    決着をつけよう!
    俺が俺であるために
    決着をつけよう!
    僕が僕であるために
    決着をつけよう!
    あたしはあたしで
    いたいもんね!
    決着をつけます
    自分のためにも・・・

    決着をつけよう!
    俺が俺であるために
    決着をつけよう!
    僕が僕であるために
    決着をつけよう!
    あたしはあたしで
    いたいから・・・
   決着をつけます
   わたし自身のためにも

   やり方は違っていても
   二人とも気持ちは同じ
   はずだよ・・・
   やり方は違っていても
   二人とも気持ちは同じ
   はずだよ・・・
 やり方は違っていても
 二人とも気持ちは同じはず・・・
   やり方は違っていても
   二人とも気持ちは同じ
   はずですよ・・・

   みんながいるから、
   俺は強くなれるんだ!
   みんながいるから、
   僕は強くなれるんだ!
   みんながいるから
   あたし、強くなれるよ
   みんながいるから
   わたしも強くなれる

    決着をつけよう!
    俺が俺であるために
    決着をつけよう!
    僕が僕であるために
 決着をつけよう!
 あたしはあたしでいたいから!
   決着をつけます
   わたしがわたしで
   いるためにも・・・

   みんながいるから、
   俺は強くなれるんだ!
   みんながいるから、
   僕は強くなれるんだ!
   みんながいるから
   あたしは強くなれるよ
   みんながいるからこそ
   わたしは強くなれるん
   ですよ・・・

   エルゴが俺を選んだ
   理由・・・か
   エルゴが僕を選んだ
   理由・・・か
   エルゴがあたしを
   選んだ理由、ねぇ
   エルゴがわたしを
   選んだ理由・・・

   エルゴが俺を選んだ
   理由・・・か
   エルゴが僕を選んだ
   理由・・・か
   エルゴがあたしを
   選んだ理由、ねぇ
   エルゴがわたしを
   選んだ理由・・・


    俺の存在意義、か
    僕の存在意義、か
 あたしの存在意義って・・・
 わたしの存在意義ですか・・

   俺はここにいても
   いいんだ・・・
   僕はここにいても
   いいんだ・・・
   やっぱり、あたしの
   居場所はここだよね
   わたし、ここにいても
   いいんですよね


   約束、守らなきゃな?
   約束は守らなきゃな?
   約束は守らなきゃね!
   約束は守らないとね

   決着をつけよう!
   俺が俺であるために
   決着をつけよう!
   僕が僕であるために
   決着をつけよう!
   あたしはあたしで
   いたいもんね!
   決着をつけます
   わたし自身のために
こんなふうにまたお前
と話ができるなんて思
いもしなかったよ
ああ・・・
うん、そうだね
ええ・・・
お前が全てを知った時
どうなるのかがずっと
こわかった・・・
きっとお前は俺のこと
を恨むだろうと思って
いたんだ
でもお前は俺に優しい
言葉をかけてくれた
どうしてだ?
俺はずっとお前に嘘を
ついていたのに・・・
嘘だけじゃなかった
からさ
たしかに君は、僕らに
嘘をついてきたのかも
しれない
だけどそれ以上に、
君は仲間として、
僕たちのことを
助けてくれただろう
だから、僕は君のこと
を信じられる
嘘だけじゃなかった
・・・からかな?
たしかに君は、あたし
に嘘をついてきたのか
もしれないけど
でもさ、それ以上に
仲間としてあたしたち
のことを助けてくれた
だからね、あたしは
君のことを信じられる
多分、
嘘だけじゃなかった
からです・・・
たしかに貴方は私たち
に嘘をついていたのか
もしれません
でも、それよりも貴方
は仲間として、私たち
のことを何度も助けて
くれました
私は、そうしてくれた
貴方のことを信じます
ありがとう
@n0
俺は・・・
お前と出会えて
良かった、本当に・・
こんなふうにまた、
君と話ができるなんて
思いもしなかったよ
そうだな・・・
うん、そうだね
ええ・・・
君が全てを知った時、
どうなるのかがずっと
こわかった・・・
きっと君は、僕のこと
を恨むだろうと思って
いたんだ
でも、君は僕に優しい
言葉をかけてくれた
どうしてだ?
僕はずっと君に、嘘を
ついていたのに・・・
嘘だけじゃなかった
からだよ
たしかに君は、俺たち
に嘘をついてきたかも
しれない
だけど君は、それとは
別に、俺たちを仲間と
して助けてくれたじゃ
ないか?
きっかけは嘘だったと
しても、君が俺たちに
くれた優しさは本当の
ものだと俺は思う
だから、俺は君のこと
を信じられるんだ
嘘だけじゃなかった
・・・からかな?
たしかに君は、あたし
に嘘をついてきたのか
もしれないけど
でもさ、それ以上に
仲間としてあたしたち
のことを助けてくれた
だからね、あたしは君
のことを信じられる
多分、
嘘だけじゃなかった
からです・・・
たしかに貴方は私たち
に嘘をついていたのか
もしれません
でも、それよりも貴方
は仲間として、私たち
のことを何度も助けて
くれました
私は、そうしてくれた
貴方のことを信じます
ありがとう
@n0
僕は・・・
君と出会えて良かった
本当に・・・
こんなふうにまた
話ができるなんて
思いもしなかったよ
そうだな・・・
ああ・・・
ええ・・・
あたし・・・キミが
全てを知った時
どうなるのかがずっと
こわかった・・・
きっと、あたしのこと
恨むって思ってた
でも、キミは優しい
言葉をかけてくれた
なぜ?
あたし、ずっと、嘘を
ついていたのに・・・
嘘だけじゃなかった
からだよ
たしかに君は、俺たち
に嘘をついてきたかも
しれない
だけど君は、それとは
別に、俺たちを仲間と
して助けてくれたじゃ
ないか?
きっかけは嘘だったと
しても、君が俺たちに
くれた優しさは本当の
ものだと俺は思う
だから、俺は君のこと
を信じられるんだ
嘘だけじゃなかった
からさ
たしかに君は、僕らに
嘘をついてきたのかも
しれない
だけどそれ以上に、
君は仲間として、
僕たちのことを
助けてくれただろう
だから、僕は君のこと
を信じられる
多分、
嘘だけじゃなかった
からです・・・
たしかに貴方は私たち
に嘘をついていたのか
もしれません
でも、それよりも貴方
は仲間として、私たち
のことを何度も助けて
くれました
私は、そうしてくれた
貴方のことを信じます
ありがと
@n0
あたし・・・
キミに会えて
・・・良かった
こんなふうにまた、
あなたと話ができる
なんて思っても
いませんでした
そうだな・・・
ああ・・・
うん、そうだね
私・・・
あなたが全てを知って
どうなるのかがずっと
こわかった・・・
きっとあなたは、私を
恨むだろうと思って
いました
でも、あなたは優しい
言葉をかけて
くれました
何故・・・ですか?
わたしは、ずっと嘘を
ついていたのに・・・
嘘だけじゃなかったか
らだよ
たしかに君は、俺たち
に嘘をついてきたかも
しれない
だけど君は、それとは
別に、俺たちを仲間と
して助けてくれたじゃ
ないか?
きっかけは嘘だったと
しても、君が俺たちに
くれた優しさは本当の
ものだと俺は思う
だから、俺は君のこと
を信じられるんだ
嘘だけじゃなかった
からさ
たしかに君は、僕らに
嘘をついてきたのかも
しれない
だけどそれ以上に、
君は仲間として、
僕たちのことを
助けてくれただろう
だから、僕は君のこと
を信じられる
嘘だけじゃなかった
・・・からかな?
たしかに君は、あたし
に嘘をついてきたのか
もしれないけど
でもさ、それ以上に
仲間としてあたしたち
のことを助けてくれた
だからね、あたしは
君のことを信じられる
ありがとう
@n0
私・・・
あなたに会えて・・・
本当に・・・良かった
戦いに行くんでしょう
魔王の復活を止める
ために・・・
・・・うん
・・・ああ
・・・うん
・・・はい
わかってたよ
貴方なら、絶対にそう
するだろうって
リプレ・・・
リプレ・・・
リプレ・・・
リプレさん・・・
約束、して・・・
絶対に帰ってくるって
約束して!
ああ、約束するよ
俺は必ずここへ
帰ってくる
ああ、約束するよ
僕は必ずここへ
帰ってくる
うん、約束する
あたしは絶対
ここに帰ってくるよ
まだまだ、たくさん
リプレとおしゃべりし
たいことがあるから!
はい
絶対に私、またここに
帰ってきます
大切なお友達を悲しま
せたりしないように、
がんばりますから
私を・・・
信じてください・・・
ありがとな
感謝してるよ
ありがと・・・
ありがとう・・・
え・・・?
なんだよ
やぶからぼうに?
ガゼルと出会うことが
できたから、俺はこの
世界で生きていけたん
だと思うんだ
うれしい時もかなしい
時も、一番近くにいて
くれてさ・・・
だからかな?
俺がこの世界を好きに
なれたのは・・・
@n0・・・
守ってみせるよ
絶対にこの世界を破滅
させたりはしない!
君と出会うことが
なかったら、僕は
この世界で生きていけ
なかったと思うよ
君たちがくれた優しさ
が、僕に何度も勇気を
与えてくれたんだ
だから、僕はこの世界
のことを好きになれた
のかもしれない・・・
@n0・・・
守ってみせるよ
絶対にこの世界を破滅
させたりはしない!
思うんだ・・・あたし
ガゼルがいなかったら
この世界で生きていけ
なかったかもって
あ、もちろん
ガゼルだけじゃないよ
リプレも、エドスも
ソルも!
キールも!
カシスも!
クラレットも!
みんなが好き
みんなを助けたい
この世界を・・・
みんなを守りたいの
思ったんです・・・
あなたがいなかったら
私はこの世界で生きて
いけなかったのかもし
れないって・・・
あ・・・あなただけ
じゃないですよっ!
リプレさんやエドス
さんたちも!!
私、みんなの優しさに
何度も助けてもらいま
した
だから、私はどうして
も守りたいんです!
優しい人たちが暮らす
この世界を・・・
がんばって
守りたいんです・・・
バーカ
なに、ひとりで背負い
込んでるんだよ
バ、バカぁ!?
俺がいるだろ・・・
おまえには俺がいる
安心して、背中は
俺にまかせな
あ・・・
運命なんて
ふたりでねじ伏せて
やろうぜ!
ああ・・・
頼りにしてるぜ?
ガゼル・・・?
運命なんて
ふたりでねじ伏せて
やろうぜ!
ああ・・・
そうだな・・・
ちょ・・・
バカって・・・
・・・・・・
お前は・・・
俺が絶対に
守りぬいてやる
ガゼル・・・
うん・・・
え・・・?
・・・・・・
お前は・・・
俺が絶対に
守りぬいてやる
ガゼルさん・・・
はい・・・

scn018

みんな、覚悟はいいか
ケッ、今さらそんなの
聞くまでもねえよ
しかし、ワシらが全員
ここを離れても大丈夫
だろうか・・・
今の彼らは魔王を召喚
する儀式を最優先に
しているはずです
守りを固めて、俺たち
を待ちかまえているの
が関の山だろう
生き残った騎士たちに
も、警戒をするように
指示を出しました
蒼の派閥の召喚師たち
だって、来てるしね
あとは一刻も早く、
自分たちが決着を
つけるだけです
よし、それじゃあ
出発しよう!
よし、それじゃあ
出発しよう!
うん、それじゃあ
出発・・・しよう!
・・・それじゃあ
出発しましょう・・・
薄気味の悪い森だな
空気はよどんでるし、
木もほとんど枯れてる
ひどい・・・
悪魔を呼び出す実験を
続けてきたせいだ
森そのものが
悪魔の力で・・・
歪んでるってわけさ
くわしいな?
俺は、この森で
召喚術を学んだからな
魔王を召喚するために
必要な準備の全てが、
この森の奥で行われて
きたんだ
儀式はきっと、ここで
行われるはずだ
どうやら・・・
大当たりのようだぜ?
・・・!!
囲まれたようですね
くそっ・・・
この森のせいで、気配
が読めなかった!!
黒装束に、悪魔どもか
大層な歓迎だぜ
!!
薄気味の悪い森だな
空気はよどんでるし、
木もほとんど枯れてる
ひどい・・・
悪魔を呼び出す実験を
続けてきたせいだよ
森そのものが、悪魔の
力で歪んでいるんだ
くわしいな?
僕は、この森で召喚術
を学んだのさ・・・
魔王を召喚するために
必要な準備の全てが、
この森の奥で行われて
きたんだ
儀式はきっと、ここで
行われるはずだ
どうやら・・・
大当たりのようだぜ?
・・・!!
・・・!!
・・・!!
みたいですね・・・
囲まれたようですね
くそっ・・・
この森のせいで、気配
が読めなかった!!
黒装束に、悪魔どもか
大層な歓迎だぜ
!!
薄気味の悪い森だな
空気はよどんでるし、
木もほとんど枯れてる
ひどい・・・
悪魔を呼び出す実験を
続けてきたせいなの
森そのものが、
悪魔の力で歪んでいる
くわしいな?
あたし、ここで・・・
この森で召喚術を
学んだから
魔王を召喚するために
必要な準備は、ぜんぶ
この森の奥で行われて
きたの
儀式はきっと、また
ここで行われる・・・
どうやら・・・
大当たりのようだぜ?
・・・!!
囲まれたようですね
くそっ・・・
この森のせいで、気配
が読めなかった!!
黒装束に、悪魔どもか
大層な歓迎だぜ
!!
薄気味の悪い森だな
空気はよどんでるし、
木もほとんど枯れてる
ひどい・・・
悪魔を呼び出す実験を
続けてきたせいです
森そのものが、悪魔の
力で歪んでいる・・・
そう言えば、わかりや
すいでしょうか・・
くわしいな?
私は・・・この森で
召喚術を学びました
当たり前ですね・・・
魔王を召喚する儀式の
準備は、ここで行われ
てきたんですから
きっとまた・・・
儀式はここで
行われるはずです
どうやら・・・
大当たりのようだぜ?
・・・!!
・・・!!
・・・!!
ええ・・・
囲まれたようですね
くそっ・・・
この森のせいで、気配
が読めなかった!!
黒装束に、悪魔どもか
大層な歓迎だぜ
!!
こいつら・・・
次から次へとわいて
出てくる!?
私たちが倒すよりも、
新しい悪魔が召喚され
るほうが早いんです
それって、きりがない
ってコト!?
ま、マスターっ・・・
このままじゃ、ボクら
の体力がもたないよ!
くそっ・・・
どうすればいい!?
くそっ・・・
どうすればいい!?
・・・
どうすればいいの!?
なにか方法は・・・
・・・!!
今のは、召喚術!?
フハハハハハッ!
様子を見にきてみれば
案の定だな平民ども!
イムラン・マーン!?
呼び捨てにするな!
イムラン様、だッ!!
んなこと言ってる場合
じゃねえだろう、兄貴
そうですよ
私たちはケンカを
するために来たのでは
ありません
マーン三兄弟
どうしてお前たちが、
ここに?
この前の借りを返しに
来たのさ・・・
貴方たちのおかげで、
領主様を無事に
逃がせたのですからね
しかし・・・
フンッ、心配せずとも
領主様の許可は
いただいているわ
それに、貴様ら平民に
借りを作ったままでは
どうにも寝覚めが
悪いのだッ!
おっさん・・・
さあ、ここは私たちに
任せてください
とっとと行って、あの
生意気な小僧をぶちの
めしてきやがれ!
イムラン、キムラン、
カムラン・・・
イムラン、キムラン、
カムラン・・・
イムラン、キムラン、
カムラン・・・
イムランさん・・・
キムランさん・・・
カムランさん・・・
奴らの気持ちを無駄に
するな・・・
行くぞ!
@n0
ありがとう
マーン三兄弟!!
ありがとう
マーン三兄弟!!
さんきゅっ
マーン三兄弟!!
ありがとう・・・
マーン三兄弟さん
さァて・・・
おっぱじめようか?
華麗なる、我ら三兄弟
の実力を・・・
いやというほど
思いしらせてくれる!
やっぱり、来て
しまったんですね?
カノン・・・
カノン・・・
カノン・・・
カノンさん・・・
@n0さん
ボクは、あなたにだけ
は来てほしくなかった
あなたは・・・
バノッサさんを追いつ
めてしまう人だから
俺が、バノッサを?
僕が、バノッサを?
あたしが・・・
追いつめる?
わたしが?
バノッサさんを?
あなたはバノッサさん
が欲しいと望んだもの
全てをもっている
だから、あなたを見る
とバノッサさんの心は
かき乱されてしまう
それに耐える力を求め
て、あの人は宝玉へと
すがってしまう・・・
歪んだ道へ進んで
いってしまうんです
引き返してください!
ここから今すぐに!!
じゃないと
バノッサさんは・・・
ボクは・・・
本当にあなたのことを
殺さなくちゃならなく
なってしまう!!
ケッ!
黙って聞いてりゃあ、
好き勝手なことぬかし
やがって・・・
自分たちの心の弱さを
棚に上げて、こいつに
責任を押しつけるんじ
ゃねえよ!!
ガゼル?
ガゼル?
ガゼル?
ガゼルさん・・・
カノンよ
お前さんの理屈は
間違ってる
欲しいものを手にする
には、自分が変わらな
くてはならん
それをしなかったのは
誰だ?
・・・・・・
カノン、俺は前にも
君に言ったはずだ
俺たちは、バノッサを
苦しめたいんじゃない
助けたいんだ!
君にならわかるだろう
カノン!?
カノン、僕は前にも
君に言ったはずだね
僕たちは、バノッサを
苦しめたいんじゃない
助けたいって・・・
君にならわかるだろう
カノン!?
カノン、あたし前にも
言ったよね
あたしたちはバノッサ
を、苦しめるために
戦ってるんじゃない
・・・助けたいの!
わかるでしょ!
カノン!?
カノンさん、あなたが
以前に言ったこと
・・・覚えています
わかって・・・
わたし、バノッサさん
を助けたいんです
バノッサさんには
ひどいことに、
なってほしくないの!
哀れみのつもりかよ
はぐれ野郎?
この俺様に救いの手ェ
差し伸べて、優越感に
ひたるってのかよ!?
バノッサさん・・・
バノッサ!
おまえ・・・あの人に
だまされてるんだぜ
なにィ?
召喚の儀式が成功すれ
ば、おまえの意識は
魔王に食われる
おまえは、魔王召喚の
道具として利用されて
いるだけなんだ!
バノッサ!
君はあの人にだまされ
ているんだ!!
なにィ?
召喚の儀式が成功すれ
ば、君の意識は魔王に
食われてしまうんだ
君はただ、魔王召喚の
道具として利用されて
いるだけなんだぞ!?
バノッサ!
あなた、あの人に
だまされてるの!
なにィ?
召喚の儀式が
成功しちゃったら!
意識をたべられて
魔王になっちゃう!
信じて!
あなたは、魔王召喚の
道具として利用されて
いるだけなの!
バノッサ!
あなたは
だまされています・・
あの人に・・・
なにィ?
召喚の儀式が成功すれ
ば、あなたの意識は
魔王に食われて
しまいます!
あなたは、魔王召喚の
道具として利用されて
いるだけなんです!
クククク・・・
関係ねぇなァ?
・・・!?
俺様が魔王に食われよ
うが、食われまいが、
同じことなんだよ
この世界を滅ぼすこと
が、今の俺様の望みな
んだからなァ・・・
なんだって!?
なんだと!?
なんで!?
え・・・今なんて?
どうせこの世界には、
俺様の居場所なんても
のはねェんだ・・・
どれだけ望んだって、
俺様が欲しかったもの
はもう手に入らねェ
だったら、何もかも
ブッ壊してやる!
世界も、手前ェらも、
俺様自身もッ!!
バノッサ
お前、そこまで・・・
バノッサ
お前、そこまで・・・
バノッサ
あなた・・・そこまで
バノッサさん
あなた・・・そんなに
も、世界を・・・
@n0
もう、いい
エドス?
エドス?
エドス?
エドスさん・・・
今のあいつには、ワシ
らの言葉は届かない
ただ、できることは
力づくで、止めてやる
ことだけだ・・・!
何をてこずってんだよ
じれってえ・・・
なんだ・・・
この声は・・・?
なんだ・・・
この声は・・・?
なんなの
この声・・・?
・・・この声は
いったい・・・?
なんだ、はねえだろう
俺はずっと、お前の中
にいたんだぜ?
もっともお前たちは、
見かけの力だけに目を
奪われて・・・
俺の意識がお前と同化
していたことに、気が
ついてないようだがな
まさか、お前は!?
まさか、お前は!?
まさか、あなた!?
まさか、あなた・・・
ああ、そうさ
俺は・・・
おまえらの言う・・・
魔王さ!!
な、なんだっ!?
何が起こったんだよ!
あれだけいた悪魔が
一瞬で・・・
・・・・・・
@n0
もしかして、お前さん
がやったのか?
フフフフ・・・
ま、ますたー?
フッ、フハハハハッ!
アーッハッハッハ!!
ちょっと
どうしちゃったのよ!
近づくな!
な、なんだよ・・・
そこにいるのはもう、
@n0じゃない
って言ってるんだ!
そいつは・・・
サプレスの魔王だっ!
近づくんじゃない!!
な、なんだよ・・・
そこにいるのはもう、
@n0じゃない
サプレスの魔王だっ!
ダメ!
近付かないで!
な、なんだよ・・・
そこにいるのは
@n0
じゃないの!
サプレスの
・・・魔王なの!
ダメ!
近付かないで!
な、なんだよ・・・
そこにいるのはもう、
@n0
じゃないんです!
サプレスの魔王
・・・魔王なんです!
ハハハハッ
さすがは俺を呼びつけ
ようとした召喚師だけ
はあるな?
ご名答だ
お前の言うとおり、
俺は魔王だ
中途半端な儀式のせい
で、この生き物の中に
取り込まれちまってた
ワケだが・・・
ようやく、表に出てく
ることができたぜ!
なんだと・・・
@n0は
どうなったんだ!?
どうもなりゃしねえよ
俺が出てくるのに邪魔
だったから、取り込ま
せてもらっただけさ
ふざけるなッ!!
今すぐ元に戻しやがれ
さもないと・・・
おいおい、いいのか
中身は俺でも、身体は
こいつの物なんだぜ?
ぐっ・・・
魔王・・・
いったい何を考えて
・・いや、企んでる?
魔王よ
お前はいったい、何を
企んでいるんだ
サプレスの魔王!
あなた・・・いったい
何を企んでるの・・・
魔王よ・・・
なにを企んで
いるのですか?
企む?
おいおい、お前らこそ
何を勘違いしてるんだ
とぼけるな!
お主はこの世界を滅ぼ
すために召喚されたの
でござろう
ああ、まあな
けどよ、そいつは俺を
呼んだヤツの望みだ
俺の望みじゃねえ
え?
お前らがどう思うかは
勝手だがな、俺は元の
世界に帰れりゃそれで
いいんだよ
俺たち呼ばれる方から
してみれば、お前らの
召喚術は呪いだぜ
呼び出したヤツの命令
を聞かない限り、元の
世界には帰れねえ
だから世界を滅ぼせと
言われりゃ滅ぼすんだ
胸くそ悪い話だがな
・・・もっとも
腹いせって側面が
ないわけでもない
そうなのか・・・?
・・・確かに
召喚術の仕組みは
そういうことだ・・・
ま、まあ
たしかに召喚術という
のはそういう仕組みで
はあるんだが・・・
うん・・・
たしかに召喚術って
そういう仕組み
なんだけど・・・
え、ええ
たしかに召喚術という
のはそういう仕組みで
はあるのですが・・
クククク・・・
まあ、たしかにここは
壊しがいのありそうな
世界だがな・・・
そんなことはどうでも
いいんだよ!
おい、魔王っ!
だったらさっさとお前
の世界に帰れよ!?
吠えるな、小僧
そうはいかないことも
あるんだよ
さっきも言ったとおり
中途半端な儀式のせい
で、俺は一部だけ召喚
されちまった
帰るためには、残りの
力を取り戻さなくちゃ
ならねえ
そこで、お前らの出番
だってワケになるのさ
私たちにお前の復活を
手伝えと言うのか!?
嫌か?
そうすれば、とっとと
こいつの身体から出て
いくこともできる
ぬうううっ
人質のつもりか・・・
何とでも言え
だがな、そうしないと
こいつは一生このまま
だぜ?
ククク・・・
・・・いいだろう
おいっ!
ソル!?
このままここで悩んで
いても、時間が過ぎて
いくだけだ
今は魔王の言葉を
信じるしかない・・・
くやしいけどな!
・・・・・・
そもそも、
俺がこうなったのは、
お前が儀式をしくじっ
たせいなんだ
責任をとってもらう
のは当然だな
・・・くそっ
で、オレたちは何を
すればいい!?
・・・わかった
おいっ!
キール!?
このままここで悩んで
いても、時間が過ぎて
いくだけだ
今は魔王の言葉を
信じるしかない
・・・・・・
そもそも、
俺がこうなったのは、
お前が儀式をしくじっ
たせいなんだ
責任をとってもらう
のは当然だな
何をすればいいんだ
・・・わかったよ
協力・・・する
おいっ!
カシス!?
だって!
悩んでても、時間が
過ぎていくだけだよ!
今は魔王の言うことを
信じるしか
ないじゃない!
・・・・・・
そもそも、
俺がこうなったのは、
お前が儀式をしくじっ
たせいなんだ
責任をとってもらう
のは当然だな
わかってる・・・
で、あたしたちは
何をすればいいの?
・・・わかりました
おいっ!
クラレット!?
このままここで悩んで
いても、時間が過ぎて
いくだけですから
今は魔王の言葉を
信じるしかない
それがわたしの
結論です
・・・・・・
そもそも、
俺がこうなったのは、
お前が儀式をしくじっ
たせいなんだ
責任をとってもらう
のは当然だな
で、何をすれば
いいんですか?
なぁに、簡単なことだ
今そこで行われている
儀式を利用するのよ
あいつらが呼ぼうとし
てるのは、残った俺の
力なんだ
そいつを手に入れさえ
すれば、俺は本来の力
を取り戻せるのさ
あいつらの儀式を邪魔
すればいいのかよ
そういうことだ
さあ、わかったら俺に
ついて来やがれ!
殺せよ・・・
世界を救うんだろう?
だったら、俺様を殺し
て奪いとれよッ!!
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
奪うなんて・・・
そんなの違います!
できねェのかよ
自分の手を汚すことが
こわいのかよッ!?
そうじゃない!
お前から宝玉を奪えば
世界は救われるさ
だけど、それじゃお前
が永遠に救われない!
そうじゃない!
君から宝玉を奪えば、
世界は救われる
だけど、それじゃ君が
永遠に救われない!
違うよ!
そりゃ・・・
あなたから宝玉を
奪えば、世界は救われ
るかもしれない
だけど・・・
それじゃバノッサ!
あなたが永遠に・・・
永遠に救われないよ
いえ・・・もう
わたしの手がきれいだ
なんて言えません
もうわたしは・・・
あなたを苦しめて
しまったもの・・・
でも、バノッサさん
が永遠に救われない
のは・・・
わたし、嫌なんです
・・・!!
世界も、お前も
俺は救いたいんだよ
だから、お願いだ
宝玉を渡してくれ
お前自身の手で
俺に渡してくれ・・・
世界も、君も
僕は救いたいんだ
だから、頼む
宝玉を渡してくれ
君自身の手で
僕に渡してくれ・・・
世界も、あなたも
両方救いたいの!
だから・・・
宝玉を渡して!
あなたがあたしに
渡してよ・・・
世界も、バノッサさん
も、両方救われないと
・・・そんなもの
意味がありません!
だから、お願いです
宝玉を渡してください
バノッサさん・・・
お願いします・・・
・・・・・・
バノッサさん
もう、よしましょう
カノン!?
ボクはあなたに拾って
もらった時、最後まで
あなたの側にいること
を誓いました
どんな道であろうと、
あなたが望むところへ
ついていこうと思って
いたんです
あなたの側だけが、
ボクにとっての居場所
だったから・・・
だけど、もうこれ以上
は黙ってられません!
バノッサさん
ボクは、あなたを失い
たくない!!
他の誰がなんと言おう
と、あなた自身が自分
を不要だと思っても
それでも・・・
ボクにはあなたのこと
が必要なんです!!
カノン・・・
バノッサよ
もうこれ以上、自分を
憎むのはよすんだ
ここにお前の居場所は
ちゃんとあるんだ!
お前の価値を認めてく
れる人がいるんだ!
あとは、お前がそれに
気づくだけなんだ!!
バノッサさん!
お、俺は・・・
バノッサよ
お前は本当にそう思う
ことができるのか?
オルドレイク!?
仮にその者たちの言葉
が真実だったとしても
もう手遅れだ
お前がしてきたことを
よく思い出してみるが
いい!
・・・!!
街を焼き、城を陥とし
人々を魔物に襲わせた
のは誰だ?
お前ではないか!?
あ・・・
ああっ・・・!?
バノッサよ
お前はもう、引き返せ
ないのだ・・・
そんなことはない!!
たしかにバノッサさん
は多くの間違いを犯し
てきたかもしれない
だけど、間違いは正す
ことができるんだ!
もうこれ以上、あなた
にバノッサさんの心を
自由にはさせない!!
目障りだな・・・
消えるがいい!
・・・ぐあぁっ!!
カノン!?
カノン!?
カノン!?
カノンさん!?
バ・・・ノッ・・・
さん・・・
カノン・・・?
目を開けろッ!?
カノン!
カノン!?
カノォォォォン!!
クククク・・・
バノッサよ、これで
本当にお前の居場所は
なくなったな?
なんてことを・・・
イヤだ・・・
もう・・・
イヤだ・・・!
うっ・・・
うアぁァぁァァッ!!
バノッサ!?
フハハハハッ
なんという素晴らしい
力だ!!
さあ、バノッサよ
来るがいい!
その力で、お前を魔王
にしてやろう!!
うオぉオぉォ・・・
そうだ、バノッサよ
もっと絶望するのだ!
この世の全てを憎め
それこそがお前に力を
与えてくれるのだ
父上っ!!
ソル
もはや、お前は我が子
ではない
父上っ!!
キール
もはや、お前は我が子
ではない
父上っ!!
カシス
もはや、お前は我が子
ではない
父上っ!!
クラレット
もはや、お前は我が子
ではない
育ててやった恩を忘れ
成すべきこともできぬ
お前に、価値など
ないわ!!
オルドレイク・・・
俺はお前を許さない!
自分の目的のために、
多くの人たちの生き方
をねじ曲げたお前を
俺は絶対に許さない!
オルドレイク・・・
僕はお前を許さない!
自分の目的のために、
多くの人たちの生き方
をねじ曲げたお前を
僕は絶対に許さない!
オルドレイク・・・
許すと思わないでよ!
自分の目的のために、
多くの人たちの生き方
をねじ曲げたお前を
あたしは許さない
・・・・・・・
許すと思うなぁっっ!
オルドレイク・・・
わたし・・・はじめて
他人を・・・憎いと
思いました・・・
わたしは・・・
身勝手に、みなさんの
生き方をもてあそぶ
あなたを・・・
許しません
出来損ないの分際に、
口出しされるいわれは
ない
身のほどを知れい!!
オルドレイク!
今すぐ、儀式を
止めるんだ!!
オルドレイク!
今すぐ、儀式を
止めるんだ!!
オルドレイク!
今すぐ、儀式を
やめて!
オルドレイク・・・
今すぐ、儀式を止めて
観念してください
クククク・・・
止めることなどできぬ
うアぁァぁァ・・・!
見よ!
バノッサはすでに宝玉
とひとつになった!!
あの男の憎悪と悲しみ
を生けにえにして、
魔王はここに降臨
するのだ
世界は滅びるのだ!!
父上!
貴方という人は・・・
ソルよ
お前は愚か者だ
父上!
貴方という人は・・・
キールよ
お前は愚か者だ
父上!
貴方という人は・・・
カシスよ
お前は愚か者だ
父上!
貴方という人は・・・
クラレットよ
お前は愚か者だ
次の世界の王の座を、
自ら捨ててしまったの
だからな・・・
そして、バノッサよ
お前は果報者だ!
一度は捨てられながら
最後の最後で、栄光を
つかんだのだからな
なァ・・・ッ
なンだ、ト・・・?
まさか・・・
バノッサの父親は!?
まさか・・・
バノッサの父親は!?
まさか・・・
バノッサの父親って?
まさか・・・
バノッサさんの
父親は?
父はうれしいぞ・・・
我が息子よ?
きッ・・・
きサまガ・・・
貴様がそうだったのか
アアアァァァッ!!
な・・・何をする
バノッサ!?
許サねェ・・・ッ!!
母さンを・・・
ソしテこノ俺を捨テた
お前ダけハ・・・
絶対ニ・・・ッ
許さねえェェェッ!!
ぐぎゃああああっ!?

scn020

ザマぁ・・・
みヤがレ・・・
バノッサ・・・
お前、まだ意識が?
バノッサ・・・
君は、まだ意識を?
バノッサ・・・
まだ意識が!?
待ってて!
今、助けるから!
バノッサさん・・・
まだ意識が
残っているんですね!
待ってて!
今、助けますから!
クククッ・・・
余計ナコトは考えるナ
ヨ・・・はぐれ野郎?
もウスグ、俺様ハ魔王
ニナっちまウ・・・
もウ、誰にモ止メらレ
ねェ・・・
あきらめるな!
バノッサ、お前はワシ
が助けてみせる!!
ヘヘヘ・・・ッ
アリがトよ、エドス
泣くンじゃネェよ?
俺なンかノタメニさ
バノッサ・・・っ
はグれ野郎よ・・・
手前ェに・・・ッ
頼みガあル・・・
そノちかラで・・・
俺ヲ・・・
殺シテクれッ!!
まダ、俺ガ・・・
俺でいルうちニ・・・
頼ム・・・ッ!!
・・・っ!!
できない・・・
バノッサ、俺には君を
殺せない!!
・・・っ!!
できない・・・
バノッサ、僕には君を
殺せない!!
・・・っ!!
できない・・・
あたしにはバノッサを
殺せない!!
だめです・・・
できません・・・
そんなこと・・・
バノッサさんを殺す
・・・そんなこと、
わたしにはできない!
バカ・・・や・・・
ろ・・・
ぐウッ!?
グアアアァァァッ!!
空が・・・
空が割れていく!?
バノッサぁぁっ!
バノッサの姿が・・・
バノッサの姿が・・・
バノッサの姿が・・・
バノッサさんが・・・
ウゥゥ・・・ッ
ウオオォォォォッ!!
こいつが・・・
魔王だってのか・・・
みんな、危ないっ!
ウオオオオオォォォォ
ォォォォッ!!!!
うわあぁっ!?
うわあぁっ!?
きゃぁっ!?
きゃあっ!?
これが・・・
魔王の力なのか・・・
吠え声だけで
まるで、嵐のようだ
これが・・・
魔王の力なのか・・・
吠え声だけで
まるで、嵐のようだ
これが・・・
魔王の力!?
ウソ・・・
嵐みたいな吠え声!
これが・・・
魔王の力・・・
足がすくむ・・・
まったく勝てる気が
しないなんて・・・
ウオォォォォォッ!!
ちくしょう・・・
立ち上がることすら、
できない・・・!
終わるのか・・・?
このまま何もできずに
世界は終わってしまう
のか・・・!?
だめだ・・・
立ち上がることすら、
できない・・・!
終わるのか・・・?
このまま何もできずに
世界は終わってしまう
のか・・・!?
く・・・
立ち上がることも
できないの・・・
終わるの・・・?
このまま何も
できずに世界は
終わっちゃうって
いうの!?
うそ・・・
動くこともできない
なんて・・・
わたし、これで
限界なの・・・
このまま何もできずに
世界は終わってしまう
の・・・
・・・覚えてるか?
これは・・・?
俺は・・・悲鳴をあげ
ていた・・・
あの夜に聞いた・・・
ソルさんの
ソルの
言葉・・・?
助けてくれって
・・・!!
おまえは・・・
応えてくれたんだ
・・・そうだ
僕はソルと
約束したんだ・・・
何があっても・・・
絶対に・・・
君を守るんだって!!
・・・そうだよ!
あたし・・・
ソルと約束したもの!
何があっても・・・
絶対に・・・
守ってみせるって!!
・・・そうでしたね
わたし・・・
ソルさんと
約束しました!
何があっても・・・
絶対に・・・
守ってみせるって
・・・覚えてるか?
これは・・・?
僕は・・・悲鳴をあげ
ていたんだよ・・・
あの夜に聞いた・・・
キールさんの
キールの
言葉・・・?
助けてくれ、って
・・・!!
君は・・・
応えてくれたんだ
・・・そうだよ
俺はキールと
約束したじゃないか?
何があっても・・・
絶対に・・・
守ってみせるって!!
・・・そうだよ!
あたし・・・
キールと
約束したもの!
何があっても・・・
絶対に・・・
守ってみせるって!!
・・・そうでしたね
わたし・・・
キールさんと
約束しました!
何があっても・・・
絶対に・・・
守ってみせるって
・・・覚えている?
これは・・・?
あたし・・・
悲鳴をあげていたの
あの夜に聞いた・・・
カシスさんの
カシスの
言葉・・・?
助けてって・・・
・・・!!
あなたは、それに
応えてくれた・・・
・・・そうだよ
俺はカシスと
約束したじゃないか?
何があっても・・・
絶対に・・・
守ってみせるって!!
・・・そうだ
僕はカシスと
約束したんだ・・・
何があっても・・・
絶対に・・・
君を守るんだって!!
・・・そうでしたね
わたし・・・
カシスさんと
約束しました!
何があっても・・・
絶対に・・・
守ってみせるって
・・覚えていますか?
これは・・・?
私は・・・悲鳴をあげ
ていたんです・・・
あの夜に聞いた・・・
クラレットの
言葉・・・?
助けてくださいって
・・・!!
あなたは・・・
応えてくれました
・・・そうだよ
俺はクラレットと
約束したじゃないか?
何があっても・・・
絶対に・・・
守ってみせるって!!
・・・そうだ
僕はクラレットと
約束したんだ・・・
何があっても・・・
絶対に・・・
君を守るんだって!!
・・・そうだよ!
あたし・・・
クラレットと
約束したもの!
何があっても・・・
絶対に・・・
守ってみせるって!!
うおおぉぉっ!!
うおおぉぉっ!!
あぁぁぁぁっ!
・・・・・はぁっ!
光だ・・・
あの時と同じ光・・・
私たちを何度も救って
くれた光・・・
あいつの光だ!!
力よ・・・
俺の中にある
ありったけの力よ!
僕の中にある
ありったけの力よ!
あたしの中でねむる
ありったけの力!
わたしの中の
すべての力!
俺に、約束を
守らせてくれ・・・
大切なものたちを
俺に守らせてくれ!!
僕に、約束を守らせて
くれ・・・
大切なものたちを
僕に守らせてくれ!!
おねがい!
あたしに
約束をまもらせて!
大切なものたちを
守らせて!!
わたしに・・・
約束を守らせて!
大切なものたちを
守らせて!
うおおぉぉっ!!
うおおぉぉっ!!
あぁぁぁぁっ!
・・・・・はぁっ!
光だ・・・
あの時と同じ光・・・
私たちを何度も救って
くれた光・・・
あいつの光だ!!
力よ・・・
俺の中にある
ありったけの力よ!
僕の中にある
ありったけの力よ!
あたしの中でねむる
ありったけの力!
わたしの中の
すべての力!
俺に・・・
大切なものたちを
俺に守らせてくれ!!
僕に・・・
大切なものたちを
僕に守らせてくれ!!
おねがい!
あたしに
大切なものたちを
守らせて!!
わたしに・・・
大切なものたちを
守らせて!
約束、して・・・
これは・・・?
絶対に帰ってくるって
約束して!
・・・!!
待ってるから・・・
約束・・・
したんだからね・・・
・・・そうだよ
俺は、リプレと約束を
したじゃないか?
何があっても・・・
絶対に・・・
帰ってくるって!!
・・・そうだ
僕は、リプレと約束を
したじゃないか?
何があっても・・・
絶対に・・・
帰ってくるんだと!!
お前は・・・
これは・・・?
お前は・・・俺が
絶対に守り抜いて
やる!!
・・・!!
運命なんて、ふたりで
ねじ伏せてやろうぜ!
・・・そうだよ
あたし、ガゼルと
約束したもの!
運命なんかに・・・
絶対に・・・
負けないって!!!!
・・・そうでしたね
わたし、ガゼルさん
と約束したもの・・・
運命なんかに・・・
絶対に・・・
負けないって!!!!
あきらめるな・・・
誰だ・・・?
誰だ・・・?
誰・・・?
誰ですか・・・
我は、お前の中に眠っ
ていた力・・・
サプレスのエルゴと、
お前たちが呼ぶ存在だ
・・・!!
お前がこの世界に召喚
された時からずっと、
我はお前を見守ってい
たのだ・・・
お前が本当に、誓約者
たりえる者なのかを
そして今、新たに我は
お前と誓約を交わそう
我がサプレスの力を、
受け取るがいい!
約束したんだ・・・
キールを
カシスを
クラレットを
助けてみせるって!
俺はそのために、この
世界に来たんだ!!
だから・・・
お前に負けるわけには
いかないんだぁっ!!
約束したんだ・・・
ソルを
カシスを
クラレットを
助けてみせるって!
僕はそのために、この
世界に来たんだ!!
だから・・・
お前に負けるわけには
いかないっ!!
約束したの・・・
ソルを
キールを
クラレットを
助けてみせるって!
あたしは・・・この
ためにこの世界に来た
だから・・・
お前には負けない
負けるわけにいかない
約束したの・・・
ソルさんを
キールさんを
カシスさんを
助けてみせるって!
わたし、だからこの
世界に来たんです・・
だから・・・
わたしは負けません
・・・絶対に!
ギャアアアアアッ!!
・・・
バノッサ・・・
バノッサ・・・
バノッサ・・・
バノッサさん・・・
誓約者よ・・・
@n0
ううっ・・・
ううっ・・・
う・・・
う・・・
目を覚ませ、誓約者よ
俺は・・・
勝ったのか・・・?
僕は・・・
勝ったのか・・・?
あたし・・・
勝ったの・・・?
・・・わたしは
魔王は!?
魔王はサプレスへと
お前の手で帰された
お前は勝ったのだ
そうか・・・
俺は勝ったのか・・・
よかった・・・
そうか・・・
僕は勝てたのか・・・
よかった・・・
そっか・・・
勝ったんだ・・・
よかった・・・
そうでしたか
勝ったんですね・・・
よかった・・・
それだけではない
お前は、失われたはず
の力をよみがえらせた
のだ
我は・・・
サプレスのエルゴなり
サプレスの・・・
エルゴ・・・?
あの忌まわしい儀式が
失敗した時、我が力は
お前の中にとりこまれ
たのだ・・・
お前が使ってきた力は
我がサプレスの力
我はずっと、お前と
共にあったのだ
それじゃあ!?
じゃあ!?
それじゃあ!?
それじゃあわたしは?
お前は魔王ではない
我らが認めた、エルゴ
の王にふさわしき者
まぎれもない、
誓約者なのだ・・・
そうだったのか
そうだったのか
そうだったんだ
・・・・
さあ、誓約者よ
ここに5つのエルゴは
全て揃った
新たなる結界を紡ぐた
めの準備は整った
あとは、お前が望む
だけでいい・・・
新たな誓約者の名の下
に、新たな結界は完成
するだろう
俺が・・・
俺が望むのは・・・
僕が・・・
僕が望むのは・・・
あたし・・・
あたしの望み・・・
わたしの心は
決まっています・・・
わたしが望む
結末は・・・
@n0っ!
う、ううん・・・
う、ううん・・・
う、ううん・・・
ん、んん・・・
おお、気がついたか
心配させやがって!
みんな・・・
無事だったんだな
みんな・・・
無事だったんだな
みんな・・・
無事だったんだね
みなさん
無事だったんですね
ああ、無事だとも
それに、ほら・・・
闇が・・・
消えていく・・・?
魔王は倒された
おまえが、世界を
救ったんだ・・・
おまえの力だ
それは違うさ
僕が最後まであきらめ
ずにいられたのは、
みんなが僕に力を貸し
てくれたからだ
みんなの力が、
世界を救ったんだよ
それに、僕はただ約束
を守りたかったんだ
何があったとしても、
君を守ってみせるって
約束をね・・・
それは違うよ
あたしが最後まであき
らめなかったのは、
みんなが力を貸して
くれたから
みんなの力が、
世界を救ったんだよ
それに、あたしは
約束を守っただけ
何があったとしても、
君を守ってみせるって
約束を・・・ね!
それは違います・・・
わたしが最後まであき
らめなかったのは、
みなさんがいて
くれたから
みんなの力で、
世界を救ったんです
それに、わたしは
約束を守っただけ
何があったとしても、
あなたを守るという
約束を・・・
@n0・・・
魔王は倒されたんだ
君の力が、世界を
救ったんだ・・・
それは違うよ
俺が最後まであきらめ
ずにいられたのは、
みんなが俺に力を貸し
てくれたからさ
みんなの力が、
世界を救ったんだよ
それに、俺はただ
約束を守っただけさ
何があったとしても、
君を守ってみせるって
約束をね?
それは違うよ
あたしが最後まであき
らめなかったのは、
みんなが力を貸して
てくれたから
みんなの力が、
世界を救ったんだよ
それに、あたしは
約束を守っただけ
何があったとしても、
君を守ってみせるって
約束を・・・ね?
それは違います・・・
わたしが最後まであき
らめなかったのは、
みなさんがいて
くれたから
みんなの力で、
世界を救ったんです
それに、わたしは
約束を守っただけ
何があったとしても、
あなたを守るという
約束を・・・
@n0・・・
魔王は倒れた・・・
君の力で、世界を
救ったんだよ・・・
それは違うよ
俺が最後まであきらめ
ずにいられたのは、
みんなが俺に力を貸し
てくれたからさ
みんなの力が、
世界を救ったんだよ
それに、俺はただ
約束を守っただけさ
何があったとしても、
君を守ってみせるって
約束をね?
それは違うさ
僕が最後まであきらめ
ずにいられたのは、
みんなが僕に力を貸し
てくれたからだ
みんなの力が、
世界を救ったんだよ
それに、僕はただ約束
を守りたかったんだ
何があったとしても、
君を守ってみせるって
約束をね・・・
それは違います
わたしが最後まで
あきらめなかったのは
みんながわたしに
力をくれたから・・
みんなの力で、
世界を救ったんです
それにわたしは、ただ
約束を守っただけです
何があったとしても、
あなたを守るっていう
約束です・・・
@n0・・・
魔王は倒されました
あなたの・・・
力です・・・
それは違うよ
俺が最後まであきらめ
ずにいられたのは、
みんなが俺に力を貸し
てくれたからさ
みんなの力が、
世界を救ったんだよ
それに、俺はただ
約束を守っただけさ
何があったとしても、
君を守ってみせるって
約束をね?
それは違うさ
僕が最後まであきらめ
ずにいられたのは、
みんなが僕に力を貸し
てくれたからだ
みんなの力が、
世界を救ったんだよ
それに、僕はただ約束
を守りたかったんだ
何があったとしても、
君を守ってみせるって
約束をね・・・
それは違うよ
あたしが最後まであき
らめなかったのは、
みんなが力を貸して
てくれたから
みんなの力が、
世界を救ったんだよ
それに、あたしは
約束を守っただけ
何があったとしても、
君を守ってみせるって
約束を・・・ね?
@n0・・・
雪・・・?
いや、光だ!
光の滴が、空から降り
注いでいるんだ!?
エルゴだよ
エルゴの力が、新しい
結界を作っているんだ
どんな召喚術でも
破ることのできない、
永遠の結界をね
エルゴだよ
エルゴの力が、新しい
結界を作っているんだ
どんな召喚術でも
破ることのできない、
永遠の結界を
エルゴだよ
エルゴの力が、新しい
結界を作っているの
どんな召喚術でも破る
ことのできない、
永遠の結界・・・
エルゴの力です
エルゴの力に、新しい
結界を作るように
お願いしました・・
どんな召喚術でも破る
ことのできない、
永遠の結界を、です
それじゃ・・・
ああ、これでもう異界
の通路は閉ざされる
召喚術は意味を
もたなくなるんだ
そして・・・
この光は、送還術の光
召喚された者たちを、
あるべき世界へと
帰すための光なんだ
ああ、これでもう異界
の通路は閉ざされる
召喚術は意味を
もたなくなるんだ
そして・・・
この光は、送還術の光
召喚された者たちを、
あるべき世界へと
帰すための光なんだ
召喚術は
意味をなさなくなるの
これでもう異界の扉は
開かなくなるから
でね・・・
この光は、送還術の光
召喚されたみんなを、
あるべき世界へと
帰すための光・・・
はい、これで、異世界
との通路は閉ざされて
召喚術は意味をもたな
くなってしまうんです
そして、この光は
送還術の光です・・・
召喚された者たちを、
あるべき世界へと
帰すための光なんです
ちょっと待てよ!?
まさか、これでお別れ
だっていうのかよ!!
・・・・・・
なんとか言えよっ!?
やめるんだ、ガゼル!
つらいのは・・・
お前だけじゃない
・・・・・・
みんなと一緒に
いられて、俺は本当に
楽しかったよ・・・
この世界に来て、本当
に良かったと思ってる
だけど、俺はやっぱり
自分の世界に帰らなく
ちゃいけないんだよ
俺のいるべき場所は、
そこにあると思うんだ
みんなと一緒に
いられて、僕は本当に
楽しかったよ・・・
この世界に来て、
本当に良かったと思う
だけど、僕はやっぱり
自分の世界に帰るべき
だと思うんだ
僕のいるべき場所は、
そこにあると思うんだ
みんなと一緒にいられ
て、とっても
楽しかったよ・・・
この世界に来て、本当
に良かったと思ってる
だけど、やっぱり
自分の世界に
帰らなくちゃ・・・
あたしの居場所は
・・・そこだから
みんなと一緒にいられ
て、わたし、本当に
楽しかった・・・
この世界に来て、
本当に良かったと
思っています・・・
でも・・・わたしは
自分の世界に帰らなく
てはいけません・・・
私の居場所は・・・
やっぱりそこなんです
そうか・・・
だから、俺は・・・
だから、僕は・・・
だから、あたしは・・
ですから、私は・・・
いやだっ!!
俺は・・・お前と
離れたくない・・・
おまえがいてくれた
だから俺はここにいる
俺の居場所はお前の
側にしかないんだ
ソル・・・
ソル・・・
ソルさん・・・
・・・約束しろよ
離ればなれになっても
また会えるってさ
な、約束しろよ!!
これっきりじゃ
ないって!!
ああ・・・
約束するよ・・・
いつかまた、どこかで
君と出会うって・・・
約束・・・する
いつかまた、
どこかで会おうね・・
約束・・・します
いつかまた
どこかで・・・
いやだっ!!
僕は君とお別れなんか
できない・・・
君がいてくれたから、
僕はここにいるんだ!
君の側が、僕にとって
の居場所なんだ!!
キール・・・
キール・・・
キールさん・・・
約束してくれ・・・
離ればなれになっても
僕たちは、また出会う
ことができるって!!
これっきりじゃ・・・
ないって・・・
約束・・・
するよ・・・
いつかまた、どこかで
君と出会うって・・・
うん・・・
約束する
絶対に会おうね
いつか、絶対に・・・
約束・・・
します・・・
いつかまた、どこかで
出会いましょう・・・
いやだよ!!
あたし!あたし
君と別れたくない!
だって!
あたしの居場所は
君の側にしか
ないんだもん!
カシス・・・
カシス・・・
カシスさん・・・
約束・・・して
離れても
また会えるって・・・
これっきりじゃ・・・
ないって・・・
約束・・・
するよ・・・
いつかまた、どこかで
君と出会うって・・・
ああ・・・
約束するよ・・・
いつかまた、どこかで
君と出会うって・・・
約束・・・
しましょう・・・
いつかまた
どこかで・・・
いやです・・・
お別れなんて・・・
わたしできない・・・
あなたがいて、
私がいる・・・
それがわたしの真実
あなたの側に
いられないなんて・・
そんなの、死んでるの
と同じです・・・
クラレット・・・
わがままを
言わせてください
離ればなれになっても
私たちは・・・
また会えるって!!
約束してください
探し出して・・・
くれるって
約束・・・
するよ・・・
いつかまた、どこかで
君と出会うって・・・
ああ・・・
約束するよ・・・
いつかまた、どこかで
君と出会うって・・・
泣かないで・・・
約束・・・するよ
いつかまた、どこかで
会おうね・・・
俺には
守らなくちゃいけない
約束があるんだ!
待っていてくれる人が
いるんだ・・・
だから・・・
お前に負けるわけには
いかないんだぁっ!!
僕には
守らなくちゃいけない
約束があるんだ!
待っていてくれる人が
いるんだ・・・
だから・・・
お前に負けるわけには
いかないっ!!
あたし、負けないよ
信じてるから・・・
ガゼルがあたしを、
守ってくれるから!
あたしひとりじゃない
だから・・・
負けない・・・
お前になんか!
負けるわけないっ!!
わたしには
守らなくちゃいけない
約束があります・・・
待っていてくれる人が
いる・・・
だから・・・
負けるのは嫌です!
・・・帰りなさい!
サプレスへ!
ギャアアアアアッ!!
・・・
バノッサ・・・
バノッサ・・・
バノッサ・・・
バノッサさん・・・
誓約者よ・・・
@n0
ううっ・・・
ううっ・・・
う・・・
・・・
目を覚ませ、誓約者よ
俺は・・・
勝ったのか・・・?
僕は・・・
勝ったのか・・・?
あたし・・・
勝ったの・・・?
わたしは・・・?
ここは・・・?
魔王はサプレスへと
お前の手で帰された
お前は勝ったのだ
そうか・・・
俺は勝ったのか・・・
よかった・・・
そうか・・・
僕は勝てたのか・・・
よかった・・・
そっか・・・
勝ったんだ・・・
よかった・・・
そうか・・・
勝ったんですね・・・
よかった・・・
それだけではない
お前は、失われたはず
の力をよみがえらせた
のだ
我は・・・
サプレスのエルゴなり
サプレスの・・・
エルゴ・・・?
あの忌まわしい儀式が
失敗した時、我が力は
お前の中にとりこまれ
たのだ・・・
お前が使ってきた力は
我がサプレスの力
我はずっと、お前と共
にあったのだ
それじゃあ!?
じゃあ!?
それじゃあ!?
じゃあわたしは・・・
お前は魔王ではない
我らが認めた、エルゴ
の王にふさわしき者
まぎれもない、
誓約者なのだ・・・
そうだったのか
そうだったのか
そうだったんだ
・・・・・
さあ、誓約者よ
ここに5つのエルゴは
全て揃った
新たなる結界を紡ぐた
めの準備は整った
あとは、お前が望む
だけでいい・・・
新たな誓約者の名の下
に、新たな結界は完成
するだろう
俺が・・・
俺が望むのは・・・
僕が・・・
僕が望むのは・・・
あたし・・・
あたしの望み・・・
わたしが望むことは
もう、決まっています
@n0っ!
う、ううん・・・
う、ううん・・・
う、ううん・・・
ん・・・
おお、気がついたか
心配させやがって!
みんな・・・
無事だったんだな
みんな・・・
無事だったんだな
みんな・・・
無事だったんだね
みなさん・・・
無事だったんですね
ああ、無事だとも
それに、ほら・・・
闇が・・・
消えていく・・・?
魔王は倒された
おまえが、世界を
救ったんだ・・・
おまえの力だ
魔王は倒されたんだ
君の力が、世界を
救ったんだ・・・
魔王はやっつけたよ
君の力で、世界を
救ったんだよ・・・
魔王は倒されました
あなたが、世界を
救ったんです・・・
それは違うよ
俺が最後まであきらめ
ずにいられたのは、
みんなが俺に力を貸し
てくれたからさ
みんなの力が、
世界を救ったんだよ
それは違うよ
僕が最後まであきらめ
ずにいられたのは、
みんなが僕に力を貸し
てくれたからだ
みんなの力が、
世界を救ったんだ
それは違うよ
あたしが最後まであき
らめなかったのは、
みんなが力を貸して
くれたから
みんなの力が、
世界を救ったんだよ
それは違います
わたしが最後まであき
らめなかったのは、
みんなが力を貸して
くれたから・・・
みんなの力で、
世界を救ったんです
雪・・・?
いや、光だ!
光の滴が、空から降り
注いでいるんだ!
エルゴだよ
エルゴの力が、結界を
修復しているんだ
エルゴだよ
エルゴの力が、結界を
修復しているんだ
エルゴだよ
エルゴの力が、結界を
修復しているの
エルゴの力です
エルゴの力で、結界を
修復させています
新しい結界を張ったん
じゃないのか?
いろいろ考えたけど、
それはやめたよ
いろいろ考えたけど、
それはなし!
それは・・・
やめておきます
どうしてだ?
今のおまえなら召喚術
を無効にできる結界も
作れるのに!?
ソル
僕は考えたんだ
どうして先代の誓約者
は、最初から召喚術の
使えない結界を作らな
かったのかって
ソル
思ったの・・・
どうして先代の誓約者
は、最初から召喚術の
使えない結界を作らな
かったのかなって
ソルさん
わたしも・・・
考えたんですよ?
どうして先代の誓約者
は、最初から召喚術の
使えない結界を作らな
かったのかなって
・・・!!
彼はきっと・・・
わざとそうしたんだと
思うんだ
召喚術という力は、
使い方を間違えれば、
世界を滅ぼしてしまう
おそろしい力だ
だけど、正しく使えば
みんなに幸せをもたら
してくれる力でもある
召喚術は・・・
このリィンバウムの
可能性のひとつなんだ
それを奪う権利なんて
僕にはないと思うんだ
彼はきっと・・・
わざとそうしたんだと
思う
召喚術ってさ・・・
使い方を間違えれば、
世界を滅ぼしちゃう
くらいこわいんだ
けど、正しく使えば
みんなを幸せにできる
召喚術は・・・
このリィンバウムの
可能性のひとつ
それを奪う権利なんて
きっと誰にもない
彼はきっと・・・
わざとそうしたんだと
わかりました・・・
召喚術は・・・
使い方を間違えれば、
世界を滅ぼしかねない
強い力です・・・
けど、正しく使えば
みんなを幸せにできる
召喚術は・・・
このリィンバウムの
可能性のひとつ
それを奪う権利なんて
きっと誰にもない
けど・・・
きっとまた、人は同じ
過ちを繰り返すぞ
大丈夫さ
どんな過ちだって、
人と人とが力を合わせ
れば、絶対に正すこと
ができる
僕たちは今、みんなで
それを証明したばかり
だろう?
大丈夫!
どんな過ちだって、
人と人とが力を合わせ
れば、絶対に正すこと
ができるんだから!
みんなで今、
それを証明したばかり
でしょ?
大丈夫ですよ
みんなで証明
したじゃないですか
力を合わせれば、
どんな困難も克服
できます・・・絶対
ああ・・・
強いな・・・おまえは
新しい結界を張ったん
じゃないのか?
いろいろ考えたけど、
それはやめたよ
いろいろ考えたけど、
それはなし!
いろいろ考えたけど、
・・・やめました
どうしてなんだ?
今の君になら、召喚術
を無効にできる結界も
作れるのに!?
キール
俺は思ったんだよ
どうして先代の誓約者
は、最初から召喚術の
使えない結界を作らな
かったのかなって
キール
思ったの・・・
どうして先代の誓約者
は、最初から召喚術の
使えない結界を作らな
かったのかなって
キールさん
わたしだって
考えたんですよ?
どうして先代の誓約者
は、最初から召喚術の
使えない結界を作らな
かったのかって
・・・!!
彼はきっと・・・
わざとそうしたんだと
思うんだ
召喚術という力は、
使い方を間違えれば、
世界を滅ぼしてしまう
おそろしい力だ
けれど、正しく使えば
みんなに幸せをもたら
してくれる力でもある
召喚術は・・・
このリィンバウムの
可能性のひとつなんだ
それを奪う権利なんて
きっと誰にもないのさ
彼はきっと・・・
わざとそうしたんだと
思う
召喚術ってさ・・・
使い方を間違えれば、
世界を滅ぼしちゃう
くらいこわいんだ
けど、正しく使えば
みんなを幸せにできる
召喚術は・・・
このリィンバウムの
可能性のひとつ
それを奪う権利なんて
きっと誰にもない
彼はきっと・・・
わざとそうしたんだと
思います
召喚術という力は、
使い方を間違えれば、
世界を滅ぼしかねない
強い力です
けれど、正しく使えば
みんなに幸せをもたら
してくれる力でもある
召喚術は・・・
このリィンバウムの
可能性なんです・・・
それを奪う権利なんて
きっと誰にも・・・
わたしにも、ないから
だけど・・・
きっとまた、人は同じ
過ちを繰り返すぞ
大丈夫だよ
どんな過ちだって、
人と人とが力を合わせ
れば、絶対に正すこと
ができるんだ
俺たちは今、みんなで
それを証明したばかり
だろう?
大丈夫!
どんな過ちだって、
人と人とが力を合わせ
れば、絶対に正すこと
ができるんだから!
みんなで今、
それを証明したばかり
でしょ?
いいんですよ
今、証明した
ばかりじゃないですか
どんな困難も、みんな
で力をあわせれば、
克服できます、絶対に
ああ・・・
そうだったな・・・
新しい結界・・・
張らなかったの?
いろいろ考えたけど、
それはやめたよ
いろいろ考えたけど、
それはやめたよ
いろいろ考えたけど、
それは・・・
やめちゃいました
なんで?
今の君になら、召喚術
を無効にできる結界も
作れるのに!?
カシス
俺は思ったんだよ
どうして先代の誓約者
は、最初から召喚術の
使えない結界を作らな
かったのかなって
カシス
僕は考えたんだ
どうして先代の誓約者
は、最初から召喚術の
使えない結界を作らな
かったのかって
カシスさん
わたし、思うの
どうして先代の誓約者
は、最初から召喚術の
使えない結界を作らな
かったって・・・
・・・!!
彼はきっと・・・
わざとそうしたんだと
思うんだ
召喚術という力は、
使い方を間違えれば、
世界を滅ぼしてしまう
おそろしい力だ
けれど、正しく使えば
みんなに幸せをもたら
してくれる力でもある
召喚術は・・・
このリィンバウムの
可能性のひとつなんだ
それを奪う権利なんて
きっと誰にもないのさ
彼はきっと・・・
わざとそうしたんだと
思うんだ
召喚術という力は、
使い方を間違えれば、
世界を滅ぼしてしまう
おそろしい力だ
だけど、正しく使えば
みんなに幸せをもたら
してくれる力でもある
召喚術は・・・
このリィンバウムの
可能性のひとつなんだ
それを奪う権利なんて
僕にはないと思うんだ
彼はきっと・・・
わざとそうしたんだと
思ったんです・・・
召喚術という力は、
使い方を間違えれば、
世界を滅ぼしてしまう
強い力です・・・
けれど、正しく使えば
みんなに幸せをもたら
してくれる力でもある
召喚術は・・・
ほかの世界にはない、
このリィンバウムの
可能性です・・・
それを奪う権利なんて
きっと誰にも・・・
わたしにもないって
だけど・・・
また、人は同じ
過ちを繰り返すよ
大丈夫だよ
どんな過ちだって、
人と人とが力を合わせ
れば、絶対に正すこと
ができるんだ
俺たちは今、みんなで
それを証明したばかり
だろう?
大丈夫さ
どんな過ちだって、
人と人とが力を合わせ
れば、絶対に正すこと
ができる
僕たちは今、みんなで
それを証明したばかり
だろう?
平気ですよ
わたしたちは、
それを証明した
ばかりじゃ
ありませんか・・・
どんな困難も、みんな
が協力すれば・・・
乗り越えられます
・・・絶対に
うん・・・
そうだったね・・・
新しい結界を張ったの
ではないのですか?
いろいろ考えたけど、
それはやめたよ
いろいろ考えたけど、
それはやめたよ
いろいろ考えてみた
・・・でも、
それはなし!
なぜですか?
あなたになら、召喚術
を無効にできる結界も
作れるのに!?
クラレット
俺は思ったんだよ
どうして先代の誓約者
は、最初から召喚術の
使えない結界を作らな
かったのかなって
クラレット
僕は考えたんだ
どうして先代の誓約者
は、最初から召喚術の
使えない結界を作らな
かったのかって
クラレット
あたし、思ったの
どうして先代の誓約者
は、最初から召喚術の
使えない結界を作らな
かったのかなって
・・・!!
彼はきっと・・・
わざとそうしたんだと
思うんだ
召喚術という力は、
使い方を間違えれば、
世界を滅ぼしてしまう
おそろしい力だ
けれど、正しく使えば
みんなに幸せをもたら
してくれる力でもある
召喚術は・・・
このリィンバウムの
可能性のひとつなんだ
それを奪う権利なんて
きっと誰にもないのさ
彼はきっと・・・
わざとそうしたんだと
思うんだ
召喚術という力は、
使い方を間違えれば、
世界を滅ぼしてしまう
おそろしい力だ
だけど、正しく使えば
みんなに幸せをもたら
してくれる力でもある
召喚術は・・・
このリィンバウムの
可能性のひとつなんだ
彼はきっと・・・
わざとそうしたんだと
思う
召喚術ってね
使い方を間違えれば、
世界を滅ぼしちゃう
おそろしい力なんだ
でもさ、正しく使えば
みんなを幸せに
してくれる
召喚術は・・・
このリィンバウムの
可能性のひとつ
それを奪う権利なんて
きっと誰にもないよね
でも・・・
きっとまた、人は同じ
過ちを繰り返します
大丈夫だよ
どんな過ちだって、
人と人とが力を合わせ
れば、絶対に正すこと
ができるんだ
俺たちは今、みんなで
それを証明したばかり
だろう?
大丈夫さ
どんな過ちだって、
人と人とが力を合わせ
れば、絶対に正すこと
ができる
僕たちは今、みんなで
それを証明したばかり
だろう?
大丈夫だって!
どんな過ちだって、
人と人とが力を合わせ
れば、絶対に正すこと
ができるんだから!
あたしたち、たった今
それを証明したばかり
でしょ!
ええ・・・
そうでしたね・・・
まーすーたーっ!!
はははっ、呼んでるぞ
@n0
小難しい話なんか後で
いいじゃねえか
早いとこ、お前の元気
なツラを見せてやれよ
ああ、そうだな
そして・・・
みんなで帰ろう!
俺たちの家へ
帰るべき場所へ!!
ああ、そうだな
そして・・・
みんなで帰ろう!
僕たちの家へ
帰るべき場所へ!!
・・・うん!
みんな・・・
みんなで帰ろうよ!
あたしたちの家、
帰るべき
場所へ・・・ね!
あ、はい
みんなで・・・
みんなで帰ろう・・・
わたしたちの家へ
待っててくれるひとの
ところへ・・・
これで終わりだ・・・
終わらせるんだ!!
誓約者の名の下に
お前の世界へと帰れ!
サプレスの魔王よ!!
これで終わりだ・・・
終わらせるんだ!!
誓約者の名の下に
お前の世界へと帰れ!
サプレスの魔王よ!!
これで・・・!
終わらせるんだ!!
誓約者の名の下に
お前の世界へと帰れ!
サプレスの魔王ォ!!
これで終わりです
終わらせます!
誓約者の名の下に
・・サプレスの魔王は
・・・自分の世界に
帰りなさい!
ギャアアアアアッ!!
・・・
バノッサ・・・
バノッサ・・・
バノッサ・・・
バノッサさん・・・
誓約者よ・・・
@n0
ううっ・・・
目を覚ませ、誓約者よ
俺は・・・
勝ったのか・・・?
僕は・・・
勝ったのか・・・?
あたし・・・
勝ったの・・・?
ここは・・・
魔王は・・・!?
魔王はサプレスへと
お前の手で帰された
お前は勝ったのだ
そうか・・・
俺は勝ったのか・・・
よかった・・・
そうか・・・
僕は勝てたのか・・・
よかった・・・
そっか・・・
勝ったんだ・・・
よかった・・・
そうですか・・・
勝って・・・
よかった・・・
それだけではない
お前は、失われたはず
の力をよみがえらせた
のだ
我は・・・
サプレスのエルゴなり
サプレスの・・・
エルゴ・・・?
あの忌まわしい儀式が
失敗した時、我が力は
お前の中にとりこまれ
たのだ・・・
お前が使ってきた力は
我がサプレスの力
我はずっと、お前と
共にあったのだ
それじゃあ!?
じゃあ!?
それじゃあ!?
じゃあ、わたし・・・
お前は魔王ではない
我らが認めた、エルゴ
の王にふさわしき者
まぎれもない、
誓約者なのだ・・・
そうだったのか
そうだったのか
そうだっんだ
・・・
さあ、誓約者よ
ここに5つのエルゴは
全て揃った
新たなる結界を紡ぐた
めの準備は整った
あとは、お前が望む
だけでいい・・・
新たな誓約者の名の下
に、新たな結界は完成
するだろう
いや・・・
まだ、準備は終わって
いないよ
いや・・・
まだ、準備は終わって
いない
ううん・・・
まだ、準備は終わって
いない・・・
いいえ・・・
まだ、準備は終わって
いません・・・
どういうことだ?
誓約者よ
俺はこの世界に来て、
召喚術にまつわるもの
をたくさん見てきた
召喚術によってもたら
される幸せも、悲しみ
も、いろいろな形で
俺は見てきた
そして思ったんだ
今のこの世界に、
本当に召喚術が必要
なのかって・・・
俺はまだ、その答えを
出せていないんだよ
それを見つけるまでは
俺は本当の誓約者とは
いえないと思うんだ
だから・・・
俺はたしかめなくちゃ
いけない
召喚術の意味を!
そして、この世界の
本当の価値を!!
新しい結界を作り出す
ためには、どうしても
それが必要なんだ
僕はこの世界に来て、
召喚術にまつわるもの
をたくさん見てきた
召喚術によってもたら
される幸せも、悲しみ
も、いろいろな形で僕
は見てきた
そして思った
今のこの世界に、本当
に召喚術が必要なもの
なのだろうか、と
その答えを、僕はまだ
見つけられていない
それを見つけるまでは
僕は本当の誓約者とは
いえないと思う
だから・・・
僕はたしかめてみたい
と思うんだ
召喚術の意味を・・・
そして、この世界の
本当の価値を・・・
新しい結界を作るのは
それからでも遅くはな
いと思うんだよ
あたし・・・
この世界で
召喚術にまつわるもの
をたくさん見てきた
召喚術によってもたら
される幸せも、悲しみ
も、いろいろな形で
見てきたの
そして思ったんだ
今のこの世界に、
本当に召喚術が必要
なのかって・・・
あたしまだ
答えを・・・
出せていないんだよ
それを見つけるまでは
あたし、本当の誓約者
じゃない・・・
そう思うの・・・
だから・・・
あたし確かめなくちゃ
いけない
召喚術の意味を!
そして、この世界の
本当の価値を!!
新しい結界を作り出す
ためには、どうしても
それが必要なの!
わたしはこの世界で、
召喚術とそれを使う
人々を見てきました
召喚術によってもたら
される幸せも、悲しみ
も、いろいろな形で
存在しました・・・
召喚術は必要なのか?
本当に、この世界に
必要なのか・・・
まだ、わからない
んです・・・
わたしには・・・
それを見つけるまでは
わたし、誓約者の名を
受け継ぐわけには
いきません・・・
確かめて・・・
答えをだすこと
それが、準備だと
思っています・・・
召喚術の意味・・・
そして、この世界の
本当の価値・・・
新しい結界を作り出す
ために、どうしても
知っておきたいこと
なんです
ならば・・・
たしかめるがよかろう
お前はすでに、我らと
誓約を交わした者
我らの力をどのように
使うも、お前の自由だ
だが、いいのか?
お前が見つけようとし
ている答えは、簡単に
見つかるものでは
ないのだぞ?
・・・わかってる
・・・わかってるさ
・・・わかってる
・・・はい
ならば、行くがいい
お前の信じた道を!!
お前が信じる
仲間たちと共に・・・


 そして、俺は帰ってきたんだ。
 何もかもがそのままだった。
 俺は制服のまま、夕暮れの
 公園でぼんやりと
 立ちつくしていたんだ。

 夢でも見たっていうのか?
 でも、リィンバウムでの日々は
 俺の心にはっきり刻まれている。

 夕闇に風が吹いて、頬に
 ひんやりとした冷たさを感じた。

 あれ・・・?
 俺、どうして泣いているんだ?

 いつもと変わりない
 毎日が始まる。
 ただ、俺はちょっとだけ
 変わったのかも知れない。

 こうやって一人で、いろいろな
 ことを考える時間が増えた。
 そして、俺は問いかける。

 なあ、俺、がんばってるかな?
 お前に胸を張って言えるぐらい
 がんばって生きてるかな?

 心を澄ませば、またあの声が
 聞こえてくるような気がする。


    会いたい・・・。


 もう一度、お前に会いたい!


 そして、僕は帰ってきた。
 何もかもがそのままだった。
 僕は制服のまま、あの夕暮れの
 公園でぼんやりと
 立ちつくしていたんだ。

 夢でも見ていたんだろうか?
 でも、リィンバウムでの日々は
 僕の心にはっきりと
 刻まれている。

 夕闇に風が吹いて、頬に
 ひんやりとした冷たさを感じた。

 あ・・・?
 どうして、僕は泣いているんだ?

 いつもと同じ毎日が始まった。
 僕は前よりも、
 クラスメイトとうちとけて
 話をするようになった。

 それは多分、本当の
 友達というものを知ったから
 なのかもしれない。

 人を信じることの大切さを、
 知ったせいなのかもしれない。

 ありがとう・・・
 どうやら僕も、自分の居場所を
 見つけられそうだよ。

 遠い世界の君へと呼びかける。
 届くはずのない声に
 心を澄ます。


    会いたい・・・。


 もう一度、お前に会いたい!


 そして、あたしは帰ってきた。
 何もかもがそのままだった。
 あたしは制服のまま、
 夕暮れの公園でぼんやり
 立ちつくしていたんだ。
 夢でも見ていたっていうの?
 でも、リィンバウムでの日々は
 あたしの心にはっきり
 刻まれている。

 夕闇に風が吹いて、頬に
 ひんやりとした冷たさを感じた。

 あれ・・・?
 あたし・・・
 どうして泣いてるのかな?

 いつもと変わりない
 毎日が始まる。
 ただ、あたしはちょっとだけ
 変わったのかも知れない。
 友達とおしゃべりする時間が
 少しだけ減って、
 一人でいる時間ができた。
 そして、あたしは問いかける。

 あたし、がんばってるかな?
 あなたに恥ずかしくないように
 生きているかな?

 心を澄ませば、またあの声が
 聞こえてくるような気がして。


    会いたい・・・。


 もう一度、あなたに会いたい!


 そして、私は帰ってきました。
 何もかもがそのままでした。
 私は制服のまま、
 あの夕暮れの公園でぼんやり
 立ちつくしていたんです。
 夢でも見ていたのかしら?
 でも、リィンバウムでの日々は
 私の心にはっきりと
 刻まれています。

 夕闇に風が吹いて、
 頬にひんやりとした冷たさを
 感じました。

 あれ・・・?
 どうして、涙が止まらないの?

 いつもと同じ毎日が始まります。
 私はほんの少し、前より明るく
 なれたような気がしています。

 それはきっと、みんなと
 出会うことができたおかげ。
 貴方と出会えたおかげ・・・。

 ありがとう・・・私は
 この場所で元気でいますよ。

 目を閉じ、心を澄ませて、
 届くはずのない声に
 私は耳を傾けます。


    会いたい・・・。


 もう一度、あなたに会いたい!

 あれからどれぐらい
 たっただろう?
 いくつもの問題や戦いを越えて。

 まだ、俺は答えを出せずにいる。
 だけど・・・。
 いつかはきっと見つけてみせる。
 だって、俺は一人じゃないんだ。
 頼りになる仲間が側にいてくれる
 だから、きっと見つけてみせる。

 これがそうだ、と
 胸を張って言える
 俺だけの答えってヤツを!

 あれからもう、どれぐらい
 たったのだろうか?
 いくつもの問題や戦いを越えて。


 僕はまだ、答えを出せずにいる。
 でも、あきらめたりはしない。
 僕は一人じゃないのだから。
 頼りになる仲間が側にいてくれる
 だから、きっと見つけてみせる。

 誓約者として、僕が
 導いていく未来の形を・・・。

 あれからどれぐらい
 たったのかな?
 いくつもの問題や戦いを越えて。

 まだあたしは答えを出せてない。
 でもね・・・。
 いつかはきっと見つけてみせる。
 だって、あたしは一人じゃない。
 頼りになる仲間が側に
 いてくれる。だから、きっと
 見つかるはずだよ。

 みんなが幸せになれる、
 とっておきの答えが・・・ね?

 あれからもう、
 どれぐらいたったのでしょうか?
 いくつもの問題や戦いを越えて。


 私はまだ答えを出せずにいます。
 でも、
 いつかは見つかるはずです。
 だって、私は一人じゃないから。
 頼りになる仲間が側に
 いてくれる。
 だから、きっと見つけられる。


 私は・・そう信じています・・・

scn021

おオおオぉォぉッ!!
もうやめてください
バノッサさん!
うああっ!?
儀式の邪魔は許さんぞ
カノン・・・
それにもう、バノッサ
の意識はとっくに魔王
に食われている
お前が何を言ったとこ
ろで手遅れなのだ!
そんな・・・
それじゃあなたは、
バノッサさんをだまし
ていたんですか!?
だましてなどおらん
約束どおり、この男は
次の世界の王となる
ワシに操られる
かいらいの王として
だがな
フハハハハハハハ!!
そいつは無理だな!
むっ!?
その力はもともと俺の
もんなんだ
返してもらうぜ?
@n0さん?
この邪気・・・
貴様、出来損ないでは
なかったのか!?
父上・・・
この人が、貴方の求め
ていた魔王です
貴方が今、呼ぼうとし
ているのは彼の抜け殻
意志をもたない
ただの力の塊です
父上・・・
この人が、貴方の求め
ていた魔王ですよ
貴方が今、呼ぼうとし
ているのは彼の抜け殻
意志をもたない
ただの力の塊です
父さま・・・
この人が、貴方の求め
ていた魔王
貴方が今、呼ぼうと
しているのは・・・
ただの抜け殻・・・
意志をもたない
ただの力の塊です・・
父上・・・
この人が、貴方の求め
ていた魔王です
貴方が今、呼ぼうとし
ているのは彼の抜け殻
意志をもたない
ただの力の塊です
戯言を言うな!
そう思いたければ勝手
にそう思うがいいさ
だがな、言っておくが
俺じゃなければ、その
力は制御できねえんだ
ほれ、見ろよ
そいつの身体はもう、
限界に来てるぜ?
ぐァあァぁッ!?
がっ、がアぁァッ!!
バノッサの身体が
歪んでいく・・・
バノッサさん!?
ハハハハ・・・
身の程知らずとはこの
ことだな
馬鹿な・・・
それでは、儀式はまた
失敗だと言うのか!?
何度やったところで、
同じことなんだよ
人間ごときに俺の力が
支配できるものか!!
そんな・・・
そんなあぁ・・・
グアアアァァァッ!!
な、なんだっ!?
うわあぁっ!
ウソ・・・っ!
いったいこれは!?
へへへ・・・
どうやら本格的に力の
暴走が始まったな
ウオォォォォッ!!
さあ、返してもらうぜ
俺の本当の力を!!
チッ、手こずらせ
やがって・・・
オオオォォ・・・・
お前の持ち主は俺だ!
さあ、あるべき居場所
へ戻りやがれッ!!
ギャャァァァッ!!
アハハハハハ!
力さえ戻れば、こんな
世界に用はねえぜ!!
あばよ、人間ども!
約束が違うぞ、魔王!
@n0の
身体を返しやがれ!!
嫌だね
なんだと!
だましたのか!?
そんな!
約束が違います!
吠えるなよニンゲン
まあ、気が向いたら
返してやらんことも
ないがな!
@n0
アーッハッハッハ!!
我が悲願が・・・
新しい世界がぁ・・・
ふは、ははは・・・
ひゃははははっ!?
父上・・・
父上・・・
父上・・・
父上・・・
結局、私たちは魔王の
いいようにもてあそば
れてしまったのか
ちくしょうっ!
う・・・っ
バノッサさん!?
お前、
大丈夫なのか!?
生きては、いるぜ
だがよォ・・・
何もかも、あの野郎に
持っていかれちまった
憎しみも、恨みも
空っぽにされちまった
バノッサ・・・
戻ってこい!
はぐれ野郎ッ!!
戻ってこいよ・・・
俺様はまだ、手前ェに
用があるんだ・・・

scn0sub

なるほど
父親の仇討ちか・・・
しかし、あそこの森に
そんな凶暴な獣がいる
とは初耳だぞ
ガレフの縄張りは
森のずっと奥なんです
ですから普通の人は、
まず出会うことは
ありません
でもよ、今もそうとは
限らねえんだろ?
ええ・・・
まあ、あそこの森には
薪とか拾いに行ったり
もしてるからな
そんな奴がうろうろし
てたんじゃ困るぜ
それじゃあ・・・
じゃあ・・・
それじゃあ・・・
それじゃあ・・・
ああ、私たちにできる
ことでいいなら
手を貸すよ
よかったな
スウォン?
よかったな
スウォン?
よかったね
スウォン?
よかったね
スウォンくん?
はい・・・
ありがとうございます
しかし、なんだ
いつ襲われるかわから
ないってのは・・・
なんだよ、
びびってんのか?
そういうわけじゃない
ただ、油断はするなと
言いたいだけさ
それにしても、さっき
から同じところを何度
も回っていないか?
ええ、そうです
僕たちはさっきから、
ガレフの縄張りの周り
をジグザグに進んでる
んですよ
おいおい!
それじゃ襲ってくれっ
て言ってるようなもん
じゃねえか!?
でも、絶対にガレフを
おびき出せます
一人の時は
無理でしたけど、
今はみなさんがいます
大丈夫ですよ
おい・・・
@n0
本当に大丈夫なのか?
大丈夫だよ・・・
多分・・・
大丈夫だよ・・・
多分・・・
大丈夫だよ・・・
多分・・・
大丈夫・・・
きっと・・・
・・・!!
どうやら
現れたようだな?
って言うか、囲まれて
るじゃねえかよ!?
慌てないでください
いきなり襲ってきたり
することは・・・
うわっ!
うわっ!
うわぁ!
きゃぁ!
そんな・・・
威嚇もなしにいきなり
襲ってくるなんて!?
@n0!
こいつら普通の状態
じゃない!!
なんだって・・・
なにそれ!?
どういうことですか?
かすかだが
魔力を感じる
そのせいで凶暴化して
いるんだ!
@n0!
この獣は、普通の状態
じゃないぞ!!
なんだって・・・
ちょっと・・・ウソ?
どういうことですか?
かすかだが、こいつら
から魔力が感じられる
そのせいで凶暴化して
いるんだ!
@n0!
こいつら、普通の状態
じゃないって!!
なんだって・・・
なんだって・・・
どういうことですか?
かすかだけど、魔力が
感じられるもの
そのせいで凶暴化して
いるのよっ!
@n0!
この獣は、普通の状態
じゃありません!!
なんだって・・・
なんだって・・・
ちょっと・・・ウソ?
かすかですが、魔力が
感じられます
そのせいで凶暴化して
いるみたいです!
グルルルッ・・・
ガレフ!!
スウォン、やめろ!
こいつらはもう普通の
獣じゃない!!
スウォン、やめろ!
こいつらはもう普通の
獣じゃない!!
スウォン、やめて!
ここにいるのは
もう普通の獣じゃ
ないの!
スウォンくん!
ガレフはもう、普通の
獣じゃないの!
危ないよ、やめて!
父さんの仇、今日こそ
討ってやるっ!!
はぁ、はぁ・・・
勝てた・・・
はぁ、はぁ・・・
勝てた・・・
・・・はぁ・・・
勝て・・・た・・・?
はぁ、はぁ・・・
勝てた・・・
ああ、なんとかな
バカ野郎っ!
あっ!!
ガゼル・・・
ガゼル・・・
ガゼル・・・
ガゼルさん・・・
@n0が
止めたのが聞こえなか
ったのかよ!?
・・・・・・
どうしよう?
 ガゼルをなだめる
 スウォンを叱る
仕方ないよ、ガゼル
スウォンはお父さんを
殺されてるんだ
仕方ないさ、ガゼル
スウォンはお父さんを
殺されているんだ
仕方ないでしょガゼル
お父さんを殺されて
るんだよ、スウォンは
仕方ないですよ
スウォンくんは
お父さまを、殺されて
いるんですし・・・
だからってな・・・!
いえ、いいんです
@n0さん
僕が悪かったんです
みなさんに迷惑をかけ
てしまって・・・
本当にごめんなさい
ガゼルの言うとおりだ
よ、スウォン?
勝てたから良かったけ
ど、負けていたら仇を
討つどころじゃなかっ
たんだから
ガゼルの言うとおりだ
よ、スウォン?
勝てたから良かったけ
ど、負けていたら仇を
討つどころじゃなかっ
たんだ
スウォン!
ガゼルの言うとおり
なんだからね!
もしあそこで
負けてたら、仇どころ
の騒ぎじゃすまな
かったんだから!
ガゼルさんの言う
とおりですよ・・・
勝てたから良かったけ
ど、負けていたら仇を
討つどころじゃなかっ
たんですから・・・
・・・はい
しかし良かったな
こうして仇を討つこと
ができたんだ
これでワシらも、安心
してこの森に来られる
ようになった
いや、そうはさせて
くれないみたいだ
ソル?
ソル?
ソルさん?
みてくれ、こいつら
のからだ・・・
・・・!?
これは・・・
キノコなのか?
これって
キノコ??
これって
キノコですよね?
ただのキノコじゃない
これでもれっきとした
召喚獣なんだぜ
なんだとっ!?
たぶん、この獣たちは
こいつの胞子を浴びて
凶暴化したんだ
それじゃ、ガレフたち
は召喚獣の犠牲になっ
ただけなのか・・・
ちょっと・・・
ガレフたちって・・・
召喚獣の犠牲になった
っていうの?
それじゃ、ガレフたち
は召喚獣の犠牲になっ
ただけ・・・?
ああ、まだそいつは
この森のどこかに
いるかもしれない
いや、そういうわけに
はいかないようだ
キール?
キール?
キールさん?
こいつらの身体をよく
見るんだ・・・
・・・!?
これって
キノコなのか?
これって
キノコ?
これって
キノコですよね?
ただのキノコじゃない
これでもれっきとした
召喚獣なんだ
なんだとっ!?
おそらくこの獣たちは
こいつの胞子を浴びて
凶暴化したんだろう
それじゃ、ガレフたち
は召喚獣の犠牲になっ
ただけなのか・・・
それじゃ、ガレフたち
は召喚獣の犠牲になっ
たの?
それじゃ、ガレフたち
は召喚獣の犠牲になっ
ただけなんですか?
ああ、そしてそいつは
まだこの森の中にいる
かもしれないんだ
悪いけど、それは無理
だと思うよ
カシス?
カシス?
カシスさん?
こいつらの身体をよく
見てみなよ・・・
・・・!?
これって
キノコなのか?
これは・・・
キノコなのか?
これって
キノコですよね?
見た目はそうだけど、
こいつはれっきとした
召喚獣よ
なんだとっ!?
このコたちは、こいつ
の胞子を浴びちゃって
おかしくなったのね
それじゃ、ガレフたち
は召喚獣の犠牲になっ
ただけなのか・・・
それじゃ、ガレフたち
は召喚獣の犠牲になっ
ただけなのか・・・
それじゃ、ガレフたち
は召喚獣の犠牲になっ
ただけなんですか?
うん、そしてそいつは
まだこの森の中にいる
んじゃないかな
残念ですが、まだ無理
みたいです
クラレット?
獣たちの体をよく見て
ください・・・
・・・!?
これって
キノコなのか?
これは・・・
キノコなのか?
これって
キノコ?
見かけはそうですが、
これでもれっきとした
召喚獣なんです
なんだとっ!?
おそらくこの獣たちは
召喚獣の胞子を浴びて
凶暴化したんでしょう
それじゃ、ガレフたち
は召喚獣の犠牲になっ
ただけなのか・・・
それじゃ、ガレフたち
は召喚獣の犠牲になっ
ただけなのか・・・
それじゃ、ガレフたち
は召喚獣の犠牲になっ
たっていうの・・・
ええ、そして召喚獣は
まだこの森の中にいる
かもしれないんです
そのキノコ野郎を倒さ
なけりゃ、意味がない
じゃねぇか
そんな・・・
とにかく
いったん街へ戻ろう
スウォンのやつ
相当落ち込んどる
ようだな
仕方あるまい
父親が襲われた理由が
あれではな
なあ、@n0
これからどうすんだ?
え?
え、じゃねえよ
あいつを連れてきたの
はお前だろうが?
あいつの追いかけてた
ガレフは倒したんだ
仇は討ったじゃねえか
でも、ガレフは召喚獣
に狂わされていただけ
で・・・
でも、ガレフは召喚獣
に狂わされていただけ
で・・・
でも、ガレフは召喚獣
に狂わされていただけ
なんだし・・・
でも、ガレフは召喚獣
に狂わされていただけ
で・・・
だーかーらっ!
ここで仇討ちを終わり
にするかを決めるのは
あいつだろうが!?
あ・・・
そうだな
肝心なのはスウォンが
どうしたいかだ
さっさとスウォンの奴
を呼んで来いよ
いつまでもいじけてる
んじゃねえってな
・・・うん!
・・・そうだな
・・・うん!
・・・はい
スウォン
みんなが待ってるぜ
スウォン
みんなが待ってるよ
スウォン
みんなが待ってるよ
スウォンくん
みんなが待ってるよ
@n0さん
もういいんです
もう、父さんの仇討ち
はあきらめます
そんな、どうして!?
そんな・・・
どうして?
そんな、どうして!?
ガレフが父さんを襲っ
たのは、召喚獣のせい
ですよね
ああ
だから、そいつが君の
父さんの本当の・・・
ああ
だから、そいつが君の
父さんの本当の・・・
うん、
だから、本当の仇は
そいつ・・・
そうです
だから、その相手が
父さまの本当の・・・
違います!
そいつだって、自分で
あの森にやって来たん
じゃない
召喚師に呼ばれたから
この世界に来たんじゃ
ないですか!?
!?
ガレフを倒した時に、
やっと僕は気づいたん
ですよ
どこまで繰り返したっ
て、復讐には終わりが
ないってことに
確かに、そうかもな
だけど、それじゃ森は
どうなるんだ?
召喚獣を倒さなければ
別の獣がガレフのよう
になってしまう
そしてそいつが、君の
父さんのような犠牲者
を作るかもしれないん
だぞ!?
たしかにそうかもしれ
ないな
だけど、それじゃ森は
どうなるんだい?
召喚獣を倒さなければ
別の獣がガレフのよう
になってしまう
そしてそいつが、君の
父さんのような犠牲者
を作るかもしれないん
だよ!?
うん・・・そうかも
でも、森を放って
おいていいの?
召喚獣を倒さないと
今度は別の獣が
ガレフみたいに・・・
もう、あなたの
お父さんみたいな
犠牲者は出しちゃダメ
なんじゃないの?
確かに、そうですね
でも、森はどうなる
んですか?
召喚獣を倒さなければ
別の獣がガレフのよう
になってしまうんじゃ
ないでしょうか?
ほうっておけば、
父さまのような犠牲者
を作るかもしれないん
ですよ・・・
それは・・・
君の父さん、ガレフ、
そして君自身のために
召喚獣を倒そう?
復讐するためじゃない
同じ悲しみを繰り返さ
ないために・・・
君の父さん、ガレフ、
そして君自身のために
召喚獣を倒そう?
復讐するためじゃない
同じ悲しみを繰り返さ
ないために・・・
あなたのお父さんや、
ガレフ・・・なにより
キミのために、
召喚獣を倒すの、ね
復讐じゃないよ
もうおんなじ悲しみ、
繰り返しちゃだめなの
お父さま、ガレフ
そして貴方自身の
ために召喚獣を
倒しましょう
復讐するためなんか
じゃなくて・・・
同じ悲しみを繰り返さ
ないための戦いです
悲しみを繰り返さない
ために・・・
召喚獣はきっと、森の
奥に隠れてるはずです
どうしてだ?
森の奥はほとんど日が
差さないから、地面が
いつも湿ってるんです
なるほど・・・
相手はキノコの化け物
だからな
奴らの吐き出す胞子に
注意しろ!
ガレフたちみたいに
狂わされるぞ!
奴らの吐き出す胞子に
注意するんだ!
ガレフたちのように、
狂わされてしまうぞ
キノコの胞子だけは
浴びちゃダメよ!
ガレフみたいに
なっちゃうからね
彼らの吐き出す胞子に
注意してください!
ガレフたちと同じよう
になってしまいますよ
ケッ!
くらってたまるかよ
・・・あれか!?
・・・あれか!?
・・・あれ!?
・・・あれですね
あいつが・・・
はぐれ召喚獣!!
みんな、行くぞっ!
みんな、行くぞ!
みんな、行こうっ!
みんな、行こうっ!
これで、終わったんで
すよね・・・?
どうしよう?
 ああ、そうだよ
 とりあえずはね
 ああ、そうだよ
 とりあえずはね
 うん、そうだよ
 とりあえずはね
 そうですね
 とりあえずはね
ああ、そうだよ
スウォンが
終わらせたんだぜ?
ああ、そうだよ
スウォンが
終わらせたんだ
うん、そうだよ
スウォンが終わらせた
んだよ?
そうですね
スウォンくんが
終わらせたんですよ
・・・ううっ
父さあぁ~んっ!!
とりあえずはね
ガレフ・・・
君を殺してしまって
ごめんね・・・
許しておくれ・・・
みなさん、本当に
ありがとうございます
何かお礼ができれば、
いいんですけど・・・
ケッ、最初からそんな
の期待してねえよ
ワシらは損得勘定で、
お前さんを手伝ったん
じゃない
友達だから助けたのさ
そうだろう
@n0?
ああ、そうだよ
スウォンは俺の・・・
ううん、俺たちの大事
な友達だもんな!
ああ、そうさ
スウォンは俺の・・・
ううん、俺たちの大事
な友達だからな
・・・うん
スウォンは、あたしの
あたしたちの大事な
友達なんだから!
はい・・・
スウォンくんは・・・
大事なお友達
ですから・・・
みなさん・・・
だからいつだって遊び
に来ていいんだぜ?
だからいつだって頼っ
てくれていいんだよ
だからね、いつでも
遊びに来てね?
だからいつでも、遊び
に来てくださいね?
・・・はい!
あんたたちってさ
ホントに次から次へと
やらかすよねぇ?
ふ、不可抗力だ・・・
ふ、不可抗力だ・・・
ふ、不可抗力だよ!
・・・不可抗力です
悪いのはそこの
間抜けなレビットよ!
エルカのせいじゃ
ないわっ!!
ごめんなさいですの
それにしても、
なんだって連中の
屋敷に入ろうと
したんだ?
あんたたちには関係
ないでしょっ!
助けてもらっといて、
その言いぐさは
なんだよ!?
フンッ!
勝手に助けたんでしょ
んだとぉ・・・
ガキ同士で、
なに熱くなってんだよ
そんなことより
@n0
こいつをどうする気だ
どうしよう?
 ほっとけないだろ
 エルカはどうしたい?
 ほっとけないよ
 エルカはどうしたい?
 ほっとけないじゃん
 エルカはどうしたい?
 ほっとけないんです
 エルカはどうしたい?
ほっとけないだろ
こいつ、はぐれ召喚獣
みたいだし
ほっとけないよ
この子、はぐれ召喚獣
みたいだし
ほっとけないじゃん
この子、はぐれ召喚獣
みたいだし
ほっとけないんです
この子、はぐれ召喚獣
みたいですし・・・
ま、そうするだろうと
は思ってたがな
ちょっと、勝手に決め
ないでよっ!
エルカはエルカよっ
はぐれなんかじゃない
原住民の世話になんか
ならないんだから!!
エルカさんっ!?
エルカはどうしたい?
エルカはどうしたい?
エルカはどうしたい?
エルカさんは
どうしたいんですか?
どうするもこうするも
ないわよ
エルカはあの屋敷に
用があるんだから
こんなところで
遊んでられないの!
さよならっ!!
エルカさんっ!?
待てってば、エルカ
待つんだ、エルカ
待ってよ、エルカ
待ってください!
エルカさん!
放しなさいよっ!
放してえっ!!
あれだけ騒いだんだ
今から戻るのは、
捕まりにいくみたいな
もんだぞ!?
頭を冷やせよ
あれだけ騒いだんだ
今から戻るのは、
捕まりにいくみたいな
もんだぞ!?
頭を冷やすんだ
あれだけ騒いだんだよ
今から戻るのは、捕ま
りにいくみたいなもん
じゃない!
落ちついてってば!
あれだけ騒いだんです
今から戻るのは、
捕まりにいくような
ものですよ!
頭を冷やしてください
・・・・・・
エルカさん
マスターは、とっても
優しい人ですの
わけを話せば、
きっと力になって
くれるはずですの
・・・知りたいのよ
メイトルパに・・・
エルカのいた世界に
帰る方法をっ!!
知らなかったんだな
召喚獣を元の世界へ帰
せるのが、呼んだ人間
だけってこと・・・
知らなかったんだな
召喚獣を元の世界へ帰
せるのが、呼んだ人間
だけだってことを
知らなかったんだ
召喚獣を元の世界へ帰
せるのが、呼んだ人間
だけってこと・・・
知らなかったんですね
召喚獣を元の世界へ帰
せるのが、呼んだ人間
だけってこと・・・
で、早とちりして
そいつをこてんぱんに
して逃げてきたって
わけか
ああ、もう一年以上も
前の話らしい
ああ、もう一年以上も
前の話らしい
うん、もう一年以上も
前の話だってさ
ええ、もう一年以上も
前の話だそうです
それじゃ、その召喚師
を捜すのも難しいなあ
仮に見つかったとして
も、自分に刃向かった
相手なんだしな
で、あいつは?
部屋で休ませてるよ
モナティが、ガウムと
一緒につきそってる
部屋で休ませてるよ
モナティが、ガウムと
一緒につきそってる
部屋で休ませてる
モナティが、ガウムと
一緒につきそって
くれてるから・・・
部屋で休ませてます
モナティが、ガウムと
一緒にいますから
大丈夫かしら?
そうだな・・・
ちょっと、様子を
見てくるよ
そうだな・・・
ちょっと、様子を
見てくるよ
う~ん・・・
ちょっと、心配だな~
様子見て来ます・・・
そうですね・・・
ちょっと、様子を見て
きます・・・
ウソよ・・・
帰る方法がないなんて
でもでもっ
本当なんです
イヤよっ!
エルカは認めないっ!
こんな世界になんか、
いたくないのよ!!
エルカさんっ
落ち着くですのっ!
きゅーっ!
やめるんだ、エルカ!
やめるんだ、エルカ!
エルカ、やめなさい!
エルカさん!
やめてください!
マスターっ・・・
どいてよっ!
エルカは帰るのっ!
どけえぇ~っ!!
うわぁぁっ!?
うわぁぁっ!?
うわぁぁっ!?
きゃぁぁっ!?
しっかりしろ
@n0!
あ、あれ・・・?
うにゅううっ
身体がビリビリしてる
ですのぉ~・・・
【魔眼】に
やられたか
魔眼?
魔眼?
魔眼ですか?
にらみつけた相手の
身体をおかしくして
しまう光だ
【魔眼】に
やられたんだな
魔眼?
魔眼?
魔眼ですか?
にらみつけた相手の
身体をおかしくして
しまう光のことだ
【魔眼】に
やられたのね
魔眼?
魔眼?
魔眼ですか?
にらみつけた相手の
身体をおかしくして
しまう光のことよ
【魔眼】に
やられたんですね
魔眼?
にらみつけた相手の
身体をおかしくして
しまう光のことです
それよりも、エルカを
早く連れ戻さないと!
それよりも、エルカを
早く連れ戻さないと!
それよりも、エルカを
早く連れ戻さないと!
それより、エルカさん
早く連れ戻さないと!
こんな目にあわされて
お前、まだそんなこと
言ってんのか
ほっといてくれって
言ってんだぜ
そうしてやればいい
じゃねえかよ!?
ほっとけないよ!
あの子は今まで、自分
だけの力で生きてきた
のかもしれない
だけどそれは、エルカ
が好きでそうしてきた
んじゃない・・・
そうするしか
なかったんだ!
ほっとけないよ!
あの子は今まで、自分
だけの力で生きてきた
のかもしれない
だけどそれは、エルカ
が好きでそうしてきた
んじゃない・・・
そうするしかなかった
んだ!
ほっとけないでしょ!
あの子は今まで、自分
だけの力で生きてきた
のかもしれない
だけどそれは、エルカ
が好きでそうしてきた
んじゃない・・・
そうするしか
なかったんだよ!
放っておけません!
あの子は今まで、自分
だけの力で生きてきた
のかもしれません
でも・・・エルカさん
が好きでそうしてきた
んじゃないはずです
そうするしかなかった
んですよ!
・・・・・・
俺はエルカを助けたい
ガゼルたちが俺を助け
てくれたように、彼女
を助けたいんだ!
僕はエルカを助けたい
ガゼルたちが俺を助け
てくれたように、彼女
を助けたいんだ!
あたし、みんながあた
しを助けてくれたよう
に・・・エルカを
助けたいの!
わたし・・・
みなさんがわたしを
助けてくれたように
彼女を助けたい!
マスター・・・
きゃああっ!!
放しなさいよっ!
放してえぇ~っ!!
ぎゃあぎゃあ
騒ぐんじゃねえよ、
コラ!!
乗り込む前にわざわざ
出てきてくれるとは、
間抜けなはぐれだ
エルカっ!?
エルカっ!?
エルカっ!?
エルカさん!
ほう、彼女はエルカと
言うんですか
なかなか華麗なお名前
ですねえ
バカ三兄弟が揃って、
何しにきやがった!
聞かなきゃわかんねえ
のか・・・あァん?
重ね重ねの貴方たちの
無礼、まとめてお返し
して差し上げようと
思いましてね
勝手なことをっ!
勝手なことをっ!
勝手なことばっかり!
勝手なことばかり
言わないでください!
ほほう、いいのかね
私たちを攻撃すれば、
このはぐれも無事には
すまないぞ?
ぐっ・・・
ぐっ・・・
うっ・・・
・・・
ふははははっ!
私たちに逆らった罪を
たっぷりと・・・
きゅーっ!
のわあぁっ!?
エルカさんっ
こっちですのっ
お、おのれぇ・・・
不意打ちとは卑怯な
人質とっといて、
何を言ってやがんだよ
きぃぃ~っ!
憎い、憎い、憎いっ!
落ち着けよ、兄貴
人質などいなくても、
華麗なる私たちの勝利
は動きません
ハッ
そいつはどうかな?
んだとォ・・・
思い知りなさい
私たち兄弟の力を!
くたばれえぇぇっ!!
この落とし前、
きっとつけるぞ!
華麗なる復讐を次こそ
見せてさしあげます!
きぃぃ~っ!!
どうしてエルカのこと
助けたのよ?
助けてくれなんて
言ってないのに・・・
どうしよう?
 気にしなくていいよ
 自覚はあるんだな?
 気にするな
 自覚はあるんだな?
 気にしなくていいよ
 自覚はあるんだ?
 気にしないで
 自覚してるんですね
気にしなくていいよ
恩に着せるつもりじゃ
ないから
気にするな
恩に着せるつもり
なんてないから
気にしなくていいよ
恩に着せるつもりじゃ
ないから
気にしないでください
恩に着せるつもりは
ありませんから
当たり前よっ!
助けられたって自覚は
あるんだな?
助けられたって自覚は
あるんだな?
へぇ
助けられたって自覚は
あるんだ?
助けられた自覚は
あるんですね・・・
・・・フンッ!
信じるかどうかは別と
して、さっき俺が説明
したことは本当だよ
呼び出された召喚獣が
自分の力で元の世界に
帰ることはできない
信じるかどうかは別と
して、さっき僕が説明
したことは事実だよ
呼び出された召喚獣が
自分の力で元の世界に
帰ることはできない
信じるかどうかは別と
して、さっき説明
したことはホント
呼び出された召喚獣が
自分の力で元の世界に
帰ることはできないの
信じるかどうかは別と
して、わたしが説明し
たことに嘘は
ありません・・・
呼び出された召喚獣が
自分の力で元の世界に
帰ることはできない
んです・・・
・・・・・・
マスターは嘘をついて
ないです、エルカさん
だって・・・
マスターもエルカさん
と同じなんですから!
え・・・?
レビットから聞いたわ
あんた、ここの原住民
じゃなかったのね
まあ、ね
まあ、ね
え、はは・・・
はい
ねえ・・・
あんたはどうして平気
でいられるの?
平気なんかじゃないよ
俺だって、元の世界に
帰れたらって思う
でも、だからって現実
を拒否しちゃうわけに
はいかないだろ?
平気なんかじゃないさ
僕だって、元の世界に
帰れたらって思う
でも、だからって現実
を拒否してしまうわけ
にはいかないからな
平気なんかじゃないよ
元の世界に
帰れたらって思う
実際、夢にも見るよ
でも、だからって現実
を拒否しちゃうわけに
はいかないでしょ?
平気じゃありませんよ
わたしも、元の世界に
戻りたいんです
でも、現実は現実と
して、生きていかない
と、いけないですよね
・・・
俺は運が良かったんだ
ここの人たちに助けて
もらえたからね
一人だったら、きっと
生きていけなかったと
思うよ
僕は運が良かったんだ
ここの人たちに助けて
もらえたから
一人だったら、きっと
生きていけなかったと
思ってるよ
あたしは運良かったよ
ここの人たちに助けて
もらえたから・・・
一人だったら、きっと
今頃、生きてないん
じゃないかな?
わたしは、ここの人
達に出会えたから
運が良かったんですね
一人だったら、きっと
生きていけなかったと
思うんです
・・・・・・
なあ、エルカ?
なあ、エルカ?
ねぇ、エルカ?
エルカさん・・・
どうしよう?
 帰る方法を一緒に探そう
 休んでいけよ?
 帰る方法を一緒に探そう
 休んでいかないか?
 帰る方法を一緒に探そうよ
 休んでいけば?
 帰る方法を一緒に探そう
 休んでいきましょう
一緒に探さないか?
元の世界へ戻る方法を
一緒に探さないか?
元の世界へ戻る方法を
一緒に探そうよ
元の世界へ戻る方法を
一緒に探しませんか?
元の世界へ戻る方法を
え?
一人より二人のほうが
きっと早く見つかると
思うんだ
一人より二人のほうが
きっと早く見つかると
思うんだ
一人より二人のほうが
きっと早く見つかると
思うんだ、あたし
一人より二人のほうが
きっと早く見つかると
思うんです
休んでいけよ?
ここでさ
休んでいかないか?
ここで
休んでいけば?
ここでさ
休んでいきましょう
ここで・・・
え?
君は今までずっと一人
でがんばってきたんだ
すこしぐらい、息抜き
してもいいだろ?
君は今までずっと一人
でがんばってきたんだ
すこしぐらい、息抜き
してもいいはずだよ
今までずっと一人
でがんばってきたんだ
からさ、すこしぐらい
息抜きしようよ?
エルカさんはひとりで
がんばってきたんです
・・・
少し、息抜きしても
いいですよね?
・・・そうね
そこまで言うんなら、
もうちょっとだけ
ここにいてあげるわ
言っておくけど!
あんたが熱心に誘った
せいですからねっ!!
わかってるって
ははは、よろしくな
ああ、わかってるよ
わかってるってば!
じゃあ、よろしくね!
はい
よろしくお願いします
フンッ!
うん、それがね
お師匠ったら、アタシ
にほとんど用事を頼ま
なくなってきたんだ
私が行ったほうが
早いって、自分で
薬草とかも取って
きちゃうのよ
なんだかなぁ・・・
あれ、もしかすると
アカネってば
あれ、もしかすると
アカネは・・・
あれっ?
もしかして
アカネってば・・・
あれ、もしかして
アカネさん・・・
どうしよう?
 さみしいんだ?
 不満なのか?
 さみしいのか?
 不満なのか?
 さみしいの?
 不満なの?
 さみしいですか?
 不満なんですか?
さみしいんだ?
さみしいのか?
さみしいの?
さみしいですか?
ななな、なっ・・・
なに言ってんのよ!?
ちっちゃな子じゃない
んだし、そんなことあ
るわけないでしょ!?
そのわりには、ムキ
になってるよな・・・
そのわりには、ムキ
になってるが・・・
あははっ、図星だね
これは・・・
ふふっ、そういうこと
にしておきましょうか
不満なのか?
不満なのか?
不満なの?
不満なのですか?
不満っていうより
不安かな・・・
アタシがいなくてもさ
お師匠は自分で何でも
できちゃうんだよね
わかってたつもりだっ
たんだけどね、なんか
実感しちゃうとさ
アタシって、やっぱり
お師匠のお荷物なのか
なって思っちゃうよ
アカネ・・・
アカネ・・・
アカネ・・・
アカネさん・・・
まあ、そのおかげで
アンタたちのところに
顔が出せるんだけどね
そうだな
そうだな
うん、そうだね
そうですね
って、しゃべってたら
もうお店の前だ
ううっ、やっぱ不安だ
なぁ・・・
おいおい、今さら
逃げ出すなよ
おいおい、今さら逃げ
出すんじゃないぞ
コラコラ、今さら逃げ
たりしないでよ?
心配しなくても大丈夫
ですよ
わ、わかってるって!
お、お師匠・・・
アカネ、ただいま戻り
ましたぁっ!
おや、アカネさん
お帰りなさい
何日ぶりですかね?
あ、あのっ!
これには、それなりの
理由というものがあり
まして・・・
彼女が帰れなかったの
は、俺たちの手伝いを
してくれていたから
なんです
彼女が帰れなかったの
は、僕たちの手伝いを
してくれていたから
なんです
彼女が帰れなかったの
は、あたしたちを
手伝ってくれていた
からなんです
アカネさんは私たちを
手伝ってくれたせいで
帰れなかったんです
ほう?
そそっ、そうなんです
お師匠っ!
お手伝いについ夢中に
なっちゃって、それで
こんなことに・・・
ごめんなさいっ!!
本当にすいません
本当にすいません
すいませんでした
本当にすいません
そういうことなら
仕方がないでしょうね
しかし、アカネさんが
お手伝いに夢中になる
とは驚きですねえ
あ、あはははっ
もっとも、お手伝いの
内容が・・・
戦いだというのなら、
それも当然ですがね
・・・!!
シオンさん・・・
知ってたんですか?
シオンさん・・・
知っていたんですか?
シオンさん・・・
知ってたんですか?
シオンさん・・・
知ってらしたんですか
出かけるたびに生傷が
増えていたり
さぼっていた稽古を
急にやり始めたり
気になったのでね
こっそり、様子を見せ
てもらっていたんです
お、お師匠・・・
アカネさん
この世界に来た時に、
私は言いましたよね?
私たちの忍者としての
力は、隠していかねば
ならないものだと
はい・・・
待ってください!
アカネはただ、俺たち
を助けようとして
くれただけで・・・
待ってください!
アカネはただ、僕たち
を助けようとして
くれただけで・・・
ちょっと待ってよ!
彼女はあたしたちを
助けようとしてくれた
だけで・・・
待ってください!
彼女はただ、私たちを
助けようとしてくれた
だけで・・・
わかっています
だから今までは、私も
気がつかないふりをし
てきました
ですが、黙っていられ
るのもここまでです
ここから先の戦いは、
本当に命がけのものに
なるでしょう
中途半端な気持ちでは
あなたたちに迷惑をか
けるだけです
・・・・・・
そして忍びが命をかけ
て戦うのは、それだけ
の価値を認めた主君の
ため・・・
我が弟子、アカネよ
お前はこの人のために
命をかけて戦う覚悟が
あるのか!?
アタシは・・・
覚悟とか、主君とか、
そんなこと考えたこと
もない、けど・・・
アタシはっ
@n0のことが
好きだって思ってる!
あの場所にいるみんな
のことが好き・・・
みんな、アタシの大切
な仲間なんだっ!!
アカネ・・・
アカネ・・・
アカネ・・・
アカネさん・・・
それを守るためなら、
アタシは自分の全てを
賭けたっていい
なるほど・・・それが
アカネという
くのいちが
見つけた答えですか
その決意がどれほどの
ものか、この私に見せ
てもらいましょう!
強くなりましたね
アカネさん?
お師匠・・・
正直に言えば、あなた
はまだ、忍びとしては
未熟です
けれど、あなたの仲間
を大切に思う気持ちが
未熟な力を補ってくれ
ている・・・
今の手合わせでそれが
わかりました
それじゃあ!?
あなたの大切な人たち
のために、がんばって
みなさい
それがきっと、もっと
あなたを強くしてくれ
るはずです
は・・・はいっ!
@n0さん
不肖の弟子を、どうか
よろしくお願いします
ま・・・
負けるもんか・・・
ま・・・・・・
アカネっ!?
アカネっ!?
アカネっ!?
アカネさんっ!?
心配しないでください
気絶しただけですよ
正直なところ、私は
彼女がここまでやると
は思ってませんでした
途中であきらめて降参
するだろうと思ってい
たのですが・・・
仕方がありませんね
え?
弟子の真剣な気持ちを
押さえつけられるほど
私は鬼ではないですよ
じゃあ、アカネは!?
じゃあ、彼女は!?
じゃあ、アカネは!?
それじゃ・・・!?
よろしければ、あなた
たちの手伝いをさせて
やってください
ただし・・・
ただし?
迷惑をかけないよう、
師匠として私も同行を
させてもらいます
よろしいですね?
川原とか、あの子たち
のいそうな場所は全部
回ったつもりだけど
街の外とかに出たって
ことはないよな
街の外とかに出たって
ことはないよね
街の外に出ているって
ことはないよね
街の外に出ているって
ことはありませんか
それはないと思うわ
ほら、前にフィズが
貴方たちについてって
捕まったことがあった
でしょ?
あの時にきつく言い
聞かせたから・・・
そういや、そんなこと
もあったよな
ああ、そんなことも
あったな・・・
ああ、そんなことも
あったっけ・・・
ああ、そうでしたね
まさか、またバノッサ
に捕まって・・・
だとしたら、とっくに
俺に何か仕掛けている
はずだよ
まだ街の全部を探した
わけじゃないんだしさ
だとしたら、とっくに
僕に何か仕掛けている
はずだ
まだ街の全部を探した
わけじゃないんだ
大丈夫だよ
だとしたら、とっくに
あたしにちょっかいを
かけてるって
まだ街の全部を探した
わけじゃないし
大丈夫だよ
だとしたら、何か反応
があるはずですよ
まだ街の全部を探した
わけじゃありません
大丈夫ですよ
うん・・・
考え方を変えよう
あの子たちが行きそう
にない場所を探すんだ
考え方を変えよう
あの子たちが行きそう
にない場所を探すんだ
考え方を変えてみよ?
あの子たちが行きそう
にない場所を探すとか
考え方を変えましょう
あの子たちが
行きそうにない場所を
探すんです
ごめんね
こんな大変な時なのに
貴方に迷惑かけて
私がしっかり子供たち
を見ていれば、こんな
ことにはならなかった
のに・・・
どうしよう?
 迷惑なんて言うなよ
 リプレのせいじゃない
 迷惑なんかじゃないさ
 リプレのせいじゃない
 迷惑なんかじゃないよ
 リプレのせいじゃない
 迷惑じゃないですよ
 それは違います
迷惑なんて言うなよ
迷惑なんかじゃないさ
迷惑なんかじゃないよ
迷惑じゃないですよ
・・・・・・
ずっといろいろなこと
続きで、忘れちまって
るかもしれないけどさ
こういう時のために、
俺たちは一緒に暮らし
てるんだぜ?
ずっといろいろなこと
続きで、忘れてしまっ
たかもしれないけど
こういう時のために、
僕たちは一緒に暮らし
てるんだろう?
ずっといろいろなこと
続きで、忘れちゃって
たかもしれないけど
こういう時のために、
あたしたち、みんなで
暮らしてるんでしょ?
ずっといろいろなこと
続きで、忘れてしまっ
たかもしれないけど
こういう時のために、
私たちは一緒に暮らし
てるんでしょう?
そう、だよね・・・
もっと気軽に、頼って
くれればいいんだよ
もっと気軽に、頼って
くれればいいんだよ
もっと気軽に、頼って
くれればいいのよ
困った時には、
いつだって頼って
くれていいんですよ
うん・・・
リプレのせいじゃない
俺たちだって、責任は
あるよ
リプレのせいじゃない
僕たちだって、責任は
あるんだ
リプレのせいじゃない
あたしたちにだって、
責任はあるよ
それは違います
私たちにも、責任は
あるはずです
・・・・・・
ずっと思ってたんだ
俺たちは君の優しさに
甘えすぎていたんじゃ
ないかって
戦いにかまけてばかり
で、子供たちのことを
君だけに押しつけてさ
ずっと思ってたんだ
僕たちは君の優しさに
甘えすぎているんじゃ
ないのかって
戦いにかまけてばかり
で、子供たちのことを
君だけに押しつけて
ずっと思ってた
あたしたち、あなたの
優しさに甘えすぎてる
んじゃないかって
戦いにかまけてばかり
で、子供たちのことは
あなたに任せっきりで
ずっと思ってました
私たちはリプレさんに
甘えすぎているんじゃ
ないのかって
戦いにかまけてばかり
で、子供たちの世話を
貴方一人に任せてしま
って・・・
そんなこと、
気にしなくていいよ
ほら、そうやって君は
優しいから
ほら、そうやって君は
優しいから
ほら、リプレはそうや
って優しいから、つい
あたしたちは甘えちゃ
うんだよ?
ほら、そうやって貴方
は優しいから
あ・・・
こんな時ぐらいしか、
俺は役に立たないけど
せめて、これぐらいの
手助けはさせてくれよ
こんな時ぐらいしか、
僕は役に立たないけど
せめて、これぐらいの
手助けはさせてくれ
でもね、それだけじゃ
やっぱりダメだと思う
あたしたちも、もっと
子供たちのことを考え
なくちゃね
だけど、私たちはそれ
に甘えているだけでは
ダメなんですよ
もっと子供たちのこと
も考えるようにしない
といけないんです
うん・・・
きゅーっ!!
今の・・・
ガウムの声じゃない?
あっち行けよっ!
行けったら!!
きゃああ~っ!
屋敷の庭からだ!
屋敷の庭からだ!
屋敷の庭からだ!
屋敷の庭からです!
このクソガキども
勝手に人様の屋敷に
入ったうえに・・・
この美しい花園を荒ら
しやがって!
ひっ・・・
な、なんだよ・・・
こんなにあるんだから
分けてくれたっていい
じゃんか!
そーよっ!
金持ちのくせに、ケチ
くさいこと言わないで
よねっ!!
反省もせずに、
居直りやがるかよ
そういう態度のガキは
ちっとばかしコワイ目
にあってもらうぜ!
待ちなさいっ!
リプレママ・・・
うちの子供たちに手を
だしたら、私が承知し
ないからっ!!
あァん?
そうか、お前が
保護者って
わけか・・・
言っとくが、悪いのは
ひとんちの花を盗もう
としたこいつらだぜ?
えっ!?
本当なのか?
本当なのか?
それ、ホントなの?
本当ですか?
う、うん・・・
どうしてそんなこと
したの!?
・・・・・・
落ち着けよ、リプレ
叱るのは後でいいから
子供たちには俺たちが
よく言って聞かせるか
ら、今回は許してくれ
ないか?
落ち着くんだ、リプレ
叱るのは後でいい
子供たちには僕たちが
よく言って聞かせるか
ら、今回は許してもら
えないか?
落ち着いてよ、リプレ
叱るのは後でいいから
子供たちにはあたしが
よく言って聞かせるか
らさ、許してくれない
かな?
落ち着いてください
リプレさん
子供たちには私たちが
よく言って聞かせます
から、許してはもらえ
ませんか?
いいや、許すわけには
いかねえ・・・
この花園の花は、俺が
愛情をたっぷりこめて
育てたものなんだ!
え?
キムランが・・・
愛情をこめて・・・?
キムランが・・・
愛情をこめて・・・?
キムランが・・・
愛情をこめて・・・?
キムランさんが・・・
愛情をこめて・・・?
あッ!?
ぷっ・・・
くくくっ・・・
ぷっ・・・
くくくっ・・・
ぷっ・・・
くくくっ・・・
ぶっ・・・
くくくっ・・・
わ、笑いやがったなッ
だ、だって・・・
あははははははっ!
に、似合わなーい!
きゅーっ!
許さねえ・・・
この俺のささやかな
趣味を笑いやがって!
お前ら、絶対に生きて
ここから帰さねぇ!!
ああっ・・・
俺の秘密の花園がぁ!
そりゃ、あれだけ派手
に暴れたらなあ
あれだけ派手に暴れた
ら当然だろうに・・・
あれだけ派手に暴れた
ら当然だよ・・・
あれだけ派手に暴れた
んですから・・・
ああぁぁ~っ!?
ちょっと気の毒だけど
逃げるなら、今のうち
だな・・・
ちょっと気の毒だけど
逃げるなら、今のうち
かもしれない
ちょっと気の毒だけど
逃げるなら、今のうち
かな
ちょっと気の毒ですが
逃げるなら、今のうち
かもしれませんね
で・・・
どうしてあんなことを
したの?
・・・・・・
黙ってちゃわからない
でしょ!?
どうしても
花が欲しかったんだ
花だったら、川原にも
咲いてるじゃないか?
花だったら、川原にも
咲いてるだろう?
花だったら、川原にも
咲いてるでしょ?
花だったら、川原にも
咲いてるでしょ?
ダメなの・・・
あそこにしか咲いてな
かったんだもん
あたしたちが欲しかっ
たカネルの花は
そんな理由で、あんな
無茶して・・・
@n0や私たち
がどれだけ心配したか
わかってるの!?
おい、リプレ
もう許してやれよ
チビたちがカネルの花
にこだわったのは、
俺のせいなんだ
ガゼルのせいって
どういうことなんだ?
ガゼルのせいって
どういうことなんだ?
ガゼルのせいって
どういうこと?
ガゼルさんのせいって
どういうことです?
なあ、リプレ
今日がどういう日だか
忘れてるだろ?
えっ?
今日はな、お前がここ
の玄関に捨てられてた
日なんだぜ
・・・!!
ガゼルに教えてもらっ
たんだよ
きょうが、リプレママ
のおたんじょうびで
カネルの花が、ママの
誕生日の花だって
そうだったのか
そうだったのか
そうだったんだ
そうだったんですか
まあ、そういうこった
だから叱るなら、まず
は俺から叱ってくれ
・・・・・・
叱れないよ・・・
叱れるわけ・・・
ないじゃない・・・?
ごめんなさい
もうあんなこと、
絶対にしないって
約束するから
だから、なかないで
リプレママ
うん・・・
ありがとうね・・・
みんな・・・